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キッズボンボン TV, かぐや姫 - かぐやひめ(日本語版)アニメ日本の昔ばなし/日本語学習/SHINING PRINCESS (JAPANESE)

かぐ や 姫 - かぐ や ひめ (日本 語 版 )アニメ 日本 の 昔 ば なし /日本 語 学習 /SHINING PRINCESS (JAPANESE)

むかし むかし の お はなし です 。

みやこ の ちかく に 竹 とり の おきな と よば れる お じいさん が すんで い ました 。

お じいさん は 、 まいにち 、 山 へ でかけて は 、 竹 を とって きて 、

ざる や かご を つくり 、 ほそぼそ と くらして い ました 。

ある 日 、 お じいさん が いつも の ように 、 竹やぶ に は いる と 、

ねもと が ぼうっと ひかる 竹 が 1 本 あり ました 。

ふしぎに おもい 、 その 竹 を きって みる と 、

中 に は 、 小さくて かわいい 女の子 が はいって い ました 。

お じいさん は 、 おどろき ながら 、

ほ ぉ ・・・、 きっと この 子 は 、 かみさま が さずけて くれた に ちがいない ・・・・。

と 、 いえ に つれて かえり ました 。

かわいい 女の子 を 見て 、 おばあ さん も おおよろこびです 。

子ども の いない 二 人 は 、 女の子 に 『 かぐ や ひめ 』 と 名前 を つけ 、

たいせつに そだてる ことに し ました 。

それ から も 、 ふしぎな こと は つづき 、

お じいさん が 竹 を きる たび に 中 から こばん が ざ く ざ く と でて き ました 。

お じいさん は 、 お 金持ち に なり 、 大きな やしき を たて ました 。

小さかった かぐ や ひめ も みるみる 大きく なり 三 か月 も たつ ころ に は 、

うつくしい むすめ に そだち ました 。

その うつくし さ は 、 かがやく ほど で 、

や しき の まわり に まで 、 すんだ ひかり が みち あふれ 、

お じいさん と おばあ さん は 、 かぐ や ひめ の そば に いる だけ で 、 ここ ろ が やすらぎ ました 。

かぐ や ひめ の うわさ は 、 とおく まで ひろまり 、 なん 人 も の 男 の 人 が 、

かぐ や ひめ を お よ めに し たい と 、 やしき に やって き ました 。

しかし 、 かぐ や ひめ は 、 すがた を 見せ ませ ん 。

だれ と も 、 けっこん する 気 は 、 なかった のです 。

それ でも 、 あきらめ ない 五 人 の みぶん の 高い 男 たち が い ました 。

五 人 が あまりに ねっしんな ので 、 かぐ や ひめ は 、 しかたなく 、 あう こと に し ました 。

かぐ や ひめ の うつくし さ に ためいき を つく 五 人 に かぐ や ひめ は こう いい ました 。

わたし が たのんだ もの を 見つけて きたら 、 その 人 の つま に なり ましょう ・・・。

それ は 、 どれ も 、 さがして くる こと が 、 とても むずかしい もの でした 。

かぐ や ひめ は 、 五 人 が あきらめて くれる の を のぞんで いた のです 。

一 人 目 の 石 つくり の みこ は 、 てんじ くに ある と いう

お しゃか さま が つかわ れた 石 の はち を たのま れ ました 。

しかし 、 はるか とおい てんじ く まで 、 いける はず が ない と 、

たび へ でた ふり を して 、 み を かくし 、

どこ か の 山 で ら に あった ふるい 石 の はち を もって き ました 。

これ こそ 、 お しゃか さま の つかわ れた はち です 。

その はち を 見て 、 かぐ や ひめ は 、 くび を よこ に ふり ました 。

お しゃか さま の はち は 、 ひかって いる はずです 。

いったい どこ の 山 で ら に こんな みごとに すすけた はち が あった ので ございます か ?

かんたんに うそ を 見やぶら れて しまい 、 いし つくり の みこ は 、

すごすご と かえって いき ました 。

二 人 目 の くら もち の みこ は 、 ほうら い 山 に ある と いう 、 玉 の えだ を たのま れ ました 。

ね が ぎん 、 くき が 金 で しんじゅ のみ が なる 木 の えだ です 。

くら もち の みこ は 、 ふね に のり 、

とおい ほうら い 山 へ いった ように 見せかけて 、

うで の いい しょくにん に にせもの を つくら せ ました 。

ほんもの そっくりな えだ が でき あがる と 、

さも たび から かえって きた ばかりの ような すがた で 、

かぐ や ひめ の いえ に やって き ました 。

その 玉 の えだ が あまりに も みごとだった ので 、

かぐ や ひめ は 、 けっこん を ことわれ ず こまって しまい ました 。

さらに 、 くら もち の みこ が 玉 の えだ を とって くる の が 、

いかに たいへんだった か を はなして いる と 、 しょくにん たち が 、 おしかけて き ました 。

みこ が 、 のこり の お 金 を はらわ ない ので 、 とり に きた のです 。

これ で 、 すべて うそ だ と いう こと が 、 わかって しまい ました 。

三 人 目 の あべ の 右 だいじん は 、

から の 国 に ある と いわ れる 火 ねずみ の かわ ごろ も を たのま れ ました 。

右 だいじん は 、 たいへんな お 金 もち でした ので 、

から の 国 へ いく しょうにん に お 金 を はらい 、 かって くる ように たのみ ました 。

しばらく して ・・・・・、 かわ ごろ も を 手 に いれた 右 だいじん は 、

おおよろこびで 、 かぐ や ひめ の いえ に むかい ました 。

それ を 見た かぐ や ひめ は 、

ほんもの なら 、 火 に くべて も 、 もえ ない はずです

・・・ と 、 いって 、 火 の 中 に いれ ました 。 すると ・・・・

かわ ごろ も は 、 めらめら と もえ 、 はい に なって しまい ました 。

はじ を かいた 右 だいじん は 、 がっかり して 、 かえって いき ました 。

四 人 目 の だいなごん お おとも の みゆき は 、

りゅう の くび に ある と いう 五 しき に ひかる 玉 を たのま れ ました 。

だいなごん は 、 じぶん の ちから で とり に いこう と ふね に のり 、

うみ に で ました が 、 とちゅう で ひどい あらし に なり 、 ふね は 、

木 の は の ように ゆれて しずみ そうに なり ました 。

もう 、 りゅう を つかまえたり し ない から 、 あらし を しずめて ください !!

だいなごん は 、 おもわず 手 を あわせて さけび ました 。

ふね は 、 やっと の こと で みなと へ たどり つき ました 。

だいなごん は 、 それ っきり かぐ や ひめ の ところ へ は いきま せ ん でした 。

五 人 目 の いそ の かみ ちゅう な ごん が たのま れた もの は 、

つばめ の す の 中 に ある と いう こやす 貝 です 。

ちゅう な ごん は 、 一 人 で かご に のり 、 つばめ の す が ある 高い ところ へ のぼって いき ました 。

見つかった ぞ ! 早く 、 かご を おろせ !

けらい たち が あわてて 、 つな を ひいた とたん 、

かご が ひ っ くり かえり ちゅう な ごん は まっ さかさまに おちて しまい ました 。

それ でも 、 こやす 貝 らしき もの は 、 はなし ませ ん 。

でも 、 よく 見たら 、 それ は 、 つばめ の フン でした 。

ちゅう な ごん は おおけが を して ね こんで しまい ました 。

気のどくに おもった かぐ や ひめ は 、 お みまい の てがみ を おくり ました 。

こうして 、 けっきょく だれ も かぐ や ひめ を お よ めに する こと は でき ませ ん でした 。

かぐ や ひめ の うわさ は 、 とき の みかど に まで とどき ました 。

みかど は つかい を だし かぐ や ひめ が みかど に お つかえ すれば 、

お じいさん を みぶん の 高い きぞく に する と つたえ ました 。

はなし を きいた かぐ や ひめ は 、 なき だして しまい ました 。

わたし は 、 この いえ を はなれ たく あり ませ ん 。

すこし でも ながく お 二 人 の そば に い させて ください 。

どこ に も やり は 、 し ない !

わし ら は 、 おまえ の しあわせ だけ を ねがって おる のじゃ !

お じいさん は 、 みかど から の もうしで を ことわり ました 。

みかど は 、 よけいに あい たく なり 、 かり の かえり に 、

かぐ や ひめ の いえ に たちよる ことに し ました 。

ひめ の うつくし さ は 、 おもった いじょうで 、

そば に いる だけ で 、 ここ ろ まで きよらかに なる ようです 。

みかど は 、 かぐ や ひめ に すっかり ここ ろ を うばわ れ ました 。

さ ぁ 、 わたし と いっしょに みやこ へ いこう !

わたし は 、 この 国 の もの で は 、 ございませ ん 。

たとえ 、 みかど の お ことば でも 、 それ は 、 でき ない こと で ございます 。

それ でも 、 みかど は 、 かぐ や ひめ の こと が わすれ られ ず 、 てがみ を おくり つづけ ました 。

かぐ や ひめ も ここ ろ を こめて へんじ を だし ました 。

やがて 、 三 年 の 月日 が ながれ 、 その 年 の はる の おわり ごろ から 、

かぐ や ひめ は 、 月 を 見て は 、

ためいき を つき ながら なみだぐむ ように なり ました 。

しんぱい した お じいさん と おばあ さん が 、 わけ を たずねて も こたえ ませ ん 。

やがて 、 八 月 の 十五夜 が ちかく なり 、 やっと 口 を ひらき ました 。

わたし は 月 の 国 の もの です 。

つぎの 十五夜 に 月 の みやこ から むかえ が くる ことに なり ました 。

わたし は 、 お じいさん と おばあ さん に お わかれ する の が 、 かなしくて ・・・・・・。

お じいさん と おばあ さん は 、 なげき かなしみ ました 。

そして 、 とうとう 十五夜 に なり ました 。

お じいさん は 、 みかど に おね がいして 、

や しき の まわり を 二千 人 の へいし で まもって もらい ました 。

かぐ や ひめ は 、 やしき の 一 番 おく の へ や に いて お じいさん と おばあ さん が しっかり まもり ました 。

やがて ま よなか に なり 、 まぶしい ひかり と ともに 、 天女 たち が まいおりて き ました 。

へいし たち は 、 ゆみ を かまえ ました が 、 だれ も うごく こと すら でき ませ ん 。

その とき す みきった こえ が ひびき わたり ました 。

たけとり の おきな ・・・・・、

ながい あいだ 、 かぐ や ひめ を そだてて くれて ありがたく おもって い ます 。

でも ・・・・、 もう 、 かぐ や ひめ は 、 月 の みやこ へ かえら なくて は 、 なら ない のです 。

すると ・・・・、 しめきって いた と が 、 音 も なく ひらき 、 かぐ や ひめ は ひきよせ られる ように 、 そと へ で ました 。

お じいさん と おばあ さん は 、 ひきとめる こと も でき ず 、

ただ 、 じっと ひめ を 見あげて いる だけ でした 。

お まち ください ・・・・。

はごろも を きる と 、 もう ちじょう の 人 の ここ ろ が わから なく なって しまい ます 。

その まえ に ・・・・・・・・。

かぐ や ひめ は 、 お じいさん と おばあ さん に 今 まで そだてて くれた おれい を いい 、

みかど へ の わかれ の てがみ を わたし ました 。

そして 、 はごろも を きる と 、

ふりむき も せ ず に 空 を とぶ 車 に のり こみ ました 。

月 へ いく 車 を お じいさん と おばあ さん は 、

いつまでも 、 いつまでも 、 みおくって いま した ・・・・・・・。


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むかし   むかし の   お はなし です 。 Once upon a time, it's a story of the past. 옛날 옛적의 이야기입니다.

みやこ の   ちかく に   竹 とり の   おきな と よば れる   お じいさん が   すんで   い ました 。 ||||たけ|||||||||||| There was an old man called Taketori's Okina in the neighborhood of Miyako. 교토 근처 카구야의 오키나와 잘하면되는 것이 할아버지가 살고있었습니다.

お じいさん は 、 まいにち 、 山 へ   でかけて は 、 竹 を   とって   きて 、 ||||やま||||たけ||| The old man earned a meager living by going out each day to cut bamboo to make sieves and baskets and other things. 저희 할아버지는 매일 산에 틀어 대나무를 가져와,

ざる や   かご を   つくり 、 ほそぼそ と   くらして   い ました 。 I made a colander and a basket and lived in a quiet place. 소쿠리 나 바구니를 만들어 ほそぼそ하게 생활하고있었습니다.

ある 日 、 お じいさん が   いつも の ように 、 竹やぶ に   は いる と 、 |ひ|||||||たけやぶ|||| One day, when an old man was in the bamboo grove as usual, 어느 날 저희 할아버지가 언제나처럼, 대나무 숲에 있으면,

ねもと が   ぼうっと   ひかる   竹 が 1 本   あり ました 。 ||||たけ||ほん|| he noticed one bamboo stalk that was shining at its base. 뿌리가 뿌옇게 빛나는 대나무가 1 개 있습니다했습니다.

ふしぎに   おもい 、 その   竹 を   きって   みる と 、 |||たけ|||| Mysteriously, when I cut the bamboo,

中 に は 、 小さくて   かわいい   女の子 が はいって   い ました 。 なか|||ちいさくて||おんなのこ|||| Inside was a small, cute little girl.

お じいさん は 、 おどろき ながら 、

ほ ぉ ・・・、 きっと   この 子 は 、 かみさま が さずけて   くれた に   ちがいない ・・・・。 ||||こ||||||| Oh... This child must have been given to us by God. ・・・・

と 、 いえ に   つれて   かえり ました 。 No, I returned with it.

かわいい   女の子 を 見て 、 おばあ さん も   おおよろこびです 。 |おんなのこ||みて|||| His wife was overjoyed when she saw the adorable little girl.

子ども の   いない   二 人 は 、 女の子 に 『 かぐ や ひめ 』 と 名前 を   つけ 、 こども|||ふた|じん||おんなのこ||||||なまえ||

たいせつに   そだてる   ことに   し ました 。 I decided to take good care of them.

それ から も 、 ふしぎな こと は   つづき 、

お じいさん が   竹 を   きる   たび に   中 から こばん が   ざ く ざ く と でて   き ました 。 |||たけ|||||なか||||||||||| Every time my grandfather made bamboo, a good evening came out from the inside.

お じいさん は 、 お 金持ち に   なり 、 大きな   やしき を   たて ました 。 ||||かねもち|||おおきな|||| The old man became rich and built a big house.

小さかった   かぐ や ひめ も   みるみる 大きく なり   三 か月 も   たつ   ころ に は 、 ちいさかった||||||おおきく||みっ|かげつ||||| Kaguya Hime, who was small, grew up, and after three months,

うつくしい   むすめ に   そだち ました 。

その   うつくし さ は 、 かがやく ほど で 、 Its beauty is so bright,

や しき の   まわり に まで 、 すんだ   ひかり が   みち あふれ 、 Around Yashiki, there is a flood of Hikari.

お じいさん と   おばあ さん は 、 かぐ や ひめ の   そば に   いる だけ で 、 ここ ろ が   やすらぎ ました 。 and the old man and old woman felt at peace just to be near her.

かぐ や ひめ の   うわさ は 、 とおく まで   ひろまり 、 なん 人 も の   男 の 人 が 、 ||||||||||じん|||おとこ||じん| Word of Shining Princess spread throughout the land,

かぐ や ひめ を   お よ めに   し たい と 、 やしき に   やって   き ました 。 and many young men came to the house to ask for her hand in marriage.

しかし 、 かぐ や ひめ は 、 すがた を   見せ ませ ん 。 |||||||みせ|| But the Hime Kaguyahime does not show her form.

だれ と も 、 けっこん   する 気 は 、 なかった のです 。 |||||き||| No one was willing to do it.

それ でも 、 あきらめ ない   五 人 の みぶん の   高い   男 たち が   い ました 。 ||||いつ|じん||||たかい|おとこ|||| Still, there were five tall men who never gave up.

五 人 が   あまりに   ねっしんな ので 、 かぐ や ひめ は 、 しかたなく 、 あう こと に   し ました 。 いつ|じん|||||||||||||| The five were so lonely that Kaguya Hime had no choice but to meet.

かぐ や ひめ の   うつくし さ に   ためいき を   つく 五 人 に かぐ や ひめ は   こう   いい ました 。 ||||||||||いつ|じん|||||||| To the five men, who sighed at her beauty, she said.

わたし が   たのんだ もの を   見つけて   きたら 、 その 人 の   つま に   なり ましょう ・・・。 |||||みつけて|||じん||||| If I find something that I have enjoyed, let's become that person's soul ...

それ は 、 どれ も 、 さがして   くる   こと が 、 とても   むずかしい   もの でした 。 It was very difficult to find any of them.

かぐ や ひめ は 、 五 人 が   あきらめて   くれる の を のぞんで   いた のです 。 ||||いつ|じん|||||||| Kaguya Hime was hoping that the five would give up.

一 人 目 の   石 つくり の   みこ は 、 てんじ くに ある   と いう ひと|じん|め||いし||||||||| The first person, Miko, who makes stones, is said to be in Tenjiku.

お しゃか さま が   つかわ れた   石 の   はち を たのま れ ました 。 ||||||いし|||||| to bring her a stone pot from Tian Zhu that had been used by the Buddha.

しかし 、 はるか   とおい   てんじ く まで 、 いける はず が   ない と 、 However, there is no way I can go until far.

たび へ   でた   ふり を   して 、 み を   かくし 、 Pretend to be every time, hide only,

どこ か の   山 で ら に   あった ふるい   石 の   はち を   もって   き ました 。 |||やま||||||いし|||||| I brought a sieve stone bee that was somewhere in the mountains.

これ こそ 、 お しゃか さま の つかわ れた   はち です 。

その   はち を   見て 、 かぐ や ひめ は 、 くび を   よこ に   ふり ました 。 |||みて|||||||||| Looking at the bee, Kaguya Hime shook her neck.

お しゃか さま の   はち は 、 ひかって   いる   はずです 。 The Sasakha's bees should have been hit.

いったい   どこ の   山 で ら に こんな   みごとに   すすけた   はち が あった ので   ございます か ? |||やま|||||||||||| Where on earth was there such a wonderfully soothing bee in the mountains?

かんたんに   うそ を   見やぶら れて   しまい 、 いし つくり の   みこ は 、 |||みやぶら||||||| Easily caught in his lie, Prince Ishitsukuri went home with a heavy heart.

すごすご と   かえって   いき ました 。 He quickly went away.

二 人 目 の   くら もち の   みこ は 、 ほうら い 山 に   ある と   いう 、 玉 の   えだ を   たのま れ ました 。 ふた|じん|め|||||||||やま|||||たま|||||| The second person, Miko Kuramochi, was struck by the ball's eda, which is said to be on the Horai Mountain.

ね が   ぎん 、 くき が   金 で   しんじゅ のみ が   なる   木 の   えだ です 。 |||||きむ||||||き||| It is a tree that is made of gold and only shinju.

くら もち の   みこ は 、 ふね に   のり 、 Miko of Kura Mochi got on a boat,

とおい   ほうら い 山 へ いった   ように   見せかけて 、 |||やま||||みせかけて Pretending to be like going to the mountain,

うで の   いい   しょくにん に にせもの を   つくら せ ました 。 I made a fake arm on my arm.

ほんもの   そっくりな   えだ が   でき あがる と 、 When the real thing is completed,

さも   たび から   かえって   きた ばかりの   ような   すがた で 、 It's just like I've just returned from time to time,

かぐ や ひめ の   いえ に   やって   き ました 。 We came to Kaguyahime's house.

その   玉 の   えだ が あまりに も   みごとだった ので 、 |たま||||||| The jeweled branch was so splendid, Shining Princess feared she might not be able to refuse to marry the man.

かぐ や ひめ は 、 けっこん を   ことわれ ず こまって   しまい ました 。 Kaguya Hime got stuck without being told about it.

さらに 、 くら もち の   みこ が 玉 の   えだ を   とって   くる の が 、 ||||||たま||||||| But while he was telling the story of how difficult it was to get the branch, some craftsman came rushing up.

いかに   たいへんだった か を   はなして   いる と 、 しょくにん たち が 、 おしかけて   き ました 。 When I was talking about how difficult it was, the people came to me.

みこ が 、 のこり の   お 金 を   はらわ ない ので 、 とり に   きた のです 。 |||||きむ|||||||| Miko didn't pay for the rest, so she came to pick it up.

これ で 、 すべて   うそ だ と   いう   こと が 、 わかって   しまい ました 。 So Shining Princess knew it was all a lie.

三 人 目 の   あべ の   右 だいじん は 、 みっ|じん|め||あ べ||みぎ|| The third person, Abe's right side,

から の   国 に   ある と   いわ れる 火 ねずみ の   かわ ごろ も を   たのま れ ました 。 ||くに||||||ひ||||||||| I was struck by the cuteness of the fire mouse, which is said to be in the country of Japan.

右 だいじん は 、 たいへんな   お 金 もち でした ので 、 みぎ|||||きむ||| Right, I had a lot of money, so

から の   国 へ   いく   しょうにん に お 金 を   はらい 、 かって   くる ように たのみ ました 。 ||くに||||||きむ||||||| I paid money to go to the country of Japan and asked him to come.

しばらく して ・・・・・、 かわ ごろ も を   手 に   いれた   右 だいじん は 、 ||||||て|||みぎ|| After a while, the right Daijin who got ・・・・・, the left Daijin who got a kawamo, and the right Daijin who got a kawamo, were in the same situation,

おおよろこびで 、 かぐ や ひめ の   いえ に   むかい ました 。

それ を   見た   かぐ や ひめ は 、 ||みた||||

ほんもの なら 、 火 に   くべて も 、 もえ ない   はずです ||ひ|||||| If it's real, you shouldn't even get it on fire.

・・・ と 、 いって 、 火 の   中 に   いれ ました 。 すると ・・・・ ||ひ||なか||||

かわ ごろ も は 、 めらめら と   もえ 、 はい に   なって   しまい ました 。 But the clothes burned brightly and turned into ashes,

はじ を   かいた   右 だいじん は 、 がっかり して 、 かえって   いき ました 。 |||みぎ||||||| so the Minister of the Right went away in shame.

四 人 目 の   だいなごん   お おとも の   みゆき は 、 よっ|じん|め||||||| The princess asked the fourth man , Ootomono Miyuki,

りゅう の   くび に ある と   いう 五 しき に   ひかる   玉 を たのま れ ました 。 |||||||いつ||||たま|||| I was struck by the Hikaru ball, which is said to be in the neck of the Ryu.

だいなごん は 、 じぶん の   ちから で とり に   いこう と   ふね に   のり 、 Miyuki decided to get the jewels himself, so he boarded a ship and sailed out to sea.

うみ に   で ました が 、 とちゅう で ひどい   あらし に   なり 、 ふね は 、

木 の は の   ように   ゆれて しずみ そうに   なり ました 。 き|||||||そう に|| The tree was swaying and swaying like a tree.

もう 、 りゅう を   つかまえたり   し ない から 、 あらし を   しずめて   ください !! I won't go after the dragon, so please let the storm pass!

だいなごん は 、 おもわず   手 を   あわせて さけび ました 。 |||て|||| Dainagon shook his hands together.

ふね は 、 やっと の   こと で   みなと へ たどり   つき ました 。 ||||||みな と|||| The ship finally managed to make it back to port.

だいなごん は 、 それ っきり かぐ や ひめ の   ところ へ は   いきま せ ん でした 。 and Miyuki never went to see Shining Princess again.

五 人 目 の   いそ の かみ   ちゅう な ごん が たのま れた   もの は 、 いつ|じん|め|||||||ご ん||||| The fifth person's human beings are the ones who have been enthusiastic about

つばめ の   す の   中 に   ある と   いう こやす 貝 です 。 ||||なか||||||かい| It is a Koyasu shellfish that is said to be inside the swallow.

ちゅう な ごん は 、 一 人 で   かご に   のり 、 つばめ の   す が   ある   高い   ところ へ のぼって   いき ました 。 ||ご ん||ひと|じん||||||||||たかい||||| The chu-na-gon climbed up to a high place where there was a swallow's sword, climbing into the basket alone.

見つかった ぞ ! 早く 、 かご を   おろせ ! みつかった||はやく||| I found it! Get your basket down quickly!

けらい たち が   あわてて 、 つな を   ひいた   とたん 、 But the servants pulled the rope too quickly, overturning the basket and tumbling the Vice Minister to the ground.

かご が   ひ っ くり   かえり   ちゅう な ごん は まっ さかさまに   おちて   しまい ました 。 ||||||||ご ん|||||| The basket falls over and the bird in the middle of the bird's nest lands in the middle of the river.

それ でも 、 こやす 貝   らしき   もの は 、 はなし ませ ん 。 |||かい|||||| But, we don't see anything that looks like a conch.

でも 、 よく   見たら 、 それ は 、 つばめ の   フン でした 。 ||みたら|||||ふん| But, if you look closely, it was a swallow poop.

ちゅう な ごん は   おおけが を   して ね こんで   しまい ました 。 ||ご ん|||||||| The Vice minister was badly hurt and took to bed.

気のどくに   おもった   かぐ や ひめ は 、 お みまい の   てがみ を   おくり ました 。 きのどくに|||||||||||| Kaguya Hime, who had a good feeling, gave up her message.

こうして 、 けっきょく   だれ も   かぐ や ひめ を お よ めに   する   こと は   でき ませ ん でした 。 In this way, no one was able to get rid of Kaguya Hime.

かぐ や ひめ の   うわさ は 、 とき の   みかど に   まで   とどき ました 。 Rumors of the Kaguya Hime traveled to the very heart of the city.

みかど は   つかい を   だし かぐ や ひめ が   みかど に   お つかえ すれば 、 he would make the old man into a high-ranking nobleman.

お じいさん を   みぶん の   高い   きぞく に する と   つたえ ました 。 |||||たかい|||||| Hearing this, Shining Princess began to cry.

はなし を   きいた   かぐ や ひめ は 、 なき だして   しまい ました 。

わたし は 、 この   いえ を はなれ たく   あり ませ ん 。 I don't want to get rid of this.

すこし でも   ながく   お 二 人 の   そば に い させて   ください 。 ||||ふた|じん|||||さ せて| I want to stay here with the two of you as long as I can.

どこ に も   やり は 、 し ない ! I don't do it anywhere!

わし ら は 、 おまえ の   しあわせ だけ を ねがって   おる のじゃ ! We are only looking for your happiness!

お じいさん は 、 みかど から の   もうしで を ことわり ました 。 The old man said that he was from Mikado.

みかど は 、 よけいに   あい たく   なり 、 かり の   かえり に 、 Mikado wants to get along with him, and instead of Kari,

かぐ や ひめ の   いえ に たちよる   ことに   し ました 。 and on his way back from a hunting trip he stopped by Shining Princess's house.

ひめ の   うつくし さ は 、 おもった   いじょうで 、 The beauty of Hime is very good,

そば に   いる   だけ で 、 ここ ろ まで   きよらかに   なる ようです 。 It seems that just being by your side will make you feel better.

みかど は 、 かぐ や ひめ に すっかり   ここ ろ を   うばわ れ ました 。 He fell madly in love with Shining Princess.

さ ぁ 、 わたし と   いっしょに   みやこ へ   いこう ! Please come to the capital with me

わたし は 、 この   国 の   もの で は 、 ございませ ん 。 |||くに|||||| I'm not from this country.

たとえ 、 みかど の   お ことば でも 、 それ は 、 でき ない   こと で   ございます 。 Even with Mikado's words, that is something that cannot be done.

それ でも 、 みかど は 、 かぐ や ひめ の   こと が わすれ られ ず 、 てがみ を   おくり   つづけ ました 。 Nevertheless, Mikado couldn't forget about Kaguya Hime and continued to work on her.

かぐ や ひめ も   ここ ろ を   こめて へんじ を   だし ました 。 Kaguya Hime also put out a henji with all her heart.

やがて 、 三 年 の   月日 が   ながれ 、 その 年 の   はる の   おわり ごろ から 、 |みっ|とし||つきひ||||とし|||||| Three years passed, and near the end of spring the Princess began to sigh

かぐ や ひめ は 、 月 を   見て は 、 ||||つき||みて| and her eyes would glisten with tears each time she looked at the moon.

ためいき を   つき ながら なみだぐむ ように   なり ました 。

しんぱい した   お じいさん と   おばあ さん が 、 わけ を   たずねて も   こたえ ませ ん 。 Even if my grandfather and grandfather asked me why, I wouldn't answer.

やがて 、 八 月 の   十五夜 が   ちかく なり 、 やっと   口 を   ひらき ました 。 |やっ|つき||じゅうごや|||||くち||| Soon, as the fifteenth night of August approached, he finally opened his mouth.

わたし は   月 の   国 の   もの です 。 ||つき||くに||| I am from the moon, on the night of the next full moon.

つぎの   十五夜 に   月 の   みやこ から むかえ が   くる   ことに   なり ました 。 |じゅうごや||つき||||||||| The next 15 nights will be the arrival of the moon from Miyako.

わたし は 、 お じいさん と   おばあ さん に お わかれ する の が 、 かなしくて ・・・・・・。 It's hard for me to be separated by my grandfather and grandfather ...

お じいさん と   おばあ さん は 、 なげき   かなしみ ました 。

そして 、 とうとう   十五夜 に   なり ました 。 ||じゅうごや||| The night of the full moon arrived .

お じいさん は 、 みかど に   おね がいして 、 Grandpa asked Mikado to come over,

や しき の   まわり を   二千 人 の   へいし で まもって   もらい ました 。 |||||にせん|じん|||||| I had 2,000 people protect the area around Yashiki.

かぐ や ひめ は 、 やしき の   一 番 おく の へ や に   いて   お じいさん と   おばあ さん が しっかり   まもり ました 。 ||||||ひと|ばん|||||||||||||||

やがて   ま よなか に   なり 、 まぶしい   ひかり と   ともに 、 天女 たち が   まいおりて   き ました 。 |||||||||てんにょ||||| Eventually, I became a middle-aged man, and the celestial maidens came along with the dazzling Hikari.

へいし たち は 、 ゆみ を   かまえ ました が 、 だれ も   うごく   こと すら   でき ませ ん 。 The soldiers raised their bows to shoot, but their arms would not move.

その とき   す みきった   こえ が ひびき わたり ました 。 Then a clear voice rang out....

たけとり の   おきな ・・・・・、 Taketori's big ...

ながい   あいだ 、 かぐ や ひめ を   そだてて くれて   ありがたく   おもって   い ます 。 For a long time, I am grateful for the support of Kaguya Hime.

でも ・・・・、 もう 、 かぐ や ひめ は 、 月 の   みやこ へ   かえら なくて は 、 なら ない のです 。 ||||||つき||||||||| But ..., Kaguya Hime has to go back to Miyako on the moon.

すると ・・・・、 しめきって   いた   と が 、 音 も   なく   ひらき 、 かぐ や ひめ は ひきよせ られる ように 、 そと へ   で ました 。 |||||おと|||||||||||||| Then ..., it was squeezed, but it opened without sound, and Kaguya Hime went out so that it could be squeezed.

お じいさん と   おばあ さん は 、 ひきとめる こと も   でき ず 、 Grandfather and aunt couldn't hold back,

ただ 、 じっと   ひめ を 見あげて   いる   だけ でした 。 ||||みあげて||| I was just looking up at Hime.

お まち ください ・・・・。 please wait ····.

はごろも を   きる と 、 もう   ちじょう の   人 の ここ ろ が   わから なく   なって   しまい ます 。 |||||||じん||||||||| I will no longer understand the hearts of people on earth. First....

その   まえ に ・・・・・・・・。 Before that ········.

かぐ や ひめ は 、 お じいさん と   おばあ さん に 今 まで   そだてて   くれた   おれい を   いい 、 ||||||||||いま|||||| Shining Princess thank the old couple for taking care of her until now.

みかど へ の わかれ の   てがみ を   わたし ました 。 and she handed them a good-bye letter for The Mikado.

そして 、 はごろも を   きる と 、 And, if you can do it,

ふりむき も せ ず に   空 を   とぶ 車 に   のり こみ ました 。 |||||から|||くるま|||| Without even turning around, I got into a car that was flying through the sky.

月 へ   いく   車 を   お じいさん と   おばあ さん は 、 つき|||くるま||||||| Grandfather and grandfather, the car going to the moon,

いつまでも 、 いつまでも 、 みおくって   いま した ・・・・・・・。 I've been waiting forever, forever ...