×

We use cookies to help make LingQ better. By visiting the site, you agree to our cookie policy.


image

ナルト, Naruto Episode 149

Naruto Episode 149

♬ ( オ ー プニングテ ー マ )

♬~

♬ 少年 よ 聞いて くれ

♬ 人間 なんて たいした もん じゃ ない さ

♬ 明日 なんて もう いら ない から

♬ 握った 拳 を 隠す な よ

♬ 不安に 夢 を 売りとばす ほど

♬ まだ 老 いぼ れちゃ いない だ ろ

♬ 少年 よ 心 の 銃 の

♬ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ

♬~

♬ すべて の 若者 は 言った

♬ どうし よ も なく くだらない

♬ この 素晴らしい 世界 に

♬ たった今 生きて いる から

♬ すべて の 若者 は 言った

♬ すべて の 本当 と 嘘 を

♬ 決して 忘れて しまわ ない ように

♬ すべて の 若者 は 言った

♬ 死ぬ に は 若 すぎる だろう

♬ しらけた 面 が 並んで る

♬ からっぽの この 街 で

♬ すべて の 若者 は 行った

♬ 風 の 無い この 夜 に

♬ 何 か を 変えよう と して る から

♬~

( 綱 手 ) 静かだ ねぇ 。 ➡

やっぱり 平和 って の は いい ね こんなに 落ち着いて ➡

酒 が 飲める んだ から ねぇ 。

( シズネ ) … って お 酒 なんか 飲んで る 場合 じゃ あり ませ ん !

( シズネ ) 里 が 平和な 時 に こそ ➡

ちゃ っちゃ と 仕事 を 片づけて ください !

あぁ … どうして 仕事 って の は 増える 一方 な んだろう ねぇ 。

( シズネ ) 綱 手 様 が 一 つ ずつ きちんと 終わら せて いか ない から です !

「 上 水流 一族 に 不穏な 動き あり 」。

土 の 国 に 放って ある 暗部 から の 報告 です ね 。

あまり 聞か ない 名 です けど … 。

( 綱 手 ) 上 水流 一族 って の は 岩 隠れ の 里 の 蟲使 い の 一族 さ 。

昔 は 油 女 一族 と 並び称さ れる ぐらい 有名だった 。

( 綱 手 ) だが すっかり 廃れて ➡

今 じゃ 名前 を 覚えて いる 人間 も ほとんど い なく なった 。

そう だった んです か 。

不穏な 動き った って もう 何 人 も 残って ない はずだ よ 。

気 に する ほど の こと も ない だろう 。

( ナルト ) す ん げ ぇ 虫 が いっぱいだ 。

( キバ ) まさに 虫 たち の 楽園 だ な 。

( ヒナタ ) 刺さ れたり し ない か な ?

( シノ ) 人間 に 危害 を 加える 虫 は ほとんど いない 。 ➡

油 女 一族 秘伝 の 虫 よけ の 薬 が ある が … 。

あぁ ! ( シノ ) できれば 使い たく ない 。 ➡

微 香 虫 も 寄って こ なく なる から だ 。

だったら 最初 から 出す なって の 。

( スズメバチ ) 間違い ない 先頭 の あの ガキ ➡

やはり 油 女 一族 の 者 だ 。

♬~

( スズメバチ ) まさか こんな 場所 で 鉢合わせ しよう と は な 。

( クロバチ ) ヤツ ら の 目的 も 微 香 虫 な の か ? ジバチ 。

( ジバチ ) 微 香 虫 を 手 に 入れる に は ➡

この 時期 この 場所 に 来る しか ない から な 。

あたし たち の 任務 に は 上水 流 一族 の 再興 が 懸かって る 。

何と して も 微 香 虫 は あたし たち が 手 に 入れる んだ 。

( シノ ) これ が 微 香 虫 の 雌 だ 。 ➡

特徴 を よく 頭 に たたき込んで おけ 。

OK 。 ( ヒナタ ) うん 分かった 。

あっ これ 見た こと ある って ば よ 。

おい ホント か よ ? ( ヒナタ ) どこ で 見た の ? ナルト 君 。

あれ は … 。

うっかり 食べ物 を 置き っ放し に し とくと ➡

ど っ から と も なく 集まって くる んだ 。

それ も 山 の ように 。

あれ が 微 香 虫 だった の か ぁ 。

う ~ ん あれ なら すぐ 捕まえ られる な 。

あの な … 。

ナルト 君 … 。 ( シノ ) それ は ゴキブリ と いう もの だ 。

えっ ゴキブリ ?

( シノ ) 似て も 似つか ぬ 虫 だ 。

こいつ と は 全然 違う だろう が !

ん ~? そっくりだ と 思う けど な 。

( ヒナタ ・ キバ ・ シノ ) 違う !

考えて みれば これ は チャンス かも しれ ない ね 。

どういう こと だ ? スズメバチ 。

あたし たち が ここ に 来て から 10 日 。

微 香 虫 の 手がかり は まるで つかめ なかった 。

だが 油 女 一族 の あの ガキ なら … 。

なるほど 微 香 虫 を 捕まえ られる かも しれ ない って わけ か 。

見た ところ あいつ ら 全員 下 忍 の ようだ 。

微 香 虫 さえ 見つけて くれれば ➡

あと は あたし たち で 頂こう じゃ ない か 。

虫 なんて どれ も 同じに 見える って ば よ 。

( シノ ) 蟲寄 せ の 術 。

( シノ ) この 中 に は い ない か 。

♬~

こいつ は 違う か 。

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) あ ?

ふ ~ ん 。

♬~

( ヒアシ ) < 皆 の 足手まといに なら ぬ ように な >

( ヒナタ ) 《 今回 の 任務 私 から 言いだした もの だ もの 。 ➡

必ず 私 が 見つけて みせる 。 ➡

白 眼 !》

♬~

( ヒナタ ) 《 やっぱり 虫 みたいに 小さな もの は はっきり 捉え にくい 》

えっ ?

( 足音 ) ( キバ ) あ ?

( ヒナタ ) シノ 君 キバ 君 ! ( キバ ) ヒナタ お前 も 気付いた か 。

じゃあ 2 人 と も … 。

( シノ ) 一応 身 を 隠して る つもりだろう が … 。

あいにく こっち に は 敵 を 見つける こと に 関しちゃ ➡

スペシャリスト が そろって る から な 。

どう する ? シノ 今回 の 任務 は お前 が リーダー だ 。

( シノ ) 戦闘 に なれば 虫 たち を 巻き込む お それ が ある 。 ➡

肝心の 微 香 虫 を 傷つける お それ も な 。 ➡

向こう が 手出し し ない かぎり は 静観 する 。

分かった 。 ( ヒナタ ) ナルト 君 は 気付いて いる かな ?

気付いて いれば 大騒ぎ して る さ 。

( シノ ) 事 を 荒だて たく ない 知らせる な 。

うん 。 おい シノ ! シノ って ば !

見つけた ! 見つけた って ば よ ! ( ほえ 声 )

微 香 虫 見つけた って ば よ !

( ヒナタ ) はっ ! ( シノ ) あっ … 。

( 一同 ) あっ !

もう 見つけた の か ? ( スズメバチ ) バカな !

われわれ は 10 日 かかって も 見つけ られ なかった のだ ぞ !?

すごい よ ナルト 君 。

ホント か ? ナルト 。

( シノ ) 見せて もらおう 。 ニッヒヒヒ !

ほら これ だ ろ ?

( ヒナタ ・ キバ ) ん ? ( 赤 丸 の ほえ 声 )

( ヒナタ ・ キバ ) あぁ … 。

な っ ! 写真 と ばっ ちし 同じだろう !

俺 って ば 虫 探し の 天才 かも !

あ ?

( シノ ) お前 に は 同じに 見える の か ?

あ ?

( シノ ) それ は カブトムシ と いう もの だ 。

え ~! 同じじゃ ない の !?

( シノ ) 微 香 虫 は 夜 は 活動 し ない 。

じゃあ … 。

きょう は これ ぐらい に し とく か 。

シノ ! シノ !

見つけた って ば よ ! 今度 こそ 間違い ない って ば よ !

また 全然 違う 虫 じゃ ねえ の か ? ( ヒナタ ) ナルト 君 … 。

( ほえ 声 )

うん 間違い ない って ば よ 。

こっち こっち ! 早く 行か ねえ と ど っか 行 っち まう って ば よ !

( キバ ) おい 持ってきた んじゃ ねえ の かよ ?

木 に 止まって ん の を 見つけた んだ 。

( シノ ) 確かに 触角 の 形 も 同じ 特徴 は すべて 一致 して る 。

なぁ ? こいつ に 間違い ねえ だ ろ ?

で … でも ナルト 君 … 。

こいつ は やっぱり 違う だ ろ … 。 えっ どうして だ よ ?

( キバ ) 虫 って 大き さ じゃ ねえ だ ろ ‼➡

こんな の に どう やって におい 嗅が せ んだ よ !?➡

った く お前 は ! ヘッ こう やれば いい だ ろ !

( シノ ) これ は 微 香 虫 も どき と いう やつ だ 。 ➡

性格 は 極めて 凶暴 鼻先 を 触ら れる と ➡

怒って 人間 を 食う こと も ある 。 え ?

え ?

( 微 香 虫 も どき の うなり 声 )

い ぃ !?

( 咆哮 ) だっ …!

あ ~!

危険な 虫 は い ない って 言って た じゃ ん か シノ !

( シノ )「 ほとんど 」 だ 皆無 と いう わけで は ない 。

( 微 香 虫 も どき の 咆哮 )

( キバ ) あ ~! だ ぁ ~!

うわ ~! ( キバ ) お ~!

うわ ~! ( ジバチ ) あ ~!

( スズメバチ ) う お ~… 。 ( 一同 ) うわ ~!

クロバチ ジバチ 。

あいつ ら ホントに 微 香 虫 を 見つけ られる と 思う かい ?

無理 かも … 。

♬~

ハァ ハァ ハァ … 。

( ヒナタ ) 《 もっと 完璧に チャクラ を コントロール し なきゃ ➡

虫 みたいに 小さい もの は 見つけ られ ない 》

( スズメバチ ) 《 フン こんな とこ まで 来て 修業 と は ➡

熱心だ ね 》

♬~

♬~

( ヒナタ ) ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ ハァ … 。

あ ?

( シノ ) 気圧 が 変化 して いる 天候 が 変わる 予兆 だ 。

( 鳴き声 ) ( キバ ) ああ 分かって る 。

湿気 を 含んだ 風 が 吹いて きや がる 。

こりゃ 一 雨 来る ぞ 。 あ ?

ん ~? こんなに いい 天気 な のに ?

( ヒナタ ) でも 遠く に 雲 が 見えた から 。

ヒナタ !

( シノ ) われわれ は 急が なければ なら ない 。

( シノ ) なぜなら 微 香 虫 は 雨 が 降る と 産卵 し ➡

その 卵 は 次の 日 の 朝 に は 羽化 する と いわ れて いる から だ 。

つまり きょう 降れば あす の 朝 に は 成虫 に なる って わけだ 。

( シノ ) 時期 的に 見て も これ が 最後 の チャンス だろう 。 ➡

きょう を 逃せば 微 香 虫 で サスケ を 捜す と いう の は ➡

不可能に なる 。 サスケ … 。

大丈夫 絶対 見つけだして やる って ば よ 。

♬~

( 遠 雷 ) 降る な よ まだ 降る な よ 。

くそ っ どこ に いる んだ って ば よ 。

雨 が 降りだす 前 に 出て きて くれよ !

ナルト 君 … 。

もし あいつ ら が 微 香 虫 を 見つけ られ なかったら ➡

どう する ? スズメバチ 。

われら 上 水流 一族 が 没落 する きっかけ を 作った の は ➡

油 女 一族 だ 。

( スズメバチ ) 《 一族 の 積年 の 恨み を 晴らす ため ➡

一 人 残ら ず 始末 する 》

( 遠 雷 )

あいつ ら きょう まで 手 を 出して こ なかった な 。

( シノ ) 彼ら は われわれ が 微 香 虫 を 探して いる の を 知っている はず 。 ➡

と いう こと は われわれ が 微 香 虫 を 見つける の を 待って いる 。

なるほど 俺 たち が 見つけた ところ を ➡

横取り しよう って 寸法 か 。

せ こい 連中 だ ぜ 。

( ほえ 声 ) ( キバ ・ シノ ) あっ … 。

雨 … 。

こいつ で も ない !

く っそ ~ 降る なって 言った のに !

( ヒナタ ) 《 もう タイムリミット だ 》

( ヒアシ ) < 皆 の 足手まといに なら ぬ ように な >

( ヒナタ ) 《 結局 何の 役 に も 立た なかった …》

まだまだ 時間 は ある って ば よ !

ナルト 君 … 。

< まっすぐ 自分 の ことば は 曲げ ねえ 。 ➡

それ が 俺 の 忍 道 だ !>

( ヒナタ ) 《 そう よ 今回 の 任務 は ➡

私 が 自分 で 言いだした こと じゃ ない 。 ➡

ナルト 君 が 諦めて ない のに 私 が 諦めて どう する の !》

( シノ ) ヒナタ 。

( シノ ) この 雨 お前 に とって は 好都合 かも しれ ない 。

どういう こと ?

( シノ ) なぜなら 周り の 温度 が 冷える こと に よって ➡

生物 の 所在 が はっきり する から だ 。

( ヒナタ ) 《 ナルト 君 … あたし も 諦め ない !》

白 眼 !

( ヒナタ ) 《 もっと … もっと 集中 して …》

( ヒナタ ) 《 もっと … もっと !➡

チャクラ を コントロール して … 。 ➡

見えた ! これ が 虫 たち ね 。 ➡

あの 虫 は …➡

違う … 。 ➡

この 虫 も 違う … 。 ➡

あれ は ?》

( ヒナタ ) 《 いた !》

ナルト 君 ! あそこ の 木 の 横 !

微 香 虫 が いる !

えっ ?

あっ !

♬~

あっ 。

♬~

捕まえた ぞ ~! やった … 。

やった ! 捕まえた ~!

( ほえ 声 )

( シノ ) 間違い ない 雌 の 微 香 虫 だ 。

い ~ やった って ば よ ~! 全く お前 の 執念 に は あきれる ぜ ➡

ナルト 。 ( ヒナタ ) よかった ね ナルト 君 !

ヒナタ お前 の おかげ だって ば よ !

ヌヘヘヘヘ …! ( ヒナタ ) 《 ナルト 君 が あたし を …➡

あたし を …》

( ほえ 声 )

どうした ? 赤 丸 。 ➡

よっ しゃ ! 卵 だ ! ( シノ ) 産んだ か 。

ホント か !?

( シノ ) あす の 朝 まで に は 羽化 する 。

その とき に サスケ の に おい を 嗅が せれば いい んだ な 。

《 サスケ 絶対 に お前 を 見つけ出して やる って ば よ !》

フン ついに 見つけた よう ね 。

いよいよ だ な 。 ( クロバチ ) ああ 。

ナ … ナルト 君 ったら ➡

急に あんなに 顔 近づける んだ もの 。

あっ !

( クロバチ ) ほう 今 の を かわした か 。

下 忍 に して は なかなか やる な 。

( ヒナタ ) 《 この 人 たち ずっと 私 たち を つけて いた 人 たち …》

でも この 攻撃 は よけ きれる かしら ?

忍法 蜂蜜 の 術 !

蜂 !?

あっ !

違う … これ は !

気付いた よう ね それ は 蜜 だ 。 ➡

接着 材 並み の 粘着 力 を 持った ね 。

さっき チャクラ を 使い果たして … 。

( 刺さる 音 ) はっ !

そい つ は 本物 の 蜂 だ 。

ナルト 君 … 。

どう だ ? 赤 丸 。 ( 赤 丸 の 鳴き声 )

そう か あいつ ら てっきり 何 か 仕掛けて くる か と 思った んだ が ➡

さっき から 気配 もし ねえ 。

( シノ ) われわれ は 何 か を 見落として いる 可能 性 が ある 。

おい ナルト 。 あ ?

( シノ ) ヒナタ は ? 顔 洗って くるって 。

ふ ~ ん 。 でも だいぶ たつ な 。

な ~ に やって んだ ろ ? あいつ 。

( シノ ) もしや !? ん ? 何 ?

ナルト ! な っ !

( シノ ) 投げ 文 !? ( ナルト ・ キバ ) あ ?

( クロバチ ) 「 く の 一 の ガキ は 預かった 。 ➡

返して ほしく ば 微 香 虫 と 交換 だ 。 ➡

今夜 東側 の 丘 の 上 で 待つ 」。

く っそ ! こんな 手 で 来た か !

ヒナタ !

♬~

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎて

♬ 君 は 言葉 を 無くす

♬ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎて

♬ 君 は 返事 も し ない

♬ 君 が 泣いて る

♬ ひと り で 泣いて る

♬ 僕 は どう する ?

♬ 僕 も 泣いて る の さ 。

♬ 『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせて 』

♬ ざわめく 時代 を オレ の スピード で

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ つんざく ギター と オレ の スピード で

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ 傾く 世界 も わるい や つら も

♬ けちらして く Yeah

♬~

〈 くそ っ ! もう 打つ手 が 全然 ねえ じゃ ねぇ か !〉

( シノ ) 〈 諦める の は 早い 〉 ( キバ ) 〈 でも 俺 ら ➡

ヒナタ の 居場所 も 分か ん ねえ んだ ぞ !〉

( シノ ) 〈 いや たった 一 つ ヒナタ が 確実に 現れる 場所 が ある 〉

( キバ ) 〈 そう か ! 微 香 虫 の 交換 場所 !〉

( シノ ) 〈 チャンス は 一 度 だ 〉 〈 よし やって やる !➡

俺 って ば ヒナタ も 微 香 虫 も ➡

絶対 守りきって みせる って ば よ !〉

( ナレ ー ション )〈 王国 を 救う ため 残る 七 つ の 大 罪 を 捜す エリザベス は ➡

オーダン の 村 で 不思議な 少年 に 出会った 。➡

一方 メリオダス たち は 七 つ の 大 罪 ゴート ・ シン ➡

ゴウセル と お ぼ しき 鎧 の 巨人 が ➡

殺りく 集団 ドーン ・ ロアー に ➡


Naruto Episode 149 Naruto Episode 149

♬ ( オ ー プニングテ ー マ )

♬~

♬ 少年 よ 聞いて くれ しょうねん||きいて|

♬ 人間 なんて たいした もん じゃ ない さ にんげん||||||

♬ 明日 なんて もう いら ない から あした|||||

♬ 握った 拳 を 隠す な よ にぎった|けん||かくす||

♬ 不安に 夢 を 売りとばす ほど ふあんに|ゆめ||うりとばす|

♬ まだ 老 いぼ れちゃ いない だ ろ |ろう|||||

♬ 少年 よ 心 の 銃 の しょうねん||こころ||じゅう|

♬ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ ひきがね||ひける|||きみ||

♬~

♬ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♬ どうし よ も なく くだらない どう し||||

♬ この 素晴らしい 世界 に |すばらしい|せかい|

♬ たった今 生きて いる から たったいま|いきて||

♬ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♬ すべて の 本当 と 嘘 を ||ほんとう||うそ|

♬ 決して 忘れて しまわ ない ように けっして|わすれて|||よう に

♬ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♬ 死ぬ に は 若 すぎる だろう しぬ|||わか||

♬ しらけた 面 が 並んで る |おもて||ならんで|

♬ からっぽの この 街 で ||がい|

♬ すべて の 若者 は 行った ||わかもの||おこなった

♬ 風 の 無い この 夜 に かぜ||ない||よ|

♬ 何 か を 変えよう と して る から なん|||かえよう||||

♬~

( 綱 手 ) 静かだ ねぇ 。 ➡ つな|て|しずかだ|

やっぱり 平和 って の は いい ね こんなに 落ち着いて ➡ |へいわ|||||||おちついて

酒 が 飲める んだ から ねぇ 。 さけ||のめる|||

( シズネ ) … って お 酒 なんか 飲んで る 場合 じゃ あり ませ ん ! |||さけ||のんで||ばあい||||

( シズネ ) 里 が 平和な 時 に こそ ➡ |さと||へいわな|じ||

ちゃ っちゃ と 仕事 を 片づけて ください ! |||しごと||かたづけて|

あぁ … どうして 仕事 って の は 増える 一方 な んだろう ねぇ 。 ||しごと||||ふえる|いっぽう|||

( シズネ ) 綱 手 様 が 一 つ ずつ きちんと 終わら せて いか ない から です ! |つな|て|さま||ひと||||おわら|||||

「 上 水流 一族 に 不穏な 動き あり 」。 うえ|すいりゅう|いちぞく||ふおんな|うごき|

土 の 国 に 放って ある 暗部 から の 報告 です ね 。 つち||くに||はなって||あんぶ|||ほうこく||

あまり 聞か ない 名 です けど … 。 |きか||な||

( 綱 手 ) 上 水流 一族 って の は 岩 隠れ の 里 の 蟲使 い の 一族 さ 。 つな|て|うえ|すいりゅう|いちぞく||||いわ|かくれ||さと||むしし|||いちぞく|

昔 は 油 女 一族 と 並び称さ れる ぐらい 有名だった 。 むかし||あぶら|おんな|いちぞく||ならびしょうさ|||ゆうめいだった

( 綱 手 ) だが すっかり 廃れて ➡ つな|て|||すたれて

今 じゃ 名前 を 覚えて いる 人間 も ほとんど い なく なった 。 いま||なまえ||おぼえて||にんげん|||||

そう だった んです か 。 ||ん です|

不穏な 動き った って もう 何 人 も 残って ない はずだ よ 。 ふおんな|うごき||||なん|じん||のこって|||

気 に する ほど の こと も ない だろう 。 き||||||||

( ナルト ) す ん げ ぇ 虫 が いっぱいだ 。 |||||ちゅう||

( キバ ) まさに 虫 たち の 楽園 だ な 。 ||ちゅう|||らくえん||

( ヒナタ ) 刺さ れたり し ない か な ? |ささ|||||

( シノ ) 人間 に 危害 を 加える 虫 は ほとんど いない 。 ➡ しの|にんげん||きがい||くわえる|ちゅう|||

油 女 一族 秘伝 の 虫 よけ の 薬 が ある が … 。 あぶら|おんな|いちぞく|ひでん||ちゅう|||くすり|||

あぁ ! ( シノ ) できれば 使い たく ない 。 ➡ |しの||つかい||

微 香 虫 も 寄って こ なく なる から だ 。 び|かおり|ちゅう||よって|||||

だったら 最初 から 出す なって の 。 |さいしょ||だす||

( スズメバチ ) 間違い ない 先頭 の あの ガキ ➡ |まちがい||せんとう|||がき

やはり 油 女 一族 の 者 だ 。 |あぶら|おんな|いちぞく||もの|

♬~

( スズメバチ ) まさか こんな 場所 で 鉢合わせ しよう と は な 。 |||ばしょ||はちあわせ||||

( クロバチ ) ヤツ ら の 目的 も 微 香 虫 な の か ? ジバチ 。 |やつ|||もくてき||び|かおり|ちゅう||||

( ジバチ ) 微 香 虫 を 手 に 入れる に は ➡ |び|かおり|ちゅう||て||いれる||

この 時期 この 場所 に 来る しか ない から な 。 |じき||ばしょ||くる||||

あたし たち の 任務 に は 上水 流 一族 の 再興 が 懸かって る 。 |||にんむ|||じょうすい|りゅう|いちぞく||さいこう||かかって|

何と して も 微 香 虫 は あたし たち が 手 に 入れる んだ 。 なんと|||び|かおり|ちゅう|||||て||いれる|

( シノ ) これ が 微 香 虫 の 雌 だ 。 ➡ しの|||び|かおり|ちゅう||めす|

特徴 を よく 頭 に たたき込んで おけ 。 とくちょう|||あたま||たたきこんで|

OK 。 ( ヒナタ ) うん 分かった 。 |||わかった

あっ これ 見た こと ある って ば よ 。 ||みた|||||

おい ホント か よ ? ( ヒナタ ) どこ で 見た の ? ナルト 君 。 |ほんと||||||みた|||きみ

あれ は … 。

うっかり 食べ物 を 置き っ放し に し とくと ➡ |たべもの||おき|っぱなし|||

ど っ から と も なく 集まって くる んだ 。 ||||||あつまって||

それ も 山 の ように 。 ||やま||よう に

あれ が 微 香 虫 だった の か ぁ 。 ||び|かおり|ちゅう||||

う ~ ん あれ なら すぐ 捕まえ られる な 。 |||||つかまえ||

あの な … 。

ナルト 君 … 。 ( シノ ) それ は ゴキブリ と いう もの だ 。 |きみ|しの|||||||

えっ ゴキブリ ? |ごきぶり

( シノ ) 似て も 似つか ぬ 虫 だ 。 しの|にて||につか||ちゅう|

こいつ と は 全然 違う だろう が ! |||ぜんぜん|ちがう||

ん ~? そっくりだ と 思う けど な 。 |||おもう||

( ヒナタ ・ キバ ・ シノ ) 違う ! ||しの|ちがう

考えて みれば これ は チャンス かも しれ ない ね 。 かんがえて||||ちゃんす||||

どういう こと だ ? スズメバチ 。 |||すずめばち

あたし たち が ここ に 来て から 10 日 。 |||||きて||ひ

微 香 虫 の 手がかり は まるで つかめ なかった 。 び|かおり|ちゅう||てがかり||||

だが 油 女 一族 の あの ガキ なら … 。 |あぶら|おんな|いちぞく|||がき|

なるほど 微 香 虫 を 捕まえ られる かも しれ ない って わけ か 。 |び|かおり|ちゅう||つかまえ|||||||

見た ところ あいつ ら 全員 下 忍 の ようだ 。 みた||||ぜんいん|した|おし||

微 香 虫 さえ 見つけて くれれば ➡ び|かおり|ちゅう||みつけて|

あと は あたし たち で 頂こう じゃ ない か 。 |||||いただこう|||

虫 なんて どれ も 同じに 見える って ば よ 。 ちゅう||||どうじに|みえる|||

( シノ ) 蟲寄 せ の 術 。 しの|むしより|||じゅつ

( シノ ) この 中 に は い ない か 。 しの||なか|||||

♬~

こいつ は 違う か 。 ||ちがう|

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) あ ? あか|まる|||こえ||

ふ ~ ん 。

♬~

( ヒアシ ) < 皆 の 足手まといに なら ぬ ように な > |みな||あしでまといに|||よう に|

( ヒナタ ) 《 今回 の 任務 私 から 言いだした もの だ もの 。 ➡ |こんかい||にんむ|わたくし||いいだした|||

必ず 私 が 見つけて みせる 。 ➡ かならず|わたくし||みつけて|

白 眼 !》 しろ|がん

♬~

( ヒナタ ) 《 やっぱり 虫 みたいに 小さな もの は はっきり 捉え にくい 》 ||ちゅう||ちいさな||||とらえ|

えっ ?

( 足音 ) ( キバ ) あ ? あしおと||

( ヒナタ ) シノ 君 キバ 君 ! ( キバ ) ヒナタ お前 も 気付いた か 。 |しの|きみ||きみ|||おまえ||きづいた|

じゃあ 2 人 と も … 。 |じん||

( シノ ) 一応 身 を 隠して る つもりだろう が … 。 しの|いちおう|み||かくして|||

あいにく こっち に は 敵 を 見つける こと に 関しちゃ ➡ ||||てき||みつける|||かんしちゃ

スペシャリスト が そろって る から な 。

どう する ? シノ 今回 の 任務 は お前 が リーダー だ 。 ||しの|こんかい||にんむ||おまえ||りーだー|

( シノ ) 戦闘 に なれば 虫 たち を 巻き込む お それ が ある 。 ➡ しの|せんとう|||ちゅう|||まきこむ||||

肝心の 微 香 虫 を 傷つける お それ も な 。 ➡ かんじんの|び|かおり|ちゅう||きずつける||||

向こう が 手出し し ない かぎり は 静観 する 。 むこう||てだし|||||せいかん|

分かった 。 ( ヒナタ ) ナルト 君 は 気付いて いる かな ? わかった|||きみ||きづいて||

気付いて いれば 大騒ぎ して る さ 。 きづいて||おおさわぎ|||

( シノ ) 事 を 荒だて たく ない 知らせる な 。 しの|こと||あらだて|||しらせる|

うん 。 おい シノ ! シノ って ば ! ||しの|しの||

見つけた ! 見つけた って ば よ ! ( ほえ 声 ) みつけた|みつけた|||||こえ

微 香 虫 見つけた って ば よ ! び|かおり|ちゅう|みつけた|||

( ヒナタ ) はっ ! ( シノ ) あっ … 。 ||しの|

( 一同 ) あっ ! いちどう|

もう 見つけた の か ? ( スズメバチ ) バカな ! |みつけた||||ばかな

われわれ は 10 日 かかって も 見つけ られ なかった のだ ぞ !? ||ひ|||みつけ||||

すごい よ ナルト 君 。 |||きみ

ホント か ? ナルト 。 ほんと||

( シノ ) 見せて もらおう 。 ニッヒヒヒ ! しの|みせて||

ほら これ だ ろ ?

( ヒナタ ・ キバ ) ん ? ( 赤 丸 の ほえ 声 ) |||あか|まる|||こえ

( ヒナタ ・ キバ ) あぁ … 。

な っ ! 写真 と ばっ ちし 同じだろう ! ||しゃしん||||おなじだろう

俺 って ば 虫 探し の 天才 かも ! おれ|||ちゅう|さがし||てんさい|

あ ?

( シノ ) お前 に は 同じに 見える の か ? しの|おまえ|||どうじに|みえる||

あ ?

( シノ ) それ は カブトムシ と いう もの だ 。 しの|||||||

え ~! 同じじゃ ない の !? |おなじじゃ||

( シノ ) 微 香 虫 は 夜 は 活動 し ない 。 しの|び|かおり|ちゅう||よ||かつどう||

じゃあ … 。

きょう は これ ぐらい に し とく か 。

シノ ! シノ ! しの|しの

見つけた って ば よ ! 今度 こそ 間違い ない って ば よ ! みつけた||||こんど||まちがい||||

また 全然 違う 虫 じゃ ねえ の か ? ( ヒナタ ) ナルト 君 … 。 |ぜんぜん|ちがう|ちゅう|||||||きみ

( ほえ 声 ) |こえ

うん 間違い ない って ば よ 。 |まちがい||||

こっち こっち ! 早く 行か ねえ と ど っか 行 っち まう って ば よ ! ||はやく|いか|||||ぎょう|||||

( キバ ) おい 持ってきた んじゃ ねえ の かよ ? ||もってきた||||

木 に 止まって ん の を 見つけた んだ 。 き||とまって||||みつけた|

( シノ ) 確かに 触角 の 形 も 同じ 特徴 は すべて 一致 して る 。 しの|たしかに|しょっかく||かた||おなじ|とくちょう|||いっち||

なぁ ? こいつ に 間違い ねえ だ ろ ? |||まちがい|||

で … でも ナルト 君 … 。 |||きみ

こいつ は やっぱり 違う だ ろ … 。 えっ どうして だ よ ? |||ちがう||||||

( キバ ) 虫 って 大き さ じゃ ねえ だ ろ ‼➡ |ちゅう||おおき|||||

こんな の に どう やって におい 嗅が せ んだ よ !?➡ ||||||かが|||

った く お前 は ! ヘッ こう やれば いい だ ろ ! ||おまえ|||||||

( シノ ) これ は 微 香 虫 も どき と いう やつ だ 。 ➡ しの|||び|かおり|ちゅう||||||

性格 は 極めて 凶暴 鼻先 を 触ら れる と ➡ せいかく||きわめて|きょうぼう|はなさき||さわら||

怒って 人間 を 食う こと も ある 。 え ? いかって|にんげん||くう||||

え ?

( 微 香 虫 も どき の うなり 声 ) び|かおり|ちゅう|||||こえ

い ぃ !?

( 咆哮 ) だっ …! ほうこう|

あ ~!

危険な 虫 は い ない って 言って た じゃ ん か シノ ! きけんな|ちゅう|||||いって|||||しの

( シノ )「 ほとんど 」 だ 皆無 と いう わけで は ない 。 しの|||かいむ|||||

( 微 香 虫 も どき の 咆哮 ) び|かおり|ちゅう||||ほうこう

( キバ ) あ ~! だ ぁ ~!

うわ ~! ( キバ ) お ~!

うわ ~! ( ジバチ ) あ ~!

( スズメバチ ) う お ~… 。 ( 一同 ) うわ ~! |||いちどう|

クロバチ ジバチ 。

あいつ ら ホントに 微 香 虫 を 見つけ られる と 思う かい ? ||ほんとに|び|かおり|ちゅう||みつけ|||おもう|

無理 かも … 。 むり|

♬~

ハァ ハァ ハァ … 。

( ヒナタ ) 《 もっと 完璧に チャクラ を コントロール し なきゃ ➡ ||かんぺきに|||こんとろーる||

虫 みたいに 小さい もの は 見つけ られ ない 》 ちゅう||ちいさい|||みつけ||

( スズメバチ ) 《 フン こんな とこ まで 来て 修業 と は ➡ |ふん||||きて|しゅぎょう||

熱心だ ね 》 ねっしんだ|

♬~

♬~

( ヒナタ ) ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ ハァ … 。

あ ?

( シノ ) 気圧 が 変化 して いる 天候 が 変わる 予兆 だ 。 しの|きあつ||へんか|||てんこう||かわる|よちょう|

( 鳴き声 ) ( キバ ) ああ 分かって る 。 なきごえ|||わかって|

湿気 を 含んだ 風 が 吹いて きや がる 。 しっけ||ふくんだ|かぜ||ふいて||

こりゃ 一 雨 来る ぞ 。 あ ? |ひと|あめ|くる||

ん ~? こんなに いい 天気 な のに ? |||てんき||

( ヒナタ ) でも 遠く に 雲 が 見えた から 。 ||とおく||くも||みえた|

ヒナタ !

( シノ ) われわれ は 急が なければ なら ない 。 しの|||いそが|||

( シノ ) なぜなら 微 香 虫 は 雨 が 降る と 産卵 し ➡ しの||び|かおり|ちゅう||あめ||ふる||さんらん|

その 卵 は 次の 日 の 朝 に は 羽化 する と いわ れて いる から だ 。 |たまご||つぎの|ひ||あさ|||うか|||||||

つまり きょう 降れば あす の 朝 に は 成虫 に なる って わけだ 。 ||ふれば|||あさ|||せいちゅう||||

( シノ ) 時期 的に 見て も これ が 最後 の チャンス だろう 。 ➡ しの|じき|てきに|みて||||さいご||ちゃんす|

きょう を 逃せば 微 香 虫 で サスケ を 捜す と いう の は ➡ ||のがせば|び|かおり|ちゅう||さすけ||さがす||||

不可能に なる 。 サスケ … 。 ふかのうに||さすけ

大丈夫 絶対 見つけだして やる って ば よ 。 だいじょうぶ|ぜったい|みつけだして||||

♬~

( 遠 雷 ) 降る な よ まだ 降る な よ 。 とお|かみなり|ふる||||ふる||

くそ っ どこ に いる んだ って ば よ 。

雨 が 降りだす 前 に 出て きて くれよ ! あめ||ふりだす|ぜん||でて||

ナルト 君 … 。 |きみ

もし あいつ ら が 微 香 虫 を 見つけ られ なかったら ➡ ||||び|かおり|ちゅう||みつけ||

どう する ? スズメバチ 。 ||すずめばち

われら 上 水流 一族 が 没落 する きっかけ を 作った の は ➡ |うえ|すいりゅう|いちぞく||ぼつらく||||つくった||

油 女 一族 だ 。 あぶら|おんな|いちぞく|

( スズメバチ ) 《 一族 の 積年 の 恨み を 晴らす ため ➡ |いちぞく||せきねん||うらみ||はらす|

一 人 残ら ず 始末 する 》 ひと|じん|のこら||しまつ|

( 遠 雷 ) とお|かみなり

あいつ ら きょう まで 手 を 出して こ なかった な 。 ||||て||だして|||

( シノ ) 彼ら は われわれ が 微 香 虫 を 探して いる の を 知っている はず 。 ➡ しの|かれら||||び|かおり|ちゅう||さがして||||しっている|

と いう こと は われわれ が 微 香 虫 を 見つける の を 待って いる 。 ||||||び|かおり|ちゅう||みつける|||まって|

なるほど 俺 たち が 見つけた ところ を ➡ |おれ|||みつけた||

横取り しよう って 寸法 か 。 よこどり|||すんぽう|

せ こい 連中 だ ぜ 。 ||れんちゅう||

( ほえ 声 ) ( キバ ・ シノ ) あっ … 。 |こえ||しの|

雨 … 。 あめ

こいつ で も ない !

く っそ ~ 降る なって 言った のに ! ||ふる||いった|

( ヒナタ ) 《 もう タイムリミット だ 》

( ヒアシ ) < 皆 の 足手まといに なら ぬ ように な > |みな||あしでまといに|||よう に|

( ヒナタ ) 《 結局 何の 役 に も 立た なかった …》 |けっきょく|なんの|やく|||たた|

まだまだ 時間 は ある って ば よ ! |じかん|||||

ナルト 君 … 。 |きみ

< まっすぐ 自分 の ことば は 曲げ ねえ 。 ➡ |じぶん||||まげ|

それ が 俺 の 忍 道 だ !> ||おれ||おし|どう|

( ヒナタ ) 《 そう よ 今回 の 任務 は ➡ |||こんかい||にんむ|

私 が 自分 で 言いだした こと じゃ ない 。 ➡ わたくし||じぶん||いいだした|||

ナルト 君 が 諦めて ない のに 私 が 諦めて どう する の !》 |きみ||あきらめて|||わたくし||あきらめて|||

( シノ ) ヒナタ 。 しの|

( シノ ) この 雨 お前 に とって は 好都合 かも しれ ない 。 しの||あめ|おまえ||||こうつごう|||

どういう こと ?

( シノ ) なぜなら 周り の 温度 が 冷える こと に よって ➡ しの||まわり||おんど||ひえる|||

生物 の 所在 が はっきり する から だ 。 せいぶつ||しょざい|||||

( ヒナタ ) 《 ナルト 君 … あたし も 諦め ない !》 ||きみ|||あきらめ|

白 眼 ! しろ|がん

( ヒナタ ) 《 もっと … もっと 集中 して …》 |||しゅうちゅう|

( ヒナタ ) 《 もっと … もっと !➡

チャクラ を コントロール して … 。 ➡ ||こんとろーる|

見えた ! これ が 虫 たち ね 。 ➡ みえた|||ちゅう||

あの 虫 は …➡ |ちゅう|

違う … 。 ➡ ちがう

この 虫 も 違う … 。 ➡ |ちゅう||ちがう

あれ は ?》

( ヒナタ ) 《 いた !》

ナルト 君 ! あそこ の 木 の 横 ! |きみ|||き||よこ

微 香 虫 が いる ! び|かおり|ちゅう||

えっ ?

あっ !

♬~

あっ 。

♬~

捕まえた ぞ ~! やった … 。 つかまえた||

やった ! 捕まえた ~! |つかまえた

( ほえ 声 ) |こえ

( シノ ) 間違い ない 雌 の 微 香 虫 だ 。 しの|まちがい||めす||び|かおり|ちゅう|

い ~ やった って ば よ ~! 全く お前 の 執念 に は あきれる ぜ ➡ |||||まったく|おまえ||しゅうねん||||

ナルト 。 ( ヒナタ ) よかった ね ナルト 君 ! |||||きみ

ヒナタ お前 の おかげ だって ば よ ! |おまえ|||||

ヌヘヘヘヘ …! ( ヒナタ ) 《 ナルト 君 が あたし を …➡ |||きみ|||

あたし を …》

( ほえ 声 ) |こえ

どうした ? 赤 丸 。 ➡ |あか|まる

よっ しゃ ! 卵 だ ! ( シノ ) 産んだ か 。 ||たまご||しの|うんだ|

ホント か !? ほんと|

( シノ ) あす の 朝 まで に は 羽化 する 。 しの|||あさ||||うか|

その とき に サスケ の に おい を 嗅が せれば いい んだ な 。 |||さすけ|||||かが||||

《 サスケ 絶対 に お前 を 見つけ出して やる って ば よ !》 さすけ|ぜったい||おまえ||みつけだして||||

フン ついに 見つけた よう ね 。 ふん||みつけた||

いよいよ だ な 。 ( クロバチ ) ああ 。

ナ … ナルト 君 ったら ➡ ||きみ|

急に あんなに 顔 近づける んだ もの 。 きゅうに||かお|ちかづける||

あっ !

( クロバチ ) ほう 今 の を かわした か 。 ||いま||||

下 忍 に して は なかなか やる な 。 した|おし||||||

( ヒナタ ) 《 この 人 たち ずっと 私 たち を つけて いた 人 たち …》 ||じん|||わたくし|||||じん|

でも この 攻撃 は よけ きれる かしら ? ||こうげき||||

忍法 蜂蜜 の 術 ! にんぽう|はちみつ||じゅつ

蜂 !? はち

あっ !

違う … これ は ! ちがう||

気付いた よう ね それ は 蜜 だ 。 ➡ きづいた|||||みつ|

接着 材 並み の 粘着 力 を 持った ね 。 せっちゃく|ざい|なみ||ねんちゃく|ちから||もった|

さっき チャクラ を 使い果たして … 。 |||つかいはたして

( 刺さる 音 ) はっ ! ささる|おと|

そい つ は 本物 の 蜂 だ 。 |||ほんもの||はち|

ナルト 君 … 。 |きみ

どう だ ? 赤 丸 。 ( 赤 丸 の 鳴き声 ) ||あか|まる|あか|まる||なきごえ

そう か あいつ ら てっきり 何 か 仕掛けて くる か と 思った んだ が ➡ |||||なん||しかけて||||おもった||

さっき から 気配 もし ねえ 。 ||けはい||

( シノ ) われわれ は 何 か を 見落として いる 可能 性 が ある 。 しの|||なん|||みおとして||かのう|せい||

おい ナルト 。 あ ?

( シノ ) ヒナタ は ? 顔 洗って くるって 。 しの|||かお|あらって|

ふ ~ ん 。 でも だいぶ たつ な 。

な ~ に やって んだ ろ ? あいつ 。

( シノ ) もしや !? ん ? 何 ? しの|||なん

ナルト ! な っ !

( シノ ) 投げ 文 !? ( ナルト ・ キバ ) あ ? しの|なげ|ぶん|||

( クロバチ ) 「 く の 一 の ガキ は 預かった 。 ➡ |||ひと||がき||あずかった

返して ほしく ば 微 香 虫 と 交換 だ 。 ➡ かえして|||び|かおり|ちゅう||こうかん|

今夜 東側 の 丘 の 上 で 待つ 」。 こんや|ひがしがわ||おか||うえ||まつ

く っそ ! こんな 手 で 来た か ! |||て||きた|

ヒナタ !

♬~

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎて ||||||||とおりすぎて

♬ 君 は 言葉 を 無くす きみ||ことば||なくす

♬ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎて ぼく||こえ|||ちいさ|

♬ 君 は 返事 も し ない きみ||へんじ|||

♬ 君 が 泣いて る きみ||ないて|

♬ ひと り で 泣いて る |||ないて|

♬ 僕 は どう する ? ぼく|||

♬ 僕 も 泣いて る の さ 。 ぼく||ないて|||

♬ 『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせて 』 よ||||おれ||||

♬ ざわめく 時代 を オレ の スピード で |じだい||おれ||すぴーど|

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で ||よ||おれ||すぴーど|

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ つんざく ギター と オレ の スピード で |ぎたー||おれ||すぴーど|

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ 傾く 世界 も わるい や つら も かたむく|せかい|||||

♬ けちらして く Yeah

♬~

〈 くそ っ ! もう 打つ手 が 全然 ねえ じゃ ねぇ か !〉 |||うつて||ぜんぜん||||

( シノ ) 〈 諦める の は 早い 〉 ( キバ ) 〈 でも 俺 ら ➡ しの|あきらめる|||はやい|||おれ|

ヒナタ の 居場所 も 分か ん ねえ んだ ぞ !〉 ||いばしょ||わか||||

( シノ ) 〈 いや たった 一 つ ヒナタ が 確実に 現れる 場所 が ある 〉 しの|||ひと||||かくじつに|あらわれる|ばしょ||

( キバ ) 〈 そう か ! 微 香 虫 の 交換 場所 !〉 |||び|かおり|ちゅう||こうかん|ばしょ

( シノ ) 〈 チャンス は 一 度 だ 〉 〈 よし やって やる !➡ しの|ちゃんす||ひと|たび||||

俺 って ば ヒナタ も 微 香 虫 も ➡ おれ|||||び|かおり|ちゅう|

絶対 守りきって みせる って ば よ !〉 ぜったい|まもりきって||||

( ナレ ー ション )〈 王国 を 救う ため 残る 七 つ の 大 罪 を 捜す エリザベス は ➡ |||おうこく||すくう||のこる|なな|||だい|ざい||さがす||

オーダン の 村 で 不思議な 少年 に 出会った 。➡ ||むら||ふしぎな|しょうねん||であった

一方 メリオダス たち は 七 つ の 大 罪 ゴート ・ シン ➡ いっぽう||||なな|||だい|ざい||

ゴウセル と お ぼ しき 鎧 の 巨人 が ➡ |||||よろい||きょじん|

殺りく 集団 ドーン ・ ロアー に ➡ さつりく|しゅうだん|||