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ナルト, Naruto Episode 184

Naruto Episode 184

♪ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と …

♪ 新た な 旅 が 今 始まる

♪ ~

♪ 変わり 行く 季節 の 中 を

♪ 生き抜く 度 に 僕ら

♪ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れ た けど

♪ ( just looks like asurvival game )

♪ 流れ て く 時間 の 中 に

♪ 置き去り に し た 思い を

♪ 忘れ た 事 すら 忘れ て い た

♪ 崩れ かけ た 時 孤独 を 知って

♪ 出会 え た 僕ら 一 人 じゃ ない

♪ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を

♪ 涙 目 が 運命 を 変え て 行く

♪ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を

♪ きっと 会 える よ

♪ 同じ 痛み の 旗 の 下 で

♪ ~

♪ ~

( ナルト ) 赤 丸 を 監視 する って どう いう こと だって ば よ ?

( 綱 手 ) 先日 国 外 の 者 が 里 内部 に 侵入 し た 事件 は

お前 も 知って いる な ? ああ 知って る 。

でも その 事件 って ば

キバ たち が 無事 に 解決 し た って 聞い た けど ?

( 綱 手 ) そう だ 。 クッソ ~。

キバ の 野郎 め ~ !

は ~ あ 俺 も 華麗 に

敵 を ぶ っ 飛ばす よう な 任務 を し て み た いって ば よ 。

いや 厳密 に 言う と 違う 。 ん ?

( 綱 手 ) 侵入 者 は キバ たち が 確保 する 前 に

丸薬 を 使い 自害 し た 。

な … 自害 って 。

( 綱 手 ) その 後 の 調べ で 敵 は 特殊 な 戦術 を 使う

国 外 の 忍 だ と 判明 し た 。

恐らく その 能力 を 封じる ため に

みずから の 手 で 命 を 絶った ん だ ろ う 。

( トントン の 鳴き声 ) あ ~ … 何 だって ば よ ?

その 特殊 な 戦術 って 。

いわゆる 細菌 兵器 と いう やつ だ 。

ん ? 細菌 兵器 ?

うん 。

特殊 な 病原 菌 で 感染 さ れ た 相手 は

徐々に 自分 を 失い その 体 を 乗っ取ら れる と いう

恐ろしい 兵器 だ 。

でも それ が 何で 赤 丸 の 監視 に つなが ん だ ?

ん ? まさか … 赤 丸 が ?

( 綱 手 ) 感染 し て いる 可能 性 が ある 。

( 赤 丸 の 鳴き声 )

( ヒナタ ) まだ あまり よく ない みたい だ ね 。

( キバ ) あ … ああ 。

赤 丸 の 体調 も いまいち み て ぇ だ から

きょう も 修業 は やめ と くわ 。 ( 赤 丸 の 鳴き声 )

( ヒナタ ) うん 。

( 鳴き声 )

( 物音 )

( ヒナタ ) あっ ! ( キバ ) あっ !

( 赤 丸 の 鳴き声 )

な … 何 やって ん だ シノ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 )

( 赤 丸 の 鳴き声 )

シノ 早く 何とか しろ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 )

( 赤 丸 の 鳴き声 )

シノ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 )

( 赤 丸 の 鳴き声 )

( シノ ) 蟲 たち が 突然 言う こと を 聞か なく なって しまった 。

… った く 冗談 じゃ ない ぜ 。

( シノ ) すま ない 。

( キバ ) とりあえず 俺 ら は 先 に 帰 っと くわ 。

じゃあ な 。

( ヒナタ ) 赤 丸 早く よく なる と いい ね 。

シノ 君 ?

( シノ ) 《 蟲 たち が 仲間 を 攻撃 する など

初めて の こと だ 》

( 赤 丸 の ほえ 声 )

どう し た ? 赤 丸 。

う わ っ や べ ぇ 見つかった ~ !

ど わ っ !

った ぁ … 。 何 やって ん だ ? ナルト 。

ゲッ … あ … 何 って な っ ハハハハ … !

あ … 新しい 術 の 開発 だって ば よ 。

ん じゃ 俺 って ば 忙しい から 。

( キバ ) ん っ !

間違い ない の か よ ? 姉ちゃん 。

( ハナ ) 可能 性 は 今 の ところ 半々 と いった ところ だ 。

( ハナ ) 正体 は いまだ に つか め て ない が

赤 丸 から 採取 し た 血液 を 調べ た 結果 だ 。

でも ! 何 か の 間違い って いう こと も … 。

あっ 。

( ハナ ) 獣医 の 私 が そんな 間違い を する と 思う か ?

ああ そう だ な 。

≪ ( 赤 丸 の ほえ 声 )

どう し た ? 赤 丸 。 ( 赤 丸 の うなり 声 )

( 赤 丸 の うなり 声 )

離せ 離せ って ば よ 。 ( 赤 丸 の うなり 声 )

( キバ ) 赤 丸 ナルト だ 離し て 大丈夫 だ 。

( 赤 丸 の うなり 声 )

おい 赤 丸 ! ( 赤 丸 の うなり 声 )

( キバ ) 赤 丸 !

何 す ん だ って ば よ 赤 丸 ~。

( 鳴き声 )

( キバ ) つう か お前 こそ 人 ん ち の 庭先 で 何 してん だ よ ?

え … えっ と えっ と … 。

とにかく 入れよ 。

一応 飼い主 の 責任 って やつ を 果たさ なきゃ な 。

あっ ?

え ~ ! ?

全く よ ~。

同じ 里 の 仲間 に かみつく なんて あり え ねえ って ば よ 。

ちゃんと しつけ し て ん の か ? キバ 。

ん ? ( ハナ ) よし ! 出来 た 。

われながら 完璧 。

《 え ぇ … 》

あっ … 姉ちゃん !

それ じゃ まるっきり 手術 痕 み て ぇ じゃ ねえ か !

( ハナ ) え … そう か ?

うまく でき た と 思った ん だ けど ね 。

( キバ ) 悪 ぃ な ナルト サクラ に でも 直し て もらって くれ 。

あ … ああ 。

( キバ ) じゃあ な 。 おう 。

ハナ の 姉ちゃん も また な 。

赤 丸 。

だから 俺 の ズボン が ボロボロ に なった 以外

特に 何も ねえ って ば よ 。

( 綱 手 ) 《 シノ の 蟲 たち が 赤 丸 を 襲撃 。

よく 知った はず の ナルト に まで 襲いかかる か … 》

( 足音 ) ん ?

( シズネ ) ハァ ハァ … 。

大変 です ! 綱 手 様 。

( シズネ ) 夜間 演習 の 最中 に 何者 か の 攻撃 を 受け た よう です 。

相当 の 人数 で 奇襲 攻撃 を し た よう だ な 。

いえ それ が 単独 犯 の よう で … 。

何 ? 1 人 で これ を 全部 か ?

正確 に は 違い ます 。

ん ? あっ !

( シズネ ) 1 匹 です 。

ハッ … 間違い ねえ 。

( ドア の 開閉 音 )

大変 だ よ ! キバ 。

きのう の 夜 に 演習 中 の 忍 が 襲わ れ た って 事件 だ ろ ?

ま … まさか !

どうやら 姉ちゃん の 言う とおり らしい 。

赤 丸 から 血 の に おい が する 。

あっ … 。

あっ 。

( 暗部 ) 犬塚 キバ の 忍 犬 赤 丸 に 間違い ない な ?

て め ぇ ら ! 赤 丸 に 何 の 用 だ 。

( キバ ) 令状 ? ( ハナ ) キバ !

はい 間違い あり ませ ん 。

( 暗部 ) 犬塚 キバ 火影 様 の 命 に より

忍 犬 赤 丸 を たった 今 を もって

われわれ 暗部 の 監視 下 に 置く 。

あっ 。

クッソ ! ( ハナ ) キバ !

ここ は 火影 様 の 命令 に 従った ほう が いい 。

( ドア が 閉まる 音 )

( キバ ) クッソ ~ !

( キバ ) 《 赤 丸 ! 》

( ハナ ) はい 。

悪 ぃ な 姉ちゃん 。

中 に 私 が 調合 し た 薬草 が 入って る から

向こう の 獣医 に 渡し て おい て くれ 。

( キバ ) ああ じゃ 行って くる 。

は ぁ … あっ 。

ナルト ?

( 机 を たたく 音 )

赤 丸 を 収容 し た って どう いう こと だ よ ! ? それ !

ゆうべ の 事件 の 犯人 は 赤 丸 だ 。

証拠 も そろって いる 。

現 時点 で は やむ を えん 措置 だ 。

今 医療 班 が 必死 に 赤 丸 を 救う 手段 を

模索 し て いる ところ だ 。

そう 焦る な 。

もし それ でも ダメ だったら

そん とき 赤 丸 は どう なる ん だ ?

その とき は 赤 丸 を 殺す ほか ある まい 。

( 男性 ) なに 心配 する な 。

じき に 医療 班 が 何とか し て くれる 。 ( キバ ) ああ 。

( 男性 ) 気 を 付け て 帰 れよ 。 ( キバ ) ああ 。

( 赤 丸 の 鳴き声 )

赤 丸 。

( キバ ) 《 誰 に も 赤 丸 を 渡しゃ し ねえ 》

( ドア が 開く 音 )

犬塚 キバ が 赤 丸 を 連れ て 逃走 し た もよう です 。

えっ ? ( シズネ ) 綱 手 様 いかが いたし ます か 。

最悪 の 事態 に 備え て 特殊 追跡 班 を ここ へ 待機 さ せろ 。

特殊 追跡 班 って …

ま … まさか ばあちゃん って ば

ホント に 赤 丸 の こと を … 。

綱 手 の ばあちゃん !

あたし だって つらい 。

クッソ ~ !

( ドア が 閉まる 音 )

( 忍 1 ) い た か ?

( 忍 2 ) いや 。

キバ ~ ! キバ ~ !

どんどん ひどく なって いき や がる 。

( 赤 丸 の 鳴き声 ) ( キバ ) 赤 丸 !

( 忍 1 ) どう だ ? ( 忍 2 ) この 付近 に いる はず だ 。

チッ … 。

( キバ ) 《 絶対 守って やる って 約束 し た のに 》

( キバ ) 《 もう あんな 思い は さ せ ねえ って 約束 し た のに 》

( うなり 声 )

( シズネ ) 特殊 追跡 班 招集 完了 し まし た 。

通せ 。

キバ … どこ に いる ん だって ば よ !

ハァ ハァ … 。

ん ?

少し は ごまか せ た か 。

( うなり 声 )

これ は 医療 班 が 急ごしらえ で 作った 赤 丸 用 の 血清 だ 。

効果 の 程 は 保証 でき ない 。

恐らく 助かる 見込み は 五 分 と いった ところ 。

逆 に 副 作用 が 起き れ ば

赤 丸 を さらに 凶暴 化 さ せる 危険 も ある 。

そう なった 場合 やむ を え ない 措置 だ が

赤 丸 に は … 。

( ドア が 開く 音 ) ( 忍 ) 申し上げ ます !

赤 丸 追跡 班 が キバ および 赤 丸 の 痕跡 を

見失い まし た 。 ( シズネ ) 綱 手 様 !

( 赤 丸 の 遠ぼえ )

そっち か 。

赤 丸 。 キバ ~ !

えっ ? あっ … 。

( 赤 丸 の うなり 声 )

な … 何 だ よ あいつ 。

( キバ ) 赤 丸 だ 。

だが な … 。 あっ 。

誰 に も 赤 丸 を 渡しゃ し ねえ !

何 する ん だって ば よ !

赤 丸 を 殺し に 来 や がった の か !

違う ! 俺 は 心配 で 来 た だけ だ !

ウソ だ ! 火影 様 が 言って た じゃ ねえ か !

< 赤 丸 を 殺す ほか ある まい >

< あっ … >

赤 丸 を 始末 し に 来 た ん だ ろ う が !

赤 丸 は 誰 に も 渡しゃ し ねえ !

ん な こと し てる 場合 じゃ ねえ ん だ よ キバ !

今 特殊 追跡 班 って の が

赤 丸 を 追っかけ に 来 て いる ん だ !

( キバ ) 何 ?

追跡 班 の ヤツ ら は じき に ここ に 来る はず だって ば よ 。

そう なったら ホント に 赤 丸 は や べ ぇ こと に な っち まう ん だ よ !

だから そう なる 前 に 俺 と お前 で 何とか する ん だ 。

ケンカ なんか し てる 場合 じゃ ねえ ん だ よ !

うる せ ぇ ~ !

( 咆哮 )

何で 分か ん ねえ ん だ キバ !

黙れ !

( 忍 ) よし 赤 丸 を 目 視 し た 。

あっ 。

( 赤 丸 の うなり 声 )

( 忍 ) キバ ! ナルト ! あんた たち は 下がって な !

ま … まさか 追跡 班 って … 。

( キバ ) 姉ちゃん !

なぁ ウソ … だ ろ 。

なぁ 姉ちゃん !

それ で 赤 丸 を どう する つもり だ よ ?

火影 様 から 預かった 治療 薬 だ 。

これ を 赤 丸 に 打ち込む 。

じゃ … それ で 赤 丸 が 助かる !

確率 は 半々 !

( うなり 声 ) ( ハナ ) 失敗 し て 副 作用 が 出 れ ば

赤 丸 の 症状 は さらに 悪化 する 。

今 は これ に 懸ける しか ない 。

万が一 失敗 し た 場合

分かって る ね ? キバ 。

チクショ ~。

半分 でも 赤 丸 が 助かる って 可能 性 が あん なら

今 は それ しか ねえ って ば よ 。

よし 俺 も 手伝う ぜ ! 姉ちゃん 。

影 分身 の 術 !

キバ あんた は ?

何 も し ない って ん なら 邪魔 だ から とっとと 消え な !

行 こ う ぜ キバ 。

( うなり 声 )

( ハナ ) そんな 腰抜け ほっとき な !

準備 は いい ね ? 行く よ ナルト !

今 助け て やっかん な ! 赤 丸 !

足 狙う ん だ 赤 丸 の 動き を 止める よ !

おう !

うりゃ ~ !

( ハナ ) ハァ ~ !

( 衝突 音 )

( ハナ ) こう なったら しかたがない 。

赤 丸 の 息の根 を 止める !

( キバ ) やめろ !

やめろ って 赤 丸 !

キバ ! キバ 。

( キバ ) 赤 丸 。

( うなり 声 )

( キバ ) 俺 の におい 忘れ ち まった の か よ ?

( うなり 声 )

( キバ ) ずっと 小さい 頃 から 一緒 だった じゃ ねえ か よ 。

( うなり 声 )

( 赤 丸 の うなり 声 )

( キバ ) 赤 丸 。

何で … 何で

こんな ふう に な っち まっ た ん だ よ 。

思い出し て くれよ 。

赤 丸 !

( 咆哮 )

( ハナ ) 《 キバ ! 》 あっ !

ごめん な 赤 丸 。

お前 に 苦しい 思い ばっかり さ せ ち まって 。

( うなり 声 )

ごめん な 赤 丸 。

お前 を 守って や れ なく て 。

ごめん な 赤 丸 。

ダメ な 飼い主 で 。

でも … 。

( 咆哮 )

俺 は い っつ も お前 と 一緒 だ !

♪ ~

( 咆哮 )

( 咆哮 )

( 咆哮 )

( ハナ ) キバ … 。

キバ ~ !

( ハナ ) 医療 班 の 到着 が あと 少し でも 遅れ て たら

ホント 危ない ところ で し た 。

( 綱 手 ) 赤 丸 の 攻撃 が キバ の 急所 に 入って い れ ば

間違い なく 命 を 落とし て い た はず 。

全く 不幸 中 の 幸い と は この こと だ な 。

違う 。 あっ キバ !

俺 に 最後 の 攻撃 を 仕掛け て き た 時

赤 丸 は ギリギリ で 急所 を 外し た ん だ 。

必死 に 自分 を 抑える ため に 最後 の 力 を 振り絞った ん だ 。

赤 丸 は 自分 と 必死 に 戦って た ん だ 。

偉い ぞ 赤 丸 。

あり が と な 赤 丸 。

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 昨日 は Call Sign 、

♪ 全部 、 携帯 で

♪ 乗 れ ない Fuzz Guitar

♪ 変 な 公園 で

♪ ~

♪ Yellow Moon . 今 も 、

♪ 三 つ 、 数え て 、 目 を 開け て

♪ Shadow Moon まだ 夢 を 見 てる

♪ 目 を 見 て 、 目 を 見 て 、

♪ 背 を 向け 合い ながら

♪ 目 を 見 て 、 いつ 会 える ?

♪ EveryDayEveryNight

♪ 思いつく 言葉 で

♪ 散らかった まま の 気持ち を 、 今 すぐ

♪ 魔法 の コード チェンジ 、

♪ 眠 れ ない 街

♪ 日替わり な JAZZ Guitar

♪ そっと マイナー で

♪ ~

( 綱 手 ) 〈 この世 に は

いまだ 解明 さ れ て い ない 謎 が 残さ れ て いる 。

謎 を 求め 木 ノ 葉 隠れ に やって 来 た

われわれ を 待ち受け て い た もの は

身 の 毛 も よだつ 恐怖 の 連続 で あった 。

しかし われわれ は 牙 を むく 森 に

ひるむ こと なく 突き進み そして ついに !

語り継が れ た 伝説 の 生物 を 目の当たり に する の だった ! 〉

( まる 子 ) さあ みんな 集まって 。「 ちび まる 子 ちゃん 」 が 始まる よ !

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )


Naruto Episode 184

♪ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と … かきならせ|そんざい|||||

♪ 新た な 旅 が 今 始まる あらた||たび||いま|はじまる

♪ ~

♪ 変わり 行く 季節 の 中 を かわり|いく|きせつ||なか|

♪ 生き抜く 度 に 僕ら いきぬく|たび||ぼくら

♪ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れ た けど ちえ||つよ|||て||いれ||

♪ ( just looks like asurvival game )

♪ 流れ て く 時間 の 中 に ながれ|||じかん||なか|

♪ 置き去り に し た 思い を おきざり||||おもい|

♪ 忘れ た 事 すら 忘れ て い た わすれ||こと||わすれ|||

♪ 崩れ かけ た 時 孤独 を 知って くずれ|||じ|こどく||しって

♪ 出会 え た 僕ら 一 人 じゃ ない であ|||ぼくら|ひと|じん||

♪ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を さらけだせ|かんじょう||よろず|たけ||おもい|

♪ 涙 目 が 運命 を 変え て 行く なみだ|め||うんめい||かえ||いく

♪ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を やみ||うちならせ|こどう|

♪ きっと 会 える よ |かい||

♪ 同じ 痛み の 旗 の 下 で おなじ|いたみ||き||した|

♪ ~

♪ ~

( ナルト ) 赤 丸 を 監視 する って どう いう こと だって ば よ ? |あか|まる||かんし||||||||

( 綱 手 ) 先日 国 外 の 者 が 里 内部 に 侵入 し た 事件 は つな|て|せんじつ|くに|がい||もの||さと|ないぶ||しんにゅう|||じけん|

お前 も 知って いる な ? ああ 知って る 。 おまえ||しって||||しって|

でも その 事件 って ば ||じけん||

キバ たち が 無事 に 解決 し た って 聞い た けど ? |||ぶじ||かいけつ||||ききい||

( 綱 手 ) そう だ 。 クッソ ~。 つな|て|||

キバ の 野郎 め ~ ! ||やろう|

は ~ あ 俺 も 華麗 に ||おれ||かれい|

敵 を ぶ っ 飛ばす よう な 任務 を し て み た いって ば よ 。 てき||||とばす|||にんむ||||||||

いや 厳密 に 言う と 違う 。 ん ? |げんみつ||いう||ちがう|

( 綱 手 ) 侵入 者 は キバ たち が 確保 する 前 に つな|て|しんにゅう|もの|||||かくほ||ぜん|

丸薬 を 使い 自害 し た 。 がんやく||つかい|じがい||

な … 自害 って 。 |じがい|

( 綱 手 ) その 後 の 調べ で 敵 は 特殊 な 戦術 を 使う つな|て||あと||しらべ||てき||とくしゅ||せんじゅつ||つかう

国 外 の 忍 だ と 判明 し た 。 くに|がい||おし|||はんめい||

恐らく その 能力 を 封じる ため に おそらく||のうりょく||ふうじる||

みずから の 手 で 命 を 絶った ん だ ろ う 。 ||て||いのち||たった||||

( トントン の 鳴き声 ) あ ~ … 何 だって ば よ ? ||なきごえ||なん|||

その 特殊 な 戦術 って 。 |とくしゅ||せんじゅつ|

いわゆる 細菌 兵器 と いう やつ だ 。 |さいきん|へいき||||

ん ? 細菌 兵器 ? |さいきん|へいき

うん 。

特殊 な 病原 菌 で 感染 さ れ た 相手 は とくしゅ||びょうげん|きん||かんせん||||あいて|

徐々に 自分 を 失い その 体 を 乗っ取ら れる と いう じょじょに|じぶん||うしない||からだ||のっとら|||

恐ろしい 兵器 だ 。 おそろしい|へいき|

でも それ が 何で 赤 丸 の 監視 に つなが ん だ ? |||なんで|あか|まる||かんし||つな が||

ん ? まさか … 赤 丸 が ? ||あか|まる|

( 綱 手 ) 感染 し て いる 可能 性 が ある 。 つな|て|かんせん||||かのう|せい||

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

( ヒナタ ) まだ あまり よく ない みたい だ ね 。

( キバ ) あ … ああ 。

赤 丸 の 体調 も いまいち み て ぇ だ から あか|まる||たいちょう|||||||

きょう も 修業 は やめ と くわ 。 ( 赤 丸 の 鳴き声 ) ||しゅぎょう|||||あか|まる||なきごえ

( ヒナタ ) うん 。

( 鳴き声 ) なきごえ

( 物音 ) ものおと

( ヒナタ ) あっ ! ( キバ ) あっ !

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

な … 何 やって ん だ シノ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 ) |なん||||しの|あか|まる||なきごえ

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

シノ 早く 何とか しろ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 ) しの|はやく|なんとか||あか|まる||なきごえ

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

シノ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 ) しの|あか|まる||なきごえ

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

( シノ ) 蟲 たち が 突然 言う こと を 聞か なく なって しまった 。 しの|むし|||とつぜん|いう|||きか|||

… った く 冗談 じゃ ない ぜ 。 ||じょうだん|||

( シノ ) すま ない 。 しの||

( キバ ) とりあえず 俺 ら は 先 に 帰 っと くわ 。 ||おれ|||さき||かえ||

じゃあ な 。

( ヒナタ ) 赤 丸 早く よく なる と いい ね 。 |あか|まる|はやく|||||

シノ 君 ? しの|きみ

( シノ ) 《 蟲 たち が 仲間 を 攻撃 する など しの|むし|||なかま||こうげき||

初めて の こと だ 》 はじめて|||

( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||こえ

どう し た ? 赤 丸 。 |||あか|まる

う わ っ や べ ぇ 見つかった ~ ! ||||||みつかった

ど わ っ !

った ぁ … 。 何 やって ん だ ? ナルト 。 ||なん||||

ゲッ … あ … 何 って な っ ハハハハ … ! ||なん||||

あ … 新しい 術 の 開発 だって ば よ 。 |あたらしい|じゅつ||かいはつ|||

ん じゃ 俺 って ば 忙しい から 。 ||おれ|||いそがしい|

( キバ ) ん っ !

間違い ない の か よ ? 姉ちゃん 。 まちがい|||||ねえちゃん

( ハナ ) 可能 性 は 今 の ところ 半々 と いった ところ だ 。 はな|かのう|せい||いま|||はんはん||||

( ハナ ) 正体 は いまだ に つか め て ない が はな|しょうたい||||||||

赤 丸 から 採取 し た 血液 を 調べ た 結果 だ 。 あか|まる||さいしゅ|||けつえき||しらべ||けっか|

でも ! 何 か の 間違い って いう こと も … 。 |なん|||まちがい||||

あっ 。

( ハナ ) 獣医 の 私 が そんな 間違い を する と 思う か ? はな|じゅうい||わたくし|||まちがい||||おもう|

ああ そう だ な 。

≪ ( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||こえ

どう し た ? 赤 丸 。 ( 赤 丸 の うなり 声 ) |||あか|まる|あか|まる|||こえ

( 赤 丸 の うなり 声 ) あか|まる|||こえ

離せ 離せ って ば よ 。 ( 赤 丸 の うなり 声 ) はなせ|はなせ||||あか|まる|||こえ

( キバ ) 赤 丸 ナルト だ 離し て 大丈夫 だ 。 |あか|まる|||はなし||だいじょうぶ|

( 赤 丸 の うなり 声 ) あか|まる|||こえ

おい 赤 丸 ! ( 赤 丸 の うなり 声 ) |あか|まる|あか|まる|||こえ

( キバ ) 赤 丸 ! |あか|まる

何 す ん だ って ば よ 赤 丸 ~。 なん|||||||あか|まる

( 鳴き声 ) なきごえ

( キバ ) つう か お前 こそ 人 ん ち の 庭先 で 何 してん だ よ ? |||おまえ||じん||||にわさき||なん|||

え … えっ と えっ と … 。

とにかく 入れよ 。 |いれよ

一応 飼い主 の 責任 って やつ を 果たさ なきゃ な 。 いちおう|かいぬし||せきにん||||はたさ||

あっ ?

え ~ ! ?

全く よ ~。 まったく|

同じ 里 の 仲間 に かみつく なんて あり え ねえ って ば よ 。 おなじ|さと||なかま|||||||||

ちゃんと しつけ し て ん の か ? キバ 。

ん ? ( ハナ ) よし ! 出来 た 。 |はな||でき|

われながら 完璧 。 |かんぺき

《 え ぇ … 》

あっ … 姉ちゃん ! |ねえちゃん

それ じゃ まるっきり 手術 痕 み て ぇ じゃ ねえ か ! |||しゅじゅつ|あと||||||

( ハナ ) え … そう か ? はな|||

うまく でき た と 思った ん だ けど ね 。 ||||おもった||||

( キバ ) 悪 ぃ な ナルト サクラ に でも 直し て もらって くれ 。 |あく||||さくら|||なおし|||

あ … ああ 。

( キバ ) じゃあ な 。 おう 。

ハナ の 姉ちゃん も また な 。 はな||ねえちゃん|||

赤 丸 。 あか|まる

だから 俺 の ズボン が ボロボロ に なった 以外 |おれ||ずぼん||ぼろぼろ|||いがい

特に 何も ねえ って ば よ 。 とくに|なにも||||

( 綱 手 ) 《 シノ の 蟲 たち が 赤 丸 を 襲撃 。 つな|て|しの||むし|||あか|まる||しゅうげき

よく 知った はず の ナルト に まで 襲いかかる か … 》 |しった||||||おそいかかる|

( 足音 ) ん ? あしおと|

( シズネ ) ハァ ハァ … 。

大変 です ! 綱 手 様 。 たいへん||つな|て|さま

( シズネ ) 夜間 演習 の 最中 に 何者 か の 攻撃 を 受け た よう です 。 |やかん|えんしゅう||さい なか||なにもの|||こうげき||うけ|||

相当 の 人数 で 奇襲 攻撃 を し た よう だ な 。 そうとう||にんずう||きしゅう|こうげき||||||

いえ それ が 単独 犯 の よう で … 。 |||たんどく|はん|||

何 ? 1 人 で これ を 全部 か ? なん|じん||||ぜんぶ|

正確 に は 違い ます 。 せいかく|||ちがい|

ん ? あっ !

( シズネ ) 1 匹 です 。 |ひき|

ハッ … 間違い ねえ 。 |まちがい|

( ドア の 開閉 音 ) ||かいへい|おと

大変 だ よ ! キバ 。 たいへん|||

きのう の 夜 に 演習 中 の 忍 が 襲わ れ た って 事件 だ ろ ? ||よ||えんしゅう|なか||おし||おそわ||||じけん||

ま … まさか !

どうやら 姉ちゃん の 言う とおり らしい 。 |ねえちゃん||いう||

赤 丸 から 血 の に おい が する 。 あか|まる||ち|||||

あっ … 。

あっ 。

( 暗部 ) 犬塚 キバ の 忍 犬 赤 丸 に 間違い ない な ? あんぶ|いぬずか|||おし|いぬ|あか|まる||まちがい||

て め ぇ ら ! 赤 丸 に 何 の 用 だ 。 ||||あか|まる||なん||よう|

( キバ ) 令状 ? ( ハナ ) キバ ! |れいじょう|はな|

はい 間違い あり ませ ん 。 |まちがい|||

( 暗部 ) 犬塚 キバ 火影 様 の 命 に より あんぶ|いぬずか||ほかげ|さま||いのち||

忍 犬 赤 丸 を たった 今 を もって おし|いぬ|あか|まる|||いま||

われわれ 暗部 の 監視 下 に 置く 。 |あんぶ||かんし|した||おく

あっ 。

クッソ ! ( ハナ ) キバ ! |はな|

ここ は 火影 様 の 命令 に 従った ほう が いい 。 ||ほかげ|さま||めいれい||したがった|||

( ドア が 閉まる 音 ) ||しまる|おと

( キバ ) クッソ ~ !

( キバ ) 《 赤 丸 ! 》 |あか|まる

( ハナ ) はい 。 はな|

悪 ぃ な 姉ちゃん 。 あく|||ねえちゃん

中 に 私 が 調合 し た 薬草 が 入って る から なか||わたくし||ちょうごう|||やくそう||はいって||

向こう の 獣医 に 渡し て おい て くれ 。 むこう||じゅうい||わたし||||

( キバ ) ああ じゃ 行って くる 。 |||おこなって|

は ぁ … あっ 。

ナルト ?

( 机 を たたく 音 ) つくえ|||おと

赤 丸 を 収容 し た って どう いう こと だ よ ! ? それ ! あか|まる||しゅうよう|||||||||

ゆうべ の 事件 の 犯人 は 赤 丸 だ 。 ||じけん||はんにん||あか|まる|

証拠 も そろって いる 。 しょうこ|||

現 時点 で は やむ を えん 措置 だ 。 げん|じてん||||||そち|

今 医療 班 が 必死 に 赤 丸 を 救う 手段 を いま|いりょう|はん||ひっし||あか|まる||すくう|しゅだん|

模索 し て いる ところ だ 。 もさく|||||

そう 焦る な 。 |あせる|

もし それ でも ダメ だったら |||だめ|

そん とき 赤 丸 は どう なる ん だ ? ||あか|まる|||||

その とき は 赤 丸 を 殺す ほか ある まい 。 |||あか|まる||ころす|||

( 男性 ) なに 心配 する な 。 だんせい||しんぱい||

じき に 医療 班 が 何とか し て くれる 。 ( キバ ) ああ 。 ||いりょう|はん||なんとか|||||

( 男性 ) 気 を 付け て 帰 れよ 。 ( キバ ) ああ 。 だんせい|き||つけ||かえ|||

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

赤 丸 。 あか|まる

( キバ ) 《 誰 に も 赤 丸 を 渡しゃ し ねえ 》 |だれ|||あか|まる||わたしゃ||

( ドア が 開く 音 ) ||あく|おと

犬塚 キバ が 赤 丸 を 連れ て 逃走 し た もよう です 。 いぬずか|||あか|まる||つれ||とうそう||||

えっ ? ( シズネ ) 綱 手 様 いかが いたし ます か 。 ||つな|て|さま||||

最悪 の 事態 に 備え て 特殊 追跡 班 を ここ へ 待機 さ せろ 。 さいあく||じたい||そなえ||とくしゅ|ついせき|はん||||たいき||

特殊 追跡 班 って … とくしゅ|ついせき|はん|

ま … まさか ばあちゃん って ば

ホント に 赤 丸 の こと を … 。 ほんと||あか|まる|||

綱 手 の ばあちゃん ! つな|て||

あたし だって つらい 。

クッソ ~ !

( ドア が 閉まる 音 ) ||しまる|おと

( 忍 1 ) い た か ? おし|||

( 忍 2 ) いや 。 おし|

キバ ~ ! キバ ~ !

どんどん ひどく なって いき や がる 。

( 赤 丸 の 鳴き声 ) ( キバ ) 赤 丸 ! あか|まる||なきごえ||あか|まる

( 忍 1 ) どう だ ? ( 忍 2 ) この 付近 に いる はず だ 。 おし|||おし||ふきん||||

チッ … 。

( キバ ) 《 絶対 守って やる って 約束 し た のに 》 |ぜったい|まもって|||やくそく|||

( キバ ) 《 もう あんな 思い は さ せ ねえ って 約束 し た のに 》 |||おもい||||||やくそく|||

( うなり 声 ) |こえ

( シズネ ) 特殊 追跡 班 招集 完了 し まし た 。 |とくしゅ|ついせき|はん|しょうしゅう|かんりょう|||

通せ 。 とおせ

キバ … どこ に いる ん だって ば よ !

ハァ ハァ … 。

ん ?

少し は ごまか せ た か 。 すこし|||||

( うなり 声 ) |こえ

これ は 医療 班 が 急ごしらえ で 作った 赤 丸 用 の 血清 だ 。 ||いりょう|はん||きゅうごしらえ||つくった|あか|まる|よう||けっせい|

効果 の 程 は 保証 でき ない 。 こうか||ほど||ほしょう||

恐らく 助かる 見込み は 五 分 と いった ところ 。 おそらく|たすかる|みこみ||いつ|ぶん|||

逆 に 副 作用 が 起き れ ば ぎゃく||ふく|さよう||おき||

赤 丸 を さらに 凶暴 化 さ せる 危険 も ある 。 あか|まる|||きょうぼう|か|||きけん||

そう なった 場合 やむ を え ない 措置 だ が ||ばあい|||||そち||

赤 丸 に は … 。 あか|まる||

( ドア が 開く 音 ) ( 忍 ) 申し上げ ます ! ||あく|おと|おし|もうしあげ|

赤 丸 追跡 班 が キバ および 赤 丸 の 痕跡 を あか|まる|ついせき|はん||||あか|まる||こんせき|

見失い まし た 。 ( シズネ ) 綱 手 様 ! みうしない||||つな|て|さま

( 赤 丸 の 遠ぼえ ) あか|まる||とおぼえ

そっち か 。

赤 丸 。 キバ ~ ! あか|まる|

えっ ? あっ … 。

( 赤 丸 の うなり 声 ) あか|まる|||こえ

な … 何 だ よ あいつ 。 |なん|||

( キバ ) 赤 丸 だ 。 |あか|まる|

だが な … 。 あっ 。

誰 に も 赤 丸 を 渡しゃ し ねえ ! だれ|||あか|まる||わたしゃ||

何 する ん だって ば よ ! なん|||||

赤 丸 を 殺し に 来 や がった の か ! あか|まる||ころし||らい||||

違う ! 俺 は 心配 で 来 た だけ だ ! ちがう|おれ||しんぱい||らい|||

ウソ だ ! 火影 様 が 言って た じゃ ねえ か ! うそ||ほかげ|さま||いって||||

< 赤 丸 を 殺す ほか ある まい > あか|まる||ころす|||

< あっ … >

赤 丸 を 始末 し に 来 た ん だ ろ う が ! あか|まる||しまつ|||らい||||||

赤 丸 は 誰 に も 渡しゃ し ねえ ! あか|まる||だれ|||わたしゃ||

ん な こと し てる 場合 じゃ ねえ ん だ よ キバ ! |||||ばあい||||||

今 特殊 追跡 班 って の が いま|とくしゅ|ついせき|はん|||

赤 丸 を 追っかけ に 来 て いる ん だ ! あか|まる||おっかけ||らい||||

( キバ ) 何 ? |なん

追跡 班 の ヤツ ら は じき に ここ に 来る はず だって ば よ 。 ついせき|はん||やつ|||||||くる||||

そう なったら ホント に 赤 丸 は や べ ぇ こと に な っち まう ん だ よ ! ||ほんと||あか|まる||||||||||||

だから そう なる 前 に 俺 と お前 で 何とか する ん だ 。 |||ぜん||おれ||おまえ||なんとか|||

ケンカ なんか し てる 場合 じゃ ねえ ん だ よ ! けんか||||ばあい|||||

うる せ ぇ ~ !

( 咆哮 ) ほうこう

何で 分か ん ねえ ん だ キバ ! なんで|わか|||||

黙れ ! だまれ

( 忍 ) よし 赤 丸 を 目 視 し た 。 おし||あか|まる||め|し||

あっ 。

( 赤 丸 の うなり 声 ) あか|まる|||こえ

( 忍 ) キバ ! ナルト ! あんた たち は 下がって な ! おし||||||さがって|

ま … まさか 追跡 班 って … 。 ||ついせき|はん|

( キバ ) 姉ちゃん ! |ねえちゃん

なぁ ウソ … だ ろ 。 |うそ||

なぁ 姉ちゃん ! |ねえちゃん

それ で 赤 丸 を どう する つもり だ よ ? ||あか|まる||||||

火影 様 から 預かった 治療 薬 だ 。 ほかげ|さま||あずかった|ちりょう|くすり|

これ を 赤 丸 に 打ち込む 。 ||あか|まる||うちこむ

じゃ … それ で 赤 丸 が 助かる ! |||あか|まる||たすかる

確率 は 半々 ! かくりつ||はんはん

( うなり 声 ) ( ハナ ) 失敗 し て 副 作用 が 出 れ ば |こえ|はな|しっぱい|||ふく|さよう||だ||

赤 丸 の 症状 は さらに 悪化 する 。 あか|まる||しょうじょう|||あっか|

今 は これ に 懸ける しか ない 。 いま||||かける||

万が一 失敗 し た 場合 まんがいち|しっぱい|||ばあい

分かって る ね ? キバ 。 わかって|||

チクショ ~。

半分 でも 赤 丸 が 助かる って 可能 性 が あん なら はんぶん||あか|まる||たすかる||かのう|せい|||

今 は それ しか ねえ って ば よ 。 いま|||||||

よし 俺 も 手伝う ぜ ! 姉ちゃん 。 |おれ||てつだう||ねえちゃん

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

キバ あんた は ?

何 も し ない って ん なら 邪魔 だ から とっとと 消え な ! なん|||||||じゃま||||きえ|

行 こ う ぜ キバ 。 ぎょう||||

( うなり 声 ) |こえ

( ハナ ) そんな 腰抜け ほっとき な ! はな||こしぬけ||

準備 は いい ね ? 行く よ ナルト ! じゅんび||||いく||

今 助け て やっかん な ! 赤 丸 ! いま|たすけ||||あか|まる

足 狙う ん だ 赤 丸 の 動き を 止める よ ! あし|ねらう|||あか|まる||うごき||とどめる|

おう !

うりゃ ~ !

( ハナ ) ハァ ~ ! はな|

( 衝突 音 ) しょうとつ|おと

( ハナ ) こう なったら しかたがない 。 はな|||しかたが ない

赤 丸 の 息の根 を 止める ! あか|まる||いきのね||とどめる

( キバ ) やめろ !

やめろ って 赤 丸 ! ||あか|まる

キバ ! キバ 。

( キバ ) 赤 丸 。 |あか|まる

( うなり 声 ) |こえ

( キバ ) 俺 の におい 忘れ ち まった の か よ ? |おれ|||わすれ|||||

( うなり 声 ) |こえ

( キバ ) ずっと 小さい 頃 から 一緒 だった じゃ ねえ か よ 。 ||ちいさい|ころ||いっしょ|||||

( うなり 声 ) |こえ

( 赤 丸 の うなり 声 ) あか|まる|||こえ

( キバ ) 赤 丸 。 |あか|まる

何で … 何で なんで|なんで

こんな ふう に な っち まっ た ん だ よ 。

思い出し て くれよ 。 おもいだし||

赤 丸 ! あか|まる

( 咆哮 ) ほうこう

( ハナ ) 《 キバ ! 》 あっ ! はな||

ごめん な 赤 丸 。 ||あか|まる

お前 に 苦しい 思い ばっかり さ せ ち まって 。 おまえ||くるしい|おもい|||||

( うなり 声 ) |こえ

ごめん な 赤 丸 。 ||あか|まる

お前 を 守って や れ なく て 。 おまえ||まもって||||

ごめん な 赤 丸 。 ||あか|まる

ダメ な 飼い主 で 。 だめ||かいぬし|

でも … 。

( 咆哮 ) ほうこう

俺 は い っつ も お前 と 一緒 だ ! おれ|||||おまえ||いっしょ|

♪ ~

( 咆哮 ) ほうこう

( 咆哮 ) ほうこう

( 咆哮 ) ほうこう

( ハナ ) キバ … 。 はな|

キバ ~ !

( ハナ ) 医療 班 の 到着 が あと 少し でも 遅れ て たら はな|いりょう|はん||とうちゃく|||すこし||おくれ||

ホント 危ない ところ で し た 。 ほんと|あぶない||||

( 綱 手 ) 赤 丸 の 攻撃 が キバ の 急所 に 入って い れ ば つな|て|あか|まる||こうげき||||きゅうしょ||はいって|||

間違い なく 命 を 落とし て い た はず 。 まちがい||いのち||おとし||||

全く 不幸 中 の 幸い と は この こと だ な 。 まったく|ふこう|なか||さいわい||||||

違う 。 あっ キバ ! ちがう||

俺 に 最後 の 攻撃 を 仕掛け て き た 時 おれ||さいご||こうげき||しかけ||||じ

赤 丸 は ギリギリ で 急所 を 外し た ん だ 。 あか|まる||ぎりぎり||きゅうしょ||はずし|||

必死 に 自分 を 抑える ため に 最後 の 力 を 振り絞った ん だ 。 ひっし||じぶん||おさえる|||さいご||ちから||ふりしぼった||

赤 丸 は 自分 と 必死 に 戦って た ん だ 。 あか|まる||じぶん||ひっし||たたかって|||

偉い ぞ 赤 丸 。 えらい||あか|まる

あり が と な 赤 丸 。 ||||あか|まる

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 昨日 は Call Sign 、 きのう|||

♪ 全部 、 携帯 で ぜんぶ|けいたい|

♪ 乗 れ ない Fuzz Guitar じょう||||

♪ 変 な 公園 で へん||こうえん|

♪ ~

♪ Yellow Moon . 今 も 、 ||いま|

♪ 三 つ 、 数え て 、 目 を 開け て みっ||かぞえ||め||あけ|

♪ Shadow Moon まだ 夢 を 見 てる |||ゆめ||み|

♪ 目 を 見 て 、 目 を 見 て 、 め||み||め||み|

♪ 背 を 向け 合い ながら せ||むけ|あい|

♪ 目 を 見 て 、 いつ 会 える ? め||み|||かい|

♪ EveryDayEveryNight

♪ 思いつく 言葉 で おもいつく|ことば|

♪ 散らかった まま の 気持ち を 、 今 すぐ ちらかった|||きもち||いま|

♪ 魔法 の コード チェンジ 、 まほう||こーど|ちぇんじ

♪ 眠 れ ない 街 ねむ|||がい

♪ 日替わり な JAZZ Guitar ひがわり|||

♪ そっと マイナー で |まいなー|

♪ ~

( 綱 手 ) 〈 この世 に は つな|て|このよ||

いまだ 解明 さ れ て い ない 謎 が 残さ れ て いる 。 |かいめい||||||なぞ||のこさ|||

謎 を 求め 木 ノ 葉 隠れ に やって 来 た なぞ||もとめ|き||は|かくれ|||らい|

われわれ を 待ち受け て い た もの は ||まちうけ|||||

身 の 毛 も よだつ 恐怖 の 連続 で あった 。 み||け|||きょうふ||れんぞく||

しかし われわれ は 牙 を むく 森 に |||きば|||しげる|

ひるむ こと なく 突き進み そして ついに ! |||つきすすみ||

語り継が れ た 伝説 の 生物 を 目の当たり に する の だった ! 〉 かたりつが|||でんせつ||せいぶつ||まのあたり||||

( まる 子 ) さあ みんな 集まって 。「 ちび まる 子 ちゃん 」 が 始まる よ ! |こ|||あつまって|||こ|||はじまる|

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )