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イタズラなKiss〜Love in TOKYO, イタズラなKiss〜Love in TOKYO#1 (3)

しかし 大きく なった なあ 琴子 ちゃん も

( 琴子 ) ん ? 私 お 会い した こと ある んです か ?

まだ ほんの 赤ん坊 の ころ だ けど ね

お 店 で 見かけた こと ある よ

( 琴子 ) お 父さん の 店 いら した こと ある んです か ?

うん

もちろん だ よ 俺 と イリ ちゃん は ―

地元 九州 の 幼稚園 時代 から の 大 親友 だ よ

うん うち の 家 は 共働き だった から ね ―

それ で アイ ちゃん ち に 入り浸って は ―

い っつ も 夕飯 を ごちそう に なって た んだ よ ―

で 大学 の とき は 貧乏 学生 だった から ね

もう 板前 の アイ ちゃん に

い っつ も ご飯 食べ させて もらって ね

いや ー 本当 アイ ちゃん に は

もう お 世話に なり っぱなし やった のう

( 重雄 ) 何 言う とう ? 俺 が 店 出す とき ―

たくさん お 客 さん 紹介 して くれた の は

イリ ちゃん やろう も

いや いや いや いや

東大 の 同級 生 取引先 の 社長 さん

今 でも おつきあい の ある お 客 さん たくさん おる と ぞ

今 の 俺 が ある の は イリ ちゃん の お かげった い !

な ~ ん … ハッハッハッ

お互い 家庭 を 持って 子供 を 持って

仕事 も 忙しく なって ちょっと 疎遠に は な っと った けど ね

は ぁ あの ニュース 見て から びっくり して ね

まあ あんな 目 に 遭った の は 災難 やった けど

こう やって また ね アイ ちゃん と ご 縁 が できた の は

もう 本当 うれし いったい ね !

そう です よ

琴子 ちゃん も 自分 の お うち だ と 思って

遠慮 なく 過ごして ね

はい ! ありがとう ございます

( 紀子 ) 琴子 ちゃん と も

不思議な 縁 が ある みたいだ し ねえ

ん ?

♪~

うわさ を すれば 何と やら

お 兄ちゃん が 帰って きた みたいだ わ ウフフ

お 兄ちゃん ?

わ あ ! ああ ! ああ …

わ あ ! ああ ! ああ …

どうした ? 琴子

どうした ? 琴子

どうした ? 琴子

( 重樹 ) 元気だ なあ 琴子 ちゃん は

( 重樹 ) 元気だ なあ 琴子 ちゃん は

( 直樹 ) ご挨拶 が 遅く なり ました 長男 の 直樹 です

どうぞ よろしく お 願い いたし ます

( 紀子 ) 聞いた わ よ

琴子 ちゃん と お 兄ちゃん って 同じ 高校 に 通って る んでしょう ?

( 重雄 ) ああ そう だった んです か

これ は どうも お 坊ちゃん お 世話に なり ます ―

ほら 琴子 挨拶 して

どうした ? 琴子

へ っ ?

ん ?

だって あまりに も びっくり して

イリ ちゃん さん と 入江 君 全然 似て ない んだ もん

こら 失礼だ ろ

ハッハッハッ …

ハッハッハッ …

( 紀子 ) フフッ

( 紀子 ) フフッ

( 紀子 ) フフッ

いや いや いや うち の 息子 たち は ね

いや いや いや うち の 息子 たち は ね

どっち も 母親 似 だ から

ラッキーだ ろ ! ハッハッハッ …

ラッキーだ ろ ! ハッハッハッ …

もう パパ ったら

さあ お 兄ちゃん も 座って ほら

( 紀子 の 重樹 の 笑い声 )

♪~

( 重樹 ) いや あ しかし 2 人 と も 無事で よかった のう

( 重雄 ) う ~ ん

( 重樹 ) 家 に は おら ん やった と ?

( 重雄 ) う ~ ん 琴子 が 呼びとめ なかったら ―

もう 本当 家 入 っと った わ

( 重樹 ) 間一髪 や が あ

( 重雄 ) うん

( 重樹 ) 危なかった のう ―

で その 隕石 は どれ ぐらい の 大き さ よ ?

( 重雄 ) これ ぐらい … こんな ちっちゃな もん だった よ

( 重樹 ) さ … 3 センチ ぐらい ?

( 重雄 ) う ~ ん

( 重樹 ) そげ ん と で 家 が 一 軒 壊れる と かい な

でも よかった わ あ

琴子 ちゃん も お 兄ちゃん の こと 知って た の ね

もし かして 同じ クラス と か ?

( 琴子 ) フフフ …

クラス は 随分 離れて る んだ けど

ひょんな こと から 最近 知り合って ね

ねえ 琴子 さん

うん まあ …

それ は よかった わ

これ から ますます 親しく なれる わ ね ―

お 兄ちゃん って ちょっと 変わった ところ ある でしょ ?

どうか 仲良く して あげて ね

フッ …

( 紀子 ) ウフフ

お 兄ちゃん 僕 もう 今日 の 宿題 終わった よ

そう 偉い な

でも ね 1 つ だけ 読み 方 が 分か ん ない 漢字 が あった んだ

今日 は お 兄ちゃん じゃ なくて 琴子 お 姉さん に 聞いて みよう かな

そう したら ?

琴子 お 姉さん 漢字 の 読み 方 を 教えて もらえ ませ ん か ?

う … うん いい よ

( 琴子 ) 小学 3 年生 だ もん 大丈夫だ よ ね …

ん ? どうした ?

( 琴子 ) ああ …

アハハ 裕樹 君 すごい ねえ

小 3 な のに こんな 難しい 漢字 お 勉強 して …

あっ で 分から ない の どれ かな ?

( 裕樹 ) これ

アハハ これ は ねえ …

これ … これ は …

“ ウサギ に ツノ ” って 読む の ―

ウサギ に ツノ !

フッ ばっ か じゃ ない の ?

これ は “ トニカク ” って 読む んだ よ

高校 生 な のに こんな の も 読め ない の か よ

( 紀子 ) こら ! 裕樹 何て こ と 言う の

お 姉さん に 謝り なさい !

フッ とにかく お前 なんて 嫌いだ

( 重樹 ) こら ! 裕樹

べ ー っだ

( 重樹 ) こら !

( 紀子 ) ごめんなさい ね あの 子 ったら

あ … いえ 答え られ なかった の は 私 なんで …

いや いや いや …

年頃 の 女の子 に 慣れて ない から 照れて る んだ ろ

気 に し ないで くれよ 琴子 ちゃん

さっ 気 を 取り 直して

ねえ 琴子 ちゃん の お 部屋 を 見て ちょうだい

ああ それ が いい !

ああ それ が いい !

おばさん 張り切った んだ から あ ―

おばさん 張り切った んだ から あ ―

こっち よ ウフフ

( 重樹 ) ハハハ …

( 重雄 ・ 重樹 ) ふう …

た … 食べ ん ね アイ ちゃん

( 重雄 ) これ うま かね ー

( 重樹 ) ん ? マカロン うま か ろん ?―

だじゃれ じゃ ない ば よ これ

( 重雄 と 重樹 の 笑い声 )

じゃ ~ ん ! どう かしら ! ウフフ …

駄目 ? 気 に 入ら なかった ?―

あ … 張り切り すぎちゃ った かしら

うち って 男の子 しか い ない でしょ ?

でも 私 ―

女の子 が 欲しくて 欲しくて たまらなかった から ―

こういう の に 憧れて た の よ ね ―

フリフリ の お 部屋 と か ぬいぐるみ と か

とっても うれしい です …

ウフフ … は ぁ …

私 早く に お 母さん 亡くしちゃ った から

子供 の ころ から こういう 女の子 らしい もの に 縁 が なくて …

ほら お 父さん ああいう 感じ でしょ ?

だから 服 と か 丈夫 なら そんな ん で い いって いう 感じ で …

フリフリ の 洋服 着て る 友達 と か 羨ま しかった な

何 か その ころ の 夢 が かなった みたいで …

だから …

( 紀子 ) 私 も ―

娘 と ショッピング したり 映画 を 見たり

お 洋服 を 交換 したり と か する の が 夢 だった の よ !

これ から も ずーっと 仲良く し ましょう ね !

琴子 ちゃん !

い !!

( 直樹 ) この 部屋 裕樹 の 部屋 だった んだ よ ね

え ?

おかげ で 俺 の 部屋 に 子供 机 が 運ば れて きて

狭い のな ん の って

もう せっかく いい 雰囲気 だった のに

余計な こと 言わ ないで よね ! お 兄ちゃん

( 琴子 ) だ から さっき …

フッ とにかく お前 なんて 嫌いだ

べ ー っだ

琴子 ちゃん は 何にも 気 に し なくて いい の よ

自分 の お うち だ と 思って ねっ !

は … はい

ウフフ

ん ー じゃあ お 兄ちゃん ―

琴子 ちゃん の 荷物 の 整理 を 手伝って あげて ちょうだい

お 母さん は 夕食 の 準備 を し なくっちゃ !―

今夜 は すき焼き よ

琴子 ちゃん すき焼き 好き ?

好きです

わ あ よかった わ ! じゃ あまた 後 ほど ね

はい !

あの …

さて と … 何 から お 手伝い し ましょう か

いい です 自分 で やり ます

あー そう だった よ な

俺 なんか が あんた を 世話 する 理由 何も ない もん な

あんた が いて も い なくて も 俺 に は 関係ない から

俺 の 生活 の 邪魔 は し ないで くれ

♪~

べ ー !

( 琴子 ) 人 が 流れ星 に 打た れる 可能 性 は 百億 分 の 一 ―

高校 生 の 女の子 が ―

振ら れた ばかりの 男の子 と 同居 する 可能 性 は ―

何 億 分 の 一 だろう ?―

それ って 特別に 素敵な こと の 始まり な の ?―

それとも …

お っ これ よし

♪~

ふう …

お 待た せ ~! はい おかわり どうぞ

あっ ありがとう ございます

相原 さん も いかがです か ?

相原 さん も いかがです か ?

はい いただき ます

はい いただき ます

はい いただき ます

( 重樹 ) どんどん 食べて

( 重樹 ) どんどん 食べて

そう いえば アイ ちゃん は 朝 パン で よかった かい な ?

米 の 方 が よかった ろか ?

米 の 方 が よかった ろか ?

あ ~ いやいや 新鮮で ええ よ

あ ~ いやいや 新鮮で ええ よ

あ ~ いやいや 新鮮で ええ よ

本当 ?

本当 ?

本当 ?

うん

( 重樹 ) 食って 食って

( 重雄 ) 何 か 海外 旅行 に 来た 気分 やね

( 重樹 たち の 笑い声 )

( 重樹 ) モナコ みたい やろ モナコ

( 重樹 ) モナコ みたい やろ モナコ

( 重雄 ) モナカ ?

( 重樹 ) モナカ や なか よ …

( 琴子 ) 私 あの 入江 君 と ―

朝 御飯 食べて る んだ あ

ん っ 熱い !

だっさ

( 紀子 ) こら 裕樹

ごちそうさま でした

( 紀子 ) あら もう そんな 時間 ?

琴子 ちゃん あなた も 一緒に 行ったら ?

同じ 学校 な んだ から

はい ―

はい お 父さん 食べて !

はい お 父さん 食べて !

( 重雄 ) ん ? ああ

( 重雄 ) ん ? ああ

( 琴子 ) ごちそうさま でした いって き ま ー す

( 紀子 たち ) いって らっしゃ ー い

あの さ

はい

俺 から 離れ 歩いて くれる ?

何で ?

パン くず 付けて る 女 と 一緒に 歩き たく ない

( 直樹 ) 最低 でも 2 メートル 離れて

学校 まで の コース は 俺 の 後ろ に ついて 一 度 で 覚えろ ―

当然 一緒に 住んで る なんて 誰 に も 言う な よ

学校 でも 一切 話しかけ ん な

そこ まで 言わ なく った って

これ 以上 くだらない うわさ に 巻き込ま れ たく ない

くだらない って !

俺 頭 の 悪い 女 は 嫌いな んだ よ

♪~

( 琴子 ) 悔しい ~!―

こんな やつ に 一目 惚れ して 2 年 も 片思い して た なんて ―

絶対 に 彼 を 見返して やろう と 決意 する 私 な のでした

♪~

天才 に も 弱み って ある んだ ―

期末 テスト まで 一 週間 私 に 勉強 教えて

お前 みたいな ばか を 100 番 以内 に する なんて ―

無理に 決まって んだ ろ

( 金之助 ) あいつ 新しい 家 に 引っ越して から 何 か おかしい と 思わ へんか ?

え ~!!

( 渡辺 ( わた なべ )) もう 別の 男 と いちゃ つい てるよ

( 紀子 ) あの 子 このまま じゃ ―

何 か 大切な もの を ―

なく して しまう んじゃ ない か って 気 に なる の よ ねえ

相原 !

( 金之助 ) 入江 の 野郎 気 が 変わって ―

琴子 に つきあい たい と か 言い出す ん ちゃ うか

入江 君 ありがとう



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しかし 大きく なった なあ 琴子 ちゃん も

( 琴子 ) ん ? 私 お 会い した こと ある んです か ?

まだ ほんの 赤ん坊 の ころ だ けど ね

お 店 で 見かけた こと ある よ

( 琴子 ) お 父さん の 店 いら した こと ある んです か ?

うん

もちろん だ よ 俺 と イリ ちゃん は ―

地元 九州 の 幼稚園 時代 から の 大 親友 だ よ

うん うち の 家 は 共働き だった から ね ―

それ で アイ ちゃん ち に 入り浸って は ―

い っつ も 夕飯 を ごちそう に なって た んだ よ ―

で 大学 の とき は 貧乏 学生 だった から ね

もう 板前 の アイ ちゃん に

い っつ も ご飯 食べ させて もらって ね

いや ー 本当 アイ ちゃん に は

もう お 世話に なり っぱなし やった のう

( 重雄 ) 何 言う とう ? 俺 が 店 出す とき ―

たくさん お 客 さん 紹介 して くれた の は

イリ ちゃん やろう も

いや いや いや いや

東大 の 同級 生 取引先 の 社長 さん

今 でも おつきあい の ある お 客 さん たくさん おる と ぞ

今 の 俺 が ある の は イリ ちゃん の お かげった い !

な ~ ん … ハッハッハッ

お互い 家庭 を 持って 子供 を 持って

仕事 も 忙しく なって ちょっと 疎遠に は な っと った けど ね

は ぁ あの ニュース 見て から びっくり して ね

まあ あんな 目 に 遭った の は 災難 やった けど

こう やって また ね アイ ちゃん と ご 縁 が できた の は

もう 本当 うれし いったい ね !

そう です よ

琴子 ちゃん も 自分 の お うち だ と 思って

遠慮 なく 過ごして ね

はい ! ありがとう ございます

( 紀子 ) 琴子 ちゃん と も

不思議な 縁 が ある みたいだ し ねえ

ん ?

♪~

うわさ を すれば 何と やら

お 兄ちゃん が 帰って きた みたいだ わ ウフフ

お 兄ちゃん ?

わ あ ! ああ ! ああ …

わ あ ! ああ ! ああ …

どうした ? 琴子

どうした ? 琴子

どうした ? 琴子

( 重樹 ) 元気だ なあ 琴子 ちゃん は

( 重樹 ) 元気だ なあ 琴子 ちゃん は

( 直樹 ) ご挨拶 が 遅く なり ました 長男 の 直樹 です

どうぞ よろしく お 願い いたし ます

( 紀子 ) 聞いた わ よ

琴子 ちゃん と お 兄ちゃん って 同じ 高校 に 通って る んでしょう ?

( 重雄 ) ああ そう だった んです か

これ は どうも お 坊ちゃん お 世話に なり ます ―

ほら 琴子 挨拶 して

どうした ? 琴子

へ っ ?

ん ?

だって あまりに も びっくり して

イリ ちゃん さん と 入江 君 全然 似て ない んだ もん

こら 失礼だ ろ

ハッハッハッ …

ハッハッハッ …

( 紀子 ) フフッ

( 紀子 ) フフッ

( 紀子 ) フフッ

いや いや いや うち の 息子 たち は ね

いや いや いや うち の 息子 たち は ね

どっち も 母親 似 だ から

ラッキーだ ろ ! ハッハッハッ …

ラッキーだ ろ ! ハッハッハッ …

もう パパ ったら

さあ お 兄ちゃん も 座って ほら

( 紀子 の 重樹 の 笑い声 )

♪~

( 重樹 ) いや あ しかし 2 人 と も 無事で よかった のう

( 重雄 ) う ~ ん

( 重樹 ) 家 に は おら ん やった と ?

( 重雄 ) う ~ ん 琴子 が 呼びとめ なかったら ―

もう 本当 家 入 っと った わ

( 重樹 ) 間一髪 や が あ

( 重雄 ) うん

( 重樹 ) 危なかった のう ―

で その 隕石 は どれ ぐらい の 大き さ よ ?

( 重雄 ) これ ぐらい … こんな ちっちゃな もん だった よ

( 重樹 ) さ … 3 センチ ぐらい ?

( 重雄 ) う ~ ん

( 重樹 ) そげ ん と で 家 が 一 軒 壊れる と かい な

でも よかった わ あ

琴子 ちゃん も お 兄ちゃん の こと 知って た の ね

もし かして 同じ クラス と か ?

( 琴子 ) フフフ …

クラス は 随分 離れて る んだ けど

ひょんな こと から 最近 知り合って ね

ねえ 琴子 さん

うん まあ …

それ は よかった わ

これ から ますます 親しく なれる わ ね ―

お 兄ちゃん って ちょっと 変わった ところ ある でしょ ?

どうか 仲良く して あげて ね

フッ …

( 紀子 ) ウフフ

お 兄ちゃん 僕 もう 今日 の 宿題 終わった よ

そう 偉い な

でも ね 1 つ だけ 読み 方 が 分か ん ない 漢字 が あった んだ

今日 は お 兄ちゃん じゃ なくて 琴子 お 姉さん に 聞いて みよう かな

そう したら ?

琴子 お 姉さん 漢字 の 読み 方 を 教えて もらえ ませ ん か ?

う … うん いい よ

( 琴子 ) 小学 3 年生 だ もん 大丈夫だ よ ね …

ん ? どうした ?

( 琴子 ) ああ …

アハハ 裕樹 君 すごい ねえ

小 3 な のに こんな 難しい 漢字 お 勉強 して …

あっ で 分から ない の どれ かな ?

( 裕樹 ) これ

アハハ これ は ねえ …

これ … これ は …

“ ウサギ に ツノ ” って 読む の ―

ウサギ に ツノ !

フッ ばっ か じゃ ない の ?

これ は “ トニカク ” って 読む んだ よ

高校 生 な のに こんな の も 読め ない の か よ

( 紀子 ) こら ! 裕樹 何て こ と 言う の

お 姉さん に 謝り なさい !

フッ とにかく お前 なんて 嫌いだ

( 重樹 ) こら ! 裕樹

べ ー っだ

( 重樹 ) こら !

( 紀子 ) ごめんなさい ね あの 子 ったら

あ … いえ 答え られ なかった の は 私 なんで …

いや いや いや …

年頃 の 女の子 に 慣れて ない から 照れて る んだ ろ

気 に し ないで くれよ 琴子 ちゃん

さっ 気 を 取り 直して

ねえ 琴子 ちゃん の お 部屋 を 見て ちょうだい

ああ それ が いい !

ああ それ が いい !

おばさん 張り切った んだ から あ ―

おばさん 張り切った んだ から あ ―

こっち よ ウフフ

( 重樹 ) ハハハ …

( 重雄 ・ 重樹 ) ふう …

た … 食べ ん ね アイ ちゃん

( 重雄 ) これ うま かね ー

( 重樹 ) ん ? マカロン うま か ろん ?―

だじゃれ じゃ ない ば よ これ

( 重雄 と 重樹 の 笑い声 )

じゃ ~ ん ! どう かしら ! ウフフ …

駄目 ? 気 に 入ら なかった ?―

あ … 張り切り すぎちゃ った かしら

うち って 男の子 しか い ない でしょ ?

でも 私 ―

女の子 が 欲しくて 欲しくて たまらなかった から ―

こういう の に 憧れて た の よ ね ―

フリフリ の お 部屋 と か ぬいぐるみ と か

とっても うれしい です …

ウフフ … は ぁ …

私 早く に お 母さん 亡くしちゃ った から

子供 の ころ から こういう 女の子 らしい もの に 縁 が なくて …

ほら お 父さん ああいう 感じ でしょ ?

だから 服 と か 丈夫 なら そんな ん で い いって いう 感じ で …

フリフリ の 洋服 着て る 友達 と か 羨ま しかった な

何 か その ころ の 夢 が かなった みたいで …

だから …

( 紀子 ) 私 も ―

娘 と ショッピング したり 映画 を 見たり

お 洋服 を 交換 したり と か する の が 夢 だった の よ !

これ から も ずーっと 仲良く し ましょう ね !

琴子 ちゃん !

い !!

( 直樹 ) この 部屋 裕樹 の 部屋 だった んだ よ ね

え ?

おかげ で 俺 の 部屋 に 子供 机 が 運ば れて きて

狭い のな ん の って

もう せっかく いい 雰囲気 だった のに

余計な こと 言わ ないで よね ! お 兄ちゃん

( 琴子 ) だ から さっき …

フッ とにかく お前 なんて 嫌いだ

べ ー っだ

琴子 ちゃん は 何にも 気 に し なくて いい の よ

自分 の お うち だ と 思って ねっ !

は … はい

ウフフ

ん ー じゃあ お 兄ちゃん ―

琴子 ちゃん の 荷物 の 整理 を 手伝って あげて ちょうだい

お 母さん は 夕食 の 準備 を し なくっちゃ !―

今夜 は すき焼き よ

琴子 ちゃん すき焼き 好き ?

好きです

わ あ よかった わ ! じゃ あまた 後 ほど ね

はい !

あの …

さて と … 何 から お 手伝い し ましょう か

いい です 自分 で やり ます

あー そう だった よ な

俺 なんか が あんた を 世話 する 理由 何も ない もん な

あんた が いて も い なくて も 俺 に は 関係ない から

俺 の 生活 の 邪魔 は し ないで くれ

♪~

べ ー !

( 琴子 ) 人 が 流れ星 に 打た れる 可能 性 は 百億 分 の 一 ―

高校 生 の 女の子 が ―

振ら れた ばかりの 男の子 と 同居 する 可能 性 は ―

何 億 分 の 一 だろう ?―

それ って 特別に 素敵な こと の 始まり な の ?―

それとも …

お っ これ よし

♪~

ふう …

お 待た せ ~! はい おかわり どうぞ

あっ ありがとう ございます

相原 さん も いかがです か ?

相原 さん も いかがです か ?

はい いただき ます

はい いただき ます

はい いただき ます

( 重樹 ) どんどん 食べて

( 重樹 ) どんどん 食べて

そう いえば アイ ちゃん は 朝 パン で よかった かい な ?

米 の 方 が よかった ろか ?

米 の 方 が よかった ろか ?

あ ~ いやいや 新鮮で ええ よ

あ ~ いやいや 新鮮で ええ よ

あ ~ いやいや 新鮮で ええ よ

本当 ?

本当 ?

本当 ?

うん

( 重樹 ) 食って 食って

( 重雄 ) 何 か 海外 旅行 に 来た 気分 やね

( 重樹 たち の 笑い声 )

( 重樹 ) モナコ みたい やろ モナコ

( 重樹 ) モナコ みたい やろ モナコ

( 重雄 ) モナカ ?

( 重樹 ) モナカ や なか よ …

( 琴子 ) 私 あの 入江 君 と ―

朝 御飯 食べて る んだ あ

ん っ 熱い !

だっさ

( 紀子 ) こら 裕樹

ごちそうさま でした

( 紀子 ) あら もう そんな 時間 ?

琴子 ちゃん あなた も 一緒に 行ったら ?

同じ 学校 な んだ から

はい ―

はい お 父さん 食べて !

はい お 父さん 食べて !

( 重雄 ) ん ? ああ

( 重雄 ) ん ? ああ

( 琴子 ) ごちそうさま でした いって き ま ー す

( 紀子 たち ) いって らっしゃ ー い

あの さ

はい

俺 から 離れ 歩いて くれる ?

何で ?

パン くず 付けて る 女 と 一緒に 歩き たく ない

( 直樹 ) 最低 でも 2 メートル 離れて

学校 まで の コース は 俺 の 後ろ に ついて 一 度 で 覚えろ ―

当然 一緒に 住んで る なんて 誰 に も 言う な よ

学校 でも 一切 話しかけ ん な

そこ まで 言わ なく った って

これ 以上 くだらない うわさ に 巻き込ま れ たく ない

くだらない って !

俺 頭 の 悪い 女 は 嫌いな んだ よ

♪~

( 琴子 ) 悔しい ~!―

こんな やつ に 一目 惚れ して 2 年 も 片思い して た なんて ―

絶対 に 彼 を 見返して やろう と 決意 する 私 な のでした

♪~

天才 に も 弱み って ある んだ ―

期末 テスト まで 一 週間 私 に 勉強 教えて

お前 みたいな ばか を 100 番 以内 に する なんて ―

無理に 決まって んだ ろ

( 金之助 ) あいつ 新しい 家 に 引っ越して から 何 か おかしい と 思わ へんか ?

え ~!!

( 渡辺 ( わた なべ )) もう 別の 男 と いちゃ つい てるよ

( 紀子 ) あの 子 このまま じゃ ―

何 か 大切な もの を ―

なく して しまう んじゃ ない か って 気 に なる の よ ねえ

相原 !

( 金之助 ) 入江 の 野郎 気 が 変わって ―

琴子 に つきあい たい と か 言い出す ん ちゃ うか

入江 君 ありがとう


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