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ナルト, Naruto Episode 117

Naruto Episode 117

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ひからび た 言葉 を つ ない で

♪ それ でも 僕等 シンプル な

♪ 想い を 伝え たい だけ な の

♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は

♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て

♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ

♪ それ でも あの 出来事 が

♪ 君 を 苦しめる だ ろ ?

♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ

♪ このまま 何 も 残ら ず に

♪ あなた と 分かち合う だけ

♪ やがて 僕等 は

♪ それ が 全て だ と 気 が つい て

♪ 悲しみ は 頬 を 伝って

♪ 涙 の 河 に なる だけ

♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって

♪ 溶け合う の よ

( 鬼 童 丸 ) 《 フッ 終わった 》

( 鬼 童 丸 ) 《 ん ! 何 ! ? 》

♪ ~

( ネジ ) ハァ ハァ … 。

( ネジ ) 《 ギリギリ だ … 今 の は 危なかった 。

が ほんの 少し ズラ せ た 。

やはり 間違い ない 。

ヤツ は もう 白 眼 の 秘密 に 気付 い て いる 》

( 鬼 童 丸 ) 《 あっ … 。

どう いう こと だ ? なぜ … 》

( ネジ ) ハァ ハァ ハァ … 。

( 鬼 童 丸 ) 《 なぜ 急所 から 15 cm も 上 に ズレ た ! ? 》

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 そう か … あの チャクラ 。

こいつ 今度 は 常に チャクラ を 放出 し て

自分 の 周囲 を 覆って い た の か 。

それ も あれほど の 広範囲 を 。

道理で 矢 を 感知 し た うえ

その 軌道 を チャクラ で ズラ す こと も でき た わけ だ 。

ヘッヘヘヘ 。

しかし あれ だけ の チャクラ を 常に 放出 し 続ける の は

死 の 苦しみ 。

そう まで し なけ れ ば よけ られ ない 。

つまり 間違い ない 。

想定 し た とおり さっき の 矢 は

一切 ヤツ の 目 に は 見え て い ない ! 》

( ネジ ) 《 ムダ な 攻撃 は 仕掛け て こ ない … 。

そして その 結果 から きちんと 情報 を くみ取る … 》

が っ !

( ネジ ) 《 そして この 眼 の 欠点 に も 気付 い て いる !

さすが だ 》

( ネジ ) 《 今 まで 戦った 敵 の 中 で こいつ は いちばん 強い ! 》

( 鬼 童 丸 ) 《 フン !

ヤツ の 視界 は

そして 己 から 半径

確実 に 感知 する 。

しかし なぜ か よけ 切 れ ない クナイ が あった 。

なぜ よけ 切れ ない の か 。

それ は 見え て い ない から だ 。

つまり ヤツ の 瞳 術 に も

盲点 と も いえる 僅か な 死角 が ある 。

その 死角 に 入った クナイ は

見る こと が でき ず 反応 でき ない 。

だから あの 防御 技 で

その 死角 から の 攻撃 に 対処 し て い た の だ 。

そして 俺 は ヤツ に 仕掛け た すべて の 攻撃 を 分析 し

完全 に 把握 し た 。

ヤツ の 第 一 胸 椎 の 真 後ろ に

ほんの 僅か な 点 から 広がる 死角 が 存在 する 。

ん ? 》

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 ハッハハハ … 。

確か に 動 い て 死角 を 固定 さ せ なけ れ ば

矢 で そこ を 狙う の は 難しく なる 。

だが その 程度 俺 に は 関係 ねえ 》

( 鬼 童 丸 ) 《 柔 拳 は 敵 に 近づか ね ば 無意味 。

もっとも 今 の お前 に 俺 に 近づ こ う と 考える 余裕 は ない 。

今 は どう 逃げる か だ 。

あが こ う が あがく まい が

どちら に せよ お前 は 死ぬ が な 》

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 フン チャクラ も 残り 少ない よう だ な 》

( 鬼 童 丸 ) < 簡単 な ゲーム の 雑魚 キャラ は すぐ に やら れる 運命 だ ! >

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 ムダ だ ! 》

( ネジ ) 《 あっ … 糸 !

そう か この 糸 で … 》

( 鬼 童 丸 ) 《 チッ 。

今度 は 木 で 少し 軌道 が ズレ た か 》

( ネジ ) くっ … ハァ ハァ … 。

( 鬼 童 丸 ) 《 ならば 今度 は

さらに 回転 を 加える ぜ よ 。

これ で 木 に 当たって も 木 を 削り 飛ばし

軌道 が ズレ る こと は ない 。

そして さっき と 同じく チャクラ を 通わ せ た 糸 で

矢 を ヤツ の

動く 標的 に 狙い を つけ

ピン ポイント で 矢 を 死角 の 中 へ ぶち 込む ! 》

( ネジ ) ぐ っ … ! ハァ ハァ … 。

( 鬼 童 丸 ) 《 まだ 立って くる か … 》

( ネジ ) 《 強い … ヤツ は 俺 より も はるか に 強い 。

もう チャクラ も ほとんど ない 。

恐らく 次 の 攻撃 は かわし 切 れ ない 。

ここ まで か ! 》

( ナルト ) < 絶対 勝つ ! >

あっ 。

( ネジ ) フフ … 。

( ネジ ) 《 ナルト … お前 なら どう する かな ? 》

( ネジ ) もう いい 。

どうせ よけ られ は し ない の だ から な 。

( 鬼 童 丸 ) 《 ん ? 動き を 止め た な 。

諦め た か ?

だが 念 に は 念 を ぜ よ 。

命中 精度

破壊 力 超 最大 ! 》

♪ ~

( ネジ ) う っ … !

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 しとめ た ! 》

が っ !

♪ ~

( ネジ ) フッ 。

( ネジ ) 《 ここ だ !

柔 拳 ! 》

♪ ~

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) う っ !

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 な … 何 だ と ? ヤツ は まだ ! ?

いや … 今 の 一撃 で 確実 に しとめ た はず … 》

( ネジ ) < チャクラ を もと に し た 物質 など

柔 拳 の 前 で は 意味 を 成さ ない >

( 鬼 童 丸 ) 《 柔 拳 … そう か 死に際 に 最後 の チャクラ を

糸 に 流し込ま れ た か ! 》

♪ ~

( カラス の 鳴き声 )

( ネジ ) 《 8 羽 … 。

また 1 羽 見え なかった … 》

( ネジ ) 《 ヤツ は … 》

( 鬼 童 丸 ) 《 くっ … 臓器 の いく つ か が 損傷 し た 。

が どう に か 動 ける ! 》

ハァ ハァ ハァ … 。

( ネジ ) < 落ちこぼれ め >

< 言った だ ろ 俺 は …

諦め が 悪 ぃ ん だ って … >

< フン 。

どう し て そこ まで 自分 の 運命 に 逆ら お う と する ? >

< 落ちこぼれ だ と …

言わ れ た から だ ! >

< お前 が 無理 だっ つう なら もう 何 も し なく て いい !

俺 が 火影 に なって から

日向 を 変え て やる よ ! >

( ネジ ) < お前 の 得意 忍術 か … 。

うかつ だった … >

< 分身 の 術 は

俺 の いちばん 苦手 な 忍術 だった ん だ >

< 運命 が どう と か 変わ れ ねえ と か

そんな つま ん ねえ こと メソメソ 言って ん じゃ ねえ よ 。

お前 は 俺 と 違って

落ちこぼれ じゃ ねえ ん だ から >

( ネジ ) 《 ナルト ! 》

( キバ ) これ で 俺 たち 3 人 に な っち まっ た な 。

そんな こと 気 に す ん な よ 。

チョウジ も ネジ も すぐ に 追いつく !

チョウジ は 切り札 持って たし

ネジ は 一 度 中 忍 試験 で 戦った から 分かる ん だ 。

何 が ?

あいつ は

ホント の 天才 だって ば よ !

( ネジ ) 《 負ける わけ に は いか ない !

俺 より も はるか に 強い 敵 だ ろ う と …

この 身 が 朽ちよ う と も …

負ける わけ に は いか ない ! 》

( ネジ ) 《 負け られ ない 理由 が

俺 に は ある ! 》

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 チッ 今回 は てこず っち まっ た ぜ よ 》

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 遊び 過ぎ … 》

( 鬼 童 丸 ) あっ !

ハァ ~ !

( 鬼 童 丸 ) う わ ~ !

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) う ぅ !

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 チャクラ が 練れ ない … 》

( 鬼 童 丸 ) なぜ だ … 即死 の はず だ !

なぜ 生き て いる ! ?

( ネジ ) どうせ よけ 切れ は し ない の だ から な 。

だから わざと 受ける 覚悟 が 決まった 。

そして 俺 は お前 より も ずっと 俺 の 弱点 を 知って い た 。

( ネジ ) 《 8 羽 … だった か ? 》

( ネジ ) この 白 眼 に は 死角 が ある 。

しかし お前 の 攻撃 が そこ から しか 来 ない こと が 分かれ ば

その 死角 だけ に チャクラ を 放出 し 攻撃 を 感知 。

僅か 数 cm 狙い を 外す だけ の 動き を する の は

さほど 難しく は ない 。

重傷 は 負う が 即死 は 避け られる 。

ハァ ハァ … 。

ヘッヘヘ … わざと 受け た の か 。

死ぬ こと に は 変わり ねえ って の に 。

どう し て そこ まで できる ?

( ネジ ) お前 は

今 まで 戦った 敵 の 中 で いちばん 強い 。

だが 俺 に は 負け られ ない 理由 が ある 。

( ネジ ) 俺 が 今 まで に 戦った

すべて の 者 の 中 で いちばん 強い ヤツ が

俺 に こう 言って くれ た 。

( ネジ ・ ナルト ) 「 お前 は 俺 と 違って 落ちこぼれ なんか じゃ ない 」。

( ネジ ) … と な 。

( ネジ ) 俺 は 常に 天才 と 呼ば れ て き た 。

だから 負ける わけ に は いか ない 。

凡小 な 俺 を

天才 と 信じ て いる あいつ ら の ため に も な 。

♪ ~

( ネジ ) フッ … 「 雑魚 キャラ は すぐ に やら れる 運命 だ 」。

お前 は そう 言った な 。

♪ ~

ぐ っ ! はっ !

♪ ~

( ネジ ) この 状況 を 見ろ 。

♪ ~

( ネジ ) 運命 なんて

誰 か が 決める もん じゃ ない !

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) どう だ か な ?

お前 も 死に そう じゃ ねえ かよ 。

♪ ~

( ヒザシ ) < ネジ お前 は 生きろ 。

お前 は 一族 の 誰 より も 日向 の 才 に 愛さ れ た 男 だ >

( ネジ ) ぐ っ … !

俺 は … そう 簡単 に は 死 ね ない ん だ よ 。

ヘッ 強 がって も

もう 流れ を 止める こと は でき や し ねえ ぜ よ 。

サスケ 様 は 己 から 望 ん で 音 へ 走った 。

ハァ ハァ … 。

( ネジ ) < サスケ は 今 闇 の 中 に いる >

( ネジ ) ハァ ハァ ハァ … 。

( ネジ ) いや 。

< ナルト 。

お前 は 俺 より いい 眼 を 持って る >

サスケ を 闇 から 見つけ出し

救い 出 せる ヤツ が いる 。

( 鬼 童 丸 ) ヘッサスケ 様 は 大 蛇 丸 様 の もの だ 。

( 鬼 童 丸 ) たとえ 誰 で あって も 救い出せ は … 。

( ネジ ) 出 せる さ !

ハァ ハァ … 。

( ネジ ) 《 なぜ なら

ナルト お前 は … 》

( ネジ ) 《 俺 を 闇 の 中 から 救い出し た ! 》

ぐ っ … が っ !

最後 まで ざ れ 言 を … 。

う っ ! ぐ は っ !

( 鬼 童 丸 ) 《 とはいえ …

ここ まで 追い込ま れ た の は 君 麻 呂 以来 だ ぜ 》

ハァ … 。

( ネジ ) ハァ ハァ … 。

( 鬼 童 丸 ) 《 チク ショウ が … 》

( 鼓動 )

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

( ネジ ) 《 みんな … 》

♪ ~

( ネジ ) 《 後 は …

頼 ん だ ぞ … 》

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ はじめて 君 と しゃべった

♪ 君 は 笑って くれ た

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た

♪ 僕 の この 言葉 で

♪ 僕 なんか が しゃべり かけ たら

♪ 迷惑 に 思う か な

♪ そんな 不安 を 抱え て

♪ 勇気 を 出し て み た よ

♪ うまく しゃべ れ ない 僕 の

♪ 不器用 な 話

♪ 君 は 耳 を そらさ ず に

♪ ちゃんと 聞い て くれ た よ

♪ それ だけ で 僕 は

♪ 浮かれ て しまう の さ

♪ だけど 君 は 僕 なんて

♪ 何 と も 思って ない よ ね

♪ 切ない よ だ けど

♪ はじめて 君 と しゃべった

♪ 君 は 笑って くれ た

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た

♪ 僕 の この 言葉 で

♪ はじめて 君 と しゃべった

♪ 君 が 笑って くれ た

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た

♪ 僕 の この 言葉 で

♪ はじめて 君 と しゃべった

♪ ~

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) 〈 や っほ ~ !

敵 さん かなり 近く に いる ぜ ! 〉

〈 よっ しゃ ! このまま 一気に 追いつく って ば よ ! 〉

( シカマル ) 〈 人数 で いや こっち が 上 だ うまく すりゃ 次 で 奪い 返 せる ぜ 〉

( キバ ) 〈 おう ! 4 対 2 と も なりゃ 負ける 気 が し ねえ ! 〉

〈 4 対 2 ? 〉 ( キバ ) 〈 相手 の 倍 だ ぜ ! 〉

〈 なぁ なぁ 俺 ら 4 人 も い た っけ か ? 〉

( キバ ) 〈 アホ か お前 は ! 俺 赤 丸 シカマル お前 。

ど っ から どう 数え て も 4 人 じゃ ねえ か ! 〉

( 赤 丸 の ほえ 声 )


Naruto Episode 117 Naruto Episode 117

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ひからび た 言葉 を つ ない で ||ことば||||

♪ それ でも 僕等 シンプル な ||ぼくら|しんぷる|

♪ 想い を 伝え たい だけ な の おもい||つたえ||||

♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は ふきぬける|||||ひ||かぜ|

♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て きのう||はいきょ||うちすて|

♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ きみ||わらう|いま||いきる||

♪ それ でも あの 出来事 が |||できごと|

♪ 君 を 苦しめる だ ろ ? きみ||くるしめる||

♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ |||さよなら|||

♪ このまま 何 も 残ら ず に |なん||のこら||

♪ あなた と 分かち合う だけ ||わかちあう|

♪ やがて 僕等 は |ぼくら|

♪ それ が 全て だ と 気 が つい て ||すべて|||き|||

♪ 悲しみ は 頬 を 伝って かなしみ||ほお||つたって

♪ 涙 の 河 に なる だけ なみだ||かわ|||

♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって ゆれる|おもい||つよい|うず||

♪ 溶け合う の よ とけあう||

( 鬼 童 丸 ) 《 フッ 終わった 》 おに|わらべ|まる||おわった

( 鬼 童 丸 ) 《 ん ! 何 ! ? 》 おに|わらべ|まる||なん

♪ ~

( ネジ ) ハァ ハァ … 。 ねじ||

( ネジ ) 《 ギリギリ だ … 今 の は 危なかった 。 ねじ|ぎりぎり||いま|||あぶなかった

が ほんの 少し ズラ せ た 。 ||すこし|||

やはり 間違い ない 。 |まちがい|

ヤツ は もう 白 眼 の 秘密 に 気付 い て いる 》 やつ|||しろ|がん||ひみつ||きづ|||

( 鬼 童 丸 ) 《 あっ … 。 おに|わらべ|まる|

どう いう こと だ ? なぜ … 》

( ネジ ) ハァ ハァ ハァ … 。 ねじ|||

( 鬼 童 丸 ) 《 なぜ 急所 から 15 cm も 上 に ズレ た ! ? 》 おに|わらべ|まる||きゅうしょ||||うえ||ずれ|

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 そう か … あの チャクラ 。 おに|わらべ|まる||||

こいつ 今度 は 常に チャクラ を 放出 し て |こんど||とわに|||ほうしゅつ||

自分 の 周囲 を 覆って い た の か 。 じぶん||しゅうい||おおって||||

それ も あれほど の 広範囲 を 。 ||||こうはんい|

道理で 矢 を 感知 し た うえ どうりで|や||かんち|||

その 軌道 を チャクラ で ズラ す こと も でき た わけ だ 。 |きどう|||||||||||

ヘッヘヘヘ 。

しかし あれ だけ の チャクラ を 常に 放出 し 続ける の は ||||||とわに|ほうしゅつ||つづける||

死 の 苦しみ 。 し||くるしみ

そう まで し なけ れ ば よけ られ ない 。

つまり 間違い ない 。 |まちがい|

想定 し た とおり さっき の 矢 は そうてい||||||や|

一切 ヤツ の 目 に は 見え て い ない ! 》 いっさい|やつ||め|||みえ|||

( ネジ ) 《 ムダ な 攻撃 は 仕掛け て こ ない … 。 ねじ|むだ||こうげき||しかけ|||

そして その 結果 から きちんと 情報 を くみ取る … 》 ||けっか|||じょうほう||くみとる

が っ !

( ネジ ) 《 そして この 眼 の 欠点 に も 気付 い て いる ! ねじ|||がん||けってん|||きづ|||

さすが だ 》

( ネジ ) 《 今 まで 戦った 敵 の 中 で こいつ は いちばん 強い ! 》 ねじ|いま||たたかった|てき||なか|||||つよい

( 鬼 童 丸 ) 《 フン ! おに|わらべ|まる|ふん

ヤツ の 視界 は やつ||しかい|

そして 己 から 半径 |おのれ||はんけい

確実 に 感知 する 。 かくじつ||かんち|

しかし なぜ か よけ 切 れ ない クナイ が あった 。 ||||せつ|||||

なぜ よけ 切れ ない の か 。 ||きれ|||

それ は 見え て い ない から だ 。 ||みえ|||||

つまり ヤツ の 瞳 術 に も |やつ||ひとみ|じゅつ||

盲点 と も いえる 僅か な 死角 が ある 。 もうてん||||わずか||しかく||

その 死角 に 入った クナイ は |しかく||はいった||

見る こと が でき ず 反応 でき ない 。 みる|||||はんのう||

だから あの 防御 技 で ||ぼうぎょ|わざ|

その 死角 から の 攻撃 に 対処 し て い た の だ 。 |しかく|||こうげき||たいしょ||||||

そして 俺 は ヤツ に 仕掛け た すべて の 攻撃 を 分析 し |おれ||やつ||しかけ||||こうげき||ぶんせき|

完全 に 把握 し た 。 かんぜん||はあく||

ヤツ の 第 一 胸 椎 の 真 後ろ に やつ||だい|ひと|むね|しい||まこと|うしろ|

ほんの 僅か な 点 から 広がる 死角 が 存在 する 。 |わずか||てん||ひろがる|しかく||そんざい|

ん ? 》

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 ハッハハハ … 。 おに|わらべ|まる|

確か に 動 い て 死角 を 固定 さ せ なけ れ ば たしか||どう|||しかく||こてい|||||

矢 で そこ を 狙う の は 難しく なる 。 や||||ねらう|||むずかしく|

だが その 程度 俺 に は 関係 ねえ 》 ||ていど|おれ|||かんけい|

( 鬼 童 丸 ) 《 柔 拳 は 敵 に 近づか ね ば 無意味 。 おに|わらべ|まる|じゅう|けん||てき||ちかづか|||むいみ

もっとも 今 の お前 に 俺 に 近づ こ う と 考える 余裕 は ない 。 |いま||おまえ||おれ||ちかづ||||かんがえる|よゆう||

今 は どう 逃げる か だ 。 いま|||にげる||

あが こ う が あがく まい が

どちら に せよ お前 は 死ぬ が な 》 |||おまえ||しぬ||

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 フン チャクラ も 残り 少ない よう だ な 》 おに|わらべ|まる|ふん|||のこり|すくない|||

( 鬼 童 丸 ) < 簡単 な ゲーム の 雑魚 キャラ は すぐ に やら れる 運命 だ ! > おに|わらべ|まる|かんたん||げーむ||ざこ|||||||うんめい|

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 ムダ だ ! 》 おに|わらべ|まる|むだ|

( ネジ ) 《 あっ … 糸 ! ねじ||いと

そう か この 糸 で … 》 |||いと|

( 鬼 童 丸 ) 《 チッ 。 おに|わらべ|まる|

今度 は 木 で 少し 軌道 が ズレ た か 》 こんど||き||すこし|きどう||ずれ||

( ネジ ) くっ … ハァ ハァ … 。 ねじ|||

( 鬼 童 丸 ) 《 ならば 今度 は おに|わらべ|まる||こんど|

さらに 回転 を 加える ぜ よ 。 |かいてん||くわえる||

これ で 木 に 当たって も 木 を 削り 飛ばし ||き||あたって||き||けずり|とばし

軌道 が ズレ る こと は ない 。 きどう||ずれ||||

そして さっき と 同じく チャクラ を 通わ せ た 糸 で |||おなじく|||かよわ|||いと|

矢 を ヤツ の や||やつ|

動く 標的 に 狙い を つけ うごく|ひょうてき||ねらい||

ピン ポイント で 矢 を 死角 の 中 へ ぶち 込む ! 》 ぴん|ぽいんと||や||しかく||なか|||こむ

( ネジ ) ぐ っ … ! ハァ ハァ … 。 ねじ||||

( 鬼 童 丸 ) 《 まだ 立って くる か … 》 おに|わらべ|まる||たって||

( ネジ ) 《 強い … ヤツ は 俺 より も はるか に 強い 。 ねじ|つよい|やつ||おれ|||||つよい

もう チャクラ も ほとんど ない 。

恐らく 次 の 攻撃 は かわし 切 れ ない 。 おそらく|つぎ||こうげき|||せつ||

ここ まで か ! 》

( ナルト ) < 絶対 勝つ ! > |ぜったい|かつ

あっ 。

( ネジ ) フフ … 。 ねじ|

( ネジ ) 《 ナルト … お前 なら どう する かな ? 》 ねじ||おまえ||||

( ネジ ) もう いい 。 ねじ||

どうせ よけ られ は し ない の だ から な 。

( 鬼 童 丸 ) 《 ん ? 動き を 止め た な 。 おに|わらべ|まる||うごき||とどめ||

諦め た か ? あきらめ||

だが 念 に は 念 を ぜ よ 。 |ねん|||ねん|||

命中 精度 めいちゅう|せいど

破壊 力 超 最大 ! 》 はかい|ちから|ちょう|さいだい

♪ ~

( ネジ ) う っ … ! ねじ||

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 しとめ た ! 》 おに|わらべ|まる||

が っ !

♪ ~

( ネジ ) フッ 。 ねじ|

( ネジ ) 《 ここ だ ! ねじ||

柔 拳 ! 》 じゅう|けん

♪ ~

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) う っ ! おに|わらべ|まる||

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 な … 何 だ と ? ヤツ は まだ ! ? おに|わらべ|まる||なん|||やつ||

いや … 今 の 一撃 で 確実 に しとめ た はず … 》 |いま||いちげき||かくじつ||||

( ネジ ) < チャクラ を もと に し た 物質 など ねじ|||||||ぶっしつ|

柔 拳 の 前 で は 意味 を 成さ ない > じゅう|けん||ぜん|||いみ||なさ|

( 鬼 童 丸 ) 《 柔 拳 … そう か 死に際 に 最後 の チャクラ を おに|わらべ|まる|じゅう|けん|||しにぎわ||さいご|||

糸 に 流し込ま れ た か ! 》 いと||ながしこま|||

♪ ~

( カラス の 鳴き声 ) ||なきごえ

( ネジ ) 《 8 羽 … 。 ねじ|はね

また 1 羽 見え なかった … 》 |はね|みえ|

( ネジ ) 《 ヤツ は … 》 ねじ|やつ|

( 鬼 童 丸 ) 《 くっ … 臓器 の いく つ か が 損傷 し た 。 おに|わらべ|まる||ぞうき||||||そんしょう||

が どう に か 動 ける ! 》 ||||どう|

ハァ ハァ ハァ … 。

( ネジ ) < 落ちこぼれ め > ねじ|おちこぼれ|

< 言った だ ろ 俺 は … いった|||おれ|

諦め が 悪 ぃ ん だ って … > あきらめ||あく||||

< フン 。 ふん

どう し て そこ まで 自分 の 運命 に 逆ら お う と する ? > |||||じぶん||うんめい||さから||||

< 落ちこぼれ だ と … おちこぼれ||

言わ れ た から だ ! > いわ||||

< お前 が 無理 だっ つう なら もう 何 も し なく て いい ! おまえ||むり|||||なん|||||

俺 が 火影 に なって から おれ||ほかげ|||

日向 を 変え て やる よ ! > ひゅうが||かえ|||

( ネジ ) < お前 の 得意 忍術 か … 。 ねじ|おまえ||とくい|にんじゅつ|

うかつ だった … >

< 分身 の 術 は ぶんしん||じゅつ|

俺 の いちばん 苦手 な 忍術 だった ん だ > おれ|||にがて||にんじゅつ|||

< 運命 が どう と か 変わ れ ねえ と か うんめい|||||かわ||||

そんな つま ん ねえ こと メソメソ 言って ん じゃ ねえ よ 。 |||||めそめそ|いって||||

お前 は 俺 と 違って おまえ||おれ||ちがって

落ちこぼれ じゃ ねえ ん だ から > おちこぼれ|||||

( ネジ ) 《 ナルト ! 》 ねじ|

( キバ ) これ で 俺 たち 3 人 に な っち まっ た な 。 |||おれ||じん||||||

そんな こと 気 に す ん な よ 。 ||き|||||

チョウジ も ネジ も すぐ に 追いつく ! ||ねじ||||おいつく

チョウジ は 切り札 持って たし ||きりふだ|もって|

ネジ は 一 度 中 忍 試験 で 戦った から 分かる ん だ 。 ねじ||ひと|たび|なか|おし|しけん||たたかった||わかる||

何 が ? なん|

あいつ は

ホント の 天才 だって ば よ ! ほんと||てんさい|||

( ネジ ) 《 負ける わけ に は いか ない ! ねじ|まける|||||

俺 より も はるか に 強い 敵 だ ろ う と … おれ|||||つよい|てき||||

この 身 が 朽ちよ う と も … |み||くちよ|||

負ける わけ に は いか ない ! 》 まける|||||

( ネジ ) 《 負け られ ない 理由 が ねじ|まけ|||りゆう|

俺 に は ある ! 》 おれ|||

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 チッ 今回 は てこず っち まっ た ぜ よ 》 おに|わらべ|まる||こんかい|||||||

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 遊び 過ぎ … 》 おに|わらべ|まる|あそび|すぎ

( 鬼 童 丸 ) あっ ! おに|わらべ|まる|

ハァ ~ !

( 鬼 童 丸 ) う わ ~ ! おに|わらべ|まる||

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) う ぅ ! おに|わらべ|まる||

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) 《 チャクラ が 練れ ない … 》 おに|わらべ|まる|||ねれ|

( 鬼 童 丸 ) なぜ だ … 即死 の はず だ ! おに|わらべ|まる|||そくし|||

なぜ 生き て いる ! ? |いき||

( ネジ ) どうせ よけ 切れ は し ない の だ から な 。 ねじ|||きれ|||||||

だから わざと 受ける 覚悟 が 決まった 。 ||うける|かくご||きまった

そして 俺 は お前 より も ずっと 俺 の 弱点 を 知って い た 。 |おれ||おまえ||||おれ||じゃくてん||しって||

( ネジ ) 《 8 羽 … だった か ? 》 ねじ|はね||

( ネジ ) この 白 眼 に は 死角 が ある 。 ねじ||しろ|がん|||しかく||

しかし お前 の 攻撃 が そこ から しか 来 ない こと が 分かれ ば |おまえ||こうげき|||||らい||||わかれ|

その 死角 だけ に チャクラ を 放出 し 攻撃 を 感知 。 |しかく|||||ほうしゅつ||こうげき||かんち

僅か 数 cm 狙い を 外す だけ の 動き を する の は わずか|すう||ねらい||はずす|||うごき||||

さほど 難しく は ない 。 |むずかしく||

重傷 は 負う が 即死 は 避け られる 。 じゅうしょう||おう||そくし||さけ|

ハァ ハァ … 。

ヘッヘヘ … わざと 受け た の か 。 ||うけ|||

死ぬ こと に は 変わり ねえ って の に 。 しぬ||||かわり||||

どう し て そこ まで できる ?

( ネジ ) お前 は ねじ|おまえ|

今 まで 戦った 敵 の 中 で いちばん 強い 。 いま||たたかった|てき||なか|||つよい

だが 俺 に は 負け られ ない 理由 が ある 。 |おれ|||まけ|||りゆう||

( ネジ ) 俺 が 今 まで に 戦った ねじ|おれ||いま|||たたかった

すべて の 者 の 中 で いちばん 強い ヤツ が ||もの||なか|||つよい|やつ|

俺 に こう 言って くれ た 。 おれ|||いって||

( ネジ ・ ナルト ) 「 お前 は 俺 と 違って 落ちこぼれ なんか じゃ ない 」。 ねじ||おまえ||おれ||ちがって|おちこぼれ|||

( ネジ ) … と な 。 ねじ||

( ネジ ) 俺 は 常に 天才 と 呼ば れ て き た 。 ねじ|おれ||とわに|てんさい||よば||||

だから 負ける わけ に は いか ない 。 |まける|||||

凡小 な 俺 を ぼんしょう||おれ|

天才 と 信じ て いる あいつ ら の ため に も な 。 てんさい||しんじ|||||||||

♪ ~

( ネジ ) フッ … 「 雑魚 キャラ は すぐ に やら れる 運命 だ 」。 ねじ||ざこ|||||||うんめい|

お前 は そう 言った な 。 おまえ|||いった|

♪ ~

ぐ っ ! はっ !

♪ ~

( ネジ ) この 状況 を 見ろ 。 ねじ||じょうきょう||みろ

♪ ~

( ネジ ) 運命 なんて ねじ|うんめい|

誰 か が 決める もん じゃ ない ! だれ|||きめる|||

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) どう だ か な ? おに|わらべ|まる||||

お前 も 死に そう じゃ ねえ かよ 。 おまえ||しに||||

♪ ~

( ヒザシ ) < ネジ お前 は 生きろ 。 |ねじ|おまえ||いきろ

お前 は 一族 の 誰 より も 日向 の 才 に 愛さ れ た 男 だ > おまえ||いちぞく||だれ|||ひゅうが||さい||あいさ|||おとこ|

( ネジ ) ぐ っ … ! ねじ||

俺 は … そう 簡単 に は 死 ね ない ん だ よ 。 おれ|||かんたん|||し|||||

ヘッ 強 がって も |つよ||

もう 流れ を 止める こと は でき や し ねえ ぜ よ 。 |ながれ||とどめる||||||||

サスケ 様 は 己 から 望 ん で 音 へ 走った 。 さすけ|さま||おのれ||のぞみ|||おと||はしった

ハァ ハァ … 。

( ネジ ) < サスケ は 今 闇 の 中 に いる > ねじ|さすけ||いま|やみ||なか||

( ネジ ) ハァ ハァ ハァ … 。 ねじ|||

( ネジ ) いや 。 ねじ|

< ナルト 。

お前 は 俺 より いい 眼 を 持って る > おまえ||おれ|||がん||もって|

サスケ を 闇 から 見つけ出し さすけ||やみ||みつけだし

救い 出 せる ヤツ が いる 。 すくい|だ||やつ||

( 鬼 童 丸 ) ヘッサスケ 様 は 大 蛇 丸 様 の もの だ 。 おに|わらべ|まる||さま||だい|へび|まる|さま|||

( 鬼 童 丸 ) たとえ 誰 で あって も 救い出せ は … 。 おに|わらべ|まる||だれ||||すくいだせ|

( ネジ ) 出 せる さ ! ねじ|だ||

ハァ ハァ … 。

( ネジ ) 《 なぜ なら ねじ||

ナルト お前 は … 》 |おまえ|

( ネジ ) 《 俺 を 闇 の 中 から 救い出し た ! 》 ねじ|おれ||やみ||なか||すくいだし|

ぐ っ … が っ !

最後 まで ざ れ 言 を … 。 さいご||||げん|

う っ ! ぐ は っ !

( 鬼 童 丸 ) 《 とはいえ … おに|わらべ|まる|

ここ まで 追い込ま れ た の は 君 麻 呂 以来 だ ぜ 》 ||おいこま|||||きみ|あさ|ろ|いらい||

ハァ … 。

( ネジ ) ハァ ハァ … 。 ねじ||

( 鬼 童 丸 ) 《 チク ショウ が … 》 おに|わらべ|まる||しょう|

( 鼓動 ) こどう

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

( ネジ ) 《 みんな … 》 ねじ|

♪ ~

( ネジ ) 《 後 は … ねじ|あと|

頼 ん だ ぞ … 》 たの|||

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ はじめて 君 と しゃべった |きみ||

♪ 君 は 笑って くれ た きみ||わらって||

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た |きみ||||

♪ 僕 の この 言葉 で ぼく|||ことば|

♪ 僕 なんか が しゃべり かけ たら ぼく|||||

♪ 迷惑 に 思う か な めいわく||おもう||

♪ そんな 不安 を 抱え て |ふあん||かかえ|

♪ 勇気 を 出し て み た よ ゆうき||だし||||

♪ うまく しゃべ れ ない 僕 の ||||ぼく|

♪ 不器用 な 話 ぶきよう||はなし

♪ 君 は 耳 を そらさ ず に きみ||みみ||||

♪ ちゃんと 聞い て くれ た よ |ききい||||

♪ それ だけ で 僕 は |||ぼく|

♪ 浮かれ て しまう の さ うかれ||||

♪ だけど 君 は 僕 なんて |きみ||ぼく|

♪ 何 と も 思って ない よ ね なん|||おもって|||

♪ 切ない よ だ けど せつない|||

♪ はじめて 君 と しゃべった |きみ||

♪ 君 は 笑って くれ た きみ||わらって||

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た |きみ||||

♪ 僕 の この 言葉 で ぼく|||ことば|

♪ はじめて 君 と しゃべった |きみ||

♪ 君 が 笑って くれ た きみ||わらって||

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た |きみ||||

♪ 僕 の この 言葉 で ぼく|||ことば|

♪ はじめて 君 と しゃべった |きみ||

♪ ~

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) 〈 や っほ ~ ! あか|まる|||こえ|||

敵 さん かなり 近く に いる ぜ ! 〉 てき|||ちかく|||

〈 よっ しゃ ! このまま 一気に 追いつく って ば よ ! 〉 |||いっきに|おいつく|||

( シカマル ) 〈 人数 で いや こっち が 上 だ うまく すりゃ 次 で 奪い 返 せる ぜ 〉 |にんずう|||||うえ||||つぎ||うばい|かえ||

( キバ ) 〈 おう ! 4 対 2 と も なりゃ 負ける 気 が し ねえ ! 〉 ||たい||||まける|き|||

〈 4 対 2 ? 〉 ( キバ ) 〈 相手 の 倍 だ ぜ ! 〉 たい||あいて||ばい||

〈 なぁ なぁ 俺 ら 4 人 も い た っけ か ? 〉 ||おれ||じん|||||

( キバ ) 〈 アホ か お前 は ! 俺 赤 丸 シカマル お前 。 |||おまえ||おれ|あか|まる||おまえ

ど っ から どう 数え て も 4 人 じゃ ねえ か ! 〉 ||||かぞえ|||じん|||

( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||こえ