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ナルト, Naruto Episode 10

Naruto Episode 10

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ( Come On ! )

♪ ~

♪ 追わ れる よう に

♪ 急 い で いる

♪ 渇 い た 胸 が

♪ かり たてる の さ

♪ 誰 の ため で なく

♪ 誰 の もの で なく

♪ 俺 たち の いま が

♪ ~

♪ 痛み ほどき 心 ほどき

♪ 影 を ほどき

♪ 息 を つめ て 走りぬけろ

♪ 闇 を 裂 い て

♪ ~

♪ 闘う こと も

♪ 愛し あう こと も

♪ 終わり は し ない

♪ On The Way

♪ ~

♪ I Wanna ROCKS

♪ 胸 に ROCKS

( カカシ ) 《 あぁ … 写 輪 眼 を 使い 過ぎ た … か 》

( ツナミ ) 大丈夫 かい ? 先生 。

( カカシ ) いや 1 週間 は 体 を 動かす の も やっと で … 。

ほら だったら しばらく は 動か ない ほう が いい よ 。

( カカシ ) ええ 。

( ナルト ) あぁ ! 先生 起き てる って ば よ 。

( サクラ ) もう 何 よ 写 輪 眼 って すごい けど

体 に そんなに 負担 が かかる ん じゃ 考えもの よ ね 。

( カカシ ) す … すま ない 。

( タズナ ) で も ま ぁ 今回 あんな 強い 忍者 を 倒し た ん じゃ 。

しばらく は 安心 じゃ ろ う 。

それにしても あの お 面 の 子 って 何者 だった の ?

( カカシ ) あれ は 霧 隠れ の 暗部 。

追い 忍 の 特殊 部隊 が 着ける 面 だ 。

特殊 部隊 ?

( カカシ ) 彼ら は 通称 火消し 班 と 呼ば れ

その 忍者 が 生き て き た 痕跡 の 一切 を

消す こと を 任務 と し て いる 。

忍者 の 体 は その 忍 の 里 で 染みつ い た

忍術 の 秘密 や チャクラ の 性質

その 体 に 用い た 秘 薬 の 成分 など

さまざま な もの を 語って しまう 。

例えば 俺 が 死 ん だ 場合

写 輪 眼 の 秘密 は すべて 調べ 上げ られ て しまい

下手 を すれ ば

術 ごと 奪い取ら れ て しまう 危険 性 が ある わけ だ 。

つまり 追い 忍 と は

里 を 捨て 逃げ た 抜け 忍 を 抹殺 し

その 肉体 を 完全 に 消し去る こと で

里 の 秘密 が 外部 に 漏れる の を ガード する

スペシャリスト な ん だ 。

( 白 ) まず は 口 布 を 切って

血 を 吐か せ て から … 。

はっ 。

( 再 不 斬 ) いい 自分 で やる 。

( 白 ) 何 だ もう 生き返っちゃ っ た ん です か ?

( 再 不 斬 ) う ~ 。

った く 手荒い な お前 は 。

( 白 ) あっ ! 再 不 斬 さん こそ

あまり 手荒 に 抜か ない で ください 。

本当 に 死に ます よ 。

( 再 不 斬 ) フン 。

いつ まで その う さん くせ ぇ 面 着け てん だ ?

外せ 。 ( 白 ) かつて の 名残 で つい 。

それ に 猿 芝居 に も 使 え た ので 。

( 白 ) で も 僕 が 助け なかったら

あなた は 確実 に 殺さ れ て まし た ね 。

仮死 状態 に する なら

わざわざ 首 の 秘 孔 を 狙わ なく て も 。

相変わらず 嫌 な 野郎 だ な お前 は 。

( 白 ) しかた あり ませ ん よ 。

再 不 斬 さん の キレイ な 体 に は

傷 を 付け たく なかった し 。

それ に 筋肉 の あまり 付い て ない 首 の ほう が

確実 に ツボ を 狙 える ん です 。

( 再 不 斬 ) う … 。

1 週間 程度 は しびれ て 動 け ませ ん よ 。

でも 再 不 斬 さん なら じき

動 ける よう に なり ます か ね 。

( 再 不 斬 ) 全く お前 は 純粋 で 賢く 汚れ が ない 。

そう いう ところ が 気 に 入って る 。

フフ 僕 まだ 子ども です から 。

( 白 ) 霧 が 晴れ まし た ね 。 ( 再 不 斬 ) ああ 。

( 白 ) 次 大丈夫 です か ?

( 再 不 斬 ) 次 なら

写 輪 眼 を 見切 れる 。

( カカシ ) 《 何 だ … 再 不 斬 は 死 ん だ と いう のに

この 言い 知れ ぬ 不安 感 は 。

重大 な 何 か を …

何 か を 見落とし て いる 気 が する 》

どう し た ん だって ば よ 先生 ?

( カカシ ) ん ? あぁ さっき の 話 の 続き だ が 。

追い 忍 って の は 殺し た 者 の 死体 は

すぐ その 場 で 始末 する もの な ん だ 。

それ が 何 な の ?

( カカシ ) あの 仮面 の 少年 は

再 不 斬 を どう し た ?

知る わけない じゃ ない 。

再 不 斬 は あの お 面 が 持って 帰った の よ 。

( カカシ ) そう だ 殺し た 証拠 なら

首 だけ 持ち帰れ ば 事 足りる のに だ 。

それ に 問題 は 追い 忍 の 少年 が

再 不 斬 を 殺し た あの 武器 だ 。

( サスケ ) ただ の 千 本 。

まさか !

( カカシ ) ああ その まさか だ な 。 ん ?

( タズナ ) さっき から グチ グチ 何 を 言 っと る ん じゃ お前 たち 。

( カカシ ) 恐らく 再 不 斬 は 生き てる 。

え ~ ! ? ( ツナミ ) え ?

それ どう いう こと だって ば よ ? カカシ 先生

あいつ が 死 ん だ の ちゃん と 確認 し た じゃ ない 。

( カカシ ) 確か に 確認 は し た 。

が あれ は 恐らく 仮死 状態 に し た だけ だ ろ う 。

( カカシ ) あの 追い 忍 が 使った 千 本 と いう 武器 は

急所 に でも 当たら ない かぎり

殺傷 能力 の かなり 低い 武器 で

そもそも ツボ 治療 など の 医療 に も 用い られる 代物 だ 。

彼ら 追い 忍 は 人体 の 構造 を 知り尽くし てる 。

恐らく 人 を 仮死 状態 に する こと など 容易 な はず 。

1 つ 自分 より も 重い はず の 再 不 斬 の 遺体 を

わざわざ 持って 帰った 。

2 つ 殺傷 能力 の 低い

千 本 と いう 武器 を 使用 し た 。

この 2 点 から あの 少年 の 目的 は

再 不 斬 を 殺し に 来 た の で は なく

助け に 来 た 。

超 考え 過ぎ じゃ ない の か ?

( カカシ ) いや クサ い と 当たり を 付け た の なら

出遅れる 前 に 準備 し て おく 。

それ も 忍 の 鉄則 … ん ?

( カカシ ) 《 フッ あの 再 不 斬 が 生き て いる かも しれ ん と 聞い て

喜ぶ と は な 》

先生 出遅れる 前 の 準備 って 何 する の ?

当分 動 け ない のに 。

( カカシ ) フフフ … 。 あ ?

( カカシ ) お前 たち に 修業 を 課す 。

えっ ちょっと 待って よ 。

私 たち が 修業 し た ところ で たかが 知れ てる わ よ 。

だって 相手 は 写 輪 眼 の カカシ 先生 が

苦戦 する ほど の 忍者 な の よ 。

《 私 たち を 殺す 気 か ! ? しゃ ~ ん な ろ ~ ! 》

( カカシ ) サクラ その 苦戦 し て いる 俺 を 救った の は 誰 だった ?

お前 たち は 急激 に 成長 し て いる 。

特に ナルト 。 お ?

( カカシ ) お前 が いちばん 伸び てる よ 。

あ … 。

《 確か に 前 より は

何 か たくましく なった 気 は する けど さ 》

分かって る じゃ ん カカシ 先生 !

これ で おもしろく なって き た って ば よ !

≪ ( イナリ ) おもしろく なんか ない よ 。 ( 一同 ) ん ?

誰 だ ? お前 。

( タズナ ) お ぉ イナリ どこ へ 行って た ん じゃ ?

( イナリ ) お かえり じいちゃん 。

イナリ ちゃん と あいさつ なさい 。

お じいちゃん を 護衛 し て くれ た 忍者 さん たち だ よ 。

い い ん じゃ いい ん じゃ なぁ イナリ 。

( イナリ ) 母ちゃん こいつ ら 死ぬ よ 。

ガトー たち に 刃向かって 勝 てる わけ が ない ん だ 。

ん だ と この ガキ は ~ !

いい か ! ? よ ~ く 聞け 。

俺 は 将来 火影 と いう すごい 忍者 に なる ス ー パ ー ヒ ー ロ ー だ !

ガトー だ か ショコラ だ か 知ら ねえ が

そんな の 全然 目 じゃ な い っつ うの !

( イナリ ) フッ ヒーロー なんて ばっ かみ たい 。

そんな の いる わけな い じゃ ん 。

な っ ! ? 何 を ~ ! やめ な さ いって ば !

死に たく ない なら 早く 帰った ほう が いい よ 。

どこ 行く ん じゃ ? イナリ 。

( イナリ ) 海 眺め てる 。

( 戸 が 閉まる 音 )

すま ん のう 。

ん ~ !

く っそ ~ あの ガキ は 。

ひと言 文句 言って やら ね ば 。

( イナリ の 泣き声 )

ん ? ( イナリ の 泣き声 )

《 泣 い てる ? 》

( イナリ の 泣き声 )

( 泣き声 )

と おちゃ ん … 。

( イナリ の 泣き声 )

( カカシ ) で は これ から 修業 を 始める 。 オッス !

( カカシ ) と その 前 に 忍 と し て の 能力

チャクラ に つい て もう 一 度 基本 から 話し て おこ う 。

いまさら 。 そんな の

もちろん 知って る って ば よ 。

チャ トラ だ ろ ? ( カカシ ) チャクラ だ よ 。

はい サクラ 君 。 いい ? ナルト 。

めん どくさい から 簡単 に 説明 し ちゃ う わ よ 。

チャクラ って いう の は

忍 が 術 を 使う とき に 必要 と する エネルギー の こと それ は

1 人体 の 細胞 の 一つ一つ から かき集め て 生み出す

身体 エネルギー と

2 多く の 修業 や 経験 に よって 積み上げ られる

精神 エネルギー の 2 つ で 構成 さ れ てる の よ 。

つまり 術 って いう の は

この 2 つ の エネルギー を 体 内 から 絞り出し 練り上げ

これ を 「 チャクラ を 練り上げる 」 って いう ん だ けど

その チャクラ を

印 を 結ぶ こと で 発動 さ せる って わけ 。

( カカシ ) その とおり い や ぁ イルカ 先生 は

いい 生徒 を 持った もん だ ね 。 エッヘン 。

も う ~ 何 だ よ 何 だ よ ! 難しい 説明 は 分か ん なく って も

そんな の 体 で 覚える もん だ ろ ? ナルト の 言う とおり だ 。

現に 俺 たち は 術 を 使 え て いる 。

( カカシ ) いい や お前 ら は まだ チャクラ を 使いこな せ て い ない ね 。

何 ! ?

( カカシ ) まっ 聞け 。

さっき サクラ が 言って くれ た とおり チャクラ を 練り上げる と は

身体 精神 2 つ の エネルギー を 取り出し

体 内 で 混ぜ合わせる こと を いう 。

そして それ は 当然

発動 し たい 術 に よって

それぞれ の エネルギ ー を 取り出す 量

つまり 調合 が 変わる ん だ 。

今 の お前 ら は チャクラ を 効果 的 に 使 え て い ない 。

いくら チャクラ の 量 を 多く 練り上げる こと が でき て も

バランス よく コントロール でき なけ れ ば

術 の 効果 が 半減 し て しまう ばかり か

発動 さえ し て くれ なかったり

ムダ な エネルギー の 消耗 は

長 時間 戦 え ない など の 弱点 が 出来 て しまう って わけ だ 。

ど … どう すれ ば いい の か な ? エヘ … 。

( カカシ ) 体 で その コントロール を 覚える ん だ 。

命 を 張って 体得 し なきゃ なら ない

つら ~ い 修業 。

な … 何 を やる の ?

( カカシ ) ん ?

木 登り 。 ( サスケ ・ ナルト ・ サクラ ) 木 登り ! ?

( カカシ ) そう だ だ が ただ の 木 登り じゃ ない 。

手 を 使わ ない で 登る ん だ 。

えっ ? どう やって ?

( カカシ ) まっ 見 て ろ 。

あっ 。 あっ 。

登って る … 。

足 だけ で 垂直 に 。

( カカシ ) と ま ぁ こんな 感じ だ 。

チャクラ を 足 の 裏 に 集め て

木 の 幹 に 吸着 さ せる 。

チャクラ は うまく 使え ば こんな こと も できる 。

ちょっと 待って そんな こと で どう し て 強く な れる の よ ?

( カカシ ) だ から ここ から が 本題 。

この 修業 の 目的 は

練り上げ た チャクラ を 必要 な 分 だけ 必要 な 箇所 に 。

案外 これ が 熟練 の 忍者 でも 難しい 。

木 登り に 使用 する チャクラ の 量 は 極めて 微妙 。

さらに 足 の 裏 は

チャクラ を 集める の に 最も 困難 な 場所 と さ れ て いる 。

ま ぁ つまり は その コントロール を 極め れ ば

どんな 術 だって 体得 可能 に なる わけ だ 。

理論 上 は な 。

第 2 の 目的 は 練った チャクラ を 維持 さ せる こと だ 。

忍者 が チャクラ を 練る の は 戦闘 中 が ほとんど だ 。

そう いう 状況 下 チャクラ の コントロール と 持続 は

さらに 困難 を 極める 。

と ま ぁ 俺 が ゴチャゴチャ 言った ところ で

どう こう なる わけ で も なし 。

体 で 直接 覚え て もらう しか ない けど 。

( サクラ ・ ナルト ) ん ?

( カカシ ) 今 自分 の 力 で 登り き れる 所 に

目印 と し て その クナイ で 傷 を 打て 。

そして 次 は それ より

さらに 上 に 印 を 刻む よう 心がける 。

お前 ら は 初め から 歩 い て 登る ほど うまく は 行か ない から

走って 勢い に 乗り だんだん と 慣らし て いく 。

いい な ?

こんな 修業 俺 に とっちゃ

ヘッ 朝飯 前 だって ば よ !

何せ 俺 って ば 今 いちばん 伸び てる 男 。

( カカシ ) 御 託 は いい から 早く どの 木 でも 登って みろ 。

《 よ ~ し まず は 足 の 裏 に チャクラ を 集める ん だった な 》

よっ しゃ ~ !

行 っく ぞ ~ !

だっ ! う ぅ … 。

ハァ ハァ ハァ … 。

う っ 。

《 一定 の チャクラ を 維持 する の が ここ まで 難しい と は 。

チャクラ が 強 すぎ れ ば はじか れる 》

《 逆 に 弱 すぎ れ ば 吸着 力 は 生まれ ず ああ なる 》

( カカシ ) 《 まっ ナルト と サスケ の 差 は こんな もん だ ろ う 》

案外 簡単 ね 。

あ ?

サ … サクラ ちゃん !

エヘヘヘ 。

( カカシ ) ほう 今 いちばん チャクラ の コントロール が うまい の は

どうやら 女の子 の サクラ みたい だ な 。

ヘヘヘ ~。

す っげ ぇ サクラ ちゃん って ば ! さすが は 俺 の 見込 ん だ 女 だ 。

《 けど ちょっと 何 か ムカ つく 》 チッ 。

《 サスケ 君 に 認め て もらい たかった のに 。

何で こう なる の ? いつも 》

( カカシ ) い や ぁ チャクラ の 知識 も さる こと ながら

コントロール スタミナ 共に なかなか の もん だ 。

この 分 だ と 火影 に いちばん 近い の は サクラ か なぁ 。

誰 か さん と は 違って ね 。

それ に うち は 一族 って の も 案外 大した こと ない の ね 。

うるさい わ よ 先生 って ば !

《 サスケ 君 に 嫌わ れ ちゃ う じゃ ない 》

( カカシ ) 《 と は いって も ナルト と サスケ

こいつ ら サクラ と は 比べ 物 に なら ない

チャクラ の 量 を 秘め て いる 。

この 修業 が うまく 行け ば

これ が 大きな 財産 に なる 》

よ ~ し ! まず は サスケ に 追い つい て やる 。

やって やる って ば よ !

( イナリ ) 《 フン 。

あんな こと し て も ムダ な の に 》

( ガト ー ) 全く あんた まで やら れ て 帰って くる と は

霧 の 国 の 忍者 は よほど の ヘボ と 見える 。

部下 の 尻拭い も でき ん で 何 が 鬼 人 じゃ 笑わ せる な 。

( 白 ) 《 居 合 か ? 》

ま ぁ 待て 。

なぁ 黙って いる こと は ない だ ろ う 。

何とか 言ったら どう な ん だ ?

ん ! ?

汚い 手 で 再 不 斬 さん に 触る な !

う わ ~ ! 折れ … 折れる ~ !

( ワラジ ) 《 ば … ばか な 》

( ゾウリ ) 《 一瞬 で 移動 し た ! ? 》

( 白 ) やめ た ほう が いい よ 僕 は 怒って いる ん だ !

次 だ ! 次 失敗 を 繰り返せ ば

ここ に お前 ら の 居場所 は ない と 思え !

ほら 行く ぞ !

( 扉 の 開閉 音 )

( 再 不 斬 ) 白 よけい な こと を 。

( 白 ) 分かって い ます 。

ただ 今 ガトー を 消す の は 時期尚早 です 。

ここ で 騒ぎ を 起こせ ば

また ヤツ ら に 追わ れる こと に なり ます 。

今 は 我慢 です 。

( 再 不 斬 ) ああ そう だ な 。

ダァ ~ オラオラ オラ … !

う っ あた っ !

ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ ハァ ハァ … 。

《 もう ヘトヘト よ 2 人 と も 何て スタミナ してん の 》

痛 て て … 。

《 でも ナルト の ヤツ 全く 上達 し て ない わ ね 。

そろそろ 諦め て ダダ こね 始める わ 》

く そ ~ ! 《 ほら ね !

性格 の 読み やすい ヤツ ね 全く … ん ? 》

あの さ … あの さ コツ 教え て くん ない ?

え ? サスケ に は ないしょ で さ 。

ねっ ねっ ?

( カカシ ) 《 あいつ は どんどん 強く なる な 。

どこ まで 強く なる か 。

何せ ナルト お前 の チャクラ の 潜在 的 な 量 は

恐らく サスケ 以上 。

そして この 俺 すら 超え て いる 。

楽しみ だ よ 全く 》

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ Cultivate your hunger

♪ before you idealize

♪ Motivate your anger to

♪ make them realize

♪ Climbing the mountain .

♪ Never coming down ?

♪ Break in to the contents .

♪ Never falling down

♪ ~

♪ My knee is still shakinglike I was twelve

♪ Sneaking out the class roomby the back door

♪ A man railed at me twicebut I didn ' t care

♪ Waiting is wasting

♪ for people like me

♪ Don ' t try to live so wise .

♪ Don ' t cry

♪ coz you ' re so right .

♪ Don ' t dry withfakes or fears .

♪ Coz you will hate yourselfin the end .

♪ ~

♪ Don ' t try to live so wise .

♪ Don ' t crycoz you ' re so right .

♪ Don ' t dry withfakes or fears .

♪ Coz you will hate yourselfin the end .

♪ Don ' t try to live so wise .

♪ Don ' t cry coz

♪ you ' re so right .

♪ Don ' t dry

〈 イナリ の ヤツ 一 人 で 泣 い て た 。

海 を 見 ながら ずっと … 。

あいつ 独りぼっち で 泣 い てる ばかり じゃ ねえ か 。

それ で どう なる って いう ん だ よ 。

一体 何 が そんなに 悲しい ん だって ば よ 〉

( ナレ ー ション ) 〈 ある 日 三 門 市 に 異 次元 から の ゲート が 開き

ネイバー と 呼ば れる 侵略 者 が 現れ た 〉

〈 絶体絶命 と 思わ れ た その とき

ボーダー が 現れ ネイバー を 退け た 〉

〈 それ から 4 年 。 ボーダー 所属 の 三雲 修 は

自ら を ネイバー と 名乗る 謎 の 少年


Naruto Episode 10 Naruto Episode 10 Наруто Эпизод 10 火影忍者 第 10 集

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ( Come On ! )

♪ ~

♪ 追わ れる よう に おわ|||

♪ 急 い で いる きゅう|||

♪ 渇 い た 胸 が かわ|||むね|

♪ かり たてる の さ

♪ 誰 の ため で なく だれ||||

♪ 誰 の もの で なく だれ||||

♪ 俺 たち の いま が おれ||||

♪ ~

♪ 痛み ほどき 心 ほどき いたみ||こころ|

♪ 影 を ほどき かげ||

♪ 息 を つめ て 走りぬけろ いき||||はしりぬけろ

♪ 闇 を 裂 い て やみ||さ||

♪ ~

♪ 闘う こと も たたかう||

♪ 愛し あう こと も あいし|||

♪ 終わり は し ない おわり|||

♪ On The Way

♪ ~

♪ I Wanna ROCKS

♪ 胸 に ROCKS むね||

( カカシ ) 《 あぁ … 写 輪 眼 を 使い 過ぎ た … か 》 ||うつ|りん|がん||つかい|すぎ||

( ツナミ ) 大丈夫 かい ? 先生 。 |だいじょうぶ||せんせい

( カカシ ) いや 1 週間 は 体 を 動かす の も やっと で … 。 ||しゅうかん||からだ||うごかす||||

ほら だったら しばらく は 動か ない ほう が いい よ 。 ||||うごか|||||

( カカシ ) ええ 。

( ナルト ) あぁ ! 先生 起き てる って ば よ 。 ||せんせい|おき||||

( サクラ ) もう 何 よ 写 輪 眼 って すごい けど ||なん||うつ|りん|がん|||

体 に そんなに 負担 が かかる ん じゃ 考えもの よ ね 。 からだ|||ふたん|||||かんがえもの||

( カカシ ) す … すま ない 。

( タズナ ) で も ま ぁ 今回 あんな 強い 忍者 を 倒し た ん じゃ 。 |||||こんかい||つよい|にんじゃ||たおし|||

しばらく は 安心 じゃ ろ う 。 ||あんしん|||

それにしても あの お 面 の 子 って 何者 だった の ? |||おもて||こ||なにもの||

( カカシ ) あれ は 霧 隠れ の 暗部 。 |||きり|かくれ||あんぶ

追い 忍 の 特殊 部隊 が 着ける 面 だ 。 おい|おし||とくしゅ|ぶたい||つける|おもて|

特殊 部隊 ? とくしゅ|ぶたい

( カカシ ) 彼ら は 通称 火消し 班 と 呼ば れ |かれら||つうしょう|ひけし|はん||よば| (They are commonly known as the "fire extinguisher squad.

その 忍者 が 生き て き た 痕跡 の 一切 を |にんじゃ||いき||||こんせき||いっさい| Every trace of that ninja's life.

消す こと を 任務 と し て いる 。 けす|||にんむ|||| The mission is to eliminate them.

忍者 の 体 は その 忍 の 里 で 染みつ い た にんじゃ||からだ|||おし||さと||しみつ|| The body of a ninja is imbued with the spirit of the Shinobi villages.

忍術 の 秘密 や チャクラ の 性質 にんじゅつ||ひみつ||||せいしつ Secrets of Ninjutsu and the nature of chakras

その 体 に 用い た 秘 薬 の 成分 など |からだ||もちい||ひ|くすり||せいぶん| Ingredients of secret medicines used in the body, etc.

さまざま な もの を 語って しまう 。 ||||かたって| They talk about all kinds of things.

例えば 俺 が 死 ん だ 場合 たとえば|おれ||し|||ばあい

写 輪 眼 の 秘密 は すべて 調べ 上げ られ て しまい うつ|りん|がん||ひみつ|||しらべ|あげ||| All the secrets of the Shurin-yoku have been discovered.

下手 を すれ ば へた|||

術 ごと 奪い取ら れ て しまう 危険 性 が ある わけ だ 。 じゅつ||うばいとら||||きけん|せい|||| The risk is that they will be robbed of all their skills.

つまり 追い 忍 と は |おい|おし||

里 を 捨て 逃げ た 抜け 忍 を 抹殺 し さと||すて|にげ||ぬけ|おし||まっさつ|

その 肉体 を 完全 に 消し去る こと で |にくたい||かんぜん||けしさる||

里 の 秘密 が 外部 に 漏れる の を ガード する さと||ひみつ||がいぶ||もれる|||がーど|

スペシャリスト な ん だ 。

( 白 ) まず は 口 布 を 切って しろ|||くち|ぬの||きって (white) First, cut the mouth cloth.

血 を 吐か せ て から … 。 ち||はか||| After making him cough up blood...

はっ 。

( 再 不 斬 ) いい 自分 で やる 。 さい|ふ|き||じぶん|| (I'll do it myself.

( 白 ) 何 だ もう 生き返っちゃ っ た ん です か ? しろ|なん|||いきかえっちゃ|||||

( 再 不 斬 ) う ~ 。 さい|ふ|き|

った く 手荒い な お前 は 。 ||てあらい||おまえ|

( 白 ) あっ ! 再 不 斬 さん こそ しろ||さい|ふ|き||

あまり 手荒 に 抜か ない で ください 。 |てあら||ぬか|||

本当 に 死に ます よ 。 ほんとう||しに||

( 再 不 斬 ) フン 。 さい|ふ|き|ふん

いつ まで その う さん くせ ぇ 面 着け てん だ ? |||||||おもて|つけ|| How long are you going to wear that stinky face?

外せ 。 ( 白 ) かつて の 名残 で つい 。 はずせ|しろ|||なごり|| (White) It's just a remnant from the past.

それ に 猿 芝居 に も 使 え た ので 。 ||さる|しばい|||つか||| And I could have used it for the monkey show.

( 白 ) で も 僕 が 助け なかったら しろ|||ぼく||たすけ| (But if I don't help you...

あなた は 確実 に 殺さ れ て まし た ね 。 ||かくじつ||ころさ|||||

仮死 状態 に する なら かし|じょうたい|||

わざわざ 首 の 秘 孔 を 狙わ なく て も 。 |くび||ひ|あな||ねらわ||| You don't have to go to the trouble of aiming for the neck's secret hole.

相変わらず 嫌 な 野郎 だ な お前 は 。 あいかわらず|いや||やろう|||おまえ|

( 白 ) しかた あり ませ ん よ 。 しろ|||||

再 不 斬 さん の キレイ な 体 に は さい|ふ|き|||||からだ||

傷 を 付け たく なかった し 。 きず||つけ|||

それ に 筋肉 の あまり 付い て ない 首 の ほう が ||きんにく|||つけい|||くび||| And the less muscular neck is better.

確実 に ツボ を 狙 える ん です 。 かくじつ||つぼ||ねら||| It's a surefire way to hit the right spot.

( 再 不 斬 ) う … 。 さい|ふ|き|

1 週間 程度 は しびれ て 動 け ませ ん よ 。 しゅうかん|ていど||||どう||||

でも 再 不 斬 さん なら じき |さい|ふ|き|||

動 ける よう に なり ます か ね 。 どう||||||| Will I be able to move?

( 再 不 斬 ) 全く お前 は 純粋 で 賢く 汚れ が ない 。 さい|ふ|き|まったく|おまえ||じゅんすい||かしこく|けがれ||

そう いう ところ が 気 に 入って る 。 ||||き||はいって| That's what I like about it.

フフ 僕 まだ 子ども です から 。 |ぼく||こども||

( 白 ) 霧 が 晴れ まし た ね 。 ( 再 不 斬 ) ああ 。 しろ|きり||はれ||||さい|ふ|き|

( 白 ) 次 大丈夫 です か ? しろ|つぎ|だいじょうぶ||

( 再 不 斬 ) 次 なら さい|ふ|き|つぎ|

写 輪 眼 を 見切 れる 。 うつ|りん|がん||みき|

( カカシ ) 《 何 だ … 再 不 斬 は 死 ん だ と いう のに |なん||さい|ふ|き||し|||||

この 言い 知れ ぬ 不安 感 は 。 |いい|しれ||ふあん|かん| This unspeakable sense of uneasiness.

重大 な 何 か を … じゅうだい||なん||

何 か を 見落とし て いる 気 が する 》 なん|||みおとし|||き||

どう し た ん だって ば よ 先生 ? |||||||せんせい

( カカシ ) ん ? あぁ さっき の 話 の 続き だ が 。 |||||はなし||つづき||

追い 忍 って の は 殺し た 者 の 死体 は おい|おし||||ころし||もの||したい| The bodies of those you have killed are not your property.

すぐ その 場 で 始末 する もの な ん だ 。 ||じょう||しまつ||||| We have to take care of it right then and there.

それ が 何 な の ? ||なん||

( カカシ ) あの 仮面 の 少年 は ||かめん||しょうねん|

再 不 斬 を どう し た ? さい|ふ|き|||| What did you do about the slashing?

知る わけない じゃ ない 。 しる|||

再 不 斬 は あの お 面 が 持って 帰った の よ 。 さい|ふ|き||||おもて||もって|かえった|| That mask brought back the re-burial.

( カカシ ) そう だ 殺し た 証拠 なら |||ころし||しょうこ|

首 だけ 持ち帰れ ば 事 足りる のに だ 。 くび||もちかえれ||こと|たりる|| It would have been enough to just bring back the head.

それ に 問題 は 追い 忍 の 少年 が ||もんだい||おい|おし||しょうねん|

再 不 斬 を 殺し た あの 武器 だ 。 さい|ふ|き||ころし|||ぶき| It was the weapon that killed Refuza.

( サスケ ) ただ の 千 本 。 |||せん|ほん ( Sasuke ) Just a thousand bottles.

まさか !

( カカシ ) ああ その まさか だ な 。 ん ?

( タズナ ) さっき から グチ グチ 何 を 言 っと る ん じゃ お前 たち 。 |||||なん||げん|||||おまえ|

( カカシ ) 恐らく 再 不 斬 は 生き てる 。 |おそらく|さい|ふ|き||いき|

え ~ ! ? ( ツナミ ) え ?

それ どう いう こと だって ば よ ? カカシ 先生 ||||||||せんせい

あいつ が 死 ん だ の ちゃん と 確認 し た じゃ ない 。 ||し||||||かくにん|||| I made sure he was dead, didn't I?

( カカシ ) 確か に 確認 は し た 。 |たしか||かくにん|||

が あれ は 恐らく 仮死 状態 に し た だけ だ ろ う 。 |||おそらく|かし|じょうたい||||||| The "death" of the victim was probably just a state of suspended animation.

( カカシ ) あの 追い 忍 が 使った 千 本 と いう 武器 は ||おい|おし||つかった|せん|ほん|||ぶき|

急所 に でも 当たら ない かぎり きゅうしょ|||あたら|| Unless you hit a vital point.

殺傷 能力 の かなり 低い 武器 で さっしょう|のうりょく|||ひくい|ぶき|

そもそも ツボ 治療 など の 医療 に も 用い られる 代物 だ 。 |つぼ|ちりょう|||いりょう|||もちい||しろもの| It is also used for medical treatment such as acupuncture points.

彼ら 追い 忍 は 人体 の 構造 を 知り尽くし てる 。 かれら|おい|おし||じんたい||こうぞう||しりつくし|

恐らく 人 を 仮死 状態 に する こと など 容易 な はず 。 おそらく|じん||かし|じょうたい|||||ようい||

1 つ 自分 より も 重い はず の 再 不 斬 の 遺体 を |じぶん|||おもい|||さい|ふ|き||いたい| One, the body of a re-slain who is supposed to be heavier than he is.

わざわざ 持って 帰った 。 |もって|かえった

2 つ 殺傷 能力 の 低い |さっしょう|のうりょく||ひくい

千 本 と いう 武器 を 使用 し た 。 せん|ほん|||ぶき||しよう||

この 2 点 から あの 少年 の 目的 は |てん|||しょうねん||もくてき|

再 不 斬 を 殺し に 来 た の で は なく さい|ふ|き||ころし||らい|||||

助け に 来 た 。 たすけ||らい|

超 考え 過ぎ じゃ ない の か ? ちょう|かんがえ|すぎ||||

( カカシ ) いや クサ い と 当たり を 付け た の なら |||||あたり||つけ||| (No, if you call him "stinky"...

出遅れる 前 に 準備 し て おく 。 でおくれる|ぜん||じゅんび||| Be prepared before you are late.

それ も 忍 の 鉄則 … ん ? ||おし||てっそく|

( カカシ ) 《 フッ あの 再 不 斬 が 生き て いる かも しれ ん と 聞い て |||さい|ふ|き||いき|||||||ききい|

喜ぶ と は な 》 よろこぶ|||

先生 出遅れる 前 の 準備 って 何 する の ? せんせい|でおくれる|ぜん||じゅんび||なん||

当分 動 け ない のに 。 とうぶん|どう||| I'm stuck for the time being.

( カカシ ) フフフ … 。 あ ?

( カカシ ) お前 たち に 修業 を 課す 。 |おまえ|||しゅぎょう||かす (Scarecrow) I'm going to assign you training.

えっ ちょっと 待って よ 。 ||まって|

私 たち が 修業 し た ところ で たかが 知れ てる わ よ 。 わたくし|||しゅぎょう||||||しれ||| We've only been trained in this area for a short time.

だって 相手 は 写 輪 眼 の カカシ 先生 が |あいて||うつ|りん|がん|||せんせい|

苦戦 する ほど の 忍者 な の よ 。 くせん||||にんじゃ|||

《 私 たち を 殺す 気 か ! ? しゃ ~ ん な ろ ~ ! 》 わたくし|||ころす|き|||||

( カカシ ) サクラ その 苦戦 し て いる 俺 を 救った の は 誰 だった ? |さくら||くせん||||おれ||すくった|||だれ|

お前 たち は 急激 に 成長 し て いる 。 おまえ|||きゅうげき||せいちょう|||

特に ナルト 。 お ? とくに||

( カカシ ) お前 が いちばん 伸び てる よ 。 |おまえ|||のび|| (Kakashi) You're growing the fastest.

あ … 。

《 確か に 前 より は たしか||ぜん||

何 か たくましく なった 気 は する けど さ 》 なん||||き||||

分かって る じゃ ん カカシ 先生 ! わかって|||||せんせい

これ で おもしろく なって き た って ば よ !

≪ ( イナリ ) おもしろく なんか ない よ 。 ( 一同 ) ん ? |||||いちどう|

誰 だ ? お前 。 だれ||おまえ

( タズナ ) お ぉ イナリ どこ へ 行って た ん じゃ ? ||||||おこなって|||

( イナリ ) お かえり じいちゃん 。

イナリ ちゃん と あいさつ なさい 。

お じいちゃん を 護衛 し て くれ た 忍者 さん たち だ よ 。 |||ごえい|||||にんじゃ|||| These are the ninjas who protected my grandfather.

い い ん じゃ いい ん じゃ なぁ イナリ 。

( イナリ ) 母ちゃん こいつ ら 死ぬ よ 。 |かあちゃん|||しぬ|

ガトー たち に 刃向かって 勝 てる わけ が ない ん だ 。 |||はむかって|か|||||| There was no way we could win against Gato and the others.

ん だ と この ガキ は ~ ! ||||がき|

いい か ! ? よ ~ く 聞け 。 ||||きけ

俺 は 将来 火影 と いう すごい 忍者 に なる ス ー パ ー ヒ ー ロ ー だ ! おれ||しょうらい|ほかげ||||にんじゃ|||||||||||

ガトー だ か ショコラ だ か 知ら ねえ が ||||||しら||

そんな の 全然 目 じゃ な い っつ うの ! ||ぜんぜん|め||||| That's not an eye at all!

( イナリ ) フッ ヒーロー なんて ばっ かみ たい 。 ||ひーろー||||

そんな の いる わけな い じゃ ん 。 There is no such a thing.

な っ ! ? 何 を ~ ! やめ な さ いって ば ! ||なん||||||

死に たく ない なら 早く 帰った ほう が いい よ 。 しに||||はやく|かえった||||

どこ 行く ん じゃ ? イナリ 。 |いく|||

( イナリ ) 海 眺め てる 。 |うみ|ながめ| (Inari) Looking at the sea.

( 戸 が 閉まる 音 ) と||しまる|おと

すま ん のう 。

ん ~ !

く っそ ~ あの ガキ は 。 |||がき|

ひと言 文句 言って やら ね ば 。 ひとこと|もんく|いって|||

( イナリ の 泣き声 ) ||なきごえ

ん ? ( イナリ の 泣き声 ) |||なきごえ

《 泣 い てる ? 》 なき||

( イナリ の 泣き声 ) ||なきごえ

( 泣き声 ) なきごえ

と おちゃ ん … 。

( イナリ の 泣き声 ) ||なきごえ

( カカシ ) で は これ から 修業 を 始める 。 オッス ! |||||しゅぎょう||はじめる|

( カカシ ) と その 前 に 忍 と し て の 能力 |||ぜん||おし|||||のうりょく (Before that, the ability as a Shinobi.

チャクラ に つい て もう 一 度 基本 から 話し て おこ う 。 |||||ひと|たび|きほん||はなし|||

いまさら 。 そんな の

もちろん 知って る って ば よ 。 |しって||||

チャ トラ だ ろ ? ( カカシ ) チャクラ だ よ 。 |とら|||||| It's a chakra, right? (Kakashi) It's chakra.

はい サクラ 君 。 いい ? ナルト 。 |さくら|きみ||

めん どくさい から 簡単 に 説明 し ちゃ う わ よ 。 |||かんたん||せつめい|||||

チャクラ って いう の は

忍 が 術 を 使う とき に 必要 と する エネルギー の こと それ は おし||じゅつ||つかう|||ひつよう|||えねるぎー||||

1 人体 の 細胞 の 一つ一つ から かき集め て 生み出す じんたい||さいぼう||ひとつひとつ||かきあつめ||うみだす

身体 エネルギー と からだ|えねるぎー|

2 多く の 修業 や 経験 に よって 積み上げ られる おおく||しゅぎょう||けいけん|||つみあげ| 2 Accumulated through extensive training and experience

精神 エネルギー の 2 つ で 構成 さ れ てる の よ 。 せいしん|えねるぎー||||こうせい|||||

つまり 術 って いう の は |じゅつ||||

この 2 つ の エネルギー を 体 内 から 絞り出し 練り上げ |||えねるぎー||からだ|うち||しぼりだし|ねりあげ

これ を 「 チャクラ を 練り上げる 」 って いう ん だ けど ||||ねりあげる|||||

その チャクラ を

印 を 結ぶ こと で 発動 さ せる って わけ 。 いん||むすぶ|||はつどう||||

( カカシ ) その とおり い や ぁ イルカ 先生 は ||||||いるか|せんせい|

いい 生徒 を 持った もん だ ね 。 エッヘン 。 |せいと||もった||||

も う ~ 何 だ よ 何 だ よ ! 難しい 説明 は 分か ん なく って も ||なん|||なん|||むずかしい|せつめい||わか|||| What is it? You don't have to understand the complicated explanation.

そんな の 体 で 覚える もん だ ろ ? ナルト の 言う とおり だ 。 ||からだ||おぼえる||||||いう||

現に 俺 たち は 術 を 使 え て いる 。 げんに|おれ|||じゅつ||つか||| In fact, we are able to use magic.

( カカシ ) いい や お前 ら は まだ チャクラ を 使いこな せ て い ない ね 。 |||おまえ||||||つかいこな|||||

何 ! ? なん

( カカシ ) まっ 聞け 。 ||きけ

さっき サクラ が 言って くれ た とおり チャクラ を 練り上げる と は |||いって||||||ねりあげる||

身体 精神 2 つ の エネルギー を 取り出し からだ|せいしん|||えねるぎー||とりだし

体 内 で 混ぜ合わせる こと を いう 。 からだ|うち||まぜあわせる||| The term refers to mixing in the body.

そして それ は 当然 |||とうぜん

発動 し たい 術 に よって はつどう|||じゅつ||

それぞれ の エネルギ ー を 取り出す 量 |||||とりだす|りょう

つまり 調合 が 変わる ん だ 。 |ちょうごう||かわる||

今 の お前 ら は チャクラ を 効果 的 に 使 え て い ない 。 いま||おまえ|||||こうか|てき||つか||||

いくら チャクラ の 量 を 多く 練り上げる こと が でき て も |||りょう||おおく|ねりあげる||||| No matter how much chakra you can create, no matter how many chakras you can refine, you will always be able to create more chakras.

バランス よく コントロール でき なけ れ ば ばらんす||こんとろーる||||

術 の 効果 が 半減 し て しまう ばかり か じゅつ||こうか||はんげん||||| The effectiveness of the technique is not only reduced by half, but it is also

発動 さえ し て くれ なかったり はつどう||||| They don't even activate it, or they don't

ムダ な エネルギー の 消耗 は むだ||えねるぎー||しょうもう|

長 時間 戦 え ない など の 弱点 が 出来 て しまう って わけ だ 。 ちょう|じかん|いくさ|||||じゃくてん||でき||||| This means that they cannot fight for long periods of time, which is a weakness.

ど … どう すれ ば いい の か な ? エヘ … 。

( カカシ ) 体 で その コントロール を 覚える ん だ 。 |からだ|||こんとろーる||おぼえる||

命 を 張って 体得 し なきゃ なら ない いのち||はって|たいとく|||| You have to learn it at the risk of your life.

つら ~ い 修業 。 ||しゅぎょう

な … 何 を やる の ? |なん|||

( カカシ ) ん ?

木 登り 。 ( サスケ ・ ナルト ・ サクラ ) 木 登り ! ? き|のぼり||||き|のぼり

( カカシ ) そう だ だ が ただ の 木 登り じゃ ない 。 |||||||き|のぼり||

手 を 使わ ない で 登る ん だ 。 て||つかわ|||のぼる||

えっ ? どう やって ?

( カカシ ) まっ 見 て ろ 。 ||み||

あっ 。 あっ 。

登って る … 。 のぼって|

足 だけ で 垂直 に 。 あし|||すいちょく|

( カカシ ) と ま ぁ こんな 感じ だ 。 |||||かんじ|

チャクラ を 足 の 裏 に 集め て ||あし||うら||あつめ|

木 の 幹 に 吸着 さ せる 。 き||みき||きゅうちゃく|| Absorb onto the trunk of the tree.

チャクラ は うまく 使え ば こんな こと も できる 。 |||つかえ||||| The chakras can also do this if used properly.

ちょっと 待って そんな こと で どう し て 強く な れる の よ ? |まって|||||||つよく|||| Wait a minute. How is that supposed to make me stronger?

( カカシ ) だ から ここ から が 本題 。 ||||||ほんだい

この 修業 の 目的 は |しゅぎょう||もくてき|

練り上げ た チャクラ を 必要 な 分 だけ 必要 な 箇所 に 。 ねりあげ||||ひつよう||ぶん||ひつよう||かしょ|

案外 これ が 熟練 の 忍者 でも 難しい 。 あんがい|||じゅくれん||にんじゃ||むずかしい Surprisingly, this is difficult even for an experienced ninja.

木 登り に 使用 する チャクラ の 量 は 極めて 微妙 。 き|のぼり||しよう||||りょう||きわめて|びみょう

さらに 足 の 裏 は |あし||うら|

チャクラ を 集める の に 最も 困難 な 場所 と さ れ て いる 。 ||あつめる|||もっとも|こんなん||ばしょ||||| It is considered the most difficult place to collect chakras.

ま ぁ つまり は その コントロール を 極め れ ば |||||こんとろーる||きわめ||

どんな 術 だって 体得 可能 に なる わけ だ 。 |じゅつ||たいとく|かのう|||| Any technique can be mastered.

理論 上 は な 。 りろん|うえ|| In theory, yes.

第 2 の 目的 は 練った チャクラ を 維持 さ せる こと だ 。 だい||もくてき||ねった|||いじ||||

忍者 が チャクラ を 練る の は 戦闘 中 が ほとんど だ 。 にんじゃ||||ねる|||せんとう|なか||| Most of the time, the ninja would practice chakra during battle.

そう いう 状況 下 チャクラ の コントロール と 持続 は ||じょうきょう|した|||こんとろーる||じぞく|

さらに 困難 を 極める 。 |こんなん||きわめる It is even more difficult.

と ま ぁ 俺 が ゴチャゴチャ 言った ところ で |||おれ|||いった|| But, no matter what I said, it's not enough.

どう こう なる わけ で も なし 。 There is nothing to be done about it.

体 で 直接 覚え て もらう しか ない けど 。 からだ||ちょくせつ|おぼえ|||||

( サクラ ・ ナルト ) ん ?

( カカシ ) 今 自分 の 力 で 登り き れる 所 に |いま|じぶん||ちから||のぼり|||しょ| (I'm going to climb up to the place where I can climb up by my own strength.

目印 と し て その クナイ で 傷 を 打て 。 めじるし|||||||きず||うて Use the kunai as a marker to strike the wound.

そして 次 は それ より |つぎ|||

さらに 上 に 印 を 刻む よう 心がける 。 |うえ||いん||きざむ||こころがける Be sure to mark the top of the mark as well.

お前 ら は 初め から 歩 い て 登る ほど うまく は 行か ない から おまえ|||はじめ||ふ|||のぼる||||いか|| You're not going to be able to walk up the mountain as well as you could in the beginning.

走って 勢い に 乗り だんだん と 慣らし て いく 。 はしって|いきおい||のり|||ならし|| Run and ride the momentum, gradually getting used to it.

いい な ?

こんな 修業 俺 に とっちゃ |しゅぎょう|おれ||

ヘッ 朝飯 前 だって ば よ ! |あさはん|ぜん||| I'm not even going to eat breakfast!

何せ 俺 って ば 今 いちばん 伸び てる 男 。 なにせ|おれ|||いま||のび||おとこ

( カカシ ) 御 託 は いい から 早く どの 木 でも 登って みろ 。 |ご|たく||||はやく||き||のぼって| (Scarecrow) Forget about your nonsense, hurry up and try climbing any tree.

《 よ ~ し まず は 足 の 裏 に チャクラ を 集める ん だった な 》 ||||あし||うら||||あつめる|||

よっ しゃ ~ !

行 っく ぞ ~ ! ぎょう||

だっ ! う ぅ … 。

ハァ ハァ ハァ … 。

う っ 。

《 一定 の チャクラ を 維持 する の が ここ まで 難しい と は 。 いってい||||いじ||||||むずかしい||

チャクラ が 強 すぎ れ ば はじか れる 》 ||つよ|||||

《 逆 に 弱 すぎ れ ば 吸着 力 は 生まれ ず ああ なる 》 ぎゃく||じゃく||||きゅうちゃく|ちから||うまれ||| On the other hand, if it is too weak, the adsorption force will not be generated.

( カカシ ) 《 まっ ナルト と サスケ の 差 は こんな もん だ ろ う 》 ||||さすけ||さ||||||

案外 簡単 ね 。 あんがい|かんたん|

あ ?

サ … サクラ ちゃん ! |さくら|

エヘヘヘ 。

( カカシ ) ほう 今 いちばん チャクラ の コントロール が うまい の は ||いま||||こんとろーる||||

どうやら 女の子 の サクラ みたい だ な 。 |おんなのこ||さくら||| It looks like a girl's cherry pie.

ヘヘヘ ~。

す っげ ぇ サクラ ちゃん って ば ! さすが は 俺 の 見込 ん だ 女 だ 。 |||さくら||||||おれ||みこ|||おんな|

《 けど ちょっと 何 か ムカ つく 》 チッ 。 ||なん||||

《 サスケ 君 に 認め て もらい たかった のに 。 さすけ|きみ||みとめ||||

何で こう なる の ? いつも 》 なんで|||| How does this happen? It's always...

( カカシ ) い や ぁ チャクラ の 知識 も さる こと ながら ||||||ちしき|||| (No, I'd like to add my knowledge of chakras.

コントロール スタミナ 共に なかなか の もん だ 。 こんとろーる|すたみな|ともに|||| Both control and stamina were quite good.

この 分 だ と 火影 に いちばん 近い の は サクラ か なぁ 。 |ぶん|||ほかげ|||ちかい|||さくら||

誰 か さん と は 違って ね 。 だれ|||||ちがって| Unlike someone else.

それ に うち は 一族 って の も 案外 大した こと ない の ね 。 ||||いちぞく||||あんがい|たいした||||

うるさい わ よ 先生 って ば ! |||せんせい||

《 サスケ 君 に 嫌わ れ ちゃ う じゃ ない 》 さすけ|きみ||きらわ|||||

( カカシ ) 《 と は いって も ナルト と サスケ |||||||さすけ (Naruto and Sasuke, however.

こいつ ら サクラ と は 比べ 物 に なら ない ||さくら|||くらべ|ぶつ||| These guys are nothing compared to Sakura.

チャクラ の 量 を 秘め て いる 。 ||りょう||ひめ|| It contains a certain amount of chakra.

この 修業 が うまく 行け ば |しゅぎょう|||いけ|

これ が 大きな 財産 に なる 》 ||おおきな|ざいさん|| This will be a great asset.

よ ~ し ! まず は サスケ に 追い つい て やる 。 ||||さすけ||おい||| Alright! First, I'll go after Sasuke.

やって やる って ば よ !

( イナリ ) 《 フン 。 |ふん

あんな こと し て も ムダ な の に 》 |||||むだ|||

( ガト ー ) 全く あんた まで やら れ て 帰って くる と は ||まったく||||||かえって|||

霧 の 国 の 忍者 は よほど の ヘボ と 見える 。 きり||くに||にんじゃ||||||みえる

部下 の 尻拭い も でき ん で 何 が 鬼 人 じゃ 笑わ せる な 。 ぶか||しりぬぐい|||||なん||おに|じん||わらわ|| If you can't even clean up your own mess, what kind of a demon are you?

( 白 ) 《 居 合 か ? 》 しろ|い|ごう| (Iai? Iai?

ま ぁ 待て 。 ||まて

なぁ 黙って いる こと は ない だ ろ う 。 |だまって||||||| I know you will not remain silent.

何とか 言ったら どう な ん だ ? なんとか|いったら||||

ん ! ?

汚い 手 で 再 不 斬 さん に 触る な ! きたない|て||さい|ふ|き|||さわる|

う わ ~ ! 折れ … 折れる ~ ! ||おれ|おれる

( ワラジ ) 《 ば … ばか な 》

( ゾウリ ) 《 一瞬 で 移動 し た ! ? 》 |いっしゅん||いどう|| (It moved in an instant! ? He moved in an instant!

( 白 ) やめ た ほう が いい よ 僕 は 怒って いる ん だ ! しろ|||||||ぼく||いかって|||

次 だ ! 次 失敗 を 繰り返せ ば つぎ||つぎ|しっぱい||くりかえせ|

ここ に お前 ら の 居場所 は ない と 思え ! ||おまえ|||いばしょ||||おもえ

ほら 行く ぞ ! |いく|

( 扉 の 開閉 音 ) とびら||かいへい|おと

( 再 不 斬 ) 白 よけい な こと を 。 さい|ふ|き|しろ||||

( 白 ) 分かって い ます 。 しろ|わかって||

ただ 今 ガトー を 消す の は 時期尚早 です 。 |いま|||けす|||じきしょうそう|

ここ で 騒ぎ を 起こせ ば ||さわぎ||おこせ|

また ヤツ ら に 追わ れる こと に なり ます 。 |やつ|||おわ|||||

今 は 我慢 です 。 いま||がまん|

( 再 不 斬 ) ああ そう だ な 。 さい|ふ|き||||

ダァ ~ オラオラ オラ … !

う っ あた っ !

ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ ハァ ハァ … 。

《 もう ヘトヘト よ 2 人 と も 何て スタミナ してん の 》 |||じん|||なんて|すたみな||

痛 て て … 。 つう||

《 でも ナルト の ヤツ 全く 上達 し て ない わ ね 。 |||やつ|まったく|じょうたつ|||||

そろそろ 諦め て ダダ こね 始める わ 》 |あきらめ||||はじめる| I'm going to give up now and start begging.

く そ ~ ! 《 ほら ね !

性格 の 読み やすい ヤツ ね 全く … ん ? 》 せいかく||よみ||やつ||まったく|

あの さ … あの さ コツ 教え て くん ない ? ||||こつ|おしえ|||

え ? サスケ に は ないしょ で さ 。 |さすけ|||||

ねっ ねっ ?

( カカシ ) 《 あいつ は どんどん 強く なる な 。 ||||つよく||

どこ まで 強く なる か 。 ||つよく||

何せ ナルト お前 の チャクラ の 潜在 的 な 量 は なにせ||おまえ||||せんざい|てき||りょう|

恐らく サスケ 以上 。 おそらく|さすけ|いじょう

そして この 俺 すら 超え て いる 。 ||おれ||こえ||

楽しみ だ よ 全く 》 たのしみ|||まったく

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ Cultivate your hunger

♪ before you idealize

♪ Motivate your anger to

♪ make them realize

♪ Climbing the mountain .

♪ Never coming down ?

♪ Break in to the contents .

♪ Never falling down

♪ ~

♪ My knee is still shakinglike I was twelve

♪ Sneaking out the class roomby the back door

♪ A man railed at me twicebut I didn ' t care

♪ Waiting is wasting

♪ for people like me

♪ Don ' t try to live so wise .

♪ Don ' t cry

♪ coz you ' re so right .

♪ Don ' t dry withfakes or fears .

♪ Coz you will hate yourselfin the end .

♪ ~

♪ Don ' t try to live so wise .

♪ Don ' t crycoz you ' re so right .

♪ Don ' t dry withfakes or fears .

♪ Coz you will hate yourselfin the end .

♪ Don ' t try to live so wise .

♪ Don ' t cry coz

♪ you ' re so right .

♪ Don ' t dry

〈 イナリ の ヤツ 一 人 で 泣 い て た 。 ||やつ|ひと|じん||なき|||

海 を 見 ながら ずっと … 。 うみ||み||

あいつ 独りぼっち で 泣 い てる ばかり じゃ ねえ か 。 |ひとりぼっち||なき||||||

それ で どう なる って いう ん だ よ 。

一体 何 が そんなに 悲しい ん だって ば よ 〉 いったい|なん|||かなしい||||

( ナレ ー ション ) 〈 ある 日 三 門 市 に 異 次元 から の ゲート が 開き ||||ひ|みっ|もん|し||い|じげん|||げーと||あき

ネイバー と 呼ば れる 侵略 者 が 現れ た 〉 ||よば||しんりゃく|もの||あらわれ|

〈 絶体絶命 と 思わ れ た その とき ぜったいぜつめい||おもわ||||

ボーダー が 現れ ネイバー を 退け た 〉 ||あらわれ|||しりぞけ|

〈 それ から 4 年 。 ボーダー 所属 の 三雲 修 は ||とし||しょぞく||みくも|おさむ|

自ら を ネイバー と 名乗る 謎 の 少年 おのずから||||なのる|なぞ||しょうねん