Naruto Episode 141
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ 少年 よ 聞い て くれ
♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ
♪ 明日 なんて もう いら ない から
♪ 握った 拳 を 隠す な よ
♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど
♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ
♪ 少年 よ 心 の 銃 の
♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ
♪ ~
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ どう しよ も なく くだらない
♪ この 素晴らしい 世界 に
♪ たった 今 生き て いる から
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ すべて の 本当 と 嘘 を
♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う
♪ しらけ た 面 が 並 ん でる
♪ からっぽ の この 街 で
♪ すべて の 若者 は 行った
♪ 風 の 無い この 夜 に
♪ 何 か を 変えよ う と し てる から
♪ ~
( ナルト ) サスケ は どこ だ ? どこ に やった ん だって ば よ ! ?
( アラシ ) ハッナ ルト 君 だ ね 。 あっ … 。
どうせ 何 を 言って も 信じ は し ない ん だ ろ 。
ああ サスケ が 死 ん だ なんて 信じ ねえ !
( サクラ ) ナルト 。
そう よ サスケ 君 は 生き てる 。
俺 が サスケ を 連れ戻す !
そう 約束 し た ん だって ば よ 。 ナルト 。
( アラシ ) アッハハ … なら 僕 を 倒し て ごらん 。
弱虫 だった 昔 の 僕 なら
本当 の こと を 教え ちゃ う かも ね 。
( ササメ ) アラシ 兄ちゃん ! ( アラシ ) いや !
昔 の アラシ は もう 死 ん だ ん だ !
ここ に いる の は 忍法 死者 傀儡 で 生かさ れ て いる
肉 の 塊 だ 。
( ジグモ ) う … う ぅ … 。
あ ~ !
フハハ … アハハ … ハハハ … !
サクラ ちゃん ササメ ちゃん を 頼む って ば よ 。
やめ て ナルト さん ! 戦わ ない で !
違う !
こいつ は もう ササメ ちゃん の 知って る
優しい アラシ 兄ちゃん と は 別人 だ !
ジグモ ! 行け ~ ! ( ジグモ ) あ ~ !
あ ~ !
嫌 ~ ! ササメ ちゃん ごめん !
( ガマ 吉 ) こっち じゃ こっち !
♪ ~
ナルト ! ( ガマ 吉 ) いか ん サクラ !
( アラシ ) フッハハハ … !
( アラシ ) カミキリ ~ !
( カミキリ ) う ~ … 。
とどめ だ ~ ! ( カミキリ ) う ~ !
ナルト !
♪ ~
あ ~ 。
♪ ~
次 は お前 だ ~ !
あっ ! サクラ ちゃん !
( アラシ ) ふ ~ ん 。
危ない 危ない 。
( アラシ ) 油断 し て やら れ ちゃ う ところ だった よ 。
せっかく 奇襲 できる チャンス だった のに
失敗 し ちゃ った ね ナルト 君 。 ナルト … 。
足手まとい の せい で さ !
足手まとい … 。
ナルト … ごめん !
ん な こと ねえ って ば よ … 。
ヘッ これ くらい の 傷
どう って こと ねえ って ば よ !
影 分身 の 術 !
そっち が 3 人 なら こっち は 5 人 だ !
う あ ~ !
う あ ~ っ !
♪ ~
タァ ~ !
カミキリ !
ドリャ ~ !
う わ っ !
が っ ! ナルト !
ぐ っ … 。 大丈夫 ?
ひどい 傷 … 。
サクラ ちゃん こ の ぐらい 大丈夫 だ って ば よ 。
( アラシ ) サクラ ちゃん
この ぐらい 大丈夫 だ って ば よ ~。
ハハハハ … 。
ハハハハ … !
やめろ ! それ 以上 言ったら な … !
言わ ない よ !
もう 終わら せる から ねぇ 。
カミキリ ! ジグモ !
お前 たち の チャクラ を 僕 に … 。
( カミキリ ・ ジグモ ) う ~ ~。
( アラシ の 印 を 唱える 声 )
( ササメ ) 何で アラシ 兄ちゃん が あの 技 を … 。
( ガマ 吉 ) ん ? ( ササメ ) あれ は
ふう ま でも 代々 の お さ しか 使え ない 秘術 。
何 じゃ と ! ?
ふう ま 忍法 呪縛 曼荼羅 !
ハァ ~ !
《 ヤバ い ! 》
う わ っ !
ナルト ! う わ っ !
何 だって ば よ ? これ は ! あっ !
終わり だ 。
何 ! ?
う わ っ ! か っ ! か っ … 。
ナルト !
( アラシ ) その チャクラ の おり は 次第に 縮 ん で いく 。
取り込ま れ た 人間 は けし粒 ほど の 塊 に まで 押しつぶさ れる 。
破る こと など でき は し ない 。
僕 が みずから 術 を 解か ない かぎり … ね 。
く … が ぁ ~ !
ナルト !
ぐ っ … ぐ っ … !
ハハ … フハハハハ … 。
う あ ~ !
( アラシ ) フフフ … フハハハ … ハハハハ … !
《 何 も でき ない … 。
私 に は 何 も … 》
《 今 の 私 じゃ …
何 も ! 》
アラシ 兄 ちゃ ~ ん !
( ジグモ ) う っ … う あ ~ … 。
う ~ あ ~ … 。
ササメ … 貴 様 !
ササメ ちゃん !
( ササメ ) お 願い … 目 を 覚まし て 。
昔 の アラシ 兄ちゃん に 戻って … 。
言った はず だ 。
昔 の アラシ は 死 ん だ 。
( アラシ ) あっ !
う … あぁ … 。
あぁ … 。
アラシ 兄ちゃん … 。
( アラシ ) ごめん な … ササメ 。
はっ 。
僕 は 力 が 欲しかった 。
ふう ま の 一族 を もう 一 度 日 の 当たる 場所 に って 。
うん ! 分かって る … 分かって る よ !
でも もう いい の 。
もう … 帰 ろ う 。
里 へ 帰 ろ う 。
でも 僕 は もう ただ の 怪物 だ 。
そんな こと ない !
苦しい ん だ … 。
ササメ … 。
僕 を … 殺し て 。
僕 を … 。
よく も 僕 を 殺 そ う と し た な ~ !
アラシ 兄ちゃん !
( アラシ ) お ~ ま ~ え ~ が ~ 死 ね ~ !
サクラ さん ! ( アラシ ) サクラ さん ?
まず は お前 が 死ぬ か ? あぁ ?
ササメ ちゃん が 教え て くれ た 。
死ぬ の は 怖く ない !
ほう 。
怖い の は 何 も でき ず に 生き て いる こと 。
大事 な 人 の ため に 役 に 立って 死 ん で いく の は 怖く ない !
ダメ だ ! あっ 。
どんな こと が あって も 死 ん じゃ ダメ だって ば よ !
サクラ ちゃん ! ナルト … 。
ハハハ … ほ ざ け !
今 の お前 に 何 が できる ?
ど わ っ ! くっ … ぐ ~ !
ダァ ~ !
( アラシ ) ムダ な こと を !
ぐ っ ! う っ あっ … くっ !
けし粒 と なり この世 から 消え去れ ~ !
ササメ ちゃん !
もう やめ て ! アラシ 兄ちゃん !
ササメ 貴 様 !
く ~ くっ … 。
ダァ ~ … ぐ ~ あっ !
だっ ! ぐ あ ~ ! ナルト !
えい 放せ ! ( ササメ ) ダメ !
ダァ ~ !
♪ ~
( アラシ ) あっ !
♪ ~
( アラシ ) あっ !
♪ ~
アラシ 兄ちゃん !
( アラシ ) ごめん よ ササメ 。
つらい 思い を さ せ て しまった ね 。
( ササメ ) そんな こと ない 。
いちばん つらい 思い を し た の は アラシ 兄ちゃん だ も の 。
あたし お 兄ちゃん の ため に 何 が できる ?
何 を し て あげ れ ば いい の ?
( アラシ ) もう 十分 に 助け て もらった よ 。
ほら ササメ の おかげ で 僕 は 昔 の 僕 を 取り戻 せ た 。
ナルト !
サクラ ちゃん … 。
誰 か の 役 に 立つ ため だ ろ う が
死 ん で も いい 命 なんて ない ん だって ば よ !
うん !
走れ サクラ ちゃん !
( ナルト ・ サクラ ) あっ … 。
エロ 仙人 ! ( 自 来 也 ) 遅く なって すま ん のう 。
こっち は こっち で 大変 だった ん で の う 。
… った く 。 ( 自 来 也 ) さ ぁ 乗った 乗った !
急げ 地上 へ 戻る ぞ 。
お っ 。
あっ 。
おっと 。 ササメ ちゃん !
( 自 来 也 ) 大丈夫 気 を 失って いる だけ だ 。
は ぁ … 。
( アラシ ) ナルト 君 。 あっ 。
大 蛇 丸 … は 僕 たち に 使命 を 与え た ん だ 。
決して 木 ノ 葉 の 里 に サスケ 君 を 連れ戻さ せ て は なら ない と 。
じゃあ サスケ 君 は … 。
ああ 生き て いる 。
大 蛇 丸 は 3 年 後 に 乗り移る ため の 大事 な 器 と し て
サスケ 君 を 守ら なきゃ なら なかった ん だ 。
ア … アラシ …
お 兄ちゃん … 。
おい アラシ ここ は 崩れる 。
早く こっち に !
( カミキリ ・ ジグモ ) あ ~ … 。
( アラシ ) 僕 は すでに 傀儡 。
ここ を 離れ て は 生き て い け ない 。
お 兄ちゃん … 。
頼む 。 ( ササメ ) 嫌 ~ !
アラシ 兄 ちゃ ~ ん !
( アラシ ) 《 ササメ … 。
ありがとう … 》
( 自 来 也 ) アラシ を はじめ 多く の 犠牲 を 払って しまった が
ふう ま 一族 も 大 蛇 丸 の 呪縛 から 逃れる こと が でき た 。
また 一 から の 出直し だ のう 。
必ず 一族 は 復興 さ せ ます 。
この … アラシ 兄ちゃん が 守って くれ た 命 で 。
( 自 来 也 ) うん 。
本当 に お 世話 に なり まし た 。
ササメ ちゃん 。
( 自 来 也 ) ハンザキ 2 人 を 頼 ん だ ぞ 。
( ハンザキ ) へい 道中 お 気 を 付け て 。
うん 。
( ササメ たち ) ありがとう ござい まし た !
お 気 を 付け て ! ( 自 来 也 ) おう 頑張れ よ !
ま ぁ サスケ を 見つける こと は でき なかった が
どこ か で 生き て いる こと は 分かった ん だ 。
大 蛇 丸 の 器 に なる まで は
あと 3 年 の 猶予 が ある って こと が 改めて 確かめ られ た だけ でも
よし と せ ね ば のう 。
はい 。
《 ササメ ちゃん は 一族 の ため に 何 を やれ ば いい の か 分かって い た 。
でも 私 は 今度 も 泣き つい た だけ 。
ナルト に 頼って すがり つい た だけ 》
( 自 来 也 ) サクラ 。 あっ 。
お前 も 頑張った のう 。
いえ 私 は ただ 足手まとい に なった だけ 。
自分 じゃ 何 も … 。
ん な こと は ない って ば よ 。 ん ?
あの 時 頑張って る サクラ ちゃん の 姿 が
俺 に 勇気 を くれ た ん だ 。
サクラ ちゃん が い なかったら あの まま 潰さ れ て た 。
サクラ ちゃん の おかげ だって ば よ 。
ナルト 。
( 自 来 也 ) く ぅ ~ ! あ ~ !
お前 も 言う よう に なった のう 。
痛 ぇ … もう 少し 大事 に 扱え って ば よ 。
俺 は す っげ ぇ ケガ 人 な ん だ ぞ ケガ 人 !
( 自 来 也 ) アハハ そう だった のう アハ ハハ … !
《 あの 時 私 は
ただ 大切 な 人 を 守 ろ う と し て … 》
♪ ~
《 私 に 今 できる こと … 》
( シカマル ) 俺 思う ん す けど … 。 ( 綱 手 ) 何 だ ?
( シカマル ) 任務 の レベル や 小 隊 の メンバー と か
いろんな 条件 は ある ん だ ろ う けど
や っぱ どんな 小 隊 に も 必ず 1 人
医療 忍者 を 配置 する べき だ と 思う ん す が 。
( 綱 手 ) そんな こと は 分かって いる 。
私 も 昔 小 隊 生存 率 と 任務 達成 率 の 報告 書 で
同じ こと を 書 い た 。
だが 医療 忍者 は そう 簡単 に は 育た ない ん だ よ 。
ん ?
( 綱 手 ) 戦闘 タイプ と は また 別 の スキル が いる 。
微細 の 極致 と も いえる チャクラ の コントロール 。
膨大 な 量 の 専門 知識 を 修め
それ を 広く 応用 する 頭脳 根気 。
それ に 一流 の 医療 忍者 に 育つ 者 に は
何より 大切 な もの が いる 。
じゃあ ね 何 か と 忙しい 身 で ね 。
大切 な もの … ねぇ 。
い や ぁ また 包帯 だらけ に な っち まっ た なぁ 。
これ じゃあ 箸 も 持て ねえ って ば 。
サ ~ クラ ちゃん 飯 食う とき は 優しく
あ ~ ん っ つ っ て 頼む って ば よ ! あ ~ ん って ね !
あら ? サクラ ちゃん ?
( 戸 が 開く 音 ) あ ?
あ ~ ごめん ごめん 冗談 だって ば よ 。
ごめん ナルト ! えっ ?
少し 待た せる こと に なっちゃ う けど … 。
今度 は きっと …
足手まとい に は なら ない から 。
は ?
( ノック )
( 綱 手 ) 入り な 。 ( ドア が 開く 音 )
お 願い が あって 来 まし た 。
何 だ ?
私 を 弟子 に し て ください 。
♪ ~
ん ?
♪ ~
( 綱 手 ) 《 必死 な ん だ ね あんた も 》
春野 サクラ 。
カカシ から 頭脳 明せき 根性 も ある と 聞い て いる 。
いい だ ろ う 。 あっ !
( 綱 手 ) その 代わり 私 は 甘く ない よ 。
はい !
♪ ~
( 自 来 也 ) 《 この たび の 任務
そう ムダ で も なかった よう だ のう 》
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ 一つ一つ 思い出せ ば
♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに
♪ 色褪せ た 言葉 は
♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった
♪ 答え の 出 ない 夜 と
♪ 一片 の 温もり と
♪ 遥か 彼方 の 憧れ と
♪ ただ それ だけ を
♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる
♪ ~
♪ この 両手 に 抱え て いる もの
♪ 時 の しずく
♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶
♪ 失 くし た 言葉
♪ ~
♪ この 思い は
〈 あ ~ 腹 立つ ~ !
エロ 仙人 の ヤツ 何 が お前 を 弟子 と し て 育てる だ !
サクラ ちゃん なんか 綱 手 の ばあちゃん に 弟子入り し て
頑張って ん のに ! 俺 だけ ほ っぽ り っ 放し じゃ ねえ か
こら ~ ! ん ~ !
大体 本 は と いえ ば ばあちゃん が エロ 仙人 を
任務 に やる から いけ ねえ ん だって ば よ !
た ぁ ~ も ~ う !
こう なったら 俺 が ひと言 言って やる って ば よ ! 〉