Shingeki no Kyojin Season 2 (Attack on Titan Season 2) Episode 5 shingeki||kyojin|season|attack||titan|season|episode

これ 以上 の 地獄 は ない だ ろ う と 信じ たかった |いじょう||じごく|||||||しんじ|

日 听 ひ|きん

されど 人類 最悪 の 日 は いつも 唐突 に |じんるい|さいあく||ひ|||とうとつ|

叔 叔 しゅく|しゅく

日 校 ひ|こう

文 承 ぶん|うけたまわ

扉 を 叩く 音 は 絶え ず 酷 く 無 作法 で とびら||たたく|おと||たえ||こく||む|さほう|

歪 歪 ひずみ|ひずみ

招か れ た 最悪 の 日 は 悪夢 の よう に まねか|||さいあく||ひ||あくむ|||

過ぎ し 日 を 裏切る 者 すぎ||ひ||うらぎる|もの

奴 等 は 駆逐 す べき 敵 だ やつ|とう||くちく|||てき|

あの 日 どんな 顔 に 瞳 で |ひ||かお||ひとみ|

俺 達 を 見つめ て い た おれ|さとる||みつめ|||

何 を 捨て れ ば 悪魔 を 凌げ る なん||すて|||あくま||しのげ|

命 さえ 魂 さえ 決して 惜しく など は ない いのち||たましい||けっして|おしく|||

捧げよ 捧げよ 心臓 を 捧げよ ささげよ|ささげよ|しんぞう||ささげよ

全て の 犠牲 は 今 この 時 の ため に すべて||ぎせい||いま||じ|||

捧げよ 捧げよ 心臓 を 捧げよ ささげよ|ささげよ|しんぞう||ささげよ

叔 叔 しゅく|しゅく

進む べき 未来 を その 手 で 切り 拓 け すすむ||みらい|||て||きり|たく|

さあ ここ が ゴール よ 頑張って |||ごーる||がんばって

九 時間 十二分 ここの|じかん|じゅうにぶん

天候 を 考え れ ば 悪く ない タイム だ ぞ てんこう||かんがえ|||わるく||たいむ||

死ぬ か と 思った しぬ|||おもった

雪山 訓練 が こんなに きつい と は な ゆきやま|くんれん||||||

クソ 足 の 感覚 が ねぇ よ くそ|あし||かんかく|||

早く 中 に 入れ て くれ ねぇ か なぁ はやく|なか||いれ|||||

きっと 特別 な ご馳走 が 用意 さ れ て ます ね |とくべつ||ごちそう||ようい|||||

おい

クリスタ が い ない

彼女 なら ダズ の 具合 が 悪 そう だ から って 一緒 に い た はず かのじょ||||ぐあい||あく|||||いっしょ||||

その ダズ も い ない ん だ そして ユミル も い ない

最後尾 の 班 を 待って み たら ？ さいこうび||はん||まって||

今 さっき 最後尾 班長 の トーマス が 着 い た いま||さいこうび|はんちょう||||ちゃく||

三 人 は 見 て ない らしい みっ|じん||み|||

まさか 迷った ん じゃ |まよった||

おい この 吹雪 で それ って 結構 死ぬ ぞ ||ふぶき||||けっこう|しぬ|

クソ くそ

エレン

探し に 行か なきゃ しょうが ねぇ だ ろ さがし||いか|||||

僕 も ぼく|

全員 小屋 に 入り なさい ぜんいん|こや||はいり|

でも クリスタ と …

ああ 明日 の 早朝 捜索 隊 を 出す |あした||そうちょう|そうさく|たい||だす

それ じゃ 遅い です よ ||おそい||

遭難 者 を 増やす つもり か そうなん|もの||ふやす||

クソ くそ

クリスタ

クリスタ もう 諦めろ ||あきらめろ

なぁ って

嫌 だ いや|

ダズ なら 既に 虫 の 息 だ ||すでに|ちゅう||いき|

自分 の 体調 も 把握 でき ねぇ 奴 が じぶん||たいちょう||はあく|||やつ|

評価 欲し さ に 来 ちゃ いけ ねぇ 訓練 を 受け ち まった ひょうか|ほし|||らい||||くんれん||うけ||

こいつ の 実力 は ここ まで だった ん だ よ ||じつりょく|||||||

このまま 毛虫 並み の 速度 で 麓 まで 歩 い て たら |けむし|なみ||そくど||ふもと||ふ|||

こいつ は もちろん 助から ねぇ し 私 たち も や ばい |||たすから|||わたくし||||

と する と 選択肢 は 二 つ だ |||せんたくし||ふた||

ダズ を 置 い て 私 たち は 生き残る か 三 人 と も 死ぬ か ||お|||わたくし|||いきのこる||みっ|じん|||しぬ|

どっち に する ？

三 つ 目 に する みっ||め||

ユミル の 見立て は 間違って い て ||みたて||まちがって||

私 は このまま 麓 の 基地 に 辿り着き ダズ も 助かる わたくし|||ふもと||きち||たどりつき|||たすかる

もちろん ユミル は 先 に 行って て 助かる |||さき||おこなって||たすかる

これ で いい でしょ

あなた に は 迷惑 は かから ない |||めいわく|||

私 たち は 絶対 に 辿り着く から 先 に 行って て わたくし|||ぜったい||たどりつく||さき||おこなって|

なぁ なんで 私 に 助け を 求め ない ん だ ||わたくし||たすけ||もとめ|||

お前 さあ や っぱ ダズ を 助ける 気 ねぇ だ ろ おまえ||||||たすける|き|||

このまま じゃ 自分 も 死ぬ って 自覚 が ある ん だ よ な ||じぶん||しぬ||じかく||||||

このまま 死ぬ つもり だった ん だ ろ なぁ |しぬ||||||

ダメ だ ろ クリスタ は 良い 子 な ん だ から だめ|||||よい|こ||||

この 男 を 助けよ う って 姿勢 を 一旦 は 見せ とか ない と |おとこ||たすけよ|||しせい||いったん||みせ|と か||

自分 が 文字通り 死ぬ ほど 良い 人 だ と 思わ れ たい から って じぶん||もじどおり|しぬ||よい|じん|||おもわ||||

人 を 巻き添え に し ちゃ あ じん||まきぞえ||||

そりゃ 悪い 子 だ ろ |わるい|こ||

違う ちがう

私 は … そんな こと … わたくし|||

私 は … わたくし|

お前 だ ろ 命 を 狙わ れ た 妾 の 子 って の は おまえ|||いのち||ねらわ|||めかけ||こ|||

なんで それ を …

そう か やっぱり お前 だった か |||おまえ||

たまたま 耳 に し た だけ だ |みみ|||||

内地 の とある 教会 で ないち|||きょうかい|

生活 の ため に 金品 を 借り て 回って た 時 に な せいかつ||||きんぴん||かり||まわって||じ||

物騒 な 話 だ ぶっそう||はなし|

妾 の 子 が 偉い と この 跡取り に な っち まっ て めかけ||こ||えらい|||あととり|||||

いっそ 殺し ち まえ ば すべて 解決 する と 話 は 転 ん だ が |ころし|||||かいけつ|||はなし||てん|||

せめて 名 を 偽って 慎ま しく 生きる なら 見逃し て くれ て やろう と … |な||いつわって|つつしま||いきる||みのがし|||||

そう やって 訓練 兵 に 追いやら れ た 少女 が いる って ||くんれん|つわもの||おいやら|||しょうじょ|||

安心 しろ 誰 に も 話し て ない し あんしん||だれ|||はなし|||

この 情報 を 売ったり し ない |じょうほう||うったり||

じゃあ 私 を 探す ため に 訓練 兵 に なった の ？ |わたくし||さがす|||くんれん|つわもの|||

そう だ と し たら なんで ？

さあ 似 て たから かも な |に||||

えっ

私 と ユミル の 生い立ち が ？ わたくし||||おいたち|

ま ぁ 大体 は ||だいたい|

それ だけ で 兵士 に ？ |||へいし|

さあ よく 分から ん ||わから|

いや 違う な |ちがう|

私 と … わたくし|

友達 に なり たかった の ？ ともだち||||

違う ね それ は ない ちがう||||

お前 と 私 は 対等 じゃ ない おまえ||わたくし||たいとう||

偶然 に も 第 二 の 人生 を 得 た が ぐうぜん|||だい|ふた||じんせい||とく||

元 の 名前 を 偽ったり し て ない もと||なまえ||いつわったり|||

ユミル と して 生まれ た こと を 否定 し たら 負け な ん だ よ |||うまれ||||ひてい|||まけ||||

私 は この 名前 の まま で イカ し た 人生 を 送って やる わたくし|||なまえ||||いか|||じんせい||おくって|

それ が 私 の 人生 の 復讐 な ん だ よ ||わたくし||じんせい||ふくしゅう||||

それ に 比べ て お前 は 何 だ ||くらべ||おまえ||なん|

自殺 なんか し て 邪魔者 扱い し た 奴 ら を 喜ば せ たい の か じさつ||||じゃまもの|あつかい|||やつ|||よろこば||||

なんで 殺意 が 自分 に 向く ん だ よ |さつい||じぶん||むく|||

その 気合い が ありゃ 自分 の 運命 だって 変え られる ん じゃ ねぇ の か |きあい|||じぶん||うんめい||かえ||||||

で … でき ない よ

今 だって … いま|

ここ から 三 人 と も 助かる 方法 なんて ない でしょ ||みっ|じん|||たすかる|ほうほう|||

ある

この 下 に ちょうど 基地 が 見える |した|||きち||みえる

ここ から ダズ を 落とす ||||おとす

運よく 無事 に 落ち た 先 に 運よく 人 が い て 気付け ば うんよく|ぶじ||おち||さき||うんよく|じん||||きづけ|

ま ぁ もしかしたら 助かる かも な |||たすかる||

こいつ に は もう そ れ しか ねぇ よ

奇跡 でも 望ま ねぇ 限り このまま ここ で 凍った ミノムシ に なる だけ だ きせき||のぞま||かぎり||||こおった|みのむし||||

でも …

でも 落とし たって 死ぬ だけ だ よ |おとし||しぬ|||

うる せ ぇ

ちょっと

ユミル ？

私 が やっと く から 先 行 っと け わたくし|||||さき|ぎょう||

そんな …

待って まって

ユミル 待って |まって

二 人 と も … ふた|じん||

い ない …

お前 たち は 一緒 に 来 なく て いい ん だ ぞ おまえ|||いっしょ||らい||||||

教官 が 言って た とおり 遭難 者 を 増やす だけ かも しれ ない から な きょうかん||いって|||そうなん|もの||ふやす||||||

そう なら ない よう に 私 も 行く |||||わたくし||いく

クリスタ たち を ほっとけ ない よ

おい 何 勝手 な ことし てん だ |なん|かって||||

お前 ら 止め ん なら … おまえ||とどめ||

その 装備 じゃ 無謀 って こと だ よ |そうび||むぼう||||

お前 たち だけ じゃ 助かる クリスタ も 助から ない から な おまえ||||たすかる|||たすから|||

捜索 の 目 は 多い 方 が 効率 が いい そうさく||め||おおい|かた||こうりつ||

お前 ら … おまえ|

ありがとう

正直 心強い よ しょうじき|こころづよい|

おい 俺 たち も 行く |おれ|||いく

天気 は 回復 傾向 みたい だ 行ける と 思う てんき||かいふく|けいこう|||いける||おもう

食料 持って き まし た しょくりょう|もって|||

みんな …

何 だ ろ 今 の 音 なん|||いま||おと

誰 か 来 ます よ だれ||らい||

ユミル

遅かった な おそかった|

先 に 着 い ち まった よ さき||ちゃく||||

ライナー たち に は もう すぐ お前 も 着く から 待って ろ って 言った ん だ が な らいなー||||||おまえ||つく||まって|||いった||||

本当 に 馬鹿 や っち まっ た ほんとう||ばか||||

ダズ は ？

あの 崖 から … |がけ|

ロープ なんか なかった はず ろーぷ|||

あった と して も あんな 崖 |||||がけ

どう やって あそこ から ダズ を 下ろし た の ？ ||||||おろし||

いい ぞ お前 に なら 教え て やって も ||おまえ|||おしえ|||

ただし 約束 だ |やくそく|

私 が その 秘密 を 明かし た 時 わたくし|||ひみつ||あかし||じ

お前 は … おまえ|

元 の 名前 を 名乗って 生きろ もと||なまえ||なのって|いきろ

ユミル

クリスタ 私 も だ |わたくし||

自分 なんて 生まれて こ なけ れ ば よかった と 思って た じぶん||うまれて|||||||おもって|

ただ 存在 する だけ で 世界 に 憎ま れ た ん だ |そんざい||||せかい||にくま||||

私 は 大勢 の 人 の 幸せ の ため に 死 ん で あげ た わたくし||おおぜい||じん||しあわせ||||し||||

でも その 時 に 心から 願った こと が ある ||じ||こころから|ねがった|||

もし 生まれ変わる こと が でき た なら |うまれかわる|||||

今度 は 自分 の ため に 生き たい と こんど||じぶん||||いき||

ウソ だ ろ うそ||

ユミル まで 巨人 に ||きょじん|

ユミ … ル ゆみ|

あの 巨人 は … |きょじん|

あの 時 の … |じ|

あ … ありがとう ライナー ||らいなー

いたい ライナー 足 い たい|らいなー|あし

ライナー もう いい って らいなー|||

放 せよ 足 はな||あし

足 おい あし|

す … すま ん

う うん 助かった ||たすかった

クリスタ お前 は 知って い た の か |おまえ||しって||||

ユミル が 巨人 だった って ||きょじん||

知ら なかった しら|

いつも 近く に い た のに |ちかく||||

こんな こんな こと って

あれ が … ユミル ？

つまり あいつ は この 世界 の 謎 の 一端 を 知って いた ん だ な ||||せかい||なぞ||いったん||しって||||

まったく 気づか なかった よ |きづか||

なぁ あいつ は どっち な ん だ

エレン も 巨人 だった けど 自分 が そう だって 知ら なかった ん だ ろ ||きょじん|||じぶん||||しら||||

でも ユミル は 何 か 巨人 の 力 を 知って た ふう だ ぞ |||なん||きょじん||ちから||しって||||

ユミル が 人類 の 敵 かも しれ ない って いう の ？ ||じんるい||てき||||||

そりゃ あ こんな 力持 って ん だ もん な |||ちからもち|||||

何 考え て ん の か 分かった もん じゃ ねぇ よ なん|かんがえ|||||わかった||||

一体 ユミル の 目的 は 何 な ん だ いったい|||もくてき||なん|||

ユミル

あいつ …

な … なん だ

まさか 塔 が 崩れる こと 気 に し てる の か |とう||くずれる||き|||||

そう だ よ

巨人 の 力 を 自分 一 人 で 逃げる ため に 使う こと も でき た はず きょじん||ちから||じぶん|ひと|じん||にげる|||つかう|||||

なのに そう し ない の は

私 たち を 命がけ で 守 ろ う と し てる から わたくし|||いのちがけ||しゅ||||||

何 で よ なん||

何 で よ ユミル なん|||

死ぬ な ユミル しぬ||

こんな 所 で 死ぬ な |しょ||しぬ|

おい

何 いい 人 ぶってん だ よ バカ なん||じん||||ばか

そんなに カッコ よく 死に たい の か この アホ が |かっこ||しに||||||

いまさら 天国 に 行ける と でも 思って る の か |てんごく||いける|||おもって|||

自分 の ため に 生きろ よ じぶん||||いきろ|

こんな 塔 を 守って 死ぬ くらい なら |とう||まもって|しぬ||

もう こんな もん ぶ っ 壊せ |||||こわせ

おい

お … おい あいつ 本当 に 壊し や がった |||ほんとう||こわし||

いい ぞ ユミル

イキ タカ ツカアナ いき|たか|

まだ 巨人 が |きょじん|

おい ブス

早く とどめ 刺せ よ はやく||させ|

ユミル

まずい ぞ

ユミル が …

そんな

そんな …

クリスタ

そんな 待って よ ユミル |まって||

まだ 話し たい こと が ある から |はなし|||||

まだ …

まだ 私 の 本当 の 名前 教え て ない でしょ |わたくし||ほんとう||なまえ|おしえ|||

待って よ まだ … まって||

クリスタ みんな も 下がって |||さがって

後 は 私 たち に 任せ て あと||わたくし|||まかせ|

ミカサ

後続 は 散 開 し て 周囲 を 警戒 こうぞく||ち|ひらき|||しゅうい||けいかい

他 すべて で 巨人 が 群がって る 所 を 一気に 叩け た|||きょじん||むらがって||しょ||いっきに|たたけ

はっ

ちょ っ

あんた は 攻撃 し なく て いい から ||こうげき|||||

死ね しね

やった 討伐 数 １ |とうばつ|すう

馬鹿 野郎 下がって ろ って 言って ん だ ろ エレン ばか|やろう|さがって|||いって||||

はい すいません

いて て

お ー い エレン |-||

お前 ら おまえ|

まさか ユミル が …

ユミル

私 の 名前 わたくし||なまえ

ヒストリア って 言う の ||いう|

ウォール ・ ローゼ に 破損 箇所 は 見つから なかった |||はそん|かしょ||みつから|

ならば 巨人 たち は どう やって 内地 に 現れ た の か |きょじん|||||ないち||あらわれ|||

混沌 の 中 様々 の 思い を 胸 に こんとん||なか|さまざま||おもい||むね|

トロ スト 区 へ の 帰還 を 決める 調査 兵 団 |すと|く|||きかん||きめる|ちょうさ|つわもの|だん

だが その 時 ||じ

ついに 衝撃 の 事実 を エレン は 知る こと と なる |しょうげき||じじつ||||しる|||

次回 「 戦士 」 じかい|せんし