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ナルト, Naruto Episode 203

Naruto Episode 203

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら

♪ 側 に い なく て も

♪ 笑顔 は 届け たい

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ こんなに も 近く に 感じ てる

♪ ふた つ の 想い

( ナルト ) は ~ あ … 。

や っぱ 一 人 だ と 修業 に も 身 が 入ら ねえ って ば よ 。

あ ~ あ … 。

♪ ~

エロ 仙人 って ば

どこ で 何 やって ん だって ば よ 。

修業 見 て くれる って 話 は

どう な っち まっ た ん だ よ く そ っ !

ん ?

♪ ~

何 してん だ ?

♪ ~

♪ ~ ( 足音 )

へ ぇ ~ 絵描 い てん だ 。

♪ ~

あ ?

♪ ~

空 に 雨雲 なんて ない って ば よ ?

♪ ~

( 雷鳴 )

あっ 。

♪ ~

う っ !

( 雷鳴 )

だっ … あぁ !

火影 の 家 が !

♪ ~

( 半鐘 の 音 )

( 綱 手 ) 急げ ! 早く しろ !

水 だ ! 水 水 ! ( 忍 1 ) ただいま !

( 忍 1 ・ 忍 2 ) 水 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] … !

バカ 者 ! あたし じゃ なく て 屋根 の 上 だ !

( 忍 1 ) 申し訳 あり ませ ん !

( 忍 1 ・ 忍 2 ) ハァ ~ !

( 綱 手 ) そう だ その 調子 ! ( 忍 1 ) はっ !

♪ ~

( 紅 ) 《 やはり 恐れ て い た こと が 起こった か … 》

あっ い たい た お ~ い !

待って くれ って ば よ !

( 八雲 ) あっ 。

( 八雲 ) ん ! あっ … あぁ !

( 忍 1 ) フン ! ( 八雲 ) はっ !

( 忍 2 ) てこずら せ や が って 。

( 忍 1 ) 急 い で 回収 しよ う 。 ( 忍 2 ) ああ 。

待て こら ! ( 忍 2 ) あっ 。

お前 ら 何 してん だって ば よ !

暗部 !

( 暗部 ) うずまき ナルト この 場 より 即刻 立ち去れ 。

えっ … 。

そい つ って ば 何 を し た ん だって ば よ ?

( 暗部 ) お前 に は 関係ない 。

いい か ? ここ で 見 た こと 一切 他言 無用 だ 。

ふざけ ん な ! ちょっと 待て って ば よ !

( 暗部 ) われわれ に 干渉 する な 。

な っ … 消え た 。

く っそ ~ 何 が 起き てん だって ば よ 。

( シズネ ) あ ~ あ … 大事 な 書類 が ぐし ょぐ しょ 。

( 綱 手 ) これ も 天日 干し だ ね 。

( サクラ ) 外 に 持っていき ます ね 。 ( 綱 手 ) 頼む 。

( トントン ) ブ ~ 。

( 紅 ) おはよう 。 あっ 紅 先生 。

五 代 目 は いる ? はい 。

( 綱 手 ) どう だ ?

第 八 班 から 手 を 引き たい と いう 気持ち に 変わり は ない の か ?

( 紅 ) はい 。 えっ ?

よく 考えろ 。

キバ シノ ヒナタ 。

経験 不足 の あいつ ら を 中 忍 試験 に 推薦 し た の は お前 だ 。

あいつ ら が かわいく ない の かい ?

ですが あの 問題 を 放っておく わけ に は いき ませ ん 。

私 の 責任 です から 。

その 件 に つい て なら お前 に 落ち度 は ない 。

暗部 が 絡 ん でる って こと は

あの 姉ちゃん 相当 悪い ヤツ な の か ?

それとも 何 か 大きな 事件 に 巻き込ま れ て いる と か … 。

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) 何 だ と ! ? て め ぇ !

( ヒナタ ) 落ち着 い て キバ 君 !

キバ ? ヒナタ ?

( キバ ) おい シノ もう いっぺん 言って みろ !

( シノ ) いい だ ろ う ムダ だ と 言った ん だ 。

( キバ ) お前 よく も そんな こと !

( 赤 丸 の ほえ 声 )

あぁ やめろ って ! ( ヒナタ ) ナルト 君 。

ま ぁ 落ち着け って ば よ 一体 どう し た ん だ ?

俺 たち 第 八 班 は 見放さ れ た ん だ よ 紅 先生 に な 。

あ ? どう いう こと だって ば よ ?

実は 先生 から 直接 話 が あった の 。

( 紅 ) < 私 の 役目 は 終わった わ 。

いずれ あなた たち に は 別 の 担当 上 忍 が 通達 さ れる でしょ う >

< ちょ … 待って くれよ 紅 先生 > ( ヒナタ ) < 先生 … >

< これ は 決定 事項 よ 。

あなた たち と 私 の 関係 は あくまで 隊長 と 部下 。

必要 に 応じ て チーム の 編成 が 変わる だけ の こと だ わ >

理由 も 言わ ず に ただ それ だけ … 。

たった そん だけ ? お前 ら それ で 納得 す ん の か よ ?

する か よ ! だ から これ から 火影 様 の 所 に 乗り込 ん で

何で 俺 たち 第 八 班 から 紅 先生 を 外す の か 抗議 し て やろ う って

言って ん じゃ ねえ か ! それ を シノ の ヤツ が … !

( シノ ) だ から ムダ だ と 言って いる 。

なぜ なら この 件 は 恐らく 先生 自身 が 決め た こと だ から だ 。

チッ この 石 頭 が 。

ヒナタ お前 は どう な ん だ ?

わ … 私 も 紅 先生 に 担当 上 忍 で い て ほしい 。

だけど … 。 ( キバ ) だけど ? 何 だ よ ! ?

紅 先生 に だって 何 か 事 情 が ある かも しれ ない し 。

その … 。 ( キバ ) フン 。

お前 も シノ と 同じ か よ 。

違う よ キバ 君 ! いい から !

もめ ん の は もう よせ って ! 俺 が 何とか して やる って ば よ 。

ナルト お前 は 部 外 者 だ ろ う が 。 ( シノ ) 何 を する 気 だ ?

任し とけ って !

紅 先生 は 俺 が 絶対 やめ させ ねえ から よ 。

思わず 任せ とけ って 言 っち まっ た けど

どう す っか な ? あ ?

紅 先生 。

何 やって ん だ ?

よし ! 直接 聞きゃ あ いい ん だ 。

あの 先生 。

( 紅 ) ナルト 。 話 は キバ たち から 聞い た って ば よ 。

えっ ?

第 八 班 の 担当 降り ねえ で くれよ 。

あいつ ら すげ ぇ 落ち込 ん で て さ 。

それ で わざわざ あなた が ? ああ 。

あいつ ら 先生 の こと す ん げ ぇ 慕って る ん だ って 。

あの 子 たち から 何 を 聞い た か 知ら ない けど

それ は でき ない わ 。

私 に は その 資格 が ない の よ 。

えっ … 資格 って ?

みんな に 伝え て ちょうだい 。

私 は もう 戻ら ない って 。

先生 … 。

く そ ~ ろくに 話 も 聞い て もら え なかった って ば よ 。

こう なりゃ 綱 手 の ばあちゃん に 直接 当たって みる か 。

ナルト 。 あっ サクラ ちゃん 。

どう し た の ?

は ぁ あの さ 紅 先生 が 第 八 班 を 降りる って 言う から さ

綱 手 の ばあちゃん に 直接 頼 ん で みる ん だって ば よ 。

ムダ だ と 思う わ たぶん 。

大丈夫 だ って ! 俺 って ば

ばあちゃん の 酒 の 隠し 場 所 知って っ から さ !

シズネ の 姉ちゃん に それ を バラ す ぞ ~ って 脅せ ば … 。

だから やめる の に は それなり の 理由 が ある って こと よ 。

何 ? 何 ? ひょっとして サクラ ちゃん 何 か 知って ん の か ?

えっ ! ?

知って る ん だ な ! 教え て くれ って ば よ !

う うん ! 全然 知ら ない わ !

なぁ ! 教え て くれ って ば よ ! しつこい わ ね !

人 の 大事 な 話 あたし が 盗み聞き し たり な ん か する もん です か !

何 ~ ! ? 盗み聞き し た の か ~ ! キャ ~ !

シ ~ ! バカ バカ 大きな 声 出さ ない で 。

八雲 ?

ええ 確か そう 言って た 。

( 紅 ) < 八雲 が ああ なって しまった の は

やはり 私 の 責任 です >

< いや むしろ お前 に 預け た から こそ

今 まで 無事 で あった と いう べき だ 。

シズネ 看護 態勢 は ? >

< 今 は 里見 ヶ 丘 近く の 山荘 に

医療 班 2 名 と 暗部 1 名 で 三 人 一 組 を 組み

24 時間 監視 態勢 を とって い ます >

( 綱 手 ) < それ でも 安心 でき ない か ? >

< はい 。

私 なり の けじめ を つけ たい の です >

里見 ヶ 丘 って いえ ば けさ の … 。

条件 は ぴったり だって ば よ 。

女の子 何て 名前 だ っけ ?

八雲 。 八雲 。

サンキュー サクラ ちゃん 。

ちょっと ナルト 私 が 言って た なんて 言わ ない で よ !

ああ 分かって る って ば よ !

《 あの 子 が 八雲 だ と し たら

紅 先生 の こと 何 か 分かる かも しん ねえ 》

( ガイ ) ハァ ~ !

( リー ) ハァ !

ん ~ !

( ガイ ) アチョ ~ !

( リー ) う わ っ !

( ガイ ) 踏み込み が 甘い ぞ リー 。 ( リー ) オッス 。

( 猿 飛 ) < 夕日 紅 。

お前 を この 里 きって の 幻 術 使い と 見込 ん で 頼み が ある >

♪ ~

( 猿 飛 ) < その 少女 を 預かって くれ ぬ か ? >

< この 子 は ? >

( 猿 飛 ) < 鞍馬 八雲 。

お前 も 鞍馬 一族 の こと は 知って おろ う >

< はい > ( 猿 飛 ) < かつて は

うち は 一族 と 同じ ように 木 ノ 葉 隠れ の 里 でも

一 大 勢力 を 築 い て い た 。

幻 術 に 秀で た 一門 だった の じゃ が

ここ 数 年 は 人材 に も 恵まれ ず その 勢力 は 衰え

上 忍 クラス の 忍 を 輩出 でき ず に おった の じゃ >

< 鞍馬 八雲 は 鞍馬 の … >

< ああ … 本家 ムラ クモ の 一 人 娘 で な

体力 面 に 問題 が あり

アカデミー に は 入学 し て い ない >

( 紅 ) < では 彼女 を 預かり 幻 術 使い に 育てろ と ? >

< いや 。

確か に 八雲 の 幻 術 の 潜在 能力 は 優れ て おる 。

一 時 は 一族 の 者 たち も

お家 再興 の 夢 を 懸けて い た ほど じゃ >

< 何 か 問題 でも ? >

< ここ だけ の 話 だ ぞ >

< はい >

( 猿 飛 ) < 八雲 の 両親

鞍馬 ムラ クモ と その 妻 が 亡くなった ん じゃ が … >

( 八雲 ) < ハァ ハァ ハァ … >

( 紅 ) < 大丈夫 ? 無理 は し ない で >

< 大丈夫 平気 です 。

ハァ … ちょっと 息 が … 切れ ちゃ って >

< 聞い て ちょうだい 八雲 。

忍 だけ が あなた の 道 で は ない >

< えっ ? >

< あなた は 女の子 だ し もっと 別 の 生き 方 も ある はず よ >

< なり たい ん です 忍者 に 。

アカデミー で は ロック ・ リー と いう

忍術 も 幻 術 も 使え ない 生徒 が

体 術 だけ で 忍者 を 目指し て いる と 聞き まし た 。

私 に は 体 力 が ない かも しれ ませ ん 。

でも あの 力 を 使え ば … 。

なれ ます よ ね ? 紅 先生 み たい な 忍者 に >

< 私 は ガイ の よう な 教師 と は 違う わ 。

残念 だ けど あなた を 育てる こと は でき ませ ん >

よ ~ し ! きょう は ここ まで !

( リー ) ありがとう ござい まし た 。 ( ガイ ) おう !

風呂 に 入って ゆっくり 休め よ 。

オッス ! 失礼 し ます 。 ( ガイ ) ん !

ハハハハ … !

リー は また 腕 を 上げ た わ ね 。

聞い た ぞ お前 第 八 班 から 手 を 引く そう だ な 。

( 紅 ) しかたない わ 私 の 下 で は 育つ もの も 育た なく なる 。

いや そんな こと は ない わ が 班 に は 及ば ん もの の

紅 お前 の 班 の 下 忍 たち の 成長 に は

目 を みはる もの が ある 。

だ と し たら それ は 私 の 力 じゃ ない 。

彼ら 自身 の 努力 の 成果 よ 。

なぁ 紅 。

俺 たち に できる こと は 何 だ と 思う ?

まっ お前 の 言う とおり リー が あそこ まで 成長 し た の も

ヤツ 自身 の 努力 だ 。

俺 が し た こと と いえ ば あいつ を 信じ て やる こと だけ だった 。

己 の 命 を 懸けて でも 弟子 を 信じ て やる 。

全力 で 信頼 し 全力 で 抱きしめ て やれ ば いい ん だ 。

決して 難しい こと で は ない 。

ガイ あなた が 羨ま し い 。

私 は その 簡単 な こと さえ でき なかった の 。

( ガイ ) おい 紅 。

( ガイ ) 《 己 を 信じろ ! 》

《 紅 先生 と けさ の 姉ちゃん が

どこ で どう つながって ん だ ?

調べる 価値 は あり そう だって ば よ 》

ん ?

里見 ヶ 丘 の 山荘 って あれ だ な 。

( 鈴 の 音 )

( 忍 1 ) 東 の トラップ か 。 ( 忍 2 ) その よう だ 。

( 暗部 ) 侵入 者 か ? ( 忍 1 ) はい 。

( 暗部 ) 紅 。

( 紅 ) 24 時間 の 警備 ご 苦労 だ な 。

八雲 を 見舞わ せ て くれ 。

( 暗部 ) こんな 夜更け に か ?

八雲 は 中 で 休 ん で ます が 。

少し 外し て もら える か ?

二 人きり で 話 が し たい ん だ 。

( 忍 1 ・ 忍 2 ) はっ 。

( 暗部 ) 長居 は 困る ぞ 。

10 分 で 済む 。 ( 暗部 ) 結構 。

♪ ~

♪ ~

♪ ~

気味 の 悪い 絵 ばかり 。

♪ ~

あっ 。

《 先生 お 願い ! 》

( 鼓動 ) ( 紅 ) う っ … 。

( 鼓動 )

《 フッ フフ フフ … 》

( 紅 ) あ ~ ~ !

( 暗部 ) 何 だ ?

あぁ ~ ! 心臓 が ! 俺 の … 俺 の 心臓 が ~ !

ハァ ハァ … あれ ? 何とも ない って ば よ 。

( 暗部 ) こら また お前 か !

変化 の 術 で 紅 に 化ける と は 。

なぁ さっき の は 一体 何 な ん だって ば よ ?

( 暗部 ) 黙れ よけい な 詮索 は する な 。

その ほう が 身 の ため だ 。

ん ?

おい 。

あんた が 八雲 ? そう な ん だ ろ ?

あんた に 紅 先生 の こと で 聞き たい こと が ある ん だって ば よ 。

だっ !

く っそ … 。

♪ ~

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で

♪ 笑って いる から

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も

♪ 変え て み せる 全て の 思い で

♪ 照らす よ 今 すぐ

♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を

♪ 探し て いる ん だ ろ う

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で 笑って いる から

♪ ~

〈 何で 俺 って ば こんな とこ で 寝 てん だ ? 〉

〈 あんた が 特別 警備 中 の 山荘 に 無断 で 入った から でしょ ! 〉

〈 そう いえ ば … 〉 〈 った く 命 が あった だけ でも

感謝 し なさい 暗部 が 動 い てる ん だ から ね 〉

〈 暗部 … そう だ 俺 って ば こう し ちゃ い らん ねえ ん だ ! 〉

〈 ちょっと ナルト どこ 行く の ? 〉 〈 悪い サクラ ちゃん 俺 って ば

八雲 の こと で 紅 先生 に どう し て も 聞か なきゃ いけ ない こと が

ある ん だって ば よ ! 〉 〈 待ち なさい よ ナルト ! 〉


Naruto Episode 203 naruto|episode

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から |がわ||||

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て から|||すきま|おおき||

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事 なまいき||きみ||すなお||へんじ

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい |||さびしい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら みなれ||がい||なき|||

♪ 側 に い なく て も がわ|||||

♪ 笑顔 は 届け たい えがお||とどけ|

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ こんなに も 近く に 感じ てる ||ちかく||かんじ|

♪ ふた つ の 想い |||おもい

( ナルト ) は ~ あ … 。

や っぱ 一 人 だ と 修業 に も 身 が 入ら ねえ って ば よ 。 ||ひと|じん|||しゅぎょう|||み||はいら||||

あ ~ あ … 。

♪ ~

エロ 仙人 って ば |せんにん||

どこ で 何 やって ん だって ば よ 。 ||なん|||||

修業 見 て くれる って 話 は しゅぎょう|み||||はなし|

どう な っち まっ た ん だ よ く そ っ !

ん ?

♪ ~

何 してん だ ? なん||

♪ ~

♪ ~ ( 足音 ) あしおと

へ ぇ ~ 絵描 い てん だ 。 ||えかき|||

♪ ~

あ ?

♪ ~

空 に 雨雲 なんて ない って ば よ ? から||あまぐも|||||

♪ ~

( 雷鳴 ) らいめい

あっ 。

♪ ~

う っ !

( 雷鳴 ) らいめい

だっ … あぁ !

火影 の 家 が ! ほかげ||いえ|

♪ ~

( 半鐘 の 音 ) はんしょう||おと

( 綱 手 ) 急げ ! 早く しろ ! つな|て|いそげ|はやく|

水 だ ! 水 水 ! ( 忍 1 ) ただいま ! すい||すい|すい|おし|

( 忍 1 ・ 忍 2 ) 水 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] … ! おし|おし|すい|がい|c|ba|e|b|c|a

バカ 者 ! あたし じゃ なく て 屋根 の 上 だ ! ばか|もの|||||やね||うえ|

( 忍 1 ) 申し訳 あり ませ ん ! おし|もうしわけ|||

( 忍 1 ・ 忍 2 ) ハァ ~ ! おし|おし|

( 綱 手 ) そう だ その 調子 ! ( 忍 1 ) はっ ! つな|て||||ちょうし|おし|

♪ ~

( 紅 ) 《 やはり 恐れ て い た こと が 起こった か … 》 くれない||おそれ||||||おこった|

あっ い たい た お ~ い !

待って くれ って ば よ ! まって||||

( 八雲 ) あっ 。 やくも|

( 八雲 ) ん ! あっ … あぁ ! やくも|||

( 忍 1 ) フン ! ( 八雲 ) はっ ! おし|ふん|やくも|

( 忍 2 ) てこずら せ や が って 。 おし|||||

( 忍 1 ) 急 い で 回収 しよ う 。 ( 忍 2 ) ああ 。 おし|きゅう|||かいしゅう|||おし|

待て こら ! ( 忍 2 ) あっ 。 まて||おし|

お前 ら 何 してん だって ば よ ! おまえ||なん||||

暗部 ! あんぶ

( 暗部 ) うずまき ナルト この 場 より 即刻 立ち去れ 。 あんぶ||||じょう||そっこく|たちされ

えっ … 。

そい つ って ば 何 を し た ん だって ば よ ? ||||なん|||||||

( 暗部 ) お前 に は 関係ない 。 あんぶ|おまえ|||かんけいない

いい か ? ここ で 見 た こと 一切 他言 無用 だ 。 ||||み|||いっさい|たごん|むよう|

ふざけ ん な ! ちょっと 待て って ば よ ! ||||まて|||

( 暗部 ) われわれ に 干渉 する な 。 あんぶ|||かんしょう||

な っ … 消え た 。 ||きえ|

く っそ ~ 何 が 起き てん だって ば よ 。 ||なん||おき||||

( シズネ ) あ ~ あ … 大事 な 書類 が ぐし ょぐ しょ 。 |||だいじ||しょるい||||

( 綱 手 ) これ も 天日 干し だ ね 。 つな|て|||てんぴ|ほし||

( サクラ ) 外 に 持っていき ます ね 。 ( 綱 手 ) 頼む 。 |がい||もっていき|||つな|て|たのむ

( トントン ) ブ ~ 。

( 紅 ) おはよう 。 あっ 紅 先生 。 くれない|||くれない|せんせい

五 代 目 は いる ? はい 。 いつ|だい|め|||

( 綱 手 ) どう だ ? つな|て||

第 八 班 から 手 を 引き たい と いう 気持ち に 変わり は ない の か ? だい|やっ|はん||て||ひき||||きもち||かわり||||

( 紅 ) はい 。 えっ ? くれない||

よく 考えろ 。 |かんがえろ

キバ シノ ヒナタ 。 |しの|

経験 不足 の あいつ ら を 中 忍 試験 に 推薦 し た の は お前 だ 。 けいけん|ふそく|||||なか|おし|しけん||すいせん|||||おまえ|

あいつ ら が かわいく ない の かい ?

ですが あの 問題 を 放っておく わけ に は いき ませ ん 。 ||もんだい||ほうっておく||||||

私 の 責任 です から 。 わたくし||せきにん||

その 件 に つい て なら お前 に 落ち度 は ない 。 |けん|||||おまえ||おちど||

暗部 が 絡 ん でる って こと は あんぶ||から|||||

あの 姉ちゃん 相当 悪い ヤツ な の か ? |ねえちゃん|そうとう|わるい|やつ|||

それとも 何 か 大きな 事件 に 巻き込ま れ て いる と か … 。 |なん||おおきな|じけん||まきこま|||||

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) 何 だ と ! ? て め ぇ ! あか|まる|||こえ||なん|||||

( ヒナタ ) 落ち着 い て キバ 君 ! |おちつ||||きみ

キバ ? ヒナタ ?

( キバ ) おい シノ もう いっぺん 言って みろ ! ||しの|||いって|

( シノ ) いい だ ろ う ムダ だ と 言った ん だ 。 しの|||||むだ|||いった||

( キバ ) お前 よく も そんな こと ! |おまえ||||

( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||こえ

あぁ やめろ って ! ( ヒナタ ) ナルト 君 。 |||||きみ

ま ぁ 落ち着け って ば よ 一体 どう し た ん だ ? ||おちつけ||||いったい|||||

俺 たち 第 八 班 は 見放さ れ た ん だ よ 紅 先生 に な 。 おれ||だい|やっ|はん||みはなさ||||||くれない|せんせい||

あ ? どう いう こと だって ば よ ?

実は 先生 から 直接 話 が あった の 。 じつは|せんせい||ちょくせつ|はなし|||

( 紅 ) < 私 の 役目 は 終わった わ 。 くれない|わたくし||やくめ||おわった|

いずれ あなた たち に は 別 の 担当 上 忍 が 通達 さ れる でしょ う > |||||べつ||たんとう|うえ|おし||つうたつ||||

< ちょ … 待って くれよ 紅 先生 > ( ヒナタ ) < 先生 … > |まって||くれない|せんせい||せんせい

< これ は 決定 事項 よ 。 ||けってい|じこう|

あなた たち と 私 の 関係 は あくまで 隊長 と 部下 。 |||わたくし||かんけい|||たいちょう||ぶか

必要 に 応じ て チーム の 編成 が 変わる だけ の こと だ わ > ひつよう||おうじ||ちーむ||へんせい||かわる|||||

理由 も 言わ ず に ただ それ だけ … 。 りゆう||いわ|||||

たった そん だけ ? お前 ら それ で 納得 す ん の か よ ? |||おまえ||||なっとく|||||

する か よ ! だ から これ から 火影 様 の 所 に 乗り込 ん で |||||||ほかげ|さま||しょ||のりこ||

何で 俺 たち 第 八 班 から 紅 先生 を 外す の か 抗議 し て やろ う って なんで|おれ||だい|やっ|はん||くれない|せんせい||はずす|||こうぎ|||||

言って ん じゃ ねえ か ! それ を シノ の ヤツ が … ! いって|||||||しの||やつ|

( シノ ) だ から ムダ だ と 言って いる 。 しの|||むだ|||いって|

なぜ なら この 件 は 恐らく 先生 自身 が 決め た こと だ から だ 。 |||けん||おそらく|せんせい|じしん||きめ|||||

チッ この 石 頭 が 。 ||いし|あたま|

ヒナタ お前 は どう な ん だ ? |おまえ|||||

わ … 私 も 紅 先生 に 担当 上 忍 で い て ほしい 。 |わたくし||くれない|せんせい||たんとう|うえ|おし||||

だけど … 。 ( キバ ) だけど ? 何 だ よ ! ? |||なん||

紅 先生 に だって 何 か 事 情 が ある かも しれ ない し 。 くれない|せんせい|||なん||こと|じょう||||||

その … 。 ( キバ ) フン 。 ||ふん

お前 も シノ と 同じ か よ 。 おまえ||しの||おなじ||

違う よ キバ 君 ! いい から ! ちがう|||きみ||

もめ ん の は もう よせ って ! 俺 が 何とか して やる って ば よ 。 |||||||おれ||なんとか|||||

ナルト お前 は 部 外 者 だ ろ う が 。 ( シノ ) 何 を する 気 だ ? |おまえ||ぶ|がい|もの|||||しの|なん|||き|

任し とけ って ! まかし||

紅 先生 は 俺 が 絶対 やめ させ ねえ から よ 。 くれない|せんせい||おれ||ぜったい||さ せ|||

思わず 任せ とけ って 言 っち まっ た けど おもわず|まかせ|||げん||||

どう す っか な ? あ ?

紅 先生 。 くれない|せんせい

何 やって ん だ ? なん|||

よし ! 直接 聞きゃ あ いい ん だ 。 |ちょくせつ|ききゃ||||

あの 先生 。 |せんせい

( 紅 ) ナルト 。 話 は キバ たち から 聞い た って ば よ 。 くれない||はなし|||||ききい||||

えっ ?

第 八 班 の 担当 降り ねえ で くれよ 。 だい|やっ|はん||たんとう|ふり|||

あいつ ら すげ ぇ 落ち込 ん で て さ 。 ||||おちこ||||

それ で わざわざ あなた が ? ああ 。

あいつ ら 先生 の こと す ん げ ぇ 慕って る ん だ って 。 ||せんせい|||||||したって||||

あの 子 たち から 何 を 聞い た か 知ら ない けど |こ|||なん||ききい|||しら||

それ は でき ない わ 。

私 に は その 資格 が ない の よ 。 わたくし||||しかく||||

えっ … 資格 って ? |しかく|

みんな に 伝え て ちょうだい 。 ||つたえ||

私 は もう 戻ら ない って 。 わたくし|||もどら||

先生 … 。 せんせい

く そ ~ ろくに 話 も 聞い て もら え なかった って ば よ 。 |||はなし||ききい|||||||

こう なりゃ 綱 手 の ばあちゃん に 直接 当たって みる か 。 ||つな|て||||ちょくせつ|あたって||

ナルト 。 あっ サクラ ちゃん 。 ||さくら|

どう し た の ?

は ぁ あの さ 紅 先生 が 第 八 班 を 降りる って 言う から さ ||||くれない|せんせい||だい|やっ|はん||おりる||いう||

綱 手 の ばあちゃん に 直接 頼 ん で みる ん だって ば よ 。 つな|て||||ちょくせつ|たの|||||||

ムダ だ と 思う わ たぶん 。 むだ|||おもう||

大丈夫 だ って ! 俺 って ば だいじょうぶ|||おれ||

ばあちゃん の 酒 の 隠し 場 所 知って っ から さ ! ||さけ||かくし|じょう|しょ|しって|||

シズネ の 姉ちゃん に それ を バラ す ぞ ~ って 脅せ ば … 。 ||ねえちゃん||||ばら||||おどせ|

だから やめる の に は それなり の 理由 が ある って こと よ 。 |||||||りゆう|||||

何 ? 何 ? ひょっとして サクラ ちゃん 何 か 知って ん の か ? なん|なん||さくら||なん||しって|||

えっ ! ?

知って る ん だ な ! 教え て くれ って ば よ ! しって|||||おしえ|||||

う うん ! 全然 知ら ない わ ! ||ぜんぜん|しら||

なぁ ! 教え て くれ って ば よ ! しつこい わ ね ! |おしえ||||||||

人 の 大事 な 話 あたし が 盗み聞き し たり な ん か する もん です か ! じん||だいじ||はなし|||ぬすみぎき|||||||||

何 ~ ! ? 盗み聞き し た の か ~ ! キャ ~ ! なん|ぬすみぎき|||||

シ ~ ! バカ バカ 大きな 声 出さ ない で 。 |ばか|ばか|おおきな|こえ|ださ||

八雲 ? やくも

ええ 確か そう 言って た 。 |たしか||いって|

( 紅 ) < 八雲 が ああ なって しまった の は くれない|やくも||||||

やはり 私 の 責任 です > |わたくし||せきにん|

< いや むしろ お前 に 預け た から こそ ||おまえ||あずけ|||

今 まで 無事 で あった と いう べき だ 。 いま||ぶじ||||||

シズネ 看護 態勢 は ? > |かんご|たいせい|

< 今 は 里見 ヶ 丘 近く の 山荘 に いま||さとみ||おか|ちかく||さんそう|

医療 班 2 名 と 暗部 1 名 で 三 人 一 組 を 組み いりょう|はん|な||あんぶ|な||みっ|じん|ひと|くみ||くみ

24 時間 監視 態勢 を とって い ます > じかん|かんし|たいせい||||

( 綱 手 ) < それ でも 安心 でき ない か ? > つな|て|||あんしん|||

< はい 。

私 なり の けじめ を つけ たい の です > わたくし||||||||

里見 ヶ 丘 って いえ ば けさ の … 。 さとみ||おか|||||

条件 は ぴったり だって ば よ 。 じょうけん|||||

女の子 何て 名前 だ っけ ? おんなのこ|なんて|なまえ||

八雲 。 八雲 。 やくも|やくも

サンキュー サクラ ちゃん 。 さんきゅー|さくら|

ちょっと ナルト 私 が 言って た なんて 言わ ない で よ ! ||わたくし||いって|||いわ|||

ああ 分かって る って ば よ ! |わかって||||

《 あの 子 が 八雲 だ と し たら |こ||やくも||||

紅 先生 の こと 何 か 分かる かも しん ねえ 》 くれない|せんせい|||なん||わかる|||

( ガイ ) ハァ ~ !

( リー ) ハァ !

ん ~ !

( ガイ ) アチョ ~ !

( リー ) う わ っ !

( ガイ ) 踏み込み が 甘い ぞ リー 。 ( リー ) オッス 。 |ふみこみ||あまい||||

( 猿 飛 ) < 夕日 紅 。 さる|と|ゆうひ|くれない

お前 を この 里 きって の 幻 術 使い と 見込 ん で 頼み が ある > おまえ|||さと|||まぼろし|じゅつ|つかい||みこ|||たのみ||

♪ ~

( 猿 飛 ) < その 少女 を 預かって くれ ぬ か ? > さる|と||しょうじょ||あずかって|||

< この 子 は ? > |こ|

( 猿 飛 ) < 鞍馬 八雲 。 さる|と|あんば|やくも

お前 も 鞍馬 一族 の こと は 知って おろ う > おまえ||あんば|いちぞく||||しって||

< はい > ( 猿 飛 ) < かつて は |さる|と||

うち は 一族 と 同じ ように 木 ノ 葉 隠れ の 里 でも ||いちぞく||おなじ|よう に|き||は|かくれ||さと|

一 大 勢力 を 築 い て い た 。 ひと|だい|せいりょく||きず||||

幻 術 に 秀で た 一門 だった の じゃ が まぼろし|じゅつ||ひいで||いちもん||||

ここ 数 年 は 人材 に も 恵まれ ず その 勢力 は 衰え |すう|とし||じんざい|||めぐまれ|||せいりょく||おとろえ

上 忍 クラス の 忍 を 輩出 でき ず に おった の じゃ > うえ|おし|くらす||おし||はいしゅつ||||||

< 鞍馬 八雲 は 鞍馬 の … > あんば|やくも||あんば|

< ああ … 本家 ムラ クモ の 一 人 娘 で な |ほんけ|むら|くも||ひと|じん|むすめ||

体力 面 に 問題 が あり たいりょく|おもて||もんだい||

アカデミー に は 入学 し て い ない > あかでみー|||にゅうがく||||

( 紅 ) < では 彼女 を 預かり 幻 術 使い に 育てろ と ? > くれない||かのじょ||あずかり|まぼろし|じゅつ|つかい||そだてろ|

< いや 。

確か に 八雲 の 幻 術 の 潜在 能力 は 優れ て おる 。 たしか||やくも||まぼろし|じゅつ||せんざい|のうりょく||すぐれ||

一 時 は 一族 の 者 たち も ひと|じ||いちぞく||もの||

お家 再興 の 夢 を 懸けて い た ほど じゃ > おいえ|さいこう||ゆめ||かけて||||

< 何 か 問題 でも ? > なん||もんだい|

< ここ だけ の 話 だ ぞ > |||はなし||

< はい >

( 猿 飛 ) < 八雲 の 両親 さる|と|やくも||りょうしん

鞍馬 ムラ クモ と その 妻 が 亡くなった ん じゃ が … > あんば|むら|くも|||つま||なくなった|||

( 八雲 ) < ハァ ハァ ハァ … > やくも|||

( 紅 ) < 大丈夫 ? 無理 は し ない で > くれない|だいじょうぶ|むり||||

< 大丈夫 平気 です 。 だいじょうぶ|へいき|

ハァ … ちょっと 息 が … 切れ ちゃ って > ||いき||きれ||

< 聞い て ちょうだい 八雲 。 ききい|||やくも

忍 だけ が あなた の 道 で は ない > おし|||||どう|||

< えっ ? >

< あなた は 女の子 だ し もっと 別 の 生き 方 も ある はず よ > ||おんなのこ||||べつ||いき|かた||||

< なり たい ん です 忍者 に 。 ||||にんじゃ|

アカデミー で は ロック ・ リー と いう あかでみー|||ろっく|||

忍術 も 幻 術 も 使え ない 生徒 が にんじゅつ||まぼろし|じゅつ||つかえ||せいと|

体 術 だけ で 忍者 を 目指し て いる と 聞き まし た 。 からだ|じゅつ|||にんじゃ||まなざし||||きき||

私 に は 体 力 が ない かも しれ ませ ん 。 わたくし|||からだ|ちから||||||

でも あの 力 を 使え ば … 。 ||ちから||つかえ|

なれ ます よ ね ? 紅 先生 み たい な 忍者 に > ||||くれない|せんせい||||にんじゃ|

< 私 は ガイ の よう な 教師 と は 違う わ 。 わたくし||||||きょうし|||ちがう|

残念 だ けど あなた を 育てる こと は でき ませ ん > ざんねん|||||そだてる|||||

よ ~ し ! きょう は ここ まで !

( リー ) ありがとう ござい まし た 。 ( ガイ ) おう !

風呂 に 入って ゆっくり 休め よ 。 ふろ||はいって||やすめ|

オッス ! 失礼 し ます 。 ( ガイ ) ん ! |しつれい||||

ハハハハ … !

リー は また 腕 を 上げ た わ ね 。 |||うで||あげ|||

聞い た ぞ お前 第 八 班 から 手 を 引く そう だ な 。 ききい|||おまえ|だい|やっ|はん||て||ひく|||

( 紅 ) しかたない わ 私 の 下 で は 育つ もの も 育た なく なる 。 くれない|||わたくし||した|||そだつ|||そだた||

いや そんな こと は ない わ が 班 に は 及ば ん もの の |||||||はん|||およば|||

紅 お前 の 班 の 下 忍 たち の 成長 に は くれない|おまえ||はん||した|おし|||せいちょう||

目 を みはる もの が ある 。 め|||||

だ と し たら それ は 私 の 力 じゃ ない 。 ||||||わたくし||ちから||

彼ら 自身 の 努力 の 成果 よ 。 かれら|じしん||どりょく||せいか|

なぁ 紅 。 |くれない

俺 たち に できる こと は 何 だ と 思う ? おれ||||||なん|||おもう

まっ お前 の 言う とおり リー が あそこ まで 成長 し た の も |おまえ||いう||||||せいちょう||||

ヤツ 自身 の 努力 だ 。 やつ|じしん||どりょく|

俺 が し た こと と いえ ば あいつ を 信じ て やる こと だけ だった 。 おれ||||||||||しんじ|||||

己 の 命 を 懸けて でも 弟子 を 信じ て やる 。 おのれ||いのち||かけて||でし||しんじ||

全力 で 信頼 し 全力 で 抱きしめ て やれ ば いい ん だ 。 ぜんりょく||しんらい||ぜんりょく||だきしめ||||||

決して 難しい こと で は ない 。 けっして|むずかしい||||

ガイ あなた が 羨ま し い 。 |||うらやま||

私 は その 簡単 な こと さえ でき なかった の 。 わたくし|||かんたん||||||

( ガイ ) おい 紅 。 ||くれない

( ガイ ) 《 己 を 信じろ ! 》 |おのれ||しんじろ

《 紅 先生 と けさ の 姉ちゃん が くれない|せんせい||||ねえちゃん|

どこ で どう つながって ん だ ?

調べる 価値 は あり そう だって ば よ 》 しらべる|かち||||||

ん ?

里見 ヶ 丘 の 山荘 って あれ だ な 。 さとみ||おか||さんそう||||

( 鈴 の 音 ) すず||おと

( 忍 1 ) 東 の トラップ か 。 ( 忍 2 ) その よう だ 。 おし|ひがし||||おし|||

( 暗部 ) 侵入 者 か ? ( 忍 1 ) はい 。 あんぶ|しんにゅう|もの||おし|

( 暗部 ) 紅 。 あんぶ|くれない

( 紅 ) 24 時間 の 警備 ご 苦労 だ な 。 くれない|じかん||けいび||くろう||

八雲 を 見舞わ せ て くれ 。 やくも||みまわ|||

( 暗部 ) こんな 夜更け に か ? あんぶ||よふけ||

八雲 は 中 で 休 ん で ます が 。 やくも||なか||きゅう||||

少し 外し て もら える か ? すこし|はずし||||

二 人きり で 話 が し たい ん だ 。 ふた|ひときり||はなし|||||

( 忍 1 ・ 忍 2 ) はっ 。 おし|おし|

( 暗部 ) 長居 は 困る ぞ 。 あんぶ|ながい||こまる|

10 分 で 済む 。 ( 暗部 ) 結構 。 ぶん||すむ|あんぶ|けっこう

♪ ~

♪ ~

♪ ~

気味 の 悪い 絵 ばかり 。 きみ||わるい|え|

♪ ~

あっ 。

《 先生 お 願い ! 》 せんせい||ねがい

( 鼓動 ) ( 紅 ) う っ … 。 こどう|くれない||

( 鼓動 ) こどう

《 フッ フフ フフ … 》

( 紅 ) あ ~ ~ ! くれない|

( 暗部 ) 何 だ ? あんぶ|なん|

あぁ ~ ! 心臓 が ! 俺 の … 俺 の 心臓 が ~ ! |しんぞう||おれ||おれ||しんぞう|

ハァ ハァ … あれ ? 何とも ない って ば よ 。 |||なんとも||||

( 暗部 ) こら また お前 か ! あんぶ|||おまえ|

変化 の 術 で 紅 に 化ける と は 。 へんか||じゅつ||くれない||ばける||

なぁ さっき の は 一体 何 な ん だって ば よ ? ||||いったい|なん|||||

( 暗部 ) 黙れ よけい な 詮索 は する な 。 あんぶ|だまれ|||せんさく|||

その ほう が 身 の ため だ 。 |||み|||

ん ?

おい 。

あんた が 八雲 ? そう な ん だ ろ ? ||やくも|||||

あんた に 紅 先生 の こと で 聞き たい こと が ある ん だって ば よ 。 ||くれない|せんせい||||きき||||||||

だっ !

く っそ … 。

♪ ~

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で |ちかく|

♪ 笑って いる から わらって||

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から かた||ない|よろこび||みつけ||

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も ||いく|やり||あめ||ふって|

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を ことば|||||おおきな|ゆめ|

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も かなえ||||きず||ふかく||

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から しんじ|つづけ||いま||ぼくら|||

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる め||||はしり|つづけ||

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も |みらい||ひかり||ない||いわ|||

♪ 変え て み せる 全て の 思い で かえ||||すべて||おもい|

♪ 照らす よ 今 すぐ てらす||いま|

♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う |かぜ||ぼくら||こころ||ためし||||||

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た |こころ||なか||てのひら||にぎりしめ|

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を |きみ||なみだ||こたえ|

♪ 探し て いる ん だ ろ う さがし||||||

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る |ゆめ||ちかく||こたえ|||||まって|

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で 笑って いる から |ちかく||わらって||

♪ ~

〈 何で 俺 って ば こんな とこ で 寝 てん だ ? 〉 なんで|おれ||||||ね||

〈 あんた が 特別 警備 中 の 山荘 に 無断 で 入った から でしょ ! 〉 ||とくべつ|けいび|なか||さんそう||むだん||はいった||

〈 そう いえ ば … 〉 〈 った く 命 が あった だけ でも |||||いのち||||

感謝 し なさい 暗部 が 動 い てる ん だ から ね 〉 かんしゃ|||あんぶ||どう||||||

〈 暗部 … そう だ 俺 って ば こう し ちゃ い らん ねえ ん だ ! 〉 あんぶ|||おれ||||||||||

〈 ちょっと ナルト どこ 行く の ? 〉 〈 悪い サクラ ちゃん 俺 って ば |||いく||わるい|さくら||おれ||

八雲 の こと で 紅 先生 に どう し て も 聞か なきゃ いけ ない こと が やくも||||くれない|せんせい||||||きか|||||

ある ん だって ば よ ! 〉 〈 待ち なさい よ ナルト ! 〉 |||||まち|||