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イタズラなKiss〜Love in TOKYO, イタズラなKiss〜Love in TOKYO#5 (3)

( せき払い )

( F 組 の 生徒 たち の せき払い )

私 は 声 を 大 に して 言い たい

( F 組 の 生徒 たち ) イエーイ

勉強 だけ が 青春 じゃ ない

( F 組 の 生徒 たち ) イエーイ

成績 だけ が 人 を 測る 価値 で は ない

( F 組 の 生徒 たち ) イエーイ

( せき払い )

( 富田 ) 成績 の 悪い 人間 は 大学 に 入る の に も 苦労 し

就職 する の に も 苦労 する ―

大事な 君 たち に ―

そんな つらい 思い を さ せ なくて いい こと を

先生 は 本当に うれしく 思う

拍手

おい ちょっと 頭 いい から って 何 な んだ !

おや ?

私 は F 組 の 皆さん の こと を 言った 覚え は あり ませ ん が

何 か 思い当たる ふし が あった んです か ねえ

( A 組 の 生徒 たち の 笑い声 )

( コバヤカワ ) あー や だ や だ

レベル の 低い 人 って すぐに 被害 妄想 に なる んだ もん

何 や と ? コラ !

そして すぐに 暴力 に 頼る

ああ ? まだ 何も して ない や ん け

言葉 の 暴力 も 十分に 刑罰 の 対象 に なる の よ

所詮 F 組 の 人間 は 腕力 で 勝負 する しか ない んだ ろ ?

金 ちゃん ―

金 ちゃん ―

( 銀 太郎 ・ 銅 蔵 ) 兄貴

( 銀 太郎 ・ 銅 蔵 ) 兄貴

金 ちゃん !

( 富田 ) コバヤカワ よく 言った

( コバヤカワ ) ありがとう ございます 先生

( 従業 員 ) です が どの お 部屋 も 今日 は ご 予約 で いっぱいでして

そこ を なんとか 頼 ん ます わ 高校 最後 の 夜 やっ ちゅう のに ―

あんな やつ ら と 一緒で は やり きれ ん のです わ

( 従業 員 ) そう おっしゃら れて も 困り ます よ

( 琴子 ) 金 ちゃん

( 金之助 ) おう 琴子 今 部屋 変えて もらう から な

( 従業 員 ) です から お 客 様 …

( 従業 員 ) です から お 客 様 …

( 琴子 ) 今 の まま で 大丈夫です

( 琴子 ) 今 の まま で 大丈夫です

行く よ 金 ちゃん ―

( 金之助 ) せ やけど 琴子

( 金之助 ) せ やけど 琴子

行く よ 金 ちゃん

行く よ 金 ちゃん

先生 たち も お 酒 が 入って

ちょっと カッ と なっちゃ った だけ だって ば ―

最後 なんだ から みんな で 仲よく やろう よ

( 金之助 ) は ぁ

約束 した じゃ ん

私 たち は 私 たち で 勉強 じゃ ない 得意な こと を 見つけよう って

そ したら

A 組 の 人 たち に 何 言わ れて も 気 に し なくて 済む でしょ

は ぁ

せ や な

俺 頭 に 血 上 っと った わ

目 覚まさ して くれて ありがとう な 琴子

は ぁ

フ … フッ

また 青のり 付いて んで

フッ

( 金之助 ) ほ い

( 銅 蔵 ) 兄貴 ついに …

( 銅 蔵 ) 兄貴 ついに …

( 銀 太郎 ) あっ シーッ

( 銀 太郎 ) あっ シーッ

(2 人 ) 入江 直樹 !

じゃあ 私 先 に 戻って る ね

( 金之助 ) フッ …

何 や 天才 君 ―

琴子 と 俺 様 の 仲 が 気 に なって 見 に 来 たんか ?

嫉妬 して ん の か ?―

おい 何 無視 し てんねん ちょ い 待て や

俺 は な お 前 が 大学 行って タラタラ し とる 間 に

お前 が でき ひ ん こと やって ビッグ に なった る

そう 琴子 と 約束 した ん や

大学 行ける 人間 が そう 言う なら かっこいい けど

行け ない 人間 が 言って も 負け惜しみ に しか 聞こえ ない ね

琴子 と 約束 した ん は それ だけ や ない で

俺 は な 今夜 琴子 と チュ …

キス す ん ねん

夢 なら 寝て 見れば ?

どうか な ?

すてきな 卒業 式 に しよう って 誘って きたん は 琴子 の 方 や で

高校 最後に なって あいつ も ようやく

誰 が 一 番 自分 を 大事に して くれる かって こと に

気 い付いた ん やろ

今更 嫉妬 して も 遅い ねん で

天才 君

♪~

は いはい は いはい は い は ー い

A 組 の 皆さん も F 組 の みんな も もっと もっと

盛り上がって いき ましょう 高校 最後 な んです から ね ー

( 渡辺 ) そうだ ね そう だ ね

ねえ 料理 も 一緒に し ない ? こっち も さみしかった し

いい で すね そう そう しま しょ そうし ましょう

( 渡辺 ) はい こっち こっち 早く こっち 来 いよ

( じん こ ) 早く 早く …

( 聡美 たち ) キャー

すご っ !

(3 人 ) ん ー

( コバヤカワ ) そりゃ あ あんた は いい わ よ ね

全部 自分 の 思いどおりに なった んだ から

( A 組 の 女子 生徒 ) 入江 君 が 東大 に 行け なく なった の あなた の せい な んでしょ ?

( A 組 の 女子 生徒 ) 自分 が ばかだ から って 優秀な 人 の 人生 邪魔 する なんて

最悪だ よ ね

( 直樹 ) そい つ の せい じゃ ない ―

俺 が 東大 に 行か なかった の は そい つ の せい じゃ ない

入江 君

え ? ちょっと 入江 いい とこ あん じゃ ない

うん うん 見直した

何で 俺 が こいつ なんか の ため に 東大 やめ なくちゃ いけない の ?

こ … こ … こいつ ?

( じん こ ) おお っ 琴子 しっかり して !

頼む

( 琴子 ) 痛 っ

( 琴子 ) 痛 っ

( 理 美 ) 大丈夫 ?

( 理 美 ) 大丈夫 ?

( 富田 ) そうだ な 入江 みたいな 頭 の いい やつ が

たかが 1 人 の 女生徒 に 惑わさ れて 人生 を 誤る わけ が ない な

たかが ?

( コバヤカワ ) な あんだ

入江 君 が こんな 子 の こと 好きに なる わけな いもん ね ―

うわさ 信じて 損しちゃ った

こんな 子 ?

ちょっと 待ち なさい よ さっき から 聞いて れば

こいつ だの ばかだ の 邪魔だ の こんな 子 だ の ―

ちょっと 失礼 すぎる んじゃ ないで す かね ?

確かに 確かに 私 は 入江 君 の お 世話に なり ました よ

少し は 迷惑 を かけた かも しれ ない

少し ?

たくさんです ね

そう です ね

そう だ ね うん

でも その 言い 方 この 冷血 男 !

その 冷血 男 が 好きな んだ ろ ?

( 生徒 たち の 歓声 )

( 渡辺 ) おいおい お 熱 いとこ 見せつける な よ

まあ つまり さ

全て は 琴子 ちゃん の 愛 の 力 だって こと だ よ ―

入江 と 琴子 ちゃん は 一緒に いる 運命 なん だって

ふざけ ん な よ

( 渡辺 ) だって センター 試験 の あの お守り

何 ? 何 ?

いや 今 と なって は 笑い話 だ けど さ ―

入江 の やつ 琴子 ちゃん が くれた お守り の せい で ―

階段 から 落ちて けが まで して

( コバヤカワ ) そう いえば 松葉づえ ついて たね

( 渡辺 ) 電車 は 乗り 過ごす し 鉛筆 の 芯 は 折れる し ―

揚げ句 に 弁当 は 食い 損ねる し で 大変だった んだ よ

( 男子 生徒 ) それ お守り じゃ なくて 呪い じゃ ね ?

あ いやいや それ が 愛 の 力 なん だって

愛 の 力 の 逆 作用 だ よ

( A 組 の 女子 生徒 ) そう いえば 彼女 入江 君 に ラブ レター 渡した 次の 日

お うち が 壊れちゃ った んじゃ なかった ?

( 一同 ) ああ っ

( A 組 の 女子 生徒 の 声 ) しかも ラブ レター も 突き返さ れて

いら ない

すごい ね 嵐 を 呼ぶ 女 じゃ ん

( A 組 の 生徒 たち の 笑い声 )

( コバヤカワ ) そう いえば バレンタイン は チョコ と か もらった の ?

まぬけな やつ を ね ―

年明け に は 変な ヘッド マッサージ 器 も もらった

( コバヤカワ ) ウケ る 何 ? その センス

( 渡辺 ) アハハ これ じゃあ 卒業 暴露 大会 だ な

次 は 誰 の 暴露 話 に する ?

( 生徒 たち の ざわめき )

ハッハッハ … アッハッハ …

や ばい 琴子 壊れた

アーハッハ

琴子 !

琴子 !

大丈夫 か ? 琴子

大丈夫 か ? 琴子

大丈夫 か ? 琴子

( せき込み )

( せき込み )

は あっ あー 楽しい ね ―

暴露 大会 楽しい アハ

ヒーッヒッヒー

( せき払い )

そこ まで 言う なら

それなり の 覚悟 は ある んでしょう ね ?

( 直樹 ) 何 だ よ

自分 に は 暴露 さ れる こと が 1 つ も ない と でも 思って る わけ ?

( 直樹 ) 俺 は これ まで の 人生 で ―

人 に 知ら れて 恥ずかしい こと なんて ―

して きて ない けど

フフフ … フーッフフフ …

天才 に も 弱み って ある んだ よ

( 生徒 たち の どよめき )

まさか

だ あー お !

( じん こ ) 何 これ ? まさか 入江 !?

( 理 美 ) や だ 女の子 じゃ ない !

( 男子 生徒 ) すげ え 入江 が 女装 して る !

( 男子 生徒 ) わ あ これ 入江 か !?

お前 何で ?

おば 様 から もう 1 枚 頂いた の 大事に 定期 入れ に 入れ といた の

だ ー い 好きな 入江 君 の 幼少 期 の 写真 を ね

でも 100 年 の 恋 も 冷める わ よ ね

だって これ じゃあ

女の子 だ もん ね ー

( 生徒 たち の 笑い声 )

これ で 笑われる 者 の 気持ち が 分かった ?―

ウッヘッヘー や ー い や ー い …―

オーッホホ オホホ

オーッホホ オホホ

( 理 美 ) 取った ! う っ

( 理 美 ) 取った ! う っ

お前 ちょっと 来い

( 生徒 たち の 歓声 )

( 金之助 ) よっ しゃ !―

ブロンズ ―

ブロンズ ―

( 銅 蔵 ) イエーイ !

( 銅 蔵 ) イエーイ !

( 銅 蔵 ) イエーイ !

シルバー

シルバー

シルバー

( 銀 太郎 ) イエーイ !

( 銀 太郎 ) イエーイ !

( 銀 太郎 ) イエーイ !

ゴールデンタイム イエーイ !

ゴールデンタイム イエーイ !

ゴールデンタイム イエーイ !

( 銀 太郎 ・ 銅 蔵 ) イエーイ !

おいおい … F 組 も A 組 も

盛り上がって る や ん け ー !

( 生徒 たち ) イエーイ !

この 金 ちゃん 様 が

もっと 盛り上げ たる で ー !

( 銀 太郎 ) よ ー し よし !

( 生徒 たち の 歓声 )

( 生徒 たち の 歓声 )

この 曲 は

俺 の 愛する 1 人 の 女性 に ささげる ため に 作った もの です

( 生徒 たち の 歓声 )

♪~

俺 の 3 年間 の 思い を 今 ここ に ぶつけ ます

聞いて ください “ 好き や ねん 琴子 ”

♪ 好き や ねん 好き や ねん

♪ す すす す すす      好き や ねん

♪ す すす す すす      好き や ねん

( 銀 太郎 ) ♪ 琴子 琴子 琴子       ウア ウア

( 銀 太郎 ) ♪ 琴子 琴子 琴子       ウア ウア

( 生徒 たち ) ♪ 琴子 琴子 琴子 ウア ウア

♪ 東京 さみしい 町 や で ほん ま

♪ 誰 も 彼 も     そっぽ 向いて る マジ で

♪ 誰 も 彼 も     そっぽ 向いて る マジ で

( 銀 太郎 )♪ マジ で

♪ せ やけど 琴子     お前 の 笑顔 が

何 よ

随分 派手に やって くれた な

すごんだ って 怖く ない んだ から

入江 君 だって 私 の 入江 君 に 対する 気持ち

みんな で ばかに して 笑って た じゃ ない

♪ 知って る か 俺 は ただ

♪ お前 に 出会えて よかった

( 生徒 たち の 歓声 )

♪ わし は わし は

♪ わし は ~ あ ~

♪ それ だけ で 幸せ や あ ~

♪ それ だけ で 幸せ や あ ~

( 生徒 たち の 歓声 )

( 生徒 たち の 歓声 )

琴子 !

もう やめる

私 …

入江 君 好きな の もう やめる

ふ ー ん

忘れちゃ うんだ 俺 の こと

そう よ

だって 入江 君 の 性格 なんて よく 分かった もん

すぐに 忘れて 大学 で かっこいい 人 見つけて

じゃあ 忘れて みろ よ

フッ ざ まあ 見ろ

琴子 俺 や あか ん か !

琴子 ! 俺 は やる とき は やる で !

( 琴子 ) キス !? ファースト ・ キス ―

人生 で 初めて の ―

たった 1 回 だけ の 特別な キス ―

私 入江 君 と ―

キス しちゃ った の ?

♪~

誰 ? あの 美女

( 松本 裕子 ( まつ もと ゆうこ )) この 子 入江 君 の 彼女 ?

まさか

( じん こ ) 入江 と 同じ クラブ に 入り な よ ―

そし たら 学部 が 違って も ―

入江 と ずっと 一緒に いる こと が できる

( 須藤 ( す どう )) 相原 琴子 !

( 琴子 ) おお ー っ !

( 理 美 ) うかうか して る と あの 美女 に 取ら れちゃ うよ

( 直樹 ) スタイル も いい し 美人 だ よ な

彼 の こと 何にも 知ら ない の ね

( 重雄 ) 父さん と 一緒に 2 人 暮らし 戻ろう や

( 直樹 ) 忘れ られ なく なった ? 俺 の こと

( 重雄 ) 傷つく 琴子 を 見 たく ない んだ よ



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( せき払い )

( F 組 の 生徒 たち の せき払い )

私 は 声 を 大 に して 言い たい

( F 組 の 生徒 たち ) イエーイ

勉強 だけ が 青春 じゃ ない

( F 組 の 生徒 たち ) イエーイ

成績 だけ が 人 を 測る 価値 で は ない

( F 組 の 生徒 たち ) イエーイ

( せき払い )

( 富田 ) 成績 の 悪い 人間 は 大学 に 入る の に も 苦労 し

就職 する の に も 苦労 する ―

大事な 君 たち に ―

そんな つらい 思い を さ せ なくて いい こと を

先生 は 本当に うれしく 思う

拍手

おい ちょっと 頭 いい から って 何 な んだ !

おや ?

私 は F 組 の 皆さん の こと を 言った 覚え は あり ませ ん が

何 か 思い当たる ふし が あった んです か ねえ

( A 組 の 生徒 たち の 笑い声 )

( コバヤカワ ) あー や だ や だ

レベル の 低い 人 って すぐに 被害 妄想 に なる んだ もん

何 や と ? コラ !

そして すぐに 暴力 に 頼る

ああ ? まだ 何も して ない や ん け

言葉 の 暴力 も 十分に 刑罰 の 対象 に なる の よ

所詮 F 組 の 人間 は 腕力 で 勝負 する しか ない んだ ろ ?

金 ちゃん ―

金 ちゃん ―

( 銀 太郎 ・ 銅 蔵 ) 兄貴

( 銀 太郎 ・ 銅 蔵 ) 兄貴

金 ちゃん !

( 富田 ) コバヤカワ よく 言った

( コバヤカワ ) ありがとう ございます 先生

( 従業 員 ) です が どの お 部屋 も 今日 は ご 予約 で いっぱいでして

そこ を なんとか 頼 ん ます わ 高校 最後 の 夜 やっ ちゅう のに ―

あんな やつ ら と 一緒で は やり きれ ん のです わ

( 従業 員 ) そう おっしゃら れて も 困り ます よ

( 琴子 ) 金 ちゃん

( 金之助 ) おう 琴子 今 部屋 変えて もらう から な

( 従業 員 ) です から お 客 様 …

( 従業 員 ) です から お 客 様 …

( 琴子 ) 今 の まま で 大丈夫です

( 琴子 ) 今 の まま で 大丈夫です

行く よ 金 ちゃん ―

( 金之助 ) せ やけど 琴子

( 金之助 ) せ やけど 琴子

行く よ 金 ちゃん

行く よ 金 ちゃん

先生 たち も お 酒 が 入って

ちょっと カッ と なっちゃ った だけ だって ば ―

最後 なんだ から みんな で 仲よく やろう よ

( 金之助 ) は ぁ

約束 した じゃ ん

私 たち は 私 たち で 勉強 じゃ ない 得意な こと を 見つけよう って

そ したら

A 組 の 人 たち に 何 言わ れて も 気 に し なくて 済む でしょ

は ぁ

せ や な

俺 頭 に 血 上 っと った わ

目 覚まさ して くれて ありがとう な 琴子

は ぁ

フ … フッ

また 青のり 付いて んで

フッ

( 金之助 ) ほ い

( 銅 蔵 ) 兄貴 ついに …

( 銅 蔵 ) 兄貴 ついに …

( 銀 太郎 ) あっ シーッ

( 銀 太郎 ) あっ シーッ

(2 人 ) 入江 直樹 !

じゃあ 私 先 に 戻って る ね

( 金之助 ) フッ …

何 や 天才 君 ―

琴子 と 俺 様 の 仲 が 気 に なって 見 に 来 たんか ?

嫉妬 して ん の か ?―

おい 何 無視 し てんねん ちょ い 待て や

俺 は な お 前 が 大学 行って タラタラ し とる 間 に

お前 が でき ひ ん こと やって ビッグ に なった る

そう 琴子 と 約束 した ん や

大学 行ける 人間 が そう 言う なら かっこいい けど

行け ない 人間 が 言って も 負け惜しみ に しか 聞こえ ない ね

琴子 と 約束 した ん は それ だけ や ない で

俺 は な 今夜 琴子 と チュ …

キス す ん ねん

夢 なら 寝て 見れば ?

どうか な ?

すてきな 卒業 式 に しよう って 誘って きたん は 琴子 の 方 や で

高校 最後に なって あいつ も ようやく

誰 が 一 番 自分 を 大事に して くれる かって こと に

気 い付いた ん やろ

今更 嫉妬 して も 遅い ねん で

天才 君

♪~

は いはい は いはい は い は ー い

A 組 の 皆さん も F 組 の みんな も もっと もっと

盛り上がって いき ましょう 高校 最後 な んです から ね ー

( 渡辺 ) そうだ ね そう だ ね

ねえ 料理 も 一緒に し ない ? こっち も さみしかった し

いい で すね そう そう しま しょ そうし ましょう

( 渡辺 ) はい こっち こっち 早く こっち 来 いよ

( じん こ ) 早く 早く …

( 聡美 たち ) キャー

すご っ !

(3 人 ) ん ー

( コバヤカワ ) そりゃ あ あんた は いい わ よ ね

全部 自分 の 思いどおりに なった んだ から

( A 組 の 女子 生徒 ) 入江 君 が 東大 に 行け なく なった の あなた の せい な んでしょ ?

( A 組 の 女子 生徒 ) 自分 が ばかだ から って 優秀な 人 の 人生 邪魔 する なんて

最悪だ よ ね

( 直樹 ) そい つ の せい じゃ ない ―

俺 が 東大 に 行か なかった の は そい つ の せい じゃ ない

入江 君

え ? ちょっと 入江 いい とこ あん じゃ ない

うん うん 見直した

何で 俺 が こいつ なんか の ため に 東大 やめ なくちゃ いけない の ?

こ … こ … こいつ ?

( じん こ ) おお っ 琴子 しっかり して !

頼む

( 琴子 ) 痛 っ

( 琴子 ) 痛 っ

( 理 美 ) 大丈夫 ?

( 理 美 ) 大丈夫 ?

( 富田 ) そうだ な 入江 みたいな 頭 の いい やつ が

たかが 1 人 の 女生徒 に 惑わさ れて 人生 を 誤る わけ が ない な

たかが ?

( コバヤカワ ) な あんだ

入江 君 が こんな 子 の こと 好きに なる わけな いもん ね ―

うわさ 信じて 損しちゃ った

こんな 子 ?

ちょっと 待ち なさい よ さっき から 聞いて れば

こいつ だの ばかだ の 邪魔だ の こんな 子 だ の ―

ちょっと 失礼 すぎる んじゃ ないで す かね ?

確かに 確かに 私 は 入江 君 の お 世話に なり ました よ

少し は 迷惑 を かけた かも しれ ない

少し ?

たくさんです ね

そう です ね

そう だ ね うん

でも その 言い 方 この 冷血 男 !

その 冷血 男 が 好きな んだ ろ ?

( 生徒 たち の 歓声 )

( 渡辺 ) おいおい お 熱 いとこ 見せつける な よ

まあ つまり さ

全て は 琴子 ちゃん の 愛 の 力 だって こと だ よ ―

入江 と 琴子 ちゃん は 一緒に いる 運命 なん だって

ふざけ ん な よ

( 渡辺 ) だって センター 試験 の あの お守り

何 ? 何 ?

いや 今 と なって は 笑い話 だ けど さ ―

入江 の やつ 琴子 ちゃん が くれた お守り の せい で ―

階段 から 落ちて けが まで して

( コバヤカワ ) そう いえば 松葉づえ ついて たね

( 渡辺 ) 電車 は 乗り 過ごす し 鉛筆 の 芯 は 折れる し ―

揚げ句 に 弁当 は 食い 損ねる し で 大変だった んだ よ

( 男子 生徒 ) それ お守り じゃ なくて 呪い じゃ ね ?

あ いやいや それ が 愛 の 力 なん だって

愛 の 力 の 逆 作用 だ よ

( A 組 の 女子 生徒 ) そう いえば 彼女 入江 君 に ラブ レター 渡した 次の 日

お うち が 壊れちゃ った んじゃ なかった ?

( 一同 ) ああ っ

( A 組 の 女子 生徒 の 声 ) しかも ラブ レター も 突き返さ れて

いら ない

すごい ね 嵐 を 呼ぶ 女 じゃ ん

( A 組 の 生徒 たち の 笑い声 )

( コバヤカワ ) そう いえば バレンタイン は チョコ と か もらった の ?

まぬけな やつ を ね ―

年明け に は 変な ヘッド マッサージ 器 も もらった

( コバヤカワ ) ウケ る 何 ? その センス

( 渡辺 ) アハハ これ じゃあ 卒業 暴露 大会 だ な

次 は 誰 の 暴露 話 に する ?

( 生徒 たち の ざわめき )

ハッハッハ … アッハッハ …

や ばい 琴子 壊れた

アーハッハ

琴子 !

琴子 !

大丈夫 か ? 琴子

大丈夫 か ? 琴子

大丈夫 か ? 琴子

( せき込み )

( せき込み )

は あっ あー 楽しい ね ―

暴露 大会 楽しい アハ

ヒーッヒッヒー

( せき払い )

そこ まで 言う なら

それなり の 覚悟 は ある んでしょう ね ?

( 直樹 ) 何 だ よ

自分 に は 暴露 さ れる こと が 1 つ も ない と でも 思って る わけ ?

( 直樹 ) 俺 は これ まで の 人生 で ―

人 に 知ら れて 恥ずかしい こと なんて ―

して きて ない けど

フフフ … フーッフフフ …

天才 に も 弱み って ある んだ よ

( 生徒 たち の どよめき )

まさか

だ あー お !

( じん こ ) 何 これ ? まさか 入江 !?

( 理 美 ) や だ 女の子 じゃ ない !

( 男子 生徒 ) すげ え 入江 が 女装 して る !

( 男子 生徒 ) わ あ これ 入江 か !?

お前 何で ?

おば 様 から もう 1 枚 頂いた の 大事に 定期 入れ に 入れ といた の

だ ー い 好きな 入江 君 の 幼少 期 の 写真 を ね

でも 100 年 の 恋 も 冷める わ よ ね

だって これ じゃあ

女の子 だ もん ね ー

( 生徒 たち の 笑い声 )

これ で 笑われる 者 の 気持ち が 分かった ?―

ウッヘッヘー や ー い や ー い …―

オーッホホ オホホ

オーッホホ オホホ

( 理 美 ) 取った ! う っ

( 理 美 ) 取った ! う っ

お前 ちょっと 来い

( 生徒 たち の 歓声 )

( 金之助 ) よっ しゃ !―

ブロンズ ―

ブロンズ ―

( 銅 蔵 ) イエーイ !

( 銅 蔵 ) イエーイ !

( 銅 蔵 ) イエーイ !

シルバー

シルバー

シルバー

( 銀 太郎 ) イエーイ !

( 銀 太郎 ) イエーイ !

( 銀 太郎 ) イエーイ !

ゴールデンタイム イエーイ !

ゴールデンタイム イエーイ !

ゴールデンタイム イエーイ !

( 銀 太郎 ・ 銅 蔵 ) イエーイ !

おいおい … F 組 も A 組 も

盛り上がって る や ん け ー !

( 生徒 たち ) イエーイ !

この 金 ちゃん 様 が

もっと 盛り上げ たる で ー !

( 銀 太郎 ) よ ー し よし !

( 生徒 たち の 歓声 )

( 生徒 たち の 歓声 )

この 曲 は

俺 の 愛する 1 人 の 女性 に ささげる ため に 作った もの です

( 生徒 たち の 歓声 )

♪~

俺 の 3 年間 の 思い を 今 ここ に ぶつけ ます

聞いて ください “ 好き や ねん 琴子 ”

♪ 好き や ねん 好き や ねん

♪ す すす す すす      好き や ねん

♪ す すす す すす      好き や ねん

( 銀 太郎 ) ♪ 琴子 琴子 琴子       ウア ウア

( 銀 太郎 ) ♪ 琴子 琴子 琴子       ウア ウア

( 生徒 たち ) ♪ 琴子 琴子 琴子 ウア ウア

♪ 東京 さみしい 町 や で ほん ま

♪ 誰 も 彼 も     そっぽ 向いて る マジ で

♪ 誰 も 彼 も     そっぽ 向いて る マジ で

( 銀 太郎 )♪ マジ で

♪ せ やけど 琴子     お前 の 笑顔 が

何 よ

随分 派手に やって くれた な

すごんだ って 怖く ない んだ から

入江 君 だって 私 の 入江 君 に 対する 気持ち

みんな で ばかに して 笑って た じゃ ない

♪ 知って る か 俺 は ただ

♪ お前 に 出会えて よかった

( 生徒 たち の 歓声 )

♪ わし は わし は

♪ わし は ~ あ ~

♪ それ だけ で 幸せ や あ ~

♪ それ だけ で 幸せ や あ ~

( 生徒 たち の 歓声 )

( 生徒 たち の 歓声 )

琴子 !

もう やめる

私 …

入江 君 好きな の もう やめる

ふ ー ん

忘れちゃ うんだ 俺 の こと

そう よ

だって 入江 君 の 性格 なんて よく 分かった もん

すぐに 忘れて 大学 で かっこいい 人 見つけて

じゃあ 忘れて みろ よ

フッ ざ まあ 見ろ

琴子 俺 や あか ん か !

琴子 ! 俺 は やる とき は やる で !

( 琴子 ) キス !? ファースト ・ キス ―

人生 で 初めて の ―

たった 1 回 だけ の 特別な キス ―

私 入江 君 と ―

キス しちゃ った の ?

♪~

誰 ? あの 美女

( 松本 裕子 ( まつ もと ゆうこ )) この 子 入江 君 の 彼女 ?

まさか

( じん こ ) 入江 と 同じ クラブ に 入り な よ ―

そし たら 学部 が 違って も ―

入江 と ずっと 一緒に いる こと が できる

( 須藤 ( す どう )) 相原 琴子 !

( 琴子 ) おお ー っ !

( 理 美 ) うかうか して る と あの 美女 に 取ら れちゃ うよ

( 直樹 ) スタイル も いい し 美人 だ よ な

彼 の こと 何にも 知ら ない の ね

( 重雄 ) 父さん と 一緒に 2 人 暮らし 戻ろう や

( 直樹 ) 忘れ られ なく なった ? 俺 の こと

( 重雄 ) 傷つく 琴子 を 見 たく ない んだ よ


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