×

We use cookies to help make LingQ better. By visiting the site, you agree to our cookie policy.


image

ナルト, Naruto Episode 199

Naruto Episode 199

♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と …

♬ 新たな 旅 が 今 始まる

♬~

♬ 変わり 行く 季節 の 中 を

♬ 生き抜く 度 に 僕ら

♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど

♬ ( just looks like a survival game )

♬ 流れて く 時間 の 中 に

♬ 置き去り に した 思い を

♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた

♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って

♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない

♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を

♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く

♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を

♬ きっと 会える よ

♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で

♬~

♬~

( チョウジ ・ ナルト ) あっ 。

( シカマル ) ナルト チョウジ 回収 だ !

( ナルト ) 分かって る って ば よ 。

( チョウジ ) うん 。

影 分身 の 術 !

よっ しゃ ~! おっしゃ ! 拾え !

拾っちゃ うって ば よ ! あっ ち 側 だ !

♬~

よし !

俺 もう 飽きた … 。 俺 の が いっぱいだ !

やる って ! あっ それ 俺 の !

あっ !

( チョウジ ) 部分 倍 化 の 術 !➡

腕 ! ババババ …!

( シカマル ) 《 さっき の 鳥 は …》

( シカマル ) 《 く っそ ~ 見失った か 》

あった !

あ … もう 少し … 。

( 女性 たち ) キャ ~!

だから これ も 任務 なん だって ば よ !

( 赤ちゃん ) バブ ~ 。

エヘヘヘ … これ は 大切な もの で ち ゅよ 。

頼む から さ ぁ 。

( 泣き声 ) が ぁ ! 離して くれよ ~!

( ドア の 開閉 音 )

( シズネ ) 大変です 綱 手 様 !

( 綱 手 ) 何事 だ !? ( シズネ ) 里 に ばらまか れた の は ➡

棟りょう 宅 から 盗ま れた 図面 だ そうです !➡

現在 シカマル 君 たち が 回収 を 終え 再 確認 を して いる のです が ➡

全部 戻って きた も ようです 。

どういう こと な んだ ? ( シズネ ) さ ぁ … 。

( イズモ ) 綱 手 様 ! 滝 隠れ に 向かった 者 たち より 連絡 が 入り ました 。

( 綱 手 ) 動き が あった の か ?

それ が 滝 隠れ の 動き は 単なる 大規模 演習 であった と の こと 。

木 ノ 葉 の 里 へ 侵略 する 意図 は 全く 見 られ ない そうです 。

何 !? ( イズモ ) すでに 演習 は 終了 し ➡

滝 隠れ は 通 常時 の 配置 に 戻った と いう こと です 。

滝 隠れ と ゲンノウ は 無関係な の か ?

超 S 級 非常 警戒 態勢 は 解除 する 。

すぐに 全員 里 へ 呼び戻せ !

( イズモ ) はっ !

( 綱 手 ) あの 男 は 一体 何 を たくらんで いた んだ ?

( 衝撃 音 )

あ ひ ぃ ~… 。

( サクラ ) 綱 手 様 ! 今度 は 何 だ !?

あっ … 。

暗部 が 回収 した 遺体 です けど あれ は … 。

( シカマル ) ゲンノウ じゃ ないだ と ?

それ って どういう こと ? でも さ ゲンノウ の じいちゃん って ば ➡

暗部 に 追わ れて 自爆 した んじゃ ねえ の かよ ?

自爆 の 寸前 に あらかじめ 用意 して おいた 死体 に ➡

すり替え や がった んだ な 。

( いの ) その 可能 性 が 大きい って 。 ➡

今 再 調査 中 よ 外見 は 一致 する けど ➡

細かな 部分 で 疑問 が ある の 。

恐らく 別人 か と 。

暗部 の 目 を 欺いた と いう の か 。

それでは ゲンノウ は … 。

まだ 生きて る って こと だって ば よ 。

チッ ヤツ は 一体 何 を 考えて や がる ?

♬~

( ネジ ) あそこ だ あの かん木 の 背後 。

( リー ) あり ました !

( キバ ) なるほど ゲンノウ って じいさん は ➡

この 穴 を 通って 逃げて った って わけ か 。

( シノ ) うまく 偽装 して ある 。 ➡

白 眼 で なければ 見落として いた ところ だ な 。

( テンテン ) それ だけ じゃ ない この 穴 は ➡

土 の 重み で 自然 と 塞がる ように なって る 。 ➡

あと 一 日 遅れて いれば 白 眼 を 使って も ➡

発見 する の は 困難に なって いた はず よ 。 ➡

現に この 穴 の 入り口 の ほう は もう 痕跡 すら 残って ない もの 。

赤 丸 に おい を 追 える か ?

( 赤 丸 の 鳴き声 )

相変わらず におい 消し も 完璧 か 。

( リー ) 一体 どこ に 行った んでしょう 。

♬~

結論 から 言えば ➡

ゲンノウ って じいさん は まだ 生きて て ➡

この 木 ノ 葉 に 潜んで る 可能 性 が ある 。

( シカマル ) 追い詰め られて 自爆 した の も ➡

図面 が 消えて いた の も ➡

すべて は 外 に 目 を 向け させる ため の 作戦 っす よ 。

滝 隠れ の 大 演習 に して も ➡

事前 に 情報 を つかんで て 利用 した と 考え られる 。

あっ 。

で … でも 暗部 が ゲンノウ の こと を マーク し 始めた の は ➡

紹介 状 が 偽物 だ と 偶然 分かった から でしょう ?

偶然 ねぇ 。

ゲンノウ が 働いて た 棟りょう の 所 に ➡

本物 の 紹介 状 が あった な ~ ん て ➡

話 が うま すぎる と 思わ ない っす か ?

あっ 。

では 本当の 目的 は ?

それ が 分かれば 苦労 しね え ん す けど ね 。

( 綱 手 ) シカマル ! ( シカマル ) ただ 言える の は ➡

現在 この 里 に いる 忍 の 数 は 恐らく 過去 最低 。

本当に 必要 最低 限 の 数 しか 残さ れて ねえ って こと っす 。 ➡

しかも その 目 は ほとんど 外 を 向いて る 。 ➡

たとえ ゲンノウ が 鼻歌 歌い ながら 大通り を 歩いて いた と して も ➡

不審に 思う 者 は い ない 。

里 に 何 か 仕掛けた と いう の か ?

もし かして 図面 を ばらまいた の も ➡

もう 仕掛け が 終わった から と か ?

いや こいつ は 陽動 っす 。

俺 たち の 目 を こっち に 向け させる ため だけ の 。

もちろん 無 警戒 って わけ に は いか ない けど ➡

こっち は 人数 が 少ない から … 。

では どこ を 調べる と いう のだ ?

アカデミー です 。 ( シズネ ) アカデミー ?

里 内 の 多く の 重要 施設 の 中 で なぜ アカデミー を ?

( いの ) ゲンノウ が 手がけた 現場 の 中 で ➡

アカデミー の 補修 工事 の 図面 だけ が なくなって いた の 。

( シカマル ) この タイミング で 偶然 紛失 した と は 考え にくい 。

( ヒナタ ) 白 眼 !

どう ?

この 教室 に は 何も ない みたい 。

じゃあ 次 お 願い 。

白 眼 !

( ネジ ) この 辺り に は 何も ない ようだ 。

もっと こう 校舎 全体 を バ ~ っと 見 らん ねえ の かよ ?

ヒナタ も いる んだ し さ なぁ ?

目標 物 が はっきり して る の なら 可能だろう が ➡

俺 たち が 探して る の は 何 か 不審な もの だ 。

地道に 探す しか ない 。

( 生徒 1 ) ハハハハ … お 兄さん 邪魔 ! ( 生徒 2 ) 邪魔だ よ ど いて !

それ に ここ は 人 が 多 すぎる 。

だ ~ か ~ ら ! ちょびっと の 間 で いい から ➡

外 に 出て くれれば いいん だって !

( 生徒 1 ) 先生 は ね きょう は 一 日 ➡

教室 で おとなしく 自習 して ろ って 言った んだ 。

( 生徒 2 ) 勝手に 教室 から 出たり したら いけない んだ ぞ !

は ぁ ~ きょう は 先生 は 一 人 も 出て きて ねえ んだ から さ ➡

だから 外 に 出て も バレ ねえ って 。

俺 たち も さ ぁ 昔 よく イルカ 先生 の 目 盗んで ➡

授業 抜け出した もん だって ば よ 。

( 生徒 3 ) あ ~ 不良だ !

( 生徒 たち ) 不良 ! 不良 !

ぐ っ … ここ 調べ なきゃ な ん ねえ んだ よ 。

( 生徒 4 ) 大体 先生 たち は 里 を 守る 任務 で 外 に 出てん のに ➡

何で お前たち 里 に 残って ん の ?

( 生徒 5 ) きっと 役立た ず なんだ 。

何 を !? 俺 たち だって 里 を 守る ため に だ な …!

ナルト 時間 の ムダ だ 。

押しつぶす ! えっ !?

倍 化 の 術 !

あ ~! ( チョウジ ) ブリブリブリブリ …!

( 生徒 たち ) わ ~!

後 で 先生 に 言いつけて やる ! あ ~ 勝手に しろ ! ベロベロベ ~ だ !

( 生徒 1 ) バ ~ カ !

クナイ の 練習 で も やろう ぜ ! ( 生徒 3 ) そうだ な !

特に 不審な 点 は ない ようだ けど … 。

( 生徒 たち の 騒ぎ 声 )

( 騒ぎ 声 )

( 生徒 たち の 話し声 ) だ ~ か ~ ら ~!

もう 頼む から 出て いって くれ って ば よ !

ナルト 君 。 え ?

さっき 隣 の 教室 から 出て いった 子ども たち です けど ➡

どこ に 行った んです ? さ ぁな 。

クナイ の 練習 … 確か そう 言って た 。

あっ そう そう そう いや そうだった よ な 。

あんな 所 で クナイ の 練習 … 。

( 生徒 1 ) 今度 は 俺 が やる よ 。 ( 生徒 2 ) よ ~ し 頑張れ !

( 生徒 3 ) 頑張れ ~!

( 生徒 1 ) えい ! ( 生徒 たち ) あ ~ 。

( 生徒 1 ) えい ! えい ! ( 生徒 たち ) あ ~ 。

へ ぇ ~ ホントに 練習 して る 。

俺 ら が アカデミー に いた 頃 は ➡

よく ここ で 授業 サボって た のに 。

先生 の 目 の 届か ない 場所 だった し ➡

最高だった よ なぁ 。

漫画 読んだり 昼寝 したり 。 そうそう 。

ポテチ 食べたり 。 ( リー ) それ は いけ ませ ん ね 。

彼ら を 見習って ください 。 ➡

たとえ 先生 の 目 が 届か なくて も ひたすら 修業 に 打ち込む 。

まさに 生徒 の かがみ です !➡

く ~! すばらしい ! 興奮 です ! 感動 です !

僕 も 彼ら と 授業 を 受けて み たい もの です !

邪魔に なる と いけ ませ ん 行き ましょう 。

ああ 。

ナルト 。 何 だ よ ?

前 に あんな の あった っけ ? あ ?

♬~

( 生徒 3 ) 次 は 当てる ぞ ~ 。

♬~

痛 ぇ ~!

( 生徒 たち ) あ ~!

( 生徒 3 ) 命中 して た のに ~ 。

だいぶ 新しい もの の ようです ね 。

ゲンノウ が 作った の かも 。

お … 俺 ネジ か ヒナタ 連れて くる って ば よ 。

( 生徒 4 ) ちょっと そこ ど いて くれよ !➡

練習 の 邪魔だ から 。

これ は 失礼 し ました 。

( 生徒 5 ) 次 は 俺 だ !

( ネジ ) 白 眼 !

♬~

起爆 札 だ ! 壁 に 埋め込ま れて る !

何 だ と !? 壁 の 中 に か ?

完全に 埋め込ま れて いる ようだ 。

でも それ じゃあ ➡

どう やって 爆発 さ せる んだ よ ?

あっ いた いた 。

お ~ い ヒナタ !

ナルト 。 ナルト 君 。

ヒナタ 俺 と つきあって くれ 。

えっ … 。 あ … あんた ねぇ !

こんな とき に 一体 何て こと 言いだす の よ !

あ ?

そ … そんな … 。

つ … つきあう なんて … 。

なぁ ダメな の か ?

ダ … ダメ って わけじゃ ない けど 。

ん ~… あっ 。

だったら ネジ に 頼む から いい や ! んじゃ な !

えっ !

起爆 札 に 細い 糸 が 付いて いる 。 ( キバ ) 糸 ?

これ は 恐らく 起爆 用 の 特殊な 糸 だ 。

遠隔 操作 で 爆発 さ せる つもりな の か … 。

どこ に つながって んだ よ ? その 糸 は !

♬~

( ネジ ) 教室 を う回 して … 。

( ネジ ) 外 へ 出て … 道場 の ほうか 。

( ネジ ) 丸太 が 立って いる 。

これ は もしや … 。 ( 足音 )

ネジ ちょっと 来て くれ って ば よ !

何 だ よ ? こっち は それ どころ じゃ … 。

実は さ あっ ち の 道場 に 変な 丸太 が 立って っ から ➡

調べて もらおう か と 思って 。

それ が 起爆 装置 だ ! えっ !?

( 生徒 1 ) タァ !

肩 の 力 を 抜いて 投げて みて ください 。

( 生徒 1 ) うるさい な ~ 。 ( 生徒 2 ) よ ~ し 。

次 は 俺 だ !

( ネジ ) 丸太 に 的 が 描いて ある はずだ ! ああ 描いて あった !

( ネジ ) その 中心 が 起爆 装置 に なって いる 。

( 生徒 2 ) ん ~ ダァ !

( ネジ ) 中心 に クナイ が 命中 する と 起爆 装置 が 作動 し ➡

アカデミー は 吹っ飛ぶ !

惜しい です !

集中 して 狙えば 必ず 当たり ます !

( 生徒 3 ) よ ~ し 今度 こそ 当てる ぞ !

は ぁ ~ 。

集中 して … 狙う !

誰 も 命中 さ せ んじゃ ねえ ぞ !

♬~

やった 命中 だ !

( 生徒 たち ) お ~! ( リー ) やり ました ね !

あれ ?

先 が 欠けて る じゃ ないで す か いい です か ?➡

道具 は 常に 手入れ を し と か なければ いけ ませ ん よ 。

( 生徒 3 ) あぁ 命中 した と 思った のに !

こっち だ ! あの 裏 だって ば よ !

( 生徒 4 ) よ ~ し 俺 が 絶対 に 命中 さ せて やる !

その 意気 です !

( 生徒 4 ) ヤァ !

これ は いい です よ !

( 生徒 4 ) 今度 こそ 命中 だ !

ゲジマユ ! 止めろ リー !

( 爆発 の ような 音 ) 何 !?

あぁ 脅かしちゃ った ? ごめん 。

忍 具 落とした だけ だ から これ アハハ 。

ふ ぅ ~ 。 ゲジマユ で か したって ば よ !

( 生徒 1 ) 命中 して た のに ! ( 生徒 2 ) 何で 邪魔 す んだ よ !

やかましい ! あれ が 命中 して たら アカデミ ー は 吹っ飛んで た んだ ぞ !

( 一同 ) えっ … 。 ( 生徒 3 ) ホント かよ … 。

( シカマル ) こいつ に 起爆 装置 が ねぇ 。

中心 に 当たる と アカデミー が 吹っ飛ぶ 仕掛け だ 。

今 まで 誰 も 中心 に 当てた 者 が い なかった と いう わけだ な 。

ホント 運 が よかった わ ね 。

運 が よかった か ?

おい お前 ら !

一体 誰 が ここ で クナイ 投げ の 練習 なんて 始めた んだ って ば よ ?

( 生徒 1 ) 誰 って … 誰 だ っけ ?

( 生徒 2 ) 誰 か が 先生 に ないしょ で クナイ が うまく なれば 褒め られる って 。

先生 に ないしょ ね 。

恐らく 幻 術 を 使って そう 思い込ま せる よう ➡

しむけた のだろう な 。 ゲンノウ の 仕業 ね 。

あっ … 。

( シノ ) 何 か あった の か ? ( ヒナタ ) あっ え … えっ と ね ➡

この 起爆 装置 から 延びて る 糸 1 本 じゃ ない みたい 。

えっ ホント か よ ? ヒナタ ! ( ヒナタ ) う … うん 。

あ ?

白 眼 !

( ネジ ) 確かに 1 本 で は ない な 。

( ネジ ) 2 本 … いや 3 本 か … 。

どこ に つながって る ?

アカデミー の 外 か ? いや … 。 ➡

待って くれ ここ から で は 分かり づらい 。

( ヒナタ ) あ … あの 私 も !

♬~

♬~

白 眼 ! ( ネジ ) 白 眼 !

♬~

( ヒナタ ) 見つけた !

♬~

( ネジ ) こっち も 見つけた 。

( シカマル ) 場所 を 教えて くれ 。 ( ネジ ) いや 待て !➡

また 糸 が 分かれて る 。

♬~

( ヒナタ ) こっち も 。

♬~

こ … これ は … 。

そ … そんな … まさか … 。

お ~ い ! どうした ん だって ば よ ?

里 中 の あちこち に 起爆 札 が 仕掛け られて いる の 。

それ も 10 や 20 で は ない 。

数え 切れ ない ほど の 膨大な 数 だ 。

( 一同 ) えっ !

( ネジ ) 木 ノ 葉 隠れ の 里 は ➡

起爆 札 の 巣 だ !

♬~

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ 星屑 ☆ スチャスチャ 踊る 市松 の 夜 に

♬ 『 あぁ まだ 帰り たく ない 』 と

♬ 口 に は 出せ ない なぁ

♬ 思わせぶり テリー

♬ 愛す べき 顔 に 唾 を ‼

♬ ミスタ ー クリケット

♬ 汗 臭い ステージ の

♬ 上 で 光る トロンボーン の

♬ ピッチ が 段々

♬ 外れて いって いる の も

♬ 気 に なる けど

♬ そんな 事 より この 無い 胸 の

♬ モヤモヤ は さっき 呑 んだ

♬ コーラ の せい かしら ねぇ ?

♬~

♬~

( テンテン ) 〈 これ で アカデミ ー は 安全 ね 〉 〈 よっ しゃ !〉

( シノ ) 〈 安心 する の は まだ 早い 〉

( シカマル ) 〈 札 を 解除 さ れた と 分かれば ➡

ヤツ は 別の 手段 で 里 を 吹っ飛ば す かも しん ねえ 〉

〈 ん じゃあ 早く みんな を 避難 さ せ ねえ と 〉

( シカマル ) 〈 こっち の 動き が バレ んだ ろ 〉 ( テンテン ) 〈 って こと は …〉

( シノ ) 〈 気付か ぬ ふり を して 仕掛け られた 起爆 札 を 除去 する 〉

( シカマル ) 〈 みんな 早急に 頼む ぜ !〉

( テンテン ) 〈 ええ !〉 〈 おう !〉


Naruto Episode 199

♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と … かきならせ|そんざい|||||

♬ 新たな 旅 が 今 始まる あらたな|たび||いま|はじまる

♬~

♬ 変わり 行く 季節 の 中 を かわり|いく|きせつ||なか|

♬ 生き抜く 度 に 僕ら いきぬく|たび||ぼくら

♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど ちえ||つよ|||て||いれた|

♬ ( just looks like a survival game )

♬ 流れて く 時間 の 中 に ながれて||じかん||なか|

♬ 置き去り に した 思い を おきざり|||おもい|

♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた わすれた|こと||わすれて|

♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って くずれ||じ|こどく||しって

♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない であえた|ぼくら|ひと|じん||

♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を さらけだせ|かんじょう||よろず|たけ||おもい|

♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く なみだ|め||うんめい||かえて|いく

♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を やみ||うちならせ|こどう|

♬ きっと 会える よ |あえる|

♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で おなじ|いたみ||き||した|

♬~

♬~

( チョウジ ・ ナルト ) あっ 。

( シカマル ) ナルト チョウジ 回収 だ ! |||かいしゅう|

( ナルト ) 分かって る って ば よ 。 |わかって||||

( チョウジ ) うん 。

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

よっ しゃ ~! おっしゃ ! 拾え ! |||ひろえ

拾っちゃ うって ば よ ! あっ ち 側 だ ! ひろっちゃ||||||がわ|

♬~

よし !

俺 もう 飽きた … 。 俺 の が いっぱいだ ! おれ||あきた|おれ|||

やる って ! あっ それ 俺 の ! ||||おれ|

あっ !

( チョウジ ) 部分 倍 化 の 術 !➡ |ぶぶん|ばい|か||じゅつ

腕 ! ババババ …! うで|

( シカマル ) 《 さっき の 鳥 は …》 |||ちょう|

( シカマル ) 《 く っそ ~ 見失った か 》 |||みうしなった|

あった !

あ … もう 少し … 。 ||すこし

( 女性 たち ) キャ ~! じょせい||

だから これ も 任務 なん だって ば よ ! |||にんむ||||

( 赤ちゃん ) バブ ~ 。 あかちゃん|

エヘヘヘ … これ は 大切な もの で ち ゅよ 。 |||たいせつな||||

頼む から さ ぁ 。 たのむ|||

( 泣き声 ) が ぁ ! 離して くれよ ~! なきごえ|||はなして|

( ドア の 開閉 音 ) ||かいへい|おと

( シズネ ) 大変です 綱 手 様 ! |たいへん です|つな|て|さま

( 綱 手 ) 何事 だ !? ( シズネ ) 里 に ばらまか れた の は ➡ つな|て|なにごと|||さと|||||

棟りょう 宅 から 盗ま れた 図面 だ そうです !➡ とうりょう|たく||ぬすま||ずめん||そう です

現在 シカマル 君 たち が 回収 を 終え 再 確認 を して いる のです が ➡ げんざい||きみ|||かいしゅう||おえ|さい|かくにん||||の です|

全部 戻って きた も ようです 。 ぜんぶ|もどって|||よう です

どういう こと な んだ ? ( シズネ ) さ ぁ … 。

( イズモ ) 綱 手 様 ! 滝 隠れ に 向かった 者 たち より 連絡 が 入り ました 。 |つな|て|さま|たき|かくれ||むかった|もの|||れんらく||はいり|

( 綱 手 ) 動き が あった の か ? つな|て|うごき||||

それ が 滝 隠れ の 動き は 単なる 大規模 演習 であった と の こと 。 ||たき|かくれ||うごき||たんなる|だいきぼ|えんしゅう||||

木 ノ 葉 の 里 へ 侵略 する 意図 は 全く 見 られ ない そうです 。 き||は||さと||しんりゃく||いと||まったく|み|||そう です

何 !? ( イズモ ) すでに 演習 は 終了 し ➡ なん|||えんしゅう||しゅうりょう|

滝 隠れ は 通 常時 の 配置 に 戻った と いう こと です 。 たき|かくれ||つう|じょうじ||はいち||もどった||||

滝 隠れ と ゲンノウ は 無関係な の か ? たき|かくれ||||むかんけいな||

超 S 級 非常 警戒 態勢 は 解除 する 。 ちょう||きゅう|ひじょう|けいかい|たいせい||かいじょ|

すぐに 全員 里 へ 呼び戻せ ! |ぜんいん|さと||よびもどせ

( イズモ ) はっ !

( 綱 手 ) あの 男 は 一体 何 を たくらんで いた んだ ? つな|て||おとこ||いったい|なん||||

( 衝撃 音 ) しょうげき|おと

あ ひ ぃ ~… 。

( サクラ ) 綱 手 様 ! 今度 は 何 だ !? |つな|て|さま|こんど||なん|

あっ … 。

暗部 が 回収 した 遺体 です けど あれ は … 。 あんぶ||かいしゅう||いたい||||

( シカマル ) ゲンノウ じゃ ないだ と ?

それ って どういう こと ? でも さ ゲンノウ の じいちゃん って ば ➡

暗部 に 追わ れて 自爆 した んじゃ ねえ の かよ ? あんぶ||おわ||じばく|||||

自爆 の 寸前 に あらかじめ 用意 して おいた 死体 に ➡ じばく||すんぜん|||ようい|||したい|

すり替え や がった んだ な 。 すりかえ||||

( いの ) その 可能 性 が 大きい って 。 ➡ ||かのう|せい||おおきい|

今 再 調査 中 よ 外見 は 一致 する けど ➡ いま|さい|ちょうさ|なか||がいけん||いっち||

細かな 部分 で 疑問 が ある の 。 こまかな|ぶぶん||ぎもん|||

恐らく 別人 か と 。 おそらく|べつじん||

暗部 の 目 を 欺いた と いう の か 。 あんぶ||め||あざむいた||||

それでは ゲンノウ は … 。

まだ 生きて る って こと だって ば よ 。 |いきて||||||

チッ ヤツ は 一体 何 を 考えて や がる ? |やつ||いったい|なん||かんがえて||

♬~

( ネジ ) あそこ だ あの かん木 の 背後 。 ねじ||||かんぼく||はいご

( リー ) あり ました !

( キバ ) なるほど ゲンノウ って じいさん は ➡

この 穴 を 通って 逃げて った って わけ か 。 |あな||かよって|にげて||||

( シノ ) うまく 偽装 して ある 。 ➡ しの||ぎそう||

白 眼 で なければ 見落として いた ところ だ な 。 しろ|がん|||みおとして||||

( テンテン ) それ だけ じゃ ない この 穴 は ➡ ||||||あな|

土 の 重み で 自然 と 塞がる ように なって る 。 ➡ つち||おもみ||しぜん||ふさがる|よう に||

あと 一 日 遅れて いれば 白 眼 を 使って も ➡ |ひと|ひ|おくれて||しろ|がん||つかって|

発見 する の は 困難に なって いた はず よ 。 ➡ はっけん||||こんなんに||||

現に この 穴 の 入り口 の ほう は もう 痕跡 すら 残って ない もの 。 げんに||あな||いりぐち|||||こんせき||のこって||

赤 丸 に おい を 追 える か ? あか|まる||||つい||

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

相変わらず におい 消し も 完璧 か 。 あいかわらず||けし||かんぺき|

( リー ) 一体 どこ に 行った んでしょう 。 |いったい|||おこなった|

♬~

結論 から 言えば ➡ けつろん||いえば

ゲンノウ って じいさん は まだ 生きて て ➡ |||||いきて|

この 木 ノ 葉 に 潜んで る 可能 性 が ある 。 |き||は||ひそんで||かのう|せい||

( シカマル ) 追い詰め られて 自爆 した の も ➡ |おいつめ||じばく|||

図面 が 消えて いた の も ➡ ずめん||きえて|||

すべて は 外 に 目 を 向け させる ため の 作戦 っす よ 。 ||がい||め||むけ||||さくせん||

滝 隠れ の 大 演習 に して も ➡ たき|かくれ||だい|えんしゅう|||

事前 に 情報 を つかんで て 利用 した と 考え られる 。 じぜん||じょうほう||||りよう|||かんがえ|

あっ 。

で … でも 暗部 が ゲンノウ の こと を マーク し 始めた の は ➡ ||あんぶ||||||||はじめた||

紹介 状 が 偽物 だ と 偶然 分かった から でしょう ? しょうかい|じょう||にせもの|||ぐうぜん|わかった||

偶然 ねぇ 。 ぐうぜん|

ゲンノウ が 働いて た 棟りょう の 所 に ➡ ||はたらいて||とうりょう||しょ|

本物 の 紹介 状 が あった な ~ ん て ➡ ほんもの||しょうかい|じょう|||||

話 が うま すぎる と 思わ ない っす か ? はなし|||||おもわ|||

あっ 。

では 本当の 目的 は ? |ほんとうの|もくてき|

それ が 分かれば 苦労 しね え ん す けど ね 。 ||わかれば|くろう||||||

( 綱 手 ) シカマル ! ( シカマル ) ただ 言える の は ➡ つな|て||||いえる||

現在 この 里 に いる 忍 の 数 は 恐らく 過去 最低 。 げんざい||さと|||おし||すう||おそらく|かこ|さいてい

本当に 必要 最低 限 の 数 しか 残さ れて ねえ って こと っす 。 ➡ ほんとうに|ひつよう|さいてい|げん||すう||のこさ|||||

しかも その 目 は ほとんど 外 を 向いて る 。 ➡ ||め|||がい||むいて|

たとえ ゲンノウ が 鼻歌 歌い ながら 大通り を 歩いて いた と して も ➡ |||はなうた|うたい||おおどおり||あるいて||||

不審に 思う 者 は い ない 。 ふしんに|おもう|もの|||

里 に 何 か 仕掛けた と いう の か ? さと||なん||しかけた||||

もし かして 図面 を ばらまいた の も ➡ ||ずめん||||

もう 仕掛け が 終わった から と か ? |しかけ||おわった|||

いや こいつ は 陽動 っす 。 |||ようどう|

俺 たち の 目 を こっち に 向け させる ため だけ の 。 おれ|||め||||むけ||||

もちろん 無 警戒 って わけ に は いか ない けど ➡ |む|けいかい|||||||

こっち は 人数 が 少ない から … 。 ||にんずう||すくない|

では どこ を 調べる と いう のだ ? |||しらべる|||

アカデミー です 。 ( シズネ ) アカデミー ? あかでみー|||あかでみー

里 内 の 多く の 重要 施設 の 中 で なぜ アカデミー を ? さと|うち||おおく||じゅうよう|しせつ||なか|||あかでみー|

( いの ) ゲンノウ が 手がけた 現場 の 中 で ➡ |||てがけた|げんば||なか|

アカデミー の 補修 工事 の 図面 だけ が なくなって いた の 。 あかでみー||ほしゅう|こうじ||ずめん|||||

( シカマル ) この タイミング で 偶然 紛失 した と は 考え にくい 。 ||たいみんぐ||ぐうぜん|ふんしつ||||かんがえ|

( ヒナタ ) 白 眼 ! |しろ|がん

どう ?

この 教室 に は 何も ない みたい 。 |きょうしつ|||なにも||

じゃあ 次 お 願い 。 |つぎ||ねがい

白 眼 ! しろ|がん

( ネジ ) この 辺り に は 何も ない ようだ 。 ねじ||あたり|||なにも||

もっと こう 校舎 全体 を バ ~ っと 見 らん ねえ の かよ ? ||こうしゃ|ぜんたい||||み||||

ヒナタ も いる んだ し さ なぁ ?

目標 物 が はっきり して る の なら 可能だろう が ➡ もくひょう|ぶつ|||||||かのうだろう|

俺 たち が 探して る の は 何 か 不審な もの だ 。 おれ|||さがして||||なん||ふしんな||

地道に 探す しか ない 。 じみちに|さがす||

( 生徒 1 ) ハハハハ … お 兄さん 邪魔 ! ( 生徒 2 ) 邪魔だ よ ど いて ! せいと|||にいさん|じゃま|せいと|じゃまだ|||

それ に ここ は 人 が 多 すぎる 。 ||||じん||おお|

だ ~ か ~ ら ! ちょびっと の 間 で いい から ➡ |||||あいだ|||

外 に 出て くれれば いいん だって ! がい||でて|||

( 生徒 1 ) 先生 は ね きょう は 一 日 ➡ せいと|せんせい|||||ひと|ひ

教室 で おとなしく 自習 して ろ って 言った んだ 。 きょうしつ|||じしゅう||||いった|

( 生徒 2 ) 勝手に 教室 から 出たり したら いけない んだ ぞ ! せいと|かってに|きょうしつ||でたり||||

は ぁ ~ きょう は 先生 は 一 人 も 出て きて ねえ んだ から さ ➡ ||||せんせい||ひと|じん||でて|||||

だから 外 に 出て も バレ ねえ って 。 |がい||でて||||

俺 たち も さ ぁ 昔 よく イルカ 先生 の 目 盗んで ➡ おれ|||||むかし||いるか|せんせい||め|ぬすんで

授業 抜け出した もん だって ば よ 。 じゅぎょう|ぬけだした||||

( 生徒 3 ) あ ~ 不良だ ! せいと||ふりょうだ

( 生徒 たち ) 不良 ! 不良 ! せいと||ふりょう|ふりょう

ぐ っ … ここ 調べ なきゃ な ん ねえ んだ よ 。 |||しらべ||||||

( 生徒 4 ) 大体 先生 たち は 里 を 守る 任務 で 外 に 出てん のに ➡ せいと|だいたい|せんせい|||さと||まもる|にんむ||がい||しゅってん|

何で お前たち 里 に 残って ん の ? なんで|おまえたち|さと||のこって||

( 生徒 5 ) きっと 役立た ず なんだ 。 せいと||やくだた||

何 を !? 俺 たち だって 里 を 守る ため に だ な …! なん||おれ|||さと||まもる||||

ナルト 時間 の ムダ だ 。 |じかん||むだ|

押しつぶす ! えっ !? おしつぶす|

倍 化 の 術 ! ばい|か||じゅつ

あ ~! ( チョウジ ) ブリブリブリブリ …!

( 生徒 たち ) わ ~! せいと||

後 で 先生 に 言いつけて やる ! あ ~ 勝手に しろ ! ベロベロベ ~ だ ! あと||せんせい||いいつけて|||かってに|||

( 生徒 1 ) バ ~ カ ! せいと||

クナイ の 練習 で も やろう ぜ ! ( 生徒 3 ) そうだ な ! ||れんしゅう|||||せいと|そう だ|

特に 不審な 点 は ない ようだ けど … 。 とくに|ふしんな|てん||||

( 生徒 たち の 騒ぎ 声 ) せいと|||さわぎ|こえ

( 騒ぎ 声 ) さわぎ|こえ

( 生徒 たち の 話し声 ) だ ~ か ~ ら ~! せいと|||はなしごえ|||

もう 頼む から 出て いって くれ って ば よ ! |たのむ||でて|||||

ナルト 君 。 え ? |きみ|

さっき 隣 の 教室 から 出て いった 子ども たち です けど ➡ |となり||きょうしつ||でて||こども|||

どこ に 行った んです ? さ ぁな 。 ||おこなった|ん です||

クナイ の 練習 … 確か そう 言って た 。 ||れんしゅう|たしか||いって|

あっ そう そう そう いや そうだった よ な 。 |||||そう だった||

あんな 所 で クナイ の 練習 … 。 |しょ||||れんしゅう

( 生徒 1 ) 今度 は 俺 が やる よ 。 ( 生徒 2 ) よ ~ し 頑張れ ! せいと|こんど||おれ||||せいと|||がんばれ

( 生徒 3 ) 頑張れ ~! せいと|がんばれ

( 生徒 1 ) えい ! ( 生徒 たち ) あ ~ 。 せいと||せいと||

( 生徒 1 ) えい ! えい ! ( 生徒 たち ) あ ~ 。 せいと|||せいと||

へ ぇ ~ ホントに 練習 して る 。 ||ほんとに|れんしゅう||

俺 ら が アカデミー に いた 頃 は ➡ おれ|||あかでみー|||ころ|

よく ここ で 授業 サボって た のに 。 |||じゅぎょう|さぼって||

先生 の 目 の 届か ない 場所 だった し ➡ せんせい||め||とどか||ばしょ||

最高だった よ なぁ 。 さいこうだった||

漫画 読んだり 昼寝 したり 。 そうそう 。 まんが|よんだり|ひるね||そう そう

ポテチ 食べたり 。 ( リー ) それ は いけ ませ ん ね 。 |たべたり|||||||

彼ら を 見習って ください 。 ➡ かれら||みならって|

たとえ 先生 の 目 が 届か なくて も ひたすら 修業 に 打ち込む 。 |せんせい||め||とどか||||しゅぎょう||うちこむ

まさに 生徒 の かがみ です !➡ |せいと|||

く ~! すばらしい ! 興奮 です ! 感動 です ! ||こうふん||かんどう|

僕 も 彼ら と 授業 を 受けて み たい もの です ! ぼく||かれら||じゅぎょう||うけて||||

邪魔に なる と いけ ませ ん 行き ましょう 。 じゃまに||||||いき|

ああ 。

ナルト 。 何 だ よ ? |なん||

前 に あんな の あった っけ ? あ ? ぜん||||||

♬~

( 生徒 3 ) 次 は 当てる ぞ ~ 。 せいと|つぎ||あてる|

♬~

痛 ぇ ~! つう|

( 生徒 たち ) あ ~! せいと||

( 生徒 3 ) 命中 して た のに ~ 。 せいと|めいちゅう|||

だいぶ 新しい もの の ようです ね 。 |あたらしい|||よう です|

ゲンノウ が 作った の かも 。 ||つくった||

お … 俺 ネジ か ヒナタ 連れて くる って ば よ 。 |おれ|ねじ|||つれて||||

( 生徒 4 ) ちょっと そこ ど いて くれよ !➡ せいと|||||

練習 の 邪魔だ から 。 れんしゅう||じゃまだ|

これ は 失礼 し ました 。 ||しつれい||

( 生徒 5 ) 次 は 俺 だ ! せいと|つぎ||おれ|

( ネジ ) 白 眼 ! ねじ|しろ|がん

♬~

起爆 札 だ ! 壁 に 埋め込ま れて る ! きばく|さつ||かべ||うめこま||

何 だ と !? 壁 の 中 に か ? なん|||かべ||なか||

完全に 埋め込ま れて いる ようだ 。 かんぜんに|うめこま|||

でも それ じゃあ ➡

どう やって 爆発 さ せる んだ よ ? ||ばくはつ||||

あっ いた いた 。

お ~ い ヒナタ !

ナルト 。 ナルト 君 。 ||きみ

ヒナタ 俺 と つきあって くれ 。 |おれ|||

えっ … 。 あ … あんた ねぇ !

こんな とき に 一体 何て こと 言いだす の よ ! |||いったい|なんて||いいだす||

あ ?

そ … そんな … 。

つ … つきあう なんて … 。

なぁ ダメな の か ? |だめな||

ダ … ダメ って わけじゃ ない けど 。 |だめ||||

ん ~… あっ 。

だったら ネジ に 頼む から いい や ! んじゃ な ! |ねじ||たのむ|||||

えっ !

起爆 札 に 細い 糸 が 付いて いる 。 ( キバ ) 糸 ? きばく|さつ||ほそい|いと||ついて|||いと

これ は 恐らく 起爆 用 の 特殊な 糸 だ 。 ||おそらく|きばく|よう||とくしゅな|いと|

遠隔 操作 で 爆発 さ せる つもりな の か … 。 えんかく|そうさ||ばくはつ|||||

どこ に つながって んだ よ ? その 糸 は ! ||||||いと|

♬~

( ネジ ) 教室 を う回 して … 。 ねじ|きょうしつ||うかい|

( ネジ ) 外 へ 出て … 道場 の ほうか 。 ねじ|がい||でて|どうじょう||

( ネジ ) 丸太 が 立って いる 。 ねじ|まるた||たって|

これ は もしや … 。 ( 足音 ) |||あしおと

ネジ ちょっと 来て くれ って ば よ ! ねじ||きて||||

何 だ よ ? こっち は それ どころ じゃ … 。 なん|||||||

実は さ あっ ち の 道場 に 変な 丸太 が 立って っ から ➡ じつは|||||どうじょう||へんな|まるた||たって||

調べて もらおう か と 思って 。 しらべて||||おもって

それ が 起爆 装置 だ ! えっ !? ||きばく|そうち||

( 生徒 1 ) タァ ! せいと|

肩 の 力 を 抜いて 投げて みて ください 。 かた||ちから||ぬいて|なげて||

( 生徒 1 ) うるさい な ~ 。 ( 生徒 2 ) よ ~ し 。 せいと|||せいと||

次 は 俺 だ ! つぎ||おれ|

( ネジ ) 丸太 に 的 が 描いて ある はずだ ! ああ 描いて あった ! ねじ|まるた||てき||えがいて||||えがいて|

( ネジ ) その 中心 が 起爆 装置 に なって いる 。 ねじ||ちゅうしん||きばく|そうち|||

( 生徒 2 ) ん ~ ダァ ! せいと||

( ネジ ) 中心 に クナイ が 命中 する と 起爆 装置 が 作動 し ➡ ねじ|ちゅうしん||||めいちゅう|||きばく|そうち||さどう|

アカデミー は 吹っ飛ぶ ! あかでみー||ふっとぶ

惜しい です ! おしい|

集中 して 狙えば 必ず 当たり ます ! しゅうちゅう||ねらえば|かならず|あたり|

( 生徒 3 ) よ ~ し 今度 こそ 当てる ぞ ! せいと|||こんど||あてる|

は ぁ ~ 。

集中 して … 狙う ! しゅうちゅう||ねらう

誰 も 命中 さ せ んじゃ ねえ ぞ ! だれ||めいちゅう|||||

♬~

やった 命中 だ ! |めいちゅう|

( 生徒 たち ) お ~! ( リー ) やり ました ね ! せいと||||||

あれ ?

先 が 欠けて る じゃ ないで す か いい です か ?➡ さき||かけて||||||||

道具 は 常に 手入れ を し と か なければ いけ ませ ん よ 。 どうぐ||とわに|ていれ|||||||||

( 生徒 3 ) あぁ 命中 した と 思った のに ! せいと||めいちゅう|||おもった|

こっち だ ! あの 裏 だって ば よ ! |||うら|||

( 生徒 4 ) よ ~ し 俺 が 絶対 に 命中 さ せて やる ! せいと|||おれ||ぜったい||めいちゅう|||

その 意気 です ! |いき|

( 生徒 4 ) ヤァ ! せいと|

これ は いい です よ !

( 生徒 4 ) 今度 こそ 命中 だ ! せいと|こんど||めいちゅう|

ゲジマユ ! 止めろ リー ! |とどめろ|

( 爆発 の ような 音 ) 何 !? ばくはつ|||おと|なん

あぁ 脅かしちゃ った ? ごめん 。 |おびやかしちゃ||

忍 具 落とした だけ だ から これ アハハ 。 おし|つぶさ|おとした|||||

ふ ぅ ~ 。 ゲジマユ で か したって ば よ !

( 生徒 1 ) 命中 して た のに ! ( 生徒 2 ) 何で 邪魔 す んだ よ ! せいと|めいちゅう||||せいと|なんで|じゃま|||

やかましい ! あれ が 命中 して たら アカデミ ー は 吹っ飛んで た んだ ぞ ! |||めいちゅう||||||ふっとんで|||

( 一同 ) えっ … 。 ( 生徒 3 ) ホント かよ … 。 いちどう||せいと|ほんと|

( シカマル ) こいつ に 起爆 装置 が ねぇ 。 |||きばく|そうち||

中心 に 当たる と アカデミー が 吹っ飛ぶ 仕掛け だ 。 ちゅうしん||あたる||あかでみー||ふっとぶ|しかけ|

今 まで 誰 も 中心 に 当てた 者 が い なかった と いう わけだ な 。 いま||だれ||ちゅうしん||あてた|もの|||||||

ホント 運 が よかった わ ね 。 ほんと|うん||||

運 が よかった か ? うん|||

おい お前 ら ! |おまえ|

一体 誰 が ここ で クナイ 投げ の 練習 なんて 始めた んだ って ば よ ? いったい|だれ|||||なげ||れんしゅう||はじめた||||

( 生徒 1 ) 誰 って … 誰 だ っけ ? せいと|だれ||だれ||

( 生徒 2 ) 誰 か が 先生 に ないしょ で クナイ が うまく なれば 褒め られる って 。 せいと|だれ|||せんせい||||||||ほめ||

先生 に ないしょ ね 。 せんせい|||

恐らく 幻 術 を 使って そう 思い込ま せる よう ➡ おそらく|まぼろし|じゅつ||つかって||おもいこま||

しむけた のだろう な 。 ゲンノウ の 仕業 ね 。 |||||しわざ|

あっ … 。

( シノ ) 何 か あった の か ? ( ヒナタ ) あっ え … えっ と ね ➡ しの|なん||||||||||

この 起爆 装置 から 延びて る 糸 1 本 じゃ ない みたい 。 |きばく|そうち||のびて||いと|ほん|||

えっ ホント か よ ? ヒナタ ! ( ヒナタ ) う … うん 。 |ほんと||||||

あ ?

白 眼 ! しろ|がん

( ネジ ) 確かに 1 本 で は ない な 。 ねじ|たしかに|ほん||||

( ネジ ) 2 本 … いや 3 本 か … 。 ねじ|ほん||ほん|

どこ に つながって る ?

アカデミー の 外 か ? いや … 。 ➡ あかでみー||がい||

待って くれ ここ から で は 分かり づらい 。 まって||||||わかり|

( ヒナタ ) あ … あの 私 も ! |||わたくし|

♬~

♬~

白 眼 ! ( ネジ ) 白 眼 ! しろ|がん|ねじ|しろ|がん

♬~

( ヒナタ ) 見つけた ! |みつけた

♬~

( ネジ ) こっち も 見つけた 。 ねじ|||みつけた

( シカマル ) 場所 を 教えて くれ 。 ( ネジ ) いや 待て !➡ |ばしょ||おしえて||ねじ||まて

また 糸 が 分かれて る 。 |いと||わかれて|

♬~

( ヒナタ ) こっち も 。

♬~

こ … これ は … 。

そ … そんな … まさか … 。

お ~ い ! どうした ん だって ば よ ?

里 中 の あちこち に 起爆 札 が 仕掛け られて いる の 。 さと|なか||||きばく|さつ||しかけ|||

それ も 10 や 20 で は ない 。

数え 切れ ない ほど の 膨大な 数 だ 。 かぞえ|きれ||||ぼうだいな|すう|

( 一同 ) えっ ! いちどう|

( ネジ ) 木 ノ 葉 隠れ の 里 は ➡ ねじ|き||は|かくれ||さと|

起爆 札 の 巣 だ ! きばく|さつ||す|

♬~

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ 星屑 ☆ スチャスチャ 踊る 市松 の 夜 に ほしくず||おどる|いちまつ||よ|

♬ 『 あぁ まだ 帰り たく ない 』 と ||かえり|||

♬ 口 に は 出せ ない なぁ くち|||だせ||

♬ 思わせぶり テリー おもわせぶり|

♬ 愛す べき 顔 に 唾 を ‼ あいす||かお||つば|

♬ ミスタ ー クリケット

♬ 汗 臭い ステージ の あせ|くさい|すてーじ|

♬ 上 で 光る トロンボーン の うえ||ひかる||

♬ ピッチ が 段々 ぴっち||だんだん

♬ 外れて いって いる の も はずれて||||

♬ 気 に なる けど き|||

♬ そんな 事 より この 無い 胸 の |こと|||ない|むね|

♬ モヤモヤ は さっき 呑 んだ もやもや|||どん|

♬ コーラ の せい かしら ねぇ ? こーら||||

♬~

♬~

( テンテン ) 〈 これ で アカデミ ー は 安全 ね 〉 〈 よっ しゃ !〉 ||||||あんぜん|||

( シノ ) 〈 安心 する の は まだ 早い 〉 しの|あんしん|||||はやい

( シカマル ) 〈 札 を 解除 さ れた と 分かれば ➡ |さつ||かいじょ||||わかれば

ヤツ は 別の 手段 で 里 を 吹っ飛ば す かも しん ねえ 〉 やつ||べつの|しゅだん||さと||ふっとば||||

〈 ん じゃあ 早く みんな を 避難 さ せ ねえ と 〉 ||はやく|||ひなん||||

( シカマル ) 〈 こっち の 動き が バレ んだ ろ 〉 ( テンテン ) 〈 って こと は …〉 |||うごき||||||||

( シノ ) 〈 気付か ぬ ふり を して 仕掛け られた 起爆 札 を 除去 する 〉 しの|きづか|||||しかけ||きばく|さつ||じょきょ|

( シカマル ) 〈 みんな 早急に 頼む ぜ !〉 ||そうきゅうに|たのむ|

( テンテン ) 〈 ええ !〉 〈 おう !〉