×

We use cookies to help make LingQ better. By visiting the site, you agree to our cookie policy.


image

ナルト, Naruto Episode 188

Naruto Episode 188

♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と …

♬ 新たな 旅 が 今 始まる

♬~

♬ 変わり 行く 季節 の 中 を

♬ 生き抜く 度 に 僕ら

♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど

♬ ( just looks like a survival game )

♬ 流れて く 時間 の 中 に

♬ 置き去り に した 思い を

♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた

♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って

♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない

♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を

♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く

♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を

♬ きっと 会える よ

♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で

♬~

♬~

( チョウジ ) ホントに こっち に 来た の か ?

( ナルト ) でも どうして こっち 来 んだ よ チョウジ の 言う とおり なら ➡

ヤツ ら は 俺 たち を 追って こね え はずだ ろ 。

( チョウジ ) そりゃ 僕たち が 狙わ れて る わけじゃ ない と ➡

思った から 言った んだ 。

( ヒナタ ) 言い争って る 場合 じゃ ない と 思う の 。

何 か 作戦 を 立て ない と 。

んな こと 言った って よ 。

( シュン ) どうした ?➡

お前 の 言って た ヤツ ら が 追いついて きた の か ?

ならば この 集団 を 2 つ に 分ける べきだ 。

1 つ で も 守る の が 難しい のに ➡

2 つ に 分けて どう すんだ って ば よ 。

( ヒナタ ) ナルト 君 !

教えて ください どんな 考え な んです か ?

こういう こと さ 。 ➡

例えば … 。

( シュン ) ここ に 10 個 の 柿 が ある と する 。

それ 食べ物 なら 何でも いい の か ?

ああ 。 そんじ ゃあ ➡

俺 は ラーメン が いい なぁ 。

ナルト 君 例え だ から … 。

なら ラーメン に しよう 。

この 10 杯 の ラーメン を 狙う ヤツ が いる 。 ➡

で 守る 君 たち は 3 人 だ 。 ➡

そう する と 1 人 大体 3 杯 を 守ら なくちゃ なら ない 。

いやいや ラーメン なら そい つら が 来る 前 に ➡

ぜ ~ ん ぶ 食 っち まえば いい それ で 解決 だって ば よ 。

ナ … ナルト 君 ➡

この ラーメン は 誰 か に 出前 する もの だ から ➡

食べちゃ ダメな の 。

あ ~ そう な の か … でも 伸びたら うまく ねえ って ば よ 。

話 を 続ける よ 。

10 杯 の ラーメン を 3 人 で 守る なら ➡

1 人 大体 3 杯 を 守る 。 ➡

だが この ラーメン に は 逃げ足 が 付いて いる 。

逃げ足 の 付いた ラーメン ?

( シュン ) 逃げ足 の 速い ラーメン が 5 個 と … 。

( シュン ) 逃げ足 の 遅い ラーメン が 5 個 。

うん うん 何だか す ん ごい ことに なって ん なぁ 。

そ っか その 2 つ に グループ を 分ければ … 。

当然 追っ手 は まず 逃げ足 の 遅い グループ を 狙う 。

で 先行 する グループ に は 護衛 を 1 人 。

そして 足 の 遅い グループ に は 2 人 を つける 。

うん うん 。

( シュン ) そう すれば 足 の 遅い グループ の 護衛 は ➡

1 人 で 2 杯 半 を 守れば いい こと に なる 。

お ~ 。

つまり 逃げ足 の 速い ラーメン は 若い 人 たち 。

そして 逃げ足 の 遅い ラーメン は お 年寄り や 子ども の こと ね 。

その とおり 先行 した 者 は 逃げ きれる 可能 性 が 増え ➡

なおかつ 後者 は 護衛 の 負担 が 減る 。

一挙両得 の 作戦 だ 。

は ぁ ~ お前 頭 いい んだ な 。

( ユリノシン ) しかし それ で は お 年寄り や 子ども が … 。

私 は 合理 的な 考え を 言った まで だ 。

一 固まり で いれば 全滅 の 可能 性 が ある 。

違う か ? ユリノシン 。

それ は … 。

なら 決まり だ 。

皆 を 2 つ に 分けよう 。

( 若者 ) すま んな じいさん 。

( 老人 ) な ~ に 気 に する こと は ない わな 。 ➡

働き手 の 年 の 連中 に 何 か ある ほう が 大変じゃ 。 ➡

お前 とて 故郷 に は 女房 子ども が おる んじゃ ろ ?

それ じゃ 先 に 行く ね 。

ナルト 君 チョウジ 君 。

うん 。 うん 頼んだ よ ヒナタ 。

追っ手 の ヤツ ら は 僕 と ナルト で 何とか する から ね 。

はい しっかり 守り ます 。

♬~

ハルナ 様 。 ( シュン ) ユリノシン ➡

よけいな 口出し は する な お前 の 任務 は 何 だ ?

私 を 守る こと で は ない の か ?

キクスケ が ヤツ ら を 倒せば 済む こと だ 。

( チョウジ ) それ じゃ 僕たち も 行こう か 。

( モミジ ) 頼む ぞ チョウジ 兄ちゃん 。

おう 任せ とき な ! チョウジ 。

先 に 行って くれ って ば よ 。

えっ ?

俺 は わな の 所 まで 様子 を 見 に 戻って みる 。

( チョウジ ) でも そんな こと したら 途中 で 追っ手 と … 。

それ で いい んだ よ 大体 襲わ れ ん の を 待って る なんて ➡

俺 の 性 に 合わ ねえ って ば よ 。

ナルト !

任せろ って ば よ !

… じゃ なくて 1 人 で 5 人 守る んじゃ ➡

作戦 の 意味 ないじ ゃん 。

うん 意味 ない ねぇ 。

あの 道 を 来た んだ から ➡

わな は この先 の 辺り 。

近道 す っか 。

何 だ ? これ 何 が あった んだ ?

( 水たまり を 踏む 音 )

何で こんなに ぬれて んだ ?

♬~

何 だ ? この 傷 。

この 人 は !

( チョウジ ) 《 マジ か よ 》

どうかした ? チョウジ 兄ちゃん 。

( チョウジ ) あっ いや 何でもない よ 。

そう … 。

( チョウジ ) 《 感じる よ いくら 僕 でも これほど の 殺気 。 ➡

もう 近く に いる 》

( 老婆 ) ん ~?

雨 ?

( チョウジ ) 《 最悪だ 雨 だ と 敵 の 気配 は いっそう 消える 》

( モミジ ) あっ 。 ( チョウジ ) ん ?

この 雨 変だ よ 。

ん ?

みんな 集まって !

僕 の 近く から 離れ ないで よ 。

何 だ ? これ は 。

( チョウジ ) 《 マズ いな …》

何 だ ? 今 の 。

みんな 荷車 の 下 に 入って て !

もう 入って る よ !

素早い … 。

≪ チョウジ ~!

( チョウジ ) ナルト !

伏せる って ば よ 影 分身 の 術 !

( チョウジ ) お ~ わ ~!

( 爆発 音 )

ナルト 起爆 札 を 使う なら ➡

初め から そう 言って くれる ?

よし もうい ねえ みて ぇだ な 。

どうして 消えた んだ ?

そんな こと は 決 まっ とる 。

欲しい もん が ない 店 に 用 は な いわい 。

欲しい もの ? そうじゃ 。

自分 の 欲しい もん が 品切れ だったら ➡

ほか の 店 に 探し に 行く じゃ ろう 。

それ って もし かして ➡

欲しい もの は もう 一 つ の グループ に ある って こと ?

どういう こと だって ば よ ?

ヒナタ が 危ない … みんな ! 荷物 は ここ に 置いて ➡

必要な もの だけ 持って ! ヒナタ が ?

♬~

( ヒナタ ) 皆さん きょう は この 辺り で テント を 張って ➡

休む こと に し ます 。

暗闇 の 中 移動 して も 危険です から 。

♬~

( 荷車 を 引く 音 )

お ~ い !

ハァ … やっと 追いついた ぜ 。

ナルト 君 チョウジ 君 。

どうした の ? どうした も こうした も ねえ 。

さっき と 事情 が 変わった んだ って ば よ 。

どうやら この 中 に ➡

大事な こと を 隠して る 人 が いる みたいだ ね 。

大事な こと ? ( チョウジ ) たぶん それ は ➡

僕ら が 追わ れて る こと と 関係 して る はずだ よ 。

しかし 誰 が 何 を 隠し とる と いう のじゃ 。

それ は たぶん シュン さん ユリノシン さん ➡

あなた たち だ よ 。

バカな ! 何 を 隠して いる と いう のだ ?

しら ばっ くれ ん な キクスケ さん は な ➡

何者 か に やられ ち まったん だって ば よ 。

何 !? ( ユリノシン ) キクスケ が … 。

しら ばっ くれる な キクスケ さん は な ➡

何者 か に やられ ち まったん だって ば よ 。

何 !? ( ユリノシン ) キクスケ が … 。

どうして キクスケ さん が 忍 の 格好 を して ➡

ヤツ ら と 戦って そんで 殺さ れ なきゃ な ん ねえ んだ 。

お前たち に 話す 必要 など ない 。

でも それ で 私 たち が 追わ れて いる と したら … 。

あなた たち は みんな を 危険に さらして る こと に なる 。 ➡

正直に 話して くれ ない と 守れる もの も 守れ なく なる でしょ 。

キクノジョウ … 。

キクノジョウ ?

それ って キクスケ さん の こと ?

ああ 私 の 名 も ユリノシン で は なく 百合 之丞 。

やめろ 百合 之丞 。

こちら に おら れる 方 は ➡

菜 の 国 の 大名 の 一 人 娘 ➡

ハルナ 様 な のです 。

( 老婆 ) 姫 様 ?

菜 の 国 の ハルナ 姫 様 。

大きゅう なら れて … 。

げ ぇ ~! ひ … 姫 って …➡

お前 女 だった ん か !?

ハルナ 様 この 者 たち の 言う とおり です 。

これ 以上 事実 を 隠して ➡

皆 を 危険な 目 に 遭わ せる わけに は いきま せ ん 。

( ハルナ ) チッ 。

でも 何で お姫様 が 行商 人 の 人 たち に 交ざって … 。

菜 の 国 に クーデター が 起きる と いう 情報 が あった のです 。

クーデター ?

( 百合 之丞 ) 菜 の 国 は 小さい が 平和で のどかな 国 でした 。 ➡

ですが 決して 裕福な 国 で は なかった 。 ➡

気付いた 時 に は 役人 の 大半 は 買収 さ れて いた のです 。

一体 誰 が … 。

首謀 者 は 邪 忍 と 呼ば れる ➡

海 向こう から 来た 3 兄弟 です 。

邪 忍 ? はい 。

特殊な 忍術 を 使い その 恐ろし さ ゆえ に ➡

そう 呼ば れて いる ヤツ ら です 。 ➡

ヤツ ら に 消さ れた 命 は 数多く ➡

目的 の ため に は 人 の 命 など 何とも 思わ ん ➡

虫けら の ごとき に 扱う 者 ども 。

でも どうして 菜 の 国 に ?

それ は 分かり ませ ん 。

が 殿 は ハルナ 様 を 商人 の 一団 に 紛れ込ま せ ➡

国 を 脱出 さ せた のです 。 ➡

キクノジョウ と 私 は 姫 の 護衛 を 任さ れた のです が ➡

2 人 で は 心もとない 。

そこ で 急きょ 盗賊 から の 護衛 と いう 名目 で ➡

木 ノ 葉 隠れ に 依頼 した のです 。

ど … どうして そんな 大事な こと を … 。

言える わけ が ない ! 私 の 脱出 は 極秘 だ 。

それ に お前たち に 言って どう なる ?

慌てふためき 逃げて しまう の が オチ だ 。

俺 たち が 逃げたり する わけ ねえ だ ろ 。

大体 最初 っ から 事情 が 分かって たら ➡

キクノジョウ さん だって 死な ず に 済んだ かも しれ な いって のに 。

そう かな ? お前たち の 誰 か が ➡

キクノジョウ の ように なった だけ かも しれ ない ぞ 。

僕たち は まだ いい けど ➡

お じいちゃん や 子ども まで も 巻き込む なんて … 。

まさか お前 ➡

ばあちゃん や 子ども を おとり に 使って ➡

自分 だけ 逃げる つもり だった の か ?

そう だ それ が どうした !

チョウジ 。

ヒナタ 。

俺 って ば 今 す っげ ぇ ムカ ついて る 。

( ハルナ ) だ から どうした ? 国 に 万一 の こと が あれば ➡

私 は 菜 の 国 の 大名 の 血 を 引く たった 1 人 の 人間 と なる 。 ➡

私 さえ 生き残れば たとえ 菜 の 国 が 滅んだ と して も ➡

いつ の 日 か 再興 する こと が できる のだ !

何 だ と ?

人 の 命 を お前 は 何 だ と 思って る んだ !

あっ !

( 百合 之丞 ) う っ !

♬~

どう か お 許し ください 。

百合 之丞 さん … 。

お前たち の 使命 は 私 を 守る こと で は ない の か ?

お前 まだ そんな こと を !

( 百合 之丞 ) 待って ください ナルト さん 。 ➡

ハルナ 様 私 は そう です 。

しかし この 者 たち は 違い ます 。

彼ら の 請け負った 任務 は 行商 人 の 護衛 。

われわれ を 守る こと と は 違う のです 。

確かに 私 たち が 聞いた の は ➡

行商 人 の 皆さん を 護衛 する D ランク 任務 。

それ が 一 国 の 要人 を お守り する と なれば ➡

それ は A ランク 任務 です 。

あまりに も ランク が 違い すぎ ます 。

お前たち は 私 を 見捨てる と いう の か ?

さっき まで 俺 たち なんて 信頼 し ない って ➡

お前 言って た じゃ ねえ かよ 。

ハルナ 様 は 私 が 命 を 懸けて も … 。

黙れ 百合 之丞 ! キクノジョウ は お前 の 兄 弟子 。

キクノジョウ が 勝て なかった 相手 に ➡

お前 1 人 で 勝てる はず が なかろう !

その とき は それ が われわれ の 運命 で ございます 。

ハルナ 様 。

( モミジ ) 見て て よ チョウジ 兄ちゃん 。

( チョウジ ) お っ すごい すごい !

さっき は 悪かった って ば よ 。

とっさ だった もん で 止ま ん なく って 。

私 の こと は かまい ませ ん 。

ですが どう か ハルナ 様 を 許して あげて ください 。

菜 の 国 は 小さな 国 です 。

国 が 生き残る ため に ハルナ 様 は 小さい 頃 から ➡

たった 1 人 人質 と して 他国 に 預け られて い ました 。

人質 って ?

( 百合 之丞 ) 戦乱 の 世 小さな 国 に は よく ある 話 です 。 ➡

ハルナ 様 は 他国 から 戻ら れた 時 に は ➡

すっかり 人 を 信じる 気持ち を 失って い ました 。 ➡

ハルナ 様 も また 戦国 の 世 の 被害 者 な のです 。

( ヒナタ ) ここ から 1 里 ほど 山 を 下りた 所 に 村 が ある よ 。

とりあえず そこ に おばあ ちゃん たち を 預けて くる よ 。

気 を 付けて ね 。

( チョウジ ) ヒナタ たち も ね 。

( モミジ ) じゃあ ね !

なぜ あの 者 たち を 引き離す ?

あの 者 たち に は まだ 利用 価値 が ある 。

まだ そんな こと 言って ん の か よ 。

あの 人 たち は な お 前 の ため に 売り物 の 荷物 まで 捨てた んだ よ 。

ならば われら も この 場 を 離れる べきだ 。

なり ませ ぬ われら が 行方 を くらませば ➡

あの 一行 が 再び 襲わ れる 可能 性 が あり ます 。

その とおり だ 今度 は ➡

俺 たち が あの 人 たち を 守る ため に おとり に なる 番 だ 。

勝手に しろ 。

ん ? あっ 。

ヒナタ さん ここ は 私 が 。

少し お 休み ください 。

おう そうしろ って ば よ 。

じゃ … じゃあ お ことば に 甘えて 。

そう だ これ 。

キクノジョウ さん が 握って た 。

ありがとう ナルト 君 。

( 百合 之丞 ) キクノジョウ は ➡

菜 の 国 に 伝わる 花 忍術 の 天才 でした 。

幼少 の 頃 から 共に 学び ➡

私 は 一 度 も 彼 に 勝て なかった 。

これ で 彼 に 勝つ チャンス は 永久 に なくなって しまった 。

いい や チャンス は まだ ある 。

えっ ?

キクノジョウ さん を 負かした ヤツ に 勝ち ゃあ ➡

キクノジョウ さん に 勝った こと に なる って ば よ 。

ナルト 君 … その とおり 。

来る !

敵 の 野郎 は 水 を 使う って こと 以外 ➡

どんな 手 で 来る か まるで 分か ん ねえ 。

分かって いる 。

行け ! 花 忍術 飛 花 落葉 !

♬~

何 !? 空中 で 軌道 を 変えた だ と ?

♬~

しまった !

( ルイガ ) ついに 取った !

… なんて な 。

( ルイガ ) フフッ この 俺 を コケ に する と は 。

やっと 姿 を 現し や がった 。

キクノジョウ の 恨み 晴らさ せて もらう 。

ハハッ やれる もん なら やって みな 。

♬~

あ ~!

( ルイガ ) 逃がす か !

♬~

残念 もう 1 人 足りない な 。

もう 1 人 分 は 仕掛けて ある って ば よ !

( 物音 )

ヘヘッ それ も どう かな ?

ヘヘッ 。

う っ 。

まずは 小僧 貴 様 から いっちゃ いな 。

水 [ 外 :99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 水 天 彷彿 !

ナルト 君 ! ( ルイガ ) フフッ 。

そして これ !

( 印 を 結ぶ 音 ) 口 寄せ の 術 !

《 何 だって ば よ 》 あれ が … 。

《 キクノジョウ さん を やった 術 か 》

( ルイガ ) ハハハハ … 。

消えて なく なれ 。

う っ あ ~!

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬ 昨日 は Call Sign 、

♬ 全部 、 携帯 で

♬ 乗れ ない Fuzz Guitar

♬ 変な 公園 で

♬~

♬ Yellow Moon . 今 も 、

♬ 三 つ 、 数えて 、 目 を 開けて

♬ Shadow Moon まだ 夢 を 見て る

♬ 目 を 見て 、 目 を 見て 、

♬ 背 を 向け 合い ながら

♬ 目 を 見て 、 いつ 会える ?

♬ EveryDay EveryNight

♬ 思いつく 言葉 で

♬ 散らかった まま の 気持ち を 、 今 すぐ

♬ 魔法 の コード チェンジ 、

♬ 眠れ ない 街

♬ 日替わり な JAZZ Guitar

♬ そっと マイナーで

♬~

〈 う が ~! 何 な んだ よ この デッカ い ヤツ !〉

( チョウジ ) 〈 餌 に なる の は 絶対 ヤダ ~!〉

〈 言 っと く けど 俺 うまく ねえ から 〉

( チョウジ ) 〈 俺 だって うまい もん か 〉 〈 でも チョウジ の ほう が ➡

食い で が ある !〉 ( チョウジ ) 〈 いい や うまい の は ➡

ナルト の ほう だ もん ね !〉 〈 仲間 の ため に 食わ れ とけ !〉

( チョウジ ) 〈 餌 に なる の は そっち だ ろ !〉 〈… と か ➡

言い争って る 場合 じゃ ねえ し 〉 ( チョウジ ) 〈 百合 之丞 さ ~ ん !〉

〈 あ ~! とにかく 今 は 全力 で 走る っき ゃね えっ てば よ !〉


Naruto Episode 188

♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と … かきならせ|そんざい|||||

♬ 新たな 旅 が 今 始まる あらたな|たび||いま|はじまる

♬~

♬ 変わり 行く 季節 の 中 を かわり|いく|きせつ||なか|

♬ 生き抜く 度 に 僕ら いきぬく|たび||ぼくら

♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど ちえ||つよ|||て||いれた|

♬ ( just looks like a survival game )

♬ 流れて く 時間 の 中 に ながれて||じかん||なか|

♬ 置き去り に した 思い を おきざり|||おもい|

♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた わすれた|こと||わすれて|

♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って くずれ||じ|こどく||しって

♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない であえた|ぼくら|ひと|じん||

♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を さらけだせ|かんじょう||よろず|たけ||おもい|

♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く なみだ|め||うんめい||かえて|いく

♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を やみ||うちならせ|こどう|

♬ きっと 会える よ |あえる|

♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で おなじ|いたみ||き||した|

♬~

♬~

( チョウジ ) ホントに こっち に 来た の か ? |ほんとに|||きた||

( ナルト ) でも どうして こっち 来 んだ よ チョウジ の 言う とおり なら ➡ ||||らい|||||いう||

ヤツ ら は 俺 たち を 追って こね え はずだ ろ 。 やつ|||おれ|||おって||||

( チョウジ ) そりゃ 僕たち が 狙わ れて る わけじゃ ない と ➡ ||ぼくたち||ねらわ|||||

思った から 言った んだ 。 おもった||いった|

( ヒナタ ) 言い争って る 場合 じゃ ない と 思う の 。 |いいあらそって||ばあい||||おもう|

何 か 作戦 を 立て ない と 。 なん||さくせん||たて||

んな こと 言った って よ 。 ||いった||

( シュン ) どうした ?➡

お前 の 言って た ヤツ ら が 追いついて きた の か ? おまえ||いって||やつ|||おいついて|||

ならば この 集団 を 2 つ に 分ける べきだ 。 ||しゅうだん||||わける|

1 つ で も 守る の が 難しい のに ➡ |||まもる|||むずかしい|

2 つ に 分けて どう すんだ って ば よ 。 ||わけて|||||

( ヒナタ ) ナルト 君 ! ||きみ

教えて ください どんな 考え な んです か ? おしえて|||かんがえ||ん です|

こういう こと さ 。 ➡

例えば … 。 たとえば

( シュン ) ここ に 10 個 の 柿 が ある と する 。 |||こ||かき||||

それ 食べ物 なら 何でも いい の か ? |たべもの||なんでも|||

ああ 。 そんじ ゃあ ➡

俺 は ラーメン が いい なぁ 。 おれ||らーめん|||

ナルト 君 例え だ から … 。 |きみ|たとえ||

なら ラーメン に しよう 。 |らーめん||

この 10 杯 の ラーメン を 狙う ヤツ が いる 。 ➡ |さかずき||らーめん||ねらう|やつ||

で 守る 君 たち は 3 人 だ 。 ➡ |まもる|きみ|||じん|

そう する と 1 人 大体 3 杯 を 守ら なくちゃ なら ない 。 |||じん|だいたい|さかずき||まもら|||

いやいや ラーメン なら そい つら が 来る 前 に ➡ |らーめん|||||くる|ぜん|

ぜ ~ ん ぶ 食 っち まえば いい それ で 解決 だって ば よ 。 |||しょく||||||かいけつ|||

ナ … ナルト 君 ➡ ||きみ

この ラーメン は 誰 か に 出前 する もの だ から ➡ |らーめん||だれ|||でまえ||||

食べちゃ ダメな の 。 たべちゃ|だめな|

あ ~ そう な の か … でも 伸びたら うまく ねえ って ば よ 。 ||||||のびたら|||||

話 を 続ける よ 。 はなし||つづける|

10 杯 の ラーメン を 3 人 で 守る なら ➡ さかずき||らーめん||じん||まもる|

1 人 大体 3 杯 を 守る 。 ➡ じん|だいたい|さかずき||まもる

だが この ラーメン に は 逃げ足 が 付いて いる 。 ||らーめん|||にげあし||ついて|

逃げ足 の 付いた ラーメン ? にげあし||ついた|らーめん

( シュン ) 逃げ足 の 速い ラーメン が 5 個 と … 。 |にげあし||はやい|らーめん||こ|

( シュン ) 逃げ足 の 遅い ラーメン が 5 個 。 |にげあし||おそい|らーめん||こ

うん うん 何だか す ん ごい ことに なって ん なぁ 。 ||なんだか|||||||

そ っか その 2 つ に グループ を 分ければ … 。 |||||ぐるーぷ||わければ

当然 追っ手 は まず 逃げ足 の 遅い グループ を 狙う 。 とうぜん|おって|||にげあし||おそい|ぐるーぷ||ねらう

で 先行 する グループ に は 護衛 を 1 人 。 |せんこう||ぐるーぷ|||ごえい||じん

そして 足 の 遅い グループ に は 2 人 を つける 。 |あし||おそい|ぐるーぷ|||じん||

うん うん 。

( シュン ) そう すれば 足 の 遅い グループ の 護衛 は ➡ |||あし||おそい|ぐるーぷ||ごえい|

1 人 で 2 杯 半 を 守れば いい こと に なる 。 じん||さかずき|はん||まもれば||||

お ~ 。

つまり 逃げ足 の 速い ラーメン は 若い 人 たち 。 |にげあし||はやい|らーめん||わかい|じん|

そして 逃げ足 の 遅い ラーメン は お 年寄り や 子ども の こと ね 。 |にげあし||おそい|らーめん|||としより||こども|||

その とおり 先行 した 者 は 逃げ きれる 可能 性 が 増え ➡ ||せんこう||もの||にげ||かのう|せい||ふえ

なおかつ 後者 は 護衛 の 負担 が 減る 。 |こうしゃ||ごえい||ふたん||へる

一挙両得 の 作戦 だ 。 いっきょりょうとく||さくせん|

は ぁ ~ お前 頭 いい んだ な 。 ||おまえ|あたま|||

( ユリノシン ) しかし それ で は お 年寄り や 子ども が … 。 ||||||としより||こども|

私 は 合理 的な 考え を 言った まで だ 。 わたくし||ごうり|てきな|かんがえ||いった||

一 固まり で いれば 全滅 の 可能 性 が ある 。 ひと|かたまり|||ぜんめつ||かのう|せい||

違う か ? ユリノシン 。 ちがう||

それ は … 。

なら 決まり だ 。 |きまり|

皆 を 2 つ に 分けよう 。 みな||||わけよう

( 若者 ) すま んな じいさん 。 わかもの|||

( 老人 ) な ~ に 気 に する こと は ない わな 。 ➡ ろうじん|||き||||||

働き手 の 年 の 連中 に 何 か ある ほう が 大変じゃ 。 ➡ はたらきて||とし||れんちゅう||なん|||||たいへんじゃ

お前 とて 故郷 に は 女房 子ども が おる んじゃ ろ ? おまえ||こきょう|||にょうぼう|こども||||

それ じゃ 先 に 行く ね 。 ||さき||いく|

ナルト 君 チョウジ 君 。 |きみ||きみ

うん 。 うん 頼んだ よ ヒナタ 。 ||たのんだ||

追っ手 の ヤツ ら は 僕 と ナルト で 何とか する から ね 。 おって||やつ|||ぼく||||なんとか|||

はい しっかり 守り ます 。 ||まもり|

♬~

ハルナ 様 。 ( シュン ) ユリノシン ➡ |さま||

よけいな 口出し は する な お前 の 任務 は 何 だ ? |くちだし||||おまえ||にんむ||なん|

私 を 守る こと で は ない の か ? わたくし||まもる||||||

キクスケ が ヤツ ら を 倒せば 済む こと だ 。 ||やつ|||たおせば|すむ||

( チョウジ ) それ じゃ 僕たち も 行こう か 。 |||ぼくたち||いこう|

( モミジ ) 頼む ぞ チョウジ 兄ちゃん 。 |たのむ|||にいちゃん

おう 任せ とき な ! チョウジ 。 |まかせ|||

先 に 行って くれ って ば よ 。 さき||おこなって||||

えっ ?

俺 は わな の 所 まで 様子 を 見 に 戻って みる 。 おれ||||しょ||ようす||み||もどって|

( チョウジ ) でも そんな こと したら 途中 で 追っ手 と … 。 |||||とちゅう||おって|

それ で いい んだ よ 大体 襲わ れ ん の を 待って る なんて ➡ |||||だいたい|おそわ|||||まって||

俺 の 性 に 合わ ねえ って ば よ 。 おれ||せい||あわ||||

ナルト !

任せろ って ば よ ! まかせろ|||

… じゃ なくて 1 人 で 5 人 守る んじゃ ➡ ||じん||じん|まもる|

作戦 の 意味 ないじ ゃん 。 さくせん||いみ||

うん 意味 ない ねぇ 。 |いみ||

あの 道 を 来た んだ から ➡ |どう||きた||

わな は この先 の 辺り 。 ||このさき||あたり

近道 す っか 。 ちかみち||

何 だ ? これ 何 が あった んだ ? なん|||なん|||

( 水たまり を 踏む 音 ) みずたまり||ふむ|おと

何で こんなに ぬれて んだ ? なんで|||

♬~

何 だ ? この 傷 。 なん|||きず

この 人 は ! |じん|

( チョウジ ) 《 マジ か よ 》

どうかした ? チョウジ 兄ちゃん 。 ||にいちゃん

( チョウジ ) あっ いや 何でもない よ 。 |||なんでもない|

そう … 。

( チョウジ ) 《 感じる よ いくら 僕 でも これほど の 殺気 。 ➡ |かんじる|||ぼく||||さっき

もう 近く に いる 》 |ちかく||

( 老婆 ) ん ~? ろうば|

雨 ? あめ

( チョウジ ) 《 最悪だ 雨 だ と 敵 の 気配 は いっそう 消える 》 |さいあくだ|あめ|||てき||けはい|||きえる

( モミジ ) あっ 。 ( チョウジ ) ん ?

この 雨 変だ よ 。 |あめ|へんだ|

ん ?

みんな 集まって ! |あつまって

僕 の 近く から 離れ ないで よ 。 ぼく||ちかく||はなれ||

何 だ ? これ は 。 なん|||

( チョウジ ) 《 マズ いな …》

何 だ ? 今 の 。 なん||いま|

みんな 荷車 の 下 に 入って て ! |にぐるま||した||はいって|

もう 入って る よ ! |はいって||

素早い … 。 すばやい

≪ チョウジ ~!

( チョウジ ) ナルト !

伏せる って ば よ 影 分身 の 術 ! ふせる||||かげ|ぶんしん||じゅつ

( チョウジ ) お ~ わ ~!

( 爆発 音 ) ばくはつ|おと

ナルト 起爆 札 を 使う なら ➡ |きばく|さつ||つかう|

初め から そう 言って くれる ? はじめ|||いって|

よし もうい ねえ みて ぇだ な 。

どうして 消えた んだ ? |きえた|

そんな こと は 決 まっ とる 。 |||けっ||

欲しい もん が ない 店 に 用 は な いわい 。 ほしい||||てん||よう|||

欲しい もの ? そうじゃ 。 ほしい||そう じゃ

自分 の 欲しい もん が 品切れ だったら ➡ じぶん||ほしい|||しなぎれ|

ほか の 店 に 探し に 行く じゃ ろう 。 ||てん||さがし||いく||

それ って もし かして ➡

欲しい もの は もう 一 つ の グループ に ある って こと ? ほしい||||ひと|||ぐるーぷ||||

どういう こと だって ば よ ?

ヒナタ が 危ない … みんな ! 荷物 は ここ に 置いて ➡ ||あぶない||にもつ||||おいて

必要な もの だけ 持って ! ヒナタ が ? ひつような|||もって||

♬~

( ヒナタ ) 皆さん きょう は この 辺り で テント を 張って ➡ |みなさん||||あたり||てんと||はって

休む こと に し ます 。 やすむ||||

暗闇 の 中 移動 して も 危険です から 。 くらやみ||なか|いどう|||きけん です|

♬~

( 荷車 を 引く 音 ) にぐるま||ひく|おと

お ~ い !

ハァ … やっと 追いついた ぜ 。 ||おいついた|

ナルト 君 チョウジ 君 。 |きみ||きみ

どうした の ? どうした も こうした も ねえ 。

さっき と 事情 が 変わった んだ って ば よ 。 ||じじょう||かわった||||

どうやら この 中 に ➡ ||なか|

大事な こと を 隠して る 人 が いる みたいだ ね 。 だいじな|||かくして||じん||||

大事な こと ? ( チョウジ ) たぶん それ は ➡ だいじな|||||

僕ら が 追わ れて る こと と 関係 して る はずだ よ 。 ぼくら||おわ|||||かんけい||||

しかし 誰 が 何 を 隠し とる と いう のじゃ 。 |だれ||なん||かくし||||

それ は たぶん シュン さん ユリノシン さん ➡ |||しゅん|||

あなた たち だ よ 。

バカな ! 何 を 隠して いる と いう のだ ? ばかな|なん||かくして||||

しら ばっ くれ ん な キクスケ さん は な ➡

何者 か に やられ ち まったん だって ば よ 。 なにもの||||||||

何 !? ( ユリノシン ) キクスケ が … 。 なん|||

しら ばっ くれる な キクスケ さん は な ➡

何者 か に やられ ち まったん だって ば よ 。 なにもの||||||||

何 !? ( ユリノシン ) キクスケ が … 。 なん|||

どうして キクスケ さん が 忍 の 格好 を して ➡ ||||おし||かっこう||

ヤツ ら と 戦って そんで 殺さ れ なきゃ な ん ねえ んだ 。 やつ|||たたかって||ころさ||||||

お前たち に 話す 必要 など ない 。 おまえたち||はなす|ひつよう||

でも それ で 私 たち が 追わ れて いる と したら … 。 |||わたくし|||おわ||||

あなた たち は みんな を 危険に さらして る こと に なる 。 ➡ |||||きけんに|||||

正直に 話して くれ ない と 守れる もの も 守れ なく なる でしょ 。 しょうじきに|はなして||||まもれる|||まもれ|||

キクノジョウ … 。

キクノジョウ ?

それ って キクスケ さん の こと ?

ああ 私 の 名 も ユリノシン で は なく 百合 之丞 。 |わたくし||な||||||ゆり|ゆきじょう

やめろ 百合 之丞 。 |ゆり|ゆきじょう

こちら に おら れる 方 は ➡ ||||かた|

菜 の 国 の 大名 の 一 人 娘 ➡ な||くに||だいみょう||ひと|じん|むすめ

ハルナ 様 な のです 。 |さま||の です

( 老婆 ) 姫 様 ? ろうば|ひめ|さま

菜 の 国 の ハルナ 姫 様 。 な||くに|||ひめ|さま

大きゅう なら れて … 。 おおきゅう||

げ ぇ ~! ひ … 姫 って …➡ |||ひめ|

お前 女 だった ん か !? おまえ|おんな|||

ハルナ 様 この 者 たち の 言う とおり です 。 |さま||もの|||いう||

これ 以上 事実 を 隠して ➡ |いじょう|じじつ||かくして

皆 を 危険な 目 に 遭わ せる わけに は いきま せ ん 。 みな||きけんな|め||あわ||||||

( ハルナ ) チッ 。

でも 何で お姫様 が 行商 人 の 人 たち に 交ざって … 。 |なんで|おひめさま||ぎょうしょう|じん||じん|||まざって

菜 の 国 に クーデター が 起きる と いう 情報 が あった のです 。 な||くに||くーでたー||おきる|||じょうほう|||の です

クーデター ? くーでたー

( 百合 之丞 ) 菜 の 国 は 小さい が 平和で のどかな 国 でした 。 ➡ ゆり|ゆきじょう|な||くに||ちいさい||へいわで||くに|

ですが 決して 裕福な 国 で は なかった 。 ➡ |けっして|ゆうふくな|くに|||

気付いた 時 に は 役人 の 大半 は 買収 さ れて いた のです 。 きづいた|じ|||やくにん||たいはん||ばいしゅう||||の です

一体 誰 が … 。 いったい|だれ|

首謀 者 は 邪 忍 と 呼ば れる ➡ しゅぼう|もの||じゃ|おし||よば|

海 向こう から 来た 3 兄弟 です 。 うみ|むこう||きた|きょうだい|

邪 忍 ? はい 。 じゃ|おし|

特殊な 忍術 を 使い その 恐ろし さ ゆえ に ➡ とくしゅな|にんじゅつ||つかい||おそろし|||

そう 呼ば れて いる ヤツ ら です 。 ➡ |よば|||やつ||

ヤツ ら に 消さ れた 命 は 数多く ➡ やつ|||けさ||いのち||かずおおく

目的 の ため に は 人 の 命 など 何とも 思わ ん ➡ もくてき|||||じん||いのち||なんとも|おもわ|

虫けら の ごとき に 扱う 者 ども 。 むしけら||||あつかう|もの|

でも どうして 菜 の 国 に ? ||な||くに|

それ は 分かり ませ ん 。 ||わかり||

が 殿 は ハルナ 様 を 商人 の 一団 に 紛れ込ま せ ➡ |しんがり|||さま||しょうにん||いちだん||まぎれこま|

国 を 脱出 さ せた のです 。 ➡ くに||だっしゅつ|||の です

キクノジョウ と 私 は 姫 の 護衛 を 任さ れた のです が ➡ ||わたくし||ひめ||ごえい||まかさ||の です|

2 人 で は 心もとない 。 じん|||こころもとない

そこ で 急きょ 盗賊 から の 護衛 と いう 名目 で ➡ ||きゅうきょ|とうぞく|||ごえい|||めいもく|

木 ノ 葉 隠れ に 依頼 した のです 。 き||は|かくれ||いらい||の です

ど … どうして そんな 大事な こと を … 。 |||だいじな||

言える わけ が ない ! 私 の 脱出 は 極秘 だ 。 いえる||||わたくし||だっしゅつ||ごくひ|

それ に お前たち に 言って どう なる ? ||おまえたち||いって||

慌てふためき 逃げて しまう の が オチ だ 。 あわてふためき|にげて||||おち|

俺 たち が 逃げたり する わけ ねえ だ ろ 。 おれ|||にげたり|||||

大体 最初 っ から 事情 が 分かって たら ➡ だいたい|さいしょ|||じじょう||わかって|

キクノジョウ さん だって 死な ず に 済んだ かも しれ な いって のに 。 |||しな|||すんだ|||||

そう かな ? お前たち の 誰 か が ➡ ||おまえたち||だれ||

キクノジョウ の ように なった だけ かも しれ ない ぞ 。 ||よう に||||||

僕たち は まだ いい けど ➡ ぼくたち||||

お じいちゃん や 子ども まで も 巻き込む なんて … 。 |||こども|||まきこむ|

まさか お前 ➡ |おまえ

ばあちゃん や 子ども を おとり に 使って ➡ ||こども||||つかって

自分 だけ 逃げる つもり だった の か ? じぶん||にげる||||

そう だ それ が どうした !

チョウジ 。

ヒナタ 。

俺 って ば 今 す っげ ぇ ムカ ついて る 。 おれ|||いま||||||

( ハルナ ) だ から どうした ? 国 に 万一 の こと が あれば ➡ ||||くに||まんいち||||

私 は 菜 の 国 の 大名 の 血 を 引く たった 1 人 の 人間 と なる 。 ➡ わたくし||な||くに||だいみょう||ち||ひく||じん||にんげん||

私 さえ 生き残れば たとえ 菜 の 国 が 滅んだ と して も ➡ わたくし||いきのこれば||な||くに||ほろんだ|||

いつ の 日 か 再興 する こと が できる のだ ! ||ひ||さいこう|||||

何 だ と ? なん||

人 の 命 を お前 は 何 だ と 思って る んだ ! じん||いのち||おまえ||なん|||おもって||

あっ !

( 百合 之丞 ) う っ ! ゆり|ゆきじょう||

♬~

どう か お 許し ください 。 |||ゆるし|

百合 之丞 さん … 。 ゆり|ゆきじょう|

お前たち の 使命 は 私 を 守る こと で は ない の か ? おまえたち||しめい||わたくし||まもる||||||

お前 まだ そんな こと を ! おまえ||||

( 百合 之丞 ) 待って ください ナルト さん 。 ➡ ゆり|ゆきじょう|まって|||

ハルナ 様 私 は そう です 。 |さま|わたくし|||

しかし この 者 たち は 違い ます 。 ||もの|||ちがい|

彼ら の 請け負った 任務 は 行商 人 の 護衛 。 かれら||うけおった|にんむ||ぎょうしょう|じん||ごえい

われわれ を 守る こと と は 違う のです 。 ||まもる||||ちがう|の です

確かに 私 たち が 聞いた の は ➡ たしかに|わたくし|||きいた||

行商 人 の 皆さん を 護衛 する D ランク 任務 。 ぎょうしょう|じん||みなさん||ごえい|||らんく|にんむ

それ が 一 国 の 要人 を お守り する と なれば ➡ ||ひと|くに||ようじん||おもり|||

それ は A ランク 任務 です 。 |||らんく|にんむ|

あまりに も ランク が 違い すぎ ます 。 ||らんく||ちがい||

お前たち は 私 を 見捨てる と いう の か ? おまえたち||わたくし||みすてる||||

さっき まで 俺 たち なんて 信頼 し ない って ➡ ||おれ|||しんらい|||

お前 言って た じゃ ねえ かよ 。 おまえ|いって||||

ハルナ 様 は 私 が 命 を 懸けて も … 。 |さま||わたくし||いのち||かけて|

黙れ 百合 之丞 ! キクノジョウ は お前 の 兄 弟子 。 だまれ|ゆり|ゆきじょう|||おまえ||あに|でし

キクノジョウ が 勝て なかった 相手 に ➡ ||かて||あいて|

お前 1 人 で 勝てる はず が なかろう ! おまえ|じん||かてる|||

その とき は それ が われわれ の 運命 で ございます 。 |||||||うんめい||

ハルナ 様 。 |さま

( モミジ ) 見て て よ チョウジ 兄ちゃん 。 |みて||||にいちゃん

( チョウジ ) お っ すごい すごい !

さっき は 悪かった って ば よ 。 ||わるかった|||

とっさ だった もん で 止ま ん なく って 。 ||||やま|||

私 の こと は かまい ませ ん 。 わたくし||||||

ですが どう か ハルナ 様 を 許して あげて ください 。 ||||さま||ゆるして||

菜 の 国 は 小さな 国 です 。 な||くに||ちいさな|くに|

国 が 生き残る ため に ハルナ 様 は 小さい 頃 から ➡ くに||いきのこる||||さま||ちいさい|ころ|

たった 1 人 人質 と して 他国 に 預け られて い ました 。 |じん|ひとじち|||たこく||あずけ|||

人質 って ? ひとじち|

( 百合 之丞 ) 戦乱 の 世 小さな 国 に は よく ある 話 です 。 ➡ ゆり|ゆきじょう|せんらん||よ|ちいさな|くに|||||はなし|

ハルナ 様 は 他国 から 戻ら れた 時 に は ➡ |さま||たこく||もどら||じ||

すっかり 人 を 信じる 気持ち を 失って い ました 。 ➡ |じん||しんじる|きもち||うしなって||

ハルナ 様 も また 戦国 の 世 の 被害 者 な のです 。 |さま|||せんごく||よ||ひがい|もの||の です

( ヒナタ ) ここ から 1 里 ほど 山 を 下りた 所 に 村 が ある よ 。 |||さと||やま||おりた|しょ||むら|||

とりあえず そこ に おばあ ちゃん たち を 預けて くる よ 。 |||||||あずけて||

気 を 付けて ね 。 き||つけて|

( チョウジ ) ヒナタ たち も ね 。

( モミジ ) じゃあ ね !

なぜ あの 者 たち を 引き離す ? ||もの|||ひきはなす

あの 者 たち に は まだ 利用 価値 が ある 。 |もの|||||りよう|かち||

まだ そんな こと 言って ん の か よ 。 |||いって||||

あの 人 たち は な お 前 の ため に 売り物 の 荷物 まで 捨てた んだ よ 。 |じん|||||ぜん||||うりもの||にもつ||すてた||

ならば われら も この 場 を 離れる べきだ 。 ||||じょう||はなれる|

なり ませ ぬ われら が 行方 を くらませば ➡ |||||ゆくえ||

あの 一行 が 再び 襲わ れる 可能 性 が あり ます 。 |いっこう||ふたたび|おそわ||かのう|せい|||

その とおり だ 今度 は ➡ |||こんど|

俺 たち が あの 人 たち を 守る ため に おとり に なる 番 だ 。 おれ||||じん|||まもる||||||ばん|

勝手に しろ 。 かってに|

ん ? あっ 。

ヒナタ さん ここ は 私 が 。 ||||わたくし|

少し お 休み ください 。 すこし||やすみ|

おう そうしろ って ば よ 。 |そう しろ|||

じゃ … じゃあ お ことば に 甘えて 。 |||||あまえて

そう だ これ 。

キクノジョウ さん が 握って た 。 |||にぎって|

ありがとう ナルト 君 。 ||きみ

( 百合 之丞 ) キクノジョウ は ➡ ゆり|ゆきじょう||

菜 の 国 に 伝わる 花 忍術 の 天才 でした 。 な||くに||つたわる|か|にんじゅつ||てんさい|

幼少 の 頃 から 共に 学び ➡ ようしょう||ころ||ともに|まなび

私 は 一 度 も 彼 に 勝て なかった 。 わたくし||ひと|たび||かれ||かて|

これ で 彼 に 勝つ チャンス は 永久 に なくなって しまった 。 ||かれ||かつ|ちゃんす||えいきゅう|||

いい や チャンス は まだ ある 。 ||ちゃんす|||

えっ ?

キクノジョウ さん を 負かした ヤツ に 勝ち ゃあ ➡ |||まかした|やつ||かち|

キクノジョウ さん に 勝った こと に なる って ば よ 。 |||かった||||||

ナルト 君 … その とおり 。 |きみ||

来る ! くる

敵 の 野郎 は 水 を 使う って こと 以外 ➡ てき||やろう||すい||つかう|||いがい

どんな 手 で 来る か まるで 分か ん ねえ 。 |て||くる|||わか||

分かって いる 。 わかって|

行け ! 花 忍術 飛 花 落葉 ! いけ|か|にんじゅつ|と|か|らくよう

♬~

何 !? 空中 で 軌道 を 変えた だ と ? なん|くうちゅう||きどう||かえた||

♬~

しまった !

( ルイガ ) ついに 取った ! ||とった

… なんて な 。

( ルイガ ) フフッ この 俺 を コケ に する と は 。 |||おれ||こけ||||

やっと 姿 を 現し や がった 。 |すがた||あらわし||

キクノジョウ の 恨み 晴らさ せて もらう 。 ||うらみ|はらさ||

ハハッ やれる もん なら やって みな 。

♬~

あ ~!

( ルイガ ) 逃がす か ! |にがす|

♬~

残念 もう 1 人 足りない な 。 ざんねん||じん|たりない|

もう 1 人 分 は 仕掛けて ある って ば よ ! |じん|ぶん||しかけて||||

( 物音 ) ものおと

ヘヘッ それ も どう かな ?

ヘヘッ 。

う っ 。

まずは 小僧 貴 様 から いっちゃ いな 。 |こぞう|とうと|さま|||

水 [ 外 :99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 水 天 彷彿 ! すい|がい|||||||すい|てん|ほうふつ

ナルト 君 ! ( ルイガ ) フフッ 。 |きみ||

そして これ !

( 印 を 結ぶ 音 ) 口 寄せ の 術 ! いん||むすぶ|おと|くち|よせ||じゅつ

《 何 だって ば よ 》 あれ が … 。 なん|||||

《 キクノジョウ さん を やった 術 か 》 ||||じゅつ|

( ルイガ ) ハハハハ … 。

消えて なく なれ 。 きえて||

う っ あ ~!

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬ 昨日 は Call Sign 、 きのう|||

♬ 全部 、 携帯 で ぜんぶ|けいたい|

♬ 乗れ ない Fuzz Guitar のれ|||

♬ 変な 公園 で へんな|こうえん|

♬~

♬ Yellow Moon . 今 も 、 ||いま|

♬ 三 つ 、 数えて 、 目 を 開けて みっ||かぞえて|め||あけて

♬ Shadow Moon まだ 夢 を 見て る |||ゆめ||みて|

♬ 目 を 見て 、 目 を 見て 、 め||みて|め||みて

♬ 背 を 向け 合い ながら せ||むけ|あい|

♬ 目 を 見て 、 いつ 会える ? め||みて||あえる

♬ EveryDay EveryNight

♬ 思いつく 言葉 で おもいつく|ことば|

♬ 散らかった まま の 気持ち を 、 今 すぐ ちらかった|||きもち||いま|

♬ 魔法 の コード チェンジ 、 まほう||こーど|ちぇんじ

♬ 眠れ ない 街 ねむれ||がい

♬ 日替わり な JAZZ Guitar ひがわり|||

♬ そっと マイナーで |まいなーで

♬~

〈 う が ~! 何 な んだ よ この デッカ い ヤツ !〉 ||なん|||||||やつ

( チョウジ ) 〈 餌 に なる の は 絶対 ヤダ ~!〉 |えさ|||||ぜったい|

〈 言 っと く けど 俺 うまく ねえ から 〉 げん||||おれ|||

( チョウジ ) 〈 俺 だって うまい もん か 〉 〈 でも チョウジ の ほう が ➡ |おれ|||||||||

食い で が ある !〉 ( チョウジ ) 〈 いい や うまい の は ➡ くい|||||||||

ナルト の ほう だ もん ね !〉 〈 仲間 の ため に 食わ れ とけ !〉 ||||||なかま||||くわ||

( チョウジ ) 〈 餌 に なる の は そっち だ ろ !〉 〈… と か ➡ |えさ|||||||||

言い争って る 場合 じゃ ねえ し 〉 ( チョウジ ) 〈 百合 之丞 さ ~ ん !〉 いいあらそって||ばあい|||||ゆり|ゆきじょう||

〈 あ ~! とにかく 今 は 全力 で 走る っき ゃね えっ てば よ !〉 ||いま||ぜんりょく||はしる|||||