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江戸小話, キツネつき

キツネ つき

キツネ つき

むかし は キツネ が 人 に 取りついて 、 よく いたずら を した もの でした 。 そして 、 ある 店 の 小僧 さん に キツネ が ついて しまい 、 突然 小僧 さん が 訳 の 分から ない 事 を 言い 始め ました 。 お 店 の 主人 は 困って 神主 ( かんぬし → 神社 に 勤める 神職 の 長 ) さん に お払い を して もらったり 、 お 坊さん に お 経 を あげて もらったり して 、 ようやく 小僧 さん に 取りついて いた キツネ を 追い出し ました 。 ところが キツネ を 追い出した のに 、 小僧 さん は 、 まだ ぼんやり と して い ます 。 主人 は 腹 を 立てて 、 「 お前 は キツネ が ついて から 、 ひどい アホ に なった な 」 と 、 言う と 、 取りついて いた キツネ が 窓 から ひょいと 顔 を 出して 言い ました 。 「 あたし の せい じゃ あり ませ ん よ 。 それ は 、 元 から です 」

♪ ちゃん ちゃん ( おしまい )

キツネ つき きつね| possessed by a fox spirit

キツネ つき きつね| foxes and foxes alone

むかし は キツネ が 人 に 取りついて 、 よく いたずら を した もの でした 。 ||きつね||じん||とりついて|||||| Once upon a time, foxes used to haunt people and play tricks on them. そして 、 ある 店 の 小僧 さん に キツネ が ついて しまい 、 突然 小僧 さん が 訳 の 分から ない 事 を 言い 始め ました 。 ||てん||こぞう|||きつね||||とつぜん|こぞう|||やく||わから||こと||いい|はじめ| Then, a fox followed a certain store boy, and suddenly the boy started to say things that didn't make any sense . お 店 の 主人 は 困って 神主 ( かんぬし → 神社 に 勤める 神職 の 長 ) さん に お払い を して もらったり 、 お 坊さん に お 経 を あげて もらったり して 、 ようやく 小僧 さん に 取りついて いた キツネ を 追い出し ました 。 |てん||あるじ||こまって|かんぬし||じんじゃ||つとめる|しんしょく||ちょう|||おはらい|||||ぼうさん|||へ||||||こぞう|||とりついて||きつね||おいだし| The owner of the shop was in trouble and had the priest (Kanushi → the head of the priest who works at the shrine) pay for it, and the priest gave him a sutra, and finally he was obsessed with the kid. I kicked out the fox. ところが キツネ を 追い出した のに 、 小僧 さん は 、 まだ ぼんやり と して い ます 。 |きつね||おいだした||こぞう|||||||| However, even though he kicked out the fox, the little boy is still vague. 主人 は 腹 を 立てて 、 「 お前 は キツネ が ついて から 、 ひどい アホ に なった な 」 と 、 言う と 、 取りついて いた キツネ が 窓 から ひょいと 顔 を 出して 言い ました 。 あるじ||はら||たてて|おまえ||きつね||||||||||いう||とりついて||きつね||まど|||かお||だして|いい| The master was angry and said, "You have become a terrible idiot since the fox was attached," and the fox that was attached to it popped out of the window. 「 あたし の せい じゃ あり ませ ん よ 。 "It's not my fault. それ は 、 元 から です 」 ||もと|| It ’s from the beginning. ”

♪ ちゃん ちゃん ( おしまい )