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逃げるは恥だが役に立つ, 逃げるは恥だが役に立つ#02 (02)

逃げる は 恥 だ が 役 に 立つ #02 (02)

両親 を 安心 さ せ られた と いう 点 に おいて も

今回 の こと は 有意義 でした。

良かった ~。

津崎 さん が 後悔 して たら どう し よう か と。

嘘 を つか ない と いけない し、 重い こと させ ちゃって る か なって

周り を 説得 する 自信 が ない から、 普通の 結婚 の ふり を する って

逃げ と いえば 逃げ だし。 逃げた って いい じゃ ない です か。

えッ ? ハンガリー に

こういう ことわざ が あり ます 「 逃げる の は 恥 だ けど 役 に 立つ 」

役 に 立つ ?

後ろ向き な 選択 だって いい じゃ ない か、

恥ずかしい 逃げ 方 だった と して も

生き抜く こと の 方 が 大切で

その 点 に おいて は 異論 も 反論 も 認め ない。

逃げる の は 恥 だ けど 役 に 立つ...

はい。

そう です ね。 逃げて も 生き抜き ましょう。

オブジェクション して る 場合 じゃ あり ません。

あの、 こないだ も 思った んです けど

異論 ! 反論 ! オブジェクション って 結構 古い です よ ね。

何で 知って る んです か ? 年 は ごまかして ない です よ。

父 が 好きで よく 見て て。 ホント に お 父さん に そっくり です よ ね。

やめて ください 津崎 さん こそ …

古い こと や 難しい こと たくさん 知って そう です。

そう でしょう か。 はい。

< 津崎 さん こそ お 父さん に 似て いる > < 言い かけて やめた > < そこ まで 立ち入る べき じゃ ない > < 私達 は 夫婦 でも 恋人 でも 友達 ですら ない > < 雇用主 と 従業 員 の 関係 な のだ > 問題 なかった ので サイン し ました。

了解 です。

ここ に 入れて おき ます。

はい。

では、 寝 ます。

津崎 さん。

平匡 さん。

おやすみなさい。

はあ ~

< 隣 の 部屋 で 平匡 さん が 寝て いる > < 緊張 する ような し ない ような > < どうして し ない んだ ?> < 一つ 屋根 の 下 で 危機 感 すら 感じ ない > < あッ 草食系 だ から ?> < 違う > < あの 人 は > 《 逃げた って いい じゃ ない です か 》 < 相手 の 意 に 反する こと を > < する 人 じゃ ない > < そんな ふうに 思える から だ > < そんな ふうに …> < 隣 の 部屋 で 森山 さん みくり さん が 寝て いる > < 変な 人 だ > < 一つ 屋根 の 下 で 危機 感 は ない の だろう か > < 安全パイ だ と 思わ れて いる の か > < 安全パイ だ けど > < 本来 人 に 家 に いら れ たり > < 構わ れたり する の は 好き じゃ ない > < でも 彼女 は 距離 感 を わきまえて いて > 《 やめて ください 津崎 さん こそ …》

< 何 か 察する と > 《 古い こと や 難しい こと たくさん 知って そう です 》

< 波 の ように 引いて いく > < 波 の ように > どう です か ? 新婚 生活 2 週間

そう です ね

《 おはよう ございます 》 《 おはよう ございます 》

《 いただき ます 》 《 いただき ます 》

《 お 弁当 です 》 《 ありがとう ございます 》

《 行ってらっしゃい 》

まだ 緊張 感 は あり ます が 案外 普通です

思い返せば 最初 の 夜 あまりに クタクタ で

何も 考え ず に 眠れた の が 良かった んだ と 思い ます

結婚 し たく なり ました か ? いえ 僕 は

よっぽど メリット の ある 相手 なら 考えて も いい かな

メリット … ≪( 日野 ) 結婚 が 嘘 !?

≪( 沼田 ) しッ ! えッ じゃあ 津崎 さん ホント は

結婚 して なかった って こと ? この 前 津崎 君 言って た ろ

結婚 は 自分 に とって 最も 遠い 出来事 だ と

あれ から わずか 1 ヵ月 半

相手 は 10 歳 年 下 だ と いう

おかしい おかしい と 俺 の 勘 が 耳 もと で ささやいて いる

この 辺り で

そう いえば … ≪( 沼田 ) 言っ ちゃ え

のびのび と 言っ ちゃ え

津崎 さん 前 に ね

《 奥さん の 写真 見せて よ 見せて 》

《 ない です 》 《 ない わけ ない じゃん 》

《 撮る でしょ 普通 》 《 ウチ は 普通 で は ない ので 》

普通 で は ない ? しかも

《 じゃあ 津崎 さん うち に 家族 で 遊び に 行く 》

《 無理 です 》 《 ウチ 来た こと あん じゃん 》

《 あり ます けど 無理 です 》 《 うーん 津崎 さん が 奥さん の 前 で 》

《 デレ てる ところ 見~た~い~》 《 デレ ません し 》

《 何 が あって も 無理 です 》

これ で ハッキリ した な

津崎 君 の 嫁 は 非 実在 嫁 だ

全て は 彼 の 妄想

現実 に は 存在 し ない マジか あ ~

津崎 さん 二 次元 の 国 の 住人 だった か

カウンセリング を 勧め よう 違い ます !

実在 です 物理 的に 存在 して い ます 三 次元 ?

三 次元 です 言葉 も しゃべり ます ペッパー 君 ?

ペッパー 君 じゃ ない です 生身 の 人間 です

何 か やらしい そういう 意味 で は …

電撃 結婚 な のに オーラ が ない んだ よ ね

何 か こう ほら 全身 から あふれる 恋 の 喜び とか さ

ほとばしる 情熱 とか さ パッション !

パッション の 国 の 人 で は ない し そんな 毎日 パッション を 身 に まとって いたら

疲れて 死んで しまい ます 毎日 パッション して ない の ?

新婚 な のに ? 何 の 話 です か もう いい です

日野 さん ご 家族 で 遊び に 来て ください

いい の ? はい ウチ の 妻 を 紹介 し ます

やったーッ やったーッ

日野 さん 一家 だけ です

土曜 の 17 時 了解 です

お 休み の 日 に すいません

休日 手当 は 出し ます

しかし 沼田 さん に は 今後 も 気 を つけ なければ

鋭い 人 な んです ね

本人 に 確認 した わけじゃ ない んです が

沼田 さん は ゲイ だ と いう 話 が あり ます

は あ 男性 視点 と 女性 視点

どちら も 持って いる から こそ の 鋭 さ が ある んじゃ ない か と

うーん でも 何 が そんなに 怪しかった んでしょう

恋する オーラ が ない と 言わ れ ました

恋 ? して い ない ので 当然 です

その 場 で きちんと 反論 して おき ました

結婚 した 者 同士 が 毎日 ドキドキ して いたら

生活 に 支障 を きたす し 体 に 悪い こと この 上 ない と

そう です ね はい

あッ そう いえば 津崎 さん 前 に 言って ました よ ね

僕 は プロ の 独身 だって

プロ の 独身 って ?

端的に いえば 平穏 です

それ 以上 でも それ 以下 で も あり ません

平穏 いい 響き です ね

はい

< そう 平穏 > < 刺激 より も 平穏 を 愛する > < それ が プロ の 独身 の 極意 > < みくり さん を 住み込み で 雇用 する こと は > < 我ながら 信じ られ ない ほど に 思い切った 決断 だった > < しかし 彼女 は 良き 従業 員 と して 働いて くれて いる > < 栄養 が 行き届いた おかげ で 肌 ツヤ まで いい > < 家事 や 買い物 と いった 雑事 の 一切 から 解放 され > < 好きな こと に 時間 を 費や せる > < 費用 対 効果 は 抜群だ > 日野 さん ご 一家 を 迎え に 行って き ます

行って らっしゃい

< 安定 と 充実 の 毎日 > < 平穏な 日常 > < これ こそ が …> ≪( 沼田 ) 津崎 くーん お待たせ

日野 君 ね 下 の 子 が 熱 出 ちゃって 来れ なく なっ ちゃった

ドタキャン 悪い から 俺達 に 代わり に 行って くれ って

聞いて ません でした ? 俺 も ね 忙しい から 困る って

言った んだ けど さ どうしても って 頼ま れて さ

今 ウチ の マンション の 地図 を メール し ました 303 号 室 です

僕 は 用事 が ある ので 先 に 行き ます

あと から ゆっくり ゆ~っくり 来て ください

よし !

沼田 さん が 来 ます ! 沼田 ?

例 の 勘 が 鋭い 人 です 少し でも

怪しい 物 森山 名義 の 郵便 物 隠して !

すいません 布団 なぜ 出し っぱなし に ?

お 子 さん が そこ で 寝 転がったり できる か な と

すいません 子供 来 ませ ん 子供 来 ませ ん

2人 が 別々に 寝て る なんて 知ら れたら また 変に 疑わ れて

何 を 言わ れる か 寝室 見 られたら 危険 です ね

シングル ベッド だし 決して 入ら せ ない ように

はい

( チャイム )

何で 走って る んだ 風見 さん まで

とにかく 布団 を はい

あッ すいません

言動 に は 最大 限 に 注意 し ましょう 了解 し ました

それ 絶対 入 ん ない です よ こっち こっち

これ …? えっと こう な んです よ ね

違い ます 違い ます こう

いらっしゃい

津崎 の 妻 の みくり です

どうぞ 中 へ

どうぞ ビール と ワイン です

ありがとう ございます どうぞ

ふーん 1 LDK か

はい じゃ ここ が 寝室 だ な

のぞい ちゃおっ かな ~ ダメ です

どうぞ 座って ください

座って ください は~い

≪( 風見 ) ダメ です よ 失礼 し ちゃう わッ すっごい 料理

簡単な もの ばっかり で ホント 簡単な もの ばっかり

これ クックパッド でしょ

クックパッド って いい です よ ね

クックパッド すごい いい です よ ね

じゃーん クックパッド 俺 の つくれぽ

この ハートフル 坊主 さん ? そう クックパッド いい よ ねえ

あッ たくさん 作って る 簡単で おいしい それ が 一番 だ よ

分かり ます 頑張った ね

お 口 に 合う か どう か

生身 だった ペッパー 君 じゃ なかった 当たり前 です

「 なら いっそ 結婚 し ません か 」 って 奥さん だった んだ ね

逆 プロポーズ ロマン だ ね ~

ウチ は もっと ビジネスライク です 需要 と 供給 が 一致 した 結果 な ので

要するに お互い が 必要 だった それ です

いい ねえ

ちょっと 残念 だ けど えッ ?

だって 俺 津崎 君 狙って た から

ハハハハ … 冗談 だ よ 冗談

じゃあ 風見 さん は 一生 結婚 し ない んです か ?

今 の ところ し たい と は 思え ません ね 面倒で

面倒 ? 自分 の 時間 を 誰 か と 分け合う の が

煩わしい んです 要するに 自分勝手な んです よ

時間 を 分け 合う

もしかしたら 風見 さん は

相手 の 気持ち も 大事な んじゃ ない です か ?

えッ ? 相手 を 尊重 して る から こそ

自分 だけ じゃ なく 相手 の 時間 も 同じ ように 奪い たく ない

自分勝手な ようで 実は 優しい の かも しれ ませ ん ね

あ ッ すいません 心理 学部 の 癖 で いえ 興味深い

奥さん は 気 に なり ませ ん か ? 結婚 して 自分 の 時間 減った でしょ

ウチ は 時間 に ついて は キッチリ して る んです

だから 余計に お 給料 に 見合った 仕事 を ちゃんと し ない と なって

給料 ?

例え です

ウチ の 場合 お互い の 役割 を 全う すれば あと は 自由な んです

私 の 役割 は 家事 全般 相手 に 干渉 も し ない し

邪魔 も し ませ ん ドライ だ な

どちら か と いう と

みくり さん って メリット の ある 相手 かも

うん ? 褒め 言葉 です

ありがとう ございます

でき ました ~ パン粉 ケーキ

あー うまく 焼けた ね おいしそう です

向こう で 2人 で 何 して た の ? 奥さん の 話 が 面白くて

津崎 君 が 嫉妬 し ちゃって さ 大変 だった んだ から

して ません 嫉妬 なんか あれ 嫉妬 し ない んだ ?

しま …

し ます

しま すれば

しま する 時 何 活用 ?

あの もう 夜 も 更け ました ので ケーキ は 各自 持ち帰って いただいて

そろそろ お開き に …

( 雷鳴 )

あ~

キレイ

ふう ~!

大雨 洪水 警報 解除 され ません ね

私鉄 も 運休 して る

こんな 日 に 家 で 1人 じゃ なくて 良かった

大丈夫 です か ?

今日 泊まって って いい かな ? えッ ?

風見 君 も 泊まろう よ 1人 じゃ 肩身 狭い し

いや それ は … 電車 動いて ない し いい よ ね ?

ねッ ?

えっと じゃあ 2人 に は リビング で 寝て もらって

みくり さん と 僕 は この 部屋 …

ダメ だ でも そう する しか

でも しかし 問題 は 部屋 より も 寝床 です

今 この 部屋 に ベッド は 1つ

うッ … しかも シングル ベッド

試しに 寝て み ます ? 何の !?

何の 試し ? 冗談 です

みくり さん は 冗談 の タイミング が 変 です

すいません 私 が 床 で 寝れば 大丈夫 です

それ は いけ ません 僕 が 床 で 私 が 床 です

みくり さん は ベッド で 従業 員 が 床 です

ここ は 雇用 関係 を 忘れて 雇用 関係 を 忘れたら 私達 は 一体

どういう 関係 で 同じ 部屋 で 眠る んです か ?

な ので 私 が 床 です

卑怯 だ 私 の 布団 こっち に

隠し とけば 良かった 沼田 さん

沼田 さん ? 風見 さん と 2人 きり で 寝かしたら

マズい ん じゃ …

あっち も こっち も どう したら

何で 向こう で 奥さん と 寝 ない の ?

いえ たまに は 男 同士 ボーイズ トーク を する の も いい ん じゃない か と …

おッ いいね じゃあ 初 体験 の 話 から

寝 ましょう

津崎 君 津崎 君

寝 ちゃった か 何で こっち 来た んだろう


逃げる は 恥 だ が 役 に 立つ #02 (02) にげる||はじ|||やく||たつ

両親 を 安心 さ せ られた と いう 点 に おいて も りょうしん||あんしん||||||てん||| In terms of making my parents feel at ease

今回 の こと は 有意義 でした。 こんかい||||ゆういぎ|

良かった ~。 よかった

津崎 さん が 後悔 して たら どう し よう か と。 つ さき|||こうかい||||||| What should I do if Mr. Tsuzaki regrets

嘘 を つか ない と いけない し、 重い こと させ ちゃって る か なって うそ|||||||おもい||さ せ|||| I have to tell a lie

周り を 説得 する 自信 が ない から、 普通の 結婚 の ふり を する って まわり||せっとく||じしん||||ふつうの|けっこん|||||

逃げ と いえば 逃げ だし。 逃げた って いい じゃ ない です か。 にげ|||にげ||にげた||||||

えッ ? ハンガリー に え ッ|はんがりー|

こういう ことわざ が あり ます 「 逃げる の は 恥 だ けど 役 に 立つ 」 |||||にげる|||はじ|||やく||たつ

役 に 立つ ? やく||たつ

後ろ向き な 選択 だって いい じゃ ない か、 うしろむき||せんたく|||||

恥ずかしい 逃げ 方 だった と して も はずかしい|にげ|かた||||

生き抜く こと の 方 が 大切で いきぬく|||かた||たいせつで

その 点 に おいて は 異論 も 反論 も 認め ない。 |てん||||いろん||はんろん||みとめ|

逃げる の は 恥 だ けど 役 に 立つ... にげる|||はじ|||やく||たつ

はい。

そう です ね。 逃げて も 生き抜き ましょう。 |||にげて||いきぬき|

オブジェクション して る 場合 じゃ あり ません。 |||ばあい|||ませ ん

あの、 こないだ も 思った んです けど |こない だ||おもった|ん です|

異論 ! 反論 ! オブジェクション って 結構 古い です よ ね。 いろん|はんろん|||けっこう|ふるい|||

何で 知って る んです か ? 年 は ごまかして ない です よ。 なんで|しって||ん です||とし|||||

父 が 好きで よく 見て て。 ホント に お 父さん に そっくり です よ ね。 ちち||すきで||みて||ほんと|||とうさん|||||

やめて ください 津崎 さん こそ … ||つ さき||

古い こと や 難しい こと たくさん 知って そう です。 ふるい|||むずかしい|||しって||

そう でしょう か。 はい。

< 津崎 さん こそ お 父さん に 似て いる > つ さき||||とうさん||にて| < 言い かけて やめた > いい|| < そこ まで 立ち入る べき じゃ ない > ||たちいる||| < 私達 は 夫婦 でも 恋人 でも 友達 ですら ない > わたくし たち||ふうふ||こいびと||ともだち|で すら| < 雇用主 と 従業 員 の 関係 な のだ > こよう あるじ||じゅうぎょう|いん||かんけい|| 問題 なかった ので サイン し ました。 もんだい|||さいん||

了解 です。 りょうかい|

ここ に 入れて おき ます。 ||いれて||

はい。

では、 寝 ます。 |ね|

津崎 さん。 つ さき|

平匡 さん。 ひら きよう|

おやすみなさい。 お やすみ なさい

はあ ~ は あ

< 隣 の 部屋 で 平匡 さん が 寝て いる > となり||へや||ひら きよう|||ねて| < 緊張 する ような し ない ような > きんちょう||||| < どうして し ない んだ ?> < 一つ 屋根 の 下 で 危機 感 すら 感じ ない > ひと つ|やね||した||きき|かん||かんじ| < あッ 草食系 だ から ?> あ ッ|そうしょく けい|| < 違う > ちがう < あの 人 は > |じん| 《 逃げた って いい じゃ ない です か 》 < 相手 の 意 に 反する こと を > にげた|||||||あいて||い||はんする|| < する 人 じゃ ない > |じん|| < そんな ふうに 思える から だ > ||おもえる|| < そんな ふうに …> < 隣 の 部屋 で 森山 さん みくり さん が 寝て いる > となり||へや||もりやま||み くり|||ねて| < 変な 人 だ > へんな|じん| < 一つ 屋根 の 下 で 危機 感 は ない の だろう か > ひと つ|やね||した||きき|かん||||| < 安全パイ だ と 思わ れて いる の か > あんぜん ぱい|||おもわ|||| < 安全パイ だ けど > あんぜん ぱい|| < 本来 人 に 家 に いら れ たり > ほんらい|じん||いえ|||| <Originally people come home> < 構わ れたり する の は 好き じゃ ない > かまわ|||||すき|| <I don't like to care> < でも 彼女 は 距離 感 を わきまえて いて > |かのじょ||きょり|かん||| 《 やめて ください 津崎 さん こそ …》 ||つ さき||

< 何 か 察する と > なん||さっする| 《 古い こと や 難しい こと たくさん 知って そう です 》 ふるい|||むずかしい|||しって||

< 波 の ように 引いて いく > なみ||よう に|ひいて| < 波 の ように > なみ||よう に どう です か ? 新婚 生活 2 週間 |||しんこん|せいかつ|しゅうかん

そう です ね

《 おはよう ございます 》 《 おはよう ございます 》

《 いただき ます 》 《 いただき ます 》

《 お 弁当 です 》 《 ありがとう ございます 》 |べんとう|||

《 行ってらっしゃい 》 おこなって らっしゃい

まだ 緊張 感 は あり ます が 案外 普通です |きんちょう|かん|||||あんがい|ふつう です

思い返せば 最初 の 夜 あまりに クタクタ で おもいかえせば|さいしょ||よ||| When I think back, the first night was too crap

何も 考え ず に 眠れた の が 良かった んだ と 思い ます なにも|かんがえ|||ねむれた|||よかった|||おもい| I think it was good that I slept without thinking

結婚 し たく なり ました か ? いえ 僕 は けっこん|||||||ぼく|

よっぽど メリット の ある 相手 なら 考えて も いい かな |めりっと|||あいて||かんがえて||| I wonder if it's a partner with a lot of merits

メリット … ≪( 日野 ) 結婚 が 嘘 !? めりっと|ひの|けっこん||うそ

≪( 沼田 ) しッ ! えッ じゃあ 津崎 さん ホント は ぬまた|し ッ|え ッ||つ さき||ほんと|

結婚 して なかった って こと ? この 前 津崎 君 言って た ろ けっこん||||||ぜん|つ さき|きみ|いって||

結婚 は 自分 に とって 最も 遠い 出来事 だ と けっこん||じぶん|||もっとも|とおい|できごと||

あれ から わずか 1 ヵ月 半 |||ヵ がつ|はん

相手 は 10 歳 年 下 だ と いう あいて||さい|とし|した|||

おかしい おかしい と 俺 の 勘 が 耳 もと で ささやいて いる |||おれ||かん||みみ||||

この 辺り で |あたり|

そう いえば … ≪( 沼田 ) 言っ ちゃ え ||ぬまた|げんっ||

のびのび と 言っ ちゃ え ||げんっ||

津崎 さん 前 に ね つ さき||ぜん||

《 奥さん の 写真 見せて よ 見せて 》 おくさん||しゃしん|みせて||みせて

《 ない です 》 《 ない わけ ない じゃん 》 |||||じゃ ん 《It’s not there》 《There’s no reason why not》

《 撮る でしょ 普通 》 《 ウチ は 普通 で は ない ので 》 とる||ふつう|うち||ふつう||||

普通 で は ない ? しかも ふつう||||

《 じゃあ 津崎 さん うち に 家族 で 遊び に 行く 》 |つ さき||||かぞく||あそび||いく

《 無理 です 》 《 ウチ 来た こと あん じゃん 》 むり||うち|きた|||じゃ ん 《I can’t do it》

《 あり ます けど 無理 です 》 《 うーん 津崎 さん が 奥さん の 前 で 》 |||むり|||つ さき|||おくさん||ぜん|

《 デレ てる ところ 見~た~い~》 《 デレ ません し 》 |||み||||ませ ん|

《 何 が あって も 無理 です 》 なん||||むり|

これ で ハッキリ した な ||はっきり||

津崎 君 の 嫁 は 非 実在 嫁 だ つ さき|きみ||よめ||ひ|じつざい|よめ|

全て は 彼 の 妄想 すべて||かれ||もうそう

現実 に は 存在 し ない マジか あ ~ げんじつ|||そんざい|||マジ か|

津崎 さん 二 次元 の 国 の 住人 だった か つ さき||ふた|じげん||くに||じゅうにん||

カウンセリング を 勧め よう 違い ます ! かうんせりんぐ||すすめ||ちがい|

実在 です 物理 的に 存在 して い ます 三 次元 ? じつざい||ぶつり|てきに|そんざい||||みっ|じげん

三 次元 です 言葉 も しゃべり ます ペッパー 君 ? みっ|じげん||ことば|||||きみ

ペッパー 君 じゃ ない です 生身 の 人間 です |きみ||||なまみ||にんげん|

何 か やらしい そういう 意味 で は … なん||やらし い||いみ||

電撃 結婚 な のに オーラ が ない んだ よ ね でんげき|けっこん||||||||

何 か こう ほら 全身 から あふれる 恋 の 喜び とか さ なん||||ぜんしん|||こい||よろこび|と か|

ほとばしる 情熱 とか さ パッション ! |じょうねつ|と か||

パッション の 国 の 人 で は ない し そんな 毎日 パッション を 身 に まとって いたら ||くに||じん||||||まいにち|||み|||

疲れて 死んで しまい ます 毎日 パッション して ない の ? つかれて|しんで|||まいにち||||

新婚 な のに ? 何 の 話 です か もう いい です しんこん|||なん||はなし|||||

日野 さん ご 家族 で 遊び に 来て ください ひの|||かぞく||あそび||きて|

いい の ? はい ウチ の 妻 を 紹介 し ます |||うち||つま||しょうかい||

やったーッ やったーッ やった -ッ|やった -ッ

日野 さん 一家 だけ です ひの||いっか||

土曜 の 17 時 了解 です どよう||じ|りょうかい|

お 休み の 日 に すいません |やすみ||ひ||

休日 手当 は 出し ます きゅうじつ|てあて||だし|

しかし 沼田 さん に は 今後 も 気 を つけ なければ |ぬまた||||こんご||き|||

鋭い 人 な んです ね するどい|じん||ん です|

本人 に 確認 した わけじゃ ない んです が ほんにん||かくにん||||ん です| I didn't confirm it with the person himself

沼田 さん は ゲイ だ と いう 話 が あり ます ぬまた|||げい||||はなし|||

は あ 男性 視点 と 女性 視点 ||だんせい|してん||じょせい|してん

どちら も 持って いる から こそ の 鋭 さ が ある んじゃ ない か と ||もって|||||するど|||||||

うーん でも 何 が そんなに 怪しかった んでしょう ||なん|||あやしかった|

恋する オーラ が ない と 言わ れ ました こいする|||||いわ||

恋 ? して い ない ので 当然 です こい|||||とうぜん|

その 場 で きちんと 反論 して おき ました |じょう|||はんろん|||

結婚 した 者 同士 が 毎日 ドキドキ して いたら けっこん||もの|どうし||まいにち|どきどき||

生活 に 支障 を きたす し 体 に 悪い こと この 上 ない と せいかつ||ししょう||||からだ||わるい|||うえ||

そう です ね はい

あッ そう いえば 津崎 さん 前 に 言って ました よ ね あ ッ|||つ さき||ぜん||いって|||

僕 は プロ の 独身 だって ぼく||ぷろ||どくしん|

プロ の 独身 って ? ぷろ||どくしん|

端的に いえば 平穏 です たんてきに||へいおん|

それ 以上 でも それ 以下 で も あり ません |いじょう|||いか||||ませ ん

平穏 いい 響き です ね へいおん||ひびき||

はい

< そう 平穏 > |へいおん < 刺激 より も 平穏 を 愛する > しげき|||へいおん||あいする < それ が プロ の 独身 の 極意 > ||ぷろ||どくしん||ごくい < みくり さん を 住み込み で 雇用 する こと は > み くり|||すみこみ||こよう||| < 我ながら 信じ られ ない ほど に 思い切った 決断 だった > われながら|しんじ|||||おもいきった|けつだん| < しかし 彼女 は 良き 従業 員 と して 働いて くれて いる > |かのじょ||よき|じゅうぎょう|いん|||はたらいて|| < 栄養 が 行き届いた おかげ で 肌 ツヤ まで いい > えいよう||ゆきとどいた|||はだ|つや|| < 家事 や 買い物 と いった 雑事 の 一切 から 解放 され > かじ||かいもの|||ざつじ||いっさい||かいほう|さ れ < 好きな こと に 時間 を 費や せる > すきな|||じかん||ついや| < 費用 対 効果 は 抜群だ > ひよう|たい|こうか||ばつぐんだ 日野 さん ご 一家 を 迎え に 行って き ます ひの|||いっか||むかえ||おこなって||

行って らっしゃい おこなって|

< 安定 と 充実 の 毎日 > あんてい||じゅうじつ||まいにち < 平穏な 日常 > へいおんな|にちじょう < これ こそ が …> ≪( 沼田 ) 津崎 くーん お待たせ ぬまた|つ さき|く - ん|お また せ

日野 君 ね 下 の 子 が 熱 出 ちゃって 来れ なく なっ ちゃった ひの|きみ||した||こ||ねつ|だ||こ れ|||

ドタキャン 悪い から 俺達 に 代わり に 行って くれ って |わるい||おれ たち||かわり||おこなって||

聞いて ません でした ? 俺 も ね 忙しい から 困る って きいて|ませ ん||おれ|||いそがしい||こまる|

言った んだ けど さ どうしても って 頼ま れて さ いった||||||たのま||

今 ウチ の マンション の 地図 を メール し ました 303 号 室 です いま|うち||まんしょん||ちず||めーる|||ごう|しつ|

僕 は 用事 が ある ので 先 に 行き ます ぼく||ようじ||||さき||いき|

あと から ゆっくり ゆ~っくり 来て ください ||||っく り|きて|

よし !

沼田 さん が 来 ます ! 沼田 ? ぬまた|||らい||ぬまた

例 の 勘 が 鋭い 人 です 少し でも れい||かん||するどい|じん||すこし|

怪しい 物 森山 名義 の 郵便 物 隠して ! あやしい|ぶつ|もりやま|めいぎ||ゆうびん|ぶつ|かくして

すいません 布団 なぜ 出し っぱなし に ? |ふとん||だし||

お 子 さん が そこ で 寝 転がったり できる か な と |こ|||||ね|ころがったり||||

すいません 子供 来 ませ ん 子供 来 ませ ん |こども|らい|||こども|らい||

2人 が 別々に 寝て る なんて 知ら れたら また 変に 疑わ れて じん||べつべつに|ねて|||しら|||へんに|うたがわ|

何 を 言わ れる か 寝室 見 られたら 危険 です ね なん||いわ|||しんしつ|み||きけん||

シングル ベッド だし 決して 入ら せ ない ように しんぐる|べっど||けっして|はいら|||よう に

はい

( チャイム ) ちゃいむ

何で 走って る んだ 風見 さん まで なんで|はしって|||かざみ||

とにかく 布団 を はい |ふとん||

あッ すいません あ ッ|

言動 に は 最大 限 に 注意 し ましょう 了解 し ました げんどう|||さいだい|げん||ちゅうい|||りょうかい||

それ 絶対 入 ん ない です よ こっち こっち |ぜったい|はい||||||

これ …? えっと こう な んです よ ね ||||ん です||

違い ます 違い ます こう ちがい||ちがい||

いらっしゃい

津崎 の 妻 の みくり です つ さき||つま||み くり|

どうぞ 中 へ |なか|

どうぞ ビール と ワイン です |びーる||わいん|

ありがとう ございます どうぞ

ふーん 1 LDK か ふ - ん||

はい じゃ ここ が 寝室 だ な ||||しんしつ||

のぞい ちゃおっ かな ~ ダメ です の ぞい|ちゃ おっ||だめ|

どうぞ 座って ください |すわって|

座って ください は~い すわって|||

≪( 風見 ) ダメ です よ 失礼 し ちゃう わッ すっごい 料理 かざみ|だめ|||しつれい||ちゃ う|わ ッ|すっご い|りょうり

簡単な もの ばっかり で ホント 簡単な もの ばっかり かんたんな||||ほんと|かんたんな||

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この ハートフル 坊主 さん ? そう クックパッド いい よ ねえ ||ぼうず||||||

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分かり ます 頑張った ね わかり||がんばった|

お 口 に 合う か どう か |くち||あう|||

生身 だった ペッパー 君 じゃ なかった 当たり前 です なまみ|||きみ|||あたりまえ|

「 なら いっそ 結婚 し ません か 」 って 奥さん だった んだ ね ||けっこん||ませ ん|||おくさん|||

逆 プロポーズ ロマン だ ね ~ ぎゃく|ぷろぽーず|ろまん||

ウチ は もっと ビジネスライク です 需要 と 供給 が 一致 した 結果 な ので うち|||びじねすらいく||じゅよう||きょうきゅう||いっち||けっか||

要するに お互い が 必要 だった それ です ようするに|おたがい||ひつよう|||

いい ねえ

ちょっと 残念 だ けど えッ ? |ざんねん|||え ッ

だって 俺 津崎 君 狙って た から |おれ|つ さき|きみ|ねらって||

ハハハハ … 冗談 だ よ 冗談 |じょうだん|||じょうだん

じゃあ 風見 さん は 一生 結婚 し ない んです か ? |かざみ|||いっしょう|けっこん|||ん です|

今 の ところ し たい と は 思え ません ね 面倒で いま|||||||おもえ|ませ ん||めんどうで

面倒 ? 自分 の 時間 を 誰 か と 分け合う の が めんどう|じぶん||じかん||だれ|||わけ あう||

煩わしい んです 要するに 自分勝手な んです よ わずらわしい|ん です|ようするに|じぶんかってな|ん です|

時間 を 分け 合う じかん||わけ|あう

もしかしたら 風見 さん は |かざみ||

相手 の 気持ち も 大事な んじゃ ない です か ? あいて||きもち||だいじな||||

えッ ? 相手 を 尊重 して る から こそ え ッ|あいて||そんちょう||||

自分 だけ じゃ なく 相手 の 時間 も 同じ ように 奪い たく ない じぶん||||あいて||じかん||おなじ|よう に|うばい||

自分勝手な ようで 実は 優しい の かも しれ ませ ん ね じぶんかってな||じつは|やさしい||||||

あ ッ すいません 心理 学部 の 癖 で いえ 興味深い |||しんり|がくぶ||くせ|||きょうみぶかい

奥さん は 気 に なり ませ ん か ? 結婚 して 自分 の 時間 減った でしょ おくさん||き||||||けっこん||じぶん||じかん|へった|

ウチ は 時間 に ついて は キッチリ して る んです うち||じかん||||きっちり|||ん です

だから 余計に お 給料 に 見合った 仕事 を ちゃんと し ない と なって |よけいに||きゅうりょう||みあった|しごと||||||

給料 ? きゅうりょう

例え です たとえ|

ウチ の 場合 お互い の 役割 を 全う すれば あと は 自由な んです うち||ばあい|おたがい||やくわり||まっとう||||じゆうな|ん です

私 の 役割 は 家事 全般 相手 に 干渉 も し ない し わたくし||やくわり||かじ|ぜんぱん|あいて||かんしょう||||

邪魔 も し ませ ん ドライ だ な じゃま|||||どらい||

どちら か と いう と

みくり さん って メリット の ある 相手 かも み くり|||めりっと|||あいて|

うん ? 褒め 言葉 です |ほめ|ことば|

ありがとう ございます

でき ました ~ パン粉 ケーキ ||ぱんこ|けーき

あー うまく 焼けた ね おいしそう です ||やけた||おいし そう|

向こう で 2人 で 何 して た の ? 奥さん の 話 が 面白くて むこう||じん||なん||||おくさん||はなし||おもしろくて

津崎 君 が 嫉妬 し ちゃって さ 大変 だった んだ から つ さき|きみ||しっと||||たいへん|||

して ません 嫉妬 なんか あれ 嫉妬 し ない んだ ? |ませ ん|しっと|||しっと|||

しま …

し ます

しま すれば If you do

しま する 時 何 活用 ? ||じ|なん|かつよう What do you use when you do?

あの もう 夜 も 更け ました ので ケーキ は 各自 持ち帰って いただいて ||よ||ふけ|||けーき||かくじ|もちかえって|

そろそろ お開き に … |おひらき|

( 雷鳴 ) らいめい

あ~

キレイ

ふう ~!

大雨 洪水 警報 解除 され ません ね おおあめ|こうずい|けいほう|かいじょ|さ れ|ませ ん|

私鉄 も 運休 して る してつ||うんきゅう||

こんな 日 に 家 で 1人 じゃ なくて 良かった |ひ||いえ||じん|||よかった

大丈夫 です か ? だいじょうぶ||

今日 泊まって って いい かな ? えッ ? きょう|とまって||||え ッ

風見 君 も 泊まろう よ 1人 じゃ 肩身 狭い し かざみ|きみ||とまろう||じん||かたみ|せまい|

いや それ は … 電車 動いて ない し いい よ ね ? |||でんしゃ|うごいて|||||

ねッ ? ね ッ

えっと じゃあ 2人 に は リビング で 寝て もらって ||じん|||りびんぐ||ねて|

みくり さん と 僕 は この 部屋 … み くり|||ぼく|||へや

ダメ だ でも そう する しか だめ|||||

でも しかし 問題 は 部屋 より も 寝床 です ||もんだい||へや|||ねどこ|

今 この 部屋 に ベッド は 1つ いま||へや||べっど||

うッ … しかも シングル ベッド う ッ||しんぐる|べっど

試しに 寝て み ます ? 何の !? ためしに|ねて|||なんの

何の 試し ? 冗談 です なんの|ためし|じょうだん|

みくり さん は 冗談 の タイミング が 変 です み くり|||じょうだん||たいみんぐ||へん|

すいません 私 が 床 で 寝れば 大丈夫 です |わたくし||とこ||ねれば|だいじょうぶ|

それ は いけ ません 僕 が 床 で 私 が 床 です |||ませ ん|ぼく||とこ||わたくし||とこ|

みくり さん は ベッド で 従業 員 が 床 です み くり|||べっど||じゅうぎょう|いん||とこ|

ここ は 雇用 関係 を 忘れて 雇用 関係 を 忘れたら 私達 は 一体 ||こよう|かんけい||わすれて|こよう|かんけい||わすれたら|わたくし たち||いったい

どういう 関係 で 同じ 部屋 で 眠る んです か ? |かんけい||おなじ|へや||ねむる|ん です|

な ので 私 が 床 です ||わたくし||とこ|

卑怯 だ 私 の 布団 こっち に ひきょう||わたくし||ふとん||

隠し とけば 良かった 沼田 さん かくし||よかった|ぬまた|

沼田 さん ? 風見 さん と 2人 きり で 寝かしたら ぬまた||かざみ|||じん|||ねかしたら

マズい ん じゃ … マズ い||

あっち も こっち も どう したら

何で 向こう で 奥さん と 寝 ない の ? なんで|むこう||おくさん||ね||

いえ たまに は 男 同士 ボーイズ トーク を する の も いい ん じゃない か と … |||おとこ|どうし||とーく|||||||じゃ ない|| No, sometimes I think it's good for men to have a bout of work ...

おッ いいね じゃあ 初 体験 の 話 から お ッ|||はつ|たいけん||はなし| Okay, then from the story of the first experience

寝 ましょう ね| Let's sleep

津崎 君 津崎 君 つ さき|きみ|つ さき|きみ

寝 ちゃった か 何で こっち 来た んだろう ね|||なんで||きた|