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Switched, Switched S 1:E 1 Suicide

Switched S 1:E 1 Suicide

( 水本 ( みず もと )) 俺 …

あゆみ ちゃん の こと が ずっと 好きだった。

( あゆみ ) 大好きな 人 から の 告白。

つきあって ほしい。

はい。

呼吸 も 忘れる ほど の 喜び を 感じた。

でも 私 は 何も 分かって なかった んだ。

この 幸せ が どれほど 大切な もの だった の か。

ない。

ない ない ない

( あゆみ ) ない ない ! ( 優香 ) どうした の ?

ここ に 置いて あった ネックレス が。

ええ ~ ない !

( 和輝 )16 歳 で デート なんて … ( 優香 ) はい。

( 和輝 ) 早 すぎる だろう。

ありがと。

( 優香 ) 初 デート 楽しんで きて ね。

ありがとう。

いって き ます。

( リポーター ) 赤く 染まった 月 が 独特な 地形 と ―。

光 の 反射 に よる 錯覚 から 真昼 に 浮かぶ。

それ が この 町 の 名物 “ 赤 月 ” です。

( 携帯 電話 の 着信 音 )

もしもし。

( 然子 ( ぜんこ )) アタシ …

同じ クラス の 海根 ( うみね )…

海根 然子 です。

海根 さん ? どうした の ?

( 然子 ) アタシ …

これ から 死ぬ から。

え ?

( 然子 ) 死ぬ から !

何 言って る の ? 冗談 でしょ ?

( 然子 ) 後ろ 見て みて。

ああ !

海根 さん。

すぐ 行く から 待って て。

( 然子 ) 来 ないで !

そこ から アタシ を 見て て。

え ?

海根 さん

そんな 所 に いたら ホントに 危ない。

( 衝突 音 )

( あゆみ ) 重たい …

まぶた も 体 も 鉛 の ように 重たい。

どう した ん だっけ 私 …

( 看護 師 ) 気 が 付いた ?

大きな ケガ は 見当たら なかった けど どこ か 痛む ?

( あゆみ ) いえ …

( 看護 師 ) よい しょっ。

( あゆみ ) すいません …

そう だ … 海根 さん は ?

え ?

( あゆみ ) 海根 さん は 無事な んです か ?

何 言って る の ?

海根 さん は あなた でしょ ?

( あゆみ ) え …?

( 看護 師 ) 今 先生 呼んで くる ね。

( あゆみ ) え …

何 これ …

( 医師 ) ご 気分 は どう です か ?

( あゆみ ) 先生 !

( 医師 ) 大丈夫です か !

( あゆみ ) 先生 あの …

どう なって る んです か これ !

私 の 体 です !

落ち着いて ください 海根 さん。

私 … 海根 さん じゃ あり ませ ん !

( 京子 ) 然子 ! あんた …

迷惑 かける の も いいかげんに し なさい !

大変 申し訳 ございませ ん でした。

あんた も 謝り なさい。

( 医師 ) 突然の こと で まだ 混乱 して る ようです が ―

しばらく すれば 落ち着く と 思い ます。

特に 外傷 も あり ませ ん し …

( あゆみ ) 一体 何 が 起きて る の か …

( あゆみ ) あの 私 実は …

( 京子 ) 仕事 抜けて きて ん の。

これ 以上 面倒 かけ ん じゃ ない よ !

( あゆみ ) 目 の 前 に いる 私 は 私 じゃ ない。

ああ …

でも …

ここ に いる の は 間違い なく 私 だった。

( あゆみ ・ 水本 ・ 火賀 ( か が )) ジャンケンポン

あいこ でしょ。

あいこ でしょ

( あゆみ ) しろ ちゃん の 負け ~ ( 火賀 ) よし !

( あゆみ ・ 火賀 ) イエーイ。

( 火賀 ) 行け ー ( あゆみ ) 行って きて ー

( 水本 ) なんだ よ

( あゆみ ・ 火賀 ) いって らっしゃ ー い。

( あゆみ ) いちご オレ ?

( 火賀 ) お前 さ いくら あゆみ の 好物 や から って さ

( 火賀 ) 普通 ホット やろ ( あゆみ ) フフフ …

( 水本 ) だ よ な 別の 買って くる。

( あゆみ ) ああ いい よ、いい よ。

私 いちご オレ 大好き だ から あり が と。

( 火賀 ) もう し ゃあ ない ほら よこせ。

冷た っ !

( あゆみ ) じゃ …

( あゆみ ) かんぱーい。 ( 水本 ・ 火賀 ) 乾杯。

さ ぶ っ ! お前 ガンガン に 冷えて る や ん け !

( 水本 ) 悪い。

( 火賀 ) おい もう ! だ から 俺 絶対 ホット が …

わ ! びっくり した お前。

( あゆみ ) しろ ちゃん。 ( 水本 ) うわ 冷たっ。

もう な んだ よ

わっ !

ハァ … ハァ …

( あゆみ ) ママ …

ママ ! 私 …

私 あゆみ な の。

( 優香 ) あゆみ の お 友達 かしら ?

そう じゃ ない の ! 私 が あゆみ な の !

う う ー … ママ …

助けて お 願い。

ママ

( 優香 ) ごめんなさい。

ちょっと すいません。

( ドア が 開く 音 )

( 水本 ) あゆみ ちゃん

しろ ちゃん。

( 然子 ) しろ ちゃん。

おはよう。

( あゆみ ) え …?

誰 ?

誰 !

誰 …

あなた 誰 な の ?

え ?

もし かして 海根 さん ?

何 言って る の ? ( あゆみ ) そう でしょ ?

( あゆみ ) 海根 さん な んでしょ ?

( 然子 ) ちょっと … ( あゆみ ) 昨日 の こと 覚えてる よ ね。

( あゆみ ) 私 たち 入れ替わっちゃ った んだ よ ね ?

( 火賀 ) 海根 さん 朝 から テンション 高 すぎ。

( あゆみ ) 火賀 くん。 ( 火賀 ) てか キャラ 変 した ?

だから そう じゃ なくて …

海根 さん と 何 か あった ?

さあ …

( 火賀 ) おい 行こう。

待って !

律 ( り ) っちゃん マリ ちゃん。

私 … ( 律 ( りつ )) ねえ―。

朝 から マジ な んな の ?

( マリア ) ちょっと 迷惑な んです けど。

( 律 ) とにかく もう あゆみ に 近づか ないで。

行こう。

( 教師 ) じゃあ この ね “ ジーズ ファクターズ ” と は

何 を 指して いる のでしょう か ?

はい 海根。

う ー み ー ね。 ( 手拍子 )

う ー み ー ね ! ( 手拍子 )

あ … 私 か。

( 教師 ) 何 ボケ っと して んだ よ。

身 は 詰まって ん のに 頭 は 空っぽだ な。

( 笑い声 )

( あゆみ ) あれ ?

( 教師 ) じゃあ 2 人 組 に なって。 ( 生徒 たち ) はーい。

( マリア ) あゆみ やろう。

( 教師 ) はい お互い 向き合って 肩 の ストレッチ。

( あゆみ ) いつも と 同じ 学校 な のに …

( 然子 ) おいし ー い 。( 律 ) おいしい でしょ ?

( あゆみ ) まるで 知ら ない 世界 に いる みたいだった。

( 担任 ) ああ 海根 あと で 教材 運んど いて くれ。

ああ 1 人 じゃ キツ い から 誰 か に 手伝って もらえ。

じゃあ 起立。

はい 礼。

( 生徒 たち ) さようなら 。( 担任 ) はい さようなら。

気 を つけて なー。

( あゆみ ) 海根 さん は ―。

いつも 1 人 だった の かも しれ ない。

同じ クラス な のに 全然 気付か なかった。

( 水本 ) 海根 さん ?

手伝う よ。 1 人 じゃ 大変でしょ

しろ ちゃん。

そう いえば

今朝 は どうした の ?

何 か あった んだ よ ね ?

海根 さん ?

とりあえず これ 運んで おく ね。

待って !

私 …

小日向 ( こひなた ) あゆみ な の。

( 水本 ) え ?

( あゆみ ) ウソ じゃ ない よ。

原因 は 分から ない けど。

昨日 の デート の 前 に 海根 さん が ビル から 飛び降りて

そし たら 海根 さん の 体 に 私 の 心 が 入っちゃ った みたいで。

( 水本 ) ちょっと !

何 言って る か 分から ない んだ けど …

本当な の 信じて

思い出 も 全部 言える し。

告白 して くれた とき の 言葉 だって 全部 覚えて る。

放課後 の 教室 に 呼び出して くれて。

私 の こと ずっと 好きだった って 言って くれた よ ね ?

( 水本 ) ごめん。

気 を 持た せて しまった なら 謝る。

これ 運んで おく ね。

( ドア が 開く 音 )

( あゆみ ) わ … 私 ―。

海根 さん じゃ あり ませ ん !

( 京子 ) これ 以上 面倒 かけ ん じゃ ない よ !

( 優香 ) あゆみ の お 友達 かしら ?

ごめんなさい。

てか キャラ 変 した ?

( 教師 ) 身 は 詰まって ん のに 頭 は 空っぽだ な。

( 笑い声 )

( 水本 ) 何 言って る か 分から ない んだ けど。

気 を 持た せて しまった なら 謝る。

( あゆみ の 泣き声 )

もう や だ

戻り たい。

元 に 戻り たい …

( 然子 ) 大丈夫 ? 大変でしょう ? 私 の 体 だ と

海根 さん ?

やっぱり 海根 さん な んだ よ ね ?

( 然子 ) うん。

海根 さん は 誰 か に 信じて もらえた ?

もらえ ない よ ね ?

なんで こんな こと に なっちゃ った の か 分から ない けど

入れ替わった こと 家族 と か 友達 と か ―。

身近な 人 だけ でも まずは 知って もらおう よ。

2 人 で 訴えれば きっと みんな 信じて くれる はずだ から ね ?

そんな こと する わけな い じゃ ん。

だって アタシ …

ずっと 小日向 さん に なり たかった んだ もん。

海根 さん な … 何 言って る の ?

ど っ から どう 見て も …

や っぱ アタシ って ブス だ わ ー。

その 体 あんた に あげる。

今日 から アタシ が 小日向 あゆみ。

そして あなた が 海根 然子。

そんな の イヤ !

でも 誰 に も 気付いて もらえ なかった でしょ ?

そう

アタシ の 体 で どんなに あがいて も ―。

誰 に も 言葉 なんて 届か ない。

誰 に も 信じて もらえ ない。

今 まで さんざん 幸せな 人生 送って きた んだ から。

ちょっと は 苦しみ な よ。

待って。

なんで …

なんで 私 に なり たかった の ?

だって …

どうしても 欲しかった んだ もん。

何 を ?

しろ ちゃん。

( 律 ) 成績 トップ で バスケ 部 の エース。

( マリア ) まさに エリート だ ね あゆみ の 幼なじみ は。

幼なじみ じゃ ない でしょ。

そ っか もう 彼氏 だ。

で どう な の ? 長年 の 恋 が 実った 感想 は。

うん。

本当に よかった。

( 律 ) だってー いい なー。

( インコ の 鳴き声 )

どうした の ?

家 に 戻れ なく なっちゃ った の ?

そし たら 私 と 同じだ ね。

もし このまま 誰 に も 気付か れ なかったら …

家族 も 友達 も ―。

それ から ―。

しろ ちゃん も 海根 さん に 取ら れて しまう。

そんな こと ―。

考える だけ でも 恐ろしかった。

なんとか し なくちゃ

( 火賀 ) お前 また 1 位 か よ。

( 火賀 ) こっち 追試 やって の に。 ( 水本 ) 勉強 し ない から だ ろ。

時間 が あったら し とる。 ( 携帯 電話 が 鳴る 音 )

( 火賀 ) あ ! 生まれ そう ! ( 水本 ) 火賀 …

簡単に 時間 を 作る 方法 教えて ほしい か ?

( 火賀 ) おう ! ( 水本 ) ゲーム を やめる こと だ。

ああ きた ー ! スーパーレア ゲット !

ちょっと 公 史郎 ( こう しろう ) 見て !

( 火賀 ) 公 史郎 これ すごい … ( 律 ) いい とこ に 来た。

( 律 ) 今 ちょうど 文化 祭 の 館長 決めて た と こな の。

( 天田 ( あまた )) クラス の 顔 だ よ。 ( 火賀 ) え ?

( マリア )2 年 2 組 と いえば …

( 生徒 たち ) 火賀、 火賀、 火賀、 火賀 …

( 歓声 )

ありがとう、 ありがとう。

俺 子供 の ころ から 館長 に なる の が 夢 でした。

( 歓声 )

バカヤロー が !

めん どくさい から 公 史郎 代わって。

( 生徒 たち ) えー ? は あー ? それ は ない よ ー。

( 火賀 ) よっ しゃ ー ! ( 生徒 たち ) ダメだ よ !

( 生徒 たち ) お ー !

おい ! え ?

( 律 ) はい これ で 決まり ー !

( 歓声 )

お前 ら 絶対 バイト 代 請求 する から な

おい な ん や ねん 館長 って さ。

館長 なんか いる ?

( 律 ) あっ あゆみ お化け や ん ない ?

( 然子 ) え ?

美人 じゃ なきゃ 怖く なら ない んだ よ ね。

でも アタシ そんな 美人 じゃ …

何 言って ん の !

クラス で 一 番 かわいい じゃ ん、ねえ。

( 生徒 ) あゆみ の 着物 姿 見た ー い。

( 生徒 たち ) 見たーい。 ( マリア ) 見 たい よ ね 見 たい よ ね。

( 律 ) やろう よ、 やろう よ。

やった ー ! やって くれる って ー !

( 拍手 と 歓声 )

( あゆみ ) しろ ちゃん。

お 願い だ から 私 に 気付いて。

( 水本 ) いい 身分 だ な 館長 は。

( 火賀 ) 当日 大忙し や で。

実は ちょっと 頼み が ある。

( ため息 )

しろ ちゃん ! あ …

( 火賀 ) あいつ なら 来 うへん で 。( あゆみ ) え ?

気 ぃ 変わって 別の 係 やり たい ん やって さ。

海根 さん さ 公 史郎 に 気 ぃ あん の ?

え ?

あいつ 彼女 いる から やめた ほう が いい と 思う で。

( あゆみ ) それ …

私 だ よ。

( 火賀 の 笑い声 )

私 そんなに おかしい かな。

ああ。

マジ で ヘタ。

( あゆみ ) え ? ( 火賀 ) これ な んな ん ?

( あゆみ ) カッパ だ けど … ( 火賀 ) ハハハッ。

( 火賀 ) 怖 さ 1 ミリ も ない って。

ひど ! 一生懸命 描いた のに。

悪い、 悪い。

でも あいつ と いい 勝負 や な。

( あゆみ ) あいつ って ?

俺 の 好きな 子 も す っ ごい 絵 ヘタ …

( あゆみ ) え ! ( 火賀 ) なん や。

火賀 くん 好きな 子 いた の いつ から ? ( 火賀 ) テンション 高い って。

じゃあ 私 に ずっと 隠して たって こと ?

は ?

それ より 誰 ? 誰 ? ( 火賀 ) 教え へん って。

私 の 知って る 人 ? ( 火賀 ) 筆 貸せ や。

( あゆみ ) 分かった ! マリ ちゃん でしょ。

かわいい から なあ。 ( 火賀 ) 筆。

( あゆみ ) じゃあ 律 っちゃ んだ すごく 仲 いい し。

いいかげん に せ えよ。

あ …

俺 カッパ か。

フフ … アハハ !

アハハ … アハハ じゃ ない って。

( 火賀 ) 早 よ なんとか して くれ。 ( あゆみ ) ごめん、 ごめん。

( 火賀 ) ありがとう。 もう !

いや ー もう。

ウソ やろ。

( あゆみ ) ハァ …

なんか 久しぶりだ な。

( 火賀 ) え ?

こんなふうに 話せた の。

海根 さん 友達 少ない から な。

うん。

( 教師 の 声 )

( 火賀 ) ハハハ …

クソ まず そう や な それ。

( あゆみ ) そんなに 笑う こと ない じゃ ん。

えっ 俺 の や ん。

おい お前 ボールペン で 書いて る や ん け。

知 ~ ら ない。

( 教師 ) そこ ! さっき から うるさい ぞ。

( 火賀 ・ あゆみ ) すいません

( あゆみ ) 火賀 くん。

( あゆみ ) ちょっと 気持ち 悪い よ。 ( 火賀 ) え ?

あ ! また 好きな 人 の こと 考えて た んでしょ。

うるっさい わ。

じゃあ 私 買い出し 頼んで くる ね。

( 火賀 ) おう。

あ ! ちょっと 待って

( あゆみ ) どうした の ?

ああ … 黄色 の ペンキ も 頼む。

うん 分かった。

ハァ … 俺 マジ で ゲーム の やり すぎ かな …

( 律 ) 天田 くん が ガムテープ と 画用紙 ね。

( 天田 ) そうだ よ。 サンキュー。

( マリア ) 延長 コード って 誰 だ っけ。 ( 宇野 ) ああ 私、 私。

律 っちゃん、 マリ ちゃん、 今度 これ も お 願い。

まず 会計 係 に 頼んで。

あ … そうだ よ ね。

( 律 ) あと さあ。

名前 呼び やめて くん ない。

てか そもそも うち ら そんな 仲 じゃ な いっしょ

ごめん。

( あゆみ ) あの …

買って ほしい もの が ある んだ けど。

( 海老原 ) その辺 置 い と いて。

あった !

( 水本 ) ちょっと 頼み が ある。

大道具 係 も やって もらえ ない か ?

今 少し 海根 さん と 距離 を 置き たい んだ。

お前 海根 さん と なんか あった ん ?

俺 も よく 分から ない ( 火賀 ) は ?

( 水本 ) 海根 さん 自分 の こと あゆみ ちゃん だ と 思い込んで る みたいな んだ。

( あゆみ ) 私 たち 入れ替わっちゃ った んだ よ ね ?

てか キャラ 変 した ?

そんな … そんな まさか … ない やろ。

( 金村 ) 見て ー お化け 完成 じゃーん !

( 歓声 )

( あゆみ ) 教室 に いる の が 怖い。

みんな の 目 が 怖い。

姿 が 違う だけ な のに …

私 は 私 な のに。

どうして …

( 火賀 ) 海根 さん の 避け 方 お前 ら らしく ない やろ。

( マリア ) 自業自得。

( 律 ) 海根 さん ずっと あゆみ に 嫌がらせ して た の。

嫌がらせ ?

( 律 ) あゆみ は この 性格 だ から あえて 教えて は くれ ない けど。

海根 さん に は 絶対 近づき たく ない って。

( マリア ) あゆみ が そんな こと 言う んだ から よっぽど の こと でしょ

ちょっと 待って !

誤解 だ よ 私 何も して ない。 ( 律 ) と ぼけ ないで よ。

昨日 だって つきまとって た じゃ ん。

それ は …

( 律 ) 何 よ ?

言い たい こと が ある なら はっきり 言って。

でも ホント 誤解 な の。

( マリア ) あんた ねえ。

( 然子 ) 律 っちゃん、 マリ ちゃん。

アタシ は 大丈夫だ から

元 は と いえば アタシ が 悪い の。

アタシ が … 海根 さん の 気持ち 考え ず に ―

しろ ちゃん と つきあって は しゃい じゃ った から。

( 宇野 ) えっ。

海根 さん て 水本 くん の こと 好きだった の ?

( 生徒 たち ) マジ ! えー !

( 生徒 たち の 騒ぐ 声 )

( 律 ) へえ …。

そういう こと だった んだ。

マジ 最低

違う の。

本当に 違う んだ って。

( 金村 ) まあ 人 を 好きに なる の は 自由だ けど さ。

( 海老原 ) 水本 も 災難 だ なー。

( 川地 ) つ か ウケ る ~ ( 星 嶋 ) 鏡 見て こ いよ 鏡。

( 生徒 たち の はやしたてる 声 )

誤解 っ つって る やろ !

みんな。

ごめん。

海根 さん の こと …

アタシ の 勘違い だった みたい。

( 律 ) あゆみ ?

( 火賀 ) まあ 勘違い は しかたない と して。

海根 さん に しっかり 謝れ よ

ほら。

ごめん …

なさい。

火賀 くん

さっき は 本当に ありがとう。

私 も 手伝う ね。

あゆみ、

あゆみ な ん やろ ?

悪かった。 すぐ 気付か れ へん く て。

なんで ?

どんな 姿 して て も 分かる よ。

あゆみ は …

あゆみ な ん や から。

火賀 くん

泣く な よ。

( あゆみ ) 火賀 くん に 気付いて もらえた こと で …

( 火賀 ) ほら もう 泣く なって なあ

失い かけて いた 自分 と いう 存在 が ―

認め られた 気 が した。

お前 の 秘密 ―

公 史郎 に バラ して やって も ええ ねん ぞ

海根 然子。

( 火賀 ) びっくり じゃ ない ? なあ。 ( あゆみ ) あら ? これ は ?

( 火賀 ) うわ ー ! あぶな !

( あゆみ ) ちょっと ー 危ない ( 火賀 ) ごめん、 ごめん。

( あゆみ ) だ けど …

しろ ちゃん だけ に は 一生 気付か れ ない ほう が ―

幸せだった の かも しれ ない。


Switched S 1:E 1 Suicide switched|s|e|suicide Geschaltet S 1:E 1 Selbstmord Switched S 1:E 1 Suicide Commuté S 1:E 1 Suicide 스위치 S 1:E 1 Suicide Przełączanie S 1:E 1 Samobójstwo Comutado S 1:E 1 Suicídio Переключено S 1:E 1 Суицид 交换式 S 1:E 1 自杀 交换式 S 1:E 1 自杀

( 水本 ( みず もと )) 俺 … みずもと|||おれ (I... (Mizumoto) I... (I...

あゆみ ちゃん の こと が ずっと 好きだった。 ||||||すきだった I've always liked Ayumi-chan Sempre gostei da Ayumi.

( あゆみ ) 大好きな 人 から の 告白。 |だいすきな|じん|||こくはく (Ayumi) Confession from a loved one (Uma confissão de alguém que amas.

つきあって ほしい。 Quero que fiques comigo.

はい。 yes

呼吸 も 忘れる ほど の 喜び を 感じた。 こきゅう||わすれる|||よろこび||かんじた I felt such joy that I forgot to breathe Senti tanta alegria que me esqueci de respirar.

でも 私 は 何も 分かって なかった んだ。 |わたくし||なにも|わかって|| But I didn't know anything Mas eu não percebia nada.

この 幸せ が どれほど 大切な もの だった の か。 |しあわせ|||たいせつな|||| How important was this happiness Quão importante era esta felicidade?

ない。 do not have

ない ない ない Não, não, não.

( あゆみ ) ない ない ! ( 優香 ) どうした の ? |||ゆか|| (Ayumi) No no! (Yuka) What happened? (Não, não! (O que é que se passa?

ここ に 置いて あった ネックレス が。 ||おいて||ねっくれす| The necklace that was left here O colar que foi deixado aqui.

ええ ~ ない ! Sim - não!

( 和輝 )16 歳 で デート なんて … ( 優香 ) はい。 かずてる|さい||でーと||ゆか| (Kazuki) Dating at the age of 16... (Yuka) Yes (Como é que uma rapariga de 16 anos pode ir a um encontro... (Yuka) Sim.

( 和輝 ) 早 すぎる だろう。 かずてる|はや|| (Kazuki) It's too early, isn't it? (É muito cedo.

ありがと。 あり が と thank you Obrigado.

( 優香 ) 初 デート 楽しんで きて ね。 ゆか|はつ|でーと|たのしんで|| (Yuka) Enjoy your first date. (Yuka) Diverte-te no teu primeiro encontro.

ありがとう。 Obrigado.

いって き ます。 See you Eu vou-me embora.

( リポーター ) 赤く 染まった 月 が 独特な 地形 と ―。 りぽーたー|あかく|そまった|つき||どくとくな|ちけい| (Reporter) The red-stained moon is a unique topography and— (Relator) A lua avermelhada é uma caraterística única do terreno.

光 の 反射 に よる 錯覚 から 真昼 に 浮かぶ。 ひかり||はんしゃ|||さっかく||まひる||うかぶ Floating in midday from the illusion of light reflection A ilusão de reflexos de luz faz com que a imagem pareça flutuar em plena luz do dia.

それ が この 町 の 名物 “ 赤 月 ” です。 |||まち||めいぶつ|あか|つき| That is the town's specialty, ``Akatsuki''. É a especialidade da cidade, a "lua vermelha".

( 携帯 電話 の 着信 音 ) けいたい|でんわ||ちゃくしん|おと (mobile phone ringtone) (Toque de telemóvel)

もしもし。 Olá.

( 然子 ( ぜんこ )) アタシ … ぜんこ|| (Zenko) I... (I...

同じ クラス の 海根 ( うみね )… おなじ|くらす||うみ ね|うみ ね Umine in the same class... Umine...

海根 然子 です。 うみ ね|ぜんこ| I'm Zenko Umine Kaine, Yeiko.

海根 さん ?  どうした の ? うみ ね||| Mr. Umine? what happened ? Kaine? O que é que se passa?

( 然子 ) アタシ … ぜんこ| (Zenko) I... (I...

これ から 死ぬ から。 ||しぬ| I will die now. Por isso, vou morrer.

え ?

( 然子 ) 死ぬ から ! ぜんこ|しぬ| (Zenko) I'm going to die! (Porque eu vou morrer!

何 言って る の ?  冗談 でしょ ? なん|いって|||じょうだん| What are you saying ? You're joking, right ? De que é que estão a falar? Estás a brincar, certo?

( 然子 ) 後ろ 見て みて。 ぜんこ|うしろ|みて| (Zenko) Look behind you (Olha para trás.

ああ ! Oh!

海根 さん。 うみ ね| Sr. Kaine.

すぐ 行く から 待って て。 |いく||まって| I'll be there soon , wait for me Esperem por mim, já lá vou ter.

( 然子 ) 来 ないで ! ぜんこ|らい| (Zenko) Don't come! (Não venhas!

そこ から アタシ を 見て て。 ||||みて| Look at me from there Observa-me de lá.

え ?

海根 さん うみ ね| raiz do mar

そんな 所 に いたら ホントに 危ない。 |しょ|||ほんとに|あぶない It's really dangerous if you're in such a place É muito perigoso estar num lugar como aquele.

( 衝突 音 ) しょうとつ|おと (collision sound) (som de crash).

( あゆみ ) 重たい … |おもたい (Ayumi) Heavy... (É pesado...

まぶた も 体 も 鉛 の ように 重たい。 ||からだ||なまり|||おもたい As pálpebras e o corpo são pesados como chumbo.

どう した ん だっけ 私 … ||||わたくし what happened to me O que é que se passa? Eu...

( 看護 師 ) 気 が 付いた ? かんご|し|き||ついた (Nurse) Did you notice? (Reparaste?

大きな ケガ は 見当たら なかった けど どこ か 痛む ? おおきな|けが||みあたら|||||いたむ I didn't see any big injuries, but does it hurt somewhere? Não vi nenhuma lesão grave, mas onde é que dói?

( あゆみ ) いえ … (Não...

( 看護 師 ) よい しょっ。 かんご|し||し ょっ (Nurse) Good job (Bom rapaz.

( あゆみ ) すいません … (Sinto muito...

そう だ … 海根 さん は ? ||うみ ね|| That's right... Umine-san? Sim... onde está o Kaine?

え ?

( あゆみ ) 海根 さん は 無事な んです か ? |うみ ね|||ぶじな||

何 言って る の ? なん|いって|| De que é que estão a falar?

海根 さん は あなた でしょ ? うみ ね|||| É o tal, não é, Mr. Kaine?

( あゆみ ) え …? (Eh...?

( 看護 師 ) 今 先生 呼んで くる ね。 かんご|し|いま|せんせい|よんで|| (I'll go get the doctor. (Vou chamar o médico agora.

( あゆみ ) え … (O quê?

何 これ … なん| O que é isto ...

( 医師 ) ご 気分 は どう です か ? いし||きぶん|||| (Como se está a sentir?

( あゆみ ) 先生 ! |せんせい

( 医師 ) 大丈夫です か ! いし|だいじょうぶです| (Estás bem?

( あゆみ ) 先生 あの … |せんせい| (Sensei...

どう なって る んです か これ ! What's going on with this! O que é que se passa aqui?

私 の 体 です ! わたくし||からだ| É o meu corpo!

落ち着いて ください 海根 さん。 おちついて||うみ ね| Please calm down, Umine-san. Acalme-se, Sr. Kaine.

私 … 海根 さん じゃ あり ませ ん ! わたくし|うみ ね||||| I'm not Uminane-san! Eu... não sou o Kaine!

( 京子 ) 然子 !  あんた … きょうこ|ぜんこ| (Yatako! Tu...

迷惑 かける の も いいかげんに し なさい ! めいわく|||||| Don't bother bothering me! Por favor, pára de me incomodar!

大変 申し訳 ございませ ん でした。 たいへん|もうしわけ||| I'm very sorry. Lamentamos imenso.

あんた も 謝り なさい。 ||あやまり| You apologize, too. Pede-me desculpa.

( 医師 ) 突然の こと で まだ 混乱 して る ようです が ― いし|とつぜんの||||こんらん|||| (Doctor) It seems that you are still confused because of the suddenness- (Ainda pareces confuso com a rapidez de tudo, mas...

しばらく すれば 落ち着く と 思い ます。 ||おちつく||おもい| I think it will calm down after a while Daqui a pouco, a situação acalma-se.

特に 外傷 も あり ませ ん し … とくに|がいしょう||||| I don't have any particular injuries... Não há feridos...

( あゆみ ) 一体 何 が 起きて る の か … |いったい|なん||おきて||| (Ayumi) What the hell is going on... (Que raio se está a passar...

( あゆみ ) あの 私 実は … ||わたくし|じつは (Ayumi) Actually, I... (Na verdade, eu...

( 京子 ) 仕事 抜けて きて ん の。 きょうこ|しごと|ぬけて||| (Kyoko) I'm out of work (Deixei o trabalho para vir para cá.

これ 以上 面倒 かけ ん じゃ ない よ ! |いじょう|めんどう||||| No more trouble! Não se preocupe mais!

( あゆみ ) 目 の 前 に いる 私 は 私 じゃ ない。 |め||ぜん|||わたくし||わたくし|| (Ayumi) The me in front of me is not me (O eu à tua frente não sou eu.

ああ … Oh ...

でも …

ここ に いる の は 間違い なく 私 だった。 |||||まちがい||わたくし| Era definitivamente eu que estava aqui.

( あゆみ ・ 水本 ・ 火賀 ( か が )) ジャンケンポン |みずもと|ひ が||| (Ayumi, Mizumoto, Kaga) Pedra-papel-tesoura

あいこ でしょ。 It's Aiko É aiko, não é?

あいこ でしょ Deves ser a Aiko.

( あゆみ ) しろ ちゃん の 負け ~ ( 火賀 ) よし ! ||||まけ|ひ が| (Shiro, perdeste. Está bem!

( あゆみ ・ 火賀 ) イエーイ。 |ひ が| (Ayumi e Higa) Boa!

( 火賀 ) 行け ー ( あゆみ ) 行って きて ー ひ が|いけ|-||おこなって||- (Higa) Go (Ayumi) Go (Vai...

( 水本 ) なんだ よ みずもと||

( あゆみ ・ 火賀 ) いって らっしゃ ー い。 |ひ が|||-| (Ayumi, Higa) Have a nice trip. (Faz uma boa viagem.

( あゆみ ) いちご オレ ? ||おれ (Ayumi) Strawberry me? (Morango?

( 火賀 ) お前 さ いくら あゆみ の 好物 や から って さ ひ が|おまえ|||||こうぶつ|||| (Higa) How much is Ayumi's favorite food? (Só porque és a comida favorita da Ayumi...

( 火賀 ) 普通 ホット やろ ( あゆみ ) フフフ … ひ が|ふつう|ほっと||| (It's usually hot. (Normalmente é quente.

( 水本 ) だ よ な 別の 買って くる。 みずもと||||べつの|かって| (Mizumoto) Okay, I'll buy another one (Certo, vou comprar outro.

( あゆみ ) ああ いい よ、いい よ。 (Oh, está tudo bem, está tudo bem.

私 いちご オレ 大好き だ から あり が と。 わたくし||おれ|だいすき||||| I love strawberries , so thank you

( 火賀 ) もう し ゃあ ない ほら よこせ。 ひ が|||||| (Higa) It's not time anymore, give it to me (É tudo o que tenho de fazer. Dá-mo.

冷た っ ! つめた| Cold! Frio!

( あゆみ ) じゃ …

( あゆみ ) かんぱーい。 ( 水本 ・ 火賀 ) 乾杯。 |かんぱ - い|みずもと|ひ が|かんぱい (Cheers. (Cheers.

さ ぶ っ ! お前 ガンガン に 冷えて る や ん け ! |||おまえ|||ひえて|||| Sabu! You're really cold! Está um gelo! Tens tanto frio, não tens?

( 水本 ) 悪い。 みずもと|わるい (Desculpa.

( 火賀 ) おい もう ! だ から 俺 絶対 ホット が … ひ が|||||おれ|ぜったい|ほっと| (Higa) Hey! That's why I'm definitely hot (Ei! É por isso que eu sou definitivamente quente ...

わ !  びっくり した お前。 |||おまえ What! you were surprised. Uau! Assustaste-me.

( あゆみ ) しろ ちゃん。 ( 水本 ) うわ 冷たっ。 |||みずもと||つめたっ (Shiro. (Uau, está frio.)

もう な んだ よ Mas que raio?

わっ ! Uau!

ハァ … ハァ … Ha ... ha ... ha ... ha ...

( あゆみ ) ママ … |まま (Mamã...

ママ !  私 … まま|わたくし Mamã! I...

私 あゆみ な の。 わたくし||| Chamo-me Ayumi.

( 優香 ) あゆみ の お 友達 かしら ? ゆか||||ともだち| (Yuka) Are you Ayumi's friend? (Ele é amigo da Ayumi?

そう じゃ ない の ! 私 が あゆみ な の ! ||||わたくし|||| Não é isso! Eu sou a Ayumi!

う う ー …  ママ … ||-|まま Uh-uh ... mamã ...

助けて お 願い。 たすけて||ねがい please help me Ajuda-me, por favor.

ママ まま proprietária (de um bar, etc.)

( 優香 ) ごめんなさい。 ゆか| (Yuka) Desculpa.

ちょっと すいません。 Com licença.

( ドア が 開く 音 ) どあ||あく|おと (sound of door opening) (a porta abre-se)

( 水本 ) あゆみ ちゃん みずもと|| (Mizumoto) Ayumi-chan (Ayumi.

しろ ちゃん。 Shiro-chan

( 然子 ) しろ ちゃん。 ぜんこ|| (Zenko) Shiro-chan (Shiro.

おはよう。 good morning Bom dia.

( あゆみ ) え …? (Ayumi) Huh...? (Eh...?

誰 ? だれ Who is that? Quem?

誰 ! だれ Who are you? Quem !

誰 … だれ Who is that...

あなた 誰 な の ? |だれ|| who are you? Quem são vocês?

え ? Eh?

もし かして 海根 さん ? ||うみ ね| By any chance, are you Umine? Se não se importa que eu pergunte, Mr. Kaine?

何 言って る の ? ( あゆみ ) そう でしょ ? なん|いって||||| What are you saying? (Ayumi) It's you, right? O que é que estás a dizer? (Não é verdade?

( あゆみ ) 海根 さん な んでしょ ? |うみ ね||| You're Umine, aren't you? (É o Kaine, não é?

( 然子 ) ちょっと … ( あゆみ ) 昨日 の こと 覚えてる よ ね。 ぜんこ|||きのう|||おぼえてる|| (Zenko) Hey... (Ayumi) You remember yesterday, don't you? (Ei... lembras-te do que aconteceu ontem, certo?

( あゆみ ) 私 たち 入れ替わっちゃ った んだ よ ね ? |わたくし||いれかわっちゃ|||| (Ayumi) We switched places, right? (Trocámos, não foi?

( 火賀 ) 海根 さん 朝 から テンション 高 すぎ。 ひ が|うみ ね||あさ||てんしょん|たか| (Higa) Umine-san, the tension is too high from this morning. (A Kaine é demasiado nervosa de manhã.

( あゆみ ) 火賀 くん。 ( 火賀 ) てか キャラ 変 した ? |ひ が||ひ が|て か||へん| (Ayumi) Kaga-kun. (Kaga) Did you change your character? (Higa-kun. (Mudaste a tua personagem?

だから そう じゃ なくて … Portanto, não, não é...

海根 さん と 何 か あった ? うみ ね|||なん|| Did something happen with Umine-san? Aconteceu alguma coisa com o Sr. Kaine?

さあ … Vamos lá ...

( 火賀 ) おい 行こう。 ひ が||いこう (Ei, vamos lá.

待って ! まって Espera!

律 ( り ) っちゃん マリ ちゃん。 りつ|||まり| Ritsu (Ri), Mari.

私 … ( 律 ( りつ )) ねえ―。 わたくし|りつ|| Eu ... (RUTH LIKE) Ei -.

朝 から マジ な んな の ? あさ||||| Seriously since morning? O que é que se passa realmente de manhã?

( マリア ) ちょっと 迷惑な んです けど。 まりあ||めいわくな|| (Maria) It's a little annoying. (MARIA) É um pouco irritante.

( 律 ) とにかく もう あゆみ に 近づか ないで。 りつ|||||ちかづか|

行こう。 いこう

( 教師 ) じゃあ この ね “ ジーズ ファクターズ ” と は きょうし|||||||

何 を 指して いる のでしょう か ? なん||さして||| What are you referring to?

はい 海根。 |うみ ね

う ー み ー ね。 ( 手拍子 ) |-||-||てびょうし

う ー み ー ね ! ( 手拍子 ) |-||-||てびょうし

あ … 私 か。 |わたくし| Ah... me

( 教師 ) 何 ボケ っと して んだ よ。 きょうし|なん||||| (Teacher) What the hell are you doing?

身 は 詰まって ん のに 頭 は 空っぽだ な。 み||つまって|||あたま||からっぽだ| Her body is full but her head is empty.

( 笑い声 ) わらいごえ

( あゆみ ) あれ ?

( 教師 ) じゃあ 2 人 組 に なって。 ( 生徒 たち ) はーい。 きょうし||じん|くみ|||せいと||は - い (Teacher) Then we'll form a pair (students) Yes.

( マリア ) あゆみ やろう。 まりあ|| (Maria) Let's do Ayumi

( 教師 ) はい お互い 向き合って 肩 の ストレッチ。 きょうし||おたがい|むきあって|かた||

( あゆみ ) いつも と 同じ 学校 な のに … |||おなじ|がっこう|| (Ayumi) Even though it's the same school as usual...

( 然子 ) おいし ー い 。( 律 ) おいしい でしょ ? ぜんこ||-||りつ||

( あゆみ ) まるで 知ら ない 世界 に いる みたいだった。 ||しら||せかい|||

( 担任 ) ああ 海根 あと で 教材 運んど いて くれ。 たんにん||うみ ね|||きょうざい|はこ ん ど||

ああ 1 人 じゃ キツ い から 誰 か に 手伝って もらえ。 |じん||きつ|||だれ|||てつだって| Ah, it's tough being alone, so get someone to help you

じゃあ 起立。 |きりつ

はい 礼。 |れい

( 生徒 たち ) さようなら 。( 担任 ) はい さようなら。 せいと|||たんにん|| (Students) Goodbye (Teacher) Yes Goodbye

気 を つけて なー。 き|||な - be careful

( あゆみ ) 海根 さん は ―。 |うみ ね|| (Ayumi) Umine-san is—

いつも 1 人 だった の かも しれ ない。 |じん||||| Maybe I was always alone

同じ クラス な のに 全然 気付か なかった。 おなじ|くらす|||ぜんぜん|きづか| I didn't notice at all even though we were in the same class

( 水本 ) 海根 さん ? みずもと|うみ ね|

手伝う よ。 1 人 じゃ 大変でしょ てつだう||じん||たいへんでしょ I'll help you, it's hard being alone

しろ ちゃん。

そう いえば by the way

今朝 は どうした の ? けさ||| What happened to you this morning?

何 か あった んだ よ ね ? なん||||| Did something happen?

海根 さん ? うみ ね|

とりあえず これ 運んで おく ね。 ||はこんで||

待って ! まって

私 … わたくし

小日向 ( こひなた ) あゆみ な の。 おびなた|こ ひなた||| I'm Ayumi Kohinata.

( 水本 ) え ? みずもと|

( あゆみ ) ウソ じゃ ない よ。 |うそ||| (Ayumi) It's not a lie

原因 は 分から ない けど。 げんいん||わから||

昨日 の デート の 前 に 海根 さん が ビル から 飛び降りて きのう||でーと||ぜん||うみ ね|||びる||とびおりて

そし たら 海根 さん の 体 に 私 の 心 が 入っちゃ った みたいで。 ||うみ ね|||からだ||わたくし||こころ||はいっちゃ|| After that, it was as if my heart had entered Uminane's body.

( 水本 ) ちょっと ! みずもと|

何 言って る か 分から ない んだ けど … なん|いって|||わから||| I don't know what you're talking about, but...

本当な の 信じて ほんとうな||しんじて

思い出 も 全部 言える し。 おもいで||ぜんぶ|いえる| I can say all of my memories

告白 して くれた とき の 言葉 だって 全部 覚えて る。 こくはく|||||ことば||ぜんぶ|おぼえて| I even remember all the words you said when you confessed

放課後 の 教室 に 呼び出して くれて。 ほうかご||きょうしつ||よびだして| Invite me to your classroom after school

私 の こと ずっと 好きだった って 言って くれた よ ね ? わたくし||||すきだった||いって||| You said you've always liked me, didn't you?

( 水本 ) ごめん。 みずもと|

気 を 持た せて しまった なら 謝る。 き||もた||||あやまる I'm sorry if I upset you

これ 運んで おく ね。 |はこんで||

( ドア が 開く 音 ) どあ||あく|おと (sound of door opening)

( あゆみ ) わ … 私 ―。 ||わたくし (Ayumi) Wow... I-

海根 さん じゃ あり ませ ん ! うみ ね||||| You're not Mr. Umine!

( 京子 ) これ 以上 面倒 かけ ん じゃ ない よ ! きょうこ||いじょう|めんどう|||||

( 優香 ) あゆみ の お 友達 かしら ? ゆか||||ともだち| (Yuka) Are you Ayumi's friend?

ごめんなさい。

てか キャラ 変 した ? て か||へん| Has your character changed?

( 教師 ) 身 は 詰まって ん のに 頭 は 空っぽだ な。 きょうし|み||つまって|||あたま||からっぽだ| (Teacher) Your body is stuffed, but your head is empty

( 笑い声 ) わらいごえ

( 水本 ) 何 言って る か 分から ない んだ けど。 みずもと|なん|いって|||わから|||

気 を 持た せて しまった なら 謝る。 き||もた||||あやまる

( あゆみ の 泣き声 ) ||なきごえ

もう や だ

戻り たい。 もどり|

元 に 戻り たい … もと||もどり|

( 然子 ) 大丈夫 ? ぜんこ|だいじょうぶ (Zenko) Are you okay? 大変でしょう ?  私 の 体 だ と たいへんでしょう|わたくし||からだ|| It must be hard, right? my body

海根 さん ? うみ ね|

やっぱり 海根 さん な んだ よ ね ? |うみ ね|||||

( 然子 ) うん。 ぜんこ|

海根 さん は 誰 か に 信じて もらえた ? うみ ね|||だれ|||しんじて| Did someone believe you, Ms. Umine?

もらえ ない よ ね ? You can't have it, can you?

なんで こんな こと に なっちゃ った の か 分から ない けど ||||||||わから|| I don't know why this happened

入れ替わった こと 家族 と か 友達 と か ―。 いれかわった||かぞく|||ともだち|| Things that have changed, family, friends, etc. ―

身近な 人 だけ でも まずは 知って もらおう よ。 みぢかな|じん||||しって|| Even if it's just people close to you, let's get them to know first

2 人 で 訴えれば きっと みんな 信じて くれる はずだ から じん||うったえれば|||しんじて||| ね ?

そんな こと する わけな い じゃ ん。 You can't do that

だって アタシ …

ずっと 小日向 さん に なり たかった んだ もん。 |おびなた|||||| I've always wanted to be Ms. Kohinata.

海根 さん な … 何 言って る の ? うみ ね|||なん|いって||

ど っ から どう 見て も … ||||みて|

や っぱ アタシ って ブス だ わ ー。 |||||||-

その 体 あんた に あげる。 |からだ|||

今日 から アタシ が 小日向 あゆみ。 きょう||||おびなた|

そして あなた が 海根 然子。 |||うみ ね|ぜんこ

そんな の イヤ ! ||いや

でも 誰 に も 気付いて もらえ なかった でしょ ? |だれ|||きづいて||| But no one noticed, right?

そう

アタシ の 体 で どんなに あがいて も ―。 ||からだ|||| No matter how much I struggle with my body ―

誰 に も 言葉 なんて 届か ない。 だれ|||ことば||とどか| Words won't reach anyone

誰 に も 信じて もらえ ない。 だれ|||しんじて||

今 まで さんざん 幸せな 人生 送って きた んだ から。 いま|||しあわせな|じんせい|おくって||| I've led a very happy life up until now

ちょっと は 苦しみ な よ。 ||くるしみ|| Don't suffer a little

待って。 まって

なんで …

なんで 私 に なり たかった の ? |わたくし||||

だって …

どうしても 欲しかった んだ もん。 |ほしかった|| I really wanted it

何 を ? なん|

しろ ちゃん。

( 律 ) 成績 トップ で バスケ 部 の エース。 りつ|せいせき|とっぷ|||ぶ||えーす Ace of the basketball club with top results

( マリア ) まさに エリート だ ね あゆみ の 幼なじみ は。 まりあ||えりーと|||||おさななじみ| (Maria) Ayumi's childhood friend is truly an elite.

幼なじみ じゃ ない でしょ。 おさななじみ||| You're not my childhood friend, are you?

そ っか もう 彼氏 だ。 |||かれ し| That's right, he's already a boyfriend

で どう な の ? 長年 の 恋 が 実った 感想 は。 ||||ながねん||こい||みのった|かんそう| So what's up? The impression that a long-time love has come true

うん。 Yeah

本当に よかった。 ほんとうに|

( 律 ) だってー いい なー。 りつ|だって -||な -

( インコ の 鳴き声 ) いんこ||なきごえ

どうした の ?

家 に 戻れ なく なっちゃ った の ? いえ||もどれ|||| Are you unable to return home?

そし たら 私 と 同じだ ね。 ||わたくし||おなじだ| Then you're the same as me

もし このまま 誰 に も 気付か れ なかったら … ||だれ|||きづか|| If no one notices like this...

家族 も 友達 も ―。 かぞく||ともだち| Even my family and my friends...

それ から ―。

しろ ちゃん も 海根 さん に 取ら れて しまう。 |||うみ ね|||とら|| Shiro-chan is also taken by Umine-san.

そんな こと ―。

考える だけ でも 恐ろしかった。 かんがえる|||おそろしかった

なんとか し なくちゃ I have to do something

( 火賀 ) お前 また 1 位 か よ。 ひ が|おまえ||くらい|| (Higa) Are you number one again?

( 火賀 ) こっち 追試 やって の に。 ( 水本 ) 勉強 し ない から だ ろ。 ひ が||ついし||||みずもと|べんきょう||||| (Kaiga) Even though I'm doing a make-up exam (Mizumoto) It's because I don't study.

時間 が あったら し とる。 ( 携帯 電話 が 鳴る 音 ) じかん|||||けいたい|でんわ||なる|おと I'll take it when I have time (sound of cell phone ringing)

( 火賀 ) あ !  生まれ そう ! ( 水本 ) 火賀 … ひ が||うまれ||みずもと|ひ が (Higa) Ah! born so! (Mizumoto) Higa...

簡単に 時間 を 作る 方法 教えて ほしい か ? かんたんに|じかん||つくる|ほうほう|おしえて|| Do you want me to teach you how to make time easily?

( 火賀 ) おう ! ( 水本 ) ゲーム を やめる こと だ。 ひ が||みずもと|げーむ||||

ああ きた ー ! スーパーレア ゲット ! ||-||げっと Oh here we come! Get Super Rare!

ちょっと 公 史郎 ( こう しろう ) 見て ! |おおやけ|しろう|||みて Hey, Shiro, look!

( 火賀 ) 公 史郎 これ すごい … ( 律 ) いい とこ に 来た。 ひ が|おおやけ|しろう|||りつ||||きた (Kaiga) Koshiro This is amazing... (Ritsu) You've come to a good place

( 律 ) 今 ちょうど 文化 祭 の 館長 決めて た と こな の。 りつ|いま||ぶんか|さい||かんちょう|きめて|||| (Ritsu) I just decided on the director of the school festival.

( 天田 ( あまた )) クラス の 顔 だ よ。 ( 火賀 ) え ? あまだ||くらす||かお|||ひ が|

( マリア )2 年 2 組 と いえば … まりあ|とし|くみ|| (Maria) Speaking of 2nd year Class 2...

( 生徒 たち ) 火賀、 火賀、 火賀、 火賀 … せいと||ひ が|ひ が|ひ が|ひ が (Students) Kaga, Kaga, Kaga, Kaga …

( 歓声 ) かんせい (Cheers)

ありがとう、 ありがとう。 Thank you, thank you.

俺 子供 の ころ から 館長 に なる の が 夢 でした。 おれ|こども||||かんちょう|||||ゆめ| Ever since I was a child, it has been my dream to become a director.

( 歓声 ) かんせい

バカヤロー が ! You idiot!

めん どくさい から 公 史郎 代わって。 |||おおやけ|しろう|かわって On behalf of Koshiro because it is troublesome

( 生徒 たち ) えー ?  は あー ? それ は ない よ ー。 せいと|||||||||-

( 火賀 ) よっ しゃ ー ! ( 生徒 たち ) ダメだ よ ! ひ が|||-|せいと||だめだ|

( 生徒 たち ) お ー ! せいと|||-

おい !  え ?

( 律 ) はい これ で 決まり ー ! りつ||||きまり|- (Ritsu) Yes, this is it!

( 歓声 ) かんせい

お前 ら 絶対 バイト 代 請求 する から な おまえ||ぜったい|ばいと|だい|せいきゅう||| You guys will definitely charge for the part-time job.

おい な ん や ねん 館長 って さ。 |||||かんちょう|| What is the director of the museum?

館長 なんか いる ? かんちょう|| Is there a director?

( 律 ) あっ あゆみ お化け や ん ない ? りつ|||おばけ||| (Ritsu) Ah, isn't Ayumi a ghost?

( 然子 ) え ? ぜんこ|

美人 じゃ なきゃ 怖く なら ない んだ よ ね。 びじん|||こわく||||| Unless you're beautiful, you won't be scared, right?

でも アタシ そんな 美人 じゃ … |||びじん| But I'm that kind of beauty...

何 言って ん の ! なん|いって|| What are you talking about !

クラス で 一 番 かわいい じゃ ん、ねえ。 くらす||ひと|ばん|||| You're the cutest in the class, aren't you?

( 生徒 ) あゆみ の 着物 姿 見た ー い。 せいと|||きもの|すがた|みた|-| (Student) I want to see Ayumi in a kimono

( 生徒 たち ) 見たーい。 ( マリア ) 見 たい よ ね 見 たい よ ね。 せいと||みた - い|まりあ|み||||み|||

( 律 ) やろう よ、 やろう よ。 りつ||||

やった ー !  やって くれる って ー ! |-||||-

( 拍手 と 歓声 ) はくしゅ||かんせい

( あゆみ ) しろ ちゃん。

お 願い だ から 私 に 気付いて。 |ねがい|||わたくし||きづいて Please notice me

( 水本 ) いい 身分 だ な 館長 は。 みずもと||みぶん|||かんちょう| (Mizumoto) The director has a good social status.

( 火賀 ) 当日 大忙し や で。 ひ が|とうじつ|おおいそがし|| (Higa) I was very busy that day.

実は ちょっと 頼み が ある。 じつは||たのみ||

( ため息 ) ためいき

しろ ちゃん !  あ …

( 火賀 ) あいつ なら 来 うへん で 。( あゆみ ) え ? ひ が|||らい|||| (Higa) If it's him, he'll come (Ayumi) Huh?

気 ぃ 変わって 別の 係 やり たい ん やって さ。 き||かわって|べつの|かかり||||| I changed my mind and wanted to do something else.

海根 さん さ 公 史郎 に 気 ぃ あん の ? うみ ね|||おおやけ|しろう||き||| Are you interested in Koshiro Umine?

え ?

あいつ 彼女 いる から やめた ほう が いい と 思う で。 |かのじょ||||||||おもう| Because he has a girlfriend, I think he should stop.

( あゆみ ) それ …

私 だ よ。 わたくし||

( 火賀 の 笑い声 ) ひ が||わらいごえ

私 そんなに おかしい かな。 わたくし||| am i so funny

ああ。

マジ で ヘタ。 ||へた Seriously bad

( あゆみ ) え ? ( 火賀 ) これ な んな ん ? ||ひ が|||| (Ayumi) Huh? (Higa) What is this?

( あゆみ ) カッパ だ けど … ( 火賀 ) ハハハッ。 ||||ひ が| (Ayumi) Kappa, but... (Kaiga) Hahaha

( 火賀 ) 怖 さ 1 ミリ も ない って。 ひ が|こわ||みり||| (Higa) Not even one millimeter of fear

ひど !  一生懸命 描いた のに。 |いっしょうけんめい|えがいた| Terrible! I drew it with all my might

悪い、 悪い。 わるい|わるい bad bad

でも あいつ と いい 勝負 や な。 ||||しょうぶ||

( あゆみ ) あいつ って ? (Ayumi) Who is he?

俺 の 好きな 子 も す っ ごい 絵 ヘタ … おれ||すきな|こ|||||え|へた My favorite girl is also a terrible picture …

( あゆみ ) え ! ( 火賀 ) なん や。 ||ひ が||

火賀 くん 好きな 子 いた の いつ から ? ( 火賀 ) テンション 高い って。 ひ が||すきな|こ|||||ひ が|てんしょん|たかい| Since when did you like Higa-kun? (Higa) The tension is high

じゃあ 私 に ずっと 隠して たって こと ? |わたくし|||かくして|| So you kept it hidden from me?

は ?

それ より 誰 ?  誰 ? ( 火賀 ) 教え へん って。 ||だれ|だれ|ひ が|おしえ|| who than that? Who ? (Higa) Tell me

私 の 知って る 人 ? ( 火賀 ) 筆 貸せ や。 わたくし||しって||じん|ひ が|ふで|かせ| Who do I know? (Higa) Lend me a brush

( あゆみ ) 分かった ! マリ ちゃん でしょ。 |わかった|まり||

かわいい から なあ。 ( 火賀 ) 筆。 |||ひ が|ふで Cute Karana (Higa) Brush

( あゆみ ) じゃあ 律 っちゃ んだ すごく 仲 いい し。 ||りつ||||なか||

いいかげん に せ えよ。 Don't be shy

あ …

俺 カッパ か。 おれ|| I'm Kappa

フフ … アハハ !

アハハ … アハハ じゃ ない って。

( 火賀 ) 早 よ なんとか して くれ。 ( あゆみ ) ごめん、 ごめん。 ひ が|はや||||||| (Kaga) Hurry up and do something (Ayumi) I'm sorry, I'm sorry

( 火賀 ) ありがとう。   もう ! ひ が|| (Kaga) Thank you!

いや ー もう。 |-|

ウソ やろ。 うそ| lie

( あゆみ ) ハァ …

なんか 久しぶりだ な。 |ひさしぶりだ| It's been a long time.

( 火賀 ) え ? ひ が| Huh?

こんなふうに 話せた の。 |はなせた| Us talking like this.

海根 さん 友達 少ない から な。 うみ ね||ともだち|すくない|| Umine-san, you don't have many friends.

うん。

( 教師 の 声 ) きょうし||こえ

( 火賀 ) ハハハ … ひ が|

クソ まず そう や な それ。 くそ||||| First of all, that's right.

( あゆみ ) そんなに 笑う こと ない じゃ ん。 ||わらう|||| (Ayumi) You don't have to laugh that much

えっ 俺 の や ん。 |おれ||| eh my yan

おい お前 ボールペン で 書いて る や ん け。 |おまえ|ぼーるぺん||かいて|||| Hey, you're writing with a ballpoint pen

知 ~ ら ない。 ち||

( 教師 ) そこ ! さっき から うるさい ぞ。 きょうし||||| (Teacher) There! You've been noisy since a while ago

( 火賀 ・ あゆみ ) すいません ひ が||

( あゆみ ) 火賀 くん。 |ひ が|

( あゆみ ) ちょっと 気持ち 悪い よ。 ( 火賀 ) え ? ||きもち|わるい||ひ が| (Ayumi) I feel a little sick. (Higa) Eh?

あ !  また 好きな 人 の こと 考えて た んでしょ。 ||すきな|じん|||かんがえて|| Ah ! You were thinking about the person you love again, right?

うるっさい わ。 うるっさ い| You're annoying.

じゃあ 私 買い出し 頼んで くる ね。 |わたくし|かいだし|たのんで|| Then I'll ask you to buy it

( 火賀 ) おう。 ひ が|

あ !  ちょっと 待って ||まって Ah! Wait a moment

( あゆみ ) どうした の ? What is it?

ああ … 黄色 の ペンキ も 頼む。 |きいろ||ぺんき||たのむ Oh... I'd like some yellow paint, too.

うん 分かった。 |わかった Ok, understood.

ハァ … 俺 マジ で ゲーム の やり すぎ かな … |おれ|||げーむ|||| Huh ... I really play too many games ...

( 律 ) 天田 くん が ガムテープ と 画用紙 ね。 りつ|あまだ|||がむてーぷ||がようし| (Ritsu) Amada-kun is packing tape and drawing paper.

( 天田 ) そうだ よ。 サンキュー。 あまだ|そう だ||さんきゅー (Amada) That's right, thank you

( マリア ) 延長 コード って 誰 だ っけ。 ( 宇野 ) ああ 私、 私。 まりあ|えんちょう|こーど||だれ|||うの||わたくし|わたくし (Maria) Who's got the extension cord? (Uno) Ah, me, me

律 っちゃん、 マリ ちゃん、 今度 これ も お 願い。 りつ||まり||こんど||||ねがい Ritsu-chan, Mari-chan, please do this again

まず 会計 係 に 頼んで。 |かいけい|かかり||たのんで Ask the cashier first

あ … そうだ よ ね。 |そう だ||

( 律 ) あと さあ。 りつ||

名前 呼び やめて くん ない。 なまえ|よび|||

てか そもそも うち ら そんな 仲 じゃ な いっしょ て か|||||なか||| In the first place, we're not on that kind of relationship.

ごめん。 sorry

( あゆみ ) あの …

買って ほしい もの が ある んだ けど。 かって|||||| There's something I want you to buy

( 海老原 ) その辺 置 い と いて。 えびはら|そのへん|お||| (Ebihara) Leave that aside

あった ! there were !

( 水本 ) ちょっと 頼み が ある。 みずもと||たのみ|| (Mizumoto) I have a favor to ask of you.

大道具 係 も やって もらえ ない か ? おおどうぐ|かかり||||| Can you do the set work as well?

今 少し 海根 さん と 距離 を 置き たい んだ。 いま|すこし|うみ ね|||きょり||おき|| Right now, I want to keep some distance from Umine-san.

お前 海根 さん と なんか あった ん ? おまえ|うみ ね||||| Did something happen with you, Umine-san?

俺 も よく 分から ない ( 火賀 ) は ? おれ|||わから||ひ が| I also don't understand it well. (Kaga) Huh?

( 水本 ) 海根 さん 自分 の こと あゆみ ちゃん だ と 思い込んで る みたいな んだ。 みずもと|うみ ね||じぶん|||||||おもいこんで||| It's like they're under the impression that Umine is Ayumi.

( あゆみ ) 私 たち 入れ替わっちゃ った んだ よ ね ? |わたくし||いれかわっちゃ|||| (Ayumi) We switched places, right?

てか キャラ 変 した ? て か||へん| Has your character changed?

そんな … そんな まさか … ない やろ。

( 金村 ) 見て ー お化け 完成 じゃーん ! かなむら|みて|-|おばけ|かんせい|じゃ - ん

( 歓声 ) かんせい

( あゆみ ) 教室 に いる の が 怖い。 |きょうしつ|||||こわい (Ayumi) I'm afraid to be in the classroom

みんな の 目 が 怖い。 ||め||こわい everyone's eyes are scary

姿 が 違う だけ な のに … すがた||ちがう||| Even though they only look different...

私 は 私 な のに。 わたくし||わたくし|| I'm just me

どうして … Why?

( 火賀 ) 海根 さん の 避け 方 お前 ら らしく ない やろ。 ひ が|うみ ね|||さけ|かた|おまえ|||| (Kaiga) Umine-san's way of avoiding it's not like you guys

( マリア ) 自業自得。 まりあ|じごうじとく (Maria) self-made

( 律 ) 海根 さん ずっと あゆみ に 嫌がらせ して た の。 りつ|うみ ね|||||いやがらせ|||

嫌がらせ ? いやがらせ

( 律 ) あゆみ は この 性格 だ から あえて 教えて は くれ ない けど。 りつ||||せいかく||||おしえて|||| (Ritsu) Ayumi has this personality, so I won't dare tell her.

海根 さん に は 絶対 近づき たく ない って。 うみ ね||||ぜったい|ちかづき||| I definitely don't want to get close to Ms. Umine

( マリア ) あゆみ が そんな こと 言う んだ から よっぽど の こと でしょ まりあ|||||いう|||||| (Maria) If Ayumi said something like that, it's a big deal, isn't it?

ちょっと 待って ! |まって Wait a minute!

誤解 だ よ 私 何も して ない。 ( 律 ) と ぼけ ないで よ。 ごかい|||わたくし|なにも|||りつ|||| It's a misunderstanding. Don't pretend that I haven't done anything

昨日 だって つきまとって た じゃ ん。 きのう|||||

それ は …

( 律 ) 何 よ ? りつ|なん|

言い たい こと が ある なら はっきり 言って。 いい|||||||いって If you have something to say , say it clearly

でも ホント 誤解 な の。 |ほんと|ごかい|| But it's truly a misunderstanding.

( マリア ) あんた ねえ。 まりあ||

( 然子 ) 律 っちゃん、 マリ ちゃん。 ぜんこ|りつ||まり|

アタシ は 大丈夫だ から ||だいじょうぶだ|

元 は と いえば アタシ が 悪い の。 もと||||||わるい| Speaking of the origin, I'm in the wrong

アタシ が … 海根 さん の 気持ち 考え ず に ― ||うみ ね|||きもち|かんがえ|| I... without thinking about Umine-san's feelings...

しろ ちゃん と つきあって は しゃい じゃ った から。 Because it was fun dating Shiro-chan

( 宇野 ) えっ。 うの|

海根 さん て 水本 くん の こと 好きだった の ? うみ ね|||みずもと||||すきだった| Umine-san, did you like Mizumoto-kun?

( 生徒 たち ) マジ !  えー ! せいと||| Really? What!

( 生徒 たち の 騒ぐ 声 ) せいと|||さわぐ|こえ (students making noise)

( 律 ) へえ …。 りつ|

そういう こと だった んだ。

マジ 最低 |さいてい Seriously the worst

違う の。 ちがう|

本当に 違う んだ って。 ほんとうに|ちがう||

( 金村 ) まあ 人 を 好きに なる の は 自由だ けど さ。 かなむら||じん||すきに||||じゆうだ|| (Kanemura) Well, you're free to fall in love with other people.

( 海老原 ) 水本 も 災難 だ なー。 えびはら|みずもと||さいなん||な - (Ebihara) Mizumoto is also a disaster.

( 川地 ) つ か ウケ る ~ ( 星 嶋 ) 鏡 見て こ いよ 鏡。 かわち|||||ほし|しま|きよう|みて|||きよう

( 生徒 たち の はやしたてる 声 ) せいと||||こえ

誤解 っ つって る やろ ! ごかい||||

みんな。

ごめん。

海根 さん の こと … うみ ね|||

アタシ の 勘違い だった みたい。 ||かんちがい||

( 律 ) あゆみ ? りつ|

( 火賀 ) まあ 勘違い は しかたない と して。 ひ が||かんちがい||||

海根 さん に しっかり 謝れ よ うみ ね||||あやまれ|

ほら。

ごめん …

なさい。

火賀 くん ひ が|

さっき は 本当に ありがとう。 ||ほんとうに|

私 も 手伝う ね。 わたくし||てつだう| I'll help you too

あゆみ、 Ayumi

あゆみ な ん やろ ? What is Ayumi?

悪かった。 すぐ 気付か れ へん く て。 わるかった||きづか|||| I was wrong. It was not noticed right away

なんで ?

どんな 姿 して て も 分かる よ。 |すがた||||わかる| No matter what you look like

あゆみ は …

あゆみ な ん や から。

火賀 くん ひ が|

泣く な よ。 なく|| don't cry

( あゆみ ) 火賀 くん に 気付いて もらえた こと で … |ひ が|||きづいて||| (Ayumi) Because Kaga noticed me...

( 火賀 ) ほら もう 泣く なって   なあ ひ が|||なく||

失い かけて いた 自分 と いう 存在 が ― うしない|||じぶん|||そんざい| The existence of myself that was about to be lost――

認め られた 気 が した。 みとめ||き||

お前 の 秘密 ― おまえ||ひみつ your secret-

公 史郎 に バラ して やって も ええ ねん ぞ おおやけ|しろう||ばら|||||| It's okay if you give it to Koshiro

海根 然子。 うみ ね|ぜんこ Zenko Umine.

( 火賀 ) びっくり じゃ ない ?  なあ。 ( あゆみ ) あら ?  これ は ? ひ が||||||||

( 火賀 ) うわ ー !  あぶな ! ひ が||-|

( あゆみ ) ちょっと ー 危ない ( 火賀 ) ごめん、 ごめん。 ||-|あぶない|ひ が||

( あゆみ ) だ けど …

しろ ちゃん だけ に は 一生 気付か れ ない ほう が ― |||||いっしょう|きづか|||| It's better not to be noticed by Shiro-chan for the rest of your life.

幸せだった の かも しれ ない。 しあわせだった||||