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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン5 - 100 - 霧の中で

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 100 - 霧 の 中 で

( 物音 )

( 幽鬼 丸 ) フゥ …。

( カブト ) さすが 尾 獣 。

やはり 一筋縄 じゃ いか ない か 。

まあ いい … 次の 手 を 打つ だけ さ 。

( 麟児 ) ふん っ … ん ~ っ !

( 麟児 ) おい 無事 かい ? ( 鬼 霧 ) ま ぁ なんとか 。

木 ノ 葉 の 連中 は 近く に いね え みて えだ な 。

状況 が さっぱり だ 。

( 鬼 霧 ) なぁ さっき の 大波 は 何 だった んだ ?

それ に なんか 鳴き声 が 聞こえた ぜ 。

紅 蓮 さん たち は いったい 何 を ?

たぶん 知ら ねえ ほう が 身 の ため だ な 。

おう 牛 頭 生きて た か 。

( 牛 頭 ) あぁ … 紅 蓮 さん は ?

さあ な 。 ( 牛 頭 ) お前 なら 捜 せる はずだ 。

そう し たい の は 山々 だ が ➡

急に コウモリ たち の 反応 が 途絶え ち まった 。

正直 お手上げ だ 。

どこ へ 行く 気 だ ?

( 牛 頭 ) ケガ を して いる かも しれ ない 。

お前 捜す った って … おい 牛 頭 !

あっ ! チッ …。

やれやれ お 熱 な こと で 。

( ナルト ) イテテテ …。

クソッ ! ひで え 目 に 遭った って ば よ 。

いったい どこ まで 流さ れた んだ 。

そう だ ! アイツ …。

なんで アイツ 大 蛇 丸 の 仲間 なんか と 一緒に いたん だって ば よ …。

(( いい か ソイツ に ついて行け 。 その 手 を 離す んじゃ ねえ ぞ 。

うん ))

もし かして オレ の せい で …!?

クソッ … こんな 霧 !

♪♪~

どこ だ ? ここ 。

♪♪~

サスケ !

( 大 蛇 丸 ) ジャマ し ないで ちょうだい 。

テメエ ! サスケ を どう する つもりだ !?

( 大 蛇 丸 ) フフフ …。 転生 の 儀式 を 始める の よ 。

何 だ と !?

( 大 蛇 丸 ) それ が 彼 の 望み 。

彼 は 力 を … 私 は 彼 を 手 に 入れる 。

んな こと さ せっか よ ! サスケ は オレ たち の 所 へ 帰って くる んだ !!

フフフ … バカ め ! 彼 は そんな こと 望んで やしない 。

それ でも 思って る ヤツ が いる 所 が 帰る 場所 な んだ !

オレ は そう 信じて る !

本当に そう かしら 。

うる せ え …。

あなた 後悔 する わ よ 。

うる せ え ! と ぉ ~ っ !!

( カカシ ) やめろ ナルト !

( キバ ) うわ ぁ !

フ ー …。 危 ねえ 。

カカシ 先生 。

お前 なぁ せっかく 見つけて やった のに ➡

なんて ことし や がん だ よ ! でも 今 ここ に 大 蛇 丸 が …。

ああ ん ? 別に 何も 匂わ ねえ けど な 。

( カカシ ) どうやら 幻覚 の ようだ な 。

えっ そんな …。 ( 赤 丸 ) ワン ! ワン !

( ヤマト ) 大丈夫 かい ? ナルト 。 ( カカシ ) 無事 全員 揃った な 。

( シノ ) だが 問題 が ない わけじゃ ない 。 ん ?

見てくれ 。

これ は …。

先ほど から 急に 様子 が おかしく なった 。

方向 感覚 を やられて いる 。 これ で は 偵察 に は 使え ない 。

おい マジ かよ !?

この 異変 は 霧 が 濃く なって から の ようです 。

( カカシ ) こっち も ナルト が 幻覚 を 見た 。 どうやら ただ の 霧 じゃ ない ねぇ 。

ナルト ! あの 湖 で 何 が あった ?

なんか す ん げ え で っけ え カメ が 暴れて て ➡

ソイツ と さっき の ヤツ ら が 戦って た 。

は ぁ ? カメ だ !? あの な お前 ➡

カメ が あの で っけ え チャクラ の 正体 だって の かよ !?

う っせ え な ! ホント なんだ から しよう が ねえ だ ろ !!

とにかく さっき の 津波 は その カメ が 起こした んだ って ば よ !

それ に アイツ を 見た ガマ 吉 の ヤツ が 三尾 だって …。

( サクラ ) 三尾 って … ここ に 尾 獣 が 出た って いう の !?

たぶん … 尻尾 の 数 まで 見た わけじゃ ねえ けど 。

先輩 …。

やっと 連中 の 狙い が 見えて きた と 思ったら ➡

また とんでもない もの を 引き 当てた な 。

とにかく 一 度 この 霧 の 届か ない ところ まで 撤退 だ 。

情報 を 整理 して 改めて 今後 の 策 を 練る 。

♪♪~

(( なぜ 殺さ なかった の ?))

♪♪~

( 悲鳴 )

《 紅 蓮 : なんだ ? 今 の は …》

紅 蓮 さん …!

幽鬼 丸 …。

《 そう か 私 は 三尾 と やりあって ➡

意識 を なくして た の か …。

しかし 三尾 の 力 が これほど まで と は …。

おそらく 他の 連中 も あの 激流 に 巻き込ま れた か 。

木 ノ 葉 が 動いて いる と なる と ➡

早い とこ 麟児 たち と 合流 して おき たい ところ だ が ➡

この 霧 で は …》

三尾 の ほう は どう なった ? わから ない 。

あれ から 静かに なっちゃ った し 。 そう か 。

でも よかった 。

紅 蓮 さん の 目 が 覚めて 。

ずっと うなされて た んだ よ 。

いくら 呼んで も 全然 起きて くれ なくて 。

《 そう か …。

コイツ 私 が 倒れて る 間 ずっと …》

じゃあ とっとと 他の ヤツ ら を 捜す か 。

うん でも どう かな …。 なんだ ?

なんだか ヘン な んだ 。 体 に 力 が 入ら なくて …。

お前 また 熱 が ! いつ から ?

♪♪~

( ヒナタ ) 白 眼 !

♪♪~

すごい !

( サイ ) 何 か わかり ました か ?

え ぇ 戻り ましょう 。

( サイ ) はい 。

( カカシ ) どう だった ?

( ヒナタ ) はい 確かに あれ は ただ の 霧 じゃ あり ませ ん 。

中 に は かなり の チャクラ が 含ま れて い ます 。

しかも 湖 を まるごと 包み込んで いる ➡

かなり の チャクラ 量 です 。

霧 は 三尾 が 発生 さ せて いる と みて ➡

間違い な さ そうです ね 。 そうだ な 。

ナルト の 話 から する と あの 霧 に は 幻覚 を 見せる 力 が ある ようだ 。

ある 種 の 結 界 の ような もの だろう 。

湖 に 近づく の は 危険です ね 。

まず いって ば よ ! あの 中 に まだ アイツ が !

( キバ ) アイツ って ? サクラ ちゃん ほら 覚えて んだ ろ ?

ここ に 来る 途中 オレ が 知り合い に 会った って 言った こと 。

そう いえば 。 あぁ ナルト の 妄想 の 。

って 失礼な こと 言う な !

とにかく ソイツ が 湖 に …➡

この 霧 の 中 に いる んだ って ば よ !

湖 に ね …。 頼む カカシ 先生 ➡

アイツ は 忍者 じゃ ねえ んだ 。

無事 か どう か 確かめ に 行か せて くれ 。

残念だ が ナルト 許可 は でき ない 。 カカシ 先生 !

お前 さっき 三尾 の 幻覚 に やられ ➡

もう 少し で 同士討ち に なる ところ だった だろう ➡

単独 行動 は 論外だ 。

それ は そう だ けど よ 。

でも よ カカシ 先生 ➡

実際 問題 これ から どう する んだ ?

なりゆき と は いえ 大 蛇 丸 の アジト の 探索 から は ➡

ずいぶん かけ離れ ち まった よ な 。

ま ぁ 事 が ここ まで 大きく なる と ➡

さすが に オレ が 勝手に 判断 して いい 問題 じゃ ない 。

って こと で すでに パックン を 木 ノ 葉 に 走ら せて ある 。

綱 手 様 の 指示 が 来る まで オレ たち は ここ で 待機 だ 。

( カカシ ) しばらく は 霧 の 外側 から 連中 と 三尾 の 動き を 監視 する 。

いい な 。 はい 。

( パックン ) と いう こと じゃ 。

( 綱 手 ) 三尾 は 先 の 大戦 の なか ➡

行方 知れ ず に なった と 聞いて いた が ➡

こんな 形 で 現れる と は 。

( パックン ) 大 蛇 丸 の ヤツ ➡

やっかいな もの に 手 を 出し おった もん じゃ 。

( シズネ ) ですが 尾 獣 は 暁 が 血眼 に なって 探して いる はず ➡

我々 が 先 に 発見 できた の は 不幸中の幸い かも しれ ませ ん 。

そう だ な 。 このうえ 暁 の 耳 に 入れば ➡

三つ巴 の 泥仕合 に なる こと は 確実 。

誰 に も 渡す わけに は いか ない 。

では 捕獲 を ?

容易で は な さ そうだ が な 。

( 綱 手 ) しかし 前例 が ない と いう わけで も ある まい 。

私 は 過去 の 文献 を あたる 。

お前 は その 間 に そこ に 書いて ある メンバ ー を 招集 しろ 。

了解 し ました 。

( いの ) フゥ ~ 終わった 。

今日 は あなた が 来て くれて 助かった わ 。

ホント です か ? ええ これ から も がんばって ね 。

はい ! ( 小鳥 の 鳴き声 )

( テンテン ) ハァ ハァ これ 以上 は ムリ よ 。

これ から です よ テンテン 。

( リ ー ) これ から が 本当の 勝負 です 。

( ガイ ) よく 言った ぞ リ ー 。 ハッハッ 。

青春 に 弱音 は 禁物 だ テンテン 。

そう です よ 。 仲間 と は 常に お互い を 意識 し ➡

その 背中 を 守り 合う もの 。

お互い 体 術 を 極めた 者 同士 ➡

無敵の コンビネ ー ション を 手 に 入れよう じゃ あり ませ ん か 。

だから アンタ の スタンドプレ ー に 振り回さ れて ➡

疲れ が 倍 化 して ん の よ 。

ウム リ ー よ 。 この 修業 の 目的 は 何 だ ?

味方 同士 の 連携 。

つまり あうんの呼吸 を つかみ 合う 修業 … です 。

そう だ 。 だが 今 お前 は テンテン と 呼吸 が 合って る と 思う か ?

あっ 。 ( テンテン ) ハァ ハァ …。

《 息 が 荒い 。 しまった 》

わかり ました ガイ 先生 。

ボク の 気持 が 先走り すぎた ようです 。

さすが オレ の 教え子 だ 。 のみ込み が 早い 。

だいたい こんな 調子 で 5 時間 ぶっ続け じゃ ➡

いく つ 体 が あって も もた ない わ よ 。

ボク は まだまだ やれ ます よ 。 ( ガイ ) よく 言った リ ー よ 。

では テンテン の 息 が 整い 次第 修業 再開 だ 。

オレ の 体 術 で 容赦 なく 攻撃 する から ➡

全力 で 回避 し 受け止めて みせろ 。

オッス ガイ 先生 ! え ぇ ~。

《 ハァ 結局 まだ やる の か 》

( テンテン ) ちょっと 待って あれ 。

( リ ー ) 招集 … です か ?

( ガイ ) よし 続き は 帰って から だ 。 いって こい 2 人 と も 。

熱き 血潮 を たぎら せて 修業 の 成果 を 見せつけて やれ !

オッス 。 はい 。

と まあ おおまかな 説明 は 以上 だ 。

( 綱 手 ) これ より お前たち に は ➡

先 に 出発 した カカシ たち の サポ ー ト に 回って もらう 。

わかって いる と 思う が 最 優先 な の は 三 尾 を 封印 する こと だ 。

( シズネ ) 封印 に は 繊細な チャクラコントロ ー ル が 必要に なる わ 。

医療 忍者 である 私 と いの 。

現地 に いる サクラ と ヒナタ で 封印 班 を 組む 予定 よ 。

はい がんばり ます 。

リ ー と テンテン に は ヒナタ と サクラ が 抜けた 穴 を 埋めて もらい たい 。

敵 が 三尾 を 狙って いる 以上 戦闘 は 避け られ ん だろう から な 。

任せて ください 。 青春 フルパワ ー で 戦って みせ ます よ 。

現地 まで は ワシ が 案内 する 。

皆 遅れる な よ !

♪♪~

《 った く 他人 の 看病 して 自分 が 倒れちゃ 話 に なら ないだ ろ 》

《 コイツ の 面倒 を 見る の は 2 回 目 だ な 》

(( 紅 蓮 : そんな 量 を 飲ま せたら …))

《 もしかしたら あの 薬 の せい な の か ?》

《 とにかく コイツ を 連れて ➡

敵 と 戦闘 に なる ような こと は 避け ない と 》

ゴホッ ゴホゴホッ 。

おい 幽鬼 丸 しっかり しろ !

あの … ね …➡

紅 蓮 さん が … ボク の 帰る 場所 … なんだ …。

えっ ?

やっと … 見つけた …。

♪♪~

《 もう … みんな 交代 で 見張り して る って いう のに ➡

ナルト の ヤツ !》

何 さ ぼっ てん の よ 。

サクラ ちゃん …。

オレ … ずっと 考えて た んだ …。

けど … 1 人 じゃ 答え が 見つから なくて …。

この 間 修業 の 時 …➡

エロ 仙人 が 言って た んだ …。 自 来 也様 が ?

「 思って いる 人 が いる ところ が 帰る 場所 」 なん だって …。

ステキ な 言葉 …。

それ って … ホント に そう な の か な … って …。

もし そう なら こっち が 思い 続ければ ➡

ソイツ は 帰って くるって こと だ ろ …。

そう ね … そうであって ほしい と 思う けど …。

どんなに 思って たって … 帰って こ ない 人 は いる …。

思い を 伝える の って … すごく 難しい こと だ よ ね …。

だから って … 伝える こと を あきらめ ち まったら …。

思って くれる 人 が い なく なったら …。

つれ えよ な …。

確かに … 私 たち が あきらめちゃ ったら …。

本当に 帰る 場所 が なくなっちゃ う もの ね 。

そう よ ! 誰 が なんと 言おう と ➡

私 たち が 思い 続ける こと で …➡

いつでも 気楽に 帰れる 場所 を 作って おか なくちゃ !

サクラ ちゃん …。

… なんて ね 。

そう だ よ な …。 や っぱ オレ たち が ➡

あきらめる わけに は いか ねえ よ な … うん !

サクラ ちゃん の おかげ で すっきり したって ば よ !

じゃ 私 そろそろ 持ち場 に 戻る 。

30 分 も したら 次の ツ ー マンセル が 交代 に 来る から ➡

アンタ も しっかり 見張り なさい よ 。

サンキュ ー … サクラ ちゃん 。

そう だ よ な …。

(( じゃあ 誰 か が ボク の こと を 思って くれたら ➡

そこ が ボク の 帰る 場所 に なる んだ ね ))

《 そうだ … 誰 が なんと 言おう と 思い 続ければ いい 》

《 でも って … アイツ が 本当に 帰る 場所 …➡

ない ん なら … オレ が 帰る 場所 に なって やる !》


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 100 - 霧 の 中 で naruto||しっぷう|つたい|しーずん|きり||なか| Naruto Shippuden - Season 5 - 100 - In the Mist 火影忍者疾风传 - 第 5 季 - 100 - 迷雾中

( 物音 ) ものおと

( 幽鬼 丸 ) フゥ …。 ゆうき|まる|

( カブト ) さすが 尾 獣 。 ||お|けだもの

やはり 一筋縄 じゃ いか ない か 。 |ひとすじなわ||||

まあ いい … 次の 手 を 打つ だけ さ 。 ||つぎの|て||うつ||

( 麟児 ) ふん っ … ん ~ っ ! りんじ||||

( 麟児 ) おい 無事 かい ? ( 鬼 霧 ) ま ぁ なんとか 。 りんじ||ぶじ||おに|きり|||

木 ノ 葉 の 連中 は 近く に いね え みて えだ な 。 き||は||れんちゅう||ちかく||||||

状況 が さっぱり だ 。 じょうきょう|||

( 鬼 霧 ) なぁ さっき の 大波 は 何 だった んだ ? おに|きり||||おおなみ||なん||

それ に なんか 鳴き声 が 聞こえた ぜ 。 |||なきごえ||きこえた|

紅 蓮 さん たち は いったい 何 を ? くれない|はす|||||なん|

たぶん 知ら ねえ ほう が 身 の ため だ な 。 |しら||||み||||

おう 牛 頭 生きて た か 。 |うし|あたま|いきて||

( 牛 頭 ) あぁ … 紅 蓮 さん は ? うし|あたま||くれない|はす||

さあ な 。 ( 牛 頭 ) お前 なら 捜 せる はずだ 。 ||うし|あたま|おまえ||さが||

そう し たい の は 山々 だ が ➡ |||||やまやま||

急に コウモリ たち の 反応 が 途絶え ち まった 。 きゅうに||||はんのう||とだえ||

正直 お手上げ だ 。 しょうじき|おてあげ|

どこ へ 行く 気 だ ? ||いく|き|

( 牛 頭 ) ケガ を して いる かも しれ ない 。 うし|あたま|||||||

お前 捜す った って … おい 牛 頭 ! おまえ|さがす||||うし|あたま

あっ ! チッ …。

やれやれ お 熱 な こと で 。 ||ねつ|||

( ナルト ) イテテテ …。

クソッ ! ひで え 目 に 遭った って ば よ 。 |||め||あった|||

いったい どこ まで 流さ れた んだ 。 |||ながさ||

そう だ ! アイツ …。

なんで アイツ 大 蛇 丸 の 仲間 なんか と 一緒に いたん だって ば よ …。 ||だい|へび|まる||なかま|||いっしょに||||

(( いい か ソイツ に ついて行け 。 その 手 を 離す んじゃ ねえ ぞ 。 ||||ついていけ||て||はなす|||

うん ))

もし かして オレ の せい で …!?

クソッ … こんな 霧 ! ||きり

♪♪~

どこ だ ? ここ 。

♪♪~

サスケ !

( 大 蛇 丸 ) ジャマ し ないで ちょうだい 。 だい|へび|まる||||

テメエ ! サスケ を どう する つもりだ !?

( 大 蛇 丸 ) フフフ …。 転生 の 儀式 を 始める の よ 。 だい|へび|まる||てんせい||ぎしき||はじめる||

何 だ と !? なん||

( 大 蛇 丸 ) それ が 彼 の 望み 。 だい|へび|まる|||かれ||のぞみ

彼 は 力 を … 私 は 彼 を 手 に 入れる 。 かれ||ちから||わたくし||かれ||て||いれる

んな こと さ せっか よ ! サスケ は オレ たち の 所 へ 帰って くる んだ !! ||||||||||しょ||かえって||

フフフ … バカ め ! 彼 は そんな こと 望んで やしない 。 |||かれ||||のぞんで|

それ でも 思って る ヤツ が いる 所 が 帰る 場所 な んだ ! ||おもって|||||しょ||かえる|ばしょ||

オレ は そう 信じて る ! |||しんじて|

本当に そう かしら 。 ほんとうに||

うる せ え …。

あなた 後悔 する わ よ 。 |こうかい|||

うる せ え ! と ぉ ~ っ !!

( カカシ ) やめろ ナルト !

( キバ ) うわ ぁ !

フ ー …。 危 ねえ 。 ||き|

カカシ 先生 。 |せんせい

お前 なぁ せっかく 見つけて やった のに ➡ おまえ|||みつけて||

なんて ことし や がん だ よ ! でも 今 ここ に 大 蛇 丸 が …。 |||||||いま|||だい|へび|まる|

ああ ん ? 別に 何も 匂わ ねえ けど な 。 ||べつに|なにも|におわ|||

( カカシ ) どうやら 幻覚 の ようだ な 。 ||げんかく|||

えっ そんな …。 ( 赤 丸 ) ワン ! ワン ! ||あか|まる||

( ヤマト ) 大丈夫 かい ? ナルト 。 ( カカシ ) 無事 全員 揃った な 。 |だいじょうぶ||||ぶじ|ぜんいん|そろった|

( シノ ) だが 問題 が ない わけじゃ ない 。 ん ? ||もんだい|||||

見てくれ 。 みてくれ

これ は …。

先ほど から 急に 様子 が おかしく なった 。 さきほど||きゅうに|ようす|||

方向 感覚 を やられて いる 。 これ で は 偵察 に は 使え ない 。 ほうこう|かんかく|||||||ていさつ|||つかえ|

おい マジ かよ !?

この 異変 は 霧 が 濃く なって から の ようです 。 |いへん||きり||こく||||

( カカシ ) こっち も ナルト が 幻覚 を 見た 。 どうやら ただ の 霧 じゃ ない ねぇ 。 |||||げんかく||みた||||きり|||

ナルト ! あの 湖 で 何 が あった ? ||こ||なん||

なんか す ん げ え で っけ え カメ が 暴れて て ➡ ||||||||||あばれて|

ソイツ と さっき の ヤツ ら が 戦って た 。 |||||||たたかって|

は ぁ ? カメ だ !? あの な お前 ➡ ||||||おまえ

カメ が あの で っけ え チャクラ の 正体 だって の かよ !? ||||||||しょうたい|||

う っせ え な ! ホント なんだ から しよう が ねえ だ ろ !!

とにかく さっき の 津波 は その カメ が 起こした んだ って ば よ ! |||つなみ|||||おこした||||

それ に アイツ を 見た ガマ 吉 の ヤツ が 三尾 だって …。 ||||みた||きち||||みお|

( サクラ ) 三尾 って … ここ に 尾 獣 が 出た って いう の !? |みお||||お|けだもの||でた|||

たぶん … 尻尾 の 数 まで 見た わけじゃ ねえ けど 。 |しっぽ||すう||みた|||

先輩 …。 せんぱい

やっと 連中 の 狙い が 見えて きた と 思ったら ➡ |れんちゅう||ねらい||みえて|||おもったら

また とんでもない もの を 引き 当てた な 。 ||||ひき|あてた|

とにかく 一 度 この 霧 の 届か ない ところ まで 撤退 だ 。 |ひと|たび||きり||とどか||||てったい|

情報 を 整理 して 改めて 今後 の 策 を 練る 。 じょうほう||せいり||あらためて|こんご||さく||ねる

♪♪~

(( なぜ 殺さ なかった の ?)) |ころさ||

♪♪~

( 悲鳴 ) ひめい

《 紅 蓮 : なんだ ? 今 の は …》 くれない|はす||いま||

紅 蓮 さん …! くれない|はす|

幽鬼 丸 …。 ゆうき|まる

《 そう か 私 は 三尾 と やりあって ➡ ||わたくし||みお||

意識 を なくして た の か …。 いしき|||||

しかし 三尾 の 力 が これほど まで と は …。 |みお||ちから|||||

おそらく 他の 連中 も あの 激流 に 巻き込ま れた か 。 |たの|れんちゅう|||げきりゅう||まきこま||

木 ノ 葉 が 動いて いる と なる と ➡ き||は||うごいて||||

早い とこ 麟児 たち と 合流 して おき たい ところ だ が ➡ はやい||りんじ|||ごうりゅう||||||

この 霧 で は …》 |きり||

三尾 の ほう は どう なった ? わから ない 。 みお|||||||

あれ から 静かに なっちゃ った し 。 そう か 。 ||しずかに|||||

でも よかった 。

紅 蓮 さん の 目 が 覚めて 。 くれない|はす|||め||さめて

ずっと うなされて た んだ よ 。

いくら 呼んで も 全然 起きて くれ なくて 。 |よんで||ぜんぜん|おきて||

《 そう か …。

コイツ 私 が 倒れて る 間 ずっと …》 |わたくし||たおれて||あいだ|

じゃあ とっとと 他の ヤツ ら を 捜す か 。 ||たの||||さがす|

うん でも どう かな …。 なんだ ?

なんだか ヘン な んだ 。 体 に 力 が 入ら なくて …。 ||||からだ||ちから||はいら|

お前 また 熱 が ! いつ から ? おまえ||ねつ|||

♪♪~

( ヒナタ ) 白 眼 ! |しろ|がん

♪♪~

すごい !

( サイ ) 何 か わかり ました か ? |なん||||

え ぇ 戻り ましょう 。 ||もどり|

( サイ ) はい 。

( カカシ ) どう だった ?

( ヒナタ ) はい 確かに あれ は ただ の 霧 じゃ あり ませ ん 。 ||たしかに|||||きり||||

中 に は かなり の チャクラ が 含ま れて い ます 。 なか|||||||ふくま|||

しかも 湖 を まるごと 包み込んで いる ➡ |こ|||つつみこんで|

かなり の チャクラ 量 です 。 |||りょう|

霧 は 三尾 が 発生 さ せて いる と みて ➡ きり||みお||はっせい|||||

間違い な さ そうです ね 。 そうだ な 。 まちがい|||そう です||そう だ|

ナルト の 話 から する と あの 霧 に は 幻覚 を 見せる 力 が ある ようだ 。 ||はなし|||||きり|||げんかく||みせる|ちから|||

ある 種 の 結 界 の ような もの だろう 。 |しゅ||けつ|かい||||

湖 に 近づく の は 危険です ね 。 こ||ちかづく|||きけんです|

まず いって ば よ ! あの 中 に まだ アイツ が ! |||||なか||||

( キバ ) アイツ って ? サクラ ちゃん ほら 覚えて んだ ろ ? ||||||おぼえて||

ここ に 来る 途中 オレ が 知り合い に 会った って 言った こと 。 ||くる|とちゅう|||しりあい||あった||いった|

そう いえば 。 あぁ ナルト の 妄想 の 。 |||||もうそう|

って 失礼な こと 言う な ! |しつれいな||いう|

とにかく ソイツ が 湖 に …➡ |||こ|

この 霧 の 中 に いる んだ って ば よ ! |きり||なか||||||

湖 に ね …。 頼む カカシ 先生 ➡ こ|||たのむ||せんせい

アイツ は 忍者 じゃ ねえ んだ 。 ||にんじゃ|||

無事 か どう か 確かめ に 行か せて くれ 。 ぶじ||||たしかめ||いか||

残念だ が ナルト 許可 は でき ない 。 カカシ 先生 ! ざんねんだ|||きょか|||||せんせい

お前 さっき 三尾 の 幻覚 に やられ ➡ おまえ||みお||げんかく||

もう 少し で 同士討ち に なる ところ だった だろう ➡ |すこし||どうしうち|||||

単独 行動 は 論外だ 。 たんどく|こうどう||ろんがいだ

それ は そう だ けど よ 。

でも よ カカシ 先生 ➡ |||せんせい

実際 問題 これ から どう する んだ ? じっさい|もんだい|||||

なりゆき と は いえ 大 蛇 丸 の アジト の 探索 から は ➡ ||||だい|へび|まる||||たんさく||

ずいぶん かけ離れ ち まった よ な 。 |かけはなれ||||

ま ぁ 事 が ここ まで 大きく なる と ➡ ||こと||||おおきく||

さすが に オレ が 勝手に 判断 して いい 問題 じゃ ない 。 ||||かってに|はんだん|||もんだい||

って こと で すでに パックン を 木 ノ 葉 に 走ら せて ある 。 ||||||き||は||はしら||

綱 手 様 の 指示 が 来る まで オレ たち は ここ で 待機 だ 。 つな|て|さま||しじ||くる|||||||たいき|

( カカシ ) しばらく は 霧 の 外側 から 連中 と 三尾 の 動き を 監視 する 。 |||きり||そとがわ||れんちゅう||みお||うごき||かんし|

いい な 。 はい 。

( パックン ) と いう こと じゃ 。

( 綱 手 ) 三尾 は 先 の 大戦 の なか ➡ つな|て|みお||さき||たいせん||

行方 知れ ず に なった と 聞いて いた が ➡ ゆくえ|しれ|||||きいて||

こんな 形 で 現れる と は 。 |かた||あらわれる||

( パックン ) 大 蛇 丸 の ヤツ ➡ |だい|へび|まる||

やっかいな もの に 手 を 出し おった もん じゃ 。 |||て||だし|||

( シズネ ) ですが 尾 獣 は 暁 が 血眼 に なって 探して いる はず ➡ ||お|けだもの||あかつき||ちまなこ|||さがして||

我々 が 先 に 発見 できた の は 不幸中の幸い かも しれ ませ ん 。 われわれ||さき||はっけん||||ふこうちゅうのさいわい||||

そう だ な 。 このうえ 暁 の 耳 に 入れば ➡ ||||あかつき||みみ||はいれば

三つ巴 の 泥仕合 に なる こと は 確実 。 みつどもえ||どろじあい|||||かくじつ

誰 に も 渡す わけに は いか ない 。 だれ|||わたす||||

では 捕獲 を ? |ほかく|

容易で は な さ そうだ が な 。 よういで||||そう だ||

( 綱 手 ) しかし 前例 が ない と いう わけで も ある まい 。 つな|て||ぜんれい||||||||

私 は 過去 の 文献 を あたる 。 わたくし||かこ||ぶんけん||

お前 は その 間 に そこ に 書いて ある メンバ ー を 招集 しろ 。 おまえ|||あいだ||||かいて|||||しょうしゅう|

了解 し ました 。 りょうかい||

( いの ) フゥ ~ 終わった 。 ||おわった

今日 は あなた が 来て くれて 助かった わ 。 きょう||||きて||たすかった|

ホント です か ? ええ これ から も がんばって ね 。

はい ! ( 小鳥 の 鳴き声 ) |ことり||なきごえ

( テンテン ) ハァ ハァ これ 以上 は ムリ よ 。 ||||いじょう|||

これ から です よ テンテン 。

( リ ー ) これ から が 本当の 勝負 です 。 |||||ほんとうの|しょうぶ|

( ガイ ) よく 言った ぞ リ ー 。 ハッハッ 。 ||いった||||

青春 に 弱音 は 禁物 だ テンテン 。 せいしゅん||よわね||きんもつ||

そう です よ 。 仲間 と は 常に お互い を 意識 し ➡ |||なかま|||とわに|おたがい||いしき|

その 背中 を 守り 合う もの 。 |せなか||まもり|あう|

お互い 体 術 を 極めた 者 同士 ➡ おたがい|からだ|じゅつ||きわめた|もの|どうし

無敵の コンビネ ー ション を 手 に 入れよう じゃ あり ませ ん か 。 むてきの|||||て||いれよう|||||

だから アンタ の スタンドプレ ー に 振り回さ れて ➡ ||||||ふりまわさ|

疲れ が 倍 化 して ん の よ 。 つかれ||ばい|か||||

ウム リ ー よ 。 この 修業 の 目的 は 何 だ ? |||||しゅぎょう||もくてき||なん|

味方 同士 の 連携 。 みかた|どうし||れんけい

つまり あうんの呼吸 を つかみ 合う 修業 … です 。 |あうんのこきゅう|||あう|しゅぎょう|

そう だ 。 だが 今 お前 は テンテン と 呼吸 が 合って る と 思う か ? |||いま|おまえ||||こきゅう||あって|||おもう|

あっ 。 ( テンテン ) ハァ ハァ …。

《 息 が 荒い 。 しまった 》 いき||あらい|

わかり ました ガイ 先生 。 |||せんせい

ボク の 気持 が 先走り すぎた ようです 。 ||きもち||さきばしり||

さすが オレ の 教え子 だ 。 のみ込み が 早い 。 |||おしえご||のみこみ||はやい

だいたい こんな 調子 で 5 時間 ぶっ続け じゃ ➡ ||ちょうし||じかん|ぶっつづけ|

いく つ 体 が あって も もた ない わ よ 。 ||からだ|||||||

ボク は まだまだ やれ ます よ 。 ( ガイ ) よく 言った リ ー よ 。 ||||||||いった|||

では テンテン の 息 が 整い 次第 修業 再開 だ 。 |||いき||ととのい|しだい|しゅぎょう|さいかい|

オレ の 体 術 で 容赦 なく 攻撃 する から ➡ ||からだ|じゅつ||ようしゃ||こうげき||

全力 で 回避 し 受け止めて みせろ 。 ぜんりょく||かいひ||うけとめて|

オッス ガイ 先生 ! え ぇ ~。 ||せんせい||

《 ハァ 結局 まだ やる の か 》 |けっきょく||||

( テンテン ) ちょっと 待って あれ 。 ||まって|

( リ ー ) 招集 … です か ? ||しょうしゅう||

( ガイ ) よし 続き は 帰って から だ 。 いって こい 2 人 と も 。 ||つづき||かえって|||||じん||

熱き 血潮 を たぎら せて 修業 の 成果 を 見せつけて やれ ! あつき|ちしお||||しゅぎょう||せいか||みせつけて|

オッス 。 はい 。

と まあ おおまかな 説明 は 以上 だ 。 |||せつめい||いじょう|

( 綱 手 ) これ より お前たち に は ➡ つな|て|||おまえたち||

先 に 出発 した カカシ たち の サポ ー ト に 回って もらう 。 さき||しゅっぱつ|||||||||まわって|

わかって いる と 思う が 最 優先 な の は 三 尾 を 封印 する こと だ 。 |||おもう||さい|ゆうせん||||みっ|お||ふういん|||

( シズネ ) 封印 に は 繊細な チャクラコントロ ー ル が 必要に なる わ 。 |ふういん|||せんさいな|||||ひつように||

医療 忍者 である 私 と いの 。 いりょう|にんじゃ||わたくし||

現地 に いる サクラ と ヒナタ で 封印 班 を 組む 予定 よ 。 げんち|||||||ふういん|はん||くむ|よてい|

はい がんばり ます 。

リ ー と テンテン に は ヒナタ と サクラ が 抜けた 穴 を 埋めて もらい たい 。 ||||||||||ぬけた|あな||うずめて||

敵 が 三尾 を 狙って いる 以上 戦闘 は 避け られ ん だろう から な 。 てき||みお||ねらって||いじょう|せんとう||さけ|||||

任せて ください 。 青春 フルパワ ー で 戦って みせ ます よ 。 まかせて||せいしゅん||||たたかって|||

現地 まで は ワシ が 案内 する 。 げんち|||||あんない|

皆 遅れる な よ ! みな|おくれる||

♪♪~

《 った く 他人 の 看病 して 自分 が 倒れちゃ 話 に なら ないだ ろ 》 ||たにん||かんびょう||じぶん||たおれちゃ|はなし||||

《 コイツ の 面倒 を 見る の は 2 回 目 だ な 》 ||めんどう||みる|||かい|め||

(( 紅 蓮 : そんな 量 を 飲ま せたら …)) くれない|はす||りょう||のま|

《 もしかしたら あの 薬 の せい な の か ?》 ||くすり|||||

《 とにかく コイツ を 連れて ➡ |||つれて

敵 と 戦闘 に なる ような こと は 避け ない と 》 てき||せんとう||||||さけ||

ゴホッ ゴホゴホッ 。

おい 幽鬼 丸 しっかり しろ ! |ゆうき|まる||

あの … ね …➡

紅 蓮 さん が … ボク の 帰る 場所 … なんだ …。 くれない|はす|||||かえる|ばしょ|

えっ ?

やっと … 見つけた …。 |みつけた

♪♪~

《 もう … みんな 交代 で 見張り して る って いう のに ➡ ||こうたい||みはり|||||

ナルト の ヤツ !》

何 さ ぼっ てん の よ 。 なん|||||

サクラ ちゃん …。

オレ … ずっと 考えて た んだ …。 ||かんがえて||

けど … 1 人 じゃ 答え が 見つから なくて …。 |じん||こたえ||みつから|

この 間 修業 の 時 …➡ |あいだ|しゅぎょう||じ

エロ 仙人 が 言って た んだ …。 自 来 也様 が ? |せんにん||いって|||じ|らい|やさま|

「 思って いる 人 が いる ところ が 帰る 場所 」 なん だって …。 おもって||じん|||||かえる|ばしょ||

ステキ な 言葉 …。 ||ことば

それ って … ホント に そう な の か な … って …。

もし そう なら こっち が 思い 続ければ ➡ |||||おもい|つづければ

ソイツ は 帰って くるって こと だ ろ …。 ||かえって||||

そう ね … そうであって ほしい と 思う けど …。 ||そう であって|||おもう|

どんなに 思って たって … 帰って こ ない 人 は いる …。 |おもって||かえって|||じん||

思い を 伝える の って … すごく 難しい こと だ よ ね …。 おもい||つたえる||||むずかしい||||

だから って … 伝える こと を あきらめ ち まったら …。 ||つたえる|||||

思って くれる 人 が い なく なったら …。 おもって||じん||||

つれ えよ な …。

確かに … 私 たち が あきらめちゃ ったら …。 たしかに|わたくし||||

本当に 帰る 場所 が なくなっちゃ う もの ね 。 ほんとうに|かえる|ばしょ|||||

そう よ ! 誰 が なんと 言おう と ➡ ||だれ|||いおう|

私 たち が 思い 続ける こと で …➡ わたくし|||おもい|つづける||

いつでも 気楽に 帰れる 場所 を 作って おか なくちゃ ! |きらくに|かえれる|ばしょ||つくって||

サクラ ちゃん …。

… なんて ね 。

そう だ よ な …。 や っぱ オレ たち が ➡

あきらめる わけに は いか ねえ よ な … うん !

サクラ ちゃん の おかげ で すっきり したって ば よ !

じゃ 私 そろそろ 持ち場 に 戻る 。 |わたくし||もちば||もどる

30 分 も したら 次の ツ ー マンセル が 交代 に 来る から ➡ ぶん|||つぎの|||||こうたい||くる|

アンタ も しっかり 見張り なさい よ 。 |||みはり||

サンキュ ー … サクラ ちゃん 。

そう だ よ な …。

(( じゃあ 誰 か が ボク の こと を 思って くれたら ➡ |だれ|||||||おもって|

そこ が ボク の 帰る 場所 に なる んだ ね )) ||||かえる|ばしょ||||

《 そうだ … 誰 が なんと 言おう と 思い 続ければ いい 》 そう だ|だれ|||いおう||おもい|つづければ|

《 でも って … アイツ が 本当に 帰る 場所 …➡ ||||ほんとうに|かえる|ばしょ

ない ん なら … オレ が 帰る 場所 に なって やる !》 |||||かえる|ばしょ|||