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ナルト, Naruto Episode 153

Naruto Episode 153

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 少年 よ 聞い て くれ

♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ

♪ 明日 なんて もう いら ない から

♪ 握った 拳 を 隠す な よ

♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど

♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ

♪ 少年 よ 心 の 銃 の

♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ

♪ ~

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ どう しよ も なく くだらない

♪ この 素晴らしい 世界 に

♪ たった 今 生き て いる から

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ すべて の 本当 と 嘘 を

♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う

♪ しらけ た 面 が 並 ん でる

♪ からっぽ の この 街 で

♪ すべて の 若者 は 行った

♪ 風 の 無い この 夜 に

♪ 何 か を 変えよ う と し てる から

♪ ~

♪ ~

( ロクスケ ) 生き て て くれ 今 出し て やる から な !

♪ ~

≪ ( 男 ) おい 。

そこ で 何 を し て いる ?

はっ 。

は ぁ ~ !

( 山椒 ばあさん ) ありゃ さ こりゃ さ 。

ありゃ さ こりゃ さ 。

( 山椒 ばあさん ) 《 大丈夫 だ よ ねぇ 。

あの 連中 だったら カラシ を 連れ戻し て くれる よ ね 》

必ず … 必ず ねぇ 。

ありゃ さ ありゃ さ 。

( ナルト ) カタバミ 金山 は どうやら あそこ だ な 。

なぁ ロクスケ さん と カラシ さん を 助ける なんて 言わ ず

この 際 一気に 黒 鋤 ファミリー を ぶ っつ ぶし ち ま お う ぜ 。

( ネジ ) ナルト あまり 先走る な 。

だったら どう す ん だ って ば よ ?

( リー ) ガイ 先生 の 言った こと も 気 に なり ます し ね 。

黒 鋤 ファミリー の ボス って ば

忍 刀 七 人 衆 の 一 人 かも しん ねえ ん だ 。

ロクスケ さん 何 さ れる か 分か ん ねえ ぞ 。

( テンテン ) で も ガイ 先生 の 言う こと は 当て に なん ない し なぁ 。

何 言って ん です か ! ? そんな こと は 絶対 に あり ませ ん !

落ち着け リー とにかく 調査 だ 。

よっ しゃ !

♪ ~

( 男 たち ) ヘヘ ヘヘ … 。

( 男 1 ) 雷 牙 様 里 抜け し た 3 人 の 1 人

ロク スケ を 捕まえ まし た 。

♪ ~

( 雷 牙 ) ご 苦労 。

♪ ~

( 男 1 ) こいつ ら どこ ぞ の 忍 の 里 に

助 っと を 呼び に 行った らしい ん です が … 。

( 男 2 ) どこ 行った ん だ よ ? お前 。 ( ロクスケ ) す ん ませ ん 。

( 雷 牙 ) やめ とけ 新 入り 。

( 男 2 ) へ … へい 。

( 雷 牙 ) なぁ ロク スケ 。

俺 たち と 金山 の みんな と は

いい 関係 が 結 べ た はず じゃ なかった の か ?

は … は … それ は … 。

( 雷 牙 ) 何だか なぁ 。

お前 ら が 村 を 抜け た って 話 を 聞い て

悲しかった ぜ 。

うまく いって た 昔 の こと を 思い 出 せ なく な っち まっ て よ 。

す ん ませ ん す ん ませ ん もう し ませ ん 。

( 雷 牙 ) そう だ ! いい こと を 思い つい た ぜ !

おい お前 の 葬式 を 出し て やろ う !

ひ ぃ ~ !

頼 ん ます ! それ だけ は 勘弁 し て く だせ ぇ !

もう 二 度 と し ませ ん ! だ から 許し て く だせ ぇ !

( 雷 牙 ) 何で い お 前 葬式 嫌い か ?

もちろん です ! 俺 は まだ 死に た か ねえ !

( 雷 牙 ) そう か 俺 は 葬式 が 大好き な ん だ が な 。

だって そう だ ろ ?

人間 って の は 生き てる とき は 悪 口 言い合ったり 裏切ったり

お互い 憎み 合い も する 。

だけど よ ぉ 葬式 ん とき は

生き て た 時 の こと は 水 に 流し て 恨み っこ な しよ 。

そい つ と の よかった 時 の こと なんか

しみじみ 思い出 せる じゃ ねえ か え ぇ ?

( ロクスケ ) 冗談 じゃ ねえ … 嫌 だ ! それ だけ は 勘弁 し て くれ !

( 男 3 ) 野郎 ! ( ロクスケ ) う わ っ !

やめろ ~ ! ( 雷 牙 ) あ ~ 決まり だ !

みんな で 盛大 に ロク スケ の 葬式 を 挙げ て やれ !

( 男 たち ) おう !

♪ ~

♪ ~

( 男 1 ) モタモタ す ん な !

さっさと 運べ !

あれ が 金 な の か ? キラキラ し て ねえ じゃ ん か 。

あの 鉱石 を 水銀 に 溶かし それ を 蒸発 さ せ て

初めて 純粋 な 金 に なる ん です 。

あぁ 意味 が 分か ん ねえ 。

そんな こと 分かる 必要 は ない 。

♪ ~

( スケザ ) あっ ! ( 男 1 ) あ ?

何 し て や がる ? さっさと 運ば ねえ か !

( 男 2 ) グズグズ し てっ と ボス に 頼 ん で お前 の 葬式 出し て もらう ぞ !

( スケザ ) はっ ! お 許し ください !

く ~ ! 頭 き た !

あいつ ら 許 せ ねえ って ば よ ! 落ち着け ナルト 。

ヤツ ら の 正体 は 何一つ 分かって ない ん だ 。

そう よ ネジ の 指示 に 従わ なきゃ 。

だけど よ ! 俺 たち が 何とか し なきゃ

あの じいさん くたば っち まう ぞ ! ナルト 君

僕 に 任せ て ください 。 ( テンテン ) ちょっと リー !

( 男 1 ) ほれ ほれ さっさと 拾い 集め な 。

ヘッヘヘヘヘ … 。

う わ っ !

( 殴る 音 ) ( 男 3 ) う わ っ !

( 男 4 ) う お … 。 ( 男 5 ) う わ っ !

ふ ぅ ~。

よっ しゃ ! さすが リー !

大丈夫 です か ? お じいさん 。

あぁ ! 何 ちゅう こと を !

さ ぁ 水 だ !

あっ ! 何 す ん だ って ば よ !

頼む わし を 殴って くれ ! 蹴って くれ !

こいつ ら と 同じ ように 気絶 さ せ て くれ !

何 だって ?

やって くれ ん の なら 自分 で やる !

何 を する ん です ! ? やめろ って ば よ 。

恐ろしい ! わし だけ 無事 だ なんて こと が 知れ たら

ヤツ ら に 何 を さ れる か !

( ドラ の 音 ) ひ あ ~ !

( ドラ の 音 )

あの 音 は 何 だ ?

気付か れ た の ?

( スケザ ) ありゃ 葬式 の ドラ の 音 だ 。 ( ネジ ) 葬式 ?

ああ 。

この 町 を 支配 する 黒 鋤 ファミリー の ボス 雷 牙 は

自分 を 裏切った 者 に は 生き た まま 葬式 を 出す ん じゃ 。

えっ ! 生き埋め ! ? 何て 残酷 な の … 。

い や ぁ それ が の

雷 牙 は 葬式 を 出す と さめざめ と 泣く っ ちゅう ん だ 。

よく 分か ん ねえ ヤツ だ な … 。

だが あれ は じいさん の 葬式 の ドラ の 音 で は な さ そう だ 。

ああ ロク スケ がけ さ 捕まった と 聞い た から

きっと … 。 な … 何 だって ! ?

♪ ~

♪ ~

( 雷 牙 ) うれしい なぁ 思い出し た ぜ 。

あいつ と 初めて 会った 日 の こと を 。

( 蘭 丸 ) そう よかった ね 。

( 雷 牙 ) ああ あいつ は 俺 たち が 代官 に 代わり

この 金山 を 治める って 言った 時 に は

重税 から 解放 さ れる って 喜 ん で くれ た ん だ ぜ 。

ホント うれし そう な 顔 で 笑って くれ て よ 。

ホント に いい ヤツ だった のに よ 。

葬式 は いい しみじみ する ぜ 。

( 蘭 丸 ) 僕 の とき も こんな 盛大 な 葬式 行列 を ?

( 雷 牙 ) バカ ! お前 の 葬式 なんて 挙げ ねえ !

お前 は 俺 が 死ぬ まで 死な ない から だ 。

葬式 し て いい 時 の こと 考え なく て も

お前 は いつ で も いい 子 だ から 。

( 蘭 丸 ) 雷 牙 。 ( 雷 牙 ) ん ?

( 蘭 丸 ) 来る よ ヤツ ら が そろそろ 姿 を 現す 。

ああ どれほど の ヤツ ら を 呼 ん だ の か

楽しみ だ 。

よ ~ し みんな 助け に 行く って ば よ !

ネジ 頼む ぜ ! よし !

白 眼 !

( ネジ ) 大丈夫 だ まだ 生き てる 。

周り の 連中 さえ 倒せ ば まだ 助け られる 。

よっ しゃ 速攻 で 片 つける ぜ 。 うん 。

ええ 行き ま しょ う !

( ひつぎ を たたく 音 ) ( ロクスケ ) 嫌 だ ~ ! 出し て くれ ~ !

( ひつぎ を たたく 音 ) ( 男 たち ) ヘヘ ヘヘ … 。

( 男 1 ) ん ? ん ! ?

( 男 2 ) 敵 襲 だ ! ( 男 3 ) ひ … ひ ぃ ~ !

ドリャ ~ !

野郎 ! ( ネジ ) テンテン !

右 の ヤツ ら を 頼む ! ( テンテン ) OK !

ハァ ~ !

が ぁ !

( テンテン ) ハイッ ! ( 男 1 ) う っ ! う あ … 。

( 男 4 ・ 男 5 ) う あ ~ !

柔 拳 !

( 男 4 ) う っ !

影 分身 の 術 !

( 男 6 ) ハァ ! う ず ま き … !

ナルト 連 弾 !

( 男 たち ) う あ ~ ! ヘヘ ヘヘ ~ !

ざっと こんな もん だって ば よ 。

( ネジ ) 気 を つけろ 。 あ ?

まだ 3 人 いる 。

あ ~ !

美しき 碧 き 野獣 ロック ・ リー 見 参 !

( 男 3 ) ひ ぃ ! ( リー ) 最後 の 一 人 見つけ まし た !

ハァ ~ ! ( 男 3 ) ひ ぃ !

( リー ) あっ ! ( 男 3 ) ひ ぃ ~ … 。

あなた は … 。 何 だって ば よ ? そ いつ 。

いえ … 。

この 人 が カラシ さん です よ 。

えっ じゃあ 山椒 おばあ さん の … 。

こいつ が カラシ ?

( カラシ ) フン 。

カラシ さん まさか 山椒 ばあさん の 言う よう に

みずから 望 ん で 黒 鋤 ファミリー に … 。

だったら どう だって ん だ よ ? な っ … お前 !

だって よ 雷 牙 様 は すげ ぇ ん だ ぜ !

カタバミ 金山 から 悪 代官 一味 を 追い出し て

村 の みんな を 解放 し た ん だ !

( 山椒 ばあさん ) ありゃ さ こりゃ さ 。

ありゃ さ こりゃ さ 。

は ぁ … り ゃ さ … 。

( サンゴロウ ) あの ~ … ばあさん 。

ありゃ さ 意地 汚い ねぇ 。

命 懸けて 金山 に 入り込 ん でる 者 も いる ん だ よ ?

カレー を 煮込む 間 くらい 我慢 でき ない もん か ね 。

( サンゴロウ ) 別に 待って る の は かまわ ない ん だ けど さ

何 か 焦げ 臭く ない か ? ( 山椒 ばあさん ) えっ ?

こりゃ さ こりゃ さ !

あぁ … 。

焦げ てる ね … 。

お前 な 山椒 ばあさん は な

毎日 カレー グツグツ 煮込み ながら

お前 の こと す ん げ ぇ 心配 し てる ん だって ば よ 。

ナルト 君 ここ は 僕 に 任せ て ください 。

カラシ さん あなた は 命 の カレー で

僕 の 命 を 救って くれ た じゃ ない です か ?

そんな すばらしい カレー を 作 れる あなた が

人 の 命 を 軽んじる 男 の ファミリー なんか に … 。

なぜ ! ? ( カラシ ) フン !

カレー なんか 作 れ て も 誰 も 褒め ちゃ くれ ない さ 。

この世 に 男 と し て 生まれ た 以上

すげ ぇ 力 を 手 に 入れ て 天下 を 取ら なくっちゃ よ !

めったに 客 も 入ら ねえ 傾 い た 店 に しがみつ い て いる より な 。

何 だ と ! ? もう 我慢 でき ねえ って ば よ !

う わ っ ! う っ !

えっ ?

リー 。

カラシ さん 。

僕 は 山椒 ばあさん と あなた の 作った 1 杯 の カレー に

命 を 救わ れ た だけ じゃ ない 。

心 を 込め て 調理 すれ ば

1 杯 の カレー で 人 の 命 を 救う こと も できる 。

僕 の よう な 人間 でも 一心に 努力 すれ ば 不可能 は ない 。

そう 教え て もらった ん です 。

あの 時 の 君 の ほう が 今 より ずっと

強く 立派 に 見え まし た 。

♪ ~

< カラシ … >

< こんなに 頑張る 人 見 た こと ない >

< そうかい お前 も この お 兄ちゃん を

助け て あげ たい の かい >

♪ ~

約束 し て ください 。

黒 鋤 ファミリー なんて ならず者 と は

手 を 切って くれ ます ね ?

( カラシ ) 分かった ごめん … ごめん よ !

まっ よかった って ば よ 。

≪ ( ひつぎ を たたく 音 ) ( ロクスケ ) おい 。

ここ から 出し て くれ 暗い よ ! 苦しい … 。

あっ い っけ ねえ !

ロクスケ さん の こと すっかり 忘れ て た って ば よ 。

( 大きく 息 を 吸う 音 ) ハァ ハァ … 。

あ … あんた たち … 。 待た せ た な 。

もう 大丈夫 だ 。

す ん ませ ん 埋葬 さ れ た 仲間 が

まだ 助かる かも しれ ねえ って 思う と

居て も 立って も い ら ん なく なって … 。

ああ 分かる って ば よ 。

あっ … 。

ネジ どう し た の ?

あっ ! 何 だ ? これ は … 。

この 刺す よう な 感覚 は … 。

おい ネジ どう し た ん だ よ ?

( ネジ ) 見 られ て いる … 恐らく 雷 牙 だ 。

えっ ? ( ネジ ) あの 岩 山 の 上 だ 。

よ ~ し 行 こ う ぜ 。

( リー ) カラシ さん ロクスケ さん を 頼み まし た よ 。

( カラシ ) あ … ああ 。

♪ ~

誰 も い ない な 。

どこ 行 っち まっ た ん だ ?

♪ ~

ん ? 何 だ ?

♪ ~

この 霧 は … 。

( 雷 牙 ) フフ フフ … 。

忍法 霧 隠れ の 術 。

霧 隠れ の 術 と いえ ば

霧 隠れ の 里 の 忍者 が 得意 と する … 。

まさか ガイ 先生 の 言って た こと ホント だった の ?

く っそ ~ 何 も 見え ねえ って ば よ 。

ネジ 白 眼 で 敵 の 位置 を 。

さっき から やって いる 。

♪ ~

( ネジ ) あっ … 何 も 見え ない … 。

そんな バカ な !

何 も 捉え られ ない なんて … 。

どう いう こと だって ば よ ?

白 眼 を 破る 術 など 存在 する はず が ない !

♪ ~

( 雷 牙 ) どう だ ? 蘭 丸 。

( 蘭 丸 ) すごい よ 4 人 の うち 一 人 は

経 絡 系 を 見抜く 目 を 持って る 。

恐らく 血 継 限界 の 力 だ ね 。

見抜か れ てる と か … 。 ( 蘭 丸 ) 大丈夫 だ よ 。

僕 に は それ 以上 の 力 が ある から 。

ねぇ どう する ?

カタバミ 金山 の みんな は

俺 の こと を 頼り に し て くれる から なぁ 。

この 村 の 平和 は 俺 が 守ら なきゃ な 。

( 蘭 丸 ) 葬式 を 出す の ? ( 雷 牙 ) いや 。

葬式 を 出し て も あいつ ら に は な ~ ん の 思い出 も ない から な 。

ただ 片づける だけ さ 。

見よ ! 忍法 雷 の 牙 !

( 雷 牙 ) ハァ ~

あっ ! な … 何 だって ば よ ?

( 遠 雷 )

雷 よ 落ちろ ~ !

( 雷鳴 ) あっ !

( 雷 牙 ) どう だ ? 蘭 丸 。 ( 蘭 丸 ) 雷 牙 すごい !

( 雷 牙 ) ハッ … ハハハハ … 。 ( 雷鳴 )

ハハハ … ハハハハ … !

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎ て

♪ 君 は 言葉 を 無くす

♪ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎ て

♪ 君 は 返事 も し ない

♪ 君 が 泣 い てる

♪ ひと り で 泣 い てる

♪ 僕 は どう する ?

♪ 僕 も 泣 い てる の さ 。

♪ 『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせ て 』

♪ ざわめく 時代 を オレ の スピード で

♪ ぶ っと ば し て く Yeah

♪ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で

♪ ぶ っと ば し て く Yeah

♪ つんざく ギター と オレ の スピード で

♪ ぶ っと ば し て く Yeah

♪ 傾く 世界 も わるい や つら も

♪ けち らし て く Yeah

♪ ~

〈 ナルト 連 弾 ! あれ ? 〉 ( リー ) 〈 木 ノ 葉 旋風 ! あっ … 〉

( テンテン ) 〈 行く わ よ ! あっ … 〉 ( ネジ ) 〈 バカ な ! 〉

〈 おい 敵 が 消え ち まった ぞ ! ? 〉 ( リー ) 〈 こっち も 空振り です ! 〉

( テンテン ) 〈 ちょっと 敵 なんて どこ に も い ない じゃ ない ! 〉

〈 こら ネジ ! ちゃんと 白 眼 で 確かめろ って ば よ ! 〉

( ネジ ) 〈 やって いる ! だが あり え ない 。

俺 の 白 眼 は 確か に チャクラ を 捉え て いる 〉

( ナレ ー ション ) 〈 エリザベス を 救う べく 戦い を 続け て いる メリオダス たち 。

一方 ヘル ブラム と の 戦い に 挑む ディアンヌ だった が

その 圧倒 的 な 力 を 前 に

ひん死 の 状態 に 追い込ま れ て しまう 。

そこ へ 現れ ヘル ブラム の 攻撃 に あらがう キング 。

ディアンヌ と キング 2 人 の 過去 が 今 明かさ れる 。 〉


Naruto Episode 153 Naruto Episode 153

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 少年 よ 聞い て くれ しょうねん||ききい||

♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ にんげん|||||||

♪ 明日 なんて もう いら ない から あした|||||

♪ 握った 拳 を 隠す な よ にぎった|けん||かくす||

♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど ふあん||ゆめ||うりとばす|

♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ |ろう|||||||

♪ 少年 よ 心 の 銃 の しょうねん||こころ||じゅう|

♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ ひきがね||ひける|||きみ||

♪ ~

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ どう しよ も なく くだらない

♪ この 素晴らしい 世界 に |すばらしい|せかい|

♪ たった 今 生き て いる から |いま|いき|||

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ すべて の 本当 と 嘘 を ||ほんとう||うそ|

♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に けっして|わすれ|||||

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う しぬ|||わか||||

♪ しらけ た 面 が 並 ん でる ||おもて||なみ||

♪ からっぽ の この 街 で |||がい|

♪ すべて の 若者 は 行った ||わかもの||おこなった

♪ 風 の 無い この 夜 に かぜ||ない||よ|

♪ 何 か を 変えよ う と し てる から なん|||かえよ|||||

♪ ~

♪ ~

( ロクスケ ) 生き て て くれ 今 出し て やる から な ! |いき||||いま|だし||||

♪ ~

≪ ( 男 ) おい 。 おとこ|

そこ で 何 を し て いる ? ||なん||||

はっ 。

は ぁ ~ !

( 山椒 ばあさん ) ありゃ さ こりゃ さ 。 さんしょ|||||

ありゃ さ こりゃ さ 。

( 山椒 ばあさん ) 《 大丈夫 だ よ ねぇ 。 さんしょ||だいじょうぶ|||

あの 連中 だったら カラシ を 連れ戻し て くれる よ ね 》 |れんちゅう||||つれもどし||||

必ず … 必ず ねぇ 。 かならず|かならず|

ありゃ さ ありゃ さ 。

( ナルト ) カタバミ 金山 は どうやら あそこ だ な 。 ||かなやま|||||

なぁ ロクスケ さん と カラシ さん を 助ける なんて 言わ ず |||||||たすける||いわ|

この 際 一気に 黒 鋤 ファミリー を ぶ っつ ぶし ち ま お う ぜ 。 |さい|いっきに|くろ|すき|ふぁみりー|||||||||

( ネジ ) ナルト あまり 先走る な 。 ねじ|||さきばしる|

だったら どう す ん だ って ば よ ?

( リー ) ガイ 先生 の 言った こと も 気 に なり ます し ね 。 ||せんせい||いった|||き|||||

黒 鋤 ファミリー の ボス って ば くろ|すき|ふぁみりー||ぼす||

忍 刀 七 人 衆 の 一 人 かも しん ねえ ん だ 。 おし|かたな|なな|じん|しゅう||ひと|じん|||||

ロクスケ さん 何 さ れる か 分か ん ねえ ぞ 。 ||なん||||わか|||

( テンテン ) で も ガイ 先生 の 言う こと は 当て に なん ない し なぁ 。 ||||せんせい||いう|||あて|||||

何 言って ん です か ! ? そんな こと は 絶対 に あり ませ ん ! なん|いって|||||||ぜったい||||

落ち着け リー とにかく 調査 だ 。 おちつけ|||ちょうさ|

よっ しゃ !

♪ ~

( 男 たち ) ヘヘ ヘヘ … 。 おとこ|||

( 男 1 ) 雷 牙 様 里 抜け し た 3 人 の 1 人 おとこ|かみなり|きば|さま|さと|ぬけ|||じん||じん

ロク スケ を 捕まえ まし た 。 |||つかまえ||

♪ ~

( 雷 牙 ) ご 苦労 。 かみなり|きば||くろう

♪ ~

( 男 1 ) こいつ ら どこ ぞ の 忍 の 里 に おとこ||||||おし||さと|

助 っと を 呼び に 行った らしい ん です が … 。 じょ|||よび||おこなった||||

( 男 2 ) どこ 行った ん だ よ ? お前 。 ( ロクスケ ) す ん ませ ん 。 おとこ||おこなった||||おまえ|||||

( 雷 牙 ) やめ とけ 新 入り 。 かみなり|きば|||しん|はいり

( 男 2 ) へ … へい 。 おとこ||

( 雷 牙 ) なぁ ロク スケ 。 かみなり|きば|||

俺 たち と 金山 の みんな と は おれ|||かなやま||||

いい 関係 が 結 べ た はず じゃ なかった の か ? |かんけい||けつ|||||||

は … は … それ は … 。

( 雷 牙 ) 何だか なぁ 。 かみなり|きば|なんだか|

お前 ら が 村 を 抜け た って 話 を 聞い て おまえ|||むら||ぬけ|||はなし||ききい|

悲しかった ぜ 。 かなしかった|

うまく いって た 昔 の こと を 思い 出 せ なく な っち まっ て よ 。 |||むかし||||おもい|だ|||||||

す ん ませ ん す ん ませ ん もう し ませ ん 。

( 雷 牙 ) そう だ ! いい こと を 思い つい た ぜ ! かみなり|きば||||||おもい|||

おい お前 の 葬式 を 出し て やろ う ! |おまえ||そうしき||だし|||

ひ ぃ ~ !

頼 ん ます ! それ だけ は 勘弁 し て く だせ ぇ ! たの||||||かんべん|||||

もう 二 度 と し ませ ん ! だ から 許し て く だせ ぇ ! |ふた|たび|||||||ゆるし||||

( 雷 牙 ) 何で い お 前 葬式 嫌い か ? かみなり|きば|なんで|||ぜん|そうしき|きらい|

もちろん です ! 俺 は まだ 死に た か ねえ ! ||おれ|||しに|||

( 雷 牙 ) そう か 俺 は 葬式 が 大好き な ん だ が な 。 かみなり|きば|||おれ||そうしき||だいすき|||||

だって そう だ ろ ?

人間 って の は 生き てる とき は 悪 口 言い合ったり 裏切ったり にんげん||||いき||||あく|くち|いいあったり|うらぎったり

お互い 憎み 合い も する 。 おたがい|にくみ|あい||

だけど よ ぉ 葬式 ん とき は |||そうしき|||

生き て た 時 の こと は 水 に 流し て 恨み っこ な しよ 。 いき|||じ||||すい||ながし||うらみ|||

そい つ と の よかった 時 の こと なんか |||||じ|||

しみじみ 思い出 せる じゃ ねえ か え ぇ ? |おもいで||||||

( ロクスケ ) 冗談 じゃ ねえ … 嫌 だ ! それ だけ は 勘弁 し て くれ ! |じょうだん|||いや|||||かんべん|||

( 男 3 ) 野郎 ! ( ロクスケ ) う わ っ ! おとこ|やろう||||

やめろ ~ ! ( 雷 牙 ) あ ~ 決まり だ ! |かみなり|きば||きまり|

みんな で 盛大 に ロク スケ の 葬式 を 挙げ て やれ ! ||せいだい|||||そうしき||あげ||

( 男 たち ) おう ! おとこ||

♪ ~

♪ ~

( 男 1 ) モタモタ す ん な ! おとこ|もたもた|||

さっさと 運べ ! |はこべ

あれ が 金 な の か ? キラキラ し て ねえ じゃ ん か 。 ||きむ||||きらきら||||||

あの 鉱石 を 水銀 に 溶かし それ を 蒸発 さ せ て |こうせき||すいぎん||とかし|||じょうはつ|||

初めて 純粋 な 金 に なる ん です 。 はじめて|じゅんすい||きむ||||

あぁ 意味 が 分か ん ねえ 。 |いみ||わか||

そんな こと 分かる 必要 は ない 。 ||わかる|ひつよう||

♪ ~

( スケザ ) あっ ! ( 男 1 ) あ ? ||おとこ|

何 し て や がる ? さっさと 運ば ねえ か ! なん||||||はこば||

( 男 2 ) グズグズ し てっ と ボス に 頼 ん で お前 の 葬式 出し て もらう ぞ ! おとこ|ぐずぐず||||ぼす||たの|||おまえ||そうしき|だし|||

( スケザ ) はっ ! お 許し ください ! |||ゆるし|

く ~ ! 頭 き た ! |あたま||

あいつ ら 許 せ ねえ って ば よ ! 落ち着け ナルト 。 ||ゆる||||||おちつけ|

ヤツ ら の 正体 は 何一つ 分かって ない ん だ 。 やつ|||しょうたい||なにひとつ|わかって|||

そう よ ネジ の 指示 に 従わ なきゃ 。 ||ねじ||しじ||したがわ|

だけど よ ! 俺 たち が 何とか し なきゃ ||おれ|||なんとか||

あの じいさん くたば っち まう ぞ ! ナルト 君 |||||||きみ

僕 に 任せ て ください 。 ( テンテン ) ちょっと リー ! ぼく||まかせ|||||

( 男 1 ) ほれ ほれ さっさと 拾い 集め な 。 おとこ||||ひろい|あつめ|

ヘッヘヘヘヘ … 。

う わ っ !

( 殴る 音 ) ( 男 3 ) う わ っ ! なぐる|おと|おとこ|||

( 男 4 ) う お … 。 ( 男 5 ) う わ っ ! おとこ|||おとこ|||

ふ ぅ ~。

よっ しゃ ! さすが リー !

大丈夫 です か ? お じいさん 。 だいじょうぶ||||

あぁ ! 何 ちゅう こと を ! |なん|||

さ ぁ 水 だ ! ||すい|

あっ ! 何 す ん だ って ば よ ! |なん||||||

頼む わし を 殴って くれ ! 蹴って くれ ! たのむ|||なぐって||けって|

こいつ ら と 同じ ように 気絶 さ せ て くれ ! |||おなじ|よう に|きぜつ||||

何 だって ? なん|

やって くれ ん の なら 自分 で やる ! |||||じぶん||

何 を する ん です ! ? やめろ って ば よ 。 なん||||||||

恐ろしい ! わし だけ 無事 だ なんて こと が 知れ たら おそろしい|||ぶじ|||||しれ|

ヤツ ら に 何 を さ れる か ! やつ|||なん||||

( ドラ の 音 ) ひ あ ~ ! ||おと||

( ドラ の 音 ) ||おと

あの 音 は 何 だ ? |おと||なん|

気付か れ た の ? きづか|||

( スケザ ) ありゃ 葬式 の ドラ の 音 だ 。 ( ネジ ) 葬式 ? ||そうしき||どら||おと||ねじ|そうしき

ああ 。

この 町 を 支配 する 黒 鋤 ファミリー の ボス 雷 牙 は |まち||しはい||くろ|すき|ふぁみりー||ぼす|かみなり|きば|

自分 を 裏切った 者 に は 生き た まま 葬式 を 出す ん じゃ 。 じぶん||うらぎった|もの|||いき|||そうしき||だす||

えっ ! 生き埋め ! ? 何て 残酷 な の … 。 |いきうめ|なんて|ざんこく||

い や ぁ それ が の

雷 牙 は 葬式 を 出す と さめざめ と 泣く っ ちゅう ん だ 。 かみなり|きば||そうしき||だす||||なく||||

よく 分か ん ねえ ヤツ だ な … 。 |わか|||やつ||

だが あれ は じいさん の 葬式 の ドラ の 音 で は な さ そう だ 。 |||||そうしき||どら||おと||||||

ああ ロク スケ がけ さ 捕まった と 聞い た から |||||つかまった||ききい||

きっと … 。 な … 何 だって ! ? ||なん|

♪ ~

♪ ~

( 雷 牙 ) うれしい なぁ 思い出し た ぜ 。 かみなり|きば|||おもいだし||

あいつ と 初めて 会った 日 の こと を 。 ||はじめて|あった|ひ|||

( 蘭 丸 ) そう よかった ね 。 らん|まる|||

( 雷 牙 ) ああ あいつ は 俺 たち が 代官 に 代わり かみなり|きば||||おれ|||だいかん||かわり

この 金山 を 治める って 言った 時 に は |かなやま||おさめる||いった|じ||

重税 から 解放 さ れる って 喜 ん で くれ た ん だ ぜ 。 じゅうぜい||かいほう||||よろこ|||||||

ホント うれし そう な 顔 で 笑って くれ て よ 。 ほんと||||かお||わらって|||

ホント に いい ヤツ だった のに よ 。 ほんと|||やつ|||

葬式 は いい しみじみ する ぜ 。 そうしき|||||

( 蘭 丸 ) 僕 の とき も こんな 盛大 な 葬式 行列 を ? らん|まる|ぼく|||||せいだい||そうしき|ぎょうれつ|

( 雷 牙 ) バカ ! お前 の 葬式 なんて 挙げ ねえ ! かみなり|きば|ばか|おまえ||そうしき||あげ|

お前 は 俺 が 死ぬ まで 死な ない から だ 。 おまえ||おれ||しぬ||しな|||

葬式 し て いい 時 の こと 考え なく て も そうしき||||じ|||かんがえ|||

お前 は いつ で も いい 子 だ から 。 おまえ||||||こ||

( 蘭 丸 ) 雷 牙 。 ( 雷 牙 ) ん ? らん|まる|かみなり|きば|かみなり|きば|

( 蘭 丸 ) 来る よ ヤツ ら が そろそろ 姿 を 現す 。 らん|まる|くる||やつ||||すがた||あらわす

ああ どれほど の ヤツ ら を 呼 ん だ の か |||やつ|||よ||||

楽しみ だ 。 たのしみ|

よ ~ し みんな 助け に 行く って ば よ ! |||たすけ||いく|||

ネジ 頼む ぜ ! よし ! ねじ|たのむ||

白 眼 ! しろ|がん

( ネジ ) 大丈夫 だ まだ 生き てる 。 ねじ|だいじょうぶ|||いき|

周り の 連中 さえ 倒せ ば まだ 助け られる 。 まわり||れんちゅう||たおせ|||たすけ|

よっ しゃ 速攻 で 片 つける ぜ 。 うん 。 ||そっこう||かた|||

ええ 行き ま しょ う ! |いき|||

( ひつぎ を たたく 音 ) ( ロクスケ ) 嫌 だ ~ ! 出し て くれ ~ ! |||おと||いや||だし||

( ひつぎ を たたく 音 ) ( 男 たち ) ヘヘ ヘヘ … 。 |||おと|おとこ|||

( 男 1 ) ん ? ん ! ? おとこ||

( 男 2 ) 敵 襲 だ ! ( 男 3 ) ひ … ひ ぃ ~ ! おとこ|てき|おそ||おとこ|||

ドリャ ~ !

野郎 ! ( ネジ ) テンテン ! やろう|ねじ|

右 の ヤツ ら を 頼む ! ( テンテン ) OK ! みぎ||やつ|||たのむ||

ハァ ~ !

が ぁ !

( テンテン ) ハイッ ! ( 男 1 ) う っ ! う あ … 。 ||おとこ||||

( 男 4 ・ 男 5 ) う あ ~ ! おとこ|おとこ||

柔 拳 ! じゅう|けん

( 男 4 ) う っ ! おとこ||

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

( 男 6 ) ハァ ! う ず ま き … ! おとこ|||||

ナルト 連 弾 ! |れん|たま

( 男 たち ) う あ ~ ! ヘヘ ヘヘ ~ ! おとこ|||||

ざっと こんな もん だって ば よ 。

( ネジ ) 気 を つけろ 。 あ ? ねじ|き|||

まだ 3 人 いる 。 |じん|

あ ~ !

美しき 碧 き 野獣 ロック ・ リー 見 参 ! うつくしき|みどり||やじゅう|ろっく||み|さん

( 男 3 ) ひ ぃ ! ( リー ) 最後 の 一 人 見つけ まし た ! おとこ||||さいご||ひと|じん|みつけ||

ハァ ~ ! ( 男 3 ) ひ ぃ ! |おとこ||

( リー ) あっ ! ( 男 3 ) ひ ぃ ~ … 。 ||おとこ||

あなた は … 。 何 だって ば よ ? そ いつ 。 ||なん|||||

いえ … 。

この 人 が カラシ さん です よ 。 |じん|||||

えっ じゃあ 山椒 おばあ さん の … 。 ||さんしょ|||

こいつ が カラシ ?

( カラシ ) フン 。 |ふん

カラシ さん まさか 山椒 ばあさん の 言う よう に |||さんしょ|||いう||

みずから 望 ん で 黒 鋤 ファミリー に … 。 |のぞみ|||くろ|すき|ふぁみりー|

だったら どう だって ん だ よ ? な っ … お前 ! ||||||||おまえ

だって よ 雷 牙 様 は すげ ぇ ん だ ぜ ! ||かみなり|きば|さま||||||

カタバミ 金山 から 悪 代官 一味 を 追い出し て |かなやま||あく|だいかん|いちみ||おいだし|

村 の みんな を 解放 し た ん だ ! むら||||かいほう||||

( 山椒 ばあさん ) ありゃ さ こりゃ さ 。 さんしょ|||||

ありゃ さ こりゃ さ 。

は ぁ … り ゃ さ … 。

( サンゴロウ ) あの ~ … ばあさん 。

ありゃ さ 意地 汚い ねぇ 。 ||いじ|きたない|

命 懸けて 金山 に 入り込 ん でる 者 も いる ん だ よ ? いのち|かけて|かなやま||はいりこ|||もの|||||

カレー を 煮込む 間 くらい 我慢 でき ない もん か ね 。 かれー||にこむ|あいだ||がまん|||||

( サンゴロウ ) 別に 待って る の は かまわ ない ん だ けど さ |べつに|まって|||||||||

何 か 焦げ 臭く ない か ? ( 山椒 ばあさん ) えっ ? なん||こげ|くさく|||さんしょ||

こりゃ さ こりゃ さ !

あぁ … 。

焦げ てる ね … 。 こげ||

お前 な 山椒 ばあさん は な おまえ||さんしょ|||

毎日 カレー グツグツ 煮込み ながら まいにち|かれー||にこみ|

お前 の こと す ん げ ぇ 心配 し てる ん だって ば よ 。 おまえ|||||||しんぱい||||||

ナルト 君 ここ は 僕 に 任せ て ください 。 |きみ|||ぼく||まかせ||

カラシ さん あなた は 命 の カレー で ||||いのち||かれー|

僕 の 命 を 救って くれ た じゃ ない です か ? ぼく||いのち||すくって||||||

そんな すばらしい カレー を 作 れる あなた が ||かれー||さく|||

人 の 命 を 軽んじる 男 の ファミリー なんか に … 。 じん||いのち||かろんじる|おとこ||ふぁみりー||

なぜ ! ? ( カラシ ) フン ! ||ふん

カレー なんか 作 れ て も 誰 も 褒め ちゃ くれ ない さ 。 かれー||さく||||だれ||ほめ||||

この世 に 男 と し て 生まれ た 以上 このよ||おとこ||||うまれ||いじょう

すげ ぇ 力 を 手 に 入れ て 天下 を 取ら なくっちゃ よ ! ||ちから||て||いれ||てんか||とら||

めったに 客 も 入ら ねえ 傾 い た 店 に しがみつ い て いる より な 。 |きゃく||はいら||かたむ|||てん|||||||

何 だ と ! ? もう 我慢 でき ねえ って ば よ ! なん||||がまん|||||

う わ っ ! う っ !

えっ ?

リー 。

カラシ さん 。

僕 は 山椒 ばあさん と あなた の 作った 1 杯 の カレー に ぼく||さんしょ|||||つくった|さかずき||かれー|

命 を 救わ れ た だけ じゃ ない 。 いのち||すくわ|||||

心 を 込め て 調理 すれ ば こころ||こめ||ちょうり||

1 杯 の カレー で 人 の 命 を 救う こと も できる 。 さかずき||かれー||じん||いのち||すくう|||

僕 の よう な 人間 でも 一心に 努力 すれ ば 不可能 は ない 。 ぼく||||にんげん||いっしんに|どりょく|||ふかのう||

そう 教え て もらった ん です 。 |おしえ||||

あの 時 の 君 の ほう が 今 より ずっと |じ||きみ||||いま||

強く 立派 に 見え まし た 。 つよく|りっぱ||みえ||

♪ ~

< カラシ … >

< こんなに 頑張る 人 見 た こと ない > |がんばる|じん|み|||

< そうかい お前 も この お 兄ちゃん を |おまえ||||にいちゃん|

助け て あげ たい の かい > たすけ|||||

♪ ~

約束 し て ください 。 やくそく|||

黒 鋤 ファミリー なんて ならず者 と は くろ|すき|ふぁみりー||ならずもの||

手 を 切って くれ ます ね ? て||きって|||

( カラシ ) 分かった ごめん … ごめん よ ! |わかった|||

まっ よかった って ば よ 。

≪ ( ひつぎ を たたく 音 ) ( ロクスケ ) おい 。 |||おと||

ここ から 出し て くれ 暗い よ ! 苦しい … 。 ||だし|||くらい||くるしい

あっ い っけ ねえ !

ロクスケ さん の こと すっかり 忘れ て た って ば よ 。 |||||わすれ|||||

( 大きく 息 を 吸う 音 ) ハァ ハァ … 。 おおきく|いき||すう|おと||

あ … あんた たち … 。 待た せ た な 。 |||また|||

もう 大丈夫 だ 。 |だいじょうぶ|

す ん ませ ん 埋葬 さ れ た 仲間 が ||||まいそう||||なかま|

まだ 助かる かも しれ ねえ って 思う と |たすかる|||||おもう|

居て も 立って も い ら ん なく なって … 。 いて||たって||||||

ああ 分かる って ば よ 。 |わかる|||

あっ … 。

ネジ どう し た の ? ねじ||||

あっ ! 何 だ ? これ は … 。 |なん|||

この 刺す よう な 感覚 は … 。 |さす|||かんかく|

おい ネジ どう し た ん だ よ ? |ねじ||||||

( ネジ ) 見 られ て いる … 恐らく 雷 牙 だ 。 ねじ|み||||おそらく|かみなり|きば|

えっ ? ( ネジ ) あの 岩 山 の 上 だ 。 |ねじ||いわ|やま||うえ|

よ ~ し 行 こ う ぜ 。 ||ぎょう|||

( リー ) カラシ さん ロクスケ さん を 頼み まし た よ 。 ||||||たのみ|||

( カラシ ) あ … ああ 。

♪ ~

誰 も い ない な 。 だれ||||

どこ 行 っち まっ た ん だ ? |ぎょう|||||

♪ ~

ん ? 何 だ ? |なん|

♪ ~

この 霧 は … 。 |きり|

( 雷 牙 ) フフ フフ … 。 かみなり|きば||

忍法 霧 隠れ の 術 。 にんぽう|きり|かくれ||じゅつ

霧 隠れ の 術 と いえ ば きり|かくれ||じゅつ|||

霧 隠れ の 里 の 忍者 が 得意 と する … 。 きり|かくれ||さと||にんじゃ||とくい||

まさか ガイ 先生 の 言って た こと ホント だった の ? ||せんせい||いって|||ほんと||

く っそ ~ 何 も 見え ねえ って ば よ 。 ||なん||みえ||||

ネジ 白 眼 で 敵 の 位置 を 。 ねじ|しろ|がん||てき||いち|

さっき から やって いる 。

♪ ~

( ネジ ) あっ … 何 も 見え ない … 。 ねじ||なん||みえ|

そんな バカ な ! |ばか|

何 も 捉え られ ない なんて … 。 なん||とらえ|||

どう いう こと だって ば よ ?

白 眼 を 破る 術 など 存在 する はず が ない ! しろ|がん||やぶる|じゅつ||そんざい||||

♪ ~

( 雷 牙 ) どう だ ? 蘭 丸 。 かみなり|きば|||らん|まる

( 蘭 丸 ) すごい よ 4 人 の うち 一 人 は らん|まる|||じん|||ひと|じん|

経 絡 系 を 見抜く 目 を 持って る 。 へ|から|けい||みぬく|め||もって|

恐らく 血 継 限界 の 力 だ ね 。 おそらく|ち|つ|げんかい||ちから||

見抜か れ てる と か … 。 ( 蘭 丸 ) 大丈夫 だ よ 。 みぬか|||||らん|まる|だいじょうぶ||

僕 に は それ 以上 の 力 が ある から 。 ぼく||||いじょう||ちから|||

ねぇ どう する ?

カタバミ 金山 の みんな は |かなやま|||

俺 の こと を 頼り に し て くれる から なぁ 。 おれ||||たより||||||

この 村 の 平和 は 俺 が 守ら なきゃ な 。 |むら||へいわ||おれ||まもら||

( 蘭 丸 ) 葬式 を 出す の ? ( 雷 牙 ) いや 。 らん|まる|そうしき||だす||かみなり|きば|

葬式 を 出し て も あいつ ら に は な ~ ん の 思い出 も ない から な 。 そうしき||だし||||||||||おもいで||||

ただ 片づける だけ さ 。 |かたづける||

見よ ! 忍法 雷 の 牙 ! みよ|にんぽう|かみなり||きば

( 雷 牙 ) ハァ ~ かみなり|きば|

あっ ! な … 何 だって ば よ ? ||なん|||

( 遠 雷 ) とお|かみなり

雷 よ 落ちろ ~ ! かみなり||おちろ

( 雷鳴 ) あっ ! らいめい|

( 雷 牙 ) どう だ ? 蘭 丸 。 ( 蘭 丸 ) 雷 牙 すごい ! かみなり|きば|||らん|まる|らん|まる|かみなり|きば|

( 雷 牙 ) ハッ … ハハハハ … 。 ( 雷鳴 ) かみなり|きば|||らいめい

ハハハ … ハハハハ … !

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎ て ||||||||とおりすぎ|

♪ 君 は 言葉 を 無くす きみ||ことば||なくす

♪ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎ て ぼく||こえ|||ちいさ||

♪ 君 は 返事 も し ない きみ||へんじ|||

♪ 君 が 泣 い てる きみ||なき||

♪ ひと り で 泣 い てる |||なき||

♪ 僕 は どう する ? ぼく|||

♪ 僕 も 泣 い てる の さ 。 ぼく||なき||||

♪ 『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせ て 』 よ||||おれ|||||

♪ ざわめく 時代 を オレ の スピード で |じだい||おれ||すぴーど|

♪ ぶ っと ば し て く Yeah

♪ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で ||よ||おれ||すぴーど|

♪ ぶ っと ば し て く Yeah

♪ つんざく ギター と オレ の スピード で |ぎたー||おれ||すぴーど|

♪ ぶ っと ば し て く Yeah

♪ 傾く 世界 も わるい や つら も かたむく|せかい|||||

♪ けち らし て く Yeah

♪ ~

〈 ナルト 連 弾 ! あれ ? 〉 ( リー ) 〈 木 ノ 葉 旋風 ! あっ … 〉 |れん|たま|||き||は|せんぷう|

( テンテン ) 〈 行く わ よ ! あっ … 〉 ( ネジ ) 〈 バカ な ! 〉 |いく||||ねじ|ばか|

〈 おい 敵 が 消え ち まった ぞ ! ? 〉 ( リー ) 〈 こっち も 空振り です ! 〉 |てき||きえ|||||||からぶり|

( テンテン ) 〈 ちょっと 敵 なんて どこ に も い ない じゃ ない ! 〉 ||てき||||||||

〈 こら ネジ ! ちゃんと 白 眼 で 確かめろ って ば よ ! 〉 |ねじ||しろ|がん||たしかめろ|||

( ネジ ) 〈 やって いる ! だが あり え ない 。 ねじ||||||

俺 の 白 眼 は 確か に チャクラ を 捉え て いる 〉 おれ||しろ|がん||たしか||||とらえ||

( ナレ ー ション ) 〈 エリザベス を 救う べく 戦い を 続け て いる メリオダス たち 。 |||||すくう||たたかい||つづけ||||

一方 ヘル ブラム と の 戦い に 挑む ディアンヌ だった が いっぽう|||||たたかい||いどむ|||

その 圧倒 的 な 力 を 前 に |あっとう|てき||ちから||ぜん|

ひん死 の 状態 に 追い込ま れ て しまう 。 ひんし||じょうたい||おいこま|||

そこ へ 現れ ヘル ブラム の 攻撃 に あらがう キング 。 ||あらわれ||||こうげき|||きんぐ

ディアンヌ と キング 2 人 の 過去 が 今 明かさ れる 。 〉 ||きんぐ|じん||かこ||いま|あかさ|