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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン10 - 218 - 動き出す大国

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 10 - 218 - 動き出す 大国

( キバ ) あぁ まだ 体 痛 ぇ 。

った く 不用意に 地面 で なんか 寝る もん じゃ ねえ な 。

( 赤 丸 ) ワン ! ( サクラ ) ごめん ごめん 。

まあ いい けど よ 。

今日 中 に は 里 に 戻れ そうだ し 。

( ナルト ) ん ? カカシ 先生 は ?

( サクラ ) それ なら …。

( カカシ ) じゃ 頼んだ よ 。

カカシ 先生 あれ …。

各 隠れ里 に 伝令 を 送った 。

共同 戦線 を 張る んだ 。

重要 情報 は 早 めに 共有 して おか ない と 。

暁 は 尾 獣 を 持って いる 。

これ 以上 手 を こまねいて いる 場合 で は ない 。

それ に ヤツ ら を 率いて いる の は あの うち は マダラ 。

打てる 手 は すべて 打って おか ねば 。

わかって いる 。

なら さっさと 承認 せい 。

お ぬし は この 戦 に 負けて も いい と 申す か ?

だが 忍 連合 軍 … 忍 に 力 を 持た せ すぎて →

後々 厄介な こと に なったら どう する ?

お ぬし は そんなに 自国 の 忍 が 信用 でき ぬ の か ?

まずは …。

( 天 画 ) あの … そろそろ 決断 して いた だ か ない と 。

蓄電池 が なくなり そうで 。

なん せ 遠距離 な もん で 。

オホン ! 結論 を 出そう 。

雷 は 承認 する 。

土 も だ 。 前 に 同じ 。

風 も 同じく 承認 する 。

いい んで ない かい 。 うん 火 も 承認 。

わかった 。 水 も 承認 。

( 天 画 ) で は これ を もって 忍 連合 軍 の 結成 が 承認 さ れ ました 。

モニター を 録画 。

私 天 画 が これ ら の 証人 と なり ます 。

お 疲れ さ まで ございます 。

通信 終了 いたし ました 。

ふ ぅ やっと 終わった え 。

では すぐ 木 ノ 葉 に 連絡 する と よい ぞ 。

( い の ) サクラ 今頃 どの へんに いる の か な ?

ちゃんと ナルト を 説得 できた の かしら 。

( チョウジ ) キバ や リー だって いる んだ 。 きっと 大丈夫だ よ 。

でも …。 ( シカマル ) まあ ここ で 俺 ら が →

やきもき して も し かた ねえ って こった 。

ん ?

何 か あった か ?

( シカク ) おい シカマル 。

ちょっと いい か 。

親父 !

風 影 様 が 帰って きた ぞ !

( テマリ ) 飛 丸 の 文 は 受け取った な ? はい !

( カンクロウ ) 大名 たち から 報告 は あった か ?

ええ つい 先ほど 。

全員 一致 で 無事 承認 さ れた そうです 。

思った より 早かった な 。

事 が 事 だ から な 。

いつも は 腰 の 重い 大名 たち も 動か ざる を ねえ って わけだ 。

忙しく なる ぜ 。

( 我 愛 羅 ) すぐに 会議 を 開く 。 上役 たち に 招集 を かけろ 。

お 帰り なさい ませ 水 影 様 。

先ほど 大名 から 報告 が あり ました 。

( 青 ) 聞こう 。 この 場 で 話せ 。

ハッ 。 五 大国 大名 は 忍 連合 軍 を 承認 する と 。

( 水 影 ) そうです か 。 いよいよ です ね 。

我々 も 急ぎ 態勢 を 整え なければ 。

それにしても 敵 の 手 に 落ちる 前 に →

無事 八尾 を 確保 できた の は よかった です な 。

その とき の 戦闘 に より →

暁 構成 員 の 干柿 鬼 鮫 を 倒した と の こと 。

開戦 前 に 敵 の 戦力 を 削 ぐ ことに 成功 した のです から →

結構な こと です 。 さすが 雷 影 様 だ 。

《 長 十郎 : 干柿 鬼 鮫 … 本当に ?

あの 尾 の ない 尾 獣 と いわ れた 人 が …》

どうした 長 十郎 。 いえ その … なんでも 。

元気 が ない な 。 腹 でも 減って いる の か ?

よし 俺 が 後 で 飯 を おごって やろう 。

えっ ? もちろん メニュー は トンカツ だ !

戦 に 備えた ゲン 担ぎ って な 。

僕 油 っぽい の は ちょっと …。

何 を 情けない こと を !

そんな 調子 じゃ 肝心な とき に 失敗 する ぞ !

こういう とき は 素直に 先輩 の 言う こと を …。

黙れ 殺す ぞ 。

えっ !?

( 黒 ツチ ) 早い な 。 もうか よ 。

( 赤 ツチ ) 大名 たち も 尾 獣 や マダラ の 名前 が 出た から →

決める の が 早かった んだ に 。

( 黒 ツチ ) 尾 獣 は ともかく マダラ って いったら 大昔 の ヤツ だ ろ ?

相当な ジジイ な んじゃ ねえ の ?

見た 感じ そう は 見え なかった だに 。

なぁ うち の ジジイ と どっち が ヨイヨイ ?

( 土 影 ) まったく もの を 知ら ん ヤツ は の ん 気 で い いわ い 。

だって 戦争 と か いまいち 実感 ない んだ よ な 。

先 が 思いやら れる のう 。

今 の 忍 ども は 大戦 を 知ら ぬ ガキ ばっ か じゃ ぜ 。

誰 かさん は その ガキ に 言い 負かさ れて た けど ね 。

(( アンタ たち は いつ 己 を 捨てた ?))

ま 若い ヤツ ら の お 手並み 拝見 じゃ ぜ 。

報告 に よる と ずいぶん 荒れた 会談 だった ようだ な 。

六 代 目 火影 が 事 を 有利に 運ぼう と した こと も →

異例の 事態 だ が 。

( バキ ) 開催 場所 を 極秘 と し 厳重な 警備 を しいて いた 会場 が →

そう も たやすく 襲撃 さ れる と は 考え られ ん 。

しかし それ こそ が 暁 だ 。

ヤツ ら は いとも 簡単に 議場 に 入り込み →

我々 を かく乱 して みせた 。

詳しく 聞こう 。

会談 の 開始 直後 。

もっとも 予想 だに し ない 場所 から ヤツ ら は 突然 現れた 。

(( ゼツ : ハロー !

( 雷 影 ) 次 から 次 へ と なんだ !

暁 か 。 じゃ な 。

うち は サスケ が 侵入 して る よ 。

さて … どこ に 隠れて いる んでしょう か ?

( サスケ ) 俺 は 今 いらだって いる 。

来る なら 手加減 は でき そうに ない 。

それ は こちら とて 同じ !

重 流 暴 !

( ダルイ ) 嵐 遁 励 挫 鎖 苛素 !

《 香 燐 : サスケ !》

《 香 燐 : こ これ って …》

我 愛 羅 お前 以上 の 絶対 防御 だ ))

そんな ! 風 影 以上 の 絶対 防御 だ と ?

ヤツ は そう 言って いた 。

万華鏡 写 輪 丸 の 瞳 術 の 一種 だろう 。

そして ヤツ は …。

我々 を まき 会談 場 へ と 向かった 。

きた か 。

( フー ) 上 か !

(( このまま いい 男 が 溶けて 崩れて いく の は →

いつ 見て も 心 が 痛む けど 。

死んで もらう 。

こんな ガキ が デイダラ を のう 。

お前 に 恨み は ない が →

忍 の 皆 が 死 を 望 ん ど る 。

じゃあ のう 。

塵 遁 原 界 剥離 の 術 !

( マダラ ) 俺 の 名 は うち は マダラ 。

サスケ !

( マダラ ) お前たち に ある 説明 を する 。

それ を 理解 して もらった 上 で 聞き たい こと が ある 。

影 たち が 4 人 がかり で うち は サスケ 1 人 しとめ きれ ぬ と は 。

これ が 暁 の 力 。

ヤツ ら は なぜ 五 影 会談 を 襲撃 して きた ?

自分 たち の 力 を 見せつける ため か ?

それぞれ の 行動 を 見る かぎり →

うち は サスケ と マダラ の 目的 が 一致 して いる か は 定かで は ない 。

しかし マダラ の ほう は 自ら の 計画 を 有利に 進める ため →

あわよくば 五 影 を 人質 に とろう と 考えて いた ようだ 。

五 影 を !? なんと 不遜 な !

その マダラ の 計画 と は ?

ヤツ は 月 の 眼 計画 と 呼んで いた 。

俺 の 一 尾 を はじめ →

七尾 まで の 尾 獣 が すでに ヤツ の 手 の 中 に ある 。

マダラ は 残り 2 体 の 尾 獣 を 集め →

尾 獣 の 集合 体 である 十 尾 を 復活 さ せ →

自ら を 十 尾 の 人 柱 力 に する つもり らしい 。

そして その 力 を 持って 世界 を 無限 月 読 に かけ →

すべて の 人間 を 支配 下 に 置き コントロール する 。

わだかまり も 争い も ない 世界 。 ヤツ は そう 言って た が な 。

バカな ! そんな もの は 世界 の 終焉 だ !

その とおり だ !

だからこそ 全力 で 阻止 せ ねば なら ない 。

その ため の 忍 連合 軍 だ 。

しかし そう なる と 志村 ダンゾウ の 行方 が 気 に なり ます な …。

ヤツ は 長い 間 木 ノ 葉 を 陰 で 牛耳って いた 男 だ と 聞き ます 。

我々 が 一枚岩 に なろう と して いる とき に →

後ろ から 撃た れ でも したら たまり ませ ん から な 。

その 件 に ついて は →

現在 各 里 が 行方 を 追って いる はずだ 。

一 度 水 影 の 配下 が 接触 した らしい が …。

( 足音 )

なにごと だ ? 会議 中 だ ぞ 。

恐れ入り ます 。 緊急の 報告 です 。

入れ 。

木 ノ 葉 の はたけ カカシ より 伝令 が あり ました 。

はたけ カカシ 以下 2 名 の 忍 が →

うち は サスケ マダラ と 接触 および 交戦 。

志村 ダンゾウ の 死 を 確認 した そうです 。

ダンゾウ が 死んだ !? なんと !

一 度 は 火影 と なった ほど の 実力 者 が ?

マダラ と サスケ は ? ハッ !

時空 間 忍術 で 行方 を くらました も ようです 。

確かに 暁 は 強い 。

その 戦力 は 未知 数 だ 。

しかし 史上 初 と なる →

我々 忍 連合 軍 の 実力 も また 未知 数 。

土 水 火 風 雷 。

すべて の 忍 の 力 を 結集 すれば →

俺 は 十分 対抗 できる と 考える 。

何より この 戦い に 勝た ねば 世界 は 終わる 。

今 すぐ 忍 具 と 食料 の 備蓄 を 開始 しろ 。

戦い に 備え すべて の 任務 は 一 時 凍結 。

里 に 所属 する すべて の 忍 の リスト を 提出 し →

同時に 各 部隊 ごと に 戦術 プラン の 検討 に 入れ 。

そんな ! サスケ 君 が 五 影 会談 を 襲撃 した なんて !

じき 正式に 発表 さ れる そうだ 。

今 上 の ヤツ ら は てんやわんや らしい 。

ホントに サスケ は 木 ノ 葉 を 潰した 暁 の 一員 な んだ ね 。

面倒 くせ ぇこ と に なり そうだ ぜ 。

水 影 様 の ご 指示 だ 。

至急 忍 具 の 在庫 を 確認 。

不足 分 の リスト を 作成 しろ !

忍 連合 だ か 何だか 知ら ない が →

岩 の ヤツ ら と 組む なんて ごめん だ ぜ 。

ああ 。 暁 は 四 代 目 水 影 の 悪夢 を この 国 に 招いた →

憎む べき 連中 だ 。

岩 隠れ は 今 まで さんざん →

暁 の ヤツ ら を 利用 して きた じゃ ない か 。

いくら 上 の 決定 でも →

こんな こと ガンリュウ さん が 許す わけない 。

念入りだ な 。

伝説 の 傀儡 使い の 残した 最高 傑作だ 。

歴代 の 操 演者 たち に →

引け を 取る わけに は いか ねえ から よ 。

そっち は ?

現在 遠方 任務 に ついて いる 忍 たち に 伝令 を 送った ところ だ 。

しかし ついに 火影 殺し と は な 。

うち は サスケ の こと か 。

わかって は いた が 堕 ちる ところ まで 堕 ちや がった な 。

だが …。

(( ナルト お前 は 俺 に →

自分 は 火影 に なる 男 だ と 言った な 。

俺 は 風 影 に なった 。

影 の 名 を 背負う 覚悟 を 決めた なら →

サスケ の 友 と して お前 が 本当に やる べき こと を やれ ))

アイツ は 納得 して ねえ みて え だった じゃ ん 。

あきらめ ない ヤツ だ から な 。

私 たち で さえ 近づけ なかった 昔 の 我 愛 羅 を 変えた 男 だ 。

相手 が どんな 闇 の 中 に いよう と 最後 まで 手 を 差しのべる 。

救おう と する 。

そういう ヤツ だ 。 我 愛 羅 …。

しかし 闇 を 望んで いる の は サスケ 自身 だ 。

今回 ばかり は 。

その先 は ナルト の 決断 だ 。

友 と して 何 を する の か 。

俺 は ただ 俺 の すべて を かけて →

俺 の 友 と 世界 を 守る 。

( 木 ノ 葉 丸 ) あれ ? また トンビ が 飛んで る ぞ これ 。

いったい 何 羽 目 だ ?

( モエギ ) もう 木 ノ 葉 丸 ちゃん そんな こと どうでも いい でしょ 。

それ より どこ 行っちゃ った の よ ナルト 兄ちゃん は 。

せっかく の 木 ノ 葉 の 英雄 新聞 な のに 。

肝心の インタビュー が 埋まら ない じゃ ない 。

ん ~ 俺 と エロ 忍術 勝負 した とき は →

すぐ 帰って くる ような こと 言って た けど 。

何 よ エロ 忍術 って !

木 ノ 葉 丸 ちゃん 不潔 !

不潔 って … 俺 の 必殺 技 だ ぞ これ !

( ウドン ) 木 ノ 葉 丸 君 ! ナルト の 兄ちゃん 帰って きた って 。

サクラ …。

( サクラ ) ただいま 。

親父 から 聞いた ぜ 。 サスケ の ヤツ が …。

ああ 。

それ に アイツ と は 直接 やりあって きた 。

やりあった って お前 …。

サスケ と か ?

あと で 詳しく 話す 。

悪い けど みんな を 集め といて くん ねえ か ?

言って おきて え こと も ある し な 。

わかった 。

ナルト 兄ちゃん ! 待って た ぞ これ 。

おう お前 ら 。

あと は 兄ちゃん の インタビュー が 取れれば →

英雄 新聞 が 完成 する んだ 。

ナルト 兄ちゃん 取材 取材 !

ああ そう いや そう だった な 。

でも 報告 が ある から また 今度 な 。

( モエギ ) え ~! また 今度 って そんな !

( ウドン ) 約束 した のに !

もう じらす んだ から ! ナルト 兄ちゃん の いけ ず !

ねぇ ねぇ 今度 って いつ ? そう よ !

私 たち ずっと 待って た の よ !

ねぇ ナルト 兄ちゃん !

ちょっと 木 ノ 葉 丸 ちゃん も なんとか 言ったら ?

何 か あった の か な ? え ?

ナルト 兄ちゃん ちょっと 雰囲気 変わった ような 。

は ぁ ? 何 言って る の 木 ノ 葉 丸 ちゃん 。

どう 見て も いつも どおり の ナルト 兄ちゃん じゃ ない 。

そう な んだ けど …。

( ウドン ) ねぇ ! いつ な の ?

( くも じい ) もしもし そこ の あなた 。

たまに は 空 から 日本 を 眺めて みる →

と いう の は どう じゃ ろう ?

今回 は 東京 の 離島 伊豆 諸島 と →

東京 の 人 混 み 行列 地帯 の →

豪華 2 本 立て スペシャルじゃ 。 ( くも み ) すごい !

伊豆 諸島 で は 離島 ならでは の お 仕事 を 次々 と 発見 。


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 10 - 218 - 動き出す 大国 ||しっぷう|つたい|しーずん|うごきだす|たいこく Naruto Shippuden - Season 10 - 218 - Powers in Motion

( キバ ) あぁ   まだ 体 痛 ぇ 。 |||からだ|つう|

った く   不用意に 地面 で なんか 寝る もん じゃ ねえ な 。 ||ふよういに|じめん|||ねる||||

( 赤 丸 ) ワン ! ( サクラ ) ごめん   ごめん 。 あか|まる|わん|さくら||

まあ   いい けど よ 。

今日 中 に は 里 に 戻れ そうだ し 。 きょう|なか|||さと||もどれ|そう だ|

( ナルト ) ん ?  カカシ 先生 は ? |||せんせい|

( サクラ ) それ なら …。 さくら||

( カカシ ) じゃ   頼んだ よ 。 ||たのんだ|

カカシ 先生   あれ …。 |せんせい|

各 隠れ里 に 伝令 を 送った 。 かく|かくれざと||でんれい||おくった

共同 戦線 を 張る んだ 。 きょうどう|せんせん||はる|

重要 情報 は 早 めに 共有 して おか ない と 。 じゅうよう|じょうほう||はや||きょうゆう||||

暁 は 尾 獣 を 持って いる 。 あかつき||お|けだもの||もって|

これ 以上   手 を こまねいて いる 場合 で は ない 。 |いじょう|て||||ばあい|||

それ に   ヤツ ら を 率いて いる の は あの   うち は マダラ 。 ||やつ|||ひきいて|||||||まだら

打てる 手 は すべて 打って おか ねば 。 うてる|て|||うって||

わかって いる 。

なら   さっさと 承認 せい 。 ||しょうにん|

お ぬし は この 戦 に 負けて も いい と 申す か ? ||||いくさ||まけて||||もうす|

だが   忍 連合 軍 … 忍 に 力 を 持た せ すぎて → |おし|れんごう|ぐん|おし||ちから||もた||

後々   厄介な こと に なったら どう する ? あとあと|やっかいな|||||

お ぬし は   そんなに 自国 の 忍 が 信用 でき ぬ の か ? ||||じこく||おし||しんよう||||

まずは …。

( 天 画 ) あの …  そろそろ 決断 して いた だ か ない と 。 てん|が|||けつだん||||||

蓄電池 が なくなり そうで 。 ちくでんち|||そう で

なん せ   遠距離 な もん で 。 ||えんきょり|||

オホン !  結論 を 出そう 。 |けつろん||だそう

雷 は 承認 する 。 かみなり||しょうにん|

土 も だ 。  前 に 同じ 。 つち|||ぜん||おなじ

風 も 同じく 承認 する 。 かぜ||おなじく|しょうにん|

いい んで ない かい 。 うん   火 も 承認 。 |||||ひ||しょうにん

わかった 。  水 も 承認 。 |すい||しょうにん

( 天 画 ) で は   これ を もって 忍 連合 軍 の 結成 が 承認 さ れ ました 。 てん|が||||||おし|れんごう|ぐん||けっせい||しょうにん|||

モニター を 録画 。 もにたー||ろくが

私   天 画 が これ ら の 証人 と なり ます 。 わたくし|てん|が|||||しょうにん|||

お 疲れ さ まで ございます 。 |つかれ|||

通信   終了 いたし ました 。 つうしん|しゅうりょう||

ふ ぅ   やっと 終わった え 。 |||おわった|

では   すぐ 木 ノ 葉 に 連絡 する と よい ぞ 。 ||き||は||れんらく||||

( い の ) サクラ 今頃 どの へんに いる の か な ? ||さくら|いまごろ||||||

ちゃんと ナルト を 説得 できた の かしら 。 |||せっとく|||

( チョウジ ) キバ や   リー だって いる んだ 。 きっと 大丈夫だ よ 。 ||||||||だいじょうぶだ|

でも …。 ( シカマル ) まあ   ここ で 俺 ら が → |||||おれ||

やきもき して も し かた ねえ って こった 。

ん ?

何 か あった か ? なん|||

( シカク ) おい   シカマル 。

ちょっと いい か 。

親父 ! おやじ

風 影 様 が 帰って きた ぞ ! かぜ|かげ|さま||かえって||

( テマリ ) 飛 丸 の 文 は 受け取った な ? はい ! |と|まる||ぶん||うけとった||

( カンクロウ ) 大名 たち から 報告 は あった か ? |だいみょう|||ほうこく|||

ええ   つい 先ほど 。 ||さきほど

全員 一致 で 無事 承認 さ れた そうです 。 ぜんいん|いっち||ぶじ|しょうにん|||そう です

思った より 早かった な 。 おもった||はやかった|

事 が 事 だ から な 。 こと||こと|||

いつも は 腰 の 重い 大名 たち も 動か ざる を ねえ って わけだ 。 ||こし||おもい|だいみょう|||うごか|||||

忙しく なる ぜ 。 いそがしく||

( 我 愛 羅 ) すぐに 会議 を 開く 。 上役 たち に 招集 を かけろ 。 われ|あい|ら||かいぎ||あく|うわやく|||しょうしゅう||

お 帰り なさい ませ   水 影 様 。 |かえり|||すい|かげ|さま

先ほど   大名 から 報告 が あり ました 。 さきほど|だいみょう||ほうこく|||

( 青 ) 聞こう 。  この 場 で 話せ 。 あお|きこう||じょう||はなせ

ハッ 。  五 大国 大名 は 忍 連合 軍 を 承認 する   と 。 |いつ|たいこく|だいみょう||おし|れんごう|ぐん||しょうにん||

( 水 影 ) そうです か 。 いよいよ です ね 。 すい|かげ|そう です||||

我々 も 急ぎ   態勢 を 整え なければ 。 われわれ||いそぎ|たいせい||ととのえ|

それにしても 敵 の 手 に 落ちる 前 に → |てき||て||おちる|ぜん|

無事   八尾 を 確保 できた の は よかった です な 。 ぶじ|やお||かくほ||||||

その とき の 戦闘 に より → |||せんとう||

暁   構成 員 の 干柿 鬼 鮫 を 倒した と の こと 。 あかつき|こうせい|いん||ほしがき|おに|さめ||たおした|||

開戦 前 に   敵 の 戦力 を 削 ぐ ことに 成功 した のです から → かいせん|ぜん||てき||せんりょく||けず|||せいこう||の です|

結構な こと です 。 さすが 雷 影 様 だ 。 けっこうな||||かみなり|かげ|さま|

《 長 十郎 : 干柿 鬼 鮫 …  本当に ? ちょう|じゅうろう|ほしがき|おに|さめ|ほんとうに

あの 尾 の ない 尾 獣 と いわ れた 人 が …》 |お|||お|けだもの||||じん|

どうした   長 十郎 。 いえ   その …  なんでも 。 |ちょう|じゅうろう|||

元気 が ない な 。 腹 でも 減って いる の か ? げんき||||はら||へって|||

よし   俺 が 後 で 飯 を おごって やろう 。 |おれ||あと||めし|||

えっ ? もちろん   メニュー は トンカツ だ ! ||めにゅー||とんかつ|

戦 に 備えた   ゲン 担ぎ って な 。 いくさ||そなえた||かつぎ||

僕   油 っぽい の は   ちょっと …。 ぼく|あぶら||||

何 を 情けない こと を ! なん||なさけない||

そんな 調子 じゃ 肝心な とき に 失敗 する ぞ ! |ちょうし||かんじんな|||しっぱい||

こういう とき は 素直に 先輩 の 言う こと を …。 |||すなおに|せんぱい||いう||

黙れ   殺す ぞ 。 だまれ|ころす|

えっ !?

( 黒 ツチ ) 早い な 。  もうか よ 。 くろ|つち|はやい||もう か|

( 赤 ツチ ) 大名 たち も 尾 獣 や   マダラ の 名前 が 出た から → あか|つち|だいみょう|||お|けだもの||まだら||なまえ||でた|

決める の が 早かった んだ に 。 きめる|||はやかった||

( 黒 ツチ ) 尾 獣 は ともかく マダラ って いったら 大昔 の ヤツ だ ろ ? くろ|つち|お|けだもの|||まだら|||おおむかし||やつ||

相当な ジジイ な んじゃ ねえ の ? そうとうな|||||

見た 感じ そう は 見え なかった だに 。 みた|かんじ|||みえ||

なぁ   うち の ジジイ と どっち が ヨイヨイ ?

( 土 影 ) まったく   もの を 知ら ん ヤツ は の ん 気 で い いわ い 。 つち|かげ||||しら||やつ||||き||||

だって   戦争 と か いまいち 実感 ない んだ よ な 。 |せんそう||||じっかん||||

先 が 思いやら れる のう 。 さき||おもいやら||

今 の 忍 ども は 大戦 を 知ら ぬ   ガキ ばっ か じゃ ぜ 。 いま||おし|||たいせん||しら||がき||||

誰 かさん は   その ガキ に 言い 負かさ れて た けど ね 。 だれ||||がき||いい|まかさ||||

(( アンタ たち は いつ   己 を 捨てた ?)) ||||おのれ||すてた

ま   若い ヤツ ら の お 手並み 拝見 じゃ ぜ 。 |わかい|やつ||||てなみ|はいけん||

報告 に よる と   ずいぶん 荒れた 会談 だった ようだ な 。 ほうこく|||||あれた|かいだん|||

六 代 目 火影 が 事 を 有利に 運ぼう と した こと も → むっ|だい|め|ほかげ||こと||ゆうりに|はこぼう||||

異例の 事態 だ が 。 いれいの|じたい||

( バキ ) 開催 場所 を 極秘 と し 厳重な 警備 を しいて いた 会場 が → |かいさい|ばしょ||ごくひ|||げんじゅうな|けいび||||かいじょう|

そう も   たやすく 襲撃 さ れる と は 考え られ ん 。 |||しゅうげき|||||かんがえ||

しかし   それ こそ が 暁 だ 。 ||||あかつき|

ヤツ ら は   いとも 簡単に 議場 に 入り込み → やつ||||かんたんに|ぎじょう||はいりこみ

我々 を   かく乱 して みせた 。 われわれ||かくらん||

詳しく 聞こう 。 くわしく|きこう

会談 の 開始 直後 。 かいだん||かいし|ちょくご

もっとも 予想 だに し ない 場所 から ヤツ ら は 突然   現れた 。 |よそう||||ばしょ||やつ|||とつぜん|あらわれた

(( ゼツ : ハロー ! |はろー

( 雷 影 ) 次 から 次 へ と なんだ ! かみなり|かげ|つぎ||つぎ|||

暁 か 。 じゃ な 。 あかつき|||

うち は サスケ が 侵入 して る よ 。 ||さすけ||しんにゅう|||

さて … どこ に 隠れて いる んでしょう か ? |||かくれて|||

( サスケ ) 俺 は 今   いらだって いる 。 さすけ|おれ||いま||

来る なら 手加減 は でき そうに ない 。 くる||てかげん|||そう に|

それ は   こちら とて 同じ ! ||||おなじ

重 流 暴 ! おも|りゅう|あば

( ダルイ ) 嵐 遁   励 挫 鎖 苛素 ! |あらし|とん|はげ|くじ|くさり|かもと

《 香 燐 : サスケ !》 かおり|りん|さすけ

《 香 燐 : こ   これ って …》 かおり|りん|||

我 愛 羅   お前 以上 の 絶対 防御 だ )) われ|あい|ら|おまえ|いじょう||ぜったい|ぼうぎょ|

そんな ! 風 影 以上 の 絶対 防御 だ と ? |かぜ|かげ|いじょう||ぜったい|ぼうぎょ||

ヤツ は   そう 言って いた 。 やつ|||いって|

万華鏡 写 輪 丸 の 瞳 術 の 一種 だろう 。 まんげきょう|うつ|りん|まる||ひとみ|じゅつ||いっしゅ|

そして   ヤツ は …。 |やつ|

我々 を まき   会談 場 へ と 向かった 。 われわれ|||かいだん|じょう|||むかった

きた か 。

( フー ) 上 か ! |うえ|

(( このまま いい 男 が 溶けて 崩れて いく の は → ||おとこ||とけて|くずれて|||

いつ 見て も   心 が 痛む けど 。 |みて||こころ||いたむ|

死んで もらう 。 しんで|

こんな ガキ が   デイダラ を のう 。 |がき||||

お前 に 恨み は ない が → おまえ||うらみ|||

忍 の 皆 が   死 を 望 ん ど る 。 おし||みな||し||のぞみ|||

じゃあ のう 。

塵 遁   原 界 剥離 の 術 ! ちり|とん|はら|かい|はくり||じゅつ

( マダラ ) 俺 の 名 は   うち は マダラ 。 まだら|おれ||な||||まだら

サスケ ! さすけ

( マダラ ) お前たち に   ある 説明 を する 。 まだら|おまえたち|||せつめい||

それ を   理解 して もらった 上 で 聞き たい こと が ある 。 ||りかい|||うえ||きき||||

影 たち が  4 人 がかり で うち は サスケ 1 人 しとめ きれ ぬ と は 。 かげ|||じん|||||さすけ|じん|||||

これ が   暁 の 力 。 ||あかつき||ちから

ヤツ ら は   なぜ 五 影 会談 を 襲撃 して きた ? やつ||||いつ|かげ|かいだん||しゅうげき||

自分 たち の 力 を 見せつける ため か ? じぶん|||ちから||みせつける||

それぞれ の 行動 を 見る かぎり → ||こうどう||みる|

うち は サスケ と   マダラ の 目的 が 一致 して いる か は 定かで は ない 。 ||さすけ||まだら||もくてき||いっち|||||さだかで||

しかし   マダラ の ほう は 自ら の 計画 を 有利に 進める ため → |まだら||||おのずから||けいかく||ゆうりに|すすめる|

あわよくば   五 影 を 人質 に とろう と 考えて いた ようだ 。 |いつ|かげ||ひとじち||||かんがえて||

五 影 を !?  なんと 不遜 な ! いつ|かげ|||ふそん|

その マダラ の 計画 と は ? |まだら||けいかく||

ヤツ は   月 の 眼 計画 と 呼んで いた 。 やつ||つき||がん|けいかく||よんで|

俺 の 一 尾 を はじめ → おれ||ひと|お||

七尾 まで の 尾 獣 が すでに   ヤツ の 手 の 中 に ある 。 ななお|||お|けだもの|||やつ||て||なか||

マダラ は   残り 2 体 の 尾 獣 を 集め → まだら||のこり|からだ||お|けだもの||あつめ

尾 獣 の 集合 体 である 十 尾 を 復活 さ せ → お|けだもの||しゅうごう|からだ||じゅう|お||ふっかつ||

自ら を 十 尾 の 人 柱 力 に する つもり らしい 。 おのずから||じゅう|お||じん|ちゅう|ちから||||

そして   その 力 を 持って 世界 を 無限 月 読 に かけ → ||ちから||もって|せかい||むげん|つき|よ||

すべて の 人間 を 支配 下 に 置き コントロール する 。 ||にんげん||しはい|した||おき|こんとろーる|

わだかまり も   争い も ない 世界 。 ヤツ は   そう 言って た が な 。 ||あらそい|||せかい|やつ|||いって|||

バカな ! そんな もの は 世界 の 終焉 だ ! ばかな||||せかい||しゅうえん|

その とおり だ !

だからこそ 全力 で 阻止 せ ねば なら ない 。 |ぜんりょく||そし||||

その ため の 忍 連合 軍 だ 。 |||おし|れんごう|ぐん|

しかし   そう なる と   志村 ダンゾウ の 行方 が 気 に なり ます な …。 ||||しむら|||ゆくえ||き||||

ヤツ は 長い 間   木 ノ 葉 を 陰 で 牛耳って いた 男 だ と 聞き ます 。 やつ||ながい|あいだ|き||は||かげ||ぎゅうじって||おとこ|||きき|

我々 が   一枚岩 に なろう と して いる とき に → われわれ||いちまいいわ|||||||

後ろ から 撃た れ でも したら たまり ませ ん から な 。 うしろ||うた||||||||

その 件 に ついて は → |けん|||

現在   各 里 が 行方 を 追って いる はずだ 。 げんざい|かく|さと||ゆくえ||おって||

一 度   水 影 の 配下 が 接触 した らしい が …。 ひと|たび|すい|かげ||はいか||せっしょく|||

( 足音 ) あしおと

なにごと だ ?  会議 中 だ ぞ 。 ||かいぎ|なか||

恐れ入り ます 。 緊急の 報告 です 。 おそれいり||きんきゅうの|ほうこく|

入れ 。 いれ

木 ノ 葉 の   はたけ カカシ より 伝令 が あり ました 。 き||は|||||でんれい|||

はたけ カカシ 以下  2 名 の 忍 が → ||いか|な||おし|

うち は サスケ   マダラ と 接触 および   交戦 。 ||さすけ|まだら||せっしょく||こうせん

志村 ダンゾウ の 死 を 確認 した そうです 。 しむら|||し||かくにん||そう です

ダンゾウ が 死んだ !? なんと ! ||しんだ|

一 度 は   火影 と なった ほど の 実力 者 が ? ひと|たび||ほかげ|||||じつりょく|もの|

マダラ と サスケ は ? ハッ ! まだら||さすけ||

時空 間 忍術 で 行方 を くらました も ようです 。 じくう|あいだ|にんじゅつ||ゆくえ||||よう です

確かに 暁 は 強い 。 たしかに|あかつき||つよい

その 戦力 は 未知 数 だ 。 |せんりょく||みち|すう|

しかし   史上 初 と なる → |しじょう|はつ||

我々   忍 連合 軍 の 実力 も また 未知 数 。 われわれ|おし|れんごう|ぐん||じつりょく|||みち|すう

土   水   火   風   雷 。 つち|すい|ひ|かぜ|かみなり

すべて の 忍 の 力 を 結集 すれば → ||おし||ちから||けっしゅう|

俺 は 十分   対抗 できる と 考える 。 おれ||じゅうぶん|たいこう|||かんがえる

何より   この 戦い に 勝た ねば 世界 は 終わる 。 なにより||たたかい||かた||せかい||おわる

今 すぐ   忍 具 と 食料 の 備蓄 を 開始 しろ 。 いま||おし|つぶさ||しょくりょう||びちく||かいし|

戦い に 備え   すべて の 任務 は 一 時   凍結 。 たたかい||そなえ|||にんむ||ひと|じ|とうけつ

里 に 所属 する すべて の 忍 の リスト を 提出 し → さと||しょぞく||||おし||りすと||ていしゅつ|

同時に   各 部隊 ごと に 戦術 プラン の 検討 に 入れ 。 どうじに|かく|ぶたい|||せんじゅつ|ぷらん||けんとう||いれ

そんな !  サスケ 君 が 五 影 会談 を 襲撃 した なんて ! |さすけ|きみ||いつ|かげ|かいだん||しゅうげき||

じき   正式に 発表 さ れる そうだ 。 |せいしきに|はっぴょう|||そう だ

今   上 の ヤツ ら は てんやわんや らしい 。 いま|うえ||やつ||||

ホントに サスケ は 木 ノ 葉 を 潰した 暁 の 一員 な んだ ね 。 ほんとに|さすけ||き||は||つぶした|あかつき||いちいん|||

面倒 くせ ぇこ と に なり そうだ ぜ 。 めんどう||||||そう だ|

水 影 様 の ご 指示 だ 。 すい|かげ|さま|||しじ|

至急   忍 具 の 在庫 を 確認 。 しきゅう|おし|つぶさ||ざいこ||かくにん

不足 分 の リスト を 作成 しろ ! ふそく|ぶん||りすと||さくせい|

忍 連合 だ か 何だか 知ら ない が → おし|れんごう|||なんだか|しら||

岩 の ヤツ ら と 組む なんて ごめん だ ぜ 。 いわ||やつ|||くむ||||

ああ 。  暁 は 四 代 目 水 影 の 悪夢 を この 国 に 招いた → |あかつき||よっ|だい|め|すい|かげ||あくむ|||くに||まねいた

憎む べき 連中 だ 。 にくむ||れんちゅう|

岩 隠れ は 今 まで   さんざん → いわ|かくれ||いま||

暁 の ヤツ ら を 利用 して きた じゃ ない か 。 あかつき||やつ|||りよう|||||

いくら 上 の 決定 でも → |うえ||けってい|

こんな こと ガンリュウ さん が 許す わけない 。 |||||ゆるす|

念入りだ な 。 ねんいりだ|

伝説 の 傀儡 使い の 残した 最高 傑作だ 。 でんせつ||かいらい|つかい||のこした|さいこう|けっさくだ

歴代 の 操 演者 たち に → れきだい||みさお|えんじゃ||

引け を 取る わけに は いか ねえ から よ 。 ひけ||とる||||||

そっち は ?

現在   遠方 任務 に ついて いる 忍 たち に 伝令 を 送った ところ だ 。 げんざい|えんぽう|にんむ||||おし|||でんれい||おくった||

しかし   ついに 火影 殺し と は な 。 ||ほかげ|ころし|||

うち は サスケ の こと か 。 ||さすけ|||

わかって は いた が 堕 ちる ところ まで 堕 ちや がった な 。 ||||だ||||だ|||

だが …。

(( ナルト   お前 は 俺 に → |おまえ||おれ|

自分 は 火影 に なる 男 だ と 言った な 。 じぶん||ほかげ|||おとこ|||いった|

俺 は 風 影 に なった 。 おれ||かぜ|かげ||

影 の 名 を 背負う 覚悟 を 決めた なら → かげ||な||せおう|かくご||きめた|

サスケ の 友 と して   お前 が 本当に やる べき こと を やれ )) さすけ||とも|||おまえ||ほんとうに|||||

アイツ は 納得 して ねえ みて え だった じゃ ん 。 ||なっとく|||||||

あきらめ ない ヤツ だ から な 。 ||やつ|||

私 たち で さえ 近づけ なかった 昔 の 我 愛 羅 を 変えた 男 だ 。 わたくし||||ちかづけ||むかし||われ|あい|ら||かえた|おとこ|

相手 が   どんな 闇 の 中 に いよう と 最後 まで 手 を 差しのべる 。 あいて|||やみ||なか||||さいご||て||さしのべる

救おう と する 。 すくおう||

そういう ヤツ だ 。 我 愛 羅 …。 |やつ||われ|あい|ら

しかし   闇 を 望んで いる の は サスケ 自身 だ 。 |やみ||のぞんで||||さすけ|じしん|

今回 ばかり は 。 こんかい||

その先 は   ナルト の 決断 だ 。 そのさき||||けつだん|

友 と して   何 を する の か 。 とも|||なん||||

俺 は ただ   俺 の すべて を かけて → おれ|||おれ||||

俺 の 友 と   世界 を 守る 。 おれ||とも||せかい||まもる

( 木 ノ 葉 丸 ) あれ ? また   トンビ が 飛んで る ぞ   これ 。 き||は|まる|||とんび||とんで|||

いったい 何 羽 目 だ ? |なん|はね|め|

( モエギ ) もう   木 ノ 葉 丸 ちゃん そんな こと   どうでも いい でしょ 。 ||き||は|まる||||||

それ より   どこ 行っちゃ った の よ ナルト 兄ちゃん は 。 |||おこなっちゃ|||||にいちゃん|

せっかく の 木 ノ 葉 の 英雄 新聞 な のに 。 ||き||は||えいゆう|しんぶん||

肝心の インタビュー が 埋まら ない じゃ ない 。 かんじんの|いんたびゅー||うずまら|||

ん ~  俺 と エロ 忍術 勝負 した とき は → |おれ|||にんじゅつ|しょうぶ|||

すぐ 帰って くる ような こと 言って た けど 。 |かえって||||いって||

何 よ   エロ 忍術 って ! なん|||にんじゅつ|

木 ノ 葉 丸 ちゃん   不潔 ! き||は|まる||ふけつ

不潔 って … 俺 の 必殺 技 だ ぞ   これ ! ふけつ||おれ||ひっさつ|わざ|||

( ウドン ) 木 ノ 葉 丸 君 ! ナルト の 兄ちゃん 帰って きた って 。 |き||は|まる|きみ|||にいちゃん|かえって||

サクラ …。 さくら

( サクラ ) ただいま 。 さくら|

親父 から 聞いた ぜ 。  サスケ の ヤツ が …。 おやじ||きいた||さすけ||やつ|

ああ 。

それ に アイツ と は 直接   やりあって きた 。 |||||ちょくせつ||

やりあった って   お前 …。 ||おまえ

サスケ と か ? さすけ||

あと で 詳しく 話す 。 ||くわしく|はなす

悪い けど みんな を 集め といて くん ねえ か ? わるい||||あつめ||||

言って おきて え こと も ある し な 。 いって|||||||

わかった 。

ナルト 兄ちゃん !  待って た ぞ   これ 。 |にいちゃん|まって|||

おう   お前 ら 。 |おまえ|

あと は 兄ちゃん の インタビュー が 取れれば → ||にいちゃん||いんたびゅー||とれれば

英雄 新聞 が 完成 する んだ 。 えいゆう|しんぶん||かんせい||

ナルト 兄ちゃん   取材   取材 ! |にいちゃん|しゅざい|しゅざい

ああ   そう いや   そう だった な 。

でも   報告 が ある から   また 今度 な 。 |ほうこく|||||こんど|

( モエギ ) え ~! また 今度 って   そんな ! |||こんど||

( ウドン ) 約束 した のに ! |やくそく||

もう   じらす んだ から ! ナルト 兄ちゃん の いけ ず ! |||||にいちゃん|||

ねぇ ねぇ   今度 って いつ ? そう よ ! ||こんど||||

私 たち   ずっと 待って た の よ ! わたくし|||まって|||

ねぇ   ナルト 兄ちゃん ! ||にいちゃん

ちょっと   木 ノ 葉 丸 ちゃん も なんとか 言ったら ? |き||は|まる||||いったら

何 か   あった の か な ? え ? なん||||||

ナルト 兄ちゃん ちょっと 雰囲気   変わった ような 。 |にいちゃん||ふんいき|かわった|

は ぁ ? 何 言って る の   木 ノ 葉 丸 ちゃん 。 ||なん|いって|||き||は|まる|

どう 見て も   いつも どおり の ナルト 兄ちゃん じゃ ない 。 |みて||||||にいちゃん||

そう な んだ けど …。

( ウドン ) ねぇ !  いつ な の ?

( くも じい ) もしもし   そこ の あなた 。

たまに は 空 から 日本 を 眺めて みる → ||から||にっぽん||ながめて|

と いう の は   どう じゃ ろう ?

今回 は   東京 の 離島   伊豆 諸島 と → こんかい||とうきょう||りとう|いず|しょとう|

東京 の 人 混 み 行列 地帯 の → とうきょう||じん|こん||ぎょうれつ|ちたい|

豪華 2 本 立て スペシャルじゃ 。 ( くも み ) すごい ! ごうか|ほん|たて|すぺしゃるじゃ|||

伊豆 諸島 で は   離島 ならでは の お 仕事 を   次々 と 発見 。 いず|しょとう|||りとう||||しごと||つぎつぎ||はっけん