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トリニティセブン 7人の魔書使い, Trinity Seven Episode 7

Trinity Seven Episode 7

( 学園 長 ) ああ そう か

今 の リーゼ ちゃん に は 見えて いる んだ ね

これ が …

僕 の 魔 道 書 ソロモンズ ・ ゲート さ

( リーゼ ) これ って

一定 以上 の 魔力 を 持た ない と 見え ない の よ ね

( 学園 長 ) その とおり だ けど あまり 見 ない ほう が いい よ

高位 の 魔 道 士 でも 長く 見 過ぎる と 狂気 に 陥る から ね

そう さ せて もらう わ

さ 〜 て 困った わ ね

どう 戦って いい もの か 見当 も つか ない わ

あっ そうだ

ねえ

こういう の は どう ?

うわ 〜 い すてきな 胸 だ !

隙 あり !

( 学園 長 ) う へ 〜 っ

( 激突 音 )

フッ 食え ない 男

( 学園 長 ) う っ … あ 〜 痛い 痛い 痛い

いやはや いい 感じ に 成長 して きて る ねえ

あちこち と

この 調子 で ほか の 子 たち も 一気に 育って くれる と

ありがたい んだ けど ね

リーゼ ちゃん 古来 から 悪 ( あく ) の 魔 道 士 は

強力な 力 を 手 に 入れて しまう と 負けて しまう もの な んだ よ

♪〜

〜♪

( 建物 が 壊れる 音 ) ( アラタ ) ああ ?

( ミラ ) 崩壊 現象 …

もう リーゼ が 攻めて きた ようです ね

マジ か ? じゃあ 早く …

( ミラ ) ええ 早く アキオ の 術 を

使える ように し ない と いけ ませ ん ね

( ミラ ) アキオ ( アキオ ) 了解 だ 大将

た あ 〜 っ !

( アラタ ) あっ

ああ っ … 早く お前 さん の 術 を パク れ って ことか

( アキオ ) そういう こと

( 魔 道 書 ) うん ?

魔 道 を パク り たかった の か よ

そこ の ねえちゃん の マントラ ・ エンチャント なら

とっくに プロセス を クリア して る ぜ

そんな ! いつの間に ?

( 魔 道 書 ) でも 今回 は 魔 道 書 を 武器 に 変換 する 魔術 じゃ ない から な

しかたない

プログラム サーチ

コンバート

コミット

エグゼ

( ソラ ) ハア … この 姿 に なる の は 聖 ( ひじり ) に 使わ れて いた とき 以来 だ な

エヘッ

( アリン ) あっ ( リリス ) どうかし ました か ?

( ユイ ) おっきな 魔力 の 人 が やられちゃ った みたい

( アリン ) うん

( リリス ) 学園 長 でしょう か ?

まあ あの 人 の こと です から どうせ わざと …

( アリン ) そして もう 1 つ 別 の 強い 魔力 が こっち に

頼 も 〜 う !

ん ?

あっ おお 〜!

( レヴィ ) 忍法 つり 下がり 天井 っす

( ユイ ) すご 〜 い ( リリス ) ワナ ? いつの間に ?

自分 忍者 っす から

アッハッハ 〜 ベタ な ワナ に 引っかかっちゃ った わ ね

( リリス ) なるほど リーゼ さん の 魔術 は

直接 的な 攻撃 や ワナ に 弱い から な んです ね

おっと さすが リリス 先生 分析 力 は ピカイチ ね

“ ピカイチ ” は 古い んじゃ ?

え ? ウソ ホント ?

フフッ

セリナ

ホント は この 子 も

私 たち 悪 の 魔 道 士 サイド に 連れて いき たい んだ けど

“ 私 たち ”?

おっと

でも この 子 に は 無理 そうでしょ ?

( セリナ ) う っ ああ …

あっ …

お 姉ちゃん

( リーゼ ) おはよう セリナ ごきげん いかが ?

お 姉ちゃん の せい で 最悪だ よ

でも 私 は 謝ら ない わ よ

知って る そういう お 姉ちゃん だ も の

だから 勝負 して ほしい の

勝負 ?

( セリナ ) うん もし アラタ さん が お 姉ちゃん に 勝ったら

悪 の 魔 道 士 なんか やめて 帰って きて

そして 元 の 私 たち に …

( リーゼ ) バカ ね そんな 約束 今 の 私 に は もう …

( リリス ) リーゼ さん …

さて しんみり は ここ まで よ

私 学園 長 先生 に 勝つ ため に

みんな の 魔力 も 食べる こと に したわ

それ じゃ いただき ま …

ああ !

誰 ?

よし 俺 の 魔力 回収 した ぜ !

( ユイ ) お にいちゃん ( レヴィ たち ) アラタ さん

( ソラ ) アッハハ ぶ っつ け に して は うまく やった な マスター

その 少女 それ に この 魔力 は …

アスティル の 写本 !

この 姿 で は はじめ まして だ な

聖 は 私 の こと を “ ソラ ” と 呼んで いた ぜ

( ソラ ) さて マントラ ・ エンチャント の 話 の 続き な んだ が …

プロセス 1 クリア プロセス 2 クリア

プロセス 3 クリア

マントラ ・ エンチャント の 構成 完了

こう やって 体 の どこ か に マントラ を 宿して 使用 する

その 際 魔術 に 意志 を 込める 必要 が ある ぜ

意志 ?

( アキオ ) ああ

私 の 魔術 で は いちばん 重要な もん で な

こいつ に どんな 気持ち を 込める か

それ が いちばん ダイレクトに 力 が 出る し

込めた 意志 が 弱ければ 自分 に も デカ い ダメージ を 受ける

私 の は そういう もん さ

気持ち を …

ア 〜 ハハハ !

ミラ こいつ に 託す んで いい んだ よ な ?

ええ グラ の アーカイブ の 魔術

使いこなせば リーゼ さん と 渡り合う こと も できる でしょう

確かに あの ねえちゃん に 対抗 する に は

ベターな 魔術 だろう な

( アキオ ) ちなみに 使う とき の 私 の スペル は “ コンセプション ” だ

今 から 託して やる から

これ で ちょいと 私ら の やんちゃ な 仲間 に

お 灸 ( きゅう ) を 据えて やって くれ

( アラタ ) あっ

あ …

何 だ ? 今 の …

頼んだ ぜ

あっ ああ !

おい !

( アラタ ) そんな わけ で

あの デカ い ねえちゃん の 魔術 を 使える わけだ

( リーゼ ) ふ 〜 ん

さあ 脚 の ねえちゃん お イタ は ここ まで !

ありゃ

おお っ

う っ う う …

( リリス ) こら 〜! ( アラタ ) あ …

油断 して たわ まさか オッパイ を 見 ようだ なんて

違う 違う 誤解 だ

アラタ さん の 目的 は

トリニティセブン の 裸 を 見る こと っす から ね

目的 じゃ ねえ よ !

でも 見 たい んだ よ ね 〜?

( アラタ ) かなり ( リリス ) こら !

( リリス ) 見 られて ない の は レヴィ くらい ?

( レヴィ ) お おっと !

( リーゼ ) 忍者 は ガード が 堅くて 大 変そう ね

自分 の 分 は リリス 先生 に 譲る っす よ

譲ら れて も 困り ます !

とか 漫才 して る うち に

乱れた 魔力 を 回復 さ れた みたいだ ぜ

な ぬ ?

あ 〜 ら バレ て た の ね

魔 王 候補 君 の 一撃

かなり 激しい から ビックリ しちゃ った

もう 1 回 キス して

魔力 を 奪わ せて もらって も いい けど ?

アキオ さん の 力 を コピー して 魔力 を 取り戻した と は いえ …

リーゼ さん は 達人 レベル の 魔術 と 魔 王 因子 を

手 に 入れて る っす から ね

お にいさん …

大丈夫な の ?

ああ なる ように なる さ

フフッ

さあ いく ぜ !

マスター マントラ で あの 胸元 に 触れ !

魔 王 因子 を 食って しまえ !

お うよ !

フッ !

後ろ だ ぜ !

ああ !

なるほど 魔 道 書 と の コンビ ネーション って わけ ね

今度 は 上 だ マスター !

残念

私 の 場所 を 探せる の は いい けど …

速 さ で 私 に 追いつける かしら ?

( アラタ ) う っ

上 だ ! あっ いや 左 …

( ソラ ) 次 は … ( アラタ ) 結局 どこ な んだ よ !

と いう わけな の よ

私 も 疲れる けど ね !

あっ

通ら ない !

マスター は マントラ ・ エンチャント で

肉体 そのもの を 強化 して る の さ

めちゃくちゃ 疲れる けど な !

( リーゼ ) チッ ! あ 〜 ら ら 束縛 も 攻撃 も 効か ない か

で マスター は お前 さん から 魔 王 因子 を 食ったら 勝ち だ

そう オッパイ を 触ら れたら アウト って こと ね

次 は もみ し だか れる に 違いない

それ は さすが に ちょっと 引く わ ね

大丈夫だ もま ない

もむ の は じっくり もめる とき に する !

アラタ !

フッ アッハハハハ や っぱ 面白い ね 君

しかたない 奥の手 を 少し 使っちゃ おうか な 〜

奥の手 ?

( ソラ ) ちょっと ヤバ い 気配 だ ぜ

( リーゼ ) アケディア の アーカイブ に 再 接続 テーマ を 実行 する わ

う っ 何 だ ?

こいつ は まさか !

いけ ませ ん リーゼ さん !

( リーゼ ) トリニティセブン と は

その アーカイブ に ある ロストテクニカ を

取得 した 者 の こと な の

秘 奥義 ?

これ を 使う と 普通 は ただ じゃ 済まない んだ けど

あなた に だけ 特別 よ

( リリス ) ああ っ

何 だ ? また 結 界 と か 異 世界 と か か ?

違う 激 ヤバ だ マスター

こいつ は アケディア の 秘 奥義 たる …

( リーゼ ) そう バアル ・ ペオル よ

かつて ロゴス ・ アート の 始祖 である 魔 道 士 ピュータゴラース が

編み出した ラスト ・ クレスト

万物 の 事象 を 完全 計測 し

私 以外 の 時間 を 極端に 遅く する 技

簡単に 言えば 時間 停止 の まね 事 みたいな 感じ ね

時間 停止 だ と ?

あら 不 勉強 の 魔 王 候補 君 で も 分かる の ?

そりゃ 思春期 な 男子 の 夢 だ から な

エロ いこ と しま くれる もん な

うん !

ウフッ でも まあ そう 実際 に は うまく いか ない の よ !

な っ

なるほど 干渉 外 の 物質 に は 影響 を 与え られ ない と いう わけだ

チェッ

つまり 脱 が したり でき ない って ことか

オッパイ 触って も カチンコチン だろう な

( リーゼ ) あんた ら ホント 落ち着いて ん の ね

でも どう する よ ? マスター マジ で 手詰まり だ ぜ

( アラタ ) マジ で か

( ソラ ) この 状況 で の 時間 は リーゼ の 管理 下 に なる から な

( リーゼ ) そう ね こう して る 間 に も

魔 王 候補 君 の 唇 を 奪って 魔力 を 吸い取る こと も できる わ

( アラタ ) それ は 光栄だ が こうして 話 を して い られる の は ?

あなた に 干渉 できる よう あなた の 時間 を 動かして る の

つまり 何 か しよう と したら …

( リーゼ ) 私 は あなた の 時間 を 止めて 好き勝手 できる と いう こと

今度 こそ 完璧に あなた の 魔力 を 奪い 尽くして あげる

そう したら あなた は 消えちゃ う と 思う けど

フッ

何 笑って ん の ?

( アラタ ) いや なんだか らしく なって きた な と 思って さ

やれる もん なら やって みな

美 少女 は いつでも 大 歓迎 だ ぜ

やる 気 か ?

ああ こいつ に 込める 意志 って の が つかめた ような 気 が する ぜ

だから 全力 で こいつ を リーゼ に ぶち 込む こと に する

相談 は 終わり ?

ああ 待た せた な

フフッ それ じゃ

魔力 を 吸い 尽くして あげる !

いく ぜ 相棒 !

おう 任せ とき な !

永 劫 ( えい ごう ) の 時 を 我が 手 に

クロノ ・ カリキュレーション !

う …

ちょっと 魔力 を 使い 過ぎちゃ った みたい

でも 私 の 勝ち

何 か 策 が あった の かも しれ ない けど

これ で 私 は 魔 王 の 力 を 手 に 入れる こと が できる

さよなら 魔 王 候補 君

ウフッ ご 希望 どおり 熱い の を して あげた わ よ

ウッフフ アハハハ

これ で 再び 私 は 魔 王 の …

あ !

う っ う う …

あっ

う う っ

舌 に …

マントラ ・ エンチャント !

べ 〜

ああ っ

拳 の 梵字 ( ぼん じ ) は フェイク さ

本物 は 舌 の ほう お前 は それ を 吸 っち まった

その 意味 が 分かる かい ?

あ …

う っ ああ っ !

ああ …

や … やった か ?

( ソラ ) お前 さん の イメージ どおり 右手 の 力 を 舌 に 移して おいた ぜ

サンキュー

この ねえちゃん は 必ず キス して くれる と 思って たよ

しかし ここ まで 効果 的に 魔力 を 暴走 さ せる なんて

マントラ に どんな 意志 を 込めた んだ ?

アキオ の 力 を もらった とき に 見えた んだ

ずっと 祈り 続けて いる 幼い アキオ の 姿 が

( リーゼ ) あっ …

アキオ も セリナ も

多分 ミラ や リリス だって

お前 に 帰って きて ほしい って

私 に ?

( アラタ ) 俺 も 聖に 帰って きて ほしい

そう 思って いる から 気付いた

アキオ や セリナ が 託した 意志 は それ だった んだ

お前 に は

こんな 誰 も い ない 孤独な モノクロ の 世界 に いて ほしく ない

そう 思って る んだ よ あいつ ら は

( リーゼ ) ああ …

バカ ね 私 は 世界 も 仲間 も 妹 すら 捨てた って いう のに

私 は もう この 世界 から 帰る こと は でき ない のに

えっ どういう こと だ ?

ラスト ・ クレスト に は リスク が ある

かつて この 技 を 生み出した ピュータゴラース は

そのまま 超 高速の 世界 …

つまり ここ から 出る こと は でき なかった そうだ

進む こと も 戻る こと も でき ず 永遠に この 世界 に 停滞 する

それ が この 魔術 の 代償 な の

( アラタ ) なんで だ よ ?

なんで そんな の 使った んだ よ !

魔 道 士 は 自分 の 研究 の ため なら どんな 手 でも 使う

それ は あなた の いとこ も 同じ こと

聖 が ?

あ …

( リーゼ ) ありがとう アラタ 君

こんなふうに 私 を 思って くれる 人 が いたら

私 も こっち に なら なかった の かも しれ ない ね

リーゼ …

あ !

ああ っ

バイバイ すてきな 魔 王 候補 君

セリナ と アキオ に 謝 っと いて

これ は …

( リーゼ ) 心配 いら ない わ これ で あなた たち は 戻れる はず

ふざけ ん な セリナ は どう すんだ ?

また 1 人 に する つもりな の か ?

俺 は 認め ねえ から な !

必ず お前 を ここ から 引きずり出して やっ から な !

そう ね また 会えたり したら 生 で 触ら せて あげる

待って ろ よ !

もみ し だく から な !

( リリス ) う …

ア … アラタ 〜!

( アラタ ) いつも ありがとう リリス

( 銃声 )

( セリナ ) そうです か お 姉ちゃん は もう …

( アキオ ) た あっ … あいつ め

自分 と この 始祖 と 同じ こと しや が って

すま ん

い いって あいつ の 魔 王 因子 は 全部 食い 尽くして くれた んだ ろ ?

ああ 今 は 私 が 預かって いる

魔 道 士 が 持つ と また 暴走 する だろう から な

しょうがない な お 姉ちゃん は

( せきばらい )

ソラ さん でした か ?

その 不 浄 な 男 は

どれ ぐらい ロゴス ・ アート の プロセス を クリア して い ます か ?

う 〜 ん … あ 〜

“ お っ もう ひと 声 !” って とこ だ な

やはり です か

それでは トップセキュリティ と して セリナ ・ シャルロック に 命じ ます

なるべく 早く ロゴス ・ アート を 春日 ( かす が ) アラタ に マスター さ せ

自分 の 時空 なんか に 引きこもって いる 姉 を

引きずり出し なさい

なるほど つまり …

とっとと 修行 して

こっち から リーゼ さん の 場所 に 追いつけ って こと っす ね

わ あ ミラ ちゃん 優しい ね !

ツンデレ ね

( ミラ ) ち … 違い ます !

私 に は 早く 彼女 を 罰する 必要 が ある

それ だけ です !

アキオ もう 行き ます よ !

私 が お 姉ちゃん に 追いつく ?

まあ そう だ な

超 高速の 世界 だ か で 停滞 して いる あいつ を

その カメラ で 束縛 して やれよ セリナ

その とき は 俺 も 手伝う から さ

はい お 願い し ます アラタ さん !

( 学園 長 ) なるほど アラタ 君 は 順調に 成長 中

ほか の トリニティセブン も 順調に 影響 を 受けて いる

と いった 感じ かな

( 女 教師 ) 学園 長

西 の 学園 が …

ああ つい さっき 完全 消滅 した よ ね

ついに 動きだした みたいだ

( 学園 長 ) あの 悪 の 魔 道 士 たち —

イシュ ・ カリオテ が …

♪〜

〜♪

( ユイ ) アラタ お にいさん は リリス 先生 と ずっと 魔術 の 勉強 中

お にいさん 勉強 も いい けど ユイ と リラックス し よ

次回 「 スタディ と ホリデイ 」

アーカイブ に 接続 テーマ を 実行 する よ ん


Trinity Seven Episode 7

( 学園 長 ) ああ そう か がくえん|ちょう|||

今 の リーゼ ちゃん に は 見えて いる んだ ね いま||||||みえて|||

これ が …

僕 の 魔 道 書 ソロモンズ ・ ゲート さ ぼく||ま|どう|しょ||げーと|

( リーゼ ) これ って

一定 以上 の 魔力 を 持た ない と 見え ない の よ ね いってい|いじょう||まりょく||もた|||みえ||||

( 学園 長 ) その とおり だ けど あまり 見 ない ほう が いい よ がくえん|ちょう||||||み|||||

高位 の 魔 道 士 でも 長く 見 過ぎる と 狂気 に 陥る から ね こうい||ま|どう|し||ながく|み|すぎる||きょうき||おちいる||

そう さ せて もらう わ

さ 〜 て 困った わ ね ||こまった||

どう 戦って いい もの か 見当 も つか ない わ |たたかって||||けんとう||||

あっ そうだ |そう だ

ねえ

こういう の は どう ?

うわ 〜 い すてきな 胸 だ ! |||むね|

隙 あり ! すき|

( 学園 長 ) う へ 〜 っ がくえん|ちょう|||

( 激突 音 ) げきとつ|おと

フッ 食え ない 男 |くえ||おとこ

( 学園 長 ) う っ … あ 〜 痛い 痛い 痛い がくえん|ちょう||||いたい|いたい|いたい

いやはや いい 感じ に 成長 して きて る ねえ ||かんじ||せいちょう||||

あちこち と

この 調子 で ほか の 子 たち も 一気に 育って くれる と |ちょうし||||こ|||いっきに|そだって||

ありがたい んだ けど ね

リーゼ ちゃん 古来 から 悪 ( あく ) の 魔 道 士 は ||こらい||あく|||ま|どう|し|

強力な 力 を 手 に 入れて しまう と 負けて しまう もの な んだ よ きょうりょくな|ちから||て||いれて|||まけて|||||

♪〜

〜♪

( 建物 が 壊れる 音 ) ( アラタ ) ああ ? たてもの||こぼれる|おと||

( ミラ ) 崩壊 現象 … |ほうかい|げんしょう

もう リーゼ が 攻めて きた ようです ね |||せめて||よう です|

マジ か ? じゃあ 早く … |||はやく

( ミラ ) ええ 早く アキオ の 術 を ||はやく|||じゅつ|

使える ように し ない と いけ ませ ん ね つかえる|よう に|||||||

( ミラ ) アキオ ( アキオ ) 了解 だ 大将 |||りょうかい||たいしょう

た あ 〜 っ !

( アラタ ) あっ

ああ っ … 早く お前 さん の 術 を パク れ って ことか ||はやく|おまえ|||じゅつ|||||

( アキオ ) そういう こと

( 魔 道 書 ) うん ? ま|どう|しょ|

魔 道 を パク り たかった の か よ ま|どう|||||||

そこ の ねえちゃん の マントラ ・ エンチャント なら

とっくに プロセス を クリア して る ぜ |ぷろせす||くりあ|||

そんな ! いつの間に ? |いつのまに

( 魔 道 書 ) でも 今回 は 魔 道 書 を 武器 に 変換 する 魔術 じゃ ない から な ま|どう|しょ||こんかい||ま|どう|しょ||ぶき||へんかん||まじゅつ||||

しかたない

プログラム サーチ ぷろぐらむ|

コンバート

コミット こみっと

エグゼ

( ソラ ) ハア … この 姿 に なる の は 聖 ( ひじり ) に 使わ れて いた とき 以来 だ な |||すがた|||||せい|||つかわ||||いらい||

エヘッ

( アリン ) あっ ( リリス ) どうかし ました か ?

( ユイ ) おっきな 魔力 の 人 が やられちゃ った みたい ゆい||まりょく||じん||||

( アリン ) うん

( リリス ) 学園 長 でしょう か ? |がくえん|ちょう||

まあ あの 人 の こと です から どうせ わざと … ||じん||||||

( アリン ) そして もう 1 つ 別 の 強い 魔力 が こっち に ||||べつ||つよい|まりょく|||

頼 も 〜 う ! たの||

ん ?

あっ おお 〜!

( レヴィ ) 忍法 つり 下がり 天井 っす |にんぽう||さがり|てんじょう|

( ユイ ) すご 〜 い ( リリス ) ワナ ? いつの間に ? ゆい||||わな|いつのまに

自分 忍者 っす から じぶん|にんじゃ||

アッハッハ 〜  ベタ な ワナ に 引っかかっちゃ った わ ね |べた||わな||ひっかかっちゃ|||

( リリス ) なるほど リーゼ さん の 魔術 は |||||まじゅつ|

直接 的な 攻撃 や ワナ に 弱い から な んです ね ちょくせつ|てきな|こうげき||わな||よわい|||ん です|

おっと さすが リリス 先生 分析 力 は ピカイチ ね |||せんせい|ぶんせき|ちから|||

“ ピカイチ ” は 古い んじゃ ? ||ふるい|

え ? ウソ   ホント ? |うそ|ほんと

フフッ

セリナ

ホント は この 子 も ほんと|||こ|

私 たち 悪 の 魔 道 士 サイド に 連れて いき たい んだ けど わたくし||あく||ま|どう|し|さいど||つれて||||

“ 私 たち ”? わたくし|

おっと

でも この 子 に は 無理 そうでしょ ? ||こ|||むり|そう でしょ

( セリナ ) う っ ああ …

あっ …

お 姉ちゃん |ねえちゃん

( リーゼ ) おはよう セリナ ごきげん いかが ?

お 姉ちゃん の せい で 最悪だ よ |ねえちゃん||||さいあくだ|

でも 私 は 謝ら ない わ よ |わたくし||あやまら|||

知って る そういう お 姉ちゃん だ も の しって||||ねえちゃん|||

だから 勝負 して ほしい の |しょうぶ|||

勝負 ? しょうぶ

( セリナ ) うん   もし アラタ さん が お 姉ちゃん に 勝ったら |||||||ねえちゃん||かったら

悪 の 魔 道 士 なんか やめて 帰って きて あく||ま|どう|し|||かえって|

そして 元 の 私 たち に … |もと||わたくし||

( リーゼ ) バカ ね そんな 約束 今 の 私 に は もう … |ばか|||やくそく|いま||わたくし|||

( リリス ) リーゼ さん …

さて しんみり は ここ まで よ

私 学園 長 先生 に 勝つ ため に わたくし|がくえん|ちょう|せんせい||かつ||

みんな の 魔力 も 食べる こと に したわ ||まりょく||たべる|||

それ じゃ いただき ま …

ああ !

誰 ? だれ

よし 俺 の 魔力 回収 した ぜ ! |おれ||まりょく|かいしゅう||

( ユイ ) お にいちゃん ( レヴィ たち ) アラタ さん ゆい||||||

( ソラ ) アッハハ ぶ っつ け に して は うまく やった な マスター |||||||||||ますたー

その 少女 それ に この 魔力 は … |しょうじょ||||まりょく|

アスティル の 写本 ! ||しゃほん

この 姿 で は はじめ まして だ な |すがた||||||

聖 は 私 の こと を “ ソラ ” と 呼んで いた ぜ せい||わたくし||||||よんで||

( ソラ ) さて マントラ ・ エンチャント の 話 の 続き な んだ が … |||||はなし||つづき|||

プロセス 1 クリア プロセス 2 クリア ぷろせす|くりあ|ぷろせす|くりあ

プロセス 3 クリア ぷろせす|くりあ

マントラ ・ エンチャント の 構成 完了 |||こうせい|かんりょう

こう やって 体 の どこ か に マントラ を 宿して 使用 する ||からだ|||||||やどして|しよう|

その 際 魔術 に 意志 を 込める 必要 が ある ぜ |さい|まじゅつ||いし||こめる|ひつよう|||

意志 ? いし

( アキオ ) ああ

私 の 魔術 で は いちばん 重要な もん で な わたくし||まじゅつ||||じゅうような|||

こいつ に どんな 気持ち を 込める か |||きもち||こめる|

それ が いちばん ダイレクトに 力 が 出る し |||だいれくとに|ちから||でる|

込めた 意志 が 弱ければ 自分 に も デカ い ダメージ を 受ける こめた|いし||よ わければ|じぶん|||||だめーじ||うける

私 の は そういう もん さ わたくし|||||

気持ち を … きもち|

ア 〜 ハハハ !

ミラ こいつ に 託す んで いい んだ よ な ? |||たくす|||||

ええ グラ の アーカイブ の 魔術 |||||まじゅつ

使いこなせば リーゼ さん と 渡り合う こと も できる でしょう つかいこなせば||||わたりあう||||

確かに あの ねえちゃん に 対抗 する に は たしかに||||たいこう|||

ベターな 魔術 だろう な べたーな|まじゅつ||

( アキオ ) ちなみに 使う とき の 私 の スペル は “ コンセプション ” だ ||つかう|||わたくし|||||

今 から 託して やる から いま||たくして||

これ で ちょいと 私ら の やんちゃ な 仲間 に |||わたしら||||なかま|

お 灸 ( きゅう ) を 据えて やって くれ |きゅう|||すえて||

( アラタ ) あっ

あ …

何 だ ? 今 の … なん||いま|

頼んだ ぜ たのんだ|

あっ ああ !

おい !

( アラタ ) そんな わけ で

あの デカ い ねえちゃん の 魔術 を 使える わけだ |||||まじゅつ||つかえる|

( リーゼ ) ふ 〜 ん

さあ 脚 の ねえちゃん お イタ は ここ まで ! |あし|||||||

ありゃ

おお っ

う っ う う …

( リリス ) こら 〜! ( アラタ ) あ …

油断 して たわ まさか オッパイ を 見 ようだ なんて ゆだん||||||み||

違う 違う 誤解 だ ちがう|ちがう|ごかい|

アラタ さん の 目的 は |||もくてき|

トリニティセブン の 裸 を 見る こと っす から ね ||はだか||みる||||

目的 じゃ ねえ よ ! もくてき|||

でも 見 たい んだ よ ね 〜? |み||||

( アラタ ) かなり ( リリス ) こら !

( リリス ) 見 られて ない の は レヴィ くらい ? |み||||||

( レヴィ ) お おっと !

( リーゼ ) 忍者 は ガード が 堅くて 大 変そう ね |にんじゃ||がーど||かたくて|だい|へんそう|

自分 の 分 は リリス 先生 に 譲る っす よ じぶん||ぶん|||せんせい||ゆずる||

譲ら れて も 困り ます ! ゆずら|||こまり|

とか 漫才 して る うち に と か|まんざい||||

乱れた 魔力 を 回復 さ れた みたいだ ぜ みだれた|まりょく||かいふく||||

な ぬ ?

あ 〜 ら バレ て た の ね

魔 王 候補 君 の 一撃 ま|おう|こうほ|きみ||いちげき

かなり 激しい から ビックリ しちゃ った |はげしい||びっくり||

もう 1 回 キス して |かい|きす|

魔力 を 奪わ せて もらって も いい けど ? まりょく||うばわ|||||

アキオ さん の 力 を コピー して 魔力 を 取り戻した と は いえ … |||ちから||こぴー||まりょく||とりもどした|||

リーゼ さん は 達人 レベル の 魔術 と 魔 王 因子 を |||たつじん|れべる||まじゅつ||ま|おう|いんし|

手 に 入れて る っす から ね て||いれて||||

お にいさん …

大丈夫な の ? だいじょうぶな|

ああ なる ように なる さ ||よう に||

フフッ

さあ いく ぜ !

マスター マントラ で あの 胸元 に 触れ ! ますたー||||むなもと||ふれ

魔 王 因子 を 食って しまえ ! ま|おう|いんし||くって|

お うよ !

フッ !

後ろ だ ぜ ! うしろ||

ああ !

なるほど 魔 道 書 と の コンビ ネーション って わけ ね |ま|どう|しょ|||こんび|ねーしょん|||

今度 は 上 だ マスター ! こんど||うえ||ますたー

残念 ざんねん

私 の 場所 を 探せる の は いい けど … わたくし||ばしょ||さがせる||||

速 さ で 私 に 追いつける かしら ? はや|||わたくし||おいつける|

( アラタ ) う っ

上 だ ! あっ いや 左 … うえ||||ひだり

( ソラ ) 次 は … ( アラタ ) 結局 どこ な んだ よ ! |つぎ|||けっきょく||||

と いう わけな の よ

私 も 疲れる けど ね ! わたくし||つかれる||

あっ

通ら ない ! とおら|

マスター は マントラ ・ エンチャント で ますたー||||

肉体 そのもの を 強化 して る の さ にくたい|その もの||きょうか||||

めちゃくちゃ 疲れる けど な ! |つかれる||

( リーゼ ) チッ ! あ 〜 ら ら 束縛 も 攻撃 も 効か ない か |||||そくばく||こうげき||きか||

で マスター は お前 さん から 魔 王 因子 を 食ったら 勝ち だ |ますたー||おまえ|||ま|おう|いんし||くったら|かち|

そう   オッパイ を 触ら れたら アウト って こと ね |||さわら||あうと|||

次 は もみ し だか れる に 違いない つぎ|||||||ちがいない

それ は さすが に ちょっと 引く わ ね |||||ひく||

大丈夫だ   もま ない だいじょうぶだ||

もむ の は じっくり もめる とき に する !

アラタ !

フッ アッハハハハ や っぱ 面白い ね 君 ||||おもしろい||きみ

しかたない 奥の手 を 少し 使っちゃ おうか な 〜 |おくのて||すこし|つかっちゃ||

奥の手 ? おくのて

( ソラ ) ちょっと ヤバ い 気配 だ ぜ ||||けはい||

( リーゼ ) アケディア の アーカイブ に 再 接続 テーマ を 実行 する わ |||||さい|せつぞく|てーま||じっこう||

う っ 何 だ ? ||なん|

こいつ は まさか !

いけ ませ ん リーゼ さん !

( リーゼ ) トリニティセブン と は

その アーカイブ に ある ロストテクニカ を

取得 した 者 の こと な の しゅとく||もの||||

秘 奥義 ? ひ|おうぎ

これ を 使う と 普通 は ただ じゃ 済まない んだ けど ||つかう||ふつう||||すまない||

あなた に だけ 特別 よ |||とくべつ|

( リリス ) ああ っ

何 だ ? また 結 界 と か 異 世界 と か か ? なん|||けつ|かい|||い|せかい|||

違う   激 ヤバ だ マスター ちがう|げき|||ますたー

こいつ は アケディア の 秘 奥義 たる … ||||ひ|おうぎ|

( リーゼ ) そう バアル ・ ペオル よ

かつて ロゴス ・ アート の 始祖 である 魔 道 士 ピュータゴラース が ||あーと||しそ||ま|どう|し||

編み出した ラスト ・ クレスト あみだした|らすと|

万物 の 事象 を 完全 計測 し ばんぶつ||じしょう||かんぜん|けいそく|

私 以外 の 時間 を 極端に 遅く する 技 わたくし|いがい||じかん||きょくたんに|おそく||わざ

簡単に 言えば 時間 停止 の まね 事 みたいな 感じ ね かんたんに|いえば|じかん|ていし|||こと||かんじ|

時間 停止 だ と ? じかん|ていし||

あら 不 勉強 の 魔 王 候補 君 で も 分かる の ? |ふ|べんきょう||ま|おう|こうほ|きみ|||わかる|

そりゃ 思春期 な 男子 の 夢 だ から な |ししゅんき||だんし||ゆめ|||

エロ いこ と しま くれる もん な

うん !

ウフッ でも まあ そう 実際 に は うまく いか ない の よ ! ||||じっさい|||||||

な っ

なるほど 干渉 外 の 物質 に は 影響 を 与え られ ない と いう わけだ |かんしょう|がい||ぶっしつ|||えいきょう||あたえ|||||

チェッ

つまり 脱 が したり でき ない って ことか |だつ||||||

オッパイ 触って も カチンコチン だろう な |さわって||||

( リーゼ ) あんた ら ホント 落ち着いて ん の ね |||ほんと|おちついて|||

でも どう する よ ? マスター マジ で 手詰まり だ ぜ ||||ますたー|||てづまり||

( アラタ ) マジ で か

( ソラ ) この 状況 で の 時間 は リーゼ の 管理 下 に なる から な ||じょうきょう|||じかん||||かんり|した||||

( リーゼ ) そう ね   こう して る 間 に も ||||||あいだ||

魔 王 候補 君 の 唇 を 奪って 魔力 を 吸い取る こと も できる わ ま|おう|こうほ|きみ||くちびる||うばって|まりょく||すいとる||||

( アラタ ) それ は 光栄だ が こうして 話 を して い られる の は ? |||こうえいだ|||はなし||||||

あなた に 干渉 できる よう あなた の 時間 を 動かして る の ||かんしょう|||||じかん||うごかして||

つまり 何 か しよう と したら … |なん||||

( リーゼ ) 私 は あなた の 時間 を 止めて 好き勝手 できる と いう こと |わたくし||||じかん||とどめて|すきかって||||

今度 こそ 完璧に あなた の 魔力 を 奪い 尽くして あげる こんど||かんぺきに|||まりょく||うばい|つくして|

そう したら あなた は 消えちゃ う と 思う けど ||||きえちゃ|||おもう|

フッ

何 笑って ん の ? なん|わらって||

( アラタ ) いや なんだか らしく なって きた な と 思って さ ||||||||おもって|

やれる もん なら やって みな

美 少女 は いつでも 大 歓迎 だ ぜ び|しょうじょ|||だい|かんげい||

やる 気 か ? |き|

ああ   こいつ に 込める 意志 って の が つかめた ような 気 が する ぜ |||こめる|いし||||||き|||

だから 全力 で こいつ を リーゼ に ぶち 込む こと に する |ぜんりょく|||||||こむ|||

相談 は 終わり ? そうだん||おわり

ああ 待た せた な |また||

フフッ それ じゃ

魔力 を 吸い 尽くして あげる ! まりょく||すい|つくして|

いく ぜ 相棒 ! ||あいぼう

おう 任せ とき な ! |まかせ||

永 劫 ( えい ごう ) の 時 を 我が 手 に なが|ごう||||じ||わが|て|

クロノ ・ カリキュレーション !

う …

ちょっと 魔力 を 使い 過ぎちゃ った みたい |まりょく||つかい|すぎちゃ||

でも 私 の 勝ち |わたくし||かち

何 か 策 が あった の かも しれ ない けど なん||さく|||||||

これ で 私 は 魔 王 の 力 を 手 に 入れる こと が できる ||わたくし||ま|おう||ちから||て||いれる|||

さよなら 魔 王 候補 君 |ま|おう|こうほ|きみ

ウフッ ご 希望 どおり 熱い の を して あげた わ よ ||きぼう||あつい||||||

ウッフフ アハハハ

これ で 再び 私 は 魔 王 の … ||ふたたび|わたくし||ま|おう|

あ !

う っ う う …

あっ

う う っ

舌 に … した|

マントラ ・ エンチャント !

べ 〜

ああ っ

拳 の 梵字 ( ぼん じ ) は フェイク さ けん||ぼんじ|||||

本物 は 舌 の ほう お前 は それ を 吸 っち まった ほんもの||した|||おまえ||||す||

その 意味 が 分かる かい ? |いみ||わかる|

あ …

う っ ああ っ !

ああ …

や … やった か ?

( ソラ ) お前 さん の イメージ どおり 右手 の 力 を 舌 に 移して おいた ぜ |おまえ|||いめーじ||みぎて||ちから||した||うつして||

サンキュー さんきゅー

この ねえちゃん は 必ず キス して くれる と 思って たよ |||かならず|きす||||おもって|

しかし ここ まで 効果 的に 魔力 を 暴走 さ せる なんて |||こうか|てきに|まりょく||ぼうそう|||

マントラ に どんな 意志 を 込めた んだ ? |||いし||こめた|

アキオ の 力 を もらった とき に 見えた んだ ||ちから|||||みえた|

ずっと 祈り 続けて いる 幼い アキオ の 姿 が |いのり|つづけて||おさない|||すがた|

( リーゼ ) あっ …

アキオ も セリナ も

多分 ミラ や リリス だって たぶん||||

お前 に 帰って きて ほしい って おまえ||かえって|||

私 に ? わたくし|

( アラタ ) 俺 も 聖に 帰って きて ほしい |おれ||せいに|かえって||

そう 思って いる から 気付いた |おもって|||きづいた

アキオ や セリナ が 託した 意志 は それ だった んだ ||||たくした|いし||||

お前 に は おまえ||

こんな 誰 も い ない 孤独な モノクロ の 世界 に いて ほしく ない |だれ||||こどくな|||せかい||||

そう 思って る んだ よ あいつ ら は |おもって||||||

( リーゼ ) ああ …

バカ ね 私 は 世界 も 仲間 も 妹 すら 捨てた って いう のに ばか||わたくし||せかい||なかま||いもうと||すてた|||

私 は もう この 世界 から 帰る こと は でき ない のに わたくし||||せかい||かえる|||||

えっ どういう こと だ ?

ラスト ・ クレスト に は リスク が ある らすと||||りすく||

かつて この 技 を 生み出した ピュータゴラース は ||わざ||うみだした||

そのまま 超 高速の 世界 … |ちょう|こうそくの|せかい

つまり ここ から 出る こと は でき なかった そうだ |||でる|||||そう だ

進む こと も 戻る こと も でき ず 永遠に この 世界 に 停滞 する すすむ|||もどる|||||えいえんに||せかい||ていたい|

それ が この 魔術 の 代償 な の |||まじゅつ||だいしょう||

( アラタ ) なんで だ よ ?

なんで そんな の 使った んだ よ ! |||つかった||

魔 道 士 は 自分 の 研究 の ため なら どんな 手 でも 使う ま|どう|し||じぶん||けんきゅう|||||て||つかう

それ は あなた の いとこ も 同じ こと ||||||おなじ|

聖 が ? せい|

あ …

( リーゼ ) ありがとう アラタ 君 |||きみ

こんなふうに 私 を 思って くれる 人 が いたら |わたくし||おもって||じん||

私 も こっち に なら なかった の かも しれ ない ね わたくし||||||||||

リーゼ …

あ !

ああ っ

バイバイ すてきな 魔 王 候補 君 ||ま|おう|こうほ|きみ

セリナ と アキオ に 謝 っと いて ||||あやま||

これ は …

( リーゼ ) 心配 いら ない わ これ で あなた たち は 戻れる はず |しんぱい|||||||||もどれる|

ふざけ ん な セリナ は どう すんだ ?

また 1 人 に する つもりな の か ? |じん|||||

俺 は 認め ねえ から な ! おれ||みとめ|||

必ず お前 を ここ から 引きずり出して やっ から な ! かならず|おまえ||||ひきずりだして|||

そう ね また 会えたり したら 生 で 触ら せて あげる |||あえたり||せい||さわら||

待って ろ よ ! まって||

もみ し だく から な !

( リリス ) う …

ア … アラタ 〜!

( アラタ ) いつも ありがとう リリス

( 銃声 ) じゅうせい

( セリナ ) そうです か   お 姉ちゃん は もう … |そう です|||ねえちゃん||

( アキオ ) た あっ … あいつ め

自分 と この 始祖 と 同じ こと しや が って じぶん|||しそ||おなじ||||

すま ん

い いって   あいつ の 魔 王 因子 は 全部 食い 尽くして くれた んだ ろ ? ||||ま|おう|いんし||ぜんぶ|くい|つくして|||

ああ 今 は 私 が 預かって いる |いま||わたくし||あずかって|

魔 道 士 が 持つ と また 暴走 する だろう から な ま|どう|し||もつ|||ぼうそう||||

しょうがない な お 姉ちゃん は しょうが ない|||ねえちゃん|

( せきばらい )

ソラ さん でした か ?

その 不 浄 な 男 は |ふ|きよし||おとこ|

どれ ぐらい ロゴス ・ アート の プロセス を クリア して い ます か ? |||あーと||ぷろせす||くりあ||||

う 〜 ん … あ 〜

“ お っ もう ひと 声 !” って とこ だ な ||||こえ||||

やはり です か

それでは トップセキュリティ と して セリナ ・ シャルロック に 命じ ます |||||||めいじ|

なるべく 早く ロゴス ・ アート を 春日 ( かす が ) アラタ に マスター さ せ |はやく||あーと||かすが|||||ますたー||

自分 の 時空 なんか に 引きこもって いる 姉 を じぶん||じくう|||ひきこもって||あね|

引きずり出し なさい ひきずりだし|

なるほど   つまり …

とっとと 修行 して |しゅぎょう|

こっち から リーゼ さん の 場所 に 追いつけ って こと っす ね |||||ばしょ||おいつけ||||

わ あ ミラ ちゃん 優しい ね ! ||||やさしい|

ツンデレ ね

( ミラ ) ち … 違い ます ! ||ちがい|

私 に は 早く 彼女 を 罰する 必要 が ある わたくし|||はやく|かのじょ||ばっする|ひつよう||

それ だけ です !

アキオ もう 行き ます よ ! ||いき||

私 が お 姉ちゃん に 追いつく ? わたくし|||ねえちゃん||おいつく

まあ そう だ な

超 高速の 世界 だ か で 停滞 して いる あいつ を ちょう|こうそくの|せかい||||ていたい||||

その カメラ で 束縛 して やれよ セリナ |かめら||そくばく|||

その とき は 俺 も 手伝う から さ |||おれ||てつだう||

はい お 願い し ます アラタ さん ! ||ねがい||||

( 学園 長 ) なるほど アラタ 君 は 順調に 成長 中 がくえん|ちょう|||きみ||じゅんちょうに|せいちょう|なか

ほか の トリニティセブン も 順調に 影響 を 受けて いる ||||じゅんちょうに|えいきょう||うけて|

と いった 感じ かな ||かんじ|

( 女 教師 ) 学園 長 おんな|きょうし|がくえん|ちょう

西 の 学園 が … にし||がくえん|

ああ つい さっき 完全 消滅 した よ ね |||かんぜん|しょうめつ|||

ついに 動きだした みたいだ |うごきだした|

( 学園 長 ) あの 悪 の 魔 道 士 たち — がくえん|ちょう||あく||ま|どう|し|

イシュ ・ カリオテ が …

♪〜

〜♪

( ユイ ) アラタ お にいさん は リリス 先生 と ずっと 魔術 の 勉強 中 ゆい||||||せんせい|||まじゅつ||べんきょう|なか

お にいさん 勉強 も いい けど ユイ と リラックス し よ ||べんきょう||||ゆい||りらっくす||

次回 「 スタディ と ホリデイ 」 じかい|||

アーカイブ に 接続 テーマ を 実行 する よ ん ||せつぞく|てーま||じっこう|||