Naruto Episode 67
♪ そう さ 悲し み を やさし さ に
♪ 自分 らし さ を 力 に
♪ 迷い ながら で も いい
♪ 歩き 出し て
♪ もう 一 回
♪ ~
♪ 誰 か の 期待 に ずっと 応え
♪ 誉め られる の が 好き な の です か
♪ なり たい 自分 を 摺 り 替え て も
♪ 笑顔 は いつ でも 素敵 です か
♪ 始まり だけ
♪ 夢見 て 起きる
♪ その 先 なら
♪ いつか 自分 の 腕 で
♪ そう だ 大事 な 物 は いつも
♪ 形 の ない もの だけ
♪ 手 に 入れ て も なくし て も
♪ 気付か ぬ まま
♪ そう さ 悲し み を やさし さ に
♪ 自分 らし さ を 力 に
♪ 迷い ながら で も いい
♪ 歩き 出し て
♪ もう 一 回
( ナルト ) 先生 今 すぐ この 試合 を 止め て くれ って ば よ 。
( カカシ ) え ? ( サクラ ) あっ … 。
( カカシ ) まっ 心配 する な 。 え ?
( カカシ ) あいつ も 俺 も
ムダ に 遅れ て き た わけ じゃ ない さ 。
( テマリ ) 《 第 三 の 目 。
間違い ない あの 術 … 》
( テマリ ) チッ 我 愛 羅 。
( 我 愛 羅 ) 寅 申 子 辰 酉
卯 戌 子
巳 戌 戌 午
丑 寅 卯 酉
辰 巳 亥 戌
子 寅 丑 申 … 。
( サスケ ) う お ~ !
( 我 愛 羅 の 印 を 唱える 声 )
テヤッ !
( 我 愛 羅 の 印 を 唱える 声 )
はっ !
( 我 愛 羅 の 印 を 唱える 声 )
《 やはり ダメ か 》
( 我 愛 羅 ) 未 午 辰 辰 辰 丑 卯
戌 亥 酉 申 未 午 … 。
《 引きこもり や が って 。
何 の つもり か 知ら ねえ が
ちょうど いい 》
《 俺 の こいつ も 時間 が かかる ! 》
( 暗部 1 ) おい どう かし た の か ? ( 暗部 2 ) いや 。
( 暗部 2 ) 気のせい か … 。 ( 暗部 1 ) 早く しろ 。
先生 。 ( カカシ ) ん ?
ムダ に 遅れ て き た わけ じゃ ない って どう いう 意味 よ ?
( カカシ ) う ~ ん … 聞き たい ?
だから ん な こ と 言って る 場合 じゃ ねえ ん だって ば よ !
( カカシ ) 黙って あいつ を 見 て ろ 。
( カカシ ) びっくり する から 。
♪ ~
( バキ ) 《 ばか な … 我 愛 羅 の ヤツ め 。
いつ 合図 が かかる か 分から ん の だ ぞ ! ? 》
( 我 愛 羅 ) うん ちぎっちゃ う ん だ 。
それ で 出す ん だ 。
え ? 中身 だ よ 。
いっぱい いっぱい 出る でしょ 。
フフフ … みんな あげる よ 。
ハハ … いつも 僕 は いい 子 だ よ 。
うん やろ う 。
母 さん 僕 は 見 てる から 。
( カンクロウ ) チッ ああ なったら 何 し て も ダメ じゃ ん 。
( テマリ ) 計画 どころ か むちゃくちゃ に する つもり か ?
我 愛 羅 の ヤツ … 。
( カンクロウ ) 《 おいおい 逃げ た ほう が いい ん じゃ ねえ か ? 》
♪ ~
( シノ ) 《 計画 ? 》
♪ ~
( 忍 1 ) いかが です かな ?
( 忍 2 ) 予定 時刻 に 合わせ て 順調 に 作業 は 進 ん で おり ます 。
( 忍 1 ) 口 寄せ の 準備 急 い で ください 。
いつ でも 動 ける よう に し て おき たい 。
( 忍 2 ) 分かって おり ます 。
( 忍 1 ) で は こちら は お 任せ し ます 。
♪ ~
♪ ~
ハァ ~~~ !
( ガイ ) ん ? ま … まさか あれ は !
( カカシ ) 俺 が サスケ の 修業 に つい た の は … 。
( カカシ ) あいつ が 俺 と 似 た タイプ だった から だ 。
♪ ~
( ガイ ) 肉体 活性 … 。
そう か だ から 体 術 ばかり を 鍛え
スピード を 飛躍 的 に 高め た の か 。
( カカシ ) そう 。
♪ ~
すごい チャクラ が 目 で はっきり 見える 。
一体 どう なって ん の ?
( ガイ ) 《 まさか あの 術 を … 》
( ガイ ) 《 これ が うち は 一族 か 》 う お ~ !
♪ ~
( 風 影 ) 《 まさしく … 》
な … 何 だって ば よ ? あれ は 。
すごい 音 … 何 な の ? あの 技 。
( ガイ ) ただ の 突き だ 。
え ?
しかし 木 ノ 葉 一 の 技師
コピー 忍者 カカシ 唯一 の オリジナル 技 。
( シカマル ・ ナルト ) え ?
暗殺 用 の 取って置き の 技 で な
その 極意 は 突き の スピード
そして 強大 な チャクラ を 生む 肉体 大 活性 。
膨大 な チャクラ の 突き 手 へ の 一 点 集中
さらに は その 突き の スピード が 相まって
チッ チッ チッ … と 千 も の 鳥 の 地 鳴き に も 似 た
独特 の 攻撃 音 を 奏でる 。
ハァ ~~ !
♪ ~
( ガイ ) よって あの 技 は こう 呼ば れる 。
( ガイ ) 千鳥
( 一同 ) あっ !
( ガイ ) あぁ … 。
♪ ~
( カンクロウ ) うそ だ ろ … 我 愛 羅 の 絶対 防御 を … 。
あり え ない … 。
( バキ ) まさか … 。
( 風 影 ) 《 上出来 ね 》
( 猿 飛 ) あれ は カカシ の … 。
千鳥 … つまり 雷 切 。
雷 切 ?
雷 切 は カカシ が あの 術 で
雷 を 斬った と いう 事実 に 由来 する 異名 だ 。
《 は ぁ ? 雷 を 斬った ? え ぇ ? 》
( いの ) 《 うそ くさ ~ い 話 … 》
( チョウジ ) 《 す … すごい … 》
その 本来 の 術 名 が 千鳥 。
極意 は 人体 の 限界 点 と も いえる 突き の スピード と
その 腕 に 集約 さ れ た チャクラ 。
そして この 腕 は まるで
斬 れ ぬ もの の ない 名 刀 の 一 振り と 化す 。
( ガイ ) しかし 何て むちゃ な 技 を … 。
( カカシ ) お前 が 言う な よ 。
な っ リー 君 。
何 か 私 に は 理解 の 範ちゅう を 超え てる けど
すごい 技 !
( リー ) 《 僕 に は 分かる 。
僕 なら 助走 を つけ た あの スピード で
相手 に ただ まっすぐ 突っ込む よう な 攻撃 は し ない 。
と いう より でき ない 。
直線 的 な 攻撃 は
相手 に とって カウンター を 狙い やすい 。
そして 僕 に は その カウンター を 見切る 目 が …
ない から だ 》
( リー ) 《 君 が 羨ま し い よ …
サスケ 君 。
以前 一 度 君 と 戦った 時
僕 は こう 言った 。
「 目 で 分かって い て も
体 が 動か ない ん じゃ どう しよう も ない 」 と 。
優越 感 に 浸って ね 。
でも 今 は
君 は 僕 と 同じ 高速 の 体 を 手 に 入れ た 》
( リー ) 《 そして 君 に は
写 輪 眼 が ある 》
捕まえ た 。
( 忍 1 ) 第 3 中 隊 いつ で も いい ぞ 。
( 忍 2 ) こっち も いい 準備 万端 だ 。
[ 外 : 4 E 034 EE 6 D 3 C 44 A 0 FD 18752 B 344 B 9784 E ] ( 忍 1 ) 了解 合図 と ともに 行動 に 移る 。
( カブト ) そろそろ かな ?
( シカマル ) 《 フッ さっき まで サスケ の 心配 し て た 野郎 が … 》
( シカマル ) 《 今度 は そい つ に 嫉妬 し て や がら ぁ 》
サスケ … 。
< あっ この 感じ だ !
ダァ ~ !
口 寄せ の 術 ! >
♪ ~
《 俺 って ば 強く なった 。
火影 に なる ため 誰 に も 負け ねえ ため 》
< サスケ ! >
《 お前 に 負け ねえ ため 》
< 俺 も …
お前 と 戦い たい >
《 でも お前 は … 》
< ああ >
♪ ~
くっ !
あっ 。
( 我 愛 羅 ) 何 ? この 温かい の 。
母 さん 何 が … 。
( 我 愛 羅 ) あっ あぁ !
う あ ~ !
血 が … 俺 の 血 が ~
ま … まさか … 。
はっ !
う っ ! フッ !
ハァ ~ !
う わ っ ! ( 我 愛 羅 ) あ ~ !
( テマリ ) 《 まさか 我 愛 羅 に 傷 が … 》
♪ ~
( カカシ ) な っ ! ? ( ガイ ) 何 だ ?
( カンクロウ ) 《 あいつ の 腕 だ ! 》
♪ ~
チッ 勝手 な こと を … 。
完全 憑依 体 に なった の か ! ?
分から ない 傷 つい てる みたい だ し
今 まで こんな こと は … 。
( カンクロウ ) 《 思い出し た だけ で 寒気 が する 。
初めて あれ を 見 た 時 飯 が 食え なく なった から な 。
何せ 見た目 は まるで … 》
♪ ~
♪ ~
( ゲンマ ) 《 何 だ ?
この 感覚 は … 》
( 殻 に ひび が 入る 音 ) あっ !
♪ ~
( 我 愛 羅 ) ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
やはり 傷 が … 。
不完全 な まま 殻 が 破ら れ た ん だ 。
( 我 愛 羅 ) ハァ ~ … 。
ハァ ~ … 。
《 違う … あの 目 じゃ ない !
何 だった ん だ ? さっき の 視線 は ! 》
♪ ~
♪ ~
お ?
♪ ~
あれ ? 何 だって ば … 。
目 の 前 が … 。
カカシ これ は ?
( カカシ ) ああ 幻 術 だ 。
( カカシ ・ ガイ ) 解 !
♪ ~
どう いう … こと ?
解 !
( バキ ) 《 幻 術 ? カブト は もう 動 い て いる の か ?
では そろそろ … 》
( バキ ) 《 来る ! 》
♪ ~
♪ ~
( 風 影 ) やる か 。
( ガイ ) ん ! ?
( 忍 ) 合図 だ !
♪ ~
♪ ~
( カンクロウ ・ バキ ・ テマリ ) 《 作戦 開始 ! 》
♪ ~
♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ
♪ 恥ずかしい こと じゃ ない
♪ この 傷 を 無駄 に し ない で
♪ 笑って 歩 けれ ば いい
♪ ~
♪ そう 静か な 空気 吸い込み
♪ 広き 空 に 顔 上げ 飛び込み
♪ 時 に 雨 が 降ったら ひと休み
♪ じゃあ 行く先 は 風 吹く まま に
♪ たくさん の まとって る 後悔
♪ この 傷 を 無駄 に し ちゃ しょう ない
♪ 胸 に 勲章 刻み 行 こ う かい
♪ 生涯 そう こっか ら が Show Time
♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ
♪ 恥ずかしい こと じゃ ない
♪ この 傷 を 無駄 に し ない で
♪ 笑って 歩 けれ ば いい
♪ 悲しみ も 風 に 変え て
♪ 強く 進んで 行け れ ば いい
♪ 強く 進んで 行け れ ば いい
♪ ~
〈 あれ ~ ? 何 か 目 の 前 が 急に 暗く なって
フワフワ フワフワ いい 気持ち だって ば よ 。
遠く で 何 か 音 が する サクラ ちゃん の 声
カカシ 先生 の 声 … 悲鳴 ?
すげ ぇ 音 が し てる し てる よう な 気 が する けれど も
サスケ は ? サスケ の 試合 見 なくっちゃ 。
でも もう 何にも … 何にも 分か ん ねえ って ば よ 〉
〈 あ ~ 何 が どう なって ん だって ば よ ~ 〉