×

We use cookies to help make LingQ better. By visiting the site, you agree to our cookie policy.


image

勇者ヨシヒコと導かれし七人, 勇者ヨシヒコと導かれし七人#05

勇者 ヨシヒコ と 導か れ し 七人 #05

この あと すぐだ けど 2 分 くらい は ある 。

うら ~ っ ! 盗賊 だ !

金 と 食料 を 出せ !

むっ 出た な 。 そう は させ ん !

なら 斬る まで だ !

おら っ !

なかなか やる じゃ ねえ か これ でも くらえ !

なかなか やる じゃ ねえ か いく ぞ !

ちょ ちょ … ちょっと 待って 。

なんだ ?

あっ 恐れ入り ます ちょっと 変な 話 な んです けど ➡

俺 たち に 襲いかかって くる 盗賊 って ちょっと ➡

おかしな 人 たち が 多い んです ね 。

あの チンポジ が 気 に なって 戦え ない 盗賊 と か ➡

自分 が 持ってきた ナイフ それ 毒 が 塗って ある ナイフ 。

それ 自分 で 舐めて 死んじゃ う ヤツ と か ➡

あと は 急に 鬼 嫁 が やってくる ヤツ と か 。

ああ 。 はい 。

で あの そちら は おかしな ポイント と いう の は …。

あっ いや 俺 は 普通の 盗賊 だ けど 。

まあ 普通 って いう の は なんだ が 。

まあ 別に それ が 悪い って わけじゃ ない んだ けど ねぇ 。

そう ね そう ね 。

戦い ます か ? お うよ !

うわ ~ ホント に 何も 起き ない ね 。

戦う だけ な んだ ね 。 ね 。

え ~ えっ ちょっと 待って あの …。

盗賊 って 戦う だけ じゃ ダメ な の ?

いや 盗賊 は 戦って 何 か を 奪う もの だ 。

だ よ ね 。 いや そう な んだ けど ➡

ホント 普通 だ から 。

えっ なに ? 普通 って 。

いやいや … いい んだ よ 普通で 。

えっ な んな の ? あの …。

うわ っ すげ ぇ 戦い づらい んだ けど 。

戦い ましょう 。 おうおう …。

お前 あの … すごく あの … 姿勢 うん うん すごく いい な 。

その 戦う 姿勢 いい よし 。 だけど さ こっち の 2 人 が さ 。

気 に する な ! 俺 だって 気 に し たく ねえ わ !

だけど さ なんか さ 普通 が さ 悪い みたいな さ !

戦い ましょう ! お うよ よっ しゃ !

うりゃ ~ っ !

お ぉ メガネ メガネ 。 メガネ メガネ 。

メガネ メガネ 。

いやいや 見えて る 見え てる …。

そんなに 視力 悪く ない でしょう よ 。

は いはい 見えて ます よ は いはい 。

普通に 拾って かけ ます よ はい 。

えっ なに ? 目 が 悪い 盗賊 と いう ➡

おもしろ な 感じ で いこう と ?

そんな わけ ねえ し !

そんな こう … 安易な ネタ と か ぜ って ぇし ねえ し !

え ~ 安易な おもしろみ で いこう と した よ ね 。

だって 視力 普通でしょ ?

えっ な んな の ? 黙れ おかっぱ !

普通 普通 言う な !

こんな とき に なん です が 戦い の 強 さ も 普通です ね 。

(2 人 ) あら ら …。 こら っ !

盗賊 を いじめる な 。 (2 人 ) さ ~ せ ~ ん 。

ちゃんと 叱って やった ぞ 頑張れ !

切なく なる わ ! さあ こい 普通の 盗賊 !

ダメダメ 今 それ が ダメ なん だって 。

普通 を 気 に して る から 普通 って 言わ ないで あげて ねぇ 。

オメエ ら 金 ど 食 いもん さ よごさ ねえ と ➡

ぶち 殺して やる が んな !

どうした どうした ? どうして 急に なまり だした ?

標準 語 しゃべれる んだ から 標準 語 で 話して ください よ 。

おら 実は 東北 の 生まれ で ➡

全然 何 言って る か わが ん ねえ って 言わ れ …。

大丈夫 。 大丈夫 大丈夫 。 無理 して なまら なくて いい 。

おい 。 頑張って なまって る んだ から 。

頑張って と か 言う … 言う な !

大きい 声 出す な ~。 あ ~ あって って て ~ だ 。

似て る 。 あん だって って て ~ だ !

頑張って と か 言う な ! あん だった って で ~ だ !

ほら こんな 感じ に なっちゃ う 。 どう する ? 出直す ?

あの これ … これ って ➡

何かしら の おもしろい ポイント が でき ない と 襲っちゃ ダメ な の ?

あっ そういう わけ じゃ ない 。

ホント に 何 回 も 言う けど 全然 普通で 大丈夫な の 。 全然 。

そういうふうに 言って る お前 の 顔 が 完全に バカ に して る !

あいだ ~!

ただ 強 さ だけ は 普通だ と 私 に は 勝て ん ぞ 。

あと は 普通で 大丈夫です 。 はい わかり ました 。

あっ 母ちゃん と 一緒に 来る 盗賊 と か 。

あ ~ それ ね かなり 初期に 出ちゃ った 。 1 の 2 話 。

でも おかしい よ な 。

いや なんか こう …。

戦って 物 を 奪う の が 盗賊 だって 思って た から 。

うん まあまあ そう だ よ な 。 それ すごい 合って る 。

言って る こと 合って る んだ もん 。 全然 合って る 。 だ から 普通 …。

すごい 普通 。 それ も 言う こと 普通な の 最後に 言う こと も 。

最後 大きい 声 欲しかった けど な 。 あ ~!

どんな 盗賊 に なって 帰って くる か 楽しみだ ね 。

どれ だけ 剣 の 修行 を する か だ 。

真面目な ヨシヒコ 。

仏 の 言葉 どおり だいぶ 南 まで 来た の は いい が ➡

村 な ん ぞ どこ に も ない で は ない か 。

アイツ とうとう ざ っく り 超えて 嘘 まで つく ように なった ん か 。

いや 仏 は 嘘 は つか ない 。 まあ な 。 あんな 仏 でも 仏 は 仏だ 。

とりあえず 信じて みる … うん ?

( メレブ ) あれ か 。

ダシュウ の 村 か 。

髪 切り たい んだ けど 美容院 ある かな ~。

誰 に 見せる わけで も ない のに 髪 など 切る 必要 なかろう 。

俺 も そろそろ 日焼け サロン に 行き たい と 思って いた 。

えっ それ 日 サロ で 焼いて ん の ? いつの間に !?

何 か …。 うん ?

何 か 怪しい 空気 を 感じる 。

うむ む む ? 普通の 村 だ ぜ 。

ダメ だ 。 この 村 何も ない わ 。

すべて の 家 が 自給 自足 の 農家 な ようだ 。

うむ ~。 飯 を 食わせて くれる 店 も ない ぞ 。

宿屋 も ない のでしょう か ?

そう だ のう ない と なる と …。

♬( 宿屋 の テ ー マ )

的な HP の 回復 も ままならない ぞ 。

もう 無理だ よ ~。 さすが に ゆっくり 寝 たい よ ~!

どこ か の 家 で 一 宿 一 飯 の 世話に なる しか ない な 。

それ は あれ かね ? 一般 の 家 でも …。

♬( 宿屋 の テ ー マ )

的な 効果 は ある の か ね ?

しかた が あり ませ ん 。 一 軒 一 軒 お 願い して まわり ましょう 。

こんなに も 平穏に 見える 村 だ が ➡

村人 は 案外 冷たい な 。

なんで みんな 泊まら せて くん ない の ?

どうやら あの 家 が 最後 の ようだ な 。

どうして こんなに も 冷たい のでしょう か ?

ずっと 感じて る 妖気 と 関係 ある 気 が …。

ムラサキ お前 が 頼め 。

いくら 胸 が 平らで も 男 より 女 の ほう が 効果 が ある 。

しかた ねえ な 。

もはや 胸 が 平らな こと は 普通に 受け入れる んだ な 。

あの すみません !

≪ バカ 者 ! さっさと 出て いけ !

あ 痛 っ ! 痛 ぇ !

どう し ました ?

ほっといて ください よ !

待って ください ! あら あら ら !

一 宿 一 飯 頼ま ない の ?

明らかに お 父さん 機嫌 悪い でしょう ?

ま ぁ 100% 無理だ な 。

あっ お前 ! な に ついてきて んだ よ ?

いや なに か 心配で …。

ヨシヒコ ! HP が 少ない んだ から ➡

人 の 心配 して る 場合 じゃ な …。

( メレブ ) な に ここ ?

ちょ い ちょ い ちょ い ちょ い ちょ い !

勝手に 入って くん の と か やめて もらって いい っす か ?

マジ ふざけ ん な よ 。

テメエ ら 村長 の まわし もんか よ ?

やめろ 2 人 。

どこ から 見て も 旅 の お方 だ 。

すみません 皆さん 。

ここ は 僕たち の 秘密の 小屋 な んです 。

バレ る と … まずい ので 。

どうして バレ る と まずい のです か ? ただ 集まって る だけ で 。

バンド ? ねぇ バンド ?

よければ ワケ を 聞か せて ください 。

えっ なんで ? な ~ んに も 関係ない アンタ ら に ➡

話さ なきゃ いけない んだ よ ?

あれ でしょ ? 親 に バンド す ん の 反対 さ れて る 的な やつ でしょ ?

そんな ん よく あんじゃ ん ! ちょ っ お 姉ちゃん !

もし かして から かっちゃ って ん の ?

あっ もともと こういう しゃべり 方 の 子 なんで 。

ざ けん な よ !

さっさと 出て けっ つって んだ よ !

ナガサ やめ なさい 。

( 一同 ) リ ー ダ ー !

リ ー ダ ー ? ( メレブ ) おっと この 方 …。

おっと この 5 人 … おっと この 服装 …。

どうした ん です か ? ご存じ な んです か ?

いや ご存じ と いう か … おっと どうし よう ?

すみません ね 皆さん 。

ちょっと コイツ ら 血の気 が 多い んです わ 。

ほら みんな 挨拶 せ ぇ 。

挨拶 せ え !

マッツ っす 。 おっと ぅ …。

タ ー チ です 。 おっと ぅ …。

グッチ です 。 お ~ っと やはり …。

ナガサ ! ちゃんと 自己 紹介 せんと ➡

皆さん お前 の こと 何と 呼んで ええ か わ から へん ぞ 。

あっ 大丈夫です 。 ナガサ さん って 呼び ます 。

ナガサ さん て 。

旅 の お方 宿 が なくて お 困り でしょう ?

よかったら ここ 使って ください 。

リ ー ダ ー ! なんで そこ まで 。

もう 早く 家 戻って 。

食事 も みんな で 持ち寄る ん や 。 ほら 早 よ 戻れ や お前 !

ありがとう ございます 。 さすが リ ー ダ ー だけ の こと は ある 。

ヨシヒコ この 人 たち ふれ ない ほう が いい と いう か ➡

取り扱い 要注意 と いう か …。

どうして です か ? みんな 気 の いい 若者 たち じゃ ないで す か 。

うん 気 の いい 方 たち だって こと は 確かだ し …。

あの うん すごく いい 人 たち … 大好きだ し …。

あの 俺 は 好きです 俺 好きです 俺 は 好きです …。

久しぶりの 旅 の お方 です わ 。

外 の 話 聞か せて ください 。

もちろん です 。

♬( 宿屋 の テ ー マ )

よく 食って よく 寝た 。 これ で HP も 完全に フル だ 。

よし さっさと 玉 人 探し ち まおう ぜ 。

こんな 農家 ばっ か の 村 に いん の かね ホント に 。

仏 は そう 申さ れた 。

あれ は …。

( メレブ ) あっ 昨日 の 人 たち だ ね 。

お 礼 を 言い に 行き ましょう 。

あっ 行か なくて いい んじゃ ない か な ?

なぜ だ メレブ 。 一 宿 一 飯 の 義 って 言葉 を 知ら ん の か 。

な ~ いい の か な ?

皆さん 昨夜 は ありがとう ございました 。

いえいえ 。 よう 寝 れ ました か ?

おかげ さま で 。 それ は よかった 。

人 捜し する ゆえ 今夜 も 世話に なる かも しれ ん が ➡

遠慮 なく バンド の 練習 して もらって かまわ ん ぞ 。 ん ?

( 一同 ) シ ー ッ 。

ダンジョ ー さん す ん ませ ん 。

その 話 二度と せん で もらえ ます ?

( ダンジョ ー ) えっ ? どうして です か ?

なに 今 の 。

何 か に 操ら れて いる ような …。

昔 は メシ 屋 も 宿屋 も ある ➡

普通の 村 やった んです 。

でも ある 日 を 境 に ➡

何もかも 変わって も うて …。

それ は どういう ? 朝 に なったら 勝手に 目 が 覚めて ➡

体 が 勝手に 農 作業 を 始める んです 。

それ も 村人 全員 。

やはり 何者 か に 操ら れて いる 。

そうして いつの間にか バンド も 続け られ なく なって …。

どうして です か ? 夜 に 農 作業 は でき ない はずだ 。

バンド を やり たい なら 家族 が 何と 言おう と やる べきだ 。

それ が … ちゃ うん です よ 。

ん ? いやいや いい です よ 演奏 と か 。

著作 権 と か そういう 問題 が …。 聴か せて いただき ましょう よ 。

ヨシヒコ お前 大人 の 事情 と か わかれ ~。

ワン ツ ー スリ ー フォ ー 。

( うめき声 )

あれ ? どうした ?

何 だ これ は …。

お っお っ … うん 結果 的に は よかった と 思う 。

苦し そうだ けど うん うん うん うん 。

もう 演奏 でき ない ように さ れて る んです わ 。

魔物 の 呪い だ ね これ は 。

そう と しか 考え られ ない 動き して たから ね 。

いったい どんな 魔物 が こんな 呪い を …。

助けて くれよ 旅 の 人 。

あか ん 。 ナガサ 旅 の 人 に そんな 無 茶 言う たら あか ん 。

知って る の か ? 呪い を かけた 魔物 を 。

リ ー ダ ー 言っちゃ いなよ 。

( マッツ ) 助けて くれ っか も し んな いっす よ 。

言って ください 。 必ずや 倒し ます 。

言わ なくて いい んじゃ ない か な 。 イヤ な 予感 する なぁ ~。

バンド を やり たい 皆さん に ➡

無理やり 農 作業 を さ せて る 魔物 と は いったい 何者 な んだ !?

ニッテレン 。 そら きた ~。

ニッテレン …。 そら じ ろ ー 。

もともと は この 村 の 守り神 やっ たんす 。

南 の 山 の 祠 に 住んで まして ね 。

ニッテレン 様 は 何 か 強大な 魔物 に 操ら れて る んです わ きっと 。

今 まで 何 人 も の 男 が ニッテレン の 元 に 向かった が 帰ら ず 。

なるほど 。

この 村 の 守り神 ニッテレン を 操る 魔物 を 倒せば いい んだ な 。

やって くれる んです か ?

必ずや !

皆さん は バンド を やる べきだ 。

よ ~ し ニッテレン を 倒せば おのずと 玉 人 も 現れる だろう 。

「 ニッテレン を 操る 魔物 を 倒す 」 ね 。

ニッテレン を 倒す と か 二 度 と 言わ ないで 。

いろいろ と 災い が ポン と ふりかかる ぞ 。

何 な の お前 今回 。 ナ ー バス 過ぎ じゃ ね ?

ナ ー バス に なって ない お前 ら が 不思議だ わ 逆に 。

ヨシヒコ リ ー ダ ー が くれた 手紙 に は 何と 書いて ある ?

この あたり は 神々 の 住まう 山 。

ニッテレン を 倒す ため 力 を 貸して くれる ➡

神々 が いる そうです 。 ふ ~ ん 見せて 。

その 手紙 も 危険な ニオイ が プンプン する んだ よ な 。

最強の 神 シエクスン 。 ほら きた 。

そろそろ シエクスン の 祠 です 。

その お 力 を お 借り すれば ニッテレン を きっと 倒 せる でしょう 。

ニッテレン を 操る 魔物 を 倒す 。

山 の 神 シエクスン !

ニッテレン を 倒す ため に お 力 を お 貸し ください !

なに っ !?

死んで いる 。

ヨシヒコ 今回 いろいろ と や ばい と 思う よ 。

かつて は 最強だった のだろう 。

王冠 かぶって る もん ね 。

シエクスン ! シエクスン !

ダメ だ 甦り そうに あり ませ ん ね 。

いや 甦る と 思う よ うん 。

時間 は かかる かも しれ ない 。 けど 甦る と 思う 。 うん この 神 。

しかたがない 。 次の 助け の 神 の ところ に 向かい ましょう 。

ねぇ ヨシヒコ 今回 の 旅 そろそろ 切り上げた ほう が いい と 思う な 。

何度 言ったら わかる ! 一 宿 一 飯 の 義 !

え ~ っ !?

大丈夫 っす 。

期待 して ます 。

助け の 神 テレア ー サ !

ニッテレン を 倒す ため 力 を お 貸し いただき たい 。

これ は テレア ー サ 。 私 は 勇者 ヨシヒコ と 申し ます 。

( メレブ ) いや ん いや ん いや ん いや ん 。

ダメダメ ダメダメ !

なるほど ニッテレン を 倒す 。

いったい どういう こと でしょう ね ?

守り の 神 ニッテレン は 魔物 に 操ら れ ➡

悪 しき 神 と 化し 村人 を 苦しめて い ます 。

ともに 魔物 を 倒して いただき たい 。

そう です か 。

どう 思い ます か 亀島 君 。

やって やり ましょう よ !

わかり ました 。

ありがたい 。

( メレブ ) ダメ だ これ は 絶対 ダメ だって 。

やり すぎ だ と 思う よ ホント に 。

クソッ ! ( パトカ ー の サイレン )

こんな とき に 事件 か 。 なに っ !?

申し訳 ございませ ん 官房 長官 殿 。

私 は 新しい 事件 の 謎 を 解明 し なくて は なり ませ ん 。

そして … を 撮ら なくて は なり ませ ん 。

他の 神 を あたって ください 。

それでは 相 … このあと すぐ 。

ダメ だ いちばん 言っちゃ いけない やつ 言った ぞ 。

テレア ー サ 様 ! ダメ だ … あれ は 。

あれ 本当 絶対 言っちゃ ダメ だ よ ~。

おい ダンジョ ー 。 なんで 黙って んだ よ 。

いや 土曜 の 件 が ある から な 。

( ムラサキ ) 土曜 の 件 って な んだ よ 。

( ムラサキ ) 次の 神様 なんて え の ? テブエス だ 。

しかし この 神様 で は おそらく ニッテレン に は 勝て ない と 書いて ある 。

じゃあ 行く 必要 なく ね ? いや 日曜 の 夜 に なる と ➡

まれに とんでもない 力 を 発揮 する と 書いて ある 。

テブエス の 力 を 借りて 日曜 の 夜 に 戦い を 挑めば 勝てる かも しれ ない 。

でも ニッテレン も 日曜 の 夜 は め っちゃ 強い って 書いて る よ 。

それ を も 上回る 力 を まれに 発揮 する 。

まれに って いう の が 心もとない なあ 。

さて そんな 危険な セリフ の オンパレ ー ド の さなか ➡

新しい 呪文 を 手 に 入れた 金曜 深夜 の 私 だ 。

ちょ 寝る わ 。 聞け ムラサキ !

胸 は なく と も 耳 は ある だろう がい !

その ほくろ バ ー ナ ー で 焼く よ マジ で !

どんな 呪文 だ 。 たまに は 役立つ 呪文 を くれ 。

この 呪文 今 まで で 最強の 攻撃 呪文 と なる 。

これ さえ あれば ニッテレン に 取り 憑 く 魔物 も 倒 せる や も し れ ん 。

すごい ! なんだ それ は 。

なんだ それ は って か ! なんだ それ は って か !

そう です その 呪文 の 名 は …。

イマサ ー ラ 。 イマサ ー ラ ?

お前 ら 2 人 に かけて みよう 。 イマサ ー ラ !

♬「 ラッスンゴ ー レライ ラッスンゴ ー レライ 」

♬「 ラッスンゴレライ 説明 して ね 」

♬「 ちょっと 待って ちょっと 待って お 兄さん 」

♬「 ラッスンゴレライ って なん です の 」

♬「 説明 しろ と 言わ れ まして も 」

♬「 意味 わから ん から でき ませ ~ ん 」

ラ ー サマイ ! 恥ずかしい !

えっ なんか 恥ずかしかった ! そうであろう 。

謎 の 恥ずかし さ が 襲って くる であろう !

この 恥じらい を 敵 が 感じ もぞもぞ して いる とき に 攻撃 !

勝て ます ね !

俺 なんとも ない ぞ 。 え ~!?

あっ 知ら なかった んだ ネタ 。

すごい です メレブ さん 。 私 に も イマサ ー ラ を かけて ください !

そう 言う と 思った ぞ ヨシヒコ 。 イマサ ー ラ !

デデデデ … あ ~ い !

安心 して ください 穿 いて ます よ 。 知って る よ 。

お前 全部 着ちゃ って る じゃ ん 。 穿 いて る どころ か ➡

全部 着ちゃ って る じゃ ん 。 お前 何 言って る んだ よ ラ ー サマイ !

なんという 恥ずかし さ だ ! これ で ニッテレン を 倒せ ます ね !

俺 に は 効か なかった から なあ 。

ぜ って ぇ 魔物 に も 効か ない ね 。

あ 言った ムラサキ 言った 。 イマサ ー ラ !

♬( ムラサキ / ダンジョ ー )「 で んで んで んで で んで で ん で んで ん 」

♬「 ムラ ちゃん いつも の やった げ て 」 ♬「 聞き たい か 俺 の 武勇 伝 」

♬( ムラサキ / ダンジョ ー )「 武勇 伝 武勇 伝 武勇 で んで んで で んで ん 」

カッキ ー ン ! ムラ ちゃん かっこう ぃ ~ い !

ラ ー サマイ ! は ずい !

すごい !

ヨシヒコ 邪魔だった よ 今 2 人 いい クオリティ ー だった のに 。

なに ラララライ やった の ? マ ー ケット やった の ?

ヨシヒコ 恥ずかしい な ~。

おい な んな んだ これ は 。

え ~ っ これ でも ダメ ? ダンジョ ー 。

あっ じゃあ わかった わかった あれ だ 。

イマサ ー ラ 。

ガチョ ー ン 。

ラ ー サマイ 。 恥ずかしい …。

恥ずかしい 。 ワ ー ク まで 使って 恥ずかしい よ 。

なに ? 今 の なに ? フフフフフ 。

ねえ 魔物 の 世代 を 問う 呪文 って どう な の ?

フフフフフ 。 フフフフフ で なくて 。

ニッテレン を 倒 せる ぞ ~!

ヨシヒコ そういう こと 大きい 声 で 言わ ない 。

罰 と して イマサ ー ラ !

ヨシヒコ 魔物 いつ 倒す の ?

今 でしょ 。

ラ ー サマイ 。 ぬ はっ 恥ずかしい !

俺 まで 恥ずかしく なった 。

あぁ …。

( メレブ ) うわ 仏だ 夜中 に めずらしい 。

ヨシヒコ ヨシヒコ ~!

夜中 に 出て くるって こと は 急用 な んじゃ ね ?

あの ね ヨシヒコ ね ホント に ね ➡

今回 ね 今回 の 旅 ね あの ~ 私 あんまり ➡

深く 関わり たく ない んで 手短に 話し ます 。

なんで だ よ お前 が 行け っ つった 村 だろう !

そこ 行った から こんな こと に なって んだ よ 。

ちょっと … 黙れ 。 あの 顔 の バランス が 悪い 男 。

あの ね ヨシヒコ ね ホント に ね ➡

あの ~ お前 今回 その いろんな 神 に ➡

助け を 求めて いる ようだ けれども ➡

お前 が 助け を 求めて いい 神 は ただ 1 人 。 それ は ね ➡

西 の 山 の 祠 に 住まう テレ ー ト と いう 神 だけ だ 。

テレ ー ト ? うん ワケ は 言え ぬ ワケ は 言え ぬ が ➡

まあ いろんな 事情 に より お前 は ➡

この テレ ー ト の 力 を 借りる こと しか でき ない 。

名前 から して 弱 そうだ な 。

ちょ い やめて マジ で マジ で やめて そういう こと 言う の 。

ホント やめて じゃあ 私 は これ で 失礼 する から ね 。

早 えよ なんで だ よ いつも は もっと ➡

なんか 無駄な 小 ボケ を 繰り出して くる だろう が !

うるさい あの ちょっと ホント に ね 私 今回 ね あの ➡

いくら 呼ば れて も 出て こ ない から ね 意地でも ね 。

ね う ん バ ー イ バ ー イ 。 テレ ー ト か 。

ぜ って え 弱い よ 。 うん 。

言う な それ 以上 は 言う な ムラサキ 。

テレ ー ト 様 テレ ー ト 様 !

ニッテレン を 倒す ため に お 力 を お 貸し ください ませ !

なに !?

なんだ この 弱 そうな オ ー ラ は 。

そんな こと ない 絶対 強い 。

テレ ー ト 様 お 力 を お 貸し いた …。

全然 いい です よ 。 ( ムラサキ ) ノリ 軽 っ 。

弱い うえ に バカ だ よ コイツ 。 そんな こと ない バカ で は ない !

ニッテレン なんか 怖く ない !

あ ~ そんな 言い 方 よく ない と …。

絶対 に コイツ じゃ ダメ だ !

俺 たち だけ で やろう ヨシヒコ な 。 いや いない より は マシ でしょう 。

だから 言い 方 が 悪い よ そんな 言い 方 しちゃ ダメ 。

テレ ー ト 様 ともに 戦い ましょう 。

オッケ ー とりあえず 終電 乗り遅れた 人 と ➡

空港 に いる 外国 人 捜し ながら 行こう ぜ 。

あっ おもしろ そう っす ね ~。 何 言って んだ コイツ は !

いい から いい から … あ ~ 大丈夫です か ?

うわ 上 当たっちゃ った 大丈夫です か ? 危 ねえ 。

あれ で すね いつも 独自の 戦い が かっこいい っす よ ね 。

好きな ん すよ え ぇ 。

出た な ニッテレン 。

テレ ー ト いき ます !

あら ~! テレ ー ト 様 !

なんと 一撃 で 粉々に …。

ニッテレン は 想像 以上 に 強い ぞ ヨシヒコ 。

想像 以上 に テレ ー ト が 弱 すぎた のでしょう 。

じゃあ どう やって 戦う んだ よ !

もう いい や 。 とりあえず イマサ ー ラ !

♬「 ある ある 探検 隊 ある ある 探検 隊 」

うわ ぁ ~ っ !

えっ なんか 効いて る ! やり ました ね 。

ニッテレン は イマサ ー ラ の 呪文 で 感じる 恥ずかし さ が ➡

何より も 苦手な のだろう 。 意味 が わから ん 。

フフッ わかって いた よ 。

あなた が ニッテレン です か 。

私 は 何 を …。

目 を 覚まさ れた のです か 。

今 は ヒルナンデス か ?

はい 昼 です 。

ヒルナンデス ね 。 ハッ ぶ っ 込んで きた 。

よかった 。

優しき 守り神 に 戻ら れた のです ね ニッテレン 様 。

ありがとう 。

ありがとう 。

私 は 悪 しき 魔物 に 取り 憑 かれて いた ようだ 。

しかし 笑う 点 に は 福 来 たる と 言い ます 。

笑う 点 ? ハッ !

これ から は スッキリ と した 気持 で 村 を 守って いき ます 。

ハッ ! 3 つ も 宣伝 を 入れて きた 。 すごい 瞬 発 力 だ 。

よかった 。 それでは 我々 は ここ で 。

ありがとう 勇者 。

私 に は これ しか でき ない けれども …。

勇者 の これ から の 道のり に ズ ー ムイン !!

ありがとう ございます 。

あ ~ よかった じゃ ん ヨシヒコ 。

あっ ! 昔 甥 っ子 さん と も 戦った こと ある んです よ 。

は ? 失礼 し ます 。

なんか たくさん お土産 くれた な ニッテレン 。

これ で ダシュウ の 村 に も 平和 が 戻り ます ね 。

ありがとう ございます ヨシヒコ 殿 。

朝 から 体 が 自由に なって て ➡

バンド 演奏 が できる ように なった んです よ !

あの … よかったら 僕たち の 曲 聴いて もらえ ます か ?

ぜひ 。 あっ それ 結構です 。

あの … 聴き たい の は やまやま な んです けど ➡

いろいろ と あの 問題 が …。 どうして です か ? メレブ さん 。

ヨシヒコ わかれ 。 な ?

じゃあ さ この 村 に こういう 玉 持って る 人 いない ?

あっ それ は ニッテレン 様 が 占い する ため に 使う 玉 です わ 。

えっ ヤツ が 持って いた の か 。

なんだ よ もう 1 回 戻ら なきゃ じゃ ん 。

いい じゃ ないで す か 。

それ より 皆さん の 曲 を 聴か せて ください 。

ダメ ! 絶対 ダメ !

さて 次 は どこ へ 向かえば いい んだ 仏 !

アイツ 意地でも 出て こ ねえ つもりだ な 今回 。

このまま 優秀な 仏 に 変わって くん ねえ かな マジ で 。

しかし 彼ら の 曲 は すばらしかった です ね 。

♬「…」 やめろ !

兄 様 …。

イマサ ー ラ で 勝った の も 偶然 。

危険だ わ 。

安心 して ください 。

穿 いて ます し ついていき ます よ 。


勇者 ヨシヒコ と 導か れ し 七人 #05 ゆうしゃ|||みちびか|||なな り

この あと すぐだ けど 2 分 くらい は ある 。 ||||ぶん|||

うら ~ っ ! 盗賊 だ ! ||とうぞく|

金 と 食料 を 出せ ! きむ||しょくりょう||だせ

むっ 出た な 。 そう は させ ん ! |でた||||さ せ|

なら 斬る まで だ ! |きる||

おら っ !

なかなか やる じゃ ねえ か これ でも くらえ !

なかなか やる じゃ ねえ か いく ぞ !

ちょ ちょ … ちょっと 待って 。 |||まって

なんだ ?

あっ 恐れ入り ます ちょっと 変な 話 な んです けど ➡ |おそれいり|||へんな|はなし||ん です|

俺 たち に 襲いかかって くる 盗賊 って ちょっと ➡ おれ|||おそいかかって||とうぞく||

おかしな 人 たち が 多い んです ね 。 |じん|||おおい|ん です|

あの チンポジ が 気 に なって 戦え ない 盗賊 と か ➡ |||き|||たたかえ||とうぞく||

自分 が 持ってきた ナイフ それ 毒 が 塗って ある ナイフ 。 じぶん||もってきた|||どく||ぬって||

それ 自分 で 舐めて 死んじゃ う ヤツ と か ➡ |じぶん||なめて|しんじゃ||||

あと は 急に 鬼 嫁 が やってくる ヤツ と か 。 ||きゅうに|おに|よめ|||||

ああ 。 はい 。

で あの そちら は おかしな ポイント と いう の は …。

あっ いや 俺 は 普通の 盗賊 だ けど 。 ||おれ||ふつうの|とうぞく||

まあ 普通 って いう の は なんだ が 。 |ふつう||||||

まあ 別に それ が 悪い って わけじゃ ない んだ けど ねぇ 。 |べつに|||わるい||||||

そう ね そう ね 。

戦い ます か ? お うよ ! たたかい||||

うわ ~ ホント に 何も 起き ない ね 。 |||なにも|おき||

戦う だけ な んだ ね 。 ね 。 たたかう|||||

え ~ えっ ちょっと 待って あの …。 |||まって|

盗賊 って 戦う だけ じゃ ダメ な の ? とうぞく||たたかう|||||

いや 盗賊 は 戦って 何 か を 奪う もの だ 。 |とうぞく||たたかって|なん|||うばう||

だ よ ね 。 いや そう な んだ けど ➡

ホント 普通 だ から 。 |ふつう||

えっ なに ? 普通 って 。 ||ふつう|

いやいや … いい んだ よ 普通で 。 ||||ふつうで

えっ な んな の ? あの …。

うわ っ すげ ぇ 戦い づらい んだ けど 。 ||||たたかい|||

戦い ましょう 。 おうおう …。 たたかい||

お前 あの … すごく あの … 姿勢 うん うん すごく いい な 。 おまえ||||しせい|||||

その 戦う 姿勢 いい よし 。 だけど さ こっち の 2 人 が さ 。 |たたかう|しせい|||||||じん||

気 に する な ! 俺 だって 気 に し たく ねえ わ ! き||||おれ||き|||||

だけど さ なんか さ 普通 が さ 悪い みたいな さ ! ||||ふつう|||わるい||

戦い ましょう ! お うよ よっ しゃ ! たたかい|||||

うりゃ ~ っ !

お ぉ メガネ メガネ 。 メガネ メガネ 。

メガネ メガネ 。

いやいや 見えて る 見え てる …。 |みえて||みえ|

そんなに 視力 悪く ない でしょう よ 。 |しりょく|わるく|||

は いはい 見えて ます よ は いはい 。 ||みえて||||

普通に 拾って かけ ます よ はい 。 ふつうに|ひろって||||

えっ なに ? 目 が 悪い 盗賊 と いう ➡ ||め||わるい|とうぞく||

おもしろ な 感じ で いこう と ? ||かんじ|||

そんな わけ ねえ し !

そんな こう … 安易な ネタ と か ぜ って ぇし ねえ し ! ||あんいな||||||||

え ~ 安易な おもしろみ で いこう と した よ ね 。 |あんいな|||||||

だって 視力 普通でしょ ? |しりょく|ふつうでしょ

えっ な んな の ? 黙れ おかっぱ ! ||||だまれ|

普通 普通 言う な ! ふつう|ふつう|いう|

こんな とき に なん です が 戦い の 強 さ も 普通です ね 。 ||||||たたかい||つよ|||ふつう です|

(2 人 ) あら ら …。 こら っ ! じん||||

盗賊 を いじめる な 。 (2 人 ) さ ~ せ ~ ん 。 とうぞく||||じん|||

ちゃんと 叱って やった ぞ 頑張れ ! |しかって|||がんばれ

切なく なる わ ! さあ こい 普通の 盗賊 ! せつなく|||||ふつうの|とうぞく

ダメダメ 今 それ が ダメ なん だって 。 |いま|||||

普通 を 気 に して る から 普通 って 言わ ないで あげて ねぇ 。 ふつう||き|||||ふつう||いわ|||

オメエ ら 金 ど 食 いもん さ よごさ ねえ と ➡ ||きむ||しょく|||||

ぶち 殺して やる が んな ! |ころして|||

どうした どうした ? どうして 急に なまり だした ? |||きゅうに||

標準 語 しゃべれる んだ から 標準 語 で 話して ください よ 。 ひょうじゅん|ご||||ひょうじゅん|ご||はなして||

おら 実は 東北 の 生まれ で ➡ |じつは|とうほく||うまれ|

全然 何 言って る か わが ん ねえ って 言わ れ …。 ぜんぜん|なん|いって|||||||いわ|

大丈夫 。 大丈夫 大丈夫 。 無理 して なまら なくて いい 。 だいじょうぶ|だいじょうぶ|だいじょうぶ|むり||||

おい 。 頑張って なまって る んだ から 。 |がんばって||||

頑張って と か 言う … 言う な ! がんばって|||いう|いう|

大きい 声 出す な ~。 あ ~ あって って て ~ だ 。 おおきい|こえ|だす||||||

似て る 。 あん だって って て ~ だ ! にて||||||

頑張って と か 言う な ! あん だった って で ~ だ ! がんばって|||いう||||||

ほら こんな 感じ に なっちゃ う 。 どう する ? 出直す ? ||かんじ||||||でなおす

あの これ … これ って ➡

何かしら の おもしろい ポイント が でき ない と 襲っちゃ ダメ な の ? なにかしら||||||||おそっちゃ|||

あっ そういう わけ じゃ ない 。

ホント に 何 回 も 言う けど 全然 普通で 大丈夫な の 。 全然 。 ||なん|かい||いう||ぜんぜん|ふつうで|だいじょうぶな||ぜんぜん

そういうふうに 言って る お前 の 顔 が 完全に バカ に して る ! |いって||おまえ||かお||かんぜんに||||

あいだ ~!

ただ 強 さ だけ は 普通だ と 私 に は 勝て ん ぞ 。 |つよ||||ふつうだ||わたくし|||かて||

あと は 普通で 大丈夫です 。 はい わかり ました 。 ||ふつうで|だいじょうぶ です|||

あっ 母ちゃん と 一緒に 来る 盗賊 と か 。 |かあちゃん||いっしょに|くる|とうぞく||

あ ~ それ ね かなり 初期に 出ちゃ った 。 1 の 2 話 。 ||||しょきに|でちゃ|||はなし

でも おかしい よ な 。

いや なんか こう …。

戦って 物 を 奪う の が 盗賊 だって 思って た から 。 たたかって|ぶつ||うばう|||とうぞく||おもって||

うん まあまあ そう だ よ な 。 それ すごい 合って る 。 ||||||||あって|

言って る こと 合って る んだ もん 。 全然 合って る 。 だ から 普通 …。 いって|||あって||||ぜんぜん|あって||||ふつう

すごい 普通 。 それ も 言う こと 普通な の 最後に 言う こと も 。 |ふつう|||いう||ふつうな||さいごに|いう||

最後 大きい 声 欲しかった けど な 。 あ ~! さいご|おおきい|こえ|ほしかった|||

どんな 盗賊 に なって 帰って くる か 楽しみだ ね 。 |とうぞく|||かえって|||たのしみだ|

どれ だけ 剣 の 修行 を する か だ 。 ||けん||しゅぎょう||||

真面目な ヨシヒコ 。 まじめな|

仏 の 言葉 どおり だいぶ 南 まで 来た の は いい が ➡ ふつ||ことば|||みなみ||きた||||

村 な ん ぞ どこ に も ない で は ない か 。 むら|||||||||||

アイツ とうとう ざ っく り 超えて 嘘 まで つく ように なった ん か 。 |||||こえて|うそ|||よう に|||

いや 仏 は 嘘 は つか ない 。 まあ な 。 あんな 仏 でも 仏 は 仏だ 。 |ふつ||うそ|||||||ふつ||ふつ||ぶつだ

とりあえず 信じて みる … うん ? |しんじて||

( メレブ ) あれ か 。

ダシュウ の 村 か 。 ||むら|

髪 切り たい んだ けど 美容院 ある かな ~。 かみ|きり||||びよういん||

誰 に 見せる わけで も ない のに 髪 など 切る 必要 なかろう 。 だれ||みせる|||||かみ||きる|ひつよう|

俺 も そろそろ 日焼け サロン に 行き たい と 思って いた 。 おれ|||ひやけ|||いき|||おもって|

えっ それ 日 サロ で 焼いて ん の ? いつの間に !? ||ひ|||やいて|||いつのまに

何 か …。 うん ? なん||

何 か 怪しい 空気 を 感じる 。 なん||あやしい|くうき||かんじる

うむ む む ? 普通の 村 だ ぜ 。 |||ふつうの|むら||

ダメ だ 。 この 村 何も ない わ 。 |||むら|なにも||

すべて の 家 が 自給 自足 の 農家 な ようだ 。 ||いえ||じきゅう|じそく||のうか||

うむ ~。 飯 を 食わせて くれる 店 も ない ぞ 。 |めし||くわせて||てん|||

宿屋 も ない のでしょう か ? やどや||||

そう だ のう ない と なる と …。

♬( 宿屋 の テ ー マ ) やどや||||

的な HP の 回復 も ままならない ぞ 。 てきな|||かいふく|||

もう 無理だ よ ~。 さすが に ゆっくり 寝 たい よ ~! |むりだ|||||ね||

どこ か の 家 で 一 宿 一 飯 の 世話に なる しか ない な 。 |||いえ||ひと|やど|ひと|めし||せわに||||

それ は あれ かね ? 一般 の 家 でも …。 ||||いっぱん||いえ|

♬( 宿屋 の テ ー マ ) やどや||||

的な 効果 は ある の か ね ? てきな|こうか|||||

しかた が あり ませ ん 。 一 軒 一 軒 お 願い して まわり ましょう 。 |||||ひと|のき|ひと|のき||ねがい|||

こんなに も 平穏に 見える 村 だ が ➡ ||へいおんに|みえる|むら||

村人 は 案外 冷たい な 。 むらびと||あんがい|つめたい|

なんで みんな 泊まら せて くん ない の ? ||とまら||||

どうやら あの 家 が 最後 の ようだ な 。 ||いえ||さいご|||

どうして こんなに も 冷たい のでしょう か ? |||つめたい||

ずっと 感じて る 妖気 と 関係 ある 気 が …。 |かんじて||ようき||かんけい||き|

ムラサキ お前 が 頼め 。 |おまえ||たのめ

いくら 胸 が 平らで も 男 より 女 の ほう が 効果 が ある 。 |むね||たいらで||おとこ||おんな||||こうか||

しかた ねえ な 。

もはや 胸 が 平らな こと は 普通に 受け入れる んだ な 。 |むね||たいらな|||ふつうに|うけいれる||

あの すみません !

≪ バカ 者 ! さっさと 出て いけ ! |もの||でて|

あ 痛 っ ! 痛 ぇ ! |つう||つう|

どう し ました ?

ほっといて ください よ !

待って ください ! あら あら ら ! まって||||

一 宿 一 飯 頼ま ない の ? ひと|やど|ひと|めし|たのま||

明らかに お 父さん 機嫌 悪い でしょう ? あきらかに||とうさん|きげん|わるい|

ま ぁ 100% 無理だ な 。 ||むりだ|

あっ お前 ! な に ついてきて んだ よ ? |おまえ|||||

いや なに か 心配で …。 |||しんぱいで

ヨシヒコ ! HP が 少ない んだ から ➡ |||すくない||

人 の 心配 して る 場合 じゃ な …。 じん||しんぱい|||ばあい||

( メレブ ) な に ここ ?

ちょ い ちょ い ちょ い ちょ い ちょ い !

勝手に 入って くん の と か やめて もらって いい っす か ? かってに|はいって|||||||||

マジ ふざけ ん な よ 。

テメエ ら 村長 の まわし もんか よ ? ||そんちょう||||

やめろ 2 人 。 |じん

どこ から 見て も 旅 の お方 だ 。 ||みて||たび||おかた|

すみません 皆さん 。 |みなさん

ここ は 僕たち の 秘密の 小屋 な んです 。 ||ぼくたち||ひみつの|こや||ん です

バレ る と … まずい ので 。

どうして バレ る と まずい のです か ? ただ 集まって る だけ で 。 |||||の です|||あつまって|||

バンド ? ねぇ バンド ?

よければ ワケ を 聞か せて ください 。 |||きか||

えっ なんで ? な ~ んに も 関係ない アンタ ら に ➡ |||||かんけいない|||

話さ なきゃ いけない んだ よ ? はなさ||||

あれ でしょ ? 親 に バンド す ん の 反対 さ れて る 的な やつ でしょ ? ||おや||||||はんたい||||てきな||

そんな ん よく あんじゃ ん ! ちょ っ お 姉ちゃん ! ||||||||ねえちゃん

もし かして から かっちゃ って ん の ?

あっ もともと こういう しゃべり 方 の 子 なんで 。 ||||かた||こ|

ざ けん な よ !

さっさと 出て けっ つって んだ よ ! |でて||||

ナガサ やめ なさい 。

( 一同 ) リ ー ダ ー ! いちどう||||

リ ー ダ ー ? ( メレブ ) おっと この 方 …。 |||||||かた

おっと この 5 人 … おっと この 服装 …。 ||じん|||ふくそう

どうした ん です か ? ご存じ な んです か ? ||||ごぞんじ||ん です|

いや ご存じ と いう か … おっと どうし よう ? |ごぞんじ|||||どう し|

すみません ね 皆さん 。 ||みなさん

ちょっと コイツ ら 血の気 が 多い んです わ 。 |||ちのけ||おおい|ん です|

ほら みんな 挨拶 せ ぇ 。 ||あいさつ||

挨拶 せ え ! あいさつ||

マッツ っす 。 おっと ぅ …。

タ ー チ です 。 おっと ぅ …。

グッチ です 。 お ~ っと やはり …。

ナガサ ! ちゃんと 自己 紹介 せんと ➡ ||じこ|しょうかい|

皆さん お前 の こと 何と 呼んで ええ か わ から へん ぞ 。 みなさん|おまえ|||なんと|よんで||||||

あっ 大丈夫です 。 ナガサ さん って 呼び ます 。 |だいじょうぶ です||||よび|

ナガサ さん て 。

旅 の お方 宿 が なくて お 困り でしょう ? たび||おかた|やど||||こまり|

よかったら ここ 使って ください 。 ||つかって|

リ ー ダ ー ! なんで そこ まで 。

もう 早く 家 戻って 。 |はやく|いえ|もどって

食事 も みんな で 持ち寄る ん や 。 ほら 早 よ 戻れ や お前 ! しょくじ||||もちよる||||はや||もどれ||おまえ

ありがとう ございます 。 さすが リ ー ダ ー だけ の こと は ある 。

ヨシヒコ この 人 たち ふれ ない ほう が いい と いう か ➡ ||じん|||||||||

取り扱い 要注意 と いう か …。 とりあつかい|ようちゅうい|||

どうして です か ? みんな 気 の いい 若者 たち じゃ ないで す か 。 ||||き|||わかもの|||||

うん 気 の いい 方 たち だって こと は 確かだ し …。 |き|||かた|||||たしかだ|

あの うん すごく いい 人 たち … 大好きだ し …。 ||||じん||だいすきだ|

あの 俺 は 好きです 俺 好きです 俺 は 好きです …。 |おれ||すき です|おれ|すき です|おれ||すき です

久しぶりの 旅 の お方 です わ 。 ひさしぶりの|たび||おかた||

外 の 話 聞か せて ください 。 がい||はなし|きか||

もちろん です 。

♬( 宿屋 の テ ー マ ) やどや||||

よく 食って よく 寝た 。 これ で HP も 完全に フル だ 。 |くって||ねた|||||かんぜんに||

よし さっさと 玉 人 探し ち まおう ぜ 。 ||たま|じん|さがし|||

こんな 農家 ばっ か の 村 に いん の かね ホント に 。 |のうか||||むら||||||

仏 は そう 申さ れた 。 ふつ|||もうさ|

あれ は …。

( メレブ ) あっ 昨日 の 人 たち だ ね 。 ||きのう||じん|||

お 礼 を 言い に 行き ましょう 。 |れい||いい||いき|

あっ 行か なくて いい んじゃ ない か な ? |いか||||||

なぜ だ メレブ 。 一 宿 一 飯 の 義 って 言葉 を 知ら ん の か 。 |||ひと|やど|ひと|めし||ただし||ことば||しら|||

な ~ いい の か な ?

皆さん 昨夜 は ありがとう ございました 。 みなさん|さくや|||

いえいえ 。 よう 寝 れ ました か ? ||ね|||

おかげ さま で 。 それ は よかった 。

人 捜し する ゆえ 今夜 も 世話に なる かも しれ ん が ➡ じん|さがし|||こんや||せわに|||||

遠慮 なく バンド の 練習 して もらって かまわ ん ぞ 。 ん ? えんりょ||||れんしゅう||||||

( 一同 ) シ ー ッ 。 いちどう|||

ダンジョ ー さん す ん ませ ん 。

その 話 二度と せん で もらえ ます ? |はなし|にどと|せ ん|||

( ダンジョ ー ) えっ ? どうして です か ?

なに 今 の 。 |いま|

何 か に 操ら れて いる ような …。 なん|||あやつら|||

昔 は メシ 屋 も 宿屋 も ある ➡ むかし|||や||やどや||

普通の 村 やった んです 。 ふつうの|むら||ん です

でも ある 日 を 境 に ➡ ||ひ||さかい|

何もかも 変わって も うて …。 なにもかも|かわって||

それ は どういう ? 朝 に なったら 勝手に 目 が 覚めて ➡ |||あさ|||かってに|め||さめて

体 が 勝手に 農 作業 を 始める んです 。 からだ||かってに|のう|さぎょう||はじめる|ん です

それ も 村人 全員 。 ||むらびと|ぜんいん

やはり 何者 か に 操ら れて いる 。 |なにもの|||あやつら||

そうして いつの間にか バンド も 続け られ なく なって …。 |いつのまにか|||つづけ|||

どうして です か ? 夜 に 農 作業 は でき ない はずだ 。 |||よ||のう|さぎょう||||

バンド を やり たい なら 家族 が 何と 言おう と やる べきだ 。 |||||かぞく||なんと|いおう|||

それ が … ちゃ うん です よ 。

ん ? いやいや いい です よ 演奏 と か 。 |||||えんそう||

著作 権 と か そういう 問題 が …。 聴か せて いただき ましょう よ 。 ちょさく|けん||||もんだい||きか||||

ヨシヒコ お前 大人 の 事情 と か わかれ ~。 |おまえ|おとな||じじょう|||

ワン ツ ー スリ ー フォ ー 。

( うめき声 ) うめきごえ

あれ ? どうした ?

何 だ これ は …。 なん|||

お っお っ … うん 結果 的に は よかった と 思う 。 ||||けっか|てきに||||おもう

苦し そうだ けど うん うん うん うん 。 にがし|そう だ|||||

もう 演奏 でき ない ように さ れて る んです わ 。 |えんそう|||よう に||||ん です|

魔物 の 呪い だ ね これ は 。 まもの||まじない||||

そう と しか 考え られ ない 動き して たから ね 。 |||かんがえ|||うごき|||

いったい どんな 魔物 が こんな 呪い を …。 ||まもの|||まじない|

助けて くれよ 旅 の 人 。 たすけて||たび||じん

あか ん 。 ナガサ 旅 の 人 に そんな 無 茶 言う たら あか ん 。 |||たび||じん|||む|ちゃ|いう|||

知って る の か ? 呪い を かけた 魔物 を 。 しって||||まじない|||まもの|

リ ー ダ ー 言っちゃ いなよ 。 ||||いっちゃ|

( マッツ ) 助けて くれ っか も し んな いっす よ 。 |たすけて|||||||

言って ください 。 必ずや 倒し ます 。 いって||かならずや|たおし|

言わ なくて いい んじゃ ない か な 。 イヤ な 予感 する なぁ ~。 いわ|||||||||よかん||

バンド を やり たい 皆さん に ➡ ||||みなさん|

無理やり 農 作業 を さ せて る 魔物 と は いったい 何者 な んだ !? むりやり|のう|さぎょう|||||まもの||||なにもの||

ニッテレン 。 そら きた ~。

ニッテレン …。 そら じ ろ ー 。 ||||-

もともと は この 村 の 守り神 やっ たんす 。 |||むら||まもりがみ||

南 の 山 の 祠 に 住んで まして ね 。 みなみ||やま||し||すんで||

ニッテレン 様 は 何 か 強大な 魔物 に 操ら れて る んです わ きっと 。 |さま||なん||きょうだいな|まもの||あやつら|||ん です||

今 まで 何 人 も の 男 が ニッテレン の 元 に 向かった が 帰ら ず 。 いま||なん|じん|||おとこ||||もと||むかった||かえら|

なるほど 。

この 村 の 守り神 ニッテレン を 操る 魔物 を 倒せば いい んだ な 。 |むら||まもりがみ|||あやつる|まもの||たおせば|||

やって くれる んです か ? ||ん です|

必ずや ! かならずや

皆さん は バンド を やる べきだ 。 みなさん|||||

よ ~ し ニッテレン を 倒せば おのずと 玉 人 も 現れる だろう 。 ||||たおせば||たま|じん||あらわれる|

「 ニッテレン を 操る 魔物 を 倒す 」 ね 。 ||あやつる|まもの||たおす|

ニッテレン を 倒す と か 二 度 と 言わ ないで 。 ||たおす|||ふた|たび||いわ|

いろいろ と 災い が ポン と ふりかかる ぞ 。 ||わざわい|||||

何 な の お前 今回 。 ナ ー バス 過ぎ じゃ ね ? なん|||おまえ|こんかい||||すぎ||

ナ ー バス に なって ない お前 ら が 不思議だ わ 逆に 。 ||||||おまえ|||ふしぎだ||ぎゃくに

ヨシヒコ リ ー ダ ー が くれた 手紙 に は 何と 書いて ある ? |||||||てがみ|||なんと|かいて|

この あたり は 神々 の 住まう 山 。 |||かみがみ||すまう|やま

ニッテレン を 倒す ため 力 を 貸して くれる ➡ ||たおす||ちから||かして|

神々 が いる そうです 。 ふ ~ ん 見せて 。 かみがみ|||そう です|||みせて

その 手紙 も 危険な ニオイ が プンプン する んだ よ な 。 |てがみ||きけんな|||||||

最強の 神 シエクスン 。 ほら きた 。 さいきょうの|かみ|||

そろそろ シエクスン の 祠 です 。 |||し|

その お 力 を お 借り すれば ニッテレン を きっと 倒 せる でしょう 。 ||ちから|||かり|||||たお||

ニッテレン を 操る 魔物 を 倒す 。 ||あやつる|まもの||たおす

山 の 神 シエクスン ! やま||かみ|

ニッテレン を 倒す ため に お 力 を お 貸し ください ! ||たおす||||ちから|||かし|

なに っ !?

死んで いる 。 しんで|

ヨシヒコ 今回 いろいろ と や ばい と 思う よ 。 |こんかい||||||おもう|

かつて は 最強だった のだろう 。 ||さいきょうだった|

王冠 かぶって る もん ね 。 おうかん||||

シエクスン ! シエクスン !

ダメ だ 甦り そうに あり ませ ん ね 。 ||よみがえり|そう に||||

いや 甦る と 思う よ うん 。 |よみがえる||おもう||

時間 は かかる かも しれ ない 。 けど 甦る と 思う 。 うん この 神 。 じかん|||||||よみがえる||おもう|||かみ

しかたがない 。 次の 助け の 神 の ところ に 向かい ましょう 。 しかたが ない|つぎの|たすけ||かみ||||むかい|

ねぇ ヨシヒコ 今回 の 旅 そろそろ 切り上げた ほう が いい と 思う な 。 ||こんかい||たび||きりあげた|||||おもう|

何度 言ったら わかる ! 一 宿 一 飯 の 義 ! なんど|いったら||ひと|やど|ひと|めし||ただし

え ~ っ !?

大丈夫 っす 。 だいじょうぶ|

期待 して ます 。 きたい||

助け の 神 テレア ー サ ! たすけ||かみ|||

ニッテレン を 倒す ため 力 を お 貸し いただき たい 。 ||たおす||ちから|||かし||

これ は テレア ー サ 。 私 は 勇者 ヨシヒコ と 申し ます 。 |||||わたくし||ゆうしゃ|||もうし|

( メレブ ) いや ん いや ん いや ん いや ん 。

ダメダメ ダメダメ !

なるほど ニッテレン を 倒す 。 |||たおす

いったい どういう こと でしょう ね ?

守り の 神 ニッテレン は 魔物 に 操ら れ ➡ まもり||かみ|||まもの||あやつら|

悪 しき 神 と 化し 村人 を 苦しめて い ます 。 あく||かみ||かし|むらびと||くるしめて||

ともに 魔物 を 倒して いただき たい 。 |まもの||たおして||

そう です か 。

どう 思い ます か 亀島 君 。 |おもい|||かめじま|きみ

やって やり ましょう よ !

わかり ました 。

ありがたい 。

( メレブ ) ダメ だ これ は 絶対 ダメ だって 。 |||||ぜったい||

やり すぎ だ と 思う よ ホント に 。 ||||おもう|||

クソッ ! ( パトカ ー の サイレン )

こんな とき に 事件 か 。 なに っ !? |||じけん|||

申し訳 ございませ ん 官房 長官 殿 。 もうし わけ|||かんぼう|ちょうかん|しんがり

私 は 新しい 事件 の 謎 を 解明 し なくて は なり ませ ん 。 わたくし||あたらしい|じけん||なぞ||かいめい||||||

そして … を 撮ら なくて は なり ませ ん 。 ||とら|||||

他の 神 を あたって ください 。 たの|かみ|||

それでは 相 … このあと すぐ 。 |そう||

ダメ だ いちばん 言っちゃ いけない やつ 言った ぞ 。 |||いっちゃ|||いった|

テレア ー サ 様 ! ダメ だ … あれ は 。 |||さま||||

あれ 本当 絶対 言っちゃ ダメ だ よ ~。 |ほんとう|ぜったい|いっちゃ|||

おい ダンジョ ー 。 なんで 黙って んだ よ 。 ||||だまって||

いや 土曜 の 件 が ある から な 。 |どよう||けん||||

( ムラサキ ) 土曜 の 件 って な んだ よ 。 |どよう||けん||||

( ムラサキ ) 次の 神様 なんて え の ? テブエス だ 。 |つぎの|かみさま|||||

しかし この 神様 で は おそらく ニッテレン に は 勝て ない と 書いて ある 。 ||かみさま|||||||かて|||かいて|

じゃあ 行く 必要 なく ね ? いや 日曜 の 夜 に なる と ➡ |いく|ひつよう||||にちよう||よ|||

まれに とんでもない 力 を 発揮 する と 書いて ある 。 ||ちから||はっき|||かいて|

テブエス の 力 を 借りて 日曜 の 夜 に 戦い を 挑めば 勝てる かも しれ ない 。 ||ちから||かりて|にちよう||よ||たたかい||いどめば|かてる|||

でも ニッテレン も 日曜 の 夜 は め っちゃ 強い って 書いて る よ 。 |||にちよう||よ||||つよい||かいて||

それ を も 上回る 力 を まれに 発揮 する 。 |||うわまわる|ちから|||はっき|

まれに って いう の が 心もとない なあ 。 |||||こころもとない|

さて そんな 危険な セリフ の オンパレ ー ド の さなか ➡ ||きけんな|||||||

新しい 呪文 を 手 に 入れた 金曜 深夜 の 私 だ 。 あたらしい|じゅもん||て||いれた|きんよう|しんや||わたくし|

ちょ 寝る わ 。 聞け ムラサキ ! |ねる||きけ|

胸 は なく と も 耳 は ある だろう がい ! むね|||||みみ||||

その ほくろ バ ー ナ ー で 焼く よ マジ で ! |||||||やく|||

どんな 呪文 だ 。 たまに は 役立つ 呪文 を くれ 。 |じゅもん||||やくだつ|じゅもん||

この 呪文 今 まで で 最強の 攻撃 呪文 と なる 。 |じゅもん|いま|||さいきょうの|こうげき|じゅもん||

これ さえ あれば ニッテレン に 取り 憑 く 魔物 も 倒 せる や も し れ ん 。 |||||とり|ひょう||まもの||たお||||||

すごい ! なんだ それ は 。

なんだ それ は って か ! なんだ それ は って か !

そう です その 呪文 の 名 は …。 |||じゅもん||な|

イマサ ー ラ 。 イマサ ー ラ ?

お前 ら 2 人 に かけて みよう 。 イマサ ー ラ ! おまえ||じん||||||

♬「 ラッスンゴ ー レライ ラッスンゴ ー レライ 」

♬「 ラッスンゴレライ 説明 して ね 」 |せつめい||

♬「 ちょっと 待って ちょっと 待って お 兄さん 」 |まって||まって||にいさん

♬「 ラッスンゴレライ って なん です の 」

♬「 説明 しろ と 言わ れ まして も 」 せつめい|||いわ|||

♬「 意味 わから ん から でき ませ ~ ん 」 いみ||||||

ラ ー サマイ ! 恥ずかしい ! |||はずかしい

えっ なんか 恥ずかしかった ! そうであろう 。 ||はずかしかった|そう であろう

謎 の 恥ずかし さ が 襲って くる であろう ! なぞ||はずかし|||おそって||

この 恥じらい を 敵 が 感じ もぞもぞ して いる とき に 攻撃 ! |はじらい||てき||かんじ||||||こうげき

勝て ます ね ! かて||

俺 なんとも ない ぞ 。 え ~!? おれ||||

あっ 知ら なかった んだ ネタ 。 |しら|||

すごい です メレブ さん 。 私 に も イマサ ー ラ を かけて ください ! ||||わたくし||||||||

そう 言う と 思った ぞ ヨシヒコ 。 イマサ ー ラ ! |いう||おもった|||||

デデデデ … あ ~ い !

安心 して ください 穿 いて ます よ 。 知って る よ 。 あんしん|||うが||||しって||

お前 全部 着ちゃ って る じゃ ん 。 穿 いて る どころ か ➡ おまえ|ぜんぶ|きちゃ|||||うが||||

全部 着ちゃ って る じゃ ん 。 お前 何 言って る んだ よ ラ ー サマイ ! ぜんぶ|きちゃ|||||おまえ|なん|いって||||||

なんという 恥ずかし さ だ ! これ で ニッテレン を 倒せ ます ね ! |はずかし|||||||たおせ||

俺 に は 効か なかった から なあ 。 おれ|||きか|||

ぜ って ぇ 魔物 に も 効か ない ね 。 |||まもの|||きか||

あ 言った ムラサキ 言った 。 イマサ ー ラ ! |いった||いった|||

♬( ムラサキ / ダンジョ ー )「 で んで んで んで で んで で ん で んで ん 」

♬「 ムラ ちゃん いつも の やった げ て 」 ♬「 聞き たい か 俺 の 武勇 伝 」 |||||||きき|||おれ||ぶゆう|つたい

♬( ムラサキ / ダンジョ ー )「 武勇 伝 武勇 伝 武勇 で んで んで で んで ん 」 |||ぶゆう|つたい|ぶゆう|つたい|ぶゆう||||||

カッキ ー ン ! ムラ ちゃん かっこう ぃ ~ い !

ラ ー サマイ ! は ずい !

すごい !

ヨシヒコ 邪魔だった よ 今 2 人 いい クオリティ ー だった のに 。 |じゃまだった||いま|じん|||||

なに ラララライ やった の ? マ ー ケット やった の ?

ヨシヒコ 恥ずかしい な ~。 |はずかしい|

おい な んな んだ これ は 。

え ~ っ これ でも ダメ ? ダンジョ ー 。

あっ じゃあ わかった わかった あれ だ 。

イマサ ー ラ 。

ガチョ ー ン 。

ラ ー サマイ 。 恥ずかしい …。 |||はずかしい

恥ずかしい 。 ワ ー ク まで 使って 恥ずかしい よ 。 はずかしい|||||つかって|はずかしい|

なに ? 今 の なに ? フフフフフ 。 |いま|||

ねえ 魔物 の 世代 を 問う 呪文 って どう な の ? |まもの||せだい||とう|じゅもん||||

フフフフフ 。 フフフフフ で なくて 。

ニッテレン を 倒 せる ぞ ~! ||たお||

ヨシヒコ そういう こと 大きい 声 で 言わ ない 。 |||おおきい|こえ||いわ|

罰 と して イマサ ー ラ ! ばち|||||

ヨシヒコ 魔物 いつ 倒す の ? |まもの||たおす|

今 でしょ 。 いま|

ラ ー サマイ 。 ぬ はっ 恥ずかしい ! |||||はずかしい

俺 まで 恥ずかしく なった 。 おれ||はずかしく|

あぁ …。

( メレブ ) うわ 仏だ 夜中 に めずらしい 。 ||ぶつだ|よなか||

ヨシヒコ ヨシヒコ ~!

夜中 に 出て くるって こと は 急用 な んじゃ ね ? よなか||でて||||きゅうよう|||

あの ね ヨシヒコ ね ホント に ね ➡

今回 ね 今回 の 旅 ね あの ~ 私 あんまり ➡ こんかい||こんかい||たび|||わたくし|

深く 関わり たく ない んで 手短に 話し ます 。 ふかく|かかわり||||てみじかに|はなし|

なんで だ よ お前 が 行け っ つった 村 だろう ! |||おまえ||いけ|||むら|

そこ 行った から こんな こと に なって んだ よ 。 |おこなった|||||||

ちょっと … 黙れ 。 あの 顔 の バランス が 悪い 男 。 |だまれ||かお||||わるい|おとこ

あの ね ヨシヒコ ね ホント に ね ➡

あの ~ お前 今回 その いろんな 神 に ➡ |おまえ|こんかい|||かみ|

助け を 求めて いる ようだ けれども ➡ たすけ||もとめて|||

お前 が 助け を 求めて いい 神 は ただ 1 人 。 それ は ね ➡ おまえ||たすけ||もとめて||かみ|||じん|||

西 の 山 の 祠 に 住まう テレ ー ト と いう 神 だけ だ 。 にし||やま||し||すまう||||||かみ||

テレ ー ト ? うん ワケ は 言え ぬ ワケ は 言え ぬ が ➡ ||||||いえ||||いえ||

まあ いろんな 事情 に より お前 は ➡ ||じじょう|||おまえ|

この テレ ー ト の 力 を 借りる こと しか でき ない 。 |||||ちから||かりる||||

名前 から して 弱 そうだ な 。 なまえ|||じゃく|そう だ|

ちょ い やめて マジ で マジ で やめて そういう こと 言う の 。 ||||||||||いう|

ホント やめて じゃあ 私 は これ で 失礼 する から ね 。 |||わたくし||||しつれい|||

早 えよ なんで だ よ いつも は もっと ➡ はや|||||||

なんか 無駄な 小 ボケ を 繰り出して くる だろう が ! |むだな|しょう|||くりだして|||

うるさい あの ちょっと ホント に ね 私 今回 ね あの ➡ ||||||わたくし|こんかい||

いくら 呼ば れて も 出て こ ない から ね 意地でも ね 。 |よば|||でて|||||いじでも|

ね う ん バ ー イ バ ー イ 。 テレ ー ト か 。

ぜ って え 弱い よ 。 うん 。 |||よわい||

言う な それ 以上 は 言う な ムラサキ 。 いう|||いじょう||いう||

テレ ー ト 様 テレ ー ト 様 ! |||さま||||さま

ニッテレン を 倒す ため に お 力 を お 貸し ください ませ ! ||たおす||||ちから|||かし||

なに !?

なんだ この 弱 そうな オ ー ラ は 。 ||じゃく|そう な||||

そんな こと ない 絶対 強い 。 |||ぜったい|つよい

テレ ー ト 様 お 力 を お 貸し いた …。 |||さま||ちから|||かし|

全然 いい です よ 。 ( ムラサキ ) ノリ 軽 っ 。 ぜんぜん||||||けい|

弱い うえ に バカ だ よ コイツ 。 そんな こと ない バカ で は ない ! よわい|||||||||||||

ニッテレン なんか 怖く ない ! ||こわく|

あ ~ そんな 言い 方 よく ない と …。 ||いい|かた|||

絶対 に コイツ じゃ ダメ だ ! ぜったい|||||

俺 たち だけ で やろう ヨシヒコ な 。 いや いない より は マシ でしょう 。 おれ||||||||||||

だから 言い 方 が 悪い よ そんな 言い 方 しちゃ ダメ 。 |いい|かた||わるい|||いい|かた||

テレ ー ト 様 ともに 戦い ましょう 。 |||さま||たたかい|

オッケ ー とりあえず 終電 乗り遅れた 人 と ➡ |||しゅうでん|のりおくれた|じん|

空港 に いる 外国 人 捜し ながら 行こう ぜ 。 くうこう|||がいこく|じん|さがし||いこう|

あっ おもしろ そう っす ね ~。 何 言って んだ コイツ は ! |||||なん|いって|||

いい から いい から … あ ~ 大丈夫です か ? |||||だいじょうぶ です|

うわ 上 当たっちゃ った 大丈夫です か ? 危 ねえ 。 |うえ|あたっちゃ||だいじょうぶ です||き|

あれ で すね いつも 独自の 戦い が かっこいい っす よ ね 。 ||||どくじの|たたかい|||||

好きな ん すよ え ぇ 。 すきな||||

出た な ニッテレン 。 でた||

テレ ー ト いき ます !

あら ~! テレ ー ト 様 ! ||||さま

なんと 一撃 で 粉々に …。 |いちげき||こなごなに

ニッテレン は 想像 以上 に 強い ぞ ヨシヒコ 。 ||そうぞう|いじょう||つよい||

想像 以上 に テレ ー ト が 弱 すぎた のでしょう 。 そうぞう|いじょう||||||じゃく||

じゃあ どう やって 戦う んだ よ ! |||たたかう||

もう いい や 。 とりあえず イマサ ー ラ !

♬「 ある ある 探検 隊 ある ある 探検 隊 」 ||たんけん|たい|||たんけん|たい

うわ ぁ ~ っ !

えっ なんか 効いて る ! やり ました ね 。 ||きいて||||

ニッテレン は イマサ ー ラ の 呪文 で 感じる 恥ずかし さ が ➡ ||||||じゅもん||かんじる|はずかし||

何より も 苦手な のだろう 。 意味 が わから ん 。 なにより||にがてな||いみ|||

フフッ わかって いた よ 。

あなた が ニッテレン です か 。

私 は 何 を …。 わたくし||なん|

目 を 覚まさ れた のです か 。 め||さまさ||の です|

今 は ヒルナンデス か ? いま|||

はい 昼 です 。 |ひる|

ヒルナンデス ね 。 ハッ ぶ っ 込んで きた 。 |||||こんで|

よかった 。

優しき 守り神 に 戻ら れた のです ね ニッテレン 様 。 やさしき|まもりがみ||もどら||の です|||さま

ありがとう 。

ありがとう 。

私 は 悪 しき 魔物 に 取り 憑 かれて いた ようだ 。 わたくし||あく||まもの||とり|ひょう|||

しかし 笑う 点 に は 福 来 たる と 言い ます 。 |わらう|てん|||ふく|らい|||いい|

笑う 点 ? ハッ ! わらう|てん|

これ から は スッキリ と した 気持 で 村 を 守って いき ます 。 ||||||きもち||むら||まもって||

ハッ ! 3 つ も 宣伝 を 入れて きた 。 すごい 瞬 発 力 だ 。 |||せんでん||いれて|||またた|はつ|ちから|

よかった 。 それでは 我々 は ここ で 。 ||われわれ|||

ありがとう 勇者 。 |ゆうしゃ

私 に は これ しか でき ない けれども …。 わたくし|||||||

勇者 の これ から の 道のり に ズ ー ムイン !! ゆうしゃ|||||みちのり||||

ありがとう ございます 。

あ ~ よかった じゃ ん ヨシヒコ 。

あっ ! 昔 甥 っ子 さん と も 戦った こと ある んです よ 。 |むかし|おい|っこ||||たたかった|||ん です|

は ? 失礼 し ます 。 |しつれい||

なんか たくさん お土産 くれた な ニッテレン 。 ||おみやげ|||

これ で ダシュウ の 村 に も 平和 が 戻り ます ね 。 ||||むら|||へいわ||もどり||

ありがとう ございます ヨシヒコ 殿 。 |||しんがり

朝 から 体 が 自由に なって て ➡ あさ||からだ||じゆうに||

バンド 演奏 が できる ように なった んです よ ! |えんそう|||よう に||ん です|

あの … よかったら 僕たち の 曲 聴いて もらえ ます か ? ||ぼくたち||きょく|きいて|||

ぜひ 。 あっ それ 結構です 。 |||けっこう です

あの … 聴き たい の は やまやま な んです けど ➡ |きき||||||ん です|

いろいろ と あの 問題 が …。 どうして です か ? メレブ さん 。 |||もんだい||||||

ヨシヒコ わかれ 。 な ?

じゃあ さ この 村 に こういう 玉 持って る 人 いない ? |||むら|||たま|もって||じん|

あっ それ は ニッテレン 様 が 占い する ため に 使う 玉 です わ 。 ||||さま||うらない||||つかう|たま||

えっ ヤツ が 持って いた の か 。 |||もって|||

なんだ よ もう 1 回 戻ら なきゃ じゃ ん 。 |||かい|もどら|||

いい じゃ ないで す か 。

それ より 皆さん の 曲 を 聴か せて ください 。 ||みなさん||きょく||きか||

ダメ ! 絶対 ダメ ! |ぜったい|

さて 次 は どこ へ 向かえば いい んだ 仏 ! |つぎ||||むかえば|||ふつ

アイツ 意地でも 出て こ ねえ つもりだ な 今回 。 |いじでも|でて|||||こんかい

このまま 優秀な 仏 に 変わって くん ねえ かな マジ で 。 |ゆうしゅうな|ふつ||かわって|||||

しかし 彼ら の 曲 は すばらしかった です ね 。 |かれら||きょく||||

♬「…」 やめろ !

兄 様 …。 あに|さま

イマサ ー ラ で 勝った の も 偶然 。 ||||かった|||ぐうぜん

危険だ わ 。 きけんだ|

安心 して ください 。 あんしん||

穿 いて ます し ついていき ます よ 。 うが||||||