Hokuto no Ken ( Fist of the North Star ) Episode 102
( ナレーター ) 運命 を 切り開く 男 が いる
天 に 背く 男 が いる
それ は 北斗 神 拳 ( ほ く と しんけん ) 2000 年 の 宿命
見よ 今 その 長き 血 の 歴史 に 終止符 が 打た れる
♪ ~
~ ♪
( リハク ) トウ よ すま ぬ
お前 が 命 懸けて 守った ユリア 様 は 拳 王 に 奪わ れ た
だが このまま で は 終わら せ ぬ
南 斗 五 車 星 ( なんと ご しゃせい ) の 名誉 に かけ て 必ず ユリア 様 を 取り戻す
トウ よ … 安らか に 眠れ
リハク 様
( リハク ) どう で あった ?
申し訳 あり ませ ん
黒 王 号 ( こく おう ごう ) の 足 の 速 さ に は とても 追い き れ ず 見失い まし た
あれ だけ の 傷 そう 遠く に は 行け まい
どこ に 消え た か ユリア 様 の 身 が 心配 じゃ
はっ
( ラオウ ) う おお …
う おお …
あ ああ …
( ケンシロウ ) アチャー !
( ラオウ ) あ あっ
ああ あっ
( ケンシロウ ) アタタタタッ ( ラオウ ) あ あっ ああ …
( ケンシロウ ) アチョー オウ
( ラオウ ) おお っ おお !
( ケンシロウ ) ホー ワチャー !
( ラオウ ) ぬ あ あっ
あっ ああ …
はっ
は あ … ふう
ハア ハア
この ラオウ が …
世紀 末 覇者 拳 王 ( けん おう ) たる この 俺 が …
夢 に まで おびえる と いう の か
( 足音 )
誰 だ
( ウサ ) ウヒヒヒッ ウサ で ござい ます
お 目覚め で ござい ます か ? 拳 王様
相当 な 闘い だった の でしょ う な
ここ に 着く なり 倒れる よう に お 休み に なり まし た
この 手当 は う ぬ が やった の か ?
フフ ヘヘ ヘヘ いいえ
ここ に おら れる ユリア 様 で フフ フッ
な に っ
( ウサ ) ニハハハハ
ユリア 様 の ご 看病 は それ は 献身 的 で ござい まし て
何と 言い ます か まったり と し て フフ フフ
心 を 変え た か ユリア
( ユリア ) 私 ( わたくし ) は 今 でも ケンシロウ を 待って い ます
まだ 闘う の です か ? あなた は 負け た の です
傷つき 疲れ果て た 1 人 の 戦士
( ラオウ ) う う っ む う う う っ
くう う う っ
ユリア !
う ぬ は この ラオウ に 情け を かける の か
南 斗 慈母 星 ( じ ぼ せい ) の 情け を この 俺 に
( ウサ ) ほお お ヒッ フッ ヘッ ホッ
拳 王様 チャンス で ござい ます よ
フフ フッ
なんだか んだ いって も ユリア 様 は 拳 王様 に 気 が ある ん です
この ウサ も あやかり たい もの
( ラオウ ) 黙れ ! ( ウサ ) ヒッ
け … 拳 王様 何 を お 怒り で ?
う ぬら ゲス に は 分から ぬ
いや あ その … 分かり ませ ん が
わ … 私 が 何 か 悪い こと でも ?
だっ あ ああ …
ああ … わかん な いっ
う う …
心 ひか れ た 女 より 受ける 情け は 男 に とって 最大 の 屈辱
この 屈辱 無念 !
この ラオウ もはや 拳 王 の 名 は いら ぬ
悪 鬼 と なり 修羅 と 化し
魔 王 と なり て ケンシロウ を 血 の 海 に 砕き 沈め て やる わ
( バイク の ブレーキ 音 )
( ケンシロウ ) ん っ ?
( 拳 王 兵 たち ) キャハハー !
あら ら !
ヒュー
ヘ へ ヘッ
( ジャドウ ) 俺 は 拳 王 軍団 の ジャドウ
貴 様 を 拳 王様 の 所 に 行か せる わけ に は いか ん
やめ て おけ 俺 の 行く手 を 邪魔 する な
( ジャドウ ) な っ ?
ん はっ
どうやら 目 が 見え ぬ らしい な
野郎 ども アクセル を 吹か せ デケ え 音 を 出せ
音 で やつ の 耳 を 塞ぐ ん だ
ハハハハ
ケンシロウ
目 を やら れ た 貴 様 が 頼り と する の は 耳 だけ
だが その 耳 も 爆音 で 封じ られ れ ば どう する こと も でき まい
( ケンシロウ ) シュウ よ 我 が 友 南 斗 白鷺 拳 ( はく ろけん ) の シュウ
我が 魂 に よみがえれ
( ジャドウ ) いけ !
( 拳 王 軍兵 たち ) いや あ !
で や !
( ケンシロウ ) トオー オウ !
アチャー
( 拳 王 軍兵 たち ) ぶ ひ ゃ !
( 拳 王 軍兵 A ) こ … これ はっ
( 拳 王 軍兵 B ) 南 斗 聖 拳 ( せいけん )
( ジャドウ ) 南 斗 白鷺 拳 烈 脚 空 舞 ( れ っき ゃ くく うぶ )
これ は シュウ の 必殺 技
貴 様 目 も 見え ず 耳 も 聞こえ ん のに 闘 える の か
( ケンシロウ ) は ああ あっ
北斗 神 拳 奥義 水 影 心 ( すい えいしん )
北斗 神 拳 は 一 度 闘った 相手 の 拳 を ―
己 の 分身 と できる
( 拳 王 軍兵 たち ) て や あ !
( ケンシロウ ) は ああ ああ
( シュウ ) は あ ああ
( シュウ ) チョー オアー ! ( 拳 王 軍兵 たち ) どう わ っ う わ あ
( シュウ ) トウ アー !
( 拳 王 軍兵 たち ) ぶ ぎ ゃっ う ぎ っ
う お お っ ぬ あ あっ
( ジャドウ ) う ああ
( ケンシロウ ) 目 は 見え ず と も 心 の 目 を 開き 闘い 続け た 男 が い た
その 男 の 魂 が 俺 の 中 に 生き て いる
( ジャドウ ) こいつ ! 次 は 俺 が 相手 だ
死ね !
( ケンシロウ ) ワチャー
ど わ っ ぬ う っ
ぬ ああ チャー !
( ジャドウ ) ウワア アッ
う わ あ ああ …
アウウ ウハア …
ハア アウッ ウガ ハガハガ …
( ケンシロウ ) 教え て もら お う
拳 王 は どこ に いる
フン ! 勝手 に 捜せ
すでに 秘 孔 ( ひこう ) は 突 い て ある
なに !
お前 は 勝手 に しゃべり だす
さもなければ … ボン だ
ヒッ ヒャヒャヒャ そんな バカ な
あっ アレ アレ ? ああ 手 が 勝手 に …
( ケンシロウ ) どこ だ
( ジャドウ ) 北 に 向か って まっすぐ
( ケンシロウ ) そう か
い … いけ ねえ しゃべ っち まっ た
お … おい
これ で 俺 は 助かる の か ? もう 許し て くれ
( ケンシロウ ) フンッ
さっき 言った 秘 孔 は … ウソ だ
な … なん だ と ウソつき ひきょう 者
俺 は どう なる ん だ まだ 体 が 動か ねえ じゃ ねえ か
( ケンシロウ ) 悔い改める まで そこ で 寝 て いろ
無理 に 動かす と 本当 に ボン だ ぞ
( ジャドウ ) う う っ
ウ … ウソ だ ろ う また ウソ つい て こ の っ
う っ う う っ
どう だ
やっぱり ハッタリ じゃ ねえ か 2 度 も だまさ れ て たまる か
あっ ボンッ
( ケンシロウ ) ラオウ
( ユリア ) ケン
ケン … ケンシロウ
私 ( わたくし ) は あの 人 を 待つ ため に 生き て き まし た
待ち 続ける の が 私 ( わたくし ) の 宿命
そして ケン と の 約束
ラオウ と の 闘い を 終え て 帰って くる まで
待ち ま しょ う
いつ まで も
ケンシロウ 私 ( わたくし ) は 待ち 続け ます
いつ まで も
( ラオウ ) 拳 王
この 世紀 末 の 覇権 を この 手 に つか ん だ 男
だが !
その 俺 が ケンシロウ に …
幻 の 秘 奥義 無 想 転生 ( むそう てんせい )
俺 は 北斗 の 長兄
たかが 末っ子 の ケンシロウ ごとき に
( ラオウ ) で や あ !
( ケンシロウ ) ウウッ アッ
で やっ
( ラオウ ) う ぬ っ
で ええ … や あ !
ぬ あ あっ
( ジャギ ) そう だ 兄 者 や っち まえ
ケンシロウ など 二 度 と 立ち上が れ ない よう に し ち まえ
( ラオウ ) と あ !
ぬ ああ !
うーん で や あ
ぬ ああ !
( ケンシロウ ) オワター !
( ラオウ ) う お っ
ん ん !
( ケンシロウ ) う う う っ
( ラオウ ) フフ フッ
ど りゃ ああ !
( ケンシロウ ) ウワッ
ウウッ ウワッ
アアアッ
( ラオウ ) フン !
( ジャギ ) とりゃ っ
エ へ ヘ へ ッ
ケンシロウ 北斗 の 継承 者 を 諦め な
お前 と ラオウ の 兄 者 で は 格 が 違う ん だ よ 格 が
( ケンシロウ ) う う う … う う っ
( ジャギ ) まだ やる 気 か ケンシロウ
( ケンシロウ ) あ ああ …
ハアッ
フン ! まだ 俺 に 挑む 気 か
よか ろ う 俺 の 剛 の 拳 お前 の 体 に 刻み込む が よい
ワタ アー !
( ラオウ ) う うん あっ !
フン !
うりゃ あ !
( ケンシロウ ) う う …
( ラオウ ) ぬう あっ
ど お っ
そこ だ 兄 者 や っち まえ
( ラオウ ) ええ いっ
フフ フフッ
フン !
兄 者 ?
( ラオウ ) 今日 は これ まで 連れ て いけ
( ケンシロウ ) あ あっ う っ
あ あっ
兄 者 なぜ とどめ を 入れ ねえ ん だ
あんな やつ 早く たたきのめし 継承 者 の 座 を 諦め させ て ―
ここ から たたき出し ち ま お う ぜ
ジャギ とどめ など いつ で 刺 せる わ
( トキ ) そう です か ?
( ジャギ ) トキ
いかに 打ちのめさ れよ う と も なお 前 に 進 も う と する あの 気迫
おととい より も 昨日 昨日 より も 今日
そして 明日 は どこ まで 伸びる か
それ は ケンシロウ と 闘った ―
あなた の 拳 が 一 番 よく 知って いる はず
( ラオウ ) フン !
あなた は みずから の 手 で 強敵 を 育て て いる
いずれ ケンシロウ が あなた を 脅かす 日 が くる だ ろ う
私 に は あなた が それ を 楽しみ に し てる よう に 見える
バカッ 何 言って や ん で え
( ラオウ ) やめろ ジャギ
ハハハハッ
この 北斗 の 長兄 を 脅かす 者 など
未来 永 ごう 絶対 に 現れ ぬ わ
ケンシロウ など 永久 に 俺 を 越える こと は でき ぬ
もし 俺 の 前 に 立ちはだかったら
その とき こそ たたき 潰し て とど め を 刺し て くれる わ
あり え ぬ の だ
うりゃ !
ハア ハア ハア
俺 が ケンシロウ に 恐怖 を
まさか …
あり え ぬ
気 の 迷い に すぎ ぬ
しかし 思い出す たび 体 を 巡る この わななき
この 感覚
その 昔
味わった こと が ある
あの 気迫
鬼 の 気迫 は …
あっ
ああ あっ
フフッ フフ フッ
フフ フフッ
あの 男
ただ 一 度 若き 日 の 俺 に 恐怖 を 感じ させ た あの 男
ケンシロウ へ の 恐怖 が 気 の 迷い か 否 か
やつ の 鬼 の 気迫 を のみ込む 以外 ない !
( リハク ) ぬ お っ これ は ?
( リハク の 部下 A ) リハク 様 雲 の 動き が 急に 速く
( リハク の 部下 B ) この よう な 空 は 初めて 見 ます
( リハク ) うん …
そう か ラオウ か ! ラオウ が 動きだし た ん だ
ラオウ 何 を する の か ?
( フドウ ) な に っ ユリア 様 が
( キラ ) は っ 拳 王 と 共に いずこ か へ
( バット ) ケ … ケン は ?
( オル ) 荒野 に 拳 王 を 追って …
ただ 拳 王 と の 闘い で 目 を やら れ まし て
そ … そんな ! じゃ 目 が 見え ない の か よ
( リン ) ケン …
何とぞ … 何とぞ フドウ 様 の お 力 を
お 願い で ござい ます
( フドウ ) ん ん ん …
南 斗 最後 の 将 ユリア 様 を 助ける の は ―
我々 五 車 星 ( ご しゃせい ) の 務め
だが もし 俺 が ここ を 離れ れ ば
誰 が 子ども たち を
どう なさ れ まし た フドウ 様
いい … いや
( キラ ) お 急ぎ を
フドウ 様 どう か お 立ち ください
フドウ 様 !
( タンジ ) 父さん !
( フドウ ) ん っ ?
は あっ
父さん これ
闘って
僕 たち なら 大丈夫 だ よ
いや あ しかし … お前 たち を 置 い て
心配 ない よ 父さん の 子ども だ もん
大事 な こと な ん でしょ
行って よ 父さん 僕 たち みんな で 頑張って 待って る よ
お前 たち …
( 子ども たち ) 父さん 早く 行って よ
( バット ) エヘッ やる じゃ ねえ か この チビ ども
( リン ) フドウ さん の 子ども だ もん
( 子ども たち ) ほら 早く 早く 早く
ありがとう お前 たち
よ ー し 父さん は 行って くる ぞ
そして 必ず お前 たち の も 下 へ 帰って くる
アハ ハハ
( バット ) アハハ ハッ
( リハク の 部下 たち ) ど ああ ! ( バット ) あっ
( フドウ ) あ あっ
( 子ども たち ) う わ あっ ああ …
( バット と リン ) あ あっ
( フドウ ) は ああ …
( ラオウ ) フフ フッ
フドウ う ぬ が 動か ず と も こちら から 出向 い て き た ぞ
ラオウ ! なに ゆえ 貴 様 が ここ に
貴 様 の 拳 と 命 だ
この 肉体 より 恐怖 を 拭い去り 魔 王 と なる に は ―
う ぬ の 中 に 流れる 鬼 の 血 が 必要 な の だ
( フドウ ) う う っ
( ラオウ ) 今 で こそ 万 人 に 慕わ れる 善 の フドウ
だ か いかに 善人 の 皮 を かぶ ろ う と その 体 に は 鬼 の 血 が 流れ て おる
ケンシロウ を 倒す ため その 鬼 の 血 を もらい に き た
( フドウ ) ひ っ う う う う っ
♪ ~
~ ♪
( ナレーター ) 大 激突 ! ラオウ 対 フドウ
闘 気 吹き荒れ 天地 裂ける とき 鬼 は 復活 する
次回 北斗 の 拳
「 悪魔 の 挑戦 状 ! 」
「 フドウ 愛する 者 の ため に 鬼 と なれ ! ! 」
( ケンシロウ ) 北斗 の 掟 ( おきて ) は 俺 が 守る