Japanese Podcast 195 お すすめ の 本 『 流浪 の 月 』 - YouTube
皆さん こんにちは 日本語 の 先生 の りこ です 今日 は 私 が めっちゃ
大好きな 本 本当に イチオシ 中 の イチオシ 凪 良 ゆう さん の 流浪 の 月
について 話したい と 思います で 最近 立て続け に 二 冊 の 本 を 紹介
しました で この 二 冊 より も もっと もっと 好きだった 本 が この 本 です
で どれ だけ は まっちゃった か と いと 日本 に 滞在 中 の 去年 の 12 月
に 読んだ ん です けど まず 私 の プライベートレッスン の 生徒 さん が この 本 を 読んで 本当に
良かった と お 勧め して くれて で 日本 に 帰って すぐ 本屋 さん で 買
った ん です ね 紙 の 本 を 買いました 私 時差 ボケ が あった ので 夜 遅く まで
起きて 読んで いて もう 一 日 も かから なかった ん です たぶん その
一晩 中 一晩 中 と いう か 3 時間 ぐらい 4 時間 ぐらい で 全部 読んじゃった
本 な ん です ね その ぐらい は まった もう 本当に ね あの な ん です かね
共感 した と いう か 物語 に 入り込んで もう 次 が どう なる か 知りたい と 思
って 一気に 読んだ その ぐらい はまった と いう こと な ん です
ただ ね あまりに も 好きな 本 だから そして 結構 複雑な 内容 で テーマ
が 色々 あって ちょっと 重い ん です な ので ポッドキャスト で 話したい
な と ずっと 思って た ん だけど うまく 話せる 自信 が ありません 今 も ありません
な ので うまく 説明 でき なかったら ごめんなさい 先 に 誤って おきます
ただ ね 頑張って 話そう と 思った ま その もう 一 つ の きっかけ が あり
まして それ は 私 の コミュニティ である 生徒 さん が これ を 読みました
で 読んで 彼女 は 約 二 ヶ月 ちょっと かかって 終わった そう な ん です けど
それ も すごい ね 本当に 難しい 小説 を あの 二 ヶ月 かけて 読んで くれて
で それ も すごかった し 読んだ あと ね 感想 文 記事 を まとめ の 記事 を
書いて くれて コミュニティ の 中 に 投稿 して くれた ん です
で この 記事 が 本当に 素晴らしくて 今 その 記事 を 読み ながら この 生徒
さん の 記事 を 使って 話そう と 思う ん です ね それほど 素晴らしくて
この 生徒 さん よく 頑張った ね と 伝えたい その 意味 も 込めて 今 エピソード
を 話して います じゃ まず めっちゃ ネタバレ から
行く よ は い 主人公 は 二人 います 一人 は サラサ
ちゃん 最初 の そう です ね 小説 の 最初 は 9 歳 少女 少女 の とき です で
温かい 両親 の もと で 幸せな 暮らし を 送って いた サラサ ちゃん 9 歳 な ん
だ けれども いろいろな こと が あって 両親 を 失って しまいました で 親戚
の 家 に 預けられた ん だ けれども その 親戚 の 家 で いろんな 問題 い
ろん な こと が ある ん だ ね は い 悲しい こと が あります で この テーマ も
本当に 重たい で そんな 嫌な 親戚 の 家 に 帰り たく ない
サラ ちゃん は ある 日 公園 で 19 歳 の 男性 ふみ に 出会う ん です これ が
もう 一人 の 主人公 で ふみ に 誘われて ふみ に の アパート に 帰る ん です
連れて ついていく ん です で これ 明らかに ちょっと 変だ よ ね 普通
に 考えたら 9 歳 の 女の子 が 19 歳 の 男 の 家 に 入り込んで しばらく そこ で
生活 を する で もちろん 世間 は 大騒ぎ に なります
誘拐 事件 だ 刑事 事件 だ 女の子 が さらわれた マスコミ に も 取り上げ
られて ニュース に も なって で 結局 は 誘拐 事件 と して 扱われて ふみ
は 警察 に 捕まり サラサ ちゃん は ふみ と 離れ離れに なる ん です ね
そこ で 最初の 部分 が 終わる ん だ けれども 15 年 後 ぐらい かな 二人 は
サラサ ちゃん が 大人 に なって から 再会 する こと で また いろんな こと が
起きて いく 二人 の 物語 な ん です はいで ね テーマ は 本当に たくさん
あります だから 本当に 難しい な ちょっと 自信 が ない ん です けど
私 も 話す の が この 大人 の 男性 と 子供 の 少女 の 少女 の 話 でも ある
し 加害者 と 被害者 の 話 でも ある し 誘拐 事件 ロリコン 幼児 虐待 家庭 内 暴力
子育て 子供 の 頃 の トラウマ 真実 と は 何 か 普通 と は 何 か 色々 テーマ
を 上げれば 切り が ない ん です けれども 何より も ね 本当に この 凪
良 ゆうさ ん 作家 さん が すごい で すね ものすごい 素晴らしい 美しい 描写
が こう 静かに 流れて いて 心 に 少しずつ 少しずつ 染みて いって そして 読
め ば 読む ほど ふみ と サラサ の 世界 に 入り込む ん です
そして 私 は 幼児 虐待 と か ロリコン と か そういう コンセプト が 好き
じゃない けど でも 二人 を 応援 し たく なる ん です よ 応援 し たく なる ん です
二人 が 幸せに 生きて ほしい どんなに 世間 から 思わ れよう と 叩か れよう
と 二人 は 幸せに なって と 思える 本 な ん です これ は 読まない と わから ない
もう 途中 で 胸 が 痛く なる こと が たくさん ある ん です よ 苦しく なる
もう 読んで いて 本当に 苦しく なる ん だ けれども それ でも 最後 まで
読める ぐらい 傑作だ と 思います これ は もう 作家 の 腕 で すね 凪 良
ゆう さん が 素晴らしい ん だ と 思う ん だ けれども あの 色々 考え させ
られました で 私 の 生徒 さん が 記事 作文 を 書
いて くれた 中 に も 私 も 同じ ような 意見 を 持った ん です で その 部分
を 生徒 さん の 作文 を 使って 紹介 して いきたい ん だけど
一 つ は 事実 と 真実 これ は です ねこ の サラサ ちゃん が よく 言った
こと な ん です 小説 の 中 で 子供 の とき に 誘拐 された と 大騒ぎ に なった
この 二人 で 世間 は 誘拐 と みなしました でも サラサ ちゃん たち は そう 感じて
いない と いう こと な ん です ただ この デジタル の 世の中 で インターネット
が 普及 して いる 世の中 で こんな ニュース は すぐ 世界 世界中 と いう
か 日本 中 に 広がっちゃって ふみ は 幼女 を 誘拐 して 虐待 した と いう
危ない やつ だ と 決めつけられて で サラサ ちゃん は そういう 被害者
だ と 決めつけられて 社会 の 世間 の 目 は そういう 目 で 二人 を 見る
でも 真実 は 違う と いう こと は い そして 普通 と は な ん です か 世の中
に は ルール が あります いろいろな 習慣 慣習 が あって で 普通の 生き 方
を して いない人 を 変だ と 思う 風潮 が ある でも 普通って な ん です か
と いう こと じゃない 深い で すね これ は
はいで さっき も 言った よう に 社会 の 目 は この 二人 は 普通じゃ ない
と 見て いる わけ です ね 変だ と 変な やつ ら だ と 見て いる うん でも 実際
どういう 生き 方 が いい ん です か みんな と 同じ ような 生き 方 を しなければ
いけない ん です か 他の人 を 傷つけない なら 自由に 自分 たち らしく 生きる
の はいいん じゃ ないで す か と 思わ せる ような 展開 な ん です ね
はいそ して この サラサ ちゃん と ふみ に は それぞれ 子供 の 頃 の トラウマ
が あります はいで やっぱり人 に は 私 達 に は人 に は 言えない トラウマ
と か 秘密 と か 悩み 気持ちって ある じゃ ないで それ は 本当に この 二人
は 深い でも そういう 二人 だから こそ 二人心 打ち明けて 深い 関係
がき つづけ 深い 関係 に なって いく わけ です 精神 的に 気持ち 的に
で こんな 深い 愛 で 結びついて いる 二人 を 世間 の 目 は おかしい 奴 ら
だ と 決めつけて な ん です かねこ の ふみ と サラサ を 離 離そう と する
これ は いい こと な の か 悪い こと な の か 皆さん どう 思います か これ は
読んで みない と わから ないで す はいそ の ぐらい 私 も 深く 考え させられた
し 皆さん も きっと 色々 考え させられる 本 です は い 皆さん ぜひ 私
は まだ 映画 を 見て ないで すね 映画 も きっと 良 さ そう です あの いい
俳優 が 出演 して いる あの 流浪 の 月 です あの うまく 説明 できた か どう
わからない けれども 熱く語った の は 伝わった と 思う ので それ だけ
傑作 中 の 傑作だ と 言って おきます はい それ で は うまく 説明 でき ない
から これ 以上 言う の は やめて お こうはい でも 一人 でも 流浪 の 月
を 読んで いただいて です ね あの 深く はまって 日本 の 小説 すごい な
と 思って くれたら 嬉しい な と 思います 以上 です