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神撃のバハムート (Rage of Bahamut. VIRGIN SOUL), Shingeki no Bahamut: Virgin Soul (Rage of Bahamut: Virgin Soul) Episode 22

Shingeki no Bahamut : Virgin Soul ( Rage of Bahamut : Virgin Soul ) Episode 22

( アザゼル ) ムガロ を 殺し た の は 誰 だ ! ? ( カイザル ) それ 以上 の 侮辱 は

許さ ぬ ぞ ! ( ファバロ ・ レオ ー ネ ) あの ガキ を 殺し た の は

アレ サンド だ 。 ( ディアス ) また

戦い に なる かも しれ ませ ん な 。 ( ニ ー ナ ・ ドランゴ ) これ 以上 あの 人 が

私 の 大切 な 人 たち の 命 を 奪う なら

私 が 絶対 に 止める 。

( アザゼル ) 今 こそ アナ ティ 進軍 の とき です 。

( ジャンヌ ) 私 は シャリ オス 17 世 の 暴挙 を

決して 許さ ない 。

虐げ られ し 者 たち よ 2 つ の 月 が 重なる とき

武器 を 取り イー ディス の 丘 へ と 集え 。

今 こそ 反逆 の とき だ 。

( ハンサ ) エイ ボス … 10 年 前 の あの 日 以来 です ねぇ 。

♪ ~

( バハム ー ト ・ 回想 ) ( ( グオォーー ! ) )

( ( ドカーン ! ) )

♪ ~

( バッカス ) 王 の 野郎 あんな 所 で 何 する つもり だ 。

( ハンサ ) あの 件 で 草 一 つ 生え ない 焦 土 と なった そう です クワァ ら ね 。

バッカス もっと 速く 。 ( バッカス ) バカ 言う な 。

これ 以上 出し たら ヒッポ グリフ が 死 ん じ まう 。

♪ ~

♪ ~

( シャブロル ) いや ~ バチバチ き とり ます なぁ 。

封印 と はざま が 拡大 する 力 。

このまま 互い の 出力 が 高まり 続け れ ば

間もなく 臨界 点 を 超え ます ぞ 。

さすれば 大陸 の 半分 が 消し飛ぶ かも しれ ませ ん なぁ 。

( シャリオス 17 世 ) 分かって いる 。 封印 を 解除 し 計画 を 進める 。

( バハム ー ト ) グオォーー …

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

( 連合 軍 ) ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ !

よくぞ 集って くれ た 。

ここ に いる の は 皆 王 と それ に 従う 者 たち に より

憂き目 に 遭って き た 者 たち で あ ろ う 。

♪ ~

私 は 息子 を 奪わ れ た 。

♪ ~

この 戦い 必ず 勝つ !

( 連合 軍 ) おお ~~~

♪ ~

ヒヒィーン ! 進軍 せよ !

( 兵士 ) もたもた せ ず 早く 行け !

また 避難 かい ! いいかげん バカ らしく なって き た よ 。

じゃあ 戦 の ない 国 に 引っ越す か ! ? どこ だ そりゃ !

ニーナ が い た 頃 と は 随分 変わ っち まっ た な … 。

( 漆黒 兵 ) 一般 兵 は 裏 を 固めろ 。

( 隊長 ) 牢獄 島 の 警備 を 最 優先 に しろ 。

他 は 捨て て も かまわ ん 。

ドロ モス に だけ は 何 人 たり と も 近づける な 。

( 漆黒 兵 ) はっ 。

人 が 相手 か … 。

♪ ~

ご ほっ ご ほっ !

♪ ~

ヒヒィーン ブルル … ( 馬 の 鳴き声 )

( 兵士 ) 第 二 の 連中 も ほとんど 聖 女 に 下った ん だ と よ 。

( 兵士 ) 本当 か よ ? 俺 ら も 便乗 し た 方 が よかった ん じゃ … 。

( 兵士 ) 城 の 守り も 薄い し 大丈夫 か よ ? この 戦い 。

( 兵士 ) しかも より に よって 臨時 の 指揮 官 が あいつ じゃ な … 。

( 兵士 ) おい 聞こえる ぞ 。

( アレサンド ・ 心 の 声 ) ≪ ディアス さん どこ 行 っち まっ た ん だ よ ≫

違う … 。

俺 は 悪く ない 。

う ぅ … 。

♪ ~

ジャンヌ 様 私 の 話 を 聞い て ください 。

あなた の ご 子息 の 件 に 王 の 意思 は あり ませ ん 。

あれ は … 。

私 の 部下 アレ サンド の 単独 行 為 です 。

全て は ヤツ を アジト に 引き入れ た 私 の 責任 。

( カイザル ) このまま 戦って も 無駄 に 血 が 流れる だけ です 。

どう か 進軍 を おや めく だ さい 。

♪ ~

( 連合 軍 ) おお ~~ ! なぜ ?

エル を 失った こと は 紛れ も ない 事実 。

そして 王 が エル の 命 を 狙い 続け て き た こと も また 事実 。

私 は エル に 向け られ た 悪意 を 許さ ない 。

♪ ~

( 軍 神 ) どけ 。

( カイザル ) う っ … 。

♪ ~

( 兵士 ) 来 た ぞ ~ ! ≫ カン カン カン カン ! ( 警鐘 )

神 の ご 加護 は 我 に あり !

♪ ~

ドカーン !

ドカーン !

いざ 出陣 ! ( 連合 軍 ) おお ~~ !

♪ ~

ドド ドドッ !

♪ ~

( 連合 軍兵 ) おら っ 行け 行け 行け ~ !

♪ ~

( ハンサ ) 霧 ばっかり で 何 も 見え ませ ん ねぇ 。

( バッカス ) なんだか きな臭 ぇ 霧 だ な 。

あっ ? なん だ ? ありゃ 。

バッカス 近づ い て 。 ( バッカス ) 大丈夫 か ?

いい から !

バリバリッ !

( ハンサ ) クワァ ~ ! まずい !

♪ ~

( ハンサ ) あれ は 何 な ん でしょ う ?

この 霧 は カモフラージュ だ なぁ たぶん 。

よほど 見 られ ちゃ まずい もの が あの 下 に ある み て ぇ だ な 。

いる 。

♪ ~

( バッカス ) まさか 王 の 野郎 … 。

ああ 。 まっ ちょっと 見 て くる 。

≫ ( ハンサ ) あっ お嬢さん ! お っ 。

った く … 。 ん じゃ 行って くる 。

頼 ん だ ぞ ボンバー ヘッド 。

陛下 ?

≪ ( 兵士 ) 侵入 者 です !

バキッ バキッ ! バン バン !

おい ちょっと 強引 すぎ や し ねぇ か ?

も う ~ 。

♪ ~

ニーナ ! バキッ !

♪ ~

は ぁ ~。 予想外 の 展開 です なぁ 。

♪ ~

はっ … 。

( バハム ー ト ) グオォーー !

♪ ~

や っぱ バハムート か 。

バハムート ?

お め ぇ ら 何 たく らん で や がる ?

何 を たく らん で よ う が かまわ ない 。

これ 以上 命 を 奪う なら

私 が 止める !

ガシャン ! おい !

♪ ~

どう し た ? やれ 。

♪ ~

ガキン ! ( バハム ー ト ) グオォーー !

♪ ~

( シャブロル ) 盛り上がって る ところ 悪い が

そろそろ 脱出 し たい ん だ が のう 。

♪ ~

♪ ~

正直 に 答え て くれよ 。 あんた あの 化け物 よみがえら せ て

何 する 気 だ ?

小僧 お前 は 何 も 分 か っと ら ん 。

あっ ? 邪魔 す ん な じ じい 。 バハムート なぞ よみがえら せ て

誰 が 楽しい もの か 。 その お方 が やろ う と し て いる こと は

その 逆 だ !

これ 以上 邪魔 さ れる 方 が 一大事 な ん で ね 。

話 が 見え ねぇ なぁ 。 王様 を 殺さ れ たく なけりゃ

教え て くれよ じ じい 。 陛下 の 目的 は

バハムート 討伐 に ある 。

えっ … 。

討伐 って … 。

まさか あの 大砲 で か ?

時間 が ない から 手短 に 教え て やる 。

10 年 前 当時 王家 に 仕える 執事 の 一 人 で あった 男 が

復興 最中 の 城 内 で ある 隠し 部屋 を 発見 し た 。

後 に 漆黒 兵 の 隊長 を 担う 男 が 発見 し た その 部屋 は

史実 から は 隠さ れ た バハムート 事件 の 犯人 の 一 人

マルチ ネ と 呼ば れ た 悪魔 の 隠し 部屋 だった 。

その 古書 に は 一体 どう やって 調べ た の か は 分から ん が

バハムート に よる 破壊 を くわ だ て た 際 の 情報 と

神々 が 封印 する 古代 の 技術 に つい て

事細か に 膨大 に 記さ れ て い た 。

マルチネ … 。

( シャブロル ) そして わし ら は

古書 の 内容 の 整合 性 を 図って いく うち に

滅ぼし き れ なかった この 大地 に

必ず また バハムート が 現れる こと を

確信 し た の だ 。

その 危機 を 回避 する ため 我々 は

強靱 な 精神 力 を 持つ 王 を 必要 と し

共に バハムート 討伐 の 計画 を 進め た の だ 。

( ( ドスッ ! ) )

♪ ~

なるほど 。 とても 信じ られ ねぇ が … 。

( バハム ー ト ) グオォーー !

♪ ~

この 雄 たけ び が 何より の 証拠 だ 。

で その 手 は どう し た ?

黒い 鎧 の お っ さん に も 同じ よう な あざ が あった 。

目ざとい ヤツ め 。

何事 も なす ため に は 代償 が 必要 だ 。

バハムート を 葬る の だ 。 当然 だ ろ 。

それ は 同感 だ が あんた 死ぬ 気 か ?

その 見え て ない 左 目 も その 計画 の 代償 だ ろ ?

クリス !

これ は 宿命 だ 。 母 を バハムート に より 失った とき から

この 運命 は 私 だけ に 定め られ た もの だ 。

だから …

邪魔 を し ない で くれ 。

♪ ~

最後 に 聞か せ て くれ ねぇ か 王様 。

俺 ら が ここ に 来 た とき なんで ニーナ を 見 て 驚 い た ?

あの 黒い 鎧 の お っ さん に ニ ー ナ は 死 ん だ と でも 言わ れ た か ?

♪ ~

あの お っ さん は あんた が ニーナ を 始末 する よう に

命令 し た と 言った が そい つ は うそ だ 。

そんな 命令 す ん なら 舞踏 会 の 夜 に 見逃す 必要 なんて ない から な 。

それ に ジャンヌ の ガキ が 殺さ れ た の も

あんた の 命令 じゃ ない 。

あんた の 目的 が バハムート 討伐 なら

この タイミング で 神 に ケンカ を 売る の は 百害 あって 一利 なし だ 。

どう だ ?

♪ ~

♪ ~

ドドォーン !

♪ ~

今 なら まだ 間に合う 。 死に たく なけ れ ば 去れ 。

あっ ? ちょ っ … 待て !

それ じゃあ な 小僧 。

♪ ~

( バハム ー ト ) グオォーー !

師匠 ! これ なんとか な ん ない の ! ?

お前 … え えっ ! ? ビリビリッ … ビリビリ ビリッ !

う わ っ ! ドドォーン !

う わ わ っ … 。

♪ ~

ゴゴゴゴッ !

♪ ~

おいおい や べ ぇ ぞ こりゃ 。

クワッ クワッ ! 来 まし た !

早く 来い !

♪ ~

ぐ っ ! う わ っ !

跳べ ニーナ !

♪ ~

ん っ ! ん っ !

♪ ~

♪ ~

バッカス もっと 離れろ !

分かって る っ つ ぅ の ! ん っ 。

♪ ~

来る ぞ !

ドシュー !

ドカーン !

ドシュー ドシュー ドシュー !

ドカーン !

♪ ~

ドカーン !

♪ ~

陣 を 組め ! ヤツ を このまま アナ ティ へ 連れ て いく !

♪ ~

♪ ~

10 年 ぶり だ な 。

♪ ~

グオォーーー

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~


Shingeki no Bahamut : Virgin Soul ( Rage of Bahamut : Virgin Soul ) Episode 22

( アザゼル ) ムガロ を 殺し た の は 誰 だ ! ? ( カイザル ) それ 以上 の 侮辱 は |||ころし||||だれ||||いじょう||ぶじょく|

許さ ぬ ぞ ! ( ファバロ ・ レオ ー ネ ) あの ガキ を 殺し た の は ゆるさ||||||||||ころし|||

アレ サンド だ 。 ( ディアス ) また

戦い に なる かも しれ ませ ん な 。 ( ニ ー ナ ・ ドランゴ ) これ 以上 あの 人 が たたかい|||||||||||||いじょう||じん|

私 の 大切 な 人 たち の 命 を 奪う なら わたくし||たいせつ||じん|||いのち||うばう|

私 が 絶対 に 止める 。 わたくし||ぜったい||とどめる

( アザゼル ) 今 こそ アナ ティ 進軍 の とき です 。 |いま||||しんぐん|||

( ジャンヌ ) 私 は シャリ オス 17 世 の 暴挙 を |わたくし|||おす|よ||ぼうきょ|

決して 許さ ない 。 けっして|ゆるさ|

虐げ られ し 者 たち よ 2 つ の 月 が 重なる とき しいたげ|||もの|||||つき||かさなる|

武器 を 取り イー ディス の 丘 へ と 集え 。 ぶき||とり||||おか|||つどえ

今 こそ 反逆 の とき だ 。 いま||はんぎゃく|||

( ハンサ ) エイ ボス … 10 年 前 の あの 日 以来 です ねぇ 。 |えい|ぼす|とし|ぜん|||ひ|いらい||

♪ ~

( バハム ー ト ・ 回想 ) ( ( グオォーー ! ) ) |||かいそう|グオォー-

( ( ドカーン ! ) )

♪ ~

( バッカス ) 王 の 野郎 あんな 所 で 何 する つもり だ 。 |おう||やろう||しょ||なん|||

( ハンサ ) あの 件 で 草 一 つ 生え ない 焦 土 と なった そう です クワァ ら ね 。 ||けん||くさ|ひと||はえ||あせ|つち|||||||

バッカス もっと 速く 。 ( バッカス ) バカ 言う な 。 ||はやく||ばか|いう|

これ 以上 出し たら ヒッポ グリフ が 死 ん じ まう 。 |いじょう|だし|||||し|||

♪ ~

♪ ~

( シャブロル ) いや ~ バチバチ き とり ます なぁ 。

封印 と はざま が 拡大 する 力 。 ふういん||||かくだい||ちから

このまま 互い の 出力 が 高まり 続け れ ば |たがい||しゅつりょく||たかまり|つづけ||

間もなく 臨界 点 を 超え ます ぞ 。 まもなく|りんかい|てん||こえ||

さすれば 大陸 の 半分 が 消し飛ぶ かも しれ ませ ん なぁ 。 |たいりく||はんぶん||けしとぶ|||||

( シャリオス 17 世 ) 分かって いる 。 封印 を 解除 し 計画 を 進める 。 |よ|わかって||ふういん||かいじょ||けいかく||すすめる

( バハム ー ト ) グオォーー … |||グオォー-

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

♪ ~

( 連合 軍 ) ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! れんごう|ぐん|||||

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ ! ジャンヌ !

ジャンヌ !

よくぞ 集って くれ た 。 |つどって||

ここ に いる の は 皆 王 と それ に 従う 者 たち に より |||||みな|おう||||したがう|もの|||

憂き目 に 遭って き た 者 たち で あ ろ う 。 うきめ||あって|||もの|||||

♪ ~

私 は 息子 を 奪わ れ た 。 わたくし||むすこ||うばわ||

♪ ~

この 戦い 必ず 勝つ ! |たたかい|かならず|かつ

( 連合 軍 ) おお ~~~ れんごう|ぐん|

♪ ~

ヒヒィーン ! 進軍 せよ ! |しんぐん|

( 兵士 ) もたもた せ ず 早く 行け ! へいし||||はやく|いけ

また 避難 かい ! いいかげん バカ らしく なって き た よ 。 |ひなん|||ばか|||||

じゃあ 戦 の ない 国 に 引っ越す か ! ? どこ だ そりゃ ! |いくさ|||くに||ひっこす||||

ニーナ が い た 頃 と は 随分 変わ っち まっ た な … 。 ||||ころ|||ずいぶん|かわ||||

( 漆黒 兵 ) 一般 兵 は 裏 を 固めろ 。 しっこく|つわもの|いっぱん|つわもの||うら||かためろ

( 隊長 ) 牢獄 島 の 警備 を 最 優先 に しろ 。 たいちょう|ろうごく|しま||けいび||さい|ゆうせん||

他 は 捨て て も かまわ ん 。 た||すて||||

ドロ モス に だけ は 何 人 たり と も 近づける な 。 |||||なん|じん||||ちかづける|

( 漆黒 兵 ) はっ 。 しっこく|つわもの|

人 が 相手 か … 。 じん||あいて|

♪ ~

ご ほっ ご ほっ !

♪ ~

ヒヒィーン ブルル … ( 馬 の 鳴き声 ) ||うま||なきごえ

( 兵士 ) 第 二 の 連中 も ほとんど 聖 女 に 下った ん だ と よ 。 へいし|だい|ふた||れんちゅう|||せい|おんな||くだった||||

( 兵士 ) 本当 か よ ? 俺 ら も 便乗 し た 方 が よかった ん じゃ … 。 へいし|ほんとう|||おれ|||びんじょう|||かた||||

( 兵士 ) 城 の 守り も 薄い し 大丈夫 か よ ? この 戦い 。 へいし|しろ||まもり||うすい||だいじょうぶ||||たたかい

( 兵士 ) しかも より に よって 臨時 の 指揮 官 が あいつ じゃ な … 。 へいし|||||りんじ||しき|かん||||

( 兵士 ) おい 聞こえる ぞ 。 へいし||きこえる|

( アレサンド ・ 心 の 声 ) ≪ ディアス さん どこ 行 っち まっ た ん だ よ ≫ |こころ||こえ||||ぎょう||||||

違う … 。 ちがう

俺 は 悪く ない 。 おれ||わるく|

う ぅ … 。

♪ ~

ジャンヌ 様 私 の 話 を 聞い て ください 。 |さま|わたくし||はなし||ききい||

あなた の ご 子息 の 件 に 王 の 意思 は あり ませ ん 。 |||しそく||けん||おう||いし||||

あれ は … 。

私 の 部下 アレ サンド の 単独 行 為 です 。 わたくし||ぶか||||たんどく|ぎょう|ため|

全て は ヤツ を アジト に 引き入れ た 私 の 責任 。 すべて||やつ||||ひきいれ||わたくし||せきにん

( カイザル ) このまま 戦って も 無駄 に 血 が 流れる だけ です 。 ||たたかって||むだ||ち||ながれる||

どう か 進軍 を おや めく だ さい 。 ||しんぐん|||||

♪ ~

( 連合 軍 ) おお ~~ ! なぜ ? れんごう|ぐん||

エル を 失った こと は 紛れ も ない 事実 。 ||うしなった|||まぎれ|||じじつ

そして 王 が エル の 命 を 狙い 続け て き た こと も また 事実 。 |おう||||いのち||ねらい|つづけ|||||||じじつ

私 は エル に 向け られ た 悪意 を 許さ ない 。 わたくし||||むけ|||あくい||ゆるさ|

♪ ~

( 軍 神 ) どけ 。 ぐん|かみ|

( カイザル ) う っ … 。

♪ ~

( 兵士 ) 来 た ぞ ~ ! ≫ カン カン カン カン ! ( 警鐘 ) へいし|らい|||かん|かん|かん|かん|けいしょう

神 の ご 加護 は 我 に あり ! かみ|||かご||われ||

♪ ~

ドカーン !

ドカーン !

いざ 出陣 ! ( 連合 軍 ) おお ~~ ! |しゅつじん|れんごう|ぐん|

♪ ~

ドド ドドッ !

♪ ~

( 連合 軍兵 ) おら っ 行け 行け 行け ~ ! れんごう|ぐんぴょう|||いけ|いけ|いけ

♪ ~

( ハンサ ) 霧 ばっかり で 何 も 見え ませ ん ねぇ 。 |きり|||なん||みえ|||

( バッカス ) なんだか きな臭 ぇ 霧 だ な 。 ||きなくさ||きり||

あっ ? なん だ ? ありゃ 。

バッカス 近づ い て 。 ( バッカス ) 大丈夫 か ? |ちかづ||||だいじょうぶ|

いい から !

バリバリッ !

( ハンサ ) クワァ ~ ! まずい !

♪ ~

( ハンサ ) あれ は 何 な ん でしょ う ? |||なん||||

この 霧 は カモフラージュ だ なぁ たぶん 。 |きり|||||

よほど 見 られ ちゃ まずい もの が あの 下 に ある み て ぇ だ な 。 |み|||||||した|||||||

いる 。

♪ ~

( バッカス ) まさか 王 の 野郎 … 。 ||おう||やろう

ああ 。 まっ ちょっと 見 て くる 。 |||み||

≫ ( ハンサ ) あっ お嬢さん ! お っ 。 ||おじょうさん||

った く … 。 ん じゃ 行って くる 。 ||||おこなって|

頼 ん だ ぞ ボンバー ヘッド 。 たの|||||へっど

陛下 ? へいか

≪ ( 兵士 ) 侵入 者 です ! へいし|しんにゅう|もの|

バキッ バキッ ! バン バン ! ||ばん|ばん

おい ちょっと 強引 すぎ や し ねぇ か ? ||ごういん|||||

も う ~ 。

♪ ~

ニーナ ! バキッ !

♪ ~

は ぁ ~。 予想外 の 展開 です なぁ 。 ||よそうがい||てんかい||

♪ ~

はっ … 。

( バハム ー ト ) グオォーー ! |||グオォー-

♪ ~

や っぱ バハムート か 。

バハムート ?

お め ぇ ら 何 たく らん で や がる ? ||||なん|||||

何 を たく らん で よ う が かまわ ない 。 なん|||||||||

これ 以上 命 を 奪う なら |いじょう|いのち||うばう|

私 が 止める ! わたくし||とどめる

ガシャン ! おい !

♪ ~

どう し た ? やれ 。

♪ ~

ガキン ! ( バハム ー ト ) グオォーー ! ||||グオォー-

♪ ~

( シャブロル ) 盛り上がって る ところ 悪い が |もりあがって|||わるい|

そろそろ 脱出 し たい ん だ が のう 。 |だっしゅつ||||||

♪ ~

♪ ~

正直 に 答え て くれよ 。 あんた あの 化け物 よみがえら せ て しょうじき||こたえ|||||ばけもの|||

何 する 気 だ ? なん||き|

小僧 お前 は 何 も 分 か っと ら ん 。 こぞう|おまえ||なん||ぶん||||

あっ ? 邪魔 す ん な じ じい 。 バハムート なぞ よみがえら せ て |じゃま||||||||||

誰 が 楽しい もの か 。 その お方 が やろ う と し て いる こと は だれ||たのしい||||おかた|||||||||

その 逆 だ ! |ぎゃく|

これ 以上 邪魔 さ れる 方 が 一大事 な ん で ね 。 |いじょう|じゃま|||かた||いちだいじ||||

話 が 見え ねぇ なぁ 。 王様 を 殺さ れ たく なけりゃ はなし||みえ|||おうさま||ころさ|||

教え て くれよ じ じい 。 陛下 の 目的 は おしえ|||||へいか||もくてき|

バハムート 討伐 に ある 。 |とうばつ||

えっ … 。

討伐 って … 。 とうばつ|

まさか あの 大砲 で か ? ||たいほう||

時間 が ない から 手短 に 教え て やる 。 じかん||||てみじか||おしえ||

10 年 前 当時 王家 に 仕える 執事 の 一 人 で あった 男 が とし|ぜん|とうじ|おうけ||つかえる|しつじ||ひと|じん|||おとこ|

復興 最中 の 城 内 で ある 隠し 部屋 を 発見 し た 。 ふっこう|さい なか||しろ|うち|||かくし|へや||はっけん||

後 に 漆黒 兵 の 隊長 を 担う 男 が 発見 し た その 部屋 は あと||しっこく|つわもの||たいちょう||になう|おとこ||はっけん||||へや|

史実 から は 隠さ れ た バハムート 事件 の 犯人 の 一 人 しじつ|||かくさ||||じけん||はんにん||ひと|じん

マルチ ネ と 呼ば れ た 悪魔 の 隠し 部屋 だった 。 まるち|||よば|||あくま||かくし|へや|

その 古書 に は 一体 どう やって 調べ た の か は 分から ん が |こしょ|||いったい|||しらべ|||||わから||

バハムート に よる 破壊 を くわ だ て た 際 の 情報 と |||はかい||||||さい||じょうほう|

神々 が 封印 する 古代 の 技術 に つい て かみがみ||ふういん||こだい||ぎじゅつ|||

事細か に 膨大 に 記さ れ て い た 。 ことこまか||ぼうだい||しるさ||||

マルチネ … 。

( シャブロル ) そして わし ら は

古書 の 内容 の 整合 性 を 図って いく うち に こしょ||ないよう||せいごう|せい||はかって|||

滅ぼし き れ なかった この 大地 に ほろぼし|||||だいち|

必ず また バハムート が 現れる こと を かならず||||あらわれる||

確信 し た の だ 。 かくしん||||

その 危機 を 回避 する ため 我々 は |きき||かいひ|||われわれ|

強靱 な 精神 力 を 持つ 王 を 必要 と し きょうじん||せいしん|ちから||もつ|おう||ひつよう||

共に バハムート 討伐 の 計画 を 進め た の だ 。 ともに||とうばつ||けいかく||すすめ|||

( ( ドスッ ! ) )

♪ ~

なるほど 。 とても 信じ られ ねぇ が … 。 ||しんじ|||

( バハム ー ト ) グオォーー ! |||グオォー-

♪ ~

この 雄 たけ び が 何より の 証拠 だ 。 |おす||||なにより||しょうこ|

で その 手 は どう し た ? ||て||||

黒い 鎧 の お っ さん に も 同じ よう な あざ が あった 。 くろい|よろい|||||||おなじ|||||

目ざとい ヤツ め 。 めざとい|やつ|

何事 も なす ため に は 代償 が 必要 だ 。 なにごと||||||だいしょう||ひつよう|

バハムート を 葬る の だ 。 当然 だ ろ 。 ||ほうむる|||とうぜん||

それ は 同感 だ が あんた 死ぬ 気 か ? ||どうかん||||しぬ|き|

その 見え て ない 左 目 も その 計画 の 代償 だ ろ ? |みえ|||ひだり|め|||けいかく||だいしょう||

クリス ! くりす

これ は 宿命 だ 。 母 を バハムート に より 失った とき から ||しゅくめい||はは|||||うしなった||

この 運命 は 私 だけ に 定め られ た もの だ 。 |うんめい||わたくし|||さだめ||||

だから …

邪魔 を し ない で くれ 。 じゃま|||||

♪ ~

最後 に 聞か せ て くれ ねぇ か 王様 。 さいご||きか||||||おうさま

俺 ら が ここ に 来 た とき なんで ニーナ を 見 て 驚 い た ? おれ|||||らい||||||み||おどろ||

あの 黒い 鎧 の お っ さん に ニ ー ナ は 死 ん だ と でも 言わ れ た か ? |くろい|よろい||||||||||し|||||いわ|||

♪ ~

あの お っ さん は あんた が ニーナ を 始末 する よう に |||||||||しまつ|||

命令 し た と 言った が そい つ は うそ だ 。 めいれい||||いった||||||

そんな 命令 す ん なら 舞踏 会 の 夜 に 見逃す 必要 なんて ない から な 。 |めいれい||||ぶとう|かい||よ||みのがす|ひつよう||||

それ に ジャンヌ の ガキ が 殺さ れ た の も ||||がき||ころさ||||

あんた の 命令 じゃ ない 。 ||めいれい||

あんた の 目的 が バハムート 討伐 なら ||もくてき|||とうばつ|

この タイミング で 神 に ケンカ を 売る の は 百害 あって 一利 なし だ 。 |||かみ||けんか||うる|||ひゃくがい||かずとし||

どう だ ?

♪ ~

♪ ~

ドドォーン !

♪ ~

今 なら まだ 間に合う 。 死に たく なけ れ ば 去れ 。 いま|||まにあう|しに|||||され

あっ ? ちょ っ … 待て ! |||まて

それ じゃあ な 小僧 。 |||こぞう

♪ ~

( バハム ー ト ) グオォーー ! |||グオォー-

師匠 ! これ なんとか な ん ない の ! ? ししょう||||||

お前 … え えっ ! ? ビリビリッ … ビリビリ ビリッ ! おまえ||||びりびり|

う わ っ ! ドドォーン !

う わ わ っ … 。

♪ ~

ゴゴゴゴッ !

♪ ~

おいおい や べ ぇ ぞ こりゃ 。

クワッ クワッ ! 来 まし た ! ||らい||

早く 来い ! はやく|こい

♪ ~

ぐ っ ! う わ っ !

跳べ ニーナ ! とべ|

♪ ~

ん っ ! ん っ !

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バッカス もっと 離れろ ! ||はなれろ

分かって る っ つ ぅ の ! ん っ 。 わかって|||||||

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来る ぞ ! くる|

ドシュー !

ドカーン !

ドシュー ドシュー ドシュー !

ドカーン !

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ドカーン !

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陣 を 組め ! ヤツ を このまま アナ ティ へ 連れ て いく ! じん||くめ|やつ||||||つれ||

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10 年 ぶり だ な 。 とし|||

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グオォーーー グオォー--

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