NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 142 - 雲 雷 峡 の 闘い
( ヤマト ) カカシ 先輩 。
( カカシ ) かすかで も アイツ の ➡
サスケ の に おい が 残って いる と いう の なら …。
( ナルト ) ああ そう だ 。
ここ まで 来て あきらめ られる かって の !
最後 まで あがこう 。 サスケ の に おい が 完全に 消える まで 。
♪♪~
《 ヒナタ : 白 眼 !》
( ヒナタ ) いない … お 願い !
《 サクラ : サスケ 君 …》
♪♪~
ク ~ ン 。
( キバ ) ああ … わかって る 。 サスケ の に おい が 完全に 消えた …。
クソッ !
《 どこ 行 っち まったん だ 》
できる かぎり の こと は やった 。 戻ろう 木 ノ 葉 へ 。
《 サスケ …》
( マダラ ) 何 して る ? 準備 は とっくに 整って いる んだ ぞ 。
( サスケ ) こうして 満月 を 見て いる と あの 夜 の こと を 思い出す 。
それ に 忘れよう と して いた 記憶 も な 。
今 なら イタチ の こと を 思い出せる 。
自分 の 心 の 奥 に し まいこんで た かすかな 記憶 が ➡
よみがえって くる んだ 。
(( イタチ : 逃げて 逃げて … 生 に しがみつく が いい 。
そして いつか オレ と 同じ 眼 を もって オレ の 前 に 来い !
♪♪~
待て !))
♪♪~
♪♪~
あの とき 泣いて いた 。
見 間違い だ と 思った 。
オレ は 気づけ なかった 。
どうやら アンタ の 言った こと は 本当だった ようだ 。
( マダラ ) どう する ? イタチ の 眼 は 移植 する の か ?
いい や 。
イタチ の 見 たかった もの と これ から オレ が 見て いく もの は ➡
まるで 違う もの に なる 。
イタチ が 望んだ とおり に は でき ない 。
オレ は オレ の やり 方 で うち は を 再興 する 。
( トビ ) あ … あの ! 鬼 鮫 先輩 に お 話 が ある んです けど 。
( 鬼 鮫 ) ゼツ が ジャマ し に きて 次 は お前 です か 。
死んだ と 思って ました が ね 。
( マダラ ) 結局 最後に なって しまった が ➡
いちばん 身近な お前 を 騙して いて すまなかった 。
そういう こと でした か 。
トビ が まさか あなた だ と は 思い ませ ん でした よ 。
これ で 安心 し ました 。
あなた が 黒幕 なら 私 も 立ち回り やすい 。
元 水 影 様 … いや マダラ さん 。
これ から も 頼む ぞ 鬼 鮫 。
こちら こそ 。
《 イタチ が 抜けて … フフフ !
今度 は その 弟 が …。 おもしろい めぐり合わ せ だ 》
オレ たち 鷹 は 木 ノ 葉 を 潰す 。
と 言って も 具体 的に どう 狙って いく ?
殺 る の は 上層 部 だ 。 それ 以外 は 基本 的に 対象 と し ない 。
上 を 狙えば 下 が 盾 に なる 。 そう 簡単に は いきま せ ん よ 。
あなた たち 鷹 と やら だけ で は 戦力 不足 です ね 。
( 水 月 ) 鬼 鮫 先輩 … ボク たち を あまり なめ ない ほう が いい 。
あの とき の 遊び の 決着 は まだ ついて ないし …。
今度 は 本気で …。
( 重 吾 ) やめろ 水 月 !
サスケ ! しつけ が なって い ない ぞ 。
《 コイツ を 腕 だけ で …》
( 香 燐 ) 水 月 テメエ バカ じゃ ねえ の か !? こんな とこ で !
ボク の 目的 は そこ の 鮫 肌 だ !
ソイツ を 手 に 入れる ため に サスケ に くっついて た だけ だ !!
サスケ ! どう する んだ ?
わかった 。 やり たきゃ 勝手に やれ 水 月 。
どうせ 今 は まだ ソイツ に は 勝て ない 。
《 フフ … まだ ね 》
お ぉ ~! 言う ね サスケ 。
ま ぁ 待って て よ 。
その うち おいしい フカヒレ でも 食べ させて あげる から さ 。
暁 も 戦力 不足 だ 。 今 は ムダ な 小競り合い は 避け たい 。
フン ! 人 の こと ばっ か 言え ない ね アンタ ら 。
我々 の 利害 は 一致 する 。
これ より 鷹 は 暁 と 行動 を 共に して もらう 。
その 話 に オレ たち が 乗る 見返り は ?
尾 獣 を やる 。
尾 獣 ?
何も 知ら ない の か ?
あれ だ ろ ? 九 尾 の 仲間 みたいな もん で ➡
尾 に チャクラ の 塊 が 具現 化 した って いう バ …。
つまり な んだ ?
チャクラ の 化け物 だ 。 もともと は 初代 火影 が ➡
いく つ か 集めて コントロ ー ル 下 に 置いた もの だ 。
忍 界 大戦 の たび に 火影 柱 間 は それ ら の 条約 や 協定 の 証し に ➡
五 大国 を はじめ と する 他国 に 分配 し ➡
パワ ー バランス を 取って きた 。
究極 の チャクラ 兵器 と いって も いい 。
悪く ない 条件 だろう ?
気前 が いい な 。
ただし 暁 を 裏切れば ちゃんと 死んで もらう 。
フン 。
この世 に 尾 獣 は 9 匹 い ます が ➡
今 は 6 匹 まで 暁 が 集めて ます から あと 3 匹 。
オレ たち と 鷹 で 残り 3 匹 を 手分け して 狩る 。
それ が 我々 の 当面 の 目的 だ 。
九 尾 は まだ なんだろう ?
鷹 は 八尾 を 狩れ 。 残り は 暁 が 狩る 。
ナルト も な 。
( ゼツ ) どう だ ? ( マダラ ) うまく いった 。
( ゼツ ) それ は よかった な 。
イタチ も 死んだ 。 目 の 上 の コブ は もう いない 。
木 ノ 葉 に 手 を 出さ ない と いう 条件 も これ で 白紙 だ 。
ずいぶん 待った ね 。
計画 どおり に 進める ため だ 。 これ で いい 。
イタチ は やはり サスケ に 保険 を かけて いた 。
天 照 だ 。
イタチ の ヤツ 自分 の 真相 を 知ら れて る と は ➡
思って なかった んだ ろ 。 なんで そこ まで …。
真相 うんぬん は 抜き に して も オレ が サスケ を ➡
仲間 に 引き入れる こと も 危惧 して いた んだろう 。
しかし ここ まで 来る のに ➡ ( ゼツ )
これほど 暁 の メンバ ー が やられる と は な 。
どこ かしら に 問題 は あった が みな 己 の 意志 で 貢献 を して くれた 。
デイダラ 。
サソリ 。
飛 段 角 都 …。
彼ら なく して ここ まで の 進展 は なかった 。
その お陰 で オレ の シナリオ どおり に 事 は 運んで いる 。
何より サスケ を 手なずけた 。
う っ …。
で 八尾 って の は どこ に いる ?
我ら 一族 を ナメ る な …。
お前 ら の ような 輩 に 何も 教える 気 は ない !
くっ … 夜 月 一族 は 決して 仲間 を 裏切ったり は し ない …。
それ が …。
怯える 心 に は 隙 が 生じる 。
あっ …。
水 月 もう いい ぜ 。 サスケ の 幻 術 だ 。
チェッ … ここ から が いた ぶり がい が あった のに さ 。
八尾 の 居場所 を 教えろ 。
雲 雷 峡 にて … 修業 を … さ れて いる …。
ソイツ の 特徴 は ?
8 本 の 剣 を … 持ち ➡
左 の 頬 に 牛 の 角 の … 入れ墨 が … ある 。
♪♪~
《 まったく 更に 便利に なって いる ね あの 眼 。
ますます 面倒くさい ヤツ に なっちゃ った な 》
《 もう 更に かっこよく なって んじゃ ん よ サスケ ヒヒヒッ 》
《 いい ところ だ 。 衝動 が 抑え られ そうだ 。
落ち着く 》
( キラ ー ビ ー ) 眼 が いて えよ 光 。
もう 昼 か 。 こんち くしょう 。
♪♪「 バカ 野郎 コノ 野郎 」
♪♪「 朝 から 修業 で お腹 は 空き 過ぎ 」
♪♪「 ラップ 愛する オレ 様 好き 者 」
♪♪「 お 昼 の 献立 すき焼き 決定 イエ ー イ 」
ん ?
アンタ が 八尾 の 人 柱 力 か ?
いや 八尾 様 です か ? だ ろ 。
そこ 人 柱 力 様 です か ? だ ろ そこ 。
アンタ を 拘束 する 。
♪♪「 だ から あなた 様 を 拘束 さ せて いただき ます 」
だ ろ そこ !
水 月 は 右 。
重 吾 は 左 。
香 燐 は オレ の 後ろ に つけ 。
ん ~ そうだ な 。
♪♪「 話 の 最中 途中 」
♪♪「 大 忠告 だ バカ 野郎 コノ 野郎 」
人 柱 力 は 殺したら ダメ だって 暁 の ヤツ ら が 言って ただ ろ 水 月 。
大丈夫だ 。 ヤツ の チャクラ は ちゃんと 感じる 。
った く 派手な 陽動 だ ぜ 。
クッ コイツ …。
オレ 様 に 突っ込んで いい の は オレ だけ だ 。
♪♪「 す っこ んで ろ バカ 野郎 パンチ ぶっこ む ぜ 」
♪♪「 バカ 野郎 イエ ー イ 」
水 月 さがれ 。
♪♪「 オレ は 覗き で お前 は 元気 」
♪♪「 見て いる テメエ ら 能 天気 」
ふざける な !
♪♪「 オレ の 殺気 は オレ の 勇気 それ は とって も 前向き 」
♪♪「 刀 は 回転 店 は 閉店 」
♪♪「 オレ の 技 も 大 安売り イエ ー 」
う お ぉ ~ っ !
♪♪~
♪♪「 余力 を 残して 魅力 は 光る 」
♪♪「 八尾 が サビ の キラ ー ビ ー だ ぜ オレ 様 が 。 ア ー イエ ー 」
♪♪「 戦い 始め ち まって 恥 かく ぜ 。 ハジ ける お前 ら に 」
あ … う …。
噛んだ …。
な … なんだ コイツ 。
こんな わけ の わかん ない ヤツ に あの 重 吾 が …。
《 ボク の 首切り 包丁 を これほど まで に うまく …。
コイツ いったい …》
噛んだ じゃ ねぇ か バカ 野郎 。
う … う ぅ …。
( 香 燐 ) 大丈夫 か !? あぁ …。
オレ が いこう 。
♪♪~
♪♪「 お前 ら 何者 だ 。 バカ 野郎 この 野郎 」
ふ っざ け や が って ! ホント コイツ !
♪♪「 お前 ら 何 様 ! なに ゆえ オレ 様 捕まえる ? ア ー 」
お前 に 言う 必要 は ない 。
こんな 変に 韻 を 踏んで しゃべる ような ヤツ なんか と …。
とんだ お つかい だ よ !
一刻 も 早く 力 を 手 に 入れる ため だ 。
嫌 なら 去れ 。
チッ !
《 そりゃ キミ の 都合 でしょ 》
あの とき の 口 約束 が ホント か ウソ か … さっさと 確認 して おき たい しな 。
どちら に しろ アイツ ら 暁 を 利用 する の は オレ たち だ 。
その こと は 頭 に 入れて おけ 。
《 暁 ?》
当然だ 。
《 か … かっけ ぇ サスケ !
やっぱり サスケ は 駒 に なる ような ガラ じゃ ねぇ も んな !》
( 水 月 ) なら さっさと その 耳障りな ダジャレ 野郎 を ➡
黙ら せて しまおう よ 。
その つもり だ !
♪♪~
ヒナタ 。 え ? あ … はい 。
この 間 放送 さ れた 「 ナ … ナルト 君 」 って 回 ➡
あれ なかなか 好評 だった みたいだ よ 。
特に 男子 に 。 えっ ?
そ … そんな …。
でも さ 名前 を 言った だけ で 人気 が 出る なんて ➡
す っげ ~ って ば よ ヒナタ ! なぁ ? サクラ ちゃん …。
なんで 私 に 話 を 振る わけ ?
なん な の ! この ヒロイン と して の 扱い の 差 は !
私 だって 本気に なれば その くらい …。
照れる とき ! ナルト 君 …。
嬉しい とき ! ナルト 君 !
( ヒナタ ) い … 色っぽく 。 ( サクラ ) ナルト 君 。
泣いて ! ナルト 君 !
( ヒナタ ) 慌てて ! ナルト 君 !?
絶叫 して ! ナルト く ~ ん !
は ぁ … は ぁ … どんな もん です か 。
( 音響 監督 ) はい オッケ ー です 。 と 言い たい ところ だ けど ➡
サクラ は そんな セリフ 言う 予定 ない んで いり ませ ~ ん 。
は ぁ !? ふざけ ん な ! しゃ ~ んな ろ ~ っ !
( みんな ) うわ ~ っ !
( ナツ ) 仕事 だ 仕事 だ !
どれ どれ ?
( ハッピ ー ) ナツ ! これ は どう ?
お 尋ね 者 の ベルベノ を 捕まえれば 400万 ジュエル の 報酬 か 。
( ル ー シィ ) いい わ ね それ !
今 お 金 が す っ から かんだ し もう これ に 決定 よ !