Hokuto no Ken (FistoftheNorthStar) Episode 105
(ナレーター )運命 を 切り開く 男 が いる
天 に 背く 男 が いる
それ は 北斗 神 拳 ( ほ く と しんけん ) 2000 年 の 宿命
見よ 今 その 長き 血 の 歴史 に 終止符 が 打たれる
♪~
~ ♪
(リン )フドウ さん
(バット )フドウ の オッサン
(リハク )山 の フドウ 安らか に 眠れ
必ず この 私 が …この 私 が ユリア 様 を 守って みせる
五 車 ( ごしゃ ) の 星 の 名誉 に 懸け て
我ら 五 車 星 は 天 を 舞い 地 を 駆け巡った
風 雲 炎 山 海 我 が 南 斗 六 聖 拳 ( なんと ろく せいけん ) 最後 の 将 ( しょう ) ユリア 様 の ため に (シン )ユリア 死ぬ な
ユリア !
あっ
あっ ああ …
うん ?
(リハク )ユリア 様 は 我ら が お 救い いたし まし た
(シン )お前 たち は ?
ユリア 様 に 仕える 南 斗 五 車 星 の 1 星 海 の リハク
その 娘 トウ
山 の フドウ
南 斗 五 車 星 …
南 斗 聖 拳 殉 星 ( じゅん せい ) の シン 様
われら 五 車 星 ユリア 様 を お迎え に まいり まし た
なに ?どう いう こと だ
ユリア 様 は いずれ 南 斗 の 将 と なら れる 定め
南 斗 正当 血統 と し て 死 す べき とき まで ―
ユリア 様 を お守り する の が われら の 務め
(シュ レン )リハク (ヒューイ )リハク
どう じゃ ラオウ の 動き は ?
すぐ そこ まで 軍勢 が 迫って いる
やつ は シン 様 と ケンシロウ の 戦い を 見守って いる
やつ が 動く の は その 決着 が つい た あと
う ー む …
さよう ラオウ は 拳 王 ( けん おう ) と 名乗り 世紀 末 制覇 の 野望 に 燃え て いる
天 を 目指し すべて を 手中 に
ユリア 様 を も 奪おう と
シン 様 と ケンシロウ いずれ が 勝つ に し て も ―
その 戦い の あと 続いて ラオウ を 倒す の は 至難 の 業
ラオウ の 性格 は 知って いる はず
もし ユリア 様 が やつ の 手 に 落ちれ ば …
そして ユリア 様 が 心 を 開か なければ
その 場 で 一撃 の もと に 殺し て しまう でしょう
(シン )連れ て 行け
( リハク ) シン 様 ( シン ) 早く 行け
(シン )ユリア が 死んだ と なれば ラオウ も 追うまい
(フドウ )シン 様 あなた は あえて …
(シン )生 か せよ
ユリア 殺し の 悪名 あえて 俺 が かぶろう
父上 北斗 の 星 に
うむ ケンシロウ と ラオウ か
我々 も いよいよ 動か ね ば なら ぬ
我が 南 斗 六 聖 拳 最後 の 将 の ため に も
(ヒューイ )北斗 に 風雲 あり 五 車 星 立つ べき とき が きた
まず 俺 が …俺 が 動く
南 斗 六 聖 拳 最後 の 将 の ため に
(拳王 軍兵 たち )あっ ?
攻撃
(拳 王 軍兵 の 叫び声 )
拳 王 に つく 者 は 皆殺し に する
風 の 旅団
(隊長 )こ しゃく な
死ね
(ヒューイ )そして 俺 は 風 の ヒューイ
ヒュー !
なに ?お っ う あっ
ぐ っ …が ばっ
わが 拳 は 風 を 友 と し 風 の 中 に 真空 を 走らせ ―
その 力 は 鋼鉄 を も 断つ
(ラオウ )この 拳王 に 弓 を 引く 愚か 者
名前 を 聞こ う
俺 は 五 車 星 の 1 人 風 の ヒューイ
ヒュー !
拳 王 命 は もらった
そんな やわ な 拳 で は ―
この 体 に 傷 一 つ 付ける こと は できぬ わ
ぬ お お っ
ウオ オッ !
ウッ
( 拳 王 軍兵 たち ) こ … これ は 真っ赤っか
(シュレン )貴様 が 拳王
(ラオウ )う ぬ は ?
(シュ レン )拳 王
よく も 我が 弟 星 風 の ヒューイ を
風 の 敵 ( かたき ) 討た せ て もら お う
( 拳 王 軍兵 たち ) う わ あ あっ
フンッ 愚か な こと を
この 拳 王 の 行進 邪魔 立て する 者 に は 死 ある のみ
( シュ レン ) われら 朱 ( しゅ ) の 軍団 ここ で 貴 様 の 行進 を 止め て み せる
命 を かけ て
拳 王
貴様 は ここ で この 炎 の シュレン と 共に ―
焼け 死ぬ の だ
う わ あ ああ
( 拳 王 軍兵 たち ) おおっ
拳 王様 が やつ に 捕まった
燃え 移る ぞ
(拳 王 軍兵 たち )拳 王様 拳 王様 !
(シュ レン )ぬ ああ あっ
シュ レン
貴様 なぜ これほど の 執念 を
将 の …我が 将 の 永遠 の 光 の ため
拳 王 貴様 が 我 が 将 の 前 に 立てば 永遠 の 光 が 涙 に ぬれる
なに ?
それ だけ は …それ だけ は させ ぬ
そう か ぬう う っ
ウオッ
だが その 程度 の 炎 で は 俺 の 野望 を 灰 に する こと は できぬ
(ラオウ )ぬ おおっ (シュレン )グアアアッ
(朱 の 軍兵 たち )シュ レン 様 シュ レン 様 !
シュ レン まさに 炎 の 男 よ
(ジュウザ )どうやら その 腕 が ご自慢 の ようだ な
( ゲルグ ) その とおり よ くら え !
お おおっな なっ
我が 拳 は 我流
誰 の まね で も なく 誰 に も まね は でき ない
アギャアア
それゆえ 誰 も 読む こと は でき ぬ
(ジュウザ )と おっ (ゲルガ )ああっ ああ !
(ゲルガ )フゲエッ !
(ジュウザ )ホオ オー
(ゲルガ )グオオ …
ゴオオ …
ゴオオオオ …
グアア !
すごい やはり 拳 王 の 足 を 止め られる の は ―
ジュウザ 様 だけ
だが いったい どう すれ ば ジュウザ 様 は 動く の だ
(リハク の 部下 B)リハク様よりのご連絡は
(ジュウザ )ああ もらった ぜ
では リハク 様 の お 願い を
拳 王 の 進軍 を 阻 め る の は ジュウザ 様 だけ で ござい ます
何とぞ … 何とぞ リハク 様 の 願い を
フン
ヤ な こった い
俺 は 誰 に も 縛ら れ ねえ 誰 の 命令 も 聞か ねえ
俺 は 食い たい とき に 食い 飲み たい とき に 飲む
ジュ …ジュウザ 様
(ジュウザ )ええ い 食った 食った
ああ …
俺 は あの 雲 の よう に 自由 気まま に 生きる の よ
ジュウザ 様 どう か その お 力 を
(リハク )これ しか お前 を 連れ て くる 方法 は なかった
ジュウザ お前 も 五 車 星 の 1 人
南 斗 最後 の 将 を 守る の は お前 の 宿命
フンッ 最後 の 将 なんて の は 俺 に は 関係 ねえ
俺 は 動かん ほか を 当たって くれ
どう しても か ジュウザ
(ジュウザ )ああ
(足音 )(ジュウザ )うん ?
(近づいて くる 足音 )
(将 )ジュウザ
お …女 ?
( 将 ) 私 ( わたくし ) の ため に お前 の 命 が 欲しい
ジュウザ
私 ( わたくし ) の 願い を 聞い て くれ ぬ か ?
あんた は …あんた だった の か
う う ぬ ああ …
この ジュウザ の 命 あんた に くれ て やる ぜ
拳 王様
うん ?あれ は …
ラオウ ここ は 通 さん
だが 貴様 の ふぬけた 拳 で は この 俺 は 倒せぬ ぞ
ならば 試し て みる が よい
わが 拳 に 一 点 の 曇り が ある か どう か
お前 の 体 で な
(ラオウ )うん ?
(ジュウザ )た あっ
(ラオウ )フン
もらった は あっ
取った
う あ あっ
(ラオウ )う っ
ウワア アア …
あっ
け …拳 王様 が
(ラオウ )ぐう あっ で や あ !
さすが だ な ラオウ
最後 の タネ も 一瞬 に 見抜かれた か
この 肩 を 突い て 致命 の 一撃 を かわす と は
ウワア !
グアハッ
(ラオウ )うん !
グアア
(ラオウ )う ぬ あっ アア …
冥土 の 土産 に 貴様 の 腕 1 本 もらった
う ぬ ?
ぬ あ ああ
(ジュウザ )あ あっ
バ …バカ な
(ラオウ )いや あっ
(ジュウザ )あっ ああ …
なぜ に しゃべら ぬ ?
もう 一 度 突け ば お前 は 死ぬ
それ でも しゃべら ぬ の か
(ジュウザ )アア …
(ラオウ )お …おのれ ジュウザ
う お お っ
ハハ ハハハッ
(ラオウ )死ね
うん ?
う うん …
死 し て なお 戦う と は すさまじき 男 よ
( ジュウザ ) 俺 は 雲 の ジュウザ
俺 は あの 雲 の よう に 自由 気まま に 生きる の よ
敵 ながら 見事 で あった ジュウザ
(ケンシロウ )この 男 拳法 を
(フドウ )ハア …
オッサン あんた いったい 何者 な ん だ よ
ケンシロウ さん あなた を お迎え に まいり ました
あえて 名乗ら なかった の は あなた を 見定める ため
何とぞ お 許し を
私 は 五 車 星 の 1 星 山 の フドウ
我が 南 斗 六 聖 拳 最後 の 将 が あなた を お 待ち です
南 斗 六 聖 拳 最後 の 将 ?
(フドウ )拳王 の 狙い は あなた の 足 を 止める こと
ケンシロウ さん ここ は 私 に 任せて ください
あなた は 一刻 も 早く 将 の 居城 へ
さっ 早く 事 は 一刻 を 争い ます
ぬう …くっ
この 山 の フドウ 思う存分 働い て みせる わ
ぬ お お っ
う わ っ
(フドウ )うりゃ あ
ぬ お っ
(フドウ の いびき )
(子ども たち )う ああ !
(フドウ )う う …あが っ
ああ …あっ ?
(子ども たち )何 だ 何 だ ?
ああ ご みん よ
みんな 大丈夫 か ?
ご みん よ
(子ども たち の 笑い声 )
ハハハッ これ で 5度目だ
アハハ ハハッ
ああ どう だ 面白い か ?
( 子ども A ) うん ( 子ども B ) 面白い
(サチ )もっと 走って ねえ 走って よ
フドウ の 父さん もっと 走って よ
ああ ようし
(子ども たち の はしゃぎ 声 )
(フドウ )お 許し くだされ ユリア 様
この フドウ
汚れ なき 命 の ため に 鬼 と 戻り 戦おう
(子ども たち )父さん
フドウ さん
ど りゃ あっ
(フドウ )ウッ
ハア ハア ハア …
(子ども たち )父さん
あっ お前 たち 見 て い た の か
なぜ ?
父さん
僕 たち は 父さん の 子 だ
僕 たち 怖く なんか ない よ
父さん と 一緒 だ もん
お … お前 たち
(カン )来る な
(タンジ )父さん に 手 を 出す な (サチ )あっち 行っちゃえ
(子ども たち )そう だ あっ ち 行っちゃ え
来る な 来る な
お … お前 たち
その 小さな 体 で ―
ラオウ と 戦おう という の か
この 父さん の ため に 戦って くれる という の か
く う っ ぬう う うん !
その いたいけ な 魂 の 叫び が
この フドウ に 最後 の 力 を 与え て くれよ う
こい ラオウ
う う う …
この フドウ の 足 を 進ま せて いる の は ―
この 子ども たち の いたいけ な 心 だ
お前 に は 見える か ?この 悲しき 瞳 に 宿る 力 が
ケ …ケンシロウ
死ね ラオウ
ぬ お っ
(フドウ )ああ …あっ グオッ
(子ども たち )あ あっ
(フドウ )グオッ
こ … ここ で 俺 は 倒れ て も ―
その 体 に 恐怖 が 刻み込まれ ている かぎり
もはや 二 度 と ケンシロウ に は 勝てぬ ぞ
グアッ アア …
あっ ああ …
(ラオウ )ぬう
(リハク )風 の ヒューイ
炎 の シュ レン
雲 の ジュウザ
山 の フドウ
そして 娘 の トウ
彼ら の 叫び が 聞こえる
唯一 残った 海 の リハク
五 車 星 の 名誉 に 懸けて 必ず ユリア 様 を お守り する
その ため に も …
必ず 勝って もらわ なけれ ば ならぬ ケンシロウ 様 に
それ が 五 車 の 願い
(ケンシロウ )五 車 の 魂 決して ムダ に は せん
ユリア は 必ず この 俺 の 手 に
♪~
~ ♪
(ナレーター )ラオウ が 最後 に 狙う もの
それ は 深い 悲しみ に 彩られた ユリア の 命
次回 北斗 の 拳
「悪夢 に おびえる ラオウ !」
「ユリア もう お前 しか い ない ! ! 」
( ケンシロウ ) 北斗 の 掟 ( おきて ) は 俺 が 守る