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ナルト, Naruto Episode 11

Naruto Episode 11

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ( Come On ! )

♪ ~

♪ 追わ れる よう に

♪ 急 い で いる

♪ 渇 い た 胸 が

♪ かり たてる の さ

♪ 誰 の ため で なく

♪ 誰 の もの で なく

♪ 俺 たち の いま が

♪ ~

♪ 痛み ほどき 心 ほどき

♪ 影 を ほどき

♪ 息 を つめ て 走りぬけろ

♪ 闇 を 裂 い て

♪ ~

♪ 闘う こと も

♪ 愛し あう こと も

♪ 終わり は し ない

♪ On The Way

♪ ~

♪ I Wanna ROCKS

♪ 胸 に ROCKS

( サクラ の あくび )

( タズナ ) 1 人 で 暇 そう じゃ な 。

ん ?

( タズナ ) あの 金髪 小僧 と スカ し た 小僧 は どう し た ?

木 登り の 修業 中 。 ( タズナ ) お前 は いい の か ?

私 は 優秀 だ から 。

カカシ 先生 が おじさん の 護衛 を しろ って 。

ホント か ? 《 何 よ ~ ! ? 》

( タズナ ) よっ と 。 ( ギイチ ) ちょっと いい か ? タズナ 。

( タズナ ) あっ ? どう し た ? ギイチ 。

( ギイチ ) あぁ それ が … いろいろ 考え て み た ん だ が

橋 作り 俺 降ろさ せ て もらって いい か ?

な … 何で じゃ ! ? そんな 急 に … お前 まで !

タズナ あんた と は 昔ながら の 縁 だ 。

協力 は し たい が むちゃ を する と

俺 たち まで ガトー に 目 を 付け られ ち まう 。

ん ~。

それ に お前 が 殺さ れ ち まったら 元 も 子 も ねえ 。

( ギイチ ) ここ ら で やめ に し ねえ か ? 橋 作り も 。

( タズナ ) そう は い かね えよ 。 ( ギイチ ) えっ ?

( タズナ ) この 橋 は わし ら の 橋 じゃ 。

資源 の 少ない 超 貧しい 波 の 国 に

物流 と 交通 を もたらし て くれる と 信じ て

町 の みんな で 作って き た 橋 じゃ 。

けど 命 まで 取ら れ たら … 。

( タズナ ) もう 昼 じゃ な きょう は ここ まで に しよ う 。

( ギイチ ) タズナ !

ギイチ 次 から は もう 来 なく て いい 。

( ナルト ) く っそ ~ ! ハァ ハァ … 。

一体 何 だって ば よ ~ ! ?

( サスケ ) ハァ ハァ ハァ … 。

ん っ !

《 お前 だけ に は 負け ねえ ! 》

( サスケ ・ ナルト ) は ぁ ~ !

ハァ ハァ ハァ … 。

ねぇ どこ に 行く の ?

帰り に 夕飯 の 材料 を 頼ま れ とった から な 。

( 男性 ) 泥棒 ~ !

あ … 。

《 何 な の ? この 町 》

( タズナ ) ここ じゃ 。

( 店員 ) いらっしゃい 。

《 ほとんど 何も ない じゃ ない 》

( 男 ) フフ … 。

う わ ~ ! 痴漢 ~ ! ( 男 ) ど わ ~ !

ち … 違 っ … 。

( タズナ ) や ぁ ~ さっき は 超 びっくり し た ぞい 。

どう なって ん の ? この 町 。

《 また ! ? 》

ちょっと ! あん … た … 。

えっ ?

( アゲハ ) 頂 戴 フフッ 。

エヘッ 。

あっ … はい 。

う わ ~ !

ありがとう 。

( タズナ ) ガトー が 来 て から この ざま じゃ 。

ここ で は 大人 たち は みんな ふ ぬけ に な っち まっ た 。

だから 今 あの 橋 が 必要 な ん じゃ 。

勇気 の 象徴 … 。

無抵抗 を 決め込 ん だ 国 の 人々 に

もう 一 度 逃げ ない 心 を 取り戻さ せる ため に 。

あの 橋 さえ … 。

あの 橋 さえ 出来 れ ば … 。

町 は また あの ころ に 戻 れる 。

みんな 戻って くれる !

《 サスケ 君 … ナルト … 》

タァ ~ ! ハァ ハァ ハァ … 。

ん ! ?

ハァ ハァ ハァ … 。

《 くそ くそ ! サスケ の ヤツ まだ 登って や がる って ば よ ! 》

あっ … う っ !

《 くそ … だんだん 追いつか れ てん な 》

《 チック ショ ~ ! … って ダメ ダメ 。

サスケ なんか に 気 を 取ら れ て 精神 が 乱れる って ば よ 》

< あの さ … あの さ コツ 教え て くん ない ? >

< えっ ? >

< サスケ に は ないしょ で さ ねっ ねっ >

< いい ? チャクラ って の は 精神 エネルギー を 使う ん だ から

気 を 張り 過ぎ たり 躍起 に なっちゃ ダメ よ 。

絶え ず 一定 量 の チャクラ を 足 の 裏 に 集める よう に

リラックス し て 木 に 集中 する の よ >

《 集中 集中 。

よ ~ し いい 感じ だって ば よ !

よし 行 ける ! 》

おい ナルト ! ダァ ~ !

も う ~ ! 何 な ん だって ば よ ! ? お前 は !

集中 し て ん のに 邪魔 す ん な !

そ … その … 何 だ … 。

えっ ? 何 だ よ ?

《 こいつ が 俺 に 話しかける なんて 珍しい な 》

こ … この 前 サクラ に コツ 聞い て たよ な 。

お前 に 何て 言って た ?

ん ? フフ ~。

教え な ~ い 。

な っ ! ?

♪ ~

( タズナ ) いや ~ 超 楽しい わ い !

こんなに 大勢 で 食事 する の は 久しぶり じゃ な 。

お代わり !

( サスケ ・ ナルト ) う っ … ウェ ~ !

吐く ん なら 食べる の やめ なさい よ !

いや … 食う 。

我慢 し て でも 食わ なきゃ 。

早く 強く なん なきゃ な ん ねえ ん だ から 。

( カカシ ) うん うん けど 吐く の は 違う ぞ 。

あの … 何で 破れ た 写真 なんか 飾って る ん です か ?

イナリ 君 食事 中 ずっと これ 見 て た けど

この 破れ た とこ 何 か 写って い た 誰 か を

意図 的 に 破った って 感じよ ね 。

( ツナミ ) 夫 よ 。

かつて 町 の 英雄 と 呼ば れ た 男 じゃ 。

( ツナミ ) イナリ どこ 行く の ?

父さん ! イナリ の 前 で は あの 人 の 話 は し ない で って いつも … 。

もう !

イナリ 君 どう し た って いう の ?

( カカシ ) 何 か 訳 あり の よう です ね 。

イナリ に は 血 の つながら ない 父親 が い た 。

超 仲 が よく 本当 の 親子 の よう じゃ った 。

( タズナ ) あの ころ の イナリ は 本当 に よく 笑う 子 じゃ った 。

しかし … 。

( タズナ ) しかし …

イナリ は 変わって しまった ん じゃ 。

父親 の あの 事件 以来 。

この 島 の 人間 そして イナリ から 「 勇気 」 と いう ことば は

永遠 に 奪い取ら れ て しまった の じゃ 。

あの 日 あの 事件 を きっかけ に 。

( カカシ ) あの 事件 ? イナリ 君 に 何 が あった ん です ?

その 事件 を 説明 する に は まず

この 国 で 英雄 と 呼ば れ た 男 の こと から

話 さ に ゃあ なら ん だ ろ う 。 英雄 ?

3 年 ほど 前 の こと じゃ 。

イナリ と その 男 は 出会った 。

( イナリ ) < ポチ ! ポチ ! >

( ポチ の ほえ 声 )

( アカネ ) < 違う ! こいつ の 名前 は シューティング ・ スター 。

きょう から 俺 の 犬 だ >

< シュ ー ティング ・ スタ ー じゃ ない ! 僕 の ポチ だ 返せ !

ポチ は 僕 の 友達 な ん だ 誰 が お前 なんか に やる もん か !

う っ ! >

< うる せ ぇ ! > ( ポチ の 鳴き声 )

( アカネ ) < フン ! > ( ポチ の 鳴き声 )

( イナリ ) < あっ !

ポチ ! > ( ポチ の ほえ 声 )

( アカネ ) < お前 が おとなしく 渡さ ない から だ ぜ 。

もう あんな 犬 どう で も いい さ 。

おい 放し て やれ >

< 何て こと す ん だ ! ポチ を 殺す 気 か ! ? >

< フン ! お前 の 大切 な 犬 っこ ろ な ん だ ろ ?

助け て やれ よ 早く >

< う ぅ … >

< どう し た よ ? ほら 。

ポチ が 死 ん で も いい の か よ ? >

( ポチ の 鳴き声 )

( 鳴き声 )

( イナリ ) 《 死 ん で いい わけ ある か !

僕 の たった 一 人 の 友達 な ん だ ぞ 。

でも …

でも … 。

ごめん ポチ ! 僕 泳 げ ない ん だ 》

< ほら 飼い主 なら 飛び込 ん で みろ よ ! >

( イナリ ) < う わ ! >

< あっ … >

( 男の子 ) < マズ い っす よ アカネ さん こいつ 泳 げ なかったら … >

< あっ … 助け て ! >

< ほっとけ > ( 男の子 ) < でも … >

< 何なら 今度 は

お前 が イナリ を 助け に 行く か ? >

( イナリ ) 《 し … 死に たく ない ! だ … 誰 か 助け て ! 》

( ポチ の 鳴き声 ) ( イナリ ) < ポ … ポチ !

ポチ ~ ! >

( タズナ ) 超 余談 で ある が

ポチ は この 時 犬 かき を 覚え た ん じゃ 。

< ポチ ~ ! >

( ほえ 声 ) ( アカネ ) < あっ !

シューティング ・ スター が 逃げ た ぞ 追え ! >

( 男の子 ) < うん ! >

< ぶ は っ … う っ … >

( イナリ ) 《 あぁ … 苦しい 。

もう ダメ だ … 僕 は … 》

< あぁ … >

( カイザ ) < 気 が 付い た か ? 坊主 >

< あっ ! >

( カイザ ) < あいつ ら 俺 が もろ 叱 っと い て やった から な 。

ほら 食え ! >

( イナリ ) 《 神様 ? あぁ … 》

< おじちゃん が 僕 を 助け て くれ た の ? >

< いい から 食え ! まず は それ から だ >

( カイザ ) < そう か 犬 に も 裏切ら れ た か 。

俺 の 国 じゃ 犬 って の は

もろ 義理堅い 生き物 じゃ けど な 。

ま ぁ お前 の ほう が 先 に

犬 の 信頼 を 裏切った ん じゃ しかた ねえ な >

< 怖く て 体 が 動か なかった ん だ >

< 助け て あげ たく って … 。

でも 僕 に は 勇気 が ない から … >

( カイザ ) < そりゃ そう だ 。

お前 ぐらい の 子 なら 誰 だって 怖い に 決まって る 。

でも な 坊主 これ だけ は 覚え て おけ >

< えっ ? >

< 男 なら 後悔 し ない 生き 方 を 選べ >

< えっ ? >

< 自分 に とって 本当 に 大切 な もの は

つらく て も 悲しく て も 頑張って 頑張って

たとえ 命 を 失う よう な こと が あった って

この 両腕 で 守り 通す ん だ ! >

名 を カイザ と いい

国 外 から 夢 を 求め て

この 島 に やって 来 た 漁師 じゃ った 。

それ 以来 イナリ は カイザ に 懐く よう に なった 。

物心 の つか ぬ うち に

本当 の 父親 を 亡くし た せい も ある ん じゃ ろ う が

いつも 金魚 の ふん み たい に くっ つい て

まるで 親子 の よう に … 。

そんな カイザ が 家族 の 一員 に なる のに

そう 時間 は かから なかった 。

そして カイザ は この 町 に も 必要 な 男 じゃ った 。

( 男性 1 ) < た … 大変 だ ! カイザ さん !

この 雨 で 川 の せき が 開 い ち まって !

このまま だ と D 地区 が つか っち まう ! >

< 何 ! ? > ( イナリ ) < 父ちゃん ! >

< イナリ 奥 行って ロープ を ! > ( イナリ ) < うん ! >

( 男性 2 ) < ダメ だ ! ロ ー プ を 掛けて 引っ張る しか ねえ が ! >

( 男性 3 ) < むちゃ 言う な ! どう やって ロープ を 掛ける ! ?

こんな 激流 の 中 に 入 っち まっ たら 死 ん じ まう ぞ ! >

( 男性 2 ) < けど グズグズ し て たら D 地区 が 全滅 だ ! どう し たら … >

( カイザ ) < 俺 が やる >

( 男性 2 ) < むちゃ だ やめろ ! >

( 男性 3 ) < いくら お前 でも ダメ じゃ ! >

< 父ちゃん > ( カイザ ) < 心配 す ん な 。

父ちゃん は 無敵 だ 。

父ちゃん は イナリ の いる この 町 が 大好き だ から な >

( カイザ ) 《 自分 に とって 本当 に 大切 な もの は … 》

( カイザ ) 《 たとえ 命 を 失 お う と … 》

( カイザ ) 《 この 両腕 で 守り 通す ん だ ! 》

< 父ちゃん 頑張れ ~ ! >

( 男性 4 ) < やった ! ロープ が … ロープ が 掛かった ぞ ! >

( 男性 5 ) < よし みんな で 引け ! > ( 男性 たち ) < お ~ ! >

それ から じゃ 国 の 人々 は カイザ を ヒーロー と 呼び

イナリ に とって カイザ は

胸 を 張って 誇 れる 父親 に なった ん じゃ 。

ガトー が この 国 に 目 を 付け た の は そんな ころ じゃ 。

そして ある 日 の 夜 … 。

( 棒 で たたく 音 ) ( カイザ ) < う っ ! う っ !

( 棒 で たたく 音 ) う っ !

う っ !

う っ ! >

( ガト ー ) < 聞い た ぞ その 腕 で この 町 を 守る ん だって な ? >

< う っ ! >

< チッ … や れる もん なら やって みろ ! >

( 男 1 ) < そ ~ ら ! > ( カイザ ) < う わ ! >

( 男 2 ) < ヘヘ ヘヘ … > ( 男 3 ) < ハハハハ … >

( 男 2 ・ 男 3 ) < ん ~ や ぁ ~ ! >

( カイザ ) < あ ~ ! >

( ガト ー ) < いい か ! この 男 は わが ガト ー コ ー ポレ ー ション の 政策 に

武力 を もって 抵抗 し この 国 の 秩序 を 乱し た 。

よって これ より 処刑 する ! >

< 二 度 と こんな つまら ぬ こと が 起き ぬ よう

私 も 願う ばかり で ある >

< 父ちゃん ! > ( ギイチ ) < よせ イナリ >

( 泣き声 )

< やれ >

< 父ちゃん … う っ … >

< 父 ちゃ ~ ん ! >

( イナリ ) < 言った じゃ ない か >

( イナリ ) < 僕 を … 国 の 人 を … >

( イナリ の 泣き声 )

( イナリ ) < その 両腕 で 守る って

言った じゃ ない か !

父ちゃん の うそつき … >

( タズナ ) それ 以来 イナリ は 変わって しまった 。

そして ツナミ も 町民 も な 。

< フッ ヒーロー なんて ばっ かみ たい 。

そんな の いる わけ ない じゃ ん >

( イナリ の 泣き声 )

う っ 痛 っ 。

何 やって ん の ? ナルト 。

( カカシ ) 修業 なら きょう は やめ とけ 。

チャクラ の 練り 過ぎ だ 。

これ 以上 動く と 死ぬ ぞ 。

証明 し て やる 。

ん ? 何 を ?

この 俺 が この世 に ヒーロー が いる って こと を … 。

証明 し て やる !

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ Cultivate your hunger

♪ before you idealize

♪ Motivate your anger to

♪ make them realize

♪ Climbing the mountain .

♪ Never coming down ?

♪ Break in to the contents .

♪ Never falling down

♪ ~

♪ My knee is still shakinglike I was twelve

♪ Sneaking out the class roomby the back door

♪ A man railed at me twicebut I didn ' t care

♪ Waiting is wasting

♪ for people like me

♪ Don ' t try to live so wise .

♪ Don ' t cry

♪ coz you ' re so right .

♪ Don ' t dry with

♪ fakes or fears .

♪ Coz you will hate yourselfin the end .

♪ ~

♪ Don ' t try to live so wise .

♪ Don ' t crycoz you ' re so right .

♪ Don ' t dry withfakes or fears .

♪ Coz you will hate yourselfin the end .

♪ Don ' t try to live so wise .

♪ Don ' t cry coz

♪ you ' re so right .

♪ Don ' t dry

〈 ん ? 姉ちゃん 何 か 用 ?

俺 って ば 今 修業 中 。

再 不 斬 が いつ 襲って くる か 分か ん ねえ から な 。

大切 な 人 の ため に 強く な れる って よく 分かる 。

だから 俺 って ば もっと もっと 強く なる ん だ 。

この世 に ヒ ー ロ ー が いる って こと を イナリ に 見せ て やる ! 〉

〈 俺 って ば また 活躍 し ちゃ う って ば よ ! 〉


Naruto Episode 11 Naruto Episode 11 Naruto Episode 11 Наруто Эпизод 11 火影忍者 第 11 集

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ( Come On ! )

♪ ~

♪ 追わ れる よう に おわ||| ♪ Be chased

♪ 急 い で いる きゅう||| ♪ I'm in a hurry

♪ 渇 い た 胸 が かわ|||むね|

♪ かり たてる の さ

♪ 誰 の ため で なく だれ||||

♪ 誰 の もの で なく だれ||||

♪ 俺 たち の いま が おれ||||

♪ ~

♪ 痛み ほどき 心 ほどき いたみ||こころ|

♪ 影 を ほどき かげ||

♪ 息 を つめ て 走りぬけろ いき||||はしりぬけろ

♪ 闇 を 裂 い て やみ||さ||

♪ ~

♪ 闘う こと も たたかう||

♪ 愛し あう こと も あいし|||

♪ 終わり は し ない おわり|||

♪ On The Way

♪ ~

♪ I Wanna ROCKS

♪ 胸 に ROCKS むね||

( サクラ の あくび )

( タズナ ) 1 人 で 暇 そう じゃ な 。 |じん||いとま||| ( Tazuna ) You look like you're bored all by yourself.

ん ?

( タズナ ) あの 金髪 小僧 と スカ し た 小僧 は どう し た ? ||きんぱつ|こぞう|||||こぞう||||

木 登り の 修業 中 。 ( タズナ ) お前 は いい の か ? き|のぼり||しゅぎょう|なか||おまえ||||

私 は 優秀 だ から 。 わたくし||ゆうしゅう||

カカシ 先生 が おじさん の 護衛 を しろ って 。 |せんせい||||ごえい|||

ホント か ? 《 何 よ ~ ! ? 》 ほんと||なん|

( タズナ ) よっ と 。 ( ギイチ ) ちょっと いい か ? タズナ 。

( タズナ ) あっ ? どう し た ? ギイチ 。

( ギイチ ) あぁ それ が … いろいろ 考え て み た ん だ が |||||かんがえ||||||

橋 作り 俺 降ろさ せ て もらって いい か ? きょう|つくり|おれ|おろさ|||||

な … 何で じゃ ! ? そんな 急 に … お前 まで ! |なんで|||きゅう||おまえ|

タズナ あんた と は 昔ながら の 縁 だ 。 ||||むかしながら||えん|

協力 は し たい が むちゃ を する と きょうりょく||||||||

俺 たち まで ガトー に 目 を 付け られ ち まう 。 おれ|||||め||つけ||| Gato has his eyes on us, too.

ん ~。

それ に お前 が 殺さ れ ち まったら 元 も 子 も ねえ 。 ||おまえ||ころさ||||もと||こ|| If they kill you, you'll have nothing to lose.

( ギイチ ) ここ ら で やめ に し ねえ か ? 橋 作り も 。 |||||||||きょう|つくり| (Giichi) Let's stop here, shall we? Even building bridges.

( タズナ ) そう は い かね えよ 。 ( ギイチ ) えっ ?

( タズナ ) この 橋 は わし ら の 橋 じゃ 。 ||きょう|||||きょう|

資源 の 少ない 超 貧しい 波 の 国 に しげん||すくない|ちょう|まずしい|なみ||くに|

物流 と 交通 を もたらし て くれる と 信じ て ぶつりゅう||こうつう||||||しんじ|

町 の みんな で 作って き た 橋 じゃ 。 まち||||つくって|||きょう|

けど 命 まで 取ら れ たら … 。 |いのち||とら||

( タズナ ) もう 昼 じゃ な きょう は ここ まで に しよ う 。 ||ひる|||||||||

( ギイチ ) タズナ !

ギイチ 次 から は もう 来 なく て いい 。 |つぎ||||らい|||

( ナルト ) く っそ ~ ! ハァ ハァ … 。

一体 何 だって ば よ ~ ! ? いったい|なん|||

( サスケ ) ハァ ハァ ハァ … 。

ん っ !

《 お前 だけ に は 負け ねえ ! 》 おまえ||||まけ|

( サスケ ・ ナルト ) は ぁ ~ !

ハァ ハァ ハァ … 。

ねぇ どこ に 行く の ? |||いく|

帰り に 夕飯 の 材料 を 頼ま れ とった から な 。 かえり||ゆうはん||ざいりょう||たのま|||| I was asked to pick up ingredients for dinner on my way home.

( 男性 ) 泥棒 ~ ! だんせい|どろぼう

あ … 。

《 何 な の ? この 町 》 なん||||まち

( タズナ ) ここ じゃ 。

( 店員 ) いらっしゃい 。 てんいん|

《 ほとんど 何も ない じゃ ない 》 |なにも|||

( 男 ) フフ … 。 おとこ|

う わ ~ ! 痴漢 ~ ! ( 男 ) ど わ ~ ! ||ちかん|おとこ||

ち … 違 っ … 。 |ちが|

( タズナ ) や ぁ ~ さっき は 超 びっくり し た ぞい 。 |||||ちょう||||

どう なって ん の ? この 町 。 |||||まち

《 また ! ? 》

ちょっと ! あん … た … 。

えっ ?

( アゲハ ) 頂 戴 フフッ 。 |いただ|たい|

エヘッ 。

あっ … はい 。

う わ ~ !

ありがとう 。

( タズナ ) ガトー が 来 て から この ざま じゃ 。 |||らい|||||

ここ で は 大人 たち は みんな ふ ぬけ に な っち まっ た 。 |||おとな||||||||||

だから 今 あの 橋 が 必要 な ん じゃ 。 |いま||きょう||ひつよう|||

勇気 の 象徴 … 。 ゆうき||しょうちょう

無抵抗 を 決め込 ん だ 国 の 人々 に むていこう||きめこ|||くに||ひとびと|

もう 一 度 逃げ ない 心 を 取り戻さ せる ため に 。 |ひと|たび|にげ||こころ||とりもどさ|||

あの 橋 さえ … 。 |きょう|

あの 橋 さえ 出来 れ ば … 。 |きょう||でき||

町 は また あの ころ に 戻 れる 。 まち||||||もど|

みんな 戻って くれる ! |もどって|

《 サスケ 君 … ナルト … 》 さすけ|きみ|

タァ ~ ! ハァ ハァ ハァ … 。

ん ! ?

ハァ ハァ ハァ … 。

《 くそ くそ ! サスケ の ヤツ まだ 登って や がる って ば よ ! 》 ||さすけ||やつ||のぼって|||||

あっ … う っ !

《 くそ … だんだん 追いつか れ てん な 》 ||おいつか|||

《 チック ショ ~ ! … って ダメ ダメ 。 |||だめ|だめ

サスケ なんか に 気 を 取ら れ て 精神 が 乱れる って ば よ 》 さすけ|||き||とら|||せいしん||みだれる||| Sasuke, you're distracting me, and it's disturbing my mind.

< あの さ … あの さ コツ 教え て くん ない ? > ||||こつ|おしえ|||

< えっ ? >

< サスケ に は ないしょ で さ ねっ ねっ > さすけ|||||||

< いい ? チャクラ って の は 精神 エネルギー を 使う ん だ から |||||せいしん|えねるぎー||つかう|||

気 を 張り 過ぎ たり 躍起 に なっちゃ ダメ よ 。 き||はり|すぎ||やっき|||だめ|

絶え ず 一定 量 の チャクラ を 足 の 裏 に 集める よう に たえ||いってい|りょう||||あし||うら||あつめる|| Always try to concentrate a certain amount of chakra in the soles of your feet.

リラックス し て 木 に 集中 する の よ > りらっくす|||き||しゅうちゅう|||

《 集中 集中 。 しゅうちゅう|しゅうちゅう

よ ~ し いい 感じ だって ば よ ! |||かんじ|||

よし 行 ける ! 》 |ぎょう|

おい ナルト ! ダァ ~ !

も う ~ ! 何 な ん だって ば よ ! ? お前 は ! ||なん||||||おまえ|

集中 し て ん のに 邪魔 す ん な ! しゅうちゅう|||||じゃま|||

そ … その … 何 だ … 。 ||なん|

えっ ? 何 だ よ ? |なん||

《 こいつ が 俺 に 話しかける なんて 珍しい な 》 ||おれ||はなしかける||めずらしい|

こ … この 前 サクラ に コツ 聞い て たよ な 。 ||ぜん|さくら||こつ|ききい|||

お前 に 何て 言って た ? おまえ||なんて|いって|

ん ? フフ ~。

教え な ~ い 。 おしえ||

な っ ! ?

♪ ~

( タズナ ) いや ~ 超 楽しい わ い ! ||ちょう|たのしい||

こんなに 大勢 で 食事 する の は 久しぶり じゃ な 。 |おおぜい||しょくじ||||ひさしぶり|| It's been a long time since we've had a meal with this many people.

お代わり ! おかわり

( サスケ ・ ナルト ) う っ … ウェ ~ !

吐く ん なら 食べる の やめ なさい よ ! はく|||たべる|||| If you're going to throw up, stop eating!

いや … 食う 。 |くう

我慢 し て でも 食わ なきゃ 。 がまん||||くわ| I'll have to be patient and eat it.

早く 強く なん なきゃ な ん ねえ ん だ から 。 はやく|つよく||||||||

( カカシ ) うん うん けど 吐く の は 違う ぞ 。 ||||はく|||ちがう|

あの … 何で 破れ た 写真 なんか 飾って る ん です か ? |なんで|やぶれ||しゃしん||かざって||||

イナリ 君 食事 中 ずっと これ 見 て た けど |きみ|しょくじ|なか|||み||| Inari, I've been watching this the whole time we've been eating.

この 破れ た とこ 何 か 写って い た 誰 か を |やぶれ|||なん||うつって|||だれ|| I want you to look at this torn hole and see who was in the picture.

意図 的 に 破った って 感じよ ね 。 いと|てき||やぶった||かんじよ|

( ツナミ ) 夫 よ 。 |おっと|

かつて 町 の 英雄 と 呼ば れ た 男 じゃ 。 |まち||えいゆう||よば|||おとこ|

( ツナミ ) イナリ どこ 行く の ? |||いく|

父さん ! イナリ の 前 で は あの 人 の 話 は し ない で って いつも … 。 とうさん|||ぜん||||じん||はなし||||||

もう !

イナリ 君 どう し た って いう の ? |きみ||||||

( カカシ ) 何 か 訳 あり の よう です ね 。 |なん||やく|||||

イナリ に は 血 の つながら ない 父親 が い た 。 |||ち||||ちちおや||| Inari had a father who was not related to her.

超 仲 が よく 本当 の 親子 の よう じゃ った 。 ちょう|なか|||ほんとう||おやこ||||

( タズナ ) あの ころ の イナリ は 本当 に よく 笑う 子 じゃ った 。 ||||||ほんとう|||わらう|こ||

しかし … 。

( タズナ ) しかし …

イナリ は 変わって しまった ん じゃ 。 ||かわって|||

父親 の あの 事件 以来 。 ちちおや|||じけん|いらい

この 島 の 人間 そして イナリ から 「 勇気 」 と いう ことば は |しま||にんげん||||ゆうき||||

永遠 に 奪い取ら れ て しまった の じゃ 。 えいえん||うばいとら|||||

あの 日 あの 事件 を きっかけ に 。 |ひ||じけん|||

( カカシ ) あの 事件 ? イナリ 君 に 何 が あった ん です ? ||じけん||きみ||なん||||

その 事件 を 説明 する に は まず |じけん||せつめい||||

この 国 で 英雄 と 呼ば れ た 男 の こと から |くに||えいゆう||よば|||おとこ|||

話 さ に ゃあ なら ん だ ろ う 。 英雄 ? はなし|||||||||えいゆう

3 年 ほど 前 の こと じゃ 。 とし||ぜん|||

イナリ と その 男 は 出会った 。 |||おとこ||であった

( イナリ ) < ポチ ! ポチ ! >

( ポチ の ほえ 声 ) |||こえ

( アカネ ) < 違う ! こいつ の 名前 は シューティング ・ スター 。 |ちがう|||なまえ|||すたー

きょう から 俺 の 犬 だ > ||おれ||いぬ|

< シュ ー ティング ・ スタ ー じゃ ない ! 僕 の ポチ だ 返せ ! |||||||ぼく||||かえせ

ポチ は 僕 の 友達 な ん だ 誰 が お前 なんか に やる もん か ! ||ぼく||ともだち||||だれ||おまえ||||| Porgy is my friend, and who is going to give him to you?

う っ ! >

< うる せ ぇ ! > ( ポチ の 鳴き声 ) |||||なきごえ

( アカネ ) < フン ! > ( ポチ の 鳴き声 ) |ふん|||なきごえ

( イナリ ) < あっ !

ポチ ! > ( ポチ の ほえ 声 ) ||||こえ

( アカネ ) < お前 が おとなしく 渡さ ない から だ ぜ 。 |おまえ|||わたさ||||

もう あんな 犬 どう で も いい さ 。 ||いぬ|||||

おい 放し て やれ > |はなし||

< 何て こと す ん だ ! ポチ を 殺す 気 か ! ? > なんて|||||||ころす|き|

< フン ! お前 の 大切 な 犬 っこ ろ な ん だ ろ ? ふん|おまえ||たいせつ||いぬ||||||

助け て やれ よ 早く > たすけ||||はやく

< う ぅ … >

< どう し た よ ? ほら 。

ポチ が 死 ん で も いい の か よ ? > ||し|||||||

( ポチ の 鳴き声 ) ||なきごえ

( 鳴き声 ) なきごえ

( イナリ ) 《 死 ん で いい わけ ある か ! |し|||||| (There's no reason why it's okay to die!

僕 の たった 一 人 の 友達 な ん だ ぞ 。 ぼく|||ひと|じん||ともだち||||

でも …

でも … 。

ごめん ポチ ! 僕 泳 げ ない ん だ 》 ||ぼく|えい||||

< ほら 飼い主 なら 飛び込 ん で みろ よ ! > |かいぬし||とびこ||||

( イナリ ) < う わ ! >

< あっ … >

( 男の子 ) < マズ い っす よ アカネ さん こいつ 泳 げ なかったら … > おとこのこ|||||あかね|||えい|| (It's not good, Akane, if he can't swim...

< あっ … 助け て ! > |たすけ|

< ほっとけ > ( 男の子 ) < でも … > |おとこのこ|

< 何なら 今度 は なんなら|こんど|

お前 が イナリ を 助け に 行く か ? > おまえ||||たすけ||いく|

( イナリ ) 《 し … 死に たく ない ! だ … 誰 か 助け て ! 》 ||しに||||だれ||たすけ|

( ポチ の 鳴き声 ) ( イナリ ) < ポ … ポチ ! ||なきごえ|||

ポチ ~ ! >

( タズナ ) 超 余談 で ある が |ちょう|よだん||| (Tazuna) On a very tangential note.

ポチ は この 時 犬 かき を 覚え た ん じゃ 。 |||じ|いぬ|||おぼえ||| That's when Porgy learned to oyster.

< ポチ ~ ! >

( ほえ 声 ) ( アカネ ) < あっ ! |こえ||

シューティング ・ スター が 逃げ た ぞ 追え ! > |すたー||にげ|||おえ

( 男の子 ) < うん ! > おとこのこ|

< ぶ は っ … う っ … >

( イナリ ) 《 あぁ … 苦しい 。 ||くるしい

もう ダメ だ … 僕 は … 》 |だめ||ぼく|

< あぁ … >

( カイザ ) < 気 が 付い た か ? 坊主 > |き||つけい|||ぼうず

< あっ ! >

( カイザ ) < あいつ ら 俺 が もろ 叱 っと い て やった から な 。 |||おれ|||しか|||||| (Kayza) <I scolded them because I scolded them.

ほら 食え ! > |くえ

( イナリ ) 《 神様 ? あぁ … 》 |かみさま|

< おじちゃん が 僕 を 助け て くれ た の ? > おじ ちゃん||ぼく||たすけ||||

< いい から 食え ! まず は それ から だ > ||くえ|||||

( カイザ ) < そう か 犬 に も 裏切ら れ た か 。 |||いぬ|||うらぎら|||

俺 の 国 じゃ 犬 って の は おれ||くに||いぬ|||

もろ 義理堅い 生き物 じゃ けど な 。 |ぎりがたい|いきもの|||

ま ぁ お前 の ほう が 先 に ||おまえ||||さき|

犬 の 信頼 を 裏切った ん じゃ しかた ねえ な > いぬ||しんらい||うらぎった|||||

< 怖く て 体 が 動か なかった ん だ > こわく||からだ||うごか|||

< 助け て あげ たく って … 。 たすけ||||

でも 僕 に は 勇気 が ない から … > |ぼく|||ゆうき|||

( カイザ ) < そりゃ そう だ 。

お前 ぐらい の 子 なら 誰 だって 怖い に 決まって る 。 おまえ|||こ||だれ||こわい||きまって|

でも な 坊主 これ だけ は 覚え て おけ > ||ぼうず||||おぼえ||

< えっ ? >

< 男 なら 後悔 し ない 生き 方 を 選べ > おとこ||こうかい|||いき|かた||えらべ

< えっ ? >

< 自分 に とって 本当 に 大切 な もの は じぶん|||ほんとう||たいせつ|||

つらく て も 悲しく て も 頑張って 頑張って |||かなしく|||がんばって|がんばって

たとえ 命 を 失う よう な こと が あった って |いのち||うしなう|||||| Even if you had to lose your life.

この 両腕 で 守り 通す ん だ ! > |りょううで||まもり|とおす|| I will protect you with both my arms! >I'll protect you with both my arms!

名 を カイザ と いい な||||

国 外 から 夢 を 求め て くに|がい||ゆめ||もとめ|

この 島 に やって 来 た 漁師 じゃ った 。 |しま|||らい||りょうし||

それ 以来 イナリ は カイザ に 懐く よう に なった 。 |いらい|||||なつく|||

物心 の つか ぬ うち に ぶっしん|||||

本当 の 父親 を 亡くし た せい も ある ん じゃ ろ う が ほんとう||ちちおや||なくし||||||||| Maybe it's because he lost his real father.

いつも 金魚 の ふん み たい に くっ つい て |きんぎょ|||||||| Always attached like a goldfish's hoofs.

まるで 親子 の よう に … 。 |おやこ|||

そんな カイザ が 家族 の 一員 に なる のに |||かぞく||いちいん|||

そう 時間 は かから なかった 。 |じかん|||

そして カイザ は この 町 に も 必要 な 男 じゃ った 。 ||||まち|||ひつよう||おとこ||

( 男性 1 ) < た … 大変 だ ! カイザ さん ! だんせい||たいへん|||

この 雨 で 川 の せき が 開 い ち まって ! |あめ||かわ||||ひらき|||

このまま だ と D 地区 が つか っち まう ! > ||||ちく||||

< 何 ! ? > ( イナリ ) < 父ちゃん ! > なん||とうちゃん

< イナリ 奥 行って ロープ を ! > ( イナリ ) < うん ! > |おく|おこなって|ろーぷ||| < Inari, go and get the rope! > Okay! >Yes.

( 男性 2 ) < ダメ だ ! ロ ー プ を 掛けて 引っ張る しか ねえ が ! > だんせい|だめ||||||かけて|ひっぱる||| (Male 2) We have to hang a rope and pull it! >No!

( 男性 3 ) < むちゃ 言う な ! どう やって ロープ を 掛ける ! ? だんせい||いう||||ろーぷ||かける

こんな 激流 の 中 に 入 っち まっ たら 死 ん じ まう ぞ ! > |げきりゅう||なか||はい||||し||||

( 男性 2 ) < けど グズグズ し て たら D 地区 が 全滅 だ ! どう し たら … > だんせい||ぐずぐず|||||ちく||ぜんめつ||||

( カイザ ) < 俺 が やる > |おれ||

( 男性 2 ) < むちゃ だ やめろ ! > だんせい|||

( 男性 3 ) < いくら お前 でも ダメ じゃ ! > だんせい||おまえ||だめ|

< 父ちゃん > ( カイザ ) < 心配 す ん な 。 とうちゃん||しんぱい|||

父ちゃん は 無敵 だ 。 とうちゃん||むてき|

父ちゃん は イナリ の いる この 町 が 大好き だ から な > とうちゃん||||||まち||だいすき|||

( カイザ ) 《 自分 に とって 本当 に 大切 な もの は … 》 |じぶん|||ほんとう||たいせつ|||

( カイザ ) 《 たとえ 命 を 失 お う と … 》 ||いのち||うしな|||

( カイザ ) 《 この 両腕 で 守り 通す ん だ ! 》 ||りょううで||まもり|とおす||

< 父ちゃん 頑張れ ~ ! > とうちゃん|がんばれ

( 男性 4 ) < やった ! ロープ が … ロープ が 掛かった ぞ ! > だんせい||ろーぷ||ろーぷ||かかった|

( 男性 5 ) < よし みんな で 引け ! > ( 男性 たち ) < お ~ ! > だんせい||||ひけ|だんせい||

それ から じゃ 国 の 人々 は カイザ を ヒーロー と 呼び |||くに||ひとびと||||ひーろー||よび

イナリ に とって カイザ は

胸 を 張って 誇 れる 父親 に なった ん じゃ 。 むね||はって|ほこ||ちちおや||||

ガトー が この 国 に 目 を 付け た の は そんな ころ じゃ 。 |||くに||め||つけ||||||

そして ある 日 の 夜 … 。 ||ひ||よ

( 棒 で たたく 音 ) ( カイザ ) < う っ ! う っ ! ぼう|||おと|||||

( 棒 で たたく 音 ) う っ ! ぼう|||おと||

う っ !

う っ ! >

( ガト ー ) < 聞い た ぞ その 腕 で この 町 を 守る ん だって な ? > ||ききい||||うで|||まち||まもる|||

< う っ ! >

< チッ … や れる もん なら やって みろ ! >

( 男 1 ) < そ ~ ら ! > ( カイザ ) < う わ ! > おとこ|||||

( 男 2 ) < ヘヘ ヘヘ … > ( 男 3 ) < ハハハハ … > おとこ|||おとこ|

( 男 2 ・ 男 3 ) < ん ~ や ぁ ~ ! > おとこ|おとこ|||

( カイザ ) < あ ~ ! >

( ガト ー ) < いい か ! この 男 は わが ガト ー コ ー ポレ ー ション の 政策 に |||||おとこ|||||||||||せいさく| (Listen to me! This man is a member of our Gato Corporation policy.

武力 を もって 抵抗 し この 国 の 秩序 を 乱し た 。 ぶりょく|||ていこう|||くに||ちつじょ||みだし|

よって これ より 処刑 する ! > |||しょけい|

< 二 度 と こんな つまら ぬ こと が 起き ぬ よう ふた|たび|||||||おき|| < I will not allow such a trivial thing to happen again.

私 も 願う ばかり で ある > わたくし||ねがう||| I too can only hope.

< 父ちゃん ! > ( ギイチ ) < よせ イナリ > とうちゃん|||

( 泣き声 ) なきごえ

< やれ >

< 父ちゃん … う っ … > とうちゃん||

< 父 ちゃ ~ ん ! > ちち||

( イナリ ) < 言った じゃ ない か > |いった|||

( イナリ ) < 僕 を … 国 の 人 を … > |ぼく||くに||じん|

( イナリ の 泣き声 ) ||なきごえ

( イナリ ) < その 両腕 で 守る って ||りょううで||まもる|

言った じゃ ない か ! いった|||

父ちゃん の うそつき … > とうちゃん||

( タズナ ) それ 以来 イナリ は 変わって しまった 。 ||いらい|||かわって|

そして ツナミ も 町民 も な 。 |||ちょうみん||

< フッ ヒーロー なんて ばっ かみ たい 。 |ひーろー||||

そんな の いる わけ ない じゃ ん >

( イナリ の 泣き声 ) ||なきごえ

う っ 痛 っ 。 ||つう|

何 やって ん の ? ナルト 。 なん||||

( カカシ ) 修業 なら きょう は やめ とけ 。 |しゅぎょう||||| (Scarecrow) If you want to train, don't do it today.

チャクラ の 練り 過ぎ だ 。 ||ねり|すぎ|

これ 以上 動く と 死ぬ ぞ 。 |いじょう|うごく||しぬ|

証明 し て やる 。 しょうめい||| I will prove it.

ん ? 何 を ? |なん|

この 俺 が この世 に ヒーロー が いる って こと を … 。 |おれ||このよ||ひーろー||||| I'm the one who knows that there are heroes in this world.

証明 し て やる ! しょうめい|||

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ Cultivate your hunger

♪ before you idealize

♪ Motivate your anger to

♪ make them realize

♪ Climbing the mountain .

♪ Never coming down ?

♪ Break in to the contents .

♪ Never falling down

♪ ~

♪ My knee is still shakinglike I was twelve

♪ Sneaking out the class roomby the back door

♪ A man railed at me twicebut I didn ' t care

♪ Waiting is wasting

♪ for people like me

♪ Don ' t try to live so wise .

♪ Don ' t cry

♪ coz you ' re so right .

♪ Don ' t dry with

♪ fakes or fears .

♪ Coz you will hate yourselfin the end .

♪ ~

♪ Don ' t try to live so wise .

♪ Don ' t crycoz you ' re so right .

♪ Don ' t dry withfakes or fears .

♪ Coz you will hate yourselfin the end .

♪ Don ' t try to live so wise .

♪ Don ' t cry coz

♪ you ' re so right .

♪ Don ' t dry

〈 ん ? 姉ちゃん 何 か 用 ? |ねえちゃん|なん||よう

俺 って ば 今 修業 中 。 おれ|||いま|しゅぎょう|なか

再 不 斬 が いつ 襲って くる か 分か ん ねえ から な 。 さい|ふ|き|||おそって|||わか||||

大切 な 人 の ため に 強く な れる って よく 分かる 。 たいせつ||じん||||つよく|||||わかる

だから 俺 って ば もっと もっと 強く なる ん だ 。 |おれ|||||つよく|||

この世 に ヒ ー ロ ー が いる って こと を イナリ に 見せ て やる ! 〉 このよ|||||||||||||みせ||

〈 俺 って ば また 活躍 し ちゃ う って ば よ ! 〉 おれ||||かつやく||||||