×

We use cookies to help make LingQ better. By visiting the site, you agree to our cookie policy.


image

フルメタル・パニック? ふもっふ, フルメタル・パニック? ふもっふ#12

フルメタル ・パニック ? ふ もっふ#12

優し さ は 時々 残酷だ から

求める 程 こたえ を 見失う

雨上がり の 街 虹 が 見える なら

今 歩き 出そう 何 か が 始まる

君 が いる から 明日 が ある から

一 人きり じゃ 生きて ゆけ ない から

こんなに 近く に 感じる それ が 愛 でしょう

涙 の 数 の 痛 み を 君 は 知って る から

透き通る その 目 の 中 に 確かな 意味 を 探して

笑顔 見つけ たい

こちら は ブリリアント ・ セーフテック 社 です

ただいま 担当 者 が 席 を 外して おり ます

発信 音 の あと に ご 用件 を どうぞ

お 客 様 の ご 武運 を お 祈り して おり ます

ベアール 相良 だ

前 から 頼んで いた 小包 が 届いた が

中身 が 間違って いる

俺 が 注文 した の は 銃 の 特殊 サイト だ

その はず が 妙な ボトル しか 入って い なかった ぞ

マニュアル を 斜め 読み して みた が ひどい 危険 物 だ

こんな もの を 空輸 する と は 正気 か

すぐに 連絡 を くれ

どこ に 電話

旧知 の 武器 商人 だ

金 さえ 払えば たいてい の もの は 仕入れて くれる 男 で な

銃 の 部品 を 注文 した のだ が

商品 を 間違えて 発送 して きた ようだ

頑丈 そうな 水筒 ね

当然だ

ちょっと や そっと で 壊れる ようで は こ …

2 年 4 組 の 相良 宗 介 君

工事 中 の 部室 棟 の 件 で 聞き たい こと が あり ます

今 すぐ 職員 室 へ 来 な さ ー い

相良 君 また なに か やった の

いや 心当たり は ない が

ホント ?

昨日 工事 現場 に 立入 禁止 の ロープ が 張って あった ので

親切 心から 高圧 電流 の 罠 を 仕掛けて おいた だけ だ

まさか それ を と が …

咎めて ん の よ

痛い 痛い 痛い …

きっと 工事 業者 の 人 が 罠 に かかった んだ わ

ほら 来 なさい

その ボトル に 触って は いかん ぞ

なんだか んだ で 面倒 見い い ん だ から

でも 乱暴

いや ぁ 買えた 買えた

ど した の オノ D

出張 販売 の 「 爆熱 ゴッドカレーパン 」

いつも 売り切れ で さ ぁ

ああ 新 製品 の

半端じゃ ない 辛 さ らしい よ ぉ

とりあえず 挑戦 し と こう と 思って よ

じゃ いただき ま ー …

から ー

からから から …

うわ ベタ な リアクション

水 ごめんなさい 空 です 水 それ も 空 水 オ … オノ D それ は 相良 君 の … ほら オノ D

いや ぁ サンキュ

これ 辛 すぎ な に 考えて んだ あの パン 屋

だって そういう 触れ込み な んでしょ

辛い に 決まって る じゃ ない

ね … ねえ みんな ちょっと これ 見て よ

な … なんか めちゃくちゃ ヤバ そう な んだ けど

明日 も 挑戦 して みたら ?

ひどい な 俺 もう 激辛 は こりごりだ よ

って … って いう か 絶対 ヤバ いよ これ

で で みんな 聞いて る ? ねえ

小野寺 さん ったら

人 の 話 聞く よ みんな ね ちょっと

まったく

あと で 業者 の 方 に ちゃんと 謝る んです よ

いい です ね

了解 です

あれ ? 昼 休み 終わり ?

早い で すね

じゃ ね 恭子

うん また ね

待って くれ

誰 か この ボトル の 中身 が どう なった か 知ら ない か

正直に 言って くれ

怒ったり 賠償 を 求めたり し ない と 約束 する

早く 名乗り出る んだ

なあ ごめん な 相良

それ 水筒 と 間違え ち まって さ

中身 は どこ だ

片づけて おき ました あちら に

相良 君 もう 授業 が 始まる …

全員 聞いて くれ

今 から この 教室 を 出て いく こと を 禁止 する

君 たち も だ ここ を 動く な

な に 言って ん の よ

私 ども は 別の クラス な のです が

関係ない

どんな 事情 が あろう と

この 教室 に 足 を 踏み入れた 者 は …

相良

今日 の 昼 休み に 屋上 に 来い と

果たし 状 を 送った だ ろ が

貴 様 …

緊急 事態 だ

ちょっと これ じゃ 出 られ ない でしょう

相良 君 いい加減に し なさい

一体 なに を … やって …

なん な の その 格好 は

NBC 防護 服 だ

NB … な に

待て その 前 に …

いて て て て …

さ … 相良 君 あなた 一体 …

今 説明 し ます

諸君 勝手 ながら 5 時間 目 の 授業 は 急遽 中止 さ せて もらう

なに を 言って る んです

この 教室 内 で 重大な 災害 が 発生 した

某 国 の 研究 所 で 試作 さ れた 細菌 兵器 が

専用 の カプセル から 漏洩 した のだ

さ … 細菌 兵器 ?

肯定 です

最 先端 の バイオテクノロジー が 生み出した

非常に 危険な バクテリア です

貪欲に して 獰猛

人体 に 空気 感染 したら

獲物 を 食らい 尽くす まで 決して 活動 を やめ ない

マニュアル に は そう あり ます

それ が この 教室 に ?

はい

感染 して る の 私 も ? 私 の 生徒 たち も ?

恐らく 残念 ながら

先生

落ち着け これ は ただ の 失神 だ

落ち着ける わけ ない でしょう

か … 感染 なんの 話 だ

取り乱す な 慌てて 騒いで も 事態 は 改善 し ない ぞ

勝手な こと 言わ ないで

感染 したら 死んじゃ う んでしょう

あんた 1 人 だけ そんな 立派な 服 着て て

なに が 「 取り乱す な 」 よ

だが 細菌 兵器 に ついて

わずか なり と も 知っている の は 俺 だけ だ

有効な 対策 を 練る ため に は …

分かった

さては あんた 自分 だけ 助かる 気 ね

相良 て め え よくも

分かった

これ で 理解 して もらえた か

俺 が 我が身 かわい さ で こうして 指図 して いる わけで は ない

1 人 の 戦闘 の プロ と して

ただ 事態 を 悪化 さ せまい と 努力 して いる だけ だ

いい か みんな

憎しみ を 捨てて くれ

これ から の こと を 考える ため に も

誰 か を 恨む の は やめる んだ

この 悲劇 は 誰 の せい で も ない のだ から

宗 介 …

分かって くれた か みんな

まったく

銃 や 爆弾 なら まだしも

細菌 兵器 で すって ?

なんて 物騒な もの を 持ち込む んだ この 野郎 が

銃 や 爆弾 も 十分 物騒だ けど

だいたい な んな の

細菌 兵器 って だけ じゃ さっぱり 分から ない わ

誰 か 気分 の 悪い 人 いる ?

いや 別に …

とりあえず 保健 室 行 こっか

それ は やめ といた ほう が いい と 思う よ

なんで

さっき 相良 君 が 「 この 教室 を 出る な 」 って 言った の は

汚染 が 広がる の を 心配 した から だ よ

空気 感染 する って 言って た よ ね

僕たち が 教室 を 出て いったら

学校 中 が 汚染 地域 に なっちゃ うよ

で … でも よ 誰 も なんとも ねえ ぜ

細菌 兵器 の 特徴 は

感染 から 発症 まで ある 程度 時間 が かかる こと な んだ

でも その 殺傷 力 は 恐ろしい

「 貧者 の 核 爆弾 」 なんて 呼ば れる こと も ある くらい で ね

中東 の 某 国 で

エボラ ・ ウイルス の 軍事 利用 が 研究 さ れて いる と 聞いた こと が ある

もしかしたら それ かも しれ ない

エボラ ?

あの 全身 から 血 を 噴き出して 死んじゃ うって いう あれ ?

そう 別名 「 人食い ウイルス 」

もし それ なら みんな 無事で は 済まない だろう ね

バ … バカな

嫌だ 死に たく ない

お 母さん

ちょっと みんな やめ なさい

落ち着いて

教室 を 出ちゃ ダメ よ 聞いて なかった の

って あー もう

落ち着け って 言って る でしょう が ー

もう 一 度 言う わ よ 見苦しい マネ は やめ なさい

被害 が 広がる だけ よ

で … でも よ

考えて み なさい

この 災害 を 後 の 歴史 が どう 判断 する か

ここ で あたし たち が 取り乱して

汚染 を 学校 中 に 広めた と したら

人々 は あたし たち を 永遠に 軽蔑 し 続ける わ よ

それ でも いい の

怖い の は あたし も 同じ よ

どうせ 死ぬ の なら

その 前 に 「 お はい お 屋 」 で

トライデント 焼き を 思う 様 食べて おき たい

駅前 の 立ち食い そば 屋 で

思いつく 限り すべて の トッピング を 施した 超 豪華な そば を

堪能 して から 思い残す こと なく 死んで いき たい

そう 思う わ

案外 安上がりな 散り 様 だ ね

しか ー し

それでは いけない の よ

滅び に 直面 して も

あたし たち は 理性 を 持って 立ち向かう べきな の

同胞 たち の 無事 を 願い ながら

我が身 を 運命 と いう 生 贄 の 祭壇 に 捧げる その 心

その 高潔な 精神 の 輝き こそ が

人間 性 って もんじゃ ない の

千鳥 お前 の 言う 通り だ

そう よ ね みっともない マネ は やめ ましょう

辛い けど 俺 たち が 我慢 すれば いい こと な んだ よ な

ありがとう みんな

あたし は みんな を 誇り に 思う わ

乱暴な こと ばかり 言って ごめん ね

なに を 言う の カナ ちゃん

悪かった の は 私 たち よ

大丈夫 さ 俺 たち みんな 仲間 じゃ ない か

1 人 で 死ぬ わけじゃ ない んだ 怖く なんか ない よ

みんな …

なに を 泣いて いる のだ

うるさい わ ね

あたし たち は 今 人間 の 良心 を 噛みしめて る 最中 な の

あんた は あ っち で 死んで なさい よ

そう です よ 相良 さん

お邪魔 を して は いけ ませ ん よ

そう も いか ん まだ ワクチン の 話 を して い なかった しな

ワクチン ?

細菌 兵器 の ワクチン だ

非 常時 の ため に 添付 して あった

これ この 通り

たった 1 人 分 だ が

みんな どうした

あんた って あんた って …

ホンット に 物事 を ややこしく する 天才 ね

くじ引き で 決め ましょう

それ で 恨み っこ なし

嘘 みんな 消えろ みんな 消えろ みんな 消えろ もしもし 母さん

うん お 別れ が 言い たくて

恭子 …

辛い けど 平気だ よ

楽しい 毎日 だった し

ひどい よ ね

こんな こと って … こんな こと って …

次 は 誰 ?

瑞樹 ?

あた …

嫌 ー

嫌 嫌 嫌 嫌 嫌 嫌 ー

み … 瑞樹

いい 男 に 巡り会う こと も なく 死んじゃ う なんて 絶対 嫌 ー

これ は なに か の 間違い よ

やり 直し を 要求 する わ だいたい …

見苦しい マネ は やめろ

女 お前 の 気持ち は 分から ん で も ない

だが 未練がましい 振る舞い は

お前 自身 の 生き様 を 汚す こと に なる んだ ぞ

なぜ それ が 分から ん

天命 と あら ば 受け入れる

あと は 己 の 命 を どう 使う か だ

いい こ と 言う ね 一成 君

じゃ くじ 引いて

俺 の 心 に 後悔 は ない

それ に 例え この くじ が 当たった と して も …

受け取って くれ 千鳥

一成 君 ダメ

君 は 生きる んだ 俺 の 愛 と 共に

ああ 残念

じゃ 次

ねえ 一成 君 って 言った っけ

あたし 今 叱ら れて キュン って 来ちゃ った んだ けど

な に 言って んだ お前

いい 男 みたいだ し

どうせ 死ぬ なら その 前 に 添い 遂げて み ない ?

ね ねえ

いや いや 抱きつく な

ね ねえ

で お 蓮 さん は どう する の

私 は 最後 で 結構です

宗 介 は ?

一応 あんた も 引 い とき なさい よ

では とりあえず

おお 「 あたり 」 だ な

あたり ?

ああ 「 あたり 」 だ

そう いう わけだ すま ん な

より に も よって … 貴 様 か

あの さ

なんか それ め っちゃ くちゃ 納得 いか ない んだ けど

たいてい の こと は 我慢 できる けど よ これ ばっかり は

細菌 に 侵さ れて 死ぬ 前 に

この 宇宙 の 不条理で 狂い 死に し そうだ わ

気持ち は 分かる

だが 約束 しよう

俺 は この 悲劇 を 決して 忘れ ない

兵器 の 開発 者 に データ を 送り

二度と このような 事故 が 起き ない よう 厳しく 通達 して おく

だから …

だから なんだ

運命 を 受け入れ 心 静かに

お前 が 死ね ー

待て 落ち着く んだ みんな

暴力 で は 解決 し ない 話し合おう

と か 言い ながら 自分 が 反撃 する んじゃ ねえ

みんな やめて

醜い 争い は よして

くじ なんて やり 直せば いい じゃ ない

これ 以上 あたし を 悲しま …

って もう 知る か ぁ

くたばれ 相良

やかましい

一体 なん の 騒ぎ だ

学級 崩壊 の 小学校 じゃ ある まい し

教育 なめる の も 大概 に しろ

あ … 開けちゃ った

空気 感染 な のに

なんて こと

藤 咲 やって くれた な こら

な … なんだ

もう 汚染 地域 が どう の なんて 知った こと か ー

死ぬ 前 に 盗 撮 写真 処分 し と か ない と

つ ー か 俺 トイレ 行き たかった んだ よ

あっ あたし も

どう す ん の よ

みんな 出て っちゃ った じゃ ない

菌 が 菌 が …

参った

最後 の 最後 まで この 調子

なんて 人生 だった の かしら

でも あんた が 起こす 厄介 事 から も これ で 解放 さ れる わけ よ ね

そう 思えば 少し は 納得 できる かも

俺 は 納得 して ない ぜ

この 命 が 尽きる 前 に

なんと して でも 終わら せ なきゃ なら ない こと が ある

惚れた 女 に 告 ったり 家族 に 別れ を 告げたり

そういう の は どう だって いい

俺 が 最後に 望む の は ただ 1 つ

って まとわり つく な 女

いい じゃ ん あたし は 最後 まで 愛 に 生きる って 決めた の

とにかく 俺 が 言い たい こと は

貴 様 と ケリ を つけ なきゃ 死ぬ に 死ね ない って こと だ

そう か

そう だ 覚悟 して もらう ぜ

燃え上がれ 俺 の 命 よ

最後 の 輝き を 見せて くれ

今 この 一撃 に すべて を かける

大 導 脈 流 最終 奥義 臨 …

勝った

いや もう ツッコ む気力 も ない わ ホント

お 蓮 さん どこ 行く の

はい さすが に 私 でも 事情 は 分かり ました

お 慕い する 方 の お そば で 命 を 全うし たい ところ です が

それ も 叶い ませ ん

この上 は 1 人 で 最後 の お茶 を 楽しもう か と 思い ます

お 蓮 さん …

みなさん 今 まで お 世話に なり ました

では ご機嫌よう

うん じゃあ ね

千鳥

ついてきて くれ 今 すぐだ

ちょ … ちょっと

時間 が ない

ね 宗 介 どこ 行く の よ

時間 が ない と 言ったろう

いい から 来る んだ

って 保健 室 なんで また …

ちょっと な に やって ん の よ 宗 介

千鳥 服 を 脱げ

脱ぐ んだ

な に 言って ん の よ

まさか … そんな …

これ から 死ぬ から って

そんな いきなり …

あたし に も 心 の 準備 が …

それ に こんな 場所 で

や だ よ いくら なんでも …

いい から なにも 言わ ず に 脱いで くれ

これ で 思い残す こと は あり ませ ん

美樹 原 君 どうした ね

先輩 なぜ です

なぜ ここ に

自習 で ね

課題 を 済ませた ので

雑務 を 片づけ に 来た のだ が

いけ ませ ん 私 から 離れて ください

でないと 私 …

そう は いか ない しっかり した まえ

先輩 …

熱っぽい

もう ダメな の か な

よ … よう 常盤

オノ D しっかり して

しっかり って …

難しい 注文 だ な

頭 が ボーッ と しち まって て

なんか もう 体 が 動か ねえ んだ よ

そんな …

今 気 が ついた んだ けど

世界 って こんなに きれいだった んだ な

オノ D

オノ D

どうやら とうとう 来 ち まった な

俺 一番乗り みたいだ

や だ オノ D 死な ないで

常盤

俺 お前 が 泣く とこ 初めて 見た

や だ や だ よ

常盤 最後 だ から 言う よ

俺 お前 の こと …

お前 の こと …

お前 の こと …

あたし の こと が なに

いや 急に 爽快 感 が

肩 やら 腰 やら が 妙に すっきり した ような

ど … どう なって る の

さあ

って おい 常盤

嫌 ー

いい か 相良 それ は 殺人 ウイルス なんか じゃ ない

説明 しろ

前 から 石油 製品 を 分解 する バクテリア が 注目 さ れて た だろう

あれ を 軍事 利用 しよう と した 研究 者 が いたんだ が

実験 の 過程 で 変な 細菌 が 生まれた んだ

それ が あの 細菌 兵器 だ と ?

そう だ

その 名 も ずばり 「 フルモンティ ・ バクテリア 」

こいつ は 摂氏 36 度 付近

つまり 人間 の 体温 辺り で のみ

驚異 的な レベル で 増殖 ・ 活性 化 する んだ

そう なった が 最後 こいつ は 特定の 石油 製品

詳しく は ポリエステル や ナイロン を 徹底 的に 食い 尽くす 性質 が ある

そういう 意味 で は とてつもなく 獰猛な 細菌 な んだ

対策 は ?

ない ワクチン だけ だ

ほぼ 2 時間 後 に は 死滅 する が

それ まで は 石油 製品 を 身 に つけちゃ いか ん

天然 繊維 以外 は すべて ダメだ

触って ごらん ウール だ よ

しかも 一 度 発症 したら 付近 の 人間 は 誰 彼 構わ ず 被害 に 遭う

先輩 …

だが 喜べ

副 作用 は 肩こり 腰痛 が とれる こと だ

落とし 前 は あと で つけよう

で つまり どういう こと な の よ

少なくとも 死 に 至る 病 で は なかった と いう こと だ

ああ そう な の

だが いずれ に して も …

俺 の 命 は そう 長く ない

相良 の せい らしい ぞ

相良 の せい だって ?

逃げた らしい わ よ

やつ を 捜せ

相良

出て こい コラ ぁ

伊藤 もう 終わり かよ

マジ で ?

金 返せ 武本 賀東

書けよ 志茂

ウルズ 7 より 本部 へ

現在 凶暴な 現地 人 に 包囲 さ れて いる

至急 脱出 の 手配 を

繰り返す

至急 脱出 の 手配 を

いた ぞ あそこ だ

八 つ 裂き よ

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 www . kamigami . org 和 微 博 @ 诸神 字幕 组

日 听 yang

日 校 戚风

翻 译 夏目 青 叶

校 对 zwx

时间 轴 Foyzi

压制 紺野 木綿 季

字幕 诸神 字幕 组


フルメタル ・パニック ? ふ もっふ#12 |ぱにっく||

優し さ は 時々   残酷だ から やさし|||ときどき|ざんこくだ|

求める 程   こたえ を 見失う もとめる|ほど|||みうしなう

雨上がり の 街   虹 が 見える なら あめあがり||がい|にじ||みえる|

今   歩き 出そう   何 か が 始まる いま|あるき|だそう|なん|||はじまる

君 が いる から   明日 が ある から きみ||||あした|||

一 人きり じゃ 生きて ゆけ ない から ひと|ひときり||いきて|||

こんなに 近く に 感じる   それ が 愛 でしょう |ちかく||かんじる|||あい|

涙 の 数 の 痛 み を   君 は 知って る から なみだ||すう||つう|||きみ||しって||

透き通る その 目 の 中 に   確かな 意味 を 探して すきとおる||め||なか||たしかな|いみ||さがして

笑顔 見つけ たい えがお|みつけ|

こちら は ブリリアント ・ セーフテック 社 です ||||しゃ|

ただいま 担当 者 が 席 を 外して おり ます |たんとう|もの||せき||はずして||

発信 音 の あと に   ご 用件 を どうぞ はっしん|おと|||||ようけん||

お 客 様 の ご 武運 を お 祈り して おり ます |きゃく|さま|||ぶうん|||いのり|||

ベアール   相良 だ |さがら|

前 から 頼んで いた 小包 が 届いた が ぜん||たのんで||こづつみ||とどいた|

中身 が 間違って いる なかみ||まちがって|

俺 が 注文 した の は 銃 の 特殊 サイト だ おれ||ちゅうもん||||じゅう||とくしゅ|さいと|

その はず が 妙な ボトル しか 入って い なかった ぞ |||みょうな|||はいって|||

マニュアル を 斜め 読み して みた が   ひどい 危険 物 だ まにゅある||ななめ|よみ|||||きけん|ぶつ|

こんな もの を 空輸 する と は 正気 か |||くうゆ||||しょうき|

すぐに 連絡 を くれ |れんらく||

どこ に 電話 ||でんわ

旧知 の 武器 商人 だ きゅうち||ぶき|しょうにん|

金 さえ 払えば   たいてい の もの は 仕入れて くれる 男 で な きむ||はらえば|||||しいれて||おとこ||

銃 の 部品 を 注文 した のだ が じゅう||ぶひん||ちゅうもん|||

商品 を 間違えて 発送 して きた ようだ しょうひん||まちがえて|はっそう|||

頑丈 そうな 水筒 ね がんじょう|そう な|すいとう|

当然だ とうぜんだ

ちょっと や そっと で 壊れる ようで は   こ … ||||こぼれる|||

2 年 4 組 の 相良 宗 介 君 とし|くみ||さがら|はじめ|かい|きみ

工事 中 の 部室 棟 の 件 で 聞き たい こと が あり ます こうじ|なか||ぶしつ|むね||けん||きき|||||

今 すぐ 職員 室 へ 来 な さ ー い いま||しょくいん|しつ||らい|||-|

相良 君 また なに か やった の さがら|きみ|||||

いや   心当たり は ない が |こころあたり|||

ホント ? ほんと

昨日   工事 現場 に 立入 禁止 の ロープ が 張って あった ので きのう|こうじ|げんば||たちいり|きんし||ろーぷ||はって||

親切 心から 高圧 電流 の 罠 を 仕掛けて おいた だけ だ しんせつ|こころから|こうあつ|でんりゅう||わな||しかけて|||

まさか それ を と が …

咎めて ん の よ とがめて|||

痛い   痛い   痛い … いたい|いたい|いたい

きっと 工事 業者 の 人 が 罠 に かかった んだ わ |こうじ|ぎょうしゃ||じん||わな||||

ほら   来 なさい |らい|

その ボトル に 触って は いかん ぞ |||さわって|||

なんだか んだ で   面倒 見い い ん だ から |||めんどう|みい||||

でも 乱暴 |らんぼう

いや ぁ   買えた   買えた ||かえた|かえた

ど した の   オノ D |||おの|

出張 販売 の 「 爆熱 ゴッドカレーパン 」 しゅっちょう|はんばい||ばくねつ|

いつも 売り切れ で さ ぁ |うりきれ|||

ああ   新 製品 の |しん|せいひん|

半端じゃ ない 辛 さ らしい よ ぉ はんぱじゃ||しん||||

とりあえず 挑戦 し と こう と 思って よ |ちょうせん|||||おもって|

じゃ   いただき ま ー … |||-

から ー |-

からから から …

うわ   ベタ な リアクション |べた||

水 ごめんなさい   空 です すい||から| 水 それ も 空 すい|||から 水 オ … オノ D   それ は 相良 君 の … すい||おの||||さがら|きみ| ほら   オノ D |おの|

いや ぁ   サンキュ

これ 辛 すぎ   な に 考えて んだ   あの パン 屋 |しん||||かんがえて|||ぱん|や

だって   そういう 触れ込み な んでしょ ||ふれこみ||

辛い に 決まって る じゃ ない からい||きまって|||

ね … ねえ   みんな   ちょっと これ 見て よ |||||みて|

な … なんか   めちゃくちゃ ヤバ そう な んだ けど

明日 も 挑戦 して みたら ? あした||ちょうせん||

ひどい な   俺 もう 激辛 は こりごりだ よ ||おれ||げきから|||

って … って いう か   絶対 ヤバ いよ   これ ||||ぜったい|||

で   で   みんな   聞いて る ?  ねえ |||きいて||

小野寺 さん ったら おのてら||

人 の 話 聞く よ   みんな   ね   ちょっと じん||はなし|きく||||

まったく

あと で 業者 の 方 に ちゃんと 謝る んです よ ||ぎょうしゃ||かた|||あやまる|ん です|

いい です ね

了解 です りょうかい|

あれ ?  昼 休み 終わり ? |ひる|やすみ|おわり

早い で すね はやい||

じゃ ね   恭子 ||きょうこ

うん   また ね

待って くれ まって|

誰 か   この ボトル の 中身 が どう なった か   知ら ない か だれ|||||なかみ|||||しら||

正直に 言って くれ しょうじきに|いって|

怒ったり 賠償 を 求めたり し ない と 約束 する いかったり|ばいしょう||もとめたり||||やくそく|

早く 名乗り出る んだ はやく|なのりでる|

なあ   ごめん な   相良 |||さがら

それ   水筒 と 間違え ち まって さ |すいとう||まちがえ|||

中身 は どこ だ なかみ|||

片づけて おき ました   あちら に かたづけて||||

相良 君   もう 授業 が 始まる … さがら|きみ||じゅぎょう||はじまる

全員 聞いて くれ ぜんいん|きいて|

今 から この 教室 を 出て いく こと を 禁止 する いま|||きょうしつ||でて||||きんし|

君 たち も だ   ここ を 動く な きみ||||||うごく|

な に 言って ん の よ ||いって|||

私 ども は 別の クラス な のです が わたくし|||べつの|くらす||の です|

関係ない かんけいない

どんな 事情 が あろう と |じじょう|||

この 教室 に 足 を 踏み入れた 者 は … |きょうしつ||あし||ふみいれた|もの|

相良 さがら

今日 の 昼 休み に 屋上 に 来い と きょう||ひる|やすみ||おくじょう||こい|

果たし 状 を 送った だ ろ が はたし|じょう||おくった|||

貴 様 … とうと|さま

緊急 事態 だ きんきゅう|じたい|

ちょっと   これ じゃ 出 られ ない でしょう |||だ|||

相良 君   いい加減に し なさい さがら|きみ|いいかげんに||

一体 なに を … やって … いったい|||

なん な の   その 格好 は ||||かっこう|

NBC 防護 服 だ |ぼうご|ふく|

NB … な に

待て   その 前 に … まて||ぜん|

いて て て て …

さ … 相良 君   あなた 一体 … |さがら|きみ||いったい

今 説明 し ます いま|せつめい||

諸君   勝手 ながら 5 時間 目 の 授業 は 急遽 中止 さ せて もらう しょくん|かって||じかん|め||じゅぎょう||きゅうきょ|ちゅうし|||

なに を 言って る んです ||いって||ん です

この 教室 内 で   重大な 災害 が 発生 した |きょうしつ|うち||じゅうだいな|さいがい||はっせい|

某 国 の 研究 所 で 試作 さ れた 細菌 兵器 が ぼう|くに||けんきゅう|しょ||しさく|||さいきん|へいき|

専用 の カプセル から 漏洩 した のだ せんよう||かぷせる||ろうえい||

さ … 細菌 兵器 ? |さいきん|へいき

肯定 です こうてい|

最 先端 の バイオテクノロジー が 生み出した さい|せんたん||||うみだした

非常に 危険な バクテリア です ひじょうに|きけんな|ばくてりあ|

貪欲に して 獰猛 どんよくに||どうもう

人体 に 空気 感染 したら じんたい||くうき|かんせん|

獲物 を 食らい 尽くす まで 決して 活動 を やめ ない えもの||くらい|つくす||けっして|かつどう|||

マニュアル に は そう あり ます まにゅある|||||

それ が   この 教室 に ? |||きょうしつ|

はい

感染 して る の   私 も ?  私 の 生徒 たち も ? かんせん||||わたくし||わたくし||せいと||

恐らく   残念 ながら おそらく|ざんねん|

先生 せんせい

落ち着け   これ は ただ の 失神 だ おちつけ|||||しっしん|

落ち着ける わけ ない でしょう おちつける|||

か … 感染   なんの 話 だ |かんせん||はなし|

取り乱す な   慌てて 騒いで も 事態 は 改善 し ない ぞ とりみだす||あわてて|さわいで||じたい||かいぜん|||

勝手な こと 言わ ないで かってな||いわ|

感染 したら 死んじゃ う んでしょう かんせん||しんじゃ||

あんた 1 人 だけ そんな 立派な 服 着て て |じん|||りっぱな|ふく|きて|

なに が 「 取り乱す な 」 よ ||とりみだす||

だが   細菌 兵器 に ついて |さいきん|へいき||

わずか なり と も 知っている の は 俺 だけ だ ||||しっている|||おれ||

有効な 対策 を 練る ため に は … ゆうこうな|たいさく||ねる|||

分かった わかった

さては あんた   自分 だけ 助かる 気 ね ||じぶん||たすかる|き|

相良   て め え   よくも さがら||||

分かった わかった

これ で 理解 して もらえた か ||りかい|||

俺 が 我が身 かわい さ で こうして 指図 して いる わけで は ない おれ||わがみ|||||さしず|||||

1 人 の 戦闘 の プロ と して じん||せんとう||ぷろ||

ただ 事態 を 悪化 さ せまい と 努力 して いる だけ だ |じたい||あっか||||どりょく||||

いい か   みんな

憎しみ を 捨てて くれ にくしみ||すてて|

これ から の こと を 考える ため に も |||||かんがえる|||

誰 か を 恨む の は やめる んだ だれ|||うらむ||||

この 悲劇 は   誰 の せい で も ない のだ から |ひげき||だれ|||||||

宗 介 … はじめ|かい

分かって くれた か   みんな わかって|||

まったく

銃 や 爆弾 なら まだしも じゅう||ばくだん||

細菌 兵器 で すって ? さいきん|へいき||

なんて 物騒な もの を 持ち込む んだ   この 野郎 が |ぶっそうな|||もちこむ|||やろう|

銃 や 爆弾 も 十分 物騒だ けど じゅう||ばくだん||じゅうぶん|ぶっそうだ|

だいたい   な んな の

細菌 兵器 って だけ じゃ   さっぱり 分から ない わ さいきん|へいき|||||わから||

誰 か   気分 の 悪い 人 いる ? だれ||きぶん||わるい|じん|

いや   別に … |べつに

とりあえず 保健 室 行 こっか |ほけん|しつ|ぎょう|

それ は やめ といた ほう が いい と 思う よ ||||||||おもう|

なんで

さっき 相良 君 が 「 この 教室 を 出る な 」 って 言った の は |さがら|きみ|||きょうしつ||でる|||いった||

汚染 が 広がる の を 心配 した から だ よ おせん||ひろがる|||しんぱい||||

空気 感染 する って 言って た よ ね くうき|かんせん|||いって|||

僕たち が 教室 を 出て いったら ぼくたち||きょうしつ||でて|

学校 中 が 汚染 地域 に なっちゃ うよ がっこう|なか||おせん|ちいき|||

で … でも よ   誰 も なんとも ねえ ぜ |||だれ||||

細菌 兵器 の 特徴 は さいきん|へいき||とくちょう|

感染 から 発症 まで ある 程度 時間 が かかる こと な んだ かんせん||はっしょう|||ていど|じかん|||||

でも その 殺傷 力 は 恐ろしい ||さっしょう|ちから||おそろしい

「 貧者 の 核 爆弾 」 なんて 呼ば れる こと も ある くらい で ね ひんじゃ||かく|ばくだん||よば|||||||

中東 の 某 国 で ちゅうとう||ぼう|くに|

エボラ ・ ウイルス の 軍事 利用 が 研究 さ れて いる と 聞いた こと が ある |ういるす||ぐんじ|りよう||けんきゅう|||||きいた|||

もしかしたら それ かも しれ ない

エボラ ?

あの 全身 から 血 を 噴き出して 死んじゃ うって いう あれ ? |ぜんしん||ち||ふきだして|しんじゃ|||

そう   別名 「 人食い ウイルス 」 |べつめい|ひとくい|ういるす

もし それ なら   みんな 無事で は 済まない だろう ね ||||ぶじで||すまない||

バ … バカな |ばかな

嫌だ   死に たく ない いやだ|しに||

お 母さん |かあさん

ちょっと   みんな   やめ なさい

落ち着いて おちついて

教室 を 出ちゃ ダメ よ   聞いて なかった の きょうしつ||でちゃ|だめ||きいて||

って   あー もう

落ち着け って   言って る でしょう が ー おちつけ||いって||||-

もう 一 度 言う わ よ   見苦しい マネ は やめ なさい |ひと|たび|いう|||みぐるしい|まね|||

被害 が 広がる だけ よ ひがい||ひろがる||

で … でも よ

考えて み なさい かんがえて||

この 災害 を 後 の 歴史 が どう 判断 する か |さいがい||あと||れきし|||はんだん||

ここ で あたし たち が 取り乱して |||||とりみだして

汚染 を 学校 中 に 広めた と したら おせん||がっこう|なか||ひろめた||

人々 は あたし たち を 永遠に 軽蔑 し 続ける わ よ ひとびと|||||えいえんに|けいべつ||つづける||

それ でも いい の

怖い の は あたし も 同じ よ こわい|||||おなじ|

どうせ 死ぬ の なら |しぬ||

その 前 に 「 お はい お 屋 」 で |ぜん|||||や|

トライデント 焼き を 思う 様 食べて おき たい |やき||おもう|さま|たべて||

駅前 の 立ち食い そば 屋 で えきまえ||たちぐい||や|

思いつく 限り すべて の トッピング を 施した 超 豪華な そば を おもいつく|かぎり|||||ほどこした|ちょう|ごうかな||

堪能 して から 思い残す こと なく 死んで いき たい たんのう|||おもいのこす|||しんで||

そう 思う わ |おもう|

案外 安上がりな 散り 様 だ ね あんがい|やすあがりな|ちり|さま||

しか ー し |-|

それでは いけない の よ

滅び に 直面 して も ほろび||ちょくめん||

あたし たち は 理性 を 持って 立ち向かう べきな の |||りせい||もって|たちむかう||

同胞 たち の 無事 を 願い ながら どうほう|||ぶじ||ねがい|

我が身 を 運命 と いう 生 贄 の 祭壇 に 捧げる その 心 わがみ||うんめい|||せい|にえ||さいだん||ささげる||こころ

その 高潔な 精神 の 輝き こそ が |こうけつな|せいしん||かがやき||

人間 性 って もんじゃ ない の にんげん|せい||||

千鳥   お前 の 言う 通り だ ちどり|おまえ||いう|とおり|

そう よ ね   みっともない マネ は やめ ましょう ||||まね|||

辛い けど   俺 たち が 我慢 すれば いい こと な んだ よ な からい||おれ|||がまん|||||||

ありがとう   みんな

あたし は みんな を 誇り に 思う わ ||||ほこり||おもう|

乱暴な こと ばかり 言って ごめん ね らんぼうな|||いって||

なに を 言う の   カナ ちゃん ||いう|||

悪かった の は 私 たち よ わるかった|||わたくし||

大丈夫 さ   俺 たち みんな 仲間 じゃ ない か だいじょうぶ||おれ|||なかま|||

1 人 で 死ぬ わけじゃ ない んだ   怖く なんか ない よ じん||しぬ||||こわく|||

みんな …

なに を 泣いて いる のだ ||ないて||

うるさい わ ね

あたし たち は 今   人間 の 良心 を 噛みしめて る 最中 な の |||いま|にんげん||りょうしん||かみしめて||さい なか||

あんた は あ っち で 死んで なさい よ |||||しんで||

そう です よ   相良 さん |||さがら|

お邪魔 を して は いけ ませ ん よ おじゃま|||||||

そう も いか ん   まだ ワクチン の 話 を して い なかった しな |||||わくちん||はなし|||||

ワクチン ? わくちん

細菌 兵器 の ワクチン だ さいきん|へいき||わくちん|

非 常時 の ため に 添付 して あった ひ|じょうじ||||てんぷ||

これ   この 通り ||とおり

たった 1 人 分 だ が |じん|ぶん||

みんな どうした

あんた って   あんた って …

ホンット に 物事 を ややこしく する 天才 ね ||ものごと||||てんさい|

くじ引き で 決め ましょう くじびき||きめ|

それ で 恨み っこ なし ||うらみ||

嘘 みんな 消えろ   みんな 消えろ   みんな 消えろ うそ||きえろ||きえろ||きえろ もしもし   母さん |かあさん

うん   お 別れ が 言い たくて ||わかれ||いい|

恭子 … きょうこ

辛い けど   平気だ よ からい||へいきだ|

楽しい 毎日 だった し たのしい|まいにち||

ひどい よ ね

こんな こと って …  こんな こと って …

次 は 誰 ? つぎ||だれ

瑞樹 ? みずき

あた …

嫌 ー いや|-

嫌   嫌   嫌   嫌   嫌   嫌 ー いや|いや|いや|いや|いや|いや|-

み … 瑞樹 |みずき

いい 男 に 巡り会う こと も なく 死んじゃ う なんて 絶対 嫌 ー |おとこ||めぐりあう||||しんじゃ|||ぜったい|いや|-

これ は なに か の 間違い よ |||||まちがい|

やり 直し を 要求 する わ   だいたい … |なおし||ようきゅう|||

見苦しい マネ は やめろ みぐるしい|まね||

女   お前 の 気持ち は 分から ん で も ない おんな|おまえ||きもち||わから||||

だが   未練がましい 振る舞い は |みれんがましい|ふるまい|

お前 自身 の 生き様 を 汚す こと に なる んだ ぞ おまえ|じしん||いきざま||けがす|||||

なぜ それ が 分から ん |||わから|

天命 と あら ば   受け入れる てんめい||||うけいれる

あと は   己 の 命 を どう 使う か だ ||おのれ||いのち|||つかう||

いい こ と 言う ね   一成 君 |||いう||かずなり|きみ

じゃ   くじ 引いて ||ひいて

俺 の 心 に 後悔 は ない おれ||こころ||こうかい||

それ に   例え この くじ が 当たった と して も … ||たとえ||||あたった|||

受け取って くれ   千鳥 うけとって||ちどり

一成 君   ダメ かずなり|きみ|だめ

君 は 生きる んだ   俺 の 愛 と 共に きみ||いきる||おれ||あい||ともに

ああ   残念 |ざんねん

じゃ   次 |つぎ

ねえ   一成 君 って 言った っけ |かずなり|きみ||いった|

あたし   今 叱ら れて キュン って 来ちゃ った んだ けど |いま|しから||||きちゃ|||

な に 言って んだ   お前 ||いって||おまえ

いい 男 みたいだ し |おとこ||

どうせ 死ぬ なら   その 前 に 添い 遂げて み ない ? |しぬ|||ぜん||そい|とげて||

ね   ねえ

いや   いや   抱きつく な ||だきつく|

ね   ねえ

で   お 蓮 さん は どう する の ||はす|||||

私 は 最後 で 結構です わたくし||さいご||けっこう です

宗 介 は ? はじめ|かい|

一応 あんた も 引 い とき なさい よ いちおう|||ひ||||

では   とりあえず

おお  「 あたり 」 だ な

あたり ?

ああ  「 あたり 」 だ

そう いう わけだ   すま ん な

より に も よって … 貴 様 か ||||とうと|さま|

あの さ

なんか それ   め っちゃ くちゃ 納得 いか ない んだ けど |||||なっとく||||

たいてい の こと は 我慢 できる けど よ   これ ばっかり は ||||がまん||||||

細菌 に 侵さ れて 死ぬ 前 に さいきん||おかさ||しぬ|ぜん|

この 宇宙 の 不条理で 狂い 死に し そうだ わ |うちゅう||ふじょうりで|くるい|しに||そう だ|

気持ち は 分かる きもち||わかる

だが 約束 しよう |やくそく|

俺 は この 悲劇 を 決して 忘れ ない おれ|||ひげき||けっして|わすれ|

兵器 の 開発 者 に データ を 送り へいき||かいはつ|もの||でーた||おくり

二度と このような 事故 が 起き ない よう   厳しく 通達 して おく にどと||じこ||おき|||きびしく|つうたつ||

だから …

だから   なんだ

運命 を 受け入れ   心 静かに うんめい||うけいれ|こころ|しずかに

お前 が 死ね ー おまえ||しね|-

待て   落ち着く んだ   みんな まて|おちつく||

暴力 で は 解決 し ない   話し合おう ぼうりょく|||かいけつ|||はなしあおう

と か 言い ながら   自分 が 反撃 する んじゃ ねえ ||いい||じぶん||はんげき|||

みんな   やめて

醜い 争い は よして みにくい|あらそい||

くじ なんて やり 直せば いい じゃ ない |||なおせば|||

これ 以上 あたし を 悲しま … |いじょう|||かなしま

って   もう   知る か ぁ ||しる||

くたばれ   相良 |さがら

やかましい

一体 なん の 騒ぎ だ いったい|||さわぎ|

学級 崩壊 の 小学校 じゃ ある まい し がっきゅう|ほうかい||しょうがっこう||||

教育 なめる の も 大概 に しろ きょういく||||たいがい||

あ … 開けちゃ った |あけちゃ|

空気 感染 な のに くうき|かんせん||

なんて こと

藤 咲   やって くれた な   こら ふじ|さ||||

な … なんだ

もう 汚染 地域 が どう の なんて 知った こと か ー |おせん|ちいき|||||しった|||-

死ぬ 前 に 盗 撮 写真 処分 し と か ない と しぬ|ぜん||ぬす|と|しゃしん|しょぶん|||||

つ ー か 俺   トイレ 行き たかった んだ よ |-||おれ|といれ|いき|||

あっ   あたし も

どう す ん の よ

みんな 出て っちゃ った じゃ ない |でて||||

菌 が 菌 が … きん||きん|

参った まいった

最後 の 最後 まで この 調子 さいご||さいご|||ちょうし

なんて 人生 だった の かしら |じんせい|||

でも   あんた が 起こす 厄介 事 から も これ で 解放 さ れる わけ よ ね |||おこす|やっかい|こと|||||かいほう|||||

そう 思えば 少し は 納得 できる かも |おもえば|すこし||なっとく||

俺 は 納得 して ない ぜ おれ||なっとく|||

この 命 が 尽きる 前 に |いのち||つきる|ぜん|

なんと して でも 終わら せ なきゃ なら ない こと が ある |||おわら|||||||

惚れた 女 に 告 ったり   家族 に 別れ を 告げたり ほれた|おんな||こく||かぞく||わかれ||つげたり

そういう の は どう だって いい

俺 が 最後に 望む の は ただ 1 つ おれ||さいごに|のぞむ||||

って   まとわり つく な   女 ||||おんな

いい じゃ ん   あたし は 最後 まで 愛 に 生きる って 決めた の |||||さいご||あい||いきる||きめた|

とにかく   俺 が 言い たい こと は |おれ||いい|||

貴 様 と ケリ を つけ なきゃ   死ぬ に 死ね ない って こと だ とうと|さま||||||しぬ||しね||||

そう か

そう だ   覚悟 して もらう ぜ ||かくご|||

燃え上がれ   俺 の 命 よ もえあがれ|おれ||いのち|

最後 の 輝き を 見せて くれ さいご||かがやき||みせて|

今   この 一撃 に すべて を かける いま||いちげき||||

大 導 脈 流   最終 奥義   臨 … だい|みちび|みゃく|りゅう|さいしゅう|おうぎ|のぞ

勝った かった

いや   もう ツッコ む気力 も ない わ   ホント |||むきりょく||||ほんと

お 蓮 さん   どこ 行く の |はす|||いく|

はい   さすが に 私 でも 事情 は 分かり ました |||わたくし||じじょう||わかり|

お 慕い する 方 の お そば で   命 を 全うし たい ところ です が |したい||かた|||||いのち||まっとうし||||

それ も 叶い ませ ん ||か ない||

この上 は  1 人 で 最後 の お茶 を 楽しもう か と 思い ます このうえ||じん||さいご||おちゃ||たのしもう|||おもい|

お 蓮 さん … |はす|

みなさん   今 まで お 世話に なり ました |いま|||せわに||

では   ご機嫌よう |ごきげんよう

うん   じゃあ ね

千鳥 ちどり

ついてきて くれ   今 すぐだ ||いま|

ちょ … ちょっと

時間 が ない じかん||

ね   宗 介   どこ 行く の よ |はじめ|かい||いく||

時間 が ない と 言ったろう じかん||||いったろう

いい から 来る んだ ||くる|

って   保健 室   なんで また … |ほけん|しつ||

ちょっと   な に やって ん の よ   宗 介 |||||||はじめ|かい

千鳥   服 を 脱げ ちどり|ふく||ぬげ

脱ぐ んだ ぬぐ|

な に 言って ん の よ ||いって|||

まさか …  そんな …

これ から 死ぬ から って ||しぬ||

そんな いきなり …

あたし に も 心 の 準備 が … |||こころ||じゅんび|

それ に   こんな 場所 で |||ばしょ|

や だ よ   いくら なんでも …

いい から   なにも 言わ ず に 脱いで くれ |||いわ|||ぬいで|

これ で   思い残す こと は あり ませ ん ||おもいのこす|||||

美樹 原 君   どうした ね みき|はら|きみ||

先輩   なぜ です せんぱい||

なぜ ここ に

自習 で ね じしゅう||

課題 を 済ませた ので かだい||すませた|

雑務 を 片づけ に 来た のだ が ざつむ||かたづけ||きた||

いけ ませ ん   私 から 離れて ください |||わたくし||はなれて|

でないと   私 … |わたくし

そう は いか ない   しっかり した まえ

先輩 … せんぱい

熱っぽい ねつっぽい

もう ダメな の か な |だめな|||

よ … よう   常盤 ||ときわ

オノ D   しっかり して おの|||

しっかり って …

難しい 注文 だ な むずかしい|ちゅうもん||

頭 が ボーッ と しち まって て あたま||ぼーっ||||

なんか もう 体 が 動か ねえ んだ よ ||からだ||うごか|||

そんな …

今 気 が ついた んだ けど いま|き||||

世界 って   こんなに きれいだった んだ な せかい|||||

オノ D おの|

オノ D おの|

どうやら   とうとう 来 ち まった な ||らい|||

俺   一番乗り みたいだ おれ|いちばんのり|

や だ   オノ D   死な ないで ||おの||しな|

常盤 ときわ

俺   お前 が 泣く とこ 初めて 見た おれ|おまえ||なく||はじめて|みた

や だ   や だ よ

常盤   最後 だ から 言う よ ときわ|さいご|||いう|

俺   お前 の こと … おれ|おまえ||

お前 の こと … おまえ||

お前 の こと … おまえ||

あたし の こと が   なに

いや   急に 爽快 感 が |きゅうに|そうかい|かん|

肩 やら 腰 やら が   妙に すっきり した ような かた||こし|||みょうに|||

ど … どう なって る の

さあ

って   おい   常盤 ||ときわ

嫌 ー いや|-

いい か   相良   それ は 殺人 ウイルス なんか じゃ ない ||さがら|||さつじん|ういるす|||

説明 しろ せつめい|

前 から 石油 製品 を 分解 する バクテリア が 注目 さ れて た だろう ぜん||せきゆ|せいひん||ぶんかい||ばくてりあ||ちゅうもく||||

あれ を 軍事 利用 しよう と した 研究 者 が いたんだ が ||ぐんじ|りよう||||けんきゅう|もの|||

実験 の 過程 で 変な 細菌 が 生まれた んだ じっけん||かてい||へんな|さいきん||うまれた|

それ が あの 細菌 兵器 だ と ? |||さいきん|へいき||

そう だ

その 名 も ずばり 「 フルモンティ ・ バクテリア 」 |な||||ばくてりあ

こいつ は 摂氏 36 度 付近 ||せっし|たび|ふきん

つまり 人間 の 体温 辺り で のみ |にんげん||たいおん|あたり||

驚異 的な レベル で 増殖 ・ 活性 化 する んだ きょうい|てきな|れべる||ぞうしょく|かっせい|か||

そう なった が 最後   こいつ は   特定の 石油 製品 |||さいご|||とくていの|せきゆ|せいひん

詳しく は ポリエステル や ナイロン を 徹底 的に 食い 尽くす 性質 が ある くわしく||||ないろん||てってい|てきに|くい|つくす|せいしつ||

そういう 意味 で は とてつもなく 獰猛な 細菌 な んだ |いみ||||どうもうな|さいきん||

対策 は ? たいさく|

ない   ワクチン だけ だ |わくちん||

ほぼ 2 時間 後 に は 死滅 する が |じかん|あと|||しめつ||

それ まで は 石油 製品 を 身 に つけちゃ いか ん |||せきゆ|せいひん||み||||

天然 繊維 以外 は すべて ダメだ てんねん|せんい|いがい|||だめだ

触って ごらん   ウール だ よ さわって||うーる||

しかも 一 度 発症 したら   付近 の 人間 は 誰 彼 構わ ず 被害 に 遭う |ひと|たび|はっしょう||ふきん||にんげん||だれ|かれ|かまわ||ひがい||あう

先輩 … せんぱい

だが 喜べ |よろこべ

副 作用 は 肩こり   腰痛 が とれる こと だ ふく|さよう||かたこり|ようつう||||

落とし 前 は あと で つけよう おとし|ぜん||||

で   つまり どういう こと な の よ

少なくとも   死 に 至る 病 で は なかった と いう こと だ すくなくとも|し||いたる|びょう|||||||

ああ   そう な の

だが   いずれ に して も …

俺 の 命 は   そう 長く ない おれ||いのち|||ながく|

相良 の せい らしい ぞ さがら||||

相良 の せい だって ? さがら|||

逃げた らしい わ よ にげた|||

やつ を 捜せ ||さがせ

相良 さがら

出て こい   コラ ぁ でて|||

伊藤   もう 終わり かよ いとう||おわり|

マジ で ?

金 返せ   武本   賀東 きむ|かえせ|たけもと|がひがし

書けよ   志茂 かけよ|しも

ウルズ 7 より 本部 へ ||ほんぶ|

現在 凶暴な 現地 人 に 包囲 さ れて いる げんざい|きょうぼうな|げんち|じん||ほうい|||

至急 脱出 の 手配 を しきゅう|だっしゅつ||てはい|

繰り返す くりかえす

至急 脱出 の 手配 を しきゅう|だっしゅつ||てはい|

いた ぞ   あそこ だ

八 つ 裂き よ やっ||さき|

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途 ほん|じまく|よし|诸かみ|じまく|组しゅつ|しな|仅とも|まな||こうりゅう|きんし|よう|うしょう||ようと

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 www . kamigami . org 和 微 博 @ 诸神 字幕 组 こうた|ちゅうにち|そう||じまく|つく|ざい||||わ|び|はく|诸かみ|じまく|

日 听 yang ひ|きん|

日 校 戚风 ひ|こう|せき风

翻 译 夏目 青 叶 ひるがえ||なつめ|あお|かのう

校 对 zwx こう||

时间 轴 Foyzi

压制 紺野 木綿 季 压せい|こんの|もめん|き

字幕 诸神 字幕 组 じまく|诸かみ|じまく|