Bleach Episode 5
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
一 つ 二 つ 鐘 の 音 は 響く 心 の 中 へ 広く 深く
物語 の よう な 星 の 雫 その 中 に 細い 線路 を 築く
時間 と ともに 時代 は 動く 流れる 星 は 静か に 動く
目 を 閉じ て 耳 を すませ ば Good Bye
放て 光 負け ず に しっかり 今 時 を 越え 誰 か に 届く まで
栄光 の 光 は この 向こう に キミ たち と つくって いく ストーリー
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
古 の 思い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く
キラリ 瞳 に 映る 誰 か の 叫び
風 に 想い を 月 に 願い を 力 ある 限り 生き て くん だ 今日 も
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
古 の 想い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く
僕ら の 想い も いつか 誰 か の 胸 に 光り 続けよ う あの 星 の よう に
喰 わ れる なら 教え て やる よ 。
君臨 者 よ !
血肉 の 仮面 万象 羽ばたき 人 の 名 を 冠 す 者 よ !
心理 と 節制 罪 知ら ぬ 夢 の 壁 に わずか に 爪 を 立てよ !
波動 の 三十三 「 蒼 火 堕 」 ! !
撃て た ! よし これ くらい の 力 は 戻って … はっ !
バカ な ! 無傷 だ と … ! ?
ハハハ … 今 の 術 知って る ぜ 。 死 神 の 術 だ 。 そう だ ろ う ?
だけど アンタ の は 弱い なぁ 。 スカスカ だ 。
クソ … やはり まだ あの レベル の 鬼 道 を 使える まで に →
回復 し て い なかった か !
黒崎 一 護 : 何 年 ぶり だ ? 夏 梨 の 泣き顔 …。
おふくろ が 死ぬ まで は →
夏 梨 も 遊子 と 同じ ように 泣き虫 だった っけ …。
おふくろ が 死 ん で 器用 で しっかり者 の 遊子 は →
おふくろ の 穴 を 埋めよ う と →
片っ端から 家事 を やる よう に なった 。
あまり 器用 じゃ なかった 夏 梨 は →
せめて みんな に 心配 を かけ ない よう に と →
何 が あって も 泣か なく なった 。
上級 生 と ケンカ し て 負け た とき も →
校長 室 に ボ ー ル ブチ 込 ん で 説教 くら った と き も →
遠足 で 足 の 骨 折った とき も …→
1 回 だって 泣か なかった ん だ
夏 梨 … オレ に 任せろ !
ぐ っ ! ! ホント に 死 神 か ぁ ?
その 人間 の 殻 脱 い だ ら どう だ ?
え ぇ ? う …。
ぐ お っ ! !
あ 当たった … の か ?
ホロウ を 殴った …。 コイツ 霊 が 見える の か ?
いや … 違う か
ヘヘヘ … なん だ よ まぐれ当たり か よ 。
見え て ん の か と 思った じゃ … ぐ ぇっ ! !
よし 当たった 。
バ バカ な … !
コイツ に は ホロウ の 姿 も 見え て い なけ れ ば →
声 も 聞こえ て い ない はず だ 。
存在 を まったく 感じる こと の でき ない 敵 に 対 し →
平然 と 立ち向かう …。
コイツ に は 恐怖 心 と いう もの が ない の か ?
え ~ い … クソッ !
ヒャ ~ ッハッハッハッハ ! 手 も 足 も 出 ねえ だ ろ !
どう する よ 出来 損ない の 死 神 さん よ ぉ !
ボ ー ッ と する な ! 逃げろ ! ヤツ は 飛 ん だ !
転入 生 … アンタ 幽霊 見える の か ?
そんな こと は どう で も いい ! とにかく あの 距離 で は …。
どこ だ ? … なに ?
飛 ん でる ん だ ろ ? どっち の 方向 だ ?
そんな こと 聞い て どう する …。
こう する 。
ヒャッハッハッハッハ ! さ ぁ どう し よっ か な ~ !
ここ から ヒット & アウェイ で ハヤブサ み たく 仕留め て やっか 。
う ぉぉ ~~~ っ ! !
なん だ と ぉ ~~ ! ?
さ ぁ どっち の 方向 だ ?
そのまま だ ! そのまま 振り下ろせ ! !
う わ ぁ ~~ っ ! !
さ ぁ 観念 しろ 。
じき 貴 様 を 片付ける ヤツ が ここ へ やって くる 。
ヘッ … ヘヘヘヘ …。
何 が おかしい ?
ハハハハハ … まったく →
そんな こと だ から アンタ ら 死 神 は ど いつ も コイツ も オレ たち に →
やら れ ち まう ん だ ぜ !
う っ ! !
ヘヘヘ … 形勢 逆転 って ヤツ だ な 。
まったく 死 神 って の は オレ たち ホロウ を ナメ てっ から →
こんな 目 に 遭う ん だ よ 。 ヘヘヘ …。
さ ぁ て どっち から 喰 って や ろうか なぁ ?
や っぱ 男 は 後 …。 う … う ぅ …→
う ぉぉ ~~~ っ ! !
なに ぃ ~~ っ ! ?
な な な な なんて ムチャクチャ な ! ?
何 から 何 まで 筋力 に もの を 言わ せ て 片付ける 気 か ?
この 筋力 バカ … げ っ ! !
な ん つ う カン の 鋭い ヤツ だ …。
こっち だ チャド ! 私 の 上 を 蹴って くれ !
クソ ~ ッ !
違う ! そっち で は ない 空 だ !
空 ? 私 に 考え が ある 。
転入 生 …。
ホント に … これ で いく の か ?
そう だ 。 貴 様 の 怪力 と 私 の 能力 を 活用 する 。
なんと いう か … すごい 頭 が 悪 そうだ 。
貴 様 に 言わ れる 筋合い は ない 。
いく ぞ 寅 の 方角 ! トラ って どっち だ ?
… 左 だ ! 左 …。
バカモノ ! 高 すぎ だ !
よし いく ぞ 。
さすが に ここ まで 逃げりゃ →
電柱 だって 届きゃ しね …。 発射 ! !
え ぇっ ! ? う わ ぁ ~ っ ! !
観念 しろ 。
わ わかり まし た ~ ! 観念 し ます !
なんて な 。
う わ っ !
ど どう し た ?
… いや すま ぬ 不意 を つかれ た 。
クソ … なん だ これ は ! … ヒル か ! ?
ヘヘヘ … その とおり 。
ソイツ は 簡単 に は はが れ ねえ ぞ 。
しかも ソイツ は オレ の … タ ー ゲット よ !
う わ っ ! !
転入 生 !
ヘヘヘヘヘ …。
な 何 が 起き た ?
驚 い た か ! その ヒル は 小型 爆弾 よ 。
舌 から 出る 音 に 反応 し て 炸裂 する 。
ま ~ った く … 油断 し や が って 。
フフ やる 気 か ? デカイ の 。
だが テメエ に は …。
そう か … さっき 逃げ た の は これ を 持って くる 時間 稼ぎ か !
ごめん おじちゃん … 捕まっちゃ っ た 。
シバタ …。 理解 でき た み て え だ な デカイ の 。
さ ぁ て アンタ と 遊ぶ 時間 だ 死 神 さん よ 。
逃げ回れ ! オレ が 楽しく アンタ だけ を 狩れ る よう に なぁ 。
ここ を 動く な よ チャド 。
ヤツ は 貴 様 が 1 歩 でも 動 い たら 鳥 カゴ を 爆発 さ せる つもり だ 。
転入 生 … アンタ は … ?
私 の 心配 など 不要 だ 。
ヘマ は せ ぬ と … 約束 し た !
約束 … ?
ヘヘヘ … おもしろく なって き た ぜ !
くっ !
かぶった な ~ ! !
う っ ! あぁ っ ! !
ヒャハハハハハ !
いい ねぇ その 血まみれ の 姿 …。
カワイイ よ ~。
たま ん ねえ なぁ っ ! !
ほら ほら ほら ほら ほら ~ ! !
どこ まで 逃げる 気 だ ?
反撃 し て き て も いい ん だ ぜ ~ !
死 神 さん よ ぉ ! ヒャハハハハハ ! !
あん ? なん だ ?
もう あきらめ ち まった の か ?
そんじゃ つま ん ねえ ぞ 。 早く 逃げろ よ 。
あきらめ た の で は ない 。 あ ?
逃げる 必要 が なくなった の だ 。
なん だ と ?
反撃 し て き て も いい と 言った な ?
ならば その 言葉 に …→
甘え させ て もらう ぞ !
ならば その 言葉 に … 甘え させ て もらう ぞ !
ぐ っ ! ! う ぅ … !
なぁ 一 護 。
な ~ に が 「 なぁ 一 護 」 だ 。
心配 さ れる よう な ヘマ は し ない ん じゃ なかった の か ?
た わけ ! そういう セリフ は →
少し でも 心配 し た 人間 が 言う もの だ 。
ヘッ それ も そう だ 。
ぐ … テメエ … !
いつまで オレ の 頭 に 乗って いやがる ! !
黒崎 一 護 15 歳 。 現在 死 神業 代行 !
追いかけ っこ が し て え ん なら 相手 が 違う ん じゃ ねえ か ?
死 神 代行 だ と … ?
チクショウ … こんな こと なら ハナ っ から →
テメエ の ほう を 狙って おく べき だった なぁ ! !
一 護 ! !
トロ い ん だ よ !
うりゃ っ ! !
ヘヘヘヘ … お前 が いちばん うま そう だ 。
なるほど なぁ 。 その 爆弾 で チャド を 足止め さ せ て →
女 を 襲って 喜んで た わけ か 。
クソ 野郎 だ な テメエ は !
ヘヘ … だが テメエ は これ から その クソ 野郎 に 喰 わ れる ん だ ぜ 。
い … 一 護 !
どう し た 一 護 ! … チャド !
ちょうど いい 。 インコ と ソイツ を どこ か 安全 な 所 へ 隠し て くれ 。
転入 生 これ は いったい …。
案ずる な 。 アイツ なら 今 …→
戦って いる 最中 だ 。
う ぉ ~~ っ ! ! ふ っ ! はっ ! !
ハハハ … いい 動き だ 。
だが な 斬ら れ た 傷 から あふれ出 た ヒル も →
爆弾 で ある こと に 変わり は ねえ ぜ !
ヒャ ~ ッハッハッハッハ ! … えっ ?
うりゃ あ ~ ~ っ ! ! ひ ぃっ ! !
1 つ テメエ に 聞き たい こと が ある 。
あの インコ に 入って る ガキ の 親 を 殺し た の は … テメエ か ?
なん だ と ?
みんな ボク の せい だって …。
ボク の せい で おじちゃん も お ねえ ちゃん も ケガ し て …。
シバタ …。
ボク が ママ を 生き返ら せ たい なんて →
思った から …。
ごめんなさい …。
ママ に は 生き返って ほしい けど … でも …。
待て 。 えっ ?
母親 を 生き返ら せる と 誰 か が 言った の か ?
そんな 方法 が ある など と 誰 か が お前 に 言った の か ! ?
そう だ よ 。
あの ガキ の 母親 を 殺し た の は オレ さ 。
オレ が まだ 生き て い た 頃 に …。
当時 の オレ は 連続 殺人 犯 。
テレビ でも 結構 騒が れ て 有名 人 だった ん だ ぜ 。
あの ガキ の 母親 は その 最後 の 1 人 よ 。
おもしろかった なぁ 必死 に 逃げ回って よ ぉ 。
もう 虫 の 息 だって の に それ でも ガキ を 守 ろ う と する ん だ ぜ 。
ゾクゾク し た ねぇ 。
だが そこ から が いけ ねえ 。 ベランダ まで 追い込 ん だ ところ で →
あの ガキ オレ の 靴 ヒモ を つかみ や が って … !
この オレ が あんな ヘマ で 死 ん じ まう なんて … あり え ねえ 。
オレ は あの ガキ に 罰 を 与える こと に し た 。
生き残った ガキ の 魂 を インコ の 中 に ブチ 込み こう 言って やった 。
「 3 か月 そのまま の 姿 で 逃げ回れ 。
それ が でき たら ママ を 生き返ら せ て やる 」 って な 。
生き返ら せる … ?
バ ー カ ! できる わけ ねえ だ ろ →
死人 を 生き返ら せる なんて こと が よ !
しかし あの ガキ は 信じ た 。 必死 で 逃げ た ぜ 。
この 罰 ゲ ー ム の お も しれ え とこ は →
ガキ を 守 ろ う と する 人間 を 片っ端から 殺す こと だ 。
その たび に あの ガキ は 弱音 を 吐き や がる 。
「 もう やめ たい 」 だの 「 こんな の イヤ だ 」 だの って な 。
そこ で 決め ゼリフ さ 。
「 ママ が お前 の 助け を 待って る ぜ 」
この ひと言 で あの ガキ は また 元気 に なり や がる 。
「 ママ ママ 」 って 泣き叫 ん で よ ぉ 。
クッ … !
なに 動揺 し て ん だ よ ! スキ だらけ だ ぜ ! !
今度 こそ おしまい だ ぁ ! !
ふん ! !
う ぉぉ ~~ っ ! !
ふ っ ! !
返す ぜ この 爆弾 ! ぐ … あ …。
どう し た 爆発 さ せる ん だ ろ ?
鳴らし て みろ よ 舌 を よ 。
う ぅ …。
鳴らさ ねえ の か ?
それ じゃあ この 舌 オレ が もらう ぜ ! !
で ぇ い ! ! ぐ わ っ ! !
オレ の 舌 が ぁ ~ !
あ … あぁ … ! 消えろ ~~ ! !
う … う ぅ … あぁ … !
な … ! ?
地獄 だ 。
斬 魄刀 で 洗い 流せ る の は 死 ん で から の 罪 だけ 。
生前 に 大きな 罪 を 犯し た ホロウ に は →
地獄 の 門 が 開か れる 。
ぐ わ ぁ ~~~ っ ! !
地獄 に … 堕 ち た の か ?
どう だ ? 残念 だ が …→
因果 の 鎖 は すでに 断ち切ら れ 跡形 も ない 。
もう 体 に 戻る こと は 不可能 だ 。
そんな …。
シバタ …。
案ずる な 。 ソウル ・ ソサエティ は 何も 怖い 所 で は ない ぞ 。
腹 は 減ら ぬ し 体 は 軽い し 十中八九 ここ より も よい 所 だ 。
ほ ~ う 言う じゃ ねえ か 居候 の くせ に 。
でも ま ぁ そう かも しん ねえ な 。
少なくとも 向こう へ 行け ば ママ に 会え る ぜ 。
ママ を 生き返ら せる こと は でき ねえ けど →
今 の お前 なら 向こう へ 行く こと が できる 。
一 護 …。
おじちゃん … いろいろ ありがとう 。
おじちゃん が 抱え て 逃げ回って くれ た から →
ボク は ケガ も し なかった ん だ よ 。
うん … なんとも ない 。
それ じゃ ボク もう 行く ね 。
本当 に ありがとう 。 ユウイチ 。
オレ が 死 ん で そっち へ 行ったら →
もう 一 度 お前 を 抱え て 走り回って も いい か ?
うん !
さて と … そい じゃ 魂 葬 と いき ます か 。
ありがとう 一 兄 …。