image

未確認で進行形, Mikakunin de Shinkoukei (Engaged to the Unidentified) Episode 3

( 夜 ノ 森 紅 緒 ( よ の もり べに お ) ) 私 の かわいい 妹 たち お 姉 様 が 迎え に 来 た わ よ

( 夜 ノ 森 小 紅 ( こ べに ) ) あっ 姉 様

( 三 峰 真 白 ( みつ みね ま しろ ) ) 姉 様 !

( 紅 緒 ) 2 人 と も 仲よく 遊 ん で い た よう ね

( 小 紅 ) はい !

でも 姉 様 が いらっしゃら なかった から ―

寂しく って

( 真 白 ) 姉 様 大好き です !

ウフッ

私 も こんなに かわいい 妹 を 2 人 も 持って 幸 せよ

( 真 白 ・ 小 紅 ) わ あ

うれしい です 姉 様 !

姉 様 姉 様 姉 様 ( 紅 緒 ) ウフフッ アハ ハハ …

… って いう 夢 を 見 た の これ 絶対 正夢 よ ね ?

う うん 正夢 に し て み せる わ 胸 に あふれる ―

愛 の 力 で !

( 通話 を 切る 音 )

♪ ~

~ ♪

お おお っ 洋風 の 朝 ご飯

アム ンッ

チーズ が ! トロトロ の チーズ が 最高 です !

そんな 大げさ な

( 夜 ノ 森 茜 ( あかね ) ) 真 白 ちゃん は パン が 好き な の ね

あっ 牛乳 と オレンジ ジュース どっち が いい ?

おかわり 下さい あと 牛乳 で !

早い な

真 白 たん 私 ゆうべ は 最高 に 幸せ な 夢 を 見 た の よ

聞き たい ? 聞き たい ?

聞き たく あり ませ ん どうせ ろく で も ない 夢 な ん でしょ

そんな こと 言わ ない で 聞い て ほしい わ

あの ね 私 が 白 馬 に 乗った 王子 様 で ね …

聞き たく ない って 言って ん でしょ ! う わ あ

( 三 峰 白夜 ( はく や ) ) やめ て くれ 真 白 が 困って る

白夜 …

真 白 は 内弁慶 だ し わがまま だ から ―

自分 の 思いどおり に なら ない よう な 人 と 一緒に いる の が 苦手 な ん だ

( 真 白 ) ああ ?

フォロー に なって ませ ん よ !

あら あら いい こと 聞い た わ

白夜 君 は ?

朝 は こんな メニュー が いい と か ある の ?

お みそ汁 が あった ほう が いい と か ―

お 漬物 が 欲しい と か あったら 聞く けど

小 紅 が 作った 物 なら 何でも おいしい

えっ ?

何 これ ? この 込み上げ て くる 吐き気 …

間違い ない これ は ラブ コメ の 匂い

紅 緒 早く 食べ て 学校 行き なさい

( 桃 内 ( もも うち ) まゆ ら ) へえ 真 白 ちゃん って 洋食 が 好き な ん だ

( 真 白 ) さらに 言え ば 洋菓子 も 好き です

あっ そう だ 明日 は 休み だ し スコーン 作 ろ う と 思って る ん だ けど

スコーン ? ホント です か ?

一 度 は 食べ て み たかった 憧れ の スコーン

テンション 上がって き まし た よ !

姉 様 も 楽しみ に し て い た ぞ ( 真 白 ) あ あっ

あれ ? どう し た の ? 真 白 ちゃん

えー っと …

( 男子 生徒 たち の かけ声 と ボール の 音 )

いき ま ー す

ああ ドキドキ する 私 こう いう の 苦手 だ から

大丈夫 大丈夫 リラックス すれ ば うまく いく よ

小 紅 は 運動 苦手 な ん です か ?

ハンデ ある から ねえ

ああ …

どこ 見 て 言って る

あれ は 何 を し て いる の です か ?

ハンドボール だ よ

白夜 君 ゴール キーパー やって る ね

白夜 君 は スポーツ と か 得意 な の ?

まあ 苦手 で は ない はず です が

( 男子 生徒 ) ど りゃ あ !

あ あっ !

何 やって ん だ よ お前

いや 何 か やり にくく て …

あっ 何 か 分かる

でか い し 無口 だ し 表情 ねえ し 動き 読み にくい もん な

( 小 紅 ) 同居 し て から 半月 過ぎ た けど まだ よく 分から ない

白夜 って どう いう やつ な ん だ ろ う

( まゆ ら ) 小 紅 ちゃん の 番 だ よ

あっ は … はい !

( 荒い 息 )

ふ っ だ あっ !

う う … う っ …

ホント に 運動 苦手 な ん です ね

やっぱり ハンデ が きつい の か なあ

でも 気 を つけ た ほう が いい よ 小 紅 ちゃん 結構 人気 ある から

( 真 白 ) えっ そう な ん です か ?

( まゆ ら ) そう だ よ

小 紅 ちゃん は 気づ い て ない けど ね

紅 緒 さん が もみ消し て いる から

あ あっ !

あー でも 紅 緒 さん ―

よく 白夜 君 が 許嫁 ( いいなずけ ) に なる の は 許し た よ ね

お じい 様 が 決め た こと だ から か なあ

あ …

( 小 紅 ) ハア … つ … 疲れ た

お 疲れ

( 小 紅 ) フエエ …

桃 内 まゆ ら いき ま ー す

ハッ

ホッ

まゆ ら は そつ なく 決める なあ

うーん …

う あっ !

ん ? どう し た ?

あの … で かい だけ で これといった 取り柄 も ない し ―

小 姑 ( こ じゅう と ) も いる 愚 兄 です けど …

よろしく お 願い し ます

ど … どう し た ? 急に

( 真 白 ) 考え て み れ ば そう です よ ね

近く に 紅 緒 も いる から 気づか れ にくい けど

( 数学 教師 ) それ じゃあ この 問題 を 夜 ノ 森 さん

( 小 紅 ) はい

( 真 白 ) 小 紅 は 勉強 も できる ほう だ し

家事 を し て いる から 気 も 利く し

正解 よく でき まし た

エヘヘッ

( 真 白 ) 何より あの 2 つ の ロケット 砲 あれ は 大量 破壊 兵器 です よ

や っぱ かわいい よ な

胸 が 大きい の も ポイント 高い し

朝 エプロン 姿 で 起こさ れ て え !

( チャイム )

( 真 白 ) ん ん っ !

もっと しっかり せんか ! ( 白夜 ) おお っ

確か に 小 紅 は 許嫁 です けど ―

本人 に イヤ だ と 言わ れ て 逃げ られ たら ―

それ まで な ん です よ

小 紅 は 何 気 に モテ る そう です から ―

ボーッ と し て たら 横 から 持っていか れ ます よ

えっ と …

トンビ に 何とか を さらわ れる みたい な

( 白夜 ) な っ … トンビ ?

例え です よ 例え !

ホント に さらわ れる わけ じゃ あり ませ ん !

とにかく しっかり し なさい いい です ね ?

( 担任 ) えっ 粗品 ?

( 白夜 ) 遅く なり まし た が …

生徒 に こう いう 物 もらう わけ に は いか ない ん だ けど

( 小 紅 ) ん ?

( 紅 緒 ) ちょっと 失礼 する わ よ

小 紅 ちゃん 紅 緒 さん だ よ

姉 様 何 か ご用 です か ?

今日 は 愛する 真 白 ちゃん に 用事 な の

( 真 白 ) バカ 来 た ー っ !

ええ そう です 妹 バカ です

紅 緒 様 ステキ

なんて りりしい

( 真 白 ) え えっ ホント に 大丈夫 な ん です か ? この 人 たち

ウフッ

な … 何 です か ?

どうぞ 招待 状 よ

( 女子 生徒 たち ) キャーッ

ああ …

ほ わ あ …

ん ? 紅 緒 さん が 真 白 ちゃん に ご 熱心 だ から ―

小 紅 ちゃん ちょっと 寂しい ?

い … いや そんな こと は …

何 です か ? 招待 状 って

( 紅 緒 ) “ 我 が いとし の 幼女 真 白 たん へ ”

“ 生徒 会 室 に お茶 を 飲み に 来る べし ”

“ そして 私 プロデュース の ― ”

“ ファッション ショー を 開き ま しょ う ”

( 紅 緒 ) 笑顔 で 粉々 に !

( 鹿島 撫子 ( かしま な で しこ ) ) いい加減 に し なさい よ

( 女子 生徒 ) 撫子 様 !

( 撫子 ) ごめん ね 気 に し ない で いい から

( 真 白 ) い … いえ ( 紅 緒 ) う おお …

でも 気 が 向 い たら 遊び に 来 て お 菓子 も ある し

はい 行き ます 今 すぐ 行き ます

ちょ っ … あれ え ?

小 紅 も どう ?

あっ 私 今日 は 買い物 が あって

あら 残念

じゃあ 先 に 帰って て くださ ー い

( 小 紅 ) ああ

私 今日 は 習い 事 の 日 だ から

うん

あっ !

じゃあ ―

帰り …

2 人 ?

( 小 紅 ) どう しよ う 何 か 話し た ほう が いい よ な

何 か … 何 か 何 か 何 か …

別に もともと しゃべら ない から いい か ?

あっ 先 帰って て

私 スコーン の 材料 買って いく から

俺 も 行く ( 小 紅 ) えっ でも …

1 人 は ダメ だ 危ない

あと 重い 物 持た せる なんて こと も でき ない

過保護 の 親 か !

まあ ちょっと 変わって る けど ―

悪い やつ で ない こと は 確か な ん だ よ な

なる よう に しか なら ない か …

( 撫子 ) ミルクティー で よかった ?

( 真 白 ) はい !

( 撫子 ) クッキー よ どうぞ

( 真 白 ) いただき ます

( 撫子 ) リス ?

( 紅 緒 ) ハア アハ ハハ …

どう し て しつこく お茶 に 誘った の よ

そんな の 決まって る じゃ ない

忙しい 職場 に 癒 やし を !

次 は やっぱり 小 紅 も 隣 に 置か なく て は

夢 の とおり に

ウフッ

はかどる わ 超 はかどる わ 超 はかどる わ

撫子 君 お茶 !

自分 で 入れ て

じゃ ! ( ドア が 閉まる 音 )

10 分 ?

来 て から 8 分 半 って とこ かしら ね

( 紅 緒 ) あんな に 嫌がって い た のに 8 分 半 も ?

デレ 期 が 来 た わ よっ しゃ あ !

ポジティブ ね

( 末 続 ( すえ つぎ ) この は ) すみ ませ ー ん 掃除 当番 で 遅く なり まし た

あれ ? どなた かい ら し て た ん です か ?

( 撫子 ) 紅 緒 の 所 に 来 た 子 に ね 紅 緒 が 招待 状 出し た の よ

はっ ?

紅 緒 様 が 招待 状 ? わざわざ 紅 緒 様 が 招待 状 を ?

紅 緒 様 おいしい です

そう よかった わ ウフッ

うらやましい !

( 紅 緒 ) 次 は 15 分 の 壁 に 挑戦 よ ( この は ) うらやましい !

( アナウンス ) ただ今 より タイム セール を 始め ます

( 客 の ざわめき )

( 白夜 ) あそこ に 入る の か ?

( 小 紅 ) まあ ね

小 紅 に 無理 は さ せ られ ない 俺 が 行く

そう ? 大丈夫 か なあ

お … お 疲れ

( 白夜 ) 次 行って くる …

じゃ … じゃあ 私 は 他 の 買い物 し て くる から

終わったら 外 で 待って て

あっ

いつ まで も お 客 さん 用 じゃ 何 だ し …

( 店員 ) ありがとう ござい まし た

( 小 紅 ) 気 に 入って くれる かな

燃え尽き てる !

( 真 白 ) 2 人 と も 遅かった です ね

買い物 し て た から スコーン の 材料 買って き た ぞ

( 真 白 ) スコーン ?

あっ ど … どう し た ん です か ?

( 白夜 ) 小 紅 は すごい いつも あんな こと を …

すごい …

( 真 白 ) 一体 何 が ?

えー っと …

( 真 白 ) 私 たち の です か ?

( 小 紅 ) 今 まで お 客 さん 用 だった から それ が 真 白 の

私 の …

ほ わ あ … うん …

ほお ? うーん …

( 小 紅 ) 気 に 入った の か な ?

生徒 会 室 どう だった ? お茶 いただ い て き た ん だ ろ ?

( 真 白 ) おいしかった です よ クッキー も 出し て いただき まし た

( 小 紅 ) あの … 姉 様 大丈夫 だった ?

知り ませ ん 見 て ませ ん 紅 緒 なんて 知り ませ ん

こっち は 白夜 の です か

えっ ? あ … うん

ちょっと 大き め な ん です ねえ

何 か ?

( 真 白 ) 何でもない です よ ~ っ !

白夜 白夜 ! ( 白夜 ) あっ う う …

小 紅 が 私 たち の ため に お 茶わん 買って くれ た ん です よ

いい ん じゃ ない です か 家族 っぽい じゃ ない です か

お 礼 を …

そう です よ ついでに もっと こう お 話 と か

ちゃんと し て おか ない と な 小 紅 の お 母 さん に

えっ それ は そう です けど …

( 茜 ) ただいま

( 白夜 ) 遅く なり まし た が 今後 も よろしく お 願い し ます

わざわざ ありがとう で も 粗品 ?

( 鳥 の さえずり )

ん … あっ

おはよう 小 紅

おはよう ございます ああ 起き なきゃ

おっと っ と っと …

( 紅 緒 ) 小 紅 の 反応 が 冷たい って いう か 物足りない の よ お !

そんな こと で 朝 から 電話 し て こ ない で

( 紅 緒 ) 小さい 頃 小 紅 は お 姉ちゃん 子 で いつも 私 に ベッタリ で

どこ へ 行く に も つい て き て

転 ん で 泣 い て も 呼ぶ の は 私 の こと で

お 風呂 も 着替え も 眠る の も ずっと 一緒 だった

はっ だ から 何 な ん です か ?

( 紅 緒 ) それ が 何 ? 今 と なって は ―

ご飯 を 作る の も 洗濯 を する の も 掃除 を する の も 小 紅

( 真 白 ) だ から 何 な ん です か ?

( 紅 緒 ) フフッ

オー ホホホ ホッ 妹 自慢 です が 何 か ?

ハハハハ ハハッ ( 真 白 ) ウ … ウザ い !

休日 が 一 番 困り ます よ

紅 緒 に 家 に い られる と たまった もん じゃ あり ませ ん

日曜 なんて 大 っ 嫌い です

さて と

( テレビ から 流れる 音楽 )

( 真 白 の 鼻歌 )

日曜 嫌い な の か ?

大 っ 嫌い です

( 白夜 ) そう だ 家 から 手紙 だ ぞ ( 真 白 ) えっ !

“ 元気 です か ? 勉強 は どう です か ? ”

“ 社会 勉強 も ついでに し て ます か ? ”

“ 真 白 は ネバネバ 食品 食べ られる よう に なり まし た か ? ”

( 真 白 ) あっ あ ああ …

へ … 返事 は 私 が 書 い て おき ます

( 白夜 ) ん ?

甘い 匂い が これ は もしかしたら …

( 小 紅 の 鼻歌 ) ( 真 白 ) クンクン クン … お っ ?

あっ 焼け た ぞ スコーン 今 お茶 の 用意 する から 待って て

ああ …

( 紅 緒 ) さっ お 座り なさい

真 白 たん の イス は 私 の 膝 です

( 真 白 ) 黙って て ください 永遠 に

わ あ おいしい です !

( 紅 緒 ) 小 紅 が 作った ん です も の 当たり前 よ

( 真 白 ) なんで 紅 緒 が 得意気 な ん です か

あっ ! ハア …

ん ? な … 何 です か ?

何 ? わざと な の ? ほ っぺ に つい た ジャム と か

フラグ ? フラグ だ と 思って いい の ?

( 真 白 ) ヒイイイイッ !

( 紅 緒 ) お 姉ちゃん に … お 姉ちゃん に 取ら せ て

ペロペロ さ せ て ~ っ !

ハア … おいしかった です ジャム も

それ は よかった ( 真 白 ) あれ ?

白夜 も 食べ た ん です ね 珍しい

( 小 紅 ) えっ ?

白夜 甘い 物 は 苦手 で ふだん は 食べ ない ん です よ

小 紅 が 作った 物 なら 何でも おいしい

う っ …

さて と 洗濯物 干 そう かな

( 紅 緒 ) 干す くらい は 私 が やる わ

たまの 日曜 くらい 休み なさい

( 小 紅 ) ありがとう ございます

でも 二 度 手間 に なる んで

( 紅 緒 ) 確か に ! 確か に 干す の も 下手 だ けど ね

( 通話 を 切る 音 )

( 紅 緒 ) で … でも 手伝い くらい する わ

ありがとう ございます

えー っと これ は …

う っ …

えー っと “ 元気 に やって い ます ”

“ ネバネバ 最高 ”

“ 納豆 は 今 一 番 ホット で イケ てる 食品 です ” と

( 紅 緒 ) バック プリント に 猫 だ と ! ?

ヒイッ ! 何 です か ?

う っ う っ う っ … 辱め を 受け まし た

いや あ 別に いい じゃ ない か 女 同士 な ん だ し

紅 緒 は 何 か よから ぬ こと を し て なかった でしょ う ねえ ?

する わけな い だ ろ

ただ サイズ が 分かった から おなか が 冷え ない よう に ―

もっと いい 下着 を 買って やる って 張り切って た けど

ウワアアアーッ !

あれ ? 白夜 は い ない の か ?

( 真 白 ) 出かけ て ます 手紙 出し に

そう な の か

台所 に い た けど 気づか なかった なあ

白夜 の 分 も 食べ て いい です か ?

もう そんな 大声 出し たら また 真 白 に 怒ら れ ます よ

まして や 下着 を 見 て なんて

( 紅 緒 ) 小 紅 に 怒ら れる と か あり え ない もう 死に たい

でも 真 白 たん の ため に 下着 カタログ を 見る 休日 の 私

ハハッ マジ ウケ る

( ノック )

姉 様

ちょっと お 話 が し たい ん です けど いい です か ?

( 紅 緒 ) あっ … 許し て くれる の ?

だ わ わ … ( 小 紅 ) えっ 何 ?

うれしい わ うれしい わ 小 紅

私 3 度 の ご飯 より 小 紅 と おしゃべり する の が 好き よ

そんな 大げさ な

あの ちょっと 聞き たい こと が ある ん です けど …

何 ?

私 の スリー サイズ ? 必殺 技 ? 前世 ? 座右の銘 ?

そ … そう じゃ なく て その …

私 に 彼 氏 が でき たら イヤ って ずっと 言って た のに

どう し て 白夜 の こと は 反対 し ない の か な って

やきもち ? やきもち な の ? もち と か 焼 い てる の ?

もうもう もうもう ! ( 小 紅 ) いえ

普通 に 疑問 で

( 紅 緒 ) ハア … その うち 話し て おこ う と 思って た し いい かしら

昔 お じいちゃん と 一緒に ―

白夜 君 の 家 に 遊び に 行った こと は 知って る わ よ ね

( 小 紅 ) あっ はい はっきり と は 覚え て ない です けど

その 時 小 紅 は 崖 から 落ち て ケガ を し た の

白夜 君 は それ を 助け て くれ た いわば ―

命 の 恩人 ね ( 小 紅 ) えっ ?

( 紅 緒 ) だ から 仕方ない じゃ ない

しかも お じいちゃん が 決め た こと だ し

勝手 に 決め ん な よって 思う けど

仕方ない … 仕方ない の よ 紅 緒

静まれ … 静まれ

我 の 中 に 眠り し 破壊 神 よ ( 小 紅 ) 帰って き て くださ ー い !

( 紅 緒 ) 私 は その 場 に い なかった ん だ けど ね

2 人 で 遊 ん で い て 山 の 斜面 で 足 を 滑ら せ て ―

小 紅 を 助けよ う と し て ―

白夜 君 も 一緒に 落ち て 2 人 と も 大 ケガ し た ん だ って

白夜 君 が 何とか 自力 で 大人 に 知らせ て ―

助かった って 話 よ

自分 も ひどい ケガ し た のに ね

えっ あれ ?

小さい 頃 会って る ん だ けど 覚え て ない ?

昔 会った こと が ある って

それ じゃ あの 時 の こと も …

( 小 紅 ) 覚え て ない から って なんて こと を …

私 ―

最低 じゃ ない か …

♪ ~

~ ♪

( 3 人 の 笑い声 )

姉 様 は 幸せ です

ヒイイイッ !

次回 「 あれ は ただ の へんたい です 」



Want to learn a language?


Learn from this text and thousands like it on LingQ.

  • A vast library of audio lessons, all with matching text
  • Revolutionary learning tools
  • A global, interactive learning community.

Language learning online @ LingQ

( 夜 ノ 森 紅 緒 ( よ の もり べに お ) ) 私 の かわいい 妹 たち お 姉 様 が 迎え に 来 た わ よ

( 夜 ノ 森 小 紅 ( こ べに ) ) あっ 姉 様

( 三 峰 真 白 ( みつ みね ま しろ ) ) 姉 様 !

( 紅 緒 ) 2 人 と も 仲よく 遊 ん で い た よう ね

( 小 紅 ) はい !

でも 姉 様 が いらっしゃら なかった から ―

寂しく って

( 真 白 ) 姉 様 大好き です !

ウフッ

私 も こんなに かわいい 妹 を 2 人 も 持って 幸 せよ

( 真 白 ・ 小 紅 ) わ あ

うれしい です 姉 様 !

姉 様 姉 様 姉 様 ( 紅 緒 ) ウフフッ アハ ハハ …

… って いう 夢 を 見 た の これ 絶対 正夢 よ ね ?

う うん 正夢 に し て み せる わ 胸 に あふれる ―

愛 の 力 で !

( 通話 を 切る 音 )

♪ ~

~ ♪

お おお っ 洋風 の 朝 ご飯

アム ンッ

チーズ が ! トロトロ の チーズ が 最高 です !

そんな 大げさ な

( 夜 ノ 森 茜 ( あかね ) ) 真 白 ちゃん は パン が 好き な の ね

あっ 牛乳 と オレンジ ジュース どっち が いい ?

おかわり 下さい あと 牛乳 で !

早い な

真 白 たん 私 ゆうべ は 最高 に 幸せ な 夢 を 見 た の よ

聞き たい ? 聞き たい ?

聞き たく あり ませ ん どうせ ろく で も ない 夢 な ん でしょ

そんな こと 言わ ない で 聞い て ほしい わ

あの ね 私 が 白 馬 に 乗った 王子 様 で ね …

聞き たく ない って 言って ん でしょ ! う わ あ

( 三 峰 白夜 ( はく や ) ) やめ て くれ 真 白 が 困って る

白夜 …

真 白 は 内弁慶 だ し わがまま だ から ―

自分 の 思いどおり に なら ない よう な 人 と 一緒に いる の が 苦手 な ん だ

( 真 白 ) ああ ?

フォロー に なって ませ ん よ !

あら あら いい こと 聞い た わ

白夜 君 は ?

朝 は こんな メニュー が いい と か ある の ?

お みそ汁 が あった ほう が いい と か ―

お 漬物 が 欲しい と か あったら 聞く けど

小 紅 が 作った 物 なら 何でも おいしい

えっ ?

何 これ ? この 込み上げ て くる 吐き気 …

間違い ない これ は ラブ コメ の 匂い

紅 緒 早く 食べ て 学校 行き なさい

( 桃 内 ( もも うち ) まゆ ら ) へえ 真 白 ちゃん って 洋食 が 好き な ん だ

( 真 白 ) さらに 言え ば 洋菓子 も 好き です

あっ そう だ 明日 は 休み だ し スコーン 作 ろ う と 思って る ん だ けど

スコーン ? ホント です か ?

一 度 は 食べ て み たかった 憧れ の スコーン

テンション 上がって き まし た よ !

姉 様 も 楽しみ に し て い た ぞ ( 真 白 ) あ あっ

あれ ? どう し た の ? 真 白 ちゃん

えー っと …

( 男子 生徒 たち の かけ声 と ボール の 音 )

いき ま ー す

ああ ドキドキ する 私 こう いう の 苦手 だ から

大丈夫 大丈夫 リラックス すれ ば うまく いく よ

小 紅 は 運動 苦手 な ん です か ?

ハンデ ある から ねえ

ああ …

どこ 見 て 言って る

あれ は 何 を し て いる の です か ?

ハンドボール だ よ

白夜 君 ゴール キーパー やって る ね

白夜 君 は スポーツ と か 得意 な の ?

まあ 苦手 で は ない はず です が

( 男子 生徒 ) ど りゃ あ !

あ あっ !

何 やって ん だ よ お前

いや 何 か やり にくく て …

あっ 何 か 分かる

でか い し 無口 だ し 表情 ねえ し 動き 読み にくい もん な

( 小 紅 ) 同居 し て から 半月 過ぎ た けど まだ よく 分から ない

白夜 って どう いう やつ な ん だ ろ う

( まゆ ら ) 小 紅 ちゃん の 番 だ よ

あっ は … はい !

( 荒い 息 )

ふ っ だ あっ !

う う … う っ …

ホント に 運動 苦手 な ん です ね

やっぱり ハンデ が きつい の か なあ

でも 気 を つけ た ほう が いい よ 小 紅 ちゃん 結構 人気 ある から

( 真 白 ) えっ そう な ん です か ?

( まゆ ら ) そう だ よ

小 紅 ちゃん は 気づ い て ない けど ね

紅 緒 さん が もみ消し て いる から

あ あっ !

あー でも 紅 緒 さん ―

よく 白夜 君 が 許嫁 ( いいなずけ ) に なる の は 許し た よ ね

お じい 様 が 決め た こと だ から か なあ

あ …

( 小 紅 ) ハア … つ … 疲れ た

お 疲れ

( 小 紅 ) フエエ …

桃 内 まゆ ら いき ま ー す

ハッ

ホッ

まゆ ら は そつ なく 決める なあ

うーん …

う あっ !

ん ? どう し た ?

あの … で かい だけ で これといった 取り柄 も ない し ―

小 姑 ( こ じゅう と ) も いる 愚 兄 です けど …

よろしく お 願い し ます

ど … どう し た ? 急に

( 真 白 ) 考え て み れ ば そう です よ ね

近く に 紅 緒 も いる から 気づか れ にくい けど

( 数学 教師 ) それ じゃあ この 問題 を 夜 ノ 森 さん

( 小 紅 ) はい

( 真 白 ) 小 紅 は 勉強 も できる ほう だ し

家事 を し て いる から 気 も 利く し

正解 よく でき まし た

エヘヘッ

( 真 白 ) 何より あの 2 つ の ロケット 砲 あれ は 大量 破壊 兵器 です よ

や っぱ かわいい よ な

胸 が 大きい の も ポイント 高い し

朝 エプロン 姿 で 起こさ れ て え !

( チャイム )

( 真 白 ) ん ん っ !

もっと しっかり せんか ! ( 白夜 ) おお っ

確か に 小 紅 は 許嫁 です けど ―

本人 に イヤ だ と 言わ れ て 逃げ られ たら ―

それ まで な ん です よ

小 紅 は 何 気 に モテ る そう です から ―

ボーッ と し て たら 横 から 持っていか れ ます よ

えっ と …

トンビ に 何とか を さらわ れる みたい な

( 白夜 ) な っ … トンビ ?

例え です よ 例え !

ホント に さらわ れる わけ じゃ あり ませ ん !

とにかく しっかり し なさい いい です ね ?

( 担任 ) えっ 粗品 ?

( 白夜 ) 遅く なり まし た が …

生徒 に こう いう 物 もらう わけ に は いか ない ん だ けど

( 小 紅 ) ん ?

( 紅 緒 ) ちょっと 失礼 する わ よ

小 紅 ちゃん 紅 緒 さん だ よ

姉 様 何 か ご用 です か ?

今日 は 愛する 真 白 ちゃん に 用事 な の

( 真 白 ) バカ 来 た ー っ !

ええ そう です 妹 バカ です

紅 緒 様 ステキ

なんて りりしい

( 真 白 ) え えっ ホント に 大丈夫 な ん です か ? この 人 たち

ウフッ

な … 何 です か ?

どうぞ 招待 状 よ

( 女子 生徒 たち ) キャーッ

ああ …

ほ わ あ …

ん ? 紅 緒 さん が 真 白 ちゃん に ご 熱心 だ から ―

小 紅 ちゃん ちょっと 寂しい ?

い … いや そんな こと は …

何 です か ? 招待 状 って

( 紅 緒 ) “ 我 が いとし の 幼女 真 白 たん へ ”

“ 生徒 会 室 に お茶 を 飲み に 来る べし ”

“ そして 私 プロデュース の ― ”

“ ファッション ショー を 開き ま しょ う ”

( 紅 緒 ) 笑顔 で 粉々 に !

( 鹿島 撫子 ( かしま な で しこ ) ) いい加減 に し なさい よ

( 女子 生徒 ) 撫子 様 !

( 撫子 ) ごめん ね 気 に し ない で いい から

( 真 白 ) い … いえ ( 紅 緒 ) う おお …

でも 気 が 向 い たら 遊び に 来 て お 菓子 も ある し

はい 行き ます 今 すぐ 行き ます

ちょ っ … あれ え ?

小 紅 も どう ?

あっ 私 今日 は 買い物 が あって

あら 残念

じゃあ 先 に 帰って て くださ ー い

( 小 紅 ) ああ

私 今日 は 習い 事 の 日 だ から

うん

あっ !

じゃあ ―

帰り …

2 人 ?

( 小 紅 ) どう しよ う 何 か 話し た ほう が いい よ な

何 か … 何 か 何 か 何 か …

別に もともと しゃべら ない から いい か ?

あっ 先 帰って て

私 スコーン の 材料 買って いく から

俺 も 行く ( 小 紅 ) えっ でも …

1 人 は ダメ だ 危ない

あと 重い 物 持た せる なんて こと も でき ない

過保護 の 親 か !

まあ ちょっと 変わって る けど ―

悪い やつ で ない こと は 確か な ん だ よ な

なる よう に しか なら ない か …

( 撫子 ) ミルクティー で よかった ?

( 真 白 ) はい !

( 撫子 ) クッキー よ どうぞ

( 真 白 ) いただき ます

( 撫子 ) リス ?

( 紅 緒 ) ハア アハ ハハ …

どう し て しつこく お茶 に 誘った の よ

そんな の 決まって る じゃ ない

忙しい 職場 に 癒 やし を !

次 は やっぱり 小 紅 も 隣 に 置か なく て は

夢 の とおり に

ウフッ

はかどる わ 超 はかどる わ 超 はかどる わ

撫子 君 お茶 !

自分 で 入れ て

じゃ ! ( ドア が 閉まる 音 )

10 分 ?

来 て から 8 分 半 って とこ かしら ね

( 紅 緒 ) あんな に 嫌がって い た のに 8 分 半 も ?

デレ 期 が 来 た わ よっ しゃ あ !

ポジティブ ね

( 末 続 ( すえ つぎ ) この は ) すみ ませ ー ん 掃除 当番 で 遅く なり まし た

あれ ? どなた かい ら し て た ん です か ?

( 撫子 ) 紅 緒 の 所 に 来 た 子 に ね 紅 緒 が 招待 状 出し た の よ

はっ ?

紅 緒 様 が 招待 状 ? わざわざ 紅 緒 様 が 招待 状 を ?

紅 緒 様 おいしい です

そう よかった わ ウフッ

うらやましい !

( 紅 緒 ) 次 は 15 分 の 壁 に 挑戦 よ ( この は ) うらやましい !

( アナウンス ) ただ今 より タイム セール を 始め ます

( 客 の ざわめき )

( 白夜 ) あそこ に 入る の か ?

( 小 紅 ) まあ ね

小 紅 に 無理 は さ せ られ ない 俺 が 行く

そう ? 大丈夫 か なあ

お … お 疲れ

( 白夜 ) 次 行って くる …

じゃ … じゃあ 私 は 他 の 買い物 し て くる から

終わったら 外 で 待って て

あっ

いつ まで も お 客 さん 用 じゃ 何 だ し …

( 店員 ) ありがとう ござい まし た

( 小 紅 ) 気 に 入って くれる かな

燃え尽き てる !

( 真 白 ) 2 人 と も 遅かった です ね

買い物 し て た から スコーン の 材料 買って き た ぞ

( 真 白 ) スコーン ?

あっ ど … どう し た ん です か ?

( 白夜 ) 小 紅 は すごい いつも あんな こと を …

すごい …

( 真 白 ) 一体 何 が ?

えー っと …

( 真 白 ) 私 たち の です か ?

( 小 紅 ) 今 まで お 客 さん 用 だった から それ が 真 白 の

私 の …

ほ わ あ … うん …

ほお ? うーん …

( 小 紅 ) 気 に 入った の か な ?

生徒 会 室 どう だった ? お茶 いただ い て き た ん だ ろ ?

( 真 白 ) おいしかった です よ クッキー も 出し て いただき まし た

( 小 紅 ) あの … 姉 様 大丈夫 だった ?

知り ませ ん 見 て ませ ん 紅 緒 なんて 知り ませ ん

こっち は 白夜 の です か

えっ ? あ … うん

ちょっと 大き め な ん です ねえ

何 か ?

( 真 白 ) 何でもない です よ ~ っ !

白夜 白夜 ! ( 白夜 ) あっ う う …

小 紅 が 私 たち の ため に お 茶わん 買って くれ た ん です よ

いい ん じゃ ない です か 家族 っぽい じゃ ない です か

お 礼 を …

そう です よ ついでに もっと こう お 話 と か

ちゃんと し て おか ない と な 小 紅 の お 母 さん に

えっ それ は そう です けど …

( 茜 ) ただいま

( 白夜 ) 遅く なり まし た が 今後 も よろしく お 願い し ます

わざわざ ありがとう で も 粗品 ?

( 鳥 の さえずり )

ん … あっ

おはよう 小 紅

おはよう ございます ああ 起き なきゃ

おっと っ と っと …

( 紅 緒 ) 小 紅 の 反応 が 冷たい って いう か 物足りない の よ お !

そんな こと で 朝 から 電話 し て こ ない で

( 紅 緒 ) 小さい 頃 小 紅 は お 姉ちゃん 子 で いつも 私 に ベッタリ で

どこ へ 行く に も つい て き て

転 ん で 泣 い て も 呼ぶ の は 私 の こと で

お 風呂 も 着替え も 眠る の も ずっと 一緒 だった

はっ だ から 何 な ん です か ?

( 紅 緒 ) それ が 何 ? 今 と なって は ―

ご飯 を 作る の も 洗濯 を する の も 掃除 を する の も 小 紅

( 真 白 ) だ から 何 な ん です か ?

( 紅 緒 ) フフッ

オー ホホホ ホッ 妹 自慢 です が 何 か ?

ハハハハ ハハッ ( 真 白 ) ウ … ウザ い !

休日 が 一 番 困り ます よ

紅 緒 に 家 に い られる と たまった もん じゃ あり ませ ん

日曜 なんて 大 っ 嫌い です

さて と

( テレビ から 流れる 音楽 )

( 真 白 の 鼻歌 )

日曜 嫌い な の か ?

大 っ 嫌い です

( 白夜 ) そう だ 家 から 手紙 だ ぞ ( 真 白 ) えっ !

“ 元気 です か ? 勉強 は どう です か ? ”

“ 社会 勉強 も ついでに し て ます か ? ”

“ 真 白 は ネバネバ 食品 食べ られる よう に なり まし た か ? ”

( 真 白 ) あっ あ ああ …

へ … 返事 は 私 が 書 い て おき ます

( 白夜 ) ん ?

甘い 匂い が これ は もしかしたら …

( 小 紅 の 鼻歌 ) ( 真 白 ) クンクン クン … お っ ?

あっ 焼け た ぞ スコーン 今 お茶 の 用意 する から 待って て

ああ …

( 紅 緒 ) さっ お 座り なさい

真 白 たん の イス は 私 の 膝 です

( 真 白 ) 黙って て ください 永遠 に

わ あ おいしい です !

( 紅 緒 ) 小 紅 が 作った ん です も の 当たり前 よ

( 真 白 ) なんで 紅 緒 が 得意気 な ん です か

あっ ! ハア …

ん ? な … 何 です か ?

何 ? わざと な の ? ほ っぺ に つい た ジャム と か

フラグ ? フラグ だ と 思って いい の ?

( 真 白 ) ヒイイイイッ !

( 紅 緒 ) お 姉ちゃん に … お 姉ちゃん に 取ら せ て

ペロペロ さ せ て ~ っ !

ハア … おいしかった です ジャム も

それ は よかった ( 真 白 ) あれ ?

白夜 も 食べ た ん です ね 珍しい

( 小 紅 ) えっ ?

白夜 甘い 物 は 苦手 で ふだん は 食べ ない ん です よ

小 紅 が 作った 物 なら 何でも おいしい

う っ …

さて と 洗濯物 干 そう かな

( 紅 緒 ) 干す くらい は 私 が やる わ

たまの 日曜 くらい 休み なさい

( 小 紅 ) ありがとう ございます

でも 二 度 手間 に なる んで

( 紅 緒 ) 確か に ! 確か に 干す の も 下手 だ けど ね

( 通話 を 切る 音 )

( 紅 緒 ) で … でも 手伝い くらい する わ

ありがとう ございます

えー っと これ は …

う っ …

えー っと “ 元気 に やって い ます ”

“ ネバネバ 最高 ”

“ 納豆 は 今 一 番 ホット で イケ てる 食品 です ” と

( 紅 緒 ) バック プリント に 猫 だ と ! ?

ヒイッ ! 何 です か ?

う っ う っ う っ … 辱め を 受け まし た

いや あ 別に いい じゃ ない か 女 同士 な ん だ し

紅 緒 は 何 か よから ぬ こと を し て なかった でしょ う ねえ ?

する わけな い だ ろ

ただ サイズ が 分かった から おなか が 冷え ない よう に ―

もっと いい 下着 を 買って やる って 張り切って た けど

ウワアアアーッ !

あれ ? 白夜 は い ない の か ?

( 真 白 ) 出かけ て ます 手紙 出し に

そう な の か

台所 に い た けど 気づか なかった なあ

白夜 の 分 も 食べ て いい です か ?

もう そんな 大声 出し たら また 真 白 に 怒ら れ ます よ

まして や 下着 を 見 て なんて

( 紅 緒 ) 小 紅 に 怒ら れる と か あり え ない もう 死に たい

でも 真 白 たん の ため に 下着 カタログ を 見る 休日 の 私

ハハッ マジ ウケ る

( ノック )

姉 様

ちょっと お 話 が し たい ん です けど いい です か ?

( 紅 緒 ) あっ … 許し て くれる の ?

だ わ わ … ( 小 紅 ) えっ 何 ?

うれしい わ うれしい わ 小 紅

私 3 度 の ご飯 より 小 紅 と おしゃべり する の が 好き よ

そんな 大げさ な

あの ちょっと 聞き たい こと が ある ん です けど …

何 ?

私 の スリー サイズ ? 必殺 技 ? 前世 ? 座右の銘 ?

そ … そう じゃ なく て その …

私 に 彼 氏 が でき たら イヤ って ずっと 言って た のに

どう し て 白夜 の こと は 反対 し ない の か な って

やきもち ? やきもち な の ? もち と か 焼 い てる の ?

もうもう もうもう ! ( 小 紅 ) いえ

普通 に 疑問 で

( 紅 緒 ) ハア … その うち 話し て おこ う と 思って た し いい かしら

昔 お じいちゃん と 一緒に ―

白夜 君 の 家 に 遊び に 行った こと は 知って る わ よ ね

( 小 紅 ) あっ はい はっきり と は 覚え て ない です けど

その 時 小 紅 は 崖 から 落ち て ケガ を し た の

白夜 君 は それ を 助け て くれ た いわば ―

命 の 恩人 ね ( 小 紅 ) えっ ?

( 紅 緒 ) だ から 仕方ない じゃ ない

しかも お じいちゃん が 決め た こと だ し

勝手 に 決め ん な よって 思う けど

仕方ない … 仕方ない の よ 紅 緒

静まれ … 静まれ

我 の 中 に 眠り し 破壊 神 よ ( 小 紅 ) 帰って き て くださ ー い !

( 紅 緒 ) 私 は その 場 に い なかった ん だ けど ね

2 人 で 遊 ん で い て 山 の 斜面 で 足 を 滑ら せ て ―

小 紅 を 助けよ う と し て ―

白夜 君 も 一緒に 落ち て 2 人 と も 大 ケガ し た ん だ って

白夜 君 が 何とか 自力 で 大人 に 知らせ て ―

助かった って 話 よ

自分 も ひどい ケガ し た のに ね

えっ あれ ?

小さい 頃 会って る ん だ けど 覚え て ない ?

昔 会った こと が ある って

それ じゃ あの 時 の こと も …

( 小 紅 ) 覚え て ない から って なんて こと を …

私 ―

最低 じゃ ない か …

♪ ~

~ ♪

( 3 人 の 笑い声 )

姉 様 は 幸せ です

ヒイイイッ !

次回 「 あれ は ただ の へんたい です 」


×

We use cookies to help make LingQ better. By visiting the site, you agree to our cookie policy.