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フルメタル・パニック? ふもっふ, フルメタル・パニック? ふもっふ#4

フルメタル ・ パニック ? ふ もっふ #4

優し さ は 時々 残酷だ から

求める 程 こたえ を 見失う

雨上がり の 街 虹 が 見える なら

今 歩き 出そう 何 か が 始まる

君 が いる から 明日 が ある から

一 人きり じゃ 生きて ゆけ ない から

こんなに 近く に 感じる それ が 愛 でしょう

涙 の 数 の 痛 み を 君 は 知って る から

透き通る その 目 の 中 に 確かな 意味 を 探して

笑顔 見つけ たい

走りだす 瞬間

坂道 で 風 に なる

焼きつけた 陽射 しが

胸 の 奥 熱く した

Ah ー 君 に 近づいて

行く たび 早く なる

時 を 駈 ける

始まり の 予感 さ せる 眼差し が 好き

小さな 愛で いい

いつも 側 で あたり 前 の 時間

また 一 つ 増える 笑い声

空 に 響いて いく

はい おはよう ございます

おはよう ござ いま ー す

今日 は 写生 会 です

校 外 の 活動 です が 高校 生 と して

節度 ある 行動 を お 願い し ます

へ ー い

特に 相良 君 分かって ます ね

はっ

磨か れた 技能 を 役 に 立て 母校 の 安全 を 守り抜き ます

いや あの 節度 です よ 節度

はっ 節度 ある 武力 で 敵 を 殲滅 し ます

する な

それでは 美術 の 水星 先生 から ご 注意 が あり ます

テーマ は 「 自然 と 人間 」 です

環境 問題 が 叫ば れて 久しい 今日 です が

我々 人間 の 自然 へ の 関わり を

諸君 の 若々しい 感性 で 額縁 の 中 に 繋ぎ止める の は

大変 意義 ある こと です

仮に その 「 額縁 」 と いう 語 が 負 の 価値 を 保持 し うる もの と する なら

基礎 的な 哲学 的 問題 そして 認知 論 に 敢えて 言及 する の を

恐れ ない 我々 の 蛮勇 に とって

これ は 正しく 「 捨てる べき ハシゴ 」 と 言え ましょう

なぜなら よく ご存知 か と 思い ます が

いわゆる 構造 主義 的な アプローチ の 限界 は

かねて から 指摘 さ れて いた こと だ から

これ は 「 アルプバッハ ・ シンポジウム 」 で いみじくも ケストラー が …

なん です か 神楽坂 先生

時間 が ない ので まとめ の ほう を

ああ そう でした

つまり 今回 の テーマ は 「 自然 と 人間 」 な のです

環境 問題 が 叫ば れて 久しい 今日 です が

我々 人間 の 自然 へ の 関わり を

諸君 の 若々しい 感性 で …

要するに 人物 と 風景 を 一緒に 描く わけ ね

この 中 から 誰 か モデル を 1 人 選ぶ っと

なんだか 乱暴な システム ね

まあ 水星 バカだ し

で モデル の 立候補 者 は いる ?

や だ

ずっと 立って る んだろう

退屈だ し 動け ない し

ねえ だったら 相良 君 は ?

彼 なら じっと して る の 得意 っぽ いし

よく 分から ん が 俺 で いい の なら 志願 しよう

決まり

じゃ ポーズ を 決めよう

さて 4 組 は っと

だ ー から 一 日 中 逆立ち さ せる なんて 無理に 決まって る でしょう

いや 千鳥 さん の 言って る 「 逆 エビ 反り 」 も 無理だ と 思う けど

いや できる 為 せば 成る

成ら ない って

ビシッと 銃 を 構える の は ?

君 たち は 4 組 だ ね

あんな の 喜ぶ の は 軍事 オタク だけ よ

モデル の 生徒 は もう 決まった かな

サミー ・ ソーサ 風 の バッティング って の は どう かしら

はい 自分 です

野球 だったら 玉 貞治 が ええ や

名前 は ?

相良 宗 介 です

でも 相良 君 左利き だ よ

4 組 相良 っと

それ で いい んだ よ 右 打ち で

先生 自分 は こうした 活動 は 初めて です

任務 遂行 の ため

モデル の なんたる か を ぜひ ご 教授 いただき たい のです が

ふむ 実に いい 質問 だ

そうした 疑問 を 抱 ける と いう の は 普通の 生徒 に は でき ん こと だ よ 君

恐縮 です

モデル と いう 役割 は 非常に 重大だ

と 言い ます と

君 は … 自然 と 一体 化 する のだ ー

草木 の 沈黙 に 溶け込む こと で

既成 概念 を 破壊 し 偽装 し 罠 に かける

その 行為 を 分かり やすく 言う なら

アリストテレス 的な 知覚 から

基本 的 事象 へ の 分析 や 決定 論 的 法則 で 表さ れる

「 ブラインド な 自然 力 」 へ と 移った こと で

ヒエラルキー 秩序 と の 相関 性 が

トポロジー に おける 「 樹木 」 と して 説明 し うる

と いう システム 問題 に よって 説明 できる と 思う

この 秩序 は 文化 開放 システム 負 エントロピー 傾向

その他 の 現在 の 処理 論 と 無関係で は なく

可能な 限り 実践 し ます

いわゆる 芸術 と いう 認知 システム も 例外 たり え ない のだ

すなわち 樹 状 化 と 網 状 化 は 自然の 構成 に おける 相 補 性 原理 であり

違う 右 だって

だから

じゃ … じゃあ モデル は そこ の 木 の 下 に 座ら せ と くって こと で

す っ ごい 平凡

宗 介 その辺 に 座 っ …

あれ ? 宗 介 は ? 誰 か 知ら ない

さあ そう いえば …

便所 に でも 行って んじゃ ねえ か

相良 だ

宗 介 早く 帰って きて よ

それ は でき ない

は 俺 は モデル だ 芸術 の ため 自然に 溶け込み 一体 化したり

その なに か 偽装 したり し なければ なら ない

よく 分か ん ない けど あんた が い なくちゃ 絵 が 描け ない でしょう

いや 俺 は 逆説 的な シンメトリー と か

対戦 車 ミサイル と か 電波 妨害 ポット と か

なに か そういった もの な のだ

あんた は モデル ただ それ だけ

とにかく 絵 を 描け

俺 は ここ から 密かに 見守って いる

ちょ っ … と

どう

また なんか 勘違い して る みたい

他の モデル に しよう

ダメだ ダメだ ダメだ

モデル の 変更 など 認め られ ん

だって その モデル が 行方 不明な んです

そんな 口実 は 通用 せ ん

私 の 情熱 を 受け止めた あの モデル を 外す など と は

なに を 企んで いる の か

大衆 は いつも そう だ

俗悪な シミュレーショニズム を 無批判に 受け入れ

ただ ある が まま を 透明に 昇華 する こと を 切り詰める こと で

絶望 に 瀕した 実体 の 死 を 賭 した つぶやき を 聞こう と も し ない

つまり 相良 君 以外 認め ない って こと ?

仕方ない よ こう なったら みんな で 宗 介 を 捜そう

やはり 来た な

モデル の 任務 を 妨害 する 気 か

隊列 も 動き も バラバラだ まるで 新 兵 の 行進 だ な

せいぜい 頑張って みろ

どうした

あ … 穴 だ

抜け ない 接着 剤 か

相良 の 罠 か

ヤ … ヤバ い ぞ この 道

た … 助けて

動け ない

ここ まで やる か 普通

なに 聞こえ ない

だから そこら 中 … 相良 が 仕掛けて た 罠 が … なんだ よ

とにかく 戻って きて

えー い くそ あの バカ 本気で 逃げ切る つもり ね

カナ ちゃん 風間 君 の ブラボーチーム も 全滅 だって

おのれ …

千鳥 か 相良 を 見つけた ぞ

でか した オノ D 捕まえて

任せ な 4 人 がかり なら …

オノ D 生きて る ? 返事 して

地雷 だ 全滅 だ

なあ 千鳥

俺 前 に お前 に 告 って 振ら れ ただ ろ

今 でも 結構 マジ な んだ ぜ

や だ 死な ないで

もし … もし 俺 が 生きて 帰れたら 今度 こそ 彼女 に …

ああ それ は 却下

ひで え

宗 介

あんた だけ は 絶対 に 許さ ない わ

これ 以上 宗 介 の 捕獲 が 長引く と あたし たち は 破滅 よ

しかし なんと して も 捕らえる の

犠牲 に なった 仲間 の ため に 我々 人類 の 尊厳 の ため に

そして なにより

あたし たち の 単位 の ため に

これ より 我ら は 修羅 に 入る

人 と 会って は 人 を 斬り 神 と 会って は 神 を 斬れ

問答 無用 容赦 無用

損害 に 構わ ず 前進 せよ

総員 続け ー

怯 む な 進め

構う な 突撃

なんの これ しき

負ける もんか ぁ

あと 少し

終わった か

芸術 は 残酷だ

宗 介

散々 手 こ ずら せて くれた わ ね

バ … バカな

ようやく 会えた な

覚悟 は できて る わ ねぇ

待て ー

この 野郎

ちょっと

はい どうぞ

これ は どうも

平和です ねぇ

水星 先生 の ご 自宅 が 会場 の こんな 近く に ある なんて

びっくり し ました わ

ええ 私 は 昔 から この 庭園 に

能動 的な 静寂 と 揺らぎ の イメージ を …

待た ん か こら ー

さ … 相良 君 ? 千鳥 さん ?

待ち たまえ 諸君 は …

宗 介

どけ

動く な

この 女 の 命 が 惜しければ おとな …

観念 しろ この

早く 縛って

そこ は 俺 の ケツ だ

とうとう 捕まえた わ よ 宗 介

殺せ

まだ あんた に は 役目 が ある の

殺す の は その あと よ

あの 千鳥 さん …

さあ 連行 して すぐに 下書き よ

ちょっと …

素晴らしい 作品 です わ

思春期 の 繊細 さ 若々しい 活力

そして この みずみずしい 筆 致

は あ 恐縮 です

特に えー 2 年 4 組 の …

これ は …

これ は …

これ は 一体 ?

彼ら は 非常に 前衛 的な 試み を した ようで

T ・ アウスラー の 影響 が 見 られ ます

力 を 剥奪 さ れた 人間 の 虚無 感 と 言い ます か その …

まったく いつ に なったら 適応 できる の かしら ね あの 戦争 ボケ は

まあ 悪気 は ない んだ し

だから って 授業 中 に 手榴弾 を 爆発 さ せて いいわけ が ない でしょう

でも カナ ちゃん 相良 君 と 一緒に いる と

すごく 楽し そうに 見える んだ けど

んな わけ ない でしょう

最近 もう 疲れちゃ って さ

だって あいつ あたし の 気苦労 なんて 全然 分かって ないし

ちょっと 距離 置いた ほう が いい かも ね

千鳥 ?

不破 先輩 …

色々 持って ん なぁ

なあ 相良 これ は ?

スモークグレネード だ

煙 が 出る なら 出る って 言え

俺 は 警告 した ぞ

千鳥

なあ ちょっと 聞いて くれよ

相良 の やつ が また 変な もの …

千鳥 ?

うん ほどほどに ね

は ー い 今日 は 仮定 法 の 勉強 を し ます

テキスト 24 ページ を 開いて

まず 最初の 例文 を 見て ください

If I could fly , I would fly to you

もし 私 が 空 を 飛べた なら あなた の 所 へ 飛んで いく のに

と いう 意味 です ね

千鳥

な … なに

やはり 妙だ

なに が

千鳥 だ

何者 か に 脅迫 でも さ れて いる の か 薬物 の 乱用 か

ど … どう だろう

お 疲れ

あたし 今日 用事 ある から 先 に 帰る ね

千鳥

な … なに

いや なに か 問題 が ある の か

トラブル なら 俺 が 力 に なる が

べ … 別に

大丈夫だ から 気 に し ないで

じゃ

どうも 気 に なる 心配だ

あの さ 相良 君 次の 日曜 暇 ?

空ける こと は できる が

じゃあ その 日 出かけ ない ?

3 年 ぶり か ぁ 懐かしい な

でも いい の 先輩 受験 でしょ

息抜き も 必要だ よ

それ に …

千鳥 と の デート だ もん な

とにかく 今日 は 楽しもう よ

え … ええ

と いう わけな んだ けど

あの 人 ね カナ ちゃん が 中学 の 頃 仲 の よかった 先輩 なん だって

あの 男 は 他校 の 生徒 だ な

我が 校 の 機密 情報 を 盗む ため に

千鳥 に 近づいた と すれば 説明 は つく

んな わけ ない でしょう

締め 上げれば 分かる こと だ

それ は 絶対 に ダメ

そんな こと したら 本当に カナ ちゃん に 嫌わ れちゃ うよ

様子 を 見て から もう 一 度 考えて みて ねえ ?

そこ まで 言う なら 泳が せて みよう

どう

確かに 脅迫 や スパイ 行為 は ない ようだ

あの 2 人 は …

そう だ な 楽しんで いる

結構な こと だ

大丈夫 ?

大丈夫だ

安心 が よく 分かった 事情 した

言葉 が 変だ けど

問題 ない とにかく 偵察 は 終了 だ

退路 を 確保 し 足跡 を 消せ

爆薬 と 食料 は ここ で 放棄 ランデブー は ポイントアルファ

常盤 は ヘリ の ETA を 再 確認 しろ

かなり 動揺 して る みたいだ ね

とにかく 帰る のだ

コラ ぁ

昼間 っ から イチャイチャ し よって から に

学生 は 家 で 勉強 し とれ

昼間 っ から 酒 飲んで る 人 に 言わ れ たく ない わ ね

ほっといて くれる ?

千鳥

んだ と この ガキ

ヤクザ 屋 さん だ まずい よ

問題 ない こちら は 戦争 屋 だ

彼女 が 誰 と 親しかろう と 関係ない

俺 は 彼女 を 護 る

相良 君 偉い

でも そのまま 出て いったら

尾行 して た の バレ ちゃ うよ

大人 な めとったら 承知 せんぞ

あっ ち 行って よ バカ が 移る でしょ

なん や と コラ

ボン 太く ん

なんじ ゃえ

痛 っ

な に さらす んじゃ コラ ぁ

降りて こんかい ボケ

あ … 兄貴

おんどり ゃあ

なんだ この …

て め え

やめて やめて やめ …

千鳥

来る な この 女 を …

ちょっと …

なに が あった んです

あいつ です じゃ

わし の 着 ぐるみ を 強引に 奪って

こっち だ 追う ぞ

こら 待ち なさい

なん だった んだろう な あれ は

アトラクション って わけじゃ ないし

でも 千鳥 の 啖呵 も 過激だった よ な

ごめんなさい 先輩 まで 危ない 目 に 遭わ せちゃ って

い いって

俺 お前 の そういう ところ も 好きだ から

千鳥 あの さ

俺 と 付き合わ ない か

俺 お前 の こと 好きだ と 思う

だから 千鳥

先輩 …

あの バカ

ごめんなさい

そう か

他 に 好きな やつ が いる の か

たまに 誰 か の こと を 思い出して る みたいな 顔 して たから さ

それ は その …

千鳥 の 好み なら

きっと しっかり して て 大人っぽい やつ なんだろう な

いや それ は 違い ます 全然

いや その …

そこ に 隠れて 早く

急げ ー

お 客 さん 銃 で 武装 した ボン 太く ん を 見かけ ませ ん でした か

あっ ち 行き ました よ

よし こっち だ

ひと 安心 ね ボン 太く ん

さっき は あり が と

人助け の ついで に あたし の 身の上 話 聞いて くれる ?

今日 ね あたし 昔 好き だった 人 と デート した の

その 人 中学 の 頃 の 先輩 で ね す っ ごく いい 人 で

それ が こない だ 学校 の 帰り に ばったり 再会 しちゃ って

さっき 「 付き合って くれ 」 って 言わ れた んだ けど

結局 断っちゃ った

なんで 断った か 分かる ?

あたし も よく 分か ん ない

でも ね

その こと で 悩んで たら 心配 して くれた やつ が いる の

いつも は 全 っ 然 鈍感な くせ に

珍しく 「 なに か 問題 が ある の か 」 と か 言って

すごく … うれしかった よ

まっ そういう こと

明日 っ から は いつも 通り の あたし だ から

安心 して ね ボン 太く ん

それ じゃ

いた ぞ こっち だ

着 ぐるみ を 返し なさい

待て

いよいよ ハードバトル の 回 だ

突如 出現 した 未知の 敵

生徒 会 から 特命 を 受けた 俺 を 襲う 破壊 と 暴力 の 嵐

死闘 の 果て に 見出した の は

涙 か 愛 か 見果て ぬ 夢 か

どうでも いい けど 散らかしたら ちゃんと 片づけて よ ね

あと で あたし まで 会長 に 嫌味 言わ れる んだ から

次回 「 純 で 不純な グラップラー 」 と

「 善意 の トレスパス 」 に ご 期待 ください

あの 校 務 員 は 過去 最強 の 敵 かも しれ ん

あ … あの 水星 先生

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 www . kamigami . org 和 微 博 @ 诸神 字幕 组

日 听 Archer

日 校 戚风

翻 译 兰樱

校 对 小 江

时间 轴 Foyzi

压制 紺野 木綿 季

字幕 诸神 字幕 组


フルメタル ・ パニック ? ふ もっふ #4 |ぱにっく||

優し さ は 時々   残酷だ から やさし|||ときどき|ざんこくだ|

求める 程   こたえ を 見失う もとめる|ほど|||みうしなう

雨上がり の 街   虹 が 見える なら あめあがり||がい|にじ||みえる|

今   歩き 出そう   何 か が 始まる いま|あるき|だそう|なん|||はじまる

君 が いる から   明日 が ある から きみ||||あした|||

一 人きり じゃ 生きて ゆけ ない から ひと|ひときり||いきて|||

こんなに 近く に 感じる   それ が 愛 でしょう |ちかく||かんじる|||あい|

涙 の 数 の 痛 み を   君 は 知って る から なみだ||すう||つう|||きみ||しって||

透き通る その 目 の 中 に   確かな 意味 を 探して すきとおる||め||なか||たしかな|いみ||さがして

笑顔 見つけ たい えがお|みつけ|

走りだす 瞬間 はしりだす|しゅんかん

坂道 で 風 に なる さかみち||かぜ||

焼きつけた 陽射 しが やきつけた|ひざし|

胸 の 奥 熱く した むね||おく|あつく|

Ah ー   君 に 近づいて |-|きみ||ちかづいて

行く たび 早く なる いく||はやく|

時 を 駈 ける じ||く|

始まり の 予感 さ せる 眼差し が 好き はじまり||よかん|||まなざし||すき

小さな 愛で いい ちいさな|めで|

いつも 側 で   あたり 前 の 時間 |がわ|||ぜん||じかん

また 一 つ 増える 笑い声 |ひと||ふえる|わらいごえ

空 に 響いて いく から||ひびいて|

はい   おはよう ございます

おはよう ござ いま ー す |||-|

今日 は 写生 会 です きょう||しゃせい|かい|

校 外 の 活動 です が   高校 生 と して こう|がい||かつどう|||こうこう|せい||

節度 ある 行動 を お 願い し ます せつど||こうどう|||ねがい||

へ ー い |-|

特に 相良 君   分かって ます ね とくに|さがら|きみ|わかって||

はっ

磨か れた 技能 を 役 に 立て   母校 の 安全 を 守り抜き ます みがか||ぎのう||やく||たて|ぼこう||あんぜん||まもりぬき|

いや   あの   節度 です よ   節度 ||せつど|||せつど

はっ   節度 ある 武力 で 敵 を 殲滅 し ます |せつど||ぶりょく||てき||せんめつ||

する な

それでは   美術 の 水星 先生 から   ご 注意 が あり ます |びじゅつ||すいせい|せんせい|||ちゅうい|||

テーマ は 「 自然 と 人間 」 です てーま||しぜん||にんげん|

環境 問題 が 叫ば れて 久しい 今日 です が かんきょう|もんだい||さけば||ひさしい|きょう||

我々 人間 の 自然 へ の 関わり を われわれ|にんげん||しぜん|||かかわり|

諸君 の 若々しい 感性 で 額縁 の 中 に 繋ぎ止める の は しょくん||わかわかしい|かんせい||がくぶち||なか||つなぎとめる||

大変 意義 ある こと です たいへん|いぎ|||

仮に その 「 額縁 」 と いう 語 が 負 の 価値 を 保持 し うる もの と する なら かりに||がくぶち|||ご||ふ||かち||ほじ||||||

基礎 的な 哲学 的 問題   そして 認知 論 に 敢えて 言及 する の を きそ|てきな|てつがく|てき|もんだい||にんち|ろん||あえて|げんきゅう|||

恐れ ない 我々 の 蛮勇 に とって おそれ||われわれ||ばんゆう||

これ は 正しく 「 捨てる べき ハシゴ 」 と 言え ましょう ||まさしく|すてる||はしご||いえ|

なぜなら   よく ご存知 か と 思い ます が ||ごぞんじ|||おもい||

いわゆる 構造 主義 的な アプローチ の 限界 は |こうぞう|しゅぎ|てきな|あぷろーち||げんかい|

かねて から 指摘 さ れて いた こと だ から ||してき||||||

これ は 「 アルプバッハ ・ シンポジウム 」 で いみじくも ケストラー が … |||しんぽじうむ||||

なん です か   神楽坂 先生 |||かぐらざか|せんせい

時間 が ない ので   まとめ の ほう を じかん|||||||

ああ   そう でした

つまり   今回 の テーマ は 「 自然 と 人間 」 な のです |こんかい||てーま||しぜん||にんげん||の です

環境 問題 が 叫ば れて 久しい 今日 です が かんきょう|もんだい||さけば||ひさしい|きょう||

我々 人間 の 自然 へ の 関わり を われわれ|にんげん||しぜん|||かかわり|

諸君 の 若々しい 感性 で … しょくん||わかわかしい|かんせい|

要するに 人物 と 風景 を 一緒に 描く わけ ね ようするに|じんぶつ||ふうけい||いっしょに|えがく||

この 中 から 誰 か モデル を 1 人 選ぶ っと |なか||だれ||もでる||じん|えらぶ|

なんだか 乱暴な システム ね |らんぼうな|しすてむ|

まあ   水星 バカだ し |すいせい|ばかだ|

で   モデル の 立候補 者 は いる ? |もでる||りっこうほ|もの||

や だ

ずっと 立って る んだろう |たって||

退屈だ し   動け ない し たいくつだ||うごけ||

ねえ   だったら 相良 君 は ? ||さがら|きみ|

彼 なら   じっと して る の 得意 っぽ いし かれ||||||とくい||

よく 分から ん が   俺 で いい の なら 志願 しよう |わから|||おれ|||||しがん|

決まり きまり

じゃ   ポーズ を 決めよう |ぽーず||きめよう

さて  4 組 は   っと |くみ||

だ ー から   一 日 中 逆立ち さ せる なんて 無理に 決まって る でしょう |-||ひと|ひ|なか|さかだち||||むりに|きまって||

いや   千鳥 さん の 言って る 「 逆 エビ 反り 」 も 無理だ と 思う けど |ちどり|||いって||ぎゃく|えび|そり||むりだ||おもう|

いや   できる   為 せば 成る ||ため||なる

成ら ない って なら||

ビシッと 銃 を 構える の は ? びしっと|じゅう||かまえる||

君 たち は 4 組 だ ね きみ|||くみ||

あんな の 喜ぶ の は 軍事 オタク だけ よ ||よろこぶ|||ぐんじ|おたく||

モデル の 生徒 は もう 決まった かな もでる||せいと|||きまった|

サミー ・ ソーサ 風 の バッティング って の は どう かしら ||かぜ|||||||

はい   自分 です |じぶん|

野球 だったら   玉 貞治 が ええ や やきゅう||たま|さだじ|||

名前 は ? なまえ|

相良 宗 介 です さがら|はじめ|かい|

でも 相良 君   左利き だ よ |さがら|きみ|ひだりきき||

4 組   相良   っと くみ|さがら|

それ で いい んだ よ   右 打ち で |||||みぎ|うち|

先生   自分 は こうした 活動 は 初めて です せんせい|じぶん|||かつどう||はじめて|

任務 遂行 の ため にんむ|すいこう||

モデル の なんたる か を   ぜひ ご 教授 いただき たい のです が もでる|||||||きょうじゅ|||の です|

ふむ   実に いい 質問 だ |じつに||しつもん|

そうした 疑問 を 抱 ける と いう の は 普通の 生徒 に は でき ん こと だ よ   君 |ぎもん||いだ||||||ふつうの|せいと||||||||きみ

恐縮 です きょうしゅく|

モデル と いう 役割 は   非常に 重大だ もでる|||やくわり||ひじょうに|じゅうだいだ

と 言い ます と |いい||

君 は …  自然 と 一体 化 する のだ ー きみ||しぜん||いったい|か|||-

草木 の 沈黙 に 溶け込む こと で くさき||ちんもく||とけこむ||

既成 概念 を 破壊 し   偽装 し   罠 に かける きせい|がいねん||はかい||ぎそう||わな||

その 行為 を 分かり やすく 言う なら |こうい||わかり||いう|

アリストテレス 的な 知覚 から |てきな|ちかく|

基本 的 事象 へ の 分析 や 決定 論 的 法則 で 表さ れる きほん|てき|じしょう|||ぶんせき||けってい|ろん|てき|ほうそく||あらわさ|

「 ブラインド な 自然 力 」 へ と 移った こと で ぶらいんど||しぜん|ちから|||うつった||

ヒエラルキー 秩序 と の 相関 性 が |ちつじょ|||そうかん|せい|

トポロジー に おける 「 樹木 」 と して 説明 し うる |||じゅもく|||せつめい||

と いう システム 問題 に よって 説明 できる と 思う ||しすてむ|もんだい|||せつめい|||おもう

この 秩序 は 文化   開放 システム   負 エントロピー 傾向 |ちつじょ||ぶんか|かいほう|しすてむ|ふ||けいこう

その他 の 現在 の 処理 論 と 無関係で は なく そのほか||げんざい||しょり|ろん||むかんけいで||

可能な 限り   実践 し ます かのうな|かぎり|じっせん||

いわゆる 芸術 と いう 認知 システム も 例外 たり え ない のだ |げいじゅつ|||にんち|しすてむ||れいがい||||

すなわち   樹 状 化 と 網 状 化 は 自然の 構成 に おける 相 補 性 原理 であり |き|じょう|か||あみ|じょう|か||しぜんの|こうせい|||そう|ほ|せい|げんり|

違う   右 だって ちがう|みぎ|

だから

じゃ … じゃあ   モデル は そこ の 木 の 下 に 座ら せ と くって こと で ||もでる||||き||した||すわら|||||

す っ ごい 平凡 |||へいぼん

宗 介   その辺 に 座 っ … はじめ|かい|そのへん||ざ|

あれ ?  宗 介 は ?  誰 か 知ら ない |はじめ|かい||だれ||しら|

さあ   そう いえば …

便所 に でも 行って んじゃ ねえ か べんじょ|||おこなって|||

相良 だ さがら|

宗 介   早く 帰って きて よ はじめ|かい|はやく|かえって||

それ は でき ない

は 俺 は モデル だ |おれ||もでる| 芸術 の ため 自然に 溶け込み   一体 化したり げいじゅつ|||しぜんに|とけこみ|いったい|かしたり

その   なに か 偽装 したり し なければ なら ない |||ぎそう|||||

よく 分か ん ない けど   あんた が い なくちゃ 絵 が 描け ない でしょう |わか||||||||え||えがけ||

いや   俺 は 逆説 的な シンメトリー と か |おれ||ぎゃくせつ|てきな|||

対戦 車 ミサイル と か   電波 妨害 ポット と か たいせん|くるま|みさいる|||でんぱ|ぼうがい|ぽっと||

なに か そういった もの な のだ

あんた は モデル   ただ それ だけ ||もでる|||

とにかく 絵 を 描け |え||えがけ

俺 は ここ から 密かに 見守って いる おれ||||ひそかに|みまもって|

ちょ っ … と

どう

また なんか 勘違い して る みたい ||かんちがい|||

他の モデル に しよう たの|もでる||

ダメだ   ダメだ   ダメだ だめだ|だめだ|だめだ

モデル の 変更 など 認め られ ん もでる||へんこう||みとめ||

だって   その モデル が 行方 不明な んです ||もでる||ゆくえ|ふめいな|ん です

そんな 口実 は 通用 せ ん |こうじつ||つうよう||

私 の 情熱 を 受け止めた あの モデル を 外す など と は わたくし||じょうねつ||うけとめた||もでる||はずす|||

なに を 企んで いる の か ||たくらんで|||

大衆 は いつも そう だ たいしゅう||||

俗悪な シミュレーショニズム を 無批判に 受け入れ ぞくあくな|||むひはんに|うけいれ

ただ ある が まま を 透明に 昇華 する こと を 切り詰める こと で |||||とうめいに|しょうか||||きりつめる||

絶望 に 瀕した 実体 の 死 を 賭 した つぶやき を 聞こう と も し ない ぜつぼう||ひんした|じったい||し||かけ||||きこう||||

つまり 相良 君 以外 認め ない って こと ? |さがら|きみ|いがい|みとめ|||

仕方ない よ   こう なったら   みんな で 宗 介 を 捜そう しかたない||||||はじめ|かい||さがそう

やはり 来た な |きた|

モデル の 任務 を 妨害 する 気 か もでる||にんむ||ぼうがい||き|

隊列 も 動き も バラバラだ   まるで 新 兵 の 行進 だ な たいれつ||うごき||ばらばら だ||しん|つわもの||こうしん||

せいぜい 頑張って みろ |がんばって|

どうした

あ … 穴 だ |あな|

抜け ない   接着 剤 か ぬけ||せっちゃく|ざい|

相良 の 罠 か さがら||わな|

ヤ … ヤバ い ぞ   この 道 |||||どう

た … 助けて |たすけて

動け ない うごけ|

ここ まで やる か   普通 ||||ふつう

なに   聞こえ ない |きこえ|

だから   そこら 中 … 相良 が 仕掛けて た 罠 が … なんだ よ ||なか|さがら||しかけて||わな|||

とにかく 戻って きて |もどって|

えー い   くそ   あの バカ   本気で 逃げ切る つもり ね ||||ばか|ほんきで|にげきる||

カナ ちゃん   風間 君 の ブラボーチーム も 全滅 だって ||かざま|きみ||||ぜんめつ|

おのれ …

千鳥 か   相良 を 見つけた ぞ ちどり||さがら||みつけた|

でか した   オノ D   捕まえて ||おの||つかまえて

任せ な  4 人 がかり なら … まかせ||じん||

オノ D   生きて る ?  返事 して おの||いきて||へんじ|

地雷 だ   全滅 だ じらい||ぜんめつ|

なあ   千鳥 |ちどり

俺   前 に お前 に 告 って 振ら れ ただ ろ おれ|ぜん||おまえ||こく||ふら|||

今 でも 結構 マジ な んだ ぜ いま||けっこう||||

や だ   死な ないで ||しな|

もし … もし 俺 が 生きて 帰れたら   今度 こそ 彼女 に … ||おれ||いきて|かえれたら|こんど||かのじょ|

ああ   それ は 却下 |||きゃっか

ひで え

宗 介 はじめ|かい

あんた だけ は 絶対 に 許さ ない わ |||ぜったい||ゆるさ||

これ 以上 宗 介 の 捕獲 が 長引く と   あたし たち は 破滅 よ |いじょう|はじめ|かい||ほかく||ながびく|||||はめつ|

しかし   なんと して も 捕らえる の ||||とらえる|

犠牲 に なった 仲間 の ため に   我々 人類 の 尊厳 の ため に ぎせい|||なかま||||われわれ|じんるい||そんげん|||

そして   なにより

あたし たち の 単位 の ため に |||たんい|||

これ より 我ら は 修羅 に 入る ||われら||しゅら||はいる

人 と 会って は 人 を 斬り   神 と 会って は 神 を 斬れ じん||あって||じん||きり|かみ||あって||かみ||きれ

問答 無用   容赦 無用 もんどう|むよう|ようしゃ|むよう

損害 に 構わ ず   前進 せよ そんがい||かまわ||ぜんしん|

総員   続け ー そういん|つづけ|-

怯 む な   進め きょう|||すすめ

構う な   突撃 かまう||とつげき

なんの これ しき

負ける もんか ぁ まける||

あと 少し |すこし

終わった か おわった|

芸術 は 残酷だ げいじゅつ||ざんこくだ

宗 介 はじめ|かい

散々 手 こ ずら せて くれた わ ね さんざん|て||||||

バ … バカな |ばかな

ようやく 会えた な |あえた|

覚悟 は できて る わ ねぇ かくご|||||

待て ー まて|-

この 野郎 |やろう

ちょっと

はい   どうぞ

これ は どうも

平和です ねぇ へいわ です|

水星 先生 の ご 自宅 が   会場 の こんな 近く に ある なんて すいせい|せんせい|||じたく||かいじょう|||ちかく|||

びっくり し ました わ

ええ   私 は 昔 から この 庭園 に |わたくし||むかし|||ていえん|

能動 的な 静寂 と 揺らぎ の イメージ を … のうどう|てきな|せいじゃく||ゆらぎ||いめーじ|

待た ん か   こら ー また||||-

さ … 相良 君 ?  千鳥 さん ? |さがら|きみ|ちどり|

待ち たまえ   諸君 は … まち||しょくん|

宗 介 はじめ|かい

どけ

動く な うごく|

この 女 の 命 が 惜しければ   おとな … |おんな||いのち||おしければ|

観念 しろ   この かんねん||

早く 縛って はやく|しばって

そこ は 俺 の ケツ だ ||おれ|||

とうとう 捕まえた わ よ   宗 介 |つかまえた|||はじめ|かい

殺せ ころせ

まだ あんた に は 役目 が ある の ||||やくめ|||

殺す の は その あと よ ころす|||||

あの   千鳥 さん … |ちどり|

さあ   連行 して   すぐに 下書き よ |れんこう|||したがき|

ちょっと …

素晴らしい 作品 です わ すばらしい|さくひん||

思春期 の 繊細 さ   若々しい 活力 ししゅんき||せんさい||わかわかしい|かつりょく

そして この みずみずしい 筆 致 |||ふで|いた

は あ   恐縮 です ||きょうしゅく|

特に   えー  2 年 4 組 の … とくに||とし|くみ|

これ は …

これ は …

これ は 一体 ? ||いったい

彼ら は   非常に 前衛 的な 試み を した ようで かれら||ひじょうに|ぜんえい|てきな|こころみ|||

T ・ アウスラー の 影響 が 見 られ ます |||えいきょう||み||

力 を 剥奪 さ れた 人間 の 虚無 感 と 言い ます か   その … ちから||はくだつ|||にんげん||きょむ|かん||いい|||

まったく   いつ に なったら 適応 できる の かしら ね   あの 戦争 ボケ は ||||てきおう||||||せんそう||

まあ   悪気 は ない んだ し |わるぎ||||

だから って 授業 中 に 手榴弾 を 爆発 さ せて   いいわけ が ない でしょう ||じゅぎょう|なか||しゅりゅうだん||ばくはつ|||いい わけ|||

でも カナ ちゃん   相良 君 と 一緒に いる と |||さがら|きみ||いっしょに||

すごく 楽し そうに 見える んだ けど |たのし|そう に|みえる||

んな わけ ない でしょう

最近   もう 疲れちゃ って さ さいきん||つかれちゃ||

だって あいつ   あたし の 気苦労 なんて 全然 分かって ないし ||||きぐろう||ぜんぜん|わかって|

ちょっと 距離 置いた ほう が いい かも ね |きょり|おいた|||||

千鳥 ? ちどり

不破 先輩 … ふわ|せんぱい

色々 持って ん なぁ いろいろ|もって||

なあ   相良   これ は ? |さがら||

スモークグレネード だ

煙 が 出る なら   出る って 言え けむり||でる||でる||いえ

俺 は 警告 した ぞ おれ||けいこく||

千鳥 ちどり

なあ   ちょっと 聞いて くれよ ||きいて|

相良 の やつ が また 変な もの … さがら|||||へんな|

千鳥 ? ちどり

うん   ほどほどに ね

は ー い   今日 は 仮定 法 の 勉強 を し ます |-||きょう||かてい|ほう||べんきょう|||

テキスト 24 ページ を 開いて てきすと|ぺーじ||あいて

まず   最初の 例文 を 見て ください |さいしょの|れいぶん||みて|

If I could fly , I would fly to you

もし 私 が 空 を 飛べた なら   あなた の 所 へ 飛んで いく のに |わたくし||から||とべた||||しょ||とんで||

と いう 意味 です ね ||いみ||

千鳥 ちどり

な … なに

やはり 妙だ |みょうだ

なに が

千鳥 だ ちどり|

何者 か に 脅迫 でも さ れて いる の か   薬物 の 乱用 か なにもの|||きょうはく|||||||やくぶつ||らんよう|

ど … どう だろう

お 疲れ |つかれ

あたし 今日 用事 ある から   先 に 帰る ね |きょう|ようじ|||さき||かえる|

千鳥 ちどり

な … なに

いや   なに か 問題 が ある の か |||もんだい||||

トラブル なら 俺 が 力 に なる が とらぶる||おれ||ちから|||

べ … 別に |べつに

大丈夫だ から   気 に し ないで だいじょうぶだ||き|||

じゃ

どうも 気 に なる   心配だ |き|||しんぱいだ

あの さ   相良 君   次の 日曜   暇 ? ||さがら|きみ|つぎの|にちよう|いとま

空ける こと は できる が あける||||

じゃあ   その 日 出かけ ない ? ||ひ|でかけ|

3 年 ぶり か ぁ   懐かしい な とし||||なつかしい|

でも   いい の   先輩 受験 でしょ |||せんぱい|じゅけん|

息抜き も 必要だ よ いきぬき||ひつようだ|

それ に …

千鳥 と の デート だ もん な ちどり|||でーと|||

とにかく 今日 は 楽しもう よ |きょう||たのしもう|

え … ええ

と いう わけな んだ けど

あの 人 ね   カナ ちゃん が 中学 の 頃   仲 の よかった 先輩 なん だって |じん|||||ちゅうがく||ころ|なか|||せんぱい||

あの 男 は 他校 の 生徒 だ な |おとこ||たこう||せいと||

我が 校 の 機密 情報 を 盗む ため に わが|こう||きみつ|じょうほう||ぬすむ||

千鳥 に 近づいた と すれば   説明 は つく ちどり||ちかづいた|||せつめい||

んな わけ ない でしょう

締め 上げれば 分かる こと だ しめ|あげれば|わかる||

それ は 絶対 に ダメ ||ぜったい||だめ

そんな こと したら   本当に カナ ちゃん に 嫌わ れちゃ うよ |||ほんとうに||||きらわ||

様子 を 見て から   もう 一 度 考えて みて   ねえ ? ようす||みて|||ひと|たび|かんがえて||

そこ まで 言う なら   泳が せて みよう ||いう||えい が||

どう

確かに   脅迫 や スパイ 行為 は ない ようだ たしかに|きょうはく||すぱい|こうい|||

あの 2 人 は … |じん|

そう だ な   楽しんで いる |||たのしんで|

結構な こと だ けっこうな||

大丈夫 ? だいじょうぶ

大丈夫だ だいじょうぶだ

安心 が よく 分かった   事情 した あんしん|||わかった|じじょう|

言葉 が 変だ けど ことば||へんだ|

問題 ない   とにかく 偵察 は 終了 だ もんだい|||ていさつ||しゅうりょう|

退路 を 確保 し   足跡 を 消せ たいろ||かくほ||あしあと||けせ

爆薬 と 食料 は ここ で 放棄   ランデブー は ポイントアルファ ばくやく||しょくりょう||||ほうき|||

常盤 は ヘリ の ETA を 再 確認 しろ ときわ||へり||||さい|かくにん|

かなり 動揺 して る みたいだ ね |どうよう||||

とにかく   帰る のだ |かえる|

コラ ぁ

昼間 っ から イチャイチャ し よって から に ひるま|||||||

学生 は 家 で 勉強 し とれ がくせい||いえ||べんきょう||

昼間 っ から 酒 飲んで る 人 に 言わ れ たく ない わ ね ひるま|||さけ|のんで||じん||いわ|||||

ほっといて くれる ?

千鳥 ちどり

んだ と   この ガキ |||がき

ヤクザ 屋 さん だ   まずい よ やくざ|や||||

問題 ない   こちら は 戦争 屋 だ もんだい||||せんそう|や|

彼女 が 誰 と 親しかろう と 関係ない かのじょ||だれ||したしかろう||かんけいない

俺 は 彼女 を 護 る おれ||かのじょ||まもる|

相良 君   偉い さがら|きみ|えらい

でも   そのまま 出て いったら ||でて|

尾行 して た の バレ ちゃ うよ びこう||||||

大人 な めとったら   承知 せんぞ おとな|||しょうち|

あっ ち 行って よ   バカ が 移る でしょ ||おこなって||ばか||うつる|

なん や と   コラ

ボン 太く ん ぼん|ふとく|

なんじ ゃえ

痛 っ つう|

な に さらす んじゃ   コラ ぁ

降りて こんかい   ボケ おりて||

あ … 兄貴 |あにき

おんどり ゃあ

なんだ   この …

て め え

やめて   やめて   やめ …

千鳥 ちどり

来る な   この 女 を … くる|||おんな|

ちょっと …

なに が あった んです |||ん です

あいつ です じゃ

わし の 着 ぐるみ を 強引に 奪って ||ちゃく|||ごういんに|うばって

こっち だ   追う ぞ ||おう|

こら   待ち なさい |まち|

なん だった んだろう な   あれ は

アトラクション って わけじゃ ないし

でも   千鳥 の 啖呵 も 過激だった よ な |ちどり||たんか||かげきだった||

ごめんなさい   先輩 まで 危ない 目 に 遭わ せちゃ って |せんぱい||あぶない|め||あわ||

い いって

俺   お前 の そういう ところ も 好きだ から おれ|おまえ|||||すきだ|

千鳥   あの さ ちどり||

俺 と 付き合わ ない か おれ||つきあわ||

俺   お前 の こと   好きだ と 思う おれ|おまえ|||すきだ||おもう

だから   千鳥 |ちどり

先輩 … せんぱい

あの バカ |ばか

ごめんなさい

そう か

他 に 好きな やつ が いる の か た||すきな|||||

たまに   誰 か の こと を 思い出して る みたいな 顔 して たから さ |だれ|||||おもいだして|||かお|||

それ は   その …

千鳥 の 好み なら ちどり||よしみ|

きっと しっかり して て   大人っぽい やつ なんだろう な ||||おとなっぽい|||

いや   それ は 違い ます   全然 |||ちがい||ぜんぜん

いや   その …

そこ に 隠れて   早く ||かくれて|はやく

急げ ー いそげ|-

お 客 さん   銃 で 武装 した ボン 太く ん を 見かけ ませ ん でした か |きゃく||じゅう||ぶそう||ぼん|ふとく|||みかけ||||

あっ ち 行き ました よ ||いき||

よし   こっち だ

ひと 安心 ね   ボン 太く ん |あんしん||ぼん|ふとく|

さっき は あり が と

人助け の ついで に   あたし の 身の上 話   聞いて くれる ? ひとだすけ||||||みのうえ|はなし|きいて|

今日 ね   あたし   昔 好き だった 人 と デート した の きょう|||むかし|すき||じん||でーと||

その 人   中学 の 頃 の 先輩 で ね   す っ ごく いい 人 で |じん|ちゅうがく||ころ||せんぱい|||||||じん|

それ が こない だ   学校 の 帰り に ばったり 再会 しちゃ って ||||がっこう||かえり|||さいかい||

さっき  「 付き合って くれ 」 って 言わ れた んだ けど |つきあって|||いわ|||

結局 断っちゃ った けっきょく|たっちゃ|

なんで 断った か   分かる ? |たった||わかる

あたし も よく 分か ん ない |||わか||

でも ね

その こと で 悩んで たら   心配 して くれた やつ が いる の |||なやんで||しんぱい||||||

いつも は 全 っ 然 鈍感な くせ に ||ぜん||ぜん|どんかんな||

珍しく 「 なに か 問題 が ある の か 」 と か 言って めずらしく|||もんだい|||||||いって

すごく … うれしかった よ

まっ   そういう こと

明日 っ から は いつも 通り の あたし だ から あした|||||とおり||||

安心 して ね   ボン 太く ん あんしん|||ぼん|ふとく|

それ じゃ

いた ぞ   こっち だ

着 ぐるみ を 返し なさい ちゃく|||かえし|

待て まて

いよいよ ハードバトル の 回 だ |||かい|

突如 出現 した 未知の 敵 とつじょ|しゅつげん||みちの|てき

生徒 会 から 特命 を 受けた 俺 を 襲う 破壊 と 暴力 の 嵐 せいと|かい||とくめい||うけた|おれ||おそう|はかい||ぼうりょく||あらし

死闘 の 果て に 見出した の は しとう||はて||みいだした||

涙 か   愛 か   見果て ぬ 夢 か なみだ||あい||みはて||ゆめ|

どうでも いい けど   散らかしたら ちゃんと 片づけて よ ね |||ちらかしたら||かたづけて||

あと で あたし まで 会長 に 嫌味 言わ れる んだ から ||||かいちょう||いやみ|いわ|||

次回  「 純 で 不純な グラップラー 」 と じかい|じゅん||ふじゅんな||

「 善意 の トレスパス 」 に ご 期待 ください ぜんい|||||きたい|

あの 校 務 員 は   過去 最強 の 敵 かも しれ ん |こう|つとむ|いん||かこ|さいきょう||てき|||

あ … あの   水星 先生 ||すいせい|せんせい

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途 ほん|じまく|よし|诸かみ|じまく|组しゅつ|しな|仅とも|まな||こうりゅう|きんし|よう|うしょう||ようと

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 www . kamigami . org 和 微 博 @ 诸神 字幕 组 こうた|ちゅうにち|そう||じまく|つく|ざい||||わ|び|はく|诸かみ|じまく|

日 听 Archer ひ|きん|

日 校 戚风 ひ|こう|せき风

翻 译 兰樱 ひるがえ||

校 对 小 江 こう||しょう|こう

时间 轴 Foyzi

压制 紺野 木綿 季 压せい|こんの|もめん|き

字幕 诸神 字幕 组 じまく|诸かみ|じまく|