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逃げるは恥だが役に立つ, 逃げるは恥だが役に立つ#03 (01)

逃げる は 恥 だ が 役 に 立つ #03 (01)

( 津崎 ) いただき ます ( みくり ) いただき ます

あの

何 でしょう ? 生活 費 の 中 から

電気 炊飯 器 を 買い たい んです

今 は レンジ で チン する 容器

私 が 実家 から 持ってきた あれ で ご飯 を 炊いて る んです けど

容量 が 少ない し 白米 しか 炊け ませ ん

白米 以外 何 を ?

玄米 と か 十穀米 と か 炊き込み ご飯 と か

購入 を 検討 して もらえ ません か ?

ごちそうさま でした

炊飯 器 は 好き に して ください

< 何という こと でしょう > 《 職場 と いう もの は 従業 員 だけ の 努力 じゃ まま なり ません 》

《 僕 は 雇用主 として 》

《 みくり さん が 働き やすい 環境 を 提供 し たい と 思って い ます 》

《 遠慮 せず 何でも 言って ください 》

< 雇用 主 の 匠 > < もとい かがみ の ような 発言 で > < 私 を 感動 させた 平匡 さん が > < 何という こと でしょう > 《 ご飯 硬く ない です か ?》 《 いえ 》

< 何 を 聞いて も 続か ない 会話 > 《 今日 暑く なり そうです ね 》

< どんな 問いかけ に も 外 される 視線 > < 心なしか 眼鏡 の 輝き まで > < この 家 の 空気 を 緊張 させて いる よう です > ( ドア が 開く )

お 弁当 です ありがとうございます

行ってらっしゃい

< やり にくい > < すこぶる 働き にくい > < なぜ こんな ふうに なって しまった の か > < 思い当たる こと と 言えば > < 沼田 さん と 風見 さん が うち に 泊まった 夜 に > < 私 が あらぬ 妄想 を して しまった こと だ けど > < 平匡 さん が 超 能力 者 で も ない 限り > < 私 の 妄想 など 知るよしもない > < と なる と 今週 の 初め > < 今 まで 意地 でも 洗わ せて くれ なかった > < 平匡 さん の パンツ を 洗濯 かご の 中 に 発見 > < やった ! ついに パンツ の 洗濯 を 任される まで に > < 従業 員 と して 信頼 された > < 意気揚々 と 洗濯 > 《 お帰りなさい 》

《 洗って もらう つもり じゃ … つい うっかり 》

< 信頼 された わけ じゃ なかった > 《 これ を 機 に 一緒に 洗い ましょう 》

《 パンツ だけ 別に 洗う の は 不経済 です 》

《 実家 で は 父 の 下着 も 洗って ました 私 は 全く 気 に し ない ので 》

< と 強引に 話 を まとめて しまった けれど > < 平匡 さん に とって パンツ は > < 自意識 の とり で だった の かも しれ ない > たかが パンツ されど パンツ

引っ越し ましょう はい ?

今 の 1LDK から 2LDK に 引っ越し ます

えッ ?

♬~

物件 の 条件 です 探して おいて もらえ ます か ?

どうして 急に ? 自分 の 部屋 が 欲しい でしょ ?

私 の ため です か ?

もともと 1LDK で は 狭い と 思って いた んです

家賃 今 より 2万 アップ

2LDK の 相場 は それ くらい です

と いう こと は 折半 して 1万 円 の アップ

そこ は 僕 が 持ち ます 僕 の わがまま なんで

私 の 部屋 の ため な んじゃ ない んです か ?

それ と もう 一つ

雇用 契約 に 恋人 に ついて の 条項 が ない こと に 気 が つき ました

恋人 ? 僕 と みくり さん は

あくまで 雇用 主 と 従業 員 と いう 関係 に すぎ ません

これ から 先 お互い

他 に 好きな 人 が できる 可能性 が あり ます

はあ そう なった 場合 契約 を どう する か

素案 を 考えて おき ます

では 会社 に 行き ます

< 何だか ものすごい 勢い で > < 心 の シャッター を 閉め られて いる > 残業 ?

でき ます よ ( 渡辺 ) いい んです か ? 新婚 な のに

関係 あり ません 仕事 は 仕事 です

助かり ます ありがとうございます !

《( 沼田 ) 見 ちゃった んだ よ ね ~ 津崎 君 ち の 寝室 》

《 シングル ベッド に 枕 が 一つ ➡》

《 あそこ に 一緒に 寝てる ように は 見え なかった 》

《 あの 二人 ホントに 夫婦 な んだろう か ?》

《( 風見 ) シングル ベッド で 一緒に 眠る 夫婦 だって 》

《 尾崎豊 じゃ ない んだ から 》

《 尾崎 は きしむ ベット だ よ シングルベッド は つんく だ よ 》

《 間違え ちゃった よ 》

《 寝室 に 奥さん の 気配 は 一切 なかった 》

《 偽装 結婚 と は だまさ れた 》

《 津崎 君 は 俺 に 偏見 を 持って いた わけじゃ ない 》

《 むしろ お 仲間 だった んだ 》

《 男 が 好きな 男 と 女 が 好きな 女 》

《 決して 相いれない 二人 が 手 と 手 を 取り合い 》

《 世間 の 荒波 を 共に 生きて いく 》

《 美しい 話 じゃ ない 》

《( 山 さん ) 沼 ちゃん の 推理 大体 願望 フィルター かかってる から 》

《 話 半分 の さらに 半分 で 》

( 日野 ) ねえ ねえ 津崎 さん 行こう ぜ ブドウ 狩り

津崎 さん 夫婦 と うち の 家族 で 行き ません

え~ッ 俺 だけ 奥さん と 会えて ない もん

それ は 僕 の せい で は … 子供 って ね すぐ 風邪 ひく の

二人 いる と ローテーション で 風邪 ひいて 切れ目 が ない の

分かる ? この 苦労 分かり ません

津崎 君 の 奥さん は 素晴らしい 人 だった よ

完璧な 妻 理想 の 妻

ますます 会い たい 俺 も 結婚 し たい

女 に 厳しい 沼田 さん が そこ まで ?

しかも 結構 かわいい 結構 かわいい んだ ?

ちっとも かわいく あり ませ ん

感覚 と して は

還暦 すぎ の 掃除 の おばさん と 同居 して る ような もの です

それ は 言い過ぎ じゃ ない か な どん引き

そう 思えば こそ パンツ も 洗って もらえる のです

なるほど ( 日野 ) 何 が ? 全然 分かんない

しまった おいしく ない

( 安恵 ) えッ ?

まずい わけじゃ ない けど おいしく ない って コメント に 困る よ ね

自分 が 食べる だけ なら 何でも いい じゃん

自分 が 食べる だけ なら ね~

旦那 が さあ

今日 の ご飯 超 おいしく できた って 時 に 限って

帰って こなかったり して ああ

夜中 に 帰って きて 冷め きった おかず 食べて

「 うまく ない 」 と か 言わ れる と 壁ドン ! し たく なる よ ね

壁 に 叩きつける 方 ね

そこ を グッと 抑えて

彼 は 私 と 蝶 の ため に 働いて る んだ

こんな こと で 不満 を 言っ ちゃ いけない って 思って たら

浮気 まだ 疑惑 でしょ

女の子 と 歩いて たって だけ で

あいつ は 疑惑 が 上がった 時点 で ほぼ クロ よ まっくろくろすけ よ

安い よ ~ って 声 が 聞こえたら 何 か 分か ん なくて も 突っ込む 男 よ

常に ダイブ 前 のめり で ダイブ

やっさん も ダイブ された し ね そうな んだ よ ~

ガンガン 来 られて 私 が 盛り上がっ ちゃって

気 が ついたら 妊娠 して 結婚 して た わ

積極 的 な 男 は

他 の 女 に も 同じく 積極 的 かもしれない って 思ったら

積極性 も 考えもの だ ね

( 携帯 着信 )

私 が 元ヤン って 隠さ ず 言っ と きゃ よかった

壁ドン ! を 恐れて 浮気 し なかった かも

ごめん 仕事 の 電話

( 知佳 ) みくり さん の ご 実家 から 梅 の 実 を いただいて ね

梅 ? ☎ お 礼 は 何 が いい かしら ?

家 の 庭 で 梅 の 実 が たくさん 取れる と おっしゃって

うらやましい って 言ったら 送って くださった ん よ

いつのまに

☎ ご 両親 お 嫌いな もの は ない ?

特に ない です どうも すいません

平匡 と 仲良く してる ?

はい とっても

☎ 気 が 利か ない ところ が ある かも しれ ない けど

☎ 優しい 子 だから よろしく ね

はい

あの 子 昔っ から 勉強 だけ は できた んだ けど

女の子 に 対して は 全然 で

☎ 一人 も 彼女 が でき ない まま

☎ おじいちゃん に なっ ちゃう んじゃ ない か って

☎ 心配 し とった ん よ

<3 合 炊き > < 彼女 いない 歴 35 年 > < 圧力 スチーム IH > < 備長 炭 の 内 釜 > < 彼女 いない 歴 35 年 > はッ 今 は 炊飯器 炊飯器 炊飯器 うん

< もし 本当に 彼女 いない 歴 35 年 だ と したら > < あの 平匡 さん が > < いいかげんな 気持ち で 女の子 に 手 を 出す と は 思え ない > < 何でも 調べて から 行動 する 性格 から して > < 勢い で ダイブ する と も 思え ない > < もしかすると > 可能 性 は あり ます よ ね 未経験 って いう

いい んじゃ ない でしょう か 人 それぞれ だし

それ も 人 に よりけり だ と は 思い ます けど

あッ いい です よ 顔 出し で

最近 だ と 高学歴 高収入 で 見た目 も 悪く ない の に って 人 も

多い みたい です ね

そういう 人 は プライド が 高い の かも

と いう か 行か ない んです よ 自分 から は

断ら れる と 傷つく から

私 の 身内 の 場合 です けど

彼女 は 古風な ところ が あって

守り に 守り すぎて 49 年 って 言って ました ね

もはや 脱却 する タイミング を 見失った そう です

( ナツキ ) 大丈夫 です か ?

( 百合 ) 大丈夫 じゃない わ よ 血管 切れ そう

何で こっち が 1千万 も かぶん なきゃ いけない の

最終 確認 で OK 出した から 出した わ よ 出した けど

まさか QR コード が 同業 他社 の サイト に つながる なんて 思わ ない でしょ

ダミー の レイヤー が 残って て どう と か … いつ どこ で すり 替わった の ?

( 柚 )4校 まで は 合って ました それ が 最後 の 最後に すり 替わる

どれ だけ 高度な 間違い 探し な の !

≪( 柚 ) 来 ました 電報 堂 の 担当 者

7:3 の 痛み分け なんか 絶対 のま ない から ね

8:2? 9:1 じゃ ない ?

10:0

( 西 ) この度 は … 西 さん 電話 でも 話し ました けど

( 田島 ) この度 は 西 が 大変 ご 迷惑 を お かけ し ました

部長 の 田島 と 申し ます

≪( 田島 ) 覚えてる ?

田島 君 ? 倉科 ゼミ の

そう みんな で スキー 行った よ ね

ああ 懐かしい 苗場 ユーミン の コンサート そう そう

懐かしい ~ 懐かしい なあ

大学 の 同期 もう ビックリ ビックリ

名前 聞いて も しか して って 思った うん

ちょっと 待って 知り合い だ から と 送り込ま れた わけ ?

びた一文 ま から ない わ よ

みくり さん ?

ああ どうも 先日 は

お すまい この 辺 な んです か ? すぐ そこ です

津崎 さん まだ 残業 して ました よ

はい 遅く なる って メール もらい ました

どうも すいません ( 風見 ) いえ

日 の ある うち に 帰る つもり だった んです けど

どれ を 買う か 迷った ? はあ

ピン から キリ まで たくさん あり ます から ね

安い もの は すごく 安かった です 安 すぎる ぐらい

今 は 海外 で 安く 作れる から

はい 雇用 が グローバル 化 して いく こと で

国内 の 雇用 が なくなって いく と 思う と せつなく なり ます

安い もの を 買う ため に 仕事 を 海外 に 売って る ような もの です ね

そう な んです ! それ で 私 考えた んです けど

≪( 社員 A ) お先に ≪( B ) お疲れさまです

< 今日 中 の 仕事 が あと 少し で 終わって しまう > < あの 日 から 胸 の 奥 が ザワザワ する > < 削除 だ > < あの 夜 見て しまった いやらしい 夢 も 全部 削除 > < 消さ なくて いい ところ まで 消して しまった > < 一刻 も 早く 広い 部屋 に 引っ越して > < みくり さん と の 間合い を 取る > < そう すれば 落ち着ける > < 問題 は それ まで の 時間 を どう やりすごす の か > < いっそ 開き直って > < 疑似 恋愛 を 楽しむ くらい の 気持ち で いたら どう だろう > < 実際 に どうにか なる なんて こと は 絶対 に ない のだ から > < ここ は ひとつ 前向きに > < 彼氏 に なった つもりで > はあ ~

はあ ~

( 玄関 が 開く )

お帰りなさい

お おう ただ … ただいま

帰り ました

いえ 何でも

あッ そう いえば

炊飯器 買った んです か ?

はい それ で 炊き込み ご飯 を

あッ

モノ は こちら に

ああ 2万 円 の IH 炊飯器 です

必要 最低 限 の スペック で 使い 勝手 を 重視 し ました

いい と 思い ます

たとえば パソコン でも 高 スペック を 買った ところ で

ネット しか し ない ので あれば 宝 の 持ち 腐れ です

はい 安 ければ いい と いう わけ でも ない

あッ 今日 風見 さん と も そんな 話 を し ました

風見 さん ? 偶然 会った んです

炊飯器 を 運んで くれて

意外 と 話し やすくて いい 人 です よ ね

雇用 の グローバル 化 が 国 の 産業 を 衰退 させる

じゃ どう したら いい の か って 答え が なかなか 出 なくて

いっそ 鎖国 したら どう だろう なんて 冗談 を 延々 と 二人 で

風見 さん 自分 は 自分勝手 だって 言って た んです けど

結婚 に 対して 身構えて る の は

実は 誠実 だ から だ と 思う んです

モテる から ああ なっちゃ って る だけ で

風見 さん って … その 話


逃げる は 恥 だ が 役 に 立つ #03 (01) にげる||はじ|||やく||たつ

( 津崎 ) いただき ます ( みくり ) いただき ます つ さき|||み くり||

あの

何 でしょう ? 生活 費 の 中 から なん||せいかつ|ひ||なか|

電気 炊飯 器 を 買い たい んです でんき|すいはん|うつわ||かい||ん です

今 は レンジ で チン する 容器 いま||れんじ||||ようき

私 が 実家 から 持ってきた あれ で ご飯 を 炊いて る んです けど わたくし||じっか||もってきた|||ごはん||たいて||ん です|

容量 が 少ない し 白米 しか 炊け ませ ん ようりょう||すくない||はくまい||たけ||

白米 以外 何 を ? はくまい|いがい|なん|

玄米 と か 十穀米 と か 炊き込み ご飯 と か げんまい|||じゅう こくこめ|||たきこみ|ごはん||

購入 を 検討 して もらえ ません か ? こうにゅう||けんとう|||ませ ん|

ごちそうさま でした

炊飯 器 は 好き に して ください すいはん|うつわ||すき|||

< 何という こと でしょう > なんという|| 《 職場 と いう もの は 従業 員 だけ の 努力 じゃ まま なり ません 》 しょくば|||||じゅうぎょう|いん|||どりょく||||ませ ん

《 僕 は 雇用主 として 》 ぼく||こよう あるじ|と して

《 みくり さん が 働き やすい 環境 を 提供 し たい と 思って い ます 》 み くり|||はたらき||かんきょう||ていきょう||||おもって||

《 遠慮 せず 何でも 言って ください 》 えんりょ|せ ず|なんでも|いって|

< 雇用 主 の 匠 > こよう|おも||たくみ < もとい かがみ の ような 発言 で > も とい||||はつげん| < 私 を 感動 させた 平匡 さん が > わたくし||かんどう|さ せた|ひら きよう|| < 何という こと でしょう > なんという|| 《 ご飯 硬く ない です か ?》 《 いえ 》 ごはん|かたく||||

< 何 を 聞いて も 続か ない 会話 > なん||きいて||つづか||かいわ 《 今日 暑く なり そうです ね 》 きょう|あつく||そう です|

< どんな 問いかけ に も 外 される 視線 > |といかけ|||がい|さ れる|しせん < 心なしか 眼鏡 の 輝き まで > こころなしか|めがね||かがやき| < この 家 の 空気 を 緊張 させて いる よう です > |いえ||くうき||きんちょう|さ せて||| ( ドア が 開く ) どあ||あく

お 弁当 です ありがとうございます |べんとう||ありがとう ございます

行ってらっしゃい おこなって らっしゃい

< やり にくい > < すこぶる 働き にくい > |はたらき| < なぜ こんな ふうに なって しまった の か > < 思い当たる こと と 言えば > おもいあたる|||いえば < 沼田 さん と 風見 さん が うち に 泊まった 夜 に > ぬまた|||かざみ|||||とまった|よ| < 私 が あらぬ 妄想 を して しまった こと だ けど > わたくし||あら ぬ|もうそう|||||| < 平匡 さん が 超 能力 者 で も ない 限り > ひら きよう|||ちょう|のうりょく|もの||||かぎり < 私 の 妄想 など 知るよしもない > わたくし||もうそう||しる よし も ない < と なる と 今週 の 初め > |||こんしゅう||はじめ < 今 まで 意地 でも 洗わ せて くれ なかった > いま||いじ||あらわ||| <I haven't let you wash it until now> < 平匡 さん の パンツ を 洗濯 かご の 中 に 発見 > ひら きよう|||ぱんつ||せんたく|||なか||はっけん < やった ! ついに パンツ の 洗濯 を 任される まで に > ||ぱんつ||せんたく||まかさ れる|| < 従業 員 と して 信頼 された > じゅうぎょう|いん|||しんらい| < 意気揚々 と 洗濯 > いきようよう||せんたく 《 お帰りなさい 》 お かえり なさい

《 洗って もらう つもり じゃ … つい うっかり 》 あらって|||||

< 信頼 された わけ じゃ なかった > しんらい|||| 《 これ を 機 に 一緒に 洗い ましょう 》 ||き||いっしょに|あらい|

《 パンツ だけ 別に 洗う の は 不経済 です 》 ぱんつ||べつに|あらう|||ふけいざい|

《 実家 で は 父 の 下着 も 洗って ました 私 は 全く 気 に し ない ので 》 じっか|||ちち||したぎ||あらって||わたくし||まったく|き||||

< と 強引に 話 を まとめて しまった けれど > |ごういんに|はなし|||| < 平匡 さん に とって パンツ は > ひら きよう||||ぱんつ| < 自意識 の とり で だった の かも しれ ない > じ いしき|||||||| たかが パンツ されど パンツ |ぱんつ||ぱんつ

引っ越し ましょう はい ? ひっこし||

今 の 1LDK から 2LDK に 引っ越し ます いま||||||ひっこし|

えッ ? え ッ

♬~

物件 の 条件 です 探して おいて もらえ ます か ? ぶっけん||じょうけん||さがして||||

どうして 急に ? 自分 の 部屋 が 欲しい でしょ ? |きゅうに|じぶん||へや||ほしい|

私 の ため です か ? わたくし||||

もともと 1LDK で は 狭い と 思って いた んです ||||せまい||おもって||ん です

家賃 今 より 2万 アップ やちん|いま||よろず|あっぷ

2LDK の 相場 は それ くらい です ||そうば||||

と いう こと は 折半 して 1万 円 の アップ ||||せっぱん||よろず|えん||あっぷ

そこ は 僕 が 持ち ます 僕 の わがまま なんで ||ぼく||もち||ぼく|||

私 の 部屋 の ため な んじゃ ない んです か ? わたくし||へや||||||ん です|

それ と もう 一つ |||ひと つ

雇用 契約 に 恋人 に ついて の 条項 が ない こと に 気 が つき ました こよう|けいやく||こいびと||||じょうこう|||||き|||

恋人 ? 僕 と みくり さん は こいびと|ぼく||み くり||

あくまで 雇用 主 と 従業 員 と いう 関係 に すぎ ません |こよう|おも||じゅうぎょう|いん|||かんけい|||ませ ん

これ から 先 お互い ||さき|おたがい

他 に 好きな 人 が できる 可能性 が あり ます た||すきな|じん|||かのう せい|||

はあ そう なった 場合 契約 を どう する か は あ|||ばあい|けいやく||||

素案 を 考えて おき ます そあん||かんがえて||

では 会社 に 行き ます |かいしゃ||いき|

< 何だか ものすごい 勢い で > なんだか||いきおい| < 心 の シャッター を 閉め られて いる > こころ||しゃったー||しめ|| 残業 ? ざんぎょう

でき ます よ ( 渡辺 ) いい んです か ? 新婚 な のに |||わたなべ||ん です||しんこん||

関係 あり ません 仕事 は 仕事 です かんけい||ませ ん|しごと||しごと|

助かり ます ありがとうございます ! たすかり||ありがとう ございます

《( 沼田 ) 見 ちゃった んだ よ ね ~ 津崎 君 ち の 寝室 》 ぬまた|み|||||つ さき|きみ|||しんしつ

《 シングル ベッド に 枕 が 一つ ➡》 しんぐる|べっど||まくら||ひと つ

《 あそこ に 一緒に 寝てる ように は 見え なかった 》 ||いっしょに|ねてる|よう に||みえ|

《 あの 二人 ホントに 夫婦 な んだろう か ?》 |ふた り|ほんとに|ふうふ|||

《( 風見 ) シングル ベッド で 一緒に 眠る 夫婦 だって 》 かざみ|しんぐる|べっど||いっしょに|ねむる|ふうふ| 《(Kazemi) A couple sleeping together in a single bed》

《 尾崎豊 じゃ ない んだ から 》 おさき とよ||||

《 尾崎 は きしむ ベット だ よ シングルベッド は つんく だ よ 》 おさき||||||しんぐる べっど||つ ん く||

《 間違え ちゃった よ 》 まちがえ||

《 寝室 に 奥さん の 気配 は 一切 なかった 》 しんしつ||おくさん||けはい||いっさい|

《 偽装 結婚 と は だまさ れた 》 ぎそう|けっこん||||

《 津崎 君 は 俺 に 偏見 を 持って いた わけじゃ ない 》 つ さき|きみ||おれ||へんけん||もって||| 《Tsuzaki didn't have a prejudice to me》

《 むしろ お 仲間 だった んだ 》 ||なかま||

《 男 が 好きな 男 と 女 が 好きな 女 》 おとこ||すきな|おとこ||おんな||すきな|おんな

《 決して 相いれない 二人 が 手 と 手 を 取り合い 》 けっして|あいいれない|ふた り||て||て||とりあい

《 世間 の 荒波 を 共に 生きて いく 》 せけん||あらなみ||ともに|いきて|

《 美しい 話 じゃ ない 》 うつくしい|はなし||

《( 山 さん ) 沼 ちゃん の 推理 大体 願望 フィルター かかってる から 》 やま||ぬま|||すいり|だいたい|がんぼう|ふぃるたー||

《 話 半分 の さらに 半分 で 》 はなし|はんぶん|||はんぶん| 《In half of the story, half more》

( 日野 ) ねえ ねえ 津崎 さん 行こう ぜ ブドウ 狩り ひの|||つ さき||いこう||ぶどう|かり

津崎 さん 夫婦 と うち の 家族 で 行き ません つ さき||ふうふ||||かぞく||いき|ませ ん

え~ッ 俺 だけ 奥さん と 会えて ない もん ||おれ||おくさん||あえて||

それ は 僕 の せい で は … 子供 って ね すぐ 風邪 ひく の ||ぼく|||||こども||||かぜ||

二人 いる と ローテーション で 風邪 ひいて 切れ目 が ない の ふた り|||ろーてーしょん||かぜ||きれめ|||

分かる ? この 苦労 分かり ません わかる||くろう|わかり|ませ ん

津崎 君 の 奥さん は 素晴らしい 人 だった よ つ さき|きみ||おくさん||すばらしい|じん||

完璧な 妻 理想 の 妻 かんぺきな|つま|りそう||つま

ますます 会い たい 俺 も 結婚 し たい |あい||おれ||けっこん||

女 に 厳しい 沼田 さん が そこ まで ? おんな||きびしい|ぬまた||||

しかも 結構 かわいい 結構 かわいい んだ ? |けっこう||けっこう||

ちっとも かわいく あり ませ ん

感覚 と して は かんかく|||

還暦 すぎ の 掃除 の おばさん と 同居 して る ような もの です かんれき|||そうじ||||どうきょ|||||

それ は 言い過ぎ じゃ ない か な どん引き ||いいすぎ|||||どん ひき

そう 思えば こそ パンツ も 洗って もらえる のです |おもえば||ぱんつ||あらって||の です

なるほど ( 日野 ) 何 が ? 全然 分かんない |ひの|なん||ぜんぜん|わか ん ない

しまった おいしく ない

( 安恵 ) えッ ? やす けい|え ッ

まずい わけじゃ ない けど おいしく ない って コメント に 困る よ ね |||||||こめんと||こまる||

自分 が 食べる だけ なら 何でも いい じゃん じぶん||たべる|||なんでも||じゃ ん

自分 が 食べる だけ なら ね~ じぶん||たべる|||

旦那 が さあ だんな||

今日 の ご飯 超 おいしく できた って 時 に 限って きょう||ごはん|ちょう||||じ||かぎって Today's rice is super delicious

帰って こなかったり して ああ かえって|こ なかったり|| I didn't come back

夜中 に 帰って きて 冷め きった おかず 食べて よなか||かえって||さめ|||たべて

「 うまく ない 」 と か 言わ れる と 壁ドン ! し たく なる よ ね ||||いわ|||かべ ドン|||||

壁 に 叩きつける 方 ね かべ||たたきつける|かた|

そこ を グッと 抑えて ||ぐっと|おさえて Hold it down

彼 は 私 と 蝶 の ため に 働いて る んだ かれ||わたくし||ちょう||||はたらいて|| He works for me and the butterflies

こんな こと で 不満 を 言っ ちゃ いけない って 思って たら |||ふまん||げんっ||||おもって| If you think you shouldn't complain about something like this

浮気 まだ 疑惑 でしょ うわき||ぎわく| Cheating is still suspicious

女の子 と 歩いて たって だけ で おんなのこ||あるいて|||

あいつ は 疑惑 が 上がった 時点 で ほぼ クロ よ まっくろくろすけ よ ||ぎわく||あがった|じてん|||||まっくろ くろ すけ| He's almost black when the suspicion rises

安い よ ~ って 声 が 聞こえたら 何 か 分か ん なくて も 突っ込む 男 よ やすい|||こえ||きこえたら|なん||わか||||つっこむ|おとこ|

常に ダイブ 前 のめり で ダイブ とわに||ぜん|||

やっさん も ダイブ された し ね そうな んだ よ ~ ||||||そう な||

ガンガン 来 られて 私 が 盛り上がっ ちゃって |らい||わたくし||もりあがっ|

気 が ついたら 妊娠 して 結婚 して た わ き|||にんしん||けっこん|||

積極 的 な 男 は せっきょく|てき||おとこ|

他 の 女 に も 同じく 積極 的 かもしれない って 思ったら た||おんな|||おなじく|せっきょく|てき|かも しれ ない||おもったら

積極性 も 考えもの だ ね せっきょく せい||かんがえもの||

( 携帯 着信 ) けいたい|ちゃくしん

私 が 元ヤン って 隠さ ず 言っ と きゃ よかった わたくし||もと ヤン||かくさ||げんっ||き ゃ|

壁ドン ! を 恐れて 浮気 し なかった かも かべ ドン||おそれて|うわき|||

ごめん 仕事 の 電話 |しごと||でんわ

( 知佳 ) みくり さん の ご 実家 から 梅 の 実 を いただいて ね ち か|み くり||||じっか||うめ||み|||

梅 ? ☎ お 礼 は 何 が いい かしら ? うめ||れい||なん|||

家 の 庭 で 梅 の 実 が たくさん 取れる と おっしゃって いえ||にわ||うめ||み|||とれる||

うらやましい って 言ったら 送って くださった ん よ ||いったら|おくって|||

いつのまに

☎ ご 両親 お 嫌いな もの は ない ? |りょうしん||きらいな|||

特に ない です どうも すいません とくに||||

平匡 と 仲良く してる ? ひら きよう||なかよく|

はい とっても

☎ 気 が 利か ない ところ が ある かも しれ ない けど き||きか||||||||

☎ 優しい 子 だから よろしく ね やさしい|こ|||

はい

あの 子 昔っ から 勉強 だけ は できた んだ けど |こ|むかしっ||べんきょう|||||

女の子 に 対して は 全然 で おんなのこ||たいして||ぜんぜん|

☎ 一人 も 彼女 が でき ない まま ひとり||かのじょ||||

☎ おじいちゃん に なっ ちゃう んじゃ ない か って お じいちゃん|||ちゃ う||||

☎ 心配 し とった ん よ しんぱい||||

<3 合 炊き > ごう|たき < 彼女 いない 歴 35 年 > かのじょ||れき|とし < 圧力 スチーム IH > あつりょく|| < 備長 炭 の 内 釜 > びちょう|すみ||うち|かま < 彼女 いない 歴 35 年 > かのじょ||れき|とし はッ 今 は 炊飯器 炊飯器 炊飯器 うん は ッ|いま||すいはん うつわ|すいはん うつわ|すいはん うつわ|

< もし 本当に 彼女 いない 歴 35 年 だ と したら > |ほんとうに|かのじょ||れき|とし||| < あの 平匡 さん が > |ひら きよう|| < いいかげんな 気持ち で 女の子 に 手 を 出す と は 思え ない > |きもち||おんなのこ||て||だす|||おもえ| < 何でも 調べて から 行動 する 性格 から して > なんでも|しらべて||こうどう||せいかく|| <Because of the personality of investigating anything and then acting> < 勢い で ダイブ する と も 思え ない > いきおい||||||おもえ| < もしかすると > 可能 性 は あり ます よ ね 未経験 って いう かのう|せい||||||みけいけん||

いい んじゃ ない でしょう か 人 それぞれ だし |||||じん||

それ も 人 に よりけり だ と は 思い ます けど ||じん||より けり||||おもい||

あッ いい です よ 顔 出し で あ ッ||||かお|だし|

最近 だ と 高学歴 高収入 で 見た目 も 悪く ない の に って 人 も さいきん|||こう がくれき|こう しゅうにゅう||みため||わるく|||||じん|

多い みたい です ね おおい|||

そういう 人 は プライド が 高い の かも |じん||ぷらいど||たかい||

と いう か 行か ない んです よ 自分 から は |||いか||ん です||じぶん||

断ら れる と 傷つく から ことわら|||きずつく| It will hurt if you refuse

私 の 身内 の 場合 です けど わたくし||みうち||ばあい|| If it’s my family

彼女 は 古風な ところ が あって かのじょ||こふうな|||

守り に 守り すぎて 49 年 って 言って ました ね まもり||まもり||とし||いって||

もはや 脱却 する タイミング を 見失った そう です |だっきゃく||たいみんぐ||みうしなった|| It seems that he has lost sight of the time to leave

( ナツキ ) 大丈夫 です か ? |だいじょうぶ||

( 百合 ) 大丈夫 じゃない わ よ 血管 切れ そう ゆり|だいじょうぶ|じゃ ない|||けっかん|きれ|

何で こっち が 1千万 も かぶん なきゃ いけない の なんで|||せんまん|||||

最終 確認 で OK 出した から 出した わ よ 出した けど さいしゅう|かくにん|||だした||だした|||だした|

まさか QR コード が 同業 他社 の サイト に つながる なんて 思わ ない でしょ ||こーど||どうぎょう|たしゃ||さいと||||おもわ||

ダミー の レイヤー が 残って て どう と か … いつ どこ で すり 替わった の ? だみー||||のこって|||||||||かわった|

( 柚 )4校 まで は 合って ました それ が 最後 の 最後に すり 替わる ゆず|こう|||あって||||さいご||さいごに||かわる

どれ だけ 高度な 間違い 探し な の ! ||こうどな|まちがい|さがし||

≪( 柚 ) 来 ました 電報 堂 の 担当 者 ゆず|らい||でんぽう|どう||たんとう|もの

7:3 の 痛み分け なんか 絶対 のま ない から ね |いたみ わけ||ぜったい||||

8:2? 9:1 じゃ ない ?

10:0

( 西 ) この度 は … 西 さん 電話 でも 話し ました けど にし|このたび||にし||でんわ||はなし||

( 田島 ) この度 は 西 が 大変 ご 迷惑 を お かけ し ました たしま|このたび||にし||たいへん||めいわく|||||

部長 の 田島 と 申し ます ぶちょう||たしま||もうし|

≪( 田島 ) 覚えてる ? たしま|おぼえてる

田島 君 ? 倉科 ゼミ の たしま|きみ|くらしな|ぜみ|

そう みんな で スキー 行った よ ね |||すきー|おこなった||

ああ 懐かしい 苗場 ユーミン の コンサート そう そう |なつかしい|なえば|ゆーみん||こんさーと||

懐かしい ~ 懐かしい なあ なつかしい|なつかしい|

大学 の 同期 もう ビックリ ビックリ だいがく||どうき||びっくり|びっくり

名前 聞いて も しか して って 思った うん なまえ|きいて|||||おもった|

ちょっと 待って 知り合い だ から と 送り込ま れた わけ ? |まって|しりあい||||おくりこま||

びた一文 ま から ない わ よ びたいちもん|||||

みくり さん ? み くり|

ああ どうも 先日 は ||せんじつ|

お すまい この 辺 な んです か ? すぐ そこ です |||ほとり||ん です||||

津崎 さん まだ 残業 して ました よ つ さき|||ざんぎょう|||

はい 遅く なる って メール もらい ました |おそく|||めーる||

どうも すいません ( 風見 ) いえ ||かざみ|

日 の ある うち に 帰る つもり だった んです けど ひ|||||かえる|||ん です|

どれ を 買う か 迷った ? はあ ||かう||まよった|は あ

ピン から キリ まで たくさん あり ます から ね ぴん||きり||||||

安い もの は すごく 安かった です 安 すぎる ぐらい やすい||||やすかった||やす||

今 は 海外 で 安く 作れる から いま||かいがい||やすく|つくれる|

はい 雇用 が グローバル 化 して いく こと で |こよう||ぐろーばる|か||||

国内 の 雇用 が なくなって いく と 思う と せつなく なり ます くに ない||こよう|||||おもう||||

安い もの を 買う ため に 仕事 を 海外 に 売って る ような もの です ね やすい|||かう|||しごと||かいがい||うって|||||

そう な んです ! それ で 私 考えた んです けど ||ん です|||わたくし|かんがえた|ん です|

≪( 社員 A ) お先に ≪( B ) お疲れさまです しゃいん||お さき に||お つかれ さ まで す

< 今日 中 の 仕事 が あと 少し で 終わって しまう > きょう|なか||しごと|||すこし||おわって| <Today's work is about to finish> < あの 日 から 胸 の 奥 が ザワザワ する > |ひ||むね||おく||| < 削除 だ > さくじょ| < あの 夜 見て しまった いやらしい 夢 も 全部 削除 > |よ|みて|||ゆめ||ぜんぶ|さくじょ < 消さ なくて いい ところ まで 消して しまった > けさ|||||けして| <I erased it to the point where it didn't have to be erased> < 一刻 も 早く 広い 部屋 に 引っ越して > いっこく||はやく|ひろい|へや||ひっこして < みくり さん と の 間合い を 取る > み くり||||まあい||とる < そう すれば 落ち着ける > ||おちつける < 問題 は それ まで の 時間 を どう やりすごす の か > もんだい|||||じかん||||| <The problem is how to spend the time until then> < いっそ 開き直って > |ひらきなおって < 疑似 恋愛 を 楽しむ くらい の 気持ち で いたら どう だろう > ぎじ|れんあい||たのしむ|||きもち|||| < 実際 に どうにか なる なんて こと は 絶対 に ない のだ から > じっさい|||||||ぜったい|||| <Because there is absolutely nothing that actually happens> < ここ は ひとつ 前向きに > ||ひと つ|まえむきに < 彼氏 に なった つもりで > かれ し||| <I thought I was a boyfriend> はあ ~ は あ

はあ ~ は あ

( 玄関 が 開く ) げんかん||あく

お帰りなさい お かえり なさい

お おう ただ … ただいま

帰り ました かえり|

いえ 何でも |なんでも

あッ そう いえば あ ッ||

炊飯器 買った んです か ? すいはん うつわ|かった|ん です|

はい それ で 炊き込み ご飯 を |||たきこみ|ごはん|

あッ あ ッ

モノ は こちら に もの||| Things are here

ああ 2万 円 の IH 炊飯器 です |よろず|えん|||すいはん うつわ|

必要 最低 限 の スペック で 使い 勝手 を 重視 し ました ひつよう|さいてい|げん||||つかい|かって||じゅうし||

いい と 思い ます ||おもい|

たとえば パソコン でも 高 スペック を 買った ところ で |ぱそこん||たか|||かった||

ネット しか し ない ので あれば 宝 の 持ち 腐れ です ねっと||||||たから||もち|くされ|

はい 安 ければ いい と いう わけ でも ない |やす||||||| Yes, I don't mean it's cheap

あッ 今日 風見 さん と も そんな 話 を し ました あ ッ|きょう|かざみ|||||はなし|||

風見 さん ? 偶然 会った んです かざみ||ぐうぜん|あった|ん です

炊飯器 を 運んで くれて すいはん うつわ||はこんで|

意外 と 話し やすくて いい 人 です よ ね いがい||はなし|||じん|||

雇用 の グローバル 化 が 国 の 産業 を 衰退 させる こよう||ぐろーばる|か||くに||さんぎょう||すいたい|

じゃ どう したら いい の か って 答え が なかなか 出 なくて |||||||こたえ|||だ|

いっそ 鎖国 したら どう だろう なんて 冗談 を 延々 と 二人 で |さこく|||||じょうだん||えんえん||ふた り|

風見 さん 自分 は 自分勝手 だって 言って た んです けど かざみ||じぶん||じぶんかって||いって||ん です|

結婚 に 対して 身構えて る の は けっこん||たいして|みがまえて|||

実は 誠実 だ から だ と 思う んです じつは|せいじつ|||||おもう|ん です

モテる から ああ なっちゃ って る だけ で モテ る|||||||

風見 さん って … その 話 かざみ||||はなし