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イタズラなKiss〜Love in TOKYO, イタズラなKiss〜Love in TOKYO#10 (3)

イタズラ な Kiss 〜 Love in TOKYO #10 (3)

“ よかったら コーヒー 飲んで ね ”―

“ P . S . 昨日 たくさん 話した ね ”―

“ ありがとう ”―

“ 琴子 ”

琴子 ちゃん ! 今 戻った わ よ ! ハァ

( 重雄 ) 琴子 寝て ん の かなあ ?

疲れて る だろう から 起こさ ないで いて あげて

ああ … はい

じゃあ 私 病院 に 持っていく 裕樹 の 物 まとめ ちゃい ます ね

( 重樹 ) うん はいはい

( 紀子 ) ハァ ああ …

( 重樹 ) ママ ママ ちょっ ちょっ ちょっ ちょっと ちょ ちょ …

( 重樹 ) ママ ママ ちょっ ちょっ ちょっ ちょっと ちょ ちょ …

え ? あっ はい

( 重樹 ) ママ ママ ちょっ ちょっ ちょっ ちょっと ちょ ちょ …

何 ?

( 重樹 ) ママ ほら こっち こっち ほら ほら ね ? ね ? これ

( 重樹 ) ママ ほら こっち こっち ほら ほら ね ? ね ? これ

( 紀子 ) あら

( 重樹 ) ママ ほら こっち こっち ほら ほら ね ? ね ? これ

ほら ほら ほら ああ こっち も こっち も ほら ―

どうやら 出て 行った とき の まま みたいな んだ よ

( 紀子 ) まあ …

琴子 部屋 に も い ない よ

琴子 部屋 に も い ない よ

( 紀子 ) えっ ?

( 紀子 ) えっ ?

もしかしたら 戻って きて ない の かも

( 紀子 ) じゃあ 琴子 ちゃん は どこ に ?

でも 電話 で は 大丈夫 だって 言って た のに …

もしかしたら お 兄ちゃん の 家 と か ?

( 重樹 ・ 重雄 ) まさか

ありうる わ !

極限 状況 だった から こそ

2 人 は ついに お互い の 気持ち に 気 が 付いて

いやーん フフフ あーん

( 看護師 ) 弟 さん 経過 は 順調です よ

そう です か

あの お嬢さん が 朝 一番 に 来て いろいろ と やって くれて

何だか ほっと した みたい

( ノック )

あら あら 疲れ が 出 ちゃった みたい です ね ―

起こさ ないで おき ましょう ね

かわいい 彼女 さん です ね

私 も こんな ころ が あった なあ

い … い …

( せき払い )

それ じゃ ご ゆっくり

ありがとう ございます

( 戸 が 閉まる 音 )

( 琴子 ) ん …

入江 君

裕樹 寝て る ね

うん

昨日 苦しんで た の が うそ みたい

先生 も すぐ 退院 できる でしょう って

そっか

( 琴子 ) うん

ちょっと いい ?

( 戸 が 開く 音 )

( 琴子 ) うーん 気持ち いい !―

ハァ

( 直樹 ) なあ ―

お前 ―

俺 の こと 好き だ と か ばっかり 言って る けど

俺 の 気持ち 分かって る の か ?

ああ 入江 君 の 気持ち って

私 の こと なんか 眼中 に ない って 感じ で …

ばーか

違う んだ よ

うっ 2 回目 !―

ん ?

何 だ 夢 か …

はぁ …

ああ ごめん 起こし ちゃった ?―

どうした の ? 裕樹 君 顔 赤い よ

また もしかして 熱 上がった ?

( 裕樹 ) 何でもない 余計 な こと す んな

( 琴子 ) ああ … ごめん

( 琴子 ) ああ … ごめん

それ より それ

それ より それ

ああ どうした の ? これ

お 兄ちゃん が お 見舞い に って 持ってきた んだ

お前 が 寝て る 間 に

そう な の ? 起こして くれれば いい のに

大学 行く って すぐ 出て った から

ふーん そっか

うーん きれい

うん じゃあ 私 花瓶 に 花 生けて くる ね

おお

( 琴子 の 鼻歌 )

( 戸 の 開閉 音 )

痛い

やっぱり 夢 じゃない んだ よ な

お 兄 …

♪~

( 戸 の 開閉 音 )

( 琴子 ) ふふーん お 待たせ ―

ねえ 見て この お 花 すっごい きれい だ よ ―

いやあ さすが 入江 君 だ ね センス が いい うん

うーん いい 匂い フフフ …

あっ そうだ パンツ 買 っといた んだ よ ね

“ 抗菌 防臭 ”

“ お 名前 が 書ける ラベル が ついて ます ”

パンツ に 名前 書い ちゃう の ?

♪~

あの 私 も パーティー に ―

いいね クリスマス って

( 紀子 ) クリスマスイブ に お 祝い パーティー を する の よ !

( 直樹 ) お前 は 行け ない んだ って な ―

女 友達 と クリスマス やる んだ って な

( 琴子 ) 彼氏 !?

2 人 と も いつの間に ?

( 金之助 ) 琴子 が 1 人 余って しまう や ん

( 琴子 ) いい もん ね ! 入江 君 と 過ごせ なくった って

( 重樹 ) この 辺り も …

空き巣 が 出る って いう から ね

( 琴子 ) ん ?―

はあっ

( 金之助 ) 一大事 や !

こんにゃろ こんにゃろ こんにゃろ !


イタズラ な Kiss 〜 Love in TOKYO #10 (3) いたずら||||| Mischievous Kiss - Love in TOKYO #10 (3)

“ よかったら コーヒー 飲んで ね ”― |こーひー|のんで|

“ P . S . 昨日 たくさん 話した ね ”― ||きのう||はなした|

“ ありがとう ”―

“ 琴子 ” ことこ

琴子 ちゃん ! 今 戻った わ よ ! ハァ ことこ||いま|もどった|||

( 重雄 ) 琴子 寝て ん の かなあ ? しげお|ことこ|ねて|||か なあ

疲れて る だろう から 起こさ ないで いて あげて つかれて||||おこさ|||

ああ … はい

じゃあ 私 病院 に 持っていく 裕樹 の 物 まとめ ちゃい ます ね |わたくし|びょういん||もっていく|ひろき||ぶつ||ちゃ い||

( 重樹 ) うん はいはい しげき||は いはい

( 紀子 ) ハァ ああ … としこ||

( 重樹 ) ママ ママ ちょっ ちょっ ちょっ ちょっと ちょ ちょ … しげき|まま|まま||||||

( 重樹 ) ママ ママ ちょっ ちょっ ちょっ ちょっと ちょ ちょ … しげき|まま|まま||||||

え ? あっ はい

( 重樹 ) ママ ママ ちょっ ちょっ ちょっ ちょっと ちょ ちょ … しげき|まま|まま||||||

何 ? なん

( 重樹 ) ママ ほら こっち こっち ほら ほら ね ? ね ? これ しげき|まま||||||||

( 重樹 ) ママ ほら こっち こっち ほら ほら ね ? ね ? これ しげき|まま||||||||

( 紀子 ) あら としこ|

( 重樹 ) ママ ほら こっち こっち ほら ほら ね ? ね ? これ しげき|まま||||||||

ほら ほら ほら ああ こっち も こっち も ほら ―

どうやら 出て 行った とき の まま みたいな んだ よ |でて|おこなった||||||

( 紀子 ) まあ … としこ|

琴子 部屋 に も い ない よ ことこ|へや|||||

琴子 部屋 に も い ない よ ことこ|へや|||||

( 紀子 ) えっ ? としこ|

( 紀子 ) えっ ? としこ|

もしかしたら 戻って きて ない の かも |もどって||||

( 紀子 ) じゃあ 琴子 ちゃん は どこ に ? としこ||ことこ||||

でも 電話 で は 大丈夫 だって 言って た のに … |でんわ|||だいじょうぶ||いって||

もしかしたら お 兄ちゃん の 家 と か ? ||にいちゃん||いえ||

( 重樹 ・ 重雄 ) まさか しげき|しげお|

ありうる わ ! あり うる|

極限 状況 だった から こそ きょくげん|じょうきょう|||

2 人 は ついに お互い の 気持ち に 気 が 付いて じん|||おたがい||きもち||き||ついて

いやーん フフフ あーん いや - ん||あー ん

( 看護師 ) 弟 さん 経過 は 順調です よ かんご し|おとうと||けいか||じゅんちょう です|

そう です か

あの お嬢さん が 朝 一番 に 来て いろいろ と やって くれて |おじょうさん||あさ|ひと ばん||きて||||

何だか ほっと した みたい なんだか|||

( ノック )

あら あら 疲れ が 出 ちゃった みたい です ね ― ||つかれ||だ||||

起こさ ないで おき ましょう ね おこさ||||

かわいい 彼女 さん です ね |かのじょ|||

私 も こんな ころ が あった なあ わたくし||||||

い … い …

( せき払い ) せきばらい

それ じゃ ご ゆっくり

ありがとう ございます

( 戸 が 閉まる 音 ) と||しまる|おと

( 琴子 ) ん … ことこ|

入江 君 いりえ|きみ

裕樹 寝て る ね ひろき|ねて||

うん

昨日 苦しんで た の が うそ みたい きのう|くるしんで|||||

先生 も すぐ 退院 できる でしょう って せんせい|||たいいん|||

そっか

( 琴子 ) うん ことこ|

ちょっと いい ?

( 戸 が 開く 音 ) と||あく|おと

( 琴子 ) うーん 気持ち いい !― ことこ||きもち|

ハァ

( 直樹 ) なあ ― なおき|

お前 ― おまえ

俺 の こと 好き だ と か ばっかり 言って る けど おれ|||すき|||||いって||

俺 の 気持ち 分かって る の か ? おれ||きもち|わかって|||

ああ 入江 君 の 気持ち って |いりえ|きみ||きもち|

私 の こと なんか 眼中 に ない って 感じ で … わたくし||||がんちゅう||||かんじ|

ばーか ば - か

違う んだ よ ちがう||

うっ 2 回目 !― |かい め

ん ?

何 だ 夢 か … なん||ゆめ|

はぁ … は ぁ

ああ ごめん 起こし ちゃった ?― ||おこし|

どうした の ? 裕樹 君 顔 赤い よ ||ひろき|きみ|かお|あかい|

また もしかして 熱 上がった ? |もし かして|ねつ|あがった

( 裕樹 ) 何でもない 余計 な こと す んな ひろき|なんでもない|よけい||||

( 琴子 ) ああ … ごめん ことこ||

( 琴子 ) ああ … ごめん ことこ||

それ より それ

それ より それ

ああ どうした の ? これ

お 兄ちゃん が お 見舞い に って 持ってきた んだ |にいちゃん|||みまい|||もってきた|

お前 が 寝て る 間 に おまえ||ねて||あいだ|

そう な の ? 起こして くれれば いい のに |||おこして|||

大学 行く って すぐ 出て った から だいがく|いく|||でて||

ふーん そっか ふ - ん|

うーん きれい

うん じゃあ 私 花瓶 に 花 生けて くる ね ||わたくし|かびん||か|いけて||

おお

( 琴子 の 鼻歌 ) ことこ||はなうた

( 戸 の 開閉 音 ) と||かいへい|おと

痛い いたい

やっぱり 夢 じゃない んだ よ な |ゆめ|じゃ ない|||

お 兄 … |あに

♪~

( 戸 の 開閉 音 ) と||かいへい|おと

( 琴子 ) ふふーん お 待たせ ― ことこ|ふ ふ - ん||また せ

ねえ 見て この お 花 すっごい きれい だ よ ― |みて|||か|すっご い|||

いやあ さすが 入江 君 だ ね センス が いい うん いや あ||いりえ|きみ|||せんす|||

うーん いい 匂い フフフ … ||におい|

あっ そうだ パンツ 買 っといた んだ よ ね |そう だ|ぱんつ|か|っと いた|||

“ 抗菌 防臭 ” こうきん|ぼうしゅう

“ お 名前 が 書ける ラベル が ついて ます ” |なまえ||かける|らべる|||

パンツ に 名前 書い ちゃう の ? ぱんつ||なまえ|か い|ちゃ う|

♪~

あの 私 も パーティー に ― |わたくし||ぱーてぃー|

いいね クリスマス って |くりすます|

( 紀子 ) クリスマスイブ に お 祝い パーティー を する の よ ! としこ||||いわい|ぱーてぃー||||

( 直樹 ) お前 は 行け ない んだ って な ― なおき|おまえ||いけ||||

女 友達 と クリスマス やる んだ って な おんな|ともだち||くりすます||||

( 琴子 ) 彼氏 !? ことこ|かれ し

2 人 と も いつの間に ? じん|||いつのまに

( 金之助 ) 琴子 が 1 人 余って しまう や ん きんのすけ|ことこ||じん|あまって|||

( 琴子 ) いい もん ね ! 入江 君 と 過ごせ なくった って ことこ||||いりえ|きみ||すごせ|な くった|

( 重樹 ) この 辺り も … しげき||あたり|

空き巣 が 出る って いう から ね あきす||でる||||

( 琴子 ) ん ?― ことこ|

はあっ は あっ

( 金之助 ) 一大事 や ! きんのすけ|いちだいじ|

こんにゃろ こんにゃろ こんにゃろ ! こん に ゃろ|こん に ゃろ|こん に ゃろ