Naruto Episode 159

♪ ( ｵ ｰ ﾌﾟﾆﾝｸﾞﾃ ｰ ﾏ )

♪ ～

♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な ||かぜ||あつめ||||

♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く なみ||さき|||かなた||かけ||

♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も かくご||きまって||どう||とおく||

♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる えが|||みらい||つづ||

♪ 時 が 僕ら を 急か し て じ||ぼくら||せか||

♪ 鼓動 が スピード 上げ てった こどう||すぴーど|あげ|

♪ 夢 の 中 で 目覚め て も ゆめ||なか||めざめ||

♪ 同じ 光 を 探し た おなじ|ひかり||さがし|

♪ 輝く 星空 の 下 かがやく|ほしぞら||した

♪ 数え 切れ ない 星座 と 影 かぞえ|きれ||せいざ||かげ

♪ その 先 に 君 は 何 を |さき||きみ||なん|

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ ～

♪ ～

( キバ ) おい 赤 丸 ！ ||あか|まる

ハハハハ … ！

( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||こえ

( キバ ) 待て よ 赤 丸 ！ |まて||あか|まる

ハハハ ！ ( 赤 丸 の ほえ 声 ) |あか|まる|||こえ

( キバ ) 赤 丸 ！ ( 赤 丸 の ほえ 声 ) |あか|まる|あか|まる|||こえ

( ﾋﾅﾀ ) ナルト 君 あの … その … ｡ ||きみ||

お 弁当 作って き た の よかったら 食べ て ｡ |べんとう|つくって|||||たべ|

( ﾅﾙﾄ ) あっ サンキュー ！ ||さんきゅー

♪ ～

こ … これ は … ｡

一体 お前 たち 何 の つもり だ ？ ピクニック じゃ ない ん だ ぞ ！ いったい|おまえ||なん||||ぴくにっく|||||

ごめんなさい … ｡ ( キバ ) ま ぁ いい じゃ ねえ かよ ｡

俺 たち ３ 人 だけ で 済む よう な 楽 な 任務 だ ｡ おれ||じん|||すむ|||がく||にんむ|

お前 だって 気合い 入ら ねえ って 言って た ろ ｡ おまえ||きあい|はいら|||いって||

ん ～ … ｡

＜ 気合い 入ら ねえ って ば よ ！ きあい|はいら||||

コソ 泥 １ 人 捕まえ に 行く そんな 任務 |どろ|じん|つかまえ||いく||にんむ

誰 が やった って 一緒 だって ば よ ！ ＞ だれ||||いっしょ|||

( 綱 手 ) ＜ いい か ？ 本来 なら ば つな|て|||ほんらい||

キバ ヒナタ シノ の 三 人 一 組 が 基本 だ が ||しの||みっ|じん|ひと|くみ||きほん||

残念 ながら シノ は 別 の 任務 で 不在 だ ｡ ざんねん||しの||べつ||にんむ||ふざい|

ナルト でも い ない より は い た ほう が マシ だ ろ う ＞

＜ 何 だ よ ばあちゃん ！ それ は あんまり に も あんまり だ ！ ＞ なん||||||||||

＜ 頑張り ます ＞ がんばり|

＜ 何 か 乗 れ ねえ 任務 だ が な ＞ なん||じょう|||にんむ|||

( 鳴き声 ) なきごえ

( 綱 手 ) ＜ 中隊 長 は あえて 決め なく て も いい だ ろ う ｡ つな|て|ちゅうたい|ちょう|||きめ|||||||

とにかく お前 たち の 任務 は |おまえ|||にんむ|

茶 の 国 の 大名 所有 の 茶 つぼ ちゃ||くに||だいみょう|しょゆう||ちゃ|

ミソギ を 盗 ん だ この 男 ||ぬす||||おとこ

五 寸 釘 を 確保 する こと ｡ いつ|すん|くぎ||かくほ||

情報 に よる と こいつ は 今 石 の 国 に 潜伏 し て いる ｡ じょうほう||||||いま|いし||くに||せんぷく|||

ちゃ っちゃ と 行って ちゃ っちゃ と 捕まえ て くれ ば いい ＞ |||おこなって||||つかまえ||||

＜ か ぁ ～ … もう だ から そう 言わ れる と 俺 って ば ||||||いわ|||おれ||

よけい 気合い が 入ら ねえ ん だ よ … ＞ |きあい||はいら||||

( キバ ) それ 赤 丸 ！ ||あか|まる

まっ たま に は こんな 任務 も いい だ ろ う ｡ |||||にんむ|||||

ゆったり 行 こ う ぜ ｡ |ぎょう|||

楽 な 任務 だ から こそ 早く 済ま し たい ん だって ば よ ！ がく||にんむ||||はやく|すま||||||

俺 の い ねえ 間 に エロ 仙人 が 戻って き たら どう す ん だ よ ！ おれ||||あいだ|||せんにん||もどって|||||||

ごめんなさい ナルト 君 あたし その つい … ｡ ||きみ|||

ナルト 君 と 一緒 の 任務 だ から … うれし … ｡ |きみ||いっしょ||にんむ|||

あ ？ 何 だって ？ ヒナタ 聞こえ ねえ って ば よ ！ |なん|||きこえ||||

う っ ！ 何 赤く なって ん だ ？ ||なん|あかく|||

変 な ヤツ ｡ ま ぁ そう 焦 ん な よ 見ろ ｡ へん||やつ||||あせ||||みろ

あの 峠 を 越え れ ば 石 の 国 だ ｡ |とうげ||こえ|||いし||くに|

それ まで に ちゃんと 腹ごしらえ し と け よ ｡ ||||はらごしらえ||||

ん ～ … ｡

何 か 自分 を 食べる みたい で 複雑 だって ば よ ｡ なん||じぶん||たべる|||ふくざつ|||

ん ？ うまい ！

ヒナタ お前 って ば いい 嫁 さん に な れる ぞ きっと ｡ |おまえ||||よめ||||||

( ﾋﾅﾀ ) え … ｡

( ﾋﾅﾀ ) 《 お 嫁 さん … 》 ||よめ|

♪ ～

ここ が 石 の 国 一 の 宿 ｡ ||いし||くに|ひと||やど

( キバ ) 何 か よ す さん で ね ？ |なん||||||

ん ～｡

( 鳴き声 ) う わ っ ！ なきごえ|||

( 鳴き声 ) なきごえ

♪ ～

♪ ～

何 だって ば よ 人 の 顔 ジロジロ 見 や が って ｡ なん||||じん||かお|じろじろ|み|||

どう も ちゃ っちゃ と 行 ける 雰囲気 じゃ ねえ な ｡ |||||ぎょう||ふんいき|||

( ほえ 声 ) ( キバ ) どう し た ？ 赤 丸 ｡ |こえ|||||あか|まる

( うなり 声 ) |こえ

まさか この 中 に いる って の か ？ 五 寸 釘 の 野郎 が ｡ ||なか||||||いつ|すん|くぎ||やろう|

( うなり 声 ) |こえ

そこ 五 寸 釘 ！ |いつ|すん|くぎ

あっ ｡

( ﾋﾅﾀ ) 写真 ？ 何 だ よ ？ これ 五 寸 釘 だ よ な ？ |しゃしん|なん||||いつ|すん|くぎ|||

｢ 三百万 両 ｣ ？ さんびゃくまん|りょう

どう いう こと だ ？ 見 て ｡ ||||み|

あっ ち に も こっち に も 貼って ある ｡ |||||||はって|

よし 誰 か に 聞い て みる って ば よ ｡ |だれ|||ききい|||||

こんち は ！

( ﾏｽﾀ ｰ ) いらっしゃい ｡

ちょっと 聞き たい こと が ある ん だ けど さ ｡ |きき||||||||

( ﾏｽﾀ ｰ ) 何 だ 客 じゃ ねえ ん なら さっさと 帰れ ｡ ||なん||きゃく||||||かえれ

ん じゃ 何 か 頼め ば いい ん だ な 俺 ラーメン ｡ ||なん||たのめ||||||おれ|らーめん

俺 は チーズ ハンバーグ こいつ に は ミルク だ ｡ おれ||ちーず|||||みるく|

( ほえ 声 ) |こえ

ん ～ ！ ( 客 １ ) ハハハハ … ！ |きゃく|

こりゃ あ いい や ミルク だ ？ チーズ ハンバーグ だ ？ ||||みるく||ちーず||

( 客 ２ ) おまけに ラーメン だ と よ ｡ きゃく||らーめん|||

( 客 たち ) ハハハハ … ！ きゃく||

お前 ら ナメ てん の か ! ? 出 て け ガキ ども ！ おまえ||||||だ|||がき|

金 なら ちゃんと ある って ば よ ？ ( ﾏｽﾀ ｰ ) そう いう 問題 じゃ ない ｡ きむ|||||||||||もんだい||

( 間中 ) お ぉ 子ども が こんな 大 金持 って ちゃ 危 ねぇ ぞ ｡ まなか|||こども|||だい|かねもち|||き||

俺 様 が 預かって て やろ う ｡ おれ|さま||あずかって|||

何せ この 町 は 悪い おじさん で いっぱい だ から なぁ ｡ なにせ||まち||わるい||||||

( 客 ３ ) おい 何 やって ん だ ？ 続け ん の か ？ きゃく||なん||||つづけ|||

おう 待って ろ よ 金 は でき た 今 そっち 行く から よ ｡ |まって|||きむ||||いま||いく||

ん ？ 何 だ ？ お前 こら 離せ ！ |なん||おまえ||はなせ

離す の は そっち だって ば よ ！ はなす||||||

( 間中 ) ど わ っ ！ まなか|||

どう だ ！

この ガキ が やろ う って の か ! ? |がき||||||

ああ その つもり だ さっさと 来い ！ |||||こい

野郎 ！ ( キバ ) ちょっと 待て ナルト ！ やろう|||まて|

ナルト 君 周り 見 て ｡ ん ？ |きみ|まわり|み||

あ … ヤバッ … ｡

( ｻｻﾞﾅﾐ ) マスター ミルク だ ｡ |ますたー|みるく|

何 だ ？ て め ぇ ｡ なん||||

は … はい ただいま ！

どうぞ ｡ ( ｻｻﾞﾅﾐ ) ありがとう ｡

さ ぁ 遠慮 は いら ねえ た ～ ん と 飲み な ｡ ||えんりょ|||||||のみ|

あの つる っぱ げ おじさん の おごり だ そう だ ｡

( 間中 ) つる っぱ げ と は 俺 の こと か ？ ふざけ ん な ばか 野郎 ！ まなか||||||おれ||||||||やろう

誰 が 犬 っこ ろ に ミルク な ん ざ おごる か ！ だれ||いぬ||||みるく|||||

ぶ っ 殺さ れ て ぇ か ！ ||ころさ||||

あ … ｡

う っ … ｡

( 倒れる 音 ) たおれる|おと

( ｻｻﾞﾅﾐ ) 賞金 首 間中 道 蔵 ｡ |しょうきん|くび|まなか|どう|くら

手柄 は マスター に やる よ ｡ てがら||ますたー|||

ミルク 代 は こいつ の 賞金 から 取り な ｡ みるく|だい||||しょうきん||とり|

それ と テーブル の 修理 代 も な ｡ ||てーぶる||しゅうり|だい||

釣り は いら ねえ と さ ｡ つり|||||

強 ぇ … ｡ つよ|

あんた 同業 者 かい ？ 悪かった な ｡ |どうぎょう|もの||わるかった|

待って くれ って ば よ ！ まって||||

何 か 用 か ？ お っ さん 一体 何者 だ ？ なん||よう|||||いったい|なにもの|

( ｻｻﾞﾅﾐ ) 《 お っ さん だ と ？ 》

俺 は 賞金 稼ぎ サザナミ だ ｡ おれ||しょうきん|かせぎ||

カッコ い い ～ ！ かっこ||

お っ さん ！

なぁ なぁ ！ さっき の あれ カッコいい な ！ |||||かっこいい|

ん ？ 居 合い 抜き か ？ |い|あい|ぬき|

す ん げ ぇ 速く って いつ 抜 い た の か 見え なかった って ば よ ｡ ||||はやく|||ぬき|||||みえ||||

ホント びっくり ｡ ほんと|

目 に も 留まら ぬ 速 さ って いう の は ああ いう こと を 言う ん だ ろ う な ｡ め|||とどまら||はや||||||||||いう|||||

俺 たち 賞金 稼ぎ は 生死 を 懸け てる ｡ おれ||しょうきん|かせぎ||せいし||かけ|

人 より 速く 刀 が 抜け なきゃ 命 が いく つ あって も 足 ん ない の さ ｡ じん||はやく|かたな||ぬけ||いのち||||||あし||||

なぁ なぁ ！ なぁ なぁ ！ 賞金 稼ぎ って 何 な ん だ ？ ||||しょうきん|かせぎ||なん|||

そう さ なぁ ｡

悪い ヤツ ら を 捕まえる ため に 賞金 を 懸ける ヤツ が いる ｡ わるい|やつ|||つかまえる|||しょうきん||かける|やつ||

その 悪い ヤツ を 捕まえ て 賞金 を 頂く の が 賞金 稼ぎ だ ｡ |わるい|やつ||つかまえ||しょうきん||いただく|||しょうきん|かせぎ|

ふ ～ ん ｡

あっ じゃ あさ

こいつ に は その 賞金 が 懸かって る って こと な ん だ な ？ ||||しょうきん||かかって|||||||

坊主 それ は … ｡ ぼうず||

何で こんな 大金 が 懸かって る ん だ ？ なんで||たいきん||かかって|||

ただ の 泥棒 な の に … ｡ ||どろぼう|||

ただ の 泥棒 だ と ？ 坊主 こいつ は な ||どろぼう|||ぼうず|||

盗み の ため に 何 十 人 も の 人間 を 殺し た ぬすみ||||なん|じゅう|じん|||にんげん||ころし|

超 Ａ 級 の 賞金 首 だ ｡ ちょう||きゅう||しょうきん|くび|

えっ … ｡ そんな … ｡

何 だって ？ なん|

どう いう こと だ ？ 聞い て ない ぜ そんな 話 ｡ ||||ききい|||||はなし

任務 を 依頼 し て き た 大名 は その こと を 知ら なかった の かも ｡ にんむ||いらい|||||だいみょう|||||しら|||

任務 ？ にんむ

ああ 俺 たち は 五 寸 釘 を 捕まえる ため に この 町 に 来 た |おれ|||いつ|すん|くぎ||つかまえる||||まち||らい|

木 ノ 葉 隠れ の 忍者 だって ば よ ｡ き||は|かくれ||にんじゃ|||

( ｻｻﾞﾅﾐ ) 《 木 ノ 葉 … 》 |き||は

ほほ う お前 たち が 忍者 ねぇ ｡ ||おまえ|||にんじゃ|

ハッハハハ … お も しれ ぇ な ｡

忍者 って の は こんな ガキ に でも 務 まん の か ？ にんじゃ|||||がき|||つとむ|||

何 だって ば よ バカ に す ん な ！ なん||||ばか||||

ま ぁ そう 怒る な 悪かった よ ｡ |||いかる||わるかった|

お前 ら に も おごって やる と しよ う ミルク か ？ おまえ|||||||||みるく|

俺 たち 赤 丸 じゃ ない って ば よ ラーメン ！ おれ||あか|まる||||||らーめん

ん じゃ 俺 は チーズ ハンバーグ ｡ ||おれ||ちーず|

わ … 私 は … 私 も ラーメン かな ｡ |わたくし||わたくし||らーめん|

分かった ついてき な ｡ わかった||

( ｻｻﾞﾅﾐ ) 《 った く 酒場 に ラーメン が ある わけ ねえ じゃ ねぇ か 》 |||さかば||らーめん|||||||

ねぇ お っ さん みそ チャーシュー 麺 で も いい か ？ ||||||めん||||

( ｻｻﾞﾅﾐ ) ああ いい よ 何でも 好き に し な ｡ ||||なんでも|すき|||

何 だって ば よ 町 から どんどん 離れ ち まっ てる ｡ なん||||まち|||はなれ|||

ラーメン 屋 なんか 見え ねえ ぞ ｡ らーめん|や||みえ||

( ｻｻﾞﾅﾐ ) さて と … ｡

( ｻｻﾞﾅﾐ ) ラーメン 屋 は 見当たら ねえ ｡ |らーめん|や||みあたら|

さっき の おごり の 話 は キャンセル だ ｡ ||||はなし||きゃんせる|

悪い が お前 たち に は ここ で 死 ん で もらう ｡ わるい||おまえ||||||し|||

お っ さん ？

お前 たち に は ここ で 死 ん で もらう ｡ おまえ||||||し|||

おい お っ さん どう いう つもり だ ？

五 寸 釘 が この 町 に いる こと を お前 たち が 知って る と は な ｡ いつ|すん|くぎ|||まち|||||おまえ|||しって||||

知って たら どう な ん だ よ ？ しって||||||

五 寸 釘 は 俺 の 獲物 だ ｡ いつ|すん|くぎ||おれ||えもの|

お前 たち に 渡す わけ に は いか ねえ ｡ おまえ|||わたす|||||

ざ けん な ！ あんた は あんた で 取り に 行きゃ いい じゃ ねえ か ！ |||||||とり||いきゃ||||

いや いくら お前 たち が ガキ でも ||おまえ|||がき|

木 ノ 葉 の 忍者 と なれ ば 話 は 違って くる ｡ き||は||にんじゃ||||はなし||ちがって|

競争 相手 は 少ない ほう が … ｡ きょうそう|あいて||すくない||

いや い ない ほう が いい ｡

お っ さん … ｡

( ｻｻﾞﾅﾐ ) 参る ！ |まいる

あっ ！

( キバ ) ヒナタ ！ 汚 ぇ ぞ ！ ||きたな||

ナルト 君 ｡ |きみ

擬 獣 忍法 四 脚 の 術 ！ う あ ～ ！ ぎ|けだもの|にんぽう|よっ|あし||じゅつ||

おもし れ ぇ ｡ ( ﾋﾅﾀ ) う っ ！

来い ！ ( キバ ) スピード なら 負け ねえ ！ こい||すぴーど||まけ|

う お ～ ！

♪ ～

くそ ！ どこ だ ？

遅い な ｡ ( キバ ) う っ … ｡ おそい||||

( ほえ 声 ) |こえ

坊主 最後 の １ 人 に な っち まっ た な ｡ ぼうず|さいご||じん||||||

影 分身 の 術 ！ かげ|ぶんしん||じゅつ

ほう ｡

思いどおり に は さ せ ねえ ！ おもいどおり|||||

ドリャ ～ ！

ハァ ～ ！

♪ ～

こっち だ ！

( ｻｻﾞﾅﾐ ) ん ! ?

《 もらった ！ 》

が はっ ！

惜しかった な ｡ おしかった|

許せ よ 坊主 ｡ ゆるせ||ぼうず

何 が あって も ヤツ は 俺 が 倒す ｡ なん||||やつ||おれ||たおす

( 鳴き声 ) なきごえ

赤 丸 ｡ あか|まる

あぁ チクショ ～ やら れ ち まった って ば よ ｡

ヒナタ 大丈夫 か ？ |だいじょうぶ|

( ﾋﾅﾀ ) う … うん ｡

サザナミ は ？ ( ﾅﾙﾄ ･ ﾋﾅﾀ ) あっ … ｡

まさか 五 寸 釘 を 追って … ｡ |いつ|すん|くぎ||おって

こう し ちゃ い らん ねえ ヤツ に 先 を 越さ れ ち まう ！ ||||||やつ||さき||こさ|||

く っそ ～ ！ どこ に いやがる ？ あの お っ さん ！

( ほえ 声 ) ( 一同 ) あっ ｡ |こえ|いちどう|

ヤツ は 町 を 出 た の か ？ やつ||まち||だ|||

五 寸 釘 を 追って … ｡ いつ|すん|くぎ||おって

( ほえ 声 ) 赤 丸 頼む ぞ ！ |こえ|あか|まる|たのむ|

♪ ～

♪ ～

肝心 の お 宝 が い ねえ な ｡ かんじん|||たから||||

( 五 寸 釘 ) 薄汚 ぇ ハイエナ が ｡ いつ|すん|くぎ|うすぎたな|||

貴 様 が 動く の を ずっと 待って い た ｡ とうと|さま||うごく||||まって||

( 五 寸 釘 ) あいにく だ が これ から 大事 な 仕事 が あって ね ｡ いつ|すん|くぎ||||||だいじ||しごと|||

時間 が 惜しい とっとと 片づける と しよ う ｡ じかん||おしい||かたづける|||

♪ ～

忍法 魚雷 針 ！ にんぽう|ぎょらい|はり

五 寸 釘 参る ！ いつ|すん|くぎ|まいる

う っ ！ う あ ～ ！

フフフ … もはや 動 け まい ！ ||どう||

う あ ～ ！

ハァ ～ ！

う わ ～ ！ う ぅ … ｡

う あっ う ぅ ！

♪ ～

終わり だ ｡ おわり|

とど め を 刺せ ！ |||させ

影 分身 の 術 ！ かげ|ぶんしん||じゅつ

五 寸 釘 御用 だって ば よ ！ いつ|すん|くぎ|ごよう|||

♪ ～

く そ ～ 加勢 か … 引け ！ ||かせい||ひけ

逃がす か ！ にがす|

( ｻｻﾞﾅﾐ ) 待て ｡ |まて

坊主 行っちゃ なら ねえ ｡ ぼうず|おこなっちゃ||

う … あぁ … ｡

あっ お っ さん ！

おい サザナミ の お っ さん ！

ヤツ ら に 近づく な ｡ やつ|||ちかづく|

お前 ら に は 無理 だ … ｡ おまえ||||むり|

こんな 強 ぇ お っ さん が どう し て … ｡ |つよ||||||||

五 寸 釘 … ただ の ぬすっと じゃ ねえ な ｡ いつ|すん|くぎ||||||

俺 たち と 同じ 忍 だ ｡ おれ|||おなじ|おし|

忍 … ｡ おし

( ﾋﾅﾀ ) フッ ！

( ガツ ) サザナミ ！ あっ … ｡

ソリャ ！ う お っ ！

( キバ ) ハァ ～ ！ ( ガツ ) う っ … あっ ！

こいつ 五 寸 釘 の 仲間 か ？ |いつ|すん|くぎ||なかま|

お前 ！ 確か あん 時 酒場 に い た … ｡ おまえ|たしか||じ|さかば|||

( ガツ ) くそ ！

は ぁ … 何 だった ん だ ？ あいつ ｡ ||なん||||

あ ？ 何 だ ？ |なん|

手配 書 ？ てはい|しょ

さっき の あいつ 五 寸 釘 と 俺 たち を 勘違い し た って の か ？ |||いつ|すん|くぎ||おれ|||かんちがい|||||

いや 違う な ｡ |ちがう|

｢ 刀 吉 と 名乗り し この 男 かたな|きち||なのり|||おとこ

親子 三 人 を 殺し たる 重罪 人 ｡ おやこ|みっ|じん||ころし||じゅうざい|じん

胸 に 鳥 の 痣 あり ｣｡ むね||ちょう||あざ|

鳥 の 痣 ？ まさか … ｡ ちょう||あざ|

どう し た ん だ ？ ヒナタ ｡

顔 は 傷 だらけ で よく 分から ない けど かお||きず||||わから||

あの 人 鳥 の 痣 が … ｡ |じん|ちょう||あざ|

あっ ！

こいつ も 賞金 首 ？ ||しょうきん|くび

一体全体 どう なって る ん だって ば よ ｡ いったいぜんたい|||||||

♪ ( ｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞﾃ ｰ ﾏ )

♪ ～

♪ どこまでも 続く 道 に は |つづく|どう||

♪ いろんな 事 ある ん だ ね |こと||||

♪ 強 がり な 君 が 今日 は つよ|||きみ||きょう|

♪ 受話器 越し に 涙声 じゅわき|こし||なみだごえ

♪ どんな 夢 ､ |ゆめ

♪ 追い掛け て ここ まで 来 た ん だ ろ う おいかけ||||らい|||||

♪ わから なく なったり する 事 は ､ ||||こと|

♪ 僕 に だって ある から ねえ ､ baby ぼく||||||

♪ 君 が 涙 の とき に は きみ||なみだ||||

♪ 僕 が そば に いる から ぼく|||||

♪ 離ればなれ の 夜 だって はなればなれ||よ|

♪ 僕 は そば に いる から ぼく|||||

♪ 僕 は そば に いる から ぼく|||||

〈 昔 々 の つい さっき どんより 曇った 日本 晴れ ｡ むかし||||||くもった|にっぽん|はれ

その 日 は 朝 から 夜 だった 正義 の 悪漢 サザナミ の |ひ||あさ||よ||せいぎ||あっかん||

解け て ほつれ た 過去 の 糸 あぁ 因縁 の 五 寸 釘 ｡ とけ||||かこ||いと||いんねん||いつ|すん|くぎ

さて も 事情 は 分かった が 忍 に ゃ 引け ない 時 も ある ｡ ||じじょう||わかった||おし|||ひけ||じ||

やい やい やい ！ 五 寸 釘 ！ |||いつ|すん|くぎ

観念 し て おとなしく お 縄 を 頂 戴 する って ば よ ！ 〉 かんねん|||||なわ||いただ|たい||||

♪ ( ｵ ｰ ﾌﾟﾆﾝｸﾞﾃ ｰ ﾏ )

♪ ～