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世界の昔話, ローザとジバル

ローザ と ジバル

ローザ と ジバル

むかし むかし 、 ある ところ に 、 三 人 の 娘 を 持った お 金持ち の 商人 ( しょうにん ) がい ました 。 上 の 二 人 は わがままで 、 一 日 中 、 おしゃれ を する 事 ばかり 考えて い ました 。 けれども 一 番 下 の ローザ は 、 気 だて の やさしい お 父さん 思い の 娘 でした 。

お 父さん は 運 の 悪い 事 が 続いて 、 財産 を すっかり なくして しまい ました 。 でも わずかです が 、 まだ 遠く の 町 に お 金 が あずけて あり ます 。 そこ で お 父さん は 、 お 金 を 取り に 旅 に 出かける こと に し ました 。 ところが 上 の 娘 たち は 、 お 父さん が 貧乏に なった って そんな 事 は おかまいなしです 。 「 お 父さん 。 お みやげ に は 、 絹 ( きぬ ) の 着物 と 宝石 を 買って 来て ね 」 と 、 ねだり ました 。 お 父さん は 、 だまって いる 下 の 娘 に 尋ね ました 。 「 ローザ 。 お前 は 、 何 が 欲しい か ね ? 」 「・・・ 小さな バラ の 花 を 、 一 本 ください 。 ほか の 物 は 、 何も いり ませ ん わ 」 と 、 ローザ は 答え ました 。 お 父さん は 、 遠く の 町 まで 出かけ ました 。 その 帰り に お 父さん は 道 に 迷って 、 いつの間にか 深い 森 の 中 へ 入って しまい ました 。 あいにくの 大雨 で 、 び しょ ぬれ です 。 しかも 運 の 悪い 事 は 続く もの で 、 強盗 ( ごうとう ) に あって お 金 も ウマ も 荷物 も そっくり 取ら れて しまった のです 。 お 父さん は 、 雨 の 森 を あて も なく トボトボ と 歩いて いき ました 。 ふと 見る と 、 遠く の 方 に 明かり が 見え ます 。 お 父さん は 、 その 明かり を めざして 歩いて 行き ました 。 そして 、 ご殿 の ように 立派 な 家 の 前 に 出 ました 。 お 父さん は ヘトヘト に 疲れて おり 、 しかも お腹 は ペコペコ です 。 思い切って 、 中 へ 入って み ました 。 そこ は 台所 で 、 誰 も い ない のに かまど が 赤々 と 燃えて い ました 。 お 父さん は ぬれた 着物 を かわかす と 、 次の 部屋 へ 入って み ました 。 そこ は 、 食堂 でした 。 誰 も い ない のに テーブル に は 食事 の 支度 が して あって 、 スープ が おいし そうな に おい を たてて い ました 。 お 父さん は もう たまら なく なって 、 スープ を 飲み はじめ ました 。 する と 驚いた 事 に 、 スープ を 飲み 終える と いつの間にか お 皿 が かわって 肉 が 出て き ました 。 こうして お 皿 は 次々 と かわって 、 最後に は コーヒー まで 出た のです 。 お腹 が いっぱいに なった ので 、 お 父さん は となり の 部屋 へ 入って み ました 。 そこ に は 立派な ベット が あって 、 いつでも 寝 られる ように なって い ました 。 お 父さん は 絹 の ふとん に くるまって 、 朝 まで グッスリ と 眠り ました 。

あくる 朝 、 お 父さん が 起きる と 食堂 に は 朝 の 食事 が 出来て い ました 。 お 父さん は 食事 を すまして から 、 庭 に 出て み ました 。 そこ は 今 まで 見た 事 も ない ほど 美しい 庭 で 、 ありとあらゆる 果物 ( くだもの ) が なり 、 美しい 花 が 咲いて い ました 。 バラ の 花 を 見た 時 、 お 父さん は ローザ と の 約束 を 思い出し ました 。 「 そうだ 。 一 本 だけ 、 もらって いこう 」 お 父さん が 一 本 の バラ を 折った とたん 、 突然 恐ろしい 物音 が して 、 恐ろしい 姿 の 魔物 が 現れ ました 。 「 わし の 家 に だまって 入って 、 大切な バラ を 盗む と は 何事 だ ! お前 の 首 を ヘ し 折って やる ぞ ! 」 お 父さん は 驚いて 、 自分 の 不幸せな 旅 の 話 や ローザ と の 約束 の 事 を 話し ました 。 すると 魔物 は 、 怖い 声 で 言い ました 。 「 では 、 わし の 大切な バラ を 折った かわり に 、 お前 の 一 番 大事な 物 を よこせ 。 下 の 娘 の ローザ を 、 連れて こい 。 わし の 妻 に する 。 それ が いや なら 、 今 すぐ お前 の 首 を へし折って やる ! 」 仕方 が あり ませ ん 。 お 父さん は 魔物 に 娘 を 連れて くる と 約束 して 、 やっと 家 へ 帰して もらい ました 。

お 父さん は 家 に 帰る と 、 むかえ に 出た ローザ に バラ を 渡して さめざめ と 泣き ました 。 「 お 父 さま 。 どう なさった の ? どんなに 貧乏に なって も 、 いい じゃ あり ませ ん か 。 みんな で 仲良く 、 やって いけ ます わ 」 と 、 ローザ は お 父さん を なぐさめ ました 。 「 ああ 、 ローザ 。 えらい 事 に 、 なって しまった んだ よ 。 わたし の 命 より も 、 大切な お前 が ・・・。 そう だ ! 可愛い お前 を やる くらい なら 、 わたし の 命 を 取ら れた 方 が ましだ 」 お 父さん は 泣き ながら 、 魔物 と の 約束 を ローザ に 話し ました 。 「 お 父さん も 、 泣か ないで ください 。 わたし は お 嫁 に いく だけ で 、 死ぬ わけで は ない のでしょう 。 ・・・ それ に きっと 、 神さま が 守って ください ます わ 」

あくる 日 、 お 父さん は ローザ を 連れて 、 魔物 の ご殿 へ 出かけ ました 。 ご殿 で は 、 二 人 分 の 食事 が 用意 して あり ました 。 お 父さん は 娘 と 別れ の 食事 を して 、 ションボリ と 帰って いき ました 。

さて 、 一 人 残さ れた ローザ は 、 いつ 魔物 が 出て くる か と ビクビク し ながら ご殿 の 中 を 見て まわり ました 。 魔物 の ご殿 です が 、 どの 部屋 も どの 部屋 も 美しく かざら れて おり 、 若い 娘 の 喜び そうな 物 が いっぱい あり ました 。 ご殿 中 を 探して も 、 魔物 は どこ に も い ませ ん でした 。 魔物 だけ で なく 、 召使い の 姿 も 見え ませ ん 。 けれども どこ か で 見て いる の か 、 ローザ が し たい と 思う 事 は 何でも して くれ ました 。 ローザ は どこ から と も なく 聞こえて くる 音楽 を 聞き ながら 、 夕食 を 食べて 美しい 部屋 で 眠り ました 。 ローザ が 魔物 に 会った の は 、 次の 日 の 朝 でした 。 ローザ は 世界 中 の 花 を 集めた ような 、 すばらしい 花だん を さんぽ して い ました 。 する と ものすごい 地ひびき が して 、 むこう から 恐ろしい 姿 を した 魔物 が 、 わめき ながら やって 来た のです 。 ローザ は 怖くて 怖くて 、 気 が 遠く なり そうでした 。 けれども 魔物 は ローザ に 気 が つく と 、 急に 静かに なって ローザ に 優しく 言い ました 。 「 怖 がら ないで おくれ 。 わし は 、 悪い 者 で は ない 。 どうか この ご殿 で 、 幸せに 暮らし ておくれ 」 そして 魔物 は 、 そっと 言い ました 。 「 ローザ 、 わし に キス して くれ ない か ? 」 ローザ は 、 真っ青に なり ました 。 どうして 、 こんな 恐ろしい 魔物 に キス が 出来る で しよう 。 怖 がる ローザ を 見る と 、 魔物 は 悲し そうに 言い ました 。 「 いや 、 いい んだ よ 。 嫌 なら 、 仕方 が ない 。 ビックリ さ せて 、 すま なかった 。 ・・・ お前 が 心から キス して くれる まで 、 わし は いつまでも 待って いる よ 」 こうして ローザ は 、 魔物 の ご殿 で 暮らし はじめ ました 。

魔物 は 、 ジバル と いい ました 。 ジバル に 会う の は 、 毎朝 八 時 から 九 時 の 間 だけ でした 。 毎朝 会って 話し を する うち に 、 だんだん ジバル が 怖く なく なり ました 。 いいえ 、 それどころか 、 ジバル に 会う の が 待ち遠しく なって きた のです 。 けれども キス を する 気持ち に は 、 どうしても なれ ませ ん 。

いつの間にか 、 一 年 が 過ぎ ました 。 ローザ は 、 家 が 恋しく なり ました 。 ( お 父さん たち は 、 どうして いる かしら ? ) そう 思う と 、 もう たまら なく お 父さん の 顔 が 見 たく なり ました 。 ローザ の 願い を 、 ジバル は 聞いて くれ ました 。 「 そんなに 会い たい の なら 、 行か せて あげよう 。 今夜 は いつも の ように 、 寝 なさい 。 明日 の 朝 は 、 お 父さん の 家 で 目 を 覚ます だろう 。 そして 帰る 時 は 、 寝る 前 に ここ に 帰り たい と 言えば いい 。 だが 、 あさって は 必ず 帰って き ておくれ 。 でないと お前 も わし も 、 とんでもない こと に なる 。 どうか それ だけ は 、 忘れ ないで おくれ 」

あくる 朝 、 目 を 覚ました ローザ は 、 なつかしい お 父さん の 家 に い ました 。 お 父さん は 夢 か と ばかり 喜んで 、 ローザ を 抱きしめ ます 。 ローザ は 魔物 の ご殿 で の 暮らし を 話して 、 お 父さん を 安心 さ せ ました 。 「 お 父さん 、 心配 し ないで ください 。 欲しい 物 は 何でも もらえ ます し 、 ジバル は 見た ところ は 恐ろしい 魔物 です が 、 とても やさしい のです 。 わたくし を 、 それ は 大事に して くれ ます の 」 二 人 の 姉さん は ローザ の 幸せ そうな ようす を 見て 、 しゃくに さわり ました 。 魔物 に ひどい 目 に あわさ れて いる と 思った のに 、 ローザ は まるで お姫さま の ように 立派な 着物 を 着て 、 ますます 美しく かがやいて いる から です 。 姉さん たち は 、 妹 を 不幸せな 目 に 会わ せて やろう と 思い ました 。 妹 が 約束 の 時間 に 帰ら ない と 大変な 事 に なる と 言う と 、 いかにも 悲し そうに こう 言い ました 。 「 たった 一 日 で 帰る なんて 、 じょうだん じゃ ない わ 。 まさか 、 そんな 親不孝な 事 は し ない でしょう ね 。 お 父さん と 魔物 と 、 どっち が 大事な の ? わたし たち だって 、 悲しい わ 」 心 の 優しい ローザ は 魔物 と の 約束 が 気 に なり ました が 、 つい 一 日 、 帰り を のばして しまい ました 。

次の 日 の 夜 、 ローザ は ジバル の 顔 を 思い浮かべて 、 「 明日 の 朝 、 ジバル の ところ へ 帰り ます 」 と 、 言い ながら 目 を つぶり ました 。

次の 日 の 朝 、 ローザ は 魔物 の ご殿 の しんだい の 上 で 目 を 覚まし ました 。 ローザ は 、 すぐ に 庭 に 出 ました 。 でも いつも の 八 時 に なって も 、 ジバル は 現れ ませ ん 。 「 ジバル 、 ジバル 。 ジバル は 、 どこ な の ? 」 ローザ は 大声 で 呼び ながら 、 庭 中 を 探し まわり ました 。 すると ジバル は 庭 の すみ の しげみ の かげ に 、 死んだ ように 倒れて い ました 。 ローザ の 目 から 、 どっと 涙 が あふれ出 ました 。 「 ああ 、 ジバル 、 許して 。 わたし の 大事な ジバル 」 ローザ は 泣き ながら 、 ジバル の そば に ひざまずいて キス を し ました 。 する と 突然 、 ジバル の みにくい 魔物 の 皮 が おちて 、 世にも 美しい 立派な 若者 が 立ち あがった のです 。 若者 は ローザ を 、 しっかり と 抱きしめ ました 。 ジバル は 遠く の 国 の 王子 で 、 もう 七 年 の 間 、 魔法 を かけ られて いた のです 。 そして ローザ と いう 名 の 娘 に 心から キス を して もらわ なければ 、 元 の 姿 に 戻れ なかった のです 。 ジバル 王子 と ローザ は 、 お 父さん と 二 人 の 姉さん と 一緒に 王子 の 国 ヘ 戻り ました 。 王子 の 魔法 が とけた と いう 知らせ に 、 国 中 の 人々 が 喜び ました 。 ジバル 王子 と 心 の 優しい ローザ は 結婚 して 、 いつまでも 幸せに 暮らし ました 。

この お 話 は 、 有名な 『 美女 と 野獣 』 の 類 話 です 。

おしまい


ローザ と ジバル Rosa and Zibal

ローザ と ジバル Rosa and Gibal

むかし むかし 、 ある ところ に 、 三 人 の 娘 を 持った お 金持ち の 商人 ( しょうにん ) がい ました 。 |||||みっ|じん||むすめ||もった||かねもち||しょうにん||| Once upon a time, there was a rich merchant (Shonin) who had three daughters. 上 の 二 人 は わがままで 、 一 日 中 、 おしゃれ を する 事 ばかり 考えて い ました 。 うえ||ふた|じん|||ひと|ひ|なか||||こと||かんがえて|| The two above were selfish and were thinking about dressing up all day long. けれども 一 番 下 の ローザ は 、 気 だて の やさしい お 父さん 思い の 娘 でした 。 |ひと|ばん|した||||き|||||とうさん|おもい||むすめ| But Rosa at the bottom was a carefree, kind-hearted dad's daughter.

お 父さん は 運 の 悪い 事 が 続いて 、 財産 を すっかり なくして しまい ました 。 |とうさん||うん||わるい|こと||つづいて|ざいさん||||| Dad was unlucky and lost his fortune altogether. でも わずかです が 、 まだ 遠く の 町 に お 金 が あずけて あり ます 。 |わずか です|||とおく||まち|||きむ|||| But there is still a small amount of money in the distant town. そこ で お 父さん は 、 お 金 を 取り に 旅 に 出かける こと に し ました 。 |||とうさん|||きむ||とり||たび||でかける|||| There, Dad decided to go on a trip to get some money. ところが 上 の 娘 たち は 、 お 父さん が 貧乏に なった って そんな 事 は おかまいなしです 。 |うえ||むすめ||||とうさん||びんぼうに||||こと||おかまいなし です However, for the older daughters, it doesn't matter if their father became poor. 「 お 父さん 。 |とうさん お みやげ に は 、 絹 ( きぬ ) の 着物 と 宝石 を 買って 来て ね 」 と 、 ねだり ました 。 ||||きぬ|||きもの||ほうせき||かって|きて|||| As a souvenir, please buy a silk kimono and jewels. " お 父さん は 、 だまって いる 下 の 娘 に 尋ね ました 。 |とうさん||||した||むすめ||たずね| Dad asked his younger daughter, who was sick. 「 ローザ 。 お前 は 、 何 が 欲しい か ね ? おまえ||なん||ほしい|| What do you want? 」 「・・・ 小さな バラ の 花 を 、 一 本 ください 。 ちいさな|ばら||か||ひと|ほん| "... Please give me a small rose flower. ほか の 物 は 、 何も いり ませ ん わ 」 と 、 ローザ は 答え ました 。 ||ぶつ||なにも||||||||こたえ| I don't need anything else, "Rosa replied. お 父さん は 、 遠く の 町 まで 出かけ ました 。 |とうさん||とおく||まち||でかけ| Dad went to a distant town. その 帰り に お 父さん は 道 に 迷って 、 いつの間にか 深い 森 の 中 へ 入って しまい ました 。 |かえり|||とうさん||どう||まよって|いつのまにか|ふかい|しげる||なか||はいって|| On the way back, Dad lost his way and before he knew it, he went into a deep forest. あいにくの 大雨 で 、 び しょ ぬれ です 。 |おおあめ||||| Unfortunately, it was a heavy rain and it was soaked. しかも 運 の 悪い 事 は 続く もの で 、 強盗 ( ごうとう ) に あって お 金 も ウマ も 荷物 も そっくり 取ら れて しまった のです 。 |うん||わるい|こと||つづく|||ごうとう|||||きむ||||にもつ|||とら|||の です お 父さん は 、 雨 の 森 を あて も なく トボトボ と 歩いて いき ました 。 |とうさん||あめ||しげる|||||とぼとぼ||あるいて|| ふと 見る と 、 遠く の 方 に 明かり が 見え ます 。 |みる||とおく||かた||あかり||みえ| お 父さん は 、 その 明かり を めざして 歩いて 行き ました 。 |とうさん|||あかり|||あるいて|いき| そして 、 ご殿 の ように 立派 な 家 の 前 に 出 ました 。 |ごてん||よう に|りっぱ||いえ||ぜん||だ| お 父さん は ヘトヘト に 疲れて おり 、 しかも お腹 は ペコペコ です 。 |とうさん||||つかれて|||おなか||| 思い切って 、 中 へ 入って み ました 。 おもいきって|なか||はいって|| そこ は 台所 で 、 誰 も い ない のに かまど が 赤々 と 燃えて い ました 。 ||だいどころ||だれ|||||||あかあか||もえて|| お 父さん は ぬれた 着物 を かわかす と 、 次の 部屋 へ 入って み ました 。 |とうさん|||きもの||||つぎの|へや||はいって|| そこ は 、 食堂 でした 。 ||しょくどう| 誰 も い ない のに テーブル に は 食事 の 支度 が して あって 、 スープ が おいし そうな に おい を たてて い ました 。 だれ|||||てーぶる|||しょくじ||したく||||すーぷ|||そう な|||||| お 父さん は もう たまら なく なって 、 スープ を 飲み はじめ ました 。 |とうさん||||||すーぷ||のみ|| する と 驚いた 事 に 、 スープ を 飲み 終える と いつの間にか お 皿 が かわって 肉 が 出て き ました 。 ||おどろいた|こと||すーぷ||のみ|おえる||いつのまにか||さら|||にく||でて|| こうして お 皿 は 次々 と かわって 、 最後に は コーヒー まで 出た のです 。 ||さら||つぎつぎ|||さいごに||こーひー||でた|の です お腹 が いっぱいに なった ので 、 お 父さん は となり の 部屋 へ 入って み ました 。 おなか||||||とうさん||||へや||はいって|| そこ に は 立派な ベット が あって 、 いつでも 寝 られる ように なって い ました 。 |||りっぱな|||||ね||よう に||| お 父さん は 絹 の ふとん に くるまって 、 朝 まで グッスリ と 眠り ました 。 |とうさん||きぬ|||||あさ||ぐっすり||ねむり|

あくる 朝 、 お 父さん が 起きる と 食堂 に は 朝 の 食事 が 出来て い ました 。 |あさ||とうさん||おきる||しょくどう|||あさ||しょくじ||できて|| お 父さん は 食事 を すまして から 、 庭 に 出て み ました 。 |とうさん||しょくじ||||にわ||でて|| そこ は 今 まで 見た 事 も ない ほど 美しい 庭 で 、 ありとあらゆる 果物 ( くだもの ) が なり 、 美しい 花 が 咲いて い ました 。 ||いま||みた|こと||||うつくしい|にわ|||くだもの||||うつくしい|か||さいて|| バラ の 花 を 見た 時 、 お 父さん は ローザ と の 約束 を 思い出し ました 。 ばら||か||みた|じ||とうさん|||||やくそく||おもいだし| 「 そうだ 。 そう だ 一 本 だけ 、 もらって いこう 」   お 父さん が 一 本 の バラ を 折った とたん 、 突然 恐ろしい 物音 が して 、 恐ろしい 姿 の 魔物 が 現れ ました 。 ひと|ほん|||||とうさん||ひと|ほん||ばら||おった||とつぜん|おそろしい|ものおと|||おそろしい|すがた||まもの||あらわれ| 「 わし の 家 に だまって 入って 、 大切な バラ を 盗む と は 何事 だ ! ||いえ|||はいって|たいせつな|ばら||ぬすむ|||なにごと| お前 の 首 を ヘ し 折って やる ぞ ! おまえ||くび||||おって|| 」   お 父さん は 驚いて 、 自分 の 不幸せな 旅 の 話 や ローザ と の 約束 の 事 を 話し ました 。 |とうさん||おどろいて|じぶん||ふしあわせな|たび||はなし|||||やくそく||こと||はなし| すると 魔物 は 、 怖い 声 で 言い ました 。 |まもの||こわい|こえ||いい| 「 では 、 わし の 大切な バラ を 折った かわり に 、 お前 の 一 番 大事な 物 を よこせ 。 |||たいせつな|ばら||おった|||おまえ||ひと|ばん|だいじな|ぶつ|| 下 の 娘 の ローザ を 、 連れて こい 。 した||むすめ||||つれて| わし の 妻 に する 。 ||つま|| それ が いや なら 、 今 すぐ お前 の 首 を へし折って やる ! ||||いま||おまえ||くび||へしおって| 」   仕方 が あり ませ ん 。 しかた|||| お 父さん は 魔物 に 娘 を 連れて くる と 約束 して 、 やっと 家 へ 帰して もらい ました 。 |とうさん||まもの||むすめ||つれて|||やくそく|||いえ||かえして||

お 父さん は 家 に 帰る と 、 むかえ に 出た ローザ に バラ を 渡して さめざめ と 泣き ました 。 |とうさん||いえ||かえる||||でた|||ばら||わたして|||なき| 「 お 父 さま 。 |ちち| どう なさった の ? どんなに 貧乏に なって も 、 いい じゃ あり ませ ん か 。 |びんぼうに|||||||| みんな で 仲良く 、 やって いけ ます わ 」 と 、 ローザ は お 父さん を なぐさめ ました 。 ||なかよく|||||||||とうさん||| 「 ああ 、 ローザ 。 えらい 事 に 、 なって しまった んだ よ 。 |こと||||| わたし の 命 より も 、 大切な お前 が ・・・。 ||いのち|||たいせつな|おまえ| そう だ ! 可愛い お前 を やる くらい なら 、 わたし の 命 を 取ら れた 方 が ましだ 」   お 父さん は 泣き ながら 、 魔物 と の 約束 を ローザ に 話し ました 。 かわいい|おまえ|||||||いのち||とら||かた||||とうさん||なき||まもの|||やくそく||||はなし| 「 お 父さん も 、 泣か ないで ください 。 |とうさん||なか|| わたし は お 嫁 に いく だけ で 、 死ぬ わけで は ない のでしょう 。 |||よめ|||||しぬ|||| ・・・ それ に きっと 、 神さま が 守って ください ます わ 」 |||かみさま||まもって|||

あくる 日 、 お 父さん は ローザ を 連れて 、 魔物 の ご殿 へ 出かけ ました 。 |ひ||とうさん||||つれて|まもの||ごてん||でかけ| ご殿 で は 、 二 人 分 の 食事 が 用意 して あり ました 。 ごてん|||ふた|じん|ぶん||しょくじ||ようい||| お 父さん は 娘 と 別れ の 食事 を して 、 ションボリ と 帰って いき ました 。 |とうさん||むすめ||わかれ||しょくじ|||しょんぼり||かえって||

さて 、 一 人 残さ れた ローザ は 、 いつ 魔物 が 出て くる か と ビクビク し ながら ご殿 の 中 を 見て まわり ました 。 |ひと|じん|のこさ|||||まもの||でて||||びくびく|||ごてん||なか||みて|| Now, Rosa, who was left alone, looked around the inside of the palace, wondering when the monster would come out. 魔物 の ご殿 です が 、 どの 部屋 も どの 部屋 も 美しく かざら れて おり 、 若い 娘 の 喜び そうな 物 が いっぱい あり ました 。 まもの||ごてん||||へや|||へや||うつくしく||||わかい|むすめ||よろこび|そう な|ぶつ|||| Although it is a demon's palace, every room was beautifully decorated, and there were many things that the young daughter would be happy with. ご殿 中 を 探して も 、 魔物 は どこ に も い ませ ん でした 。 ごてん|なか||さがして||まもの|||||||| Even when I searched for the palace, there were no monsters anywhere. 魔物 だけ で なく 、 召使い の 姿 も 見え ませ ん 。 まもの||||めしつかい||すがた||みえ|| Not only the demons, but also the servants can be seen. けれども どこ か で 見て いる の か 、 ローザ が し たい と 思う 事 は 何でも して くれ ました 。 ||||みて|||||||||おもう|こと||なんでも||| But wherever he was looking, Rosa did whatever he wanted to do. ローザ は どこ から と も なく 聞こえて くる 音楽 を 聞き ながら 、 夕食 を 食べて 美しい 部屋 で 眠り ました 。 |||||||きこえて||おんがく||きき||ゆうしょく||たべて|うつくしい|へや||ねむり| Rosa ate dinner and slept in a beautiful room, listening to music that could be heard from nowhere. ローザ が 魔物 に 会った の は 、 次の 日 の 朝 でした 。 ||まもの||あった|||つぎの|ひ||あさ| Rosa met the demon the next morning. ローザ は 世界 中 の 花 を 集めた ような 、 すばらしい 花だん を さんぽ して い ました 。 ||せかい|なか||か||あつめた|||かだん||||| Rosa was wandering around wonderful flowers, like a collection of flowers from all over the world. する と ものすごい 地ひびき が して 、 むこう から 恐ろしい 姿 を した 魔物 が 、 わめき ながら やって 来た のです 。 |||じひびき|||||おそろしい|すがた|||まもの|||||きた|の です Then there was a tremendous amount of ground cracking, and a monster with a terrifying appearance came from the other side, screaming. ローザ は 怖くて 怖くて 、 気 が 遠く なり そうでした 。 ||こわくて|こわくて|き||とおく||そう でした Rosa was scared, scared, and seemed daunting. けれども 魔物 は ローザ に 気 が つく と 、 急に 静かに なって ローザ に 優しく 言い ました 。 |まもの||||き||||きゅうに|しずかに||||やさしく|いい| But when the demon noticed Rosa, he suddenly became quiet and said kindly to Rosa. 「 怖 がら ないで おくれ 。 こわ||| "Don't be afraid. わし は 、 悪い 者 で は ない 。 ||わるい|もの||| I'm not a bad guy. どうか この ご殿 で 、 幸せに 暮らし ておくれ 」   そして 魔物 は 、 そっと 言い ました 。 ||ごてん||しあわせに|くらし|||まもの|||いい| 「 ローザ 、 わし に キス して くれ ない か ? |||きす|||| "Rosa, can you kiss me? 」   ローザ は 、 真っ青に なり ました 。 ||まっさおに|| どうして 、 こんな 恐ろしい 魔物 に キス が 出来る で しよう 。 ||おそろしい|まもの||きす||できる|| How can you kiss such a terrifying monster? 怖 がる ローザ を 見る と 、 魔物 は 悲し そうに 言い ました 。 こわ||||みる||まもの||かなし|そう に|いい| 「 いや 、 いい んだ よ 。 "No, it's okay. 嫌 なら 、 仕方 が ない 。 いや||しかた|| If you don't like it, you can't help it. ビックリ さ せて 、 すま なかった 。 びっくり|||| I'm sorry to be surprised. ・・・ お前 が 心から キス して くれる まで 、 わし は いつまでも 待って いる よ 」   こうして ローザ は 、 魔物 の ご殿 で 暮らし はじめ ました 。 おまえ||こころから|きす|||||||まって||||||まもの||ごてん||くらし|| ... I'll be waiting forever until you kiss me from the bottom of my heart. "Thus Rosa began to live in the demon's palace.

魔物 は 、 ジバル と いい ました 。 まもの||||| ジバル に 会う の は 、 毎朝 八 時 から 九 時 の 間 だけ でした 。 ||あう|||まいあさ|やっ|じ||ここの|じ||あいだ|| I met Gibal only between 8 and 9 o'clock every morning. 毎朝 会って 話し を する うち に 、 だんだん ジバル が 怖く なく なり ました 。 まいあさ|あって|はなし||||||||こわく||| As I met and talked every morning, I became less and less afraid of Gibal. いいえ 、 それどころか 、 ジバル に 会う の が 待ち遠しく なって きた のです 。 ||||あう|||まちどおしく|||の です No, on the contrary, I've been looking forward to seeing Gibal. けれども キス を する 気持ち に は 、 どうしても なれ ませ ん 。 |きす|||きもち|||||| However, I can't help feeling like kissing.

いつの間にか 、 一 年 が 過ぎ ました 。 いつのまにか|ひと|とし||すぎ| Before I knew it, a year had passed. ローザ は 、 家 が 恋しく なり ました 。 ||いえ||こいしく|| Rosa missed her house. ( お 父さん たち は 、 どうして いる かしら ? |とうさん||||| (What are your dads doing? )   そう 思う と 、 もう たまら なく お 父さん の 顔 が 見 たく なり ました 。 |おもう||||||とうさん||かお||み||| With that in mind, I was dying to see my dad's face. ローザ の 願い を 、 ジバル は 聞いて くれ ました 。 ||ねがい||||きいて|| Gibal listened to Rosa's wishes. 「 そんなに 会い たい の なら 、 行か せて あげよう 。 |あい||||いか|| "If you want to see me so much, let me go. 今夜 は いつも の ように 、 寝 なさい 。 こんや||||よう に|ね| Go to bed as usual tonight. 明日 の 朝 は 、 お 父さん の 家 で 目 を 覚ます だろう 。 あした||あさ|||とうさん||いえ||め||さます| I will wake up at my dad's house tomorrow morning. そして 帰る 時 は 、 寝る 前 に ここ に 帰り たい と 言えば いい 。 |かえる|じ||ねる|ぜん||||かえり|||いえば| And when you go home, say you want to go back here before you go to bed. だが 、 あさって は 必ず 帰って き ておくれ 。 |||かならず|かえって|| However, please be sure to come back tomorrow. でないと お前 も わし も 、 とんでもない こと に なる 。 |おまえ||||||| Otherwise you and I would be outrageous. どうか それ だけ は 、 忘れ ないで おくれ 」 ||||わすれ|| Please don't forget that. "

あくる 朝 、 目 を 覚ました ローザ は 、 なつかしい お 父さん の 家 に い ました 。 |あさ|め||さました|||||とうさん||いえ||| The next morning, Rosa woke up and was at her nostalgic dad's house. お 父さん は 夢 か と ばかり 喜んで 、 ローザ を 抱きしめ ます 。 |とうさん||ゆめ||||よろこんで|||だきしめ| Dad is happy to hug Rosa, just as if it were a dream. ローザ は 魔物 の ご殿 で の 暮らし を 話して 、 お 父さん を 安心 さ せ ました 。 ||まもの||ごてん|||くらし||はなして||とうさん||あんしん||| 「 お 父さん 、 心配 し ないで ください 。 |とうさん|しんぱい||| 欲しい 物 は 何でも もらえ ます し 、 ジバル は 見た ところ は 恐ろしい 魔物 です が 、 とても やさしい のです 。 ほしい|ぶつ||なんでも||||||みた|||おそろしい|まもの|||||の です わたくし を 、 それ は 大事に して くれ ます の 」   二 人 の 姉さん は ローザ の 幸せ そうな ようす を 見て 、 しゃくに さわり ました 。 ||||だいじに|||||ふた|じん||ねえさん||||しあわせ|そう な|||みて||| It takes care of me. ”The two older sisters saw Rosa's happy appearance and touched her. 魔物 に ひどい 目 に あわさ れて いる と 思った のに 、 ローザ は まるで お姫さま の ように 立派な 着物 を 着て 、 ますます 美しく かがやいて いる から です 。 まもの|||め||あわ さ||||おもった|||||おひめさま||よう に|りっぱな|きもの||きて||うつくしく|||| I thought she was terrified by the demons, but Rosa was wearing a fine kimono like a princess, and she was shining more and more beautifully. 姉さん たち は 、 妹 を 不幸せな 目 に 会わ せて やろう と 思い ました 。 ねえさん|||いもうと||ふしあわせな|め||あわ||||おもい| The older sisters decided to let their sister see their unhappy eyes. 妹 が 約束 の 時間 に 帰ら ない と 大変な 事 に なる と 言う と 、 いかにも 悲し そうに こう 言い ました 。 いもうと||やくそく||じかん||かえら|||たいへんな|こと||||いう|||かなし|そう に||いい| When my sister said that it would be a big deal if she didn't return at the promised time, she said sadly. 「 たった 一 日 で 帰る なんて 、 じょうだん じゃ ない わ 。 |ひと|ひ||かえる||||| "It's not enough to go home in just one day. まさか 、 そんな 親不孝な 事 は し ない でしょう ね 。 ||おやふこうな|こと||||| No way, I wouldn't do such an unfaithful thing. お 父さん と 魔物 と 、 どっち が 大事な の ? |とうさん||まもの||||だいじな| Which is more important, dad or demon? わたし たち だって 、 悲しい わ 」   心 の 優しい ローザ は 魔物 と の 約束 が 気 に なり ました が 、 つい 一 日 、 帰り を のばして しまい ました 。 |||かなしい||こころ||やさしい|||まもの|||やくそく||き||||||ひと|ひ|かえり|||| We're sad too. ”Rosa, who has a gentle heart, was worried about her promise to the demon, but just one day she extended her return.

次の 日 の 夜 、 ローザ は ジバル の 顔 を 思い浮かべて 、 「 明日 の 朝 、 ジバル の ところ へ 帰り ます 」 と 、 言い ながら 目 を つぶり ました 。 つぎの|ひ||よ|||||かお||おもいうかべて|あした||あさ|||||かえり|||いい||め||| The next night, Rosa remembered Gibal's face and closed his eyes, saying, "Tomorrow morning, I will return to Gibal."

次の 日 の 朝 、 ローザ は 魔物 の ご殿 の しんだい の 上 で 目 を 覚まし ました 。 つぎの|ひ||あさ|||まもの||ごてん||しんだ い||うえ||め||さまし| The next morning, Rosa woke up on the devil's palace. ローザ は 、 すぐ に 庭 に 出 ました 。 ||||にわ||だ| Rosa immediately went out to the garden. でも いつも の 八 時 に なって も 、 ジバル は 現れ ませ ん 。 |||やっ|じ||||||あらわれ|| But even at the usual eight o'clock, Gibal does not appear. 「 ジバル 、 ジバル 。 ジバル は 、 どこ な の ? 」   ローザ は 大声 で 呼び ながら 、 庭 中 を 探し まわり ました 。 ||おおごえ||よび||にわ|なか||さがし|| すると ジバル は 庭 の すみ の しげみ の かげ に 、 死んだ ように 倒れて い ました 。 |||にわ||||||||しんだ|よう に|たおれて|| ローザ の 目 から 、 どっと 涙 が あふれ出 ました 。 ||め|||なみだ||あふれで| 「 ああ 、 ジバル 、 許して 。 ||ゆるして "Oh, Gibal, forgive me. わたし の 大事な ジバル 」   ローザ は 泣き ながら 、 ジバル の そば に ひざまずいて キス を し ました 。 ||だいじな||||なき|||||||きす||| する と 突然 、 ジバル の みにくい 魔物 の 皮 が おちて 、 世にも 美しい 立派な 若者 が 立ち あがった のです 。 ||とつぜん||||まもの||かわ|||よにも|うつくしい|りっぱな|わかもの||たち||の です Suddenly, the skin of a monster that was hard to see for Jibal fell, and a beautiful young man stood up in the world. 若者 は ローザ を 、 しっかり と 抱きしめ ました 。 わかもの||||||だきしめ| ジバル は 遠く の 国 の 王子 で 、 もう 七 年 の 間 、 魔法 を かけ られて いた のです 。 ||とおく||くに||おうじ|||なな|とし||あいだ|まほう|||||の です Gibal was a prince of a distant nation and had been magical for seven years. そして ローザ と いう 名 の 娘 に 心から キス を して もらわ なければ 、 元 の 姿 に 戻れ なかった のです 。 ||||な||むすめ||こころから|きす|||||もと||すがた||もどれ||の です And I couldn't return to my original form without a heartfelt kiss from a daughter named Rosa. ジバル 王子 と ローザ は 、 お 父さん と 二 人 の 姉さん と 一緒に 王子 の 国 ヘ 戻り ました 。 |おうじ|||||とうさん||ふた|じん||ねえさん||いっしょに|おうじ||くに||もどり| Prince Gibal and Rosa returned to the prince's country with their father and two older sisters. 王子 の 魔法 が とけた と いう 知らせ に 、 国 中 の 人々 が 喜び ました 。 おうじ||まほう|||||しらせ||くに|なか||ひとびと||よろこび| ジバル 王子 と 心 の 優しい ローザ は 結婚 して 、 いつまでも 幸せに 暮らし ました 。 |おうじ||こころ||やさしい|||けっこん|||しあわせに|くらし|

この お 話 は 、 有名な 『 美女 と 野獣 』 の 類 話 です 。 ||はなし||ゆうめいな|びじょ||やじゅう||るい|はなし|

おしまい