Nichijou Episode 19
( 追う 男 ) MEGANE ( メガネ ) MEGANE
MEGANE MEGANE
( 追わ れる 男 ) ハッ ハッ ハッ
ハッ ハッ ウッ
MEGANE MEGANE MEGANE
( 追わ れる 男 ) ハッ ハッ ハッ
ひ っ は っ ひ い い
( 銃声 )
MEGANE MEGANE
う う っ ああ あっ
MEGANE
( 追わ れる 男 ) う わ ああ あっ
( 銃声 )
MEGANE MEGANE MEGANE
MEGANE MEGANE MEGANE MEGANE
MEGANE MEGANE MEGANE MEGANE
MEGANE MEGANE MEGANE
( 追わ れる 男 ) う わ ああ
♪~
~♪
( フェッ ちゃん ) 今 まで も そして これ から も ―
永遠 に お目にかかれ ない こと やって みよ うか と 思い ます
エヘッ
うん っ
ドメスティック バイオレンス
ひ ゃ ああ ! ハッ ハッ
どう だった ?
( 立花 ( たちばな ) み さ と ・ ウェボ シー ) “ どう だった ” って 言わ れ て も な
( み さ と ) フェッ ちゃん ぽか った
( ウェボ シー ) ああ 確かに フェッ ちゃん ぽか った
( み さ と ) うん フェッ ちゃん ぽか った
( フェッ ちゃん ) じゃあ 次 は ―
私 っぽく ない こと を やって みよ うか と 思い ます
ひえ ええ
あっ !
う う っ
ふえ ー ん
こけ ちゃ った
( み さ と ・ ウェボ シー ) フェッ ちゃん っぽい なあ
ああ …
フェッ ちゃん っぽい なあ
( 男性 ) は ー い 大 福 です よ
どう です か ?
( 中之条 ( なか の じ ょ う ) さん ) すま ん が ―
これ を 着用 し て もらえ ん か ね
( 男性 ) は ー い 大 福 です よ
どう です か あ ?
( 中之条 さん ) すま ん が ―
しゃべら ん で もらえ る か ね
服 を 着る こと は でき ん の か ?
すね てる の か ?
( 中之条 さん ) な っ ! すね て ない の か あ ?
じゃあ 何 な ん だ ?
お いっ
今 は しゃべって も いい ん だ ぞ
( 長野原 ( な が の は ら ) み お ) いき ま ー す
ハア ハア ハア
ハアッ
( 相生 祐子 ( あい おい ゆうこ ) ) うーん
( み お ) え いっ !
ガアッ !
え えっ あ あっ !
イエス !
跳 ん で ねえ よ
え ? いや だって ちゃんと バー が …
うん 正確 に 言 お う
超え て ねえ よ !
もう 何べん 教え たら ちゃん と 跳 ん で くれ ん の ?
日 が 暮れ ちゃ う よ
( み お ) ご … ごめん 次 は ちゃんと 頑張る から
( 祐子 ) 今度 は ちょっと バー を 落とす から
ゆっくり で いい から 次 は 教え た とおり に 跳び な よ
( み お ) 分かった
( み お ) とりあえず 次 の 測定 まで に
少し でも 跳べ る よう に なら ない と
( み お ) よっ しゃ !
( み お ) じゃ ない と みんな に
笑わ れ ちゃ う よ
( み お ) あ あっ
ガアッ !
( み お ) えっ
どう だった !
くう う …
この 土手 カボチャ !
なんで 教え た フォーム で 跳ば ない の っ
ふざけ て ん の ?
いや あ 私 の 中 で は キレイ な 背面 跳び な ん だ けど
キレイ な 背面 跳び ?
あんた の フォーム は もはや ―
魚雷 だ よ
は あ
人間 魚雷
( 祐子 ) そこ まで 言って ない よ
いや もう …
そこ まで いっちゃ っ てる よ
いやいや いや まっ さ か あ 冗談 でしょ ?
自覚 な しか !
は あっ
( み お ) ごめん
まあ み お ちゃん が 納得 いく まで つきあい ます よ
( み お ) ん ん
( 祐子 ) いつも 宿題 見せ て もらって る し ね
今日 は 私 の 番 です よ
できる まで 気長 に やり ま しょ
ああ
とりあえず ゆっくり ゆっくり
まずは またぐ 感じ で 跳 ん で み よっ か
み お ちゃん 落ち着 い て 大丈夫 だ よ
( み お ) 運動 音痴 は 今 に 始まった こと じゃ ない
( 生徒 たち ) えっ
( 祐子 ) ちょっと み お ちゃん ! これ サッカー だ から !
( み お ) 基礎 体力 は 人並み に ある
だけど そこ に ルール が 絡む と ―
とんと 我 を 忘れ ちゃ う
( 師範 代 ) 受け身 よ ー い
始め っ !
み お ちゃん 逆 受け身 が 逆 だ よ
( み お ) でも
そこ で 何も やら なけ れ ば 何も 変わら ない ―
いつも の 私 な ん だ
( 大間々 ( お お まま ) ) せ ー の
… っと ああ ?
( 祐子 ) み お ちゃん プロペラ じゃ なく て 逆上がり だ よっ !
( み お ) ムダ な 努力 だって いい
結果 が 出 なく った って いい
( み お ) ハア ハア
ハア ハア
( み お ) だ けど
たった ひと つ 私 に も できる こと が ある
( 祐子 ) イチ ニイ サン
う うん アハハ
もっか い やっと こっか
( み お ) ゆ っこ の ため に も
ちょっと むこう で 休 ん で くる
うん 分かった
ハアッ
( み お ) 私 の ため に も
あきらめ ない
あきらめる なら ―
やる だけ やって あきらめ て やる
う おお !
( 師範 代 ) 努力 は 必ず 扉 を 開く
( み お ) や ああ
( 祐子 ) う ああ …
( み お ) え えっ
ああ …
は ああ あ ?
う っ
この お っ !
( み お ) う ああ !
( 祐子 たち ) ああ
なんか 寝 て ばっかり
あの 1 匹 なんか お 尻 向け ちゃ って る よ
( み お ) そうだ ね それ に ―
ずいぶん 遠く に いる から よく 見え ない し
( 祐子 ) せっかく 見 に き た のに つま ん ない
( み お ) 見 れ た だけ でも よかった じゃ ん
まあ ねえ
( 祐子 ・ み お ) ああ ?
( トラ たち の うなり 声 )
( 祐子 ・ み お ) おお
あっ
( トラ たち の うなり 声 )
( 祐子 ・ み お ) う わ やった あ
( ピョン ) ヘッ ヘッ ヘッ
ヘッ ヘッ ヘッ
( 阪本 ( さ かも と ) ) フワア
( はかせ ) 雨 だ
洗濯物 入れ ない と
( 阪本 ) おい どこ 行く ん だ よ ?
( はかせ ) うーん
( 阪本 ) フウ
エエ
とお っ
わ あい
あっ う あっ !
これ は もう ダメ だ
( 阪本 ) とにかく 入れろ
( 東雲 ( しの の め ) な の ) ふ ぃ いい
雨 だ あ
はかせ 阪本 さん
ただいま
雨 スゴ かった です ね
洗濯物 入れ て おい て くれ まし た か ?
だって 阪本 が 入れろ って 言った から
ホント だ よ
ホント に 阪本 が 入れろ って 言った から
( な の ) 阪本 さん が 入れろ って 言って ―
洗濯物 が 落ちる ん です か ?
違う よ 阪本 が 入れろ って 言って ―
落とせ って 言った から
( 阪本 ) 言って ねえ よ
ああ ビックリ し た
何 言いだす ん だ よ ガキ は
だって 言った じゃ ん
( 阪本 ) 落とせ と は 言って ねえ よ
( はかせ ) 言った ( 阪本 ) 言って ねえ よ
( はかせ ) 言った ( 阪本 ) 言って ねえ よ
( はかせ ) 言った ( 阪本 ) 言って ねえ よ
( はかせ ) 言った ( 阪本 ) 言って ねえ って
( はかせ ) 言った ( 阪本 ) 言って ねえ
もう 勘弁 し て
( 阪本 ) ええ !
( はかせ ) な の
だったら 阪本 いけにえ に する から ―
いい よ ね ?
( 阪本 ) どういう こと だ ?
もう いい です
汚れ は 洗濯 すれ ば 元 に 戻り ます から
あっ ! そう か
ヘヘヘ そう だった か も
でも 今日 と いう 日 は 戻り ませ ん から
だっ
2 人 と も 今日 の 晩 ごはん は 抜き に し ます
ええ
( 阪本 ) クソッ なんて とばっちり だ
だって だって 阪本 が やった し ―
阪本 いけにえ に する から ねえ いい でしょ う
( な の ) 分かり まし た
じゃあ 阪本 さん を もらって ―
はかせ だけ 晩 ごはん 抜き です
( はかせ ) え えっ ! ( 阪本 ) フッ ヘヘッ
違う よ じゃあ はかせ が いけにえ に なる から
だって 落 っこ と し た の は はかせ だ し ―
ビチョビチョ に し た の も はかせ だし って
あれ れ
( な の ) じゃ ー ん
今日 の 晩 ごはん は オムライス で ー す
う わ あ
卵 安かった んで
あれ ? はかせ 今日 食べ られる の ?
あっ ! そう だった すっかり 忘れ て まし た
え ー と
じゃあ
ま … まあ とりあえず 今日 は 食べ ちゃ い ま しょ う
やった あ やった あ
あした 抜き に し ま しょ う
( はかせ ) ヘコ
( な の ・ はかせ ) すい すい
サメ サメ パクン
サメ サメ パクン
それ なら これ な ん だ
( 祐子 ) み お ちゃん 麻衣 ( まい ) ちゃん
スラマッパギー
自画 像 粘土 の 宿題 チョー め ん ど くさく なかった ?
( み お ) う わ ! その 宿題 今日 だった っけ か ?
( 祐子 ) あれ れ み お 先生
もし かして お 忘れ です か に ゃ あ ?
( み お ) くっ てっきり あした だ と
( 祐子 ) ププププ
麻衣 ちゃん やって き た ?
( 水上 ( みな かみ ) 麻衣 ) しまった
( み お ・ 祐子 ) は ああ
麻衣 ちゃん も なんて ―
こりゃ ひと 雨 くる かも ね
ひと 雨 どころ じゃ ない よ
天変 地異 だ よ
天変 地異
( 祐子 ) ホント に
( み お ) 降って き た
( 遠く 聞こえる 雷鳴 )
( 鈴 の 音 )
( 足音 )
( 和尚 ( お しょ う ) ) おお お前 ら
うち の 寺 に 何 する 気 じゃ
ああ この さい銭 泥棒 が !
わ ああ
あ … 危 ねえ
う わ わ わ
たたり じゃあ
疫病 神 じゃ あっ
ああ あ あっ
出 て け
わし の 寺 から 出 て いけ !
( ナレーター ) らしく いこ う
晩秋 の 雨 に 打た れ ながら ―
彼女 たち は そう 思った
( 硬貨 を 入れる 音 )
( 商品 が 落下 し た 音 )
( 大工 健三郎 ( だ いく けん ざ ぶ ろ う ) ) あっ ああ
ああ
( 桜井 誠 ( さ くらい まこと ) ) お 願い し ます 部長
今 から 高崎 ( たか さき ) 先生 と 勝負 する んで ―
審判 に なって もらって いい です か ?
審判 って 囲碁 サッカー の ?
( 誠 ) そうです この 勝負 に 勝て ば ―
有無 を 言わ さ ず 顧問 に なって もらえ る ん です
やり ます よ 俺
でも どう やって やれ ば いい の ?
大丈夫 です
前 に 貸し た 「 囲碁 サッカー 入門 」
あれ 見て い れ ば 大丈夫 です よ
あ ああ
( 大工 ) 入門 書 を 読 ん で こ なかった 俺 が 悪い ん だ が
この 2 人
さっき から 何 やって ん だ か 全く 分か ん ねえ
これ が 囲碁 サッカー ?
( 小木 ( お ぎ ) ) 入門 書 を 見 た って 分かりゃ し ませ ん よ
( 大工 ) ああ 小木
いわば 両者 始 め から 禁じ て を 使った 状態
セオリー 無視 の ハイレベル な 攻防 です
わ あっ !
例えば あの まっすぐ に 伸ばし た 手
あれ が 囲碁 基盤 の 足 と する なら ば ―
対面 ( と い め ん ) の あの 構え は 碁石
一見 相性 は よ さ そう に 見え ます が ―
足 に 挟 ん だ ボール が くせ者
私 の 推測 です が この 2 人
太陽 に な ろ う と して いる
( 大工 ) ああ
何 言って る の か ―
さっぱり 分か ん ねえ
( 小木 ) ああ ! 動き ます ( 大工 ) ああ
( 高崎 先生 ) う う あ …
た あっ !
マズ い !
ビー ラブド
( 大工 ) あっ ああ
小木 それ は どういう …
( 小木 ) 静か に っ ( 大工 ) へ っ ?
( 小木 ) 分かり ませ ん か ?
この 2 人 に 流れる し たり 気 な 空気
ヘタ し たら これ ―
死人 が で ます よ
は あっ
( 大工 ) いったい 何 が 起こって いる ん だ
こんな ハイレベル な 試合 を 見る の は ―
私 も 久しぶり です
どう り で 風 が 騒ぐ わけ だ
マズ い この 構え は ―
まさか 野良 試合 で アレ を やる 気 か ?
正気 の 沙汰 か
くっ しかし この 状況
見過ごす わけ に は いか ない
父上 使わ せ て いただき ます
すべて は 正義 の ため に ―
光 さす 星 と なら ん
小木 禁止 点 流 ( お ぎ きん して ん り ゅ う ) 超 奥義
う おお
小 木星 ( お ぎ ぼ し )
( 大工 ・ 関口 ) あっ ?
( 小木 ) た あっ !
は ああ
これ ぞ あっ ファイナル ラブド
( 大工 ・ 関口 ) カア !
( 高崎 ) う う っ ( 誠 ) う っ
( 高崎 ) ハア ハア
やる な
ハア ハア
先生 こそ
( 大工 ) あ ああ
( 大工 ) 何て こった
軽い 気持ち で 作った 部活 だった の だ が ―
こりゃ あ ―
大 変な こと に なって き や がった
♪~
~♪
( 玉村 ( たま むら ) ) ハア
あ ?
あっ !
( 粘土 ) 踏ま れ て も 踏ま れ て も
不死鳥 の よう に よみがえる
それ が 俺 粘土
ここ に 見 参
今日 も 子ども たち と 戦う べく ―
さまざま な 物 に 姿 を 変える の だ
次回 の 「 日常 」 は 第 20 話
さあ 子ども たち よ ―
かかって こ ー い !