Naruto Episode 74
♪ そう さ 悲し み を やさし さ に
♪ 自分 らし さ を 力 に
♪ 迷い ながら で も いい
♪ 歩き 出し て
♪ もう 一 回
♪ ~
♪ 誰 か の 期待 に ずっと 応え
♪ 誉め られる の が 好き な の です か
♪ なり たい 自分 を 摺 り 替え て も
♪ 笑顔 は いつ でも 素敵 です か
♪ 始まり だけ
♪ 夢見 て 起きる
♪ その 先 なら
♪ いつか 自分 の 腕 で
♪ そう だ 大事 な 物 は いつも
♪ 形 の ない もの だけ
♪ 手 に 入れ て も なくし て も
♪ 気付か ぬ まま
♪ そう さ 悲し み を やさし さ に
♪ 自分 らし さ を 力 に
♪ 迷い ながら で も いい
♪ 歩き 出し て
♪ もう 一 回
( に おい を 嗅ぐ 音 ) ( パックン ) いかん 。
( サクラ ) パックン ?
( ナルト ) サクラ ちゃん ?
か ぁ ~ !
何で 急に 止まる ん だって ば よ !
( パックン ) 急速 に 離れ て いく 。
サスケ と もう 2 人 の におい が … 。
どうやら サスケ の ヤツ
その 2 人 を 追いかけ て いる よう だ 。
え ? サスケ 君 が ?
ほか は 動く 気配 が ない 。
ただ … 。
こんな とこ で グズグズ し て ねえ で
すぐ に サスケ 追いかけよ う ぜ !
ただ … 何 な の ?
残った 連中 どうし で やり合う 気 だ 。
あっ 。 あっ 。
( パックン ) 少々 遠回り に なる が 避け て いく しか ない な 。
何で だ よ ? そんな こと し て たら
サスケ に 追いつく の が 遅く な っち まう 。
突っ切って い こ う ぜ ! 何 言って ん の よ ナルト !
戦闘 区域 で は 何 が 起こる か 分から ない の よ ?
こっち に その 気 が なく て も いやおう なく
戦闘 に 巻き込ま れ て しまう 可能 性 だって ある でしょ !
そんな の 関係 ねえ って ば よ !
( パックン ) 小僧 われわれ の 任務 は サスケ を 連れ戻す こと 。
ならば それ まで の 戦闘 は 極力 避ける の が 鉄則 だ 。
行く ぞ ! 了解 。
分かった って ば よ 。
♪ ~
( カンクロウ ) 《 傀儡 の 術 》
♪ ~
♪ ~
♪ ~
( シノ ) 俺 は 木 ノ 葉 の 油 女 一族 。
戦う とき は 相手 が どんな ちん け な 虫 で あって も
ナメ たり し ない 全力 で 向かう 。
( カンクロウ ) フッ 来 や がれ 。
( テマリ ) ハァ ハァ ハァ … 。
( 我 愛 羅 ) ん … 。
( 我 愛 羅 ) 下ろせ テマリ 。
動 ける の か ? 我 愛 羅 。
う あっ ! ( テマリ ) 我 愛 羅 !
( 我 愛 羅 ) う ぅ !
あ ~ ! ハァ ハァ … 。
( テマリ ) 《 今 なら カン クロウ が うち は を 足止め し て くれ てる 。
この 隙 に … 》
( テマリ ) 《 早く し ない と 作戦 が … 》
( 我 愛 羅 ) テマリ あっ ち に 行って ろ 。 ( テマリ ) え ?
( 我 愛 羅 ) いい から 早く 向こう へ 行け !
邪魔 だ 。
ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
♪ ~
( カンクロウ ) テイ !
( シノ ) あっ 。
( シノ ) 《 刃 に 毒 が … 》
逃がす か よ !
( テマリ ) 《 あれ は うち は サスケ 。
カン クロウ を 突破 し て き た の か ?
いや いくら なんでも 早 すぎる 。
別 な 追っ手 が 来 た の か ? 》
( サスケ ) て め ぇ ら 砂 が 何 たく らん でる か は 知ら ねえ が
お前 は 俺 が 止める !
そして … 。
お前 の 正体 を 見定める !
う あっ ! う ぅ ! あ ~ !
あっ 我 愛 羅 ! ( 我 愛 羅 ) あぁ !
う ぅ !
( テマリ ) 《 はっ ! まさか !
こんな 所 で あれ を 目覚め させる 気 か ?
冗談 で は ない ぞ ! あたし の 手 に は 負えない 》
( テマリ ) やめろ 我 愛 羅 ! 作戦 を 忘れ た か ! ?
強い お前 うち は と 呼ば れる お前
仲間 の いる お前 目的 の ある お前
俺 に 似 て いる … 。 ( 鼓動 )
( 我 愛 羅 ) お前 ! ( 鼓動 )
お前 を 殺す こと で
その すべて を 消し去った 存在 と し て 俺 は この世 に 存在 する 。
( 鼓動 )
( 我 愛 羅 ) 俺 は 生 を 実感 できる !
< どう し た ? >
( カカシ ) < そんなに 殺気 出し て ちゃ バレバレ だ って 。
出 て き なさい よ >
( カカシ ) < お前 か >
< お前 の 目的 は 何 だ ?
何 の ため に 力 を 求める ? >
< て め ぇ に は 関係 ねえ こと だ 。
う せろ 修業 の 邪魔 だ >
( 我 愛 羅 ) < お前 は
俺 と 同じ 目 を し て いる 。
力 を 求め
憎しみ と 殺意 に 満ち満ち て いる 目 。
俺 に 似 て いる 。
忘れる な お前 は 俺 の … >
( 我 愛 羅 ) お前 は 俺 の … 。
( 鼓動 )
( 我 愛 羅 ) う ぅ ~ あ ~ !
あっ 。 あっ 。
う ぅ ~ ! う ~ あ ~ !
ハァ ハァ … う あ ~ !
お前 は ~ !
俺 の ~ !
う ~ ! 獲物 だ ~
う ~ あ ~
( テマリ ) 《 始まった ! 》
♪ ~
( シノ ) 《 変わり 身 ! ? 》
( カンクロウ ) 甘い ぜ 。
やった じゃ ん 。
あっ … 。
( カンクロウ ) 《 蟲 ! ? 》
う っ !
蟲 で 分身 作って 俺 の 後ろ に 回り込む と は やる じゃ ん 。
( シノ ) お前 は 人形 を 使う 中 遠距離 タイプ だ 。
接近 戦 は 苦手 と 見 た 。
なぜ なら 人形 の 操作 に 集中 し なけ れ ば なら ない
その 傀儡 の 術 と やら は
術 者 自体 に 隙 が 生じ やすい から な 。
よく 分かって ん じゃ ん 傀儡 師 の 弱点 を よ 。
だが な こっか ら この 忍術 の 本来 の 戦い 方 って の を
教え て やる じゃ ん 。
この 戦術 人形 「 カラス 」 の 本当 の 恐ろし さ を よ !
( シノ ) ん ! ?
♪ ~
( シノ ) 《 これ は 毒 煙 玉 》
♪ ~
( シノ ) 《 くっ … 少し 吸い込 ん だ か 。
なるほど そして 術 者 は 身 を 潜める … か 》
♪ ~
( 爆発 音 )
( イルカ ) いい か ? みんな も し 敵 の 忍 が 現れ て も
決して 慌て ず 速やか に 隠し 部屋 に 入る ん だ 。
上 忍 中 忍 の 先生 方 が
命 に 代え て も 君 たち を 守る から な !
( 爆発 音 )
( 木 ノ 葉 丸 ) あ ~ !
( モエギ ) 木 ノ 葉 丸 ちゃん 。
( イルカ ) 大丈夫 。
みんな 頑張って る ん だ 。
敵 なんか すぐ に 追い返 せる さ 。
( モエギ ) 火影 様 の 顔 岩 に ひび が … 。
( イルカ ) 《 なんと 不吉 な … 》
( 木 ノ 葉 丸 ) 《 じ じい … 》
( 猿 飛 ) う ぅ … 。
( 大 蛇 丸 ) ハァ ハァ ハァ … 。
♪ ~
( 猿 飛 ) 《 ここ まで 来 て … ここ まで 来 て …
こや つ の 魂 を 引きずり出す だけ の 力 が
すでに わし に は ない と いう の か !
この 老 いぼ れ の 体 で は
死 を 決して さえ 不足 だ と いう の か ! 》
( 大 蛇 丸 ) 《 あと
私 を 殺す こと も でき た でしょ う ね フフフ … 》
う っ ! う ぅ !
( 猿 魔 ) 猿 飛 今 この 男 を 倒さ ね ば
里 は 滅ぶ ぞ ! 分かって おる の か !
分かって おる わ い !
ん ~ !
う っ !
この … 死に 損ない が 。
( 我 愛 羅 ) う … う ぅ ~ あ ~ 。
あっ !
( 鼓動 )
( 我 愛 羅 ) さ ぁ 感じ させ て くれ !
( 鼓動 ) 《 はっ ! あの 目 だ … 》
《 さっき の あの 目 だ ! 》
う あ ~ !
♪ ~
う っ !
♪ ~
ハァ ハァ ハァ … 。
う っ !
《 こりゃ お前 が 援護 に 来る まで に は
終わり そう も ねえ な シノ 》
ハァ ハァ ハァ … 。
( カンクロウ ) 《 そろそろ 毒 が 回って き た みたい じゃ ん 。
けり を つけ て やる じゃ ん 》
( シノ ) ハァ ハァ … 。
( シノ ) あっ !
( ナイフ が 刺さる 音 )
( カンクロウ ) 《 また 蟲 か よ 。
だが あの 状態 で そんなに 動 ける はず は … 》
( カンクロウ ) ん ?
( カンクロウ ) 《 すぐ に 楽 に し て やる じゃ ん 》
( カンクロウ ) おい どう し た ! ?
( カンクロウ ) 《 くっ ! どう なって … 》
( カンクロウ ) 《 まさか ! 》
( シノ ) ムダ だ こいつ は もう 動 け ない 。
蟲 を すべて の 関節 に 潜り込ま せ た 。
( カンクロウ ) 《 関節 に 蟲 を 詰め て 動か なく させる だ と ! ?
あいつ 最初 から それ を 狙って … 。
蟲 ども が チャクラ の 糸 を 伝わって き や がる 。
何で ?
そう か こい つら の 餌 は 確か チャクラ ! 》
( カンクロウ ) 《 くっ ! このまま じゃ 居場所 が バレ る ! 》
( シノ ) チャクラ の 糸 を みずから 切り離し た か 。
( カンクロウ ) フッ 。
♪ ~
( カンクロウ ) 《 フッ 油断 し た な 。
いったん 切った チャクラ の 糸 を 瞬時 に 結び 直す こと なんて
一流 の 傀儡 師 に は 造作 も ない こと 。
そして カラス は 全身 の ありとあらゆる 部品
その 一つ一つ に 武器 が 仕込 ん で ある
仕込み 傀儡 だ !
動き を 止め た ぐらい で 終わり だ と 思ったら
大 間違い だ !
針 先 に は たっぷり と 毒 が 塗って ある !
死ね ! 》 ( シノ ) ん ! ?
フッ 。
( カンクロウ ) 《 何 ! ? 》
♪ ~
( カンクロウ ) 《 いつの間に 蟲 が !
チャクラ の 糸 を かみ 切ら れ て いる ! 》
( カンクロウ ) う っ … う … 。
ハァ … くっ !
う わ ~ !
何 だ ? どう し て ?
この 蟲 ども は どこ から 湧 い て 出 や がった ! ?
チャクラ の 糸 を 伝う おとり の 蟲 を 払った こと で 油断 し て
お前 は 気付か なかった ん だ 。
自分 の 背後 に うごめく 蟲 たち に な 。
( シノ ) ずっと 蟲 たち は 動 い て いた ん だ 。
お前 の 額 当て を 目指し て な 。
な … 何 だ と ! ?
さっき の 一撃 食らわせ 損ね た ふり を し て
お前 に その 蟲 を 1 匹 くっつけ て おい た 。
( カンクロウ ) はっ !
( カンクロウ ) だ が こんな 蟲 1 匹 で
どう し て 俺 の 居場所 が !
( シノ ) 俺 は 同じ 説明 を 二 度 する の は 嫌い だ 。
< シノ … なぜ お前 が ここ に ? >
( シノ ) < お前 が 会場 を 出る 前 に
雌 の 蟲 を 付け させ て もらった 。
雌 の におい は ほぼ 無臭 。
その 雌 の かすか な に おい を 嗅ぎ つける の は
同種 の 雄 だけ だ >
( カンクロウ ) じゃあ この 額 の 1 匹 は … 。
( シノ ) そう 雌 だ !
( カンクロウ ) う ぅ … う わ ~~ !
( シノ ) ハァ ハァ … 。
( シノ ) 《 う っ ! 毒 が 全身 に 回った か … 。
どうやら 援護 に は 行け ぬ よう だ 。
すま ぬ … うち は サスケ … 》
化け物 か ! ? あいつ !
この 俺 が 怖い か ?
うち は サスケ !
あぁ … あぁ … 。
( 我 愛 羅 ) この 俺 の 存在 が !
( 我 愛 羅 ) 出 て こい !
うち は サスケ ~ !
チッ 。
お前 は 俺 の
獲物 だ ~ !
♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ
♪ 恥ずかしい こと じゃ ない
♪ この 傷 を 無駄 に し ない で
♪ 笑って 歩 けれ ば いい
♪ ~
♪ そう 静か な 空気 吸い込み
♪ 広き 空 に 顔 上げ 飛び込み
♪ 時 に 雨 が 降ったら ひと休み
♪ じゃあ 行く先 は 風 吹く まま に
♪ たくさん の まとって る 後悔
♪ この 傷 を 無駄 に し ちゃ しょう ない
♪ 胸 に 勲章 刻み 行 こ う かい
♪ 生涯 そう こっか ら が Show Time
♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ
♪ 恥ずかしい こと じゃ ない
♪ この 傷 を 無駄 に し ない で
♪ 笑って 歩 けれ ば いい
♪ 悲しみ も 風 に 変え て
♪ 強く 進んで 行け れ ば いい
♪ 強く 進んで 行け れ ば いい
♪ ~
〈 くっ ! 何て 速度 と ばか 力 だ !
写 輪 眼 で 動き を 先 読み し なけりゃ とっくに 粉々 だ ぜ 。
しかし 防戦 ばかり じゃ らち が 明か ねえ 。
どう する ? どう ヤツ を 止める ?
やはり 使う しか ねえ か 。
だが もう 千鳥 は … 〉
( ナレ ー ション ) 〈 異 世界 から の 侵略 者 ネイバー と
界 境 防衛 機関 ボーダー が 激しい 衝突 を 繰り返す 三 門 市 〉
〈 ボーダー 所属 の 三雲 修 は
自ら を ネイバー と 名乗る 謎 の 少年 空 閑 遊 真 と 出会う 〉
〈 雨 取 千佳 を 仲間 に 加え
ボーダー 玉 狛 支部 で チーム を 結成 〉