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フルメタル・パニック! Invisible Victory, フルメタル・パニック! Invisible Victory#1

フルメタル ・ パニック ! Invisible Victory #1

ずいぶん と 久しぶりに なって しまい ました ね

でも 一 度 お 会い して おか なくちゃ と 思って …

これ から 厳しい こと に なり そうだ から

テレサ

意外だ ね ここ に 来る なんて

私 も 意外です

あなた が まだ 父さん と 母さん を 覚えて いた なんて

それ が 問題 な んだ

あと は まあ 君 を 説得 できる かも しれ ない と 思って ね

そう

どう だい そろそろ 意地 を 張る の は やめ ない か

昔 みたいに

無駄です

なぜなら 兄さん は もう 私 の 敵 だ から

なるほど 覚悟 は 済んで いる みたいだ

ええ とうの昔 に

だが 今日 は やめて おこう

ファウラー

はい レナード 様

行こう か

かしこまり ました

さようなら テレサ そこ の 彼 も

大佐 殿 お 怪我 は

大丈夫です 撤収 し ましょう

了解

こちら ゲーボ 9 ポイント ゴルフ に 降下 中

ウルズ 7 は ドッキング の 準備 に かかれ

ウルズ 7 了解

すみません 相良 さん

もう すぐ 三 学期 な のに

いえ

ミスタ ・ クラマ

どうした の かな

近く に 来た んで な 顔 を 見 に 寄った

それはそれは

ミスリル の 魔女 と 会って いた そうだ な

妹 の こと かい

あの 白い AS も いた そう じゃ ない か

なぜ 仕留め なかった

そう すれば これ から が 楽に なる

よくて 相 打ち だったろう から ね

向こう に も 備え は あった だろう し

お前 の ベリアル と やら は ? 無敵な んだ ろ

まだ 調整 中 だ よ

時間 が 足りなかった

足りない の は 組織 へ の 忠誠 心 じゃ ない の か

レナード ・ テスタロッサ

さて どうか な

俺 は 手加減 し ない ぞ 徹底 的に 追い詰めて やる

あの 相良 宗 介 も 千鳥 と か いう 小 娘 も

好きに すれば いい さ

ガウルン も ゲイツ も 遊び すぎた

俺 は 違う

あと 58 時間 だ お前 が 予言 した ゼロアワー まで

予言 じゃ ない 予知 だ よ

なん だって いい さ

俺 は 作戦 計画 に 従う まで だ

ただし 邪魔 だけ は して くれ ん な よ

不愉快な 男 です

真面目な の さ

その 点 頼もしい と は 思う けど ね

えっ と 開票 結果 は 以上 です

よって 次の 生徒 会長 は 一 年 3 組 の 森川 唯 さん に 決まり ました

お 疲れ 様 です

よかった

これ で 最後 の お 仕事 も おしま い と いう わけ ね

林 水 くん ご苦労様

ありがとう ございます 神楽坂 先生

これ で 私 も 心置きなく 卒業 でき そうです よ

まったく

後継 者 まで 思惑 通り だ なんて 末恐ろしい わ ね

いずれ は 歴史 に 残る 名 政治 家 って とこ かしら

それ は ない でしょう な

ま ぁ 政治 家 ごっこ は 楽しかった です が

あらそう

あの ー じゃあ 選挙 結果 は 明朝 に 掲示 して おき ます ね

お 願い し ます

それ じゃ みんな 今日 は お 疲れ 様

は ー い

カナ ちゃん お 疲れ 様

恭子 こそ 選挙 委員 なんて 引き受けて くれて あり が と ね

平気 平気

他なら ぬ カナ ちゃん の お 願い だ し ね

つ ー か 恭子 バイト じゃ なかった ?

ああ そう だった 遅刻 っぽい

悪い けど お 先 に

気 を つけて ね

また ね

やれやれ

生徒 会 の 仕事 も とうとう 終わっちゃ い ました ね

君 も ご 苦労 だった ね 千鳥 くん

いいえ こちら こそ

副 会長 なんて 柄 じゃ なかった けど

相良 くん 君 に も 感謝 し てるよ

いえ 会長 閣下

会長 閣下 か …

それ も 今週 限り だ

これ から 私 を どう 呼ぶ つもり かね

元 会長 閣下 です

光栄だ が とりあえず は 先輩 くらい で 勘弁 して くれた まえ

了解 し ました

ほんと 仲 いい わ ね

そう いえば 先輩 受験 の ほう は 大丈夫な んです か

まず 大丈夫だ ろ

入試 当日 に 交通 事故 に でも 遭わ ない 限り は ね

すごい 余裕

あたし は これ から 一 年間 勉強 して 進学 できる か どう かって ところ な のに

そう かな

君 も 理数 系 の 科目 に ついて なら ほぼ 満点 だ と 聞いて いる が ね

いや 失礼

まあ とにかく 自分 の 才能 は 大切に する こと だ

そ … そうです ね

じゃあ そろそろ 帰り ます 宗 介 は

帰る か

いや 相良 くん

君 に 少し だけ 話 が ある いい かな

君 が 転校 して 来て から もう 9 ヶ月 くらい かな

はい

いろいろ あった

おかしな 事件 も 物騒な 事件 も

ええ

そろそろ 無理だ と 思う よ

無理 っと いう の は

今 の 生活 だ

君 の 問題 で は ない

厄介な 騒動 は 起こして きた が

もう 少し 学べば 君 も まあまあ 普通の 男 に なる だろう

問題 は 彼女 の こと だ

千鳥 です か

あの ハイジャック や

その あと に 起きた いく つ か の 事件 を 軽く 調べ させて もらった

彼女 だ すべて 彼女 が 中心 に いる

そして その 時 必ず 起きる の は 君 の 不在 と 謎 の 物騒 集団 の 出現 だ

詮索 は 控えて きた

だが いずれ 誰 か が 騒ぎ 出す の は 時間 の 問題 だ と 思う

それ は …

じきに 私 も 卒業 だ

君 たち の 立場 を それ と なく 守る こと も もう でき なく なる

俺 は ここ が 好きな んです

私 も だ よ

みんな 愛す べき 人々 だ

だが 何 か が 起きれば 怯え も する し 不安に も なる

そして 残酷に も なる

だから 出て いけ と

そこ まで は 言って い ない 言える わけ も ない

だが 君 は 彼女 と 話し合う べきだ と 思う よ

ここ は ただ の 学校 だ

通過 点 に 過ぎ ない

通過 点 ?

忘れがちな こと だ が ね

人生 は 続く んだ これ から 何 十 年 も

おっと 話 は 以上 だ

私 も 人 を 待た せて いて ね

で ね シオリ の 彼 氏 が 急に 別れ たい って 言い出して さ

ああ

なんか 色々 こじれて きちゃ って

なぜ だ か あたし が 電話 する こと に なった わけ よ

ああ

その 彼 氏 に

それ で 事情 を 聞いたら これ が ひどい 勘違い で

ああ

ああ もう どうした って の

ひょっとして 生徒 会 の 仕事 が 終わった の が 寂しかったり する わけ ?

いや その なんでもない

なんでもなく ない でしょ

なんでもない んだ

千鳥

なに

手 を 繋ごう

嫌 か

べ … 別に 嫌じゃ ない けど

なら いい な

わ … わかん ない よ 急に

俺 も わから ん

いきなり … 変

そう だ な 変 かも しれ ん

では

あの さ なんか 食べて く ?

いい の か

まあ うん

食 材 余って る し

その 今日 は 二 人 で 打ち上げ と いう か

う … 打ち上げ か

うん そういう の も いい かも

あ あれ

ご … ごめん ね すぐ 開ける から

いや 少し 手 を 放そう か

入 ろ っか

ああ

貴 様

どうした の よ 宗 介 急に …

お かえり 千鳥 かなめ さん

動く な 両手 を ゆっくり と 挙げて 立ち上がれ

従わ なければ …

射殺 する だろう

お 馴染み の 外交 儀礼 だ ね

やめ ない か

僕 も 同じ こと を 言い たく ない

どういう 意味 だ

こういう こと さ

世界 最小 の AS アラストル だ

君 の 銃 で は 厳しい 相手 だ と 思う けど ね

どうか な

もう いい だ ろ

今夜 は 話し合い に 来た んだ

貴 様

な … なん の つもり か 知ら ない けど

すぐに あたし の 部屋 から 出て って ちょうだい

話し合い に 来た んだ けど

知った こっちゃ ない わ

消えて

待って って 用件 は 単純だ

これ から 荷物 を まとめて 僕 の ところ に 来て くれ ない か

何で すって

丁重な 扱い は 保証 する

安全で 裕福で そこそこ の 自由 も

は ぁ ? 意味 わかん ない んだ けど

そう かな これ で 十分だ と 思う けど

ば … 馬鹿に して ん の

では こう 言えば いい かな

僕 の 組織 が そろそろ 本気に なって きた

どういう こと だ

ミスリル は 頑張り すぎた んだ

僕 の 組織 アマルガム は 君 ら に やられ っぱなし で ね

あちこち に 迷惑 が かかって いる

当然だ これ から も 迷惑 を かけて やる

その 頑張り が まずかった と 言って る の さ

今や 方針 が 変わった

ミスリル は 潰す 囁か れ し 者 は 奪う

奪う って … 私 の こと ?

そう だ

アマルガム は すでに 手荒な 方法 で も いい から 君 を 確保 しよう と 考えて いる

わかる かな

そ … それ って …

この 街 さえ も 火 の 海 に する 気 か

このまま で は ね

もう 十分だ ろ 僕 が ここ に 来た 理由 に ついて は

事前 に 説得 に 来た って わけ

ああ 君 の こと が 好きだ から

よくも ぬけぬけ と

待って 宗 介

なぜ だ

いい から

ご 親切に どうも

でも あたし は 今 の 生活 が 気 に 入って る の

そして 何より あんた に ついて く なんて まっぴら ごめん よ

私 は あんた が 大嫌いな の

冷たい な あの こと まだ 怒って る の かい

聞こえ なかった の

許して くれる って 言った のに

消えて

最後に 言って おく よ 千鳥 かなめ さん

君 は 選ば れた 人間 だ

なのに 凡人 ども に 顎 で 使わ れる の が 君 の 望み な の かい

やめて

もう 気付いて いる はずだ

周囲 の 人間 が どう しよう も なく 愚 鈍 な ことに

出て って

では そう する よ 警告 は した から ね

あー それ から

相良 宗 介 くん

なんだ

軽く 調べた 限り で は 君 は これ まで 100 人 以上 は 殺して いる はずだ よ ね

そんな 君 が こんな 生活 を 送って る なんて

ちょっと 不公平じゃ ない ?

なんて ね

それ じゃ

千鳥

ご … ごめん

あんな 奴 の 言う こと なんて 気 に する の やめよ

ああ

わかった 相良 軍曹 明朝 まで なんとか しのげ

こちら から 迎え の ヘリ を 送る

明朝 です か カリーニン 少佐

いつ 連中 が 襲って くる かも わから ない 状況 な んです

だからこそ だ 通常 の ルート は 使え ない

今後 の 通信 は 最小 限 に 留める

了解 し ました

ウルズ 7 交信 終了

いずれ 来る だろう と は 思って い ました けど

こんな 形 だ なんて

時間 の 問題 でした

ええ

ヘリ の 派遣 は 通常 の 手続き で ?

いえ アーバレスト も 一緒に 送り ます

アーバレスト です か

念のため よ

それ なら M 9 で 事 足り ます が

相良 軍曹 が い なければ M 9 も アーバレスト も 違い ませ ん

出し 惜しみ する 理由 は ない わ

了解 です

相良 軍曹 は 本気に なった と 言って ました ね

敵 は 焦って いる の ?

わかり ませ ん

ですが 苛立って は いる はずです

それ だけ で 済めば いい んです けど

大佐 殿

シドニー の 作戦 本部 と 繋がり ました

ボーダ 提督 です

出して

大佐 なんだ ね

はい ボーダ 提督

千鳥 かなめ に レナード ・ テスタロッサ が 接触 し ました

彼女 の 安否 は

相良 軍曹 が 確保 して い ます

ただ レナード の 話 で は

敵 組織 アマルガム の 方針 に 変化 が ある と

変化 と は

より 攻撃 的に 警戒 が 必要です

わかった 確かに 不穏な 動き が ある

情報 部 の 様子 も おかしい し

昨日 から マロリー 卿 と も 連絡 は 取れ ん

そちら は 安全です か

できれば 退避 を

テレサ 郊外 の … 本部 に 機能 を …

あくまでも 念のため だ

万一 …

提督 よく 聞き取れ ませ ん

テレサ ノイズ は ひどい な

回線 は どう な っと る

退避 して ください

妙です 一刻 も 早く …

早く しろ こんな こと は 一 度 も …

叔父 様 退避 を

復旧 を 急げ

A 回線 D 回線 V 回線

全て の ライン が 沈黙 して い ます

EMP 攻撃 の 可能 性 あり 多数 の 機器 が 機能 を 喪失 して い ます

何 が 起きて おる

いや 検証 は 後 だ 今 すぐ 退避 を

爆撃 成功 ゼロアワー 開始

繰り返す 爆撃 成功 ゼロアワー 開始

全て の 通常 回線 が ダウン

作戦 本部 も 応答 が あり ませ ん

警戒 レーダー 気象 レーダー その他 センサー も 沈黙

原因 を 調査 中 です

EMP 攻撃 の 可能 性 は

似て い ます が この 現象 は 継続 的な もの です

人工 的な 電磁 パルス と は 考え られ ませ ん

どう 思い ます

警戒 す べき と しか 言え ませ ん な

少佐

カリーニン さん ?

いえ 自分 も 同 意見 です

警報 発令 イェロー 1 よ

了解

イェロー 1 で 警報 を 発令 し ます

警報 発令 イェロー 1

警報 発令 イェロー 1

当 基地 は 現在 電子 的 攻撃 を 受けて いる と 思わ れ

全て の 要員 は 所定 の 部署 にて 警戒 待機 せよ

これ は 演習 で は ない

繰り返す これ は 演習 で は ない

警報 発令 イェロー 1

警報 発令 イェロー 1

攻撃 だって ? どこ から 何 が ?

知ら ない とにかく 待機 よ

や ばい な

なに ビビ って ん の ?

いや その 制服 姿 や ば いわ

少尉 に なった から 着 慣れ とこう と 思った だけ よ

じろじろ 見る な

そんな

ウルズ 7 より メリダ 島 本部 へ 応答 せよ

こちら ウルズ 7 メリダ 島 本部 応答 せよ

くそ もう 6 時間 だ ぞ

今 何 時

6 時 過ぎ だ

少し は 眠れた か

うん 宗 介 は

問題 ない

嘘 寝て ない でしょ

マンション に い られ ない の は わかる けど

こんな 車 で いつまで 逃げ回る つもり ?

味方 の 輸送 ヘリ と 合流 する まで の 辛抱 だ

それ って いつ 来る の

わから ない

へ ?

昨夜 から 本部 と 連絡 が 取れ ない んだ レイス と も

通信 網 が 寸断 さ れて いて

あたし の 電話 も だ

電話 も そう だ が 特に 衛星 回線 の 障害 が ひどい

だが メリダ 島 基地 に 退避 さえ すれば 君 の 安全 は 確保 できる

基地 に 退避 ?

そう だ

食って おけ 持久 戦 に なる かも しれ ない

あんた ホント 好き ね これ

てい うか お茶 と かない の

水 で 我慢 しろ

ちょ っ … と

もう

あの さ また 帰って こ られる よ ね

それ は …

なに

いや

敵 は 君 の 能力 を 想像 以上 に 重く 見て いる

ウィスパード が どう と か の こと ?

あんな あやふやな 力 別に …

あやふやで は ない

昨日 林 水 先輩 も 言って いた だ ろ 理数 系 の テスト が 満点 だった と

これ は 普通の こと で は ない

そう かも しれ ない けど

たかが 高校 の テスト だ よ

そう だ な

だが 君 は いずれ この 地上 の どんな 難問 も 解く ように なる だろう

隠せば いい でしょう

もう 隠せ ない アマルガム は 知っている

じゃあ どう すれば

ミスリル に は テッサ … いや 大佐 殿 も いる

同じ 能力 者 らしい な

君 が 来る なら 歓迎 する だろう

あたし が ?

でも あたし は テッサ みたいな すごい 子 じゃ ない よ

それ に 戦争 なんて 手伝え ない

戦争 …

そう だ な たとえ ミスリル でも 完全に 信用 できる わけで は ない

君 の 懸念 は もっともだ

大体 あたし まだ 学校 ある し 友達 だって みんな こっち に …

なんて 言って られる 場合 じゃ な いって こと な の か な ごめん

ここ の 生活 が 大事な の は よく わかる 俺 も だ

一緒に 過ごして きた から な

だが …

千鳥

いっそ 俺 と 一緒に …

いや なんでもない

ゲーボ 9 より ウルズ 7 へ

聞こえる か ウルズ 7

現在 ゲーボ 9 は 川崎 上空 高度 3000 メートル を 飛行 中

ヘリ から だ

ウルズ 7 より ゲーボ 9

不明瞭だ が 聞こえて いる

ウルズ 7 確認 した

現在 位置 を 知らせろ

ゲーボ 9 へ ウルズ 7 は 現在 LZ エコー にて 待機 中

千鳥 かなめ も いる

ゲーボ 9 了解

よかった よ やっと 電波 が 届く 距離 まで 来た よ ね

ゲーボ 9 こちら は 状況 を 把握 して い ない 何 が 起きて いる

大規模な 電波 障害 よ

シドニー の 作戦 本部 が やられた わ

ほか の 基地 も 襲撃 を 受けて る 模様

なんだ と メリダ 島 基地 は どう なった

わから ない

とにかく あんた たち を 拾う から 着陸 地点 を 確保 して

了解 した

現在 の LZ の 状況 は

身 を 低く して いろ

敵 だ

ゲーボ 9 へ 現在 ウルズ 7 は 包囲 さ れ つつ ある

例の アラストルタイプ が 最低 でも 5 機

武装 した 敵 兵 が 最低で も 8 名

脱出 を 試みる

ゲーボ 9 了解

なんとか 持ちこたえて 宗 介 5 分 で いい わ

やって みる 交信 終了

宗 介 ?

すまない 千鳥

長い 5 分 に なり そうだ

次回 損害 制御

本 字幕 由 诸神 字幕 组 出品 仅供 学 习 交流 禁止 用 于商 业 用途

更多 中日 双 语 字幕 尽 在 www . kamigami . org 和 微 博 @ 诸神 字幕 组

日 听 & 日 校 : 小 伍 gen 翻 译 & 校 对 : mam 小 江 时间 轴 : Foyzi 压制 : 結城 結 衣


フルメタル ・ パニック ! Invisible Victory #1 |ぱにっく||

ずいぶん と 久しぶりに なって しまい ました ね ||ひさしぶりに||||

でも 一 度 お 会い して おか なくちゃ と 思って … |ひと|たび||あい|||||おもって

これ から   厳しい こと に なり そうだ から ||きびしい||||そう だ|

テレサ

意外だ ね   ここ に 来る なんて いがいだ||||くる|

私 も 意外です わたくし||いがい です

あなた が まだ 父さん と 母さん を 覚えて いた なんて |||とうさん||かあさん||おぼえて||

それ が 問題 な んだ ||もんだい||

あと は まあ   君 を 説得 できる かも しれ ない と 思って ね |||きみ||せっとく||||||おもって|

そう

どう だい   そろそろ 意地 を 張る の は やめ ない か |||いじ||はる|||||

昔 みたいに むかし|

無駄です むだ です

なぜなら   兄さん は もう 私 の 敵 だ から |にいさん|||わたくし||てき||

なるほど   覚悟 は 済んで いる みたいだ |かくご||すんで||

ええ   とうの昔 に |とうのむかし|

だが   今日 は やめて おこう |きょう|||

ファウラー

はい   レナード 様 ||さま

行こう か いこう|

かしこまり ました

さようなら   テレサ   そこ の 彼 も ||||かれ|

大佐 殿   お 怪我 は たいさ|しんがり||けが|

大丈夫です   撤収 し ましょう だいじょうぶ です|てっしゅう||

了解 りょうかい

こちら ゲーボ 9  ポイント ゴルフ に 降下 中 ||ぽいんと|ごるふ||こうか|なか

ウルズ 7 は ドッキング の 準備 に かかれ ||どっきんぐ||じゅんび||

ウルズ 7  了解 |りょうかい

すみません   相良 さん |さがら|

もう すぐ 三 学期 な のに ||みっ|がっき||

いえ

ミスタ ・ クラマ

どうした の かな

近く に 来た んで な   顔 を 見 に 寄った ちかく||きた|||かお||み||よった

それはそれは

ミスリル の 魔女 と 会って いた そうだ な ||まじょ||あって||そう だ|

妹 の こと かい いもうと|||

あの 白い AS も いた そう じゃ ない か |しろい|||||||

なぜ 仕留め なかった |しとめ|

そう すれば これ から が 楽に なる |||||らくに|

よくて 相 打ち だったろう から ね |そう|うち|||

向こう に も 備え は あった だろう し むこう|||そなえ||||

お前 の ベリアル と やら は ? 無敵な んだ ろ おまえ||||||むてきな||

まだ 調整 中 だ よ |ちょうせい|なか||

時間 が 足りなかった じかん||たりなかった

足りない の は 組織 へ の 忠誠 心 じゃ ない の か たりない|||そしき|||ちゅうせい|こころ||||

レナード ・ テスタロッサ

さて   どうか な

俺 は 手加減 し ない ぞ   徹底 的に 追い詰めて やる おれ||てかげん||||てってい|てきに|おいつめて|

あの 相良 宗 介 も 千鳥 と か いう 小 娘 も |さがら|はじめ|かい||ちどり||||しょう|むすめ|

好きに すれば いい さ すきに|||

ガウルン も ゲイツ も 遊び すぎた ||||あそび|

俺 は 違う おれ||ちがう

あと 58 時間 だ   お前 が 予言 した ゼロアワー まで |じかん||おまえ||よげん|||

予言 じゃ ない   予知 だ よ よげん|||よち||

なん だって いい さ

俺 は 作戦 計画 に 従う まで だ おれ||さくせん|けいかく||したがう||

ただし   邪魔 だけ は して くれ ん な よ |じゃま|||||||

不愉快な 男 です ふゆかいな|おとこ|

真面目な の さ まじめな||

その 点   頼もしい と は 思う けど ね |てん|たのもしい|||おもう||

えっ と   開票 結果 は 以上 です ||かいひょう|けっか||いじょう|

よって 次の 生徒 会長 は 一 年 3 組 の 森川 唯 さん に 決まり ました |つぎの|せいと|かいちょう||ひと|とし|くみ||もりかわ|ただ|||きまり|

お 疲れ 様 です |つかれ|さま|

よかった

これ で 最後 の お 仕事 も おしま い と いう わけ ね ||さいご|||しごと|||||||

林 水 くん   ご苦労様 りん|すい||ごくろうさま

ありがとう ございます   神楽坂 先生 ||かぐらざか|せんせい

これ で 私 も 心置きなく 卒業 でき そうです よ ||わたくし||こころおきなく|そつぎょう||そう です|

まったく

後継 者 まで 思惑 通り だ なんて   末恐ろしい わ ね こうけい|もの||おもわく|とおり|||すえおそろしい||

いずれ は 歴史 に 残る 名 政治 家 って とこ かしら ||れきし||のこる|な|せいじ|いえ|||

それ は ない でしょう な

ま ぁ   政治 家 ごっこ は 楽しかった です が ||せいじ|いえ|||たのしかった||

あらそう

あの ー   じゃあ 選挙 結果 は 明朝 に 掲示 して おき ます ね |-||せんきょ|けっか||みょうちょう||けいじ||||

お 願い し ます |ねがい||

それ じゃ   みんな   今日 は お 疲れ 様 |||きょう|||つかれ|さま

は ー い |-|

カナ ちゃん   お 疲れ 様 |||つかれ|さま

恭子 こそ   選挙 委員 なんて 引き受けて くれて あり が と ね きょうこ||せんきょ|いいん||ひきうけて|||||

平気 平気 へいき|へいき

他なら ぬ カナ ちゃん の お 願い だ し ね ほかなら||||||ねがい|||

つ ー か   恭子   バイト じゃ なかった ? |-||きょうこ|ばいと||

ああ そう だった   遅刻 っぽい |||ちこく|

悪い けど   お 先 に わるい|||さき|

気 を つけて ね き|||

また ね

やれやれ

生徒 会 の 仕事 も とうとう 終わっちゃ い ました ね せいと|かい||しごと|||おわっちゃ|||

君 も ご 苦労 だった ね   千鳥 くん きみ|||くろう|||ちどり|

いいえ   こちら こそ

副 会長 なんて 柄 じゃ なかった けど ふく|かいちょう||え|||

相良 くん   君 に も 感謝 し てるよ さがら||きみ|||かんしゃ||

いえ   会長 閣下 |かいちょう|かっか

会長 閣下 か … かいちょう|かっか|

それ も 今週 限り だ ||こんしゅう|かぎり|

これ から 私 を どう 呼ぶ つもり かね ||わたくし|||よぶ||

元 会長 閣下 です もと|かいちょう|かっか|

光栄だ が   とりあえず は 先輩 くらい で 勘弁 して くれた まえ こうえいだ||||せんぱい|||かんべん|||

了解 し ました りょうかい||

ほんと 仲 いい わ ね |なか|||

そう いえば   先輩   受験 の ほう は 大丈夫な んです か ||せんぱい|じゅけん||||だいじょうぶな|ん です|

まず 大丈夫だ ろ |だいじょうぶだ|

入試 当日 に 交通 事故 に でも 遭わ ない 限り は ね にゅうし|とうじつ||こうつう|じこ|||あわ||かぎり||

すごい 余裕 |よゆう

あたし は これ から 一 年間 勉強 して   進学 できる か どう かって ところ な のに ||||ひと|ねんかん|べんきょう||しんがく|||||||

そう かな

君 も 理数 系 の 科目 に ついて なら   ほぼ 満点 だ と 聞いて いる が ね きみ||りすう|けい||かもく|||||まんてん|||きいて|||

いや   失礼 |しつれい

まあ とにかく   自分 の 才能 は 大切に する こと だ ||じぶん||さいのう||たいせつに|||

そ … そうです ね |そう です|

じゃあ   そろそろ 帰り ます   宗 介 は ||かえり||はじめ|かい|

帰る か かえる|

いや   相良 くん |さがら|

君 に 少し だけ 話 が ある   いい かな きみ||すこし||はなし||||

君 が 転校 して 来て から   もう 9 ヶ月 くらい かな きみ||てんこう||きて|||かげつ||

はい

いろいろ あった

おかしな 事件 も   物騒な 事件 も |じけん||ぶっそうな|じけん|

ええ

そろそろ 無理だ と 思う よ |むりだ||おもう|

無理 っと いう の は むり||||

今 の 生活 だ いま||せいかつ|

君 の 問題 で は ない きみ||もんだい|||

厄介な 騒動 は 起こして きた が やっかいな|そうどう||おこして||

もう 少し 学べば   君 も まあまあ 普通の 男 に なる だろう |すこし|まなべば|きみ|||ふつうの|おとこ|||

問題 は 彼女 の こと だ もんだい||かのじょ|||

千鳥 です か ちどり||

あの ハイジャック や |はいじゃっく|

その あと に 起きた いく つ か の 事件 を 軽く 調べ させて もらった |||おきた|||||じけん||かるく|しらべ|さ せて|

彼女 だ   すべて 彼女 が 中心 に いる かのじょ|||かのじょ||ちゅうしん||

そして その 時 必ず 起きる の は 君 の 不在 と 謎 の 物騒 集団 の 出現 だ ||じ|かならず|おきる|||きみ||ふざい||なぞ||ぶっそう|しゅうだん||しゅつげん|

詮索 は 控えて きた せんさく||ひかえて|

だが   いずれ 誰 か が 騒ぎ 出す の は 時間 の 問題 だ と 思う ||だれ|||さわぎ|だす|||じかん||もんだい|||おもう

それ は …

じきに 私 も 卒業 だ |わたくし||そつぎょう|

君 たち の 立場 を それ と なく 守る こと も もう でき なく なる きみ|||たちば|||||まもる||||||

俺 は ここ が 好きな んです おれ||||すきな|ん です

私 も だ よ わたくし|||

みんな 愛す べき 人々 だ |あいす||ひとびと|

だが 何 か が 起きれば   怯え も する し   不安に も なる |なん|||おきれば|おびえ||||ふあんに||

そして   残酷に も なる |ざんこくに||

だから   出て いけ と |でて||

そこ まで は 言って い ない   言える わけ も ない |||いって|||いえる|||

だが   君 は 彼女 と 話し合う べきだ と 思う よ |きみ||かのじょ||はなしあう|||おもう|

ここ は ただ の 学校 だ ||||がっこう|

通過 点 に 過ぎ ない つうか|てん||すぎ|

通過 点 ? つうか|てん

忘れがちな こと だ が ね わすれがちな||||

人生 は 続く んだ   これ から 何 十 年 も じんせい||つづく||||なん|じゅう|とし|

おっと   話 は 以上 だ |はなし||いじょう|

私 も 人 を 待た せて いて ね わたくし||じん||また|||

で ね   シオリ の 彼 氏 が 急に 別れ たい って 言い出して さ ||||かれ|うじ||きゅうに|わかれ|||いいだして|

ああ

なんか 色々 こじれて きちゃ って |いろいろ|||

なぜ だ か あたし が 電話 する こと に なった わけ よ |||||でんわ||||||

ああ

その 彼 氏 に |かれ|うじ|

それ で   事情 を 聞いたら   これ が ひどい 勘違い で ||じじょう||きいたら||||かんちがい|

ああ

ああ もう   どうした って の

ひょっとして 生徒 会 の 仕事 が 終わった の が 寂しかったり する わけ ? |せいと|かい||しごと||おわった|||さびしかったり||

いや   その   なんでもない

なんでもなく ない でしょ

なんでもない んだ

千鳥 ちどり

なに

手 を 繋ごう て||つなごう

嫌 か いや|

べ … 別に   嫌じゃ ない けど |べつに|いやじゃ||

なら   いい な

わ … わかん ない よ   急に ||||きゅうに

俺 も わから ん おれ|||

いきなり … 変 |へん

そう だ な   変 かも しれ ん |||へん|||

では

あの さ   なんか 食べて く ? |||たべて|

いい の か

まあ   うん

食 材 余って る し しょく|ざい|あまって||

その   今日 は 二 人 で 打ち上げ と いう か |きょう||ふた|じん||うちあげ|||

う … 打ち上げ か |うちあげ|

うん   そういう の も いい かも

あ   あれ

ご … ごめん ね   すぐ 開ける から ||||あける|

いや   少し 手 を 放そう か |すこし|て||はなそう|

入 ろ っか はい||

ああ

貴 様 とうと|さま

どうした の よ   宗 介   急に … |||はじめ|かい|きゅうに

お かえり   千鳥 かなめ さん ||ちどり||

動く な   両手 を ゆっくり と 挙げて 立ち上がれ うごく||りょうて||||あげて|たちあがれ

従わ なければ … したがわ|

射殺 する   だろう しゃさつ||

お 馴染み の 外交 儀礼 だ ね |なじみ||がいこう|ぎれい||

やめ ない か

僕 も 同じ こと を 言い たく ない ぼく||おなじ|||いい||

どういう 意味 だ |いみ|

こういう こと さ

世界 最小 の AS   アラストル だ せかい|さいしょう||||

君 の 銃 で は   厳しい 相手 だ と 思う けど ね きみ||じゅう|||きびしい|あいて|||おもう||

どうか な

もう いい だ ろ

今夜 は 話し合い に 来た んだ こんや||はなしあい||きた|

貴 様 とうと|さま

な … なん の つもり か 知ら ない けど |||||しら||

すぐに あたし の 部屋 から 出て って ちょうだい |||へや||でて||

話し合い に 来た んだ けど はなしあい||きた||

知った こっちゃ ない わ しった|||

消えて きえて

待って って   用件 は 単純だ まって||ようけん||たんじゅんだ

これ から 荷物 を まとめて   僕 の ところ に 来て くれ ない か ||にもつ|||ぼく||||きて|||

何で すって なんで|

丁重な 扱い は 保証 する ていちょうな|あつかい||ほしょう|

安全で   裕福で   そこそこ の 自由 も あんぜんで|ゆうふくで|||じゆう|

は ぁ ? 意味 わかん ない んだ けど ||いみ||||

そう かな   これ で 十分だ と 思う けど ||||じゅうぶんだ||おもう|

ば … 馬鹿に して ん の |ばかに|||

では   こう 言えば いい かな ||いえば||

僕 の 組織 が そろそろ 本気に なって きた ぼく||そしき|||ほんきに||

どういう こと だ

ミスリル は 頑張り すぎた んだ ||がんばり||

僕 の 組織   アマルガム は 君 ら に やられ っぱなし で ね ぼく||そしき|||きみ||||||

あちこち に 迷惑 が かかって いる ||めいわく|||

当然だ   これ から も 迷惑 を かけて やる とうぜんだ||||めいわく|||

その 頑張り が まずかった と 言って る の さ |がんばり||||いって|||

今や 方針 が 変わった いまや|ほうしん||かわった

ミスリル は 潰す   囁か れ し 者 は 奪う ||つぶす|ささやか|||もの||うばう

奪う って … 私 の こと ? うばう||わたくし||

そう だ

アマルガム は すでに 手荒な 方法 で も いい から   君 を 確保 しよう と 考えて いる |||てあらな|ほうほう|||||きみ||かくほ|||かんがえて|

わかる かな

そ … それ って …

この 街 さえ も 火 の 海 に する 気 か |がい|||ひ||うみ|||き|

このまま で は ね

もう 十分だ ろ   僕 が ここ に 来た 理由 に ついて は |じゅうぶんだ||ぼく||||きた|りゆう|||

事前 に 説得 に 来た って わけ じぜん||せっとく||きた||

ああ   君 の こと が 好きだ から |きみ||||すきだ|

よくも ぬけぬけ と

待って   宗 介 まって|はじめ|かい

なぜ だ

いい から

ご 親切に どうも |しんせつに|

でも あたし は 今 の 生活 が 気 に 入って る の |||いま||せいかつ||き||はいって||

そして 何より   あんた に ついて く なんて まっぴら ごめん よ |なにより||||||||

私 は   あんた が   大嫌いな の わたくし||||だいきらいな|

冷たい な   あの こと まだ 怒って る の かい つめたい|||||いかって|||

聞こえ なかった の きこえ||

許して くれる って 言った のに ゆるして|||いった|

消えて きえて

最後に 言って おく よ   千鳥 かなめ さん さいごに|いって|||ちどり||

君 は 選ば れた 人間 だ きみ||えらば||にんげん|

なのに 凡人 ども に 顎 で 使わ れる の が 君 の 望み な の かい |ぼんじん|||あご||つかわ||||きみ||のぞみ|||

やめて

もう 気付いて いる はずだ |きづいて||

周囲 の 人間 が どう しよう も なく 愚 鈍 な ことに しゅうい||にんげん||||||ぐ|どん||

出て って でて|

では そう する よ   警告 は した から ね ||||けいこく||||

あー それ から

相良 宗 介 くん さがら|はじめ|かい|

なんだ

軽く 調べた 限り で は   君 は これ まで 100 人 以上 は 殺して いる はずだ よ ね かるく|しらべた|かぎり|||きみ||||じん|いじょう||ころして||||

そんな 君 が こんな 生活 を 送って る なんて |きみ|||せいかつ||おくって||

ちょっと 不公平じゃ ない ? |ふこうへいじゃ|

なんて ね

それ じゃ

千鳥 ちどり

ご … ごめん

あんな 奴 の 言う こと なんて   気 に する の やめよ |やつ||いう|||き||||

ああ

わかった   相良 軍曹   明朝 まで なんとか しのげ |さがら|ぐんそう|みょうちょう|||

こちら から 迎え の ヘリ を 送る ||むかえ||へり||おくる

明朝 です か   カリーニン 少佐 みょうちょう||||しょうさ

いつ 連中 が 襲って くる かも わから ない 状況 な んです |れんちゅう||おそって|||||じょうきょう||ん です

だからこそ だ   通常 の ルート は 使え ない ||つうじょう||るーと||つかえ|

今後 の 通信 は 最小 限 に 留める こんご||つうしん||さいしょう|げん||とどめる

了解 し ました りょうかい||

ウルズ 7  交信 終了 |こうしん|しゅうりょう

いずれ 来る だろう   と は 思って い ました けど |くる||||おもって|||

こんな 形 だ なんて |かた||

時間 の 問題 でした じかん||もんだい|

ええ

ヘリ の 派遣 は 通常 の 手続き で ? へり||はけん||つうじょう||てつづき|

いえ   アーバレスト も 一緒に 送り ます |||いっしょに|おくり|

アーバレスト です か

念のため よ ねんのため|

それ なら   M 9 で 事 足り ます が ||||こと|たり||

相良 軍曹 が い なければ   M 9 も アーバレスト も 違い ませ ん さがら|ぐんそう||||||||ちがい||

出し 惜しみ する 理由 は ない わ だし|おしみ||りゆう|||

了解 です りょうかい|

相良 軍曹 は 本気に なった と 言って ました ね さがら|ぐんそう||ほんきに|||いって||

敵 は 焦って いる の ? てき||あせって||

わかり ませ ん

ですが   苛立って は いる はずです |いらだって|||はず です

それ だけ で 済めば いい んです けど |||すめば||ん です|

大佐 殿 たいさ|しんがり

シドニー の 作戦 本部 と 繋がり ました しどにー||さくせん|ほんぶ||つながり|

ボーダ 提督 です |ていとく|

出して だして

大佐   なんだ ね たいさ||

はい   ボーダ 提督 ||ていとく

千鳥 かなめ に レナード ・ テスタロッサ が 接触 し ました ちどり||||||せっしょく||

彼女 の 安否 は かのじょ||あんぴ|

相良 軍曹 が 確保 して い ます さがら|ぐんそう||かくほ|||

ただ レナード の 話 で は |||はなし||

敵 組織   アマルガム の 方針 に 変化 が ある と てき|そしき|||ほうしん||へんか|||

変化 と は へんか||

より 攻撃 的に   警戒 が 必要です |こうげき|てきに|けいかい||ひつよう です

わかった   確かに 不穏な 動き が ある |たしかに|ふおんな|うごき||

情報 部 の 様子 も おかしい し じょうほう|ぶ||ようす|||

昨日 から マロリー 卿 と も 連絡 は 取れ ん きのう|||きょう|||れんらく||とれ|

そちら は 安全です か ||あんぜん です|

できれば 退避 を |たいひ|

テレサ   郊外 の … 本部 に 機能 を … |こうがい||ほんぶ||きのう|

あくまでも 念のため だ |ねんのため|

万一 … まんいち

提督   よく 聞き取れ ませ ん ていとく||ききとれ||

テレサ   ノイズ は ひどい な

回線 は どう な っと る かいせん|||||

退避 して ください たいひ||

妙です   一刻 も 早く … みょう です|いっこく||はやく

早く しろ   こんな こと は 一 度 も … はやく|||||ひと|たび|

叔父 様   退避 を おじ|さま|たいひ|

復旧 を 急げ ふっきゅう||いそげ

A 回線   D 回線   V 回線 |かいせん||かいせん||かいせん

全て の ライン が 沈黙 して い ます すべて||らいん||ちんもく|||

EMP 攻撃 の 可能 性 あり   多数 の 機器 が 機能 を 喪失 して い ます |こうげき||かのう|せい||たすう||きき||きのう||そうしつ|||

何 が 起きて おる なん||おきて|

いや   検証 は 後 だ   今 すぐ 退避 を |けんしょう||あと||いま||たいひ|

爆撃 成功   ゼロアワー 開始 ばくげき|せいこう||かいし

繰り返す   爆撃 成功   ゼロアワー 開始 くりかえす|ばくげき|せいこう||かいし

全て の 通常 回線 が ダウン すべて||つうじょう|かいせん||だうん

作戦 本部 も 応答 が あり ませ ん さくせん|ほんぶ||おうとう||||

警戒 レーダー   気象 レーダー   その他 センサー も 沈黙 けいかい|れーだー|きしょう|れーだー|そのほか|せんさー||ちんもく

原因 を 調査 中 です げんいん||ちょうさ|なか|

EMP 攻撃 の 可能 性 は |こうげき||かのう|せい|

似て い ます が   この 現象 は 継続 的な もの です にて|||||げんしょう||けいぞく|てきな||

人工 的な 電磁 パルス と は 考え られ ませ ん じんこう|てきな|でんじ||||かんがえ|||

どう 思い ます |おもい|

警戒 す べき と しか 言え ませ ん な けいかい|||||いえ|||

少佐 しょうさ

カリーニン さん ?

いえ   自分 も 同 意見 です |じぶん||どう|いけん|

警報 発令   イェロー 1 よ けいほう|はつれい||

了解 りょうかい

イェロー 1 で 警報 を 発令 し ます ||けいほう||はつれい||

警報 発令   イェロー 1 けいほう|はつれい|

警報 発令   イェロー 1 けいほう|はつれい|

当 基地 は 現在 電子 的 攻撃 を 受けて いる と 思わ れ とう|きち||げんざい|でんし|てき|こうげき||うけて|||おもわ|

全て の 要員 は 所定 の 部署 にて 警戒 待機 せよ すべて||よういん||しょてい||ぶしょ||けいかい|たいき|

これ は 演習 で は ない ||えんしゅう|||

繰り返す   これ は 演習 で は ない くりかえす|||えんしゅう|||

警報 発令   イェロー 1 けいほう|はつれい|

警報 発令   イェロー 1 けいほう|はつれい|

攻撃 だって ? どこ から 何 が ? こうげき||||なん|

知ら ない   とにかく 待機 よ しら|||たいき|

や ばい な

なに   ビビ って ん の ?

いや   その 制服 姿   や ば いわ ||せいふく|すがた|||

少尉 に なった から 着 慣れ とこう と 思った だけ よ しょうい||||ちゃく|なれ|と こう||おもった||

じろじろ 見る な |みる|

そんな

ウルズ 7 より メリダ 島 本部 へ   応答 せよ |||しま|ほんぶ||おうとう|

こちら ウルズ 7  メリダ 島 本部 応答 せよ |||しま|ほんぶ|おうとう|

くそ   もう 6 時間 だ ぞ ||じかん||

今 何 時 いま|なん|じ

6 時 過ぎ だ じ|すぎ|

少し は 眠れた か すこし||ねむれた|

うん   宗 介 は |はじめ|かい|

問題 ない もんだい|

嘘   寝て ない でしょ うそ|ねて||

マンション に い られ ない の は わかる けど まんしょん||||||||

こんな 車 で いつまで 逃げ回る つもり ? |くるま|||にげまわる|

味方 の 輸送 ヘリ と 合流 する まで の 辛抱 だ みかた||ゆそう|へり||ごうりゅう||||しんぼう|

それ って いつ 来る の |||くる|

わから ない

へ ?

昨夜 から 本部 と 連絡 が 取れ ない んだ   レイス と も さくや||ほんぶ||れんらく||とれ|||||

通信 網 が 寸断 さ れて いて つうしん|あみ||すんだん|||

あたし の 電話 も だ ||でんわ||

電話 も そう だ が   特に 衛星 回線 の 障害 が ひどい でんわ|||||とくに|えいせい|かいせん||しょうがい||

だが   メリダ 島 基地 に 退避 さえ すれば   君 の 安全 は 確保 できる ||しま|きち||たいひ|||きみ||あんぜん||かくほ|

基地 に 退避 ? きち||たいひ

そう だ

食って おけ   持久 戦 に なる かも しれ ない くって||じきゅう|いくさ|||||

あんた ホント 好き ね   これ |ほんと|すき||

てい うか お茶 と かない の ||おちゃ||か ない|

水 で 我慢 しろ すい||がまん|

ちょ っ … と

もう

あの さ   また 帰って こ られる よ ね |||かえって||||

それ は …

なに

いや

敵 は 君 の 能力 を 想像 以上 に 重く 見て いる てき||きみ||のうりょく||そうぞう|いじょう||おもく|みて|

ウィスパード が どう と か の こと ?

あんな あやふやな 力   別に … ||ちから|べつに

あやふやで は ない

昨日 林 水 先輩 も 言って いた だ ろ   理数 系 の テスト が 満点 だった と きのう|りん|すい|せんぱい||いって||||りすう|けい||てすと||まんてん||

これ は 普通の こと で は ない ||ふつうの||||

そう かも しれ ない けど

たかが 高校 の テスト だ よ |こうこう||てすと||

そう だ な

だが 君 は いずれ   この 地上 の どんな 難問 も 解く ように なる だろう |きみ||||ちじょう|||なんもん||とく|よう に||

隠せば いい でしょう かくせば||

もう 隠せ ない   アマルガム は 知っている |かくせ||||しっている

じゃあ どう すれば

ミスリル に は テッサ … いや   大佐 殿 も いる |||||たいさ|しんがり||

同じ 能力 者 らしい な おなじ|のうりょく|もの||

君 が 来る なら 歓迎 する だろう きみ||くる||かんげい||

あたし が ?

でも   あたし は テッサ みたいな すごい 子 じゃ ない よ ||||||こ|||

それ に   戦争 なんて 手伝え ない ||せんそう||てつだえ|

戦争 … せんそう

そう だ な   たとえ ミスリル でも   完全に 信用 できる わけで は ない ||||||かんぜんに|しんよう||||

君 の 懸念 は もっともだ きみ||けねん||

大体 あたし まだ 学校 ある し   友達 だって みんな こっち に … だいたい|||がっこう|||ともだち||||

なんて 言って られる 場合 じゃ な いって こと な の か な   ごめん |いって||ばあい|||||||||

ここ の 生活 が 大事な の は よく わかる   俺 も だ ||せいかつ||だいじな|||||おれ||

一緒に 過ごして きた から な いっしょに|すごして|||

だが …

千鳥 ちどり

いっそ 俺 と 一緒に … |おれ||いっしょに

いや   なんでもない

ゲーボ 9 より ウルズ 7 へ

聞こえる か   ウルズ 7 きこえる||

現在 ゲーボ 9 は 川崎 上空   高度 3000 メートル を 飛行 中 げんざい|||かわさき|じょうくう|こうど|めーとる||ひこう|なか

ヘリ から だ へり||

ウルズ 7 より ゲーボ 9

不明瞭だ が   聞こえて いる ふめいりょうだ||きこえて|

ウルズ 7  確認 した |かくにん|

現在 位置 を 知らせろ げんざい|いち||しらせろ

ゲーボ 9 へ   ウルズ 7 は 現在 LZ エコー にて 待機 中 ||||げんざい||||たいき|なか

千鳥 かなめ も いる ちどり|||

ゲーボ 9 了解 |りょうかい

よかった よ   やっと 電波 が 届く 距離 まで 来た よ ね |||でんぱ||とどく|きょり||きた||

ゲーボ 9  こちら は 状況 を 把握 して い ない   何 が 起きて いる |||じょうきょう||はあく||||なん||おきて|

大規模な 電波 障害 よ だいきぼな|でんぱ|しょうがい|

シドニー の 作戦 本部 が やられた わ しどにー||さくせん|ほんぶ|||

ほか の 基地 も 襲撃 を 受けて る 模様 ||きち||しゅうげき||うけて||もよう

なんだ と   メリダ 島 基地 は どう なった |||しま|きち|||

わから ない

とにかく   あんた たち を 拾う から   着陸 地点 を 確保 して ||||ひろう||ちゃくりく|ちてん||かくほ|

了解 した りょうかい|

現在 の LZ の 状況 は げんざい||||じょうきょう|

身 を 低く して いろ み||ひくく||

敵 だ てき|

ゲーボ 9 へ   現在 ウルズ 7 は 包囲 さ れ つつ ある ||げんざい|||ほうい||||

例の アラストルタイプ が   最低 でも 5 機 れいの|||さいてい||き

武装 した 敵 兵 が 最低で も 8 名 ぶそう||てき|つわもの||さいていで||な

脱出 を 試みる だっしゅつ||こころみる

ゲーボ 9 了解 |りょうかい

なんとか 持ちこたえて   宗 介  5 分 で いい わ |もちこたえて|はじめ|かい|ぶん|||

やって みる   交信 終了 ||こうしん|しゅうりょう

宗 介 ? はじめ|かい

すまない   千鳥 |ちどり

長い 5 分 に なり そうだ ながい|ぶん|||そう だ

次回   損害 制御 じかい|そんがい|せいぎょ

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