Hokuto no Ken ( Fist of the North Star ) Episode 99
( ナレーター ) 運命 を 切り開く 男 が いる
天 に 背く 男 が いる
それ は 北斗 神 拳 ( ほ く と しんけん ) 2000 年 の 宿命
見よ 今 その 長き 血 の 歴史 に 終止符 が 打た れる
♪ ~
~ ♪
( ナレーター ) 世紀 末 覇道 の 鍵 を 握る 南 斗 ( なんと ) 最後 の 将 ( しょう )
その 正体 は ユリア
南 斗 の 都 へ ラオウ と ケンシロウ は 急ぐ
果たして 運命 の 女神 は どちら に 微笑む の か
急げ ケンシロウ
そして 愛する ユリア を その 胸 に 抱け
( ケンシロウ ) ユリア !
ユリア !
( 馬 の いななき )
あ あっ
( ラオウ ) ヌア ハハハッ ケンシロウ ユリア は もらう ぞ
ラオウ
( ラオウ ) 南 斗 最後 の 将 が ユリア なれ ば
この 拳 王 ( けん おう ) に ふさわしい 女
我が 覇道 の 前 に 南 斗 を 制し ユリア を ひざまずか せ て やる わ
ラオウ !
( ラオウ ) ハッハハハ 行け 黒 王 ( こく おう ) ! ユリア の 下 に
( ケンシロウ ) 待て ラオウ !
う っ
何者 だ
( リーダー ) フフフ 我ら 拳 王 影 部隊
拳 王様 の 影 と し て 寄り添い 影 と なり 行動 する
ケンシロウ お前 を 南 斗 の 城 に は 行か せ ん
どけ 俺 は 先 を 急 い で いる
( リーダー ) フフ フフ これ より 先 に 進み たけ れ ば ―
我々 を 倒し て から 行け い !
( 影 軍団 たち ) フフフ
ハハハハ
( リーダー ) かかれ !
( 影 軍団 たち ) いや あ ! お あっ
うりゃ あ !
( ケンシロウ ) ホウオー !
ウワタア !
行け 黒 王 !
ユリア を … 南 斗 の 将 を 我が もの に !
( 兵士 たち ) 拳 王 だ あ !
拳 王 が 来 た ぞ !
門 を 閉めろ !
守り を 固めろ !
( 兵士 A ) リハク 様 !
リハク 様 !
拳 王 が … 拳 王 が 現れ まし た
まもなく 正門 に 至り ます
しかし ケンシロウ 様 は いまだ 現れ ず
( リハク ) やはり ラオウ が 先んじ た か
やつ の 野望 を 何と して も 止め ね ば なら ぬ
ユリア 様 を 守れ !
拳 王 を 南 斗 の 城 に 1 歩 も 入れる な !
( 兵士 A ) はっ
( 兵士 たち ) 拳 王 が 来る ぞ !
拳 王 だ !
急げ 急げ !
くれ ぐれ も 頼 ん だ ぞ
城 門 を 守れ !
拳 王 だ 拳 王 が 来 た ぞ !
( トウ ) ラオウ …
( ユリア ) どう し た の です ? ( トウ ) はっ
トウ … ぼんやり し て
いいえ ユリア 様 どうやら ラオウ が 先 に この 城 に
ユリア 様 もし … もし ラオウ に 捕え られ たら
待ち ます
私 ( わたくし ) は ケンシロウ を 待ち 続け ます
たとえ どの よう な 運命 が 私 ( わたくし ) に 降りかか ろ う と
それ が 私 ( わたくし ) の 変わら ぬ 宿命
フッフフ 南 斗 最後 の 将 よ
( 兵士 たち ) う う っ くく …
いや ああ !
う う う …
( ラオウ ) フフフフフ こざかしい
我が 覇道 の 前 を 阻む もの なし !
ぬ あ ああ !
う ぬ あ !
( 兵士 たち ) おお お …
う わ あ あ !
( ラオウ ) ワッ ハハハハ !
ハハハハハ !
( 兵士 たち ) う わ あ あ !
ワアッ ウワア ウワッ
( 兵士 B ) ひるむ な ! 拳 王 を 倒せ !
( 兵士 C ) 最後 の 将 を 守れ !
( 兵士 たち ) う わ あ あ !
オオッ アア !
( ラオウ ) ぬ ああ ! ( 兵士 たち ) ウワア !
( 兵士 たち ) ワアア !
( ラオウ ) ぬ お お !
( 兵士 たち ) ウアア !
( ラオウ ) アハハ ハハ
アハハ ハハ
( 兵士 D ) 拳 王 が 突破 し た ぞ
拳 王 … ついに 城 に 入った か
あと は 定め に … 時 の 定め に 任せる のみ
( リーダー ) フフ フッ
だいぶ 手 傷 を 負った な ケンシロウ
我が 影 部隊 の 恐ろし さ そろそろ 分かる だ ろ う
な に っ ?
あっ
う お っ な っ ああ …
( リーダー ) フッ フフ フフ
あっ ど … 毒 か
( リーダー ) フフ フフッ 今ごろ 気付 い て も 手 遅 れよ
我々 の 武器 に は すべて しびれ 薬 が 塗って ある
たとえ かすり傷 でも その 毒 は 全身 に 回る
どう だ 動 け まい !
ケンシロウ 貴 様 は ここ で 死ぬ の だ !
は あ ああ
( リーダー ) う わ あ !
( ケンシロウ ) は あ ああ !
( リーダー ) う っ バ … バカ な !
北斗 神 拳 は もともと 暗殺 拳 だ
毒 に 対する に は 気 でも って 体 内 の 経 絡 を 活性 化 し ―
毒 を 体 外 に 排出 さ せる も 奥義 の 1 つ
北斗 神 拳 に は 毒 は 効か ぬ
( リーダー ) う っ あ あっ
ぜ ああ !
そこ だ !
ぐ あ あっ
甘い わ !
( ケンシロウ ) アチョー オウ !
( リーダー ) ウワアアッ !
アアッ ウウ …
ウウッ ケンシロウ
俺 たち の 役目 は お前 を ここ で 足止め する こと
時間 稼ぎ が 我々 の 使命
今ごろ 拳 王様 は …
拳 王様 は 南 斗 の …
オオッ アアアッ
( ケンシロウ ) ユリア !
( 兵士 たち ) 拳 王 だ !
これ 以上 拳 王 を 近づける な !
止めろ 止めろ !
あ あっ う わ !
( ラオウ ) グアハハハハ
アハハ ハハ
うん っ
南 斗 最後 の 将 よ やっと 会え た な
とうとう お前 を この 手 に 握る とき が 来 た
ユリア !
長かった ぞ あの 修行 の 日々
俺 の 心 に 焼き付 い た あの 日 から …
( ラオウ ) う わ あ あっ
アアッ
ウウッ アアッ
ウウッ アア …
ハア ハア
ウウッ アアッ ウウ …
( リュウ ケン ) ぬう う !
あっ アアッ !
( リュウ ケン ) う ああ !
( ラオウ ) アアッ
ダアッ
オアアアッ
( リュウ ケン ) ラオウ
相手 の 攻撃 そして 秘 孔 ( ひこう ) を かわす 技 を 身 に つけよ
今日 は ここ まで
( ラオウ ) アッ アアア …
アアッ アアア …
( ドア が 閉まる 音 )
ウッ ア … アア
( ラオウ ) ああ … 動 け ぬ
目 も … 開か ぬ
体 が … 思いどおり に なら ない
痛み しか 感じ ぬ
殺す 気 か リュウ ケン
( ドア が 開く 音 )
( 近づく 足音 ) ( ラオウ ) アア …
( ラオウ ) 誰 か … 来る の か ?
な に い ?
何 だ ?
これ は …
傷 から 痛み が 消え た …
か … 神 の 手 か
あっ あっ
だ … 誰 だ ?
( ラオウ ) ああ … あっ
あっ ああ …
あ ああ …
あ … ああ あっ
あっ ああ …
だ … 誰 だ
( ユリア ) ウフッ
ユリア …
お前 だった の か …
ウフッ ウフフ
ウフフフ フフ フフ
長かった …
俺 は ついに 天 を 握った !
そして 俺 の 覇道 は ユリア お前 を 得る こと で 完成 する
そう は いか ん 拳 王 ! 貴 様 の 自由 に は さ せ ん
海 の 兵 団 意地 に かけ て も 我 が 最後 の 将 を 守り抜く
( 兵士 たち ) で や ああ !
で や ああ あっ
( ラオウ ) う ぬ ああ !
( 兵士 たち ) ああ …
( ラオウ ) ぬ あ ああ !
( 兵士 たち ) グアア !
( ラオウ ) ユリア よ …
お前 は 天 を 握った 男 に ふさわしい 女
その 仮 面 を 取れ !
顔 を 見せよ
うん ?
貴 様 は …
何者 だ !
うん ?
お前 は トウ
ラオウ 様 それほど ユリア 様 を
お前 は 五 車 ( ごしゃ ) の 星 海 の リハク の 娘
ユリア を 守る ため の 身代わり か !
それ も あり ます
でも 本当 は あなた 様 に 会い とう ござい まし た
な に い ?
うん ?
( トウ ) この 涙 は 五 車 の 宿命 の 涙
ユリア 様 を 守り
あなた を 倒さ ね ば なら ぬ 定 め に 流す 涙
あなた に は こんな 形 で 会い たく ござい ませ ん で し た
私 ( わたくし ) は … トウ は …
初めて お 会い し た 幼き 日 から あなた 様 を お 慕い し て おり まし た
あの 日 から 今日 まで
1 日 も あなた を 忘れる こと なく お 慕い し て まいり まし た
( トウ ) ハッ ハッ
あ あっ ああ …
( オオカミ の うなり 声 )
あ あっ
あ あっ
あっ
ああ ?
( オオカミ の うなり 声 )
あ …
( ラオウ ) う う っ はっ
はっ うりゃ っ
( トウ ) ああ …
あの … あなた は ?
ラオウ
ありがとう ございます
別に お前 を 助け た の で は ない
これ しき の ケダモノ を 蹴散ら せ ぬ よう で は ―
俺 の 目指す 拳 は 完成 せ ぬ
これ も 修行 だ
( ラオウ ) は ああ !
はっ はっ は ああ !
はっ は う っ う ああ !
は ああ … や あ あ !
はっ はっ
は あ ああ !
( リュウ ケン ) とりゃ あ !
( ラオウ ) ア … アッ
アッ ア …
トウ か
ラオウ 様 大丈夫 です か ?
この くらい は 傷 の うち に 入ら ぬ
これ で 傷 を お 拭き ください
( ラオウ ) いら ぬ ! ( トウ ) あ あっ
( ラオウ ) 修行 の 邪魔 だ !
ラオウ 様 …
( トウ ) そして あの とき
惜しい
ケンシロウ に くれ て やる に は あまり に も 惜しい
( ユリア ) あ あっ
あ あっ
ケンシロウ を 捨てろ
そして 今日 から この 俺 を 愛する の だ
何 を バカ な 離し て ください !
何 だ と !
( ユリア ) あ あっ
ケン …
( トキ ) その 手 を 離せ
ケンシロウ か
ト … トキ
( ラオウ ) ケッ ! ( ユリア ) あ あっ
まあ いい 今 お前 と 張り合う 気 は ない
だが 覚え て おけ
俺 は この 手 に す べ て を 握る 人間 だ と いう こと を な
フッ フフ フフ
( トウ ) あの とき から 分かって おり まし た
ラオウ 様 の 心 は ユリア 様 の …
でも でも …
ユリア 様 は ケンシロウ 様 を …
ラオウ 様 !
どう あって も ユリア 様 を あきらめる こと は でき ませ ぬ か !
南 斗 最後 の 将 を 得 て こそ 我 が 覇道 は 完成 さ れる
しかし ユリア 様 の 心 は ケンシロウ 様 に
それ でも あなた は !
誰 を 愛 そ う が どんな に 汚れよ う が かまわ ん !
最後 に この ラオウ の 横 に おれ ば よい !
それほど まで に …
やはり あなた は ユリア 様 に 母 の 姿 を …
な に っ ?
女 の 本性 は その 母性 …
母 の 姿
そして 南 斗 六 聖 拳 ( ろく せいけん ) 最後 の 将 ユリア 様 の 星 は ―
慈しみ 愛 母性 の 象徴 慈母 の 星 に ござい ます
幼き とき 母 を 亡くし て 育った あなた は ―
やはり ユリア 様 に その 姿 を 求め て …
世 迷 言 ( よ まい ごと ) は それ まで だ
かない ませ ぬ いくら 私 ( わたくし ) が あが い て も
ユリア は どこ だ !
う っ
( ラオウ ) うん ? ( トウ ) う う !
あなた を 倒す こと が 海 の リハク の 娘 で ある 私 ( わたくし ) の 定め
( ラオウ ) なら 刺す が よい
だが その よう な もの は 俺 に は 効か ぬ
さ あっ 突く が よい !
突か ぬ の か !
ウウッ
( ラオウ ) うん !
アア …
思い が 届か ぬ 私 ( わたくし ) に は こう する しか …
( ラオウ ) あ ああ …
こ … こう すれ ば あなた の 心 の 中 に
少し でも 私 ( わたくし ) の こと が …
ラオウ 様 … 覚え て い て ください
トウ を 哀れ と 思う なら …
バカ な 女 よ
思い が 届か ぬ の なら なぜ この 俺 を 殺さ ぬ
殺せ ば 二 度 と 誰 の 手 に も 渡ら ぬ わ
一生 お前 の 心 の 中 に 生き 続ける もの を !
この ラオウ の 思い 届か ね ば ユリア ! お前 に も 死 ある のみ
( ケンシロウ ) ラオウ
( ラオウ ) ユリア
南 斗 最後 の 将 よ
服従 か 死 か みずから 決めよ !
♪ ~
~ ♪
( ナレーター ) ケンシロウ と ユリア の 再会 を 阻む ラオウ
そして 今 北斗 2 千 年 の 秘 奥義 が さく裂 する
次回 北斗 の 拳
「 究極 の 奥義 無 想 転生 ! ラオウ 遂に お前 を 追いつめ た ! ! 」
( ケンシロウ ) 北斗 の 掟 ( おきて ) は 俺 が 守る