ハーブ の 定義 (2)
ローズマリー や セージ 、タイム 、カモミール 、ラベンダー …。 これら は 主に ヨーロッパ の 人々 が 伝えて きた ハーブ の こと と いえる でしょう 。 この 条件 に 当てはめて みれば 、世界 の どんな 民族 も 周囲 の 植物 を 利用して きた ようです 。 日本 に は シソ 、ショウガ 、サンショウ 、ワサビ など が ある ように 、それぞれ の 地域 の 民族 に 固有 の ハーブ が ある わけです 。 南米 アマゾン の 熱帯 雨林 に は 、現在 インディオ の 呪術師 しか 知らない 薬用 植物 が 何百 種類 も ある と 推測されていて 、薬学者 の 注目 を 集めている 最中 です 。 また 、中国 漢方 で 用いる 多数 の 薬草 や 、今 日本 で 人気 の ウーロン茶 、杜仲茶 など の 原料 も ハーブ と いって さしつかえ ありません 。 ハーブ は 何 種類 くらい ある の か と いう 議論 の ナンセンスな こと が 、お 分かりに なる と 思います 。 また 、 家 の 周り に 勝手に 生えて くる 草 を 雑草 と 呼び 、 目 の 敵 に し がち です が 、 タンポポ や スギナ 、 オオバコ 、 シバムギ も みな それぞれ タンデライアン 、 ホーステイル 、 プランテイン 、 カウチグラス と いう 名 の 立派な ハーブ です 。
ともすれば 有名 な ハーブ ばかり が もてはやされます が 、ハーブ は 実は みな 「自生 」している もの なのです 。 米 や 野菜 の よう に人間 が 手 を かけて 品種 改良 したり 、 計画的 な 収穫 を 期待 して 栽培 する ので は なく 、 野生 の まま の みずみずしい 力 に あふれた 植物 たち です 。 昔 は ハーブ だった キャベツ や セロリ 、 たまねぎ は 、 農業 的に 栽培 される よう に なって 「 野菜 」 に なりました 。 そう する と ハーブ と は 「人間 の 暮らし に 役立つ 自生 植物 」と いう こと に なります 。 では 、ハーブ と スパイス は どう 違う のでしょうか 。 「人間 の 暮らし に 役立つ 自生 植物 」と いう 条件 に 当てはめる と 、ナツメグ や ペッパー 、クローブ 、シナモン など の スパイス 類 も 、インド や マダガスカル 、東南 アジア など の 原産地 で は もっとも 役立つ 自生 植物 です から 、ハーブ と いう こと に なってしまいます 。 スパイス と は 何 な のでしょう 。 スパイ と は ヨーロッパ 文化 圏 で の 伝統的 、習慣的な 分類 な のです 。 ヨーロッパ の 大 航海 時代 と 呼ばれる 時期 に 、大海原 を 越えて スペイン や ポルトガル の 船 が 持ち帰った 南国 の 刺激的な 香り の 木 の 実 、樹皮 など を スパイス と 呼び 、自国 に 自生する ハーブ と 区別した のです 。 スパイス は 、より 大きな ハーブ の 中 の 一 つ の ジャンル と いう わけです