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ナルト, Naruto Episode 147

Naruto Episode 147

♬~

♬ 少年 よ 聞いて くれ

♬ 人間 なんて たいした もん じゃ ない さ

♬ 明日 なんて もう いら ない から

♬ 握った 拳 を 隠す な よ

♬ 不安に 夢 を 売りとばす ほど

♬ まだ 老 いぼ れちゃ いない だ ろ

♬ 少年 よ 心 の 銃 の

♬ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ

♬~

♬ すべて の 若者 は 言った

♬ どうし よ も なく くだらない

♬ この 素晴らしい 世界 に

♬ たった今 生きて いる から

♬ すべて の 若者 は 言った

♬ すべて の 本当 と 嘘 を

♬ 決して 忘れて しまわ ない ように

♬ すべて の 若者 は 言った

♬ 死ぬ に は 若 すぎる だろう

♬ しらけた 面 が 並んで る

♬ からっぽの この 街 で

♬ すべて の 若者 は 行った

♬ 風 の 無い この 夜 に

♬ 何 か を 変えよう と して る から

♬~

♬~

( ミズキ ) フッフフフ …。

( イルカ ) 何て チャクラ だ 。

皮膚 が ピリピリ する 。

( パックン ) わし の 鼻 も じゃ 。

( 椿 ) ミズキ …。

( ミズキ ) どうした ? 来 ない の か ?

( ナルト ) この 野郎 !

おい ナルト ! よせ !

ド ~ リャ ~!

バカ が 。

オラッ ! う あっ !

ナルト !

おいおい 人 の 心配 して て いい の か ?

( イルカ )《 速い !》

が っ !

( イルカ )《 おまけに 何て パワー だ 》

( ミズキ ) ヘッヘヘヘ …。

これ が 大 蛇 丸 様 の 言って た 力 か 。

大した もん だ 怖い くらい だ ぜ 。

なぁ イルカ 。

ハッハハハ …。

ミズキ もう やめ ましょう 。

お 願い 。

椿 さん 。

私 は どう なって も いい ただ あなた に

これ 以上 罪 を 重ねて ほしく ない の 。

お 願い !

里 に 戻って 。

( ミズキ ) 椿 … お前

そんなに 俺 を 思って くれる なら

せいぜい 俺 の 役 に 立て !

キャ ~! 椿 姉ちゃん !

( イルカ )《 何 !?》( ミズキ ) 遅 ぇ なぁ ハハ …。

ハッ !( イルカ ) うわ っ !

イルカ 先生 !

く っそ ~! 影 分身 の 術 !

相変わらず の 一斉 攻撃 か 。

まるで 進歩 が ねえ な 。

消えた !? いや 消えた んじゃ ねえ 。

速い だけ だって ば よ !

《 さっき っ から あいつ は 加速 して 死角 を ついてきて る 。

だったら …》

みんな ! 周囲 を しっかり 警戒 する って ば よ !

名付けて うずまき の 陣 !

おう !

♬~

なるほど バカ なり に 考えた って わけ か 。

だったら …。

せっかく ついた 知恵 の 分

もっと 深く 絶望 して もらおう か !

いた ぞ ! 見えた って ば よ !

見えた んじゃ ない わざわざ 見せて やって る んだ 。

♬~

ここ だ ~!

( ミズキ ) ケッ ! ぐ あっ !

く っそ ~… 見えて ん のに 当た ん ねえ 。

言 っと く が 先 読み なんか して ない ぜ 。

お前 ら が トロ いだけ だ 。

テ ~ ヤッ ! うわ っ !

が っ … 痛 ぇ …。

あっ …。

( ミズキ ) よっ いい ザマ だ なぁ 。

化け ぎ つね 。

ぐ あっ !

う っ … あっ …。

そんな 大げさに 喜ぶ な よ 。

これ から お前 は 俺 が 味わった 苦し み を 償う んだ 。

これ から だろう ナルト 。

まだまだ これ から な んだ よ ~ ん ~! ヘヘッ !

が ~ っ !

よせ ミズキ … ナルト に 手 を 出す な 。

やかましい イルカ !

俺 が どれほど この 瞬間 を 待って いた か 分かる か ?

あの 日 から ずっと 俺 は この 日 を 待って た 。

復しゅう の 時 を よ 。

この 力 で 一 匹 ずつ じっくり と なぶって やる ぜ 。

さ ぁ 立てよ イルカ こいつ から や っち まう ぞ 。

( イルカ ) ミズキ ~…。

そう だ いい ぞ ~。

来い !

ザマ ~ ねえ な 。

ずいぶん と 差 が ついた もん だ 。

俺 は 究極 の 体 を 手 に 入れ

お前 は 惨めに 殺さ れる 運命 だ 。

何 が 究極 の 体 だ …。

そんな 薬 に 頼った 力 など 真 の 力 じゃ ない …。

青臭 ぇお 前 らしい 答え だ な 。

じゃ 勝って みろ 。

お前 の 言う 真 の 力 って やつで な !

( ミズキ ) 俺 は お前 と は 違う !

一生 う だつ の 上がら ない 教師 と して

里 に いい ように 使わ れて 終わる お前 と は な 。

どう だ ? この 力 この 身 の こなし 。

お前 が 100 年 修業 した って 身 に 付か ない ぜ 。

う ぅ …。

テイ !( イルカ ) ぐ は っ !

俺 は こんな もん じゃ 終わら ねえ 。

まだまだ 強く なる んだ 。

大 蛇 丸 様 に 秘術 を 分けて もらって な 。

う ぅ … 本気で そう 思って る の か ?

ヘヘッ お前 の 痩せ 我慢 に も 飽きた ぜ 。

そろそろ 終わり に して やる 。

あっ …。( ミズキ ) 懐かしい だろう 。

今度 こそ ちゃんと しとめて やる から な 。

覚悟 し や がれ 。

テ ~ ヤッ !

( 刺さる 音 )

チッ 。

ナルト …。

あっ … て め ぇ …。

イルカ 先生 に 手 出す んじゃ ねえ !

お ぉ … フフフ …。

アッハハハ … こりゃ 傑作だ ぜ 。

何もかも あん 時 と 一緒じゃ ねえ か 笑わ せる 。

だが な 俺 は 変わった んだ 。

あん 時 の 俺 の 敗因 は な

化け ぎ つ ねて め ぇに 油断 した こと だ よ 。

ヘッ 。

う あ ~~!

あ ~~!

な っ …。 何 だ と !?

( ミズキ ) もう 俺 は 油断 し ねえ 。

全力 で たたき 潰して やる ぜ 。

さ ぁ かかって こい !

( いの ) は ぁっ … ごめん 2 人 と も 。

( 風神 ) う ~!

う あ ~!( チョウジ ) あ ~!

( シカマル ) チョウジ !

( 雷神 ・ 風神 ) ニヒヒヒヒ …。

( シカマル )《 チッ せめて もう 少し こいつ ら の 情報 が ありゃ …》

( 雷神 ) あん ちゃん 体 が 軽く なった ぞ 。

おう 雷神 ! 軽 ~ く なった な 。

じゃあ 今度 は ボコボコ だ 。

ああ ボコボコ だ 。

( 雷神 ・ 風神 ) ヘヘヘヘ …。

( いの )《 来る !》( チョウジ ) う …。

く っそ ~…。

( 雷神 ・ 風神 ) フフフフ …。

( 雷神 ) ニヒッ … あ … あれ ?

( 風神 ) 何 じゃ ? こりゃ あ …。

か … 体 が …。( 風神 ) 動か ねえ …。

あ ? 幻 術 縛り ?

≪( 綱 手 ) どうやら 間に合った ようだ な 。

よく やった ! シカマル い の チョウジ !

後 は 任せ な 。

ご … 五 代 目 !?

そんな … 火影 様 が じきじき に …。

綱 手 様 …。

気付く の が 遅れて 悪かった 。

まさか こい つら が ミズキ と つるんで る と は

思って も み なかった んで な 。

五 代 目 …。( いの ) 助かった ぁ …。

( 雷神 ) あぁ … あん ちゃん …。( 風神 ) ほ ぇ … あえ は 。

( 綱 手 ) しか しま ぁ 妙な 所 で 会う もん だ ねぇ 。

風神 雷神 。

あ …。

ツツ … 綱 手 の あね さ …。

何で ここ に いる の か 聞いて る んだ よ 。

( 雷神 ・ 風神 ) デヤ ~!

♬~

強い …。

と いう より 怖い …。

さ ぁ ! 何 か 言い たい こと は ある か ?

ごめんなさい ごめんなさい 。

許して ください もう し ませ ん 。

( 綱 手 ) で お前 ら は 大 蛇 丸 の 所 で

うまい もの を 食わせて くれる から ミズキ に ついていった と いう の か ?

( 雷神 ・ 風神 ) ごご … ごめんなさい !

三 忍 レベル の 囚人 じゃ かなう わけな いわ よ ね 。

でも あんなに おびえる なんて 昔 何 が あった んだろう 。

ダメだ 想像 し たく ねえ …。

った く 分かり やすい つられ 方 しや が って !

ミズキ は この先 の 山中 に 向かった そうだ 。

ナルト と イルカ も 一緒だろう 。

お前たち は 少し 回復 して から 来い 。

えっ … ちょっと 待って ください 。

こいつ ら どう する ん す か ?

あぁ それ なら 心配 する な 。

これ 以上 煩わさ れて は かなわ ん から な 。

こいつ ら は 自力 で 帰ら せる こと に した 。

おい 風神 雷神 分かって る だろう が

1 分 でも 遅れたら 晩 飯 抜き だ から な !

は ~ い !

こう しちゃ いら ん ねえ 。

雷神 急いで 施設 に 帰る ぞ !

あん ちゃん 飯 だ ね 。( 風神 ) 飯 だ 。

( 雷神 ・ 風神 ) 飯 飯 飯 飯 …!

す ん げ ぇ … 何て スピード だ …。

人間 やっぱり 食事 が 大切だ よ ね 。

それ は あんた だけ でしょ …。

ハァ ~!

う あ ~!

チクショ ~! さっき よか 威力 が 増して る って ば よ 。

ど あっ !

《 でも やられる わけに は いか ねえ !

こいつ は サスケ へ の 手がかり かも しん ねえ んだ !》

( イルカ ) ナルト …。( パックン ) イルカ 大丈夫 か ?

ええ …。( パックン ) お前 気付いた か ?

何 を ?( パックン ) ヤツ め

力 は 倍増 した が さっき まで の 体 の 切れ が なくなって おる ような 。

えっ ? スピード 分 の チャクラ を 力 に 回した のです か ?

いや それ は 分から ん 。

う っ ! お あっ ! あっ !

( イルカ )《 ナルト 1 人 じゃ 荷 が 重い …。

だが ヤツ の スピード が 落ちた ん なら

勝機 が 見つかる かも しれ ない 。

よし ! ナルト もう 少し 頑張って くれ !》

どう だ ? くそ ガキ 。

大 蛇 丸 様 に もらった この 体 の 威力 は 。

あ … ぐ …。

バラバラ に して やる ぜ 。

どこ に いる んだ って ば よ …。

大 蛇 丸 の ヤツ … どこ に …。

誰 が て め ぇ みたいな ガキ に 教える か 。

音 の 里 に は い なかった …。 音 の 里 …。

お前 行った の か !?

屋敷 は も ぬけ の 殻 。

サスケ も 大 蛇 丸 も い なかった …。

お … ハハハ … お前 に しちゃ 考えた な ナルト 。

音 の 里 の こと を どこ で 仕入れた か は 知ら ねえ が

ある こと ない こと を 並べて 俺 を 動揺 さ せよう

… って 魂胆 だろう が そう は いか ねえ 。

観念 して あの世 に 行く んだ な !

う あっ !

いい か !? て め ぇ ! 二度と でたらめ 言う んじゃ ねえ ぞ !

ナルト こっち だ 。

《 イルカ 先生 ?

はっ !》

ドリャ ~!

ヘヘン だ ! 捕まえて み や がれ !

野郎 … 逃がす か !

今 だ ! 跳べ ナルト !

よっ しゃ ~!

あっ ! しまった これ は …!

封 縛 法 陣 !

うわ っ ! 捕 縛 術 か !

ぐ っ !

ハァ ~! 螺旋 丸 !

ナルト … その 術 は !

ドリャ ~!

( ミズキ ) う あ ~!

♬~

これ が 四 代 目 の 術 螺旋 丸 …。

大丈夫 か ? イルカ 先生 。

ナルト 見事だ よく やった ぞ 。

なぁ 先生 こいつ って ば

音 の 里 の こと 知ら なかった みて ぇだ 。

俺 って ば 思った んだ けど もう 大 蛇 丸 …。

でたらめ 言う んじゃ ねえ …。

( イルカ ) ミズキ …。( ミズキ ) 冗談 じゃ ねえ 。

これ は 大 蛇 丸 様 に もらった 究極 の 体 な んだ 。

俺 は 音 の 里 に 行って もっと … ぶ は っ !

イルカ 先生 これ は …。

≪( 綱 手 ) やはり 思った とおり か 。

綱 手 の ばあちゃん !( イルカ ) 綱 手 様 …。

細胞 の 死滅 が 始まって いる 。

( ミズキ ) て め ぇ 何 し や がった ?

ナルト の せい で は ない お前 が 飲んだ 薬 の せい だ 。

( ミズキ ) 何 ? そんな バカな …。

自業自得 だ な 。

この 薬 は 未完成 品 だった んだ よ 。

( 忍 ) これ で 負傷 者 の 回収 は 最後 です 。

シズネ 様 も 負傷 さ れた ようです が 命 に 別状 は あり ませ ん 。

そう か ご 苦労だった 。

よかった ぁ シズネ の 姉 ちゃん 無事だった んだ な 。

( 綱 手 ) 今回 の 薬 は 恐らく 大 蛇 丸 が 禁 術 の 開発 中 に

偶然 生み出した もの だった んだろう 。

薬 は 確かに 動物 の 遺伝 情報 を 取り込み

人体 と 結合 さ せ 爆発 的に パワー を 引き出す こと が できる 。

しかし その 効果 は 一時的な もの に すぎ ない 。

そして それ と 引き換え に 細胞 に かかる 負荷 は

人体 の 限界 を はるかに 超えて いる 。

とても 使える 代物 で は ない 。

( イルカ ) しかし なぜ それ を ミズキ が ?

詳しい こと は 分から ない が

ミズキ と 大 蛇 丸 が 過去 に 接点 を 持って いた こと は 事実 だろう 。

だが …。( イルカ ) もう 切れて いる と …。

ああ 残念だ が ミズキ は

ヤツ に とって は ただ の お 遊び に すぎ ない 。

使え ない 薬 を 与えて ただせ せら 笑って いる だろう よ 。

しかし ミズキ は 運 が いい 。

普通の 忍 なら 命 を 落として いる ところ だ が …。

( 綱 手 )《 もはや 忍 と して は 生き られ まい が な …》

残念だった な ナルト 。

ヘヘッ 何となく そんな 気 して たから さ 。

そう か 。 でも 俺 って ば 諦め ねえ 。

また 頑張って サスケ の 手がかり は 探す って ば よ !

( イルカ ) 椿 さん 。

チクショ ~… イルカ ~。( 忍 ) しゃべら ないで 。

次 こそ は 必ず その ガキ と お前 を やって やる から な 。

やれ は し ない さ 。

ナルト は お前 が くだらない 夢 を 見て いる 間 も

ずっと 己 を 磨き 走って きた 。

お前 に は もう 追いつけ ない 。

う …。

ミズキ は もう 忍 に 戻れ ない でしょう 。

椿 さん …。

私 も やり 直そう と 思い ます 。

まずは この 里 に 迷惑 を かけた 罪 を 償って から 。

( 綱 手 ) キレイ な 夕日 だ ねぇ 。

里 に 帰る か 。

( サクラ ) ハッ !

諦め ない !

私 だって !

あっ !

やった !

よ ~ しきょう は みんな 頑張った から なぁ 。

特別 お前 ら に 一 楽 おごって やる ぞ !

やった ~! イルカ 先生 男 前 !

わし チャーシュー 塊 で 。

僕 みそ と しょうゆ と バター の 3 種 大盛り で !

( 綱 手 ) こら イルカ ! お前 と ナルト は まず 木 ノ 葉 病院 に 行け 。

え ~… 大丈夫 だって ば よ 。

( 綱 手 ) つべこべ 言う な 。

≪ 綱 手 様 ~! ん ?

第 1 段階 クリア し ました !

( 綱 手 )《 修業 を 始めて まだ 間 が ない と いう のに …。

こいつ シズネ 以来 の 逸材 か …》

お ~ い ! サクラ ちゃ ~ ん !

( イルカ )《 今度 は 俺 が 助け られて しまった な …》

( イルカ )《 ナルト …。

本当に 強く なった な 》

♬( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎて

♬ 君 は 言葉 を 無くす

♬ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎて

♬ 君 は 返事 も し ない

♬ 君 が 泣いて る

♬ ひと り で 泣いて る

♬ 僕 は どう する ?

♬ 僕 も 泣いて る の さ 。

♬『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせて 』

♬ ざわめく 時代 を オレ の スピード で

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ つんざく ギター と オレ の スピード で

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ 傾く 世界 も わるい や つら も

♬ けちらして く Yeah

♬~

〈 もう 我慢 でき ねえ どん だけ 待って も

サスケ へ の 手がかり なんか 全然 出て きや し ねえ じゃ ねぇ か !

なのに 綱 手 の ばあちゃん と きたら 勝手な 行動 す んな の 一点張り で

こんなんじゃ いつまで たって も サスケ が 見つか ん ねえ ぞ !

ホントに 何も ない の か よ ? ほんの 少し の 可能 性 で いい 。

サスケ に つながる 方法 が よ !〉


Naruto Episode 147

♬~

♬ 少年 よ 聞いて くれ しょうねん||きいて|

♬ 人間 なんて たいした もん じゃ ない さ にんげん||||||

♬ 明日 なんて もう いら ない から あした|||||

♬ 握った 拳 を 隠す な よ にぎった|けん||かくす||

♬ 不安に 夢 を 売りとばす ほど ふあんに|ゆめ||うりとばす|

♬ まだ 老 いぼ れちゃ いない だ ろ |ろう|||||

♬ 少年 よ 心 の 銃 の しょうねん||こころ||じゅう|

♬ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ ひきがね||ひける|||きみ||

♬~

♬ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♬ どうし よ も なく くだらない どう し||||

♬ この 素晴らしい 世界 に |すばらしい|せかい|

♬ たった今 生きて いる から たったいま|いきて||

♬ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♬ すべて の 本当 と 嘘 を ||ほんとう||うそ|

♬ 決して 忘れて しまわ ない ように けっして|わすれて|||よう に

♬ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♬ 死ぬ に は 若 すぎる だろう しぬ|||わか||

♬ しらけた 面 が 並んで る |おもて||ならんで|

♬ からっぽの この 街 で ||がい|

♬ すべて の 若者 は 行った ||わかもの||おこなった

♬ 風 の 無い この 夜 に かぜ||ない||よ|

♬ 何 か を 変えよう と して る から なん|||かえよう||||

♬~

♬~

( ミズキ ) フッフフフ …。

( イルカ ) 何て チャクラ だ 。 |なんて||

皮膚 が ピリピリ する 。 ひふ||ぴりぴり|

( パックン ) わし の 鼻 も じゃ 。 |||はな||

( 椿 ) ミズキ …。 つばき|

( ミズキ ) どうした ? 来 ない の か ? ||らい|||

( ナルト ) この 野郎 ! ||やろう

おい ナルト ! よせ !

ド ~ リャ ~!

バカ が 。 ばか|

オラッ ! う あっ !

ナルト !

おいおい 人 の 心配 して て いい の か ? |じん||しんぱい|||||

( イルカ )《 速い !》 |はやい

が っ !

( イルカ )《 おまけに 何て パワー だ 》 ||なんて|ぱわー|

( ミズキ ) ヘッヘヘヘ …。

これ が 大 蛇 丸 様 の 言って た 力 か 。 ||だい|へび|まる|さま||いって||ちから|

大した もん だ 怖い くらい だ ぜ 。 たいした|||こわい|||

なぁ イルカ 。 |いるか

ハッハハハ …。

ミズキ もう やめ ましょう 。

お 願い 。 |ねがい

椿 さん 。 つばき|

私 は どう なって も いい ただ あなた に わたくし||||||||

これ 以上 罪 を 重ねて ほしく ない の 。 |いじょう|ざい||かさねて|||

お 願い ! |ねがい

里 に 戻って 。 さと||もどって

( ミズキ ) 椿 … お前 |つばき|おまえ

そんなに 俺 を 思って くれる なら |おれ||おもって||

せいぜい 俺 の 役 に 立て ! |おれ||やく||たて

キャ ~! 椿 姉ちゃん ! |つばき|ねえちゃん

( イルカ )《 何 !?》( ミズキ ) 遅 ぇ なぁ ハハ …。 |なん||おそ|||

ハッ !( イルカ ) うわ っ !

イルカ 先生 ! いるか|せんせい

く っそ ~! 影 分身 の 術 ! ||かげ|ぶんしん||じゅつ

相変わらず の 一斉 攻撃 か 。 あいかわらず||いっせい|こうげき|

まるで 進歩 が ねえ な 。 |しんぽ|||

消えた !? いや 消えた んじゃ ねえ 。 きえた||きえた||

速い だけ だって ば よ ! はやい||||

《 さっき っ から あいつ は 加速 して 死角 を ついてきて る 。 |||||かそく||しかく|||

だったら …》

みんな ! 周囲 を しっかり 警戒 する って ば よ ! |しゅうい|||けいかい||||

名付けて うずまき の 陣 ! なづけて|||じん

おう !

♬~

なるほど バカ なり に 考えた って わけ か 。 |ばか|||かんがえた|||

だったら …。

せっかく ついた 知恵 の 分 ||ちえ||ぶん

もっと 深く 絶望 して もらおう か ! |ふかく|ぜつぼう|||

いた ぞ ! 見えた って ば よ ! ||みえた|||

見えた んじゃ ない わざわざ 見せて やって る んだ 。 みえた||||みせて|||

♬~

ここ だ ~!

( ミズキ ) ケッ ! ぐ あっ !

く っそ ~… 見えて ん のに 当た ん ねえ 。 ||みえて|||あた||

言 っと く が 先 読み なんか して ない ぜ 。 げん||||さき|よみ||||

お前 ら が トロ いだけ だ 。 おまえ|||||

テ ~ ヤッ ! うわ っ !

が っ … 痛 ぇ …。 ||つう|

あっ …。

( ミズキ ) よっ いい ザマ だ なぁ 。

化け ぎ つね 。 ばけ||

ぐ あっ !

う っ … あっ …。

そんな 大げさに 喜ぶ な よ 。 |おおげさに|よろこぶ||

これ から お前 は 俺 が 味わった 苦し み を 償う んだ 。 ||おまえ||おれ||あじわった|にがし|||つぐなう|

これ から だろう ナルト 。

まだまだ これ から な んだ よ ~ ん ~! ヘヘッ !

が ~ っ !

よせ ミズキ … ナルト に 手 を 出す な 。 ||||て||だす|

やかましい イルカ ! |いるか

俺 が どれほど この 瞬間 を 待って いた か 分かる か ? おれ||||しゅんかん||まって|||わかる|

あの 日 から ずっと 俺 は この 日 を 待って た 。 |ひ|||おれ|||ひ||まって|

復しゅう の 時 を よ 。 ふくしゅう||じ||

この 力 で 一 匹 ずつ じっくり と なぶって やる ぜ 。 |ちから||ひと|ひき||||||

さ ぁ 立てよ イルカ こいつ から や っち まう ぞ 。 ||たてよ|いるか||||||

( イルカ ) ミズキ ~…。

そう だ いい ぞ ~。

来い ! こい

ザマ ~ ねえ な 。

ずいぶん と 差 が ついた もん だ 。 ||さ||||

俺 は 究極 の 体 を 手 に 入れ おれ||きゅうきょく||からだ||て||いれ

お前 は 惨めに 殺さ れる 運命 だ 。 おまえ||みじめに|ころさ||うんめい|

何 が 究極 の 体 だ …。 なん||きゅうきょく||からだ|

そんな 薬 に 頼った 力 など 真 の 力 じゃ ない …。 |くすり||たよった|ちから||まこと||ちから||

青臭 ぇお 前 らしい 答え だ な 。 あおくさ||ぜん||こたえ||

じゃ 勝って みろ 。 |かって|

お前 の 言う 真 の 力 って やつで な ! おまえ||いう|まこと||ちから|||

( ミズキ ) 俺 は お前 と は 違う ! |おれ||おまえ|||ちがう

一生 う だつ の 上がら ない 教師 と して いっしょう||||あがら||きょうし||

里 に いい ように 使わ れて 終わる お前 と は な 。 さと|||よう に|つかわ||おわる|おまえ|||

どう だ ? この 力 この 身 の こなし 。 |||ちから||み||

お前 が 100 年 修業 した って 身 に 付か ない ぜ 。 おまえ||とし|しゅぎょう|||み||つか||

う ぅ …。

テイ !( イルカ ) ぐ は っ ! てい||||

俺 は こんな もん じゃ 終わら ねえ 。 おれ|||||おわら|

まだまだ 強く なる んだ 。 |つよく||

大 蛇 丸 様 に 秘術 を 分けて もらって な 。 だい|へび|まる|さま||ひじゅつ||わけて||

う ぅ … 本気で そう 思って る の か ? ||ほんきで||おもって|||

ヘヘッ お前 の 痩せ 我慢 に も 飽きた ぜ 。 |おまえ||やせ|がまん|||あきた|

そろそろ 終わり に して やる 。 |おわり|||

あっ …。( ミズキ ) 懐かしい だろう 。 ||なつかしい|

今度 こそ ちゃんと しとめて やる から な 。 こんど||||||

覚悟 し や がれ 。 かくご|||

テ ~ ヤッ !

( 刺さる 音 ) ささる|おと

チッ 。

ナルト …。

あっ … て め ぇ …。

イルカ 先生 に 手 出す んじゃ ねえ ! いるか|せんせい||て|だす||

お ぉ … フフフ …。

アッハハハ … こりゃ 傑作だ ぜ 。 ||けっさくだ|

何もかも あん 時 と 一緒じゃ ねえ か 笑わ せる 。 なにもかも||じ||いっしょじゃ|||わらわ|

だが な 俺 は 変わった んだ 。 ||おれ||かわった|

あん 時 の 俺 の 敗因 は な |じ||おれ||はいいん||

化け ぎ つ ねて め ぇに 油断 した こと だ よ 。 ばけ||||||ゆだん||||

ヘッ 。

う あ ~~!

あ ~~!

な っ …。 何 だ と !? ||なん||

( ミズキ ) もう 俺 は 油断 し ねえ 。 ||おれ||ゆだん||

全力 で たたき 潰して やる ぜ 。 ぜんりょく|||つぶして||

さ ぁ かかって こい !

( いの ) は ぁっ … ごめん 2 人 と も 。 ||||じん||

( 風神 ) う ~! ふうじん|

う あ ~!( チョウジ ) あ ~!

( シカマル ) チョウジ !

( 雷神 ・ 風神 ) ニヒヒヒヒ …。 らいじん|ふうじん|

( シカマル )《 チッ せめて もう 少し こいつ ら の 情報 が ありゃ …》 ||||すこし||||じょうほう||

( 雷神 ) あん ちゃん 体 が 軽く なった ぞ 。 らいじん|||からだ||かるく||

おう 雷神 ! 軽 ~ く なった な 。 |らいじん|けい|||

じゃあ 今度 は ボコボコ だ 。 |こんど|||

ああ ボコボコ だ 。

( 雷神 ・ 風神 ) ヘヘヘヘ …。 らいじん|ふうじん|

( いの )《 来る !》( チョウジ ) う …。 |くる||

く っそ ~…。

( 雷神 ・ 風神 ) フフフフ …。 らいじん|ふうじん|

( 雷神 ) ニヒッ … あ … あれ ? らいじん|||

( 風神 ) 何 じゃ ? こりゃ あ …。 ふうじん|なん|||

か … 体 が …。( 風神 ) 動か ねえ …。 |からだ||ふうじん|うごか|

あ ? 幻 術 縛り ? |まぼろし|じゅつ|しばり

≪( 綱 手 ) どうやら 間に合った ようだ な 。 つな|て||まにあった||

よく やった ! シカマル い の チョウジ !

後 は 任せ な 。 あと||まかせ|

ご … 五 代 目 !? |いつ|だい|め

そんな … 火影 様 が じきじき に …。 |ほかげ|さま|||

綱 手 様 …。 つな|て|さま

気付く の が 遅れて 悪かった 。 きづく|||おくれて|わるかった

まさか こい つら が ミズキ と つるんで る と は

思って も み なかった んで な 。 おもって|||||

五 代 目 …。( いの ) 助かった ぁ …。 いつ|だい|め||たすかった|

( 雷神 ) あぁ … あん ちゃん …。( 風神 ) ほ ぇ … あえ は 。 らいじん||||ふうじん||||

( 綱 手 ) しか しま ぁ 妙な 所 で 会う もん だ ねぇ 。 つな|て||||みょうな|しょ||あう|||

風神 雷神 。 ふうじん|らいじん

あ …。

ツツ … 綱 手 の あね さ …。 |つな|て|||

何で ここ に いる の か 聞いて る んだ よ 。 なんで||||||きいて|||

( 雷神 ・ 風神 ) デヤ ~! らいじん|ふうじん|

♬~

強い …。 つよい

と いう より 怖い …。 |||こわい

さ ぁ ! 何 か 言い たい こと は ある か ? ||なん||いい|||||

ごめんなさい ごめんなさい 。

許して ください もう し ませ ん 。 ゆるして|||||

( 綱 手 ) で お前 ら は 大 蛇 丸 の 所 で つな|て||おまえ|||だい|へび|まる||しょ|

うまい もの を 食わせて くれる から ミズキ に ついていった と いう の か ? |||くわせて|||||||||

( 雷神 ・ 風神 ) ごご … ごめんなさい ! らいじん|ふうじん||

三 忍 レベル の 囚人 じゃ かなう わけな いわ よ ね 。 みっ|おし|れべる||しゅうじん||||||

でも あんなに おびえる なんて 昔 何 が あった んだろう 。 ||||むかし|なん|||

ダメだ 想像 し たく ねえ …。 だめだ|そうぞう|||

った く 分かり やすい つられ 方 しや が って ! ||わかり|||かた|||

ミズキ は この先 の 山中 に 向かった そうだ 。 ||このさき||さんちゅう||むかった|そう だ

ナルト と イルカ も 一緒だろう 。 ||いるか||いっしょだろう

お前たち は 少し 回復 して から 来い 。 おまえたち||すこし|かいふく|||こい

えっ … ちょっと 待って ください 。 ||まって|

こいつ ら どう する ん す か ?

あぁ それ なら 心配 する な 。 |||しんぱい||

これ 以上 煩わさ れて は かなわ ん から な 。 |いじょう|わずらわさ||||||

こいつ ら は 自力 で 帰ら せる こと に した 。 |||じりき||かえら||||

おい 風神 雷神 分かって る だろう が |ふうじん|らいじん|わかって|||

1 分 でも 遅れたら 晩 飯 抜き だ から な ! ぶん||おくれたら|ばん|めし|ぬき|||

は ~ い !

こう しちゃ いら ん ねえ 。

雷神 急いで 施設 に 帰る ぞ ! らいじん|いそいで|しせつ||かえる|

あん ちゃん 飯 だ ね 。( 風神 ) 飯 だ 。 ||めし|||ふうじん|めし|

( 雷神 ・ 風神 ) 飯 飯 飯 飯 …! らいじん|ふうじん|めし|めし|めし|めし

す ん げ ぇ … 何て スピード だ …。 ||||なんて|すぴーど|

人間 やっぱり 食事 が 大切だ よ ね 。 にんげん||しょくじ||たいせつだ||

それ は あんた だけ でしょ …。

ハァ ~!

う あ ~!

チクショ ~! さっき よか 威力 が 増して る って ば よ 。 |||いりょく||まして||||

ど あっ !

《 でも やられる わけに は いか ねえ !

こいつ は サスケ へ の 手がかり かも しん ねえ んだ !》 ||さすけ|||てがかり||||

( イルカ ) ナルト …。( パックン ) イルカ 大丈夫 か ? |||いるか|だいじょうぶ|

ええ …。( パックン ) お前 気付いた か ? ||おまえ|きづいた|

何 を ?( パックン ) ヤツ め なん|||やつ|

力 は 倍増 した が さっき まで の 体 の 切れ が なくなって おる ような 。 ちから||ばいぞう||||||からだ||きれ||||

えっ ? スピード 分 の チャクラ を 力 に 回した のです か ? |すぴーど|ぶん||||ちから||まわした|の です|

いや それ は 分から ん 。 |||わから|

う っ ! お あっ ! あっ !

( イルカ )《 ナルト 1 人 じゃ 荷 が 重い …。 ||じん||に||おもい

だが ヤツ の スピード が 落ちた ん なら |やつ||すぴーど||おちた||

勝機 が 見つかる かも しれ ない 。 しょうき||みつかる|||

よし ! ナルト もう 少し 頑張って くれ !》 |||すこし|がんばって|

どう だ ? くそ ガキ 。 |||がき

大 蛇 丸 様 に もらった この 体 の 威力 は 。 だい|へび|まる|さま||||からだ||いりょく|

あ … ぐ …。

バラバラ に して やる ぜ 。 ばらばら||||

どこ に いる んだ って ば よ …。

大 蛇 丸 の ヤツ … どこ に …。 だい|へび|まる||やつ||

誰 が て め ぇ みたいな ガキ に 教える か 。 だれ||||||がき||おしえる|

音 の 里 に は い なかった …。 音 の 里 …。 おと||さと|||||おと||さと

お前 行った の か !? おまえ|おこなった||

屋敷 は も ぬけ の 殻 。 やしき|||||から

サスケ も 大 蛇 丸 も い なかった …。 さすけ||だい|へび|まる|||

お … ハハハ … お前 に しちゃ 考えた な ナルト 。 ||おまえ|||かんがえた||

音 の 里 の こと を どこ で 仕入れた か は 知ら ねえ が おと||さと||||||しいれた|||しら||

ある こと ない こと を 並べて 俺 を 動揺 さ せよう |||||ならべて|おれ||どうよう||

… って 魂胆 だろう が そう は いか ねえ 。 |こんたん||||||

観念 して あの世 に 行く んだ な ! かんねん||あのよ||いく||

う あっ !

いい か !? て め ぇ ! 二度と でたらめ 言う んじゃ ねえ ぞ ! |||||にどと||いう|||

ナルト こっち だ 。

《 イルカ 先生 ? いるか|せんせい

はっ !》

ドリャ ~!

ヘヘン だ ! 捕まえて み や がれ ! ||つかまえて|||

野郎 … 逃がす か ! やろう|にがす|

今 だ ! 跳べ ナルト ! いま||とべ|

よっ しゃ ~!

あっ ! しまった これ は …!

封 縛 法 陣 ! ふう|しば|ほう|じん

うわ っ ! 捕 縛 術 か ! ||ほ|しば|じゅつ|

ぐ っ !

ハァ ~! 螺旋 丸 ! |らせん|まる

ナルト … その 術 は ! ||じゅつ|

ドリャ ~!

( ミズキ ) う あ ~!

♬~

これ が 四 代 目 の 術 螺旋 丸 …。 ||よっ|だい|め||じゅつ|らせん|まる

大丈夫 か ? イルカ 先生 。 だいじょうぶ||いるか|せんせい

ナルト 見事だ よく やった ぞ 。 |みごとだ|||

なぁ 先生 こいつ って ば |せんせい|||

音 の 里 の こと 知ら なかった みて ぇだ 。 おと||さと|||しら|||

俺 って ば 思った んだ けど もう 大 蛇 丸 …。 おれ|||おもった||||だい|へび|まる

でたらめ 言う んじゃ ねえ …。 |いう||

( イルカ ) ミズキ …。( ミズキ ) 冗談 じゃ ねえ 。 |||じょうだん||

これ は 大 蛇 丸 様 に もらった 究極 の 体 な んだ 。 ||だい|へび|まる|さま|||きゅうきょく||からだ||

俺 は 音 の 里 に 行って もっと … ぶ は っ ! おれ||おと||さと||おこなって||||

イルカ 先生 これ は …。 いるか|せんせい||

≪( 綱 手 ) やはり 思った とおり か 。 つな|て||おもった||

綱 手 の ばあちゃん !( イルカ ) 綱 手 様 …。 つな|て||||つな|て|さま

細胞 の 死滅 が 始まって いる 。 さいぼう||しめつ||はじまって|

( ミズキ ) て め ぇ 何 し や がった ? ||||なん|||

ナルト の せい で は ない お前 が 飲んだ 薬 の せい だ 。 ||||||おまえ||のんだ|くすり|||

( ミズキ ) 何 ? そんな バカな …。 |なん||ばかな

自業自得 だ な 。 じごうじとく||

この 薬 は 未完成 品 だった んだ よ 。 |くすり||みかんせい|しな|||

( 忍 ) これ で 負傷 者 の 回収 は 最後 です 。 おし|||ふしょう|もの||かいしゅう||さいご|

シズネ 様 も 負傷 さ れた ようです が 命 に 別状 は あり ませ ん 。 |さま||ふしょう|||よう です||いのち||べつじょう||||

そう か ご 苦労だった 。 |||くろうだった

よかった ぁ シズネ の 姉 ちゃん 無事だった んだ な 。 ||||あね||ぶじだった||

( 綱 手 ) 今回 の 薬 は 恐らく 大 蛇 丸 が 禁 術 の 開発 中 に つな|て|こんかい||くすり||おそらく|だい|へび|まる||きん|じゅつ||かいはつ|なか|

偶然 生み出した もの だった んだろう 。 ぐうぜん|うみだした|||

薬 は 確かに 動物 の 遺伝 情報 を 取り込み くすり||たしかに|どうぶつ||いでん|じょうほう||とりこみ

人体 と 結合 さ せ 爆発 的に パワー を 引き出す こと が できる 。 じんたい||けつごう|||ばくはつ|てきに|ぱわー||ひきだす|||

しかし その 効果 は 一時的な もの に すぎ ない 。 ||こうか||いちじてきな||||

そして それ と 引き換え に 細胞 に かかる 負荷 は |||ひきかえ||さいぼう|||ふか|

人体 の 限界 を はるかに 超えて いる 。 じんたい||げんかい|||こえて|

とても 使える 代物 で は ない 。 |つかえる|しろもの|||

( イルカ ) しかし なぜ それ を ミズキ が ?

詳しい こと は 分から ない が くわしい|||わから||

ミズキ と 大 蛇 丸 が 過去 に 接点 を 持って いた こと は 事実 だろう 。 ||だい|へび|まる||かこ||せってん||もって||||じじつ|

だが …。( イルカ ) もう 切れて いる と …。 |||きれて||

ああ 残念だ が ミズキ は |ざんねんだ|||

ヤツ に とって は ただ の お 遊び に すぎ ない 。 やつ|||||||あそび|||

使え ない 薬 を 与えて ただせ せら 笑って いる だろう よ 。 つかえ||くすり||あたえて|||わらって|||

しかし ミズキ は 運 が いい 。 |||うん||

普通の 忍 なら 命 を 落として いる ところ だ が …。 ふつうの|おし||いのち||おとして||||

( 綱 手 )《 もはや 忍 と して は 生き られ まい が な …》 つな|て||おし||||いき||||

残念だった な ナルト 。 ざんねんだった||

ヘヘッ 何となく そんな 気 して たから さ 。 |なんとなく||き|||

そう か 。 でも 俺 って ば 諦め ねえ 。 |||おれ|||あきらめ|

また 頑張って サスケ の 手がかり は 探す って ば よ ! |がんばって|さすけ||てがかり||さがす|||

( イルカ ) 椿 さん 。 |つばき|

チクショ ~… イルカ ~。( 忍 ) しゃべら ないで 。 |いるか|おし||

次 こそ は 必ず その ガキ と お前 を やって やる から な 。 つぎ|||かならず||がき||おまえ|||||

やれ は し ない さ 。

ナルト は お前 が くだらない 夢 を 見て いる 間 も ||おまえ|||ゆめ||みて||あいだ|

ずっと 己 を 磨き 走って きた 。 |おのれ||みがき|はしって|

お前 に は もう 追いつけ ない 。 おまえ||||おいつけ|

う …。

ミズキ は もう 忍 に 戻れ ない でしょう 。 |||おし||もどれ||

椿 さん …。 つばき|

私 も やり 直そう と 思い ます 。 わたくし|||なおそう||おもい|

まずは この 里 に 迷惑 を かけた 罪 を 償って から 。 ||さと||めいわく|||ざい||つぐなって|

( 綱 手 ) キレイ な 夕日 だ ねぇ 。 つな|て|||ゆうひ||

里 に 帰る か 。 さと||かえる|

( サクラ ) ハッ !

諦め ない ! あきらめ|

私 だって ! わたくし|

あっ !

やった !

よ ~ しきょう は みんな 頑張った から なぁ 。 ||||がんばった||

特別 お前 ら に 一 楽 おごって やる ぞ ! とくべつ|おまえ|||ひと|がく|||

やった ~! イルカ 先生 男 前 ! |いるか|せんせい|おとこ|ぜん

わし チャーシュー 塊 で 。 ||かたまり|

僕 みそ と しょうゆ と バター の 3 種 大盛り で ! ぼく|||||ばたー||しゅ|おおもり|

( 綱 手 ) こら イルカ ! お前 と ナルト は まず 木 ノ 葉 病院 に 行け 。 つな|て||いるか|おまえ|||||き||は|びょういん||いけ

え ~… 大丈夫 だって ば よ 。 |だいじょうぶ|||

( 綱 手 ) つべこべ 言う な 。 つな|て||いう|

≪ 綱 手 様 ~! ん ? つな|て|さま|

第 1 段階 クリア し ました ! だい|だんかい|くりあ||

( 綱 手 )《 修業 を 始めて まだ 間 が ない と いう のに …。 つな|て|しゅぎょう||はじめて||あいだ|||||

こいつ シズネ 以来 の 逸材 か …》 ||いらい||いつざい|

お ~ い ! サクラ ちゃ ~ ん ! ||さくら||

( イルカ )《 今度 は 俺 が 助け られて しまった な …》 |こんど||おれ||たすけ|||

( イルカ )《 ナルト …。

本当に 強く なった な 》 ほんとうに|つよく||

♬( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎて ||||||||とおりすぎて

♬ 君 は 言葉 を 無くす きみ||ことば||なくす

♬ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎて ぼく||こえ|||ちいさ|

♬ 君 は 返事 も し ない きみ||へんじ|||

♬ 君 が 泣いて る きみ||ないて|

♬ ひと り で 泣いて る |||ないて|

♬ 僕 は どう する ? ぼく|||

♬ 僕 も 泣いて る の さ 。 ぼく||ないて|||

♬『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせて 』 よ||||おれ||||

♬ ざわめく 時代 を オレ の スピード で |じだい||おれ||すぴーど|

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で ||よ||おれ||すぴーど|

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ つんざく ギター と オレ の スピード で |ぎたー||おれ||すぴーど|

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ 傾く 世界 も わるい や つら も かたむく|せかい|||||

♬ けちらして く Yeah

♬~

〈 もう 我慢 でき ねえ どん だけ 待って も |がまん|||||まって|

サスケ へ の 手がかり なんか 全然 出て きや し ねえ じゃ ねぇ か ! さすけ|||てがかり||ぜんぜん|でて||||||

なのに 綱 手 の ばあちゃん と きたら 勝手な 行動 す んな の 一点張り で |つな|て|||||かってな|こうどう||||いってんばり|

こんなんじゃ いつまで たって も サスケ が 見つか ん ねえ ぞ ! ||||さすけ||みつか|||

ホントに 何も ない の か よ ? ほんの 少し の 可能 性 で いい 。 ほんとに|なにも||||||すこし||かのう|せい||

サスケ に つながる 方法 が よ !〉 さすけ|||ほうほう||