×

We use cookies to help make LingQ better. By visiting the site, you agree to our cookie policy.


image

盾の勇者の成り上がり (The Rising of the Shield Hero ), 盾の勇者の成り上がり 01 Chapter 24

盾の勇者の成り上がり 01 Chapter 24

エピローグ

宴 は とっくに 終わり 、 城 で 用意 さ れた 今 は 使って い ない 、 やや 埃 塗れ の 使用人 の 部屋 で その 日 は 本格 的に 休む 。

初めて 城 で 泊まった 時 と は 雲泥 の 差 だ 。

あの クズ な 王 は 何 処 まで も 俺 に 不遇 を 背負わ せる つもり の ようだ 。

もはや 奴 の 名称 は クズ で 良い な 。

マイン は あの ビッチ な 行動 から 俺 の 中 で の 名称 は ビッチ に 確定 !

元 康 は ヤリチン と でも 名付ける か ?

いや …… 道化 でも 良い かも 。

利用 さ れて いる だけ と も 取れる から …… 保留 に して おいて やろう 。

ラフタリア が 飯 を あまり 食べて い ない 俺 に 気 を 使って 、 出かけて いった 。

「 城 の キッチン で 廃棄 さ れる はずだった 食べ物 を 分けて もらい ました 」

「 ああ 、 ありがとう 」

ラフタリア が くれた あり 合わせ で 作ら れた サンドイッチ の ような 物 を 食べる 。

「 う ー …… あんまり 美味しく ない です ね 」

どうせ 味 が し ない んだ 、 俺 は 何 だって 食える 。

そう 思って 一口 頬張った 。

「 あ 、 あれ !?」

ぼそぼそ で 何の 味 も し ない 物 を 想像 して いた のに 、 この 世界 に 来た 時 に 感じた 味 が 思い出さ れる 。

俺 の 気 の 所 為 か ?

もう 一口 。

「 どうかし ました ?

「 あの な …… 味 が する んだ 」

「 は ?

「 嵌 め られて から 、 何 を 食って も 味 なんて 感じ なかった のに 」

何故 だろう 。

あん だけ 泣いた のに 、 また 涙 が 溢れて くる 。

食べ物 に 味 が する って …… こんなに も 温かな 気持ち に なる んだ って 知ら なかった 。

「 それ は 良かった です 。

私 も ナオフミ 様 が お 作り に なった 料理 が とても 美味しかった のに 、 作った 本人 である ナオフミ 様 が 楽しんで おら れ なかった の が とても 残念でした 」

ラフタリア は クスリ と 笑い 、 サンドイッチ を 頬張る 。

「 これ から は 一緒に 美味しい 物 を 食べ ましょう ね 」

「…… ああ 」

誰 か が 信じて くれる 。

ただ 、 それ だけ で 、 心 が 少し だけ 軽く なった ような 気 が した 。

マイン に 裏切ら れて から まったく 感じ なかった 味覚 が 、 蘇った 。

これ も すべて ラフタリア が 俺 を 信じて くれた から だ と 思う 。

誰 か に 信じて 貰える って 、 それ だけ で 心 が 軽く なる もの な んだ ……。

「 明日 は 何 を し に いき ましょう ?

Lv を 上げ ます か ? それとも お 金 稼ぎ を し ましょう か ? 「 そう だ な ぁ …… 波 の 報奨 金 で 装備 を 整え たい か な 。

あいつ 等 から は 一 ヶ月 も 遅れた けど 、 そこ から 始め なきゃ いけない と 思う 。 もっと 稼ぎ の 良い 所 を 見つける と か さ 」

これ から 俺 は 、 この 世界 で …… 唯一 信じて くれた かけがえの無い 仲間 と 一緒に 、 世界 を 救う 戦い を 続け なくて は なら ない 。

イヤだ と 何度 も 思った けど 、 俺 を 信じて くれる ラフタリア の 為 に も 、 前向きに 戦って いこう と 決めた 。

「 ナオフミ 様 」

「 なんだ ?

「 頑張り ましょう ね 」

「 おう !

生き残り たい だけ じゃ なく …… 信じて くれる 人 の 為 に …… 進もう 。

アニメ と か だ と 夢 一 杯 の 大 冒険 が 展開 さ れる 異 世界 だ けど 、 俺 の 来た 世界 は こんな …… とても 酷 い 世界 だ 。

だけど 、 それ でも 俺 は …… 頑張って いき たい 。

信じて くれた ラフタリア の 為 に も 。

「 ラフタリア 」

「 な んです か ?

失礼 かも しれ ない けど 、 俺 は 信じて くれた 子 の 頬 に 軽く キス を する 。

「 ありがとう 」

「 あ 、 ああ あ ああ ……」

「 ああ …… 悪かった な 。

こう 言う の は 嫌い か 」

「 い 、 いえ いえいえ いえいえ !

「 気 を 使わ ないで くれ 、 失礼だった よ な 。

もう し ない 」

「 大丈夫です !

使命 に 燃えて いる 女の子 に こう 言う 事 を したら 失礼だ し 、 怒ら れて しまう 。

大きく 学んだ 。

よく 、 こういう アニメ だ と 肉体 関係 を 結んで いる だろう なって 描写 が ある けど 、 実際 、 そんな 余裕 は 無い な 。

と 、 考えて また 悪い 癖 を 出して しまった と 反省 する 。

ここ は 夢 の ある 異 世界 じゃ なく 、 現実 の 異 世界 な んだ 。

アニメ や ゲーム 感覚 で 居たら 痛い 目 を 見る 。 もっと …… しっかり と 先 を 見据えて 行か ねば 生き残れ ない 。

ラフタリア が 俺 の 手 を 握り 、 俺 も 握り 返す 。

大丈夫 …… きっと 乗り越え られる 。

信じて くれる 人 が いる のだ から 、 歩き だせる 。

俺 の 戦い は 、 まだ 始まった ばかりな んだ 。

一 歩 ずつ 、 少しずつ でも 良い から 進んで いこう 。

盾の勇者の成り上がり 01 Chapter 24 たて の ゆうしゃ の なり あがり|chapter Rise of the Shield Heroes 01 Kapitel 24. The Rise of the Shield Hero 01 Chapter 24 Rise of the Shield Heroes 01 Capítulo 24. 방패의 용사의 성장 01 Chapter 24 Rise of the Shield Heroes 01 Rozdział 24. Ascensão dos Heróis do Escudo 01 Capítulo 24. 盾之勇者成名录 01 第 24 章 盾之勇者成名錄 01 第 24 章

エピローグ

宴 は とっくに 終わり 、 城 で 用意 さ れた 今 は 使って い ない 、 やや 埃 塗れ の 使用人 の 部屋 で その 日 は 本格 的に 休む 。 えん|||おわり|しろ||ようい|||いま||つかって||||ほこり|ぬれ||しようにん||へや|||ひ||ほんかく|てきに|やすむ The banquet is long over, and we are going to rest in earnest for the day in the now unused, slightly dusty servants' rooms prepared by the castle.

初めて 城 で 泊まった 時 と は 雲泥 の 差 だ 。 はじめて|しろ||とまった|じ|||うんでい||さ| It's a huge difference from when I first stayed at the castle.

あの クズ な 王 は 何 処 まで も 俺 に 不遇 を 背負わ せる つもり の ようだ 。 |くず||おう||なん|しょ|||おれ||ふぐう||せおわ|||| It seems like that trashy king is going to make me bear the burden of misfortune.

もはや 奴 の 名称 は クズ で 良い な 。 |やつ||めいしょう||くず||よい| I'm fine with his name being trash.

マイン は あの ビッチ な 行動 から 俺 の 中 で の 名称 は ビッチ に 確定 ! |||||こうどう||おれ||なか|||めいしょう||||かくてい Mine's bitchy behavior has confirmed her name in my mind as a bitch!

元 康 は ヤリチン と でも 名付ける か ? もと|やす|||||なづける| Should Motoyasu be named Yarichin?

いや …… 道化 でも 良い かも 。 |どうけ||よい| No... it might be okay to be a clown.

利用 さ れて いる だけ と も 取れる から …… 保留 に して おいて やろう 。 りよう|||||||とれる||ほりゅう|||| It can be taken as just being used... let's put it on hold.

ラフタリア が 飯 を あまり 食べて い ない 俺 に 気 を 使って 、 出かけて いった 。 ||めし|||たべて|||おれ||き||つかって|でかけて| Raphtalia cared about me, who didn't eat much, and went out.

「 城 の キッチン で 廃棄 さ れる はずだった 食べ物 を 分けて もらい ました 」 しろ||きっちん||はいき||||たべもの||わけて|| "I had the food that was supposed to be disposed of in the kitchen of the castle divided."

「 ああ 、 ありがとう 」

ラフタリア が くれた あり 合わせ で 作ら れた サンドイッチ の ような 物 を 食べる 。 ||||あわせ||つくら||さんどいっち|||ぶつ||たべる He eats sandwich-like things that Raphtalia gave him.

「 う ー …… あんまり 美味しく ない です ね 」 |-||おいしく||| "Uh... it's not very tasty, is it?"

どうせ 味 が し ない んだ 、 俺 は 何 だって 食える 。 |あじ|||||おれ||なん||くえる It doesn't taste good anyway, I can eat anything.

そう 思って 一口 頬張った 。 |おもって|ひとくち|ほおばった Thinking that, I took a sip.

「 あ 、 あれ !?」

ぼそぼそ で 何の 味 も し ない 物 を 想像 して いた のに 、 この 世界 に 来た 時 に 感じた 味 が 思い出さ れる 。 ||なんの|あじ||||ぶつ||そうぞう|||||せかい||きた|じ||かんじた|あじ||おもいださ| Even though I had imagined things that were dull and tasteless, I remembered the taste I felt when I came to this world.

俺 の 気 の 所 為 か ? おれ||き||しょ|ため| Is it because of my mind? 是我的錯覺嗎?

もう 一口 。 |ひとくち Another bite. 再一口。

「 どうかし ました ? " What's up ? 怎麼了?

「 あの な …… 味 が する んだ 」 ||あじ||| "You know... it tastes good."

「 は ?

「 嵌 め られて から 、 何 を 食って も 味 なんて 感じ なかった のに 」 かん||||なん||くって||あじ||かんじ|| "Since I was put in, I didn't feel the taste of anything I ate." 「被害者這樣說,自從被陷害以後,無論吃什麼都感覺不出味道來。」

何故 だろう 。 なぜ| Why is that? 為什麼呢。

あん だけ 泣いた のに 、 また 涙 が 溢れて くる 。 ||ないた|||なみだ||あふれて| Even though I had cried so much, tears are overflowing again. 明明已經哭得那麼傷心,淚水卻又湧上來了。

食べ物 に 味 が する って …… こんなに も 温かな 気持ち に なる んだ って 知ら なかった 。 たべもの||あじ||||||あたたかな|きもち|||||しら| I didn't know that the taste of food could make you feel so warm.

「 それ は 良かった です 。 ||よかった| I'm glad to hear that.

私 も ナオフミ 様 が お 作り に なった 料理 が とても 美味しかった のに 、 作った 本人 である ナオフミ 様 が 楽しんで おら れ なかった の が とても 残念でした 」 わたくし|||さま|||つくり|||りょうり|||おいしかった||つくった|ほんにん|||さま||たのしんで|||||||ざんねんでした Even though the food that Naofumi-sama made was very delicious, I was very disappointed that the person who made it, Naofumi-sama, didn't enjoy it." 雖然我也覺得奈夫美大人做的料理非常美味,但很遺憾奈夫美本人並沒有享受到

ラフタリア は クスリ と 笑い 、 サンドイッチ を 頬張る 。 ||||わらい|さんどいっち||ほおばる Laughteria laughs with laughter and sandwiches. 拉法塔利亞吃著三明治,一邊輕笑著

「 これ から は 一緒に 美味しい 物 を 食べ ましょう ね 」 |||いっしょに|おいしい|ぶつ||たべ|| "From now on, let's eat something delicious together." 「從現在開始一起品嚐美味的食物吧」

「…… ああ 」

誰 か が 信じて くれる 。 だれ|||しんじて| Someone will believe me.

ただ 、 それ だけ で 、 心 が 少し だけ 軽く なった ような 気 が した 。 ||||こころ||すこし||かるく|||き|| But that alone made me feel a little lighter.

マイン に 裏切ら れて から まったく 感じ なかった 味覚 が 、 蘇った 。 ||うらぎら||||かんじ||みかく||よみがえった It revived my sense of taste, which I hadn't felt since Mine betrayed me.

これ も すべて ラフタリア が 俺 を 信じて くれた から だ と 思う 。 |||||おれ||しんじて|||||おもう I think this is all because Raftalia believed in me.

誰 か に 信じて 貰える って 、 それ だけ で 心 が 軽く なる もの な んだ ……。 だれ|||しんじて|もらえる|||||こころ||かるく|||| Just the fact that someone believes in me makes my heart feel lighter...

「 明日 は 何 を し に いき ましょう ? あした||なん||||| "What are we going to do tomorrow?

Lv を 上げ ます か ? lv||あげ|| Raise your Lv? それとも お 金 稼ぎ を し ましょう か ? ||きむ|かせぎ|||| Or shall we make some money? 「 そう だ な ぁ …… 波 の 報奨 金 で 装備 を 整え たい か な 。 ||||なみ||ほうしょう|きむ||そうび||ととのえ||| "Let's see... I'd like to use the bounty money from the waves to improve my equipment.

あいつ 等 から は 一 ヶ月 も 遅れた けど 、 そこ から 始め なきゃ いけない と 思う 。 |とう|||ひと|かげつ||おくれた||||はじめ||||おもう I'm a month behind those guys, but I think I have to start from there. もっと 稼ぎ の 良い 所 を 見つける と か さ 」 |かせぎ||よい|しょ||みつける||| Like finding a better place to earn money.”

これ から 俺 は 、 この 世界 で …… 唯一 信じて くれた かけがえの無い 仲間 と 一緒に 、 世界 を 救う 戦い を 続け なくて は なら ない 。 ||おれ|||せかい||ゆいいつ|しんじて||かけがえのない|なかま||いっしょに|せかい||すくう|たたかい||つづけ|||| From now on, I must continue the fight to save the world together with the only irreplaceable comrade who believed in me in this world.

イヤだ と 何度 も 思った けど 、 俺 を 信じて くれる ラフタリア の 為 に も 、 前向きに 戦って いこう と 決めた 。 いやだ||なんど||おもった||おれ||しんじて||||ため|||まえむきに|たたかって|||きめた I thought many times that I didn't want to do this, but I decided to fight on for the sake of Raftalia, who believes in me.

「 ナオフミ 様 」 |さま

「 なんだ ? What?

「 頑張り ましょう ね 」 がんばり|| Let's do our best."

「 おう !

生き残り たい だけ じゃ なく …… 信じて くれる 人 の 為 に …… 進もう 。 いきのこり|||||しんじて||じん||ため||すすもう We don't just want to survive ......, we want to move forward ...... for those who believe in us.

アニメ と か だ と 夢 一 杯 の 大 冒険 が 展開 さ れる 異 世界 だ けど 、 俺 の 来た 世界 は こんな …… とても 酷 い 世界 だ 。 あにめ|||||ゆめ|ひと|さかずき||だい|ぼうけん||てんかい|||い|せかい|||おれ||きた|せかい||||こく||せかい| In anime, it's a different world where a dream-filled adventure unfolds, but the world I came from is like this... a very cruel world.

だけど 、 それ でも 俺 は …… 頑張って いき たい 。 |||おれ||がんばって|| But even so, I want to ...... do my best.

信じて くれた ラフタリア の 為 に も 。 しんじて||||ため||

「 ラフタリア 」

「 な んです か ? " what is it ?

失礼 かも しれ ない けど 、 俺 は 信じて くれた 子 の 頬 に 軽く キス を する 。 しつれい|||||おれ||しんじて||こ||ほお||かるく|きす|| It may be rude, but I lightly kiss the cheek of the girl who believed me. 失禮 也許 會 但 、 我 相信 你的 孩子臉頰 輕輕親了一下 。

「 ありがとう 」 " Thank you " 「 謝謝 」

「 あ 、 ああ あ ああ ……」 「 啊 , 啊啊啊啊 ……」

「 ああ …… 悪かった な 。 |わるかった| "Oh...that's too bad.

こう 言う の は 嫌い か 」 |いう|||きらい| Do you hate saying this?"

「 い 、 いえ いえいえ いえいえ !

「 気 を 使わ ないで くれ 、 失礼だった よ な 。 き||つかわ|||しつれいだった|| "Don't worry about it, it was rude. 「請不要在意,太失禮了。」

もう し ない 」 I won't do it again." 我不再做了」

「 大丈夫です ! だいじょうぶです 「沒關係!

使命 に 燃えて いる 女の子 に こう 言う 事 を したら 失礼だ し 、 怒ら れて しまう 。 しめい||もえて||おんなのこ|||いう|こと|||しつれいだ||いから|| It would be rude to say something like this to a girl who is burning with her mission, and she would get angry.

大きく 学んだ 。 おおきく|まなんだ learned a lot.

よく 、 こういう アニメ だ と 肉体 関係 を 結んで いる だろう なって 描写 が ある けど 、 実際 、 そんな 余裕 は 無い な 。 ||あにめ|||にくたい|かんけい||むすんで||||びょうしゃ||||じっさい||よゆう||ない| Often, in anime like this, it's portrayed as having a physical relationship, but in reality, there's no room for that sort of thing.

と 、 考えて また 悪い 癖 を 出して しまった と 反省 する 。 |かんがえて||わるい|くせ||だして|||はんせい| I thought about it and reflected on the bad habit I had developed.

ここ は 夢 の ある 異 世界 じゃ なく 、 現実 の 異 世界 な んだ 。 ||ゆめ|||い|せかい|||げんじつ||い|せかい|| This is not a different world of dreams, but a different world of reality.

アニメ や ゲーム 感覚 で 居たら 痛い 目 を 見る 。 あにめ||げーむ|かんかく||いたら|いたい|め||みる I see painful eyes when I am with animation and game feeling. 用動畫和遊戲感覺生活的話會看到痛苦的現實。 もっと …… しっかり と 先 を 見据えて 行か ねば 生き残れ ない 。 |||さき||みすえて|いか||いきのこれ| If we don't look further... firmly ahead, we won't be able to survive. 必須更堅定地往前看,否則無法生存下去。

ラフタリア が 俺 の 手 を 握り 、 俺 も 握り 返す 。 ||おれ||て||にぎり|おれ||にぎり|かえす Raphtalia grabbed my hand and I grabbed it back. 拉菲塔握住我的手,我也握著她的手。

大丈夫 …… きっと 乗り越え られる 。 だいじょうぶ||のりこえ| It's okay... I'm sure you'll get over it.

信じて くれる 人 が いる のだ から 、 歩き だせる 。 しんじて||じん|||||あるき| I can walk because I have someone who believes in me.

俺 の 戦い は 、 まだ 始まった ばかりな んだ 。 おれ||たたかい|||はじまった|| My battle has only just begun.

一 歩 ずつ 、 少しずつ でも 良い から 進んで いこう 。 ひと|ふ||すこしずつ||よい||すすんで| Let's move forward one step at a time, even if it's just a little at a time.