Naruto Episode 162

♪ ( ｵ ｰ ﾌﾟﾆﾝｸﾞﾃ ｰ ﾏ )

♪ ～

♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な ||かぜ||あつめ||||

♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く なみ||さき|||かなた||かけ||

♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も かくご||きまって||どう||とおく||

♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる えが|||みらい||つづ||

♪ 時 が 僕ら を 急か し て じ||ぼくら||せか||

♪ 鼓動 が スピード 上げ てった こどう||すぴーど|あげ|

♪ 夢 の 中 で 目覚め て も ゆめ||なか||めざめ||

♪ 同じ 光 を 探し た おなじ|ひかり||さがし|

♪ 輝く 星空 の 下 かがやく|ほしぞら||した

♪ 数え 切れ ない 星座 と 影 かぞえ|きれ||せいざ||かげ

♪ その 先 に 君 は 何 を |さき||きみ||なん|

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ ～

( 足音 ) あしおと

( 孟 宗 ) ん ？ どう し た ？ たけし|はじめ||||

( 男性 たち ) あぁ … ｡ だんせい||

♪ ～

( 孟 宗 ) あ … ｡ たけし|はじめ|

( 男性 ) 怪しい ヤツ フッ ！ だんせい|あやしい|やつ|

( 一同 ) あっ ！ いちどう|

( どよめき )

あっ ｡

ヒッ … ｡

( 武者 ) お前 か ？ むしゃ|おまえ|

お前 が 殺し た の か ？ おまえ||ころし|||

ち … 違う 何 も 知ら ぬ ｡ |ちがう|なん||しら|

♪ ～

( 孟 宗 ) 呪い 武者 か ？ たけし|はじめ|まじない|むしゃ|

( ﾅﾙﾄ ) じいちゃん の ～

鼻水 ～ ！ はなみず

… って １ 人 で 修業 する った って |じん||しゅぎょう|||

これ じゃ 身 が 入ら ねえ よ なぁ あ ～ あ … ｡ ||み||はいら|||||

サスケ に つながる よう な 任務 入って こ ねえ かな ｡ さすけ|||||にんむ|はいって|||

( ｶｶｼ ) 鳥 の 国 ？ ずいぶん へん ぴ な 国 から … ｡ |ちょう||くに|||||くに|

( ｼｽﾞﾈ ) それ で 困って いる の です ｡ |||こまって|||

( ｶｶｼ ) ｢ 呪い 武者 なる 妖怪 変化 |まじない|むしゃ||ようかい|へんか

近頃 城 下 を 騒がせ 人心 を 惑わし ｣ って … ｡ ちかごろ|しろ|した||さわがせ|じんしん||まどわし|

退治 し て ほしい って の は 幽霊 です か ？ たいじ|||||||ゆうれい||

( 綱 手 ) うち じゃあ 幽霊 退治 まで は 引き受け られ ない って つな|て|||ゆうれい|たいじ|||ひきうけ|||

一 度 は 断った ん だ けど ねぇ ｡ ひと|たび||たった||||

は ぁ … ｡

( ﾁｼﾏ ) ＜ どう あって も お 受け いただか ね ば 困り ます ｡ |||||うけ||||こまり|

どうぞ お 願い 申し上げ ます ！ ＞ ||ねがい|もうしあげ|

＜ う ～ ん … ＞

＜ やはり お 金 が 足り ない の でしょ う か ？ ||きむ||たり|||||

わが 鳥 の 国 は 財政 が 苦しく て |ちょう||くに||ざいせい||くるしく|

これ でも 予算 の 許す かぎり ギリギリ で … ＞ ||よさん||ゆるす||ぎりぎり|

＜ お 金 の 問題 じゃ ない よ 要 は 任務 の 内容 だ ｡ |きむ||もんだい||||かなめ||にんむ||ないよう|

とはいえ 確か に この 金額 じゃ |たしか|||きんがく|

わらじ 銭 も 出 ない ね ＞ ( ﾁｼﾏ ) ＜ かく なる 上 は |せん||だ||||||うえ|

わが 腹 か っさ ばい て … ｡ |はら||||

ハッ ！ ＞ ( 綱 手 ) ＜ 早まる な ！ ＞ |つな|て|はやまる|

( 斬る 音 ) ＜ あ ひ ぃ ～ ！ ＞ きる|おと|||

＜ あ … ＞

＜ あぁ … ＞

＜ なけなし の 小遣い を ため た もの です ｡ ||こづかい|||||

自腹 を 切って 払い ます から ぜひ これ で ！ ＞ じばら||きって|はらい|||||

＜ は ぁ … ＞

( 綱 手 ) ＜ あぁ … ＞ つな|て|

( ｶｶｼ ) は ぁ ～｡

それ で 受ける 気 に ？ ||うける|き|

( 綱 手 ) われながら 甘い ！ と は いえ つな|て||あまい|||

大方 の 上 忍 中 忍 は 任務 に 出払って る ｡ おおかた||うえ|おし|なか|おし||にんむ||ではらって|

どう し た もの か と 思って なぁ ｡ ||||||おもって|

ハッ … ハッ … ｡

( くしゃみ )

( ﾃｳﾁ ) お っ 誰 か うわさ でも し てる かな ？ |||だれ||||||

みんな 任務 が 忙しく って さ それ どころ じゃ ねえ って ｡ |にんむ||いそがしく|||||||

( ﾁｼﾏ が 唾 を 飲み込む 音 ) ん ？ ||つば||のみこむ|おと|

あ … ｡

何 だ ？ あの 兄ちゃん ｡ なん|||にいちゃん

さっき から あの 調子 な の さ ｡ |||ちょうし|||

そんな ふう に 見 て られ っと |||み|||

うまい ラーメン も のど 通ら ねえ って ば よ ！ |らーめん|||とおら||||

腹 減って ん なら 入って 食えよ ！ はら|へって|||はいって|くえよ

いや 腹 など … ｡ |はら|

( おなか が 鳴る 音 ) あぁ … ｡ ||なる|おと|

あ ？

♪ ～

どう だ ？ うま い だ ろ ｡

はい ！

( ﾃｳﾁ ) 毎度 あり ！ また ナルト に おごら れ に おいで ！ |まいど||||||||

… って そう たびたび 冗談 じゃ ねえ って ば よ ｡ |||じょうだん|||||

すみません ご ち そう に なって しまって ｡

この お礼 は … ｡ あぁ いや ～｡ |お れい|||

そんな 気 に する こと ねえ って ば よ ｡ |き|||||||

ところで 兄ちゃん 何て 名前 な ん だ ？ |にいちゃん|なんて|なまえ|||

何 か 里 じゃ 見 ない 顔 だ から さ ｡ なん||さと||み||かお|||

はい 鳥 の 国 から 参り まし た チシマ と 申し ます ｡ |ちょう||くに||まいり|||||もうし|

木 ノ 葉 隠れ の 里 に 任務 を 依頼 に ｡ き||は|かくれ||さと||にんむ||いらい|

兄ちゃん 国 の 使い で 来 た のに 文無し な の か ？ にいちゃん|くに||つかい||らい|||もんなし|||

依頼 の お 金 が 足り なく て 小遣い まで は たい て しまって … ｡ いらい|||きむ||たり|||こづかい|||||

それ って ば よっぽど 大事 な 任務 な ん だ な ｡ ||||だいじ||にんむ||||

大事 な 友達 の 命 に まで 関わる こと かも しれ なく て ｡ だいじ||ともだち||いのち|||かかわる|||||

友達 の ？ 一体 どう いう こと な ん だ ？ ともだち||いったい||||||

( ﾁｼﾏ ) 鳥 の 国 の 大名 サギ 様 と は |ちょう||くに||だいみょう|さぎ|さま||

小さな 頃 から 兄弟 の よう に 育て られ て … ｡ ちいさな|ころ||きょうだい||||そだて||

ゲッ ！ 兄ちゃん 大名 と 友達 な の か よ ！ |にいちゃん|だいみょう||ともだち||||

大名 と いって も 去年 就任 なさった ばかり で だいみょう||||きょねん|しゅうにん|||

実は 私 と 同い年 な ん です ｡ じつは|わたくし||おないどし|||

は ぁ ～ ん じゃ す ん げ ぇ 若い 大名 な ん だ な ｡ ||||||||わかい|だいみょう||||

え … ええ ｡

先代 の 大名 お 父上 の オオワシ 様 が 病死 なされ せんだい||だいみょう||ちちうえ||おおわし|さま||びょうし|

続 い て 双子 の 妹 君 まで お 亡くなり に なり つづ|||ふたご||いもうと|きみ|||なくなり||

それ 以来 あんな に 明るかった サギ 様 は |いらい|||あかるかった|さぎ|さま|

人 が 変わった よう に なら れ じん||かわった||||

私 が 訪ね て いって も 顔 も 見せ ず … ｡ わたくし||たずね||||かお||みせ|

大名 と いう より 友 と し て 心配 な の です ｡ だいみょう||||とも||||しんぱい|||

その 身の上 に 何 か が 起こって いる の で は ない か と ｡ |みのうえ||なん|||おこって|||||||

私 に できる こと が あれ ば わたくし||||||

何でも し たい の です 友 と し て ｡ なんでも|||||とも|||

《 俺 は サスケ を おれ||さすけ|

助け られ なかった ｡ たすけ||

でも この 兄ちゃん は まだ … 》 ||にいちゃん||

俺 に 任せろ って ば よ ｡ おれ||まかせろ|||

え ？

兄ちゃん の 友達 を 助けよ う ぜ ！ にいちゃん||ともだち||たすけよ||

はい ！

( 足音 ) あしおと

ん ？

綱 手 の ばあちゃん ひで ぇ じゃ ねえ か ！ つな|て|||||||

あの なぁ 執務 室 に 入る とき は ノック ぐらい しろ ｡ ||しつむ|しつ||はいる|||||

そんな こと より よう ！

兄ちゃん の 小遣い まで 巻き上げ とい て にいちゃん||こづかい||まきあげ||

任務 受け ねえ と は どう いう こと な ん だ ！ にんむ|うけ|||||||||

は ぁ ？ そう いう の を 人 は ||||||じん|

鬼 って いう ん だ ぞ この 鬼 ババア ｡ おに|||||||おに|

もう いっぺん 言って みな ！ ||いって|

( 殴る 音 ) ごめん な さ ～ い ！ なぐる|おと||||

大丈夫 かな ？ ナルト さん ｡ だいじょうぶ|||

( ｶｶｼ ) あいつ なら 大丈夫 だ ｡ |||だいじょうぶ|

いい ヤツ と 知り合った なぁ ｡ |やつ||しりあった|

ああ 見え て なかなか 頼り に なる ｡ ( ﾁｼﾏ ) え ？ |みえ|||たより||||

はい ｡

( 綱 手 ) った く 誰 が 受け ない と 言った ! ? つな|て|||だれ||うけ|||いった

何 だ そ っか ぁ ネジ が 任務 終わって なん|||||ねじ||にんむ|おわって

帰って くん の を 待って たっ つう の か ｡ かえって||||まって||||

早とちり め ｡ ヘヘヘ … ｡ はやとちり||

リー は ガイ と 一緒に 任務 中 だ ｡ ||||いっしょに|にんむ|なか|

お前 と テンテン は ネジ を リーダー と し て おまえ||||ねじ||りーだー|||

三 人 一 組 を 組む ん だ いい な ？ みっ|じん|ひと|くみ||くむ||||

あ ～ … ｡

じゃあ あの 子 から 任務 の 内容 は 聞い ちゃ った の ？ ||こ||にんむ||ないよう||ききい|||

ん ？ そりゃ まだ だ けど ｡

幽霊 退治 だ ｡ ゆうれい|たいじ|

( 唾 を 飲み込む 音 ) 幽霊 ？ つば||のみこむ|おと|ゆうれい

( 綱 手 ) 夜 町 を 歩 い て いる と 出る ん だ そう だ ｡ つな|て|よ|まち||ふ|||||でる||||

白い よろい に 身 を 包 ん だ 幽霊 が さ ｡ しろい|||み||つつ|||ゆうれい||

それ を … ｡

ゆ … ゆ … 幽霊 なんて ||ゆうれい|

聞い て ねえ って ば よ ｡ ききい|||||

お前 怖 がって る の か ？ おまえ|こわ||||

怖く ない ！ ん な もん 怖く て 忍者 やって ら れっか よ ｡ こわく|||||こわく||にんじゃ||||

でも さ 幽霊 に 忍術 って 効く の ？ ||ゆうれい||にんじゅつ||きく|

さ ぁ な ｡

それ は 自分 で 試し て みる の ね ｡ ||じぶん||ためし||||

ハハハ … ｡

った く どう し て 最初 に 幽霊 退治 の 依頼 だって |||||さいしょ||ゆうれい|たいじ||いらい|

そう 言って くん なかった ん だ よ ｡ |いって|||||

( ﾁｼﾏ ) 言い ませ ん でし た か ？ |いい|||||

ひと言 も 言って ねえ って ば よ ｡ ひとこと||いって||||

ま ぁ でも どうせ そんな の は うわさ だ ろ ？

私 は 見 て ませ ん が … ｡ ほ ～ ら な ｡ わたくし||み|||||||

でも 私 の ご 主人 の 孟 宗 様 は |わたくし|||あるじ||たけし|はじめ|さま|

間近 で 見 た そう です よ ｡ まぢか||み||||

マ … マジ ？

( ｶｶｼ ) 鳥 の 国 か … ｡ |ちょう||くに|

遠い なぁ ｡ とおい|

は ぁ … ｡

♪ ～

♪ ～

♪ ～

( ﾁｼﾏ ) ハァ … ｡

あの ～ お代わり は ？ |おかわり|

( ﾃﾝﾃﾝ ) その 細身 で よく 入る わ ね ｡ ||ほそみ|||はいる||

すみません 痩せ の 大 食い って よく 言わ れる ん です ｡ |やせ||だい|くい|||いわ|||

なぁ と ころ で さ

呪い 武者 なんて 幽霊 本当 に いる の か ？ まじない|むしゃ||ゆうれい|ほんとう||||

先代 の 大名 オオワシ 様 の 亡霊 だ と 言う 人 も い ます ｡ せんだい||だいみょう|おおわし|さま||ぼうれい|||いう|じん|||

死 ん だ 大名 の 亡霊 … ｡ し|||だいみょう||ぼうれい

( ネジ ) ふ ぅ … 幽霊 の こと より ねじ|||ゆうれい|||

鳥 の 国 の こと もう 少し 詳しく 教え て くれ ｡ ちょう||くに||||すこし|くわしく|おしえ||

はい 鳥 の 国 の 都 は |ちょう||くに||と|

渡り鳥 の 憩う 湖 の ほとり に 広がって おり ます ｡ わたりどり||いこう|こ||||ひろがって||

堀 に は 湖 の 水 が 引か れ 緑 も 多く ほり|||こ||すい||ひか||みどり||おおく

美しい 平和 な 町 で し た ｡ うつくしい|へいわ||まち|||

ところが さき の 大名 オオワシ 様 が 急死 し て から |||だいみょう|おおわし|さま||きゅうし|||

何 か と 騒がしく なん|||さわがしく

息子 の サギ 様 と 先代 から の 策 士 紅 明 様 の ２ 人 が むすこ||さぎ|さま||せんだい|||さく|し|くれない|あき|さま||じん|

次代 の 候補 に 挙げ られ た の です が じだい||こうほ||あげ|||||

紅 明 様 は サギ 様 が まだ 若 すぎる と くれない|あき|さま||さぎ|さま|||わか||

大名 就任 に 猛烈 に 反対 し まし た ｡ だいみょう|しゅうにん||もうれつ||はんたい|||

でも 結局 サギ 様 が 大名 の 座 に 就き |けっきょく|さぎ|さま||だいみょう||ざ||つき

高僧 の 孟 宗 様 が 大 目付 と し て 後 見 する こと で こうそう||たけし|はじめ|さま||だい|めつき||||あと|み|||

一 件 落着 し た の です ｡ ひと|けん|らくちゃく||||

( ﾁｼﾏ ) ところ が 半年 も し ない うち に |||はんとし|||||

双子 の 妹 トキ 様 が 急死 なされ … ｡ ふたご||いもうと|とき|さま||きゅうし|

♪ ～

( ﾁｼﾏ ) それ 以来 あんな に 明るかった サギ 様 は ||いらい|||あかるかった|さぎ|さま|

人 が 変わり 冷たく なら れ て じん||かわり|つめたく|||

政 も 屋敷 に 籠もって 執り行う と いう 状態 です ｡ まつりごと||やしき||こもって|とりおこなう|||じょうたい|

その ころ より 城 下 に |||しろ|した|

呪い 武者 が 出現 する よう に なり まし た ｡ まじない|むしゃ||しゅつげん||||||

城 下 の 者 たち は しろ|した||もの||

｢ オオワシ 様 は 何者 か に 殺さ れ た の だ ｣ と おおわし|さま||なにもの|||ころさ|||||

｢ 呪い 武者 は 自分 を 死 に 追いやった 者 を 捜し まじない|むしゃ||じぶん||し||おいやった|もの||さがし

復しゅう を 遂げよ う と する ふくしゅう||とげよ|||

オオワシ 様 の 幽霊 だ ｣ と 言いだす 者 まで … ｡ おおわし|さま||ゆうれい|||いいだす|もの|

お っか ねぇ ｡

フン 幽霊 なんか ホント に いる わけ が ない ｡ ふん|ゆうれい||ほんと|||||

でも … ｡ ( ネジ ) オオワシ が 死に |ねじ|おおわし||しに

いちばん 得 を し た の は その 孟 宗 って 僧 か ｡ |とく|||||||たけし|はじめ||そう|

孟 宗 様 は 私利 私欲 の ない 立派 な 人徳 者 です ！ たけし|はじめ|さま||しり|しよく|||りっぱ||じんとく|もの|

そんじゃ 怪しい の は … ｡ |あやしい||

( ﾃﾝﾃﾝ ) 策 士 の 紅 明 しか 残って ない じゃ ない ｡ |さく|し||くれない|あき||のこって|||

きっと オオワシ を 暗殺 し て 大名 に な ろ う と し た けど |おおわし||あんさつ|||だいみょう||||||||

失敗 し て … ｡ しっぱい||

( ﾁｼﾏ ) あいつ サギ 様 が 大名 に なって から も ||さぎ|さま||だいみょう||||

何 か と 文句 を つけ て … ｡ なん|||もんく|||

紅 明 様 なら 呪い 武者 なんて うわさ を 立て て くれない|あき|さま||まじない|むしゃ||||たて|

サギ 様 を 苦しめる なんて 策略 も 朝飯 前 かも しれ ませ ん ｡ さぎ|さま||くるしめる||さくりゃく||あさはん|ぜん||||

よし 間違い ねえ って ば ！ |まちがい|||

呪い 武者 の 正体 は 紅 明 って ヤツ に 決まり だ ！ まじない|むしゃ||しょうたい||くれない|あき||やつ||きまり|

フン 幽霊 の 正体 見 た り か ｡ ふん|ゆうれい||しょうたい|み|||

( 男性 ) 紅 明 様 だんせい|くれない|あき|さま

定刻 の 見回り 異常 ござい ませ ん ｡ ていこく||みまわり|いじょう|||

( 紅 明 ) うん … ｡ くれない|あき|

( 紅 明 ) 下がる が よい ｡ ( 男性 ) はっ ｡ くれない|あき|さがる|||だんせい|

♪ ～

( 紅 明 ) ん ？ くれない|あき|

♪ ～

♪ ～

( 足音 ) あしおと

♪ ～

♪ ～

目的 地 は まだ か よ ？ もくてき|ち||||

孟 宗 様 の お 屋敷 まで もう 少し です ｡ たけし|はじめ|さま|||やしき|||すこし|

( 男性 １ ) どこ だ ! ? ( 男性 ２ ) こっち か ？ だんせい|||だんせい||

( 男性 ３ ) どこ に 行った ! ? ( 男性 ４ ) で … 出 や がった ～ ！ だんせい|||おこなった|だんせい||だ||

( 男性 ５ ) 捕まえろ ！ ( 男性 ６ ) 引きずり 下ろせ ！ だんせい|つかまえろ|だんせい|ひきずり|おろせ

( 男性 ７ ) 逃がす な ～ ！ だんせい|にがす|

♪ ～

( 男性 ８ ) 呪い 武者 … ｡ だんせい|まじない|むしゃ

( 男性 たち ) 消え た ！ だんせい||きえ|

( 男性 ９ ) 紅 明 様 ご 無事 で ! ? だんせい|くれない|あき|さま||ぶじ|

大事 ない 取り乱す な ｡ だいじ||とりみだす|

( 笛 の 音 ) ふえ||おと

あれ は … ｡

( 笛 の 音 ) ふえ||おと

あっ ｡

( ﾃﾝﾃﾝ ) 飛 ん でる ! ? |と||

白い よろい を 身 に まとい げき を 持ち しろい|||み|||||もち

恐ろしい 形相 の 面 を 着け … ｡ おそろしい|ぎょうそう||おもて||つけ

間違い あり ませ ん 呪い 武者 です ｡ まちがい||||まじない|むしゃ|

追う ぞ ｡ おう|

おい 兄ちゃん いつ まで お ぶ さって る つもり だ ！ |にいちゃん||||||||

兄ちゃん は ここ で 待って ろ 幽霊 の 正体 突き止め て やる ！ にいちゃん||||まって||ゆうれい||しょうたい|つきとめ||

えっ ？ あっ はい … ｡

♪ ～

どこ に 行き や がった ？ あそこ よ ！ ||いき||||

♪ ～

( ネジ ) 《 白 眼 ！ 》 ねじ|しろ|がん

見え ない ｡ みえ|

それ って どう いう こと だ ？

この 中 に は 人間 の 気配 が ない ｡ |なか|||にんげん||けはい||

少なくとも 生き て いる 者 の な ｡ すくなくとも|いき|||もの||

な … 何で そう いう 言い 方 する か なぁ ｡ |なんで|||いい|かた|||

シッ 今 何 か 聞こえ なかった ？ |いま|なん||きこえ|

人 の 気 配 は 感じ なかった ん じゃ なかった の か よ ! ? じん||き|はい||かんじ|||||||

フッ ｢ 生き て いる 者 の ｣ と 言った はず だ ｡ |いき|||もの|||いった||

♪ ～

な … な … 何 だって ば よ ｡ ||なん|||

クソッ クソ ～ ！ |くそ

この ！

( ﾃﾝﾃﾝ ) 鎖 分銅 ！ |くさり|ふんどう

♪ ～

あっ ！ 幽霊 なんか いる はず ない ｡ |ゆうれい||||

いる はず ない ぞ ～｡

やめろ ナルト ！ そい つ は … ｡

影 分身 の 術 ！ かげ|ぶんしん||じゅつ

♪ ～

う ず ま き ！

ナルト 連 弾 ！ |れん|たま

♪ ～

やった ～ ！ さ ぁ 正体 を 確かめ て やる って ば よ ｡ |||しょうたい||たしかめ|||||

な ？ これ は … ｡

中身 が 空っぽ だって ば よ … ｡ なかみ||からっぽ|||

って こと は … ｡

あ … あ あ … ｡

本物 の 幽霊 だって ば よ ～ ！ ほんもの||ゆうれい|||

♪ ( ｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞﾃ ｰ ﾏ )

♪ ～

♪ どこまでも 続く 道 に は |つづく|どう||

♪ いろんな 事 ある ん だ ね |こと||||

♪ 強 がり な 君 が 今日 は つよ|||きみ||きょう|

♪ 受話器 越し に 涙声 じゅわき|こし||なみだごえ

♪ どんな 夢 ､ |ゆめ

♪ 追い掛け て ここ まで 来 た ん だ ろ う おいかけ||||らい|||||

♪ わから なく なったり する 事 は ､ ||||こと|

♪ 僕 に だって ある から ねえ ､ baby ぼく||||||

♪ 君 が 涙 の とき に は きみ||なみだ||||

♪ 僕 が そば に いる から ぼく|||||

♪ 離ればなれ の 夜 だって はなればなれ||よ|

♪ 僕 は そば に いる から ぼく|||||

♪ 僕 は そば に いる から ぼく|||||

〈 あれ が この 国 の 大名 サギ って ヤツ か 〉 |||くに||だいみょう|さぎ||やつ|

( ﾃﾝﾃﾝ ) 〈 フフフ … 遠 目 から だ けど 結構 カッコいい かも 〉 ||とお|め||||けっこう|かっこいい|

( ネジ ) 〈 シッ 静か に 〉 〈 何 だ よ ネジ 〉 ねじ||しずか||なん|||ねじ

( ネジ ) 〈 様子 が おかしい 何 だ この 殺気 は 〉 ねじ|ようす|||なん|||さっき|

〈 えっ ？ 〉 ( ﾃﾝﾃﾝ ) 〈 殺気 って まさか 刺客 ？ 〉 ||さっき|||しかく

( ネジ ) 〈 恐らく 相手 も 忍 だ ろ う ｡ ねじ|おそらく|あいて||おし|||

みんな 準備 は いい か ？ 〉 |じゅんび|||

( ﾃﾝﾃﾝ ) 〈 ええ ！ 〉 〈 ああ ！ 大名 は |||だいみょう|

俺 が 守って やる って ば よ ！ 〉 おれ||まもって||||