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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン5 - 108 - 椿の道標

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 108 - 椿 の 道標

( サクラ ) ホント な の ? ナルト が 三尾 の 中 に いる って 。

( カブト ) フン 。 あの はしゃぎ よう まるで ガキ だ ね 。

( 濡 羅 吏 ) キャハハハッ なんか 気分 いい じゃ ない 。

( 鬼 霧 ) ああ 今 まで の オレ じゃ ねえ みて えだ 。

( 鬼 鳳 ) これ まで の 疲れ が 吹っ飛んで る 。

いや それ だけ じゃ ねえ 。

なんか こう 力 が みなぎる って の 。

いい かい なんと して も 木 ノ 葉 の 連中 から 幽鬼 丸 を 取り返す んだ 。

ウフフフッ 心配 症 ね メガネ 君 。

今 なら 誰 に も 負ける 気 が し ねえ 。

例え 紅 蓮 に だって な !

《 フッ せいぜい 活躍 して くれよ 。 まあ 期待 して ない けど ね 》

( カカシ ) その 話 ホント な の か ?

この 子 が 幽鬼 丸 が 言う に は ➡

紅 蓮 て 晶 遁使 い は 生きて る って 。

( ヤマト ) ナルト も その 紅 蓮 と 一緒に 三 尾 に 飲み込ま れた と 言う んだ ね 。

( カカシ ) これ だけ 捜して も 見つから ない と いう こと は ➡

その 話 は まんざら ウソ でも な さ そうだ な 。

だが なぜ 紅 蓮 が 無事だ と わかる ?

( 幽鬼 丸 ) これ は 紅 蓮 さん が 作って くれた 。

紅 蓮 さん に 何 か あれば これ も 壊れちゃ う 。

なるほど ね 。

( シズネ ) でも それ は 紅 蓮 が 無事である 証拠 であって ➡

ナルト 君 が 無事で いる と いう こと に は なら ない わ 。

確かに 三尾 の 腹 の 中 が どう なって る か は ➡

誰 に も わから ない 。 ( キバ ) 例え 無事だった と して も ➡

ナルト と 晶 遁 野郎 は 一緒な んだ ろ ?

すでに 2 人 で やりあって 決着 が ついて る って こと も ある ぜ 。

それ じゃ ナルト は …。 今 そんな 仮定 は 無意味だ ね 。

生きて る こと を 信じ まずは 三 尾 を 探さ ない と 。

ボク 探して みる 。

探せる の か ? 三 尾 を 。

うん 。 はっきり と は わから ない んだ けど 感じる んだ 。

でも 三 尾 を 発見 して それ から どう すんだ よ 。

もう 一 度 封印 術 を 行う わ 。

よし その 間 に ナルト の 救出 を 試そう 。

三尾 が 暴れた 場合 に 備え ヤマト 。

ナルト と 一緒に 紅 蓮 が 発見 さ れた とき の ため に ➡

シノ に も 同行 して もらう 。

サイ は 上空 で 待機 。

残り は あたり の 警戒 に あたって もらう 。

あの カブト が 相手 だ 。 何 を 仕掛けて くる か 。

ナルト を 頼む ぜ 。 ( シノ ) ああ 。

お前たち も 気 を つけろ 。 ( カカシ ) シノ !

そろそろ 出して くれ 。 わかった 。

さ ぁ みんな 。

私 たち 封印 班 は 隊 の 最後尾 から ➡

三尾 を 刺激 し ない ように 静かに 進む わ よ 。

(3 人 ) はい !

( ヒナタ ) ナルト 君 …。

♪♪~

( ナルト ) ん っ !?

うわ っ !

うわ っ … だ ぁ !

ゲッ !!

ギャ ー ッ !!

だ ぁ ~ っ !!

( 紅 蓮 ) どうした ? クッ ! やられた な 。

影 分身 が 全部 。 なんだ と !?

この 音 は … ヤツ ら だ !

や ばい ぞ この 数 は !

クッ !

なんだ ?

ゲッ ! あんな で け え の も い ん の か よ !?

やる しか ない 。

って そんな 体 で お前 戦え ん の か よ !?

どこ に 逃げ場 が ある !?

確かに ねえ けど よ 。

晶 遁 六角 手 裏 剣 !

クッ ! ほら みろ !

全然 効か ねえ じゃ ねえ か ! ここ は オレ が おとり に な っ から ➡

隙 を みて 逃げろ いい な !? いく ぜ !

チッ ! ど りゃ ~!!

うわ っ ! ぐ っ !

くっ …!

ヘッ … ん !?

くらえ ~!!

紅 蓮 ! ヘッ どう だ !

あっ !?

大丈夫 か !? あ ああ 。

う っ う ぅ …。 クソッ !

影 分身 の 術 !

早く オレ に お ぶ さ れ ! そ そんな こと できる か !

なんで だ よ !? それ は …。

私 の プライド が …。 バカ か !!

んな めん どくせ え こ と 言って る 場合 じゃ ねえ だ ろ !!

あっ … バ バカ ! おろせ !

じっと して ろ ! ( 三尾 の 声 )

早く しろ ! おう !

とりゃ ~ っ !!

よっ しゃ !!

わ ~ っ ! だ ~ っ !

( テンテン ) うまく いって る かな ? サクラ たち 。

ナルト が 無事 なら の 話 だ けど よ 。

( リ ー ) 大丈夫 無事 に 決まって ます 。 彼 は ボク が 一 度 は ➡

本気で 手 合わせ を し たい と 思って る 人 です から !

どうした ? 赤 丸 。

どうやら 敵 さん の お出まし の ようだ ぜ 。

ちょうど いい です 。 気分 が 高ぶって きた ところ です 。

ナルト 君 へ の 思い を この 拳 に 込めて …。

で やっ !!

また あなた たち です か 。

よく わかった な 。

たとえ 姿 や ニオイ を 消して も その 殺気 は 消せ ませ ん 。

一 度 勝った 相手 に は 負け ませ ん よ 。

甘く みる な よ 。 オレ たち は 以前 の オレ たち じゃ ねえ ぜ 。

魔 煙 丸 !

これ で は 近づけ ない …。

弾 数 なら 負け ない わ !

甘い わ よ 。

私 の クナイ が …。

現れろ 煙 龍 !

あっ …。 どうした ?

いる 。 この 下 に 。

よし 封印 班 。 準備 を 。 ( 幽鬼 丸 ) 待って 。

出口 が ない んだ 。 紅 蓮 さん たち は 出口 を 探して る 。

出口 ?

外 から 穴 を 開け られれば きっと そこ が 出口 に なる よ 。

いったい どういう こと ?

まあ まずは 湖底 を 調べて みる 必要 が あり そうだ ね 。

( 幽鬼 丸 ) 椿 …。

椿 の 花 を たくさん 持ってきて !

椿 ?

なぜ 私 を 助けた ?

それ は こっち の セリフ だ 。 どうして オレ を 助けた んだ ?

今 お前 に 死な れて は どう あがいて も 助から ない 。

なんだ よ … オレ の こと 頼り に して んじゃ ん 。

おい 傷口 は どう だ ?

触る な ! ここ から 出れば お前 と 私 は 敵 同士 だ 。

勝手に しろ 。 けど 幽鬼 丸 は 渡さ ねえ ぞ 。

どうして そんなに 幽鬼 丸 に こだわる ?

前 に も 言った だ ろ 。 どんな 事情 が あろう と ➡

お前 が くっついて る 大 蛇 丸 って ヤツ は 悪党 だ 。

どうせ お前 も 利用 さ れて んだ よ 。

アイツ みて え に …。

アイツ ? とにかく ➡

お前 や 大 蛇 丸 が いる 場所 が 帰る 場所 なんて ➡

そんな こと は 絶対 に ねえ 。

ちょっくら この先 を 見て くる って ば よ 。

影 分身 じゃ 偵察 に なら ない から な 。

クソッ … ずいぶん 深 そうだ な 。

しかた ねえ !

霧 ? まずい !

また アイツ ら か !

あっ !?

おい ! 誰 だ !? なんで こんな ところ に !

ウソ だ ろ …。

サスケ ! なんで お前 が ここ に いる んだ !?

♪♪~

あっ !?

やめろ ! サスケ !

オレ は お前 に 伝え たい こと が ある んだ !

やめろ ! サスケ !!

あっ !

これ は 三尾 の 霧 。

そう か !

《 この 霧 は 中 に いる 人間 の 心 の 弱 さ を ➡

幻覚 に して 見せる の か …。

中 に 入れば 私 も それ に 向かい合う こと に なる 》

サスケ やめろ !

あっ ! くっ …!

う ぅ … あっ ! う っ …。

♪♪~

あなた は !

あなた に 取り返し の つか ない こと を …。

( 紅 蓮 ) 許して ほしい …。

それ は 今さら 無意味だ と して も ➡

あなた の 子供 は たとえ 私 の 命 に かえて も ➡

守り抜いて みせる !

( 泣き声 )

♪♪~

う っ !? が っ !

サスケ … お前 に は 帰る 場所 が あんだ ろ !

それ を 忘れ ち まった の かよ !

なあ ! サスケ !

う っ … ぐ っ !

離せ ! 離し や がれ !

しっかり しろ ナルト お前 が 見て る の は 幻覚 だ 。

助かった ぜ 。

うち は サスケ に 会った の か ? ああ 。

ん ? お前 サスケ を 知って ん の か 。

大 蛇 丸 様 の ところ で 会った 恐ろしい ヤツ だ 。

アイツ は 無事で い ん の か ? 元気で いる の か ?

ああ なんで そんな こと を 聞く ?

決まって んだ ろ アイツ は オレ たち の 仲間 な んだ 。

必ず アイツ を 連れ戻して ➡

サスケ に 帰る べき 場所 が ある って 伝え なきゃ な ん ねえ 。

お 前 本気で うち は サスケ を 取り戻す 気 な の か ?

当たり前だ !

あの …。

うち は サスケ を ?

《 コイツ は ホント の バカ か ?

こともあろうに あの サスケ まで 助けよう と いう の か 》

フフフ アハハハハハハ !

何 が おかしい んだ よ ?

お前 みたいな バカ に は 会った こと が ない よ 。

なんだ よ 急に ! こりゃ 片腹痛い 。

あ … ホント に 痛い 。 おい 大丈夫 か ?

《 なるほど あれ が 幽鬼 丸 の 言う 異 空間 へ の 入り口 》

《 あの 膜 を 破って やれば 出口 が できる って わけ か 》

《 今 だ !》

《 雷 切 !》

なんだ ? 霧 が どこ か に …。

まさか 外 に 流れて る の か 。

いつの間に !? これ じゃ 逃げ場 が ない 。

クソッ また かよ 。

しつこい ヤツ ら だって ば よ 。

《 もう 一撃 》

《 帰って こい ナルト !》

準備 オッケ ー だ 。

今 だ よ 。

ナルト お前 に 言って おか なければ なら ない こと が ある 。

何 だって ば よ こんな とき に 。

幽鬼 丸 の 母親 は 死んで る と 言った な 。

ああ 。 殺した の は 私 だ 。

なん だって !? あの とき ➡

音 の 里 を 作ろう と して いた 大 蛇 丸 様 の 命令 で ➡

私 は 幽鬼 丸 の 里 を 襲った 。

でも 力 を 使い果たした 私 は その 場 に 倒れて しまった 。

♪♪~

( 紅 蓮 ) あの 人 は 敵 である 私 を 助けて くれた 。

(( 逃げろ 今 なら 目 を つぶる !

( 大 蛇 丸 ) 私 を 裏切る 気 ? 紅 蓮 ))

なのに 私 は … 私 は …。

大 蛇 丸 様 に 認め られ たい 一 心 で あの 人 を 。

私 は あの とき の 記憶 と 感情 を 自ら 封印 した 。

それ が 幽鬼 丸 に 会って すべて 思い出した 。

それ で 幽鬼 丸 は ?

お前 の 言う とおり だ 。

幽鬼 丸 に 取り返し の つか ない 心 の 傷 を 負わ せた 私 に ➡

あの 子 を 守る 資格 なんて ない 。

紅 蓮 。 私 は もう ダメ だ 。

でも ここ は 私 の 命 に 代えて も お前 を 守る !

必ず 生き延びて くれ 。 幽鬼 丸 を 頼む 。

んな こ と 言わ れて も 気持 悪い んだ よ 。

昔 何 が あろう と 今 の お前 は 違う んだ ろ ?

お前 …。

椿 ?

♪♪( 草笛 )

幽鬼 丸 。

アイツ が オレ たち に 出口 を 教えよう と して くれて んだ !

危 ねえ !

(2 人 ) うわ !

♪♪( 草笛 )

よし 今 だ !

うわ !

こんな とこ で お前 を くたばら せたり は し ねえ 。

オレ たち は 一緒に 帰る んだ って ば よ !

うわ ~!

え ~ これ から 収録 する シ ー ン は ➡

24 時間 以内 に 敵 の アジト に 潜入 する と いう ➡

スリリング な シ ー ン です 。 マイク 届か ねえ な 。

うわ ! あ …。

どうした ん だって ば よ 。 ヤマト 隊長 。

台本 が … ない 。

ええ !? また 忘れた んです か ?

これ で 2 回 目 です よ !

ち 違う んだ ほら 今日 は ➡

絶対 に ミス の 許さ れ ない シ ー ン だった でしょ 。

だから 念入りに V チェック を して …。

ちなみに V チェック と は 画 の 入った 映像 を 見 ながら ➡

セリフ の 練習 を する こと よ 。

言い訳 です か 木 ノ 葉 の 上 忍 も 落ちた もの です ね 。

あ あの ね そうじゃ なくて …。

かっこ悪い 。 ( いの ) 見損なっちゃ った な 。

そう だ そうだ 。 もう そんな こと 言わ ないで !

あ ~。 しようがない オレ の 見せて やる よ 。

カカシ 先輩 ! って !!

これ ボク のじゃ ない です か !

あ ? そう ? 悪い 悪い !

( ヤマト ) しかも 変な 落書き 描いて る し !

もう かんべん して ください よ !

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 108 - 椿 の 道標 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|つばき||みちしるべ Naruto Shippuden - Season 5 - 108 - Tsubaki's Signpost Naruto Shippuden - Temporada 5 - 108 - La Señal de Tsubaki Naruto Shippuden - Saison 5 - 108 - Le panneau de Tsubaki

( サクラ ) ホント な の ? ナルト が 三尾 の 中 に いる って 。 ||||||みお||なか||| 사쿠라||||||삼미|||||

( カブト ) フン 。 あの はしゃぎ よう まるで ガキ だ ね 。 벌레|||신나게 놀다|||||

( 濡 羅 吏 ) キャハハハッ なんか 気分 いい じゃ ない 。 ぬら|ら|り|||きぶん||| 젖은|라|관리||||||

( 鬼 霧 ) ああ 今 まで の オレ じゃ ねえ みて えだ 。 おに|きり||いま||||||| 귀신|안개|||||||||

( 鬼 鳳 ) これ まで の 疲れ が 吹っ飛んで る 。 おに|おおとり||||つかれ||ふっとんで|

いや それ だけ じゃ ねえ 。

なんか こう 力 が みなぎる って の 。 ||ちから||||

いい かい なんと して も 木 ノ 葉 の 連中 から 幽鬼 丸 を 取り返す んだ 。 |||||き||は||れんちゅう||ゆうき|まる||とりかえす|

ウフフフッ 心配 症 ね メガネ 君 。 |しんぱい|しょう|||きみ

今 なら 誰 に も 負ける 気 が し ねえ 。 いま||だれ|||まける|き|||

例え 紅 蓮 に だって な ! たとえ|くれない|はす|||

《 フッ せいぜい 活躍 して くれよ 。 まあ 期待 して ない けど ね 》 ||かつやく||||きたい||||

( カカシ ) その 話 ホント な の か ? ||はなし||||

この 子 が 幽鬼 丸 が 言う に は ➡ |こ||ゆうき|まる||いう||

紅 蓮 て 晶 遁使 い は 生きて る って 。 くれない|はす||あき|とんし|||いきて||

( ヤマト ) ナルト も その 紅 蓮 と 一緒に 三 尾 に 飲み込ま れた と 言う んだ ね 。 ||||くれない|はす||いっしょに|みっ|お||のみこま|||いう||

( カカシ ) これ だけ 捜して も 見つから ない と いう こと は ➡ |||さがして||みつから|||||

その 話 は まんざら ウソ でも な さ そうだ な 。 |はなし|||||||そう だ|

だが なぜ 紅 蓮 が 無事だ と わかる ? ||くれない|はす||ぶじだ||

( 幽鬼 丸 ) これ は 紅 蓮 さん が 作って くれた 。 ゆうき|まる|||くれない|はす|||つくって|

紅 蓮 さん に 何 か あれば これ も 壊れちゃ う 。 くれない|はす|||なん|||||こぼれちゃ|

なるほど ね 。

( シズネ ) でも それ は 紅 蓮 が 無事である 証拠 であって ➡ ||||くれない|はす||ぶじである|しょうこ|

ナルト 君 が 無事で いる と いう こと に は なら ない わ 。 |きみ||ぶじで|||||||||

確かに 三尾 の 腹 の 中 が どう なって る か は ➡ たしかに|みお||はら||なか||||||

誰 に も わから ない 。 ( キバ ) 例え 無事だった と して も ➡ だれ||||||たとえ|ぶじだった|||

ナルト と 晶 遁 野郎 は 一緒な んだ ろ ? ||あき|とん|やろう||いっしょな||

すでに 2 人 で やりあって 決着 が ついて る って こと も ある ぜ 。 |じん|||けっちゃく||||||||

それ じゃ ナルト は …。 今 そんな 仮定 は 無意味だ ね 。 ||||いま||かてい||むいみだ|

生きて る こと を 信じ まずは 三 尾 を 探さ ない と 。 いきて||||しんじ||みっ|お||さがさ||

ボク 探して みる 。 |さがして|

探せる の か ? 三 尾 を 。 さがせる|||みっ|お|

うん 。 はっきり と は わから ない んだ けど 感じる んだ 。 ||||||||かんじる|

でも 三 尾 を 発見 して それ から どう すんだ よ 。 |みっ|お||はっけん||||||

もう 一 度 封印 術 を 行う わ 。 |ひと|たび|ふういん|じゅつ||おこなう|

よし その 間 に ナルト の 救出 を 試そう 。 ||あいだ||||きゅうしゅつ||ためそう

三尾 が 暴れた 場合 に 備え ヤマト 。 みお||あばれた|ばあい||そなえ|

ナルト と 一緒に 紅 蓮 が 発見 さ れた とき の ため に ➡ ||いっしょに|くれない|はす||はっけん||||||

シノ に も 同行 して もらう 。 |||どうこう||

サイ は 上空 で 待機 。 ||じょうくう||たいき

残り は あたり の 警戒 に あたって もらう 。 のこり||||けいかい|||

あの カブト が 相手 だ 。 何 を 仕掛けて くる か 。 |||あいて||なん||しかけて||

ナルト を 頼む ぜ 。 ( シノ ) ああ 。 ||たのむ|||

お前たち も 気 を つけろ 。 ( カカシ ) シノ ! おまえたち||き||||

そろそろ 出して くれ 。 わかった 。 |だして||

さ ぁ みんな 。

私 たち 封印 班 は 隊 の 最後尾 から ➡ わたくし||ふういん|はん||たい||さいこうび|

三尾 を 刺激 し ない ように 静かに 進む わ よ 。 みお||しげき||||しずかに|すすむ||

(3 人 ) はい ! じん|

( ヒナタ ) ナルト 君 …。 ||きみ

♪♪~

( ナルト ) ん っ !?

うわ っ !

うわ っ … だ ぁ !

ゲッ !!

ギャ ー ッ !!

だ ぁ ~ っ !!

( 紅 蓮 ) どうした ? クッ ! やられた な 。 くれない|はす||||

影 分身 が 全部 。 なんだ と !? かげ|ぶんしん||ぜんぶ||

この 音 は … ヤツ ら だ ! |おと||||

や ばい ぞ この 数 は ! ||||すう|

クッ !

なんだ ?

ゲッ ! あんな で け え の も い ん の か よ !?

やる しか ない 。

って そんな 体 で お前 戦え ん の か よ !? ||からだ||おまえ|たたかえ||||

どこ に 逃げ場 が ある !? ||にげば||

確かに ねえ けど よ 。 たしかに|||

晶 遁 六角 手 裏 剣 ! あき|とん|ろっかく|て|うら|けん

クッ ! ほら みろ !

全然 効か ねえ じゃ ねえ か ! ここ は オレ が おとり に な っ から ➡ ぜんぜん|きか|||||||||||||

隙 を みて 逃げろ いい な !? いく ぜ ! すき|||にげろ||||

チッ ! ど りゃ ~!!

うわ っ ! ぐ っ !

くっ …!

ヘッ … ん !?

くらえ ~!!

紅 蓮 ! ヘッ どう だ ! くれない|はす|||

あっ !?

大丈夫 か !? あ ああ 。 だいじょうぶ|||

う っ う ぅ …。 クソッ !

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

早く オレ に お ぶ さ れ ! そ そんな こと できる か ! はやく|||||||||||

なんで だ よ !? それ は …。

私 の プライド が …。 バカ か !! わたくし|||||

んな めん どくせ え こ と 言って る 場合 じゃ ねえ だ ろ !! ||||||いって||ばあい||||

あっ … バ バカ ! おろせ !

じっと して ろ ! ( 三尾 の 声 ) |||みお||こえ

早く しろ ! おう ! はやく||

とりゃ ~ っ !!

よっ しゃ !!

わ ~ っ ! だ ~ っ !

( テンテン ) うまく いって る かな ? サクラ たち 。

ナルト が 無事 なら の 話 だ けど よ 。 ||ぶじ|||はなし|||

( リ ー ) 大丈夫 無事 に 決まって ます 。 彼 は ボク が 一 度 は ➡ ||だいじょうぶ|ぶじ||きまって||かれ||||ひと|たび|

本気で 手 合わせ を し たい と 思って る 人 です から ! ほんきで|て|あわせ|||||おもって||じん||

どうした ? 赤 丸 。 |あか|まる

どうやら 敵 さん の お出まし の ようだ ぜ 。 |てき|||おでまし|||

ちょうど いい です 。 気分 が 高ぶって きた ところ です 。 |||きぶん||たかぶって|||

ナルト 君 へ の 思い を この 拳 に 込めて …。 |きみ|||おもい|||けん||こめて

で やっ !!

また あなた たち です か 。

よく わかった な 。

たとえ 姿 や ニオイ を 消して も その 殺気 は 消せ ませ ん 。 |すがた||||けして|||さっき||けせ||

一 度 勝った 相手 に は 負け ませ ん よ 。 ひと|たび|かった|あいて|||まけ|||

甘く みる な よ 。 オレ たち は 以前 の オレ たち じゃ ねえ ぜ 。 あまく|||||||いぜん||||||

魔 煙 丸 ! ま|けむり|まる

これ で は 近づけ ない …。 |||ちかづけ|

弾 数 なら 負け ない わ ! たま|すう||まけ||

甘い わ よ 。 あまい||

私 の クナイ が …。 わたくし|||

現れろ 煙 龍 ! あらわれろ|けむり|りゅう

あっ …。 どうした ?

いる 。 この 下 に 。 ||した|

よし 封印 班 。 準備 を 。 ( 幽鬼 丸 ) 待って 。 |ふういん|はん|じゅんび||ゆうき|まる|まって

出口 が ない んだ 。 紅 蓮 さん たち は 出口 を 探して る 。 でぐち||||くれない|はす||||でぐち||さがして|

出口 ? でぐち

外 から 穴 を 開け られれば きっと そこ が 出口 に なる よ 。 がい||あな||あけ|||||でぐち|||

いったい どういう こと ?

まあ まずは 湖底 を 調べて みる 必要 が あり そうだ ね 。 ||こてい||しらべて||ひつよう|||そう だ|

( 幽鬼 丸 ) 椿 …。 ゆうき|まる|つばき

椿 の 花 を たくさん 持ってきて ! つばき||か|||もってきて

椿 ? つばき

なぜ 私 を 助けた ? |わたくし||たすけた

それ は こっち の セリフ だ 。 どうして オレ を 助けた んだ ? |||||||||たすけた|

今 お前 に 死な れて は どう あがいて も 助から ない 。 いま|おまえ||しな||||||たすから|

なんだ よ … オレ の こと 頼り に して んじゃ ん 。 |||||たより||||

おい 傷口 は どう だ ? |きずぐち|||

触る な ! ここ から 出れば お前 と 私 は 敵 同士 だ 。 さわる||||でれば|おまえ||わたくし||てき|どうし|

勝手に しろ 。 けど 幽鬼 丸 は 渡さ ねえ ぞ 。 かってに|||ゆうき|まる||わたさ||

どうして そんなに 幽鬼 丸 に こだわる ? ||ゆうき|まる||

前 に も 言った だ ろ 。 どんな 事情 が あろう と ➡ ぜん|||いった||||じじょう|||

お前 が くっついて る 大 蛇 丸 って ヤツ は 悪党 だ 。 おまえ||||だい|へび|まる||||あくとう|

どうせ お前 も 利用 さ れて んだ よ 。 |おまえ||りよう||||

アイツ みて え に …。

アイツ ? とにかく ➡

お前 や 大 蛇 丸 が いる 場所 が 帰る 場所 なんて ➡ おまえ||だい|へび|まる|||ばしょ||かえる|ばしょ|

そんな こと は 絶対 に ねえ 。 |||ぜったい||

ちょっくら この先 を 見て くる って ば よ 。 |このさき||みて||||

影 分身 じゃ 偵察 に なら ない から な 。 かげ|ぶんしん||ていさつ|||||

クソッ … ずいぶん 深 そうだ な 。 ||ふか|そう だ|

しかた ねえ !

霧 ? まずい ! きり|

また アイツ ら か !

あっ !?

おい ! 誰 だ !? なんで こんな ところ に ! |だれ|||||

ウソ だ ろ …。

サスケ ! なんで お前 が ここ に いる んだ !? ||おまえ|||||

♪♪~

あっ !?

やめろ ! サスケ !

オレ は お前 に 伝え たい こと が ある んだ ! ||おまえ||つたえ|||||

やめろ ! サスケ !!

あっ !

これ は 三尾 の 霧 。 ||みお||きり

そう か !

《 この 霧 は 中 に いる 人間 の 心 の 弱 さ を ➡ |きり||なか|||にんげん||こころ||じゃく||

幻覚 に して 見せる の か …。 げんかく|||みせる||

中 に 入れば 私 も それ に 向かい合う こと に なる 》 なか||はいれば|わたくし||||むかいあう|||

サスケ やめろ !

あっ ! くっ …!

う ぅ … あっ ! う っ …。

♪♪~

あなた は !

あなた に 取り返し の つか ない こと を …。 ||とりかえし|||||

( 紅 蓮 ) 許して ほしい …。 くれない|はす|ゆるして|

それ は 今さら 無意味だ と して も ➡ ||いまさら|むいみだ|||

あなた の 子供 は たとえ 私 の 命 に かえて も ➡ ||こども|||わたくし||いのち|||

守り抜いて みせる ! まもりぬいて|

( 泣き声 ) なきごえ

♪♪~

う っ !? が っ !

サスケ … お前 に は 帰る 場所 が あんだ ろ ! |おまえ|||かえる|ばしょ|||

それ を 忘れ ち まった の かよ ! ||わすれ||||

なあ ! サスケ !

う っ … ぐ っ !

離せ ! 離し や がれ ! はなせ|はなし||

しっかり しろ ナルト お前 が 見て る の は 幻覚 だ 。 |||おまえ||みて||||げんかく|

助かった ぜ 。 たすかった|

うち は サスケ に 会った の か ? ああ 。 ||||あった|||

ん ? お前 サスケ を 知って ん の か 。 |おまえ|||しって|||

大 蛇 丸 様 の ところ で 会った 恐ろしい ヤツ だ 。 だい|へび|まる|さま||||あった|おそろしい||

アイツ は 無事で い ん の か ? 元気で いる の か ? ||ぶじで|||||げんきで|||

ああ なんで そんな こと を 聞く ? |||||きく

決まって んだ ろ アイツ は オレ たち の 仲間 な んだ 。 きまって||||||||なかま||

必ず アイツ を 連れ戻して ➡ かならず|||つれもどして

サスケ に 帰る べき 場所 が ある って 伝え なきゃ な ん ねえ 。 ||かえる||ばしょ||||つたえ||||

お 前 本気で うち は サスケ を 取り戻す 気 な の か ? |ぜん|ほんきで|||||とりもどす|き|||

当たり前だ ! あたりまえだ

あの …。

うち は サスケ を ?

《 コイツ は ホント の バカ か ?

こともあろうに あの サスケ まで 助けよう と いう の か 》 ||||たすけよう||||

フフフ アハハハハハハ !

何 が おかしい んだ よ ? なん||||

お前 みたいな バカ に は 会った こと が ない よ 。 おまえ|||||あった||||

なんだ よ 急に ! こりゃ 片腹痛い 。 ||きゅうに||かたはらいたい

あ … ホント に 痛い 。 おい 大丈夫 か ? |||いたい||だいじょうぶ|

《 なるほど あれ が 幽鬼 丸 の 言う 異 空間 へ の 入り口 》 |||ゆうき|まる||いう|い|くうかん|||いりぐち

《 あの 膜 を 破って やれば 出口 が できる って わけ か 》 |まく||やぶって||でぐち|||||

《 今 だ !》 いま|

《 雷 切 !》 かみなり|せつ

なんだ ? 霧 が どこ か に …。 |きり||||

まさか 外 に 流れて る の か 。 |がい||ながれて|||

いつの間に !? これ じゃ 逃げ場 が ない 。 いつのまに|||にげば||

クソッ また かよ 。

しつこい ヤツ ら だって ば よ 。

《 もう 一撃 》 |いちげき

《 帰って こい ナルト !》 かえって||

準備 オッケ ー だ 。 じゅんび|||

今 だ よ 。 いま||

ナルト お前 に 言って おか なければ なら ない こと が ある 。 |おまえ||いって|||||||

何 だって ば よ こんな とき に 。 なん||||||

幽鬼 丸 の 母親 は 死んで る と 言った な 。 ゆうき|まる||ははおや||しんで|||いった|

ああ 。 殺した の は 私 だ 。 |ころした|||わたくし|

なん だって !? あの とき ➡

音 の 里 を 作ろう と して いた 大 蛇 丸 様 の 命令 で ➡ おと||さと||つくろう||||だい|へび|まる|さま||めいれい|

私 は 幽鬼 丸 の 里 を 襲った 。 わたくし||ゆうき|まる||さと||おそった

でも 力 を 使い果たした 私 は その 場 に 倒れて しまった 。 |ちから||つかいはたした|わたくし|||じょう||たおれて|

♪♪~

( 紅 蓮 ) あの 人 は 敵 である 私 を 助けて くれた 。 くれない|はす||じん||てき||わたくし||たすけて|

(( 逃げろ 今 なら 目 を つぶる ! にげろ|いま||め||

( 大 蛇 丸 ) 私 を 裏切る 気 ? 紅 蓮 )) だい|へび|まる|わたくし||うらぎる|き|くれない|はす

なのに 私 は … 私 は …。 |わたくし||わたくし|

大 蛇 丸 様 に 認め られ たい 一 心 で あの 人 を 。 だい|へび|まる|さま||みとめ|||ひと|こころ|||じん|

私 は あの とき の 記憶 と 感情 を 自ら 封印 した 。 わたくし|||||きおく||かんじょう||おのずから|ふういん|

それ が 幽鬼 丸 に 会って すべて 思い出した 。 ||ゆうき|まる||あって||おもいだした

それ で 幽鬼 丸 は ? ||ゆうき|まる|

お前 の 言う とおり だ 。 おまえ||いう||

幽鬼 丸 に 取り返し の つか ない 心 の 傷 を 負わ せた 私 に ➡ ゆうき|まる||とりかえし||||こころ||きず||おわ||わたくし|

あの 子 を 守る 資格 なんて ない 。 |こ||まもる|しかく||

紅 蓮 。 私 は もう ダメ だ 。 くれない|はす|わたくし||||

でも ここ は 私 の 命 に 代えて も お前 を 守る ! |||わたくし||いのち||かえて||おまえ||まもる

必ず 生き延びて くれ 。 幽鬼 丸 を 頼む 。 かならず|いきのびて||ゆうき|まる||たのむ

んな こ と 言わ れて も 気持 悪い んだ よ 。 |||いわ|||きもち|わるい||

昔 何 が あろう と 今 の お前 は 違う んだ ろ ? むかし|なん||||いま||おまえ||ちがう||

お前 …。 おまえ

椿 ? つばき

♪♪( 草笛 ) くさぶえ

幽鬼 丸 。 ゆうき|まる

アイツ が オレ たち に 出口 を 教えよう と して くれて んだ ! |||||でぐち||おしえよう||||

危 ねえ ! き|

(2 人 ) うわ ! じん|

♪♪( 草笛 ) くさぶえ

よし 今 だ ! |いま|

うわ !

こんな とこ で お前 を くたばら せたり は し ねえ 。 |||おまえ||||||

オレ たち は 一緒に 帰る んだ って ば よ ! |||いっしょに|かえる||||

うわ ~!

え ~ これ から 収録 する シ ー ン は ➡ |||しゅうろく|||||

24 時間 以内 に 敵 の アジト に 潜入 する と いう ➡ じかん|いない||てき||||せんにゅう|||

スリリング な シ ー ン です 。 マイク 届か ねえ な 。 |||||||とどか||

うわ ! あ …。

どうした ん だって ば よ 。 ヤマト 隊長 。 ||||||たいちょう

台本 が … ない 。 だいほん||

ええ !? また 忘れた んです か ? ||わすれた||

これ で 2 回 目 です よ ! ||かい|め||

ち 違う んだ ほら 今日 は ➡ |ちがう|||きょう|

絶対 に ミス の 許さ れ ない シ ー ン だった でしょ 。 ぜったい||||ゆるさ|||||||

だから 念入りに V チェック を して …。 |ねんいりに|v|||

ちなみに V チェック と は 画 の 入った 映像 を 見 ながら ➡ |v||||が||はいった|えいぞう||み|

セリフ の 練習 を する こと よ 。 ||れんしゅう||||

言い訳 です か 木 ノ 葉 の 上 忍 も 落ちた もの です ね 。 いいわけ|||き||は||うえ|おし||おちた|||

あ あの ね そうじゃ なくて …。 |||そう じゃ|

かっこ悪い 。 ( いの ) 見損なっちゃ った な 。 かっこわるい||みそこなっちゃ||

そう だ そうだ 。 もう そんな こと 言わ ないで ! ||そう だ||||いわ|

あ ~。 しようがない オレ の 見せて やる よ 。 ||||みせて||

カカシ 先輩 ! って !! |せんぱい|

これ ボク のじゃ ない です か !

あ ? そう ? 悪い 悪い ! ||わるい|わるい

( ヤマト ) しかも 変な 落書き 描いて る し ! ||へんな|らくがき|えがいて||

もう かんべん して ください よ !