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ナルト, Naruto Episode 214

Naruto Episode 214

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら

♪ 側 に い なく て も

♪ 笑顔 は 届け たい

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ こんなに も 近く に 感じ てる

♪ ふた つ の 想い

( 綱 手 ) 曲 が 忍術 だ と ? ( ナルト ) ああ !

体 じゅう に こう

す っげ ぇ チャクラ が あふれ出 し て さ !

めちゃくちゃ パワー が 上 がん だって ば よ !

( シズネ ) 珍しい 術 です ね 。

( 綱 手 ) シズネ 里 の 者 を 襲った ヤツ の 正体 は つか め た の か ?

いえ それ が まだ … 。

( 綱 手 ) メンマ お前 の 力 と 似 た 術 を

前 に 聞い た こと が ある 。 ( メンマ ) えっ 。

それ ホント か ? ばあちゃん !

確か 田 の 国 に 楽器 を 触媒 に する 術 が

あった はず だ が 。 田 の 国 って あの 田 の 国 か ?

あっ そう いえ ば

ナルト 君 が メンマ 君 を 発見 し た 沢 の 上流 は … 。

( メンマ ) 田 の 国 … あの お 願い です 。

僕 を そこ に 行か せ て ください !

でも 他国 に 理由 も なく 侵入 する こと は … 。

いや 理由 なら ある って ば よ !

そこ に メンマ が なく し た 記憶 の ヒント が

ある かも しん ねえ ん だ から な 俺 から も 頼む って ば よ !

いい だ ろ う 。 さすが ばあちゃん !

話 が 分かる って ば よ ! ありがとう ございます 。

ヘッ 。

あっ 。

♪ ~

って な わけ で ちょっくら 出かけ て くっ から さ 。

( テウチ ) ああ 分かった 。

お前 たち が 帰って くる まで に は 特製 メンマ も 出来 てる はず だ 。

楽しみ に し てる って ば よ ! じゃ !

♪ ~

別に さ ぁ お前 ら まで 来る こと ねえ のに 。

( テンテン ) しかたない でしょ う ? 任務 な ん だ から 。

( ネジ ) 俺 たち の 任務 は お前 ら に 同行 する こと だ 。

ふ ~ ん 。

< ま ぁ だったら メンマ

とっとと 行 こ う ぜ ! 田 の 国 へ > < うん ! >

< ナルト > < えっ ? >

< お前 は 残れ > < ん ? >

< 何 の 用 だ よ ? ばあちゃん >

( 綱 手 ) < お前 も 忍 の 端くれ なら 分かって いる な ? >

< あっ ? > ( 綱 手 ) < メンマ の こと だ 。

もしも あの 子 が … > < あいつ は

悪い ヤツ じゃ ねえ って ば よ >

< 悪人 で ない こと は 分かる 。

だが 敵 の スパイ で ない と 言い切 れる か ? >

< ん ~ 何 が 言い て ぇ ん だ ? ばあちゃん >

< 忘れ た わけ で は ある まい 。

田 の 国 音 隠れ の 里 は

かつて 大 蛇 丸 が 身 を 潜め て い た 場所 >

< それ は … >

< そりゃ あ 覚え ちゃ いる けど … >

< メンマ の 術 は サスケ が 連れ 去ら れ た 時 に

シカマル が 戦った 相手 の もの と 酷似 し て いる 。

あの 子 が 音 隠れ の 関係 者 で ある 可能 性 は 否定 でき ない 。

そして 何 か を 思い出し

それ が この 国 の 脅威 と なる なら … >

《 メンマ が 敵 だ なんて

そんな こと ある わけ ねえ って ば よ 》

ん ? グズグズ し てる と 置 い て くわ よ 。

ナルト 君 お 先 に !

あっ 。

あっ !

ハァ … けが は ない ?

ああ 助かった 。

ハァ … ちょっと 飛ばし すぎ だって ば よ 。

休憩 に しよ う 。

( 息 を 吸う 音 )

ハァ ~。

一体 どう し た ん だって ば よ ?

ヤツ は 一体 何者 な ん だ ?

だから それ が 分か ん ねえ から 調べ に 行く ん だ ろ う ?

さっき の 俺 の 走り は フル スピード だった 。

その あと 枝 を 踏み外し た の は わざと だ が … 。

ヤツ は 俺 の スピード に つい て き た ばかり か

俺 を 助ける 余裕 まで 見せ た 。

スピード なら 俺 たち 以上 だ 。

( テンテン ) 万一 やり合う と なる と やっかい な 相手 ね 。

な っ … ちょ … ちょっと 待て って ば よ !

あいつ は 敵 なんか じゃ ねえ 。

命懸け で 赤ん坊 を 救ったり さ

ほっときゃ 一 日 中 ず ~ っと 人助け し てる よう な

そんな ヤツ な ん だ ぞ !

( は と 笛 ) ♪ ~

いい 音 だ な 。

まだ これ を 直し て くれ た お 礼 を 言って なかった ね 。

そんな の いい って ば よ 。

♪ ~

( ネジ ) おい ! すぐ に それ を 吹く の を やめろ 。

で なけ れ ば … 。 ( メンマ ) あっ 。

ネジ 何 の まね だ ! ?

お前 は 黙って ろ 。 何 ! ?

ネジ の 言う と おりよ 。

今 の は 敵 と の 合図 かも しれ ない でしょ 。

合図 ?

綱 手 様 が 今回 の 任務 を 許可 し た の は

先日 入った くせ者 が まだ 捕まって ない から よ 。

その くせ者 が メンマ を 追って き た ん だ と し たら … 。

今 も あたし たち の 近く に いる はず 。

そんな … 。

今 の ところ 気配 は 見せ て ない が な 。

俺 たち の 任務 は ナルト に 同行 し

こいつ の 正体 を 確かめる こと と くせ者 の 捕獲 。

悪い が 俺 は お前 を 信じ てる わけ で は ない 。

そう だ ね … そう 思わ れ て も しかたない ね 。

ふと 思う よ 。

僕 は どんな 人間 だった ん だ ろ う ?

もし かして 悪人 だったら どう しよ う かって 。

ナルト 君 は もし 生まれ変わったら どんな 人間 に なり たい ?

な … 何 だ よ ? いきなり 。

例えば さ 。 ん ~。

考え て み た こと も ねえ な 。 そ っか 。

けど 何で そんな こと を 聞く ん だ ?

うん ちょっと ね フッ 。

( 風 の 音 )

どう し た の ? ( ネジ ) 何 だ ? この におい は 。

( に おい を 嗅ぐ 音 ) そう いや 何 か 焦げ 臭 ぇ な 。

あっ ち よ 。 ( ネジ ) 行 こ う 。

におい は ここ から だって ば よ 。

火事 で も あった の か ?

( 物音 )

( 鳴き声 )

♪ ~

( 悲鳴 )

( 鳴き声 )

どう かし た の か ?

( メンマ ) いや … 何でも ない 。

♪ ~

( メンマ ) あっ !

あ ~ !

( ナン ) 動く な ! 動け ば 撃つ 。

いきなり 何 だって ば よ !

お前 ら は ヤツ ら の 手先 か ? ヤツ ら ?

( ナン ) ヤツ ら の 仲間 なら ここ で 死 ん で もらう 。

だから ヤツ ら って 何 だって ば よ ! ?

( ナン ) 違う と いう なら その 証拠 を 出せ !

( テンテン ) 証拠 も 何 も あたし たち は 木 ノ 葉 の 忍 よ 。

木 ノ 葉 隠れ ? ( テンテン ) ほら これ これ 。

確か に それ は … 。

木 ノ 葉 の 忍 が こんな とこ へ 何 の 用 だ ?

いや 俺 たち って ば たまたま 通りかかった だけ で … 。

見 て の とおり ここ に は 何も ない 。

用 が ない なら とっとと 消えろ 。

で ない と 命 の 保証 は し ない 。

何 だ よ 偉 そう に !

そっち から 因縁 つけ て き た くせ に よ !

ひと休み し たら こんな 所 とっとと 抜け て

メンマ の 記憶 探し に 行 こ う ぜ !

う … うん 。 ( テンテン ) 何 ? 何 か 思い出し た の ?

いや 。

誰 だ ? 出 て こい 。

ん ? ( 足音 )

あ … 。

こんにちは 。

( フキ ) う っ 。

( ラン ) あ … あなた たち 忍者 な ん でしょ う ?

さっき の 話 聞こえ ちゃ った の 。

ああ ! まっ 自慢 じゃ ねえ が

木 ノ 葉 隠れ の うずまき ナルト って いえ ば

少し は 名 が 通って る って ば よ !

そう な の ごめんなさい 知ら なく て 。

だっ !

( ネジ ) なぜ わざわざ 追って き た ?

その … お 願い が あって 。

兄さん は さっき あんな こと 言って た けど … 。

( テンテン ) 兄さん ? さっき の あん に ゃ ろうか ?

私 たち の 村 に は 救って くれる 人 が 必要 な ん です !

救って くれる 人 って ? ( ネジ ) どう いう こと だ ?

ここ は 田 の 国 の 国境 で し た 。

けど 以前 他国 に

迷惑 を かけ て しまった わが国 は

この 辺り 一帯 を 非 武装 地帯 に し て しまった ん です 。

それ って 例 の … 。

恐らく 大 蛇 丸 の 一 件 だ な 。

それ で 近隣 諸国 に けじめ を つけ た と いう わけ か 。

でも 非 武装 地帯 なら 領土 争い も ない し

いい こと な ん じゃ … 。 だ よ な 。

それ が 違う ん です 。

村 の 裏山 に は 鉱 山 が あって

少し だけ ど 金 が 掘 れる ん です 。

大国 が 管理 し ない と 分かったら

それ を 狙って 盗賊 たち が 現れる よう に なって 。

私 たち が 大名 に 何度 頼 ん で も

国 どうし の 取り決め を 破る わけ に は いか ない の

一点張り そして 村 は … 。

盗賊 に 襲わ れ た の ね 。

この 前 は ひどい 嵐 で 連中 は 途中 で 引き返し まし た 。

けど ヤツ ら は 必ず 戻って くる 。

お 願い です 村 を 救って ください 。

あなた たち なら ヤツ ら と 戦 える 。 よし 分かった って ば よ 。

( ネジ ) 申し訳ない 事情 は 理解 できる が

協力 は でき ない 。 は ぁ ?

何 言って ん だ ? ネジ 。

俺 たち は 任務 の 途中 だ 。

里 から 正式 な 命令 が なけ れ ば 動 け ない 。

でも よ … 。 それ に 盗賊 だって

いつ 来る か 分から ない し

ずっと 足止め を 食う わけ に は いか ない でしょ う ?

く そ ~ 。 そう です か 。

≪ ( ナン ) 何 やって ん だ ? ラン フキ まで 連れ て 。

( ラン ) 兄さん 。 ( ナン ) そい つ ら に 関わる な 。

忍者 なんか に ろくな ヤツ は い ない 。

何 だ と ! 事実 を 言った まで だ 。

村 を 襲った ヤツ ら だって

音 隠れ の 抜け 忍 だって うわさ だ し な 。

えっ 盗賊 って 忍者 な の か ?

こっち へ 来い 。

あれ を 見ろ 。

これ は … 。

( ナン ) この 間 の 襲撃 で 村 の 3 分 の 1 が 殺さ れ

残り の 半分 は 村 を 捨て て 逃げ出し た 。

じゃあ あなた たち も 避難 を 。

( ナン ) どこ に 逃げ ん だ よ ! ?

ここ は 俺 たち が 先祖 代々 受け継ぎ

切り開 い て き た 土地 だ 。

それ を 何で 逃げ なきゃ なら ない ?

悪党 が 力 を 振りかざし て き たら その たび に

天災 みたい な もん だ から しかたない

逃げ回れ って いう の か ! ?

兄さん 大声 出さ ない で 。

フキ が おびえる わ 。 ( フキ ) あ … 。

悪かった 大声 出し ち まって よ 。

こいつ は 盗賊 に 両親 を 殺さ れ て

しゃべ れ なく な っち まっ た ん だ 。

俺 たち に 逃げる 場所 なんて どこ に も ねえ 。

分かったら さっさと 消え て くれ 。

しかたがない 俺 たち は 先 を 急 ご う 。

僕 は ここ に 残る 。 えっ 。

あの 人 たち が 困って る なら 役 に 立ち たい ん だ 。

メンマ 。

ちょっと 盗賊 と いって も 規模 も 分から ない の よ 。

どう し て も 助け たい なら 一 度 里 に 戻って … 。

ヤツ ら は いつ 襲って くる か 分から ない 。

里 に 戻って る 時間 なんて ない ん だ 。

じゃあ 俺 も 残る って ば よ 。

ナルト これ 以上 は 任務 外 だ 。

( メンマ ) これ は 任務 外 じゃ ない よ 。

僕 ここ に いる と 何 か 思い出 せ そう な ん だ 。

いいかげん な こと 言わ ない で よ !

さっき まで 何 も 思い出 せ なかった のに

そんなに 都合 よく … 。 しかた ねえ だ ろ う ?

メンマ 本人 が そう 言って ん だ から 。

こいつ は こう いう ばか が 付く お人よし な ん だって ば よ 。

ナルト 君 。

行 こ う ぜ メンマ 。 ( メンマ ) うん !

こら ナルト !

盗賊 は 俺 ら が 何とか す っ から !

お前 ら は 先 に 里 に 戻りゃ いい って ば よ !

どう す ん の よ ? ネジ 。 ( ネジ ) 放っておけ 。

村 の 連中 が ナルト たち を 受け入れる と は 思え ない 。

それ も そう ね 。

( メンマ ) 向こう側 の 集落 は 被害 を 免れ た よう だ ね 。

ん ~ でも 2 人 だけ で どう やって 守れ ば … 。

この 小 川 に 沿って 塀 を 立てよ う 。

この 川 が 堀 の 役目 を し て くれる 。

最終 的 に は 架け橋 に し て

村 の 入り口 を 1 か所 に する 。 なるほど 。

どれ だけ 効果 が ある か 分から ない けど

今 は や れる だけ 頑張 ろ う 。

おう !

♪ ~

♪ ~

あっ !

何 を し て いる ?

出 て いけ と 言った はず だ 。

ヘン だ ! 出 て いか ねえ って ば よ !

( ナン ) 何 だ と ! ? ( メンマ ) そう 決め た ん です 。

ここ は 僕 たち で 守る って 。

そんな こと は 頼 ん じゃ い ない よけい な お 世話 だ 。

ん な こ と 言った って 家 に ただ 隠れ てる だけ じゃ

ヤツ ら を 追い 出 せ ねえ だ ろ 。

くっ ! う っ !

よし くい で 固定 しよ う 。 分かった 。

♪ ~

♪ ~

もう … 2 人 だけ で どう しよ う って いう の よ 。

ハァ ハァ … 。

いい ぜ 。 ああ 。

あっ ! あっ !

テンテン ! お前 まだ い た の か ?

あんた 先 に 礼 くらい 言 え ない の ?

ありがとう テンテン さん 。

ほら ナルト そっち ちゃん と 押さえ なさい よ 。

あ … ああ !

ん ?

お前 は … 。

あっ 俺 に か ? なら 遠慮 なく 。

あの これ も 食べ て 。

私 も 手伝い ます 。 アハ … 。

♪ ~

♪ ~

ん !

( 指 笛 )

頂き だって ば よ !

まだまだ !

その 技 !

あの 時 の ! う っ !

ネジ お前 !

こいつ を 捕まえる こと が 今回 の 任務 だ から な 。

ヘッ こいつ は 手ごわい ぜ !

♪ ~

く っそ ~ 逃げ足 の 速い ヤツ め !

( 死 韻 ) フッ 。

う … う わ ~ !

お っ 。 あっ !

ナルト 君 !

♪ ~

( ネジ ) 《 音波 で 経 絡 を 一気に 突き

チャクラ の 流れ を 増幅 し た の か ? 》

この 術 が あれ ば あいつ に なんて 負け ねえ って ば よ !

♪ ~

( 死 韻 ) お っ !

♪ ~

みんな の 敵 だ 。

食ら え ~ !

邪魔 な ん だ よ !

メンマ ! ( ネジ ) あっ !

メンマ メンマ !

村 に 運べ 。

メンマ 頑張れ !

( ナン ) 熱湯 と 酒 。 ( ラン ) 分かった 。

お前 が 治療 する の か ?

こう 見え て も 医者 の まね 事 を し て い た こと が ある 。

今 助け て やる ぞ メンマ !

あっ ! ( ネジ ) どう し た ?

こいつ の 治療 を する わけ に は いか ない 。

な … 何で だ よ ! ?

( ナン ) この 印 … 。

こいつ は ここ を 襲った ヤツ の 仲間 だ 。

えっ ! ? えっ 。

♪ ~

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で

♪ 笑って いる から

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も

♪ 変え て み せる 全て の 思い で

♪ 照らす よ 今 すぐ

♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を

♪ 探し て いる ん だ ろ う

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で 笑って いる から

♪ ~

〈 メンマ は 盗賊 の 仲間 じゃ ねえ !

だって こいつ は 人助け が 大好き で

たとえ 自分 の 命 を 投げ出し て も

子ども を 救 っち まう よう な そんな ヤツ な ん だって ば よ !

この 村 の ため に だって 頼ま れ も し ねえ のに

ずっと 必死 に 働 い て き た じゃ ねえ か 。

きっと 何 か 事 情 が ある ん だ 。

なぁ 頼む メンマ を 助け て やって くれ って ば よ ! 〉

( 賀 寿 ) 多々良 たち の 2 次 まん ず 笑 え た で 。

タンゴ 以降 も ますます ひどく なって よ 。

( 清春 ) ああ 。

クイック で さ 踊り ながら 口 ゲンカ し て たべ 。


Naruto Episode 214 naruto|episode

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から |がわ||||

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て から|||すきま|おおき||

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事 なまいき||きみ||すなお||へんじ

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい |||さびしい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら みなれ||がい||なき|||

♪ 側 に い なく て も がわ|||||

♪ 笑顔 は 届け たい えがお||とどけ|

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ こんなに も 近く に 感じ てる ||ちかく||かんじ|

♪ ふた つ の 想い |||おもい

( 綱 手 ) 曲 が 忍術 だ と ? ( ナルト ) ああ ! つな|て|きょく||にんじゅつ||||

体 じゅう に こう からだ|||

す っげ ぇ チャクラ が あふれ出 し て さ ! |||||あふれで|||

めちゃくちゃ パワー が 上 がん だって ば よ ! |ぱわー||うえ||||

( シズネ ) 珍しい 術 です ね 。 |めずらしい|じゅつ||

( 綱 手 ) シズネ 里 の 者 を 襲った ヤツ の 正体 は つか め た の か ? つな|て||さと||もの||おそった|やつ||しょうたい||||||

いえ それ が まだ … 。

( 綱 手 ) メンマ お前 の 力 と 似 た 術 を つな|て||おまえ||ちから||に||じゅつ|

前 に 聞い た こと が ある 。 ( メンマ ) えっ 。 ぜん||ききい||||||

それ ホント か ? ばあちゃん ! |ほんと||

確か 田 の 国 に 楽器 を 触媒 に する 術 が たしか|た||くに||がっき||しょくばい|||じゅつ|

あった はず だ が 。 田 の 国 って あの 田 の 国 か ? ||||た||くに|||た||くに|

あっ そう いえ ば

ナルト 君 が メンマ 君 を 発見 し た 沢 の 上流 は … 。 |きみ|||きみ||はっけん|||さわ||じょうりゅう|

( メンマ ) 田 の 国 … あの お 願い です 。 |た||くに|||ねがい|

僕 を そこ に 行か せ て ください ! ぼく||||いか|||

でも 他国 に 理由 も なく 侵入 する こと は … 。 |たこく||りゆう|||しんにゅう|||

いや 理由 なら ある って ば よ ! |りゆう|||||

そこ に メンマ が なく し た 記憶 の ヒント が |||||||きおく||ひんと|

ある かも しん ねえ ん だ から な 俺 から も 頼む って ば よ ! ||||||||おれ|||たのむ|||

いい だ ろ う 。 さすが ばあちゃん !

話 が 分かる って ば よ ! ありがとう ございます 。 はなし||わかる|||||

ヘッ 。

あっ 。

♪ ~

って な わけ で ちょっくら 出かけ て くっ から さ 。 |||||でかけ||||

( テウチ ) ああ 分かった 。 ||わかった

お前 たち が 帰って くる まで に は 特製 メンマ も 出来 てる はず だ 。 おまえ|||かえって|||||とくせい|||でき|||

楽しみ に し てる って ば よ ! じゃ ! たのしみ|||||||

♪ ~

別に さ ぁ お前 ら まで 来る こと ねえ のに 。 べつに|||おまえ|||くる|||

( テンテン ) しかたない でしょ う ? 任務 な ん だ から 。 ||||にんむ||||

( ネジ ) 俺 たち の 任務 は お前 ら に 同行 する こと だ 。 ねじ|おれ|||にんむ||おまえ|||どうこう|||

ふ ~ ん 。

< ま ぁ だったら メンマ

とっとと 行 こ う ぜ ! 田 の 国 へ > < うん ! > |ぎょう||||た||くに||

< ナルト > < えっ ? >

< お前 は 残れ > < ん ? > おまえ||のこれ|

< 何 の 用 だ よ ? ばあちゃん > なん||よう|||

( 綱 手 ) < お前 も 忍 の 端くれ なら 分かって いる な ? > つな|て|おまえ||おし||はしくれ||わかって||

< あっ ? > ( 綱 手 ) < メンマ の こと だ 。 |つな|て||||

もしも あの 子 が … > < あいつ は ||こ|||

悪い ヤツ じゃ ねえ って ば よ > わるい|やつ|||||

< 悪人 で ない こと は 分かる 。 あくにん|||||わかる

だが 敵 の スパイ で ない と 言い切 れる か ? > |てき||すぱい||||いいき||

< ん ~ 何 が 言い て ぇ ん だ ? ばあちゃん > |なん||いい|||||

< 忘れ た わけ で は ある まい 。 わすれ||||||

田 の 国 音 隠れ の 里 は た||くに|おと|かくれ||さと|

かつて 大 蛇 丸 が 身 を 潜め て い た 場所 > |だい|へび|まる||み||ひそめ||||ばしょ

< それ は … >

< そりゃ あ 覚え ちゃ いる けど … > ||おぼえ|||

< メンマ の 術 は サスケ が 連れ 去ら れ た 時 に ||じゅつ||さすけ||つれ|さら|||じ|

シカマル が 戦った 相手 の もの と 酷似 し て いる 。 ||たたかった|あいて||||こくじ|||

あの 子 が 音 隠れ の 関係 者 で ある 可能 性 は 否定 でき ない 。 |こ||おと|かくれ||かんけい|もの|||かのう|せい||ひてい||

そして 何 か を 思い出し |なん|||おもいだし

それ が この 国 の 脅威 と なる なら … > |||くに||きょうい|||

《 メンマ が 敵 だ なんて ||てき||

そんな こと ある わけ ねえ って ば よ 》

ん ? グズグズ し てる と 置 い て くわ よ 。 |ぐずぐず||||お||||

ナルト 君 お 先 に ! |きみ||さき|

あっ 。

あっ !

ハァ … けが は ない ?

ああ 助かった 。 |たすかった

ハァ … ちょっと 飛ばし すぎ だって ば よ 。 ||とばし||||

休憩 に しよ う 。 きゅうけい|||

( 息 を 吸う 音 ) いき||すう|おと

ハァ ~。

一体 どう し た ん だって ば よ ? いったい|||||||

ヤツ は 一体 何者 な ん だ ? やつ||いったい|なにもの|||

だから それ が 分か ん ねえ から 調べ に 行く ん だ ろ う ? |||わか||||しらべ||いく||||

さっき の 俺 の 走り は フル スピード だった 。 ||おれ||はしり||ふる|すぴーど|

その あと 枝 を 踏み外し た の は わざと だ が … 。 ||えだ||ふみはずし||||||

ヤツ は 俺 の スピード に つい て き た ばかり か やつ||おれ||すぴーど|||||||

俺 を 助ける 余裕 まで 見せ た 。 おれ||たすける|よゆう||みせ|

スピード なら 俺 たち 以上 だ 。 すぴーど||おれ||いじょう|

( テンテン ) 万一 やり合う と なる と やっかい な 相手 ね 。 |まんいち|やりあう||||||あいて|

な っ … ちょ … ちょっと 待て って ば よ ! ||||まて|||

あいつ は 敵 なんか じゃ ねえ 。 ||てき|||

命懸け で 赤ん坊 を 救ったり さ いのちがけ||あかんぼう||すくったり|

ほっときゃ 一 日 中 ず ~ っと 人助け し てる よう な |ひと|ひ|なか|||ひとだすけ||||

そんな ヤツ な ん だ ぞ ! |やつ||||

( は と 笛 ) ♪ ~ ||ふえ

いい 音 だ な 。 |おと||

まだ これ を 直し て くれ た お 礼 を 言って なかった ね 。 |||なおし|||||れい||いって||

そんな の いい って ば よ 。

♪ ~

( ネジ ) おい ! すぐ に それ を 吹く の を やめろ 。 ねじ||||||ふく|||

で なけ れ ば … 。 ( メンマ ) あっ 。

ネジ 何 の まね だ ! ? ねじ|なん|||

お前 は 黙って ろ 。 何 ! ? おまえ||だまって||なん

ネジ の 言う と おりよ 。 ねじ||いう||

今 の は 敵 と の 合図 かも しれ ない でしょ 。 いま|||てき|||あいず||||

合図 ? あいず

綱 手 様 が 今回 の 任務 を 許可 し た の は つな|て|さま||こんかい||にんむ||きょか||||

先日 入った くせ者 が まだ 捕まって ない から よ 。 せんじつ|はいった|くせもの|||つかまって|||

その くせ者 が メンマ を 追って き た ん だ と し たら … 。 |くせもの||||おって|||||||

今 も あたし たち の 近く に いる はず 。 いま|||||ちかく|||

そんな … 。

今 の ところ 気配 は 見せ て ない が な 。 いま|||けはい||みせ||||

俺 たち の 任務 は ナルト に 同行 し おれ|||にんむ||||どうこう|

こいつ の 正体 を 確かめる こと と くせ者 の 捕獲 。 ||しょうたい||たしかめる|||くせもの||ほかく

悪い が 俺 は お前 を 信じ てる わけ で は ない 。 わるい||おれ||おまえ||しんじ|||||

そう だ ね … そう 思わ れ て も しかたない ね 。 ||||おもわ|||||

ふと 思う よ 。 |おもう|

僕 は どんな 人間 だった ん だ ろ う ? ぼく|||にんげん|||||

もし かして 悪人 だったら どう しよ う かって 。 ||あくにん|||||

ナルト 君 は もし 生まれ変わったら どんな 人間 に なり たい ? |きみ|||うまれかわったら||にんげん|||

な … 何 だ よ ? いきなり 。 |なん|||

例えば さ 。 ん ~。 たとえば||

考え て み た こと も ねえ な 。 そ っか 。 かんがえ|||||||||

けど 何で そんな こと を 聞く ん だ ? |なんで||||きく||

うん ちょっと ね フッ 。

( 風 の 音 ) かぜ||おと

どう し た の ? ( ネジ ) 何 だ ? この におい は 。 ||||ねじ|なん||||

( に おい を 嗅ぐ 音 ) そう いや 何 か 焦げ 臭 ぇ な 。 |||かぐ|おと|||なん||こげ|くさ||

あっ ち よ 。 ( ネジ ) 行 こ う 。 |||ねじ|ぎょう||

におい は ここ から だって ば よ 。

火事 で も あった の か ? かじ|||||

( 物音 ) ものおと

( 鳴き声 ) なきごえ

♪ ~

( 悲鳴 ) ひめい

( 鳴き声 ) なきごえ

どう かし た の か ?

( メンマ ) いや … 何でも ない 。 ||なんでも|

♪ ~

( メンマ ) あっ !

あ ~ !

( ナン ) 動く な ! 動け ば 撃つ 。 |うごく||うごけ||うつ

いきなり 何 だって ば よ ! |なん|||

お前 ら は ヤツ ら の 手先 か ? ヤツ ら ? おまえ|||やつ|||てさき||やつ|

( ナン ) ヤツ ら の 仲間 なら ここ で 死 ん で もらう 。 |やつ|||なかま||||し|||

だから ヤツ ら って 何 だって ば よ ! ? |やつ|||なん|||

( ナン ) 違う と いう なら その 証拠 を 出せ ! |ちがう|||||しょうこ||だせ

( テンテン ) 証拠 も 何 も あたし たち は 木 ノ 葉 の 忍 よ 。 |しょうこ||なん|||||き||は||おし|

木 ノ 葉 隠れ ? ( テンテン ) ほら これ これ 。 き||は|かくれ||||

確か に それ は … 。 たしか|||

木 ノ 葉 の 忍 が こんな とこ へ 何 の 用 だ ? き||は||おし|||||なん||よう|

いや 俺 たち って ば たまたま 通りかかった だけ で … 。 |おれ|||||とおりかかった||

見 て の とおり ここ に は 何も ない 。 み|||||||なにも|

用 が ない なら とっとと 消えろ 。 よう|||||きえろ

で ない と 命 の 保証 は し ない 。 |||いのち||ほしょう|||

何 だ よ 偉 そう に ! なん|||えら||

そっち から 因縁 つけ て き た くせ に よ ! ||いんねん|||||||

ひと休み し たら こんな 所 とっとと 抜け て ひとやすみ||||しょ||ぬけ|

メンマ の 記憶 探し に 行 こ う ぜ ! ||きおく|さがし||ぎょう|||

う … うん 。 ( テンテン ) 何 ? 何 か 思い出し た の ? |||なん|なん||おもいだし||

いや 。

誰 だ ? 出 て こい 。 だれ||だ||

ん ? ( 足音 ) |あしおと

あ … 。

こんにちは 。

( フキ ) う っ 。 ふき||

( ラン ) あ … あなた たち 忍者 な ん でしょ う ? らん||||にんじゃ||||

さっき の 話 聞こえ ちゃ った の 。 ||はなし|きこえ|||

ああ ! まっ 自慢 じゃ ねえ が ||じまん|||

木 ノ 葉 隠れ の うずまき ナルト って いえ ば き||は|かくれ||||||

少し は 名 が 通って る って ば よ ! すこし||な||かよって||||

そう な の ごめんなさい 知ら なく て 。 ||||しら||

だっ !

( ネジ ) なぜ わざわざ 追って き た ? ねじ|||おって||

その … お 願い が あって 。 ||ねがい||

兄さん は さっき あんな こと 言って た けど … 。 にいさん|||||いって||

( テンテン ) 兄さん ? さっき の あん に ゃ ろうか ? |にいさん||||||

私 たち の 村 に は 救って くれる 人 が 必要 な ん です ! わたくし|||むら|||すくって||じん||ひつよう|||

救って くれる 人 って ? ( ネジ ) どう いう こと だ ? すくって||じん||ねじ||||

ここ は 田 の 国 の 国境 で し た 。 ||た||くに||くにざかい|||

けど 以前 他国 に |いぜん|たこく|

迷惑 を かけ て しまった わが国 は めいわく|||||わがくに|

この 辺り 一帯 を 非 武装 地帯 に し て しまった ん です 。 |あたり|いったい||ひ|ぶそう|ちたい||||||

それ って 例 の … 。 ||れい|

恐らく 大 蛇 丸 の 一 件 だ な 。 おそらく|だい|へび|まる||ひと|けん||

それ で 近隣 諸国 に けじめ を つけ た と いう わけ か 。 ||きんりん|しょこく|||||||||

でも 非 武装 地帯 なら 領土 争い も ない し |ひ|ぶそう|ちたい||りょうど|あらそい|||

いい こと な ん じゃ … 。 だ よ な 。

それ が 違う ん です 。 ||ちがう||

村 の 裏山 に は 鉱 山 が あって むら||うらやま|||あらがね|やま||

少し だけ ど 金 が 掘 れる ん です 。 すこし|||きむ||ほ|||

大国 が 管理 し ない と 分かったら たいこく||かんり||||わかったら

それ を 狙って 盗賊 たち が 現れる よう に なって 。 ||ねらって|とうぞく|||あらわれる|||

私 たち が 大名 に 何度 頼 ん で も わたくし|||だいみょう||なんど|たの|||

国 どうし の 取り決め を 破る わけ に は いか ない の くに|どう し||とりきめ||やぶる||||||

一点張り そして 村 は … 。 いってんばり||むら|

盗賊 に 襲わ れ た の ね 。 とうぞく||おそわ||||

この 前 は ひどい 嵐 で 連中 は 途中 で 引き返し まし た 。 |ぜん|||あらし||れんちゅう||とちゅう||ひきかえし||

けど ヤツ ら は 必ず 戻って くる 。 |やつ|||かならず|もどって|

お 願い です 村 を 救って ください 。 |ねがい||むら||すくって|

あなた たち なら ヤツ ら と 戦 える 。 よし 分かった って ば よ 。 |||やつ|||いくさ|||わかった|||

( ネジ ) 申し訳ない 事情 は 理解 できる が ねじ|もうしわけない|じじょう||りかい||

協力 は でき ない 。 は ぁ ? きょうりょく|||||

何 言って ん だ ? ネジ 。 なん|いって|||ねじ

俺 たち は 任務 の 途中 だ 。 おれ|||にんむ||とちゅう|

里 から 正式 な 命令 が なけ れ ば 動 け ない 。 さと||せいしき||めいれい|||||どう||

でも よ … 。 それ に 盗賊 だって ||||とうぞく|

いつ 来る か 分から ない し |くる||わから||

ずっと 足止め を 食う わけ に は いか ない でしょ う ? |あしどめ||くう|||||||

く そ ~ 。 そう です か 。

≪ ( ナン ) 何 やって ん だ ? ラン フキ まで 連れ て 。 |なん||||らん|ふき||つれ|

( ラン ) 兄さん 。 ( ナン ) そい つ ら に 関わる な 。 らん|にいさん||||||かかわる|

忍者 なんか に ろくな ヤツ は い ない 。 にんじゃ||||やつ|||

何 だ と ! 事実 を 言った まで だ 。 なん|||じじつ||いった||

村 を 襲った ヤツ ら だって むら||おそった|やつ||

音 隠れ の 抜け 忍 だって うわさ だ し な 。 おと|かくれ||ぬけ|おし|||||

えっ 盗賊 って 忍者 な の か ? |とうぞく||にんじゃ|||

こっち へ 来い 。 ||こい

あれ を 見ろ 。 ||みろ

これ は … 。

( ナン ) この 間 の 襲撃 で 村 の 3 分 の 1 が 殺さ れ ||あいだ||しゅうげき||むら||ぶん|||ころさ|

残り の 半分 は 村 を 捨て て 逃げ出し た 。 のこり||はんぶん||むら||すて||にげだし|

じゃあ あなた たち も 避難 を 。 ||||ひなん|

( ナン ) どこ に 逃げ ん だ よ ! ? |||にげ|||

ここ は 俺 たち が 先祖 代々 受け継ぎ ||おれ|||せんぞ|だいだい|うけつぎ

切り開 い て き た 土地 だ 。 きりひら|||||とち|

それ を 何で 逃げ なきゃ なら ない ? ||なんで|にげ|||

悪党 が 力 を 振りかざし て き たら その たび に あくとう||ちから||ふりかざし||||||

天災 みたい な もん だ から しかたない てんさい||||||

逃げ回れ って いう の か ! ? にげまわれ||||

兄さん 大声 出さ ない で 。 にいさん|おおごえ|ださ||

フキ が おびえる わ 。 ( フキ ) あ … 。 ふき||||ふき|

悪かった 大声 出し ち まって よ 。 わるかった|おおごえ|だし|||

こいつ は 盗賊 に 両親 を 殺さ れ て ||とうぞく||りょうしん||ころさ||

しゃべ れ なく な っち まっ た ん だ 。

俺 たち に 逃げる 場所 なんて どこ に も ねえ 。 おれ|||にげる|ばしょ|||||

分かったら さっさと 消え て くれ 。 わかったら||きえ||

しかたがない 俺 たち は 先 を 急 ご う 。 |おれ|||さき||きゅう||

僕 は ここ に 残る 。 えっ 。 ぼく||||のこる|

あの 人 たち が 困って る なら 役 に 立ち たい ん だ 。 |じん|||こまって|||やく||たち|||

メンマ 。

ちょっと 盗賊 と いって も 規模 も 分から ない の よ 。 |とうぞく||||きぼ||わから|||

どう し て も 助け たい なら 一 度 里 に 戻って … 。 ||||たすけ|||ひと|たび|さと||もどって

ヤツ ら は いつ 襲って くる か 分から ない 。 やつ||||おそって|||わから|

里 に 戻って る 時間 なんて ない ん だ 。 さと||もどって||じかん||||

じゃあ 俺 も 残る って ば よ 。 |おれ||のこる|||

ナルト これ 以上 は 任務 外 だ 。 ||いじょう||にんむ|がい|

( メンマ ) これ は 任務 外 じゃ ない よ 。 |||にんむ|がい|||

僕 ここ に いる と 何 か 思い出 せ そう な ん だ 。 ぼく|||||なん||おもいで|||||

いいかげん な こと 言わ ない で よ ! |||いわ|||

さっき まで 何 も 思い出 せ なかった のに ||なん||おもいで|||

そんなに 都合 よく … 。 しかた ねえ だ ろ う ? |つごう||||||

メンマ 本人 が そう 言って ん だ から 。 |ほんにん|||いって|||

こいつ は こう いう ばか が 付く お人よし な ん だって ば よ 。 ||||||つく|おひとよし|||||

ナルト 君 。 |きみ

行 こ う ぜ メンマ 。 ( メンマ ) うん ! ぎょう||||||

こら ナルト !

盗賊 は 俺 ら が 何とか す っ から ! とうぞく||おれ|||なんとか|||

お前 ら は 先 に 里 に 戻りゃ いい って ば よ ! おまえ|||さき||さと||もどりゃ||||

どう す ん の よ ? ネジ 。 ( ネジ ) 放っておけ 。 |||||ねじ|ねじ|ほうっておけ

村 の 連中 が ナルト たち を 受け入れる と は 思え ない 。 むら||れんちゅう|||||うけいれる|||おもえ|

それ も そう ね 。

( メンマ ) 向こう側 の 集落 は 被害 を 免れ た よう だ ね 。 |むこうがわ||しゅうらく||ひがい||まぬがれ||||

ん ~ でも 2 人 だけ で どう やって 守れ ば … 。 ||じん|||||まもれ|

この 小 川 に 沿って 塀 を 立てよ う 。 |しょう|かわ||そって|へい||たてよ|

この 川 が 堀 の 役目 を し て くれる 。 |かわ||ほり||やくめ||||

最終 的 に は 架け橋 に し て さいしゅう|てき|||かけはし|||

村 の 入り口 を 1 か所 に する 。 なるほど 。 むら||いりぐち||かしょ|||

どれ だけ 効果 が ある か 分から ない けど ||こうか||||わから||

今 は や れる だけ 頑張 ろ う 。 いま|||||がんば||

おう !

♪ ~

♪ ~

あっ !

何 を し て いる ? なん||||

出 て いけ と 言った はず だ 。 だ||||いった||

ヘン だ ! 出 て いか ねえ って ば よ ! ||だ||||||

( ナン ) 何 だ と ! ? ( メンマ ) そう 決め た ん です 。 |なん|||||きめ|||

ここ は 僕 たち で 守る って 。 ||ぼく|||まもる|

そんな こと は 頼 ん じゃ い ない よけい な お 世話 だ 。 |||たの||||||||せわ|

ん な こ と 言った って 家 に ただ 隠れ てる だけ じゃ ||||いった||いえ|||かくれ|||

ヤツ ら を 追い 出 せ ねえ だ ろ 。 やつ|||おい|だ||||

くっ ! う っ !

よし くい で 固定 しよ う 。 分かった 。 |||こてい|||わかった

♪ ~

♪ ~

もう … 2 人 だけ で どう しよ う って いう の よ 。 |じん|||||||||

ハァ ハァ … 。

いい ぜ 。 ああ 。

あっ ! あっ !

テンテン ! お前 まだ い た の か ? |おまえ|||||

あんた 先 に 礼 くらい 言 え ない の ? |さき||れい||げん|||

ありがとう テンテン さん 。

ほら ナルト そっち ちゃん と 押さえ なさい よ 。 |||||おさえ||

あ … ああ !

ん ?

お前 は … 。 おまえ|

あっ 俺 に か ? なら 遠慮 なく 。 |おれ||||えんりょ|

あの これ も 食べ て 。 |||たべ|

私 も 手伝い ます 。 アハ … 。 わたくし||てつだい||

♪ ~

♪ ~

ん !

( 指 笛 ) ゆび|ふえ

頂き だって ば よ ! いただき|||

まだまだ !

その 技 ! |わざ

あの 時 の ! う っ ! |じ|||

ネジ お前 ! ねじ|おまえ

こいつ を 捕まえる こと が 今回 の 任務 だ から な 。 ||つかまえる|||こんかい||にんむ|||

ヘッ こいつ は 手ごわい ぜ ! |||てごわい|

♪ ~

く っそ ~ 逃げ足 の 速い ヤツ め ! ||にげあし||はやい|やつ|

( 死 韻 ) フッ 。 し|いん|

う … う わ ~ !

お っ 。 あっ !

ナルト 君 ! |きみ

♪ ~

( ネジ ) 《 音波 で 経 絡 を 一気に 突き ねじ|おんぱ||へ|から||いっきに|つき

チャクラ の 流れ を 増幅 し た の か ? 》 ||ながれ||ぞうふく||||

この 術 が あれ ば あいつ に なんて 負け ねえ って ば よ ! |じゅつ|||||||まけ||||

♪ ~

( 死 韻 ) お っ ! し|いん||

♪ ~

みんな の 敵 だ 。 ||てき|

食ら え ~ ! くら|

邪魔 な ん だ よ ! じゃま||||

メンマ ! ( ネジ ) あっ ! |ねじ|

メンマ メンマ !

村 に 運べ 。 むら||はこべ

メンマ 頑張れ ! |がんばれ

( ナン ) 熱湯 と 酒 。 ( ラン ) 分かった 。 |ねっとう||さけ|らん|わかった

お前 が 治療 する の か ? おまえ||ちりょう|||

こう 見え て も 医者 の まね 事 を し て い た こと が ある 。 |みえ|||いしゃ|||こと||||||||

今 助け て やる ぞ メンマ ! いま|たすけ||||

あっ ! ( ネジ ) どう し た ? |ねじ|||

こいつ の 治療 を する わけ に は いか ない 。 ||ちりょう|||||||

な … 何で だ よ ! ? |なんで||

( ナン ) この 印 … 。 ||いん

こいつ は ここ を 襲った ヤツ の 仲間 だ 。 ||||おそった|やつ||なかま|

えっ ! ? えっ 。

♪ ~

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で |ちかく|

♪ 笑って いる から わらって||

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から かた||ない|よろこび||みつけ||

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も ||いく|やり||あめ||ふって|

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を ことば|||||おおきな|ゆめ|

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も かなえ||||きず||ふかく||

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から しんじ|つづけ||いま||ぼくら|||

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる め||||はしり|つづけ||

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も |みらい||ひかり||ない||いわ|||

♪ 変え て み せる 全て の 思い で かえ||||すべて||おもい|

♪ 照らす よ 今 すぐ てらす||いま|

♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う |かぜ||ぼくら||こころ||ためし||||||

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た |こころ||なか||てのひら||にぎりしめ|

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を |きみ||なみだ||こたえ|

♪ 探し て いる ん だ ろ う さがし||||||

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る |ゆめ||ちかく||こたえ|||||まって|

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で 笑って いる から |ちかく||わらって||

♪ ~

〈 メンマ は 盗賊 の 仲間 じゃ ねえ ! ||とうぞく||なかま||

だって こいつ は 人助け が 大好き で |||ひとだすけ||だいすき|

たとえ 自分 の 命 を 投げ出し て も |じぶん||いのち||なげだし||

子ども を 救 っち まう よう な そんな ヤツ な ん だって ば よ ! こども||すく||||||やつ|||||

この 村 の ため に だって 頼ま れ も し ねえ のに |むら|||||たのま|||||

ずっと 必死 に 働 い て き た じゃ ねえ か 。 |ひっし||はたら|||||||

きっと 何 か 事 情 が ある ん だ 。 |なん||こと|じょう||||

なぁ 頼む メンマ を 助け て やって くれ って ば よ ! 〉 |たのむ|||たすけ||||||

( 賀 寿 ) 多々良 たち の 2 次 まん ず 笑 え た で 。 が|ひさ|たたら|||つぎ|||わら|||

タンゴ 以降 も ますます ひどく なって よ 。 たんご|いこう|||||

( 清春 ) ああ 。 きよはる|

クイック で さ 踊り ながら 口 ゲンカ し て たべ 。 |||おどり||くち|げんか|||