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勇者ヨシヒコと魔王の城, 勇者ヨシヒコと魔王の城#09

勇者 ヨシヒコ と 魔 王 の 城 #09

( スカル ) あい や ~ 待た れ い !

( ダンジョー ) 何者 だ ?

この 近辺 じゃ 知れ渡った 大 悪党 。

盗賊 スカル と は 俺 の こった !

スカル 様 ステキ よ ! こっち 向いて !

( ヨシヒコ ) どういう こと だ ?

( メレブ ) ファン が 殺し 合い に 来ちゃ ダメでしょう よ 。

さ ぁ お前 ら 刀 を 抜け 。

まとめて 相手 に なって やろう ぞ !

( ムラサキ ) 役者 さん な の か な ?

ひと つ 人 より 流れる 目 。

ふた つ 二 重 で 流れる 目 。

みっ つ みた らし 団子 好き 。

流し 目 で 統一 … お っ 気絶 した 。 すごい な キミ 。

ホント は あんこ の ほう が 好き ! 知ら ない よ 。

さ ぁ かかって き なさい !

バリシニコフ バリシニコフ !

逃げて る じゃ ん 。 逃げて る でしょう よ 。

イタッ ! なに なに な に イタッ !

今 舞って る ところ でしょ 華麗に 。

戦い に 舞 など いら ん !

舞 を みんな は 見 に 来て いる の !

悪い こと は 言い ませ ん 。 お 帰り ください 。

おじけづいた か ハッハッハッ 。

カモン 夢 芝居 。

待って ました !

♪♪「 恋 の からくり 」

ヨシヒコ 。 はい 。

貸せ 。

♪♪「 台詞 ひと つ 忘れ は し ない 」

ヤダ どう …。

面倒な 盗賊 討ち取ったり !

キャ ~! ステキ ~!

ステキ ! モジャモジャ が ステキ !

これ は これ で ハマ って る 感じ だ ね 。

ヨシヒコ 連れて いって も いい かな ?

イヤです 。

昨日 の 夕方 山 の 向こう に 立ち込めた →

黒い 雲 を 見た か ? はい 。

あれ こそ 魔 王 の 城 に かかった ま がま が しき 雲 だ 。

俺 たち は どうやら 魔 王 の 城 に 近づいて る ようだ 。

羽衣 兜 鎧 靴 盾 と 揃えた から な 。

戦う 準備 は … うん 揃って る な 。

って こと は 魔 王 と の 戦い も 近い って こと ?

いや ん 怖い 。

よし ぴこ !

メレブ さん メガネ を 。

ねぇ ねぇ ねぇ ねぇ って 。

今 ね よし ぴこ って 言った んだ よ 。

別人 かも しん ない のに こっち 見た !

仏 様 私 たち は もはや 魔 王 を 倒す 装備 を 整えて い ます 。

いよいよ 魔 王 の 城 へ 向かう のです か ?

あの … よし ぴこ の 件 は ノータッチ ね 。 オッケー オッケー いい よ 。

あの ね 実は まだ お前たち の 装備 は 終わって い ない 。

戦う 装備 は もう 全部 揃って る でしょう よ 。

いや 最後に まだ 大事な 装備 が 残って いる 。

それ は …。 なんで スプレー して …。

いい よ いい 声 で 言おう と し なくて も 。

命 の 指輪 だ 。 命 の 指輪 ?

それ なく ば 絶対 に 魔 王 を 倒す こと は でき ない 。

それ は どこ に ある んだ ?

わかり ませ ん 。 いい 声 で 言う こと じゃ ねえ だ ろ 。

え ~ あれ だ ね あの … 以前 まで は あれ でしょ 。

妖精 の 村 の 長 の 持ち物 だった って いう 噂 を 聞いた →

自転車 屋 の ケン ちゃん の つま先 を 洗って あげた →

え ~ 雑貨 屋 の おばさん から それ を 聞いた 。

なんで 雑貨 屋 さん の おばさん の 情報 で →

俺 ら 動か なきゃ いけ ねえ んだ よ 。 フワッ と し すぎ なんだ よ 情報 が 。

とりあえず その 妖精 の 村 に 行って みる しか ある まい 。

でも ね それ 普通の 村 じゃ ない から →

なかなか 見つから ない と 思う よ 。

どこ か わから ない と なる と 苦労 し そうです ね 。

なんとなく 湖 と か に あり そうじゃ ない ?

確かに 普通の 陸地 で は な さ そうだ な 。

まあ イメージ で は あるけ ん ども →

うむ 湖 でも 探して みる か 。

はい 。

( アタ ) ねぇ 寒い から 火 に あたって いこう よ フタ 。

( フタ ) ダメだ よ アタ 。 人間 が 焚 いて いる 火 だ もの 。

いい じゃ ん 。 人間 に 私 たち 見え ない んだ から 。

ダメだ よ 。 もし 間違って →

気づかれ でも したら 大変な こと に なる よ 。

と 言い つつ も ついつい あたって しまう ダメな 僕 。

そして ダメな 私 。

ハァ あたたか ~。

ね 見えて ない でしょ ?

じゃ ひと 遊び して やる か 。

ま 決まり だ から ね 。

妖精 です か ?

えっ 見える んです か ?

見え ます よ 。

どう しよう ? フタ 。

どう する ? アタ 。 フタ 。

アタ 。 フタ 。

アタフタ し ない !

怖い よ 。 ヨシヒコ 誰 と しゃべって る の ?

疲れ で とうとう 気 が ふれた か ?

ここ に 妖精 が 2 人 いる んです よ 。

マジ か ? 全然 見え ない ぞ 。

今 ムラサキ の 前 で 変な 顔 して 遊んで いる 。

( ムラサキ ) う っそ !

仏 が 見え ない ヨシヒコ に だけ →

妖精 が 見える の か ?

キミ たち 。

妖精 の 村 へ 連れて って くれ ない か ?

お 安い ご用 です よ 。

私 たち の 魔法 で ひと っ 飛び です よ 。

そんな 魔法 が ある の か ? ウッソー !

大人 を ナメ る な ! ( メレブ ) なに 大声 ? 怖い !

妖精 たち に どんな ボケ か まさ れて ん の ?

私 たち 魔法 使え ない 系 の 妖精 なんで 。

魔法 使え ない 系 の 妖精 が いる の か ?

基本 我々 ブラブラ して る だけ の 妖精 なん す 。

あんまり 妖精 買いかぶら ない ほう が いい す よ 。

では 歩き で いい から 連れて いけ 。

歩き か ~!

突如 足 だる おも ~!

フェルビナク 必須 ~!

わかった 肩車 で も いい 。

あそこ です 。

( ポロン ) ヨシヒコ 様 アタ と フタ が お 世話に なり ました 。

いえ とても 憎たらしい 2 人 でした 。

どうか お 許し ください 。

私 の 名前 は ポロン 。 この 妖精 の 城 の 女神 です 。

ポロン 様 実は 以前 ここ に あった と いう →

命 の 指輪 を 探して いる のです が 。

命 の 指輪 は 私 たち 妖精 の 村 に →

古 より 守ら れて きた 伝説 の 指輪 。

しかし ある 日 何者 か に 盗ま れて しまった のです 。

犯人 に 心当たり は ?

以前 より 不老 不 死 を 追い求める 悪魔 神官 です 。

今 まで 妖精 の 村 は →

何度 と なく 悪魔 神官 の 手 の 者 に 襲わ れ ました 。

悪魔 神官 と は …。

ものすごい 強い 呪文 を 持って そうな 名前 です ね 。

持って い ます 。 強くて 近寄れ ませ ん 。

私 が 悪魔 神官 を 倒したら 命 の 指輪 を いただけ ます か ?

いい でしょう 。 あなた に は アタ と フタ が 見えた 。

心 の 美しい お方 です 。

おっと 我々 汚い 大人 ?

ただし お 気 を つけ ください 。

悪魔 神官 は 周り の 人間 と 動物 を 合体 さ せる こと に より →

より 強い 生物 を 作り出し それ ら に 自分 を 守ら せて い ます 。

人間 だけ で なく 動物 も 操 れる の か 。

皆様 の ご 無事 お 祈り して おり ます 。

フフ …。

お前 ら か 。 山 の 神官 様 に 楯 突こう と いう ヤツ ら は 。

これ か …。 これ が 人間 と 動物 を かけあわせた →

悪魔 神官 の 追っ手 か 。

人間 と 動物 が 合わさって る と いう こと は →

人間 の 頭脳 と 動物 の 体力 を 持って いる と いう こと 。

そん じょ そこら の モンスター より 手強い ぞ 。

確かに 見るからに 手強 そうだ な 。

さあ つべこべ 言う 前 に 死んで もらおう か ! フン !

フハハハハ ! うまく よけた もの だ な 。 もう 一 丁 いく ぞ !

あら ら ら 。

なぜ よける ?

ケツ を 叩く な ケツ を 。

何 か 手加減 でも して いる の か ? 馬 の 割に は 遅 すぎる 。

ただ あの バテ 方 全力 っぽい よ ね 。

これ が 俺 の 全力 だ と 思った か ? やはり 違う の か 。

いく ぜ !

もう なんだ よ !

いやいや 逆 ギレ さ れて も さ 。

ヘイヘイヘイ ! こっち 来い よ ヘイ !

おっと 来る より 呼ぶ ほう の 作戦 に 切り替えた ぞ 。

この 時点 で 余力 ない と みた アイツ 。

痛い 痛い …。

後ろ足 が 痛い 。 勇者 よ ちょっと 見て は くれ ぬ か 。

大丈夫です か ?

なんと 卑怯 な !

おい そんな ヤツ 斬って 眠ら せちゃ え 卑怯 者 だ から よ !

わかり ました ! よけ られ ねえ ぞ 重い 体 だ から 。

これ から が 恐ろしい ぞ 。

よく 走った ぞ 。

我 は 牛 より 鋭き 角 を 授かった 男 。

人間 など 軽々 と 吹き飛ばす この 角 受けて みよ 。

我 は 牛 より 乳 を 授かり し 男 。

なんで 授かっちゃ った それ を 。

抜け ない じゃ ん 邪魔で 。 剣 抜け ない じゃ ん 。

ひとたび 搾れば キサマ ら の 目の前 は 真っ白 。

そして カルシウム いっぱい さ ! 敵 に 栄養 与えて どう する !?

背 が 伸び なくて も いい の か !? 別に 今更 あきらめ ついて る わ 。

ひと つ よい か ? よい ぞ 。

かっこ悪い ぞ 。 なに !? キサマ 俺 を 怒ら せた な !

悪魔 神官 さ 人間 と 動物 の ミックス 若干 しくじって る 傾向 ある よ ね 。

割と バカ かも ね 悪魔 神官 。

ただ 悪魔 と 名 の つく 魔物 油断 は でき ませ ん よ 。

ハーッハッハッハ !

馬 男 も 牛 男 も やられた か 。

まあ しかたない だろう な 。

ヤツ ら に は 欠陥 が あり すぎる 。

誰 だ ? 早く 姿 を 見せろ !

ヤツ ら は 山 の 神官 様 が 作った 失敗 作 だ 。

ああ その とおり だった ぞ !

今度 は 今 まで の ように は いかん ぞ !

テングザル より 鼻 を 授かった 男 。

また そんな ん 授かっちゃ った の ?

むしろ 今 まで で いちばん ダメな もん 授かった な お前 。

ハーッハッハッハッハ !

ほ ざ いて い られる の も 今 の うち だ 。

この テングザル の 鼻 は な …。

何 言って る か わかん ねえ んだ 。 こもっちゃ って 。 その 鼻 が 邪魔で 。

この テングザル の 鼻 は な …。

聞こえた けども 邪魔な もん 授か んな よ 。

案外 簡単に 悪魔 神官 の もと に 辿りつき そうじゃ ない か ?

油断 する な 。 今 まで は 基本 的に →

おとなしい 動物 だった から よかった が →

ライオン だ ゾウ だ か に 来 られて みろ 。 さすが に ひと たまり も ない ぞ 。

可能 性 は あり ます ね 。

そんな 折 戦い を 積んで 積んで →

私 また ひと つ 呪文 を 手 に 入れた よ 。

やり ました ね メレブ さん 。 今度 は な んです か ?

後 から ジワジワ 効く やつ は もう やめて くれよ 。

ムラサキ バカ ! 平ら 胸 。 ムネタイラ さん 。

ムネタイラ … 2 倍 の ムネタイラ さん に 1000 点 。

この 呪文 は 戦い の さなか →

確実に 敵 に ダメージ を 与える 呪文 だ よ 。

やっと か 。 あん ?

まあ 呪文 って の は そう で なきゃ な 。

教えて ください 。 この 呪文 を 唱えれば →

敵 の グループ 全体 に 寒 さ を 与える こと が できる よ 。

ヒャド 系 と いう こと です ね ? そう さ ヒャド 系 さ 。

その 体感 温度 を 若干 カーディガン など を →

羽織り たく なる ほど 下げる 呪文 だ よ 。

俺 は この 呪文 を …。

チョヒャド 。

と 名づけた よ 。

カーディガン 1 枚 羽織れば 大丈夫な くらい な の ?

その とおり だ よ 。

それ は … どう な の ?

かけて ください 。 チョヒャド を 私 に かけて ください 。

もう … その すぐ かけ た がら れる 癖 やめろ よ 。

それ で 1 回 全滅 して んだ から な 。

うむ よかろう 。 チョヒャド 。

あぁ ちょっと 寒い 。

なんか 羽織る ? いや 我慢 でき ます 。

我慢 できる くらい の 呪文 って どう な の ?

寒い 地域 で の 戦い に 有効です 。

行か ねえ よ ! 5 回 かけたら →

厚手の トレーナー が 着 たく なる ぞ 。 気 を つけろ !

10 回 で は ダウン ジャケット 。

100 回 かけよう もん なら →

もう … シロクマ など に なら ない かぎり もはや ダメ 。

そんな 長い こと 戦って らん ねえ よ !

おい メレブ ちょっと 暑くて たまら ん から さ →

それ かけて くれ 。

チョヒャド !

おお 涼しい よ 。 いい な これ !

ムネタイラ どう や ?

テメエ 呪文 の 概念 間違って んだ よ 。

チョヒャド ! チョヒャド ! チョヒャド ! 寒 っ 寒 っ !

止まれ ! 山 の 神官 様 を 狙う は キサマ ら か ?

その とおり だ が 何 か 用 か ?

その 進行 を 阻止 せよ と の 命令 だ 。

覚悟 せい !

悪魔 神官 は 普通の 人間 も 雇って おる の か ?

神官 様 を 悪魔 など と 言う な !

我ら は 手下 に すぎ ぬ わ !

兄貴 ! お 願い し ます ! しや っす !

さ ぁ ここ を 通り たければ この ラスカル を 倒さ ねば なら ん ぞ 。

また 選択 微妙な の 出て きた な 。

拳銃 か !

お前たち の 剣 が 私 に 届く 前 に →

コイツ の 弾 が お前 ら の 心臓 を 貫く !

もう や ばい よ ! 絶体絶命だ よ !

まさか 動物 が 拳銃 持って る と 思わ ない じゃ ん よ !

山 の 神官 様 に 手 を 出そう など と 思う から だ !

さらば だ !

ダメダメ !

しかし ! しかし きれいに し なくて は !

火 使う もん なんで 洗っちゃ ダメ っす !

洗っちゃ うんだ もん ! どうしても 洗っちゃ うんだ もの !

地図 に よる と 悪魔 神官 の ほこら は もう すぐ そこ です 。

いよいよ 悪魔 と 一 戦 交える か 。 しかし その 前 に ちょ い 待ち です 。

なんだ ? あれ 何 ?

いやいや … それ は ない でしょ 。

まさか あの リス …。 バカな !

ヤツ ら は どんぐり しか 食わ ん 。

しかし ほこら を 守る 守り神 と いう こと は …。

考え すぎ だ 。 あんな 小さな リス ごとき に … ハハッ 。

トゥールルルル 。

トゥールルルル 。

うわ ~ っ ! なんだ と !

あの 人 前 も コアラ なめて 同じ 目 に 遭って た よ 。

おのれ キラーリス め ! すぐに 眠ら せて やる !

うわ っ ! う ぅ …。

あぁ ~ っ !

だから や だって ! キャーッ !

( ダンジョー ) 悪魔 神官 め !

リス を も 凶暴に する と は 恐ろしい ヤツ だ 。

かなり 強い 呪術 師 です ね 。 ああ 。

さ ぁ 行き ましょう 。 おい !

そんな 簡単に 行こう と する な よ 。 めちゃくちゃ 強いよ ?

強い ぞ って フリ たくさん あった わけだ から さ 。

強く と も 勝た ねば … 命 の 指輪 は 手 に 入ら ん 。

それ は そう な んだ けど さ …。 行き ましょう 。

ちょっと 待って って ! ノープラン すぎる って 。

ちょっと 考えよう よ 勝つ ため の プラン を さ 。

効く か どう か わかん ない けど 私 また 特技 覚えた 。

お っ ! 今度 は どんな 目 だ ? 目 じゃ なくて 。

いつか 木 の 人形 に やられた やつ 。

なんだ それ は 。 見て て 。

なんだ この 踊り は 。

あぁ … なんだ ? 魔法 の 力 が 吸い取ら れて いく 。

あぁ … 誘わ れて しまう 。

う っ … 俺 も だ …。

なんだ この 光景 は 。

なんと たとえよう …。 地獄 の ディスコ 。 そう たとえた 。

誘う こと も できる し 魔法 の 力 を 奪う こと まで できる と は …。

悪魔 神官 が 魔法 の 使い 手 だ と すれば →

かなり 使える と みた 。

いよいよ 最後 の 装備 が 手 に 入り そうです ね 。

悪魔 神官 だ な ?

は ? え ?

卵 を かきまぜて いる 場合 で は ない ぞ 。

な な な … な んです か ?

命 の 指輪 を 盗んだ な ?

ぬ … 盗む ? いやいや … 盗んで ないで す よ 。

嘘 を つけ !

成 敗 さ れ たく なければ おとなしく 差し出せ 。

なんで です か ?

もともと 私 のです から 。

ご飯 に 卵 を 入れる 穴 を あけて る 場合 で は ない !

人 の もの を 盗 って は ダメだ 。

俺 の だって 言って んじゃ ん 。

悪魔 と いえ ども 神官 だ ろ ! 堂々と 悪事 を 認めろ !!

なんで すか ? 悪魔 って そもそも 。 えっ !?

いいかげんに し ない と ね 呪文 かけ ます よ 。

そう は させ ない ぞ !

うわ ~!

魔法 の 力 が …。

大きな 目 !

うわ ~!

チョヒャド 。

なんか 少し 肌寒い 。

なんか カーディガン でも …。

スイーツ !

ハチミツ … ハチミツ ジョッキ で 飲み たい 。

あぁ … ハチミツ 大 ジョッキ で 飲み たい 。 今 だ ヨシヒコ !

手ごわかった ぞ 悪魔 神官 。

卵 … ちゃんと 穴 に 入って た ぞ 。

ポロン 様 約束 どおり 悪魔 神官 から 命 の 指輪 を 取り返して き ました 。

それ は それ は ご苦労さまで ございました 。

私 は これ を 装備 し 魔 王 を 倒さ ねば なり ませ ん 。

この 妖精 の 森 の 宝 。

譲り受けて も よろしい でしょう か ?

もちろん です と も 。

魔 王 を 倒し この 世界 に 平和 を もたらして くれる ならば →

そんな 指輪 など 。

ただ 最後に この 指 に 飾ら せて は もらえ ませ ん か ?

もちろん です 。

フフフフ …。

とうとう この 手 に 来た か 。

何 を おっしゃって る のです ポロン 様 。

愚かな 勇者 よ 。

お前たち が 悪魔 神官 と 思い 戦った の は あの 山 の 守り神 。

本当の 悪魔 は 私 。 なに !?

確かに ね 途中 で 会った ヤツ ら 全員 ね 山 の 神官 って 呼んで た 。

あれ ? おかしい な と 思って た 俺 。

お前 なんで その とき 言わ ねえ んだ よ 。

確かに 悪魔 に して は いい ヤツ っぽかった 。

これ で 不老 不 死 の 命 を 授かった 。

俺 たち を 利用 した と いう わけ か 。

ヤツ ら の ほこら に は 結 界 が あって 残念 ながら 悪魔 は 入れ ない の さ 。

指輪 を 返せ 。

返さ ない と いう なら お前 を 斬る 。

おとなしく 帰れば いい もの を 。

どうやら 死に たい と 見える 。

おら おら ! みるみる で っか く なっちゃ う ぞ !

ああ ~!!

ダメでしょ これ ! 絶対 死ぬ でしょ !

諦め ないで ください メレブ さん 。 どこ か に 弱点 が ある はずだ !

そう だ 。 魔 王 を 倒す まで は くたばる わけに は いか ん !

とはいえ こん だけ で かい と ムリ ~!!

来い ! 誰 から 殺そう か ?

お前 だ ~?

痛い 痛い 痛い !

痛い ! や だ や だ 痛い !

なんだ よ これ もう ! 指輪 で っか くなん ねえ の ?

ちょ … 今 チャンス じゃ ね ?

う ぉ ~ っ !! 痛い 痛い 痛い !

ああ ~!!

この 世の中 何 が なんだか わかん ねえ な 。

まさか 妖精 が 化け物 に なる なんて な 。

すべて は 魔 王 の 仕業 です 。

魔 王 さえ い なければ 。

妖精 が 化け物 に なる など あり え ない 。

さあ 行こう 。 装備 は 揃った 。

見ろ ! あの 黒い 雲 の 下 に 魔 王 の 城 が ある 。

待って いろ 魔 王 。

えっ なんで 呼んで も い ない のに こっち 見て ん の ?

あんた の 向こう側 に 魔 王 の 城 が あんだ よ 。

ウソ マジ で ? ( ムラサキ ) いい から 気 に し なくて 。

そ っか 。 よし じゃあ お告げ 的な もの を →

言って みる か な 。 的な もの じゃ 嫌だ よ 。

お前たち は いよいよ 装備 を 整えた から →

お前たち に 教えて やる 。 魔 王 の 城 は …。

なんで しゃく れて しゃべ ん の ? ちゃん と 明瞭に しゃべり なさい 。

仏 様 我々 は →

どう したら 魔 王 の 城 に たどり着ける のです か ?

ヨシヒコ よ 。 お前 の 質問 は いつも まっすぐで 気持 いい な 。

よし ならば 私 も まっすぐに 答えて しんぜ よう 。

最初 から 答えて しんぜ なさい よ 。

誰 な んだ よ 。

とりあえず 船 が 必要な わけだ 。

では どう すれば ?

空 飛ぶ じゅうたん …。

だから 誰 の ものまね な んだ よ それ は 。

健闘 を 祈る 。

今日 まあ … ちょっと イマイチ だった な でも な 。

空 飛ぶ じゅうたん か 。

まるで おとぎ話 だ な 。

でも それ が ない と 魔 王 の 城 に 行け ない わけでしょ ?

行き ましょう 。 うむ 。

( ヒサ ) 兄 様 …。

奥様 そろそろ お出かけ に なり ませ ん と 。

わかって い ます 。

例の もの を 用意 して おいて 。 はい 。


勇者 ヨシヒコ と 魔 王 の 城 #09 ゆうしゃ|||ま|おう||しろ

( スカル ) あい や ~  待た れ い ! |||また||

( ダンジョー ) 何者 だ ? |なにもの|

この 近辺 じゃ   知れ渡った 大 悪党 。 |きんぺん||しれわたった|だい|あくとう

盗賊 スカル と は   俺 の こった ! とうぞく||||おれ||

スカル 様   ステキ よ ! こっち 向いて ! |さま|すてき|||むいて

( ヨシヒコ ) どういう こと だ ?

( メレブ ) ファン が 殺し 合い に 来ちゃ ダメでしょう よ 。 |ふぁん||ころし|あい||きちゃ|だめでしょう|

さ ぁ   お前 ら   刀 を 抜け 。 ||おまえ||かたな||ぬけ

まとめて 相手 に なって やろう ぞ ! |あいて||||

( ムラサキ ) 役者 さん な の か な ? |やくしゃ|||||

ひと つ   人 より 流れる 目 。 ||じん||ながれる|め

ふた つ   二 重 で 流れる 目 。 ||ふた|おも||ながれる|め

みっ つ   みた らし 団子 好き 。 ||||だんご|すき

流し 目 で 統一 … お っ   気絶 した 。  すごい な   キミ 。 ながし|め||とういつ|||きぜつ||||きみ

ホント は   あんこ の ほう が 好き ! 知ら ない よ 。 ほんと||||||すき|しら||

さ ぁ   かかって き なさい !

バリシニコフ   バリシニコフ !

逃げて る じゃ ん 。 逃げて る でしょう よ 。 にげて||||にげて|||

イタッ !  なに なに な に   イタッ !

今   舞って る ところ でしょ   華麗に 。 いま|まって||||かれいに

戦い に 舞 など いら ん ! たたかい||まい|||

舞 を   みんな は 見 に 来て いる の ! まい||||み||きて||

悪い こと は 言い ませ ん 。 お 帰り ください 。 わるい|||いい||||かえり|

おじけづいた か   ハッハッハッ 。

カモン   夢 芝居 。 |ゆめ|しばい

待って ました ! まって|

♪♪「 恋 の からくり 」 こい||

ヨシヒコ 。 はい 。

貸せ 。 かせ

♪♪「 台詞 ひと つ   忘れ は し ない 」 せりふ|||わすれ|||

ヤダ   どう …。

面倒な 盗賊   討ち取ったり ! めんどうな|とうぞく|うちとったり

キャ ~! ステキ ~! |すてき

ステキ !  モジャモジャ が ステキ ! すてき|||すてき

これ は これ で   ハマ って る 感じ だ ね 。 ||||はま|||かんじ||

ヨシヒコ   連れて いって も いい かな ? |つれて||||

イヤです 。 いや です

昨日 の 夕方 山 の 向こう に 立ち込めた → きのう||ゆうがた|やま||むこう||たちこめた

黒い 雲 を 見た か ? はい 。 くろい|くも||みた||

あれ こそ   魔 王 の 城 に かかった ま がま が しき 雲 だ 。 ||ま|おう||しろ|||||||くも|

俺 たち は   どうやら 魔 王 の 城 に 近づいて る ようだ 。 おれ||||ま|おう||しろ||ちかづいて||

羽衣   兜   鎧   靴   盾 と 揃えた から な 。 はごろも|かぶと|よろい|くつ|たて||そろえた||

戦う 準備 は …  うん   揃って る な 。 たたかう|じゅんび|||そろって||

って こと は 魔 王 と の 戦い も 近い って こと ? |||ま|おう|||たたかい||ちかい||

いや ん   怖い 。 ||こわい

よし ぴこ !

メレブ さん   メガネ を 。 ||めがね|

ねぇ ねぇ   ねぇ   ねぇ って 。

今 ね   よし ぴこ って 言った んだ よ 。 いま|||||いった||

別人 かも しん ない のに こっち 見た ! べつじん||||||みた

仏 様   私 たち は   もはや 魔 王 を 倒す 装備 を 整えて い ます 。 ふつ|さま|わたくし||||ま|おう||たおす|そうび||ととのえて||

いよいよ 魔 王 の 城 へ 向かう のです か ? |ま|おう||しろ||むかう|の です|

あの …  よし ぴこ の 件 は ノータッチ ね 。 オッケー   オッケー   いい よ 。 ||||けん||のーたっち|||||

あの ね   実は まだ お前たち の 装備 は 終わって い ない 。 ||じつは||おまえたち||そうび||おわって||

戦う 装備 は もう 全部   揃って る でしょう よ 。 たたかう|そうび|||ぜんぶ|そろって|||

いや   最後に まだ 大事な 装備 が 残って いる 。 |さいごに||だいじな|そうび||のこって|

それ は …。 なんで   スプレー して …。 |||すぷれー|

いい よ いい 声 で 言おう と し なくて も 。 |||こえ||いおう||||

命 の 指輪 だ 。 命 の 指輪 ? いのち||ゆびわ||いのち||ゆびわ

それ なく ば   絶対 に 魔 王 を 倒す こと は でき ない 。 |||ぜったい||ま|おう||たおす||||

それ は   どこ に ある んだ ?

わかり ませ ん 。 いい 声 で 言う こと じゃ ねえ だ ろ 。 ||||こえ||いう|||||

え ~  あれ だ ね   あの … 以前 まで は   あれ でしょ 。 |||||いぜん||||

妖精 の 村 の 長 の 持ち物 だった って いう 噂 を 聞いた → ようせい||むら||ちょう||もちもの||||うわさ||きいた

自転車 屋 の ケン ちゃん の つま先 を 洗って あげた → じてんしゃ|や||けん|||つまさき||あらって|

え ~  雑貨 屋 の おばさん から それ を 聞いた 。 |ざっか|や||||||きいた

なんで 雑貨 屋 さん の おばさん の 情報 で → |ざっか|や|||||じょうほう|

俺 ら   動か なきゃ いけ ねえ んだ よ 。 フワッ と し すぎ なんだ よ   情報 が 。 おれ||うごか||||||||||||じょうほう|

とりあえず   その 妖精 の 村 に 行って みる しか ある まい 。 ||ようせい||むら||おこなって||||

でも ね それ   普通の 村 じゃ ない から → |||ふつうの|むら|||

なかなか 見つから ない と 思う よ 。 |みつから|||おもう|

どこ か わから ない と なる と 苦労 し そうです ね 。 |||||||くろう||そう です|

なんとなく 湖 と か に あり そうじゃ ない ? |こ|||||そう じゃ|

確かに 普通の 陸地 で は な さ そうだ な 。 たしかに|ふつうの|りくち|||||そう だ|

まあ   イメージ で は あるけ ん ども → |いめーじ|||||

うむ   湖 でも 探して みる か 。 |こ||さがして||

はい 。

( アタ ) ねぇ   寒い から 火 に あたって いこう よ   フタ 。 ||さむい||ひ|||||ふた

( フタ ) ダメだ よ   アタ 。 人間 が 焚 いて いる 火 だ もの 。 ふた|だめだ|||にんげん||ふん|||ひ||

いい じゃ ん 。 人間 に 私 たち   見え ない んだ から 。 |||にんげん||わたくし||みえ|||

ダメだ よ 。  もし 間違って → だめだ|||まちがって

気づかれ でも したら 大変な こと に なる よ 。 きづかれ|||たいへんな||||

と 言い つつ も ついつい あたって しまう   ダメな 僕 。 |いい||||||だめな|ぼく

そして   ダメな 私 。 |だめな|わたくし

ハァ   あたたか ~。

ね   見えて ない でしょ ? |みえて||

じゃ   ひと 遊び して やる か 。 ||あそび|||

ま   決まり だ から ね 。 |きまり|||

妖精 です か ? ようせい||

えっ   見える んです か ? |みえる|ん です|

見え ます よ 。 みえ||

どう しよう ?  フタ 。 ||ふた

どう する ?  アタ 。 フタ 。 |||ふた

アタ 。 フタ 。 |ふた

アタフタ し ない !

怖い よ 。 ヨシヒコ   誰 と しゃべって る の ? こわい|||だれ||||

疲れ で とうとう   気 が ふれた か ? つかれ|||き|||

ここ に 妖精 が 2 人 いる んです よ 。 ||ようせい||じん||ん です|

マジ か ?  全然   見え ない ぞ 。 ||ぜんぜん|みえ||

今   ムラサキ の 前 で 変な 顔 して 遊んで いる 。 いま|||ぜん||へんな|かお||あそんで|

( ムラサキ ) う っそ !

仏 が 見え ない ヨシヒコ に だけ → ふつ||みえ||||

妖精 が 見える の か ? ようせい||みえる||

キミ たち 。 きみ|

妖精 の 村 へ 連れて って くれ ない か ? ようせい||むら||つれて||||

お 安い ご用 です よ 。 |やすい|ごよう||

私 たち の 魔法 で ひと っ 飛び です よ 。 わたくし|||まほう||||とび||

そんな 魔法 が ある の か ? ウッソー ! |まほう|||||

大人 を ナメ る な ! ( メレブ ) なに   大声 ?  怖い ! おとな|||||||おおごえ|こわい

妖精 たち に どんな ボケ か まさ れて ん の ? ようせい|||||||||

私 たち 魔法 使え ない 系 の 妖精 なんで 。 わたくし||まほう|つかえ||けい||ようせい|

魔法 使え ない 系 の 妖精 が いる の か ? まほう|つかえ||けい||ようせい||||

基本   我々 ブラブラ して る だけ の 妖精 なん す 。 きほん|われわれ|ぶらぶら|||||ようせい||

あんまり 妖精 買いかぶら ない ほう が いい す よ 。 |ようせい|かいかぶら||||||

では   歩き で いい から 連れて いけ 。 |あるき||||つれて|

歩き か ~! あるき|

突如   足   だる おも ~! とつじょ|あし||

フェルビナク 必須 ~! |ひっす

わかった   肩車 で も いい 。 |かたぐるま|||

あそこ です 。

( ポロン ) ヨシヒコ 様   アタ と フタ が お 世話に なり ました 。 ||さま|||ふた|||せわに||

いえ   とても 憎たらしい 2 人 でした 。 ||にくたらしい|じん|

どうか   お 許し ください 。 ||ゆるし|

私 の 名前 は   ポロン 。 この 妖精 の 城 の 女神 です 。 わたくし||なまえ||||ようせい||しろ||めがみ|

ポロン 様   実は 以前   ここ に あった と いう → |さま|じつは|いぜん|||||

命 の 指輪 を 探して いる のです が 。 いのち||ゆびわ||さがして||の です|

命 の 指輪 は   私 たち 妖精 の 村 に → いのち||ゆびわ||わたくし||ようせい||むら|

古 より 守ら れて きた 伝説 の 指輪 。 ふる||まもら|||でんせつ||ゆびわ

しかし   ある 日 何者 か に 盗ま れて しまった のです 。 ||ひ|なにもの|||ぬすま|||の です

犯人 に 心当たり は ? はんにん||こころあたり|

以前 より   不老 不 死 を 追い求める 悪魔 神官 です 。 いぜん||ふろう|ふ|し||おいもとめる|あくま|しんかん|

今 まで   妖精 の 村 は → いま||ようせい||むら|

何度 と なく   悪魔 神官 の 手 の 者 に 襲わ れ ました 。 なんど|||あくま|しんかん||て||もの||おそわ||

悪魔 神官 と は …。 あくま|しんかん||

ものすごい 強い 呪文 を 持って そうな 名前 です ね 。 |つよい|じゅもん||もって|そう な|なまえ||

持って い ます 。 強くて 近寄れ ませ ん 。 もって|||つよくて|ちかよれ||

私 が 悪魔 神官 を 倒したら 命 の 指輪 を いただけ ます か ? わたくし||あくま|しんかん||たおしたら|いのち||ゆびわ||||

いい でしょう 。 あなた に は   アタ と フタ が 見えた 。 |||||||ふた||みえた

心 の 美しい お方 です 。 こころ||うつくしい|おかた|

おっと 我々   汚い 大人 ? |われわれ|きたない|おとな

ただし   お 気 を つけ ください 。 ||き|||

悪魔 神官 は   周り の 人間 と 動物 を 合体 さ せる こと に より → あくま|しんかん||まわり||にんげん||どうぶつ||がったい|||||

より 強い 生物 を 作り出し それ ら に 自分 を 守ら せて い ます 。 |つよい|せいぶつ||つくりだし||||じぶん||まもら|||

人間 だけ で なく 動物 も 操 れる の か 。 にんげん||||どうぶつ||みさお|||

皆様 の ご 無事 お 祈り して おり ます 。 みなさま|||ぶじ||いのり|||

フフ …。

お前 ら か 。  山 の 神官 様 に 楯 突こう と いう ヤツ ら は 。 おまえ|||やま||しんかん|さま||たて|つこう|||やつ||

これ か …。  これ が 人間 と 動物 を かけあわせた → ||||にんげん||どうぶつ||

悪魔 神官 の 追っ手 か 。 あくま|しんかん||おって|

人間 と 動物 が 合わさって る と いう こと は → にんげん||どうぶつ||あわさって|||||

人間 の 頭脳 と   動物 の 体力 を 持って いる と いう こと 。 にんげん||ずのう||どうぶつ||たいりょく||もって||||

そん じょ そこら の モンスター より 手強い ぞ 。 ||||||てごわい|

確かに   見るからに 手強 そうだ な 。 たしかに|みるからに|てごわ|そう だ|

さあ   つべこべ 言う 前 に 死んで もらおう か !  フン ! ||いう|ぜん||しんで|||ふん

フハハハハ !  うまく よけた もの だ な 。 もう 一 丁 いく ぞ ! |||||||ひと|ちょう||

あら ら ら 。

なぜ   よける ?

ケツ を 叩く な   ケツ を 。 ||たたく|||

何 か 手加減 でも して いる の か ? 馬 の 割に は 遅 すぎる 。 なん||てかげん||||||うま||わりに||おそ|

ただ   あの バテ 方   全力 っぽい よ ね 。 |||かた|ぜんりょく|||

これ が 俺 の 全力 だ と 思った か ? やはり 違う の か 。 ||おれ||ぜんりょく|||おもった|||ちがう||

いく ぜ !

もう   なんだ よ !

いやいや   逆 ギレ さ れて も さ 。 |ぎゃく|||||

ヘイヘイヘイ !  こっち 来い よ   ヘイ ! ||こい||

おっと   来る より 呼ぶ ほう の 作戦 に 切り替えた ぞ 。 |くる||よぶ|||さくせん||きりかえた|

この 時点 で 余力 ない と みた   アイツ 。 |じてん||よりょく||||

痛い   痛い …。 いたい|いたい

後ろ足 が 痛い 。 勇者 よ   ちょっと 見て は くれ ぬ か 。 うしろあし||いたい|ゆうしゃ|||みて||||

大丈夫です か ? だいじょうぶ です|

なんと   卑怯 な ! |ひきょう|

おい   そんな ヤツ   斬って 眠ら せちゃ え   卑怯 者 だ から よ ! ||やつ|きって|ねむら|||ひきょう|もの|||

わかり ました ! よけ られ ねえ ぞ   重い 体 だ から 。 ||||||おもい|からだ||

これ から が 恐ろしい ぞ 。 |||おそろしい|

よく 走った ぞ 。 |はしった|

我 は   牛 より 鋭き 角 を 授かった 男 。 われ||うし||するどき|かど||さずかった|おとこ

人間 など 軽々 と 吹き飛ばす この 角   受けて みよ 。 にんげん||かるがる||ふきとばす||かど|うけて|

我 は   牛 より 乳 を 授かり し 男 。 われ||うし||ちち||さずかり||おとこ

なんで 授かっちゃ った   それ を 。 |さずかっちゃ|||

抜け ない じゃ ん   邪魔で 。 剣   抜け ない じゃ ん 。 ぬけ||||じゃまで|けん|ぬけ|||

ひとたび 搾れば キサマ ら の 目の前 は 真っ白 。 |しぼれば||||めのまえ||まっしろ

そして   カルシウム いっぱい さ ! 敵 に 栄養 与えて   どう する !? |かるしうむ|||てき||えいよう|あたえて||

背 が 伸び なくて も いい の か !? 別に 今更   あきらめ ついて る わ 。 せ||のび||||||べつに|いまさら||||

ひと つ   よい か ? よい ぞ 。

かっこ悪い ぞ 。 なに !?  キサマ   俺 を 怒ら せた な ! かっこわるい||||おれ||いから||

悪魔 神官 さ   人間 と 動物 の ミックス 若干   しくじって る 傾向 ある よ ね 。 あくま|しんかん||にんげん||どうぶつ||みっくす|じゃっかん|||けいこう|||

割と バカ かも ね   悪魔 神官 。 わりと|ばか|||あくま|しんかん

ただ   悪魔 と 名 の つく 魔物 油断 は でき ませ ん よ 。 |あくま||な|||まもの|ゆだん|||||

ハーッハッハッハ !

馬 男 も 牛 男 も   やられた か 。 うま|おとこ||うし|おとこ|||

まあ   しかたない だろう な 。

ヤツ ら に は   欠陥 が あり すぎる 。 やつ||||けっかん|||

誰 だ ?  早く   姿 を 見せろ ! だれ||はやく|すがた||みせろ

ヤツ ら は 山 の 神官 様 が 作った 失敗 作 だ 。 やつ|||やま||しんかん|さま||つくった|しっぱい|さく|

ああ   その とおり だった ぞ !

今度 は 今 まで の ように は   いかん ぞ ! こんど||いま|||よう に|||

テングザル より   鼻 を 授かった 男 。 ||はな||さずかった|おとこ

また   そんな ん 授かっちゃ った の ? |||さずかっちゃ||

むしろ   今 まで で   いちばん ダメな もん 授かった な   お前 。 |いま||||だめな||さずかった||おまえ

ハーッハッハッハッハ !

ほ ざ いて い られる の も 今 の うち だ 。 |||||||いま|||

この   テングザル の 鼻 は な …。 |||はな||

何   言って る か   わかん ねえ んだ 。 こもっちゃ って 。  その 鼻 が 邪魔で 。 なん|いって|||||||||はな||じゃまで

この   テングザル の 鼻 は な …。 |||はな||

聞こえた けども 邪魔な もん   授か んな よ 。 きこえた||じゃまな||さずか||

案外   簡単に 悪魔 神官 の もと に 辿りつき そうじゃ ない か ? あんがい|かんたんに|あくま|しんかん||||たどりつき|そう じゃ||

油断 する な 。 今 まで は   基本 的に → ゆだん|||いま|||きほん|てきに

おとなしい 動物 だった から よかった が → |どうぶつ||||

ライオン だ   ゾウ だ か に 来 られて みろ 。 さすが に   ひと たまり も ない ぞ 。 らいおん||ぞう||||らい|||||||||

可能 性 は あり ます ね 。 かのう|せい||||

そんな 折   戦い を 積んで 積んで → |お|たたかい||つんで|つんで

私   また ひと つ 呪文 を 手 に 入れた よ 。 わたくし||||じゅもん||て||いれた|

やり ました ね   メレブ さん 。 今度 は な んです か ? |||||こんど|||ん です|

後 から   ジワジワ 効く やつ は もう   やめて くれよ 。 あと||じわじわ|きく|||||

ムラサキ   バカ !  平ら 胸 。  ムネタイラ さん 。 |ばか|たいら|むね||

ムネタイラ … 2 倍 の ムネタイラ さん に  1000 点 。 |ばい|||||てん

この 呪文 は   戦い の さなか → |じゅもん||たたかい||

確実に 敵 に   ダメージ を 与える 呪文 だ よ 。 かくじつに|てき||だめーじ||あたえる|じゅもん||

やっと か 。 あん ?

まあ   呪文 って の は そう で なきゃ な 。 |じゅもん|||||||

教えて ください 。 この 呪文 を 唱えれば → おしえて|||じゅもん||となえれば

敵 の グループ 全体 に 寒 さ を 与える こと が できる よ 。 てき||ぐるーぷ|ぜんたい||さむ|||あたえる||||

ヒャド 系 と いう こと です ね ? そう さ   ヒャド 系 さ 。 |けい|||||||||けい|

その 体感 温度 を 若干   カーディガン など を → |たいかん|おんど||じゃっかん|||

羽織り たく なる ほど 下げる 呪文 だ よ 。 はおり||||さげる|じゅもん||

俺 は   この 呪文 を …。 おれ|||じゅもん|

チョヒャド 。

と 名づけた よ 。 |なづけた|

カーディガン 1 枚   羽織れば 大丈夫な くらい な の ? |まい|はおれば|だいじょうぶな|||

その とおり だ よ 。

それ は …  どう な の ?

かけて ください 。 チョヒャド を   私 に かけて ください 。 ||||わたくし|||

もう …  その   すぐ かけ た がら れる 癖   やめろ よ 。 |||||||くせ||

それ で 1 回   全滅 して んだ から な 。 ||かい|ぜんめつ||||

うむ   よかろう 。  チョヒャド 。

あぁ   ちょっと 寒い 。 ||さむい

なんか   羽織る ? いや   我慢 でき ます 。 |はおる||がまん||

我慢 できる くらい の 呪文 って どう な の ? がまん||||じゅもん||||

寒い 地域 で の 戦い に 有効です 。 さむい|ちいき|||たたかい||ゆうこう です

行か ねえ よ ! 5 回 かけたら → いか|||かい|

厚手の トレーナー が 着 たく なる ぞ 。 気 を つけろ ! あつでの|とれーなー||ちゃく||||き||

10 回 で は   ダウン ジャケット 。 かい|||だうん|じゃけっと

100 回 かけよう もん なら → かい|||

もう …  シロクマ など に なら ない かぎり もはや   ダメ 。 |しろくま|||||||だめ

そんな 長い こと 戦って らん ねえ よ ! |ながい||たたかって|||

おい   メレブ   ちょっと 暑くて たまら ん から さ → |||あつくて||||

それ   かけて くれ 。

チョヒャド !

おお   涼しい よ 。 いい な これ ! |すずしい||||

ムネタイラ   どう や ?

テメエ   呪文 の 概念   間違って んだ よ 。 |じゅもん||がいねん|まちがって||

チョヒャド !  チョヒャド !  チョヒャド ! 寒 っ   寒 っ ! |||さむ||さむ|

止まれ ! 山 の 神官 様 を 狙う は   キサマ ら か ? とどまれ|やま||しんかん|さま||ねらう||||

その とおり だ が   何 か 用 か ? ||||なん||よう|

その 進行 を 阻止 せよ と の 命令 だ 。 |しんこう||そし||||めいれい|

覚悟 せい ! かくご|

悪魔 神官 は 普通の 人間 も 雇って おる の か ? あくま|しんかん||ふつうの|にんげん||やとって|||

神官 様 を   悪魔 など と 言う な ! しんかん|さま||あくま|||いう|

我ら は 手下 に すぎ ぬ わ ! われら||てした||||

兄貴 !  お 願い し ます ! しや っす ! あにき||ねがい||||

さ ぁ   ここ を 通り たければ この ラスカル を 倒さ ねば なら ん ぞ 。 ||||とおり|||||たおさ||||

また   選択 微妙な の 出て きた な 。 |せんたく|びみょうな||でて||

拳銃 か ! けんじゅう|

お前たち の 剣 が 私 に 届く 前 に → おまえたち||けん||わたくし||とどく|ぜん|

コイツ の 弾 が   お前 ら の 心臓 を 貫く ! ||たま||おまえ|||しんぞう||つらぬく

もう   や ばい よ ! 絶体絶命だ よ ! ||||ぜったいぜつめいだ|

まさか   動物 が 拳銃 持って る と 思わ ない じゃ ん よ ! |どうぶつ||けんじゅう|もって|||おもわ||||

山 の 神官 様 に 手 を 出そう など と 思う から だ ! やま||しんかん|さま||て||だそう|||おもう||

さらば だ !

ダメダメ !

しかし ! しかし   きれいに し なくて は !

火   使う もん なんで 洗っちゃ ダメ っす ! ひ|つかう|||あらっちゃ|だめ|

洗っちゃ うんだ もん ! どうしても 洗っちゃ うんだ もの ! あらっちゃ||||あらっちゃ||

地図 に よる と   悪魔 神官 の ほこら は もう   すぐ そこ です 。 ちず||||あくま|しんかん|||||||

いよいよ   悪魔 と 一 戦   交える か 。 しかし   その 前 に   ちょ い 待ち です 。 |あくま||ひと|いくさ|まじえる||||ぜん||||まち|

なんだ ? あれ   何 ? ||なん

いやいや …  それ は ない でしょ 。

まさか   あの リス …。 バカな ! ||りす|ばかな

ヤツ ら は   どんぐり しか 食わ ん 。 やつ|||||くわ|

しかし   ほこら を 守る 守り神 と いう こと は …。 |||まもる|まもりがみ||||

考え すぎ だ 。 あんな 小さな リス ごとき に …  ハハッ 。 かんがえ||||ちいさな|りす|||

トゥールルルル 。

トゥールルルル 。

うわ ~ っ !  なんだ と !

あの 人   前 も   コアラ なめて 同じ 目 に 遭って た よ 。 |じん|ぜん||こあら||おなじ|め||あって||

おのれ   キラーリス め ! すぐに 眠ら せて やる ! ||||ねむら||

うわ っ !  う ぅ …。

あぁ ~ っ !

だから   や だって ! キャーッ !

( ダンジョー ) 悪魔 神官 め ! |あくま|しんかん|

リス を も 凶暴に する と は 恐ろしい ヤツ だ 。 りす|||きょうぼうに||||おそろしい|やつ|

かなり 強い 呪術 師 です ね 。 ああ 。 |つよい|じゅじゅつ|し|||

さ ぁ   行き ましょう 。 おい ! ||いき||

そんな 簡単に 行こう と する な よ 。 めちゃくちゃ 強いよ ? |かんたんに|いこう||||||しいよ

強い ぞ って フリ たくさん あった わけだ から さ 。 つよい||||||||

強く と も 勝た ねば … 命 の 指輪 は   手 に 入ら ん 。 つよく|||かた||いのち||ゆびわ||て||はいら|

それ は   そう な んだ けど さ …。 行き ましょう 。 |||||||いき|

ちょっと 待って って ! ノープラン すぎる って 。 |まって||||

ちょっと 考えよう よ 勝つ ため の プラン を さ 。 |かんがえよう||かつ|||ぷらん||

効く か どう か   わかん ない けど 私 また   特技 覚えた 。 きく|||||||わたくし||とくぎ|おぼえた

お っ !  今度 は   どんな 目 だ ? 目 じゃ なくて 。 ||こんど|||め||め||

いつか   木 の 人形 に やられた やつ 。 |き||にんぎょう|||

なんだ   それ は 。 見て て 。 |||みて|

なんだ   この 踊り は 。 ||おどり|

あぁ …  なんだ ? 魔法 の 力 が 吸い取ら れて いく 。 ||まほう||ちから||すいとら||

あぁ …  誘わ れて しまう 。 |さそわ||

う っ …  俺 も だ …。 ||おれ||

なんだ   この 光景 は 。 ||こうけい|

なんと   たとえよう …。 地獄 の ディスコ 。  そう   たとえた 。 ||じごく||でぃすこ||

誘う こと も できる し   魔法 の 力 を 奪う こと まで できる と は …。 さそう|||||まほう||ちから||うばう|||||

悪魔 神官 が 魔法 の 使い 手 だ と すれば → あくま|しんかん||まほう||つかい|て|||

かなり 使える と みた 。 |つかえる||

いよいよ   最後 の 装備 が 手 に 入り そうです ね 。 |さいご||そうび||て||はいり|そう です|

悪魔 神官 だ な ? あくま|しんかん||

は ?  え ?

卵 を かきまぜて いる 場合 で は ない ぞ 。 たまご||||ばあい||||

な   な   な …  な んです か ? ||||ん です|

命 の 指輪 を 盗んだ な ? いのち||ゆびわ||ぬすんだ|

ぬ …  盗む ? いやいや …  盗んで ないで す よ 。 |ぬすむ||ぬすんで|||

嘘 を つけ ! うそ||

成 敗 さ れ たく なければ おとなしく   差し出せ 。 しげ|はい||||||さしだせ

なんで です か ?

もともと   私 のです から 。 |わたくし|の です|

ご飯 に   卵 を 入れる 穴 を あけて る 場合 で は ない ! ごはん||たまご||いれる|あな||||ばあい|||

人 の もの を 盗 って は   ダメだ 。 じん||||ぬす|||だめだ

俺 の だって 言って んじゃ ん 。 おれ|||いって||

悪魔 と いえ ども   神官 だ ろ ! 堂々と 悪事 を 認めろ !! あくま||||しんかん|||どうどうと|あくじ||みとめろ

なんで すか ? 悪魔 って   そもそも 。  えっ !? ||あくま|||

いいかげんに し ない と ね 呪文 かけ ます よ 。 |||||じゅもん|||

そう は させ ない ぞ ! ||さ せ||

うわ ~!

魔法 の 力 が …。 まほう||ちから|

大きな 目 ! おおきな|め

うわ ~!

チョヒャド 。

なんか   少し 肌寒い 。 |すこし|はださむい

なんか   カーディガン でも …。

スイーツ !

ハチミツ …  ハチミツ   ジョッキ で 飲み たい 。 ||||のみ|

あぁ …  ハチミツ   大 ジョッキ で 飲み たい 。 今 だ   ヨシヒコ ! ||だい|||のみ||いま||

手ごわかった ぞ   悪魔 神官 。 てごわかった||あくま|しんかん

卵 …  ちゃんと 穴 に 入って た ぞ 。 たまご||あな||はいって||

ポロン 様   約束 どおり   悪魔 神官 から 命 の 指輪 を 取り返して き ました 。 |さま|やくそく||あくま|しんかん||いのち||ゆびわ||とりかえして||

それ は   それ は ご苦労さまで ございました 。 ||||ごくろうさまで|

私 は   これ を 装備 し 魔 王 を 倒さ ねば なり ませ ん 。 わたくし||||そうび||ま|おう||たおさ||||

この 妖精 の 森 の 宝 。 |ようせい||しげる||たから

譲り受けて も よろしい でしょう か ? ゆずりうけて||||

もちろん です と も 。

魔 王 を 倒し   この 世界 に 平和 を もたらして くれる ならば → ま|おう||たおし||せかい||へいわ||||

そんな 指輪 など 。 |ゆびわ|

ただ   最後に   この 指 に 飾ら せて は もらえ ませ ん か ? |さいごに||ゆび||かざら||||||

もちろん です 。

フフフフ …。

とうとう   この 手 に 来た か 。 ||て||きた|

何 を おっしゃって る のです   ポロン 様 。 なん||||の です||さま

愚かな 勇者 よ 。 おろかな|ゆうしゃ|

お前たち が   悪魔 神官 と 思い 戦った の は   あの 山 の 守り神 。 おまえたち||あくま|しんかん||おもい|たたかった||||やま||まもりがみ

本当の 悪魔 は   私 。 なに !? ほんとうの|あくま||わたくし|

確かに ね   途中 で 会った ヤツ ら 全員 ね 山 の 神官 って 呼んで た 。 たしかに||とちゅう||あった|やつ||ぜんいん||やま||しんかん||よんで|

あれ ?  おかしい な と 思って た   俺 。 ||||おもって||おれ

お前   なんで その とき 言わ ねえ んだ よ 。 おまえ||||いわ|||

確かに   悪魔 に して は いい ヤツ っぽかった 。 たしかに|あくま|||||やつ|

これ で 不老 不 死 の 命 を 授かった 。 ||ふろう|ふ|し||いのち||さずかった

俺 たち を 利用 した と いう わけ か 。 おれ|||りよう|||||

ヤツ ら の ほこら に は 結 界 が あって 残念 ながら   悪魔 は 入れ ない の さ 。 やつ||||||けつ|かい|||ざんねん||あくま||いれ|||

指輪 を 返せ 。 ゆびわ||かえせ

返さ ない と いう なら お前 を 斬る 。 かえさ|||||おまえ||きる

おとなしく 帰れば いい もの を 。 |かえれば|||

どうやら   死に たい と 見える 。 |しに|||みえる

おら おら ! みるみる   で っか く なっちゃ う ぞ !

ああ ~!!

ダメでしょ   これ ! 絶対 死ぬ でしょ ! だめでしょ||ぜったい|しぬ|

諦め ないで ください   メレブ さん 。 どこ か に 弱点 が ある はずだ ! あきらめ||||||||じゃくてん|||

そう だ 。  魔 王 を 倒す まで は くたばる わけに は いか ん ! ||ま|おう||たおす|||||||

とはいえ こん だけ で かい と ムリ ~!! ||||||むり

来い ! 誰 から 殺そう か ? こい|だれ||ころそう|

お前 だ ~? おまえ|

痛い   痛い   痛い ! いたい|いたい|いたい

痛い !  や だ や だ   痛い ! いたい|||||いたい

なんだ よ   これ   もう ! 指輪 で っか くなん ねえ の ? ||||ゆびわ|||||

ちょ …  今   チャンス じゃ ね ? |いま|ちゃんす||

う ぉ ~ っ !! 痛い   痛い   痛い ! |||いたい|いたい|いたい

ああ ~!!

この 世の中 何 が なんだか   わかん ねえ な 。 |よのなか|なん|||||

まさか 妖精 が 化け物 に なる なんて な 。 |ようせい||ばけもの||||

すべて は 魔 王 の 仕業 です 。 ||ま|おう||しわざ|

魔 王 さえ い なければ 。 ま|おう|||

妖精 が 化け物 に なる など あり え ない 。 ようせい||ばけもの||||||

さあ   行こう 。 装備 は 揃った 。 |いこう|そうび||そろった

見ろ !  あの 黒い 雲 の 下 に 魔 王 の 城 が ある 。 みろ||くろい|くも||した||ま|おう||しろ||

待って いろ   魔 王 。 まって||ま|おう

えっ   なんで 呼んで も い ない のに こっち 見て ん の ? ||よんで||||||みて||

あんた の 向こう側 に 魔 王 の 城 が あんだ よ 。 ||むこうがわ||ま|おう||しろ|||

ウソ   マジ で ? ( ムラサキ ) いい から   気 に し なくて 。 うそ||||||き|||

そ っか 。 よし   じゃあ   お告げ 的な もの を → ||||おつげ|てきな||

言って みる か な 。 的な もの じゃ 嫌だ よ 。 いって||||てきな|||いやだ|

お前たち は いよいよ 装備 を 整えた から → おまえたち|||そうび||ととのえた|

お前たち に 教えて やる 。 魔 王 の 城 は …。 おまえたち||おしえて||ま|おう||しろ|

なんで   しゃく れて しゃべ ん の ? ちゃん と 明瞭に しゃべり なさい 。 ||||||||めいりょうに||

仏 様   我々 は → ふつ|さま|われわれ|

どう したら 魔 王 の 城 に たどり着ける のです か ? ||ま|おう||しろ||たどりつける|の です|

ヨシヒコ よ 。  お前 の 質問 は いつも   まっすぐで 気持 いい な 。 ||おまえ||しつもん||||きもち||

よし   ならば 私 も まっすぐに 答えて しんぜ よう 。 ||わたくし|||こたえて||

最初 から 答えて しんぜ なさい よ 。 さいしょ||こたえて|||

誰 な んだ よ 。 だれ|||

とりあえず   船 が 必要な わけだ 。 |せん||ひつような|

では   どう すれば ?

空 飛ぶ じゅうたん …。 から|とぶ|

だから 誰 の ものまね な んだ よ   それ は 。 |だれ|||||||

健闘 を 祈る 。 けんとう||いのる

今日   まあ … ちょっと イマイチ だった な   でも な 。 きょう|||||||

空 飛ぶ じゅうたん か 。 から|とぶ||

まるで おとぎ話 だ な 。 |おとぎばなし||

でも   それ が ない と 魔 王 の 城 に 行け ない わけでしょ ? |||||ま|おう||しろ||いけ||

行き ましょう 。 うむ 。 いき||

( ヒサ ) 兄 様 …。 ひさ|あに|さま

奥様   そろそろ お出かけ に なり ませ ん と 。 おくさま||おでかけ|||||

わかって い ます 。

例の もの を 用意 して おいて 。 はい 。 れいの|||ようい|||