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ナルト, Naruto Episode 163

Naruto Episode 163

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な

♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く

♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も

♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる

♪ 時 が 僕ら を 急か し て

♪ 鼓動 が スピード 上げ てった

♪ 夢 の 中 で 目覚め て も

♪ 同じ 光 を 探し た

♪ 輝く 星空 の 下

♪ 数え 切れ ない 星座 と 影

♪ その 先 に 君 は 何 を

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う

♪ ~

( ナルト ) これ が 本当 に 孟 宗 の うち な の か ?

( テンテン ) 大 目付 って いう から

金 びょうぶ の 豪華 な 建物 か と 思って た のに ね 。

( ネジ ) お前 たち 声 が 大きい 。

( チシマ ) 孟 宗 様 は 私利 私欲 を 持た ない

立派 な お方 で あら れ ます 。

だから 質素 な 暮らし を し て おら れる ん です 。

いや だ けど さ

確か 国 で 大名 の 次 に 偉い お っ さん な ん だ よ な ?

何 か 貧乏 くさ すぎ ん じゃ ねえ ? ( ネジ ) ナルト 。

( 孟 宗 ) ハハハハ … 。

ハハハハ … 。

いやいや 貧乏 住まい で お 恥ずかしい かぎり 。

孟 宗 様 。

え ぇ ~ !

この ど っか の だんご 屋 の じいさん み たい の が か ?

( 孟 宗 ) ハハハハ … 。

わし は だんご 屋 の じいさん か 。

は ぁ ~ 信じ らん ねえ って ば よ 。

バカ !

何 す ん だ よ ネジ !

ま ぁ 楽 に 楽 に 。

お 主 たち が 木 ノ 葉 隠れ の 里 から 来 て くれ た 忍者 たち か ?

右 から ナルト さん に ネジ さん に テンテン さん です 。

うん … ゆうべ 紅 明 殿 の 屋敷 に 現れ た

呪い 武者 と 出会う た と か 。

はい 。

( 孟 宗 ) それ で どう だ ?

呪い 武者 の 正体 は 分かった か の う ?

ああ 本物 の 幽霊 だ 。

ほう … 幽霊 か 。

勝手 に 決めつける な 。 だって さ

いきなり 現れる し 空 は 飛ぶ し … 。

( テンテン ) そう よ おまけに よろい の 中身 は

空っぽ だった じゃ ない 。

どんな 奇怪 な こと に も 仕掛け が ある もの 。

その 正体 きっと 突き止め て やる 。

うん 心強い のう 。

大名 が 代わった ばかり で 人心 も まだ 不安定 。

一 日 も 早く 呪い 武者 の うわさ など

消し て くだされ 。

頼み まし た ぞ 。

えっ あ ~ … 。

( 孟 宗 ) 何とぞ !

( 男性 ) はい よ 手羽 お 待ち 。 お ~ 来 た 来 た ~ !

うま そ ~ う ! ハハ ~ !

熱 っ !

あの 孟 宗 って 大 目付 よ さ そう な 人 だ よ な 。

はい 私 を 拾い上げ て

小 姓 に 取り立て て くださった の も 孟 宗 様 です 。

大名 の 息子 が 跡 を 継ぎ

優れ た 大 目付 が 後 見 を する 。

政 は 安定 し て いる よう に 見える の だ が … 。

だったら 何で 前 の 大名 が たたる なんて

変 な うわさ が 流れ た り する の ?

誰 か 今度 の 大名 交代 劇 を

快く 思って ない 者 が いる ん だ ろ う 。

何 か 心当たり あん の か ?

それ は やはり 紅 明 様 かも しれ ませ ん 。

それ って ば この 間 も 言って た

自分 が 大名 に なり たかった って 策 士 の こと か ?

じゃあ 何で そい つ の 屋敷 に 呪い 武者 が 出 たり し た の ?

恐らく 皆 の 目 を そらす ため 。

それ だ きっと そう だって ば よ !

よ ~ し こう なりゃ いっち ょ 手っ取り早く

その 紅 明 と か いう お っ さん を と っ 捕まえ て

泥 を 吐か し ち まえ ば … 。

みんな 張り切って いく って ば よ !

バカ 証拠 も なし に そんな こと できる か 。

一応 この 国 の 策 士 様 です から ね 。

ん ~ … つま ん ねえ の 。

まず は 大名 の サギ 殿 に 会って み たい 。

無理 です サギ 様 は 人 と 会い た がら れ ない ん です 。

ま ぁ ま ぁ 固い こと 言わ ず 会わ せ て くれ って ば よ 。

お前 と は 乳首 の 友 な ん だ ろ ?

それ を 言う なら 竹馬 です 。

こんな 所 で ホント に 会 え ん の か ?

( チシマ ) この 湖 は サギ 様 の 思い出 の 場所 な ん です 。

そして

私 に とって も 。

( チシマ ) 幼い 日々 サギ 様 は

妹 の トキ 様 と いつも ここ で 遊 ん で い らし た ん です 。

きょう あたり 供 を 連れ て 来 られる かも しれ ませ ん 。

運 が よけ れ ば 。

運 頼み か … あぁ … 。

シッ 。

( 鳴き声 )

( チシマ ) サギ 様 です 。

♪ ~

♪ ~

( 男性 ) サギ 様 到着 し まし た 。

( サギ ) ご 苦労 。

( テンテン ) へ ぇ ~ あれ が サギ 様 か ~。

ステキ ちょっと いい かも 。

♪ ~

( サギ ) 私 の 時計 は

あの 時 から 止まった まま … 。

なぁ あいつ 何 し てる ん だって ば よ 。

思い出 に ふけ って おら れる の でしょ う 。

( チシマ ) もはや サギ 様 の 心 を お 慰め できる の は

妹 トキ 様 と の 思い出 だけ な の です 。

あっ 。

( ネジ ) 《 白 眼 ! 》

( ネジ ) 《 どこ だ ? この 殺気 は どこ から だ ?

地上 で は ない の か ? 》

まさか 水 の 中 ! ?

( 男性 1 ) 刺客 だ ! ( 男性 2 ) サギ 様 を お守り しろ !

( ネジ ) さ せる か !

♪ ~

ど りゃ ~ !

お前 ら 一体 何者 な ん だって ば よ ?

クッソ ~ 逃がす か !

待て ナルト !

え ~ ! あっ お っ あっ … 何 だ ?

水中 で の 起爆 札 。

あ ~ … あっ !

危なかった な 。

あの まま 追って い れ ば 完全 に 巻き込ま れ て い た ぞ 。

ど わ ~ … 。

( 鳴き声 ) どう どう … 。

( 鳴き声 )

サギ 様 !

ご 無事 です か ! ? ( サギ ) ああ 大事 ない 。

よかった 。

サギ 様 これ ら 3 名

木 ノ 葉 隠れ の 忍者 で ござい ます 。

呪い 武者 の 正体 を 調べる ため 来 て いただき まし た 。

いら ぬ こと を 。

さしずめ 孟 宗 あたり の 思いつき か 。

すべて は サギ 様 の お 命 を 心配な さ って の こと 。

事実 今 も 彼ら が い なけ れ ば … 。

黙れ 。 ( チシマ ) あ … はい 。

やい やい やい ! お前 この 兄ちゃん の 気持ち

本当 に 分か ん ねえ の か ?

チシマ の 兄ちゃん は 本気 で お前 の こと 心配 し てん だ ぞ !

兄ちゃん の 厚い 友 情 が なきゃ あんな 依頼 費 じゃ

木 ノ 葉 の 里 だって 動か なかった って ば よ !

恩 に は 着 ぬ ぞ 。

うっとうしい 。 何 だ と ?

友情 など と は 過去 の 話 。

私 は 大名 と なり

そや つ は 一 小 姓 に すぎ ぬ 。

われわれ は 今や 違う 地平 に 立って いる 。

もう いっぺん 言って み や がれ !

友情 を 踏みにじる よう な ヤツ に は 一 発 食らわせ て … 。

よせ ナルト ! 何 す ん だ よ 放せ って ば よ !

こう いう ヤツ は ガツン と や ん なきゃ … !

相手 は 大名 よ 。

私 の 首 に 刺さって い れ ば よかった もの を … 。

( サギ ) 行け 。 ( 男性 ) はっ !

( 牛 の 鳴き声 )

った く 何 様 の つもり な ん だ !

った く 大名 様 よ 。

どう か 許し て あげ て ください 。

兄ちゃん は あんな こと 言わ れ て 平気 な の か よ ! ?

昔 は あんな 方 で は なかった 。

父上 と 妹 君 が 立て続け に 亡くなら れ て

冷たい 心 の 持ち 主 に なって しまわ れ た 。

あ … あぁ … 。 そう だった の 。

( チシマ ) きっと また 昔 の よう に 優しい サギ 様 に 戻ら れる 日 が … 。

いや そりゃ どう かね 。

( テンテン ) さっき の 手 裏 剣

珍しい 形 ね 。 ん ? どれ どれ ?

あっ !

これ に 見覚え で も ある の か ?

( チシマ ) はい 鳥 の 国 に は 忍者 こそ い ませ ん が

特殊 な 訓練 を 受け た 近衛 兵 が いる の です 。

( ネジ ) その 者 たち が 使う 武具 な の か ?

( チシマ ) はい 。 ( テンテン ) 近 衛兵 を 率い てる の は ?

まとめ て おら れる の は 策 士 の 紅 明 様 です 。

な … 何 だって ! ? また 紅 明 だって ば よ 。

♪ ~

( ネジ ) 恐らく 紅 明 は 呪い 武者 で 人心 を 惑わし

サギ 殿 と 孟 宗 の 間 に も ヒビ を 入れよ う と 考え た 。

しかし 2 人 の 関係 は 固く

孟 宗 が われわれ を 呼 ん だ こと で

事件 の 真相 が 暴か れる 日 が 近い こと を 察し

サギ 殿 暗殺 に 踏み切った ん だ ろ う 。

それ だけ 分かって ん なら 十 分 だ さっさと 乗り込 ん で … 。

う わ っ ! 慌てる な ナルト 。

もっと 確実 な 証拠 を つかま なけ れ ば ダメ だ 。

なぁ そう いう もん か ?

ああ そう いう もん だ 。

ネジ あれ 。

♪ ~

間違い ない 紅 明 だって ば よ 。

呪い 武者 が 出る かも しれ ない のに

お供 も つけ ず に 出かける なんて … 。

よし つける ぞ 。

♪ ~

ここ は … きのう 呪い 武者 が 消え た 寺 だ 。

何 か におう わ ね 。

♪ ~

♪ ~

出 や がった ! シ ~。

♪ ~

白 眼 !

あっ これ は !

もう 迷う こと ねえ って ば よ !

おい 待て !

幽霊 の 正体 見 たり !

( 紅 明 ) 何者 ?

やい やい 紅 明 !

呪い 武者 を 操って る 張本人 は

お前 だ な ! ( 紅 明 ) なんと !

♪ ~

ま … 待つ って ば よ !

ナルト ! 伏せろ !

( テンテン ) ハッ !

♪ ~

やった ~ !

♪ ~

クッソ ~ ! ダメ だ こいつ は

やっ ぱし ただ の 幽霊 じゃ ねえ って ば よ !

♪ ~

竜巻 ?

♪ ~

ぐ っ … 。

呪い 武者 が 見え ねえ … 。

♪ ~

( ネジ ) 白 眼 !

♪ ~

手 裏 剣 影 分身 ! ?

八 卦掌 回 天 !

♪ ~

何 を ぼんやり し てる !

悪 ぃ 幽霊 が 忍術 使う なんて 思わ なかった から 。

よろい の 中身 は 幽霊 じゃ ない 。

忍 だ 。

しかも かなり 手 だれ の な 。

これ も 昼間 の 手 裏 剣 と 同じ もの よ 。

ヤツ は 大事 な 証人 だ 生け捕り に しろ !

任せ とい て !

ハァ ~ !

わ ぁ !

でも あの 竜巻 を どう に か し なきゃ

生け捕り なんか でき ねえ 。 ナルト 。

♪ ~

頼 ん だ ぞ ! ああ やって みる って ば よ !

テンテン ありったけ の 武器 を 使って

あいつ の 気 を 引きつけろ ! ( テンテン ) 了解 !

ダメ 全然 効か ない 。

( ネジ ) かまわ ない いい から 続けろ !

おりゃ ~ !

ネジ ! 今 だって ば よ !

柔 拳法 八 卦 六十四 掌 。

八 卦 二 掌 !

四 掌 八 掌 !

十六 掌 三十二 掌 !

六十四 掌 !

よっ しゃ ~ ! やった ~ !

今度 こそ 正体 が 分かる わ ね 。

ウッヘッヘッヘッ … 。

素顔 拝ま せ て もらう ぜ 。

あ ?

( テンテン ) 何 ? これ … 。

また 空っぽ だって ば よ 。

そんな バカ な … 。

( 笛 の 音 )

( 戸 が 開く 音 )

( 男性 ) 紅 明 殿 お 屋敷 の 蔵 の 中 より

白い よろい 一式 と 近衛 兵 の 手 裏 剣 を 押収 いたし た 。

( 男性 ) こ たび の 呪い 武者 事件 および

サギ 様 暗殺 未遂 の 一 件 の 重要 参考人 と し て

奉行 所 まで 出頭 願い たい 。

( 紅 明 ) 是非 も なし 。

( 足音 )

( チシマ ) ありがとう ござい まし た 。

これ で サギ 様 の お 心 も 少し は 落ち着か れる こと でしょ う 。

一 件 落着 だって ば よ 。

それにしても 用意 が いい わ ね 。

孟 宗 さん に 連絡 し て から 小 一 時間 も たって ない のに 。

( ネジ ) あの 時 … 。 ん ?

今夜 の 呪い 武者 に は 人 の 気 配 が あった 。

生き て いる 者 の 気配 が 。

気配 が ?

( テンテン ) だけど 最初 の 呪い 武者 の 時 に は

感じ なかった って … 。 ( ネジ ) ああ 。

なぁ それ って どう いう こと な ん だ ?

つまり 2 つ の 呪い 武者 は 別物 だ 。

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ どこまでも 続く 道 に は

♪ いろんな 事 ある ん だ ね

♪ 強 がり な 君 が 今日 は

♪ 受話器 越し に 涙声

♪ どんな 夢 、

♪ 追い掛け て ここ まで 来 た ん だ ろ う

♪ わから なく なったり する 事 は 、

♪ 僕 に だって ある から ねえ 、 baby

♪ 君 が 涙 の とき に は

♪ 僕 が そば に いる から

♪ 離ればなれ の 夜 だって

♪ 僕 は そば に いる から

♪ 僕 は そば に いる から

〈 ヘッ こんな 謎 だらけ の まん ま 里 に 帰 れる か っ つう の 。

や っぱ 探る ん なら ここ だ よ な 。

あれ ? この 黒い の は もしや … 。

ハッハ ~ なるほど 。

これ を 使って ん で この 冷たい 風 を たどって

暗闇 を 抜ける と … 。

え ~ ! 何で こんな 所 に 出 ち まった ん だ ~ ! ? 〉

( 金田一 一 ) < 俺 ! 金田一 一 ! 言わ ず と 知れた

あの 名 探偵 の 孫 だ !

幼なじみ の 七瀬 美雪 と やって き た の は アジア の 宝石 ・ 香港 !

しかも 超 ラッキー な ご 招待 !

しかし そこ で 俺 たち を 待って い た もの は … >


Naruto Episode 163

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な ||かぜ||あつめ||||

♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く なみ||さき|||かなた||かけ||

♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も かくご||きまって||どう||とおく||

♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる えが|||みらい||つづ||

♪ 時 が 僕ら を 急か し て じ||ぼくら||せか||

♪ 鼓動 が スピード 上げ てった こどう||すぴーど|あげ|

♪ 夢 の 中 で 目覚め て も ゆめ||なか||めざめ||

♪ 同じ 光 を 探し た おなじ|ひかり||さがし|

♪ 輝く 星空 の 下 かがやく|ほしぞら||した

♪ 数え 切れ ない 星座 と 影 かぞえ|きれ||せいざ||かげ

♪ その 先 に 君 は 何 を |さき||きみ||なん|

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ ~

( ナルト ) これ が 本当 に 孟 宗 の うち な の か ? |||ほんとう||たけし|はじめ|||||

( テンテン ) 大 目付 って いう から |だい|めつき|||

金 びょうぶ の 豪華 な 建物 か と 思って た のに ね 。 きむ|||ごうか||たてもの|||おもって|||

( ネジ ) お前 たち 声 が 大きい 。 ねじ|おまえ||こえ||おおきい

( チシマ ) 孟 宗 様 は 私利 私欲 を 持た ない |たけし|はじめ|さま||しり|しよく||もた|

立派 な お方 で あら れ ます 。 りっぱ||おかた||||

だから 質素 な 暮らし を し て おら れる ん です 。 |しっそ||くらし|||||||

いや だ けど さ

確か 国 で 大名 の 次 に 偉い お っ さん な ん だ よ な ? たしか|くに||だいみょう||つぎ||えらい||||||||

何 か 貧乏 くさ すぎ ん じゃ ねえ ? ( ネジ ) ナルト 。 なん||びんぼう||||||ねじ|

( 孟 宗 ) ハハハハ … 。 たけし|はじめ|

ハハハハ … 。

いやいや 貧乏 住まい で お 恥ずかしい かぎり 。 |びんぼう|すまい|||はずかしい|

孟 宗 様 。 たけし|はじめ|さま

え ぇ ~ !

この ど っか の だんご 屋 の じいさん み たい の が か ? |||||や|||||||

( 孟 宗 ) ハハハハ … 。 たけし|はじめ|

わし は だんご 屋 の じいさん か 。 |||や|||

は ぁ ~ 信じ らん ねえ って ば よ 。 ||しんじ|||||

バカ ! ばか

何 す ん だ よ ネジ ! なん|||||ねじ

ま ぁ 楽 に 楽 に 。 ||がく||がく|

お 主 たち が 木 ノ 葉 隠れ の 里 から 来 て くれ た 忍者 たち か ? |おも|||き||は|かくれ||さと||らい||||にんじゃ||

右 から ナルト さん に ネジ さん に テンテン さん です 。 みぎ|||||ねじ|||||

うん … ゆうべ 紅 明 殿 の 屋敷 に 現れ た ||くれない|あき|しんがり||やしき||あらわれ|

呪い 武者 と 出会う た と か 。 まじない|むしゃ||であう|||

はい 。

( 孟 宗 ) それ で どう だ ? たけし|はじめ||||

呪い 武者 の 正体 は 分かった か の う ? まじない|むしゃ||しょうたい||わかった|||

ああ 本物 の 幽霊 だ 。 |ほんもの||ゆうれい|

ほう … 幽霊 か 。 |ゆうれい|

勝手 に 決めつける な 。 だって さ かって||きめつける|||

いきなり 現れる し 空 は 飛ぶ し … 。 |あらわれる||から||とぶ|

( テンテン ) そう よ おまけに よろい の 中身 は ||||||なかみ|

空っぽ だった じゃ ない 。 からっぽ|||

どんな 奇怪 な こと に も 仕掛け が ある もの 。 |きかい|||||しかけ|||

その 正体 きっと 突き止め て やる 。 |しょうたい||つきとめ||

うん 心強い のう 。 |こころづよい|

大名 が 代わった ばかり で 人心 も まだ 不安定 。 だいみょう||かわった|||じんしん|||ふあんてい

一 日 も 早く 呪い 武者 の うわさ など ひと|ひ||はやく|まじない|むしゃ|||

消し て くだされ 。 けし||

頼み まし た ぞ 。 たのみ|||

えっ あ ~ … 。

( 孟 宗 ) 何とぞ ! たけし|はじめ|なにとぞ

( 男性 ) はい よ 手羽 お 待ち 。 お ~ 来 た 来 た ~ ! だんせい|||てば||まち||らい||らい|

うま そ ~ う ! ハハ ~ !

熱 っ ! ねつ|

あの 孟 宗 って 大 目付 よ さ そう な 人 だ よ な 。 |たけし|はじめ||だい|めつき|||||じん|||

はい 私 を 拾い上げ て |わたくし||ひろいあげ|

小 姓 に 取り立て て くださった の も 孟 宗 様 です 。 しょう|せい||とりたて|||||たけし|はじめ|さま|

大名 の 息子 が 跡 を 継ぎ だいみょう||むすこ||あと||つぎ

優れ た 大 目付 が 後 見 を する 。 すぐれ||だい|めつき||あと|み||

政 は 安定 し て いる よう に 見える の だ が … 。 まつりごと||あんてい||||||みえる|||

だったら 何で 前 の 大名 が たたる なんて |なんで|ぜん||だいみょう|||

変 な うわさ が 流れ た り する の ? へん||||ながれ||||

誰 か 今度 の 大名 交代 劇 を だれ||こんど||だいみょう|こうたい|げき|

快く 思って ない 者 が いる ん だ ろ う 。 こころよく|おもって||もの||||||

何 か 心当たり あん の か ? なん||こころあたり|||

それ は やはり 紅 明 様 かも しれ ませ ん 。 |||くれない|あき|さま||||

それ って ば この 間 も 言って た ||||あいだ||いって|

自分 が 大名 に なり たかった って 策 士 の こと か ? じぶん||だいみょう|||||さく|し|||

じゃあ 何で そい つ の 屋敷 に 呪い 武者 が 出 たり し た の ? |なんで||||やしき||まじない|むしゃ||だ||||

恐らく 皆 の 目 を そらす ため 。 おそらく|みな||め|||

それ だ きっと そう だって ば よ !

よ ~ し こう なりゃ いっち ょ 手っ取り早く ||||||てっとりばやく

その 紅 明 と か いう お っ さん を と っ 捕まえ て |くれない|あき||||||||||つかまえ|

泥 を 吐か し ち まえ ば … 。 どろ||はか||||

みんな 張り切って いく って ば よ ! |はりきって||||

バカ 証拠 も なし に そんな こと できる か 。 ばか|しょうこ|||||||

一応 この 国 の 策 士 様 です から ね 。 いちおう||くに||さく|し|さま|||

ん ~ … つま ん ねえ の 。

まず は 大名 の サギ 殿 に 会って み たい 。 ||だいみょう||さぎ|しんがり||あって||

無理 です サギ 様 は 人 と 会い た がら れ ない ん です 。 むり||さぎ|さま||じん||あい||||||

ま ぁ ま ぁ 固い こと 言わ ず 会わ せ て くれ って ば よ 。 ||||かたい||いわ||あわ||||||

お前 と は 乳首 の 友 な ん だ ろ ? おまえ|||ちくび||とも||||

それ を 言う なら 竹馬 です 。 ||いう||たけうま|

こんな 所 で ホント に 会 え ん の か ? |しょ||ほんと||かい||||

( チシマ ) この 湖 は サギ 様 の 思い出 の 場所 な ん です 。 ||こ||さぎ|さま||おもいで||ばしょ|||

そして

私 に とって も 。 わたくし|||

( チシマ ) 幼い 日々 サギ 様 は |おさない|ひび|さぎ|さま|

妹 の トキ 様 と いつも ここ で 遊 ん で い らし た ん です 。 いもうと||とき|さま|||||あそ|||||||

きょう あたり 供 を 連れ て 来 られる かも しれ ませ ん 。 ||とも||つれ||らい|||||

運 が よけ れ ば 。 うん||||

運 頼み か … あぁ … 。 うん|たのみ||

シッ 。

( 鳴き声 ) なきごえ

( チシマ ) サギ 様 です 。 |さぎ|さま|

♪ ~

♪ ~

( 男性 ) サギ 様 到着 し まし た 。 だんせい|さぎ|さま|とうちゃく|||

( サギ ) ご 苦労 。 さぎ||くろう

( テンテン ) へ ぇ ~ あれ が サギ 様 か ~。 |||||さぎ|さま|

ステキ ちょっと いい かも 。 すてき|||

♪ ~

( サギ ) 私 の 時計 は さぎ|わたくし||とけい|

あの 時 から 止まった まま … 。 |じ||とまった|

なぁ あいつ 何 し てる ん だって ば よ 。 ||なん||||||

思い出 に ふけ って おら れる の でしょ う 。 おもいで||||||||

( チシマ ) もはや サギ 様 の 心 を お 慰め できる の は ||さぎ|さま||こころ|||なぐさめ|||

妹 トキ 様 と の 思い出 だけ な の です 。 いもうと|とき|さま|||おもいで||||

あっ 。

( ネジ ) 《 白 眼 ! 》 ねじ|しろ|がん

( ネジ ) 《 どこ だ ? この 殺気 は どこ から だ ? ねじ||||さっき||||

地上 で は ない の か ? 》 ちじょう|||||

まさか 水 の 中 ! ? |すい||なか

( 男性 1 ) 刺客 だ ! ( 男性 2 ) サギ 様 を お守り しろ ! だんせい|しかく||だんせい|さぎ|さま||おもり|

( ネジ ) さ せる か ! ねじ|||

♪ ~

ど りゃ ~ !

お前 ら 一体 何者 な ん だって ば よ ? おまえ||いったい|なにもの|||||

クッソ ~ 逃がす か ! |にがす|

待て ナルト ! まて|

え ~ ! あっ お っ あっ … 何 だ ? |||||なん|

水中 で の 起爆 札 。 すいちゅう|||きばく|さつ

あ ~ … あっ !

危なかった な 。 あぶなかった|

あの まま 追って い れ ば 完全 に 巻き込ま れ て い た ぞ 。 ||おって||||かんぜん||まきこま|||||

ど わ ~ … 。

( 鳴き声 ) どう どう … 。 なきごえ||

( 鳴き声 ) なきごえ

サギ 様 ! さぎ|さま

ご 無事 です か ! ? ( サギ ) ああ 大事 ない 。 |ぶじ|||さぎ||だいじ|

よかった 。

サギ 様 これ ら 3 名 さぎ|さま|||な

木 ノ 葉 隠れ の 忍者 で ござい ます 。 き||は|かくれ||にんじゃ|||

呪い 武者 の 正体 を 調べる ため 来 て いただき まし た 。 まじない|むしゃ||しょうたい||しらべる||らい||||

いら ぬ こと を 。

さしずめ 孟 宗 あたり の 思いつき か 。 |たけし|はじめ|||おもいつき|

すべて は サギ 様 の お 命 を 心配な さ って の こと 。 ||さぎ|さま|||いのち||しんぱいな||||

事実 今 も 彼ら が い なけ れ ば … 。 じじつ|いま||かれら|||||

黙れ 。 ( チシマ ) あ … はい 。 だまれ|||

やい やい やい ! お前 この 兄ちゃん の 気持ち |||おまえ||にいちゃん||きもち

本当 に 分か ん ねえ の か ? ほんとう||わか||||

チシマ の 兄ちゃん は 本気 で お前 の こと 心配 し てん だ ぞ ! ||にいちゃん||ほんき||おまえ|||しんぱい||||

兄ちゃん の 厚い 友 情 が なきゃ あんな 依頼 費 じゃ にいちゃん||あつい|とも|じょう||||いらい|ひ|

木 ノ 葉 の 里 だって 動か なかった って ば よ ! き||は||さと||うごか||||

恩 に は 着 ぬ ぞ 。 おん|||ちゃく||

うっとうしい 。 何 だ と ? |なん||

友情 など と は 過去 の 話 。 ゆうじょう||||かこ||はなし

私 は 大名 と なり わたくし||だいみょう||

そや つ は 一 小 姓 に すぎ ぬ 。 |||ひと|しょう|せい|||

われわれ は 今や 違う 地平 に 立って いる 。 ||いまや|ちがう|ちへい||たって|

もう いっぺん 言って み や がれ ! ||いって|||

友情 を 踏みにじる よう な ヤツ に は 一 発 食らわせ て … 。 ゆうじょう||ふみにじる|||やつ|||ひと|はつ|くらわせ|

よせ ナルト ! 何 す ん だ よ 放せ って ば よ ! ||なん|||||はなせ|||

こう いう ヤツ は ガツン と や ん なきゃ … ! ||やつ||||||

相手 は 大名 よ 。 あいて||だいみょう|

私 の 首 に 刺さって い れ ば よかった もの を … 。 わたくし||くび||ささって||||||

( サギ ) 行け 。 ( 男性 ) はっ ! さぎ|いけ|だんせい|

( 牛 の 鳴き声 ) うし||なきごえ

った く 何 様 の つもり な ん だ ! ||なん|さま|||||

った く 大名 様 よ 。 ||だいみょう|さま|

どう か 許し て あげ て ください 。 ||ゆるし||||

兄ちゃん は あんな こと 言わ れ て 平気 な の か よ ! ? にいちゃん||||いわ|||へいき||||

昔 は あんな 方 で は なかった 。 むかし|||かた|||

父上 と 妹 君 が 立て続け に 亡くなら れ て ちちうえ||いもうと|きみ||たてつづけ||なくなら||

冷たい 心 の 持ち 主 に なって しまわ れ た 。 つめたい|こころ||もち|おも|||||

あ … あぁ … 。 そう だった の 。

( チシマ ) きっと また 昔 の よう に 優しい サギ 様 に 戻ら れる 日 が … 。 |||むかし||||やさしい|さぎ|さま||もどら||ひ|

いや そりゃ どう かね 。

( テンテン ) さっき の 手 裏 剣 |||て|うら|けん

珍しい 形 ね 。 ん ? どれ どれ ? めずらしい|かた||||

あっ !

これ に 見覚え で も ある の か ? ||みおぼえ|||||

( チシマ ) はい 鳥 の 国 に は 忍者 こそ い ませ ん が ||ちょう||くに|||にんじゃ|||||

特殊 な 訓練 を 受け た 近衛 兵 が いる の です 。 とくしゅ||くんれん||うけ||このえ|つわもの||||

( ネジ ) その 者 たち が 使う 武具 な の か ? ねじ||もの|||つかう|ぶぐ|||

( チシマ ) はい 。 ( テンテン ) 近 衛兵 を 率い てる の は ? |||ちか|えいへい||ひきい|||

まとめ て おら れる の は 策 士 の 紅 明 様 です 。 ||||||さく|し||くれない|あき|さま|

な … 何 だって ! ? また 紅 明 だって ば よ 。 |なん|||くれない|あき|||

♪ ~

( ネジ ) 恐らく 紅 明 は 呪い 武者 で 人心 を 惑わし ねじ|おそらく|くれない|あき||まじない|むしゃ||じんしん||まどわし

サギ 殿 と 孟 宗 の 間 に も ヒビ を 入れよ う と 考え た 。 さぎ|しんがり||たけし|はじめ||あいだ|||ひび||いれよ|||かんがえ|

しかし 2 人 の 関係 は 固く |じん||かんけい||かたく

孟 宗 が われわれ を 呼 ん だ こと で たけし|はじめ||||よ||||

事件 の 真相 が 暴か れる 日 が 近い こと を 察し じけん||しんそう||あばか||ひ||ちかい|||さっし

サギ 殿 暗殺 に 踏み切った ん だ ろ う 。 さぎ|しんがり|あんさつ||ふみきった||||

それ だけ 分かって ん なら 十 分 だ さっさと 乗り込 ん で … 。 ||わかって|||じゅう|ぶん|||のりこ||

う わ っ ! 慌てる な ナルト 。 |||あわてる||

もっと 確実 な 証拠 を つかま なけ れ ば ダメ だ 。 |かくじつ||しょうこ||||||だめ|

なぁ そう いう もん か ?

ああ そう いう もん だ 。

ネジ あれ 。 ねじ|

♪ ~

間違い ない 紅 明 だって ば よ 。 まちがい||くれない|あき|||

呪い 武者 が 出る かも しれ ない のに まじない|むしゃ||でる||||

お供 も つけ ず に 出かける なんて … 。 おとも|||||でかける|

よし つける ぞ 。

♪ ~

ここ は … きのう 呪い 武者 が 消え た 寺 だ 。 |||まじない|むしゃ||きえ||てら|

何 か におう わ ね 。 なん||||

♪ ~

♪ ~

出 や がった ! シ ~。 だ|||

♪ ~

白 眼 ! しろ|がん

あっ これ は !

もう 迷う こと ねえ って ば よ ! |まよう|||||

おい 待て ! |まて

幽霊 の 正体 見 たり ! ゆうれい||しょうたい|み|

( 紅 明 ) 何者 ? くれない|あき|なにもの

やい やい 紅 明 ! ||くれない|あき

呪い 武者 を 操って る 張本人 は まじない|むしゃ||あやつって||ちょうほんにん|

お前 だ な ! ( 紅 明 ) なんと ! おまえ|||くれない|あき|

♪ ~

ま … 待つ って ば よ ! |まつ|||

ナルト ! 伏せろ ! |ふせろ

( テンテン ) ハッ !

♪ ~

やった ~ !

♪ ~

クッソ ~ ! ダメ だ こいつ は |だめ|||

やっ ぱし ただ の 幽霊 じゃ ねえ って ば よ ! ||||ゆうれい|||||

♪ ~

竜巻 ? たつまき

♪ ~

ぐ っ … 。

呪い 武者 が 見え ねえ … 。 まじない|むしゃ||みえ|

♪ ~

( ネジ ) 白 眼 ! ねじ|しろ|がん

♪ ~

手 裏 剣 影 分身 ! ? て|うら|けん|かげ|ぶんしん

八 卦掌 回 天 ! やっ|けてのひら|かい|てん

♪ ~

何 を ぼんやり し てる ! なん||||

悪 ぃ 幽霊 が 忍術 使う なんて 思わ なかった から 。 あく||ゆうれい||にんじゅつ|つかう||おもわ||

よろい の 中身 は 幽霊 じゃ ない 。 ||なかみ||ゆうれい||

忍 だ 。 おし|

しかも かなり 手 だれ の な 。 ||て|||

これ も 昼間 の 手 裏 剣 と 同じ もの よ 。 ||ひるま||て|うら|けん||おなじ||

ヤツ は 大事 な 証人 だ 生け捕り に しろ ! やつ||だいじ||しょうにん||いけどり||

任せ とい て ! まかせ||

ハァ ~ !

わ ぁ !

でも あの 竜巻 を どう に か し なきゃ ||たつまき||||||

生け捕り なんか でき ねえ 。 ナルト 。 いけどり||||

♪ ~

頼 ん だ ぞ ! ああ やって みる って ば よ ! たの|||||||||

テンテン ありったけ の 武器 を 使って |||ぶき||つかって

あいつ の 気 を 引きつけろ ! ( テンテン ) 了解 ! ||き||ひきつけろ||りょうかい

ダメ 全然 効か ない 。 だめ|ぜんぜん|きか|

( ネジ ) かまわ ない いい から 続けろ ! ねじ|||||つづけろ

おりゃ ~ !

ネジ ! 今 だって ば よ ! ねじ|いま|||

柔 拳法 八 卦 六十四 掌 。 じゅう|けんぽう|やっ|け|ろくじゅうし|てのひら

八 卦 二 掌 ! やっ|け|ふた|てのひら

四 掌 八 掌 ! よっ|てのひら|やっ|てのひら

十六 掌 三十二 掌 ! じゅうろく|てのひら|さんじゅうに|てのひら

六十四 掌 ! ろくじゅうし|てのひら

よっ しゃ ~ ! やった ~ !

今度 こそ 正体 が 分かる わ ね 。 こんど||しょうたい||わかる||

ウッヘッヘッヘッ … 。

素顔 拝ま せ て もらう ぜ 。 すがお|おがま||||

あ ?

( テンテン ) 何 ? これ … 。 |なん|

また 空っぽ だって ば よ 。 |からっぽ|||

そんな バカ な … 。 |ばか|

( 笛 の 音 ) ふえ||おと

( 戸 が 開く 音 ) と||あく|おと

( 男性 ) 紅 明 殿 お 屋敷 の 蔵 の 中 より だんせい|くれない|あき|しんがり||やしき||くら||なか|

白い よろい 一式 と 近衛 兵 の 手 裏 剣 を 押収 いたし た 。 しろい||いっしき||このえ|つわもの||て|うら|けん||おうしゅう||

( 男性 ) こ たび の 呪い 武者 事件 および だんせい||||まじない|むしゃ|じけん|

サギ 様 暗殺 未遂 の 一 件 の 重要 参考人 と し て さぎ|さま|あんさつ|みすい||ひと|けん||じゅうよう|さんこうにん|||

奉行 所 まで 出頭 願い たい 。 ぶぎょう|しょ||しゅっとう|ねがい|

( 紅 明 ) 是非 も なし 。 くれない|あき|ぜひ||

( 足音 ) あしおと

( チシマ ) ありがとう ござい まし た 。

これ で サギ 様 の お 心 も 少し は 落ち着か れる こと でしょ う 。 ||さぎ|さま|||こころ||すこし||おちつか||||

一 件 落着 だって ば よ 。 ひと|けん|らくちゃく|||

それにしても 用意 が いい わ ね 。 |ようい||||

孟 宗 さん に 連絡 し て から 小 一 時間 も たって ない のに 。 たけし|はじめ|||れんらく||||しょう|ひと|じかん||||

( ネジ ) あの 時 … 。 ん ? ねじ||じ|

今夜 の 呪い 武者 に は 人 の 気 配 が あった 。 こんや||まじない|むしゃ|||じん||き|はい||

生き て いる 者 の 気配 が 。 いき|||もの||けはい|

気配 が ? けはい|

( テンテン ) だけど 最初 の 呪い 武者 の 時 に は ||さいしょ||まじない|むしゃ||じ||

感じ なかった って … 。 ( ネジ ) ああ 。 かんじ|||ねじ|

なぁ それ って どう いう こと な ん だ ?

つまり 2 つ の 呪い 武者 は 別物 だ 。 |||まじない|むしゃ||べつもの|

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ どこまでも 続く 道 に は |つづく|どう||

♪ いろんな 事 ある ん だ ね |こと||||

♪ 強 がり な 君 が 今日 は つよ|||きみ||きょう|

♪ 受話器 越し に 涙声 じゅわき|こし||なみだごえ

♪ どんな 夢 、 |ゆめ

♪ 追い掛け て ここ まで 来 た ん だ ろ う おいかけ||||らい|||||

♪ わから なく なったり する 事 は 、 ||||こと|

♪ 僕 に だって ある から ねえ 、 baby ぼく||||||

♪ 君 が 涙 の とき に は きみ||なみだ||||

♪ 僕 が そば に いる から ぼく|||||

♪ 離ればなれ の 夜 だって はなればなれ||よ|

♪ 僕 は そば に いる から ぼく|||||

♪ 僕 は そば に いる から ぼく|||||

〈 ヘッ こんな 謎 だらけ の まん ま 里 に 帰 れる か っ つう の 。 ||なぞ|||||さと||かえ|||||

や っぱ 探る ん なら ここ だ よ な 。 ||さぐる||||||

あれ ? この 黒い の は もしや … 。 ||くろい|||

ハッハ ~ なるほど 。

これ を 使って ん で この 冷たい 風 を たどって ||つかって||||つめたい|かぜ||

暗闇 を 抜ける と … 。 くらやみ||ぬける|

え ~ ! 何で こんな 所 に 出 ち まった ん だ ~ ! ? 〉 |なんで||しょ||だ||||

( 金田一 一 ) < 俺 ! 金田一 一 ! 言わ ず と 知れた きんたいち|ひと|おれ|きんたいち|ひと|いわ|||しれた

あの 名 探偵 の 孫 だ ! |な|たんてい||まご|

幼なじみ の 七瀬 美雪 と やって き た の は アジア の 宝石 ・ 香港 ! おさななじみ||ななせ|みゆき|||||||あじあ||ほうせき|ほんこん

しかも 超 ラッキー な ご 招待 ! |ちょう|らっきー|||しょうたい

しかし そこ で 俺 たち を 待って い た もの は … > |||おれ|||まって||||