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はたらく細胞, はたらく細胞08

はたらく 細胞 08

1.2.3.4 We are cells at work !

1.2.3.4 We are HATARAKU Fuu !

今日 も 運ぶ よ 酸素 酸素

カラダ 中 の スミ から スミ へ

だけど 広くて 迷子 迷子

手助け さ れて る はたらく 細胞 さ ぁ いこう

はたらく ぞ はたらく ぞ 毎日 毎日 修行 中

今日 も 雑菌 排除 排除

細菌 ウイルス 出て こい や ぁ

絶対 逃がす な 遊 走 遊 走

プロフェッショナルな はたらく 細胞 さ ぁ いこう

はたらく ぞ はたらく ぞ 毎日 毎日 戦場

37兆 個 の ひと り

次に 会える の は いつか な

誰 か の ため に

一生懸命

あなた も わたし も 必死に はたらいて る

みんな の ため に

命がけ だ ぞ

プライド 持って 健康 第 イチ !

はたらく ? はたらく ! はたらく ? はたらく ! HATARAKU !!!!

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 sub . kamigami . org 及 微 博 @ 诸神 字幕 组

日 听 fanife · 煎 饼 / 日 校 谢方 / 翻 译 沐沐 · 咔咔

翻 校 Syura / 时轴 椒粉 / 压制 河 蟹

君 らしい ペース で さあ 歩こう よ

あつい 陽 の 下 汗 を かいたら

冷たい 水 を 届ける よ

寒 さ に 震えて 風邪 を 引いたら

元気 の 魔法 を となえる よ

ひとりひとり が 違う カタチ で

同じ 日 を 生きて る

Happy Good Day

君 に 向かって エール 満点 じゃ なくて も

It ' s Okay , All Okay

だから Happy Good Day

大きな 声 で フレー

少し 転んで も All Okay 笑って

じゃあ ね また 明日

昨日 が くれた 今 を 未来 へ

君 らしい ペース で 届けて よ

人間 の 体 の 中 に は 約 37兆2千億 個 も の 細胞 たち が

毎日 毎日 24 時間 365 日 元気に はたらいて い ます

毎日 毎日 24 時間 365 日 元気に はたらいて い ます

ここ は 人間 の 中

えっ と どっち だ っけ

はい 新人 の 赤血球 の 皆さん

ここ から 先 が 下 大 静脈 と なり ます

職場 見学 が 終わったら すぐに 現場 に 出て もらい ます

新人 赤血球 ?

今 の うち に しっかり 覚えて ください ね

はい

新人 さん たち もう すぐ お 仕事 始める んだ

それ じゃ 次に 向かい ます 付いて きて ください ね

はい

そ っか 私 も もっと しっかり し なきゃ

皆 から アホ だ と か 方向 音痴 だ と か 言わ れて きた けど

あんた もう 半 人前 の くせ に 他人 の 仕事 に 首 突っ込んで

マクロファージ 先生

いつまでも 半 人前 じゃ 足手纏いに なって しまう

もう 誰 か に 頼って いる 場合 じゃ ない

二 酸化 炭素 を 肺 に 届け 酸素 を 受け取り

体中 の 細胞 に 届ける

それ が 私 の 仕事

迷わ ず 最後 まで 一 人 で この 循環 器 を 一 周 して みせる

えっ と 今 下 大 静脈 の 手前 だ から …

下 大 静脈 心臓 肺 と 行って

また 戻って くれば いい んだ よ ね

よし

この 角 を 曲がって と …

何 か …

邪魔 する 奴 を ぶ っ 刺す

私 の 周り こんな こと ばっかり

頑張ろう って 決意 した ばかりな のに …

もう ダメ 刺さ れて 溶 血 する 死ぬ

なに さ … 先回り し や がった

死ね 雑菌 が

ギャース

よう 赤血球 大丈夫だった か

は … 白血球 さん ありがとう ございました

こんな ところ で 何 して んだ

この先 リンパ 管 しか ない ぞ

私 また 道 間違えて

迷子 か

は … はい

その せい で 白血球 さん に こんな 怪我 を さ せちゃ って

このまま じゃ ダメだ もっと しっかり し なくちゃ

じゃ また 俺 が 案内 して やろう

せ … 赤血球 が 燃えて いる

自分 の 力 だけ で やり遂げて みせる と 奴 の オーラ が 言って いる

おせっかい は やめ とく か

じゃ … じゃ な 引き続き 頑張れよ

はい

お 姉ちゃん ここ まだ 工事 中 だ よ 気 を 付けて

は … はい

すいません すいません

すいません すいません

大丈夫 か

だ … 大丈夫です お 手数 お かけ し ました

すいません すいません

そ … それ じゃ 失礼 し ます

そ … それ じゃ 失礼 し ます

ちょっと 急に 飛び出さ ないで よ

すいません すいません 本当に すいません

すいません すいません 本当に すいません

赤血球

甘い もの 食べて く ?

こっか ら は 大変だ ぞ

アイス が いい な

葡萄 糖

グルコース と も 呼ば れる

赤血球 は 糖 が 好き

赤血球 は 白血球 と 違って ミトコンドリア を 持た ない 細胞 な ので

グルコース のみ が エネルギー と なる

えっ と こっち へ 行けば まずは 下 大 静脈 ね

ふむ ふむ

こちら 1146 番 だ これ より 全身 の パトロール に 向かう

了解 俺 は 肝臓 方面 を うろついて る

お 疲れ

肩 凝った

いって らっしゃい

えー と えー と ここ が 静脈 で

静脈 弁

血液 の 逆流 を 防ぐ

静脈 を 流れる 血液 を 心臓 行き の 一方 通行 に して いる

え 地図 と 逆 ?

じゃ また ね

こ … こっち ?

なぜ そこ で 逆 走 する んだ 赤血球

あんた 何 逆 走 してん の 今 通って きた 弁 だ よ ここ

す … すみません

アホ だ

地図 が 逆さまだった

下 大 静脈

ヒト の 体 の 中 で 一 番 大きな 静脈

下半身 など から の 血液 を 集め 心臓 の 右 心 房 に 送って いる

大 静脈 って で っ かい 一 本道 だ から 楽 っちゃ 楽だ けど さ ぁ

こう 上り坂 に なって る の が だるい よ な

よし こういう ところ で こそ 頑張ろう

道 が ややこしく なって くる と 時間 が かかっちゃ う もん ね

あら あんた こんな ところ で 一 人 な の

私 一緒に 行って あげよ っか

も … 燃えて いる 私 の 声 が 届か ない ほど に

血球 の 皆さん ここ から 先 は 大変 混雑 し ます ので カート は 持ち込め ませ ん

カート 置き場 に 置いて から 先 へ 進んで ください

ここ から 先 は 心臓 に なり ます

案内 に 従って 速やかな 循環 を お 願い し ます

血球 の 皆様 カート は 所定 の 位置 に 置いて から お 進み ください

血球 の 皆さん こんにちは ようこそ 心臓 へ

これ から 肺 循環 と 体 循環 に ついて 説明 する から ちゃんと 聞いて ね

これ から 皆さん に は

スピード 感 溢れる スリリングな 心臓 循環 へ と 出発 して いただき ます

まずは 肺 循環

右 心 房 から 右 心 室 を 通り 肺 動脈 を 経て 肺 に 辿り着いたら

二 酸化 炭素 を 捨て 酸素 を 受け取り ます

これ が 皆さん の 第 一 の お 仕事 です

これ が 皆さん の 第 一 の お 仕事 です

そこ から 肺 静脈 を 通って 左 心 房 へ 次 は 体 循環 です

左心室 から 大 動脈 を 通り 動脈 から 毛細 血管 へ

そこ で 酸素 と 養分 を 渡し 二 酸化 炭素 など の 不要 物 を 受け取ったら

そこ で 酸素 と 養分 を 渡し 二 酸化 炭素 など の 不要 物 を 受け取ったら

第 二 の お 仕事 クリア

再び 右 心 房 に 戻って くる まで が 体 循環 です

どうぞ 最後 まで しっかり と 責任 感 を 持って 職務 を 全うして ください

いって らっしゃい

血球 の 皆さん こんにちは ようこそ 心臓 へ

これ から 肺 循環 と 体 循環 に ついて 説明 する から ちゃんと 聞いて ね

分かる

分から ん

ついに 来た 最後 の 難関

何度 見て も よく 分から ない 場所 心臓

ほら こっち よ

はい

もう 甘えて らん ない もん ね

その 調子 だ 頑張れよ

よ ー し

行く ぞ いざ 心臓

血球 の 皆様 間もなく 心臓 です お 気 を 付けて お 進み ください

お … 重い

やっと 着いた

心臓

全体 が 筋肉 で できた 器官

静脈 から 戻って きた 血液 を 動脈 に 押し出す ポンプ の 役目 を 担って いる

その 動き は 1 日 に およそ 10万 回 繰り返さ れて いる

右 心 房

上下 の 大 静脈 から 静脈 血 を 受け 右 心 室 に 送る

大事な お 荷物 は 落さ ない ように お 気 を 付け ください

白線 の 内側 に 並んで お 待ち ください

押す な よ

いて て て て て

混 ん でる

ようこそ 心臓 へ ここ は 右 心 房 です

押さ ないで ください 駆け込み 循環 は 危険です

押さ ないで ください 駆け込み 循環 は 危険です

この先 下 大 静脈 と 上 大 静脈 の 合流 地点 に より 大変 混雑 して おり ます

この先 下 大 静脈 と 上 大 静脈 の 合流 地点 に より 大変 混雑 して おり ます

安全 の ため 帽子 や メガネ など を 飛ばさ れ ない よう 十分に ご 注意 ください

安全 の ため 帽子 や メガネ など を 飛ばさ れ ない よう 十分に ご 注意 ください

押す な

間もなく 三 尖 弁 が 開き ます

メモ が 落ちた

す … すみません

肝心の メモ が メモ メモ

痛 っ

メモ が 飛んで きた

何 やって ん の あの 好 中 球

立ち止まら ず 速やかに お 進み ください

三 尖 弁

心臓 の 右 心 房 と 右 心 室 の 間 に ある 三 枚 の 弁

心臓 が 収縮 する 時 は 右 心 室 へ 血液 を 流し

拡張 の 際 は 右 心 房 へ の 血液 の 逆流 を 防ぐ

右 心 室

二 酸化 炭素 を 多く 含んだ 静脈 血 に なって いる

重い

ようこそ 右 心 室 へ

収縮 中 に つき 三 尖 弁 付近 に は 立ち止まら ぬ よう お 願い し ます

帽子 落とした

すいません 前 の 人 の 落とし物

肺 動脈

静脈 血 を 肺 に 送る 動脈

えっ と

直進 か

ここ は 短い 一 本道 だ から いい な

さて 肺 胞 で ガス 交換 を

肺 二 酸化 炭素 を 捨て 酸素 を 受け取る 器官 肺 胞 って 遠く から 見る と あんな 形 な んだ

ようこそ いらっしゃい ませ こちら は 肺 胞 です

二 酸化 炭素 は こちら で 回収 し ます

お 待た せ し ました 酸素 を お 受け取り ください

そう 言えば

まずは 腹拵え と いく か

まさか と は 思った が 赤血球 の 荷物 の 中 に 隠れて いた と は

初めて ここ で 白血球 さん に 助けて もらった なぁ

肺 静脈

酸素 を 多く 含んだ 血液 が 流れて いる

さあ 心臓 へ 戻る ぞ

急が なきゃ

速い

大 動脈

大 動脈 から それぞれ に 分岐 した 動脈 を 通り 全身 の 毛細 血管 へ と 流れる

毛細 血管

細胞 に 酸素 と 養分 を 渡し 二 酸化 炭素 など の 不要 物 を 受け取る

よ ー し あと は この 酸素 を 届ける だけ だ

ねぇ ねぇ 右 って どっち

今 ペン を 持って る 方 の 手 が 右 だ こっち

ねぇ ねぇ 上手に 貼れ ない よ

わ … 分かった 手伝って やる

ねぇ ねぇ 細菌 ぶ っ 殺す って やつ やって

この 近く で 小さな 擦り傷 だって

また ぁ

えっ と

この先 通行 止め か

うまく 侵入 できた ようだ なぁ

あぁ 早速 いい ところ に カモ が 来た ようだ ぜ

ターゲット は あの アホ そ ー な 赤血球 か

この 角 で 待ち伏せ して 二 人 で ボコボコ に して やろう

し ー っ

し ー ?

死ね

マズ い

えっ と うん 順調 順調

あ … 危なかった

もう 細菌 やっつけた

しっ あと は 頼む

どこ 行く の ちょっと

よい しょ

よい しょ

よい しょ

よい しょ

一 人 で 最後 まで

ギリギリ だ せ … 狭い 苦しい

でも あと ちょっと で

酸素 を お 届け に 参り ました

ども こんな 狭い とこ まで ありがとう ね

大変だった でしょ

いえいえ 仕事 です から

狭かった

やった ついに ついに 私 …

迷わ ないで 循環 できた ー っ

やった やった

すごい すごい やった やった ぞ

よ お

キラー T どうして ここ に

どう だって いい だ ろ

それ より あいつ 前 に お前 が 道 案内 して た 赤血球 か

あら あんた 一 人 で ここ まで 循環 できた の

はい 先輩 の ご 指導 の おかげ です

ようやく 一 人 で お 仕事 でき ました って か

とんで も ねえ 無能だ な おい

お いっ そういう 言い 方 を する な

俺 や お前 に だって 苦手な こと の 一 つ や 二 つ ある だ ろ

あいつ は たまたま 道 を 間違え ない こと が 苦手だった って だけ さ

それ でも あいつ は あいつ なり に 苦手 を 克服 しよう と 頑張って た んだろう

誰 か に 案内 して もらったり 何度 も 間違えたり し ながら も 諦め なかった

いい 子 ぶってん じゃ ない の

何 が ご 指導 よ ホント は できて 当たり前な んだ から ね

今 まで 気 に 留めた こと は なかった が

大変な 仕事 だ な 赤血球 と いう の も

重い 荷物 を 持って

広い 体 内 を 巡って

そんな 日々 の 仕事 を こなし ながら も 自分 を 変えよう と 努力 して いる なんて

すごい 奴 だ な あいつ は

ま 良かった ね ちょっと だけ 進歩 して

ありがとう ございます

なあ キラー T 俺 たち 免疫 細胞 は 赤血球 たち に 怖がら れる こと も 多い けど

もっと お互い の 仕事 を 理解 し あって

いつ の 日 か あいつ ら と 仲良く やって いける ように なる と いい な

お前 も そう 思う だ ろ

バカ 野郎

甘 っち ょろ いこ と 言って んじゃ ねえ この ドヘタレ なまくら 野郎

黙って 聞いて りゃ ベラベラ と は

な … な に ええ

いい か 必要 と あら ば 味方 だろう と 容赦 なく 殺す

それ が 免疫 細胞 って もんだろう が

仲良く なり たい だ と か お茶 飲んで る 赤血球 たち の 仲間 に 入り たい だ と か

お 隣 さん 同士 で トランプ やって る 細胞 たち の 中 に 飛び入り で 参加 して

ババ ひいて 「 バッカ で 」 って いじら れて みたいだ と か

プライド の 欠 片 も ねえ ような こと 考えて んじゃ ねえ ぞ

そ … そこ まで 具体 的に は 考えて な …

俺 たちゃ 殺し屋 な んだ よ

うん

いつでも 使える ように よ ー く 研ぎ澄まして おけ 心 の ナイフ を な

心 ?

返事 は どうした

はい

った く 世話 が やける ぜ

白血球 さん 聞いて ください 聞いて ください

私 今回 やっと なんとか 仕事 を 全部 …

って どうした ん です か それ

な … なんでもない

キラー T いや 暴漢 いや えっ と 細菌 に

こんな の もう 痛く ない よ いや 怪我 の こと は いい

それ より 仕事 なんとか 全部 できた って

は … はい

色々 聞か せて くれ ない か お前たち の 仕事 の こと

あっ あの です ね さっき 白血球 さん と 会った 後 に

最初に 行った の が 大 静脈 な んです

全部 の 静脈 が 行き着く 道 だ から す ご ー く 広くて

うん

その後 心臓 に 行って もみくちゃ に さ れちゃ って 大変でした

ギュー って

うん うん

そう そう 心臓 で です ね メモ を 落としちゃ った んです けど

なぜ だ か 後ろ の 方 から す っ 飛んで きて

うん

それ で 肺 に 行って

肺 胞 が です ね 外 から 見る と ポコポコ して て 面白い 形 だった んです よ

そ っか すごい な ポコポコ

あと それ から

軽量 化 した んです よ 超 軽 いん す

見 して

遊 走 中 道 間違えちゃ って

バッカ で

羨ま しく なんか ない

研ぎ澄ませ 心 の ナイフ を

って どう やる んだ

自分 で 考えろ

次回 はたらく 細胞

胸腺 細胞

さあ 仕事 だ 仕事


はたらく 細胞 08 |さいぼう

1.2.3.4 We are cells at work !

1.2.3.4 We are HATARAKU Fuu !

今日 も 運ぶ よ   酸素   酸素 きょう||はこぶ||さんそ|さんそ

カラダ 中 の スミ から スミ へ |なか||すみ||すみ|

だけど 広くて   迷子   迷子 |ひろくて|まいご|まいご

手助け さ れて る はたらく 細胞   さ ぁ   いこう てだすけ|||||さいぼう|||

はたらく ぞ   はたらく ぞ   毎日 毎日 修行 中 ||||まいにち|まいにち|しゅぎょう|なか

今日 も 雑菌   排除   排除 きょう||ざっきん|はいじょ|はいじょ

細菌 ウイルス 出て こい や ぁ さいきん|ういるす|でて|||

絶対 逃がす な   遊 走   遊 走 ぜったい|にがす||あそ|はし|あそ|はし

プロフェッショナルな はたらく 細胞   さ ぁ   いこう ぷろふぇっしょなるな||さいぼう|||

はたらく ぞ   はたらく ぞ   毎日 毎日 戦場 ||||まいにち|まいにち|せんじょう

37兆 個 の ひと り ちょう|こ|||

次に 会える の は いつか な つぎに|あえる||||

誰 か の ため に だれ||||

一生懸命 いっしょうけんめい

あなた も わたし も 必死に はたらいて る ||||ひっしに||

みんな の ため に

命がけ だ ぞ いのちがけ||

プライド 持って   健康 第 イチ ! ぷらいど|もって|けんこう|だい|いち

はたらく ?  はたらく !  はたらく ?  はたらく !  HATARAKU !!!!

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途 ほん|じまく|よし|诸かみ|じまく|组しゅつ|しな|仅とも|まな||こうりゅう|きんし|よう|うしょう||ようと

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 sub . kamigami . org 及 微 博 @ 诸神 字幕 组 こうた|ちゅうにち|そう||じまく|つく|ざい||||およ|び|はく|诸かみ|じまく|

日 听 fanife · 煎 饼 / 日 校 谢方 / 翻 译 沐沐 · 咔咔 ひ|きん||い||ひ|こう|谢ほう|ひるがえ||もくもく|

翻 校 Syura / 时轴 椒粉 / 压制 河 蟹 ひるがえ|こう|||しょうこな|压せい|かわ|かに

君 らしい ペース で   さあ   歩こう よ きみ||ぺーす|||あるこう|

あつい 陽 の 下   汗 を かいたら |よう||した|あせ||

冷たい 水 を 届ける よ つめたい|すい||とどける|

寒 さ に 震えて   風邪 を 引いたら さむ|||ふるえて|かぜ||ひいたら

元気 の 魔法 を となえる よ げんき||まほう|||

ひとりひとり が   違う カタチ で ||ちがう||

同じ 日 を 生きて る おなじ|ひ||いきて|

Happy Good Day

君 に 向かって エール   満点 じゃ なくて も きみ||むかって|えーる|まんてん|||

It ' s Okay , All Okay

だから   Happy Good Day

大きな 声 で フレー おおきな|こえ||

少し 転んで も   All Okay   笑って すこし|ころんで||||わらって

じゃあ ね   また 明日 |||あした

昨日 が くれた   今 を 未来 へ きのう|||いま||みらい|

君 らしい ペース で   届けて よ きみ||ぺーす||とどけて|

人間 の 体 の 中 に は 約 37兆2千億 個 も の 細胞 たち が にんげん||からだ||なか|||やく|ちょう|せんおく|こ|||さいぼう||

毎日 毎日  24 時間 365 日   元気に はたらいて い ます まいにち|まいにち|じかん|ひ|げんきに|||

毎日 毎日  24 時間 365 日   元気に はたらいて い ます まいにち|まいにち|じかん|ひ|げんきに|||

ここ は 人間 の 中 ||にんげん||なか

えっ と   どっち だ っけ

はい   新人 の 赤血球 の 皆さん |しんじん||せっけっきゅう||みなさん

ここ から 先 が 下 大 静脈 と なり ます ||さき||した|だい|じょうみゃく|||

職場 見学 が 終わったら   すぐに 現場 に 出て もらい ます しょくば|けんがく||おわったら||げんば||でて||

新人 赤血球 ? しんじん|せっけっきゅう

今 の うち に しっかり 覚えて ください ね いま|||||おぼえて||

はい

新人 さん たち   もう すぐ お 仕事 始める んだ しんじん||||||しごと|はじめる|

それ じゃ   次に 向かい ます   付いて きて ください ね ||つぎに|むかい||ついて|||

はい

そ っか   私 も もっと しっかり し なきゃ ||わたくし|||||

皆 から アホ だ と か 方向 音痴 だ と か 言わ れて きた けど みな||||||ほうこう|おんち||||いわ|||

あんた   もう   半 人前 の くせ に   他人 の 仕事 に 首 突っ込んで ||はん|ひとまえ||||たにん||しごと||くび|つっこんで

マクロファージ 先生 |せんせい

いつまでも 半 人前 じゃ   足手纏いに なって しまう |はん|ひとまえ||あしでまといに||

もう 誰 か に 頼って いる 場合 じゃ ない |だれ|||たよって||ばあい||

二 酸化 炭素 を 肺 に 届け   酸素 を 受け取り ふた|さんか|たんそ||はい||とどけ|さんそ||うけとり

体中 の 細胞 に 届ける たいちゅう||さいぼう||とどける

それ が 私 の 仕事 ||わたくし||しごと

迷わ ず 最後 まで 一 人 で この 循環 器 を 一 周 して みせる まよわ||さいご||ひと|じん|||じゅんかん|うつわ||ひと|しゅう||

えっ と   今 下 大 静脈 の 手前 だ から … ||いま|した|だい|じょうみゃく||てまえ||

下 大 静脈   心臓   肺 と 行って した|だい|じょうみゃく|しんぞう|はい||おこなって

また 戻って くれば いい んだ よ ね |もどって|||||

よし

この 角 を 曲がって と … |かど||まがって|

何 か … なん|

邪魔 する 奴 を ぶ っ 刺す じゃま||やつ||||さす

私 の 周り こんな こと ばっかり わたくし||まわり|||

頑張ろう って 決意 した ばかりな のに … がんばろう||けつい|||

もう ダメ   刺さ れて 溶 血 する   死ぬ |だめ|ささ||と|ち||しぬ

なに   さ … 先回り し や がった ||さきまわり|||

死ね   雑菌 が しね|ざっきん|

ギャース

よう   赤血球   大丈夫だった か |せっけっきゅう|だいじょうぶだった|

は … 白血球 さん   ありがとう ございました |はっけっきゅう|||

こんな ところ で 何 して んだ |||なん||

この先   リンパ 管 しか ない ぞ このさき|りんぱ|かん|||

私   また 道 間違えて わたくし||どう|まちがえて

迷子 か まいご|

は … はい

その せい で   白血球 さん に こんな 怪我 を さ せちゃ って |||はっけっきゅう||||けが||||

このまま じゃ ダメだ   もっと しっかり し なくちゃ ||だめだ||||

じゃ   また 俺 が 案内 して やろう ||おれ||あんない||

せ … 赤血球 が 燃えて いる |せっけっきゅう||もえて|

自分 の 力 だけ で やり遂げて みせる と   奴 の オーラ が 言って いる じぶん||ちから|||やりとげて|||やつ||||いって|

おせっかい は やめ とく か

じゃ … じゃ な   引き続き 頑張れよ |||ひきつづき|がんばれよ

はい

お 姉ちゃん   ここ まだ 工事 中 だ よ   気 を 付けて |ねえちゃん|||こうじ|なか|||き||つけて

は … はい

すいません   すいません

すいません   すいません

大丈夫 か だいじょうぶ|

だ … 大丈夫です   お 手数 お かけ し ました |だいじょうぶ です||てすう||||

すいません   すいません

そ … それ じゃ   失礼 し ます |||しつれい||

そ … それ じゃ   失礼 し ます |||しつれい||

ちょっと   急に 飛び出さ ないで よ |きゅうに|とびで さ||

すいません   すいません   本当に すいません ||ほんとうに|

すいません   すいません   本当に すいません ||ほんとうに|

赤血球 せっけっきゅう

甘い もの 食べて く ? あまい||たべて|

こっか ら は 大変だ ぞ |||たいへんだ|

アイス が いい な あいす|||

葡萄 糖 ぶどう|とう

グルコース と も 呼ば れる |||よば|

赤血球 は 糖 が 好き せっけっきゅう||とう||すき

赤血球 は 白血球 と 違って   ミトコンドリア を 持た ない 細胞 な ので せっけっきゅう||はっけっきゅう||ちがって|||もた||さいぼう||

グルコース のみ が エネルギー と なる |||えねるぎー||

えっ と   こっち へ 行けば   まずは 下 大 静脈 ね ||||いけば||した|だい|じょうみゃく|

ふむ ふむ

こちら 1146 番 だ   これ より 全身 の パトロール に 向かう |ばん||||ぜんしん||ぱとろーる||むかう

了解   俺 は 肝臓 方面 を うろついて る りょうかい|おれ||かんぞう|ほうめん|||

お 疲れ |つかれ

肩 凝った かた|こった

いって らっしゃい

えー と えー と   ここ が 静脈 で ||||||じょうみゃく|

静脈 弁 じょうみゃく|べん

血液 の 逆流 を 防ぐ けつえき||ぎゃくりゅう||ふせぐ

静脈 を 流れる 血液 を 心臓 行き の 一方 通行 に して いる じょうみゃく||ながれる|けつえき||しんぞう|いき||いっぽう|つうこう|||

え   地図 と 逆 ? |ちず||ぎゃく

じゃ   また ね

こ … こっち ?

なぜ   そこ で 逆 走 する んだ   赤血球 |||ぎゃく|はし|||せっけっきゅう

あんた   何 逆 走 してん の   今 通って きた 弁 だ よ   ここ |なん|ぎゃく|はし|||いま|かよって||べん|||

す … すみません

アホ だ

地図 が 逆さまだった ちず||さかさまだった

下 大 静脈 した|だい|じょうみゃく

ヒト の 体 の 中 で 一 番 大きな 静脈 ひと||からだ||なか||ひと|ばん|おおきな|じょうみゃく

下半身 など から の 血液 を 集め   心臓 の 右 心 房 に 送って いる かはんしん||||けつえき||あつめ|しんぞう||みぎ|こころ|ふさ||おくって|

大 静脈 って で っ かい 一 本道 だ から   楽 っちゃ 楽だ けど さ ぁ だい|じょうみゃく|||||ひと|ほんどう|||がく||らくだ|||

こう 上り坂 に なって る の が だるい よ な |のぼりざか||||||||

よし   こういう ところ で こそ 頑張ろう |||||がんばろう

道 が ややこしく なって くる と   時間 が かかっちゃ う もん ね どう||||||じかん|||||

あら   あんた   こんな ところ で 一 人 な の |||||ひと|じん||

私 一緒に 行って あげよ っか わたくし|いっしょに|おこなって||

も … 燃えて いる   私 の 声 が 届か ない ほど に |もえて||わたくし||こえ||とどか|||

血球 の 皆さん   ここ から 先 は 大変 混雑 し ます ので カート は 持ち込め ませ ん けっきゅう||みなさん|||さき||たいへん|こんざつ||||||もちこめ||

カート 置き場 に 置いて から 先 へ 進んで ください |おきば||おいて||さき||すすんで|

ここ から 先 は 心臓 に なり ます ||さき||しんぞう|||

案内 に 従って   速やかな 循環 を お 願い し ます あんない||したがって|すみやかな|じゅんかん|||ねがい||

血球 の 皆様   カート は 所定 の 位置 に 置いて から お 進み ください けっきゅう||みなさま|||しょてい||いち||おいて|||すすみ|

血球 の 皆さん   こんにちは   ようこそ 心臓 へ けっきゅう||みなさん|||しんぞう|

これ から 肺 循環 と 体 循環 に ついて 説明 する から   ちゃんと 聞いて ね ||はい|じゅんかん||からだ|じゅんかん|||せつめい||||きいて|

これ から 皆さん に は ||みなさん||

スピード 感 溢れる スリリングな 心臓 循環 へ と 出発 して いただき ます すぴーど|かん|あふれる|すりりんぐな|しんぞう|じゅんかん|||しゅっぱつ|||

まずは 肺 循環 |はい|じゅんかん

右 心 房 から 右 心 室 を 通り   肺 動脈 を 経て   肺 に 辿り着いたら みぎ|こころ|ふさ||みぎ|こころ|しつ||とおり|はい|どうみゃく||へて|はい||たどりついたら

二 酸化 炭素 を 捨て   酸素 を 受け取り ます ふた|さんか|たんそ||すて|さんそ||うけとり|

これ が 皆さん の 第 一 の お 仕事 です ||みなさん||だい|ひと|||しごと|

これ が 皆さん の 第 一 の お 仕事 です ||みなさん||だい|ひと|||しごと|

そこ から 肺 静脈 を 通って 左 心 房 へ   次 は 体 循環 です ||はい|じょうみゃく||かよって|ひだり|こころ|ふさ||つぎ||からだ|じゅんかん|

左心室 から 大 動脈 を 通り   動脈 から 毛細 血管 へ さしんしつ||だい|どうみゃく||とおり|どうみゃく||もうさい|けっかん|

そこ で 酸素 と 養分 を 渡し   二 酸化 炭素 など の 不要 物 を 受け取ったら ||さんそ||ようぶん||わたし|ふた|さんか|たんそ|||ふよう|ぶつ||うけとったら

そこ で 酸素 と 養分 を 渡し   二 酸化 炭素 など の 不要 物 を 受け取ったら ||さんそ||ようぶん||わたし|ふた|さんか|たんそ|||ふよう|ぶつ||うけとったら

第 二 の お 仕事 クリア だい|ふた|||しごと|くりあ

再び 右 心 房 に 戻って くる まで が 体 循環 です ふたたび|みぎ|こころ|ふさ||もどって||||からだ|じゅんかん|

どうぞ 最後 まで しっかり と 責任 感 を 持って 職務 を 全うして ください |さいご||||せきにん|かん||もって|しょくむ||まっとうして|

いって らっしゃい

血球 の 皆さん   こんにちは   ようこそ 心臓 へ けっきゅう||みなさん|||しんぞう|

これ から 肺 循環 と 体 循環 に ついて 説明 する から   ちゃんと 聞いて ね ||はい|じゅんかん||からだ|じゅんかん|||せつめい||||きいて|

分かる わかる

分から ん わから|

ついに 来た   最後 の 難関 |きた|さいご||なんかん

何度 見て も よく 分から ない 場所   心臓 なんど|みて|||わから||ばしょ|しんぞう

ほら   こっち よ

はい

もう 甘えて らん ない もん ね |あまえて||||

その 調子 だ   頑張れよ |ちょうし||がんばれよ

よ ー し |-|

行く ぞ   いざ 心臓 いく|||しんぞう

血球 の 皆様   間もなく 心臓 です   お 気 を 付けて お 進み ください けっきゅう||みなさま|まもなく|しんぞう|||き||つけて||すすみ|

お … 重い |おもい

やっと 着いた |ついた

心臓 しんぞう

全体 が 筋肉 で できた 器官 ぜんたい||きんにく|||きかん

静脈 から 戻って きた 血液 を 動脈 に 押し出す ポンプ の 役目 を 担って いる じょうみゃく||もどって||けつえき||どうみゃく||おしだす|ぽんぷ||やくめ||になって|

その 動き は  1 日 に およそ 10万 回 繰り返さ れて いる |うごき||ひ|||よろず|かい|くりかえさ||

右 心 房 みぎ|こころ|ふさ

上下 の 大 静脈 から 静脈 血 を 受け   右 心 室 に 送る じょうげ||だい|じょうみゃく||じょうみゃく|ち||うけ|みぎ|こころ|しつ||おくる

大事な お 荷物 は 落さ ない ように   お 気 を 付け ください だいじな||にもつ||おとさ||よう に||き||つけ|

白線 の 内側 に 並んで お 待ち ください はくせん||うちがわ||ならんで||まち|

押す な よ おす||

いて て て て て

混 ん でる こん||

ようこそ 心臓 へ   ここ は 右 心 房 です |しんぞう||||みぎ|こころ|ふさ|

押さ ないで ください   駆け込み 循環 は 危険です おさ|||かけこみ|じゅんかん||きけん です

押さ ないで ください   駆け込み 循環 は 危険です おさ|||かけこみ|じゅんかん||きけん です

この先   下 大 静脈 と 上 大 静脈 の 合流 地点 に より   大変 混雑 して おり ます このさき|した|だい|じょうみゃく||うえ|だい|じょうみゃく||ごうりゅう|ちてん|||たいへん|こんざつ|||

この先   下 大 静脈 と 上 大 静脈 の 合流 地点 に より   大変 混雑 して おり ます このさき|した|だい|じょうみゃく||うえ|だい|じょうみゃく||ごうりゅう|ちてん|||たいへん|こんざつ|||

安全 の ため   帽子 や メガネ など を 飛ばさ れ ない よう 十分に ご 注意 ください あんぜん|||ぼうし||めがね|||とばさ||||じゅうぶんに||ちゅうい|

安全 の ため   帽子 や メガネ など を 飛ばさ れ ない よう 十分に ご 注意 ください あんぜん|||ぼうし||めがね|||とばさ||||じゅうぶんに||ちゅうい|

押す な おす|

間もなく 三 尖 弁 が 開き ます まもなく|みっ|とが|べん||あき|

メモ が 落ちた めも||おちた

す … すみません

肝心の メモ が   メモ   メモ かんじんの|めも||めも|めも

痛 っ つう|

メモ が 飛んで きた めも||とんで|

何 やって ん の   あの 好 中 球 なん|||||よしみ|なか|たま

立ち止まら ず   速やかに お 進み ください たちどまら||すみやかに||すすみ|

三 尖 弁 みっ|とが|べん

心臓 の 右 心 房 と 右 心 室 の 間 に ある 三 枚 の 弁 しんぞう||みぎ|こころ|ふさ||みぎ|こころ|しつ||あいだ|||みっ|まい||べん

心臓 が 収縮 する 時 は   右 心 室 へ 血液 を 流し しんぞう||しゅうしゅく||じ||みぎ|こころ|しつ||けつえき||ながし

拡張 の 際 は 右 心 房 へ の 血液 の 逆流 を 防ぐ かくちょう||さい||みぎ|こころ|ふさ|||けつえき||ぎゃくりゅう||ふせぐ

右 心 室 みぎ|こころ|しつ

二 酸化 炭素 を 多く 含んだ 静脈 血 に なって いる ふた|さんか|たんそ||おおく|ふくんだ|じょうみゃく|ち|||

重い おもい

ようこそ 右 心 室 へ |みぎ|こころ|しつ|

収縮 中 に つき   三 尖 弁 付近 に は 立ち止まら ぬ よう お 願い し ます しゅうしゅく|なか|||みっ|とが|べん|ふきん|||たちどまら||||ねがい||

帽子 落とした ぼうし|おとした

すいません   前 の 人 の 落とし物 |ぜん||じん||おとしもの

肺 動脈 はい|どうみゃく

静脈 血 を 肺 に 送る 動脈 じょうみゃく|ち||はい||おくる|どうみゃく

えっ と

直進 か ちょくしん|

ここ は 短い 一 本道 だ から   いい な ||みじかい|ひと|ほんどう||||

さて   肺 胞 で ガス 交換 を |はい|ほう||がす|こうかん|

肺 二 酸化 炭素 を 捨て   酸素 を 受け取る 器官 はい|ふた|さんか|たんそ||すて|さんそ||うけとる|きかん 肺 胞 って 遠く から 見る と あんな 形 な んだ はい|ほう||とおく||みる|||かた||

ようこそ いらっしゃい ませ   こちら は 肺 胞 です |||||はい|ほう|

二 酸化 炭素 は こちら で 回収 し ます ふた|さんか|たんそ||||かいしゅう||

お 待た せ し ました   酸素 を お 受け取り ください |また||||さんそ|||うけとり|

そう 言えば |いえば

まずは   腹拵え と いく か |はらごしらえ|||

まさか と は 思った が   赤血球 の 荷物 の 中 に 隠れて いた と は |||おもった||せっけっきゅう||にもつ||なか||かくれて|||

初めて ここ で 白血球 さん に 助けて もらった なぁ はじめて|||はっけっきゅう|||たすけて||

肺 静脈 はい|じょうみゃく

酸素 を 多く 含んだ 血液 が 流れて いる さんそ||おおく|ふくんだ|けつえき||ながれて|

さあ   心臓 へ 戻る ぞ |しんぞう||もどる|

急が なきゃ いそが|

速い はやい

大 動脈 だい|どうみゃく

大 動脈 から それぞれ に 分岐 した 動脈 を 通り   全身 の 毛細 血管 へ と 流れる だい|どうみゃく||||ぶんき||どうみゃく||とおり|ぜんしん||もうさい|けっかん|||ながれる

毛細 血管 もうさい|けっかん

細胞 に 酸素 と 養分 を 渡し   二 酸化 炭素 など の 不要 物 を 受け取る さいぼう||さんそ||ようぶん||わたし|ふた|さんか|たんそ|||ふよう|ぶつ||うけとる

よ ー し   あと は この 酸素 を 届ける だけ だ |-|||||さんそ||とどける||

ねぇ ねぇ   右 って どっち ||みぎ||

今 ペン を 持って る 方 の 手 が 右 だ   こっち いま|ぺん||もって||かた||て||みぎ||

ねぇ ねぇ   上手に 貼れ ない よ ||じょうずに|はれ||

わ … 分かった   手伝って やる |わかった|てつだって|

ねぇ ねぇ   細菌 ぶ っ 殺す って やつ やって ||さいきん|||ころす|||

この 近く で 小さな 擦り傷 だって |ちかく||ちいさな|すりきず|

また ぁ

えっ と

この先 通行 止め か このさき|つうこう|とどめ|

うまく 侵入 できた ようだ なぁ |しんにゅう|||

あぁ   早速 いい ところ に カモ が 来た ようだ ぜ |さっそく||||かも||きた||

ターゲット は あの アホ そ ー な 赤血球 か たーげっと|||||-||せっけっきゅう|

この 角 で 待ち伏せ して   二 人 で ボコボコ に して やろう |かど||まちぶせ||ふた|じん|||||

し ー っ |-|

し ー ? |-

死ね しね

マズ い

えっ と   うん   順調 順調 |||じゅんちょう|じゅんちょう

あ … 危なかった |あぶなかった

もう 細菌 やっつけた |さいきん|

しっ   あと は 頼む |||たのむ

どこ 行く の   ちょっと |いく||

よい しょ

よい しょ

よい しょ

よい しょ

一 人 で   最後 まで ひと|じん||さいご|

ギリギリ だ   せ … 狭い   苦しい ぎりぎり|||せまい|くるしい

でも   あと ちょっと で

酸素 を お 届け に 参り ました さんそ|||とどけ||まいり|

ども   こんな 狭い とこ まで ありがとう ね ||せまい||||

大変だった でしょ たいへんだった|

いえいえ   仕事 です から |しごと||

狭かった せまかった

やった   ついに   ついに 私 … |||わたくし

迷わ ないで 循環 できた ー っ まよわ||じゅんかん||-|

やった   やった

すごい すごい   やった   やった ぞ

よ お

キラー T   どうして ここ に きらー||||

どう だって いい だ ろ

それ より   あいつ   前 に お前 が 道 案内 して た 赤血球 か |||ぜん||おまえ||どう|あんない|||せっけっきゅう|

あら   あんた   一 人 で ここ まで 循環 できた の ||ひと|じん||||じゅんかん||

はい   先輩 の ご 指導 の おかげ です |せんぱい|||しどう|||

ようやく 一 人 で お 仕事 でき ました って か |ひと|じん|||しごと||||

とんで も ねえ 無能だ な   おい |||むのうだ||

お いっ   そういう 言い 方 を する な |||いい|かた|||

俺 や お前 に だって   苦手な こと の 一 つ や 二 つ ある だ ろ おれ||おまえ|||にがてな|||ひと|||ふた||||

あいつ は たまたま   道 を 間違え ない こと が 苦手だった って だけ さ |||どう||まちがえ||||にがてだった|||

それ でも   あいつ は あいつ なり に 苦手 を 克服 しよう と 頑張って た んだろう |||||||にがて||こくふく|||がんばって||

誰 か に 案内 して もらったり   何度 も 間違えたり し ながら も   諦め なかった だれ|||あんない|||なんど||まちがえたり||||あきらめ|

いい 子 ぶってん じゃ ない の |こ||||

何 が ご 指導 よ   ホント は できて 当たり前な んだ から ね なん|||しどう||ほんと|||あたりまえな|||

今 まで 気 に 留めた こと は なかった が いま||き||とどめた||||

大変な 仕事 だ な   赤血球 と いう の も たいへんな|しごと|||せっけっきゅう||||

重い 荷物 を 持って おもい|にもつ||もって

広い 体 内 を 巡って ひろい|からだ|うち||めぐって

そんな 日々 の 仕事 を こなし ながら も   自分 を 変えよう と 努力 して いる なんて |ひび||しごと|||||じぶん||かえよう||どりょく|||

すごい 奴 だ な   あいつ は |やつ||||

ま   良かった ね   ちょっと だけ 進歩 して |よかった||||しんぽ|

ありがとう ございます

なあ   キラー T   俺 たち 免疫 細胞 は 赤血球 たち に 怖がら れる こと も 多い けど |きらー||おれ||めんえき|さいぼう||せっけっきゅう|||こわがら||||おおい|

もっと お互い の 仕事 を 理解 し あって |おたがい||しごと||りかい||

いつ の 日 か   あいつ ら と 仲良く やって いける ように なる と いい な ||ひ|||||なかよく|||よう に||||

お前 も そう 思う だ ろ おまえ|||おもう||

バカ 野郎 ばか|やろう

甘 っち ょろ いこ と 言って んじゃ ねえ   この ドヘタレ なまくら 野郎 あま|||||いって||||||やろう

黙って 聞いて りゃ ベラベラ と は だまって|きいて||べらべら||

な … な に   ええ

いい か   必要 と あら ば   味方 だろう と 容赦 なく 殺す ||ひつよう||||みかた|||ようしゃ||ころす

それ が 免疫 細胞 って もんだろう が ||めんえき|さいぼう|||

仲良く なり たい だ と か   お茶 飲んで る 赤血球 たち の 仲間 に 入り たい だ と か なかよく||||||おちゃ|のんで||せっけっきゅう|||なかま||はいり||||

お 隣 さん 同士 で トランプ やって る 細胞 たち の 中 に 飛び入り で 参加 して |となり||どうし||とらんぷ|||さいぼう|||なか||とびいり||さんか|

ババ ひいて  「 バッカ で 」 って いじら れて みたいだ と か

プライド の 欠 片 も ねえ ような こと 考えて んじゃ ねえ ぞ ぷらいど||けつ|かた|||||かんがえて|||

そ … そこ まで 具体 的に は 考えて な … |||ぐたい|てきに||かんがえて|

俺 たちゃ 殺し屋 な んだ よ おれ||ころしや|||

うん

いつでも 使える ように よ ー く 研ぎ澄まして おけ   心 の ナイフ を な |つかえる|よう に||-||とぎすまして||こころ||ないふ||

心 ? こころ

返事 は どうした へんじ||

はい

った く   世話 が やける ぜ ||せわ|||

白血球 さん   聞いて ください   聞いて ください はっけっきゅう||きいて||きいて|

私   今回 やっと なんとか 仕事 を 全部 … わたくし|こんかい|||しごと||ぜんぶ

って どうした ん です か   それ

な … なんでもない

キラー T   いや   暴漢   いや   えっ と   細菌 に きらー|||ぼうかん||||さいきん|

こんな の もう 痛く ない よ   いや   怪我 の こと は いい |||いたく||||けが||||

それ より   仕事 なんとか 全部 できた って ||しごと||ぜんぶ||

は … はい

色々 聞か せて くれ ない か   お前たち の 仕事 の こと いろいろ|きか|||||おまえたち||しごと||

あっ   あの です ね   さっき 白血球 さん と 会った 後 に |||||はっけっきゅう|||あった|あと|

最初に 行った の が 大 静脈 な んです さいしょに|おこなった|||だい|じょうみゃく||ん です

全部 の 静脈 が 行き着く 道 だ から   す ご ー く 広くて ぜんぶ||じょうみゃく||ゆきつく|どう|||||-||ひろくて

うん

その後   心臓 に 行って   もみくちゃ に さ れちゃ って 大変でした そのご|しんぞう||おこなって||||||たいへんでした

ギュー って

うん うん

そう そう   心臓 で です ね   メモ を 落としちゃ った んです けど ||しんぞう||||めも||おとしちゃ||ん です|

なぜ だ か 後ろ の 方 から す っ 飛んで きて |||うしろ||かた||||とんで|

うん

それ で 肺 に 行って ||はい||おこなって

肺 胞 が です ね   外 から 見る と   ポコポコ して て 面白い 形 だった んです よ はい|ほう||||がい||みる|||||おもしろい|かた||ん です|

そ っか   すごい な   ポコポコ

あと   それ から

軽量 化 した んです よ   超 軽 いん す けいりょう|か||ん です||ちょう|けい||

見 して み|

遊 走 中   道 間違えちゃ って あそ|はし|なか|どう|まちがえちゃ|

バッカ で

羨ま しく なんか   ない うらやま|||

研ぎ澄ませ   心 の ナイフ を とぎすませ|こころ||ないふ|

って   どう やる んだ

自分 で 考えろ じぶん||かんがえろ

次回   はたらく 細胞 じかい||さいぼう

胸腺 細胞 きょうせん|さいぼう

さあ   仕事 だ   仕事 |しごと||しごと