NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 141 - 真実
刑法 に より 禁じ られた 犯罪 行為 >
<5 年 以下 の 懲役 または ➡
50万 円 以下 の 罰金 に 処せ られ ます >
< 後悔 して も 元 に は 戻せ ない >
不正 視聴 !?
( マダラ )16 年 前 の 九 尾 の 妖狐 襲来 。
あら ぬ 疑い が かけ られた 。
うち は が 主権 を 狙って 反逆 を 起こそう と した ので は ない か と 。
以降 うち は へ の 監視 は 暗部 に より 徹底 さ れ ➡
一族 の 居住 地 は 里 の 片隅 へ と 追いやら れ ➡
隔離 さながら の 状態 に なった 。
ヤツ ら の 不信 は わだかまり を 生み 疑い は やがて 現実 と なって いく 。
うち は 一族 は ク ー デタ ー を 企んだ 。 里 を 乗っ取る ため に …。
そして 木 ノ 葉 上層 部 は ➡
うち は 一族 の 中 に スパイ を 送り込んだ 。
それ が お前 の 兄 うち は イタチ だ 。
そこ から イタチ の 地獄 は 始まった のだ 。
( サスケ ) うち は が ク ー デタ ー ? イタチ が … スパイ だ と !?
お前 は うち は に いながら 何も 知ら さ れて い ない 。
まだ 幼かった から だ 。
だが これ ら は 真実だ 。
お前 の 父親 フガク は その ク ー デタ ー を 率いる 首謀 者 だった 。
そして イタチ は 父 の 命 に より 暗部 に 入り込んだ スパイ だった 。
(( フガク : イタチ … お前 は 一族 と 里 の 中枢 を つなぐ ➡
パイプ 役 で も ある のだ 。 それ は わかって る な ?))
( マダラ ) だが それ は 逆だった 。
イタチ は 里 側 に うち は の 情報 を 流して いた 。
俗に 言う 二 重 スパイ と いう ヤツ だ 。
それ が どれほど の 重荷 か お前 に は 想像 も でき ない だろう 。
なぜ … なぜ イタチ は うち は を 裏切る !?
戦争 を 見て い ない お前 に は 理解 でき ない かも しれ ない な 。
第 三 次 忍 界 大戦 …。
イタチ は わずか 4 歳 で 多く の 人 の 死 を 目 に して しまった 。
戦争 を 経験 する に は 幼 すぎた 。
戦争 は 地獄 だ …。
その トラウマ は イタチ を 争い を 好ま ない 平和 を 愛する 男 に した 。
里 の 安定 を 第 一 に 考え 平和 の ため に 働く …。
そういう 男 だった 。
一族 と いう しがらみ に とらわれる こと なく ➡
里 を 愛する 忍 …。 里 の 上層 部 は そこ を 利用 した 。
上層 部 は イタチ に 極秘 任務 を 与えた 。
目 に は 目 を …。 うち は に 対抗 する に は 写 輪 眼 が いる 。
そう だ その 任務 と は …。
うち は 一族 全員 の 抹殺 。
その とき の イタチ の 心情 は どのような もの だった の か …。
想像 を 絶する 。
イタチ は 恐るべき 選択 を 迫ら れる こと に なった 。
同胞 に 手 を かける など あり え ぬ 返答 だった はずだ 。
だが うち は ほど の 忍 が 内戦 を 起こせば ➡
木 ノ 葉 隠れ の 里 も 火 の 国 も 大きく 揺らぐ 。
それ を 機 に 他国 は 必ず 攻め込んで くる 。
第 四 次 忍 界 大戦 の 引き金 に も なり かね ない 事態 に なる 。
うち は 一族 の 利己 的な 思想 で ➡
忍 の 世界 と は 無関係な 者 たち を 含め ➡
また 多く の 人間 が 死ぬ 。
お前 が イタチ なら どうした ?
そこ で イタチ は 決めた のだ 。
己 の 手 で 一族 の 歴史 に 幕 を 下ろす こと を 。
うち は を 憎み 裏切った ので は ない 。
しかたなかった のだ 。
里 の 興 り から の 差別 そして 確執 の ツケ 。
それ を たった ひと り で 背負い込み ➡
己 を 犠牲 に した イタチ の 決断 を 責める こと は 誰 に も でき まい 。
事実 あの 頃 の オレ も 戦争 の 機 を うかがって いた 。
千手 の 木 ノ 葉 に も うち は に も 恨み が あった から な 。
だが イタチ は それ すら 気づいて いた 。
オレ の 存在 に 唯一 気づいて いた のだ 。
イタチ は オレ に 接触 を 求め ある 条件 を 出して きた 。
うち は 一族 の 復讐 の 手引き を する かわり に ➡
里 側 に は 手 を 出す な と いう もの だ 。
同胞 を この 手 に かける 手伝い を する と …。
だが 三 代 目 だけ は 別の 手 を 打とう と した 。
うち は に 和解 案 を 打ち出して 話し合い を 持とう と した のだ 。
だが 時 は 迫り それ は 失敗 する 。
そして あの 夜 へ と つながって いく 。
任務 だった 。
一族 を 殺した 犯罪 者 と して ➡
汚名 を 背負った まま 抜け 忍 と なる こと 。
その すべて が 任務 だった 。
そして イタチ は その 任務 を 全うした 。
ただ 一 点 の 失敗 を 除いて は な 。
弟 だけ は 殺せ なかった 。
その後 イタチ は お前 を ダンゾウ や 上層 部 から ➡
守って くれる よう 三 代 目 火影 に 嘆願 し ➡
ダンゾウ を 脅して 里 を 抜けた 。 もし サスケ に 手 を 出せば ➡
里 の 情報 すべて を 非 同盟 国 に 暴露 する と 言って な 。
お前 の こと が 何より 心配だった のだ 。
だが お前 に 本当の 思い は 言え なかった 。
だから ああ 言う しか なかった んだ 。
(( ウソ だ ! こんな の 兄さん じゃ ない !! だって …。
( イタチ ) お前 が 望む ような 兄 を 演じ 続けて きた の は ➡
お前 の 器 を 確かめる ため だ 。
お前 は オレ の 器 を 確かめる ため の 相手 に なる 。
そういう 可能 性 を 秘めて いる 。
お前 は オレ を 疎 ま しく 思い 憎んで いた 。
この オレ を 超える こと を 望み 続けて いた 。
だからこそ 生かして やる 。 オレ の ため に 。
愚かなる 弟 よ 。
この オレ を 殺した くば 恨め 。 憎め 。
そして 醜く 生き延びる が いい 。
逃げて 逃げて 生 に しがみつく が いい 。
そして いつか ➡
オレ と 同じ 眼 を 持って オレ の 前 に 来い !!))
( マダラ ) 自分 へ の 復讐 を 目的 と して 与え ➡
お前 を 強く する こと を 願った 。
うち は は 木 ノ 葉 隠れ の 里 の 誇り 高き 一族 だ と ➡
そう 信じ させて おき たかった 。
本当の こと を 決して 知ら れ ぬ よう 火影 に 願い ➡
里 を 抜けた とき より お前 と 戦い ➡
死ぬ こと を 心 に 決めて いた のだ 。
その とき お前 に 新しい 力 を 与える ため 。
これ が イタチ の 真実だ 。
ウソ だ … ウソ だ !
そんな の ウソ に 決まって る だ ろ 。
デタラメ だ 。
オレ は 何度 も 殺さ れ かけた !
イタチ が 本気 なら そう なって いたろう 。 確実に な 。
アイツ は 万華鏡 写 輪 眼 の 瞳 術 まで 使って オレ を 殺そう と した んだ !
(( あ ~ っ !))
それなのに 。 お前 の 対処 も すべて 計算 の うち だ 。
あの 戦い で イタチ は お前 を 追い込む 必要 が あった 。
その 理由 本当 は お前 も もう 気づいて いる んじゃ ない の か ?
(( 出る もの が 出て きた な ))
呪 印 から の 解放 。
そして もっとも 親しい 者 の 死 。
お前 に 万華鏡 を 開眼 さ せる 戦い で も あった 。
あれ は すべて イタチ が 仕組んだ 戦い だった 。
お前 の 眼 を 奪う と いう 芝居 を 最後 まで 演じ きって な 。
のみ 込めて きた ようだ な 。
お前 は ウソ を ついて いる !
九 尾 に 里 を 襲わ せた の は マダラ !
お前 の 仕業 だ と イタチ は 言った !
(( イタチ :16 年 前 九 尾 が 木 ノ 葉 を 襲った 事件 は ➡
マダラ が 起こした もの だ 。
だが それ も 四 代 目 に 阻止 さ れて しまった 。
つまり …。
今 の マダラ は 負け 犬 だ 。
うち は の 本当の 高み を 手 に する の は ヤツ じゃ ない 。
あの 男 マダラ を 超え 本当の 高み へ と 近づく の は この オレ だ !))
お前 は うち は に 濡れ衣 を 着せた !
イタチ と 組んで 一族 を もてあそぶ ため に !
それ は イタチ が ついた ウソ だ 。
万が一 に も お前 に 真実 が 伝わる こと を ➡
イタチ は 恐れて いた のだ 。
その 可能 性 を みじんも 残さ ぬ よう 。
お前 に オレ を 信用 さ せ ない ため に ウソ を つき ➡
そればかりか お前 の 眼 に 天 照 を も 仕込んだ 。
信じ られる か そんな こと !
アイツ は イタチ は 悪 だ !
一族 を 殺して 暁 に 染まった 犯罪 者 だ !
イタチ は ただ 1 人 決して ぬぐえ ぬ 罪 を 背負い ➡
里 を 抜けて なお 暁 に 入り込み ➡
里 に とって 危険な 組織 を 内部 から 見張って いた 。
常に 木 ノ 葉 隠れ を 思い ながら 。
そして 同じく お前 の こと を 。
お前 を 守る と 約束 して いた 三 代 目 火影 が 死んで すぐに ➡
イタチ が 木 ノ 葉 に 姿 を 現した の は ➡
ダンゾウ を 含む 里 の 上層 部 に ➡
オレ は 生きて いる と 忠告 する ため だった 。
お前 の こと を 何より …。 やめろ !
ウソ だ ! そんな もの すべて 。
なぜなら お前 は 生きて いる 。
(( 人 は 誰 も が 己 の 知識 や 認識 に 頼り 縛ら れ 生きて いる 。
それ を 現実 と いう 名 で 呼んで な 。
しかし 知識 や 認識 と は あいまいな もの だ 。
その 現実 は 幻 かも しれ ない 。
人 は 皆 思い込み の なか で 生きて いる 。
そう は 考え られ ない か ?
その 写 輪 眼 … お前 は どこ まで 見えて いる ?
今 の オレ の 眼 は 昔 と は 違う ! オレ の 写 輪 眼 は 幻 術 を 見抜く !
フッ … あいかわらず 強気な 物言い だ な 。
その 言葉 とりあえず 受け取って おこう ))
お前 の 眼 は イタチ の こと を 何ひとつ 見抜けて い なかった 。
イタチ が 作りだした 幻 を 何ひとつ 見抜け なかった 。
イタチ は 友 を 殺し 上司 を 殺し ➡
恋人 を 殺し 父 を 殺し 母 を 殺した 。
だが 殺せ なかった 。 弟 だけ は …。
血 の 涙 を 流し ながら 感情 の 一切 を 殺して ➡
里 の ため に 同胞 を 殺し まくった 男 が …。
どうしても お前 を 殺せ なかった 。
その 意味 が わかる か ?
アイツ に とって お前 の 命 は 里 より も 重かった のだ 。
アイツ は 死ぬ 間際 まで … いや 死んで も なお ➡
お前 の ため に … お前 に 新しい 力 を 授ける ため に …。
お前 に 倒さ れる こと で うち は 一族 の 敵 を 討った 。
木 ノ 葉 の 英雄 に お前 を 仕立てあげる ため に 。
病 に むしばま れ 己 に 近づく 死期 を 感じ ながら ➡
薬 で ムリ に 延命 して でも …。
最愛 の 弟 の ため に …。
お前 と 戦い お 前 の 前 で 死な ねば なら なかった 。
(( マダラ : 木 ノ 葉 の 里 の 平和 の ため 。
そして 何より うち は サスケ … お前 の ため に 犯罪 者 と して ➡
裏切り者 と して 死んで いく こと を 望んだ 。
名誉 の 代償 に 汚名 を … 愛 の 代償 に 憎しみ を 受け取り …。
それ でも なお イタチ は 笑って 死んで いった 。
弟 の お前 に うち は の 名 を 託し お前 を ずっと 騙し 続けた まま …))
(( イタチ : ただいま 。
兄さん !
お かえり ! ねぇ 一緒に 遊ぼう 兄さん 。
ねぇ ねぇ ! 何 して 遊ぶ ?
コラ サスケ !
兄さん は アカデミ ー の 宿題 が ある んだ から ➡
それ が 終わって から に し なさい 。 え ~。
いい よ 。 宿題 は あと で する から 。
簡単だ し 。 もう …。
《 兄さん どこ に 隠れた の か な ?》
兄さん 見つけた !
なかなか やる な サスケ 。
でも … 残念 !
あ ! ず り ぃよ ~!
あの ね 父さん 。 うん ?
今日 兄さん と かくれんぼ した んだ けど ➡
兄さん 分身 の 術 使って 逃げた んだ よ 。
それ って ずるい よ ね ?
ほう … もう 分身 が 使える の か 。
兄さん 食後 に オレ に も 分身 の 術 教えて よ !
宿題 !
もう …。
許せ サスケ 。 また 今度 に しよう 。
サスケ そろそろ 帰ろう 。
新しい 手 裏 剣 術 を 教えて くれる って 言った だろう !
( イタチ ) 明日 は ちょっと 大事な 任務 が あって ➡
その 準備 が ある 。 兄さん の ウソ つき 。
許せ サスケ 。 また 今度 だ 。
イテッ !
兄さん 見て て ! トウ !
コラ ! ムチャ したら …。
兄さん また 今度 一緒に 修業 して くれる ?
ああ 。
ただ オレ も 任務 を 受ける 身 だし お前 も 明日 から アカデミ ー だ ろ ?
2 人 だけ の 時間 も そう 取れ なく なる だろう けど な 。
それ でも いい 。 たまに 一緒に いて くれれば 。
お前 と オレ は 唯一無二 の 兄弟 だ 。
お前 の 超える べき 壁 と して オレ は …。
兄さん 。
今日 手 裏 剣 術 の 修業 に つきあって よ 。
オレ は 忙しい んだ 。
父上 に でも 教われば いい だろう 。
だって 手 裏 剣 術 なら 兄さん の ほう が 上手 だって ➡
子供 の オレ で も わかる よ 。
イテッ !
許せ サスケ 。 また 今度 だ 。
お前 の 超える べき 壁 と して オレ は …。
オレ は お前 と ともに あり 続ける さ 。
たとえ 憎ま れよう と な 。 それ が 兄貴 って もんだ 。
♪♪~
許せ サスケ 。 これ で 最後 だ ))
我ら は 蛇 を 脱した 。
これ より 我ら 小 隊 は 名 を 鷹 と 改め 行動 する 。
鷹 の 目的 は ただ 一 つ 。
我々 は …。
木 ノ 葉 を 潰す !
<791 年 マグノリア >
< ル ー シィ : 私 たち が 天 狼 島 から 戻って きたら ➡
この 世界 ア ー スランド で は 7 年 も の 時 が 経って いた 。
昔 そんな 童話 を 読んだ 気 が する んだ けど ➡
まさか 自分 が その 童話 と 同じ 体験 しちゃ う なんて ➡
思って も なかった >
( みんな ) かんぱ ~ い !
< あの 夜 の フェアリ ー テイル で の ひととき を ➡