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ナルト, Naruto Episode 197

Naruto Episode 197

♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と …

♬ 新たな 旅 が 今 始まる

♬~

♬ 変わり 行く 季節 の 中 を

♬ 生き抜く 度 に 僕ら

♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど

♬ ( just looks like a survival game )

♬ 流れて く 時間 の 中 に

♬ 置き去り に した 思い を

♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた

♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って

♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない

♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を

♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く

♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を

♬ きっと 会える よ

♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で

♬~

♬~

( ナルト ) へ ぇ ~ この 辺 だいぶ 新しい 家 が 建って る って ば よ 。

( サクラ ) 最近 ちょっと した 建築 ブーム なん だって 。

現場 は どこ も 人手 不足 で ➡

よそ の 国 の 大工 さん と か 使って る みたい よ 。

エヘッ そん くらい 俺 だって 知って る って ば よ 。

( 木づち で たたく 音 ) あ ?

ゲンノウ の じいちゃん !

( ゲンノウ ) お ぉ ナルト 君 !

誰 な の ? 砂 の 国 から 出稼ぎ に 来て る ➡

大工 さん だって ば よ ! ラ ー メン 好き で よく 一 楽 で 会う んだ 。

どう じゃ ? きょう も この あと 。

うん ! アハッ !

( テウチ ) へい お 待ち ! いった だっ き ます !

( ゲンノウ ) はい どうも 。

は ぁ ~! やっぱり 一 楽 の ラーメン は 最高 だって ば よ 。

( アヤメ ) ウフフフ 。 ( テウチ ) ハハハ そうだ ろ そうだ ろ !

す まんが 水 を 。 ( アヤメ ) あっ は ~ い !

プハ ~! ご っそ さん ! 早 っ !

もう 腹 いっぱいに なった の かい ?

いや ぁ それ が まだまだ 。

( ゲンノウ ) じゃあ わし の を やろう 。

ラッキー ! ハハッ ! ちょっと ナルト !

( アヤメ ) この 2 人 いつも こう な の よ 。

まるで 本物 の じいさん と 孫 だ な 。

もう サクラ ちゃん って ば 厳し すぎ だって 。

綱 手 の ばあちゃん や ほか に も いっぱい うるさい ヤツ いっか ら な 。

シノ だ ろ い のだ ろ キバ に カカシ 先生 。

でも やっぱり サクラ ちゃん かな 。 何 よ ナルト !

それ は あんた が いつ だって 悪い から でしょ !

ま ぁま ぁ サクラ ちゃん 抑えて 抑えて ほら しわ が … 。

( 殴る 音 ) あっ 痛い !

( ゲンノウ ) 《 そろそろ 潮時 だ な 》

ゲンノウ の じいちゃん 助けて よ !

♬~

( いびき )

だっ ! 痛 ぁ ~ 。

く っそ … 。

何 だ ? 霧 か ?

まっ どう で も いい けど … 。

♬~

( 暗部 ) ん … 。

♬~

( シズネ ) 綱 手 様 お 休み の ところ 申し訳 あり ませ ん 。

かねて より 暗部 が マーク して いた 男 が … 。

( 綱 手 ) 動いた か ? ( シズネ ) 現在 逃亡 中 です 。

逃亡 中 ?

暗部 を そろえて おいて まだ 捕獲 でき ない の か ?➡

一体 何者 な んだ ?➡

正体 は つかんで いる んだろう な ?

最近 の 手配 書 に は 該当 する 者 が い なかった のです が ➡

古い 手配 書 を 調べ 直して みた ところ … 。

( 綱 手 ) ゲンノウ だ と ?

トラップ 使い の ゲンノウ か ? ( シズネ ) ご存じ でした か ?

もう 相当な 年 の はずだ ぞ 。

最近 名前 を 聞か ない から 引退 した と 思って いた が … 。

まさか 木 ノ 葉 に 潜り込んで いた と は な … 。

( ゲンノウ ) ハァ ハァ … 寄る 年 波 に は 勝て ぬ か 。

( ゲンノウ ) いや さすが 木 ノ 葉 の 暗部 と 言う べき か な ?

( 暗部 1 ) 棟りょう の 家 から 盗み出した もの を 返して もらおう 。

( ゲンノウ ) あんな もの を わし が いつまでも 手元 に 残し とる と 思う たか ?

( 暗部 たち ) な っ … 。

( ゲンノウ ) 長き 忍 人生 ここ ら で 幕 引き に する の も よかろう 。 ➡

木 ノ 葉 の 最期 を この 目 で 見 られ ぬ の は 残念じゃ が な !

( 暗部 2 ) 起爆 札 !? ( 暗部 3 ) 待避 !

( 鳥 の 鳴き声 )

( 鳴き声 )

♬~

( ガイ ) 木 ノ 葉 に 大規模な 攻撃 を もくろんで いる 者 が いる と ?

大工 仕事 の ほか に 図面 を 必要 と する 目的 は ➡

それ 以外 に は 考え られ ませ ん 。

ゲンノウ の 最後 の ことば も それ を 裏付けて い ます 。

あの 図面 の 解読 に は 時間 が かかる はず 。

だが それ を 当て に し 過ぎる の も 危険だ 。

敵 は 今 すぐ に でも 攻めて くる かも しれ ない 。

超 S 級 非常 警戒 態勢 を 発動 する 。 ➡

必要 最低 限 の 者 を 残し ➡

総員 国境 周辺 の 警戒 に 当たれ 。 ➡

国境 を 越えて くる 者 が あれば 総力 を もって これ を たたく 。 ➡

絶対 に 里 に 攻め込ま せる な !

ん ~ いい 天気 だって ば よ 。

≪ ナルト 。 ん ?

あぁ サクラ ちゃん 。

( シカマル ) めん どくせ ぇ 話 っす ね 。

お前 なら やれる と 思う が な 。

だからこそ お前 は 里 に 残した んだ 。

せめて もう 少し 人数 を 回して もらえ ない っす か ?

現状 を 考える と これ 以上 の 人数 は 割け ない んです 。

お前 に とって は 最高の メンツ だ ろ ?

最高 ねぇ 。

霧 ? ゆうべ は 霧 が 出る ような 気象 条件 じゃ なかった けど … 。

ん ~ お っか しい なぁ 夢 だった の か な 。

何 か やけに 人 少なく ねえ ?

私 も そう 思って た ところ 。

この 様子 じゃ 里 に 非常 警戒 態勢 が とら れて る わ ね 。

え ぇ ~!? って マ ~ ジ ~ で ? 気付か なかった って ば よ 。

そんな もん 気付き なさい よ 忍者 な んだ から 。

でも さ でも さ 警戒 態勢 って 里 の 一大事 だ ろ ?

何で 俺 たち に 何の 知らせ も ね えん だって ば よ ?

だから 今 綱 手 様 に こうして 呼ば れて る んでしょ 。

( ノック ) ( シズネ ) どうぞ 。

綱 手 様 ナルト を 連れて き ました 。

あ ? シカマル 。

ハハ ~ さては お前 も のけ者 に さ れた な ?

あぁ ? 何の 話 だ よ ?

別に ~ あっ そうだ シカマル 。

ゆうべ の 変な 霧 な んだ けど さ お前 も 見て ねえ か ?

やめ なさい よ あんた の 夢 だって 。

霧 なんか 出て ねえ よ 。 ほら 言った とおり 。

ありゃ 煙幕 だ 。 煙幕 ?

全員 そろって から 説明 する 。 あ ?

( 綱 手 ) ナルト サクラ 。 ➡

お前たち を 超 S 級 非常 警戒 態勢 から 外した の は ➡

シカマル の 下 で 特別 任務 に 就いて もらう ため だ 。

えっ ? まっ つう こと で ➡

まずは これ から 言う 連中 を 集めて くれ 。

( ナルト ・ サクラ ) ん ~?

♬~

ん ~! ん ~!

ちょっと 落ち着き なさい よ ナルト 。

だって さ 集合 時間 過ぎて る し !

( シノ ) いや 正確に は まだ 20 秒 前 だ 。

♬~

( ネジ ) 来た ようだ 。

♬~

( チョウジ ) あれ ? もう みんな そろって る の ?

( いの ) どう 見て も あんた が いちばん 後 でしょ 。

みんな そろった な ? じゃあ 始め ん ぞ 。 ➡

みんな もう 気付いて る と 思う が ➡

現在 里 で は 超 S 級 非常 警戒 態勢 が とら れて る 。

そもそも の 発端 は … 。

( キバ ) ゆうべ の 煙幕 だ ろ 。 えっ … お前 ら 気付いて た の か ?

当然だ 。 ( シノ ) 蟲 たち が やたら 騒ぐ ので な 。

へ ぇ ~ 僕 は 気付か なかった な 。

あんた ホント いつも 鈍く さい の よ !

《 私 も 気付か なかった … もし かして ➡

ナルト 以下 ‼》

( テンテン ) で あれ って 一体 何 だった の ?

( リー ) 暗部 に 絡んだ 事件 の ようでした ので ➡

じっと して いた んです が … 。

ああ 正解 だ 暗部 が 動いて いた 。

( ヒナタ ) や … やっぱり 。

ゆうべ 遅く の こと だ 。

2 週間 前 から 暗部 が ひそかに マーク して いた 男 が ➡

木 ノ 葉 一 の 大工 の 棟りょう の 家 に 忍び込んだ 。

( シカマル ) そして その 家 の 隠し 金庫 から ➡

里 の 重要 施設 の 図面 を 盗み出して いった 。

( テンテン ) 図面 を ? で 何 が マズ いんだ ?

建物 の 図面 が 盗ま れた だけ だ ろ ?

盗ま れた だけ って … あんた ねぇ 。

( ヒナタ ) ナルト 君 … 。

例えば 里 を 囲む とり で の 図面 が 敵 に 渡った と しよう 。

ん ?

その 図面 を 詳細に 分析 する こと に よって ➡

最も 効率 よく 里 に 侵入 する 方法 が 割り 出せる 。

あっ … 。

綱 手 様 の 館 の 図面 が あった と する 。

それ を 見れば どこ を 通って いけば ➡

綱 手 様 の 部屋 に たどりつける か 分かる 。

万が一 それ が 暗殺 者 の 手 に 渡りゃ … 。

それ って めちゃくちゃ ヤベェ って ば よ 。

ゆうべ の 煙幕 は ➡

その ぬすっと が 逃げる 途中 で ばらまいた もん だ 。

( シノ ) なるほど 。 ( シカマル ) 最終 的に ➡

そい つ は 西 の 森 で 暗部 に 追い詰め られ ➡

口 を 割る 前 に 自爆 した 。

( シカマル ) だ が やっかいな こと に 自爆 した 時 ➡

そい つ は 盗んだ 図面 を 持って なかった んだ 。 ➡

もし その 図面 が すでに 敵 の 手 に 渡って いたら …➡

木 ノ 葉 崩し の 悪夢 の 再現 だ 。 ➡

それ を 防ぐ ため に けさ 超 S 級 非常 警戒 態勢 が とら れた 。

で 残さ れた 俺 たち の 任務 は ?

紛失 した 図面 の 所在 を 調べ 奪い 返す こと ➡

それ が 任務 だ 。

雲 を つかむ ような 話 だ な 。 ( テンテン ) 相手 が たどった ➡

人 や 道 を 捜索 すれば いい って こと じゃ ない ?

ヤツ は かつて は 一流 の トラップ 使い と して 名 を はせた そうだ 。

図面 の 在りか に トラップ を 残して いった 可能 性 も 十分 ある 。

( シノ ) 納得 できる 話 だ な 。

分かった わ あんた の 指示 に 従う わ 。

やって みる って ば よ 。

んじゃ 調査 を 開始 する ぞ 。

死んだ 男 は 数 か月 前 から 里 に 忍び込み ➡

大工 と して 働いて いた そうだ 。

あっ … 。

あっ ! こ … この 人 。

( シカマル ) 名前 は ゲンノウ 。

う … うそ だ ろ 。

こんな の あり え ねえ って ば よ ゲンノウ の じいちゃん は な ➡

一 楽 の ラーメン が 大好きだった んだ ぞ 。

そんな 人 が 木 ノ 葉 の 里 を 潰す ような まね ➡

する わけ ねえ って ば よ 。

あの なぁ 敵 の 里 に 侵入 する ヤツ が ➡

初め から 悪い とこ さらす わけ ねえ だ ろ 。

相手 に 油断 さ せる ため に いい 人間 を 演じる んだ よ 。

ラーメン 好きに 悪い ヤツ は い ねえ !

いや それ は 違う ぞ ナルト 。

チョウジ お前 から も しっかり 言い聞かせて やって くれ 。

「 一 楽 の ラーメン が 好きな ヤツ に 悪い ヤツ は い ない 」 だ 。

チョウジ ! だっ … った く !

ど いつも こいつ も 。

( カンナ ) 盗ま れた 図面 の リスト です 。 ➡

全く 面目 ねえ 大切な 図面 を 。 ➡

綱 手 様 に 顔 向け でき ねえ 。

この 中 で ゲンノウ が 関わった 工事 は ?

( カンナ ) いや それ は 一 つ も 。

でも 棟りょう の 下 で 働いて た んじゃ ?

里 の 安全に 関わる ような 工事 に は ➡

よそ者 は 参加 さ せ や せ ん あの じいさん に 任せた の は ➡

一般 の 住宅 建設 の 現場 だけ です 。

( シノ ) つまり 工事 に 紛れて ➡

トラップ を 仕掛けた 可能 性 は 低い と 。

ああ そう 思う が ね 。

念のため すべて 調べた ほう が いい だろう 。

頼む 。

ヒナタ 様 こちら を お 願い し ます 。

はい 。

僕 も 一緒に 行き ます 。 ( テンテン ) 私 も 。

さっき も 言った が ➡

図面 が まだ 敵 の 手 に 渡って ない 可能 性 も ある 。

逃げる 途中 で どこ か に 隠した と いう こと も 考え られる から な 。

そい つ を 当たる の が 俺 たち の 役目 って わけだ な 。

( シノ ) 承知 した 。

宝 探し の スタート だ 頼む ぞ 赤 丸 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 )

( シノ ) 行け 。

♬~

いの と サクラ は じいさん の 死体 の ほう を 見て きて くれ 。

何 か 手がかり が 残さ れて る かも しれ ねえ 。

え ぇ ? あたし たち が ?

分かった わ 。 ( いの ) ん … 分かった わ よ 。 ➡

行けば いい んでしょ 行けば !

( いの ) サクラ あんた ホントに 平気な の ?

平気 も 何も 医療 忍者 を 目指して ん のに ➡

これ ぐらい で ビビ って られ ない でしょ ?

あんた は そう かも しれ ない けど さ 。

さて と 棟りょう ➡

死んだ ゲンノウ って じいさん に ついて 知って る こと を ➡

洗いざらい しゃべって くん ねえ か ?

あの じいさん が 木 ノ 葉 に 来た の は 3 か月 前 の こと で ね 。 ➡

砂 の 国 の 有名な 棟りょう の 紹介 状 を 持って ➡

うち を 訪ねて きた んだ 。 ➡

知って の とおり 今 木 ノ 葉 で は ➡

ちょっと した 建築 ブーム が 起こって る 。 ➡

ま ぁ どこ も 猫 の 手 も 借りた いって 時 だ 。 ➡

うち と して も 人手 が 欲しかった から ➡

すぐに 雇う こと に した 。 ➡

腕 は ま ぁま ぁ 普通だった な 。 ➡

ず ~ っと 雇い たく なる ほど よくも なければ ➡

すぐ クビ に する ほど 悪く も ない 。 ➡

仕事 ぶり も 真面目 人手 が 足りない とき に 雇う に は ➡

うってつけの 人材 だった 。

( カンナ ) だが しばらく して ヤツ の 持ってきた 紹介 状 が ➡

偽物 だって 分かった んだ 。

こいつ が その 紹介 状 だ 。

どうして これ が 偽物 な んだ ?

10 年 以上 前 だ が 同じ 棟りょう の 紹介 状 を 持って ➡

働き に 来た ヤツ が いたんだ 。

たまたま その 時 の 紹介 状 が 出て きた んで ➡

見比べて みたら 筆跡 が 違う こと に 気付いて … 。

そっち の 紹介 状 は ?

( カンナ ) それ なら あそこ の 棚 に 。

あれ ? どこ に やった かな ?

確かに ここ に 入れ といた はずだ が … 。

ない なら 別に いい っす よ 。

( カンナ ) すま ねえ 。

ま ぁ うち と して は 悪 さ を せ ず に きっちり 働いて くれりゃ ➡

別に 紹介 状 が 偽物 だろう と かまわ なかった んです が ね 。

一応 こういう こと は 綱 手 様 の 耳 に ➡

入れ と いた ほう が いい だろう と 思って な は ぁ ~ 。

まさか あの じいさん が よそ の 国 の 忍 で ➡

うち から 図面 を 盗み出す と は … 。

正直 今 でも 信じ られ ない 気分 だ ぜ 。

なぁ 本当に じいさん の 仕業 な の か ?

俺 だって 信じ らん ねえ って ば よ 。

わな を 仕掛けて る 気配 は ない か 。

いい ぞ 。

ここ が じいちゃん の 住んで た 部屋 か 。

( 家主 ) 家賃 は 毎月 きっちり 払って たよ 。 ➡

生活 は 規則正しかった ねぇ 。

たまに 大工 仲間 と 飲んで 帰って くる こと も あった けど ➡

人 に 迷惑 を かける ような こと は … 。

まっ 予想 は して いた が ➡

手がかり に なる ような もの は 何も な しか 。

( チョウジ ) あった ! ( シカマル ) あっ 何 が あった って ?

特製 かつお だし さっぱり うどん に ➡

薄味 すっきり 極細 うどん 。

食い物 探して んじゃ ねえ んだ ぞ 。

でも 普通 1 人 暮らし して る んだったら ➡

もっと 食べ物 を 蓄えて る はずな のに ➡

カップ うどん しか ない 。

じいさん 外食 が 多かった んだ ろ 。

一 楽 と か に も よく 行って たって 話 だし 。

だ ろ ? ナルト 。 あ … ああ 。

( チョウジ ) 自炊 した ほう が 安くて いっぱい 食べ られる のに 。

( シカマル ) チョウジ お前 じゃ ない んだ よ 。

♬~

( 大工 1 ) あの じいさん 自分 の こと は ほとんど 話さ なかった から なぁ 。

やっぱり そう か 。

( 大工 2 ) あぁ そう いや この 里 の 子ども と 仲よく なった って ➡

うれし そうに 話して た こと が あった な 。

そい つ なら 死んだ じいさん から 何 か 聞いて る かも 。

いや そい つ は どう か なぁ ?

どうか なって 何 だ よ ? まずは そい つ の こと 捜し出して ➡

聞き出して み なくちゃ 分か ん ねえ だ ろ 。

ところが 捜し出す 必要 も 聞き出す 必要 も ねえ んだ な 。

えっ じゃあ そい つ は どこ に いん だって ば よ ?

バ ~ カ その 子ども って の は お前 だ ナルト 。

え ぇ ~‼ 俺 か !?

ああ 間 違いない 。

≪ ( 暗部 1 ) うずまき ナルト だ な ?

えっ … 。

( 暗部 2 ) 少し 話 を 聞か せて もらおう 。

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ 星屑 ☆ スチャスチャ 踊る 市松 の 夜 に

♬ 『 あぁ まだ 帰り たく ない 』 と

♬ 口 に は 出せ ない なぁ

♬ 思わせぶり テリー

♬ 愛す べき 顔 に 唾 を ‼

♬ ミスタ ー クリケット

♬ 汗 臭い ステージ の

♬ 上 で 光る トロンボーン の

♬ ピッチ が 段々

♬ 外れて いって いる の も

♬ 気 に なる けど

♬ そんな 事 より この 無い 胸 の

♬ モヤモヤ は さっき 呑 んだ

♬ コーラ の せい かしら ねぇ ?

♬~

♬~

( チョウジ ) 〈 ナルト の ヤツ どんな 調べ を 受けて ん の か な ?〉

( シカマル ) 〈 ま ぁ 逆行 催眠 くらい かけ られて んじゃ ねえ ?〉

( チョウジ ) 〈 逆行 催眠 って ?〉 ( シカマル ) 〈 潜在 意識 ん 中 から ➡

記憶 を 引っ張り出す 術 だ 〉 ( チョウジ ) 〈 へ ぇ ~ 。 ➡

それ なら 記憶 力 の ない ナルト でも 何 か 知って る かも ね 〉

〈 そりゃ どうか な ?〉 ( シカマル ) 〈 あの ゲンノウ って じいさん ➡

相当 くせ者 だった みて ぇだ し 。 ➡

って か 何で お前 が ここ に いる んだ !?〉


Naruto Episode 197

♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と … かきならせ|そんざい|||||

♬ 新たな 旅 が 今 始まる あらたな|たび||いま|はじまる

♬~

♬ 変わり 行く 季節 の 中 を かわり|いく|きせつ||なか|

♬ 生き抜く 度 に 僕ら いきぬく|たび||ぼくら

♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど ちえ||つよ|||て||いれた|

♬ ( just looks like a survival game )

♬ 流れて く 時間 の 中 に ながれて||じかん||なか|

♬ 置き去り に した 思い を おきざり|||おもい|

♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた わすれた|こと||わすれて|

♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って くずれ||じ|こどく||しって

♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない であえた|ぼくら|ひと|じん||

♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を さらけだせ|かんじょう||よろず|たけ||おもい|

♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く なみだ|め||うんめい||かえて|いく

♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を やみ||うちならせ|こどう|

♬ きっと 会える よ |あえる|

♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で おなじ|いたみ||き||した|

♬~

♬~

( ナルト ) へ ぇ ~ この 辺 だいぶ 新しい 家 が 建って る って ば よ 。 ||||ほとり||あたらしい|いえ||たって||||

( サクラ ) 最近 ちょっと した 建築 ブーム なん だって 。 |さいきん|||けんちく|ぶーむ||

現場 は どこ も 人手 不足 で ➡ げんば||||ひとで|ふそく|

よそ の 国 の 大工 さん と か 使って る みたい よ 。 ||くに||だいく||||つかって|||

エヘッ そん くらい 俺 だって 知って る って ば よ 。 |||おれ||しって||||

( 木づち で たたく 音 ) あ ? きづち|||おと|

ゲンノウ の じいちゃん !

( ゲンノウ ) お ぉ ナルト 君 ! ||||きみ

誰 な の ? 砂 の 国 から 出稼ぎ に 来て る ➡ だれ|||すな||くに||でかせぎ||きて|

大工 さん だって ば よ ! ラ ー メン 好き で よく 一 楽 で 会う んだ 。 だいく||||||||すき|||ひと|がく||あう|

どう じゃ ? きょう も この あと 。

うん ! アハッ !

( テウチ ) へい お 待ち ! いった だっ き ます ! |||まち||||

( ゲンノウ ) はい どうも 。

は ぁ ~! やっぱり 一 楽 の ラーメン は 最高 だって ば よ 。 |||ひと|がく||らーめん||さいこう|||

( アヤメ ) ウフフフ 。 ( テウチ ) ハハハ そうだ ろ そうだ ろ ! ||||そう だ||そう だ|

す まんが 水 を 。 ( アヤメ ) あっ は ~ い ! ||すい|||||

プハ ~! ご っそ さん ! 早 っ ! ||||はや|

もう 腹 いっぱいに なった の かい ? |はら||||

いや ぁ それ が まだまだ 。

( ゲンノウ ) じゃあ わし の を やろう 。

ラッキー ! ハハッ ! ちょっと ナルト ! らっきー|||

( アヤメ ) この 2 人 いつも こう な の よ 。 ||じん|||||

まるで 本物 の じいさん と 孫 だ な 。 |ほんもの||||まご||

もう サクラ ちゃん って ば 厳し すぎ だって 。 |さくら||||きびし||

綱 手 の ばあちゃん や ほか に も いっぱい うるさい ヤツ いっか ら な 。 つな|て|||||||||やつ|||

シノ だ ろ い のだ ろ キバ に カカシ 先生 。 しの|||||||||せんせい

でも やっぱり サクラ ちゃん かな 。 何 よ ナルト ! ||さくら|||なん||

それ は あんた が いつ だって 悪い から でしょ ! ||||||わるい||

ま ぁま ぁ サクラ ちゃん 抑えて 抑えて ほら しわ が … 。 |||さくら||おさえて|おさえて|||

( 殴る 音 ) あっ 痛い ! なぐる|おと||いたい

( ゲンノウ ) 《 そろそろ 潮時 だ な 》 ||しおどき||

ゲンノウ の じいちゃん 助けて よ ! |||たすけて|

♬~

( いびき )

だっ ! 痛 ぁ ~ 。 |つう|

く っそ … 。

何 だ ? 霧 か ? なん||きり|

まっ どう で も いい けど … 。

♬~

( 暗部 ) ん … 。 あんぶ|

♬~

( シズネ ) 綱 手 様 お 休み の ところ 申し訳 あり ませ ん 。 |つな|て|さま||やすみ|||もうし わけ|||

かねて より 暗部 が マーク して いた 男 が … 。 ||あんぶ|||||おとこ|

( 綱 手 ) 動いた か ? ( シズネ ) 現在 逃亡 中 です 。 つな|て|うごいた|||げんざい|とうぼう|なか|

逃亡 中 ? とうぼう|なか

暗部 を そろえて おいて まだ 捕獲 でき ない の か ?➡ あんぶ|||||ほかく||||

一体 何者 な んだ ?➡ いったい|なにもの||

正体 は つかんで いる んだろう な ? しょうたい|||||

最近 の 手配 書 に は 該当 する 者 が い なかった のです が ➡ さいきん||てはい|しょ|||がいとう||もの||||の です|

古い 手配 書 を 調べ 直して みた ところ … 。 ふるい|てはい|しょ||しらべ|なおして||

( 綱 手 ) ゲンノウ だ と ? つな|て|||

トラップ 使い の ゲンノウ か ? ( シズネ ) ご存じ でした か ? |つかい|||||ごぞんじ||

もう 相当な 年 の はずだ ぞ 。 |そうとうな|とし|||

最近 名前 を 聞か ない から 引退 した と 思って いた が … 。 さいきん|なまえ||きか|||いんたい|||おもって||

まさか 木 ノ 葉 に 潜り込んで いた と は な … 。 |き||は||もぐりこんで||||

( ゲンノウ ) ハァ ハァ … 寄る 年 波 に は 勝て ぬ か 。 |||よる|とし|なみ|||かて||

( ゲンノウ ) いや さすが 木 ノ 葉 の 暗部 と 言う べき か な ? |||き||は||あんぶ||いう|||

( 暗部 1 ) 棟りょう の 家 から 盗み出した もの を 返して もらおう 。 あんぶ|とうりょう||いえ||ぬすみだした|||かえして|

( ゲンノウ ) あんな もの を わし が いつまでも 手元 に 残し とる と 思う たか ? |||||||てもと||のこし|||おもう|

( 暗部 たち ) な っ … 。 あんぶ|||

( ゲンノウ ) 長き 忍 人生 ここ ら で 幕 引き に する の も よかろう 。 ➡ |ながき|おし|じんせい||||まく|ひき|||||

木 ノ 葉 の 最期 を この 目 で 見 られ ぬ の は 残念じゃ が な ! き||は||さいご|||め||み|||||ざんねんじゃ||

( 暗部 2 ) 起爆 札 !? ( 暗部 3 ) 待避 ! あんぶ|きばく|さつ|あんぶ|たいひ

( 鳥 の 鳴き声 ) ちょう||なきごえ

( 鳴き声 ) なきごえ

♬~

( ガイ ) 木 ノ 葉 に 大規模な 攻撃 を もくろんで いる 者 が いる と ? |き||は||だいきぼな|こうげき||||もの|||

大工 仕事 の ほか に 図面 を 必要 と する 目的 は ➡ だいく|しごと||||ずめん||ひつよう|||もくてき|

それ 以外 に は 考え られ ませ ん 。 |いがい|||かんがえ|||

ゲンノウ の 最後 の ことば も それ を 裏付けて い ます 。 ||さいご||||||うらづけて||

あの 図面 の 解読 に は 時間 が かかる はず 。 |ずめん||かいどく|||じかん|||

だが それ を 当て に し 過ぎる の も 危険だ 。 |||あて|||すぎる|||きけんだ

敵 は 今 すぐ に でも 攻めて くる かも しれ ない 。 てき||いま||||せめて||||

超 S 級 非常 警戒 態勢 を 発動 する 。 ➡ ちょう||きゅう|ひじょう|けいかい|たいせい||はつどう|

必要 最低 限 の 者 を 残し ➡ ひつよう|さいてい|げん||もの||のこし

総員 国境 周辺 の 警戒 に 当たれ 。 ➡ そういん|くにざかい|しゅうへん||けいかい||あたれ

国境 を 越えて くる 者 が あれば 総力 を もって これ を たたく 。 ➡ くにざかい||こえて||もの|||そうりょく|||||

絶対 に 里 に 攻め込ま せる な ! ぜったい||さと||せめこま||

ん ~ いい 天気 だって ば よ 。 ||てんき|||

≪ ナルト 。 ん ?

あぁ サクラ ちゃん 。 |さくら|

( シカマル ) めん どくせ ぇ 話 っす ね 。 ||||はなし||

お前 なら やれる と 思う が な 。 おまえ||||おもう||

だからこそ お前 は 里 に 残した んだ 。 |おまえ||さと||のこした|

せめて もう 少し 人数 を 回して もらえ ない っす か ? ||すこし|にんずう||まわして||||

現状 を 考える と これ 以上 の 人数 は 割け ない んです 。 げんじょう||かんがえる|||いじょう||にんずう||さけ||ん です

お前 に とって は 最高の メンツ だ ろ ? おまえ||||さいこうの|めんつ||

最高 ねぇ 。 さいこう|

霧 ? ゆうべ は 霧 が 出る ような 気象 条件 じゃ なかった けど … 。 きり|||きり||でる||きしょう|じょうけん|||

ん ~ お っか しい なぁ 夢 だった の か な 。 |||||ゆめ||||

何 か やけに 人 少なく ねえ ? なん|||じん|すくなく|

私 も そう 思って た ところ 。 わたくし|||おもって||

この 様子 じゃ 里 に 非常 警戒 態勢 が とら れて る わ ね 。 |ようす||さと||ひじょう|けいかい|たいせい||||||

え ぇ ~!? って マ ~ ジ ~ で ? 気付か なかった って ば よ 。 ||||||きづか||||

そんな もん 気付き なさい よ 忍者 な んだ から 。 ||きづき|||にんじゃ|||

でも さ でも さ 警戒 態勢 って 里 の 一大事 だ ろ ? ||||けいかい|たいせい||さと||いちだいじ||

何で 俺 たち に 何の 知らせ も ね えん だって ば よ ? なんで|おれ|||なんの|しらせ||||||

だから 今 綱 手 様 に こうして 呼ば れて る んでしょ 。 |いま|つな|て|さま|||よば|||

( ノック ) ( シズネ ) どうぞ 。

綱 手 様 ナルト を 連れて き ました 。 つな|て|さま|||つれて||

あ ? シカマル 。

ハハ ~ さては お前 も のけ者 に さ れた な ? ||おまえ||のけもの||||

あぁ ? 何の 話 だ よ ? |なんの|はなし||

別に ~ あっ そうだ シカマル 。 べつに||そう だ|

ゆうべ の 変な 霧 な んだ けど さ お前 も 見て ねえ か ? ||へんな|きり|||||おまえ||みて||

やめ なさい よ あんた の 夢 だって 。 |||||ゆめ|

霧 なんか 出て ねえ よ 。 ほら 言った とおり 。 きり||でて||||いった|

ありゃ 煙幕 だ 。 煙幕 ? |えんまく||えんまく

全員 そろって から 説明 する 。 あ ? ぜんいん|||せつめい||

( 綱 手 ) ナルト サクラ 。 ➡ つな|て||さくら

お前たち を 超 S 級 非常 警戒 態勢 から 外した の は ➡ おまえたち||ちょう||きゅう|ひじょう|けいかい|たいせい||はずした||

シカマル の 下 で 特別 任務 に 就いて もらう ため だ 。 ||した||とくべつ|にんむ||ついて|||

えっ ? まっ つう こと で ➡

まずは これ から 言う 連中 を 集めて くれ 。 |||いう|れんちゅう||あつめて|

( ナルト ・ サクラ ) ん ~?

♬~

ん ~! ん ~!

ちょっと 落ち着き なさい よ ナルト 。 |おちつき|||

だって さ 集合 時間 過ぎて る し ! ||しゅうごう|じかん|すぎて||

( シノ ) いや 正確に は まだ 20 秒 前 だ 。 しの||せいかくに|||びょう|ぜん|

♬~

( ネジ ) 来た ようだ 。 ねじ|きた|

♬~

( チョウジ ) あれ ? もう みんな そろって る の ?

( いの ) どう 見て も あんた が いちばん 後 でしょ 。 ||みて|||||あと|

みんな そろった な ? じゃあ 始め ん ぞ 。 ➡ ||||はじめ||

みんな もう 気付いて る と 思う が ➡ ||きづいて|||おもう|

現在 里 で は 超 S 級 非常 警戒 態勢 が とら れて る 。 げんざい|さと|||ちょう||きゅう|ひじょう|けいかい|たいせい||||

そもそも の 発端 は … 。 ||ほったん|

( キバ ) ゆうべ の 煙幕 だ ろ 。 えっ … お前 ら 気付いて た の か ? |||えんまく||||おまえ||きづいて|||

当然だ 。 ( シノ ) 蟲 たち が やたら 騒ぐ ので な 。 とうぜんだ|しの|むし||||さわぐ||

へ ぇ ~ 僕 は 気付か なかった な 。 ||ぼく||きづか||

あんた ホント いつも 鈍く さい の よ ! |ほんと||にぶく|||

《 私 も 気付か なかった … もし かして ➡ わたくし||きづか|||

ナルト 以下 ‼》 |いか

( テンテン ) で あれ って 一体 何 だった の ? ||||いったい|なん||

( リー ) 暗部 に 絡んだ 事件 の ようでした ので ➡ |あんぶ||からんだ|じけん|||

じっと して いた んです が … 。 |||ん です|

ああ 正解 だ 暗部 が 動いて いた 。 |せいかい||あんぶ||うごいて|

( ヒナタ ) や … やっぱり 。

ゆうべ 遅く の こと だ 。 |おそく|||

2 週間 前 から 暗部 が ひそかに マーク して いた 男 が ➡ しゅうかん|ぜん||あんぶ||||||おとこ|

木 ノ 葉 一 の 大工 の 棟りょう の 家 に 忍び込んだ 。 き||は|ひと||だいく||とうりょう||いえ||しのびこんだ

( シカマル ) そして その 家 の 隠し 金庫 から ➡ |||いえ||かくし|きんこ|

里 の 重要 施設 の 図面 を 盗み出して いった 。 さと||じゅうよう|しせつ||ずめん||ぬすみだして|

( テンテン ) 図面 を ? で 何 が マズ いんだ ? |ずめん|||なん|||

建物 の 図面 が 盗ま れた だけ だ ろ ? たてもの||ずめん||ぬすま||||

盗ま れた だけ って … あんた ねぇ 。 ぬすま|||||

( ヒナタ ) ナルト 君 … 。 ||きみ

例えば 里 を 囲む とり で の 図面 が 敵 に 渡った と しよう 。 たとえば|さと||かこむ||||ずめん||てき||わたった||

ん ?

その 図面 を 詳細に 分析 する こと に よって ➡ |ずめん||しょうさいに|ぶんせき||||

最も 効率 よく 里 に 侵入 する 方法 が 割り 出せる 。 もっとも|こうりつ||さと||しんにゅう||ほうほう||わり|だせる

あっ … 。

綱 手 様 の 館 の 図面 が あった と する 。 つな|て|さま||かん||ずめん||||

それ を 見れば どこ を 通って いけば ➡ ||みれば|||かよって|

綱 手 様 の 部屋 に たどりつける か 分かる 。 つな|て|さま||へや||||わかる

万が一 それ が 暗殺 者 の 手 に 渡りゃ … 。 まんがいち|||あんさつ|もの||て||わたりゃ

それ って めちゃくちゃ ヤベェ って ば よ 。

ゆうべ の 煙幕 は ➡ ||えんまく|

その ぬすっと が 逃げる 途中 で ばらまいた もん だ 。 |||にげる|とちゅう||||

( シノ ) なるほど 。 ( シカマル ) 最終 的に ➡ しの|||さいしゅう|てきに

そい つ は 西 の 森 で 暗部 に 追い詰め られ ➡ |||にし||しげる||あんぶ||おいつめ|

口 を 割る 前 に 自爆 した 。 くち||わる|ぜん||じばく|

( シカマル ) だ が やっかいな こと に 自爆 した 時 ➡ ||||||じばく||じ

そい つ は 盗んだ 図面 を 持って なかった んだ 。 ➡ |||ぬすんだ|ずめん||もって||

もし その 図面 が すでに 敵 の 手 に 渡って いたら …➡ ||ずめん|||てき||て||わたって|

木 ノ 葉 崩し の 悪夢 の 再現 だ 。 ➡ き||は|くずし||あくむ||さいげん|

それ を 防ぐ ため に けさ 超 S 級 非常 警戒 態勢 が とら れた 。 ||ふせぐ||||ちょう||きゅう|ひじょう|けいかい|たいせい|||

で 残さ れた 俺 たち の 任務 は ? |のこさ||おれ|||にんむ|

紛失 した 図面 の 所在 を 調べ 奪い 返す こと ➡ ふんしつ||ずめん||しょざい||しらべ|うばい|かえす|

それ が 任務 だ 。 ||にんむ|

雲 を つかむ ような 話 だ な 。 ( テンテン ) 相手 が たどった ➡ くも||||はなし||||あいて||

人 や 道 を 捜索 すれば いい って こと じゃ ない ? じん||どう||そうさく||||||

ヤツ は かつて は 一流 の トラップ 使い と して 名 を はせた そうだ 。 やつ||||いちりゅう|||つかい|||な|||そう だ

図面 の 在りか に トラップ を 残して いった 可能 性 も 十分 ある 。 ずめん||ありか||||のこして||かのう|せい||じゅうぶん|

( シノ ) 納得 できる 話 だ な 。 しの|なっとく||はなし||

分かった わ あんた の 指示 に 従う わ 。 わかった||||しじ||したがう|

やって みる って ば よ 。

んじゃ 調査 を 開始 する ぞ 。 |ちょうさ||かいし||

死んだ 男 は 数 か月 前 から 里 に 忍び込み ➡ しんだ|おとこ||すう|かげつ|ぜん||さと||しのびこみ

大工 と して 働いて いた そうだ 。 だいく|||はたらいて||そう だ

あっ … 。

あっ ! こ … この 人 。 |||じん

( シカマル ) 名前 は ゲンノウ 。 |なまえ||

う … うそ だ ろ 。

こんな の あり え ねえ って ば よ ゲンノウ の じいちゃん は な ➡

一 楽 の ラーメン が 大好きだった んだ ぞ 。 ひと|がく||らーめん||だいすきだった||

そんな 人 が 木 ノ 葉 の 里 を 潰す ような まね ➡ |じん||き||は||さと||つぶす||

する わけ ねえ って ば よ 。

あの なぁ 敵 の 里 に 侵入 する ヤツ が ➡ ||てき||さと||しんにゅう||やつ|

初め から 悪い とこ さらす わけ ねえ だ ろ 。 はじめ||わるい||||||

相手 に 油断 さ せる ため に いい 人間 を 演じる んだ よ 。 あいて||ゆだん||||||にんげん||えんじる||

ラーメン 好きに 悪い ヤツ は い ねえ ! らーめん|すきに|わるい|やつ|||

いや それ は 違う ぞ ナルト 。 |||ちがう||

チョウジ お前 から も しっかり 言い聞かせて やって くれ 。 |おまえ||||いいきかせて||

「 一 楽 の ラーメン が 好きな ヤツ に 悪い ヤツ は い ない 」 だ 。 ひと|がく||らーめん||すきな|やつ||わるい|やつ||||

チョウジ ! だっ … った く !

ど いつも こいつ も 。

( カンナ ) 盗ま れた 図面 の リスト です 。 ➡ |ぬすま||ずめん||りすと|

全く 面目 ねえ 大切な 図面 を 。 ➡ まったく|めんぼく||たいせつな|ずめん|

綱 手 様 に 顔 向け でき ねえ 。 つな|て|さま||かお|むけ||

この 中 で ゲンノウ が 関わった 工事 は ? |なか||||かかわった|こうじ|

( カンナ ) いや それ は 一 つ も 。 ||||ひと||

でも 棟りょう の 下 で 働いて た んじゃ ? |とうりょう||した||はたらいて||

里 の 安全に 関わる ような 工事 に は ➡ さと||あんぜんに|かかわる||こうじ||

よそ者 は 参加 さ せ や せ ん あの じいさん に 任せた の は ➡ よそもの||さんか|||||||||まかせた||

一般 の 住宅 建設 の 現場 だけ です 。 いっぱん||じゅうたく|けんせつ||げんば||

( シノ ) つまり 工事 に 紛れて ➡ しの||こうじ||まぎれて

トラップ を 仕掛けた 可能 性 は 低い と 。 ||しかけた|かのう|せい||ひくい|

ああ そう 思う が ね 。 ||おもう||

念のため すべて 調べた ほう が いい だろう 。 ねんのため||しらべた||||

頼む 。 たのむ

ヒナタ 様 こちら を お 願い し ます 。 |さま||||ねがい||

はい 。

僕 も 一緒に 行き ます 。 ( テンテン ) 私 も 。 ぼく||いっしょに|いき|||わたくし|

さっき も 言った が ➡ ||いった|

図面 が まだ 敵 の 手 に 渡って ない 可能 性 も ある 。 ずめん|||てき||て||わたって||かのう|せい||

逃げる 途中 で どこ か に 隠した と いう こと も 考え られる から な 。 にげる|とちゅう|||||かくした|||||かんがえ|||

そい つ を 当たる の が 俺 たち の 役目 って わけだ な 。 |||あたる|||おれ|||やくめ|||

( シノ ) 承知 した 。 しの|しょうち|

宝 探し の スタート だ 頼む ぞ 赤 丸 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 ) たから|さがし||すたーと||たのむ||あか|まる|あか|まる|||こえ

( シノ ) 行け 。 しの|いけ

♬~

いの と サクラ は じいさん の 死体 の ほう を 見て きて くれ 。 ||さくら||||したい||||みて||

何 か 手がかり が 残さ れて る かも しれ ねえ 。 なん||てがかり||のこさ|||||

え ぇ ? あたし たち が ?

分かった わ 。 ( いの ) ん … 分かった わ よ 。 ➡ わかった||||わかった||

行けば いい んでしょ 行けば ! いけば|||いけば

( いの ) サクラ あんた ホントに 平気な の ? |さくら||ほんとに|へいきな|

平気 も 何も 医療 忍者 を 目指して ん のに ➡ へいき||なにも|いりょう|にんじゃ||めざして||

これ ぐらい で ビビ って られ ない でしょ ?

あんた は そう かも しれ ない けど さ 。

さて と 棟りょう ➡ ||とうりょう

死んだ ゲンノウ って じいさん に ついて 知って る こと を ➡ しんだ||||||しって|||

洗いざらい しゃべって くん ねえ か ? あらいざらい||||

あの じいさん が 木 ノ 葉 に 来た の は 3 か月 前 の こと で ね 。 ➡ |||き||は||きた|||かげつ|ぜん||||

砂 の 国 の 有名な 棟りょう の 紹介 状 を 持って ➡ すな||くに||ゆうめいな|とうりょう||しょうかい|じょう||もって

うち を 訪ねて きた んだ 。 ➡ ||たずねて||

知って の とおり 今 木 ノ 葉 で は ➡ しって|||いま|き||は||

ちょっと した 建築 ブーム が 起こって る 。 ➡ ||けんちく|ぶーむ||おこって|

ま ぁ どこ も 猫 の 手 も 借りた いって 時 だ 。 ➡ ||||ねこ||て||かりた||じ|

うち と して も 人手 が 欲しかった から ➡ ||||ひとで||ほしかった|

すぐに 雇う こと に した 。 ➡ |やとう|||

腕 は ま ぁま ぁ 普通だった な 。 ➡ うで|||||ふつうだった|

ず ~ っと 雇い たく なる ほど よくも なければ ➡ ||やとい|||||

すぐ クビ に する ほど 悪く も ない 。 ➡ |くび||||わるく||

仕事 ぶり も 真面目 人手 が 足りない とき に 雇う に は ➡ しごと|||まじめ|ひとで||たりない|||やとう||

うってつけの 人材 だった 。 |じんざい|

( カンナ ) だが しばらく して ヤツ の 持ってきた 紹介 状 が ➡ ||||やつ||もってきた|しょうかい|じょう|

偽物 だって 分かった んだ 。 にせもの||わかった|

こいつ が その 紹介 状 だ 。 |||しょうかい|じょう|

どうして これ が 偽物 な んだ ? |||にせもの||

10 年 以上 前 だ が 同じ 棟りょう の 紹介 状 を 持って ➡ とし|いじょう|ぜん|||おなじ|とうりょう||しょうかい|じょう||もって

働き に 来た ヤツ が いたんだ 。 はたらき||きた|やつ||

たまたま その 時 の 紹介 状 が 出て きた んで ➡ ||じ||しょうかい|じょう||でて||

見比べて みたら 筆跡 が 違う こと に 気付いて … 。 みくらべて||ひっせき||ちがう|||きづいて

そっち の 紹介 状 は ? ||しょうかい|じょう|

( カンナ ) それ なら あそこ の 棚 に 。 |||||たな|

あれ ? どこ に やった かな ?

確かに ここ に 入れ といた はずだ が … 。 たしかに|||いれ|||

ない なら 別に いい っす よ 。 ||べつに|||

( カンナ ) すま ねえ 。

ま ぁ うち と して は 悪 さ を せ ず に きっちり 働いて くれりゃ ➡ ||||||あく|||||||はたらいて|

別に 紹介 状 が 偽物 だろう と かまわ なかった んです が ね 。 べつに|しょうかい|じょう||にせもの|||||ん です||

一応 こういう こと は 綱 手 様 の 耳 に ➡ いちおう||||つな|て|さま||みみ|

入れ と いた ほう が いい だろう と 思って な は ぁ ~ 。 いれ||||||||おもって|||

まさか あの じいさん が よそ の 国 の 忍 で ➡ ||||||くに||おし|

うち から 図面 を 盗み出す と は … 。 ||ずめん||ぬすみだす||

正直 今 でも 信じ られ ない 気分 だ ぜ 。 しょうじき|いま||しんじ|||きぶん||

なぁ 本当に じいさん の 仕業 な の か ? |ほんとうに|||しわざ|||

俺 だって 信じ らん ねえ って ば よ 。 おれ||しんじ|||||

わな を 仕掛けて る 気配 は ない か 。 ||しかけて||けはい|||

いい ぞ 。

ここ が じいちゃん の 住んで た 部屋 か 。 ||||すんで||へや|

( 家主 ) 家賃 は 毎月 きっちり 払って たよ 。 ➡ やぬし|やちん||まいつき||はらって|

生活 は 規則正しかった ねぇ 。 せいかつ||きそくただしかった|

たまに 大工 仲間 と 飲んで 帰って くる こと も あった けど ➡ |だいく|なかま||のんで|かえって|||||

人 に 迷惑 を かける ような こと は … 。 じん||めいわく|||||

まっ 予想 は して いた が ➡ |よそう||||

手がかり に なる ような もの は 何も な しか 。 てがかり||||||なにも||

( チョウジ ) あった ! ( シカマル ) あっ 何 が あった って ? ||||なん|||

特製 かつお だし さっぱり うどん に ➡ とくせい|||||

薄味 すっきり 極細 うどん 。 うすあじ||ごくぼそ|

食い物 探して んじゃ ねえ んだ ぞ 。 くいもの|さがして||||

でも 普通 1 人 暮らし して る んだったら ➡ |ふつう|じん|くらし|||

もっと 食べ物 を 蓄えて る はずな のに ➡ |たべもの||たくわえて|||

カップ うどん しか ない 。 かっぷ|||

じいさん 外食 が 多かった んだ ろ 。 |がいしょく||おおかった||

一 楽 と か に も よく 行って たって 話 だし 。 ひと|がく||||||おこなって||はなし|

だ ろ ? ナルト 。 あ … ああ 。

( チョウジ ) 自炊 した ほう が 安くて いっぱい 食べ られる のに 。 |じすい||||やすくて||たべ||

( シカマル ) チョウジ お前 じゃ ない んだ よ 。 ||おまえ||||

♬~

( 大工 1 ) あの じいさん 自分 の こと は ほとんど 話さ なかった から なぁ 。 だいく|||じぶん|||||はなさ|||

やっぱり そう か 。

( 大工 2 ) あぁ そう いや この 里 の 子ども と 仲よく なった って ➡ だいく|||||さと||こども||なかよく||

うれし そうに 話して た こと が あった な 。 |そう に|はなして|||||

そい つ なら 死んだ じいさん から 何 か 聞いて る かも 。 |||しんだ|||なん||きいて||

いや そい つ は どう か なぁ ?

どうか なって 何 だ よ ? まずは そい つ の こと 捜し出して ➡ ||なん||||||||さがしだして

聞き出して み なくちゃ 分か ん ねえ だ ろ 。 ききだして|||わか||||

ところが 捜し出す 必要 も 聞き出す 必要 も ねえ んだ な 。 |さがしだす|ひつよう||ききだす|ひつよう||||

えっ じゃあ そい つ は どこ に いん だって ば よ ?

バ ~ カ その 子ども って の は お前 だ ナルト 。 |||こども||||おまえ||

え ぇ ~‼ 俺 か !? ||おれ|

ああ 間 違いない 。 |あいだ|ちがいない

≪ ( 暗部 1 ) うずまき ナルト だ な ? あんぶ||||

えっ … 。

( 暗部 2 ) 少し 話 を 聞か せて もらおう 。 あんぶ|すこし|はなし||きか||

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ 星屑 ☆ スチャスチャ 踊る 市松 の 夜 に ほしくず||おどる|いちまつ||よ|

♬ 『 あぁ まだ 帰り たく ない 』 と ||かえり|||

♬ 口 に は 出せ ない なぁ くち|||だせ||

♬ 思わせぶり テリー おもわせぶり|

♬ 愛す べき 顔 に 唾 を ‼ あいす||かお||つば|

♬ ミスタ ー クリケット

♬ 汗 臭い ステージ の あせ|くさい|すてーじ|

♬ 上 で 光る トロンボーン の うえ||ひかる||

♬ ピッチ が 段々 ぴっち||だんだん

♬ 外れて いって いる の も はずれて||||

♬ 気 に なる けど き|||

♬ そんな 事 より この 無い 胸 の |こと|||ない|むね|

♬ モヤモヤ は さっき 呑 んだ もやもや|||どん|

♬ コーラ の せい かしら ねぇ ? こーら||||

♬~

♬~

( チョウジ ) 〈 ナルト の ヤツ どんな 調べ を 受けて ん の か な ?〉 |||やつ||しらべ||うけて||||

( シカマル ) 〈 ま ぁ 逆行 催眠 くらい かけ られて んじゃ ねえ ?〉 |||ぎゃっこう|さいみん|||||

( チョウジ ) 〈 逆行 催眠 って ?〉 ( シカマル ) 〈 潜在 意識 ん 中 から ➡ |ぎゃっこう|さいみん|||せんざい|いしき||なか|

記憶 を 引っ張り出す 術 だ 〉 ( チョウジ ) 〈 へ ぇ ~ 。 ➡ きおく||ひっぱりだす|じゅつ||||

それ なら 記憶 力 の ない ナルト でも 何 か 知って る かも ね 〉 ||きおく|ちから|||||なん||しって|||

〈 そりゃ どうか な ?〉 ( シカマル ) 〈 あの ゲンノウ って じいさん ➡

相当 くせ者 だった みて ぇだ し 。 ➡ そうとう|くせもの||||

って か 何で お前 が ここ に いる んだ !?〉 ||なんで|おまえ|||||